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特許7589430履歴ページを開く方法、関連デバイス、およびコンピュータプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-18
(45)【発行日】2024-11-26
(54)【発明の名称】履歴ページを開く方法、関連デバイス、およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0483 20130101AFI20241119BHJP
【FI】
G06F3/0483
【請求項の数】 32
(21)【出願番号】P 2023518974
(86)(22)【出願日】2021-09-13
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-18
(86)【国際出願番号】 CN2021117977
(87)【国際公開番号】W WO2022068563
(87)【国際公開日】2022-04-07
【審査請求日】2023-05-09
(31)【優先権主張番号】202011065608.4
(32)【優先日】2020-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジュ、ペイ
(72)【発明者】
【氏名】ウェン、ピン
【審査官】渡辺 慶人
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-212191(JP,A)
【文献】特表2016-520936(JP,A)
【文献】国際公開第2014/073037(WO,A1)
【文献】特開2012-008770(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
3/048 - 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
履歴ページを開くための方法であって、
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を備え、
前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階の後、前記方法はさらに:
前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために使用される第3命令を受信する段階;および
前記第1グループのページ訪問履歴がローカルデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記第1のページ訪問履歴を開く段階;または
前記第1グループのページ訪問履歴が前記リモートデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記リモートデバイスに第2オープン命令を送信する段階、ここで、前記第2オープン命令は、前記第1のページ訪問履歴を開くように前記リモートデバイスを制御するために使用される;または
前記第3命令に応答して、前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイス上で同期して開かれた場合、ローカルデバイス上で前記第1のページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第2オープン命令を送信する段階
を備える、方法。
【請求項2】
前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階は:
前記第2命令に応答して、ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイスで同期して前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第3コントロールを前記タブ上に表示する段階;および
前記第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開く段階;または
前記第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階;または
前記第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、前記ローカルデバイスでおよび前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
履歴ページを開くための方法であって、
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を備え、
前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階は:
前記第2命令に応答して、ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイスで同期して前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第3コントロールを前記タブ上に表示する段階;および
前記第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開く段階;または
前記第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階;または
前記第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、前記ローカルデバイスでおよび前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階
を備える、方法。
【請求項4】
履歴ページを開くための方法であって、
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を備える、方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する前記段階の後、前記方法はさらに:
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶するために現在使用されている記憶空間が予め設定された閾値に達したかどうかを決定する段階;および
前記記憶空間が前記予め設定された閾値に達したとき、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴から少なくとも1つの最も早いページ訪問履歴を削除する段階
を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する前記段階は:
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における少なくとも1つのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、前記少なくとも1つのページ訪問履歴は前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴であり、前記ページ訪問履歴の時間および現在時刻の間の時間長間隔は、予め設定された時間長より小さいまたはそれに等しいおよび/または前記ページ訪問履歴の時間は予め設定された時間内にある、を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
第1の予め設定された操作を前記タブ上で実行することで、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴のグループ間の切り替えを行い、前記第1の予め設定された操作は少なくとも左/右フリック操作を含み;
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第2グループのページ訪問履歴が前記タブ上に現在表示されている場合、前記タブ上で第2の予め設定された操作を実行することで、前記第2グループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴間の切り替えを行い、前記第2の予め設定された操作は少なくとも上/下フリック操作を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階の前に、前記方法はさらに:
前記第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションはローカルデバイスにインストールされていないことを決定する段階;
前記第1のアプリケーションがインストールされる必要があることを前記ローカルデバイスに提示するために使用されている第1プロンプト情報を出力する段階、ここで、前記第1プロンプト情報はインストール命令を含む;および
前記インストール命令に応答して、前記ローカルデバイスへの前記第1のアプリケーションのインストールを開始する段階
を備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
履歴ページを開くための方法であって、
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を備え、
前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階の前に、前記方法はさらに:
前記第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションはローカルデバイスにインストールされていないことを決定する段階;
前記第1のアプリケーションがインストールされる必要があることを前記ローカルデバイスに提示するために使用されている第1プロンプト情報を出力する段階、ここで、前記第1プロンプト情報はインストール命令を含む;および
前記インストール命令に応答して、前記ローカルデバイスへの前記第1のアプリケーションのインストールを開始する段階
を備える、方法。
【請求項10】
前記第1オープン命令は、前記第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み、第2オープン命令は、前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
履歴ページを開くための方法であって、
リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報をアプリケーションごとにグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループはページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;および
前記履歴ページ情報をローカルデバイスに同期させて、その結果、前記ローカルデバイスは、前記履歴ページ情報を解析した後に前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、対応する命令に従って、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における任意の1つのグループのページ訪問履歴を開く、段階
を備え、
前記履歴ページ情報をローカルデバイスに同期する前記段階の後、前記方法はさらに:
前記ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信する段階;および
前記第1オープン命令を解析して、前記解析された第1オープン命令に従って前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開く段階
を備える、方法。
【請求項12】
リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報をアプリケーションごとにグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する前記段階の前に、前記方法はさらに:
前記少なくとも1つのアプリケーションにおける1つのアプリケーションの新しいページが開かれる度に1つの開始アクティビティ命令を生成する段階、ここで、前記新しいページのページ情報は前記開始アクティビティ命令に保持されており、前記新しいページの前記ページ情報は、前記新しいページに対応するアプリケーション名、ページコンポーネント名、追加のパラメータ、およびページサムネイルを含む;および
前記アプリケーションに基づき且つ前記開始アクティビティ命令に従って前記新しいページの前記ページ情報を記憶することで、ページ訪問履歴のグループを取得する段階
を備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信する前記段階の後、前記方法はさらに:
前記ローカルデバイスによって送信された第2オープン命令を受信する段階;および
前記第2オープン命令を解析して、前記解析された第2オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開く段階
を備える、請求項11または12に記載の方法。
【請求項14】
前記解析された第1オープン命令に従って前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開く前記段階は:
前記解析された第1オープン命令に従って、前記第1グループのページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1グループのページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴の変更内容を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴の前記変更内容は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの削除されたおよび/または追加されたページ訪問履歴を含む
を有する、請求項11または12に記載の方法。
【請求項15】
前記解析された第2オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開く前記段階は:
前記解析された第2オープン命令に従って、前記第1のページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1のページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴における前記変更内容情報は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの追加されたページ訪問履歴、または前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの更新されたページ訪問履歴に対応するコンテンツ情報を含む
を有する、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
第1オープン命令は、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み、第2オープン命令は、前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含む、請求項11から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を備えるローカルデバイスであって、ここで、
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;および
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を実行することが可能になり、
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために使用される第3命令を受信する段階;および
前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記第1のページ訪問履歴を開く段階;または
前記第1グループのページ訪問履歴が前記リモートデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記リモートデバイスに第2オープン命令を送信する段階、ここで、前記第2オープン命令は、前記第1のページ訪問履歴を開くように前記リモートデバイスを制御するために使用される;または
前記第3命令に応答して、前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイス上で同期して開かれた場合、ローカルデバイス上で前記第1のページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第2オープン命令を送信する段階
を具体的に実行することが可能になる、ローカルデバイス。
【請求項18】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第2命令に応答して、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイスで同期して前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第3コントロールを前記タブ上に表示する段階;および
前記第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開く段階;または、
前記第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階;または
前記第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、前記ローカルデバイスでおよび前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階
を具体的に実行することが可能になる、請求項17に記載のローカルデバイス。
【請求項19】
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を備えるローカルデバイスであって、ここで、
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;および
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を実行することが可能になり、
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第2命令に応答して、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイスで同期して前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第3コントロールを前記タブ上に表示する段階;および
前記第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開く段階;または、
前記第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階;または
前記第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、前記ローカルデバイスでおよび前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階
を具体的に実行することが可能になる、ローカルデバイス。
【請求項20】
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を備えるローカルデバイスであって、ここで、
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;および
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して、前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を実行することが可能になる、ローカルデバイス。
【請求項21】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶するために現在使用されている記憶空間が予め設定された閾値に達したかどうかを決定する段階;および
前記記憶空間が前記予め設定された閾値に達したとき、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴から少なくとも1つの最も早いページ訪問履歴を削除する段階
をさらに実行することが可能になる、請求項17から20のいずれか一項に記載のローカルデバイス。
【請求項22】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における少なくとも1つのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、前記少なくとも1つのページ訪問履歴は前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴であり、前記ページ訪問履歴の時間および現在時刻の間の時間長間隔は、予め設定された時間長より小さいまたはそれに等しいおよび/または前記ページ訪問履歴の時間は予め設定された時間内にある
を具体的に実行することが可能になる、請求項17から20のいずれか一項に記載のローカルデバイス。
【請求項23】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
第1の予め設定された操作を前記タブ上で実行することで、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴のグループ間の切り替えを行う段階、ここで、前記第1の予め設定された操作は少なくとも左/右フリック操作を含み;
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第2グループのページ訪問履歴が現在前記タブ上に表示されている場合、第2の予め設定された操作を前記タブ上で実行することで、第2グループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴間の切り替えを行う段階、ここで、前記第2の予め設定された操作は少なくとも上/下フリック操作を含む
を具体的に実行することが可能になる、請求項17から22のいずれか一項に記載のローカルデバイス。
【請求項24】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションは前記ローカルデバイスにインストールされていないことを決定する段階;
前記第1のアプリケーションがインストールされる必要があることを前記ローカルデバイスに提示するために使用されている第1プロンプト情報を出力する段階、ここで、前記第1プロンプト情報はインストール命令を含む;および
前記インストール命令に応答して、前記ローカルデバイスへの前記第1のアプリケーションのインストールを開始する段階
を具体的に実行することが可能になる、請求項22に記載のローカルデバイス。
【請求項25】
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を備えるローカルデバイスであって、ここで、
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために、前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をアプリケーションごとにグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;および
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を実行することが可能になり、
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションは前記ローカルデバイスにインストールされていないことを決定する段階;
前記第1のアプリケーションがインストールされる必要があることを前記ローカルデバイスに提示するために使用されている第1プロンプト情報を出力する段階、ここで、前記第1プロンプト情報はインストール命令を含む;および
前記インストール命令に応答して、前記ローカルデバイスへの前記第1のアプリケーションのインストールを開始する段階
を具体的に実行することが可能になる、ローカルデバイス。
【請求項26】
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を備えるリモートデバイスであって、ここで
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報を、アプリケーションごとにグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループはページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;および
前記履歴ページ情報をローカルデバイスに同期させて、その結果、前記ローカルデバイスは、前記履歴ページ情報を解析した後に前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、対応する命令に従って、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における任意の1つのグループのページ訪問履歴を開く、段階
を実行することが可能になり、
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信する段階;および
前記第1オープン命令を解析して、前記解析された第1オープン命令に従って前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開く段階
を具体的に実行することが可能になる、リモートデバイス。
【請求項27】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記少なくとも1つのアプリケーションにおける1つのアプリケーションの新しいページが開かれる度に1つの開始アクティビティ命令を生成する段階、ここで、前記新しいページのページ情報は前記開始アクティビティ命令に保持されており、前記新しいページの前記ページ情報は、前記新しいページに対応するアプリケーション名、ページコンポーネント名、追加のパラメータ、およびページサムネイルを含む;および
前記アプリケーションに基づき且つ前記開始アクティビティ命令に従って前記新しいページの前記ページ情報を記憶することで、ページ訪問履歴のグループを取得する段階
を具体的に実行することが可能になる、請求項26に記載のリモートデバイス。
【請求項28】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記ローカルデバイスによって送信された第2オープン命令を受信する段階;および
前記第2オープン命令を解析して、前記解析された第2オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開く段階
を具体的に実行することが可能になる、請求項26または27に記載のリモートデバイス。
【請求項29】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記解析された第1オープン命令に従って、前記第1グループのページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1グループのページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴の変更内容を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴の前記変更内容は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの削除されたおよび/または追加されたページ訪問履歴を含む
を具体的に実行することが可能になる、請求項26または27に記載のリモートデバイス。
【請求項30】
前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記解析された第2オープン命令に従って、前記第1のページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1のページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴における前記変更内容情報は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの追加されたページ訪問履歴、または前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの更新されたページ訪問履歴に対応するコンテンツ情報を含む
を具体的に実行することが可能になる、請求項28に記載のリモートデバイス。
【請求項31】
コンピュータに、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法、または、請求項11から16のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項32】
端末デバイス上のグラフィカルユーザインタフェースであって、前記端末デバイスは、ディスプレイ、1または複数のメモリ、および1または複数のプロセッサを有しており、前記1または複数のプロセッサは、前記1または複数のメモリに記憶された1または複数のコンピュータプログラムを実行するように構成されており、前記グラフィカルユーザインタフェースは、前記端末デバイスが請求項1から10のいずれか一項に記載の方法または請求項11から16のいずれか一項に記載の方法を実行するときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースを備える、グラフィカルユーザインタフェース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、2020年9月30日に中国国家知識産権局に出願された「履歴ページを開く方法、関連デバイス、およびコンピュータ記憶媒体」と題する中国特許出願第202011065608.4号の優先権を主張しており、当該出願はその全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本願は、端末デバイス技術の分野、とりわけ、履歴ページを開く方法、関連デバイス、およびコンピュータ記憶媒体に関連する。
【背景技術】
【0003】
現在、インテリジェント端末上のほとんどのアプリケーションは履歴記録機能を提供しており、これらのアプリケーションにアクセスするユーザの閲覧履歴は、履歴記録機能を使用することによって閲覧され得る。しかしながら、ユーザがインテリジェント端末上のアプリケーションの閲覧履歴を閲覧することを望む場合、ユーザは、インテリジェント端末上のアプリケーションにおける履歴ページを開いて、アプリケーションの閲覧履歴を検索する必要がある。ユーザがこのときに別のアプリケーションの閲覧履歴を検索することを望む場合、ユーザは、閲覧履歴を検索するために別のアプリケーションにおけるページを開く前に、インテリジェント端末上のアプリケーションにおける履歴ページを閉じる必要がある。
【0004】
結論として、現在、インテリジェント端末上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ間の切り替えは簡便ではなく、異なるアプリケーションにおける履歴ページを迅速に開くことができない。これは、ユーザエクスペリエンスの改善に役立たない。
【発明の概要】
【0005】
本願の実施形態は、履歴ページを開く方法、関連デバイス、およびコンピュータ記憶媒体を提供し、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページを迅速に開くことができるようにし、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0006】
第1態様によると、本願の実施形態は、履歴ページを開く方法を提供する。上記方法はローカルデバイスに適用され、上記方法は、以下を含む:リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;さらに、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために各アプリケーションに基づいて前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;さらに、訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;および、さらに、前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く。
【0007】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。概して、複数のアプリケーションがラップトップコンピュータにインストールされ得る。例えば、WeChat(登録商標)、iQIYI、およびTencent Videoがインストールされる。携帯電話は、ラップトップコンピュータによって同期された履歴ページ情報、例えば、ラップトップコンピュータにインストールされた少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得し得る。携帯電話はさらに、各アプリケーションに基づいて、これらのアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化および記憶し得る。例えば、アプリケーションTencent Videoに対応するページ訪問履歴は、アプリケーションTencent Videoに基づくページ訪問履歴のグループとして使用されており、アプリケーションiQIYIに対応するページ訪問履歴は、アプリケーションiQIYIに基づくページ訪問履歴のグループとして使用されている。ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含み得る。例えば、オープン命令は、ページサムネイル、およびページコンポーネント名などを含み得る。例えば、アプリケーションiQIYIに対応するページサムネイルまたはページコンポーネント名をタップすることによって、ユーザは、上記ページサムネイルおよび上記ページコンポーネント名に対応するページ訪問履歴を開くことができる。携帯電話はさらに、例えば、ページ訪問履歴を表示するためにタブを開くことに使用される命令であり得る、訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し得る。例えば、携帯電話の表示デスクトップ上で実行されている携帯電話の表示デスクトップをプルダウンまたはプルアップする操作で、携帯電話は、第1命令に応答してタブを開くことができる。携帯電話はさらに、タブ上の且つ少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し得る。例えば、タブにおいて第1グループのページ訪問履歴に対応するアプリケーションのアプリケーション名などを検索することで、携帯電話は、第2命令に応答して、第1グループのページ訪問履歴を開くおよび/またはラップトップコンピュータに第1オープン命令を送信することができる。第1オープン命令を受信した後、ラップトップコンピュータは、第1グループのページ訪問履歴を開き得る。
【0008】
本願に提供されている解決手段によると、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報はローカルデバイスと同期され得、その結果、ローカルデバイスは、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスし得る。ローカルデバイスはリモートデバイスをさらに制御することで、リモートデバイス上で操作を実行する必要なく、異なるアプリケーションの各々における履歴ページ情報をリモートデバイス上の異なるアプリケーションで検索する必要なく、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスするようにし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報を検索するユーザの操作を簡略化し、異なるアプリケーションを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおけるページが迅速に開き得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。加えて、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブは異なるアプリケーションのページ訪問履歴を記録し得るので、複数のアプリケーションが互換性を有し、アプリケーションのローカルページ訪問履歴機能に依存する必要はない。
【0009】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態において、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階の後、前記方法はさらに、前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために使用される第3命令を受信する段階;および、前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記第1のページ訪問履歴を開く段階;または、前記第1グループのページ訪問履歴が前記リモートデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記リモートデバイスに前記第2オープン命令を送信する段階、ここで、前記第2オープン命令は、前記第1のページ訪問履歴を開くように前記リモートデバイスを制御するために使用される;または、前記第3命令に応答して、前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイス上で同期して開かれた場合、前記ローカルデバイス上で前記第1のページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第2オープン命令を送信する段階、を含む。
【0010】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。第3命令は、例えば、携帯電話のタブ上に表示された第1グループのページ訪問履歴におけるページサムネイルまたはページコンポーネント名をユーザがタップする操作であり得る。すなわち、ユーザは、携帯電話および/またはラップトップコンピュータ上の第1のページ訪問履歴を開くように、携帯電話のタブによって制御し得る。
【0011】
本願に提供されている解決手段によると、ページ訪問履歴は単一の端末デバイス上で開かれるようにサポートされ得、または、ページ訪問履歴は複数の端末装置上で開かれるようにサポートされ得、その結果、ユーザは、ターゲット端末デバイス上でページ訪問履歴を開くために対応する端末デバイスを選択することが容易になり得、それにより、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成するとともにユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0012】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態において、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階は、以下を含む:前記第2命令に応答して、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイスで同期して前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第3コントロールを前記タブ上に表示する段階;および、前記第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開く段階;または、前記第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階;または、前記第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、前記ローカルデバイスでおよび前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階。
【0013】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。ユーザがタブで第1グループのページ訪問履歴に対応するアプリケーションのアプリケーション名などを検索する場合、例えば、「開くデバイスを選択する」などのプロンプト情報が携帯電話のタブ上に表示され得る。プロンプト情報は、例えば「このデバイス」などの第1コントロール、第2コントロールである「ラップトップコンピュータ」、および第3コントロールである「携帯電話およびラップトップコンピュータ」を含み得る。ユーザは、対応するコントロールをタップすることによって、第1グループのページ訪問履歴を開くためのデバイスを選択し得る。
【0014】
本願に提供されている解決手段によると、異なるページ訪問履歴は単一の端末デバイス上で開かれるようにサポートされ得、または、異なるページ訪問履歴は同期して複数の端末装置上で開かれるようにサポートされ得、その結果、ユーザは、ターゲット端末デバイス上で少なくとも1つのページ訪問履歴を開くために対応する端末デバイスを選択することが容易になり得、それにより、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成するとともにユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0015】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態では、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する前記段階の後、前記方法はさらに:前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶するために現在使用されている記憶空間が予め設定された閾値に達したかどうかを決定する段階;および、前記記憶空間が前記予め設定された閾値に達したとき、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴から少なくとも1つの最も早いページ訪問履歴を削除する段階を含む。
【0016】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。ユーザは、携帯電話に、ラップトップコンピュータのページ訪問履歴に使用されている記憶空間のサイズの予め設定された閾値を設定し得る。例えば、予め設定された閾値は30Mに設定され得、これにより、記憶空間のサイズが過度に大きくて携帯電話の正常実行に影響を与えることを回避し、記憶空間のサイズが予め設定された閾値に達したとき、少なくとも1つの最も早いページ訪問履歴が、ユーザの手動操作なしで自動的に削除され得る。
【0017】
本願に提供されている解決手段によると、ページ訪問履歴をリモートデバイスに記憶するためのローカルデバイスの記憶空間は低減し得、ローカルデバイスに記憶されたリモートデバイス上のページ訪問履歴の鮮度はさらに保証され得る。
【0018】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態では、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する前記段階は、以下を含む:前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における少なくとも1つのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、前記少なくとも1つのページ訪問履歴は前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴であり、前記ページ訪問履歴の時間および現在時刻の間の時間長間隔は、予め設定された時間長より小さいまたはそれに等しいおよび/または前記ページ訪問履歴の時間は予め設定された時間内にある。
【0019】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。ラップトップコンピュータが各アプリケーションを実行するとき、各アプリケーションに対応する1つのグループのページ訪問履歴は、複数のページ訪問履歴を含み得、上記複数のページ訪問履歴に対応する記憶空間のサイズは予め設定された閾値を超える場合があり、その結果、ラップトップコンピュータにインストールされたアプリケーションのページ訪問履歴を記憶することは携帯電話にとっては不便である。ユーザは、特定の期間内または特定の日付のページ訪問履歴を記憶するように携帯電話を設定し得る。携帯電話は、上記期間または上記日付に基づいて、対応するページ訪問履歴を記憶し得る。
【0020】
本願に提供されている解決手段によると、異なる期間に対応するリモートデバイスのページ訪問履歴を閲覧するための異なるユーザの要件を満たすことで、ユーザが対応するページ訪問履歴を閲覧することを容易にし得る。ユーザのパーソナライズされた要求を満たすことで、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0021】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態において、第1の予め設定された操作を前記タブ上で実行することで、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴のグループ間の切り替えを行い、前記第1の予め設定された操作は少なくとも左/右フリック操作を含み;前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第2グループのページ訪問履歴が前記タブ上に現在表示されている場合、前記タブ上で第2の予め設定された操作を実行することで、前記第2グループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴間の切り替えを行い、前記第2の予め設定された操作は少なくとも上/下フリック操作を含む。
【0022】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。ユーザは、携帯電話のタブを左方/右方にフリックするか、または、別の操作(例えば、音量ボタン「+」または「-」を押す)を実行することで、上記タブから切り替えて、異なるグループのページ訪問履歴を表示する、すなわち、異なるアプリケーションのページ訪問履歴間を切り替える場合がある。ユーザはさらに、タブを上/下にフリックするまたは別の操作を実行することで、タブに現在表示されている上記第2グループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴を表示のために切り替え得る。
【0023】
本願に提供されている解決手段によると、異なるアプリケーションのページ訪問履歴間の切り替え、および異なるアプリケーションの各ページ訪問履歴の閲覧はサポートされており、異なるアプリケーションのページ訪問履歴をユーザが閲覧することを容易にし、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0024】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態では、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する前記段階の前に、前記方法はさらに、以下を含む:前記第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションは前記ローカルデバイスにインストールされていないことを決定する段階;前記第1のアプリケーションがインストールされる必要があることを前記ローカルデバイスに提示するために使用されている第1プロンプト情報を出力する段階、ここで、前記第1プロンプト情報はインストール命令を含む;および、前記インストール命令に応答して、前記ローカルデバイスへの前記第1のアプリケーションのインストールを開始する段階。
【0025】
例えば、ローカルデバイスは携帯電話であり、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。携帯電話にインストールされたアプリケーションは、ラップトップコンピュータにインストールされたアプリケーションとは異なり得る。第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションは、携帯電話に現在インストールされているアプリケーションに含まれていなくてもよい。この場合、携帯電話は、第1のアプリケーションが携帯電話にインストールされる必要があることをユーザに提示するために、第1プロンプト情報を表示し得る。第1プロンプト情報は、コンテンツ「今、第1のアプリケーションをインストールしますか?」、コントロール「いいえ」、およびコントロール「はい」を表示し得る。ユーザがコントロール「はい」をトリガしたとき、携帯電話は、第1のアプリケーションのインストールを開始し得る。ユーザは代替的に、コントロール「いいえ」をトリガすることによって、携帯電話への第1のアプリケーションのインストールを拒否し得る。
【0026】
本願に提供されている解決手段によると、第1のアプリケーションがローカルデバイスにインストールされていないことが決定されたとき、ローカルデバイスは第1のアプリケーションをインストールするように促され、その結果、ローカルデバイスは、第1のアプリケーションのページ訪問履歴を開くことをサポートされ、それにより、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成するとともにユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0027】
第1態様を参照すると、第1態様の可能な実装形態において、上記第1オープン命令は、上記第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得、上記第2オープン命令は、上記第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得る。具体的には、携帯電話は、第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを使用することによって、第1グループのページ訪問履歴を開き得、第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを使用することによって第1のページ訪問履歴を開き得る。
【0028】
第2態様によると、本願の実施形態はさらに、履歴ページを開く方法を提供する。前記方法はリモートデバイスに適用されており、前記方法は、以下を含む:前記リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報を、各アプリケーションに基づいてグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループはページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;および、さらに、前記履歴ページ情報をローカルデバイスに同期させて、その結果、前記ローカルデバイスは、前記履歴ページ情報を解析した後に前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、対応する命令に従って、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における任意の1つのグループのページ訪問履歴を開く、段階。
【0029】
例えば、リモートデバイスはラップトップコンピュータであり、ローカルデバイスは携帯電話である。ラップトップコンピュータはさらに、各アプリケーションに基づいて、これらのインストールされたアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化および記憶し得る。例えば、アプリケーションTencent Videoに対応するページ訪問履歴は、アプリケーションTencent Videoに基づくページ訪問履歴のグループとして使用されており、アプリケーションiQIYIに対応するページ訪問履歴は、アプリケーションiQIYIに基づくページ訪問履歴のグループとして使用されている。ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含み得る。例えば、オープン命令は、ページサムネイル、およびページコンポーネント名などを含み得る。例えば、アプリケーションiQIYIに対応するページサムネイルまたはページコンポーネント名をタップすることによって、ユーザは、上記ページサムネイルおよび上記ページコンポーネント名に対応するページ訪問履歴を開くことができる。ラップトップコンピュータにインストールされたこれらのアプリケーションのページ訪問履歴は、携帯電話と同期され得、その結果、これらのアプリケーションのページ訪問履歴は、携帯電話を使用することによって開かれ得る。
【0030】
本願に提供されている解決手段によると、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報は接続済みローカルデバイスに記録および同期され、その結果、ローカルデバイスは、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスし得る。ローカルデバイスはリモートデバイスをさらに制御することで、リモートデバイス上で操作を実行する必要なく、異なるアプリケーションの各々における履歴ページ情報をリモートデバイス上の異なるアプリケーションで検索する必要なく、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスするようにし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報を検索するユーザの操作を簡略化し、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0031】
第2態様を参照すると、第2態様の可能な実装形態では、前記リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報を、各アプリケーションに基づいてグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する前記段階の前に、前記方法はさらに、以下を含む:前記少なくとも1つのアプリケーションにおける1つのアプリケーションの新しいページが開かれる度に1つの開始アクティビティ命令を生成する段階、ここで、前記新しいページのページ情報は前記開始アクティビティ命令に保持されており、前記新しいページの前記ページ情報は、前記新しいページに対応するアプリケーション名、ページコンポーネント名、追加のパラメータ、およびページサムネイルを含む;および、前記アプリケーションに基づき且つ前記開始アクティビティ命令に従って前記新しいページの前記ページ情報を記憶することで、ページ訪問履歴のグループを取得する段階。
【0032】
例えば、リモートデバイスはラップトップコンピュータであり、ローカルデバイスは携帯電話である。例えば、ラップトップコンピュータがTencent Videoを開いたとき、アプリケーションTencent Videoにおけるホームページにまず入り得る。当該ホームページ情報は、ホームページのページサムネイル、アプリケーションTencent Videoのアプリケーション名「Tencent Video」、およびページコンポーネント名(アプリケーションTencent Videoのアプリケーション名、およびホームページの名称などを含む)を含み得、追加のパラメータは、ホームページに対応するURLアドレスを含み得る。ユーザは、ホームページに表示されたコントロール「特集」をタップすることによって、アプリケーションTencent Videoにおける新しいページ、すなわち、特集ページに入り得る。当該特集ページ情報は、特集ページのページサムネイル、アプリケーションTencent Videoのアプリケーション名「Tencent Video」、およびページコンポーネント名(アプリケーションTencent Videoのアプリケーション名、および特集ページの名称などを含む)を含み得、追加のパラメータは、特集ページに対応するURLアドレスを含み得る。ラップトップコンピュータは、アプリケーションTencent Videoに基づいて、アプリケーションTencent Videoに対応するページ情報を、ページ訪問履歴のグループとして記憶し得る。
【0033】
本願に提供されている解決手段によると、リモートデバイスは、異なるアプリケーションのページ訪問履歴を管理することが容易になり得、さらに、ローカルデバイスは、リモートデバイスのページ訪問履歴を続いて同期することが容易になり得る。
【0034】
第2態様を参照すると、第2態様の可能な実装形態では、前記履歴ページ情報をローカルデバイスに同期する前記段階の後、前記方法はさらに、以下を含む:前記ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信する段階;および、前記第1オープン命令を解析して、前記解析された第1オープン命令に従って前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開く段階。
【0035】
例えば、リモートデバイスはラップトップコンピュータであり、ローカルデバイスは携帯電話である。ユーザは、第1オープン命令をラップトップコンピュータに送信するように携帯電話を制御して、第1グループのページ訪問履歴を開くように、例えば、第1グループのページ訪問履歴に対応するアプリケーションの第1グループのページ訪問履歴を開くように、ラップトップコンピュータを制御し得る。
【0036】
本願に提供されている解決手段によると、ローカルデバイスは、リモートデバイス上で操作を実行する必要なくリモートデバイス上の異なるアプリケーションのページ訪問履歴に迅速にアクセスするようにリモートデバイスを制御することをサポートし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0037】
第2態様を参照すると、第2態様の可能な実装形態では、前記ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信する前記段階の後、前記方法はさらに、以下を含む:前記ローカルデバイスによって送信された第2オープン命令を受信する段階;および、前記第2オープン命令を解析して、前記解析された第2オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開く段階。
【0038】
例えば、リモートデバイスはラップトップコンピュータであり、ローカルデバイスは携帯電話である。ユーザは、第2オープン命令をラップトップコンピュータに送信するように携帯電話を制御して、第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くように、例えば、第1グループのページ訪問履歴に対応するアプリケーションの第1のページ訪問履歴を開くように、ラップトップコンピュータを制御し得る。
【0039】
本願に提供されている解決手段によると、ローカルデバイスは、リモートデバイス上で操作を実行する必要なくリモートデバイス上の異なるアプリケーションのページ訪問履歴に迅速にアクセスするようにリモートデバイスを制御することをサポートし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0040】
第2態様を参照すると、第2態様の可能な実装形態では、前記解析された第1オープン命令に従って前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開く前記段階は、以下を含む:前記解析された第1オープン命令に従って、前記第1グループのページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1グループのページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴の変更内容を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴の前記変更内容は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの削除されたおよび/または追加されたページ訪問履歴を含む、段階。
【0041】
例えば、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。ラップトップコンピュータが第1グループのページ訪問履歴を開いた後、ユーザが新しいページに入った場合、1または複数のページ訪問履歴が第1グループのページ訪問履歴に追加される。ユーザが特定のページ訪問履歴を必要としない場合、ユーザは、当該ページ訪問履歴を第1グループのページ訪問履歴から削除し得る。
【0042】
本願に提供されている解決手段によると、第1グループのページ訪問履歴は、第1オープン命令が受信された後にリモートデバイスが新しいページにアクセスすることに基づいて、開始アクティビティ方式で更新され、その結果、リモートデバイスのページ訪問履歴の一部が漏れるという現象が回避され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0043】
第2態様を参照すると、第2態様の可能な実装形態において、前記解析された第2オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開く前記段階は、以下を含む:前記解析された第2オープン命令に従って、前記第1のページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1のページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴における前記変更内容情報は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの追加されたページ訪問履歴、または前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの更新されたページ訪問履歴に対応するコンテンツ情報を含む。
【0044】
例えば、リモートデバイスはラップトップコンピュータである。例えば、ラップトップコンピュータがあるアプリケーションのページ訪問履歴を開いた後、ページ訪問履歴に対応する進捗が完了していない場合、ページ訪問履歴の進捗は完了するために継続され、ページ訪問履歴におけるコンテンツ情報を更新し得る。代替的に、ユーザは、ページ訪問履歴に対応する表示インタフェースにおける対応するコントロールをタップして、新しいページに入り、例えば、コントロール「設定」をタップすることによって設定ページに入り、アプリケーションに対応するページ訪問履歴のグループに、新しいページに対応するページ訪問履歴を追加し得る。
【0045】
本願に提供されている解決手段によると、第1グループのページ訪問履歴は、リモートデバイスが新しいページにアクセスすること、または、第2オープン命令が受信された後の第1のページ訪問履歴における未完了コンテンツ情報の継続的な実行に基づいて、開始アクティビティ方式で更新され、その結果、リモートデバイスのページ訪問履歴の一部が漏れるという現象が回避され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0046】
第2態様を参照すると、第2態様の可能な実装形態において、前記第1オープン命令は、前記第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得、前記第2オープン命令は、前記第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得る。具体的には、ラップトップコンピュータは、第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを使用することによって、第1グループのページ訪問履歴を開き得、第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを使用することによって第1のページ訪問履歴を開き得る。
【0047】
第3態様によると、本願の実施形態はさらに、
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を含むローカルデバイスであって、ここで、
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
リモートデバイスによって送信された前記リモートデバイスにおける履歴ページ情報を受信して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得するために前記履歴ページ情報を解析する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴を含む;
少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得するために各アプリケーションに基づいて前記少なくとも1つのアプリケーションの前記ページ訪問履歴をグループ化し、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;
訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信し、前記第1命令に応答して、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く段階;および
前記タブ上の且つ前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、前記第2命令に応答して前記第1グループのページ訪問履歴を開く、および/または前記リモートデバイスに第1オープン命令を送信する段階、その結果、前記リモートデバイスは前記第1オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴を開く
を実行することが可能になる、ローカルデバイスを提供する。
【0048】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために使用される第3命令を受信する段階;および
前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記第1のページ訪問履歴を開く段階;または
前記第1グループのページ訪問履歴が前記リモートデバイス上で開かれた場合、前記第3命令に応答して前記リモートデバイスに前記第2オープン命令を送信する段階、ここで、前記第2オープン命令は、前記第1のページ訪問履歴を開くように前記リモートデバイスを制御するために使用される;または
前記第3命令に応答して、前記第1グループのページ訪問履歴が前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイス上で同期して開かれた場合、ローカルデバイス上で前記第1のページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第2オープン命令を送信する段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0049】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第2命令に応答して、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、前記ローカルデバイスおよび前記リモートデバイスで同期して前記第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第3コントロールを前記タブ上に表示する段階;および
前記第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、前記ローカルデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開く段階;または、
前記第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階;または
前記第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、前記ローカルデバイスでおよび前記リモートデバイス上で前記第1グループのページ訪問履歴を開くとともに前記リモートデバイスに前記第1オープン命令を送信する段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0050】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶するために現在使用されている記憶空間が予め設定された閾値に達したかどうかを決定する段階;および
前記記憶空間が前記予め設定された閾値に達したとき、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴から少なくとも1つの最も早いページ訪問履歴を削除する段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0051】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における少なくとも1つのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、前記少なくとも1つのページ訪問履歴は前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴であり、前記ページ訪問履歴の時間および現在時刻の間の時間長間隔は、予め設定された時間長より小さいまたはそれに等しいおよび/または前記ページ訪問履歴の時間は予め設定された時間内にある
を具体的に実行することが可能になる。
【0052】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
第1の予め設定された操作を前記タブ上で実行することで、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴のグループ間の切り替えを行う段階;および
前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第2グループのページ訪問履歴が現在前記タブ上に表示されている場合、前記第2の予め設定された操作を前記タブ上で実行することで、第2グループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴間の切り替えを行う段階、
を具体的に実行することが可能になる。
【0053】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記ローカルデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記第1グループのページ訪問履歴に対応する第1のアプリケーションは前記ローカルデバイスにインストールされていないことを決定する段階;
前記第1のアプリケーションがインストールされる必要があることを前記ローカルデバイスに提示するために使用されている第1プロンプト情報を出力する段階、ここで、前記第1プロンプト情報はインストール命令を含む;および
前記インストール命令に応答して、前記ローカルデバイスへの前記第1のアプリケーションのインストールを開始する段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0054】
第3態様を参照すると、第3態様の可能な実装形態において、上記第1オープン命令は、上記第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得、上記第2オープン命令は、上記第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含む。
【0055】
第4態様によると、本願の実施形態はさらに、
1または複数のプロセッサ;および
1または複数のメモリ
を含むリモートデバイスであって、ここで
前記1または複数のメモリは1または複数のコンピュータプログラムを記憶しており、前記1または複数のコンピュータプログラムは命令を含み、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報を、各アプリケーションに基づいてグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する段階、ここで、前記履歴ページ情報は前記リモートデバイス上の前記少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループはページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む;および、
前記履歴ページ情報をローカルデバイスに同期させて、その結果、前記ローカルデバイスは、前記履歴ページ情報を解析した後に前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、対応する命令に従って、前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における任意の1つのグループのページ訪問履歴を開く、段階
を実行することが可能になる、リモートデバイスを提供する。
【0056】
第4態様を参照すると、第4態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記少なくとも1つのアプリケーションにおける1つのアプリケーションの新しいページが開かれる度に1つの開始アクティビティ命令を生成する段階、ここで、前記新しいページのページ情報は前記開始アクティビティ命令に保持されており、前記新しいページの前記ページ情報は、前記新しいページに対応するアプリケーション名、ページコンポーネント名、追加のパラメータ、およびページサムネイルを含む;および、前記アプリケーションに基づき且つ前記開始アクティビティ命令に従って前記新しいページの前記ページ情報を記憶することで、ページ訪問履歴のグループを取得する段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0057】
第4態様を参照すると、第4態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信する段階;および
前記第1オープン命令を解析して、前記解析された第1オープン命令に従って前記少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開く段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0058】
第4態様を参照すると、第4態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記ローカルデバイスによって送信された第2オープン命令を受信する段階;および
前記第2オープン命令を解析して、前記解析された第2オープン命令に従って前記第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開く段階
を具体的に実行することが可能になる。
【0059】
第4態様を参照すると、第4態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記解析された第1オープン命令に従って、前記第1グループのページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1グループのページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴の変更内容を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴の前記変更内容は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの削除されたおよび/または追加されたページ訪問履歴を含む
を具体的に実行することが可能になる。
【0060】
第4態様を参照すると、第4態様の可能な実装形態において、前記命令が前記1または複数のプロセッサによって実行されるとき、前記リモートデバイスは、以下の段階、すなわち:
前記解析された第2オープン命令に従って、前記第1のページ訪問履歴を開始アクティビティ方式で開き、前記第1のページ訪問履歴が開いた後に前記第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報を更新する段階、ここで、前記第1グループのページ訪問履歴における前記変更内容情報は、前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの追加されたページ訪問履歴、または前記第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの更新されたページ訪問履歴に対応するコンテンツ情報を含む
を具体的に実行することが可能になる。
【0061】
第4態様を参照すると、第4態様の可能な実装形態において、上記第1オープン命令は、上記第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得、上記第2オープン命令は、上記第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得る。
【0062】
第5態様によると、本願の実施形態はさらに、端末デバイスを提供する。端末デバイスは、第1態様、または第1態様の可能な設計のいずれか1つにおける方法を実行するためのモジュール/ユニットを含む;または、端末デバイスは、第2態様、または第2態様の可能な設計のいずれか1つにおける方法を実行するためのモジュール/ユニットを含む。これらのモジュール/ユニットは、ハードウェアによって実装され得、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。
【0063】
第6態様によると、本願の実施形態はさらに、端末デバイスを提供する。端末デバイスは、1または複数のプロセッサ、および1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体を含む。1または複数のプロセッサは、1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体に接続されている。1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体は、1または複数のコンピュータ命令またはコンピュータプログラムを記憶する。1または複数のプロセッサが1または複数のコンピュータ命令またはコンピュータプログラムを実行するとき、端末デバイスは、第2態様または第2態様の可能な設計のいずれか1つにおける方法を実行することが可能になる。
【0064】
第7態様によると、本願の実施形態はさらに、チップを提供する。チップは、端末デバイス内のメモリに連結されており、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して、本願の実施形態の第1態様および第1態様の可能な設計のいずれか1つにおける技術的解決手段を実行するように構成されているか、または、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して、本願の実施形態の第2態様および第2態様の可能な設計のいずれか1つにおける技術的解決手段を実行するように構成されている。本願の実施形態において、「連結された(coupled)」は、2つのコンポーネントが直接または間接的に互いに組み合わされたことを意味する。
【0065】
第8態様によると、本願の実施形態はさらに、コンピュータ可読記憶媒体または不揮発性記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体または不揮発性記憶媒体は、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムを記憶する。コンピュータ命令またはコンピュータプログラムがコンピュータによって呼び出されたとき、コンピュータは、第1態様または第2態様のいずれか1つに係る方法を実行することが可能になる。コンピュータ命令またはコンピュータプログラムが1または複数のプロセッサ上で実行されるとき、1または複数のプロセッサを含むローカルデバイスは、第1態様に係る方法を実行することが可能になる、または、1または複数のプロセッサを含むリモートデバイスは、第2態様に係る方法を実行することが可能になる。
【0066】
第9の態様によると、本出願の実施形態はさらに、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを記憶するように構成されている。コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1態様または第2態様のいずれか1つに係る方法を実行することが可能になる。
【0067】
第10態様によると、端末デバイス上のグラフィカルユーザインタフェースがさらに提供される。端末デバイスは、ディスプレイ、1または複数のメモリ、および1または複数のプロセッサを有する。1または複数のプロセッサは、1または複数のメモリに記憶された1または複数のコンピュータプログラムを実行するように構成される。グラフィカルユーザインタフェースは、端末デバイスが第1態様に係る方法または第2態様に係る方法を実行するときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースを含む。
【0068】
第11の態様によると、本願の実施形態はマルチデバイス連携システムを提供する。マルチデバイス連携システムは、複数の端末装置を含む。上記複数の端末装置は、ローカルデバイスとして使用されている端末デバイス、および、リモートデバイスとして使用されている端末デバイスを含む。ローカルデバイスとして使用されている端末デバイスは、第1態様または本願の実施形態に提供されている解決手段においてローカルデバイスによって実行される段階を実行するように構成されている。リモートデバイスとして使用されている端末デバイスは、第2態様または本願の実施形態に提供されている解決手段においてリモートデバイスによって実行される段階を実行するように構成されている。
【0069】
第3態様から第11の態様の有益な効果については、第1態様および第2態様の有益な効果を参照されたい。詳細は再び説明されない。
【図面の簡単な説明】
【0070】
図1】本願の実施形態に係るマルチデバイス連携システムのアーキテクチャの概略図である。
【0071】
図2】本願の実施形態に係るローカルデバイスおよびリモートデバイスの間の連携のプロセスの概略図である。
【0072】
図3】本願の実施形態に係る携帯電話の構造の概略図である。
【0073】
図4】本願の実施形態に係る携帯電話の構造の概略図である。
【0074】
図5】本願の実施形態に係る履歴ページを開く方法の概略フローチャートである。
【0075】
図6】本願の実施形態に係るローカルデバイス上のタブの概略図である。
【0076】
図7A】本願の実施形態に係るタブを使用することによるページ訪問履歴のグループ間の切り替えの概略図である。
図7B】本願の実施形態に係るタブを使用することによるページ訪問履歴のグループ間の切り替えの概略図である。
【0077】
図8】本願の実施形態に係るローカルデバイス上のタブの概略図である。
【0078】
図9】本願の実施形態に係るローカルデバイス上のタブの概略図である。
【0079】
図10】本願の実施形態に係るタブを使用した最近の再生曲間の切り替えの概略図である。
【0080】
図11】本願の実施形態に係る履歴ページを開く方法の概略フローチャートである。
【0081】
図12(a)】本願の実施形態に係るリモートデバイスが異なるページ訪問履歴を記録するプロセスの概略図である。
図12(b)】本願の実施形態に係るリモートデバイスが異なるページ訪問履歴を記録するプロセスの概略図である。
図12(c)】本願の実施形態に係るリモートデバイスが異なるページ訪問履歴を記録するプロセスの概略図である。
【0082】
図13】本願の実施形態に係るローカルデバイスの構造の概略図である。
【0083】
図14】本願の実施形態に係るリモートデバイスの構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0084】
本願の目的、技術的解決手段、および利点をより明確にするために、本願の実施形態の技術的解決手段は、本願の実施形態の添付図面を参照して以下で説明される。
【0085】
図1は、本願の実施形態に係るマルチデバイス連携システムのアーキテクチャの概略図である。当該システムは、複数の端末装置を含み得る。いくつかの端末デバイスがローカルデバイスとして使用され得、別の端末デバイスがリモートデバイスとして使用され得る。実際の適用において、上記複数の端末装置のいずれか1つが、異なる要件に基づいて、ローカルデバイスおよび/またはリモートデバイスとして使用され得ることを理解されたい。図1において、例えば、複数の端末装置は、ローカルデバイス10およびリモートデバイス20を含む。
【0086】
本願のこの実施形態におけるローカルデバイス10は、ユーザ機器(user equipment、UE)、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、テレビ、様々なウェアラブルデバイス、Bluetooth(登録商標)スピーカ、車載デバイス、およびコンピュータと称されてもよいことを理解されたい。ポータブルデバイスの例示的な実施形態は、限定されないが、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、Microsoft(登録商標)、または別のオペレーティングシステムを使用したポータブルデバイスを含む。ポータブルデバイスは代替的に、別のポータブルデバイスであり得る。ローカルデバイス10の具体的な形態は、本願のこの実施形態において限定されない。
【0087】
本願のこの実施形態におけるリモートデバイス20は、ユーザ機器(user equipment、UE)、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、テレビ、様々なウェアラブルデバイス、Bluetoothスピーカ、車載デバイス、およびコンピュータと称されてもよいことを理解されたい。ポータブルデバイスの例示的な実施形態は、限定されないが、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、Microsoft(登録商標)、または別のオペレーティングシステムを使用したポータブルデバイスを含む。ポータブルデバイスは代替的に、別のポータブルデバイスであり得る。リモートデバイス20の具体的な形態は、本願のこの実施形態において限定されない。
【0088】
本願のこの実施形態において、ローカルデバイス10およびリモートデバイス20は同じ種類の端末デバイスであり得、または、異なる種類の端末デバイスであり得ることを理解されたい。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。
【0089】
本願のこの実施形態において、ローカルデバイス10およびリモートデバイス20は互いに直接通信し得、または、別のデバイスによって転送することによって互いに通信し得ることを理解されたい。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。
【0090】
リモートデバイス20は、各アプリケーションに基づいて、リモートデバイス20上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報をグループ化および記憶して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し得る。履歴ページ情報は、リモートデバイス20上の少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含み得る。さらに、リモートデバイス20は、ローカルデバイス10に履歴ページ情報をさらに同期し得る。
【0091】
ローカルデバイス10は、リモートデバイス20によって送信されたリモートデバイス20における履歴ページ情報を受信し、当該履歴ページ情報を解析して少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得し得る。さらに、ローカルデバイス10は、各アプリケーションに基づいて少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴をさらにグループ化し、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、当該少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶し得る。さらに、ローカルデバイス10は、訪問履歴を閲覧するための第1命令をさらに受信し、当該第1命令に応答して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開き得る。さらに、ローカルデバイス10は、タブ上の且つ少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令をさらに受信し、当該第2命令に応答して、第1グループのページ訪問履歴を開くことおよび/または第1オープン命令をリモートデバイス20に送信することができる。
【0092】
リモートデバイス20はさらに、ローカルデバイス10によって送信された第1オープン命令を受信し得る。さらに、リモートデバイス20は、第1オープン命令に従って第1グループのページ訪問履歴をさらに開き得る。
【0093】
本願のこの実施形態において、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報は接続済みローカルデバイスに記録および同期され、その結果、ローカルデバイスは、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスし得る。ローカルデバイスはリモートデバイスをさらに制御することで、リモートデバイス上で操作を実行する必要なく、異なるアプリケーションの各々における履歴ページ情報をリモートデバイス上の異なるアプリケーションで検索する必要なく、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスするようにし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報を検索するユーザの操作を簡略化し、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0094】
ローカルデバイス10およびリモートデバイス20の間の連携のプロセスは、図1および図2を参照して以下に詳細に説明される。
【0095】
図2に示されたように、ローカルデバイス10は、アプリケーション層11、フレームワーク層12、デバイスドライバ層13、およびシステムカーネル層14を含み得る。アプリケーション層11には、ユーザインタフェース(user interface、UI)1101が含まれ得、当該ユーザインタフェース1101には、最近のタスクラベルモジュール11011、データ記憶モジュール11012、およびデータ同期モジュール11013が含まれ得る。フレームワーク層12には、クロスデバイス通信モジュール1201が含まれ得る。
【0096】
最近のタスクラベルモジュール11011は、リモートデバイス20によってローカルデバイス10に同期された履歴ページ情報を検索するサービスを提供するように構成され得る。データ記憶モジュール11012は、リモートデバイス20の履歴ページ情報を記憶するように構成され得る。データ同期モジュール11013は、リモートデバイス20の履歴ページ情報を同期するように構成され得、履歴ページ情報を開くためのオープン命令を、クロスデバイス通信モジュール1201を使用して、リモートデバイス20に送信し得る。クロスデバイス通信モジュール1201は、ローカルデバイス10およびリモートデバイス20の間の通信をサポートするように構成され得る。デバイスドライバ層13は、動作中のローカルデバイス10のハードウェアをサポートするように構成され得る。システムカーネル層14は、ローカルデバイス10上のシステムプロセス、内部メモリ、デバイスドライバ、ファイル、およびネットワークシステムなどを管理するように構成され得る。
【0097】
いくつかの実施形態において、ローカルデバイス10は、図2における段階3に示されたように、リモートデバイス20によって送信されたリモートデバイス20における履歴ページ情報を、クロスデバイス通信モジュール1201を使用して受信し得る。ローカルデバイス10は、図2における段階4に示されたように、データ同期モジュール11013を使用して上記履歴ページ情報を解析し、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得し得る。ローカルデバイス10は、図2における段階6に示されたように、データ同期モジュール11013を使用して少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を同期し得、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を、クロスデバイス通信モジュール1201を使用して、リモートデバイス20に送信し得る。ローカルデバイス10は、図2における段階5に示されたように、データ同期モジュール11013を使用して、各アプリケーションに基づいて少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、データ記憶モジュール11012を使用することによって少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶し得る。ローカルデバイス10はさらに、図2における段階6に示されたように、訪問履歴を閲覧するための第1命令を、クロスデバイス通信モジュール1201を使用して受信し、最近のタスクラベルモジュール11011を使用して、上記第1命令に応答して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開き得る。ローカルデバイス10はさらに、図2における段階6に示されたように、クロスデバイス通信モジュール1201を使用して、タブ上の且つ少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くのに使用される第2命令を受信して、当該第2命令に応答して、最近のタスクラベルモジュール11011を使用して第1グループのページ訪問履歴を開くことおよび/またはクロスデバイス通信モジュール1201を使用してリモートデバイス20に第1オープン命令を送信し得る。
【0098】
リモートデバイス20は、アプリケーション層21、フレームワーク層22、デバイスドライバ層23、およびシステムカーネル層24を含み得る。アプリケーション層21には、図2に示されたように、複数のアプリケーション、例えば、アプリケーションa(アプリケーションaは、図2において2101で識別される)、アプリケーションb(アプリケーションbは、図2において2102で識別される)、およびアプリケーションz(アプリケーションzは、図2において2103で識別される)が含まれ得る。フレームワーク層22には、クロスデバイス通信モジュール2201、タスク管理モジュール2202、およびタスク記憶モジュール2203が含まれ得る。
【0099】
クロスデバイス通信モジュール2201は、リモートデバイス20およびローカルデバイス10の間の通信をサポートするように構成され得る。タスク管理モジュール2202は、リモートデバイス20における履歴ページ情報を記録すること、およびアプリケーション層21における異なるアプリケーションによって取得されたページ訪問履歴をタスク記憶モジュール2203に記憶することを行うように構成され得る。タスク記憶モジュール2203は、各アプリケーションに基づいて異なるアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化および記憶するように構成されている。デバイスドライバ層23は、動作中のリモートデバイス20のハードウェアをサポートするように構成され得る。システムカーネル層24は、リモートデバイス20上のシステムプロセス、内部メモリ、デバイスドライバ、ファイル、およびネットワークシステムなどを管理するように構成され得る。
【0100】
いくつかの実施形態において、図2における段階1に示されたように、リモートデバイス20は、タスク管理モジュール2202を使用して、各アプリケーションに基づいて、リモートデバイス20上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報をグループ化および記憶して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し得る。履歴ページ情報は、リモートデバイス20上の少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くためのオープン命令を含み得る。リモートデバイス20はさらに、図2における段階2に示されたように、タスク記憶モジュール2203を使用して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を記憶し得る。リモートデバイス20はさらに、図2における段階3に示されたように、クロスデバイス通信モジュール2201を使用して、ローカルデバイス10に履歴ページ情報を同期し得る。リモートデバイス20はさらに、図2における段階6に示されたように、クロスデバイス通信モジュール2201を使用して、ローカルデバイス10によって送信された第1オープン命令を受信し得る。リモートデバイス20はさらに、図2における段階7に示されたように、タスク管理モジュール2202を使用して、第1オープン命令に従って、第1グループのページ訪問履歴を開き得る。
【0101】
クロスデバイス通信モジュール1201は、Bluetooth、Wi-Fi(登録商標)、または別の通信プロトコルを介して、クロスデバイス通信モジュール2201と通信し得る。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。
【0102】
本願のこの実施形態において、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの異なる構造によって、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報はローカルデバイスと同期され得、その結果、ローカルデバイスは、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスし得る。ローカルデバイスはリモートデバイスをさらに制御することで、リモートデバイス上で操作を実行する必要なく、異なるアプリケーションの各々における履歴ページ情報をリモートデバイス上の異なるアプリケーションで検索する必要なく、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスするようにし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報を検索するユーザの操作を簡略化し、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0103】
本願の実施形態において実装され得る携帯電話の種類の各構造の機能について説明するために、ローカルデバイスが携帯電話である例が以下で使用される。
【0104】
図3に示されたように、携帯電話100は、プロセッサ110、外部メモリインタフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インタフェース130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイク170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードインタフェース195、クロスデバイス通信モジュール196、データ同期モジュール197、およびデータ記憶モジュール198などを含み得る。センサモジュール180は、指紋センサ180A、およびタッチセンサ180Bなどを含み得る。センサの種類および数は、本明細書において限定されない。
【0105】
プロセッサ110は1または複数の処理ユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、メモリ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、ニューラルネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit、NPU)、および/または中央処理装置(central processing unit、CPU)などを含み得る。異なる処理ユニットは、独立したコンポーネントであり得る、または、1または複数のプロセッサに統合され得る。
【0106】
メモリはさらに、プロセッサ110に配置され得、命令およびデータを記憶するように構成されている。いくつかの実施形態において、プロセッサ110内のメモリは、キャッシュメモリである。メモリは、使用されたばかりの、または、プロセッサ110によって周期的に使用される命令またはデータを記憶し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再び使用する必要がある場合に、プロセッサは命令またはデータをメモリから直接的に呼び出すことができる。これはアクセスの繰り返しを回避して、プロセッサ110の待機にかかる時間を低減して、システムの効率を改善する。
【0107】
プロセッサ110は、本願の実施形態において提供されている履歴ページを開く方法のためのソフトウェアコード/モジュールを実行して、携帯電話100またはリモートデバイスを使用してリモートデバイスのページ訪問履歴を開き得る。具体的なプロセスは、以下に詳細に説明される。
【0108】
USBインタフェース130は、USB規格仕様に準拠するインタフェースであり、具体的には、miniUSBインタフェース、microUSBインタフェース、USB Type Cインタフェース、または同様のものであり得る。USBインタフェース130は、携帯電話100を充電するべく充電器に接続されるために使用され得、または、携帯電話100および周辺デバイスの間でデータを送信するために使用され得る。
【0109】
充電管理モジュール140は、充電器からの充電入力を受信するよう構成される。
電源管理モジュール141は、バッテリ142と、充電管理モジュール140と、プロセッサ110とを接続するように構成される。電源管理モジュール141は、バッテリ142および/または充電管理モジュール140からの入力を受信し、電力をプロセッサ110、内部メモリ121、ディスプレイ194、カメラ193、無線通信モジュール160などに供給する。
【0110】
携帯電話100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、クロスデバイス通信モジュール196、モデムプロセッサ、およびベースバンドプロセッサなどを使用することによって実装され得る。
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送信および受信するために使用される。携帯電話100における各アンテナは、1または複数の通信周波数帯域をカバーするために使用され得る。さらに、異なるアンテナを多重化して、アンテナの利用を改善し得る。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワーク内のダイバーシティアンテナとして多重化され得る。いくつかの他の実施形態において、アンテナは、チューニングスイッチと組み合わせて用いられ得る。
【0111】
モバイル通信モジュール150は、携帯電話100に適用される2G/3G/4G/5Gを含む無線通信ソリューションを提供し得る。モバイル通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、および、低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)などを含み得る。モバイル通信モジュール150は、アンテナ1によって電磁波を受信し、フィルタリングまたはおよび増幅などの処理を受信した電磁波に対して実行し、電磁波を復調のためにモデムプロセッサへ送信し得る。モバイル通信モジュール150はさらに、モデムプロセッサによって変調された信号を増幅し、アンテナ1を通じた放射のために信号を電磁波に変換し得る。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール150の少なくとも一部の機能モジュールは、プロセッサ110に配置され得る。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール150の少なくとも一部の機能モジュール、およびプロセッサ110の少なくとも一部のモジュールは、同じコンポーネントに配置され得る。
【0112】
無線通信モジュール160は、携帯電話100に適用され且つ無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)ネットワーク)、Bluetooth(Bluetooth、BT)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術、および赤外線(infrared、IR)技術などを含む無線通信ソリューションを提供し得る。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信プロセッサモジュールを統合した1または複数のコンポーネントであり得る。無線通信モジュール160は、アンテナ2を介して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリングを実行し、処理された信号をプロセッサ110に送信する。無線通信モジュール160はさらに、送信対象の信号をプロセッサ110から受信し、信号に対して周波数変調および増幅を実行し、アンテナ2を通じた放射のために信号を電磁波に変換し得る。
【0113】
クロスデバイス通信モジュール196は、リモートデバイスによって送信されたページ訪問履歴を受信するように構成されている。当該ページ訪問履歴は、リモートデバイス上の少なくとも1つのアプリケーションの各々に対応するページ訪問履歴を含み得る。当該ページ訪問履歴は、携帯電話100が1周期毎にまたはリモートデバイスへの接続が決定されたときにクロスデバイス通信モジュール196を使用して同期要求情報をリモートデバイスに送信した後に、同期要求情報に応答してリモートデバイスによって送信され得、または、1周期毎にまたは携帯電話100への接続が決定されたときに、リモートデバイスによって携帯電話100に自動的に送信され、クロスデバイス通信モジュール196を使用して携帯電話100によって受信され得る。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。
【0114】
いくつかの実施形態において、携帯電話100では、アンテナ1およびモバイル通信モジュール150が連結されており、アンテナ2および無線通信モジュール160が連結されており、アンテナ1およびクロスデバイス通信モジュール196が連結されているまたはアンテナ2およびクロスデバイス通信モジュール196が連結されているので、その結果、携帯電話100は、無線通信技術を使用して、ネットワークおよび別のデバイスと通信し得る。無線通信技術は、移動通信のためのグローバルシステム(global System for mobile communications、GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(time-division code division multiple access、TD-SCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、IR技術および/または同様のものを含み得る。GNSSは、グローバルポジショニングシステム(global positioning system、GPS)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星導航系統(BeiDou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system、QZSS)、および/または静止衛星型衛星航法補強システム(satellite based augmentation system、SBAS)を含み得る。
【0115】
ディスプレイ194は、アプリケーションの表示インタフェースなどを表示するように構成されている。ディスプレイ194は表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリクス式有機発光ダイオード(active-matrix organic light-emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light-emitting diode、FLED)、Mini-LED、Micro-LED、Micro-OLED、および量子ドット発光ダイオード(quantum dot light-emitting diode、QLED)などを使用し得る。いくつかの実施形態において、携帯電話100は、1またはN個のディスプレイ194を含み得、Nは1より大きい正の整数である。
【0116】
カメラ193は、静止画像またはビデオを撮像するように構成されており、前向きカメラおよび後ろ向きカメラを含み得る。
【0117】
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを記憶するように構成され得る。実行可能プログラムコードは命令を含む。プロセッサ110は、内部メモリ121に記憶された命令を実行して、携帯電話100上の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。内部メモリ121は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、および少なくとも1つのアプリケーション(例えば、アプリケーションiQIYIおよびアプリケーションWeChat)のソフトウェアコードなどを記憶し得る。データ記憶領域は、携帯電話100を使用するプロセスにおいて生成されたデータ(例えば、画像またはビデオ)などを記憶し得る。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含み得、さらに、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュコンポーネント、または汎用フラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)を含み得る。本願のこの実施形態において、内部メモリ121は、本願のこの実施形態において提供されている履歴ページを開く方法のためのソフトウェアコード/モジュールを記憶し得る。当該ソフトウェアコード/モジュールが実行されるとき、プロセッサ110は、履歴ページを開く方法の手順を実行して、アプリケーションのページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成し得る。
【0118】
外部メモリインタフェース120は、外部ストレージカード、例えば、マイクロSDカードを接続して、携帯電話100の記憶能力を拡張するために使用され得る。外部ストレージカードは、データストレージ機能を実装するために、外部メモリインタフェース120を通じてプロセッサ110と通信する。例えば、画像およびビデオなどのファイルは、外部ストレージカードに記憶される。明らかに、本願のこの実施形態において提供されている履歴ページを開く方法のためのソフトウェアコード/モジュールは、代替的に外部メモリに記憶され得る。プロセッサ110は、外部メモリインタフェース120によって上記ソフトウェアコード/モジュールを実行して、履歴ページを開くための方法の手順を実行して、これにより、アプリケーションのページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成し得る。
【0119】
携帯電話100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイク170C、ヘッドセットジャック170D、およびアプリケーションプロセッサなどを使用して、例えば、音楽の再生または記録などのオーディオ機能を実装し得る。
【0120】
指紋センサ180Aは、指紋を取得するように構成されている。携帯電話100は、取得された指紋の特徴を使用して、指紋ベースのロック解除、アプリケーションのロックアクセス、指紋ベースの撮影、および指紋ベースの通話応答などを実装し得る。
タッチセンサ180Bはまた、「タッチパネル」と称される。タッチセンサ180Bは、ディスプレイ194に配置され得る。タッチセンサ180Bおよびディスプレイ194はタッチスクリーンを形成し、これは、「タッチスクリーン」とも称される。タッチセンサ180Bは、タッチセンサ上でまたはその近くで実行されたタッチ操作を検出するように構成されている。タッチセンサ108Bは、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送し、タッチイベントの種類を決定し得る。タッチ操作に関する視覚的出力は、ディスプレイ194を通じて提供され得る。いくつかの他の実施形態において、タッチセンサ180Bは代替的に、ディスプレイ194とは異なる位置における携帯電話100の表面に配置され得る。
【0121】
明らかに、センサモジュール180はさらに、圧力センサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、磁気センサ、加速度センサ、距離センサ、光学式近接センサ、周辺光センサ、および骨伝導センサなどを含み得る。センサのカテゴリーおよび種類は、本願のこの実施形態においてここで限定されない。
【0122】
ボタン190は、電源ボタン、音量ボタン、および同様のものを含む。ボタン190は機械的ボタンであり得る、または、タッチボタンであり得る。携帯電話100は、ボタン入力を受信して、携帯電話100に対するユーザの設定および機能制御に関連したキー信号入力を生成し得る。
【0123】
モータ191は、振動プロンプトを生成し得る。モータ191は、着信振動プロンプトを生成するように構成され得、タッチ振動フィードバックを提供するように構成され得る。例えば、異なるアプリケーション(例えば、写真撮影およびオーディオ再生)で実行されるタッチ操作は、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。
【0124】
インジケータ192はインジケータライトであり得、充電ステータスおよび電力変化を示すように構成され得る、または、メッセージ、不在着信、通知などを示すように構成され得る。
【0125】
SIMカードインタフェース195は、SIMカードを接続するのに使用される。SIMカードは、携帯電話100との接触またはそれからの分離を実装するために、SIMカードインタフェース195に挿入され得るか、または、SIMカードインタフェース195から除去され得る。
【0126】
データ同期モジュール197は、リモートデバイスのページ訪問履歴を同期し、リモートデバイスのページ訪問履歴を開くのに使用されるオープン命令を、クロスデバイス通信モジュール196を使用して、リモートデバイスに送信するように構成されている。
【0127】
データ記憶モジュール198は、リモートデバイスのページ訪問履歴を記憶するように構成されている。以下に言及される1または複数のページ訪問履歴はデータ記憶モジュール198に記憶され得ることを理解されたい。いくつかの実施形態においてにおいて、データブロックストレージモジュール197は、内部メモリ120または外部メモリに統合されてもよく、または、内部メモリ120または外部メモリから独立していてもよい。
【0128】
図3に示されたコンポーネントは、携帯電話100の構造に対して特定の限定にならないことが理解され得る。携帯電話100はさらに、図に示されたそれらより多くのまたはより少ないコンポーネントを含んでも、または、いくつかのコンポーネントを組み合わせても、または、いくつかのコンポーネントを分割しても、または異なるコンポーネント構成を有してもよい。
【0129】
いくつかの実施形態において、リモートデバイスは代替的に携帯電話であり得る。
本願の実施形態において実装され得る携帯電話の種類の各構造の機能について説明するために、リモートデバイスが携帯電話である例が以下で使用される。
【0130】
図4に示されたように、携帯電話200は、プロセッサ210、外部メモリインタフェース220、内部メモリ221、USBインタフェース230、充電管理モジュール240、電源管理モジュール241、バッテリ242、アンテナ3、アンテナ4、モバイル通信モジュール250、無線通信モジュール260、およびオーディオモジュール270、センサモジュール280、ボタン290、モータ291、インジケータ292、カメラ293、ディスプレイ294、SIMカードインタフェース295、クロスデバイス通信モジュール296、タスク管理297、およびタスク記憶モジュール298などを含み得る。図4に示されたオーディオモジュール270の構造は、図3に示されたオーディオモジュール170のそれと同じか同様であり得、図4に示されたセンサモジュール280の構造は、図3に示されたオーディオモジュール180のそれと同じか同様であり得る。ここでは、詳細を再度説明しない。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0131】
クロスデバイス通信モジュール296、タスク管理モジュール297、およびタスク記憶モジュール298に加えて、携帯電話200の別の構造的機能は、図3に示された各対応する構造的機能と同じか同様であり得る。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0132】
携帯電話200の無線通信機能は、アンテナ3、アンテナ4、モバイル通信モジュール250、無線通信モジュール260、クロスデバイス通信モジュール296、モデムプロセッサ、およびベースバンドプロセッサなどを使用することによって実装され得る。
【0133】
クロスデバイス通信モジュール296は、携帯電話200のアプリケーションの履歴ページ情報をローカルデバイスに同期するように構成されている。履歴ページ情報は、携帯電話200の少なくとも1つのアプリケーションの各々に対応するページ訪問履歴を含み得る。携帯電話200は、1周期毎にまたはローカルデバイスによって送信された同期要求情報が受信されたことが決定された後に、クロスデバイス通信モジュール296を使用して、履歴ページ情報をローカルデバイスに送信し得、または、携帯電話200は、ローカルデバイスへの接続が決定されたときに履歴ページ情報を自動的にローカルデバイスに送信する。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。
【0134】
いくつかの実施形態において、携帯電話200では、アンテナ3およびモバイル通信モジュール250が連結されており、アンテナ4および無線通信モジュール260が連結されており、アンテナ3およびクロスデバイス通信モジュール396が連結されているまたはアンテナ4およびクロスデバイス通信モジュール296が連結されているので、その結果、携帯電話200は、無線通信技術を使用して、ネットワークおよび別のデバイスと通信し得る。携帯電話200において使用されている無線通信技術は、図3に示された携帯電話100において使用されている無線通信技術と同じであり得る。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0135】
本願のこの実施形態において、内部メモリ221は、本願のこの実施形態において提供されている履歴ページを開く方法のためのソフトウェアコード/モジュールを記憶し得る。当該ソフトウェアコード/モジュールが実行されるとき、プロセッサ210は、履歴ページを開く方法の手順を実行して、アプリケーションのページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成し得る。
【0136】
明らかに、本願のこの実施形態において提供されている履歴ページを開く方法のためのソフトウェアコード/モジュールは、代替的に外部メモリに記憶され得る。プロセッサ210は、外部メモリインタフェース220によって上記ソフトウェアコード/モジュールを実行して、履歴ページを開くための方法の手順を実行して、これにより、アプリケーションのページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成し得る。
【0137】
タスク管理モジュール297は、携帯電話200の履歴ページ情報を記録すること、および、携帯電話200における異なるアプリケーションによって取得されたページ訪問履歴をタスク記憶モジュール298に記憶することを行うように構成されている。ローカルデバイスによって送信されたオープン命令に応答して、対応するページ訪問履歴が開かれる。
【0138】
タスク記憶モジュール298は、各アプリケーションに基づいて異なるアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化および記憶するように構成されている。いくつかの実施形態においてにおいて、タスクブロックストレージモジュール298は、内部メモリ220または外部メモリに統合されてもよく、または、内部メモリ220または外部メモリから独立していてもよい。
【0139】
図4に示されたコンポーネントは、携帯電話200の構造に対して特定の限定にならないことが理解され得る。携帯電話200はさらに、図に示されたそれらより多くのまたはより少ないコンポーネントを含んでも、または、いくつかのコンポーネントを組み合わせても、または、いくつかのコンポーネントを分割しても、または異なるコンポーネント構成を有してもよい。
【0140】
図3における携帯電話100がリモートデバイスとして使用されるとき、携帯電話100はさらに、タスク管理モジュールおよびタスク記憶モジュールを含み得ることを理解されたい。データ記憶モジュール198およびタスク記憶モジュールは、同じモジュールであり得、または、異なるモジュールであり得る。これは、本願において限定されない。代替的に、図4における携帯電話200がローカルデバイスとして使用されるとき、携帯電話200はさらに、データ同期モジュールおよびデータ記憶モジュールを含み得る。タスク記憶モジュール298およびデータ記憶モジュールは、同じモジュールであり得、または異なるモジュールであり得る。これは、本願において限定されない。
【0141】
本願の実施形態において提供されている技術的解決手段は、添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
【0142】
本願の実施形態を説明する前に、当業者がより良く理解することに役立つべく、本願において使用されているいくつかの用語をまず記載および説明する。
【0143】
様々なアプリケーション(application、略してapp)が、本願の実施形態におけるローカルデバイスおよびリモートデバイスにインストールされ得る。appは、例えば、カメラアプリケーション、テキストメッセージアプリケーション、マルチメディアメッセージアプリケーション、様々な電子メールアプリケーション、ウィチャット(WeChat)、テンセントインスタントメッセージングソフトウェア(QQ)、WhatsApp Messenger、ライン(Line)、写真共有アプリケーション(Instagram)、KakaoTalk、およびDingTalkなどの1または複数の特定の機能を実装し得るソフトウェアプログラムである。以下に言及されるアプリケーションは、端末デバイスにインストールされたデフォルトアプリケーションであり得、または、端末デバイスの使用プロセスにおいてネットワークからダウンロードされたまたは別の端末デバイスからユーザによって取得されたアプリケーション(例えば、別の端末デバイスによって送信されたアプリケーション)であり得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。
【0144】
以下の実施形態で用いる用語は、単に特定の実施形態を説明することを意図したものに過ぎず、本願を限定することを意図したものではない。本願の明細書および添付された特許請求の範囲において使用されているように、単数形の「1つ(one)」、「ある(a」、「当該(the)」、「この(this)」という用語は、別様の指定が文脈中に明らかにされていない限り、「1または複数(one or more)」などの表現をさらに含むことを意図している。本願の実施形態において、「1または複数」は、1つ、2つ、またはより多くを意味しており、「および/または」は、関連付けられたオブジェクト間の対応関係を説明し且つ3つの関係が存在し得ることを表すということをさらに理解されたい。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する場合、AおよびBの両方が存在する場合、または、Bのみが存在する場合を表し得、ここでAおよびBは単数または複数であり得る。記号「/」は、通常、関連付けられたオブジェクト間の「または」の関係を示す。本願の実施形態において、「第1」から「第6」などの用語は単に、説明において区別するために使用されているが、相対的な重要度を指示するまたは示唆するものとして理解されるべきではないまたはシーケンスを指示または示唆するものとして理解されるべきではないことをさらに理解されたい。
【0145】
本明細書に説明されている「一実施形態(an embodiment)」、または「いくつかの実施形態(some embodiments)」などへの参照は、本願の1または複数の実施形態が、それらの実施形態を参照して説明された具体的な特徴、構造、または特性を含むことを示す。したがって、本明細書の異なる場所に現れる「実施形態において(in an embodiment)」、「いくつかの実施形態において(in some embodiments)」、「いくつかの他の実施形態において(in some other embodiments)」および「他の実施形態において(in other embodiments)」などの表現は、必ずしも同じ実施形態を参照することを意味するものではない。代わりに、別の方式で特に別様に強調されていない限り、当該表現は、「1または複数であるが、すべての実施形態ではない」を意味する。「含む」、「有する」という用語、およびそれらの変形例はすべて、別の方式で特に別様に強調されていない限り、「含むが、それらに限定されない」を意味する。
【0146】
図1から図7Aおよび図7Bを参照して、本願の実施形態において提供された履歴ページを開く方法が以下に詳細に説明される。
【0147】
例えば、図5は、本願の実施形態に係る履歴ページを開く方法の構造の概略図である。上記方法は、ローカルデバイスに適用され得る。図5に示されるように、方法は以下の段階を備え得る。
【0148】
S501:リモートデバイスによって送信されたリモートデバイスの履歴ページ情報を受信して、当該履歴ページ情報を解析することで少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得する段階、ここで、履歴ページ情報は、リモートデバイスの少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含む。
【0149】
いくつかの実施形態において、ローカルデバイスがリモートデバイスに通信可能に接続されているとき、ローカルデバイスは、リモートデバイスに同期要求情報を送信し得る。同期要求情報は、リモートデバイスに記憶されている異なるアプリケーションのページ訪問履歴をローカルデバイスに同期するように、リモートデバイスに要求するために使用される。明らかに、ローカルデバイスは代替的に、第1の予め設定された時間長に基づいて周期的に同期要求情報をリモートデバイスに送信し得、または、ローカルデバイスは、同期要求情報をリモートデバイスに送信するようにユーザによってトリガされるコントロールを受信したとき、同期要求情報をリモートデバイスに送信する。次に、ローカルデバイスは、同期要求情報に応答して、リモートデバイスによって送信されたリモートデバイスの履歴ページ情報を受信し得る。第1の予め設定された時間長は、実際の要件に基づいて設定され得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。例えば、図2および図3を参照すると、ローカルデバイスは、データ同期モジュールを使用して同期要求情報を取得し、クロスデバイス通信モジュールを使用して同期要求情報をリモートデバイスに送信し得る。
【0150】
いくつかの他の実施形態において、ローカルデバイスは代替的に、リモートデバイスが当該リモートデバイスの履歴ページ情報をアクティブに送信することを待つ場合がある。例えば、ローカルデバイスへの通信接続を確立させるとき、リモートデバイスは、リモートデバイスの履歴ページ情報をローカルデバイスに自動的に送信し得、または、第2の予め設定された時間長に基づいて、リモートデバイスの履歴ページ情報をローカルデバイスに周期的に送信し得る。第2の予め設定された時間長は、実際の要件に基づいて設定され得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。例えば、図2から図4を参照すると、リモートデバイスは、クロスデバイス通信モジュールを使用して、リモートデバイスの履歴ページ情報をローカルデバイスに送信し得る。
【0151】
本願のこの実施形態において、ローカルデバイスは、第1の予め設定された時間長に基づいて同期要求情報をリモートデバイスに周期的に送信すること、または、リモートデバイスは、第2の予め設定された時間長に基づいて、リモートデバイスの履歴ページ情報をローカルデバイスに周期的に送信することで、ローカルデバイスに記憶されたリモートデバイスからの履歴ページ情報を更新し、その結果、ローカルデバイスに記憶されたリモートデバイスの履歴ページ情報の鮮度が保証され得、それによりユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0152】
本願のこの実施形態において、リモートデバイスの履歴ページ情報は、複数の方式でローカルデバイスに同期され得、その結果、リモートデバイスの履歴ページ情報は容易にローカルデバイスに同期され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0153】
いくつかの実施形態において、リモートデバイスの履歴ページ情報を受信したとき、ローカルデバイスは、リモートデバイスの履歴ページ情報を解析して、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得し得る。具体的な実装のプロセスにおいて、図2および図3を参照すると、ローカルデバイスは、取得済みのリモートデバイスの履歴ページ情報をデータ同期モジュールを使用して解析し、少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得し得る。少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴は、アプリケーション名、ページコンポーネント名、追加データ、およびサムネイルなどを含み得る。
【0154】
S502:各アプリケーションに基づいて少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化し、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、当該少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する段階、ここで、ページ訪問履歴の各グループは、ページ訪問履歴の各グループの各ページ訪問履歴を開くために使用されるオープン命令を含む。
【0155】
いくつかの実施形態において、ページ訪問履歴の各グループの各ページ訪問履歴を開くために使用される上記オープン命令は、各ページ訪問履歴に対応するアプリケーションのアプリケーション名、およびページコンポーネント名などを含み得る。
【0156】
いくつかの実施形態において、ローカルデバイスがリモートデバイスの履歴ページ情報を解析して少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を取得した後、ローカルデバイスは、各アプリケーションに基づいて少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴をグループ化し、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、当該少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶し得る。例えば、図2および図3を参照すると、ローカルデバイスは、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴をデータ記憶モジュールに記憶し得る。このプロセスにおいて、ローカルデバイスはさらに、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に基づいてユーザインタフェースのコンテンツを更新するように、最近のタスクラベルモジュールに通知し得る。
【0157】
具体的な実装のプロセスにおいて、ローカルデバイスは、複数の方式で少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶し得る。例を以下に挙げる。
【0158】
例1において、ローカルデバイスは、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶するために現在使用されている記憶空間が予め設定された閾値に達したかどうかを決定し得る。上記記憶空間が予め設定された閾値に達したことを決定したとき、ローカルデバイスは、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴から少なくとも1つの最も早いページ訪問履歴を削除し得る。
【0159】
例えば、予め設定された閾値は、30Mに等しく設定され得る。リモートデバイスのページ訪問履歴を記憶するためにローカルデバイスによって使用されている記憶空間が予め設定された閾値に達した場合、現在記憶されているページ訪問履歴の、対応する最も早いページ訪問履歴が削除され得る。
【0160】
例1において、記憶空間を節約するべく、ローカルデバイスは、デフォルトで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴中の現在の日付および当該現在の日付に最も近い日付にそれぞれ対応するページ訪問履歴を同期して記憶し得る。
【0161】
例1において、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶するためにローカルデバイスによって使用されている記憶空間のサイズは、実際の要件に基づいて設定され得る。例えば、ユーザは、実際の要件に基づいて、ローカルデバイスの設定インタフェースにおける記憶空間のサイズを手動で設定し得る。
【0162】
例1において、ページ訪問履歴をリモートデバイスに記憶するためのローカルデバイスの記憶空間は低減し得、ローカルデバイスに記憶されたリモートデバイス上のページ訪問履歴の鮮度はさらに保証され得る。
【0163】
例2において、ローカルデバイスは、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における少なくとも1つのページ訪問履歴を記憶し得る。上記少なくとも1つのページ訪問履歴は、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴であり、ページ訪問履歴の時間および現在時刻の間の時間長間隔は、予め設定された時間長より小さいまたはそれに等しいおよび/または予め設定された時間内のページ訪問履歴時間である。
【0164】
例えば、明らかに、上記予め設定された時間長も、実際の要件に基づいて設定され得る。例えば、ユーザは、実際の要件に基づいてローカルデバイスの設定インタフェースにおける予め設定された時間長を設定し得る。
【0165】
例2において、予め設定された時間は、ユーザによって指定された時間または日付であり得、または、ユーザによって指定された2つの日付間の時間間隔であり得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。ユーザは、実際の要件に基づいてローカルデバイスの設定インタフェースにおける予め設定された時間を設定し得、上記予め設定された時間を、ローカルデバイスが少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得した後にローカルデバイスによって出力されたプロンプト情報におけるタッチコントロールなどに設定し得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。
【0166】
例2において、異なる期間に対応するリモートデバイスのページ訪問履歴を閲覧するための異なるユーザの要件を満たすことで、ユーザが対応するページ訪問履歴を閲覧することを容易にし得る。ユーザのパーソナライズされた要求を満たすことで、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0167】
S503:訪問履歴を閲覧するための第1命令を受信して、当該第1命令に応答して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴に対応するタブを開く。
【0168】
いくつかの実施形態において、上記第1命令は、ローカルデバイスによって検出された、ローカルデバイスの表示インタフェースを上/下にフリックする操作、または、ローカルデバイスによって検出された、ページ訪問履歴に対応するタブを開くために使用されるコントロールをトリガする操作などであり得る。第1命令は、ローカルデバイスが第1命令に応答してタブを開くことができる限り、本願のこの実施形態において具体的に限定されない。
【0169】
いくつかの実施形態において、タブは、第4コントロールを含み得、当該第4コントロールは、タブ上において、ローカルデバイスのページ訪問履歴およびリモートデバイスのページ訪問履歴の表示間の切り替えに使用され得る。例えば、図6に示されたように、ユーザは、第4コントロールの右部分(すなわち、灰色部分)をタップして、タブ上にリモートデバイスのページ訪問履歴を表示させ得る。ユーザは、第4コントロールの左部分をタップして、タブ上にローカルデバイスのページ訪問履歴を表示させ得る(図6に図示せず)。
【0170】
本願の実施形態において、異なるアプリケーションのページ訪問履歴は、タブを使用して記録され、その結果、複数のアプリケーションが互換性を有し、アプリケーションのローカルページ訪問履歴機能に依存する必要がない。
【0171】
本願の実施形態において、第4コントロールは、リモートデバイスのページ訪問履歴またはローカルデバイスのページ訪問履歴をローカルデバイスのタブ上に表示するように制御するために使用され、その結果、ユーザは、異なるデバイスのページ訪問履歴を容易に閲覧し得る。さらに、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的が達成され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0172】
いくつかの実施形態において、第1の予め設定された操作がタブ上で実行され、その結果、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴のグループ間の切り替が実行され得る。上記第1の予め設定された操作は、少なくとも左/右フリック操作を含む、または、「+」または「-」などの音量ボタンをタッチして長押しし得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。
【0173】
具体的な実装のプロセスにおいて、タブ上では、各アプリケーションのページ訪問履歴が独立したリストウィンドウを使用して表示され得る。当該リストウィンドウは、端末デバイスのアイコン、および、タブ上に現在表示されているページ訪問履歴に対応するアプリケーションのアプリケーションアイコンを表示し得る。例えば、図6図7A、および図7Bに示されたように、現在タブに表示されているページ訪問履歴に対応する端末デバイスおよびアプリケーションは、テレビおよびアプリケーションzである。この場合、テレビのアイコンおよびアプリケーションzのアイコンは、タブの現在の表示インタフェースの左上部分に表示され得る。タブを左方/右方にフリックすることによって、アプリケーションzに対応する現在表示されているページ訪問履歴は、表示のために、別のアプリケーションのページ訪問履歴に切り替わり得る。例えば、図7Aおよび図7Bに示されたように、アプリケーションzのページ訪問履歴は、タブを右にフリックすることによって、アプリケーションCのページ訪問履歴に切り替わり得る。
【0174】
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第2グループのページ訪問履歴が現在タブに表示されている場合、第2の予め設定された操作がタブ上で実行され、第2グループのページ訪問履歴におけるページ訪問履歴間の切り替えが行われ得る。上記第2の予め設定された操作は、少なくとも上/下フリック操作、ローカルデバイスのディスプレイのタップ、またはローカルデバイスのホームボタンのタッチなどを含み得る。これは、本願のこの実施形態において具体的に限定されるものではない。
【0175】
例えば、図6に示されたように、第2グループのページ訪問履歴に対応するアプリケーションは、アプリケーションzである。上記タブを上/下にフリックすることで、アプリケーションzに対応するページ訪問履歴間の切り替えを行い得る。
【0176】
本願のこの実施形態において、ページ訪問履歴に対応するタブは、異なるアプリケーションのページ訪問履歴間の切り替えをサポートし得、その結果、ユーザは、異なるアプリケーションのページ訪問履歴を閲覧し、異なるアプリケーションの各ページ訪問履歴を閲覧することを容易に行い得る。さらに、異なるアプリケーションの訪問履歴を迅速に開くという目的が達成され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0177】
S504:タブ上の且つ少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2命令を受信し、当該第2命令に応答して、第1グループのページ訪問履歴を開くことおよび/または第1オープン命令をリモートデバイスに送信することで、その結果、リモートデバイスは第1オープン命令に従って第1グループのページ訪問履歴を開く。
【0178】
いくつかの実施形態において、上記第2命令は、ローカルデバイスによって検出された、第1グループのページ訪問履歴のサムネイルをタップする操作であり得る。第2命令を受信したとき、ローカルデバイスは、第1グループのページ訪問履歴を開くことおよび/または第1オープン命令をリモートデバイスに送信することで、リモートデバイスが第1グループのページ訪問履歴を開くように制御し得る。
【0179】
いくつかの実施形態において、タブに表示されたページ訪問履歴は、ローカルデバイスまたはリモートデバイス上で開かれるようにサポートされ得る。例えば、図6および図8を参照すると、アプリケーションzに対応するページ訪問履歴は、第1グループのページ訪問履歴である。この場合、第1のアプリケーションはアプリケーションzである。現在のユーザが、アプリケーションzのページ訪問履歴Aにおけるアニメシリーズaのポスター画像のサムネイルをタップしたとき、ローカルデバイスは、タブの表示インタフェースにおいて、ページ訪問履歴Aを開くための第2プロンプト情報を表示し得る。第2プロンプト情報は、第5コントロールおよび第6コントロールを含み得る。ユーザが第5コントロールをタップしたとき、ページ訪問履歴Aは、ローカルデバイス上で開かれ得る。アプリケーションzが現在インストールされていないことが決定された場合、ローカルデバイスは第1プロンプト情報を出力して、アプリケーションzがインストールされる必要があることをローカルデバイスに提示する。上記第1プロンプト情報は、インストール命令を含み得る。例えば、第1プロンプト情報は、コンテンツ「今第1のアプリケーションをインストールしますか?」、コントロール「いいえ」、およびコントロール「はい」を表示し得る。コントロール「はい」がトリガされたことを検出したとき、インストール命令に応答して、ローカルデバイスは、ローカルデバイスへのアプリケーションzのインストールを開始する。ユーザが第6コントロールをタップしたとき、ページ訪問履歴Aは、リモートデバイス上で開かれ得る。具体的な実装のプロセスにおいて、リモートデバイスおよびローカルデバイスの間の通信接続が解除されたとき、第5コントロールに対応する選択ボックスの色は灰色または別の色であり、これは、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの間に現在確立されている通信接続がないことを示す。
【0180】
本願のこの実施形態において、第1のアプリケーションがローカルデバイスにインストールされていないことが決定されたとき、ローカルデバイスは第1のアプリケーションをインストールするように促され、その結果、ローカルデバイスは、第1のアプリケーションのページ訪問履歴を開くことをサポートされ、それにより、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成するとともにユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0181】
具体的な実装のプロセスにおいて、第1グループのページ訪問履歴を開くためにリモートデバイスが選択されたとき、ローカルデバイスは、第1グループのページ訪問履歴におけるページ情報に基づいて、第1オープン命令を再生成し得る。上記第1オープン命令は、第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得る。例えば、図6および図8を参照すると、第1オープン命令のデータ形式は、アプリケーションzのページ訪問履歴を開くために使用され得る最小セット、例えば、アプリケーション名、ページコンポーネント名、およびページオープンモードを含み得、その一方、ページ訪問履歴に含まれたサムネイルは破棄され得る。任意選択的に、追加のパラメータは、少なくとも履歴ページのユニフォームリソースロケータ(uniform resource locator URL)アドレスを含み得、ページオープンモードは、シングルインスタンス、マルチインスタンス、フローティングウィンドウ表示、およびフルスクリーン表示などのページオープンモードを含み得る。アプリケーションzがアプリケーションBilibili(biliを使用して識別され得る)であること、およびページ訪問履歴Aが例として使用される。例えば、第1オープン命令は、形式(データ交換形式)JSON(英語用語JavaScript Object Notationの略)で、以下のとおりに表され得る:
【数1】
【0182】
いくつかの他の実施形態において、タブに表示されたページ訪問履歴は代替的に、ローカルデバイスおよびリモートデバイス上で開かれるようにサポートされ得る。例えば、ローカルデバイスは、第2命令に応答して、ページ訪問履歴に対応するタブ上に、ローカルデバイスの第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第1コントロール、リモートデバイスの第1グループのページ訪問履歴を開くために使用される第2コントロール、および、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの第1グループのページ訪問履歴を同期して開くために使用される第3コントロールを表示させ得る。上記第1グループのページ訪問履歴は、第1コントロールをタップする第1操作が受信された場合、ローカルデバイス上で開かれる。代替的に、第2コントロールをタップする第2操作が受信された場合、第1オープン命令は、リモートデバイスに送信される。代替的に、第3コントロールをタップする第3操作が受信された場合、第1グループのページ訪問履歴はローカルデバイスおよびリモートデバイス上で開かれ、第1オープン命令はリモートデバイスに送信される。例えば、第2命令が受信されたとき、ローカルデバイスは第3プロンプト情報を出力し得る。第3プロンプト情報は、第1コントロールから第3コントロールを含み得る。第1グループのページ訪問履歴、ローカルデバイスが第1コントロールをタップする第1操作を受信した場合、ローカルデバイス上で開かれ得る。代替的に、第1グループのページ訪問履歴は、ローカルデバイスが第2コントロールをタップする第2操作を受信した場合、リモートデバイス上で開かれ得る。代替的に、第1グループのページ訪問履歴は、ローカルデバイスが第3コントロールをタップする第3操作を受信した場合、ローカルデバイスおよびリモートデバイス上で開かれ得る。
【0183】
本願のこの実施形態において、ページ訪問履歴は単一の端末デバイス上で開かれるようにサポートされ得、または、ページ訪問履歴は複数の端末装置上で開かれるようにサポートされ得、その結果、ユーザは、ターゲット端末デバイス上でページ訪問履歴を開くために対応する端末デバイスを選択することが容易になり得、それにより、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成するとともにユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0184】
いくつかの実施形態において、第1グループのページ訪問履歴を開いた後、ローカルデバイスはさらに、第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開き得る。例えば、ローカルデバイスが、第1のページ訪問履歴を開くために使用される第3命令を受信したとき、第1グループのページ訪問履歴がローカルデバイス上で開かれた場合、第1のページ訪問履歴は、第3命令に応答して、ローカルデバイス上で開かれ得る。代替的に、第1グループのページ訪問履歴がリモートデバイス上で開かれた場合、第2オープン命令は、第3命令に応答して、リモートデバイスに送信され得る。第2オープン命令は、第1のページ訪問履歴を開くようにリモートデバイスを制御するために使用される。代替的に、第1グループのページ訪問履歴がローカルデバイスおよびリモートデバイス上で同期して開かれた場合、第3命令に応答して、第1のページ訪問履歴はローカルデバイス上で開かれ得、第2オープン命令はリモートデバイスに送信され得る。第2オープン命令は、第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得、当該情報の最小セットの形式は、第1オープン命令の形式と同じか同様であり得る。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。
【0185】
例えば、図6に示されたように、アプリケーションzに対応するページ訪問履歴は第1グループのページ訪問履歴であり、第1グループのページ訪問履歴における2つのページ訪問履歴は、現在タブに表示されている。ユーザがページ訪問履歴Bにおける任意のサムネイル、またはページ訪問履歴Bにおける任意の表示領域をタップしたとき、第2命令が生成され得る。第1グループのページ訪問履歴がローカルデバイス上で開かれたとき、ローカルデバイスは、第2命令に応答して、アプリケーションzのページ訪問履歴Bを開き得る。第1グループのページ訪問履歴がリモートデバイス上で開かれたとき、ローカルデバイスは、第2命令に応答して第2オープン命令をリモートデバイスに送信し、アプリケーションzのページ訪問履歴Bを開くようにリモートデバイスを制御し得る。代替的に、第1グループのページ訪問履歴がリモートデバイスおよびリモートデバイス上で同期して開かれたとき、ローカルデバイスは、第2命令に応答して、アプリケーションzのページ訪問履歴Bを開き、第2オープン命令をリモートデバイスに送信し得る。
【0186】
本願のこの実施形態において、異なるページ訪問履歴は単一の端末デバイス上で開かれるようにサポートされ得、または、異なるページ訪問履歴は同期して複数の端末装置上で開かれるようにサポートされ得、その結果、ユーザは、ターゲット端末デバイス上で少なくとも1つのページ訪問履歴を開くために対応する端末デバイスを選択することが容易になり得、それにより、ページ訪問履歴を迅速に開くという目的を達成するとともにユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0187】
リモートデバイスがBluetoothスピーカであるとき、図9に示されたように、ページ訪問履歴を開くためにローカルデバイスによって使用されるタブ上において、Bluetoothスピーカによって最近再生された曲のリスト、およびBluetoothスピーカのアイコンが表示され得ることに留意されたい。Bluetoothスピーカの場合、アプリケーションが区別されていないので、タブは、図10に示されたように、表示のためのトラックリストにおける曲間の切り替えのために、上/下にフリックされ得る。ローカルデバイスおよびBluetoothスピーカの間の連携のプロセスについては、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの間の連携プロセスについての前述の関連する説明を参照されたい。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0188】
本願のこの実施形態において、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報はローカルデバイスに同期され得、その結果、ローカルデバイスは、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスし得る。ローカルデバイスはリモートデバイスをさらに制御することで、リモートデバイス上で操作を実行する必要なく、異なるアプリケーションの各々における履歴ページ情報をリモートデバイス上の異なるアプリケーションで検索する必要なく、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスするようにし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報を検索するユーザの操作を簡略化し、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0189】
図1および図2図4図11、および図12(a)から図12(c)を参照して、本願の実施形態において提供された履歴ページを開く方法が以下に詳細に説明される。
【0190】
例えば、図11は、本願の実施形態に係る履歴ページを開く方法の構造の概略図である。上記方法は、リモートデバイスに適用され得る。図11に示されるように、方法は以下の段階を備え得る。
【0191】
S801:上記リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報を、各アプリケーションに基づいてグループ化および記憶することで、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得する段階、ここで、上記履歴ページ情報は上記リモートデバイス上の上記少なくとも1つのアプリケーションのページ訪問履歴を含み、ページ訪問履歴の各グループはページ訪問履歴の各グループにおける各ページ訪問履歴を開くためのオープン命令を含み得る。
【0192】
いくつかの実施形態において、リモートデバイスが上記少なくとも1つのアプリケーションの中の1つのアプリケーションにおいて新しいページを開く度に、1つの開始アクティビティ(start activity)命令が生成され得る。新しいページのページ情報は開始アクティビティ命令に保持されており、当該新しいページのページ情報は、当該新しいページに対応するアプリケーション名、ページコンポーネント名、追加のパラメータ、およびページサムネイルを含む。任意選択的に、追加のパラメータは、少なくとも新しいページのURLアドレスを含み得る。リモートデバイスは、アプリケーションに基づいて且つ開始アクティビティ命令に従って、新しいページのページ情報を記憶して、ページ訪問履歴のグループを取得し得る。例えば、図2および図4を参照すると、リモートデバイスは、生成された開始アクティビティ命令をタスク管理モジュールに送信し得る。リモートデバイスは、開始アクティビティ命令に従ってタスク管理モジュールを使用することによって、各アプリケーションに基づいてリモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報をグループ化および記憶して、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し得る。
【0193】
例えば、図2図4、および図12(a)から図12(c)を参照すると、リモートデバイスはテレビであり、アプリケーションCが例として使用される。リモートデバイスがアプリケーションCを開いて当該アプリケーションCにおけるホームページに入ったとき、リモートデバイスは、タスク記憶モジュールにおいて、タスク管理モジュールを使用して、アプリケーションCにおけるホームページを1つのページ訪問履歴、すなわち、ページ訪問履歴a(図12(a)を参照)として記憶し得る。ユーザがホームページにおいて「おすすめ」をタップしたとき、アプリケーションCにおけるおすすめインタフェースに入り得る。この場合、リモートデバイスは、タスク管理モジュールを使用して、タスク記憶モジュールにおいて、アプリケーションCにおけるおすすめページを1つのページ訪問履歴、すなわち、ページ訪問履歴b(図12(b)を参照)として記憶し得る。ユーザがおすすめページにおいてテレビシリーズkのポスター画像のサムネイルをタップしたとき、テレビシリーズkの詳細インタフェースに入り得る。この場合、リモートデバイスは、タスク管理モジュールを使用して、タスク記憶モジュールにおいて、テレビシリーズkの詳細ページを1つのページ訪問履歴、すなわち、ページ訪問履歴c(図12(c)を参照)として記憶し得る。アプリケーションCにおけるページ訪問履歴a、ページ訪問履歴b、およびページ訪問履歴cがタスク記憶モジュールに記憶されるプロセスにおいて、リモートデバイスはさらに、アプリケーションCにおけるテレビシリーズkのホームページ、おすすめページ、および詳細ページ内のコンテンツのサムネイル、および、アプリケーションCにおけるテレビシリーズkのホームページ、おすすめページ、および詳細ページの各々に対応するオープン命令を記憶し得る。それに対応して、アプリケーションCを閉じて、別のアプリケーション、例えば、アプリケーションAおよびアプリケーションBを開いたとき、リモートデバイスは、アプリケーションAのページ訪問履歴を記録するそれと同じか同様の方式で、リモートデバイスの別のアプリケーションにおいて開かれていたページ訪問履歴を記録し得る。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0194】
例えば、リモートデバイスのページ訪問履歴のデータ形式は、形式JSONであり得、または、別の形式であり得る。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。例えば、アプリケーションCはBilibiliであり、アプリケーションCにおけるページ履歴aのデータ形式JSONは、以下のとおりであり得る:
【数2】
【0195】
リモートデバイスが少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を記憶する方式は、データベース、クラウド、またはローカルファイルを使用した記憶であり得ることに留意されたい。これについては、本願のこの実施形態において限定しない。
【0196】
本願のこの実施形態において、リモートデバイスは、各アプリケーションに基づいて、リモートデバイス上でこれまでに開かれた少なくとも1つのアプリケーションの履歴ページ情報をグループ化および記憶し、その結果、リモートデバイスは、異なるアプリケーションのページ訪問履歴を容易に管理し得る。さらに、ローカルデバイスは、続いて、リモートデバイスのページ訪問履歴を容易に同期し得る。
【0197】
S802:履歴ページ情報をローカルデバイスに同期し、その結果、ローカルデバイスは、履歴ページ情報を解析した後に少なくとも1つのグループのページ訪問履歴を取得し、対応する命令に従って、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における任意の1つのグループのページ訪問履歴を開く。
【0198】
いくつかの実施形態において、リモートデバイスが履歴ページ情報をローカルデバイスに同期する方式については、図5に示された段階S501の関連する説明を参照されたい。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0199】
いくつかの実施形態において、リモートデバイスが第1オープン命令を受信したとき、リモートデバイスは当該第1オープン命令を解析し、解析された第1オープン命令に従って、少なくとも1つのグループのページ訪問履歴における第1グループのページ訪問履歴を開き得る。任意選択的に、上記第1オープン命令は、第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得る。例えば、図2および図4を参照すると、リモートデバイスは、クロスデバイス通信モジュールを使用して、ローカルデバイスによって送信された第1オープン命令を受信し得る。クロスデバイス通信モジュールは第1オープン命令を解析して、第1オープン命令をタスク管理モジュールに送信し得る。タスク管理モジュールはさらに第1オープン命令を解析し、第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを取得する。次に、リモートデバイスは、第1グループのページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットに基づいて、第1グループのページ訪問履歴を開き得る。
【0200】
具体的な実装のプロセスにおいて、リモートデバイスは、解析された第1オープン命令に従って、開始アクティビティ(start activity)方式で、第1グループのページ訪問履歴を開き、第1グループのページ訪問履歴が開かれた後に第1グループのページ訪問履歴の変更内容を更新し得る。第1グループのページ訪問履歴の変更内容は、第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの削除されたおよび/または追加されたページ訪問履歴を含む。
【0201】
例えば、図12(a)から図12(c)をさらに参照されたい。リモートデバイスが第1グループのページ訪問履歴を開いた後、ユーザが新しいページに入った場合、1または複数のページ訪問履歴が第1グループのページ訪問履歴に追加される。ユーザがページ訪問履歴aを必要としない場合、ユーザは、第1グループのページ訪問履歴からページ訪問履歴aを削除し得る。
【0202】
本願の実施形態において、第1グループのページ訪問履歴は、第1オープン命令が受信された後にリモートデバイスが新しいページにアクセスすることに基づいて、開始アクティビティ方式で更新され、その結果、リモートデバイス上のページ訪問履歴の一部が漏れるという現象が回避され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0203】
いくつかの実施形態において、リモートデバイスはさらに、ローカルデバイスによって送信された第2オープン命令を受信し得る。リモートデバイスは、第2オープン命令を解析して、解析された第2オープン命令に従って第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開き得る。任意選択的に、上記第2オープン命令は、第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを含み得る。例えば、図2および図4を参照すると、リモートデバイスは、クロスデバイス通信モジュールを使用して、ローカルデバイスによって送信された第2オープン命令を受信し得る。クロスデバイス通信モジュールは第2オープン命令を解析して、第2オープン命令をタスク管理モジュールに送信し得る。タスク管理モジュールはさらに第2オープン命令を解析し、第1グループのページ訪問履歴における第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットを取得する。次に、リモートデバイスは、第1のページ訪問履歴を開くために必要な情報の最小セットに基づいて、第1のページ訪問履歴を開き得る。
【0204】
具体的な実装のプロセスにおいて、リモートデバイスは、解析された第2オープン命令に従って、開始アクティビティ方式で、第1のページ訪問履歴を開き、第1のページ訪問履歴が開かれた後に第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報を更新し得る。第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報は、第1グループのページ訪問履歴への少なくとも1つの追加されたページ訪問履歴または第1グループのページ訪問履歴における少なくとも1つの更新されたページ訪問履歴に対応するコンテンツ情報を含む。
【0205】
例えば、図12(a)から図12(c)をさらに参照されたい。第1のページ訪問履歴がページ訪問履歴cであることが例として使用される。ユーザがテレビシリーズkのエピソード1のビデオコンテンツの一部を見た場合、リモートデバイスがページ訪問履歴cを開いた後にユーザがコントロール「エピソード1」をタップしたとき、ユーザは、リモートデバイスのディスプレイで、テレビシリーズkのエピソード1の再生されていないコンテンツを見続けることができる。この場合、リモートデバイスは、第1のページ訪問履歴に対応するコンテンツ情報を更新して、第1グループのページ訪問履歴における変更内容情報を更新し得る。代替的に、ユーザがページ訪問履歴におけるテレビシリーズhのポスター画像のサムネイルをタップしたとき、リモートデバイスは、テレビシリーズhの詳細ページに入り得る。この場合、リモートデバイスは、第1グループのページ訪問履歴に1つのページ訪問履歴を追加し得る。
【0206】
本願の実施形態において、第1グループのページ訪問履歴は、リモートデバイスが新しいページにアクセスすること、または、第2オープン命令が受信された後の第1のページ訪問履歴における未完了コンテンツ情報の継続的な実行に基づいて、開始アクティビティ方式で更新され、その結果、リモートデバイス上のページ訪問履歴の一部が漏れるという現象が回避され得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立つ。
【0207】
リモートデバイスがBluetoothスピーカであるとき、Bluetoothスピーカがそれぞれの最近再生された曲を記憶する方式は、リモートデバイスがページ訪問履歴の各グループを記憶する方式と同じか同様であり得ることに留意されたい。Bluetoothスピーカおよびローカルデバイスの間の連携のプロセスについては、リモートデバイスおよびローカルデバイスの間の連携のプロセスの前述の関連する説明を参照されたい。ここでは、詳細を再度説明しない。
【0208】
本願の実施形態において、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報は接続済みローカルデバイスに記録および同期され、その結果、ローカルデバイスは、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスし得る。ローカルデバイスはリモートデバイスをさらに制御することで、リモートデバイス上で操作を実行する必要なく、異なるアプリケーションの各々における履歴ページ情報をリモートデバイス上の異なるアプリケーションで検索する必要なく、リモートデバイス上の異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報に迅速にアクセスするようにし得る。これは、異なるアプリケーションにおける履歴ページ情報を検索するユーザの操作を簡略化し、異なるアプリケーションにおける履歴ページを開くスピードを上げ、その結果、異なるアプリケーションにおける履歴ページが迅速に開かれ得、それにより、ユーザエクスペリエンスの改善に役立ち得る。
【0209】
本願の実施形態において、リモートデバイスおよびローカルデバイスは、本願の実施形態における段階の全部または一部を実行し得ることを理解されたい。これらの段階は単なる例に過ぎない。本願の実施形態において、他の段階または当該段階の様々な変形例がさらに実行され得る。加えて、当該段階は、本願の実施形態において提示された異なるシーケンスで実行され得、本願の実施形態におけるすべての段階が実行される必要がない場合がある。
【0210】
本願の実施形態において、別様に指定されないまたは論理的な矛盾がない限り、異なる実施形態における用語および/または説明は一貫しており、相互参照となり得る。異なる実施形態における技術的特徴を組み合わせて、異なる実施形態間の内部の論理関係に従って、新たな実施形態を形成し得る。
【0211】
本願の実施形態において提供された解決手段は、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの間の相互作用の観点から上記に説明されている。前述の機能を実装するために、ローカルデバイスおよびリモートデバイスは、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことを理解されたい。当業者であれば、本明細書において開示される実施形態に関連して説明される例におけるユニット、アルゴリズム、および段階が、本願におけるハードウェアまたはハードウェアおよびコンピュータソフトウェアの組み合わせの形式で実装可能であることを容易に認識すべきである。機能がハードウェアによって実行されるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途、および設計上の制約条件に依存する。当業者は、具体的な用途毎に説明された機能を実装すべく異なる方法を用い得るが、当該実装が本願の範囲を超えるとみなされるべきではない。
【0212】
本願の実施形態において、ローカルデバイスまたはリモートデバイスの機能モジュールは、上述の方法の例に従って分割され得る。例えば、各機能モジュールが、各対応する機能に基づいて分割されることによって取得され得、または、2つまたはより多くの機能が、1つの処理モジュールに統合され得る。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本願の実施形態において、モジュールへの分割は一例であり、単なる論理機能分割に過ぎず、実際の実装では他の分割があり得ることに留意されたい。
【0213】
統合されたユニット(モジュール)が使用される場合において、図13は、本願の実施形態に係るローカルデバイスの構造の概略図である。図13に示されたように、ローカルデバイス1200は、少なくとも1つのプロセッサ1201およびメモリ1202を含み得る。メモリ1202は、1または複数のコンピュータプログラムを記憶し、例えば、ローカルデバイス1200に必要な1または複数のコンピュータプログラムを記憶するように構成されている。少なくとも1つのプロセッサ1201は、履歴ページを開くための上述の方法を実装するようにローカルデバイス1200をサポートするように構成されている。例えば、メモリ1202に記憶された1または複数のコンピュータプログラムが少なくとも1つのプロセッサ1201によって実行されるとき、ローカルデバイス1200は、図5に示された履歴ページを開くための方法の実施形態の任意の可能性を実装し得る、および/または、本明細書に説明された別の実施形態を実装するように構成されている。加えて、ローカルデバイス1200はさらに、通信インタフェース1203を含み得る。通信インタフェースは、別のデバイスまたは通信ネットワーク、例えば、イーサネット(登録商標)、RAN、WLAN、または有線アクセスネットワークと通信するように構成され得る。
【0214】
統合されたユニット(モジュール)が使用される場合において、図14は、本願の実施形態に係るリモートデバイスの構造の概略図である。図14に示されたように、リモートデバイス1300は、少なくとも1つのプロセッサ1301およびメモリ1302を含み得る。メモリ1302は、1または複数のコンピュータプログラムを記憶し、例えば、リモートデバイス1300に必要な1または複数のコンピュータプログラムを記憶するように構成されている。少なくとも1つのプロセッサ1301は、履歴ページを開くための上述の方法を実装するようにリモートデバイス1300をサポートするように構成されている。例えば、メモリ1302に記憶された1または複数のコンピュータプログラムが少なくとも1つのプロセッサ1301によって実行されるとき、リモートデバイス1300は、図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態の任意の可能性を実装し得る、および/または、本明細書に説明された別の実施形態を実装するように構成されている。加えて、リモートデバイス1300はさらに、通信インタフェース1303を含み得る。通信インタフェースは、別のデバイスまたは通信ネットワーク、例えば、イーサネット、RAN、WLAN、または有線アクセスネットワークと通信するように構成され得る。
【0215】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、ローカルデバイスを提供する。ローカルデバイスは、1または複数のプロセッサ、および1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体を含む。1または複数のプロセッサは、1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体に接続されている。1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体は、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムを記憶する。1または複数のプロセッサは、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態の任意の1つの可能性を実装するおよび/または本明細書に説明された他の実施形態を実装するために、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムを実行する。
【0216】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、リモートデバイスを提供する。リモートデバイスは、1または複数のプロセッサ、および1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体を含む。1または複数のプロセッサは、1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体に接続されている。1または複数のメモリまたは不揮発性記憶媒体は、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムを記憶する。1または複数のプロセッサは、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態の任意の1つの可能性を実装するおよび/または本明細書に説明された他の実施形態を実装するために、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムを実行する。
【0217】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、端末デバイスを提供する。端末デバイスは、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態を実行する任意の1つの可能性を含む、および/または、本明細書に説明された他の実施形態におけるモジュール/ユニットを実装するように構成されている。これらのモジュール/ユニットは、ハードウェアによって実装され得、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。
【0218】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、チップを提供する。チップは、端末デバイスにおけるメモリに連結されており、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出し、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態の任意の1つの可能性を実行するように構成されている、および/または、本明細書に説明された他の実施形態を実装するように構成されている。本願の実施形態において、「連結された(coupled)」は、2つのコンポーネントが直接または間接的に互いに組み合わされたことを意味する。
【0219】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、端末デバイスのグラフィカルユーザインタフェースを提供する。端末デバイスは、ディスプレイ、1または複数のメモリ、および1または複数のプロセッサを有する。1または複数のプロセッサは、1または複数のメモリに記憶された1または複数のコンピュータプログラムを実行するように構成される。グラフィカルユーザインタフェースは、図5および図8に示されたような履歴ページを開くための方法の上述の実施形態を実行する端末デバイスの任意の1つの可能性、および/または本明細書に説明された他の実施形態を実装するために表示されたグラフィカルユーザインタフェースを含む。
【0220】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、コンピュータ可読記憶媒体または不揮発性記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体または不揮発性記憶媒体は、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムを記憶する。コンピュータ命令またはコンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、履歴ページを開くための方法の上述の実施形態、および実施形態の可能な実装形態のいずれか1つを実行することが可能になる。代替的に、コンピュータ命令またはコンピュータプログラムが1または複数のプロセッサ上で実行されるとき、上記1または複数のプロセッサを含むローカルデバイスは、履歴ページを開くための方法の上述の実施形態、および実施形態の可能な実装形態のいずれか1つを実行すること、例えば、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態における任意の段階を実行することおよび/または本明細書に説明されている技術の別のプロセスを実行することが可能になる、または、1または複数のプロセッサを含むリモートデバイスは、履歴ページを開くための方法の上述の実施形態、または実施形態の可能な実装形態のいずれか1つを実行すること、例えば、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態における任意の段階を実行することおよび/または本明細書に説明されている技術の別のプロセスを実行することが可能になる。
【0221】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、プログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを記憶するように構成されている。コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、上記コンピュータは、履歴ページを開くための方法の上述の実施形態または実施形態の可能な実装形態のいずれか1つを実行すること、例えば、図5および図8に示されたような履歴ページを開く方法の実施形態における任意の段階を実行するおよび/または本明細書に説明されている技術の別のプロセスを実行することが可能になる。
【0222】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、チップを提供する。チップは、少なくとも1つのプロセッサおよびインタフェースを含み得る。インタフェースは、コード/データ読み出し/書き込みインタフェースであり得、上記インタフェースは、コンピュータ実行可能命令(当該コンピュータ実行可能命令は、メモリに記憶されており、当該メモリから直接読み出されてもよく、または、別のコンポーネントを通過してもよい)を上記少なくとも1つのプロセッサに提供するように構成されている。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行して、履歴ページを開くための方法の上述の実施形態および実施形態の可能な実装形態のいずれか1つを実行する、例えば、図5および図8に示された履歴ページを開くための方法の実施形態における任意の段階を実行するおよび/または本明細書に説明されている技術の別のプロセスを実行するように構成されている。
【0223】
上述の方法の実施形態におけるそれと同じ概念に基づいて、本願の実施形態はさらに、マルチデバイス連携システムを提供する。当該システムは、複数の端末装置を含む。上記複数のデバイスは、ローカルデバイスとして使用されている端末デバイス、および、リモートデバイスとして使用されている端末デバイスを含む。ローカルデバイスとして使用されている端末デバイスは、図5および図8に示された段階または本願の実施形態に提供されている解決手段のローカルデバイスによって実行される段階の全部または一部を実行するように構成されている。リモートデバイスとして使用されている端末デバイスは、図5および図8に示された段階または本願の実施形態に提供されている解決手段のリモートデバイスによって実行される段階の全部または一部を実行するように構成されている。
【0224】
本願の実施形態におけるプロセッサ(図13および図14に示されたプロセッサまたは処理ユニット)は、信号処理能力を有する統合回路チップであり得ることを理解されたい。実装の際には、図5および図8に示されたような履歴ページを開くための方法の上述の実施形態における段階が、プロセッサまたは処理ユニットにおけるハードウェア統合論理回路、またはソフトウェアの形態の命令を使用して、実装される。上記プロセッサまたは処理ユニットは、プログラマブル論理コンポーネント、例えば、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuits、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、または別のプログラマブル論理コンポーネント、トランジスタ論理コンポーネント、ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせであり得;またはコンピューティング機能を実装するための組み合わせ、例えば、1また複数のマイクロプロセッサを含む組み合わせ、またはDSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせなどであり得る。
【0225】
本願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または、揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含んでもよいことを理解されたい。不揮発性メモリは、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であり得、外部キャッシュとして使用される。例であるが限定的ではない説明によって、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、エンハンスドシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)などの多くの形態のRAMが利用可能である。本願に説明されているシステムおよび方法におけるメモリは、限定されないが、これらおよび別の適切な種類の任意のメモリを含むことが意図されていることに留意されたい。
【0226】
本願の実施形態に説明されている様々な例示的な論理ユニットおよび回路は、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)または別のプログラマブル論理装置、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または前述の設計の任意の組み合わせを使用して、説明した機能を実装または動作し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよい。任意選択で、汎用プロセッサは代替的に、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサは、コンピューティング装置の組み合わせ、例えば、デジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアを有する組み合わせにおける1また複数のマイクロプロセッサ、または任意の他の同様の構成によって代替的に実装され得る。
【0227】
本願の実施形態に説明されている方法またはアルゴリズムの段階は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアユニット、またはそれらの組み合わせに直接埋め込まれ得る。ソフトウェアユニットは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、CD-ROM、または当技術分野における任意の他の形態の記憶媒体に記憶され得る。例えば、記憶媒体はプロセッサに接続され得、その結果、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。任意選択的に、記憶媒体は代替的に、プロセッサに統合されていてよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに配置されてよい。ASICは、通信デバイス(例えば、ローカルデバイスまたはリモートデバイス)に配置され得、例えば、通信デバイスの異なるコンポーネントに配置され得る。
【0228】
すべてまたは幾つの前述の実施形態は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、それらの任意の組み合わせを用いることによって実装され得る。ソフトウェアを用いて実現する場合、実施形態の全部または一部がコンピュータプログラム製品の形態で実現されてよい。コンピュータプログラム製品は、1または複数のコンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上にロードされ実行されるとき、本願の実施形態に説明されている手順または機能は、完全にまたは部分的に実行される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であってよい。コンピュータプログラムまたは命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得、または、コンピュータ可読記憶媒体を使用して送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または、例えば、1または複数の使用可能な媒体を統合したサーバなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープであり得;例えば、DVDなどの光媒体であり得;または、例えば、ソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)などの半導体媒体であり得る。
【0229】
本願の実施形態は、実施形態において使用されている方法、装置、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。フローチャートおよび/またはブロック図における各手順および/または各ブロック、ならびに、フローチャートおよび/またはブロック図における手順および/またはブロックの組み合わせを実施するために、コンピュータプログラム命令を使用してよいことを理解すべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込みプロセッサ、または別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサを提供してマシンを生成し、その結果、当該命令は、コンピュータ、または別のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行されて、フローチャートにおける1また複数の手順および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成し得る。
【0230】
コンピュータプログラム命令は代替的に、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスを特定の方式で動作するようにガイドし得るコンピュータ可読メモリに記憶され、その結果、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含むアーティファクトを生成するために使用され得る。命令装置は、フローチャートの1つもしくは複数の手順および/またはブロック図の1つもしくは複数のブロックにおける特定の機能を実現する。
【0231】
コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスに代替的にロードされ、その結果、一連の操作および段階がコンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で実行され、コンピュータ実装処理を生成し得る。したがって、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で実行される命令は、フローチャートにおける1また複数の手順および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実装するための段階を提供する。
【0232】
本願の実施形態は特定の特徴を参照して説明されているが、それらに対して、本願の実施形態の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な修正および組み合わせが成され得ることは明らかである。それに対応して、本明細書および添付図面は、特許請求の範囲によって定義された本願の実施形態を説明するための単なる例に過ぎず、本願の実施形態の範囲内における修正、変形、組み合わせまたは均等物のいずれかまたはすべてをカバーするものとみなされる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7A
図7B
図8
図9
図10
図11
図12(a)】
図12(b)】
図12(c)】
図13
図14