(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-18
(45)【発行日】2024-11-26
(54)【発明の名称】壁掛け用内容物取出装置
(51)【国際特許分類】
B65D 83/00 20060101AFI20241119BHJP
【FI】
B65D83/00 K
(21)【出願番号】P 2024144365
(22)【出願日】2024-08-26
【審査請求日】2024-08-26
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522137644
【氏名又は名称】株式会社サイトー
(73)【特許権者】
【識別番号】520214639
【氏名又は名称】株式会社ユメミグサ
(74)【代理人】
【識別番号】110003890
【氏名又は名称】弁理士法人SIPPs
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 修男
(72)【発明者】
【氏名】陳 亜洲
(72)【発明者】
【氏名】塩川 和哉
【審査官】宮崎 基樹
(56)【参考文献】
【文献】特許第3558387(JP,B2)
【文献】特開2008-296923(JP,A)
【文献】実開昭63-062378(JP,U)
【文献】特開2002-347867(JP,A)
【文献】実開平05-040187(JP,U)
【文献】特開2012-066849(JP,A)
【文献】特許第7274136(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 83/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ノズル付きポンプ、前記ノズル付きポンプに連結しているストロー、及び内容物の容器を具備する壁掛け用内容物取出装置であって、
前記ノズル付きポンプが、前記容器の側面に取り付けられており、
前記ノズル付きポンプは、
前記ストロー
と連結している内容物取出部、
前記内容物取出部と流通しており、かつ内容物を貯留可能なシリンジ部、
前記シリンジ部内を往復可能で、かつ外部から操作可能なピストン部、
前記ピストン部が前記シリンジ部内を往復運動すると内容物が吐出されるノズル、及び
前記ピストン部を操作するための指を引っ掛けるためのフランジ
を有しており、前記シリンジ部の少なくとも一部が、前記容器の外側に位置している、内容物取出装置。
【請求項2】
前記フランジの指を掛ける幅が、5mm~50mmの範囲である、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項3】
前記ピストン部が前記シリンジ部内を往復運動することで内容物を前記ノズルへと流通可能にする第1の弁、及び
前記内容物取出部と前記シリンジ部との間に位置する第2の弁
を有する、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項4】
壁面に取り付けるための取付手段を有する、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項5】
前記容器の底部が、前記容器の長手方向の軸に対して傾斜している、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項6】
前記容器の底部が、壁面に近い側で最下部を有するように傾斜している、請求項5に記載の内容物取出装置。
【請求項7】
前記容器の最下部において前記ストローの先端が位置するように構成されている、請求項6に記載の内容物取出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャンプー等の容器を壁面に設置して使用するための壁掛け用内容物取出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ等の容器は、ノズル、ポンプ等と共に内容物取出装置として、壁面に接着テープ等の取付手段で設置して用いられることがある。
【0003】
例えば、特許文献1は、そのような壁掛け用内容物取出装置を開示している。特許文献1では、ノズル付きヘッドの押込み操作時に、容器を壁に取り付けるための吸盤に加わる押込み荷重のうち、垂直下方への荷重を軽減するように構成することで、吸盤が壁面から外れにくい壁掛け用内容物取出装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の内容物取出装置では、なおも吸盤が壁面から垂直下方に外れてしまうことがあった。
【0006】
そこで、本発明は、壁面から落下しにくく、かつ内容物を取り出しやすい内容物取出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、以下の態様を有する本発明により、上記課題を解決できることを見出した。
《態様1》
ノズル付きポンプ(10)、前記ノズル付きポンプ(10)に連結しているストロー(20)、及び内容物の容器(30)を具備する壁掛け用内容物取出装置(100)であって、
前記ノズル付きポンプ(10)が、前記容器(30)の側面に取り付けられており、
前記ノズル付きポンプ(10)は、
前記ストロー(20)との連結している内容物取出部(16)、
前記内容物取出部(16)と流通しており、かつ内容物を貯留可能なシリンジ部(13)、
前記シリンジ部(13)内を往復可能で、かつ外部から操作可能なピストン部(14)、
前記ピストン部(14)が前記シリンジ部(13)内を往復運動すると内容物が吐出されるノズル(11)、及び
前記ピストン部(14)を操作するための指を引っ掛けるためのフランジ(12)
を有しており、前記シリンジ部(13)の少なくとも一部が、前記容器(30)の外側に位置している、内容物取出装置(100)。
《態様2》
前記フランジ(12)の指を掛ける幅(12a)が、5mm~50mmの範囲である、態様1に記載の内容物取出装置(100)。
《態様3》
前記ピストン部(14)が前記シリンジ部(13)内を往復運動することで内容物を前記ノズル(11)へと流通可能にする第1の弁(15)、及び
前記内容物取出部(12)と前記シリンジ部(13)との間に位置する第2の弁(17)
を有する、態様1に記載の内容物取出装置(100)。
《態様4》
壁面(200)に取り付けるための取付手段(300)を有する、態様1に記載の内容物取出装置(100)。
《態様5》
前記容器(30)の底部(33)が、前記容器(30)の長手方向の軸に対して傾斜している、態様1に記載の内容物取出装置(100)。
《態様6》
前記容器(30)の底部(33)が、壁面(200)に近い側で最下部(33a)を有するように傾斜している、態様5に記載の内容物取出装置(100)。
《態様7》
前記容器(30)の最下部(33a)において前記ストロー(20)の先端が位置するように構成されている、態様6に記載の内容物取出装置(100)。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、壁面から落下しにくく、かつ内容物を取り出しやすい内容物取出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1A】
図1Aは、接着テープである取付手段(300)によって壁面(200)に取り付けられている内容物取出装置の1つの実施形態の斜視図である。
【
図2】
図2は、内容物取出装置に用いられるノズル付きポンプの1つの実施形態の詳細を示している。
【
図3】
図3は、内容物取出装置に用いられるノズル付きポンプのピストン部及び第1の弁の1つの実施形態の詳細を示している。
【
図4】
図4は、
図1Aの内容物取出装置を水平に切断して見た平面図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を以下の実施形態を例として具体的に説明をするが、本発明はこれによって限定されるものではない。したがって、各図面の実施形態について詳細に述べている各構成については、本発明の1つの実施形態であり、特許請求の範囲に含まれる範囲において、様々な構成となることができる。各実施形態は、当業者が通常の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、各実施形態について特記していない構成については、他の実施形態と同じ構成又はその実施形態に適した構成を有することができる。
【0011】
なお、本明細書において、上方向とは、重力に反対の方向であり、下方向とは重力と同じ方向をいう。水平方向とは、重量に垂直の方向をいう。また、背面側とは、壁面に近い側をいい、前面側とは壁面から離れた方向をいう。
【0012】
図1Aは、壁面に設置されている状態の、内容物取出装置100の1つの実施形態の斜視図である。
図1Bは、
図1Aの内容物取出装置100の側面図である。
図1C及び
図1Dは、内容物取出装置100から内容物を取り出す方法を示している。
【0013】
図1Aの実施形態において、内容物取出装置100は、壁面200に接着テープである取付手段300によって取り付けられている。しかし、内容物取出装置100は、接着テープ以外の他の周知の取付手段300によって壁面200に取り付けることができる。例えば、壁面200に、吸盤、釘、鋲等の留め具を設置して、内容物取出装置100の容器30に、その留め具との係止部を設けて、内容物取出装置100を壁面200に取り付けることができる。また、壁面200がマグネットにくっつく場合には、取付手段300は、内容物取出装置100に接着テープ等によって接着させたマグネットシートであってもよい。
【0014】
図1Aに示すように内容物取出装置100は、ノズル付きポンプ10、ノズル付きポンプ10に連結しているストロー20、及び内容物の容器30を具備する。ノズル付きポンプ10は、通常は、容器30の上面側に取り付けられるが、本実施形態においては、
図1Aに示すように、容器30の側面に取り付けられる。これにより、ノズル付きポンプ10を用いて内容物を取り出す際に、容器30に対して、鉛直下方の力が掛からなくなる。そのため、この内容物取出装置100は、内容物を取り出す際に、壁面200から落下する危険が非常に低くなる。
【0015】
図1Bに示すように内容物取出装置100のノズル付きポンプ10は、ノズル11が下方向に向いており、内容物を下方向に吐出することができるようになっている。ノズル付きポンプ10は、フランジ12を有することによって、
図1Cに示すように、指を引っ掛けてノズル付きポンプ10のピストン部14を容易に押すことができるようになっている。
【0016】
このノズル付きポンプ10は、内容物を貯留可能なシリンジ部13が、容器30の外側に位置している。これにより、フランジ12と容器30の側面との間に、一定の距離ができるため、フランジ12と容器30との間に指を引っ掛けるための隙間を形成することができる。また、
図1Cに示すように、容器30からノズル11の先端までの間に一定の距離ができるため、下方向に吐出された内容物を、手のひらで受け取りやすくなる。さらに、シリンジ部13が、容器30の外側に位置していることで、ストロー20と連結するノズル付きポンプ10の内容物取出部16を、壁面200から離れた位置、すなわち容器30の前面側に位置させることができる。これにより、ストロー20を、
図1Bに示すように、内容物取出部16に水平方向に連結させて、容器30の底部33方向に曲げる場合に、その曲率を比較的小さくすることができるため、ストロー20を容器30の底部33へと挿入しやすくなる。
【0017】
容器30の最前面側からノズル11の最前面側までの距離は、上記の観点から3cm以上、4cm以上、又は5cm以上であってもよく、10cm以下、8cm以下、又は6cm以下であってもよい。
【0018】
このような構成であることによって、
図1Cに示すように、フランジ12に指をかけながら手のひらでノズル付きポンプ10を押して、もう一方の手のひらで内容物を受け取ることもでき、又は
図1Dに示すように片手操作によって、ノズル付きポンプ10を押しながらその押した手の手のひらで内容物を受け取ることもできる。なお、フランジ12を使わずに、単に手のひらでノズル付きポンプ10を押して、もう一方の手のひらで内容物を受け取ることもできる。
【0019】
図2に、ノズル付きポンプ10の1つの実施形態の詳細を示す。
図2(a)は、ピストン部14が初期位置にある状態を示しており、
図2(b)は、ピストン部14を押し込んだ状態を示している。
【0020】
フランジ12の指を掛ける幅12aは、指を引っ掛けられれば特に限定されないが、例えば5mm以上、10mm以上、20mm以上、又は30mm以上であってもよく、100mm以下、70mm以下、50mm以下、又は40mm以下であってもよい。図示されているように、フランジ12の指を掛ける幅12aは、フランジ12の最外径と、シリンジ部13の最外径との差で構成され、フランジ12及びシリンジ部が円筒形状ではない場合には、その外周と同じ大きさの円が構成する径から、これらを計算することができる。
【0021】
シリンジ部13には、ストロー20と連結する内容物取出部16から流通してきた内容物が貯留可能となっており、ピストン部14を往復運動させた際に、シリンジ部13内の内容物の実質的に全量が第1の弁15を通ってノズル11から吐出させることができる。したがって、シリンジ部13内の容積は、ピストン部14の一度の往復運動によって吐出したい内容物の体積と同じとすることができる。
【0022】
図2(a)に示すように、ノズル付きポンプ10のピストン部14は、ガスケット14aを有しており、ガスケット14aによって、ピストン部14を押し込んだ際に、シリンジ部13に貯留されている内容物を、シリンジ部13の内容物取出部16側に漏出させることなく、ノズル11側の方向に押し出すことができる。すなわち、ガスケット14aは、第1の弁15を通過して下側方向に流通する内容物以外を、ノズル11側に押し出すことができる。
【0023】
また、
図2(a)に示すように、ノズル付きポンプ10のピストン部14は、プランジャ14bを有しており、プランジャ14bを水平方向に運動させることによってピストン部14の全体がシリンジ部13内を往復運動可能になっている。プランジャ14bは、親指や手のひらで押すことができるノズル付きポンプ10の最前面の平坦面14cを押すことによって水平方向に動かすことができる。
【0024】
ピストン部14は、
図2(a)に示す初期位置では最も前面側にあり、
図2(b)に示す押し込んだ状態では背面側に移動するが、押し込んだ状態は、バネ(図示せず)等によって初期位置にすぐに戻ることができる。このようなバネは、市販のシャンプー用等のポンプで通常用いられている構成であり、ノズル付きポンプ10においてもそのまま用いることができる。
【0025】
内容物取出部16は、第2の弁17を有していることができ、これによりピストン部14によってシリンジ部13内から押し出された内容物のストロー20側への逆流を防ぐことができる。しかし、シリンジ部13内の内容物の多くが、第1の弁15からノズル11へと流通するため、第2の弁17がなかったとしてもストロー20側に逆流する内容物はそれほど多くないため、第2の弁17は、存在していなくてもよい。
【0026】
第2の弁17は、
図2(b)に示すようにボール状の弁体とそのための弁座であることができる。このようなボール状の弁体及びそのための弁座は、市販のシャンプー用等のポンプで用いられている場合があり、ノズル付きポンプ10においてもそのまま用いることができる。
【0027】
図3は、ノズル付きポンプ10のピストン部14及び第1の弁15の1つの実施形態を示す概略図であり、
図3(a)は、ピストン部14の初期位置の状態を示しており、第1の弁15は閉じている状態を示しており、
図3(b)は、ピストン部14が押し込まれた位置の状態を示しており、第1の弁15が開いている状態を示している。
【0028】
この実施形態では、ピストン部14内にノズル11まで内容物が流通する内部流路18が存在している。その内部流路18は、ガスケット14aの上部に通じており、ピストン部14の初期位置の状態では、第1の弁15によって閉じられている。ピストン部14が押し込まれると、ガスケット14aは上方向に移動するが、第1の弁15は、ガスケット14aの上方向の移動量よりも大きい移動量で上方向に移動するように構成されており、それによりガスケット14aの上部と、第1の弁15との間に隙間が生じて、シリンジ内の内容物が内部流路18に流通できるようになる。したがって、この場合、正確には、ガスケット14aの上部が弁座を構成し、第1の弁15が弁体を構成している。このような弁体及び弁座は、市販のシャンプー用等のポンプで用いられている場合があり、ノズル付きポンプ10においてもそのまま用いることができる。
【0029】
内部流路18には、内容物をノズルから吐出する際に泡状又は霧状に吐出できるような構成となっていてもよい。例えば、内部流路18は、泡状に内容物を吐出できるようなメッシュが存在していてもよく、また霧状に内容物を吐出できるようにエアを取り込んだりする周知の構成を有していてもよい。
【0030】
ストロー20は、本分野で用いられる通常の可撓性チューブを用いることができる。ストロー20は、一端を、ノズル付きポンプ10の内容物取出部16に差し込むことでノズル付きポンプ10と連結し、他端を、容器30の底部33の最下部33aに配置させることができる。これにより、容器30の最下部33aに集中する内容物を最後まで使い切ることができる。
【0031】
容器30は、上部から内容物を注ぎ込む際に取り外し可能なキャップ31を有することができるが、内容物を注ぎ込むための構成は、このようなキャップ31に限定されない。容器30の上部は、キャップ31によって、その筒状形状の水平方向の断面全体が外れるような構成となっていてもよい。すなわち、キャップ31は、筒状形状の容器30と実質的に同じ水平断面を有することができる。キャップ31は、円筒状の容器30と、スクリューキャップ方式によって接続させてもよく、矩形状断面の容器30に単に被せて嵌め込む方式によって接続させることができる。このような形態であることによって、ノズル付きポンプ10を容器30に取り付けた後に、ストロー20をノズル付きポンプ10に容易に取り付けることができるようにすることができる。
【0032】
容器30は、前面側の側面にノズル付きポンプ10を取り付けるための、ポンプ取付部32を有することができる。ポンプ取付部32とノズル付きポンプ10との連結方法は特に限定されず、例えばノズル付きポンプ10とポンプ取付部32とは、スクリュー式で嵌め合わせて連結させてもよく、接着剤等によって連結させてもよい。
【0033】
図4は、
図1Aの内容物取出装置を水平に切断して見た平面図であり、容器30の内部を示している。
図5は、
図1Aの内容物取出装置の底面図であり、容器30の底部33を示している。なお、
図4及び
図5では、斜視している角度の関係で容器が短く見えているが、実際には
図1A等の容器と同じ長さとなっている。
【0034】
図4及び
図5に示すように、容器30は、その底部33の背面側において、最下部33aを有している。この実施形態において、容器30は、底部33の背面側においても、上下の差が存在しており、200と平行になる辺の一端が最下部33aとなっている。容器30は、矩形形状を有しており、前面側と背面側の4点の頂点のうち、背面側の頂点の1つが最下部33aとなっており、その対角の頂点は、底部33の最上部になっており、他の2つの頂点は、底部33の中間的な高さに位置している。
【0035】
また、容器30は、傾斜した底部33を有している一方で、スカート部34を有することによって、傾斜した底部を有することが一見では分からず、外観上は水平な底部を有するように構成されている。
【0036】
上記のように内容物取出装置100は落下の危険性が極めて低いが、内容物取出装置100は、さらに落下防止手段を有していてもよい。例えば、そのような落下防止手段として、落下防止のワイヤを挙げることができ、例えば、ワイヤの一端をシリンジ部13又はキャップ部31に括り付け、他端を、例えばタオル掛け等の固定箇所に括り付けることができる。
【符号の説明】
【0037】
10:ノズル付きポンプ
11:ノズル
12:フランジ
13:シリンジ部
14:ピストン部
14a:ガスケット
14b:プランジャ
14c:平坦部
15:第1の弁
16:内容物取出部
17:第2の弁
18:内部流路
20:ストロー
30:容器
31:キャップ
32:ポンプ取付部
33:底部
33a:最下部
34:スカート部
100:内容物取出装置
200:壁面
300:取付手段
【要約】 (修正有)
【課題】壁面から落下しにくく、かつ内容物を取り出しやすい内容物取出装置を提供する。
【解決手段】内容物取出装置(100)は、詰ノズル付きポンプ(10)、ノズル付きポンプ(10)に連結しているストロー(20)、及び内容物の容器(30)を具備する壁掛け用内容物取出装置(100)であって、ノズル付きポンプ(10)が、容器(30)の側面に取り付けられており、ノズル付きポンプ(10)は、ストロー(20)との連結している内容物取出部、内容物取出部と流通しており、かつ内容物を貯留可能なシリンジ部(13)、シリンジ部(13)内を往復可能で、かつ外部から操作可能なピストン部、ピストン部がシリンジ部(13)内を往復運動すると内容物が吐出されるノズル(11)、及びピストン部を操作するための指を引っ掛けるためのフランジ(12)を有しており、シリンジ部(13)の少なくとも一部が、容器(30)の外側に位置している。
【選択図】
図1B