(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-18
(45)【発行日】2024-11-26
(54)【発明の名称】タイリングパネル
(51)【国際特許分類】
G09F 9/30 20060101AFI20241119BHJP
G02F 1/1333 20060101ALI20241119BHJP
【FI】
G09F9/30 308A
G02F1/1333
(21)【出願番号】P 2021576694
(86)(22)【出願日】2021-12-16
(86)【国際出願番号】 CN2021138912
(87)【国際公開番号】W WO2023103020
(87)【国際公開日】2023-06-15
【審査請求日】2022-01-26
(31)【優先権主張番号】202111486712.5
(32)【優先日】2021-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】515203228
【氏名又は名称】ティーシーエル チャイナスター オプトエレクトロニクス テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】TCL China Star Optoelectronics Technology Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.9-2,Tangming Rd,Guangming New District,Shenzhen,Guangdong,China 518132
(74)【代理人】
【識別番号】100204386
【氏名又は名称】松村 啓
(72)【発明者】
【氏名】范 勇平
(72)【発明者】
【氏名】▲鄭▼ 峰
【審査官】川俣 郁子
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2021/0072579(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第111653207(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113031338(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111584475(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2002/0163301(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第113658518(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113703211(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111290154(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113160714(CN,A)
【文献】特表2016-532139(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第112382212(CN,A)
【文献】中国実用新案第207353253(CN,U)
【文献】特開2005-031247(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第113160701(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0238785(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F1/133-1/1334
1/1339-1/1341
1/1347
G09F9/00-9/46
H05B33/00-33/28
44/00
45/60
H10K50/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイリングパネルであって、
タイリングして設けられた少なくとも2つの表示パネルであって、前記表示パネルが折曲部及び非折曲部を含み、前記折曲部が前記非折曲部の一側から前記表示パネルの背面に向けて折り曲げて設けられ、前記非折曲部が画面を表示するために用いられ
、タイリングして設けられた
2つの前記表示パネルにおいて、一方の前記表示パネルの折曲部と他方の前記表示パネルの折曲部とは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造を形成し、前記表示パネルが第1の基板及び前記第1の基板の上方に設けられた第2の基板を含み、前記第1の基板が第1のベースを含み、前記第1のベースが剛性ベース又は可撓性ベースである、少なくとも2つの表示パネルと、
前記支持構造に設けられた発光ダイオード基板と、を含み、
前記表示パネルは、さらに液晶及びフレーム用接着剤を含み、前記折曲部は、液晶とフレーム用接着剤とを含
み、
前記第1の基板は、さらに第1の可撓性層を含み、前記第1の可撓性層は、前記第2の基板の側を向く前記第1のベースの一面に設けられ、前記第1の可撓性層は、前記第1のベースを超えて出る第1の副層を含み、前記第1の副層は、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられ、
前記非折曲部は、前記支持構造より高く、タイリングして設けられた2つの前記表示パネルにおいて、2つの前記第1のベースの側面と2つの前記第1の副層の表面とが、凹溝を画定して形成し、前記発光ダイオード基板は、前記凹溝内に設けられ、
前記第1の基板は、前記第2の基板の側を向く第1の可撓性層の一面に設けられたブラックマトリクス層をさらに含み、前記発光ダイオード基板と前記第1のベースとの間に隙間を有し、
前記ブラックマトリクス層の一部が、前記非折曲部の領域内から前記折曲部の領域まで延在し、前記隙間を遮蔽し、前記発光ダイオード基板と重なるように設置されるタイリングパネル。
【請求項2】
前記発光ダイオード基板の側面と前記非折曲部とは、黒色接着剤により接続される、請求項
1に記載のタイリングパネル。
【請求項3】
第2の可撓性層は、前記第1の基板の側を向く第2のベースの一面に設けられ、駆動回路層は、前記第1の基板の側を向く前記第2の可撓性層の一面に設けられ、前記第2の可撓性層は、前記第2のベースを超えて出る第2の副層を含み、前記第2の副層に対応する前記駆動回路層の一部と前記第2の副層とは、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられる、請求項
1に記載のタイリングパネル。
【請求項4】
前記液晶及びフレーム用接着剤はいずれも前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記フレーム用接着剤は前記液晶の周囲側に封止され、前記非折曲部は、前記液晶を含む、請求項
3に記載のタイリングパネル。
【請求項5】
タイリングパネルであって、
タイリングして設けられた少なくとも2つの表示パネルであって、前記表示パネルが折曲部及び非折曲部を含み、前記折曲部が前記非折曲部の一側から前記表示パネルの背面に向けて折り曲げて設けられ、前記非折曲部が画面を表示するために用いられ
、タイリングして設けられた
2つの前記表示パネルにおいて、一方の前記表示パネルの折曲部と他方の前記表示パネルの折曲部とは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造を形成する、少なくとも2つの表示パネルと、
前記支持構造に設けられた発光ダイオード基板と、を含み、
前記表示パネルは、さらに液晶及びフレーム用接着剤を含み、前記折曲部は、液晶とフレーム用接着剤とを含
み、
前記表示パネルは、第1の基板及び前記第1の基板の上方に設けられた第2の基板を含み、前記第1の基板は、第1のベース及び第1の可撓性層を含み、前記第1の可撓性層は、前記第2の基板の側を向く前記第1のベースの一面に設けられ、前記第1の可撓性層は、前記第1のベースを超えて出る第1の副層を含み、前記第1の副層は、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられ、
前記非折曲部は、前記支持構造より高く、タイリングして設けられた2つの前記表示パネルにおいて、2つの前記第1のベースの側面と2つの前記第1の副層の表面とが、凹溝を画定して形成し、前記発光ダイオード基板は、前記凹溝内に設けられ、
前記第1の基板は、前記第2の基板の側を向く第1の可撓性層の一面に設けられたブラックマトリクス層をさらに含み、前記発光ダイオード基板と前記第1のベースとの間に隙間を有し、
前記ブラックマトリクス層の一部が、前記非折曲部の領域内から前記折曲部の領域まで延在し、前記隙間を遮蔽し、前記発光ダイオード基板と重なるように設置されるタイリングパネル。
【請求項6】
前記発光ダイオード基板の側面と前記非折曲部とは、黒色接着剤により接続される、請求項
5に記載のタイリングパネル。
【請求項7】
前記第2の基板は、第2のベース、第2の可撓性層及び駆動回路層を含み、前記第2の可撓性層は、前記第1の基板の側を向く前記第2のベースの一面に設けられ、前記駆動回路層は、前記第1の基板の側を向く前記第2の可撓性層の一面に設けられ、前記第2の可撓性層は、前記第2のベースを超えて出る第2の副層を含み、前記第2の副層に対応する前記駆動回路層の一部と前記第2の副層とは、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられる、請求項
5に記載のタイリングパネル。
【請求項8】
前記液晶及びフレーム用接着剤はいずれも前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記フレーム用接着剤は前記液晶の周囲側に封止され、前記非折曲部は、前記液晶を含む、請求項
7に記載のタイリングパネル。
【請求項9】
前記表示パネルは、第1の基板及び前記第1の基板の上方に設けられた第2の基板を含み、前記第1の基板は、カバープレートであり、前記第2の基板は、ベース、並びに前記ベースに順に設けられた可撓性層、駆動回路層、表示機能層及び封止層を含み、前記第1の基板は、前記表示機能層に設けられ、前記可撓性層は、前記ベースを超えて出る副層を含み、
前記ベース、前記可撓性層の一部、前記駆動回路層の一部、前記表示機能層、前記封止層の一部及び前記第1の基板は、前記非折曲部の一部であり、前記副層に対応する前記駆動回路層の一部と前記副層とは、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられ、
タイリングして設けられた
2つの前記表示パネルにおいて、前記駆動回路層の上表面、2つの前記封止層の側面及び2つの前記第1の基板の側面が、前記凹溝を形成する、請求項
5に記載のタイリングパネル。
【請求項10】
前記凹溝の深さは、前記発光ダイオード基板の厚さより大きく、充填接着剤が、前記凹溝内に充填され、かつ前記発光ダイオード基板を覆う、請求項
9に記載のタイリングパネル。
【請求項11】
前記充填接着剤の屈折率は、前記第1の基板の屈折率に等しい、請求項
10に記載のタイリングパネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、表示の技術分野に関し、具体的にはタイリングパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
屋外ディスプレイ市場の急速な発展に伴い、大型、高解像度は、屋外ディスプレイが発展していく方向となっている。従来の液晶表示パネルは、コストが低いだけでなく、解像度も高いが、タイリングスクリーンとして継ぎ目を除去することができず、視覚効果に影響を与える。Mini LED/Micro-LEDは、現在小ピッチでのプロセスはまだ成熟しておらず、解像度が液晶表示パネルに及ばず、またコストが高すぎる。したがって、液晶表示パネルのタイリングスクリーンの継ぎ目問題を解決することは現在緊急に解決すべき重要な突破口となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の実施例は、タイリングパネルに継ぎ目が現れることにより可視効果が低いという問題を解決することができるタイリングパネルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願の実施例に係るタイリングパネルは、
タイリングして設けられた少なくとも2つの表示パネルであって、前記表示パネルが折曲部及び非折曲部を含み、前記折曲部が前記非折曲部の一側から前記表示パネルの背面に向けて折り曲げて設けられ、前記非折曲部が画面を表示するために用いられ、2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、一方の前記表示パネルの折曲部と他方の前記表示パネルの折曲部とは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造を形成し、前記表示パネルが第1の基板及び前記第1の基板の上方に設けられた第2の基板を含み、前記第1の基板が第1のベースを含み、前記第1のベースが剛性ベース又は可撓性ベースである、少なくとも2つの表示パネルと、
前記支持構造に設けられた発光ダイオード基板と、を含む。
【0005】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記非折曲部は、前記支持構造より高く、2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、2つの前記非折曲部の表面と前記支持構造の表面とは、1つの凹溝を画定して形成し、前記発光ダイオード基板は、前記凹溝内に設けられる。
【0006】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記発光ダイオード基板の側面と前記非折曲部とは、黒色接着剤により接続される。
【0007】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記第1の基板は、さらに第1の可撓性層を含み、前記第1の可撓性層は、前記第2の基板の側を向く前記第1のベースの一面に設けられ、前記第1の可撓性層は、前記第1のベースを超えて出る第1の副層を含み、前記第1の副層は、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられ、
2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、2つの前記第1のベースの側面と2つの前記第1の副層の表面とが、前記凹溝を画定して形成する。
【0008】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、第2の可撓性層は、前記第1の基板の側を向く第2のベースの一面に設けられ、駆動回路層は、前記第1の基板の側を向く前記第2の可撓性層の一面に設けられ、前記第2の可撓性層は、前記第2のベースを超えて出る第2の副層を含み、前記第2の副層に対応する前記駆動回路層の一部と前記第2の副層とは、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられる。
【0009】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記表示パネルは、さらに液晶及びフレーム用接着剤を含み、前記液晶及びフレーム用接着剤はいずれも前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記フレーム用接着剤は前記液晶の周囲側に封止され、前記非折曲部は、前記液晶を含む。
【0010】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記折曲部は、前記液晶を含む。
【0011】
本願に係るタイリングパネルは、
タイリングして設けられた少なくとも2つの表示パネルであって、前記表示パネルが折曲部及び非折曲部を含み、前記折曲部が前記非折曲部の一側から前記表示パネルの背面に向けて折り曲げて設けられ、前記非折曲部が画面を表示するために用いられ、2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、一方の前記表示パネルの折曲部と他方の前記表示パネルの折曲部とは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造を形成する、少なくとも2つの表示パネルと、
前記支持構造に設けられた発光ダイオード基板と、を含む。
【0012】
表示パネルの一部を折り曲げて折曲部を形成し、かつ2つの折曲部をタイリングして支持構造を形成し、その後に発光ダイオード基板を支持構造に設けて継ぎ目を遮蔽することにより、継ぎ目を視覚的に除去する効果を達成する。また、表示パネルでは、非表示機能層を折り曲げるか又は表示パネルの背面に折り曲げるため、フレームを縮小する効果を達成する。
【0013】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記非折曲部は、前記支持構造より高く、2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、2つの前記非折曲部の表面と前記支持構造の表面とは、1つの凹溝を画定して形成し、前記発光ダイオード基板は、前記凹溝内に設けられる。
【0014】
発光ダイオード基板は、凹溝内に設けられ、タイリングパネルの平坦度を向上させる効果を達成する。
【0015】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記発光ダイオード基板の側面と前記非折曲部とは、黒色接着剤により接続される。
【0016】
黒色接着剤を用いて発光ダイオード基板の側面と非折曲部との間に設けることで、発光ダイオード基板を凹溝内により安定的に設けることができるだけでなく、遮光の効果を達成し、表示コントラストを向上させることができる。
【0017】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記表示パネルは、第1の基板及び前記第1の基板の上方に設けられた第2の基板を含み、前記第1の基板は、第1のベース及び第1の可撓性層を含み、前記第1の可撓性層は、前記第2の基板の側を向く前記第1のベースの一面に設けられ、前記第1の可撓性層は、前記第1のベースを超えて出る第1の副層を含み、前記第1の副層は、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられ、
2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、2つの前記第1のベースの側面と2つの前記第1の副層の表面とが、前記凹溝を画定して形成する。
【0018】
このように設けることで、凹溝の形成を簡単に実現することができる。
【0019】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記第2の基板は、第2のベース、第2の可撓性層及び駆動回路層を含み、前記第2の可撓性層は、前記第1の基板の側を向く前記第2のベースの一面に設けられ、前記駆動回路層は、前記第1の基板の側を向く前記第2の可撓性層の一面に設けられ、前記第2の可撓性層は、前記第2のベースを超えて出る第2の副層を含み、前記第2の副層に対応する前記駆動回路層の一部と前記第2の副層とは、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられる。
【0020】
このように設けることで、折曲部の形成を実現する。
【0021】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記表示パネルは、さらに液晶及びフレーム用接着剤を含み、前記液晶及びフレーム用接着剤はいずれも前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記フレーム用接着剤は前記液晶の周囲側に封止され、前記非折曲部は、前記液晶を含む。
【0022】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記折曲部は、前記液晶を含む。
【0023】
つまり、表示パネルは、本来表示領域にある一部を折曲部としすることで、フレームを縮小する効果を達成し、また、表示パネルの表示の一部を折曲部として用いることで、折曲部の折曲半径を小さくすることができる。
【0024】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記折曲部は、さらに前記フレーム用接着剤を含む。
【0025】
つまり、液晶及びフレーム用接着剤は、いずれも折曲部に位置し、このように設けることで、表示パネルの表示面積を増加させることができる。
【0026】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記折曲部は、前記フレーム用接着剤を含み、かつ前記液晶を含まない。
【0027】
つまり、タイリングパネルは、非表示領域の一部のみを折り曲げることで、表示パネルの表示面積を増加させるだけでなく、タイリングパネルの光漏れのリスクを低減する。
【0028】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記第1の基板は、前記第2の基板の側を向く前記第1の可撓性層の一面に設けられたブラックマトリクス層をさらに含み、前記発光ダイオード基板と前記第1のベースとの間に隙間を有し、
前記ブラックマトリクス層の一部が前記隙間を遮蔽する。
【0029】
発光ダイオード基板と第1のベースとの間の隙間に対して、ブラックマトリクス層を用いて遮蔽して光漏れを回避する。
【0030】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記表示パネルは、第1の基板及び前記第1の基板の上方に設けられた第2の基板を含み、前記第1の基板は、カバープレートであり、前記第2の基板は、ベース、並びに前記ベースに順に設けられた可撓性層、駆動回路層、表示機能層及び封止層を含み、前記第1の基板は、前記表示機能層に設けられ、前記可撓性層は、前記ベースを超えて出る副層を含み、
前記ベース、前記可撓性層の一部、前記駆動回路層の一部、前記表示機能層、前記封止層の一部及び前記第1の基板は、前記非折曲部の一部であり、前記副層に対応する前記駆動回路層の一部と前記副層とは、前記折曲部の一部として折り曲げて設けられ、
2つのタイリングして設けられた前記表示パネルにおいて、前記駆動回路層の上表面、2つの前記封止層の側面及び2つの前記第1の基板の側面が、前記凹溝を形成する。
【0031】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記凹溝の深さは、前記発光ダイオード基板の厚さより大きく、充填接着剤が、前記凹溝内に充填され、かつ前記発光ダイオードを覆う。
【0032】
好ましくは、本願のいくつかの実施例において、前記充填接着剤の屈折率は、前記第1の基板の屈折率に等しい。
【0033】
本実施例のタイリングパネルは、発光ダイオードパネルを表示パネルとして用いることで、折曲領域に対応するベースの一部のみを切断すればよく、ステップを簡略化し、かつ表示パネルと発光ダイオード基板との表示差異を低減することができる。
【発明の効果】
【0034】
本願の実施例のタイリングパネルは、少なくとも2つの表示パネル及び発光ダイオード基板を含み、少なくとも2つの表示パネルがタイリングして設けられ、表示パネルが折曲部及び非折曲部を含み、折曲部が非折曲部の一側から表示パネルの背面に向けて折り曲げて設けられ、非折曲部が画面を表示するために用いられ、2つのタイリングして設けられた表示パネルにおいて、一方の表示パネルの折曲部と他方の表示パネルの折曲部とは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造を形成し、発光ダイオード基板が支持構造に設けられる。
【0035】
本実施例のタイリングパネルは、表示パネルを折り曲げて折曲部を形成し、かつ2つの折曲部をタイリングして支持構造を形成し、その後に発光ダイオード基板を支持構造に設けて継ぎ目を遮蔽することにより、継ぎ目を視覚的に除去する効果を達成する。また、表示パネルでは、非表示機能層を折り曲げるか又は表示パネルの背面に折り曲げるため、フレームを縮小する効果を達成する。
【0036】
本願の実施例の技術的手段をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に必要な図面を簡単に紹介する。明らかなように、以下で記述する図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【
図1】本願の実施例に係るタイリングパネルの第1種の概略構成図である。
【
図3】本願の実施例に係るタイリングパネルの第2種の概略構成図である。
【
図4】本願の実施例に係るタイリングパネルの第3種の概略構成図である。
【
図5】本願の実施例に係るタイリングパネルの製造方法のフローチャートである。
【
図6】本願の実施例に係るタイリングパネルの第4種の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、本願の実施例における図面を組み合わせて、本願の実施例における技術的手段を明確かつ完全に記述する。明らかなように、説明される実施例は、本願の実施例の一部に過ぎず、全てではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をしない前提で得る全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものである。また、ここで記述する具体的な実施形態は、本願を説明して解釈するためのものに過ぎず、本願を限定するものではないことを理解されたい。本願では、逆の説明を行わない場合には、使用される「上」、「下」などの方位詞は、一般的には、装置の実際使用又は動作状態での上と下を意味し、具体的には図面における図の方向であり、「内」及び「外」は、装置の輪郭に関するものである。
【0039】
本願の実施例に係るタイリングパネルについては、以下に詳細に説明する。なお、以下の実施例の記述順序は、実施例の好ましい順序を限定するものではない。
【0040】
なお、
図1~
図4は、本願の実施例のタイリングパネル1000について、中間領域に位置する2つの表示パネルを例として説明するが、これには限定されない。
【0041】
図1及び
図2に参照されるように、本願の実施例に係るタイリングパネル1000は、少なくとも2つの表示パネル100及び発光ダイオード基板200を含む。
【0042】
少なくとも2つの表示パネル100は、タイリングして設けられる。表示パネル100は、折曲部Wz及び非折曲部Nzを含む。折曲部Wzは、非折曲部Nzの一側から表示パネル100の背面に向かって折り曲げて設けられる。非折曲部Nzは、画面を表示するために用いられる。
【0043】
2つのタイリングして設けられた表示パネル100において、一方の表示パネル100の折曲部Wzと他方の表示パネル100の折曲部Wzとは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造Ctを形成する。
【0044】
発光ダイオード基板200は、支持構造Ctに設けられる。
【0045】
本実施例のタイリングパネル1000は、表示パネル100の一部を折り曲げて折曲部Wzを形成し、かつ2つの折曲部Wzをタイリングして支持構造Ctを形成し、その後に発光ダイオード基板200を支持構造Ctに設けて継ぎ目を遮蔽することにより、継ぎ目を視覚的に除去する効果を達成する。また、表示パネル100では、非表示機能層を折り曲げるか又は表示パネル100の背面に折り曲げるため、フレームを縮小する効果を達成する。
【0046】
なお、表示パネル100の背面は、表示パネル100の表示側に対するものであり、即ち、表示パネル100の表示側の面を正面とする。
【0047】
好ましくは、発光ダイオード基板200は、サブミリ発光ダイオード(Mini-LED)パネル、マイクロ発光ダイオード(Micro-LED)パネル、有機発光ダイオード(OLED)パネル又は量子ドット発光ダイオード(QLED)パネルであってよい。
【0048】
好ましくは、非折曲部Nzは、支持構造Ctより高い。2つのタイリングして設けられた表示パネル100において、2つの非折曲部Nzの表面と支持構造Ctの表面とが、1つの凹溝Hoを画定して形成する。発光ダイオード基板200は、凹溝Ho内に設けられる。
【0049】
タイリングにより凹溝Hoを形成し、かつ発光ダイオード基板200を凹溝Ho内に設けて、タイリングパネル1000の平坦度を向上させる効果を達成する。
【0050】
好ましくは、発光ダイオード基板200の側面と非折曲部Nzとは、黒色接着剤Hjにより接続される。
【0051】
黒色接着剤Hjを用いて発光ダイオード基板200の側面と非折曲部との間に設けることで、発光ダイオード基板200を凹溝内により安定的に設けることができるだけでなく、遮光の効果を達成し、表示コントラストを向上させることができる。
【0052】
いくつかの実施例において、発光ダイオード基板200の側面と非折曲部Nzとは、非黒色接着剤を用いることができる。
【0053】
好ましくは、本願の実施例の第1種のタイリングパネル1000の構造について、表示パネル100が液晶表示パネルであることを例として説明する。
【0054】
表示パネル100は、第1の基板11及び第1の基板11の上方に設けられた第2の基板12を含む。
【0055】
表示パネル100は、さらに液晶13及びフレーム用接着剤14を含む。液晶13及びフレーム用接着剤14は、いずれも第1の基板11と第2の基板12との間に設けられる。フレーム用接着剤14は液晶13の周囲側に封止される。非折曲部Nzは、液晶13を含む。
【0056】
第1の基板11は、第1のベース111及び第1の可撓性層112を含む。第1の可撓性層112は、第2の基板12の側を向く第1のベース111の表面に設けられる。第1の可撓性層112は、第1のベース111を超えて出る第1の副層11aを含む。第1の副層11aは、折曲部Wzの一部として折り曲げて設けられる。
【0057】
2つのタイリングして設けられた表示パネル100において、2つの第1のベース111の側面と2つの第1の副層11aの表面とが、凹溝Hoを画定して形成する。
【0058】
好ましくは、第2の基板12は、第2のベース121、第2の可撓性層122及び駆動回路層123を含む。第2の可撓性層122は、第1の基板11の側を向く第2のベース121の表面に設けられる。駆動回路層123は、第1の基板11の側を向く第2の可撓性層122の表面に設けられる。第2の可撓性層122は、第2のベース121を超えて出る第2の副層12aを含む。第2の副層12aに対応する駆動回路層123の一部と第2の副層12aとは、折曲部Wzの一部として折り曲げて設けられる。
【0059】
好ましくは、折曲部Wzに近い非折曲部Nzの側に、第1のベース111の一部が第2のベース121を超えて出ることにより、折曲部Wzの折曲半径を減少させる。
【0060】
なお、折曲側は表示パネル100の側を指す。
【0061】
好ましくは、折曲部Wzは液晶13を含む。
【0062】
つまり、表示パネル100は、本来表示領域にある一部を折曲部Wzとすることで、フレームを縮小する効果を達成し、また、表示パネル100の表示の一部を折曲部Wzとして用いることで、折曲部Wzの折曲半径を小さくすることができる。
【0063】
好ましくは、第2の基板12は、単なるアレイ基板であってもよく、COA基板であってもよい。駆動回路層123は、第2の可撓性層122に設けられた走査線、データ線、薄膜トランジスタ、コンデンサ及び画素電極を含むことができ、一部の薄膜トランジスタは画素電極に電気的に接続される。
【0064】
好ましくは、第1のベース111及び第2のベース121は、剛性ベース又は可撓性ベースであってよい。本実施例において、第1のベース111及び第2のベース121は、いずれも剛性ベースであり、例えば、ガラス、サファイア又はシリコンベースなどであってよい。
【0065】
好ましくは、第1の可撓性層112及び第2の可撓性層122の材料は、それぞれポリスチレン、ポリ乳酸、ポリテレフタル酸グリコールエステル、ポリエチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリアリレートを含有芳香族フルオロトルエン、多環式オレフィン、ポリイミド又はポリウレタンのうちの1種であってよい。
【0066】
好ましくは、第1の基板11は、第2の基板12の側を向く第1の可撓性層112の一面に設けられたブラックマトリクス層113をさらに含む。発光ダイオード基板200と第1のベース111との間に隙間jxを有する。
【0067】
ブラックマトリクス層113の一部は、隙間jxを遮蔽する。
【0068】
折曲部Wzは表示の一部を有するため、表示パネル100が表示を行う場合、折曲部Wzも表示を行い、さらに発光する。発光ダイオード基板200は支持構造Ctに設けられ、折曲部Wzから発した光を遮蔽し、発光ダイオード基板200と第1のベース111との間の隙間jxに対して、ブラックマトリクス層113を用いて遮蔽して光漏れを回避する。
【0069】
好ましくは、表示パネル100は、さらに第1の偏光板151及び第2の偏光板152を含む。第1の偏光板151は、第2の基板12から離れる第1のベース111の表面に設けられる。第2の偏光板152は、第1の基板11から離れる第2のベース121の表面に設けられる。
【0070】
好ましくは、
図3に参照されるように、本願のいくつかの実施例において、本実施例は、上記実施例に比べて、折曲部Wzがさらにフレーム用接着剤14を含むという点で相違する。つまり、液晶13及びフレーム用接着剤14は、いずれも折曲部Wz内に位置しており、このように設けることで、表示パネル100の表示面積を増加させることができる。
【0071】
好ましくは、
図4に参照されるように、本願のいくつかの実施例において、本実施例は、上記各実施例に比べて、折曲部Wzがフレーム用接着剤14を含み、かつ液晶13を含まないという点で相違する。つまり、本実施例のタイリングパネル1000は、非表示領域の一部のみを折り曲げることを用いることで、表示パネル100の表示面積を増加させるだけでなく、タイリングパネル1000の光漏れのリスクを低減する。
【0072】
本願の実施例に係るタイリングパネル1000の製造方法は、以下のとおりである。本実施例において表示パネル100が液晶表示パネルであることを例として説明するが、これには限定されない。
【0073】
図5に参照されるように、本実施例のタイリングパネル1000の製造方法について、2つの表示パネル100のタイリングを例として説明するが、これには限定されない。タイリングパネル1000の製造方法は、以下のステップB1~B4を含む。
【0074】
ステップB1では、少なくとも2つの表示パネルを提供し、上記表示パネルは、第1の基板11及び第1の基板11の上方に設けられた第2の基板12を含み、表示パネル100は、さらに液晶13及びフレーム用接着剤14を含み、液晶13及びフレーム用接着剤14は、いずれも第1の基板11と第2の基板12との間に設けられ、フレーム用接着剤14は液晶13の周囲側に封止され、第1の基板11は、第1のベース111及び第1の可撓性層112を含む。第1の可撓性層112は、第2の基板12の側を向く第1のベース111の表面に設けられる。第2の基板12は、第2のベース121、第2の可撓性層122及び駆動回路層123を含む。第2の可撓性層122は、第1の基板11の側を向く第2のベース121の表面に設けられる。駆動回路層123は、第1の基板11の側を向く第2の可撓性層122の表面に設けられる。
【0075】
ステップB2では、上記表示パネル100の折曲領域に、それぞれ対応する上記第1のベース111及び第2のベース121の一部を切断することにより、上記折曲領域に対応する表示パネル100の一部が平坦状態の折曲部Wzを形成する。
【0076】
ステップB3では、上記折曲部Wzを折り曲げることにより、折曲部Wzが折り曲げ状態になり、かつ2つの表示パネル100の折曲部Wzが対向し、かつタイリングして設けられて支持構造Ctを形成するようにする。
【0077】
ステップB4では、支持構造Ctに発光ダイオード基板200を設けて、2つの折曲部Wzの間のタイリングを遮蔽する。
【0078】
このようにして本実施例のタイリングパネル1000の製造過程を完了する。
【0079】
いくつかの実施例において、好ましくは、
図6に参照されるように、本実施例のタイリングパネル2000は、少なくとも2つの表示パネル100及び発光ダイオード基板200を含む。
【0080】
少なくとも2つの表示パネル100は、タイリングして設けられる。表示パネル100は、折曲部Wz及び非折曲部Nzを含む。折曲部Wzは、非折曲部Nzの一側から表示パネル100の背面に向かって折り曲げて設けられる。非折曲部Nzは、画面を表示するために用いられる。
【0081】
2つのタイリングして設けられた表示パネル100において、一方の表示パネル100の折曲部Wzと他方の表示パネル100の折曲部Wzとは対向し、かつタイリングして設けられて支持構造Ctを形成する。
【0082】
発光ダイオード基板200は、支持構造Ctに設けられる。
【0083】
本実施例のタイリングパネル2000は、表示パネル100の一部を折り曲げて折曲部Wzを形成し、かつ2つの折曲部Wzをタイリングして支持構造Ctを形成し、その後に発光ダイオード基板200を支持構造Ctに設けて継ぎ目を遮蔽することにより、継ぎ目を視覚的に除去する効果を達成する。また、表示パネル100では、非表示機能層を折り曲げるか又は表示パネル100の背面に折り曲げるため、フレームを縮小する効果を達成する。
【0084】
なお、表示パネル100の背面は、表示パネル100の表示側に対するものであり、即ち、表示パネル100の表示側の面を正面とする。
【0085】
好ましくは、発光ダイオード基板200は、サブミリ発光ダイオード(Mini-LED)パネル、マイクロ発光ダイオード(Micro-LED)パネル、有機発光ダイオード(OLED)パネル又は量子ドット発光ダイオード(QLED)パネルであってよい。
【0086】
好ましくは、非折曲部Nzは、支持構造Ctより高い。2つのタイリングして設けられた表示パネル100において、2つの非折曲部Nzの表面と支持構造Ctの表面とが、1つの凹溝Hoを画定して形成する。発光ダイオード基板200は、凹溝Ho内に設けられる。
【0087】
タイリングにより凹溝Hoを形成し、かつ発光ダイオード基板200を凹溝Ho内に設けて、タイリングパネル2000の平坦度を向上させる効果を達成する。
【0088】
好ましくは、発光ダイオード基板200の側面と非折曲部Nzとは、黒色接着剤Hjにより接続される。
【0089】
好ましくは、表示パネル100は、第1の基板11及び第1の基板11の上方に設けられた第2の基板12を含む。第1の基板11は、カバープレートである。第2の基板12は、ベース12c、並びにベース12cに順に設けられた可撓性層12d、駆動回路層12f、表示機能層12g及び封止層12hを含む。第1の基板11は、表示機能層12gに設けられる。可撓性層12dは、ベース12cを超えて出る副層12d1を含む。
【0090】
好ましくは、表示機能層12gは、第1の電極、発光層及び第2の電極を含む。好ましくは、発光層の材料は、有機材料であってもよく、量子ドット材料であってもよい。
【0091】
ベース12c、可撓性層12dの一部、駆動回路層12fの一部、表示機能層12g及び第1の基板11は、非折曲部Nzの一部である。副層12d1に対応する駆動回路層12fの一部と副層12d1とは、折曲部Wzの一部として折り曲げて設けられる。
【0092】
2つのタイリングして設けられた表示パネル100において、駆動回路層12fの上表面、2つの封止層12hの側面及び2つの第1の基板11の側面が、凹溝Hoを形成する。
【0093】
上記実施例に比べて、本実施例のタイリングパネルは、発光ダイオードパネルを表示パネル100として用いることで、折曲領域に対応するベース12cの一部のみを切断すればよく、ステップを簡略化することができる。
【0094】
本実施例の凹溝Hoは、より深い深さを有し、発光ダイオード基板200は凹溝Hoに設けられ、タイリングパネル2000の平坦度を向上させる。
【0095】
また、凹溝Hoの深さが発光ダイオード基板200の厚さより大きいため、充填接着剤Tcを用いて凹溝Ho内に充填し、かつ発光ダイオード基板200を覆うことにより、発光ダイオード基板200を保護し固定する。
【0096】
好ましくは、発光ダイオード基板200と表示パネル100との表示差異を低減するために、充填接着剤Tcの屈折率は、第1の基板11の屈折率に等しい。
【0097】
本実施例のタイリングパネルは、表示パネルを折り曲げて折曲部を形成し、かつ2つの折曲部をタイリングして支持構造を形成し、その後に発光ダイオード基板を支持構造に設けて継ぎ目を遮蔽することにより、継ぎ目を視覚的に除去する効果を達成する。また、表示パネルでは、非表示機能層を折り曲げるか又は表示パネルの背面に折り曲げるため、フレームを縮小する効果を達成する。
【0098】
以上、本願の実施例に係るタイリングパネルを詳細に紹介し、本明細書において具体例を用いて本願の原理及び実施形態を解説したが、以上の実施例の説明は、本願の方法及びその核心となる思想の理解を助けるためのものに過ぎない。さらに、当業者ならば、本願の思想をもとにして、具体的な実施形態及び応用の範囲に対して変更を加えることができるだろう。以上をまとめると、本明細書の内容は、本願を制限するものと理解されるべきでない。
【符号の説明】
【0099】
11 第1の基板
11a 第1の副層
12 第2の基板
12a 第2の副層
12c ベース
12d 可撓性層
12d1 副層
12f 駆動回路層
12g 表示機能層
12h 封止層
13 液晶
14 フレーム用接着剤
100 表示パネル
111 第1のベース
112 第1の可撓性層
113 ブラックマトリクス層
121 第2のベース
122 第2の可撓性層
123 駆動回路層
151 第1の偏光板
152 第2の偏光板
200 発光ダイオード基板
1000 タイリングパネル
2000 タイリングパネル