(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-19
(45)【発行日】2024-11-27
(54)【発明の名称】カートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
A24F 40/42 20200101AFI20241120BHJP
A24F 40/40 20200101ALI20241120BHJP
A24F 40/44 20200101ALI20241120BHJP
【FI】
A24F40/42
A24F40/40
A24F40/44
(21)【出願番号】P 2023574219
(86)(22)【出願日】2022-06-22
(86)【国際出願番号】 KR2022008894
(87)【国際公開番号】W WO2022270919
(87)【国際公開日】2022-12-29
【審査請求日】2023-11-30
(31)【優先権主張番号】10-2021-0082963
(32)【優先日】2021-06-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100160749
【氏名又は名称】飯野 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100219265
【氏名又は名称】鈴木 崇大
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジョンスブ
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジェオン
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ビュンスン
【審査官】佐藤 彰洋
(56)【参考文献】
【文献】特表2021-509579(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108323815(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00-47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1チャンバー及び長い挿入空間を備えるコンテナと、
前記挿入空間と連通する第2チャンバーと、
前記第2チャンバーに設けられ、前記第1チャンバーと連結される芯と、
前記芯を加熱するヒーターと、
前記第2チャンバーの一側で前記挿入空間の長手方向と交差する方向に開放しているチャンバー流入口と、
前記第2チャンバーに対して前記チャンバー流入口の反対側に配置されて前記第2チャンバーの他側を覆い、前記挿入空間に向かって丸く陥没した曲面を備える第1流動ガイドと、を含む、カートリッジ。
【請求項2】
前記第1流動ガイドは、前記第2チャンバーの下部及び側部を取り囲むように丸く延びる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記第1流動ガイドは、前記芯及び前記チャンバー流入口の高さよりも低い位置に位置する下部をさらに含む、請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記第1流動ガイドは、前記挿入空間の外周面の一部と連結される内面を有する、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記第1流動ガイドは、球形の一部を含む形状を有する、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記チャンバー流入口は、前記芯とオーバーラップするように前記芯に向かって開放している、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記チャンバー流入口は、前記芯の直径よりも小さい幅を有する、請求項6に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記チャンバー流入口は、前記芯の直径の範囲内に配置される、請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記芯は、前記チャンバー流入口に隣接して配置される、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記挿入空間の長手方向に前記挿入空間の中心を通過する仮想線を中心線と定義すると、前記芯は、前記中心線と前記チャンバー流入口とのの間に配置される、請求項9に記載のカートリッジ。
【請求項11】
前記芯は前記挿入空間の下側に配置され、前記挿入空間とオーバーラップする、請求項10に記載のカートリッジ。
【請求項12】
前記芯は、前記チャンバー流入口と前記第1流動ガイドとの間に配置される、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項13】
第1チャンバー及び長い挿入空間を備えるコンテナ、前記挿入空間と連通する第2チャンバー、前記第2チャンバーに設けられ、前記第1チャンバーと連結される芯、前記芯を加熱するヒーター、前記第2チャンバーの一側で前記挿入空間の長手方向と交差する方向に開放しているチャンバー流入口、及び前記第2チャンバーに対して前記チャンバー流入口の反対側に配置されて前記第2チャンバーの他側を覆い、前記挿入空間に向かって丸く陥没した曲面を備える第1流動ガイド、を含むカートリッジと、
前記カートリッジに結合されるボディーと、
前記カートリッジに開放しており、前記チャンバー流入口と前記カートリッジの外部とを連通させるカートリッジ流入口と、
前記カートリッジ流入口に隣接して前記ボディーに設けられ、前記カートリッジ流入口を通過する空気の流動を感知するセンサーと、
前記センサーと前記カートリッジとの間に配置されて前記センサーの一側を覆い、センシングホールを含むセンサーカバーと、
少なくとも一部が前記センサーカバーと前記カートリッジとの間に形成され、下流側部が前記センシングホール及び前記カートリッジ流入口に対して連結される流入流路と、を含むエアロゾル生成装置。
【請求項14】
前記センサーカバーから突出して前記カートリッジに密着し、前記カートリッジ流入口及び前記センシングホールと連結される前記流入流路の下流側部を取り囲み、前記流入流路の上流側部に向かって開放している第2流動ガイドをさらに含む、請求項13に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項15】
前記流入流路は、前記センサーカバーと前記カートリッジとの間の位置で、前記流入流路の上流側部から前記カートリッジ流入口に向かって傾いた部分をさらに含む、請求項13に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はカートリッジ及びエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質又は物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であり得る。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/又はコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、気体流動の効率を改善し、吸入の便宜性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、組立ての便宜性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0006】
本開示のさらに他の目的は、部品間結合の安全性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0007】
本開示のさらに他の目的は、スティック挿入のための構造的安全性を確保することができるエアロゾル生成装置を提供することである。
【0008】
本開示のさらに他の目的は、液体貯蔵空間の効率を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した目的を達成するために、本開示の一側面によれば、第1チャンバー及び長い挿入空間を備えるコンテナと、前記挿入空間と連通する第2チャンバーと、前記第2チャンバー内に設けられ、前記第1チャンバーと連結される芯と、前記芯を加熱するヒーターと、前記第2チャンバーの一側で前記挿入空間の長手方向と交差する方向に開放しているチャンバー流入口と、前記第2チャンバーに対して前記チャンバー流入口の反対側に配置されて前記第2チャンバーの他側を覆い、前記挿入空間に向かって丸く陥没した曲面を備える第1流動ガイドと、を含む、カートリッジを提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、気体流動の効率を改善して、吸入便宜性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0011】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、組立ての便宜性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0012】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、部品間結合の安全性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0013】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、スティック挿入のための構造的安全性を確保することができるエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0014】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、液体貯蔵空間の効率を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0015】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本開示の前記及び他の目的、特徴及び他の特徴は添付図面を参照する以降の詳細な説明から明らかに理解可能であろう。
【
図1】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図4】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図5】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図6】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図7】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図8】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図9】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図10】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図11】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図12】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図13】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図14】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図15】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図16】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図17】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図18】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図19】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図20】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図21】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図22】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図23】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図24】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図25】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図26】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図27】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図28】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図29】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図30】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図31】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図32】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図33】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図34】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図35】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図36】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図37】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図38】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図39】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図40】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図41】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図42】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図43】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図44】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図45】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図46】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図47】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図48】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図49】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図50】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図51】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図52】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図53】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図54】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図55】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図56】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図57】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図58】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図59】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図60】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図61】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図62】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図63】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図64】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図65】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図66】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図67】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図68】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図69】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図70】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図71】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図72】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図73】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図74】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図75】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図76】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図77】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図78】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図79】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図80】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図81】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。図面を参照する説明の簡潔さのために、同一又は類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0018】
以下の説明で使用される構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみのためのものであり、特別な意味又は役割を有するものではない。
【0019】
本開示において、当業者によく知られているものは簡潔さのために省略する。添付図面は多様な技術的特徴を容易に理解することができるようにするためのものであり、ここで開示する実施例は添付図面に限定されないことを理解しなければならない。したがって、本開示は、添付図面に具体的に開示したものに加えて、すべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0020】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使用されることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使用される。
【0021】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0022】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0023】
図1を参照すると、エアロゾル生成装置は、ボディー100、カートリッジ200及びキャップ300のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0024】
ボディー100は、ロウワーボディー110及びアッパーボディー120のうちの少なくとも一つを含むことができる。ロウワーボディー110は、内部に、バッテリー、制御部などの電力供給や制御に必要な各種の構成要素を収容することができる。ロウワーボディー110はエアロゾル生成装置の外形をなすことができる。アッパーボディー120はロウワーボディー110の上側に配置され得る。カートリッジ200はアッパーボディー120に結合することができる。ボディー100はメインボディー100と言える。
【0025】
アッパーボディー120は、マウント130及びコラム140のうちの少なくとも一つを含むことができる。マウント130はロウワーボディー110の上側に配置され得る。マウント130は、カートリッジ200の下部が挿入される空間134を提供することができる。マウント130は上側が開放しており、内側に空間134を取り囲む形状を有し得る。マウント130は、空間134に挿入されたカートリッジ200の下部を取り囲むことができる。マウント130はカートリッジ200と締結することができる。マウント130はカートリッジ200の下部を支持することができる。
【0026】
コラム140はロウワーボディー110の上側に配置され得る。コラム140は長く延びた形状を有し得る。コラム140はマウント130の一側から上方に延びることができる。コラム140はカートリッジ200の一側壁と向き合うことができる。コラム140はカートリッジ200に平行に配置され得る。コラム140はカートリッジ200の一側壁を取り囲む形状を有し得る。コラム140はカートリッジ200の一側壁を支持することができる。
【0027】
第1チャンバーC1は第1コンテナ210の内部一側に備えられ、挿入空間214は第1コンテナ210の内部他側に備えられ得る。挿入空間214はコラム140に隣接して配置され得る。コラム140は、挿入空間214が形成された第1コンテナ210の内部他側に隣接して配置され得る。
【0028】
カートリッジ200はボディー100に分離可能に結合することができる。カートリッジ200は、内部に液体を貯蔵することができる空間を提供することができる。カートリッジ200は挿入空間214を備えることができる。挿入空間214は、一端が開放して開口が形成され得る。挿入空間214は開口を通して外部に露出され得る。開口は挿入空間214の一端と定義することができる。
【0029】
カートリッジ200は、第1コンテナ210及び第2コンテナ220のうちの少なくとも一つを含むことができる。第2コンテナ220は第1コンテナ210に結合することができる。
【0030】
第1コンテナ210は第2コンテナ220の上側に結合することができる。第1コンテナ210は、内部に液体を貯蔵する空間を提供することができる。第1コンテナ210は、上側が開放しており、上下方向に長く延設された挿入空間214を提供することができる。スティック400(
図3参照)は挿入空間214に挿入され得る。第1コンテナ210の一側壁はコラム140と向き合うことができる。コラム140は第1コンテナ210の一側壁を取り囲むことができる。第1コンテナ210はマウント130の上側に配置され得る。
【0031】
第2コンテナ220は第1コンテナ210の下側に結合することができる。第2コンテナ220は、内部に芯261(
図2参照)及びヒーター262(
図2参照)が設けられる空間を提供することができる。第2コンテナ220はマウント130が提供する空間134に挿入され得る。マウント130の空間134はカートリッジ収容空間134と言える。マウント130は第2コンテナ220を取り囲むことができる。第2コンテナ220はマウント130に結合することができる。
【0032】
キャップ300はボディー100に分離可能に結合することができる。キャップ300はカートリッジ200を覆うことができる。キャップ300はボディー100の少なくとも一部を覆うことができる。キャップ300は外部からカートリッジ200及び/又はボディー100の少なくとも一部を保護することができる。使用者はキャップ300をボディー100から分離し、カートリッジ200を交替することができる。
【0033】
キャップ300はボディー100の上部に結合することができる。キャップ300はロウワーボディー110の上側に結合することができる。キャップ300はアッパーボディー120を覆うことができる。キャップ300はカートリッジ200を覆うことができる。キャップ300の側壁301はカートリッジ200の側部を取り囲むことができる。キャップ300の側壁301はアッパーボディー120の側部を取り囲むことができる。キャップ300の上壁303はカートリッジ200の上部を覆うことができる。キャップ300の上壁303はコラム140の上部を覆うことができる。
【0034】
キャップ300は挿入口304を備えることができる。挿入口304はキャップ300の上壁303に形成され得る。挿入口304は挿入空間214に対応する位置に形成され得る。挿入口304は挿入空間214の一端又は上端に連通することができる。
【0035】
キャップ300はキャップ流入口304aを備えることができる。キャップ流入口304aはキャップ300の一側に形成され得る。例えば、キャップ流入口304aはキャップ300の上壁303に形成され得る。例えば、キャップ流入口304aはキャップ300の側壁301に形成され得る。キャップ流入口304aは外部に連通することができる。空気はキャップ流入口304aを通してエアロゾル生成装置の内部に流入することができる。
【0036】
図1及び
図2を参照すると、カートリッジ200はボディー100に結合することができる。カートリッジ200は液体を貯蔵する第1チャンバーC1を提供することができる。カートリッジ200は第1チャンバーC1と区画される挿入空間214を提供することができる。カートリッジ200の挿入空間214は、一端が開放することによって形成された開口を含むことができる。開口は挿入空間214を外部に露出させることができる。
【0037】
第1コンテナ210は、内部の空間を取り囲む外壁211を備えることができる。第1コンテナ210は、外壁211が取り囲む空間を分離することで、一側に第1チャンバーC1を区画し、他側に長く延びた挿入空間214を区画する内壁212を備えることができる。挿入空間214は上下方向に長く延びた形状を有し得る。第1コンテナ210の内壁212は第1コンテナ210の内部に形成され得る。スティック400(
図3参照)は挿入空間214に挿入され得る。
【0038】
第2コンテナ220は第1コンテナ210に結合することができる。第2コンテナ220は挿入空間214と連通する第2チャンバーC2を備えることができる。第2チャンバーC2は第2コンテナ220の内部に形成され得る。第2チャンバーC2は挿入空間214の他端又は下端に連結され得る。
【0039】
カートリッジ流入口224はカートリッジ200の一側に形成され得る。カートリッジ流入口224は第2コンテナ220の外壁に形成され得る。カートリッジ流入口224は挿入空間214と連通することができる。カートリッジ流入口224は第2チャンバーC2と連通することができる。カートリッジ流入口224は第2コンテナ210の側壁221に形成され得る。
【0040】
芯261は第2チャンバーC2に配置され得る。芯261は第1チャンバーC1と連結され得る。芯261は第1チャンバーC1から液体を受けることができる。ヒーター262は芯261を加熱することができる。ヒーター262は第2チャンバーC2に配置され得る。ヒーター262は芯261を複数回巻き取ることができる。ヒーター262はバッテリー190及び/又は制御装置と電気的に連結され得る。ヒーター262は抵抗性コイルであり得る。ヒーター262が発熱して芯261を加熱すると、芯261に供給された液体が霧化して第2チャンバーC2内にエアロゾルを生成することができる。
【0041】
したがって、液体が貯蔵される第1コンテナ210の第1チャンバーC1がスティック400(
図3参照)及び/又はスティック400が挿入される挿入空間214を取り囲むように配置されることにより、液体が貯蔵される空間の効率を向上させることができる。
【0042】
また、スティック400から、第1チャンバーC1と連結される芯261及びヒーター262までの距離が減少するので、エアロゾルの熱伝逹効率が向上することができる。
【0043】
PCB(Printed Circuit Board)アセンブリー150はコラム140の内部に設けられ得る。光源153及びセンサー154のうちの少なくとも一方はPCBアセンブリー150のPCB151に装着され得る(
図24参照)。PCBアセンブリー150はカートリッジ200の側部に向かうように設けられ得る。PCBアセンブリー150の光源153はカートリッジ200に光を提供することができる。PCBアセンブリー150のセンサー154はカートリッジ200の内外部の情報をセンシングすることができる。PCBアセンブリー150に装着されたセンサー154は第1センサー154と言える。
【0044】
センサー180はロウワーボディー110の上部一側に設けられ得る。センサー180はロウワーボディー110の分離壁112よりも上側に配置され得る。センサー180は、カートリッジ200に流入する空気の流動を感知することができる。センサー180は気流センサー又は圧力センサーであり得る。センサー180は第2センサー180と言える。
【0045】
センサー180はマウント130の内部に挿入され得る。センサー180は側部に向かって配置され得る。センサー180はカートリッジ流入口224に隣接して配置され得る。センサー180はカートリッジ流入口224に向かうように配置され得る。
【0046】
ロウワーボディー110は、内部にバッテリー190を収容することができる。ロウワーボディー110は、内部に各種の制御装置を収容することができる。バッテリー190はエアロゾル生成装置の各種の構成要素に電力を供給することができる。バッテリー190はロウワーボディー110の一側又は下部に形成された充電ポート119を介して充電され得る。
【0047】
ロウワーボディー110の分離壁112はバッテリー190の上部を覆うことができる。ロウワーボディー110の分離壁112はマウント130及び/又はコラム140の下側に配置され得る。ロウワーボディー110のボディーフレーム114はバッテリー190の側部を支持することができる。ボディーフレーム114はバッテリー190を収容する空間と制御装置を収容する空間とを分離することができる。
【0048】
図2及び
図3を参照すると、スティック400は長く延びた形状を有し得る。スティック400は、内部に媒質を含むことができる。スティック400は挿入空間214に挿入され得る。
【0049】
カバー310は挿入空間214を開閉することができる。カバー310は挿入空間214を外部に露出させる開口を開閉することができる。カバー310は挿入空間214の開口に隣接して設けられ得る。カバー310は挿入空間214の一端又は上端に隣接して設けられ得る。例えば、カバー310は、挿入空間214に隣接した位置で、第1コンテナ210の上端に設けられ得る。例えば、カバー310は、挿入空間214に隣接した位置で、キャップ300に設けられ得る。
【0050】
カバー310はピボット動作可能に設けられ得る。カバー310はピボット動作して挿入空間214を開閉することができる。カバー310は挿入空間214の内側に向かってピボット動作して挿入空間214を開放し得る。カバー310が挿入空間214を開放するようにピボット動作する方向を第1方向と言える。カバー310は挿入空間214の外側に向かってピボット動作して挿入空間214を閉鎖することができる。カバー310が挿入空間214を閉鎖するようにピボット動作する方向を第2方向と言える。
【0051】
スティック400の端部がカバー310に接触してカバー310を押し出すと、カバー310は第1方向にピボット動作して挿入空間214を開放し得る。スティック400はカバー310を押し出し、挿入空間214に挿入され得る。スティック400が挿入空間214から離脱すると、カバー310は第2方向にピボット動作して挿入空間214を閉鎖することができる。
【0052】
スプリング312(
図12参照)は、第2方向にカバー310に弾性力を提供することができる。スプリング312の一端はカバー310を支持し、スプリング312の他端は第1コンテナ210の上端又はキャップ300を支持することができる。スプリング312はカバー310のピボット軸に巻線され得る。
【0053】
カバー310はキャップ300の挿入口304の周辺に設けられ得る。カバー310はキャップ300にピボット動作可能に設けられ得る。カバー310はピボット動作して挿入口304を開閉することができる。カバー310は第1方向にピボット動作して挿入口304を開放し得る。カバー310は第2方向にピボット動作して挿入口304を閉鎖することができる。
【0054】
スティック400はキャップ300の挿入口304を通過して挿入空間214に挿入され得る。スティック400の一端がカバー310に接触してカバー310を押し出すと、カバー310は第1方向にピボット動作して挿入空間214及び挿入口304を開放し得る。スティック400はカバー310を押し出し、挿入口304を通過して挿入空間214に挿入され得る。スティック400が挿入空間214から離脱すると、カバー310は第2方向にピボット動作して挿入空間214及び挿入口304を閉鎖することができる。
【0055】
スティック400が挿入空間214に挿入されると、スティック400の一端はキャップ300の外部に露出され、スティック400の他端は第2チャンバーC2に隣接して第2チャンバーC2の上側に配置され得る。使用者は、露出されたスティック400の一端部を口に銜えて空気を吸入することができる。
【0056】
空気はキャップ流入口304aを通してエアロゾル生成装置の内部に流入することができる。キャップ流入口304aから流入した空気はカートリッジ流入口224に流入することができる。空気はカートリッジ流入口224を通過してカートリッジ200の内部に流入することができる。カートリッジ流入口224を通過した空気は第2チャンバーC2に流入して挿入空間214に向かって流動することができる。空気は第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルを伴ってスティック400を通過することができる。
【0057】
よって、スティック400を挿入空間214に挿入する動作によってカバー310をピボット動作させることにより、カバー310が挿入空間214を開放し得る。
【0058】
また、スティック400を挿入空間214から離脱させる動作と同時にカバー310がピボット動作することにより、挿入空間214が自動で閉鎖することができる。
【0059】
また、挿入空間214の内部を外部の異物などから保護することができる。
【0060】
図4~
図6を参照すると、カートリッジ200はアッパーボディー120に分離可能に結合することができる。アッパーボディー120はロウワーボディー110の上側に配置され得る。アッパーボディー120はマウント130及びコラム140のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0061】
マウント130は上部が開放した空間134を提供することができる。マウント130の内側面131及び底133は空間134の少なくとも一部を取り囲むことができる。コラム140の内側壁141は空間134の一側を取り囲むことができる。第2コンテナ220は、マウント130が提供する空間134に挿入され得る。マウント130は、空間134に挿入された第2コンテナ220を取り囲むことができる。
【0062】
前記カートリッジ200はマウント130とスナップフィット(snap-fit)方式で結合することができる。第2コンテナ220はマウント130とスナップフィット方式で結合することができる。第2コンテナ220はマウント130に分離可能に締結され得る。第2コンテナ220がマウント130の空間134に挿入されると、第2コンテナ220に形成された陥没部221aとマウント130に形成された突出部131aとが締結され得る。
【0063】
陥没部221aは第2コンテナ220の側壁221から内側に陥没するように形成され得る。陥没部221aは複数の陥没部を備えることができ、第2コンテナ220の側壁221の一側及び他側にそれぞれ形成され得る。突出部131aはマウント130の内側面131から突設され得る。突出部131aは複数の突出部を備えることができ、マウント130の内側面131の一側及び他側にそれぞれ形成され得る。突出部131aは陥没部221aに対応する位置に形成され得る。
【0064】
第2コンテナ220がマウント130と結合すると、第1コンテナ210はマウント130の上側に配置され得る。第1コンテナ210は第2コンテナ220よりも側方向に突出した形状を有し得る。第2コンテナ220はマウント130が取り囲む空間134に挿入され、第1コンテナ210はマウント130の上部を覆うことができる。
【0065】
マウント130はカートリッジ200の下部を支持することができる。マウント130は第2コンテナ220の側部及び底を支持することができる。マウント130は第1コンテナ210の下側エッジを支持することができる。
【0066】
コラム140はマウント130の一側から上方に延びることができる。コラム140はマウント130の空間134の一側を取り囲むことができる。コラム140の内側壁141はマウント130の内側面131に一体に形成されて延びることができる。コラム140の外側壁142はマウント130の外側面132に一体に形成されて延びることができる。
【0067】
コラム140はカートリッジ200に対応する高さに延びることができる。コラム140の上壁143はカートリッジ200の上端に対応する高さに形成され得る。コラム140はカートリッジ200に平行に形成され得る。
【0068】
カートリッジ200の挿入空間214はカートリッジ200の一側壁に隣接して形成され得る。挿入空間214はコラム140に隣接して形成され得る。コラム140は挿入空間214が形成されたカートリッジ200の一側壁を取り囲むことができる。カートリッジ200の一側壁はコラム140の内側壁141にスライドしてマウント130に挿入され得る。コラム140はカートリッジ200の一側壁を支持することができる。
【0069】
PCBアセンブリー150(
図3参照)を保護するウィンドウ170はコラム140の内側壁141を覆うように配置され得る。ウィンドウ170はカートリッジ200及びコラム140の間に配置され得る。ウィンドウ170はコラム140に沿って上下方向に延びることができる。ウィンドウ170は、挿入空間214が形成されたカートリッジ200の一側壁を取り囲むことができる。ウィンドウ170はカートリッジ200の一側壁を支持することができる。
【0070】
よって、カートリッジ200がボディー100に分離可能に結合することができる。
【0071】
また、カートリッジ200がボディー100に結合して安定的に支持できる。
【0072】
図7~
図11を参照すると、キャップ300はボディー100に分離可能に結合することができる。キャップ300はカートリッジ200及びボディー100の一部を外部から保護することができる。使用者はキャップ300をボディーから分離し、カートリッジ200を交替することができる。
【0073】
アッパーボディー120の外側面132、142には結合突起132a、132bが形成され得る。結合突起132a、132bはマウント130の外側面132に形成され得る。結合突起132a、132bはコラム140の外側壁142に形成され得る。結合突起132a、132bは、第1結合突起132a及び第2結合突起132bを含むことができる。第1結合突起132aと第2結合突起132bとは互いに上下に配置され得る。
【0074】
第1結合突起132aはアッパーボディー120の外側面から外側に突設され得る。第1結合突起132aは複数の第1結合突起を備えることができる。複数の第1結合突起132aのうちのいずれか一つはマウント130の外側面132から外側に突設され得る。前記第1結合突起132aはコラム140の反対側の位置に形成され得る。複数の第1結合突起132aのうちの他の一つはコラム140の外側壁142から外側に突設され得る。
【0075】
第1結合突起132aは第2結合突起132bよりも外側に突出することができる。第1結合突起132aは第2結合突起132bの下側に配置され得る。第1結合突起132aは第2結合突起132bよりも小さい幅を有し得る。第1結合突起132aは側方向に幅が小さい形状を有し得る。第1結合突起132aは下側から上側に行くほど幅が次第に小さくなる形状を有し得る。
【0076】
第2結合突起132bはアッパーボディー120の外側面から外側に突設され得る。第2結合突起132bは凸形に又は丸形に突出することができる。第2結合突起132bは複数の第2結合突起を備えることができる。複数の第2結合突起132bのうちのいずれか一つはマウント130の外側面132から外側に突設され得る。前記第2結合突起132bはコラム140の反対側の位置に形成され得る。前記第2結合突起132bはマウント130の外側面132の周囲に沿って長く延びた形状を有し得る。複数の第2結合突起132bのうちの他の一つはコラム140の外側壁142から外側に突設され得る。前記第2結合突起132bはコラム140の外側壁142の周囲に沿って長く延びた形状を有し得る。
【0077】
結合溝302a、302bはキャップ300の内側面302に形成され得る。結合溝302a、302bは結合突起132a、132bに対応する位置に形成され得る。キャップ300がカートリッジ200及びアッパーボディー120を覆うと、結合突起132a、132bと結合溝302a、302bとが互いに締結することにより、キャップ300とアッパーボディー120とが結合することができる。結合溝302a、302bは、第1結合溝302a及び第2結合溝302bを含むことができる。第1結合溝302aと第2結合溝302bとは互いに上下に配置され得る。
【0078】
第1結合溝302aは、キャップ300の内側面302が外側に陥没することによって形成され得る。第1結合溝302aはキャップ300の内側面302において第1結合突起132aに対応する位置に形成され得る。第1結合溝302aは複数が形成され得る。第1結合溝302aは上側に行くほど幅が次第に小さくなる形状を有し得る。第1結合突起132aは第1結合溝302aに挿入され得る。第1結合突起132aが第1結合溝302aに挿入されるとき、第1結合突起132a及び第1結合溝302aはキャップ300が定位置に配置されるように案内することができる。
【0079】
第2結合溝302bは、キャップ300の内側面302が外側に陥没することによって形成され得る。第2結合溝302bは凸形に又は丸形に陥没することができる。第2結合溝302bはキャップ300の内側面302において第2結合突起132bに対応する位置に形成され得る。第2結合溝302bは複数が形成され得る。第2結合溝302bはキャップ300の内側面302の周囲に沿って長く延びた形状を有し得る。第2結合突起132bは第2結合溝302bに挿入されることで、スナップフィット方式で締結され得る。第2結合突起132bと第2結合溝302bとは互いに分離可能に締結され得る。
【0080】
ロウワーボディー110の上側エッジ113はアッパーボディー120よりも外側に突出することができる。ロウワーボディー110の上側エッジ113はアッパーボディー120の周囲に沿って延びることができる。ロウワーボディー110の上側エッジ113はアッパーボディー120の下側に配置され得る。キャップ300がボディー100に結合すると、キャップ300の側壁301の下端はロウワーボディー110の上側エッジ113に接触し得る。ロウワーボディー110の上側エッジ113は、キャップ300がアッパーボディー120の下側に移動することを制限することができる。
【0081】
図12及び
図13を参照すると、キャップ300は、キャップボディー320、下部ヘッド330及び上部ヘッド340のうちの少なくとも一つを含むことができる。カバー310はキャップ300にピボット動作可能に設けられ得る。カバー310は挿入口304を閉鎖するように配置され得る。カバー310はプレート形状を有し得る。カバー310は挿入口の周囲に沿って丸く形成された周縁部を含むことができる。
【0082】
シャフト311はカバー310の端部に形成され得る。シャフト311はカバー310と一体に形成され得る。シャフト311は一側に長く延びた形状を有し得る。カバー310はシャフト311が延びた方向を軸としてピボット動作することができる。シャフト311はカバー310のピボット軸となり得る。シャフト311はカバー310の端部から両側に突出し得る。シャフト311はカバーシャフト311と言える。
【0083】
スプリング312はカバー310に結合することができる。スプリング312の一端はカバー310を支持し、スプリング312の他端はキャップ300の一側を支持することができる(
図17及び
図18参照)。スプリング312の他端は上部ヘッド340を支持することができる。スプリング312は弾性力又は復元力によってカバー310を第2方向に移動させることができる。カバー310はスプリング312によって第2方向に移動して挿入空間214(
図17参照)及び/又は挿入口304を閉鎖することができる。スプリング312はシャフト311に巻線され得る。シャフト311に巻線されたスプリング312の一端はカバー310に向かって延び、他端は一端の反対方向に延びることができる。
【0084】
キャップボディー320はキャップ300の側壁301をなすことができる。キャップボディー320は上下に開放しており、中空形状を有し得る。キャップボディー320はカートリッジ200の側部及びアッパーボディー120の側部を覆うことができる。キャップボディー320は締結リブ322を含むことができる。締結リブ322はキャップボディー320の内側面302から内側に突設され得る。締結リブ322はキャップボディー320の側壁301の周囲に沿って延びた形状を有し得る。締結リブ322はキャップボディー320の上部に形成され得る。
【0085】
締結リブ322は第1リブ溝323及び第2リブ溝324のうちの少なくとも一つを含むことができる。第1リブ溝323は、締結リブ322が外側に陥没することによって形成され得る。第1リブ溝323は締結リブ322の一側に形成され得る。第2リブ溝324は、締結リブ322の下部が上側に陥没することによって形成され得る。第2リブ溝324は複数の第2リブ溝を備え、締結リブ322の周囲に沿って配列され得る。
【0086】
下部ヘッド330と上部ヘッド340とは上下に結合してキャップ300の上部を構成することができる。下部ヘッド330は上部ヘッド340の下側で上部ヘッド340と結合することができる。下部ヘッド330は挿入口304の下側を取り囲むことができる。
【0087】
下部ヘッド330はシャフト溝331を含むことができる。シャフト溝331は下部ヘッド330の両側に形成され得る。シャフト溝331は下側に凹むように陥没した形状を有し得る。シャフト311はシャフト溝331に回転可能に挿入され得る。シャフト311の両端部はそれぞれ一対のシャフト溝331に挿入され得る。
【0088】
下部ヘッド330はヘッドリブ332を含むことができる。ヘッドリブ332は下部ヘッド330の周囲に沿って延びた形状を有し得る。ヘッドリブ332は締結リブ322の下側に配置され得る。ヘッドリブ332は締結リブ322の下部にかかることができる。
【0089】
下部ヘッド330は第1ヘッドラッチ333を含むことができる。ヘッドラッチ333はヘッドリブ332から上方に突設され得る。ヘッドリブ332が締結リブ322の下側に隣接して配置されると、ヘッドラッチ333は締結リブ322の上部にかかることができる。
【0090】
下部ヘッド330はガイドバー335を含むことができる。ガイドバー335はヘッドリブ332の一側に形成され得る。ガイドバー335は上側に長く延びた形状を有し得る。ヘッドリブ332が締結リブ322の下側に隣接して配置されると、ガイドバー335は第1リブ溝323に挿入され得る。ガイドバー335は第1リブ溝323に挿入され、下部ヘッド330の配置を案内することができる。
【0091】
スクリュー334は下部ヘッド330と上部ヘッド340とを締結することができる。スクリュー334は下部ヘッド330の下部を貫通して上部ヘッド340に固定されることができる。
【0092】
キャップ300は第2ガイド306を含むことができる。第2ガイド306は下部ヘッド330に形成され得る。第2ガイド306は挿入口304の周辺に形成され得る。第2ガイド306は挿入口304よりも下側に配置され得る。第2ガイド306は挿入口304と挿入空間214との間に配置され得る。第2ガイド306は下側に傾いて形成され得る。第2ガイド306はキャップ300の挿入口304の周辺部から挿入空間214の一端又は上端に向かって傾いて延びることができる(
図17参照)。
【0093】
上部ヘッド340はキャップボディー320の上部に結合してキャップ300の上壁303を構成することができる。キャップ300の上壁303はヘッド上壁303と言える。上部ヘッド340は下部ヘッド330の上側で下部ヘッド330と結合することができる。ヘッド上壁303の周辺は締結リブ322の上側にかかることができる。
【0094】
上部ヘッド340は第2ヘッドラッチ343を含むことができる。第2ヘッドラッチ343はヘッド上壁303の周辺から下側に突設され得る。ヘッド上壁303の周辺が締結リブ322にかかると、第2ヘッドラッチ343は締結リブ322に形成された第2リブ溝324に締結され得る。
【0095】
キャップ300は、挿入空間214の一端に連通する挿入口304を備えることができる。キャップ300は挿入口304の周辺を構成する挿入口壁305を備えることができる。キャップ300の挿入口304は、ヘッド上壁303に形成され得る。挿入口壁305は円周方向に延びた形状を有し得る。挿入口壁305の内周面は挿入口304の周囲を取り囲むことができる。
【0096】
挿入口壁305の内周面は丸く形成され得る。挿入口壁305の内周面は内側に膨らむように形成され得る。挿入口壁305の内周面は上側から下側に行くほど次第に挿入口304を狭めてから広げる形状を有し得る。
【0097】
カバー310の端部又は周辺は挿入口壁305の下側にかかることができる。カバー310が挿入口304を閉鎖すると、挿入口壁305はカバー310と接触してカバー310の移動を制限することができる。挿入口壁305はカバー310の端部又は周辺と接触することにより、カバー310が挿入口304の上側にピボット動作することを制限することができる。カバー310は挿入口304よりも大きくてもよい。
【0098】
図14及び
図15を参照すると、カートリッジ200はカバー溝215を含むことができる。カバー溝215は挿入空間214の開口に隣接して位置し得る。カバー溝215は挿入空間214から挿入空間214の周辺が拡張する方向に陥没することができる。カバー溝215は挿入空間214から外側に陥没することができる。カバー溝215は挿入空間214から半径外側方向に陥没することができる。カバー溝215は挿入空間214から第1チャンバーC1に向かって陥没することができる。カバー溝215はカバー310が位置し得る空間を提供することができる。
【0099】
カバー溝215は、第1コンテナ210において挿入空間214の一端又は上端の周辺に形成され得る。カバー溝215は、挿入空間214の一端部の周辺が外側に陥没することによって形成され得る。カバー310はカバー溝215に収容され得る(
図17及び
図18参照)。カバー310は、挿入空間214の開口を開放しながらカバー溝215に収容され得る。カバー310は、第1方向にピボット動作して挿入空間214の開口を開放しながらカバー溝215に収容され得る。
【0100】
カバー溝215は、第1コンテナ210の内壁212の一端部又は上端部が挿入空間214から外側方向に陥没することによって形成され得る。カバー溝215は、第1コンテナ210の内壁212が挿入空間214から第1チャンバーC1に向かって陥没することによって形成され得る。第1コンテナ210の内壁212はカバー溝215を区画することができる。第1コンテナ210の内壁212はカバー溝215の少なくとも一部を取り囲むことができる。第1コンテナ210の内壁212はカバー溝215の底に接し得る。第1コンテナ210の内壁212はカバー溝215の側部の一部を取り囲むことができる。
【0101】
カートリッジ200は、挿入空間214の上部に隣接した位置で、挿入空間214の下側に傾いて形成された第1ガイド216を備えることができる。第1ガイド216は第1コンテナ210の内壁212の上端部に形成され得る。第1ガイド216は第1スティックガイド216と言える。
【0102】
第1ガイド216はカバー溝215の底に接し得る。第1ガイド216は、カバー溝215の底と接触する位置で、第1コンテナ210の内壁212に形成され得る。第1ガイド216はカバー溝215の底と挿入空間214との間に形成され得る。第1ガイド216はカバー溝215の下側に配置され得る。第1ガイド216はカバー溝215の底から挿入空間214の下側に向かって傾いて形成され得る。
【0103】
第1ガイド216は挿入空間214の少なくとも一部に沿って円周方向に延びることができる。第1ガイド216は第1コンテナ210の内壁212に沿って円周方向に延びることができる。第1ガイド216はスティック400(
図3参照)の端部に接触し、スティック400が挿入空間214に挿入されるようにガイドすることができる。
【0104】
図15を参照すると、カートリッジ200は、第1コンテナ210、第2コンテナ220、シーリング部材250、芯261、及びヒーター262のうちの少なくとも一つを含むことができる。第2コンテナ220は、下部ケース230及びフレーム240のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0105】
第1コンテナ210は第1チャンバーC1及び挿入空間214を提供することができる。第1コンテナ210の内壁212は、第1コンテナ210の外壁211が取り囲む空間を分離することにより、一側に第1チャンバーC1を区画し、他側に挿入空間214を区画することができる。
【0106】
第1コンテナ210の外壁211及び内壁212は第1チャンバーC1の側部を取り囲むことができる。第1コンテナ210の外壁211と内壁212とは連結されることにより、第1チャンバーC1の周囲を取り囲むように延びた形状を有し得る。第1コンテナ210の上壁213は第1チャンバーC1の上部を覆うことができる。第1コンテナ210の上壁213は第1コンテナ210の外壁211及び内壁212に連結され得る。
【0107】
第1コンテナ210の外壁211及び内壁212は挿入空間214の側部を取り囲むことができる。挿入空間214は上下方向に長く延びた形状を有し得る。挿入空間214はスティック400(
図3)の周囲に対応する形状を有し得る。挿入空間214は略円柱形状を有し得る。第1コンテナ210の外壁211と内壁212とは連結されることにより、挿入空間214の周囲を取り囲むように円周方向に延びた形状を有し得る。挿入空間214は上下に開放し得る。
【0108】
第2コンテナ220は第2チャンバーC2を提供することができる。第2チャンバーC2は挿入空間214の下側に配置され得る。第2チャンバーC2は挿入空間214と連通することができる。
【0109】
第2コンテナ220は、下部ケース230及びフレーム240のうちの少なくとも一つを含むことができる。下部ケース230は第2コンテナ220の外形をなすことができる。下部ケース230は第1コンテナ210の外壁211又は周辺と結合することができる。下部ケース230は内部に収容空間を提供することができる。下部ケース230はフレーム240を支持することができる。カートリッジ流入口224は、下部ケース230の側壁に形成され得る。カートリッジ流入口224は下部ケース230の底よりも高い位置に形成され得る。
【0110】
したがって、第2チャンバーC2から液体がカートリッジ流入口224を通してカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0111】
下部ケース230は、収容部231及び延長部232のうちの少なくとも一つを含むことができる。収容部231は、内部に収容空間を提供することができる。収容部231は収容空間を取り囲むことができる。収容部231は、内部にフレーム240の少なくとも一部を収容することができる。収容部231の側壁は第2コンテナ220の側壁221(
図4参照)であり得る。カートリッジ流入口224は、収容部231の側壁に形成され得る。延長部232は収容部231の一側上端から外側に延びることができる。延長部232はフレーム240の一部を支持することができる。収容部231はケース部231と言える。
【0112】
フレーム240は下部ケース230の内部に配置され得る。フレーム240は第2チャンバーC2を区画することができる。フレーム240は第2チャンバーC2の少なくとも一部を取り囲むことができる。下部ケース230は第2チャンバーC2の残部を取り囲むことができる。フレーム240は第1チャンバーC1の底をなすことができる。
【0113】
フレーム240は、第1フレーム部241及び第2フレーム部242のうちの少なくとも一つを含むことができる。第1フレーム部241は第1チャンバーC1の底をなすことができる。第1チャンバーC1は、第1コンテナ210の外壁211、内壁212、上壁213及び第1フレーム部241によって取り囲まれ得る。
【0114】
第2フレーム部242は第2チャンバーC2の少なくとも一部を取り囲むことができる。第2フレーム部242は第2チャンバーC2を区画することができる。第2フレーム部242の側壁は第2チャンバーC2の側部の少なくとも一部を取り囲むことができる。第2フレーム部242の底は第2チャンバーC2の底をなすことができる。チャンバー流入口2424は第2フレーム部242の側壁に形成され得る。チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2と連通することができる。第2フレーム部242は第1コンテナ210の内壁212の下側に隣接して配置され得る。チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2の底よりも高い位置に形成され得る。
【0115】
第1フレーム部241と第2フレーム部242とは互いに連結され得る。第1フレーム部241は第2フレーム部242から第1チャンバーC1の底を覆うように延びることができる。
【0116】
収容部231は内部に第2フレーム部242を収容することができる。収容部231は第2フレーム部242の底を支持することができる。収容部231は第2フレーム部242とともに第2チャンバーC2を区画することができる。延長部232は第1フレーム部241を支持することができる。第1フレーム部241は収容部231の内部に配置され、第2フレーム部242は延長部232の上側に配置され得る。
【0117】
連結流路2314は収容部231の内部に形成され得る。フレーム240は、下部ケース230の内部で連結流路2314を区画することができる。連結流路2314はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424との間に形成され、カートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424とを連結することができる。第1フレーム部241は連結流路2314の上部を覆うことができる。第2フレーム部242は連結流路2314の側部を覆うことができる。
【0118】
遮断壁2317は連結流路2314に形成され得る。遮断壁2317はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424との間に形成され得る。遮断壁2317は長く延びた形状を有し得る。遮断壁2317は下部ケース230の底又はフレーム240の底から上方に延びることができる。遮断壁2317はカートリッジ流入口224よりも高く延びることができる。遮断壁2317はチャンバー流入口2424よりも高く延びることができる。
【0119】
したがって、第2チャンバーC2内の液体がカートリッジ流入口224を通過してカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0120】
シーリング部材250は第1チャンバーC1と第2コンテナ220との間に配置され得る。シーリング部材250は第1チャンバーC1のエッジを取り囲んで密着することができる。シーリング部材250は弾性素材で構成され得る。例えば、シーリング部材250はゴムやシリコンなどの素材で製造され得る。シーリング部材250は第1チャンバーC1に貯蔵された液体が第1チャンバーC1から構成部の間の隙間を通して漏洩することを防止することができる。
【0121】
シーリング部材250は、第1シーリング部251及び第2シーリング部252のうちの少なくとも一つを備えることができる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211に沿って延びることができる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211のエッジを取り囲むことができる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211とフレーム240との間に密着することができる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211と第1フレーム部241との間に密着することができる。
【0122】
したがって、第1チャンバーC1内に貯蔵された液体が第1コンテナ210の外壁211とフレーム240との間を通して漏洩することを防止することができる。
【0123】
第2シーリング部252は第1シーリング部251から第1コンテナ210の内壁212に沿って延びることができる。第2シーリング部252は第1コンテナ210の内壁212のエッジを取り囲んで密着することができる。第2シーリング部252は第1コンテナ210の内壁とフレーム240との間に密着することができる。第2シーリング部252は第1コンテナ210の内壁と第2フレーム部242との間に密着することができる。第2シーリング部252はフレーム240に挿入され得る。第2シーリング部252は第2フレーム部242に挿入され得る。第1コンテナ210の内壁212の下端はフレーム240に向けて第2シーリング部252を押圧することができる。
【0124】
したがって、第1チャンバーC1内に貯蔵された液体が第1コンテナ210の内壁212とフレーム240との間を通して漏洩することを防止することができる。
【0125】
マウント130はセンサー収容部137を備えることができる。センサー収容部137は、マウント130の一側壁の下部に形成された空間を提供することができる。第2センサー180はセンサー収容部137の内部に収容され得る。下部ケース230はセンサー収容部137を覆うことができる。下部ケース230はセンサー収容部137の一側を取り囲むことができる。下部ケース230の収容部231の一側壁はセンサー収容部137の側部と向き合うことができる。下部ケース230の延長部232はセンサー収容部137の上部を覆うことができる。
【0126】
センサー収容部137と下部ケース230との間に空気が流動し得る隙間が形成され得る。空気はセンサー収容部137と下部ケース230との間を通過してカートリッジ流入口224に流入することができる。第2センサー180は、センサー収容部137と下部ケース230との間を通過してカートリッジ流入口224に流入する空気の流動を感知することができる。
【0127】
図15及び
図16を参照すると、カートリッジ200は、挿入空間214の他端又は下端に隣接した位置で、挿入空間214の周辺から内側に突出したスティックストッパー217を含むことができる。スティックストッパー217は半径内側方向に突出することができる。スティックストッパー217は第1コンテナ210の外壁211及び/又は内壁212に形成され得る。
【0128】
スティックストッパー217は複数のスティックストッパーを備えることができる。スティックストッパー217は三つのスティックストッパーを備えることができる。スティックストッパー217は挿入空間214の周囲に沿って複数が配列され得る。スティックストッパー217は円周方向に配列され得る。スティックストッパー217は互いに離隔して配置され得る。スティックストッパー217は挿入空間214の周囲に沿って円周方向に延びたリブ形状又はリング形状を有し得る。スティック400はスティックストッパー217の周辺にかかることができる。スティックストッパー217は上側に向かって次第に広くなる形状を有し得る。
【0129】
よって、スティック400が挿入空間214に挿入されるとき、スティックストッパー217は、スティック400の端部に接触する結果として、スティック400が挿入空間214を越えて第2チャンバーC2に移動することを制限することができる。
【0130】
また、第2チャンバーC2から挿入空間214に空気が流入する量が減少することを最小化することができる。
【0131】
また、スティックストッパー217は、第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルがスティック400の媒質から一定の成分を抽出することを妨げない。
【0132】
図17及び
図18を参照すると、カバー310のピボット軸又はシャフト311は挿入空間214の上側に配置され得る。カバー310のピボット軸又はシャフト311は挿入空間214と挿入口304との間に配置され得る。カバー310は挿入空間214の内側に向かってピボット動作して挿入空間214及び/又は挿入口304を開放し得る。カバー310が挿入空間214の内側に向かってピボット動作する方向は第1方向と定義し得る。
【0133】
カバー310が第1方向にピボット動作して挿入空間214を開放すると、カバー310はカバー溝215に収容されることができる。カバー310が挿入空間214を開放すると、カバー310はカバー溝215に収容され、カバー溝215の下側に配置された第1コンテナ210の内壁212とオーバーラップ(overlap)し得る。カバー310が挿入空間214を開放すると、カバー310はカバー溝215の下側に位置する第1コンテナ210の内壁212に平行に配置され得る。
【0134】
第1ガイド216はカバー溝215の底から挿入空間214の下側に向かって傾いて形成され得る。第1ガイド216は、下側に行くほど挿入空間214が次第に狭くなるように傾いて形成され得る。カバー310が挿入空間214を開放すると、第1ガイド216はカバー310の下側でカバー310の一端に隣接して配置され得る。カバー310が挿入空間214を開放すると、第1ガイド216はカバー310の端部よりも挿入空間214に突出することができる。
【0135】
カバー310は挿入空間214の外側に向かってピボット動作して挿入空間214及び/又は挿入口304を閉鎖することができる。カバー310が挿入空間214の外側に向かってピボット動作する方向は第2方向と定義し得る。スプリング312の一端はカバー310を支持し、スプリング312の他端はキャップ300を支持することができる。スプリング312は、カバー310が挿入空間214を閉鎖する方向にカバー310に弾性力を提供することができる。カバー310はスプリング312を介して第2方向にピボット動作することができる。
【0136】
第2ガイド306は、下側に行くほど内側空間が次第に狭くなるように傾いて形成され得る。第2ガイド306はカバー310のピボット動作半径に隣接して配置され得る。第2ガイド306はカバー310のピボット動作半径の外側に配置され得る。第2ガイド306はカバー310のピボット動作半径に沿って傾いて延びることができる。
【0137】
第2ガイド306の一端は挿入口304に隣接して位置し得る。第2ガイド306の一端は挿入口304の外側に配置され得る。第2ガイド306の一端は挿入口壁305の下側に配置され得る。挿入口壁305は第2ガイド306の一端よりも内側に突出することができる。カバー310が第2方向にピボット動作して挿入空間214を閉鎖すると、カバー310は挿入口壁305に接触することにより、カバー310の移動を制限することができる。
【0138】
第2ガイド306の他端は挿入空間214に隣接して位置し得る。第2ガイド306の他端は、挿入空間214の周辺を構成する第1コンテナ210の外壁211に隣接して位置し得る。第2ガイド306の他端は挿入空間214を区画する第1コンテナ210の外壁211の上側に配置され得る。第2ガイド306は第2ガイド306の一端から他端まで傾いて延びた形状を有し得る。
【0139】
図19~
図22を参照すると、スティック400はカバー310を挿入空間214の内側方向に又は第1方向に押し出すことができる。スティック400がカバー310を押し出しながら挿入空間214に挿入されると、カバー310は挿入空間214及び/又は挿入口304を開放し得る。
【0140】
図19及び
図20を参照すると、スティック400の端部が挿入口304を通過するとき、スティック400の端部は挿入口壁305に接触し得る。スティック400の端部が挿入口壁305に接触すると、挿入口壁305はスティック400を挿入口304内の定位置に案内することができる。スティック400が挿入口304を通過すると、スティック400の端部はカバー310を押し出してカバー310を第1方向にピボット動作させることができる。
【0141】
図20及び
図21を参照すると、スティック400が挿入口304を通過すると、カバー310はカバー溝215に挿入され得る。カバー310は第1コンテナ210の内壁212とオーバーラップし、第1コンテナ210の内壁212と一緒に挿入空間214の一側壁を構成することができる。
【0142】
図21及び
図22を参照すると、スティック400はカバー310の面に沿ってスライドして挿入空間214に挿入され得る。第2ガイド306は、挿入口304を中心に、カバー310のピボット軸の反対側の位置に配置され得る。第2ガイド306はカバー溝215の反対側の位置に配置され得る。スティック400が挿入空間214に挿入されるとき、スティック400の端部は第2ガイド306と接触することができる。スティック400の端部が第2ガイド306に接触すると、第2ガイド306はスティック400を挿入空間214内の定位置に案内することができる。
【0143】
第1ガイド216は第2ガイド306の反対側の位置に配置され得る。第1ガイド216は第2ガイド216よりも下側に配置され得る。第1ガイド216はカバー溝215の下側に配置され得る。第1ガイド216はカバー310の下側に配置され得る。第1ガイド216は第1コンテナ210の内壁212に沿って円周方向に延びることができる。スティック400が挿入空間214に挿入されるとき、スティック400の端部は第1ガイド216に接触し得る。スティック400の端部は第2ガイド306に先に接触して位置が案内された後、第1ガイド216に接触し得る。スティック400の端部が第1ガイド216に接触すると、第1ガイド216はスティック400を挿入空間214内の定位置に案内することができる。
【0144】
挿入空間214に挿入されると、スティック400の端部はスティックストッパー217に接触し得る。スティックストッパー217はスティック400の端部に接触することにより、スティック400が挿入空間214の下側に又は第2チャンバーC2に移動することを制限することができる。
【0145】
よって、使用者がスティック400を介してカバー310を押し出すとき、スティック400が挿入口304をスムーズに通過してカバー310を押し出すように正確な位置に案内されることができる。
【0146】
また、スティック400がカバー310を押し出してカバー310が挿入空間214の内側に配置されても、カバー310がカバー溝215に収容されることにより、スティック400が挿入空間214を区画する壁に密着することができる。
【0147】
また、スティック400が挿入空間214を区画する壁に密着することで、使用者がスティック400を通して空気を吸入するとき、挿入空間214とスティック400との間で不必要に空気が流動することを防止し、浪費される吸引力を減らして空気流動の効率減少を防止することができる。
【0148】
また、使用者がスティック400を介してカバー310を押し出すことにより、カバー310が第2方向にスティック400の端部に外力を加えても、スティック400が挿入空間214に正確に挿入されるように案内することができる。
【0149】
また、スティック400が第2チャンバーC2の内側に移動することを制限することができる。
【0150】
図23を参照すると、アッパーボディー120はロウワーボディー110の上部に結合することができる。マウント130はロウワーボディー110の上部を覆うことができる。マウント130の下部はロウワーボディー110の側壁111の上部によって取り囲まれ得る。マウント130はロウワーボディー110の上部に結合することができる。マウント130はロウワーボディー110とスナップフィット方式で結合することができる。マウント130はロウワーボディー110に分離できないように締結され得る。
【0151】
第2センサー180はロウワーボディー110の上部一側に配置され得る。センサー支持部185はロウワーボディー110の上部から上方に延びた形状を有し得る。センサー支持部185は第2センサー180を支持することができる。第2センサー180はセンサー支持部185に結合することができる。第2センサー180はセンサー支持部185に結合し、側方向に向かうように配置され得る。マウント130のセンサー収容部137は第2センサー180及びセンサー支持部185を収容して覆うことができる。
【0152】
図24~
図26を参照すると、締結口135はマウント130の下部に形成され得る。締結口135はマウント130の下部の側部に形成され得る。締結口135は複数の締結口を備え、マウント130の下部の周囲に沿って配列され得る。ロウワーボディー110の上部に配置されたボディーラッチ115は締結口135に挿入されることにより、マウント130とロウワーボディー110とを締結することができる(
図28及び
図29参照)。
【0153】
リブ溝136はマウント130の外側面132に形成され得る。リブ溝136はマウント130の外側面132から内側に陥没した形状を有し得る。リブ溝136はマウント130の外側面132の周囲に沿って延びた形状を有し得る。ロウワーボディー110の上部の内周に沿って延びたボディーリブ116はリブ溝136に挿入されてマウント130とロウワーボディー110とを締結することができる。ボディーリブ116は弾性素材で構成され得る。例えば、ボディーリブ116はゴムやシリコンなどの材質で構成され得る。ボディーリブ116はリブ溝136に密着してマウント130の位置をロウワーボディー110に安定的に固定させ、アッパーボディー120がロウワーボディー110に対して揺れることを防止することができる(
図28及び
図29参照)。
【0154】
第1固定部138はマウント130の下部に形成され得る。第1固定部138はマウント130の下部から上側に陥没するか、又は下側に突設され得る。第1固定部138はマウント130の下部の周囲に形成され得る。第1固定部138は複数の第1固定部を備え、マウント130の下部の周囲に沿って配列され得る。ロウワーボディー110の上部に配置された第2固定部118は第1固定部138と結合することにより、マウント130の位置をロウワーボディー110に安定的に固定させ、アッパーボディー120がロウワーボディー110に対して揺れることを防止することができる(
図28及び
図29参照)。
【0155】
アッパーボディー120は、上方に延びたコラム140を含むことができる。コラム140はマウント130の一側から上方に延びることができる。コラム140の側壁141、142はマウント130の側壁131、132と連結され得る。コラム140はマウント130が提供する空間134の一部を取り囲むことができる。コラム140の内側壁141は外側に凹むように陥没した形状を有し得る。コラム140はカートリッジ200の側部と向き合うことができる(
図6参照)。コラム140はカートリッジ200の一側部を取り囲むことができる。コラム140はカートリッジ200の一側部に向かって開放し得る。
【0156】
コラム140はPCBアセンブリー150を収容することができる。PCBアセンブリー150はカートリッジ200に光を提供するか、又はカートリッジ200についての情報を感知することができる。例えば、カートリッジ200についての情報は、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の残量の変化についての情報、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214にスティック400が挿入されたかについての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400が使用された程度又は使用可能な程度についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたカートリッジ200がボディー100に結合されたかについての情報、及び結合されたカートリッジ200の種類についての情報のうちの少なくとも一つであり得る。カートリッジ200についての情報は、前述したものに限定されない。コラム140は光を提供する光源153を収容することができる。コラム140はカートリッジ200についての情報をセンシングする第1センサー154を収容することができる。
【0157】
コラム140は、内部に設置空間144を提供することができる。設置空間144はコラム140に沿って上下に延びた形状を有し得る。コラム140の内側壁141は設置空間144を取り囲むことができる。設置空間144はマウント130の空間134に向かって開放し得る。設置空間144はカートリッジ200の一側部に向かって開放し得る。
【0158】
PCBアセンブリー150は設置空間144内に設けられ得る。プレート160はPCBアセンブリー150を覆い、設置空間144内に配置され得る。ウィンドウ170はPCBアセンブリー150及び設置空間144を覆うことができる。PCBアセンブリー150、プレート160及びウィンドウ170は順次積層され得る。設置空間144はアセンブリー収容空間144と言える。
【0159】
PCBアセンブリー150は、PCB(Printed Circuit Board)151、光源153及び第1センサー154のうちの少なくとも一つを含むことができる。光源153はPCB151に装着され得る。光源153は少なくとも一つ以上の光源を備えることができる。第1センサー154はPCBに装着され得る。光源153と第1センサー154とは単一のPCBの互いに異なる位置に装着され得る。第1センサー154は少なくとも一つの光源153を回避する領域に装着され得る。
【0160】
PCBアセンブリー150はコラム140の内部にカートリッジ200に向かって配置され得る。PCBアセンブリー150は第1チャンバーC1及び挿入空間214を備えた第1コンテナ210に向かうことができる。PCBアセンブリー150はコラム140に沿って上下方向に長く延びることができる。PCBアセンブリー150の一端に電気的接続のためのコネクタ152が形成され得る。
【0161】
PCB151はコラム140に沿って上下に長く延びることができる。PCB151はFPCB(Flexible Printed Circuit Board)であり得る。コネクタ152はPCB151の一端に形成され得る。光源153はPCB151に複数が配列され得る。第1センサー154はPCB151の中心部に位置し得る。光源153は第1センサー154を間に挟んで両側に少なくとも一つずつ配置され得る。複数の光源153はPCB151に沿って上下に配列され得る。複数の光源153はコラム140の長手方向に沿って配列され得る。第1センサー154は挿入空間214に向かうように配置され得る。光源153は挿入空間214の外側に向かうように配置され得る。光源153は挿入空間214の外側に光を放出し、第1チャンバーC1に光を提供することができる。光源153はLEDであり得る。
【0162】
したがって、光源153は第1チャンバーC1に光を均一に提供することができる。
【0163】
また、挿入空間214に挿入されたスティック400によって光源153が提供する光の経路が遮断されることを防止することができる。
【0164】
第1センサー154はPCB151に沿って上下方向に長く延びることができる。第1センサー154は第1コンテナ210又は挿入空間214に沿って長く延びることができる。第1センサー154は挿入空間214と向き合うことができる。第1センサー154はカートリッジ200についての情報を感知することができる。例えば、第1センサー154は、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の残量の変化についての情報、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214にスティック400が挿入されたかについての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400が使用された程度又は使用可能な程度についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたカートリッジ200がボディー100に結合されたかについての情報、及び結合されたカートリッジ200の種類についての情報のうちの少なくとも一つを感知することができる。カートリッジ200についての情報はこれに限定されない。
【0165】
第1センサー154は、カートリッジ200の電磁気特性の変化を感知して前記カートリッジ200についての情報を感知することができる。第1センサー154は隣接した物体による電磁気特性の変化を感知することができる。例えば、第1センサー154はキャパシタンスセンサー(capacitance sensor)であり得る。例えば、第1センサー154は磁気近接センサー(magnetic proximity sensor)であり得る。第1センサー154の種類はこれに限定されない。例えば、カートリッジ200の挿入空間214にスティック400が挿入されるか、又は第1チャンバーC1に貯蔵された液体の容量に変化が生じると、第1センサー154が感知する電磁気特性に変化が起こり、第1センサー154はこれを測定してカートリッジ200についての情報を感知することができる。
【0166】
ウィンドウ170はコラム140に結合することができる。ウィンドウ170は透明材質で形成され得る。ウィンドウ170は光を透過させることができる。ウィンドウ170はコラム140に結合してPCBアセンブリー150を覆うことができる(
図26参照)。ウィンドウ170はコラム140に沿って上下に延びた形状を有し得る。ウィンドウ170はコラム140とカートリッジ200との間に配置され得る。ウィンドウ170はコラム140の内側壁141に隣接して配置され得る。ウィンドウ170はカートリッジ200の一側部を取り囲むことができる。ウィンドウ170はカートリッジ200の側部と向き合うことができる。ウィンドウ170は、PCBアセンブリー150がカートリッジ200に隣接するように、薄く形成され得る。
【0167】
ウィンドウ170の一面171aはカートリッジ200の側部に接触してカートリッジ200を支持することができる(
図4~
図6参照)。ウィンドウ170の他面171bはPCBアセンブリー150に密着することができる(
図27参照)。ウィンドウ170の一面171aはウィンドウ170の前面と言える。ウィンドウ170の他面171bはウィンドウ170の後面と言える。
【0168】
ウィンドウ170の一面171aは、挿入空間214の周辺を構成する第1コンテナ210の外壁211に対応する形状を有し得る。挿入空間214はコラム140及びPCBアセンブリー150に隣接して位置し得る(
図15参照)。挿入空間214は第1チャンバーC1とコラム140との間に位置し得る。挿入空間214の周囲を取り囲む第1コンテナ210の外壁211は挿入空間214の周囲に沿って丸く延びた形状を有し得る。ウィンドウ170の一面171aは挿入空間214の外側を取り囲むように丸い形状を有し得る。ウィンドウ170の一面171aは挿入空間214の周囲を構成する第1コンテナ210の外壁211を取り囲むように丸い形状を有し得る。ウィンドウ170の一面171aはカートリッジ200の反対方向に向かって凹んでいる形状を有し得る。ウィンドウ170の一面171aはカートリッジ200の一側壁を支持することができる。
【0169】
ウィンドウ170の他面171bには、光源153を収容する少なくとも一つの溝174が形成され得る。前記溝174は光源溝174又はウィンドウ溝174と言える。光源溝174はウィンドウ170の他面171bから一面に向かって陥没するように形成され得る。複数の光源溝174のそれぞれは、複数の光源153のそれぞれを収容して覆うことができる。複数の光源溝174のそれぞれは、複数の光源153のそれぞれの位置に対応する位置に形成され得る。複数の光源溝174は上下に配列され得る。複数の光源溝174は第1センサー154を間に挟んで両側に少なくとも一つずつ形成され得る。
【0170】
ウィンドウ170の他面171bは、平たく形成された平面部172を含むことができる。平面部172はPCBアセンブリー150に密着することができる。平面部172はコラム140の設置空間144(
図24参照)に挿入され得る。光源溝174は、平面部172が陥没することによって形成され得る。
【0171】
PCBアセンブリー150は複数の貫通ホール151aを含むことができる。貫通ホール151aはPCB151の一側に形成され得る。貫通ホール151aはPCB151の上側に形成され得る。貫通ホール151aは光源153及び/又は第1センサー154よりも上側に形成され得る。貫通ホール151aはPCB151の両側に形成され得る。
【0172】
ウィンドウ170は複数の貫通突起172aを含むことができる。貫通突起172aはウィンドウ170の他面171bから突設され得る。貫通突起172aは貫通ホール151aに対応する位置に形成され得る。貫通突起172aは貫通ホール151aに向かって突出することができる。貫通突起172aは貫通ホール151aを貫通することができる。貫通突起172aは複数の貫通突起を備えることができる。複数の貫通突起172aのそれぞれは複数の貫通ホール151aのそれぞれを貫通することができる。貫通突起172aは貫通ホール151aを貫通することにより、PCBアセンブリー150及びウィンドウ170が定位置に配置され得る。
【0173】
ウィンドウ170は係止突起173を含むことができる。係止突起173はウィンドウ170の他面171bに形成され得る。係止突起173は平面部172から両側に突設され得る。係止突起173は複数の係止突起を備え、上下方向に配列され得る。複数の係止突起173のそれぞれはフランジ側部1451に対応して上下に長い形状を有し得る。
【0174】
コラム140はフランジ145を含むことができる。フランジ145はコラム140の内側壁141の内側に配置され得る。フランジ145はコラム140の内側壁141から内側に突出することができる。フランジ145はコラム140と一体に形成され得る。フランジ145はコラム140の内側に突出してエッジを形成することができる。フランジ145はアセンブリー収容空間144の周囲に沿って延びることができる。フランジ145は、中央が開放し、これを通してアセンブリー収容空間144とカートリッジ収容空間134とが互いに連結され得る。
【0175】
フランジ145は、フランジ側部1451、フランジ下部1452及びフランジ上部1453のうちの少なくとも一つを含むことができる。フランジ145は、フランジ側部1451、フランジ下部1452及びフランジ上部1453が連結されることによって形成され得る。フランジ側部1451はコラム140の長手方向に沿って長く延びた形状を有し得る。フランジ側部1451はコラム140の両側に互いに離隔して形成され得る。フランジ下部1452及びフランジ上部1453は一対のフランジ側部1451の間に連結され得る。フランジ側部1451、フランジ下部1452及びフランジ上部1453は互いに連結されてフランジ145の周辺を構成することができる。フランジ側部1451、フランジ下部1452及びフランジ上部1453によって取り囲まれる領域は開放することにより、アセンブリー収容空間144とカートリッジ収容空間134とが連通することができる。
【0176】
ウィンドウ170の他面171bはフランジ145に付着され得る。ウィンドウ170の他面のエッジはフランジ145に付着され得る。ウィンドウ170の他面171bはフランジ145に接着部材を介して付着され得る。例えば、接着部材はテープやボンドなどであり得る。接着部材は前述したものに限定されない。係止突起173はフランジ145にかかることにより、ウィンドウ170とフランジ145とを締結することができる。係止突起173はフランジ側部1451にかかることができる。フランジ145はウィンドウ170のエッジに隣接したウィンドウ170の他面171bの形状に対応する形状を有し得る。フランジ下部1452及びフランジ上部1453は凹んでいる形状を有し得る。
【0177】
したがって、PCBアセンブリー150を外部から保護し、PCBアセンブリー150が離脱することを防止することができる。
【0178】
また、PCBアセンブリー150から出射する光をカートリッジ200に提供することができる。
【0179】
また、ウィンドウ170、カートリッジ200及びPCBアセンブリー150が安定的に結合するか又は固定されることができる。
【0180】
プレート160は、PCBアセンブリー150において少なくとも一つの光源153を回避する領域を覆うことができる。プレート160はPCBアセンブリー150に付着されて第1センサー154を覆うことができる。プレート160は電磁波を透過させることができる。プレート160は電磁波を透過させるが、可視光は透過しないか又は半透明になり得る。
【0181】
PCB151に光源153と連結された印刷回路が光源153の周辺に印刷され得る。プレート160は光源153の周辺でPCB151に印刷された印刷回路を覆うことができる。プレート160は第1センサー154に沿って上下に延びた形状を有し、これから印刷回路が印刷された方向に延びた形状を有し得る。
【0182】
プレート160は光源153を覆わずに露出させることができる。光源153は、第1センサー154を間に挟んで両側で上下方向に配列され得る。プレート160は光源153の位置に対応する位置が開放し得る。プレート160がPCBアセンブリー150に付着されると、光源153はプレート160が開放して形成された領域を通して露出され得る。
【0183】
したがって、光源153が出射する光が遮断されなく、第1センサー154及び/又はPCB151に印刷された印刷回路は外部に露出されずに外部から保護されることができる。
【0184】
また、第1センサー154は、プレート160によって覆われた状態で、周辺の電磁気特性の変化を感知することができる。
【0185】
図27を参照すると、PCBアセンブリー150はコラム140の内部でコラム140に沿って長く延びることができる。PCB151はコラム140に沿って長く延びることができる。PCBアセンブリー150の一端に形成されたコネクタ152はアッパーボディー120の下側に露出され得る。コネクタ152はコラム140の下側に露出され得る。コネクタ152はマウント130の下側に露出され得る。コラム140の下端は開放して隙間146を形成することができる。コネクタ152は隙間146を通して下側に露出され得る。隙間146は設置空間144(
図24)と連通することができる。
【0186】
マウント130はセンサー収容部137を含むことができる。センサー収容部137はマウント130の一側壁に形成され得る。センサー収容部137はマウント130の一側壁に下方に開放するように形成されることにより、内部に第2センサー180が挿入される空間137bを提供することができる。センサー収容部137が提供する前記空間137bはセンサー収容空間137bと言える。センサー収容部137の内側面はマウント130の内側面131の一部を構成することができる。センサー収容部137の外側面はマウント130の外側面132の一部を構成することができる。センサー収容部137はカートリッジ収容空間134を中心にコラム140の反対側の位置に形成され得る。コラム140はマウント130の一側から上方に延び、センサー収容部137はマウント130の他側に形成され得る。
【0187】
センシングホール137aはセンサー収容部137の内側面131に形成され得る。センシングホール137aはセンサー収容空間137bとカートリッジ収容空間134との間に形成されることで、センサー収容空間137bとカートリッジ収容空間134とを連結することができる。センシングホール137aはカートリッジ流入口224(
図15参照)に隣接して位置し得る。センシングホール137aはカートリッジ流入口224と向き合うことができる。
【0188】
センシングホール137aは側部に向かうことができる。カートリッジ流入口224は第2コンテナ220の側部が開放することによって形成され、側部が開放したセンシングホール137aはカートリッジ流入口224と向き合うことができる(
図15参照)。
【0189】
図28及び
図29を参照すると、ロウワーボディー110の分離壁112はバッテリー190の上側を覆うことができる。分離壁112はロウワーボディー110の上部にロウワーボディー110の側壁111と交差する方向に配置され得る。分離壁112はロウワーボディー110の内部構成部品の上側を覆うことができる。分離壁112は、ロウワーボディー110の内部構成部品が設けられる空間とアッパーボディー120が結合する空間とを分離することができる。分離壁112はアッパーボディー120の下部に配置され得る。ロウワーボディー110の側壁111は分離壁112よりも上方に延び、分離壁112の周辺を取り囲むことができる。分離壁112の上方に延びたロウワーボディー110の側壁111の内周面はマウント130の下部の周辺を取り囲むことができる。
【0190】
第2センサー180はロウワーボディー110の一側上部に設けられ得る。第2センサー180は分離壁112の上側に配置され得る。第2センサー180はマウント130センサー収容部137に対応する位置に配置され得る。センサー支持部185は分離壁112の一側から上方に延びて第2センサー180を支持することができる。第2センサー180は側方向に向かうように配置され得る。
【0191】
アッパーボディー120はロウワーボディー110の上側に結合することができる。ボディーラッチ115はロウワーボディー110の上部に形成され得る。ボディーラッチ115は分離壁112の一端に形成され得る。ボディーラッチ115は突出した形状を有し得る。ボディーラッチ115はマウント130の締結口135に挿入されることにより、マウント130とロウワーボディー110とを締結することができる。
【0192】
ボディーリブ116はロウワーボディー110の側壁111の内周面から突出した形状を有し得る。ボディーリブ116はロウワーボディー110の側壁111の内周面に沿って延びた形状を有し得る。ボディーリブ116は弾性素材で構成され得る。例えば、ボディーリブ116はゴムやシリコンなどの素材で製造され得る。ボディーリブ116は分離壁112よりも上側に配置され得る。ボディーリブ116はマウント130のリブ溝136に挿入されて密着することができる。
【0193】
第2固定部118はロウワーボディー110の上部に配置され得る。第2固定部118は第1固定部138に対応する位置に形成され得る。第2固定部118は分離壁112の周辺に形成され得る。第2固定部118は上方に突出するか又は下側に陥没した形状を有し得る。第2固定部118は複数の第2固定部を備えることができる。第2固定部118はマウント130の第1固定部138と結合することができる。
【0194】
よって、アッパーボディー120はロウワーボディー110に結合することができる。
【0195】
また、マウント130の位置はロウワーボディー110に安定的に固定されることができ、アッパーボディー120がロウワーボディー110に対して揺れることを防止することができる。
【0196】
接続端子ホール133aはマウント130の底133に形成され得る。接続端子ホール133aはスリット形状を有し得る。接続端子ホール133aは一対の接続端子ホールを備えることができる(
図27参照)。第1接続端子191は分離壁112の上方に突出するように形成され得る。第1接続端子191は一対の第1接続端子を備えることができる。第1接続端子191と接続端子ホール133aとは互いに対応する位置に形成され得る。アッパーボディー120がロウワーボディー110に結合すると、第1接続端子191は接続端子ホール133aを貫通してカートリッジ収容空間134に露出され得る。第2カートリッジ200がアッパーボディー120に結合すると、ヒーター262(
図15参照)は第1接続端子191と接触して、バッテリー190及び制御装置193などの装置のうちの少なくとも一つと電気的に連結され得る。電気的に連結される装置はこれに限定されない。
【0197】
PCBアセンブリー150はアッパーボディー120の下側に露出されるコネクタ152を介してロウワーボディー110の内部の装置と電気的に連結され得る。分離壁112の一側は開放してコネクタ挿入口117を形成することができる。コネクタ挿入口117はコラム140に対応する位置に形成され得る。コネクタ挿入口117は上方に向かって開放し得る。接続端子192はロウワーボディー110の内部でコネクタ挿入口117の下側に位置し得る。アッパーボディー120がロウワーボディー110に結合すると、コネクタ152はコネクタ挿入口117に挿入されて第2接続端子192に接触し得る。コネクタ152が第2接続端子192に接触すると、PCBアセンブリー150のコネクタ152を介してバッテリー190及び制御装置193などの装置のうちの少なくとも一つと電気的に連結され得る。電気的に連結される装置はこれに限定されない。
【0198】
アッパーボディー120がロウワーボディー110に結合すると、第2センサー180はセンサー収容部137が提供する空間137bに挿入され得る。センサー収容部137は第2センサー180を取り囲むことができる。マウント130がロウワーボディー110に結合するとき、第2センサー180はセンサー収容空間137bの下側から上方に挿入され得る。センサー収容部137に形成されたセンシングホール137aはカートリッジ200に向かって開放し得る。第2センサー180はセンサー収容部137の内部でセンシングホール137aに向かうことができる。第2センサー180はセンサー収容部137の内部でカートリッジ流入口224(
図15参照)に向かうように配置され得る。第2センサー180は、センシングホール137aの周辺を流動する空気の流動を感知することができる。
【0199】
図30~
図32を参照すると、カートリッジ200は、第1コンテナ210、第2コンテナ220、芯261及びヒーター262のうちの少なくとも一つを含むことができる。カートリッジ200はシーリング部材250を含むことができる。
【0200】
第1コンテナ210は中空形状に形成され得る。第1コンテナ210の外壁211は内部空間を取り囲むことができる。第1コンテナ210は、内部に液体を貯蔵する第1チャンバーC1を提供することができる。第1チャンバーC1は、一側又は下側が開放し得る。第1コンテナ210は、スティック400が挿入できる挿入空間214を備えることができる。第1チャンバーC1とスティック400とは第1コンテナ210の内部で互いに区画され得る。挿入空間214は、両端が開放し、長く延びた形状を有し得る。挿入空間214は上下に長く延び、上端及び下端が開放し得る。挿入空間214の周辺は円周方向に延びることができる。挿入空間214は円筒形状を有し得る。
【0201】
第1コンテナ210の内壁212は第1コンテナ210の内部に位置し、第1コンテナ210の内部空間を分離することができる。第1コンテナ210の内壁212は、第1コンテナ210の外壁211が取り囲む空間の一側に第1チャンバーC1を区画し、他側に挿入空間214を区画することができる。第1コンテナ210の内壁212は円周方向に延びて挿入空間214の周辺の少なくとも一部を取り囲むことができる。
【0202】
したがって、液体を貯蔵する空間の効率を改善し、使用者の吸入動作の便宜性を改善することができる。
【0203】
第2コンテナ220は第1コンテナ210に結合することができる。第2コンテナ220は第1コンテナ210の一側又は下側に結合することができる。第2コンテナ220は第1チャンバーC1の開放側を閉鎖することができる。第2コンテナ220は、内部に挿入空間214と連通する第2チャンバーC2を提供することができる。芯261は第2コンテナ220の内部に配置され得る。
【0204】
カートリッジ流入口224は第2チャンバーC2とカートリッジ200の外部とを連通させることができる。カートリッジ流入口224は第2コンテナ220の外壁に形成され得る。カートリッジ流入口224は第2コンテナ220の側壁221に形成され得る。カートリッジ流入口224は側方向に向かって開放し得る。カートリッジ流入口224は第2コンテナ220の底222よりも高い位置に形成され得る。
【0205】
したがって、連結流路2314内に存在する液滴がカートリッジ流入口224を通してカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0206】
第2コンテナ220は、下部ケース230及びフレーム240のうちの少なくとも一つを含むことができる。下部ケース230は第2コンテナ220の外形をなすことができる。下部ケース230は第1コンテナ210の下側に配置され得る。下部ケース230は第1コンテナ210と結合することができる。下部ケース230は第1コンテナ210の外壁211と結合することができる。下部ケース230の周辺は第1コンテナ210の周辺と結合することができる。カートリッジ流入口224は下部ケース230の外壁に形成され得る。カートリッジ流入口224は下部ケース230の側壁2311に形成され得る。カートリッジ流入口224は下部ケース230の底2312よりも高い位置に形成され得る。下部ケース230は、内部に収容空間2310を提供することができる。下部ケース230は、収容空間2310内にフレーム240の少なくとも一部を収容することができる。下部ケース230はフレーム240を支持することができる。
【0207】
下部ケース230は収容部231を含むことができる。収容部231は、内部に収容空間2310を提供することができる。収容空間2310は収容部231に上方に形成され得る。収容部231は収容空間2310の側部及び下部を取り囲むことができる。収容部231の側壁2311は収容空間2310の側部を取り囲むことができる。収容部231の底2312は収容空間2310の下部を覆うことができる。第2チャンバーC2は収容空間2310が形成された位置に形成され得る。収容部231は第2チャンバーC2の一部を取り囲むことができる。
【0208】
カートリッジ流入口224は収容部231の一側に形成され得る。カートリッジ流入口224は収容部231の外壁に形成され得る。カートリッジ流入口224は収容部231の一側壁2311に形成され得る。カートリッジ流入口224は延長部232の下側に隣接して位置し得る。カートリッジ流入口224は収容部231の底2312よりも高い位置に形成され得る。
【0209】
収容部231は、内部に連結流路2314を提供することができる。連結流路2314はカートリッジ流入口224と連通することができる。連結流路2314は収容部231とフレーム240との間に形成され得る。連結流路2314は収容部231及びフレーム240によって取り囲まれ得る。連結流路2314はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424との間に位置し得る。連結流路2314はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424とを連結することができる。
【0210】
遮断壁2317は連結流路2314上に形成され得る。遮断壁2317は連結流路2314の底から上方に突設され得る。遮断壁2317は収容部231の底2312又はフレーム240の底から上方に突設され得る。連結流路2314は遮断壁2317を取り囲むことができる。遮断壁2317はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424との間に配置され得る。遮断壁2317は収容部231の一側壁2311と第2フレーム部242の一側壁2421との間に配置され得る。遮断壁2317は収容部231の一側壁2311に平行に形成され得る。遮断壁2317は収容部231の一側壁2311と向き合うことができる。遮断壁2317は第2フレーム部242の一側壁2421に平行に形成され得る。遮断壁2317は第2フレーム部242の一側壁2421と向き合うことができる。遮断壁2317はカートリッジ流入口224及び/又はチャンバー流入口2424の高さよりも高く延びることができる。遮断壁2317は延長部232及び/又は底部2411の高さよりも低く延びることができる。遮断壁2317はカートリッジ流入口224及び/又はチャンバー流入口2424が開放する方向と交差する方向に長く延びることができる。カートリッジ流入口224は遮断壁2317と向き合うことができる。チャンバー流入口2424は遮断壁2317と向き合うことができる。
【0211】
したがって、第2チャンバーC2で発生した液滴がカートリッジ流入口224を通してカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0212】
下部ケース230は、収容部231から外側に延びた延長部232を含むことができる。延長部232は収容部231の一側上端から外側に延びることができる。延長部232はカートリッジ流入口224が形成された収容部231の側壁2311から外側に延びることができる。延長部232は第1チャンバーC1の下側に位置し得る。延長部232は第1フレーム部241を支持することができる。
【0213】
下部ケース230は、第1コンテナ210の周辺と結合する周辺部2322を含むことができる。周辺部2322は下部ケース230の上端で下部ケース230の周囲に沿って延びることができる。周辺部2322は収容部231及び延長部232の周囲に沿って延びることができる。周辺部2322は連続した帯形状を有し得る。周辺部2322は、下部ケース230の周辺から上方に突出した形状を有し得る。周辺部2322は第1コンテナ210の外壁211の下端と結合することができる。第1コンテナ210の外壁211の下端は上方に陥没することにより、周辺部2322がそれに挿入され得る。周辺部2322と第1コンテナ210の外壁211とは接着部材を介して互いに付着され得る。例えば、接着部材はテープやボンドなどであり得る。接着部材は前述したものに限定されない。
【0214】
フレーム240は下部ケース230と第1コンテナ210との間に配置され得る。フレーム240の少なくとも一部は収容空間2310に収容され得る。フレーム240は収容空間2310内で下部ケース230と結合することができる。フレーム240は第1チャンバーC1の開放側又は下側を閉鎖することができる。フレーム240は第1チャンバーC1の底をなすことができる。フレーム240は下部ケース230の内部を区画して第2チャンバーC2を提供することができる。フレーム240は第2チャンバーC2の少なくとも一部を取り囲むことができる。第2チャンバーC2はフレーム240及び収容部231の外壁によって取り囲まれ得る。第2チャンバーC2は挿入空間214の下側に形成され得る。第2チャンバーC2は挿入空間214の下端と連通することができる。チャンバー流入口2424はフレーム240の一側に形成され得る。チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2と連通することができる。
【0215】
フレーム240は、第1チャンバーC1の底をなす第1フレーム部241を含むことができる。第1フレーム部241は第1チャンバーC1の開放側を閉鎖することができる。フレーム240は、下部ケース230の内部を区画して第2チャンバーC2を提供する第2フレーム部242を含むことができる。第2フレーム部242は下部ケース230の内部に収容され得る。第2フレーム部242は第1フレーム部241と連結され得る。第2フレーム部242は第2チャンバーC2の少なくとも一部を取り囲むことができる。
【0216】
第2フレーム部242は収容空間2310に収容され得る。第2フレーム部242の側壁2421は第2チャンバーC2の側部の少なくとも一部を取り囲むことができる。第2フレーム部242の底2422は第2チャンバーC2の底をなすことができる。収容部231は第2フレーム部242を支持することができる。収容部231の底2312は第2フレーム部242の底2422を支持することができる。チャンバー流入口2424は第2フレーム部242の側壁2421に形成され得る。チャンバー流入口2424は側方向に開放し得る。チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2の底又は第2フレーム部242の底2422よりも高い位置に形成され得る。
【0217】
したがって、第2チャンバーC2で発生した液滴がチャンバー流入口2424を通して第2チャンバーC2の外部に漏洩することを防止することができる。
【0218】
第1フレーム部241は、第2フレーム部242の一側から外側に延びた形状を有し得る。第1フレーム部241は収容空間2310の上部から延長部232が延びる方向に延びることができる。第1フレーム部241は下部ケース230の上側一部を覆うことができる。下部ケース230は第1フレーム部241の一面を支持することができる。
【0219】
第1フレーム部241の底部2411は第1チャンバーC1の底をなすことができる。第1フレーム部241の底部2411は第2フレーム部242の一側壁2421の上端部から外側に延びることができる。第1フレーム部241の底部2411は延長部232が形成された方向に延びることができる。第1フレーム部241の底部2411は延長部232及び連結流路2314の上側を覆うことができる。第1フレーム部241の底部2411は延長部232によって支持できる。
【0220】
第1フレーム部241の側壁2412は第2フレーム部242の底2422の周辺の一側から第1フレーム部241の底部2411の周囲に沿って延びることができる。第1フレーム部241の側壁2412は第1フレーム部241の底部2411のエッジに沿って延びる帯形状を有し得る。第1フレーム部241の側壁2412は底部2411の周辺から上方に突出することができる。第2フレーム部242に隣接した第1フレーム部241の側壁2412の一部は収容空間2310に収容され得る。収容部231の側壁2311は第2フレーム部242に隣接した第1フレーム部241の側壁2412の一部を支持することができる。
【0221】
収容部231の側壁2311及び底2312は連結流路2314の一側を取り囲むことができる。第1フレーム部241の底部2411及び第2フレーム部242の側壁2421は連結流路2314の他側を取り囲むことができる。ラウンド面2418は第1フレーム部241と第2フレーム部242との間に丸く延びることができる。ラウンド面2418は連結流路2314の一側と向き合うことができる。ラウンド面2418は第1フレーム部241からチャンバー流入口2424に向かって丸く延びることができる。ラウンド面2418は第1フレーム部241の底部2411から第2フレーム部242の側壁2421に向かって丸く延びることができる。ラウンド面2418は連結流路2314の上側に位置し得る。ラウンド面2418は遮断壁2317から上側に離隔することができる。ラウンド面2418と遮断壁2317との間に連結流路2314の一部が位置し得る。
【0222】
フック2415は第1フレーム部241に形成され得る。フック2415は第1フレーム部241の周辺に隣接して形成され得る。フック2415は第1フレーム部241の底部2411から上方に突出し、外側に曲がった形状を有し得る。フック2415は第1フレーム部241の側壁2412に隣接するか又は接するように位置し得る。フック2415の端部は外側に曲がり、第1フレーム部241の側壁2412の上側に配置され得る。フック2415は複数からなり得る。複数のフック2415は第1フレーム部241の周囲に沿って配列され得る。フック2415は三つからなり得る。シーリング部材250はフック2415に締結され得る。
【0223】
芯261は第2チャンバーC2に配置され得る。芯261は第1チャンバーC1と連結され得る。芯261は第1チャンバーC1から、第1チャンバーC1に貯蔵された液体を受けることができる。ヒーター262は第2チャンバーC2に配置され得る。ヒーター262は芯261を加熱することができる。ヒーター262は芯261を巻き取ることができる。ヒーター262は液体を受けた芯261を加熱して、第2チャンバーC2内にエアロゾルを生成することができる。芯261は第2フレーム部242に固定されることができる。芯挿入溝2426は、第2フレーム部242の側壁2421が下側に陥没することによって形成され得る。芯挿入溝2426は両側に一対が形成され得る。芯261の両端は両側の芯挿入溝2426にそれぞれ挿入されて固定されることができる。
【0224】
空気はカートリッジ流入口224を通してカートリッジ200の内部に流入することができる。カートリッジ流入口224を通して流入した空気は、連結流路2314、チャンバー流入口2424、第2チャンバーC2及び挿入空間214を順次通過することができる。連結流路2314を通過する空気は、遮断壁2317とラウンド面2418との間で、ラウンド面2418に沿って流動してチャンバー流入口2424に流入することができる。第2チャンバーC2を通過する空気は第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルを伴って流動することができる。
【0225】
したがって、連結流路2314内での空気流動の損失を減らすことができる。
【0226】
また、エアロゾルは挿入空間214及び/又は挿入空間214に挿入されたスティック400に提供されることができる。
【0227】
シーリング部材250は第1コンテナ210と第2コンテナ220との間に配置され得る。シーリング部材250は、一側が開放した第1チャンバーC1と第1チャンバーC1の開放側を閉鎖する第2コンテナ220との間に配置され得る。シーリング部材250は第1チャンバーC1とフレーム240との間に配置されるか又は挿入できる。シーリング部材250は第1チャンバーC1の下部端を取り囲むことができる。シーリング部材250は第1コンテナ210及びフレーム240に密着することができる。シーリング部材250の一部は第2コンテナ220と密着することができる。シーリング部材250は連続した帯形状を有し得る。
【0228】
したがって、第1チャンバーC1に貯蔵された液体が第1チャンバーC1を区画する部材間の結合部位に形成された隙間を通して漏洩することを防止することができる。
【0229】
シーリング部材250は第1シーリング部251及び第2シーリング部252のうちの少なくとも一つを含むことができる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211と第1フレーム部241との間に配置されるか又は挿入できる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211に沿って延びることができる。第1シーリング部251は第1コンテナ210の外壁211及び第1フレーム部241の側壁2411に密着することができる。第1シーリング部251は、第1フレーム部241に形成されたフック2415に締結され得る。複数のフック2415は第1シーリング部251の周囲に沿って配列され得る。第1シーリング部251の少なくとも一部はフック2415の端部と第1フレーム部241の側壁2412との間に挿入されて密着することができる。
【0230】
第2シーリング部252は第1シーリング部251と連結され得る。第2シーリング部252は第1コンテナ210の内壁212と第2フレーム部242との間に配置され得る。第2シーリング部252は第1チャンバーC1と第2チャンバーC2との間に配置され得る。第2シーリング部252は第1シーリング部251から第1コンテナ210の内壁212に沿って延びることができる。第2シーリング部252は第1コンテナ210の内壁212及び第2フレーム部242の上端に密着することができる。第1コンテナ210の内壁212は第2シーリング部252の上部を第2フレーム部242に向けて押圧することができる。第2シーリング部252の一部は第2フレーム部242に挿入され得る。
【0231】
図33及び
図34を参照すると、フレーム240は下部ケース230の内部に結合することができる。フレーム240は下部ケース230の収容空間2310で、下部ケース230とスナップフィット方式で締結され得る。フレーム240と下部ケース230とは分離できないように結合することができる。
【0232】
収容部231の側壁2311は収容空間2310の側部を取り囲むことができる。締結溝2315は収容空間2310と向き合う収容部231の側壁2311の内面から外側に陥没するように形成され得る。締結溝2315は複数からなり得る。複数の締結溝2315は収容部231の側壁2311の両側に形成され得る。締結溝2315は下部から上部に向かって外側に傾いて延びることができる。締結溝2315の上端は傾かず、水平になることができる。
【0233】
第2フレーム部242の側壁2421は第2チャンバーC2の側部の少なくとも一部を取り囲むことができる。第2フレーム部242の底2422は第2チャンバーC2の底をなすことができる。第2フレーム部242の側壁2421は第2フレーム部242の底2422から上方に延びることができる。第2フレーム部242の側壁2421は第1フレーム部241の側壁2412と連結され得る。
【0234】
締結突起2425は、第2フレーム部242の側壁2421及び/又は収容空間2310に挿入される第1フレーム部241の側壁2412に形成され得る。締結突起2425は収容部231の締結溝2315に対応する位置に形成され得る。締結突起2425は複数からなり得る。複数の締結突起2425はフレーム240の両側に形成され得る。締結突起2425は締結溝2315に対応する形状を有し得る。締結突起2425は下部から上部に向かって外側に傾いて延びることができる。締結突起2425の上端は傾かず、水平になることができる。締結突起2425は締結溝2315に挿入されるか又は締結され得る。
【0235】
フレーム240が下部ケース230に締結されると、延長部232の底部2321は第1フレーム部241の底部2411を支持することができる。フレーム240が下部ケース230に締結されると、収容部231の底2312は第2フレーム部242の底部2422を支持することができる。下部ケース230の締結溝2315はフレーム240の締結突起2425を支持することができる。
【0236】
よって、下部ケース230とフレーム240とは互いに締結されて固定されることができる。
【0237】
第1チャンバーC1の周辺で、下部ケース230の周辺部2322は第1フレーム部241の側壁2412に対応する形状を有し得る。第1チャンバーC1の周辺で、下部ケース230の周辺部2322及び第1フレーム部241の側壁2412は連続した帯形状を有し得る。第1チャンバーC1の周辺で、下部ケース230の周辺部2322と第1フレーム部241の側壁2412との間に隙間が形成され得る。延長部232の底部2321は下部ケース230の周辺部2322と第1フレーム部241の側壁2412との間に形成された隙間と向き合うことができる。
【0238】
図35を参照すると、第1フレーム部241は、芯261に向かって下側に傾いた傾斜部2416を含むことができる。傾斜部2416は第1チャンバーC1から下側に傾いて形成され得る。傾斜部2416は第1フレーム部241の底部2411から下側に傾いて延びることができる。傾斜部2416は第1チャンバーC1の底から第2チャンバーC2に向かって傾いて形成され得る。傾斜部2416は第1チャンバーC1の底の一部を構成することができる。芯261の端部は傾斜部2416の端部に位置し、第1チャンバーC1と連結され得る。傾斜部2416の傾斜は底部2411及び/又は芯261の端部に行くほど次第に緩くなることができる。
【0239】
傾斜部2416は一対からなり得る。一対の傾斜部2416は第2チャンバーC2を区画する第2フレーム部242の両側に位置し得る。芯261の中心は第2チャンバーC2に位置し、芯261の両端のそれぞれは一対の傾斜部2416のそれぞれの端部に位置し、第1チャンバーC1と連結され得る。傾斜部2416は第1フレーム部241の側壁2412と第2フレーム部242の側壁2421との間に位置し得る。
【0240】
よって、第1チャンバーC1に貯蔵された液体が芯261に容易に供給されることができる。
【0241】
また、第1チャンバーC1に液体が残らず、芯261に供給されることができる。
【0242】
図36~
図38を参照すると、シーリング部材250は第2コンテナ220の上側に結合することができる。シーリング部材250は下部ケース230のエッジに密着することができる。シーリング部材250はフレーム240のエッジに密着することができる。シーリング部材250はフレーム240に結合するか又は締結され得る。シーリング部材250は第1チャンバーC1の下部エッジを取り囲むことができる。
【0243】
シーリング部材250は第1シーリング部251を含むことができる。第1シーリング部251は第1フレーム部241の周囲に沿って延びることができる。第1シーリング部251は第1フレーム部241の側壁2412に沿って延びることができる。第1シーリング部251は、第1フレーム部241の側壁2412の外側で、第1フレーム部241の側壁2412を取り囲んで密着することができる。第1シーリング部251は下部ケース230の周辺部2322よりも内側に配置され得る。第1シーリング部251は、下部ケース230の周辺部2322と第1フレーム部241の側壁2412との間で延長部232の底2321に密着することができる。
【0244】
第1シーリング部251の内周面は第1フレーム部241のエッジ又は側壁2412の少なくとも一部に密着することができる。第1シーリング部251の内周面は第1フレーム部241の側壁2412の外周面及び第1フレーム部241の側壁2412の上部に密着することができる。
【0245】
第1シーリング部251は、第1パート2511及び第2パート2512のうちの少なくとも一つを含むことができる。第1パート2511は第1フレーム部241のエッジの側部又は側壁2412の外周面に密着することができる。第1パート2511は第1コンテナ210の外壁211と第1フレーム部241のエッジの側部との間に配置され得る。第1シーリング部251の第1パート2511は第1コンテナ210の外壁211と第1フレーム部241の側壁2412との間に配置され得る。
【0246】
第1シーリング部251の第2パート2512は第1シーリング部251の第1パート2511から曲がって内側に突出することができる。第2パート2512は第1パート2511の上部から曲がって内側に延びることができる。第2パート2512は第1フレーム部241のエッジの上部又は側壁2412の上部に密着することができる。
【0247】
第1シーリング部251は第1凹凸2515を含むことができる。第1凹凸2515は第1シーリング部251の外周面に形成され得る。第1凹凸2515は第1シーリング部251の外周面に沿って延びることができる。第1凹凸2515は少なくとも一つ以上が形成され得る。複数の第1凹凸2515は上下に配列され得る。複数の第1凹凸2515は、第1シーリング部251の第1パート2511及び第2パート2512のそれぞれに対応する高さに少なくとも一つずつ形成され得る。例えば、二つの第1凹凸2515のうちのいずれか一方は第1パート2511に対応する高さに形成され、他方は第2パート2512に対応する高さに形成され得る。
【0248】
第1シーリング部251はフック2415に締結され得る。複数のフック2415は第1フレーム部241の周囲に沿って配列され、第1シーリング部251の周辺と締結され得る。フック2415の端部は外側に曲がり、第1フレーム部241の側壁2412の上側に配置され得る。フック2415の端部は外側に曲がり、第1シーリング部251の周辺の上部に密着することができる。
【0249】
第1シーリング部251の第2パート2512はフック2415の端部と第1フレーム部241の側壁2412との間に挿入されて密着することができる。フック2415の端部は第2パート2512の上部を押圧することができる。
【0250】
シーリング部材250は第2シーリング部252を含むことができる。第2シーリング部252は第1シーリング部251から第2フレーム部242の周囲に沿って延びることができる。第2シーリング部252は第2チャンバーC2の上端の周囲に沿って丸く延びることができる。第2シーリング部252は挿入空間214の下端の周囲に沿って丸く延びることができる(
図41参照)。第2シーリング部252と第1シーリング部251とは互いに連結されて連続した形状を有し得る。第2シーリング部252は第2フレーム部242の上部に密着することができる。第2シーリング部ボディー2521は第2フレーム部242の上部を覆うことができる。
【0251】
第2シーリング部252は第2フレーム部242の上部に挿入され得る。第2シーリング部252はシーリング突起2527を含むことができる。シーリング突起2527は第2シーリング部252の下部から下側に突出することができる。シーリング突起2527は第2シーリング部252の形状に沿って丸く延びる形状を有し得る。シーリング突起2527は第2シーリング部ボディー2521から下側に突設され得る。
【0252】
シーリング突起溝2427は第2フレーム部242の上部から下側に陥没するように形成され得る。シーリング突起溝2427はシーリング突起2527に対応する形状に形成され得る。シーリング突起溝2427は第2シーリング部252の形状に沿って丸く延びることができる。シーリング突起2527はシーリング突起溝2427に挿入されるか又は密着することができる。シーリング突起2527がシーリング突起溝2427に挿入されると、第2シーリング部ボディー2521はシーリング突起溝2427の周辺を覆うことができる。
【0253】
第2フレーム部242の側壁2421は第2チャンバーC2の側部を取り囲み、第1コンテナ210の内壁に対応するように配置され得る(
図42参照)。シーリング突起溝2427は第2フレーム部242の側壁2421の上部が陥没することによって形成され得る。シーリング突起溝2427は第1チャンバーC1と第2チャンバーC2との間に形成され得る。シーリング突起2527がシーリング突起溝2427に挿入されると、第2シーリング部ボディー2521は第2フレーム部242の側壁2421の上部を覆うことができる。
【0254】
第2シーリング部252は第2凹凸2525を含むことができる。第2凹凸2525はシーリング突起2527の内周面及び外周面のうちの少なくとも一方に形成され得る(
図43参照)。シーリング突起2527の内周面及び外周面のうちの少なくとも一方に沿って延びることができる。第2凹凸2525は少なくとも一つ以上が形成され得る。複数の第2凹凸2525は上下に配列され得る。シーリング突起溝2427がシーリング突起溝2427に密着すると、第2凹凸2525はシーリング突起溝2427の側部に密着することができる。
【0255】
よって、シーリング部材250は別途の接着部材なしに安定的に結合及び固定されることができる。
【0256】
第2シーリング部252は、下部支持面2522及び側部支持面2523のうちの少なくとも一つを含むことができる。下部支持面2522及び側部支持面2523は、第2シーリング部252の上部が下側に陥没することによって形成され得る。下部支持面2522及び側部支持面2523は第2シーリング部ボディー2521が下側に陥没することによって形成され得る。下部支持面2522は上側と向き合うことができる。側部支持面2523は側方と向き合うことができる。下部支持面2522及び側部支持面2523は円周方向に延びることができる。
【0257】
芯ホールダー2526は第2シーリング部252の下側に突出することができる。芯ホールダー2526の下端は、芯261の周辺に対応する形状に上側に凹むように陥没することができる。芯ホールダー2526は芯挿入溝2426に対応する位置に形成され得る。芯ホールダー2526及び芯挿入溝2426はそれぞれ一対で形成され得る。芯ホールダー2526は第2シーリング部ボディー2521から下側に突出することができる。
【0258】
第2フレーム部242は支持部2428を含むことができる。支持部2428は第2フレーム部242の側壁2421の上端から第2チャンバーC2に向かって突出することができる。支持部2428は芯挿入溝2426に隣接して位置し得る。支持部2428はチャンバー流入口2424の上側に配置され得る(
図35参照)。支持部2428は、チャンバー流入口2424が形成された第2フレーム部242の側壁2421の上端に形成され得る。支持部2428はシーリング部材250を支持することができる。支持部2428は第2シーリング部252を支持することができる。支持部2428は第2シーリング部ボディー2521の下側を支持することができる。
【0259】
図39を参照すると、芯ホールダー2526は芯挿入溝2426に挿入されるか又は密着することができる。芯ホールダー2526は、芯挿入溝2426に挿入された芯261の端部を下側に押圧することができる。一対の芯ホールダー2526のそれぞれは、一対の芯挿入溝2426のそれぞれに挿入された芯261の両端部のそれぞれを下側に押圧することができる。芯ホールダー2526は、芯261及び芯挿入溝2426を形成する第2フレーム部242の側壁2421に密着することができる。
【0260】
したがって、芯261が安定的に結合するか又は固定されることができ、芯261に供給される液体が芯261の周辺に漏洩することを防止することができる。
【0261】
図40を参照すると、連結空間2417は第1チャンバーC1と第2チャンバーC2とを連結することができる。連結空間2417は第1チャンバーC1と第2チャンバーC2との間に形成されるか、又は第2チャンバーC2に隣接した第1チャンバーC1に形成され得る。連結空間2417はチャンバー連結空間2417と言える。
【0262】
芯261の端部は連結空間2417に配置され得る。芯261の端部は芯挿入溝2426と芯ホールダー2526との間を通過して連結空間2417に露出され得る。連結空間2417は一対からなり得る。一対の連結空間2417は芯261の両端部のそれぞれに隣接して配置され得る。一対の連結空間2417は第1シーリング部251と第2シーリング部252との間に形成され得る。傾斜部2416は連結空間2417の下側に形成され得る。一対の傾斜部2416のそれぞれは一対の連結空間2417のそれぞれの下側に形成され得る。
【0263】
図41及び
図42を参照すると、第2フレーム部242の側壁2421は第2チャンバーC2の側部を取り囲むことができる。第2フレーム部242の側壁2421は第1コンテナ210の内壁212の下端に隣接して位置し得る。
【0264】
下部支持面2522及び側部支持面2523は第1コンテナ210の内壁212の下端エッジを取り囲んで密着することができる。下部支持面2522は第1コンテナ210の内壁212の下端面を支持することができる。下部支持面2522は第1コンテナ210の内壁212の周囲に沿って延びることができる。
【0265】
側部支持面2523は第1コンテナ210の内壁212の周囲に沿って延びることができる。側部支持面2523は、第1コンテナ210の内壁212の下端面に隣接した側面を支持することができる。
【0266】
支持部2428は第1コンテナ210の内壁212の下側に配置され得る。支持部2428は第1コンテナ210の内壁212の延長線上に位置し得る。
【0267】
第1コンテナ210は第2コンテナ220と結合することができる。第1コンテナ210の外壁211は下部ケース230の周辺と結合することができる。第1コンテナ210の外壁211の下端は上側に陥没することにより、周辺部2322がそれに挿入され得る。第1コンテナ210の外壁211は周辺部2322に付着され得る。
【0268】
第1コンテナ210が下部ケース230と結合すると、第1シーリング部251は第1フレーム部241及び第1コンテナ210の外壁211に密着することができる。
【0269】
第1コンテナ210が下部ケース230と結合すると、第1コンテナ210の内壁212は第2フレーム部242に向けて第2シーリング部252を押圧することができる。第1コンテナ210の内壁212が第2シーリング部252を押圧すると、第2シーリング部252は第1コンテナ210の内壁212及び第2フレーム部242に密着することができる。第2シーリング部252は、第1コンテナ210の内壁212から受ける力を第1シーリング部251及び第2フレーム部242に伝達することができる。
【0270】
したがって、接着部材を介して結合する部位を減らすことができ、構成部間の結合のための部品数を減らすことができ、カートリッジ200の内部結合構造が簡単になり、製作性を改善することができる。
【0271】
また、シーリング部材250は、別途の接着部材なしに、安定的に結合するか又は固定され、周辺に密着してシーリングすることができる。
【0272】
図43を参照すると、第1凹凸2515は第1シーリング部251の外周面に複数が形成され得る。第1コンテナ210が第2コンテナ220に結合すると、第1凹凸2515は第1コンテナ210の外壁211に密着することができる。
【0273】
第1凹凸2515のうちの少なくとも一つは第1シーリング部251の第1パート2511に対応する高さに形成され得る。第1コンテナ210の外壁211は第1パート2511に対応する高さに形成された第1凹凸2515に密着することができる。
【0274】
よって、第1シーリング部251は、第1コンテナ210の外壁211の内側に力を受け、第1フレーム部241の側壁2412の側部に完全に密着することができる。
【0275】
第1凹凸2515のうちの少なくとも一つは第1シーリング部251の第2パート2512に対応する高さに形成され得る。第1コンテナ210の外壁211は第2パート2512に対応する高さに形成された第1凹凸2515に密着することができる。
【0276】
よって、第1コンテナ210の外壁211が下部ケース230に結合すると、第1シーリング部251の第2パート2512は内下側に力を受けて第1フレーム部241の側壁2412の上部を下側に押圧することができる。
【0277】
また、第1シーリング部251は、第1コンテナ210の外壁211及び第1フレーム部241に完全に密着して液体の洩液を防止することができる。
【0278】
図44及び
図45を参照すると、キャップ300はボディー100に結合し、カートリッジ200を覆うことができる。キャップ300はボディー100に分離可能に結合することができる。キャップ流入口304aはキャップ300の一側に形成され得る。キャップ流入口304aはキャップ300の上端部に形成され得る。キャップ流入口304aは外部と連通することができる。
【0279】
流入流路Pはキャップ300とカートリッジ200との間に形成され得る。流入流路Pはキャップ流入口304aとカートリッジ流入口224とを連結することができる。流入流路Pは、キャップ300の側部とカートリッジ200の側部との間に形成される流路部分を含むことができる。流入流路Pはキャップ流入口304aから、キャップ300の側部とカートリッジ200の側部との間に沿って延びることができる。流入流路Pは上下に長く延びることができる。流入流路Pは、キャップ300の側部とカートリッジ200の側部との間で、キャップ流入口304aに隣接した第1チャンバーC1から第2チャンバーC2に向かって延びることができる。
【0280】
流入流路Pはキャップ300の側壁301とカートリッジ200の側部との間に形成され得る。流入流路Pはキャップボディー320とカートリッジ200の側部との間に形成され得る。流入流路Pは、第1チャンバーC1の側部を取り囲む第1コンテナ210の外壁211とキャップ300との間に形成され得る。
【0281】
流入流路Pは第1流路P1を含むことができる。第1流路P1はマウント130とカートリッジ200との間に形成され得る。第1流路P1はマウント130と第2コンテナ220との間に形成され得る。第1流路P1は下部ケース230とセンサー収容部137との間に形成され得る。第1流路P1はカートリッジ流入口224と連結され得る。第1流路P1は第2流路P2とカートリッジ流入口224とを連結することができる。第1流路P1は第1コンテナ210及び第1チャンバーC1の下側に位置し得る。
【0282】
第1流路P1はセンサー収容部137と延長部232との間に形成され得る。延長部232で、流路形成部2323(
図37参照)は、センサー収容部137から上側に陥没して第1流路P1の少なくとも一部を形成することができる。流路形成部2323は、延長部232の底2321がセンサー収容部137から上側に陥没することによって形成され得る。延長部232はセンサー収容部137によって支持できる。流路形成部2323はセンサー収容部137と延長部232との間に隙間を形成することができる。
【0283】
第1流路P1は、センサー収容部137と延長部232との間に形成された第1流路上部P11と、第1流路上部P11からカートリッジ流入口224まで延びる第1流路側部P12と、を含むことができる。流路形成部2323(
図37参照)は第1流路上部P11を形成することができる。第1流路側部P12はセンサー収容部137と第2コンテナ220の側部との間に形成され得る。第1流路側部P12はセンサー収容部137とケース部231との間に形成され得る。第1流路側部P12はセンサー収容部137の側部と下部ケース230の側部との間に形成され得る。
【0284】
流入流路Pは第2流路P2を含むことができる。第2流路P2はキャップ300の側部と第1コンテナ210の側部との間に形成され得る。第2流路P2はキャップ300の側部と第1チャンバーC1の側部との間に形成され得る。第2流路P2はキャップ流入口304aと第1流路P1とを連結することができる。第2流路P2はキャップ流入口304aから、キャップ300の側部と第1コンテナ210の側部との間に沿って第1流路P1に向かって延びることができる。第2流路P2はキャップ流入口304aから、キャップ300の側部と第1チャンバーC1の側部との間に沿って第1流路P1に向かって延びることができる。第2流路P2は上下に長く延びることができる。
【0285】
第2センサー180はセンサー収容部137に収容され得る。センサー収容部137は第2センサー180を取り囲むことができる。センサー収容部137は、カートリッジ200に向かって開放したセンシングホール137aを備えることができる。センシングホール137aはカートリッジ流入口224に向かって開放し得る。センシングホール137aは第2センサー180とカートリッジ200との間に位置し得る。センシングホール137aは第2センサー180とカートリッジ流入口224との間に位置し得る。第2センサー180はセンシングホール137aに向かうように配置され得る。第2センサー180はカートリッジ流入口224に向かうように配置され得る。第2センサー180はカートリッジ流入口224に隣接して配置され得る。第2センサー180は、カートリッジ流入口224を通過する空気の流動を感知することができる。
【0286】
防水フィルム181は第2センサー180とセンシングホール137aとの間に配置され得る。防水フィルム181は第2センサー180の一側に結合するか又は付着されることができる。防水フィルム181は第2センサー180の感知面に付着され得る。防水フィルム181は第2センサー180とカートリッジ流入口224との間に配置され得る。防水フィルム181は第2センサー180と第1流路P1との間に配置され得る。例えば、防水フィルム181はゴアテックス(GORE-TEX)(登録商標)素材で構成され得る。防水フィルム181は、第2センサー180の感知面にエアロゾル又は液体が接触するか又は累積することを防止することができる。
【0287】
連結流路2314は、第2コンテナ220の内部で第2チャンバーC2と区画され得る。フレーム240は、下部ケース230の内部を第2チャンバーC2及び連結流路2314に区画することができる。フレーム240はチャンバー流入口2424を備えることができる。チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2の底よりも高い位置に形成され得る。チャンバー流入口2424はフレーム240の側部に形成され得る。チャンバー流入口2424は第2フレーム部242の側壁2421に形成され得る。チャンバー流入口2424はカートリッジ流入口224が開放した方向に開放し得る。
【0288】
チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2と連結流路2314とを連通させることができる。連結流路2314はカートリッジ流入口224と第2チャンバーC2とを連結することができる。連結流路2314はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424とを連結することができる。
【0289】
遮断壁2317は連結流路2314の底から突出することができる。遮断壁2317は上側に向かって突出することができる。遮断壁2317は連結流路2314の下部を閉鎖することができる。遮断壁2317はカートリッジ流入口224とチャンバー流入口2424との間に配置され得る。遮断壁2317はカートリッジ流入口224の高さよりも高く延びることができる。遮断壁2317はチャンバー流入口2424の高さよりも高く延びることができる。
【0290】
第1フレーム部241は第1チャンバーC1と連結流路2314とを区画することができる。第1フレーム部241は第1チャンバーC1と連結流路2314との間に配置され得る。第1フレーム部241の一側は連結流路2314の上側を覆うことができる。第1フレーム部241の他側は延長部232によって支持できる。
【0291】
第2フレーム部242は下部ケース230の内部を第2チャンバーC2と連結流路2314とに区画することができる。第2フレーム部242は第2チャンバーC2と連結流路2314との間に配置され得る。第2フレーム部242の側壁2421は連結流路2314の側部を覆うことができる。第2フレーム部242の底2422は下部ケース230の底2312によって支持できる。
【0292】
ラウンド面2418は遮断壁2317の上端に隣接して位置し得る。ラウンド面2418は第1フレーム部241と第2フレーム部242との間に形成され得る。ラウンド面2418は連結流路2314の上端からチャンバー流入口2424に向かって丸く延びることができる。
【0293】
カートリッジ流入口224は連結流路2314の底よりも高い位置に形成され得る。カートリッジ流入口224はケース部231の側壁2311に形成され、ケース部231の底2312よりも高い位置に形成され得る。カートリッジ流入口224は遮断壁2317が突出する方向と交差する方向に向かって開放し得る。遮断壁2317は上方に突出し、カートリッジ流入口224は側面に向かって突出することができる。カートリッジ流入口224は遮断壁2317の面と向き合うことができる。カートリッジ流入口224はセンシングホール137a及び第2センサー180と向き合うことができる。
【0294】
使用者がスティック400を通して空気を吸入すると、外気はキャップ流入口304aを通してエアロゾル生成装置の内部に流入することができる。キャップ流入口304aに流入した空気は、第2流路P2及び第1流路P1を順次通過した後、カートリッジ流入口224を通してカートリッジ200の内部に流入することができる。第2センサー180は、第1流路P1を通過する空気の流動を感知することができる。第2センサー180は、カートリッジ流入口224を通過する空気の流動を感知することができる。
【0295】
カートリッジ流入口224を通過した空気は連結流路2314を通過し、チャンバー流入口2424を通して第2チャンバーC2の内部に流入することができる。連結流路2314を流動する空気はラウンド面2418に沿ってチャンバー流入口2424に向かうことができる。第2チャンバーC2に流入した空気は第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルを伴って、挿入空間214に挿入されたスティック400に供給されることができる。
【0296】
したがって、第2チャンバーC2内に溜まった液体がカートリッジ流入口224を通してカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0297】
また、カートリッジ200の内部で生成されたエアロゾル又はカートリッジ200の内部の液体がセンサー180と接触することを防止し、センサー180の故障を防止することができる。
【0298】
また、カートリッジ200の外部で空気流動の効率を向上させることができ、センサー180の感知性能を向上させることができる。
【0299】
また、カートリッジ200の内部で空気流動の損失を減少させることができる。
【0300】
図46を参照すると、前述したスティック400は媒質部410を含むことができる。スティック400は冷却部420を含むことができる。スティック400はフィルター部430を含むことができる。冷却部420は媒質部410とフィルター部430との間に配置され得る。スティック400はラッパー440を含むことができる。ラッパー440は媒質部410を包むことができる。ラッパー440は冷却部420を包むことができる。ラッパー440はフィルター部430を包むことができる。スティック400は円柱形状を有し得る。
【0301】
媒質部410は媒質411を含むことができる。媒質部410は第1媒質カバー413を含むことができる。媒質部410は第2媒質カバー415を含むことができる。媒質411は第1媒質カバー413と第2媒質カバー415との間に配置され得る。第1媒質カバー413はスティック400の一端に配置され得る。媒質部410の長さは24mmであり得る。
【0302】
媒質411は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であり得る。媒質411は複数の顆粒で構成され得る。複数の顆粒のそれぞれは0.4mm~1.12mmの大きさを有し得る。媒質411の内部には顆粒が70%程度満たされ得る。媒質411の長さL2は10mmであり得る。第1媒質カバー413はアセテート材質で構成され得る。第2媒質カバー415はアセテート材質で構成され得る。第1媒質カバー413は紙材質で構成され得る。第2媒質カバー415は紙材質で構成され得る。第1媒質カバー413及び第2媒質カバー415のうちの少なくとも一つは紙材質で構成され、しわ寄った形状になり、その間に空気が流動するための複数の隙間が形成され得る。前記隙間は媒質411の各顆粒の大きさよりも小さくてもよい。第1媒質カバー413の長さL1は媒質411の長さL2よりも短くてもよい。第2媒質カバー413の長さL3は媒質411の長さL2よりも短くてもよい。第1媒質カバー413の長さL1は7mmであり得る。第2媒質カバー413の長さL2は7mmであり得る。
【0303】
したがって、媒質411の各顆粒は媒質部410及びスティック400から離脱することができない。
【0304】
冷却部420はシリンダー形状を有し得る。冷却部420は中空形状を有し得る。冷却部420は媒質部410とフィルター部430との間に配置され得る。冷却部420は第2媒質カバー415とフィルター部430との間に配置され得る。冷却部420は内部の冷却通過424を取り囲む管形状に形成され得る。冷却部420はラッパー440よりも厚くてもよい。冷却部420はラッパー440よりも厚い紙材質で構成され得る。冷却部420の長さL4は媒質411の長さL2と同一であるか又はほぼ同一であり得る。冷却部420及び冷却通過424の長さL4は10mmであり得る。スティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されると(
図3参照)、冷却部420の少なくとも一部はエアロゾル生成装置の外部に露出され得る。
【0305】
したがって、冷却部420は媒質部410及びフィルター部430を支持し、スティック400の剛性を確保することができる。また、冷却部420は媒質部410とフィルター部430との間でラッパー440を支持し、ラッパー440が接着される部位を確保することができる。また、加熱された空気及びエアロゾルは、冷却部420の内部の冷却通過424を通過しながら冷却され得る。
【0306】
フィルター部430はアセテート材質のフィルターで構成され得る。フィルター部430はスティック400の他端に配置され得る。スティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されると(
図3参照)、フィルター部430はエアロゾル生成装置の外部に露出され得る。使用者はフィルター部430を口に銜えて空気を吸入することができる。フィルター部430の長さL5は14mmであり得る。
【0307】
ラッパー440は媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を包むか又は取り囲むことができる。ラッパー440はスティック400の外形をなすことができる。ラッパー440は紙材質で構成され得る。接着部441はラッパー440の一側端に形成され得る。ラッパー440は、媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を包み、一側縁部に形成された接着部441と他側縁部とが互いに接着され得る。媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を包むラッパー440はスティック400の一端及び他端を覆わなくてもよい。
【0308】
したがって、ラッパー440は、媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を固定し、スティック400からの離脱を防止することができる。
【0309】
第1薄膜443は第1媒質カバー413に対応する位置に配置され得る。第1薄膜443はラッパー440と第1媒質カバー413との間に配置されるか、又はラッパー440の外部に配置され得る。第1薄膜443は第1媒質カバー413を取り囲むことができる。第1薄膜443は金属材質で構成され得る。第1薄膜443はアルミニウム材質で構成され得る。第1薄膜443はラッパー440に密着するか又はコーティングされ得る。
【0310】
第2薄膜445は第2媒質カバー415に対応する位置に配置され得る。第2薄膜445はラッパー440と第2媒質カバー415との間に配置されるか、又はラッパー440の外部に配置され得る。第2薄膜445は金属材質で構成され得る。第2薄膜445はアルミニウム材質で構成され得る。第2薄膜445はラッパー440に密着するか又はコーティングされ得る。
【0311】
したがって、エアロゾル生成装置の内部にスティックを認識するキャパシタンスセンサー(capacitance sensor)が挿入された場合、キャパシタンスセンサーはスティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されたかを感知することができる。
図47を参照すると、カートリッジ200’は、第1コンテナ210、第2コンテナ220’、芯261、及びヒーター262のうちの少なくとも一つを含むことができる。カートリッジ200’は、シーリング部材250’を含むことができる。第2コンテナ220’は第1コンテナ210に結合され得る。第2コンテナ220’は、下部ケース230’及びフレーム240’のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0312】
下部ケース230’は、収容部231’及び延長部232’を含むことができる。第1傾斜壁2313は収容部231’の側壁2311のうちのいずれか一側壁を構成することができる。第1傾斜壁2313は連結流路2314の一側を覆うことができる。第1傾斜壁2313は、収容部231’の断面積が収容部231’の下部から上側に行くほど次第に増加するように、傾くことができる。カートリッジ流入口224は第1傾斜壁2313の一部に形成され得る。
【0313】
ガイド溝221bは収容部231’の側壁2311が陥没することによって形成され得る。ガイド溝221bは、上側に行くほど次第に狭く形状を有し得る。ガイド溝221bの下端は下側に開放し得る。ガイド溝221bは陥没部221aの下側に形成され得る。
【0314】
延長部232’は第1傾斜壁2313の上端から収容部231’の外側に延びることができる。係合フック2329は延長部232’から突出することができる。係合フック2329は第1フレーム241に形成された係合溝2419に挿入されてかかることができる。係合フック2329は下部ケースフック2329と言える。係合溝2419はフレーム溝2419と言える。
【0315】
シーリング部材250’は、第1シーリング部251と第2シーリング部252とを連結するシーリングリンク2531を含むことができる。シーリングリンク2531は複数として備えられ得る。シーリングリンク2531は、第2シーリング部252から第1シーリング部251まで長く延びることができる。複数のシーリングリンク2531は第2シーリング部252を中心に放射状に配列され得る。
【0316】
第1流動ガイド2318は収容部231’の一側に形成され得る。第1流動ガイド2318は、収容部231’の側壁2311が収容空間2310から外側に凹むように陥没することによって形成され得る。第1流動ガイド2318は外側に膨らんでいる形状に丸く形成され得る。第1流動ガイド2318は収容空間2310に接触し得る。第1流動ガイド2318はカートリッジ流入口224の反対側の位置に形成され得る。第1流動ガイド2318は第1傾斜部2313の反対側の位置に形成され得る。
【0317】
図48及び
図49を参照すると、サポートバー2316は下部ケース230’の底2312から上側に延びることができる。サポートバー2316は下部ケース230’の側壁2311から収容空間2316に突出することができる。サポートバー2316は収容空間2310に接触し得る。一対のサポートバー2316は下部ケース230’の両側壁2311にそれぞれ形成され得る。サポートバー2316は、上側に行くほど次第に細くなる形状を有し得る。
【0318】
第2傾斜壁2423は第2フレーム242’の側壁2421のうちのいずれか一側壁を構成することができる。第2傾斜壁2423は連結流路2314の一側を覆うことができる。第2傾斜壁2423は、第2フレーム242’の下部から上側に行くほど次第に広くなるように傾くことができる。第2傾斜壁2423はサポートバー2316の形状に対応するように傾くことができる。第2傾斜壁2423は第1傾斜壁2313に対応する位置に形成され得る。サポートバー2316は第2傾斜壁2423を支持することができる。
【0319】
したがって、フレーム240’が収容空間2310に挿入されるとき、第2傾斜壁2423はサポートバー2316にスライドすることにより、その位置が案内できる。
【0320】
係合フック2329は延長部232’の底部2321から上側に突出するように形成され得る。係合フック2329は底部2321から上側に延び、挿入空間2310側に曲がってフック形状を形成することができる。
【0321】
図50を参照すると、第1フレーム241’の一側に係合溝2419が形成され得る。係合溝2419は第1フレーム241’のエッジ又は側壁2412に陥没するように形成され得る。係合溝2419は第1フレーム241’が延びる方向に長く形成され得る。係合溝2419は第2フレーム242’の反対側の位置に配置され得る。係合溝2419はチャンバー流入口2424が開放する方向に開放し得る。係合フック2329は収容空間2310の反対側の位置に配置され得る。係合フック2329はカートリッジ流入口224が開放する方向に開放し得る。
【0322】
図48~
図51を参照すると、フレーム240’は下部ケース230’の収容空間2310に挿入され得る。第1フレーム241’の底部2411は延長部232’によって支持できる。係合フック2329は係合溝2419に挿入されて締結され得る。係合フック2329は係合溝2419の下部にかかることができる。フレーム240’が収容空間2310に挿入されるとき、第2傾斜壁2423はサポートバー2316に沿ってスライドすることにより、位置が案内できる。第2傾斜壁2423はサポートバー2316によって支持できる。第2フレーム242’の側壁2421は下部ケース230’の側壁2311によって支持できる。第2フレーム242’の底2422は下部ケース230’の底2312によって支持できる。締結突起2425は締結溝2315に挿入されて締結され得る。
【0323】
図52~
図54を参照すると、第1シーリング部251と第2シーリング部252とは互いに連結され得る。第2シーリング部252は第1シーリング部251の端部から延びることができる。第1シーリング部251の端部と第2シーリング部252の端部とは互いに連結され得る。
【0324】
シーリング部材250’は、シーリングリンク2531を含むことができる。シーリングリンク2531は、第1シーリング部251の端部を除いた残りの部分と第2シーリング部252の端部を除いた残りの部分とを連結することができる。シーリングリンク2531は第2シーリング部ボディー2521と第1シーリング部251の第1パート2511とを連結することができる。
【0325】
シーリングリンク2531は複数として備えられ得る。シーリングリンク2531は第1フレーム241’の底部2411の上側に位置し得る。シーリングリンク2531は、第2シーリング部ボディー2521を中心に第1シーリング部251に向かって放射状に配列され得る。複数のシーリングリンク2531は互いに離隔し、複数のシーリングリンク2531の間に隙間が形成され得る。シーリングフック2415は複数のシーリングリンク2531の間に配置され得る。例えば、シーリングリンク2531は4個が提供され、シーリングフック2415は3個が提供されることにより、シーリングフック2415が4個のシーリングリンク2531の間ごとに配置され得る。
【0326】
少なくとも一対のシーリングリンク2531は互いに並んで配置され得る。互いに並んで配置された一対のシーリングリンク2531は、第2フレーム242’から第1フレーム241’が延びる方向に延びることができる。少なくとも一つのフック2415は、互いに並んで配置された一対のシーリングリンク2531の間に配置され、第1シーリング部251に締結され得る。
【0327】
両側に形成された一対の陥没部221aを連結する方向を左右方向と定義することができる。前記左右方向及び上下方向と交差する方向を前後方向と定義することができる。前後方向は左右方向に対して垂直であり得る。前後方向は上下方向に対して垂直であり得る。少なくとも一つのシーリングリンク2531は、第2シーリング部252から第1シーリング部251に向かって前後方向に長く延びることができる。少なくとも一つのシーリングリンク2531は、第2シーリング部252から第1シーリング部251に向かって左右方向に長く延びることができる。シーリングリンク2531の長手方向にシーリングリンク2531に張力が作用することができる。シーリングリンク2531は、シーリングリンク2531が延びる長手方向に第1シーリング部251及び第2シーリング部252を支持することができる。
【0328】
嵌合部255は第1シーリング部251の第2パート2512の一側に連結され得る。嵌合部255は第1シーリング部251の第2パート2512の内周面から下側に突出することができる。嵌合部255と第1シーリング部251の第1パート2511とは互いに離隔することができる。嵌合部255はフック2415に隣接し得る。嵌合部255は複数のシーリングリンク2531の間に配置され得る。嵌合部255は複数として備えられ得る。
【0329】
嵌合溝254は嵌合部255と第1シーリング部251の第1パート2511との間に形成され得る。嵌合溝254はシーリング部材250’の下側に開放し得る。第1シーリング部251の第2パート2512は嵌合溝254の上側を覆うことができる。
【0330】
フレームリム2412は嵌合溝254に挿入されて第1シーリング部251に結合され得る。フレームリム2412は嵌合溝254に締まり嵌め(force-fitting)され得る。第1シーリング部251はフレームリム2412を覆うことができる。フレームリム2412は、嵌合部255、第1シーリング部251の第1パート2511及び第2パート2512に密着することができる。フレームリム2412の外周面は第1シーリング部251の第1パート2511に密着することができる。フレームリム2412の上面は第1シーリング部251の第2パート2512に密着することができる。フレーム部241’の内周面の一部は嵌合部255に接触し得る。
【0331】
したがって、シーリング部材250’がフレーム240に堅く固定されることにより、離脱を防止することができる。
【0332】
図54及び
図55を参照すると、第1コンテナ210の内壁212は第2シーリング部252を下側に押圧しながら密着することができる。第1コンテナ210の内壁212が第2シーリング部252を下側に押圧すると、第2シーリング部252に半径方向の変形力がかかることができる。第2シーリング部252にかかる変形力はシーリングリンク2531に伝達され得る。シーリングリンク2531は第2シーリング部252から放射状に配列され得る。シーリングフック2415はシーリングリンク2531の周辺で第1シーリング部251を保持することができる。シーリングフック2415は第1シーリング部251の内周面を支持することができる。
【0333】
したがって、カートリッジ200’の構成が結合されるとき、シーリング部材250’の形状が変形されるか又はシーリング部材250’が定常位置から離脱することを防止することができる。
【0334】
図55及び
図56を参照すると、チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2の一側で挿入空間214の長手方向と交差する方向に開放し得る。チャンバー流入口2424は挿入空間214の長手方向に垂直な方向に開放し得る。チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2の外部と連通することができる。チャンバー流入口2424はカートリッジ流入口224と第2チャンバーC2とを連通させることができる。チャンバー流入口2424は連結流路2314と第2チャンバーC2とを連通させることができる。
【0335】
第1流動ガイド2318は、第2チャンバーC2を基準に、チャンバー流入口2424と対向する第2チャンバーC2の他側に位置し得る。第1流動ガイド2318は第2チャンバーC2の他側を覆うことができる。第1流動ガイド2318は第2チャンバーC2の他側に接触し得る。
【0336】
第1流動ガイド2318は第2チャンバーC2の外側に凹むように形成され得る。第1流動ガイド2318は、下部ケース230’の側壁2311が第2チャンバーC2から外側に凹むように形成され得る。第1流動ガイド2318は挿入空間214に向かって丸く延びることができる。流動ガイド2318は第2チャンバーC2の底に隣接した位置から上側に丸く延びることができる。第1流動ガイド2318は丸い形状を有し、第2チャンバーC2の他側を取り囲むことができる。第1流動ガイド2318の形状は、球形の一部を含むことができる。第1流動ガイド2318は第2チャンバーC2の下部及び側部を取り囲むことができる。第1流動ガイド2318の下部はチャンバー流入口2424の高さよりも低い位置に位置し得る。
【0337】
第1流動ガイド2318の内面は挿入空間214の外周面の一側に連結され得る。第1流動ガイド2318の内面は第2チャンバーC2の下部から挿入空間214の外周面の一側下端に向かって外側に丸く延びることができる。
【0338】
チャンバー流入口2424は芯261に向かって開放し得る。チャンバー流入口2424は芯261の側部に形成され得る。チャンバー流入口2424は第2傾斜壁2423の一部に形成され得る。チャンバー流入口2424は芯261と向き合うことができる。チャンバー流入口2424は芯261とオーバーラップ(overlap)することができる。芯261はチャンバー流入口2424と第1流動ガイド2318との間に配置され得る。芯261は挿入空間214の下側に配置され得る。芯261は挿入空間214とオーバーラップすることができる。芯261はチャンバー流入口2424が開放する方向と交差する方向に長く配置され得る。チャンバー流入口2424は前後方向に開放し、芯261は左右方向に長く延びることができる。チャンバー流入口2424は、左右方向を基準に、芯261の中心に向かうことができる。
【0339】
遮断壁2314は第1傾斜壁2313と第2傾斜壁2423との間に位置し得る。サポートバー2316は遮断壁2314と第2傾斜壁2423との間に位置し得る。サポートバー2316は第2傾斜壁2423を支持することができる。
【0340】
収容部231’の側壁2311は第2フレーム242’の側壁2421を支持することができる。収容部231’の底2312は第2フレーム242’の底2421を支持することができる。
【0341】
第1コンテナ210の外壁211は下部ケース230の周辺部2322に結合され得る。第1コンテナ210の内壁212は、下部ケース230に向けて第2フレーム242を下側に押圧することができる。下部ケース230は第2フレーム242を支持することができる。第1フレーム241の底部2411の一部は延長部232’の底部2311によって支持できる。延長部232’は係合フック2329と第1コンテナ210の内壁212との間で第1フレーム241の底部2411を支持することができる。
【0342】
係合フック2329は係合溝2419に挿入され、第1フレーム241にかかることができる。係合フック2329は延長部232’の底部2321から上側に突出することができる。係合フック2329は延長部232’のエッジに隣接して配置され得る。係合フック2329は、延長部232の底部2321から上側に突出し、所定の方向に曲がっているフック形状を有し得る。第1フレーム241及び係合フック2329は上下方向に互いに支持力を受けることができる。
【0343】
第1コンテナ210の内壁212が下部ケース230に向けて第2フレーム242を下側に押圧すると、第2フレーム242と連結された第1フレーム241は、第1フレーム241を支持する延長部232’に対して、係合溝2419の部分が上側に向かうように変形力を受けることができる。第1フレーム241は係合フック2329を上側に押圧することができる。係合フック2329は第1フレーム241を支持することができる。係合フック2329は第1フレーム241を下側方向に支持することができる。
【0344】
したがって、カートリッジ200’の組立ての際、フレーム240の形状変形を防止し、カートリッジ200’の構造的安全性を改善することができる。また、接着部材を使用する部位の数を最小化してカートリッジ200’の組立ての便宜性を向上させることができる。
【0345】
パイプ212aは、挿入空間214を取り囲む第1コンテナ210の内壁212及び外壁211によって定義することができる。第1コンテナ210はパイプ212aを備えることができる。パイプ212aは挿入空間214を取り囲むことができる。パイプ212aは上下方向に開放し得る。パイプ212aの下端の一部は第2シーリング部材252を下側に押圧することができる。パイプ212aの下端の一部は下部ケース230’と結合され得る。第1流動ガイド2318はパイプ212aと連結され得る。第1流動ガイド2318の内面はパイプ212aの内周面の一部と連続した面を形成することができる。
【0346】
図57及び
図58を参照すると、第1流動ガイド2318は、第2チャンバーC2に対して、チャンバー流入口2424の反対側に配置され得る。第1流動ガイド2318は第2チャンバーC2の外側に凹んでおり、挿入空間214に向かって丸く延びることができる。第1流動ガイド2318は第2チャンバーC2の他側を覆うことができる。
【0347】
第1流動ガイド2318の内面は挿入空間214の外周面の一部と連結され得る。第1流動ガイド2318の内面及び挿入空間214の外周面はその接触部分で同一面上に位置し得る。第1流動ガイド2318の内面及び挿入空間214の外周面は連続した面を形成することができる。第1流動ガイド2318の下部はチャンバー流入口2424の高さよりも低い位置に位置し得る。第1流動ガイド2318の上部は挿入空間214を取り囲む外壁211の一側に連結され得る。第1流動ガイド2318が取り囲む第2チャンバーC2の他側部分は挿入空間214の下側に位置し得る。
【0348】
第2傾斜壁2423は第2チャンバーC2の底から上側に延びることができる。第2傾斜壁2423は第2チャンバーC2の一側部を覆うことができる。チャンバー流入口2424は第2傾斜壁2423の一部に形成され得る。
【0349】
チャンバー流入口2424は芯261に向かって開放し得る。チャンバー流入口2424は芯261と完全にオーバーラップすることができる。チャンバー流入口2424は芯261と向き合うことができる。チャンバー流入口2424の中心と芯261の中心との間の高低差W0は1mm以下であり得る。チャンバー流入口2424の中心と芯261の中心との間の高低差W0は0.5mmであり得る。
【0350】
チャンバー流入口2424は第2チャンバーC2の底の上側に位置し得る。芯261は第2チャンバーC2の底の上側に位置し得る。第2チャンバーC2の底からチャンバー流入口2424の下端までの高さHは、第2チャンバーC2の底から芯261の下端までの高さHとおよそ同一であり得る。第2チャンバーC2の底から芯261の中心までの高さは、第2チャンバーC2の底からチャンバー流入口2424の中心までの高さよりも大きくなり得る。第2チャンバーC2の底から芯261の上端までの高さは、第2チャンバーC2の底からチャンバー流入口2424の上端までの高さよりも大きくなり得る。チャンバー流入口2424は芯261の直径W1の範囲内に配置され得る。
【0351】
チャンバー流入口2424の幅W2は芯261の直径W1よりも小さくなり得る。チャンバー流入口2424は、第2チャンバーC2又は芯261側に行くほど次第に減少し得る。芯261とチャンバー流入口2424との間の距離は、チャンバー流入口2424の幅W2と同一であるか又は類似し得る。
【0352】
中心線Lは、挿入空間214の長手方向に、挿入空間214の中心を通過する仮想線と定義することができる。芯261は中心線Lとチャンバー流入口2424との間に配置され得る。チャンバー流入口2424及び第1流動ガイド2318は中心線Lに対して互いに反対側に位置し得る。芯261と第1流動ガイド2318とは中心線Lに対して互いに反対側に位置し得る。芯261は中心線Lから離隔することができる。芯261はチャンバー流入口2424及び挿入空間214とオーバーラップするが、中心線Lとはオーバーラップしない。
【0353】
芯261はチャンバー流入口2424に接触し得る。芯261は第1流動ガイド2318によりもチャンバー流入口2424に近くに配置され得る。断面図で、芯261は、挿入空間214を取り囲む第1コンテナ210の外壁211によりも挿入空間214を取り囲む第1コンテナ210の内壁212に近くに配置され得る。
【0354】
使用者がスティック400を介して空気を吸入すると、空気はチャンバー流入口2424から第2チャンバーC2に流入することができる。液体は第1チャンバーC1から芯261に供給されて吸収されることができる。ヒーター262が、液体を吸収した芯261を加熱すると、エアロゾルが生成することができる。チャンバー流入口2424から第2チャンバーC2に流入する空気は芯261の周辺に拡散し、芯261に接触するか又は芯261を通過することができる。
【0355】
芯261に接触するか又は芯261を通過してエアロゾルを伴う空気は、芯261の上下側に流動することができる。芯261の上側に流動する空気は挿入空間214に流入することができる。芯261の下側に流動する空気は第1流動ガイド2318に向かって流動することができる。第1流動ガイド2318に向かって流動する空気の一部は、直ちに挿入空間214に向かって流動し、残りの空気は第1流動ガイド2318に接触することができる。第1流動ガイド2318は、第1流動ガイド2318に接触する空気を挿入空間214に案内することができる。
【0356】
したがって、空気をチャンバー流入口2424から芯261に均一に吐き出すことができる。また、チャンバー流入口2424から第2チャンバーC2に流入する空気が芯261を通過するので、空気に伴うエアロゾルの量を増大させることができる。また、空気がチャンバー流入口2424から第2チャンバーC2に流入し、挿入空間214に向かって流動するとき、第1流動ガイド2318は、空気が停滞するか、又は渦流が形成されることを防止することができる。また、第1流動ガイド2318は、接触した空気を挿入空間214に案内することができる。
【0357】
挿入空間214を取り囲む第1コンテナ210の外壁211の下部内周面は、上側に行くほど半径外側方向に次第に広くなる外壁傾斜面218を含むことができる。外壁傾斜面218は、第2チャンバーC2から挿入空間214に行くほど拡張するように外側に斜めに形成され得る。外壁傾斜面218は第1流動ガイド2318の上側に位置し得る。
【0358】
したがって、第2チャンバーC2から挿入空間214に流入する空気及びエアロゾルは挿入空間214に挿入されたスティック400の下端面に均一に拡散することができる。
【0359】
図59及び
図60を参照すると、エアロゾル生成装置は、アッパーボディー120’を含むことができる。アッパーボディー120’は、マウント130’を備えることができる。アッパーボディー120’は、コラム140’を備えることができる。以下、
図1~
図46に開示したアッパーボディー120と同じ部分は説明を省略することができる。
【0360】
コラム140’は、PCBアセンブリー150’を収容することができる。PCBアセンブリー150’はカートリッジ200に光を提供するか、又はカートリッジ200についての情報を感知することができる。例えば、カートリッジ200についての情報は、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の残量の変化についての情報、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214にスティック400が挿入されたかについての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400が使用された程度又は使用可能な程度についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたカートリッジ200がボディー100に結合されたかについての情報、及び結合されたカートリッジ200の種類についての情報のうちの少なくとも一つであり得る。カートリッジ200についての情報は、前述したものに限定されない。コラム140’は光を提供する光源153を収容することができる。コラム140’はカートリッジ200についての情報をセンシングする第3センサー155を収容することができる。前述したカートリッジ200は、他の実施例のカートリッジ200’を含むことができる。
【0361】
PCBアセンブリー150’は、PCB151、光源153及び第3センサー155のうちの少なくとも一つを含むことができる。第3センサー155はPCB151上に配置され得る。第3センサー155は光源153を回避する領域に装着され得る。第3センサー155は挿入空間214と向き合うように配置され得る。第3センサー155は挿入空間214に挿入されたスティック400についての情報を感知することができる。第3センサー155は近接センサーであり得る。
【0362】
PCBアセンブリー150’はコラム140’内の設置空間144内に設けられ得る。ウィンドウ170’はPCBアセンブリー150’を覆うようにコラム140’に結合され得る。ウィンドウ170’は透明又は半透明であり得る。ウィンドウ170’は白色半透明材質又はミルキ(milky)色半透明材質であり得る。
【0363】
ウィンドウリム1701、1702、1703はウィンドウ170’のエッジに沿って延びることができる。ウィンドウリム1701、1702、1703はコラム140’のフランジ1451、1452、1453を覆うことができる。ウィンドウリム1701、1702、1703は係合突起173よりも前方に配置され得る。
【0364】
ウィンドウ170’の前面171a及び後面172は、ウィンドウリム1701、1702、1702によって取り囲まれ得る。ウィンドウ170’の前面171aは後側に凹むように陥没した形状を有し得る。ウィンドウリム1701、1702、1703はウィンドウ170’の前面171a及び後面172の間でウィンドウ170のエッジに沿って配置され得る。
【0365】
一対のウィンドウリム側部1701はウィンドウ170’の両側に形成され得る。ウィンドウリム側部1701はウィンドウ170’の側部エッジに沿って上下方向に長く延びる形状を有し得る。ウィンドウリム側部1701の上端はウィンドウリム上部1703に向かって丸く延びることができる。ウィンドウリム下部1702はウィンドウ170の下部に形成され得る。ウィンドウリム下部1702はウィンドウ170’の下部エッジに沿って左右方向に長く延びることができる。ウィンドウリム下部1702は一対のウィンドウリム側部1701のそれぞれの下端に連結され得る。ウィンドウリム上部1703はウィンドウ170’の上部171bに形成され得る。ウィンドウリム上部1703はウィンドウ170’の上部171bから上側に突出することができる。ウィンドウリム上部1703はウィンドウ170’の前面171aの形状に沿って延びることができる。ウィンドウリム上部1703の両端は一対のウィンドウリム側部1701の上端に連結されるか又は隣接して位置し得る。
【0366】
ウィンドウフレーム160’はウィンドウ170のエッジを覆うことができる。ウィンドウフレーム160’はコラム140に結合され得る。ウィンドウフレーム160’はウィンドウ170’のエッジ沿って延びる形状を有し得る。ウィンドウフレーム160’の中心は開放し得る。ウィンドウフレーム160’は上下方向に長く延びる形状を有し得る。ウィンドウ170’はウィンドウフレーム160’とコラム140’との間に配置され得る。ウィンドウ170’の前面171aはウィンドウフレーム160’の開放中心を通して露出され得る。
【0367】
一対のウィンドウフレーム側部161はウィンドウフレーム160’の両側に形成され得る。ウィンドウフレーム側部161は上下に長く延びる形状を有し得る。ウィンドウフレーム下部162はウィンドウフレーム160’の下部に形成され得る。ウィンドウフレーム下部162は左右方向に長く延びることができる。ウィンドウフレーム下部162の両端は一対のウィンドウフレーム側部161のそれぞれの下端に連結され得る。ウィンドウフレーム上部163はウィンドウフレーム160’の上部に形成され得る。ウィンドウフレーム上部163の両端は一対のウィンドウフレーム側部161の上端に連結され得る。
【0368】
図60及び
図61を参照すると、PCBアセンブリー150はウィンドウ170’の後面172に結合され得る。第1ホールディングアーム151bはPCB151の後面から前面に突出することができる。第1ホールディングアーム151bはPCB151の上部に配置され得る。第1ホールディングアーム151bは第3センサー155に隣接して配置され得る。第1ホールディングアーム151bはウィンドウ170’の後面172の上部に形成された隙間にかかることができる。第2ホールディングアーム151cはPCB151の下部に配置され得る。第2ホールディングアーム151cはPCB151の後面から前面に突出することができる。第2ホールディングアーム151cはウィンドウ170’の後面172の下部に形成された隙間にかかることができる。第1ホールディングアーム151b及び第2ホールディングアーム151cはウィンドウ170’の位置をPCB151に固定することができる。
【0369】
ウィンドウ170’は、係合突起173を含むことができる。係合突起173はウィンドウ170’の他面171bに形成され得る。係合突起173は後面部172から両側に突設され得る。係合突起173は複数として備えられ、上下方向に配列され得る。複数の係合突起173のそれぞれはフランジ側部1451に対応して上下に長い形状を有し得る。
【0370】
図62~
図64を参照すると、係合突起173はウィンドウリム側部1701から後方に離隔して隙間を形成することができる。係合突起173はコラム140’の内部で、フランジ側部1451の後側に形成された隙間1454に挿入され得る。係合突起173はフランジ側部1451にかかることができる。フランジ側部1451は係合突起173とウィンドウリム側部1701との間の隙間に挿入できる。係合突起173はフランジ側部1451及び隙間1454にスナップフィット方式で結合され得る。係合突起173は、ウィンドウ170’がコラム140’から離脱することを防止することができる。
【0371】
ウィンドウリム側部1701はフランジ側部1451を覆うことができる。ウィンドウリム下部1702はフランジ下部1452を覆うことができる。ウィンドウリム上部1703はフランジ上部1453を覆うことができる。ウィンドウリム1701、1702、1703は、コラム140’のフランジ1451、1452、1453と接着部材を介して接着できる。前記接着部材は両面接着性テープであり得る。ウィンドウ170’がコラム140’に結合されると、第1ホールディングアーム151b及び第2ホールディングアーム151cはウィンドウ170’の後面にかかることにより、PCBアセンブリー150がウィンドウ170’の定位置に固定できる。ウィンドウ170’の一面171a又は前面171aはカートリッジ収容空間134に向かうことができる。ウィンドウ170’の他面172又は後面はコラム140’の内部に向かうことができる。
【0372】
したがって、ウィンドウ170’は、コラム140’にスナップフィット方式で分離されないように結合できる。また、ウィンドウ170’をコラム140’に組み立てる工程が簡素化することができる。また、ウィンドウ170’がコラム140’に安定的に固定されることができる。
【0373】
図65及び
図66を参照すると、ウィンドウフレーム160’はウィンドウリム1701、1702、1703の形状に沿って延びる形状を有し得る。ウィンドウフレーム160’は中央が開放してウィンドウ170’の前面171aを露出させることができる。
【0374】
ウィンドウ170’の前面171aはコラム140’に接着できる。ウィンドウフレーム160’はウィンドウ170’のエッジに接着され、ウィンドウ170’のエッジを覆うことができる。ウィンドウフレーム側部161はウィンドウリム側部1701の前面に接着されてウィンドウリム側部1701を覆うことができる。ウィンドウフレーム下部162はウィンドウリム下部1702の前面に接着されてウィンドウリム下部1702を覆うことができる。ウィンドウフレーム上部163はウィンドウリム上部1703の上部に接着されてウィンドウリム上部1703を覆うことができる。ウィンドウフレーム上部163はコラム140’の上壁143を形成することができる。
【0375】
ウィンドウ170’の前面171aのエッジはウィンドウリム1701、1702、1703よりも前方に突出することができる。ウィンドウフレーム160’はウィンドウリム1701、1702、1703に接触してウィンドウ170’の前面171aとコラム140’の側壁141、142との間の隙間に挿入できる。
【0376】
図66及び
図67を参照すると、センサーカバー137’はマウント130’の内側壁131に配置され得る。センサーカバー137’はマウント130’の空間134の一側と接触することができる。センサーカバー137’はマウント130’に結合されてマウント130’の内側壁131に連結され、マウント130’の側壁の一部を構成することができる。第2センサー180はマウント130’の一側に配置され得る。センサーカバー137’は第2センサー180を覆うことができる。
【0377】
センサーカバー137’の上壁1371はマウント130’の上側と向き合うことができる。センサーカバー137’の上壁1371はセンサーカバー137’の側壁1372の上側に配置され得る。センサーカバー137’の側壁1372はマウント130’の空間134と向き合うことができる。センサーカバー137’の側壁1372はセンサーカバー137’の上壁1371と連結されて連続面を形成することができる。センサーカバー137’の側壁1372はセンサーカバー137’の上壁1371から下側に斜めに延びることができる。センサーカバー137’の側壁1372はマウント130’の内側壁131と一緒にマウント130’の空間134を取り囲むことができる。
【0378】
センサーカバー137’の側壁1372は下側に行くほどマウント130’の空間134が狭くなるように傾くことができる。センシングホール137aはセンサーカバー137’の側壁1372に形成され得る。センシングホール137aは第2センサー180と連通することができる。センシングホール137aはマウント130’の空間134と向き合うことができる。
【0379】
第2流動ガイド1373は、センシングホール137aの周辺で、センサーカバー137’の側壁1372からマウント130’の空間134に向かって突出することができる。第2流動ガイド1373はセンシングホール137aの周辺に沿って延びることができる。センサーカバー137’の側壁1372から第2流動ガイド1373が突出した幅は一定であり得る。第2流動ガイド1373はセンサーカバー137’の側壁1372に並んで傾くことができる。
【0380】
第1流路P1はその下流側部分がセンシングホール137a及びカートリッジ流入口224と連結され得る(
図74参照)。第2流動ガイド1373は第1流路P1の下流側部分を取り囲み、第1流路P1の上流側部分に向かって開放し得る(
図74参照)。
【0381】
第2流動ガイド1373はU字形に形成され得る。第2流動ガイド1373は丸く延びることができる。第2流動ガイド1373の下部はセンシングホール137aの下側周辺に沿って丸く延びることができる。第2流動ガイド1373の両側部はセンシングホール137aの両側部の付近で互いに並んで延びることができる。
【0382】
カバー陥没面1374は、センサーカバー137’の側壁1372が陥没することによって形成され得る。カバー陥没面1374はセンシングホール137aの周辺に形成され得る。センシングホール137aはカバー陥没面1374に形成され得る。カバー陥没面1374は第2流動ガイド1373によって取り囲まれ得る。カバー陥没面1374の上端はセンサーカバー137’の上壁1371に連結され得る。カバー陥没面1374はセンサーカバー137’の側壁1372に並んで傾くことができる。カバー陥没面1374の両側及び下側は第2流動ガイド1373によって覆われ得る。カバー陥没面1374の上側は第2流動ガイド1373によって覆われず、センサーカバー137’の上壁1371に向かって開放し得る。カバー陥没面1374はマウント130’の空間134と向き合うことができる。
【0383】
センシングフレーム183は第2センサー180の周囲を取り囲むことができる。センシングフレーム183はマウント130’の内側壁131に一体に形成され得る。センサーカバー137’はセンシングフレーム183に結合されて固定できる。センシングフレーム183は内側が開放して空間183aを形成することができる。第2センサー180はセンシングフレーム183の空間183aに向かうことができる。センサーカバー137’の側壁1372はセンシングフレーム183及びセンシングフレーム183の空間183aを覆うことができる。センサーカバー137’の側壁1372はセンシングフレーム183とマウント130’の空間134との間に配置され得る。
【0384】
図67~
図69を参照すると、センサーカバー137’の側壁1372の前面はマウント130’の空間134と向き合うことができる。センサーカバー137’の側壁1372の後面はマウント130’の第2センサー180及びセンシングフレーム183と向き合うことができる。
【0385】
センサーカバーバー1375はセンサーカバー137’の側壁1372の後面から突出することができる。一対のセンサーカバーバー1375はセンシングホール137aの両側に離隔して形成され得る。一対のセンサーカバーバー1375は互いに並んで形成され得る。センサーカバーバー1375は上下方向に長く延びることができる。
【0386】
センサーカバーフック1376はセンサーカバー137’の側壁1372の後面に形成され得る。センサーカバーフック1376は一対として備えられ得る。一対のセンサーカバーフック1376は、一対のセンサーカバーバー1375のそれぞれから、センサーカバーバー1375が突出した方向と交差する方向に突出することができる。
【0387】
センサーカバーバー1375はセンシングフレーム183の内側の空間183aに挿入され、センシングフレーム183によって支持できる。センサーカバーフック1376はセンサーカバーバー1375と一緒にセンシングフレーム183の空間183aに挿入され得る。センサーカバーフック1376のそれぞれは傾いた端部を有し得る。センサーカバーフック1376はセンシングフレーム183にかかることができる。センサーカバーフック1376はセンシングフレーム183にスナップフィット方式で結合され得る。センサーカバー137’の側壁1372の後面はセンシングフレーム183の前面に接着部材によって接着できる。
【0388】
したがって、センサーカバー137’をマウント130’に容易に結合して固定することができ、第2センサー180を保護することができる。
【0389】
図70~
図72を参照すると、下部ケース230’はカートリッジ収容空間134に挿入され得る。下部ケース230’の側壁2311は、カートリッジ収容空間134内で、マウント130’の内側壁131と接触して覆われ得る。下部ケース230’はマウント130’によって取り囲まれて支持できる。下部ケース230’はマウント130’に結合され得る。
【0390】
延長部232’の底部2321はセンサーカバー137’の上壁1371を覆うことができる。延長部232’の底部2321はセンサーカバー137’の上壁1371と接触し得る。流路形成部2323はセンサーカバー137’から上側に離隔して隙間を形成することができる。第1流路上部P11(
図74参照)は流路形成部2323とセンサーカバー137’の上壁1371との間に形成され得る。
【0391】
下部ケース230’の第1傾斜壁2313はセンサーカバー137’の側壁1372を覆うことができる。第1傾斜壁2313とセンサーカバー137’の側壁1372とは互いに対応する傾きを形成することができる。マウント130’の一側部又はセンサーカバー137’は第1傾斜壁2313を支持することができる。
【0392】
第1傾斜壁2313とセンサーカバー137’の側壁1372とは互いに離隔することができる。第2流動ガイド1373はセンサーカバー137’からカートリッジ200’に向かって突出して密着することができる。第2流動ガイド1373は第1傾斜壁2313に接触し得る。第2流動ガイド1373は第1傾斜壁2313に接触するので、第1傾斜壁2313をカバー陥没面1374及びセンシングホール137aから離隔させることができる。第2流動ガイド1373はスペーサー(spacer)1373と言える。
【0393】
カートリッジ流入口224は第2流動ガイド1373の内側に配置され得る。カートリッジ流入口224はセンシングホール137aと向き合うことができる。第1流路側部P12(
図74参照)はセンシングホール137aとカートリッジ流入口224との間に形成され得る。第1流路側部P12(
図74参照)はカバー陥没面1374と第1傾斜壁2313との間に形成され得る。第2流動ガイド1373は、カートリッジ流入口224及びセンシングホール137aと連結される第2流路側部P12(
図74)の下流側部を取り囲み、第2流路側部P12の上流側部側に開放し得る。
【0394】
ガイド突起131bはマウント130’の内側壁131からカートリッジ収容空間134に突出することができる。ガイド突起131bは複数として備えられ得る。一対のガイド突起131bのそれぞれは、一対の突出部131aのそれぞれの下側に配置され得る。ガイド突起131bは突出部131aに隣接して配置され得る。ガイド突起131bは上側に行くほど次第に細くなる形状を有し得る。ガイド突起131bはマウント130’の底132と接触するか又は連結され得る。
【0395】
ガイド溝221bは収容部231’の側壁2311が陥没することによって形成され得る。ガイド溝221bは上側に行くほど次第に狭くなる形状を有し得る。ガイド溝221bはガイド突起131bに対応する形状に陥没することができる。ガイド溝221bの下端は下側に開放し得る。ガイド溝221bは陥没部221aの下側に形成され得る。ガイド溝221bは収容部231’の両側壁2311にそれぞれ形成され得る。一対のガイド溝221bのそれぞれは一対の陥没部221aのそれぞれの下側に配置され得る。一対のガイド溝221bは陥没部221aに隣接して配置され得る。
【0396】
突出部131aは陥没部221aに挿入され得る。突出部131aは陥没部221aにスナップフィット方式で分離可能に締結され得る。ガイド突起131bはガイド溝221bに挿入され得る。ガイド突起131bとガイド溝221bとは互いに締結されなくてもよい。
【0397】
カートリッジ200’がマウント130’の空間134に挿入されるとき、第1傾斜壁2313はセンサーカバー137’の側壁1372又は第2流動ガイド1373に沿ってスライドすることができる。下部ケース230’がカートリッジ収容空間134に挿入されるとき、ガイド溝221bはガイド突起131bに接触した状態でスライドすることができる。コラム140’又はウィンドウ170’の前面171aはカートリッジ200’の一面を支持することができる。カートリッジ200’がマウント130’の空間134に挿入されるとき、カートリッジ200’の一面はウィンドウ170’の前面171aに沿ってスライドすることができる。
【0398】
したがって、突出部131a及び陥没部221aは互いに締結される位置に容易に案内できる。また、下部ケース230’がマウント130’の空間134に容易に挿入されて締結され得る。
【0399】
図73及び
図74を参照すると、第1流路P1は、第1流路上部P11及び第1流路側部P12を含むことができる。第1流路上部P11はセンサーカバー137’の上壁1371と延長部232’との間に形成され得る。第1流路上部P11はセンサーカバー137’の上壁1371と流路形成部2323との間に形成され得る。第1流路上部P11は第2流路P2と第1流路側部P12との間に形成され得る。第1流路側部P12は第2流路P2と直交することができる。第1流路側部P12は第2流動ガイド1373(
図66参照)によって取り囲まれ得る。
【0400】
第1流路側部P12はセンサーカバー137’の側壁1372と第1傾斜部2313との間に形成され得る。第1流路側部P12はカバー陥没面1374と第1傾斜部2313との間に形成され得る。第1流路側部P12は第1流路上部P11とカートリッジ流入口224とを連結することができる。第1流路側部P12は第1流路上部P11とセンシングホール137aとを連結することができる。第1流路側部P12はセンシングホール137aとカートリッジ流入口224とを連結することができる。センシングホール137aとカートリッジ流入口224とは、第1流路側部P11を間に挟んで互いに向き合うことができる。第1流路側部P12は第1流路上部P11から下側に傾くように形成され得る。
【0401】
使用者が空気を吸入すると、空気はキャップ流入口304aを通して第2流路P2に流入することができる。第2流路P2を通過する空気は、第1流路上部P11及び第1流路側部P12に流動することができる。空気は第1流路上部P11から第1流路側部P12に斜めに流動することができる。第2流動ガイド1373(
図66参照)は第1流路上部P11から第1流路側部P12に流動する空気をセンシングホール137a及びカートリッジ流入口224に案内することができる。
【0402】
したがって、空気がセンシングホール137a及びカートリッジ流入口224の外部に流動するか又は漏洩することを防止することができる。また、空気の流動効率を増大させることができる。また、第2センサー180の正確性を高めることができる。
【0403】
図75及び
図76を参照すると、シャフト311はカバー310の一側端部に形成され得る。シャフト311はカバー310と交差する方向に長く形成され得る。カバー310はシャフト311を軸としてピボット動作することができる。
【0404】
カバー310の一面313はスティック400(
図80参照)と接触することができる。カバー310の一面313はカバー前面313又は接触面313と言える。カバー310の他面314はカバー310の一面313の反対側に形成され得る。カバー310の他面314はカバー後面314又は支持面314と言える。カバー支持部317はカバー310の後面314から突出することができる。カバー支持部317はシャフト311の長手方向に長く延びることができる。
【0405】
カバーリム315はカバー310のエッジに沿って丸く延びることができる。カバーリム315はカバー前面313の端部とカバー後面314のエッジとの間に形成され得る。カバーリム315の少なくとも一部は、上側挿入口304(
図78参照)及び下側挿入口3040(
図78参照)に対応する形状を有し得る。カバーリム315の少なくとも一部は弓形又はアーチ形を有し得る。
【0406】
カバートー(toe)315aはカバー310の端部又はカバーリム315の端部に形成され得る。カバートー315aは、カバー310を基準に、シャフト311の反対側に位置し得る。カバートー315aはカバー前面313から後面314まで外側に膨らむように形成され得る。カバートー315aは、上側挿入口304(
図78参照)及び下側挿入口3040(
図78参照)の一側に対応する形状を有し得る。カバートー315aは挿入空間214(79参照)の上端外周面に対応する形状を有し得る。
【0407】
スティックグラブ316はカバー310のピボット軸に連結され、カバー310と一緒にピボット動作することができる。スティックグラブ316はシャフト311の一側が陥没することによって形成され得る。スティックグラブ316はシャフト311の一側面を構成することができる。スティックグラブ316はカバー前面313に接触し得る。スティックグラブ316はカバー前面313よりも突出することができる。スティックグラブ316は、スティック400(
図3参照)の外周面の一側に対応する形状を有し得る。スティックグラブ316は、シャフト311が丸い形状に凹むように陥没することによって形成され得る。スティックグラブ316は、挿入空間214(
図2参照)の外周面の一側又はカートリッジ200、200’の内壁212(
図2参照)の内周面の一側に対応する形状を有し得る。
【0408】
グラブ溝316aはシャフト311の一側が陥没することによって形成され得る。スティックグラブ316はグラブ溝316aの一側を取り囲むことができる。グラブ溝316aはシャフト311とカバー前面313とが互いに接触する部分に形成され得る。グラブ溝316aはシャフト311がカバー310の前面からシャフト311の内側に陥没することによって形成され得る。グラブ溝316aは一側が丸い形状に凹むように陥没することによって曲面を形成することができる。
【0409】
スプリング支持面312aはカバー後面314の一側に形成され得る。スプリング支持面312aはカバー後面314の一側が陥没することによって形成され得る。スプリング支持面312aはシャフト311の長手方向と交差する方向に延びることができる。スプリング312(
図12参照)はシャフト311に巻かれ得る。スプリング312(
図12参照)の一側はスプリング支持面312aを支持することができる。
【0410】
図77を参照すると、カバー310は一側に膨らむように曲がった形状を有し得る。カバー前面313は一側に膨らむように形成され得る。カバー前面313は弓形又はアーチ形に形成され得る。カバー前面313はシャフト311の長手方向と交差する方向に膨らむように形成され得る。
【0411】
カバー前面313は、凸部313a及び周辺部313bを備えることができる。凸部313aはアーチ形を有するカバー前面313の高い部分に対応し、周辺部313bは凸部313aを除いたカバー前面313の残り部分に対応し得る。カバー前面313は連続した面に形成され、凸部313aから周辺部313bまで丸く形成され得る。
【0412】
凸部313aは周辺部313bよりも一側に突出することができる。凸部313aは一対の周辺部313bの間に形成され得る。凸部313aはスティックグラブ316及びグラブ溝316aから離隔することができる。凸部313aはシャフト311の長手方向と交差する方向に膨らむように形成され得る。
【0413】
周辺部313bは凸部313aの両側に備えられ得る。周辺部313bのうちの一方はシャフト311に接触し得る。周辺部313bのうちの他方は凸部313aによりもシャフト311に近く位置し得る。周辺部313bのうちの一方はスティックグラブ316及びグラブ溝316aと接触し得る。周辺部313bのうちの他方はカバートー315aに隣接して位置し得る。
【0414】
基準線Lsは凸部313aの端部とスティックグラブ316の端部とを連結する仮想線と定義することができる。周辺部313bは基準線Lsから離隔することができる。
【0415】
スティック400の一側外周面は基準線Lsに並んで密着することができる。スティック400の一側外周面はグラブ溝316aを通過することができる。スティック400が基準線Lsに密着すると、スティック400の一側外周面はカバー前面313及びシャフト311に接触し得る。スティック400が基準線Lsに密着すると、スティック400は凸部313a及びスティックグラブ316に接触することによって支持されることができる。スティック400が基準線Lsに密着するとき、スティック400は周辺部313bから離隔することができる。スティック400が基準線Lsに密着すると、スティックグラブ316はスティック400の一側外周面を取り囲んで支持することができる。
【0416】
図78を参照すると、下側挿入口3040はキャップ300の挿入口304の下側に配置され得る。挿入口304は上側挿入口304と言える。上側挿入口304は上部ヘッド340に形成され得る。下側挿入口3040は下部ヘッド330に形成され得る。下側挿入口3040は上側挿入口304と連通することができる。下側挿入口3040は上側挿入口304と挿入空間214(
図79参照)との間に配置され得る。
【0417】
挿入周面306bは下側挿入口3040の周囲を取り囲むことができる。下側挿入口3040は上下に開放し得る。挿入周面306bはアーチ形を有し得る。挿入周面306bはカバーリム315(
図75参照)に対応する形状を有し得る。カバー310及びシャフト311は下側挿入口3040の一側に配置され得る。
【0418】
第2スティックガイド306は挿入周面306bから下側挿入口3040に向かって突出することができる。第2スティックガイド306は、下側挿入口3040を基準に、カバー310のシャフト311の反対側に配置され得る。第2スティックガイド306は下側に行くほど次第に突出するように斜めに形成され得る。第2スティックガイド306はシャフト311に向かって突出することができる。スティック400が上側挿入口304及び下側挿入口3040を通過するとき、スティック400は第2スティックガイド306に接触した状態でスライドすることができる。
【0419】
スティック支持突起306aは第2スティックガイド306の下側端部に形成され得る。スティック支持突起306aは第2スティックガイド306から最も突出した部分であり得る。スティック支持突起306aは弓形に丸く延びる形状を有し得る。スティック支持突起306aは挿入口304の外周面の一側に対応する形状に延びることができる。スティック支持突起306aはスティック400(
図80参照)の外周面の一側に対応する形状に延びることができる。
【0420】
スティック400が挿入口304及び挿入空間214に挿入されると、スティック支持突起306aはスティック400の一側外周面を取り囲んで支持することができる(
図80参照)。スティック400(
図80参照)が上側挿入口304及び下側挿入口3040を通過して固定されると、スティック400は挿入周面306bから離隔することができる。
【0421】
図79及び
図80を参照すると、カバー310はシャフト311を軸としてピボット動作して挿入口304及び挿入空間214を開閉することができる。カバー310は第1方向にピボット動作して挿入口304及び挿入空間214を開放することができる。カバー310が挿入口304を開放すると、カバー310はカバー溝215に挿入できる。カバー310は第2方向にピボット動作して挿入口304及び挿入空間214を閉鎖することができる。カバー310が挿入口304を閉鎖すると、カバー310はカバー溝215から離脱することができる。カバー310は弾性力を有する弾性部材から第2方向の弾性力を受けることができる。前記弾性部材はスプリング312であり得る。
【0422】
スティック400は上側挿入口304及び下側挿入口3040を通過して挿入空間214に挿入され得る。スティック400の下端が挿入口304を通して挿入空間214に移動するようにカバー310を押すと、カバー310は第1方向にピボット動作することができる。スティック400が挿入空間214及び挿入口304から離脱すると、カバー310は第2方向にピボット動作することができる。カバー310が第1方向にピボット動作すると、シャフト311及びスティックグラブ316も同一方向にピボット動作することができる。
【0423】
スティック支持突起306aはカバー310の反対側に配置され得る。スティック支持突起306aはカバー310に向かって突出することができる。スティック支持突起306aは挿入空間214と上下方向にオーバーラップすることができる。カバー310はスティック支持突起306aに向かってピボット動作して挿入空間214の開口を閉鎖することができる。スティック400が挿入空間214に挿入されると、カバー310は、スティック支持突起306aに向けてスティック400を押圧することができる。スティック400の両側はカバー310及びスティック支持突起306aによって支持できる。
【0424】
カバー310が第1方向にピボット動作して挿入空間214の開口を開放すると、カバー310の凸部313aはスティック支持突起306aに向かって膨らむように形成され得る。カバー310が挿入空間214の開口を開放すると、凸部313aは挿入空間214と上下方向にオーバーラップすることができる。スティック400がカバー310を押して挿入空間214を開放するとき、スティック400の端部は、カバー310の周辺部313bから凸部313aに沿ってスライドすることができる。スティック400が挿入空間214に挿入されると、スティック400は凸部313aに接触するが、周辺部313bには接触しないことができる。スティック400の両側は凸部313a及びスティック支持突起306aによって支持できる。
【0425】
スティックグラブ316はカバー310のピボット軸又はシャフト311に連結され、カバー310と一緒にピボット動作することができる。カバー310が挿入空間214を閉鎖すると、スティックグラブ316は上側に向かうことができる。カバー310が挿入空間214を閉鎖すると、スティックグラブ316は挿入空間214と上下方向にオーバーラップしないことができる。カバー310が挿入空間214を開放すると、スティックグラブ316はスティック支持突起316aに向かって突出し、挿入空間214と上下方向にオーバーラップすることができる。スティック400が挿入空間214に向かって挿入口304を通過するとき、スティックグラブ316はスティック400にかかるか又は接触することができない。スティック400が挿入空間214に挿入されると、スティックグラブ316はスティック400の外周面を支持することができる。
【0426】
スティックグラブ316は挿入空間214の外周面の一部に対応する凹形を有し得る(
図75参照)。スティックグラブ316はスティック400の外周面の一部に対応する形状を有し得る。挿入空間214の外周面はスティック400の外周面に対応する形状を有し得る。カバー310が挿入空間214を開放すると、スティックグラブ316の形状は挿入空間214の外周面の一部と平行であるか又は一致し得る。第1コンテナ210の内壁212の内周面及びスティックグラブ316は、挿入空間214に挿入されたスティック400の外周面に密着して支持するか又は取り囲むことができる。
【0427】
カバー310が挿入空間214を開放すると、スティック支持突起306aは、凸部313aとスティックグラブ316との間の領域と向き合うことができる。カバー310が挿入空間214を開放すると、スティック支持突起306aは、凸部313aとスティックグラブ316との間の位置に対応する高さに位置し得る。挿入空間214に挿入されたスティック400は、凸部313a、スティックグラブ316及びスティック支持突起306aに同時に接触して支持できる。
【0428】
カバー310が挿入空間214を開放すると、凸部313a、スティックグラブ316及び挿入空間214の下部外周面は互いに並んで配置され得る。挿入空間214に挿入されたスティック400は、凸部313a、スティックグラブ316及び挿入空間214の下部外周面に同時に接触して支持できる。
【0429】
カバー支持壁307はカバー310に隣接してキャップ300に形成され得る。カバー支持壁307は、下部挿入口3040を基準に、スティック支持突起306aの反対側に配置され得る。カバー支持壁307は下部挿入口3040と向き合うことができる。カバー支持壁307はシャフト311の下側に隣接して配置され得る。
【0430】
カバー310が第1方向にピボット動作して挿入口304を開放すると、カバー支持部317はカバー支持壁307に接触して支持できる。カバー支持部317がカバー支持壁307に接触すると、カバー310が第1方向にそれ以上移動することを制限することができる。カバー支持部317がカバー支持壁307によって支持されると、カバー310はカバー溝215を取り囲む第1コンテナ210の内壁212に接触せずに離隔することができる。
【0431】
挿入空間214の下端部の幅W10又は直径W10は挿入口304の幅W20又は直径W10よりも小さくてもよい。幅方向は、挿入空間214の長手方向に垂直な方向であり得る。カバー310が挿入口304を開放すると、スティックグラブ316とスティック支持突起306aとの間の幅方向の距離W10は挿入空間214の幅W10又は直径W10とおよそ同一であり得る。カバー310が挿入口304を開放すると、カバー前面313の凸部313aとスティック支持突起306aとの間の幅方向の距離W10は挿入空間214の幅W10又は直径W10とおよそ同一であり得る。
【0432】
挿入空間214の幅は下側に行くほど次第に小さくなり得る。挿入空間214はテーパー(tapered)形状を有し得る。挿入空間214の下端部の幅W10又は直径W10は挿入空間214の上端部の幅W30又は直径W30よりも小さくてもよい。挿入空間214を取り囲む第1コンテナ210の外壁211及び内壁212は下側に行くほど次第に狭くなるように斜めに形成され得る。
【0433】
挿入空間214の下端部の直径W10はスティック400の外周面の直径W10とおよそ同一であり得る。挿入口304の直径W20はスティック400の外周面の直径W10よりも大きくてもよい。挿入空間214の上端部の直径W30はスティック400の外周面の直径W10よりも大きくてもよい。幅方向を基準に、スティックグラブ316とスティック支持突起306aとの間の距離W10はスティック400の外周面の直径W10とおよそ同一であり得る。幅方向を基準に、カバー前面313の凸部313aとスティック支持突起306aとの間の距離W10はスティック400の外周面の直径W10とおよそ同一であり得る。
【0434】
スティック400を挿入空間214に挿入するとき、スティック400は挿入口304を通過し、挿入口壁305、シャフト311、スティックグラブ316、カバー前面313、第2スティックガイド306及びスティック支持突起306aのうちの少なくとも一つと接触した状態で下側にスライドすることができる。スティック400を挿入空間214に挿入するとき、スティック400は挿入空間214の外周面に沿って下側にスライドしながら挿入できる。
【0435】
スティック400が挿入空間214に挿入されると、カバー前面313の凸部313aはスティック400の外周面の一側に接触して支持できる。スティック400が挿入空間214に挿入されると、スティックグラブ316(
図75及び
図77参照)はスティック400の外周面の一部を取り囲んで支持することができる。スティック400が挿入空間214に挿入されると、スティック支持突起306a(
図78参照)はスティック400の外周面の一部を取り囲んで支持することができる。スティック400が挿入空間214に挿入されると、挿入空間214の下端部を取り囲む第1コンテナ210の外壁211及び内壁212はスティック400の下端部を取り囲んで密着することができる。
【0436】
したがって、スティック400を挿入空間214に容易に挿入することができる。また、スティック400が挿入空間214に完全に挿入された状態で、スティック400の位置が安定的に固定できる。
【0437】
図81を参照すると、光LTはPCBアセンブリー150’の光源153(
図59参照)から出射することができる。第1コンテナ210は光LTが透過する透明な材質又は半透明材質で形成され得る。キャップ300の側壁301は光LTが透過する透明材質又は半透明材質で形成され得る。
【0438】
光源153から出射した光LTの少なくとも一部は第1コンテナ210の外壁211に向かうことができる。第1コンテナ210の外壁211に向かう光LTは第1光LTと定義することができる。光源153から出射した光LTの少なくとも一部は第1コンテナ210の上壁212及びキャップ流入口304aに向かうことができる。第1コンテナ210の上壁212及びキャップ流入口304aに向かう光LTは第2光LT2と定義することができる。
【0439】
キャップ流入口304aはキャップ300の一側上端に形成され得る。キャップ流入口304aは、第1キャップ流入口3041を備えることができる、キャップ流入口304aは、第2キャップ流入口3042を備えることができる。キャップ流入口304aは、第3キャップ流入口3043を備えることができる。第1キャップ流入口3041は第2キャップ流入口3042の上側に位置し得る。第2キャップ流入口3042は第1キャップ流入口3041と第3キャップ流入口3043との間に位置し得る。第3キャップ流入口3043は第2キャップ流入口3042の下側に位置し得る。第2キャップ流入口3042は第1キャップ流入口3041及び第3キャップ流入口3043と連通することができる。第1キャップ流入口3041はエアロゾル生成装置の外部と連通することができる。第3キャップ流入口3043は第2流路P2の上端と連結され得る。
【0440】
流入口壁308はキャップ流入口304aに対応する高さを有するように形成され得る。流入口壁308はキャップ300のヘッド330、340に形成され得る。流入口壁308はキャップ流入口304aの一側を覆うか又は取り囲むことができる。キャップ300の側壁301の上部はキャップ流入口304aの他側を覆うか又は取り囲むことができる。キャップ流入口304aはキャップ300の側壁301の上部及び流入口壁308によって取り囲まれ得る。第1コンテナ210はキャップ流入口304aと光源153との間に位置し得る。
【0441】
流入口壁308は、第1流入口壁3081、第2流入口壁3082、及び第3流入口壁3083を備えることができる。第1流入口壁3081は第1キャップ流入口3041に対応する高さに形成され得る。第1流入口壁3081は第1キャップ流入口3041の一側を覆うか又は取り囲むことができる。第2流入口壁3082は第1流入口壁3081の下側に配置され得る。第2流入口壁3082は第1流入口壁3081と第3流入口壁3083との間に配置され得る。第2流入口壁3082は第1流入口壁3081及び第3流入口壁3083と連結され得る。第2流入口壁3082は第2キャップ流入口3042に対応する高さに形成され得る。第2流入口壁3082は第2キャップ流入口3042の一側を覆うか又は取り囲むことができる。第3流入口壁3083は第2流入口壁3082の下側に配置され得る。第3流入口壁3083は第3キャップ流入口3043に対応する高さに形成され得る。第3流入口壁3083は第3キャップ流入口3043の一側を覆うか又は取り囲むことができる。
【0442】
ライトシールド307はキャップ300の側壁301からキャップ流入口304aの内部に向かって突出することができる。ライトシールド307は第2流路P2の上側に配置され得る。ライトシールド307はキャップ流入口304aと第2流路P2との間に配置され得る。ライトシールド307は第1コンテナ210の上壁213よりも上側に配置され得る。ライトシールド303は光を透過しない材質で構成され得る。
【0443】
ライトシールド307は第3キャップ流入口3043及び第3流入口壁3083に対応する位置に形成され得る。ライトシールド307はキャップ300の側壁301の上部から第3キャップ流入口3043に突出することができる。ライトシールド307は第2キャップ流入口3042と第2流路P2との間に配置され得る。ライトシールド307の側面は第3キャップ流入口3043及び第3流入口壁3083と向き合うことができる。第3キャップ流入口3043はライトシールド307及び第3流入口壁3083によって取り囲まれ得る。ライトシールド307は第1キャップ流入口3041及び第2キャップ流入口3042の下側に配置され、第1キャップ流入口3041及び第2キャップ流入口3042の下部の少なくとも一部を覆うことができる。
【0444】
ライトシールド307が第3キャップ流入口3043に向かって突出した幅は、第1キャップ流入口3041の幅とおよそ同一であるか又は類似し得る。第1キャップ流入口3041はライトシールド307と上下方向に完全にオーバーラップすることができる。第2流入口壁3082及び第3流入口壁3083はライトシールド307と上下方向にオーバーラップしなくてもよい。ライトシールド307の端部と第1流入口壁3081の端部とは上下方向と交差するか又はオーバーラップすることができる。
【0445】
第1流入口壁3081は第2流入口壁3082よりもキャップ流入口304aに向かって突出することができる。第2流入口壁3082は第3流入口壁3083よりもキャップ流入口304aに向かって突出することができる。第1キャップ流入口3041、第2キャップ流入口3042及び第3キャップ流入口3043は中心が互いにずれるように配置され得る。
【0446】
第2流入口壁3082は第3キャップ流入口3043の上側に配置され、第3キャップ流入口3043の一部を覆うことができる。第3キャップ流入口3043は第2流入口壁3042と上下方向にオーバーラップすることができる。第3キャップ流入口3043と第2キャップ流入口3042とは連結され得る。第1流入口壁3081は第3キャップ流入口3043及び第2キャップ流入口3042の上側に配置され、第3キャップ流入口3043の一部を覆うことができる。第3キャップ流入口3043は第1流入口壁3081と上下方向にオーバーラップすることができる。第3キャップ流入口3043は第1流入口壁3081及び第2流入口壁3082と上下方向に完全にオーバーラップすることができる。
【0447】
第1光LT1は光源153から出射し、第1コンテナ210及びキャップ300の側壁301を通過して外部に提供できる。第2光LT2は光源153から出射し、第1コンテナ210を通過してキャップ流入口304aに向かうことができる。第2光LT2の一部は第3キャップ流入口3083を通過せず、ライトシールド307の下端に衝突し、ライトシールド307の下側に吸収されるか又は反射され、キャップ300の側壁301を介して外部に提供できる。第2光LT2の一部は第3キャップ流入口3083を通過し、ライトシールド307に衝突して吸収されるか又は流入口壁3081、3082、3083で反射され得る。ライトシールド307の高さや幅などのサイズは、光源153から出射する第2光LT2がライトシールド307と衝突するように設定することができる。
【0448】
したがって、光源153から出射する光は、第1コンテナ210及びキャップ300の側壁301を通過して外部に提供できる。また、光源153から出射した光がキャップ流入口304aを通して外部に漏洩することを防止することができる。
【0449】
図1~
図81を参照すると、本開示の一側面によるカートリッジは、第1チャンバーC1及び長く延びる挿入空間214を備えるコンテナ210と、前記挿入空間214と連通する第2チャンバーC2と、前記第2チャンバーC2に設けられ、前記第1チャンバーC1と連結される芯261と、前記芯261を加熱するヒーター262と、前記第2チャンバーC2の一側で前記挿入空間214の長手方向と交差する方向に開放するチャンバー流入口2424と、前記第2チャンバーC2に対して前記チャンバー流入口2424の反対側に配置されて前記第2チャンバーC2の他側を覆い、前記挿入空間214に向かって丸く陥没した曲面を備える第1流動ガイド2318と、を含むことができる。
【0450】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流動ガイド2318は、前記第2チャンバーC2の下部及び側部を取り囲むように丸く延びることができる。
【0451】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流動ガイド2318は、前記芯261及び前記チャンバー流入口2424の高さよりも低い位置に位置する下部を含むことができる。
【0452】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流動ガイド2318は、前記挿入空間214の外周面の一部と連結される内面を有することができる。
【0453】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流動ガイド2318は、球形の一部を含む形状を有することができる。
【0454】
また、本開示の他の側面によれば、前記チャンバー流入口2424は、前記芯261とオーバーラップするように前記芯261に向かって開放することができる。
【0455】
また、本開示の他の側面によれば、前記チャンバー流入口2424は、前記芯261の直径W1よりも小さい幅W2を有し得る。
【0456】
また、本開示の他の側面によれば、前記チャンバー流入口2424は、前記芯261の直径範囲内に配置され得る。
【0457】
また、本開示の他の側面によれば、前記チャンバー流入口2424及び前記芯261は、前記チャンバー流入口2424の中心と前記芯261の中心との間の高低差W0が1mm以下になるように配置され得る。
【0458】
また、本開示の他の側面によれば、前記芯261は、前記チャンバー流入口2424に隣接して配置され得る。
【0459】
また、本開示の他の側面によれば、前記挿入空間214の長手方向に前記挿入空間214の中心を通過する仮想線を中心線Lと定義すると、前記芯261は、前記中心線Lと前記チャンバー流入口2424との間に配置され得る。
【0460】
また、本開示の他の側面によれば、前記芯261は前記挿入空間214の下側に配置され、前記挿入空間214とオーバーラップすることができる。
【0461】
また、本開示の他の側面によれば、前記芯261は、前記チャンバー流入口2424と前記第1流動ガイド2318との間に配置され得る。
【0462】
本開示の一側面によるエアロゾル生成装置は、前記カートリッジと、前記カートリッジが結合されるボディー100と、を含むことができる。
【0463】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記カートリッジに開放しており、前記チャンバー流入口2424と前記カートリッジの外部とを連通させるカートリッジ流入口224と、前記カートリッジ流入口224に隣接して配置されるように前記ボディー100に設けられ、前記カートリッジ流入口224を通過する空気の流動を感知するセンサー180と、をさらに含むことができる。
【0464】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記センサー180と前記カートリッジとの間に配置されて前記センサー180の一側を覆い、センシングホール137aを有するセンサーカバー137’と、少なくとも一部が前記センサーカバー137’と前記カートリッジとの間に形成され、下流側部が前記センシングホール137a及び前記カートリッジ流入口224と連結される流入流路Pと、をさらに含むことができる。
【0465】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記センサーカバー137’から突出して前記カートリッジに密着し、前記カートリッジ流入口224及び前記センシングホール137aと連結される前記流入流路Pの下流側部を取り囲み、前記流入流路Pの上流側部に向かって開放している第2流動ガイド1373をさらに含むことができる。
【0466】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2流動ガイド1373は、U字形を有し得る。
【0467】
また、本開示の他の側面によれば、前記流入流路Pは、前記センサーカバー137’と前記カートリッジとの間の位置で、前記流入流路Pの上流側部から前記カートリッジ流入口224に向かって傾いた部分を含むことができる。
【0468】
前述した本開示の特定の実施例又は他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素又は全ての要素は構成又は機能が他の要素と組み合せられるか互いに組み合せられることができる。
【0469】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合せられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0470】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/又は配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/又は配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。