(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-20
(45)【発行日】2024-11-28
(54)【発明の名称】景品売買システム
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20241121BHJP
【FI】
A63F7/02 329
(21)【出願番号】P 2024101625
(22)【出願日】2024-06-25
【審査請求日】2024-06-25
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】513215177
【氏名又は名称】株式会社P-CUBE
(74)【代理人】
【識別番号】100135839
【氏名又は名称】大南 匡史
(72)【発明者】
【氏名】松山 雅昭
(72)【発明者】
【氏名】松山 泰行
(72)【発明者】
【氏名】赤間 唯儀
(72)【発明者】
【氏名】福岡 諭良
【審査官】西田 光宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-272384(JP,A)
【文献】特開2004-265130(JP,A)
【文献】特開2021-157323(JP,A)
【文献】特開2020-151542(JP,A)
【文献】特開2002-210183(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技ユーザが遊技場で取得した遊技ポイントを景品の所有権に交換する景品交換部と、
前記景品交換部によって交換された前記景品及び前記景品の金銭的価値を他のユーザに表示する所有権表示部と、
他のユーザが前記景品の所有権の移転を要求する景品要求部と、
前記景品要求部によって前記他のユーザによって前記景品の所有権の移転の要求があった場合に、前記景品の所有権の移転の可否を確認する要求確認部と、
前記遊技ユーザが前記他のユーザへの前記景品の所有権の移転を許容した場合に、前記他のユーザに前記金銭的価値を要求し、前記他のユーザから取得する予定又は取得した前記金銭的価値に相当する金銭又は遊技ポイントを前記遊技ユーザに支払う売買管理部と、を備
え、
金銭的価値予測部を有し、
前記金銭的価値予測部は、過去の所定期間内における個体の異なる同一景品の所有権の移転であり、且つ、遊技ユーザが1又は複数の他のユーザから選択した他のユーザによって設定された設定値に応じた金銭的価値の支払いを伴う所有権の移転に関する情報に基づき、前記遊技ユーザが前記他のユーザに対して前記景品の所有権を移転する取引における前記景品の金銭的価値の予測値を算出する、景品売買システム。
【請求項2】
前記景品交換部は、前記景品を管理する景品管理会社の管理倉庫で管理された前記景品の所有権を交換によって前記遊技ユーザに移転可能であり、
前記遊技ユーザに対して所有権が移転した前記景品の管理を引き続き前記管理倉庫で継続して行うか否かを確認する管理確認部を有する、請求項1に記載の景品売買システム。
【請求項3】
前記所有権表示部は、交換によって前記遊技ユーザに所有権が移転した前記景品であって、且つ、交換前から前記管理倉庫で管理した状態が継続される前記景品及び前記景品の金銭的価値を他のユーザに表示可能であり、
前記要求確認部は、前記管理倉庫で管理された状態の前記景品を対象として、前記景品の所有権の前記他のユーザへの移転可否を確認する、請求項2に記載の景品売買システム。
【請求項4】
前記管理倉庫で管理された状態の前記景品の所有権が前記他のユーザへ移転した後、前記管理倉庫から前記他のユーザが指定した場所への前記景品の発送に関する情報を表示する発送情報表示部を有する、請求項3に記載の景品売買システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場で遊技によって獲得した景品を売買する景品売買システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ぱちんこ機やスロットマシン等の遊技機で遊技が可能な遊技場では、遊技者が獲得した遊技媒体を景品に交換可能な景品交換所が設置されており、獲得した遊技媒体の数に応じた景品と交換可能となっている。
【0003】
しかしながら、従来の遊技場では、遊技者は、景品交換所に展示された景品の中から遊技媒体の数にあった景品を選択するため、景品交換所には多種類の景品を並べる必要があり、遊技場内における景品交換所の設置スペースが嵩むという問題があった。
また、遊技者は、景品交換所に並べられた景品の中から所望の景品を必ず選択する必要があり、景品交換の選択範囲が絞られるという問題があった。
【0004】
そして、これらの問題を解決する景品流通システムとして、本件出願人が過去に出願した特許文献1に開示されたものがある。この景品流通システムによると、遊技場の外部での景品の交換が可能であり、遊技場内における景品交換所の設置スペースの縮小が可能であり、交換対象となる景品の種類の多様化が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記した景品流通システムにより、交換対象となる景品の種類が多様化したとしても、遊技者が真に望む景品が交換対象となっていない場合もあり得る。すなわち、遊技者は、必ずしも必要でないものや、さほど欲しくはない物の中から景品を選択して取得する可能性がある。このような場合、景品は、単に捨てるのはもったいないが、置いておくと場所をとるといった具合に、処分に困るものとなってしまう。そこで、遊技者があまり望まない景品を取得した場合に、遊技者に大きな手間を生じさせることなく、遊技者が取得した景品をより有効に活用するための手段が望まれていた。
【0007】
そこで本発明は、遊技者が遊技によって獲得した景品の有効活用に資する景品売買システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、所定の遊技者にとって処分に困る物であっても、他の多くの者にとっては、真に望む物となり得る可能性が高いのではないかと考えた。すなわち、遊技によって獲得する景品は、通常、より多くの遊技者の満足度を高めるべく、多くの場合、多くの人にとって魅力があると思われる物を採用している。このため、景品は、本来は魅力がある物のはずであり、景品を目的に遊技をする人、言い換えると、できれば遊技をする手間をかけることなく景品を取得したいと思う者が一定数存在することが予測される。また、景品は、遊技に基づいて獲得するものであり、遊技をしたが欲しい景品を獲得できなかった者が一定数存在することが予測される。
このことを踏まえ、本発明者らは、遊技者があまり望まない景品を獲得した場合、その景品を望む他の者に景品が渡ることで、その景品がより有効に活用されると考えた。
【0009】
かかる知見に基づいて提供される本発明の一つの様相は、遊技ユーザが遊技場で取得した遊技ポイントを景品の所有権に交換する景品交換部と、前記景品交換部によって交換された前記景品及び前記景品の金銭的価値を他のユーザに表示する所有権表示部と、他のユーザが前記景品の所有権の移転を要求する景品要求部と、前記景品要求部によって前記他のユーザによって前記景品の所有権の移転の要求があった場合に、前記景品の所有権の移転の可否を確認する要求確認部と、前記遊技ユーザが前記他のユーザへの前記景品の所有権の移転を許容した場合に、前記他のユーザに前記金銭的価値を要求し、前記他のユーザから取得する予定又は取得した前記金銭的価値に相当する金銭又は遊技ポイントを前記遊技ユーザに支払う売買管理部と、を備え、金銭的価値予測部を有し、前記金銭的価値予測部は、過去の所定期間内における個体の異なる同一景品の所有権の移転であり、且つ、遊技ユーザが1又は複数の他のユーザから選択した他のユーザによって設定された設定値に応じた金銭的価値の支払いを伴う所有権の移転に関する情報に基づき、前記遊技ユーザが前記他のユーザに対して前記景品の所有権を移転する取引における前記景品の金銭的価値の予測値を算出する、景品売買システムである。
【0010】
本様相によると、遊技ユーザがあまり望まない景品の権利を他のユーザに譲渡でき、他のユーザは、望んだ景品の権利を得ることが可能であり、景品をユーザ間でより有効に活用できる。また、遊技ユーザは、景品の権利の譲渡と引き換えに金銭的価値を得るので、他のユーザだけでなく、遊技ユーザの満足度を向上できる。
【0011】
好ましくは、前記景品交換部は、前記景品を管理する景品管理会社の管理倉庫で管理された前記景品の所有権を交換によって前記遊技ユーザに移転可能であり、前記遊技ユーザに対して所有権が移転した前記景品の管理を引き続き前記管理倉庫で継続して行うか否かを確認する管理確認部を有する。
【0012】
本様相によると、遊技ユーザは、自身が交換で取得した景品を管理しなくてもよいので、景品を置いておくための場所等を確保することが無く、利便性が高い。
【0013】
より好ましくは、前記所有権表示部は、交換によって前記遊技ユーザに所有権が移転した前記景品であって、且つ、交換前から前記管理倉庫で管理した状態が継続される前記景品及び前記景品の金銭的価値を他のユーザに表示可能であり、前記要求確認部は、前記管理倉庫で管理された状態の前記景品を対象として、前記景品の所有権の前記他のユーザへの移転可否を確認する。
【0014】
本様相によると、遊技ユーザが自身で景品を管理しなくてもよく、遊技ユーザにとって利便性が高いことに加え、これから景品の所有権を得る他のユーザの景品の状態に対する不安感を和らげることができる。すなわち、他のユーザは、景品管理会社に管理されていた景品の権利を得ることになり、どこで管理されていたか解らない景品を得る場合と比べ、景品の状態(品質)に対する不安感が少なくなる。
【0015】
さらに好ましくは、前記管理倉庫で管理された状態の前記景品の所有権が前記他のユーザへ移転した後、前記管理倉庫から前記他のユーザが指定した場所への前記景品の発送に関する情報を表示する発送情報表示部を有する。
【0016】
本様相によると、遊技ユーザは、景品を交換によって取得してから他のユーザに所有権を移転するまでの間、景品を管理しなくてもよく、遊技ユーザにとってより利便性が高い。さらに、遊技ユーザと他のユーザのそれぞれが発送に関する情報を確認可能であり、所有権を移転する取引における各ユーザの不安感を低減できる。
【0017】
好ましくは、過去の所定期間内における個体の異なる同一景品の所有権の移転に関する情報に基づき、前記景品の金銭的価値を算出する金銭的価値予測部を有する。
【0018】
本様相によると、遊技ユーザがより適切な金銭的価値と引き換えに景品の所有権の移転を行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、遊技者が遊技によって獲得した景品の有効活用に資する景品売買システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の実施形態に係る景品売買システムを示すブロック図である。
【
図2】(a)は、
図1の遊技場を示すブロック図であり、(b)は、
図1のポイント管理会社を示すブロック図であり、(c)は、景品管理会社を示すブロック図である。
【
図3】(a)は、
図1の金銭管理会社を示すブロック図であり、(b)は、
図1の提携会社を示すブロック図である。
【
図4】
図1の景品売買システムにおける景品交換の流れを示すフローチャートであり、景品交換所で遊技媒体と引き換えに景品を取得する場合の景品交換の流れを示す。
【
図5】
図1の景品売買システムにおける景品交換の流れを示すフローチャートであり、景品交換所でポイントと引き換えに景品を取得する場合の景品交換の流れを示す。
【
図6】
図1の景品売買システムにおける景品交換の流れを示す説明図であり、ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を取得する場合の流れを示す図である。
【
図7】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を取得する際に、ユーザ所有端末の表示手段に表示する景品選択画面を模式的に示す説明図である。
【
図8】
図1の景品売買システムにおける景品交換の流れを示す説明図であり、提携会社の販売店舗でアプリを使用して景品を取得する場合の流れを示す図である。
【
図9】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を売買する際に、ユーザ所有端末の表示手段に表示するメイン画面を模式的に示す説明図である。
【
図10】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を売却する際に、売却対象となる景品を選択可能な売却景品選択画面を模式的に示す説明図である。
【
図11】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を売却する際に、売却条件を設定可能な出品設定画面を模式的に示す説明図である。
【
図12】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を売却する際に、ユーザが過去に出品した景品を表示する出品景品表示画面を模式的に示す説明図である。
【
図13】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を売却する際に、売却先となる他のユーザを選択可能な購入希望者選択画面を模式的に示す説明図である。
【
図14】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を購入する際に、購入対象となる景品を選択可能な購入景品選択画面を模式的に示す説明図である。
【
図15】ユーザがユーザ所有端末でアプリを使用して景品を購入する際に、購入条件を設定可能な購入設定画面を模式的に示す説明図である。
【
図16】
図1の景品売買システムで景品の売買が実行された際、購入者となるユーザが支払いを金銭で行い、売却者となるユーザが利益を金銭で受け取る場合の金銭の流れを表す説明図である。
【
図17】
図1の景品売買システムで景品の売買が実行された際、購入者となるユーザが支払いを金銭で行い、売却者となるユーザが利益をポイントで受け取る場合の金銭の流れを表す説明図である。
【
図18】
図1の景品売買システムで景品の売買が実行された際、購入者となるユーザが支払いをポイントで行い、売却者となるユーザが利益を金銭で受け取る場合の金銭の流れを表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0022】
本発明の実施形態にかかる景品売買システム1は、
図1で示すように、一又は複数の遊技場2と、ポイント管理会社3と、景品管理会社4と、金銭管理会社5、一又は複数の提携会社6が連携して構築されるものであって、それぞれ相互通信可能な独立したネットワークに属するものである。また、本実施形態の景品売買システム1は、ユーザが所有するユーザ所有端末(図示しない)にインストールされるアプリケーションプログラム(以下、単にアプリとも称す)を備えている。なお、「ユーザ所有端末」は、具体的には、携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン等である。
【0023】
遊技場2は、
図2(a)で示すように、遊技球やメダル等の遊技媒体を使用した遊技が可能な遊技機10が設置される施設である。本実施形態の遊技場2は、遊技機10、遊技媒体貸出機11、計測装置12と、ポイント交換機13(ポイント交換手段)を有する。また、本実施形態の遊技場2は、ホールコンピュータ15と、景品交換所16を有する。
【0024】
遊技機10は、具体的には、ぱちんこ機(弾球遊技機)やスロット機(回胴式遊技機)である。
遊技媒体貸出機11は、遊技機10で遊技するユーザ(遊技者)に遊技媒体を貸し出す装置である。
計測装置12は、ユーザが遊技機10を使用した遊技によって獲得した(ユーザが所有する)遊技媒体の数を計測する計測手段である。
【0025】
ポイント交換機13は、ユーザが獲得した遊技媒体(遊技球、メダル)とポイント(遊技ポイント)の交換を行うポイント交換処理と、ユーザのポイントと引き換えに遊技球やメダルを貸し出すポイント貸出処理が実行可能な機器である。詳細には、ポイント交換機13は、直接、又は、ホールコンピュータ15等の遊技場2の機器を介して遊技場2外の外部機器(後述するポイント管理サーバ30等)に情報の送信が可能となっている。
【0026】
すなわち、ユーザが、ユーザ所有端末に所定の画面(二次元コード等が表示された画面)を表示させた状態で、遊技場2の従業員がポイント交換機13を操作して読み取り操作を実行することで、ユーザ所有端末からユーザを示す情報(ID等、以下ユーザ特定情報とも称す)を取得する。そして、ユーザを示す情報に基づき、ユーザの所有ポイントを増減させる処理、及び、遊技媒体を受け取る又は貸し出す処理を行う。すなわち、ポイント管理サーバ30のデータベースを更新する処理と、従業員によってユーザの遊技媒体を回収する処理、又は、ユーザに遊技媒体を払い出す処理が実行される。また、その後に、又は、並行して、後述するポイント管理データベースのポイント情報が更新される。
以上のことから、ポイント交換機13は、ユーザ(遊技ユーザ)が獲得した遊技媒体とポイント(遊技ポイント)を交換するポイント交換部として機能し、且つ、ポイントと引き換えに遊技媒体を得る媒体貸出部として機能する。すなわち、景品売買システム1は、ポイント交換部、媒体貸出部を機能部として有する。なお、機能部とは、例えば、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを読み出す等によって実現される機能である。
【0027】
ホールコンピュータ15は、遊技場2に属する各種機器を統括して管理するために使用されるコンピュータである。すなわち、ホールコンピュータ15は、各種情報を表示するモニタ等の表示手段と、使用者の入力を受け付けるキーボード、マウス、タッチパネル等の入力部を有する。なお、このことは、後述する他の端末についても同様である。
本実施形態のホールコンピュータ15は、各ユーザ(遊技者)が所有する遊技媒体の数の推移を管理するコンピュータ(媒体管理用サーバ)としても機能するものであり、各ユーザが所有する遊技媒体の数の推移に関する情報を送受信可能となっている。
【0028】
景品交換所16は、管理コンピュータ20と、情報取得手段21を有する。
管理コンピュータ20は、遊技場2での景品に関する情報を管理する管理用のコンピュータである。
なお、本実施形態では、ホールコンピュータ15と管理コンピュータ20を別の機器として相互通信可能としたが、1つの機器がホールコンピュータ15として機能すると共に、管理コンピュータ20として機能するものとしてもよい。
【0029】
情報取得手段21は、ユーザ所有端末からユーザ特定情報を取得可能な装置である。すなわち、ユーザ所有端末に所定の画面を表示させた状態で、読み取り操作を実行することで、ユーザ所有端末からユーザ特定情報を取得する。
情報取得手段21は、直接、又は、ホールコンピュータ15、管理コンピュータ20等の遊技場2の機器を介して遊技場2外の外部機器(後述するポイント管理サーバ30等)に取得した情報の送信が可能となっている。
【0030】
ポイント管理会社3は、主にポイントを管理する管理会社であり、
図2(b)で示すように、ポイント管理サーバ30を備えている。
ポイント管理サーバ30は、主にポイントの流通状況を管理するコンピュータ(サーバ)であり、ポイントに関する情報を送受信可能となっている。
【0031】
景品管理会社4は、主に景品の流通を管理する管理会社であり、
図2(c)で示すように、景品管理サーバ35と、景品管理倉庫36(管理倉庫)を備えている。
景品管理サーバ35は、主に景品の流通状況を管理するコンピュータ(サーバ)であり、景品に関する情報を送受信可能となっている。
景品管理倉庫36は、ユーザに提供する前の景品と、ユーザが獲得した景品(ユーザに所有権が移転した景品、詳しくは後述する)を保管する倉庫である。
【0032】
金銭管理会社5は、景品売買システム1内のポイントの変動に伴う金銭の収支、並びに、景品の所有権の移転に伴う金銭の収支を管理する管理会社であり、
図3(a)で示すように、金銭管理サーバ40を有している。
すなわち、金銭管理会社5は、景品の所有権が移転元のユーザから移転先のユーザに移転した際に、必要に応じて移転先のユーザから金銭の回収、ポイント管理会社3からの金銭の回収、移転元のユーザへの金銭の支払い等を行う(詳しくは、後述する)。
金銭管理サーバ40は、少なくとも異なるユーザ間、ユーザとポイント管理会社3の間の金銭の流通状況を管理するコンピュータ(サーバ)であり、金銭に関する情報を送受信可能となっている。
【0033】
提携会社6は、ポイント管理会社3と提携し、ポイントを消費して景品を受け取る景品交換が可能な会社であり、例えば、百貨店、本屋、コンビニエンスストア等の小売店、又はその運営会社である。この他、提携会社6は、通信販売会社であってもよい。
本実施形態の提携会社6は、商品の販売店舗(実店舗)を持ち、販売店舗で販売員が消費者に対し直接商品を販売する会社であり、販売店舗で商品を景品として遊技者に提供する会社である。つまり、本実施形態の景品売買システム1では、ユーザは、遊技場2外の店舗での景品の取得が可能である。
【0034】
提携会社6は、
図3(b)で示すように、提携側管理サーバ45と、情報取得手段46を備えている。
提携側管理サーバ45は、提携会社6で取り扱う商品を管理するサーバであり、商品を景品として提供する際に使用されるポイントに関する情報、景品として提供した商品に関する情報を送受信可能である。
【0035】
情報取得手段46は、ユーザ所有端末からユーザ特定情報を取得可能な装置である。すなわち、ユーザ所有端末に所定の画面を表示させた状態で、読み取り操作を実行することで、ユーザ所有端末からユーザ特定情報を取得する。
情報取得手段46は、直接、又は、提携側管理サーバ45、PОSレジ等の提携会社6の機器を介して提携会社6外の外部機器(後述する媒体管理サーバ28、ポイント管理サーバ30等)に取得した情報の送信が可能なっている。
【0036】
上記したように、上記した遊技場2と、各会社(ポイント管理会社3、景品管理会社4、金銭管理会社5、提携会社6)は、それぞれ相互通信可能な独立したネットワークに属している。
すなわち、ホールコンピュータ15と各サーバ(ポイント管理サーバ30、景品管理サーバ35、金銭管理サーバ40、提携側管理サーバ45)は、それぞれ、CPU(中央演算装置)、主メモリであるROM、各種データを一時記憶するためのRAM、通信I/F、SSD(ソリッドステートドライブ)等の記憶装置を有している。そして、ディスプレイ等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置を備えている。これらホールコンピュータ15と各サーバは、それぞれ相互通信可能なように接続されている。また、ホールコンピュータ15と各サーバは、データベースを有しており、それぞれ所定の情報を記憶可能となっている。
また、ユーザ所有端末は、アプリを動作させることで、所定のサーバと相互通信可能なように接続されている。
【0037】
なお、以下の説明では、必要に応じて、ポイント管理サーバ30に記憶されたデータベースをポイント管理データベースとも称し、景品管理サーバ35に記憶されたデータベースを景品管理データベースとも称す。同様に、金銭管理サーバ40に記憶されたデータベースを金銭管理データベースとも称し、提携側管理サーバ45に記憶されたデータベースを提携側データベースとも称す。これらの各データベースは、ネットワーク上の記憶手段に記憶され、必要に応じて参照、更新が可能であればよく、必ずしもそれぞれのサーバに記憶されていなくてもよい。例えば、いずれか一つのサーバに全てのデータベースが記憶されていてもよく、所謂NAS(Network Attached Storage)のようなネットワーク接続記憶装置に1以上のデータベースが記憶されていてもよい。この他、いずれかのサーバ、又は、ネットワーク上の他の機器に取り付けた外付けHDD、外付けSSDのような外付け記憶手段に1以上のデータベースが記憶されていてもよい。
【0038】
本実施形態のポイント管理データベースには、ポイントに関する情報であるポイント情報が記憶されている。詳細には、ポイント管理データベースには、ポイント情報として、少なくともポイントを所有しているユーザ(遊技者)を示す情報(ユーザ)、ユーザが所有するポイントの数(量)を示す情報(保有ポイント情報)、ユーザのポイントの利用状況を示す情報、ポイントの変換率を示す情報が関連付けられて記憶されている。
「ポイントの利用状況を示す情報」は、例えば、ポイントを付与又は消費する処理が行われた場所(遊技場2、提携会社6の店舗等)を示す情報、その処理の内容、その処理が行われた日時を示す情報、付与された又は消費したポイントを示す情報(付与ポイント情報、消費ポイント情報)である。
「ポイントの変換率を示す情報」は、単位ポイント当たりの金銭的価値を示す情報でもあり、例えば、1ポイントが1円相当等、ポイントを金銭の代わりに使用した際のポイントと金銭の変換比率(交換比率)を示す情報である。
【0039】
すなわち、「ポイントの利用状況を示す情報」は、取得することで、ポイントに関する取引の取引ログを表示する動作が可能となる。
また、本実施形態の「ポイントの利用状況を示す情報」は、上記したポイントを付与する又は消費する処理が、景品の売却に伴うポイントの取得、又は、ポイントと引き換えにした景品の取得(ポイント支払いをした景品の購入)である場合(詳しくは後述する)、処理の内容を示す情報と、処理の対象となる景品を特定可能な情報を関連付けて記憶する。
【0040】
本実施形態の景品管理データベースには、ユーザに提供する景品に関する情報である景品関連情報が記憶されている。詳細には、景品管理データベースには、景品関連情報として、少なくとも景品を示す情報(景品名、型番、製造元の名前等)、景品を売却したときの相場価格(売値の予測値)を示す情報、景品を売却したときの相場価格をポイントに換算した場合のポイント数(ポイント量)を示す情報とが関連付けられて記憶されている。さらに、本実施形態の景品関連情報は、景品を示す情報に、景品の画像情報が関連付けられて記憶されている。
すなわち、景品関連情報を取得することで、景品を指定し、指定した景品の画像を表示する動作が可能となる。
【0041】
さらに、本実施形態の景品関連情報は、景品を示す情報に、景品に対するユーザの評価に関する情報が関連付けられている。詳細には、ユーザの評価に関する情報は、景品交換(第2景品交換、詳しくは後述する)によって景品を取得したユーザの入力に基づく情報を含む。また、ユーザの評価に関する情報は、景品売買システム1を介して他のユーザに景品を売却したユーザの入力に基づく情報を含む。さらに、ユーザの評価に関する情報は、景品売買システム1を介した他のユーザからの景品購入(詳しくは後述する)によって景品を取得したユーザの入力に基づく情報を含む。
【0042】
さらに、本実施形態の景品関連情報は、景品を示す情報に、売買できない景品であるのか否かを示す売買制限情報が関連付けられている。例えば、何らかの理由で製造元が景品の転売を禁止した場合、売買制限情報のフラグをオンにすることで、景品売買システム1を介した売買ができない状態とすることができる。
【0043】
さらに、景品管理データベースには、ユーザが取得した景品に関する情報であるユーザ所有景品情報が記憶されている。詳細には、景品管理データベースには、景品関連情報として、少なくともユーザを示す情報、ユーザが所有する景品を示す情報、景品の所在を示す情報が関連付けられて記憶されている。
なお、「景品の所在を示す情報」は、ユーザが所有する景品が、ユーザの管理下にある(ユーザの手元に存在する)のか、景品管理会社4の管理下にある(景品管理倉庫36にある)のかを示す情報である。なお、景品管理会社4の管理下にある場合、管理場所を示す情報(景品管理倉庫36の名称、住所等)を関連付けて記憶する。
【0044】
さらに、本実施形態の景品管理データベースには、ユーザの景品の取引履歴に関する情報である取引履歴情報が記憶されている。詳細には、景品管理データベースには、取引履歴情報として、少なくともユーザを示す情報、ユーザが行った取引(交換、売却、購入)を特定する情報、取引が行われた日時を示す情報、取引で対象となった景品を特定する情報が関連付けられて記憶されている。この取引履歴情報は、景品関連情報、ユーザ所有景品情報と関連付けられている。
【0045】
続いて、本実施形態の景品売買システム1における景品交換の流れについて、説明する。
本実施形態の景品売買システム1は、遊技場2の景品交換所16での景品交換(第1景品交換)と、ユーザ所有端末でアプリを使用した景品交換(第2景品交換)と、提携会社6の販売店舗でポイントと引き換えに景品を取得する景品交換(第3景品交換)が可能である。
【0046】
(第1景品交換)
景品交換所16で、ユーザ(遊技者)が遊技媒体と引き換えに景品を取得する場合、
図4で示すように、遊技場2の従業員が情報取得手段21を使用し、ユーザ所有端末からユーザを示す情報を取得する(STEP1)。また、前後して、情報取得手段21を使用し、遊技媒体を計測装置12で計測した際に発行されるレシートから獲得した遊技媒体の数を示す情報を取得する(STEP2)。そして、ユーザが指定した景品であり、獲得した遊技媒体と引き換えに交換可能な景品をユーザに提供する。すなわち、ユーザが指定した景品の所有権をユーザに移転する。
【0047】
ここで、本実施形態では、景品の所有権をユーザに移転するとき、ユーザは、景品をそのまま受け取るか、景品を景品管理会社4に管理してもらうかを選択できる。ユーザが景品をそのまま受け取ることを選択した場合(STEP3でYes)、遊技場2の従業員がユーザに景品を引き渡し(STEP4)、管理コンピュータ20にこの景品交換に関する情報を入力する(STEP5)。なお、景品交換に関する情報は、少なくとも交換した景品を示す情報と、景品をユーザに渡したか否かを示す情報と、遊技媒体と交換したことを示す情報と、交換に使用した遊技媒体の量を示す情報とを含む情報である。
すなわち、ユーザに景品を直接手渡しして引き渡し、景品の所有権をユーザに移転すると共に、景品をユーザの管理下に置かれた状態とする。そして、管理コンピュータ20から、ユーザを示す情報と、景品交換に関する情報が景品管理サーバ35に送信され、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)が更新される(STEP6)。
【0048】
なお、ユーザが強く取得したいと思う景品が無い場合等、ユーザが景品をすぐに受け取らないことを選択した場合(STEP3でNо)、遊技場2の従業員が管理コンピュータ20にこの景品交換に関する情報を入力する(STEP7)。
そして、管理コンピュータ20から、ユーザを示す情報と、景品交換に関する情報が景品管理サーバ35に送信され、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)が更新される(STEP8)。前後して、又は、並行して、ユーザが選択した景品であり、景品管理会社4が管理する(景品管理倉庫36に保管された)景品の所有権がユーザに移転する(STEP9)。なお、景品は、引き続き景品管理会社4の管理下に置かれる。
【0049】
景品交換所16で、ユーザ(遊技者)がポイントと引き換えに景品を取得する場合、
図5で示すように、遊技場2の従業員が情報取得手段21を使用し、ユーザ所有端末からユーザを示す情報を取得する(STEP1A)。そして、管理コンピュータ20は、ユーザの保有ポイント数に関する情報(特定したユーザに対応するポイント情報)を取得する(STEP2A)。
詳細には、管理コンピュータ20から、ユーザを示す情報がポイント管理サーバ30に送信され、ポイント管理サーバ30は、ユーザを示す情報に基づいて、ポイント管理データベースを参照し、ユーザの保有ポイント数を特定する。そして、ユーザの保有ポイント数に関する情報を管理コンピュータ20に送信する。
【0050】
そして、ユーザが指定した景品の所有権をユーザに移転するが、この場合においても、上記と同様に、ユーザは、景品をそのまま受け取るか、景品を景品管理会社4に管理してもらうかを選択できる。ユーザが景品をそのまま受け取ることを選択した場合(STEP3AでYes)は、上記したSTEP4A、STEP5Aが実行される。
なお、STEP4A、STEP5Aは、上記したSTEP4、STEP5と同様であるが、STEP5Aで入力する景品交換に関する情報は、少なくとも交換した景品を示す情報と、景品をユーザに渡したか否かを示す情報と、ポイントと交換したことを示す情報と、交換に使用したポイント数(ポイント量)を示す情報とを含む情報である。
【0051】
そして、管理コンピュータ20から、ユーザを示す情報と、景品交換に関する情報が景品管理サーバ35と、ポイント管理サーバ30に送信される。そして、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)と、ポイント管理データベース(ポイント情報)がそれぞれ更新される(STEP6A)。
【0052】
また、ユーザが景品をすぐに受け取らないことを選択した場合(STEP3AでNо)、遊技場2の従業員が管理コンピュータ20にこの景品交換に関する情報を入力する(STEP7A)。
そして、管理コンピュータ20から、ユーザを示す情報と、景品交換に関する情報が景品管理サーバ35と、ポイント管理サーバ30に送信される。そして、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)と、ポイント管理データベース(ポイント情報)がそれぞれ更新される(STEP8A)。前後して、又は、並行して、ユーザが選択した景品であり、景品管理会社4が管理する(景品管理倉庫36に保管された)景品の所有権がユーザに移転する(STEP9A)。なお、景品は、引き続き景品管理会社4の管理下に置かれる。
以上のように、第1景品交換では、ユーザ所有端末からユーザを示す情報を表示するアプリ、管理コンピュータ20、景品管理サーバ35、ポイント管理サーバ30、及び各サーバで動くアプリが連動し、景品交換部として機能する。すなわち、景品売買システム1
は、ユーザ(遊技ユーザ)が遊技場で取得した遊技ポイントを景品の所有権に交換する景品交換部を機能部として有する。また、景品交換部は、景品管理倉庫36で管理された景品の所有権を交換によってユーザに移転可能である。
【0053】
(第2景品交換)
ユーザ(遊技者)がユーザ所有端末でアプリを使用して景品を取得する場合、
図6で示すように、まず、ユーザがユーザ所有端末で景品交換用アプリを起動する(STEP1B)。
すると、景品交換用アプリは、景品管理サーバ35に景品関連情報、ユーザ所有景品情報、取引履歴情報を問い合わせ、ポイント管理サーバ30にポイント情報を問い合わせる(STEP2B)。すなわち、景品交換用アプリは、景品管理サーバ35と、ポイント管理サーバ30のそれぞれにこれらの情報を要求する信号を送信する。より詳細には、ポイント管理サーバ30への問い合わせは、ユーザ所有端末に記憶された、又は、ユーザの入力によって取得するユーザを示す情報に基づいて、ユーザの保有ポイント数を含む情報を要求する。
【0054】
景品管理サーバ35と、ポイント管理サーバ30は、景品交換用アプリからの信号を受信すると、それぞれ景品交換用アプリに要求された情報を送信する(STEP3B、STEP4B)。このことにより、景品交換用アプリは、各種情報を取得する。
【0055】
続いて、景品交換用アプリは、取得した情報に基づき、表示手段(モニタ等)に景品選択画面50(
図7参照)を表示する(STEP5B)。そして、ユーザが、ユーザ所有端末に景品選択画面50を表示した状態から、取得する景品を選択する操作、必要なポイントを消費して選択した景品の所有権を得ることを承認する操作を実行する(詳しくは、後述する)。このことにより、選択した景品の所有権がユーザに移転する(STEP6B)。なお、第2景品交換においても、ユーザは、景品を手元に受け取るか(景品を自身の管理下に置くか)、景品を景品管理会社4に管理してもらうかを選択できる。
【0056】
そして、ユーザが景品を取得すると(景品の所有権がユーザに移転すると)、景品交換用アプリは、ユーザを示す情報と景品交換に関する情報を、景品管理サーバ35とポイント管理サーバ30に送信する(STEP7B)。そして、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)と、ポイント管理データベース(ポイント情報)がそれぞれ更新される(STEP8B、STEP9B)。
【0057】
なお、ユーザが景品を自身の管理下に置く(手元に置く)ことを選択した場合、景品管理会社4は、管理している景品のうちでユーザの選択した景品を指定した場所(例えば、ユーザ自宅の住所)に配送する処理を行う。すなわち、景品管理会社4が発送を確認したこと(又は、発送を開始したこと、発送中であること)を示す情報が、景品管理データベースからユーザ所有端末に送信され、ユーザ所有端末の表示手段にその旨が表示される。対して、ユーザが景品を景品管理会社4の管理下に置くことを選択した場合、景品は、引き続き景品管理会社4の管理下に置かれる。
【0058】
ここで、上記した景品選択画面50について説明する。
景品選択画面50は、交換景品検索部51と、交換景品選択部52と、交換景品表示部53と、第1推奨景品表示部54と、第2推奨景品表示部55と、評価入力ボタン部56とが表示される画面であり、各部を同時に目視可能な画面である。
【0059】
交換景品検索部51は、入力受付部51aと、実行ボタン部51bを有している。すなわち、入力受付部51aに所望の景品を絞り込むための文字列を入力し、実行ボタン部51bを押下することで、交換景品表示部53の表示内容が切り替わり、対象となる景品が表示される。
なお、ここでいう「ボタンを押下する」とは、例えば、ユーザ所有端末がタッチパネルである場合にボタン部分をタップする操作を行なうことに限定されるものでない。例えば、ユーザ所有端末がPCである場合は、実行ボタン部51bにカーソルを合わせてマウスをクリックする操作、又は、キーボードの所定のキーを押下する操作を含む。すなわち、人が単に押下する操作に限らず、端末として採用した機器に応じた押下と同等の選択操作全般を含む。また、このことは、以下の説明でも同様とする。
【0060】
交換景品選択部52は、複数の景品の項目を表示する部分であり、本実施形態では、それぞれに項目名が記載された複数のタブで構成されている。すなわち、いずれかのタブを選択する操作を行うことで、交換景品表示部53の表示が切り替わり、項目に属する景品が表示される。
【0061】
交換景品表示部53は、1又は複数の景品に関する情報を表示する部分であり、1又は複数の景品表示領域53aが表示される。
景品表示領域53aは、1つの景品に関する情報を表示する部分であり、本実施形態では、景品の画像、景品名、交換に必要なポイント数、景品の概要を表示している。例えば、
図7の最も上側に位置する景品表示領域53aは、景品名が○○となるTシャツが表示されており、上から2つ目の景品表示領域53aには、景品名が△△となるパンツが表示されている。
【0062】
また、それぞれの景品表示領域53aには、評価ボタン部53bが表示されている。すなわち、交換景品表示部53は、評価ボタン部53bが表示されている部分を押下することで、景品表示領域53aに表示された景品の評価が目視可能な評価表示画面(図示しない)が表示される。
【0063】
評価表示画面は、以前に同一景品を交換により取得したことのあるユーザ(交換歴のあるユーザ)の評価を表示する画面である。加えて、本実施形態の評価表示画面は、以前に同一景品を本実施形態の景品売買システム1を介して他のユーザに売却したことのあるユーザ(売却歴のあるユーザ)の評価を表示する画面でもある。以前に同一景品を本実施形態の景品売買システム1を介して他のユーザから購入したことのあるユーザ(購入歴のあるユーザ)の評価を表示する画面でもある。
なお、ここでいう、同一景品とは、品目として、景品名等の固有の景品情報が同じで、異なる個体の景品であるものとする。つまり、ここでの同一景品とは、個体として同一という意味ではなく、景品(景品の種類)として同一であることを意味する。
また、ここでいう評価は、複数段階評価(5段階評価、10段階評価等)や、点数評価(100点満点中の何点であるのか、10点満点中の何点であるのか等)のような、満足度等を数値化した評価でもよい。また、口コミ情報のようなコメント(文字列)による評価でもよい。つまり、ここでいう「評価」は、必ずしも景品の価値を判断した結果を示すものに限らず、交換等の取引を行った理由や、使用した感想等、人が景品の価値を判断する際に、判断に資する(判断材料となり得る)情報を含む。
すなわち、本実施形態によると、ユーザは、景品を交換する際に、過去に同一景品を交換により取得したことのある他の人、過去に同一景品を売却したことのある他の人、過去に同一景品を他のユーザから購入したことのある人の意見を参考にできる。このため、ユーザは、より適切に景品の交換が可能となる。
【0064】
第1推奨景品表示部54は、ユーザ端末を使用しているユーザ個人に関する情報に基づいて、このユーザが交換を希望する可能性が高いことが予測される景品を表示する部分である。なお、表示対象となる景品が複数ある場合には、複数の景品がリスト表示される。
詳細には、この第1推奨景品表示部54に表示される景品は、ユーザの取引履歴情報に基づいて、景品売買システム1(景品交換用アプリ)が決定する。例えば、このユーザが売却した景品は-10点、売却した景品と同じ項目の景品は-1点、購入した景品と同一景品は-20点、購入した景品と同じ項目の景品は+3点・・・等の条件を予め設定しておく。そして、取引履歴情報と予め定めた条件に基づいて複数の景品の点数をそれぞれ算出し、点数の高いものから所定数(複数個)を表示するといった具合である。
【0065】
本実施形態の第1推奨景品表示部54は、対象となる一つの景品の画像と、その景品の交換に必要なポイント数を表示した景品表示用領域54aが複数表示される。そして、ユーザがいずれかの景品表示用領域54aを選択する操作を行うと、交換景品表示部53(景品表示領域53a)に選択した景品が表示される。
【0066】
なお、第1推奨景品表示部54に表示される景品は、ユーザのプロフィール情報や、ユーザが興味関心を持つ事柄に関する情報等のユーザ嗜好関連情報に基づいて決定してもよい。例えば、ユーザ、年齢、性別、趣味等に応じて景品に点数付けをし、表示する景品を決定してもよい。すなわち、取引履歴情報、ユーザ嗜好関連情報の少なくとも一方に基づいて表示する景品を決定してもよい。
なお、ユーザ嗜好関連情報は、景品売買システム1(景品交換用アプリ)を開始時に、入力フォームを表示し、ユーザの入力によって取得してもよい。そして、いずれかのサーバや、上記したネットワーク上の記憶手段に記憶し、必要に応じて取得してもよい。
【0067】
第2推奨景品表示部55は、景品売買システム1を使用する複数のユーザの取引履歴情報に基づいて、ユーザが交換を希望する可能性が高いことが予測される景品を表示する部分である。
詳細には、所定期間内(例えば、使用時を基準として直近の過去3ヵ月)において、ユーザが景品交換によって取得した数が多い順に所定数(例えば10個)の景品を表示する、といった具合である。
【0068】
本実施形態の第2推奨景品表示部55は、対象となる一つの景品の画像と、その景品の交換に必要なポイント数を表示した景品表示用領域55aが複数表示される。そして、ユーザがいずれかの景品表示用領域55aを選択する操作を行うと、交換景品表示部53(景品表示領域53a)に選択した景品が表示される。
【0069】
なお、本実施形態の第2推奨景品表示部55は、所定期間内において、ユーザが景品売買システム1を介して売却した数が多い順に所定数の景品を表示してもよく、ユーザが景品売買システム1を介して購入した数が多い順に所定数の景品を表示してもよい。すなわち、交換対象として人気のある景品の他、売却対象として人気のある景品、購入対象として人気のある景品を表示してもよく、これらの表示を切り替え可能としてもよい。
【0070】
評価入力ボタン部56は、押下することで、ユーザが過去に交換によって取得した景品の評価を入力する第1評価入力画面(評価入力画面、図示しない)が表示される部分である。
なお、第1評価入力画面は、ユーザが過去に交換によって取得した景品が表示される領域を有しており、対象となる景品が複数ある場合は、この領域に複数の景品がリスト表示される。そして、景品を選択する操作、評価を入力する操作、入力内容を確定する操作を実行することで、景品の評価の入力が確定し、景品管理サーバ35にユーザを示す情報、入力内容を含む情報が送信され、景品管理データベースが更新される。なお、入力する評価は、満足度等を数値化した評価や、コメント(文字列)による評価である。
【0071】
ユーザが交換する景品を選択するときは、交換景品表示部53のうち、選択したい景品が表示された景品表示領域53aを選択する操作を実行する。すると、景品表示領域53aに表示された景品を所定のポイント数(交換に必要なポイント数)と引き換えに降下してもよいか否かを確認する確認画面(図示しない)が表示される。そして、確認画面が表示された状態で、景品交換を確定(承認)することで、景品交換が実行される。
【0072】
第2景品交換では、ユーザ所有端末で動作する景品交換用アプリ、景品管理サーバ35、ポイント管理サーバ30、及び各サーバで動くアプリが連動し、景品交換部として機能する。
さらに、上記したように、これらが連動し、ユーザに対して所有権が移転した景品の管理を引き続き景品管理倉庫36で継続して行うか否かを確認する管理確認部として機能する。
また、上記したように、これらが連動し、ポイントと交換が可能な(遊技ポイントと引き換えに遊技ユーザへの所有権の移転が可能な)景品をユーザ所有端末の表示手段に表示する交換可能景品表示部として機能する。
さらに、上記したように、これらが連動し、ポイントと交換が可能な景品に対するユーザの評価を表示する交換可能景品評価表示部として機能する。
さらに、上記したように、これらが連動し、ユーザ(遊技ユーザ)がポイントと交換した景品を景品管理倉庫36からユーザが指定した場所に発送(配送)する際、当該発送に関する情報を表示する第1発送情報表示部として機能する。
さらに、上記したように、これらが連動し、一のユーザ個人に関する情報に基づいて、当該一のユーザが交換を希望する可能性が高いことが予測される景品を特定、表示する第1交換希望景品予測部、第1交換予測景品表示部として機能する。
さらに、上記したように、これらが連動し、複数のユーザの過去の取引履歴に関する情報に基づいて、所定の一のユーザが交換を希望する可能性が高いことが予測される景品を特定、表示する第2交換希望景品予測部、第2交換予測景品表示部として機能する
すなわち、景品売買システム1は、管理確認部、交換可能景品表示部、交換可能景品評価表示部、第1発送情報表示部、第1交換希望景品予測部、第1交換予測景品表示部、第2交換希望景品予測部、第2交換予測景品表示部を機能部として有する。
【0073】
(第3景品交換)
提携会社6の販売店舗で、ユーザ(遊技者)がポイントと引き換えに景品を取得する場合、ユーザは、ポイントを使用可能な販売店舗に赴き、販売店舗が取り扱う商品の中から獲得したポイントを使用して交換する景品を選択する。そして、ユーザ(遊技者)は、ポイントを使用して景品を得る旨を販売店舗の従業員(店員)に伝える。
【0074】
すると、
図8で示すように、販売店舗の従業員が情報取得手段46を使用し、ユーザ所有端末からユーザを示す情報を取得する(STEP1C)。そして、提携側管理サーバ45は、ユーザの保有ポイント数に関する情報(特定したユーザに対応するポイント情報)を取得する(STEP2C)。
詳細には、提携側管理サーバ45から、ユーザを示す情報がポイント管理サーバ30に送信され、ポイント管理サーバ30は、ユーザを示す情報に基づいて、ポイント管理データベースを参照し、ユーザの保有ポイント数を特定する。そして、ユーザの保有ポイント数に関する情報を提携側管理サーバ45に送信する。
【0075】
ここで、第3景品交換においても、景品の所有権をユーザに移転する際、ユーザは、景品をそのまま受け取るか、景品を景品管理会社4に管理してもらうかを選択できる。
ユーザが景品をそのまま受け取ることを選択した場合(STEP3CでYes)、選択した景品が販売店舗の従業員からユーザに手渡され、引き渡される(STEP4C)。つまり、景品の所有権がユーザに移転すると共に、景品がユーザの管理下に置かれた状態となる。前後して、又は、並行して、店員が販売店舗の機器を操作し、提携側管理サーバ45にこの景品交換に関する情報を入力する(STEP5C)。すなわち、店員が提携側管理サーバ45とは異なる機器を操作し、操作した機器から提携側管理サーバ45に信号が送信される、又は、店員が提携側管理サーバ45を直接操作することで、情報の入力が実行される。
なお、入力景品交換に関する情報は、少なくとも交換した景品を示す情報と、景品をユーザに渡したか否かを示す情報と、ポイントと交換したことを示す情報と、交換に使用したポイント数(ポイント量)を示す情報とを含む情報である。
【0076】
そして、提携側管理サーバ45から、ユーザを示す情報と、景品交換に関する情報が景品管理サーバ35と、ポイント管理サーバ30に送信される。そして、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)と、ポイント管理データベース(ポイント情報)がそれぞれ更新される(STEP6C)。
【0077】
また、ユーザが景品をすぐに受け取らないことを選択した場合(STEP3CでNо)販売店舗の従業員は、ユーザが選択した景品をユーザに引き渡さずに回収し、提携側管理サーバ45にこの景品交換に関する情報を入力する(STEP7C)。
【0078】
そして、提携側管理サーバ45から、ユーザを示す情報と、景品交換に関する情報が景品管理サーバ35と、ポイント管理サーバ30に送信される。そして、景品管理データベース(ユーザ所有景品情報)と、ポイント管理データベース(ポイント情報)がそれぞれ更新される(STEP8C)。前後して、又は、並行して、ユーザが選択した景品と同一景品であって別の個体であり、景品管理会社4が管理する(景品管理倉庫36に保管された)景品の所有権がユーザに移転する(STEP9C)。この場合、景品は、引き続き景品管理会社4の管理下に置かれる。
【0079】
以上のように、第3景品交換では、ユーザ所有端末で動作する景品交換用アプリ、景品管理サーバ35、ポイント管理サーバ30、提携側管理サーバ45、及び各サーバで動くアプリが連動し、景品交換部として機能する。
【0080】
続いて、本実施形態の景品売買システム1において、ユーザが景品を出品して売却する流れと、他のユーザが出品した景品を購入する流れについて、
図9乃至
図15を参照しつつ詳細に説明する。
【0081】
(景品の売却)
景品売買システム1において、ユーザが取得する景品を売却する場合、ユーザがユーザ所有端末で景品売買用アプリを起動する。すると、ユーザ所有端末の表示手段に、景品売買用アプリのメイン画面60が表示される(
図9参照)。
【0082】
メイン画面60は、景品売却ボタン部61と、景品購入ボタン部62と、履歴表示ボタン部63とが表示される画面である。
景品売却ボタン部61は、押下することで、売却景品選択画面67(
図10参照)が表示される部分である。
景品購入ボタン部62は、押下することで、購入景品選択画面115(
図14参照)が表示される部分である。
履歴表示ボタン部63は、押下することで、ユーザの過去の売買の履歴が表示される履歴表示画面(図示しない)が表示される部分である。
【0083】
すなわち、履歴表示ボタン部63が押下されると、景品売買用アプリは、景品管理サーバ35に取引履歴情報を問い合わせ、取引履歴情報を取得する。そして、取引履歴情報に基づき、履歴表示画面(図示しない)にユーザが過去に行った取引に関する情報を表示する。なお、ユーザが過去に行った取引に関する情報は、景品売買用アプリ(景品売買システム1)の利用状況に関する情報でもある。
すなわち、履歴表示画面は、少なくともユーザが行った取引(売却、購入)を特定する情報、取引が行われた日時を示す情報、取引で対象となった景品を特定する情報、売却により得た利益(金額、ポイント数)、又は、購入により消費した金銭的価値(金額、ポイント数)を含む情報を表示する。過去に複数の取引が行われた場合、複数の取引とそれぞれの取引に関する情報がリスト表示される。
なお、履歴表示画面は、所定の操作を行うことで、取引履歴レポートをエクスポート可能としてもよい。ここでいう取引履歴レポートは、所定期間(例えば、1年間)における取引履歴の変遷を分かりやすい形で示す表示形式とする。詳細には、一例として、上記所定期間(1年間)を複数の小期間(例えば、1ヵ月)に分け、小期間毎の取引数(売却した取引の数、購入した取引の数、又は、取引の総数)の推移を示すグラフ等を生成する。そして、生成したグラフを含んで過去に行った取引に関する情報を表示し、ユーザが出力を承認することで、所定の形式で出力する。
つまり、本実施形態の景品売買システム1は、一のユーザの取引の履歴に関する情報を表示する取引履歴情報表示部を機能部として有しており、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して取引履歴情報表示部として機能する。
【0084】
メイン画面60に戻って、ユーザが景品売却ボタン部61を押下すると、景品売買用アプリは、景品管理サーバ35、ポイント管理サーバ30に必要な情報(景品関連情報、ユーザ所有景品情報、取引履歴情報、ポイント情報等)を問い合わせ、情報を取得する。そして、
図10で示すように、ユーザ所有端末の表示手段に売却景品選択画面67が表示された状態となる。
【0085】
売却景品選択画面67は、売却景品検索部71と、売却景品選択部72と、売却景品表示部73と、出品中ボタン部74と、個別登録ボタン部75と、評価入力ボタン部76と、問い合わせボタン部77が表示される画面であり、各部を同時に目視可能な画面である。
【0086】
売却景品検索部71は、入力受付部71aと、実行ボタン部71bを有している。すなわち、入力受付部71aに所望の景品を絞り込むための文字列を入力し、実行ボタン部71bを押下することで、売却景品表示部73の表示内容が切り替わり、対象となる景品が表示される。
【0087】
売却景品選択部72は、複数の景品の項目を表示する部分であり、本実施形態では、それぞれに項目名が記載された複数のタブで構成されている。すなわち、いずれかのタブを選択する操作を行うことで、売却景品表示部73の表示が切り替わり、項目に属する景品が表示される。
【0088】
売却景品表示部73は、1又は複数の景品に関する情報を表示する部分であり、ユーザが所有する景品、及び、個別登録した(詳しくは後述する)景品を表示する部分である。
売却景品表示部73は、上記した交換景品表示部53と同様に、1又は複数の景品表示領域73aが表示される部分で、1つの景品が対応する1つの景品表示領域73aに表示される。
【0089】
景品表示領域73aは、景品の画像、景品名、売却予測価格、景品の概要を表示している。
売却予測価格は、景品を売却したときの相場価格(売値の予測値)であり、詳細には、所定期間内(例えば、表示した日時を基準として直近の6ヶ月)における相場価格である。売却予測価格は、景品関連情報として記憶された価格を表示する他、過去の所定期間内における同一景品の売却価格に基づいて算出してもよい。例えば、過去の所定期間内における同一景品の売却価格の平均値を算出し、1円以下を切り捨て(又は、切り上げや四捨五入)して売却予測価格として表示してもよい。
なお、売却予測価格は、売却予測価格がデータベースに記憶されていない場合、又は、売却実績が無い等により算出が出来ない場合は「不明」と表示される。
【0090】
また、それぞれの景品表示領域73aには、評価ボタン部73bが表示されている。この評価ボタン部73bは、上記した評価ボタン部53bと同様であるので、重複する詳細な説明を省略する。
【0091】
上記のように、景品売買システム1は、景品交換部による交換によってユーザ(遊技ユーザ)に所有権が移転され、ユーザが所有権を有している景品(遊技ユーザ所有景品とも称す)を表示するユーザ所有景品表示部を機能部として有している。
また、景品売買システム1は、ユーザ所有景品の評価を表示する所有景品評価表示部を機能部として有している。
また、景品売買システム1は、ユーザ(遊技ユーザ)がユーザ所有景品の所有権を他のユーザに移転する(売却する)際に、当該移転のための取引におけるユーザ所有景品の金銭的価値(売値の予測値)を予測、表示する所有景品価値予測部(金銭的価値予測部)、所有景品予測価値表示部を機能部として有している。
そして、これら機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0092】
ユーザは、景品を売却する場合、複数の景品表示領域73aから売却したい景品が表示された景品表示領域73aを選択する操作を実行する。このことにより、
図11で示すように、売却したい景品を対象とした出品設定画面80が表示される。なお、
図11では、
図10の売却景品選択画面67で最も上側に位置する景品表示領域73aを選択した場合を示す。
【0093】
出品設定画面80は、景品情報表示部81、売却予測価格表示部82、売却希望価格入力部83、売却利益表示部84、手数料表示部85、ポイント受取設定部86と、出品ボタン部87と、除外ボタン部88と、取り消しボタン部89が表示される画面である。そして、出品設定画面80は、上記の各部を同時に目視可能である。
【0094】
景品情報表示部81は、これから出品(売却)しようとする景品を示す情報を表示する領域であり、本実施形態では、景品の画像、景品名を示す文字列が表示されている。
売却予測価格表示部82は、上記した売却予測価格が表示される領域である。すなわち、予めデータベースに記憶された、又は、算出した売却予測価格が表示される。
売却希望価格入力部83は、ユーザが希望する売却価格(売却希望価格)を入力する領域である。本実施形態の売却希望価格入力部83は、売却希望価格を所定の通貨(本実施形態では日本円)における金額で入力する部分としており、ユーザが売却希望価格を入力することで、入力した金額が表示される。
【0095】
売却利益表示部84は、景品を売却希望価格で売却した場合にユーザが得る金銭的価値(売却利益)を示す領域である。本実施形態では、売却利益表示部84は、ユーザが景品の売却によって得る金銭的価値に相当する金額であり、所定の通貨(売却希望価格入力部83に入力した金額と同じ通貨)における金額で売却利益を表示する。なお、売却利益は、売却希望価格手数料を引いた値であり、ユーザが売却希望価格を売却希望価格入力部83に入力することで、景品交換用アプリ(景品売買システム1)が売却利益を自動的に算出し、売却利益表示部84に表示する。
【0096】
手数料表示部85は、売却が成立した場合に、景品を売却したユーザが金銭管理会社5に支払う手数料を示す部分である。なお、手数料は、売却金額(取引金額)の一定割合(本実施形態では5パーセント)であり、この割合は、予め定められた割合としている。本実施形態では、ユーザが売却希望価格を売却希望価格入力部83に入力することで、景品交換用アプリ(景品売買システム1)が手数料を自動的に算出し、手数料表示部85に表示する。
【0097】
ポイント受取設定部86は、ユーザが希望する売却利益の受け取り形式を入力する部分である。ここで、本実施形態の景品売買システム1は、ユーザが景品の売却利益を受け取る際、金銭(所定の通貨における金銭であり、本実施形態では日本円)での受け取りと、ポイントでの受け取りを選択できる。
すなわち、売却利益の金銭での受け取りを選択する場合、ユーザは、ポイント受取設定部86のトグルスイッチで「しない」を選択する。対して、売却利益のポイントでの受け取りを選択する場合、ユーザは、ポイント受取設定部86のトグルスイッチで「する」を選択する。
【0098】
出品ボタン部87は、売却希望価格入力部83等の上記した各部に表示された条件での出品を行う場合、押下する部分である。なお、出品ボタン部87が押下された場合、「出品しますか?」という確認メッセージと、「はい」ボタンと、「いいえ」ボタンを表示した最終確認画面(図示しない)を表示してもよい。すなわち、出品ボタン部87が押下されたことで、出品を確定してもよく、最終確認画面で「はい」ボタンが押下されたことで、出品を確定してもよい。
【0099】
除外ボタン部88は、景品情報表示部81に表示された景品を、売却景品選択画面67の売却景品表示部73から除外する際に押下する部分である。すなわち、出品設定画面80に表示した景品をやはり手元に置いて置きたくなった場合等に、除外ボタン部88を押下することで、対象景品が売却景品表示部73に表示されなくなる。なお、除外ボタン部88もまた、押下することで、確認メッセージを「リストから除外しますか?」等とした最終確認画面(図示しない)が表示されるようにしてもよい。
【0100】
取り消しボタン部89は、表示された景品を出品せずに売却景品選択画面67を表示させる(売却景品選択画面67に戻る)場合に押下する部分である。
【0101】
すなわち、景品売買システム1は、一のユーザ(遊技ユーザ)がユーザ所有景品の所有権を他のユーザに移転する(売却する)際に、当該移転のための取引で一のユーザが得られる利益の予測値を算出、表示する予測利益算出部、予測利益表示部を機能部として有する。予測利益算出部は、売却希望価格に関する情報と、手数料に関する情報に基づいて、利益の予測値を算出する。
また、景品売買システム1は、上記移転のための取引で一のユーザ(遊技ユーザ)が得られる金銭的価値(利益)のポイントで受け取りの可否を同ユーザに確認する、ポイント受取確認部を機能部として有する。
これらの機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0102】
図10に戻って、出品中ボタン部74は、押下することで、ユーザが過去に出品した景品を表示する出品景品表示画面95(
図12参照)が表示される部分である。なお、過去に出品した景品に購入希望者がいる場合、出品中ボタン部74にその旨を示す情報(例えば、その旨を示すマーク等)を表示してもよい。すなわち、出品中ボタン部74は、購入希望者がいる場合といない場合とで表示内容を変更する部位であってもよい。
すなわち、景品売買システム1は、他のユーザによって前記景品の所有権の移転の要求(購入の要求)があった場合に、ユーザ(遊技ユーザ)にその旨を報知する移転要求報知部を機能部として有する。この機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0103】
出品景品表示画面95は、
図12で示すように、出品景品表示部97と、戻るボタン部98が表示される画面であり、各部を同時に目視可能な画面である。
なお、戻るボタン部98は、一つ前の画面(売却景品選択画面67、
図10参照)を表示させる(一つ前の画面に戻る)場合に押下する部分である。
【0104】
出品景品表示部97は、1又は複数の景品に関する情報を表示する部分であり、ユーザが過去に出品した景品を表示する部分である。
出品景品表示部97は、上記した交換景品表示部53と同様に、1又は複数の景品表示領域97aが表示される部分で、1つの景品が対応する1つの景品表示領域97aに表示される。
【0105】
景品表示領域97aは、景品の画像、景品名、売却希望価格、購入希望者数を表示している。
売却希望価格は、出品の際にユーザが売却希望価格入力部83(
図11参照)に入力した価格である。
購入希望者数は、対象景品(景品表示領域97aに表示された景品)の購入を希望する他のユーザの数であり、出品景品表示部97の表示動作を開始した際(又は開始後)における購入希望者の数である。詳細には、出品景品表示部97の表示に当たって情報を取得した時点の購入希望者の数である。
【0106】
すなわち、景品売買システム1は、一のユーザ(遊技ユーザ)のユーザ所有景品のうち、他のユーザに所有権を移転する候補とした景品(移転候補景品とも称す)を表示する移転候補景品表示部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、移転候補景品に対して所有権の移転を申し込んだ他のユーザ(購入希望者)を特定する移転希望者特定部と、当該他のユーザの数(購入希望者数)を表示する移転希望者数表示部を機能部として有する。
これらの機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0107】
ユーザは、他のユーザに景品を売却する場合、購入希望者数が1以上となる景品が表示された景品表示領域97aを選択する操作を実行する。このことにより、
図13で示すように、購入希望者選択画面102が表示される。
【0108】
購入希望者選択画面102は、景品情報表示部106と、購入希望者表示部107と、購入希望者数表示部108と、戻るボタン部109を有する。
【0109】
景品情報表示部106は、ユーザが過去に出品した景品を示す情報を表示する領域であり、本実施形態では、景品の画像、景品名を示す文字列が表示されている。
【0110】
購入希望者表示部107は、1又は複数の購入希望者に関する情報を表示する部分であり、1又は複数の購入者表示領域107aが表示される。
購入者表示領域107aは、一人の購入者に関する情報を表示する部分であり、本実施形態では、購入希望者名、購入希望者の評価、購入希望者が提示した購入希望価格を表示している。例えば、
図13の最も上側に位置する購入者表示領域107aは、ユーザが出品した景品Aの購入を希望する他のユーザであるユーザAに関する情報が表示されている。そして、上から2つ目の購入者表示領域107aには、ユーザが出品した景品Aの購入を希望する他のユーザであってユーザAとは異なるユーザBに関する情報が表示されている。
なお、購入希望者名は、本名に限らず、仮称、ニックネーム等を含む購入希望者が登録した任意のユーザ名であってもよい。本実施形態では、購入希望者のユーザ名である。
購入希望者の評価は、過去にその購入希望者に景品を売却した1又は複数のユーザの評価であり、その購入希望者の購入者としての評価である。本実施形態では、1又は複数のユーザが購入者となったユーザを点数評価(100点満点中の何点であるのか)し、その点数の平均値を表示している。なお、評価の点数が表示されている部分を選択する等により、1又は複数のユーザのコメント(文字列)による評価を表示する構成としてもよい。
【0111】
すなわち、本実施形態の購入希望者表示部107は、購入希望者の評価と購入希望価格を表示することで、ユーザは、例えば、購入希望価格が高くても評価の低い購入希望者には売らないといった選択をすることが可能となる。すなわち、ユーザが景品を売却する際、よりユーザにとって好ましい購入者の選択が可能となる。
以上のように、景品売買システム1は、移転候補景品に対して所有権の移転を申し込んだ他のユーザ(購入希望者)に関する情報を一のユーザ(遊技ユーザ)に表示する移転希望者情報表示部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、移転候補景品に対して所有権の移転を申し込んだ他のユーザの取引相手としての評価を一のユーザ(遊技ユーザ)に表示する第2取引相手評価表示部を機能部として有する。
さらに、景品売買システム1は、移転候補景品に対して所有権の移転を申し込んだ他のユーザが設定した、当該移転候補景品の金銭的価値の設定値(購入希望価格)を一のユーザ(遊技ユーザ)表示する第2希望価値表示部を有する
これらの機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0112】
ユーザが景品を売却するときは、購入希望者表示部107のうち、売却したいユーザが表示された購入者表示領域107aを選択する操作を実行する。このことにより、売却者となるユーザの景品の売却(購入者となる他のユーザの景品の購入)が確定する。
なお、このとき、購入者表示領域107aは、選択することで、確認メッセージを「このユーザに売却しますか?」等とした最終確認画面(図示しない)が表示されるようにしてもよい。すなわち、最終確認画面で「はい」ボタンが押下される操作がされたことを条件として、ユーザの景品の売却が確定する構成としてもよい。
【0113】
すなわち、景品売買システム1は、他のユーザ(購入希望者)によって景品(移転候補景品)に対する所有権の移転の要求があった場合に、当該景品の所有権の移転の可否を確認する要求確認部を機能部として有する。この機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0114】
購入希望者数表示部108は、景品情報表示部106に表示された景品の購入希望者の総数を表示する部分である。詳細には、購入希望者の総数は、購入希望者数表示部108の表示にあたって情報を取得した時点の購入希望者の総数である。
戻るボタン部109は、上記した戻るボタン部98と同様に、一つ前の画面を表示させる場合に押下する部分である。すなわち、この戻るボタン部109は、押下することで、出品景品表示画面95が表示される。
【0115】
図10に戻って、個別登録ボタン部75は、過去に売却景品表示部73から除外した景品や、景品売買システム1を介さずに取得した景品を売却対象として登録する際に押下する部分であり、押下することで景品登録画面(図示しない)が表示される。
景品登録画面は、ユーザが景品の画像を入力する景品画像入力部、景品の情報(景品名、概要等)を入力する景品情報入力部を有する。なお、ユーザ所有端末がスマートフォンの場合、景品画像入力部、景品情報入力部は、順次表示されてもよく、景品画像入力部は、スマートフォンのカメラで対象となる景品を撮影することで、撮影した画像が入力される構成としてもよい。
すなわち、景品売買システム1は、他のユーザに所有権を移転する景品を登録する景品登録部を機能部として有している。この機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0116】
ここで、景品売買システム1は、景品の画像を解析することで景品を特定する景品画像解析部を機能部として有している。この機能部は、上記した景品交換用アプリとサーバ(景品管理サーバ35)が連動して実現される。
詳細に説明すると、景品画像入力部に画像を入力する場合、例えば、入力する画像の少なくとも一つを景品のバーコードを含む画像とする、といった具合に、入力する画像の少なくとも一つを景品の特徴点を含む画像とする。なお、特徴点を含む画像は、1以上でもよく、特徴点は、景品の形状の少なくとも一部(それぞれに景品毎に予め規定した景品の少なくとも一部分)、商品名が記載された部分等であってもよい。
【0117】
本実施形態では、景品画像解析部によって特定した景品の景品名と、ユーザが入力した景品名が異なっていた場合(ユーザが入力した景品名が誤りであった場合)、景品交換用アプリ(景品売買システム1)が景品名を自動で修正する。また、本実施形態の景品交換用アプリ(景品売買システム1)は、景品画像解析部が特定した景品が予めデータベースに記憶された売買が禁止されている景品であった場合、その旨を示すメッセージを表示し、売却対象としての登録を中止する。なお、「売買が禁止されている景品」とは、例えば、メーカーがとある時点で転売を禁止した景品等である。すなわち、景品売買システム1は、売買を禁止した景品を特定する取引禁止景品特定部を機能部として有している。この機能部は、上記した景品交換用アプリとサーバが連動して実現される。
【0118】
なお、上記した売却景品表示部73は、売買が禁止されている景品を表示しない構成としてもよい。すなわち、売却景品表示部73の景品表示領域73aにユーザが所有する景品を表示する際、表示対象となるそれぞれの景品に対して、売買が禁止されている景品か否かを判別する判別動作を実行する。そして、売買が禁止されている景品は、売却景品表示部73に表示しない構成とする、といった具合である。
この他、ユーザが出品設定画面80の出品ボタン部87(
図11参照)を押下したとき、出品しようとしている景品に対し、売買が禁止されている景品か否かを判別する判別動作を実行してもよい。そして、売買が禁止されている景品であった場合、その旨を示すメッセージを表示し、出品を中止する処理を実行してもよい。
【0119】
評価入力ボタン部76は、過去にユーザ自身が売却した景品についての評価、過去にユーザ自身が売却した景品を購入した他のユーザの購入者としての評価等を入力する際に押下する部分である。この評価入力ボタン部76は、押下することで第2評価入力画面(評価入力画面、図示しない)が表示される。
第2評価入力画面は、過去に売却した景品に対し、複数段階評価や点数評価等の満足度等を数値化した評価と、口コミ情報のようなコメント(文字列)による評価の入力が可能である。例えば、売却が決定するまでが早く、満足のいく値段で売却できたのであれば、高評価としてその内容を入力し、そうでないのであれば、低評価としてその内容を入力する、といった具合である。
同様に、第2評価入力画面は、過去に景品の売却先(景品の購入者)となったユーザに対し、複数段階評価や点数評価等の満足度等を数値化した評価と、口コミ情報のようなコメント(文字列)による評価の入力が可能である。例えば、問題なく取引が出来たのであれば、高評価としてその内容を入力し、取引をする上で何らかの問題があったのであれば、低評価としてその内容を入力する、といった具合である。
そして、第2評価入力画面に評価に関する情報を入力し、入力を確定する操作を実行すると、入力した内容がサーバ(景品管理サーバ35)に送信され、データベース(景品管理データベース)が更新される。
すなわち、景品売買システム1は、景品、又は、他のユーザの評価の入力する評価入力部を機能部として有している。この機能部は、上記した景品交換用アプリとサーバが連動して実現される。より詳細には、一のユーザ(遊技ユーザ)が入力を行う評価入力部であり、評価入力ボタン部76を押下する操作によって入力が開始される第1評価入力部と、他のユーザ(購入ユーザ)が入力を行う評価入力部であり、後述する評価入力ボタン部119を押下する操作によって入力が開始される第2評価入力部を有する。
【0120】
問い合わせボタン部77は、ユーザが景品交換用アプリの使用方法を忘れてしまった場合等、景品売買システム1に関する質問がある場合に押下する部分であり、押下することで、問い合わせ対応画面(図示しない)が表示される。
【0121】
問い合わせ対応画面には、FAQ(Frequently Asked Questions)に関する情報を表示してもよい。すなわち、一又は複数のよくある質問とその回答を文字列で表示してもよい。さらに、問い合わせフォームを設け、ユーザが問い合わせ内容を記載してもよい。そして、記載された質問に関する情報が、上記したサーバの1以上(例えば、景品管理サーバ35)に送信され、サーバの表示手段に送信された情報を表示してもよい。そして、サーバを有する上記した会社(例えば、景品管理会社4)の従業員が、質問に対する回答文を作成し、ユーザ所有端末に送信してもよい。そして、ユーザ所有端末に回答文が表示される構成としてもよい。
さらに、問い合わせ対応画面には、ユーザが有人チャット、及び/又は、無人チャットによって質問をするためのチャット開始ボタン部を設けてもよい。チャット開始ボタン部は、押下することで、ユーザを示す情報を含むチャットを行うための情報が、上記したサーバの1以上に送信されてもよい。有人チャットの場合、ユーザは、サーバを有する上記した会社の従業員とチャットを行い、従業員に質問を行い、無人チャットの場合、ユーザは、自動応答するサーバに記憶されたアプリケーションに対して質問を行う、といった具合である。
【0122】
(景品の購入)
景品売買システム1において、ユーザが取得する景品を売却する場合、上記と同様に、ユーザは、ユーザ所有端末の表示手段に売却用アプリのメイン画面60を表示する(
図9参照)。そして、ユーザは、景品購入ボタン部62を押下し、購入景品選択画面115(
図14参照)を表示させた状態とする。
【0123】
購入景品選択画面115は、
図14で示すように、購入景品検索部116と、購入景品選択部117と、購入景品表示部118と、評価入力ボタン部119と、問い合わせボタン部120が表示される画面であり、各部を同時に目視可能な画面である。
【0124】
購入景品検索部116は、入力受付部116aと、実行ボタン部116bを有している。すなわち、入力受付部116aに所望の景品を絞り込むための文字列を入力し、実行ボタン部116bを押下することで、購入景品表示部118の表示内容が切り替わり、対象となる景品が表示される。
【0125】
購入景品選択部117は、複数の景品の項目を表示する部分であり、本実施形態では、それぞれに項目名が記載された複数のタブで構成されている。すなわち、いずれかのタブを選択する操作を行うことで、購入景品表示部118の表示が切り替わり、項目に属する景品が表示される。
【0126】
購入景品表示部118は、1又は複数の購入対象となり得る(他のユーザが出品中であって未売却の)景品に関する情報を表示する部分であり、1又は複数の景品表示領域118aが表示される。
景品表示領域118aは、1つの景品に関する情報を表示する部分であり、本実施形態では、景品の画像、景品名、売却希望価格を表示している。
また、それぞれの景品表示領域118aには、評価ボタン部118bが表示されている。すなわち、この評価ボタン部118bは、上記した評価ボタン部53bと同様であるので、重複する詳細な説明を省略する。
【0127】
評価入力ボタン部119は、過去にユーザ自身が購入した景品についての評価、過去にユーザ自身が購入した景品を出品した他のユーザの売却者(販売者)としての評価等を入力する際に押下する部分である。すなわち、評価入力ボタン部119は、押下することで第3評価入力画面(評価入力画面、図示しない)が表示される。
第3評価入力画面は、過去に購入した景品に対し、複数段階評価や点数評価等の満足度等を数値化した評価と、口コミ情報のようなコメント(文字列)による評価の入力が可能である。例えば、購入が決定するまでが早く、満足のいく値段で購入できたのであれば、高評価としてその内容を入力し、そうでないのであれば、低評価としてその内容を入力する、といった具合である。
同様に、第3評価入力画面は、過去に景品の購入先(景品の販売者)となったユーザに対し、複数段階評価や点数評価等の満足度等を数値化した評価と、口コミ情報のようなコメント(文字列)による評価の入力が可能である。例えば、問題なく取引が出来たのであれば、高評価としてその内容を入力し、取引をする上で何らかの問題があったのであれば、低評価としてその内容を入力する、といった具合である。
そして、第3評価入力画面に評価に関する情報を入力し、入力を確定する操作を実行すると、入力した内容がサーバ(景品管理サーバ35)に送信され、データベース(景品管理データベース)が更新される。
【0128】
問い合わせボタン部120は、上記した問い合わせボタン部77と同様であり、詳細な説明を省略する。
【0129】
すなわち、景品売買システム1は、売却希望者となる一のユーザ(遊技ユーザ)が移転候補景品とした景品(出品中の景品)と、その景品の金銭的価値を一のユーザとは異なる他のユーザに表示する所有権表示部を機能部として有している(
図14の購入景品表示部118を参照)。
なお、ここでいう「景品の金銭的価値」は、所有権の移転のための取引に際し、一のユーザ(遊技ユーザ)が設定した移転候補景品の金銭的価値の設定値(売却希望価格)である。言い換えると、景品売買システム1は、ユーザ(遊技ユーザ)が設定した移転候補景品の金銭的価値の設定値を表示する第1希望価値表示部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、一のユーザ(遊技ユーザ)が移転候補景品とした景品(出品中の景品)の評価を表示する移転候補景品評価表示部を機能部として有している。
【0130】
ユーザは、景品を購入する場合、複数の景品表示領域118aから購入したい景品が表示された景品表示領域118aを選択する操作を実行する。このことにより、
図15で示すように、購入したい景品を対象とした購入設定画面125が表示される。
【0131】
購入設定画面125は、景品情報表示部126、売却者情報表示部127、売却希望価格表示部128、購入希望価格入力部129、手数料表示部130、購入対価表示部131、ポイント支払い設定部132が表示される画面である。さらに、購入設定画面125は、支払い方式設定部133、景品届先入力134、購入申込ボタン部135、取消ボタン部136が表示される画面である。この購入設定画面125は、上記の各部を同時に目視可能である。
【0132】
景品情報表示部126は、これから購入しようとする景品を示す情報を表示する領域であり、本実施形態では、景品の画像、景品名を示す文字列が表示されている。
売却者情報表示部127は、これから購入しようとする景品を出品しているユーザに関する情報を表示する部分であり、本実施形態では、売却者名(出品者名)、売却者の評価(出品者の評価)を表示している。
【0133】
なお、売却者名は、本名に限らず、仮称、ニックネーム等を含む売却者が登録した任意のユーザ名であってもよい。本実施形態では、売却者(出品者)のユーザ名である。
売却者の評価は、過去にその売却者から景品を購入した1又は複数のユーザからの評価であり、売却者となるユーザの売却者としての評価である。本実施形態では、1又は複数のユーザが売却者となったユーザを点数評価(100点満点中の何点であるのか)し、その点数の平均値を表示している。なお、評価の点数が表示されている部分を選択する等により、1又は複数のユーザのコメント(文字列)による評価を表示する構成としてもよい。
【0134】
売却希望価格表示部128は、売却者が入力した売却希望価格を表示する部分である。
購入希望価格入力部129は、ユーザが希望する購入価格(購入希望価格)を入力する領域である。本実施形態の購入希望価格入力部129は、購入希望価格を所定の通貨(本実施形態では日本円)における金額で入力する部分としており、ユーザが購入希望価格を入力することで、入力した金額が表示される。
【0135】
手数料表示部130は、購入が成立した場合に、景品を購入したユーザが金銭管理会社5に支払う手数料を示す部分である。なお、手数料は、購入金額(取引金額)の一定割合(本実施形態では5パーセント)であり、この割合は、予め定められた割合としている。本実施形態では、ユーザが購入希望価格を購入希望価格入力部129に入力することで、景品交換用アプリ(景品売買システム1)が手数料を自動的に算出し、手数料表示部85に表示する。
【0136】
購入対価表示部131は、景品を購入希望価格で購入した場合にユーザが支払う金銭的価値(購入対価であり、支払い金額)を示す領域である。本実施形態では、購入対価表示部131は、ユーザが景品の購入によって支払う金銭的価値に相当する金額であり、所定の通貨(本実施形態では日本円)における金額で購入対価を表示する。
購入対価は、購入希望価格に手数料を加算した額であり、本実施形態では、ユーザが購入希望価格を購入希望価格入力部129に入力することで、景品交換用アプリ(景品売買システム1)が購入対価を自動的に算出し、購入対価表示部131に表示する。
【0137】
ポイント支払い設定部132は、ユーザが希望する購入対価の支払い形式を入力する部分である。ここで、本実施形態の景品売買システム1は、ユーザが景品の購入対価を支払う際、金銭(所定の通貨における金銭であり、本実施形態では日本円)での支払いと、ポイントでの支払いを選択できる。
すなわち、購入対価の金銭での支払いを選択する場合、ユーザは、ポイント支払い設定部132のトグルスイッチで「しない」を選択する。対して、購入対価のポイントでの支払いを選択する場合、ユーザは、ポイント支払い設定部132のトグルスイッチで「する」を選択する。
【0138】
支払い方式設定部133は、ポイント支払い設定部132で金銭での支払いを選択した場合に入力可能となる部分であり、金銭での支払いの方式を選択入力可能な部分である。本実施形態の支払い方式設定部133は、「口座振替」、「クレジットカード払い」から選択可能となっている。
なお、景品売買システム1における金銭での支払いは、インターネット上(オンライン)で対応できる様々な決済手段(決済装置)を採用可能であり、インターネットバンキングシステムや、様々な電子決済を採用可能である。すなわち、景品売買システム1は、公知のサーバ等を用いた決済手段を採用可能である。
したがって、景品売買システム1で採用可能な電子決済は、上記したクレジットカード決済の他、電子マネーでの支払い、又は、各種スマホ決済での支払い等も採用できる。この場合、金銭管理会社5の金銭管理サーバ40及び金銭管理サーバ40のアプリと、ユーザ所有端末で動作するアプリ(景品売買用アプリ)とを金銭を支払う決済装置として機能させてもよい。ユーザと金銭管理会社5の間での金銭の支払いがキャッシュレスで実行できればよい。
【0139】
景品届先入力134は、景品を購入するユーザが希望する景品の配達先を示す情報を入力可能な部分である。
【0140】
購入申込ボタン部135は、購入希望価格入力部129等の上記した各部に表示された条件での購入申し込みを行う場合、押下する部分である。なお、購入申込ボタン部135を押下することで、確認メッセージを「購入申し込みをしますか?」等とした最終確認画面(図示しない)が表示されるようにし、最終確認画面で「はい」ボタンが押下されたことで、購入申し込みを確定してもよい。
なお、上記したように、購入申し込みをした後、売却者から購入者として選択され、売却が承認されることで景品を購入することが確定する。
【0141】
取消ボタン部136は、表示された景品に購入申し込みをせずに購入景品選択画面115を表示させる(購入景品選択画面115に戻る)場合に押下する部分である。
【0142】
以上のように、景品売買システム1は、他のユーザ(所有権の移転を求めるユーザであって、購入希望者となるユーザ)が前記景品の所有権の移転を要求する(申し込む)景品要求部を機能部として有する。
さらに、景品売買システム1は、ユーザに対する手数料を算出する手数料算出部を機能部として有する。詳細には、一のユーザ(出品者となるユーザであって遊技ユーザ)に対する手数料を算出、表示する第1手数料算出部、第1手数料表示部(
図11の手数料表示部85参照)を機能部として有する。加えて、他のユーザ(購入希望者となるユーザ)に対する手数料を算出、表示する第2手数料算出部、第2手数料表示部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、他のユーザが所有権の移転と引き換えに差し出す金銭的価値(対価)の予測値(支払い金額)を算出、表示する予測対価算出部、予測対価表示部を機能部として有する。なお、予測対価算出部は、購入希望価格に関する情報と、手数料に関する情報に基づいて、利益の予測値を算出する。
また、景品売買システム1は、一のユーザ(出品者となるユーザであって、遊技ユーザ)の取引相手としての評価を他のユーザ(購入希望者となるユーザ)に表示する第1取引相手評価表示部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、上記所有権の移転のための取引で他のユーザ(購入希望者となるユーザ)が差し出す金銭的価値(対価)のポイントで支払いの可否を同ユーザに確認する、ポイント支払確認部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、上記所有権の移転のための取引で他のユーザ(購入希望者となるユーザ)が金銭的価値(対価)を差し出す際の決済手段(支払い方法)を同ユーザに確認する支払い方法選択部を機能部として有する。
また、景品売買システム1は、上記所有権の移転のための取引の後に景品を発送(配送)する際の届け先に関する情報を表示する届先表示部を機能部として有する。
そして、これら機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される。
【0143】
取引(売買)が成立(確定)すると、売却者となるユーザ所有端末から各サーバに取引に関する情報が送信される。なお、取引に関する情報は、少なくとも売却者となるユーザを特定する「ユーザを示す情報」と、購入者となるユーザを特定する「ユーザを示す情報」とが含まれる。また、取引に関する情報が送信されるサーバは、景品管理サーバ35、及び、金銭管理サーバ40とポイント管理サーバ30の少なくとも一方である。
【0144】
景品管理サーバ35に情報が送信されると、景品管理サーバ35は、ユーザ所有景品情報を参照し、売却対象となる景品は、景品がユーザの管理下にあるのか、景品管理会社4(景品管理倉庫36)の管理下にあるのかを特定する。すなわち、景品管理サーバ35と、景品管理サーバ35で動作するアプリケーションが、売却対象となる景品がユーザの管理下にあるのか、景品管理会社4管理下にあるのかを特定する管理状況特定部として機能する。そして、景品の管理状況を示す情報を売却者となるユーザ所有端末で動作する景品売買用アプリに送信する。つまり、景品売買システム1は、管理状況特定部を機能部として有する。
【0145】
景品がユーザの管理下にある場合、売却者となるユーザのユーザ所有端末で動作する景品売買用アプリは、売却者となるユーザのユーザ所有端末の表示手段に、景品を購入者に発送するように指示するメッセージを表示する。また、同じ表示手段に、景品を購入者に発送した後、発送が完了したことを示す情報を入力するように指示するメッセージを送信する。売却者となるユーザは、景品を発送し、ユーザ所有端末に発送が完了したことを示す情報を入力する。ここで、この「発送が完了したことを示す情報」は、景品売買用アプリを起動して入力する構成としてもよく、景品売買用アプリとは異なる発送用のアプリを起動して入力する構成としてもよい。そして、発送が完了したことを示す情報を入力されると、景品売買システム1は、購入者となるユーザのユーザ所有端末の表示手段に、その旨を示すメッセージを表示する。なお、購入者となるユーザのユーザ所有端末に発送が完了したことを示す情報を表示する際、ユーザが景品売買用アプリを起動して所定の操作を行うことで表示される構成としてもよい。これに替わって、ユーザが景品売買用アプリとは異なる配送情報表示用のアプリ等を起動して所定の操作を行うことで表示される構成としてもよい。
【0146】
対して、景品が景品管理会社4の管理下にある場合、売却者となるユーザのユーザ所有端末で動作する景品売買用アプリは、景品管理サーバ35の表示手段に、対象となる景品を購入者に発送するように指示するメッセージを表示する。景品管理会社4の従業員は、景品を購入者に発送し、景品管理サーバ35に発送が完了したことを示す情報を入力する。すると、景品売買システム1は、売却者となるユーザのユーザ所有端末と、購入者となるユーザのユーザ所有端末に発送が完了したことを示す情報を送信し、それぞれのユーザ所有端末の表示手段に、景品の発送が完了したことを示す情報を表示する。なお、景品の発送が完了したことを示す情報を表示する際、ユーザが景品売買用アプリを起動して所定の操作を行うことで表示される構成としてもよい。これに替わって、ユーザが景品売買用アプリとは異なる配送情報表示用のアプリ等を起動して所定の操作を行うことで表示される構成としてもよい。
つまり、本実施形態の景品売買システム1は、上記所有権を移転する取引によって所有権が移転した景品を他のユーザ(購入者となるユーザ)が希望する場所へ発送(配送)する際、当該発送に関する情報を表示する第2発送情報表示部(発送情報表示部)を機能部として有する。なお、「発送に関する情報」は、発送対象物を示す情報、発送時刻及び/又は発送完了時刻を示す情報、発送先を示す情報、発送状況を示す情報の少なくともいずれかを含む。
そして、これら機能部は、上記した景品売買用アプリ及びサーバが連動して実現される
【0147】
ここで、上記したように取引(売買)が成立した際における、購入者の購入に伴う金銭的価値の支払い(購入代金及び手数料の支払い)と、売却者の売却に伴う金銭的価値の受け取り(売却利益の受け取り)について説明する。
購入者が金銭的価値を金銭で支払うことを指定し、且つ、売却者が金銭的価値を金銭で受け取ることを指定した場合、
図16で示すように、金銭管理会社5は、購入ユーザに対して購入に伴う金銭的価値に相当する代金の請求を行う(STEP1D)。
なお、以下の説明において、売却者となるユーザを売却ユーザ(遊技ユーザ)とも称し、購入者となるユーザを購入ユーザとも称す。
すなわち、金銭管理会社5の金銭管理サーバ40は、代金の支払いに関する情報を購入ユーザのユーザ所有端末に送信する。そして、このユーザ所有端末の表示手段に、購入申し込み時に定めた支払方法で、購入に伴う金銭的価値に相当する額の代金を支払うよう購入者に要求するメッセージを表示する。
【0148】
続いて、購入ユーザが代金を支払う(STEP2D)と、金銭管理会社5の金銭管理サーバ40は、購入ユーザに対して代金の支払いが完了した旨を通知する(STEP3D)。すなわち、金銭管理サーバ40が代金の支払いが完了したことを示す情報を購入ユーザのユーザ所有端末に送信し、ユーザ所有端末の表示手段に、代金の支払い完了したことを示す情報を表示する。なお、購入ユーザの代金の支払いは、上記したインターネット上で対応できる決済装置(決済手段)で実行する。
【0149】
そして、金銭管理会社5は、売却ユーザに売却利益を支払う(STEP4D)。なお、売却ユーザへの代金の支払いは、上記したインターネット上(オンライン)で対応できる決済装置で実行する。さらに、金銭管理サーバ40は、金銭管理データベースを更新し(STEP5D)、上記した金銭の支払い、受け取りに関する情報が記憶される。
【0150】
続いて、購入者が金銭的価値を金銭で支払うことを指定し、且つ、売却者が金銭的価値をポイントで受け取ることを指定した場合、
図17で示すように、金銭管理会社5は、購入ユーザに対して購入に伴う金銭的価値に相当する代金の請求を行う(STEP1E)。
そして、購入ユーザが代金を支払う(STEP2E)と、金銭管理会社5の金銭管理サーバ40は、購入ユーザに対して代金の支払いが完了した旨を通知する(STEP3E)。なお、STEP2E、STEP3Eは、上記したSTEP2D、STEP3Dと同様であり、重複する説明を省略する。
【0151】
続いて、金銭管理会社5は、ポイント管理会社3に売却ユーザに売却利益に相当するポイントを付与するように要求する(STEP4E)。すなわち、金銭管理サーバ40は、ポイント管理サーバ30に、売却ユーザのユーザを示す情報と、売却利益に関する情報を送信する。そして、ポイント管理サーバ30の表示手段に、売却に伴う金銭的価値に相当するポイントを付与するように要求するメッセージを表示する。
【0152】
ポイント管理サーバ30は、ポイント管理データベースに記憶されたポイントの変換率を示す情報に基づき、売却利益に相当するポイント数を算出し、ポイントを付与する(STEP5E)。すなわち、ポイント管理データベースを更新し、売却ユーザの保有ポイント数を増加する。なお、本実施形態では、売却ユーザにポイントを付与した後、ポイント管理サーバ30が売却ユーザのユーザ所有端末にポイントを付与したことを示す情報を送信する。そして、売却ユーザのユーザ所有端末で所定のアプリを動作させることで、ユーザ所有端末にポイントが付与された(増加された)ことを示す情報、現在の総ポイント数が表示される。
【0153】
ポイントの付与が完了すると、ポイント管理会社3は、金銭管理会社5に付与したポイントに相当する額の金銭の請求を行う(STEP6E)。すなわち、ポイント管理サーバ30は、ポイントの付与に関する情報を金銭管理サーバ40に送信する。そして、金銭管理サーバ40の表示手段に、ポイントの付与に関する情報と、付与したポイントの金銭的価値に相当する額の代金を支払うように要求するメッセージとが表示される。
【0154】
続いて、金銭管理会社5は、ポイント管理会社3に代金を支払う(STEP7E)。なお、ポイント管理会社3への代金の支払いは、上記したインターネット上(オンライン)で対応できる決済装置で実行する。そして、金銭管理会社5が代金を支払うと、ポイント管理サーバ30は、金銭管理会社5に対して代金の支払いが完了した旨を通知する(STEP8E)。すなわち、ポイント管理サーバ30が代金の支払いが完了したことを示す情報を金銭管理サーバ40に送信し、金銭管理サーバ40の表示手段に、代金の支払い完了したことを示す情報が表示される。
さらに、金銭管理サーバ40は、金銭管理データベースを更新し(STEP9E)、上記した金銭の支払い、受け取りに関する情報が記憶される。
【0155】
続いて、購入者が金銭的価値をポイントで支払うことを指定し、且つ、売却者が金銭的価値を金銭で受け取ることを指定した場合、
図18で示すように、金銭管理会社5は、ポイント管理会社3に対し、購入ユーザから購入に伴う支払額に相当するポイントを回収するように要求する(STEP1F)。前後して、又は、並行して、金銭管理会社5は、ポイント管理会社3に対し、購入に伴う支払額(回収したポイントの金銭的価値)に相当する代金の請求を行う(STEP2F)。
すなわち、金銭管理サーバ40は、購入ユーザのユーザを示す情報と、景品の購入に伴う支払額に関する情報とをポイント管理サーバ30に送信する。そして、ポイント管理サーバ30の表示手段に、購入ユーザの保有ポイントから支払額に相当するポイントを回収(減少)し、拐取したポイントの金銭的価値に相当する額の代金を金銭管理会社5に支払うように要求するメッセージが表示される。
【0156】
ポイント管理サーバ30は、ポイント管理データベースに記憶されたポイントの変換率を示す情報に基づき、支払額に相当するポイント数を算出し、ポイントを回収する(STEP3F)。すなわち、ポイント管理データベースを更新し、購入ユーザの保有ポイント数を減少させる。なお、本実施形態では、購入ユーザからポイントを回収した後、ポイント管理サーバ30が購入ユーザのユーザ所有端末にポイントを回収したことを示す情報を送信する。そして、購入ユーザのユーザ所有端末で所定のアプリを動作させることで、ユーザ所有端末にポイントが回収された(減少した)ことを示す情報、現在の総ポイント数が表示される。
【0157】
ポイントの回収が完了すると、ポイント管理会社3は、金銭管理会社5に回収したポイントに相当する額の代金を支払う(STEP4F)。なお、金銭管理会社5への金銭の支払いは、上記したインターネット上(オンライン)で対応できる決済装置で実行する。そして、ポイント管理会社3が代金を支払うと、金銭管理会社5は、ポイント管理会社3に対して代金の支払いが完了した旨を通知する(STEP5F)。すなわち、金銭管理サーバ40が代金の支払いが完了したことを示す情報をポイント管理サーバ30に送信し、ポイント管理サーバ30の表示手段に、代金の支払い完了したことを示す情報が表示される。
【0158】
そして、金銭管理会社5は、売却ユーザに売却利益を支払う(STEP6F)。なお、売却ユーザへの代金の支払いは、上記したインターネット上(オンライン)で対応できる決済装置で実行する。さらに、金銭管理サーバ40は、金銭管理データベースを更新し(STEP7F)、上記した金銭の支払い、受け取りに関する情報が記憶される。
【0159】
なお、購入者が金銭的価値をポイントで支払うことを指定し、且つ、売却者が金銭的価値をポイントで受け取ることを指定した場合、少なくともポイント管理データベース、金銭管理データベースを含む各サーバのデータベースが更新される。すなわち、詳細な説明を省略するが、ポイント管理データベースのポイント情報は、売却ユーザのポイント保有数が売却利益の相当分だけ付与され、購入ユーザのポイント保有数が代金の支払いの相当分だけ減少されて記憶される。そして、ポイント管理会社3から金銭管理会社5に対して手数料相当分の金銭が支払われ、金銭の支払い、受け取りに関する情報が金銭管理データベースに記憶される。
以上のように、上記した各サーバ、各機器、及び、それらで動作するアプリケーションが、それぞれの金銭的価値の要求(金銭やポイントの支払い要求)、要求の実行確認(支払い確認)、要求の実行(支払い、受け取り)を行う売買管理部として機能する。すなわち、景品売買システム1は、売買管理部を機能部として有する。
【0160】
ここで、上記した景品売買システム1が有する各機能部は、景品売買システム1全体として各機能部を有していればよく、上記したハードウェアに加えて、又は、上記したハードウェアの少なくとも一部に替わって他のハードウェアを含んで構成してもよい。
例えば、上記した実施形態では、景品管理サーバ35と、景品管理サーバ35で動作するアプリケーションが管理状況特定部として機能した例を示した。しかしながら、売却者となるユーザ所有端末で動作する景品売買用アプリが景品管理サーバ35に情報(ユーザ所有景品情報)を問い合わせ、情報を取得し、景品売買用アプリがいずれの管理下にあるかを特定してもよい。すなわち、ユーザ所有端末で動作する景品売買用アプリが管理状況特定部として機能してもよい。
【0161】
上記した実施形態では、景品の送料は購入者が負担する(景品を着払いで発送する)ことを想定しているが、本発明は、これに限るものではなく、売却者、購入者、景品管理会社4の1以上が所定の割合ずつ負担してもよい。この場合、出品設定画面80、購入設定画面125に送料に関する情報が表示されてよく、売却利益表示部84、購入対価表示部131等の他の部分もまた、送料を加味した内容で表示されてもよい。
【0162】
上記した景品を購入するユーザは、個人の他、企業等の法人であってもよい。すなわち、上記したユーザを示す情報(ID等)は、個人及び法人に割り当てられた固有の番号でもよく、例えば、個人は、9桁未満の数とし、法人は、9桁以上の数とする等、参照することで、個人であるのか、法人であるのかを識別可能としてもよい。また、ユーザを示す情報(ID等)は、ユーザが所有する端末毎に割り当てられた数としてもよい。すなわち、ユーザの端末を示す情報としてもよい。
【0163】
なお、ポイント交換処理は、ユーザが所望するポイント(遊技ポイント)を複数種類のポイントの中から選択可能としてもよい。すなわち、上記した各処理で使用されるポイントは、複数種類から選択される一つのポイントであってもよい。
この場合、ユーザがユーザ所有端末でアプリを操作することで、一のポイントと引き換えに他のポイントを付与するポイント間交換処理を可能としてもよい。ポイント間交換処理は、例えば、ユーザが保有する所定のポイントAと引き換えに、所定のポイントB、所定のポイントC、所定のポイントDから選択される一のポイントを付与してもよい
また、この場合、景品売買システム1は、一又は複数のポイント管理会社3が上記した遊技場2、景品管理会社4等と提携してもよい。すなわち、景品売買システム1の一のポイント管理会社3が一又は複数種類のポイントを管理する他、景品売買システム1の複数のポイント管理会社3がそれぞれ別のポイントを管理してもよい。このとき、複数のポイント管理会社3のそれぞれが1種類のポイントを管理してもよく、複数種類のポイントを管理してもよい。この他、1種類のポイントを管理するポイント管理会社3と複数種類のポイントを管理するポイント管理会社3が混在していてもよい
さらに、この場合、上記した「ポイントの変換率を示す情報」は、ポイント毎の「ポイントの変換率を示す情報」とし、ポイントを他のポイントと交換する際の変換比率(交換比率)を示す情報を含むものとしてもよい。すなわち、ポイントAをポイントBと交換する際、ポイントAの1ポイント引き換えにポイントBの2ポイントが付与可能であるといった具合、ポイントAとポイントBの変換比率は1:2となる。
【0164】
なお、本実施形態では、景品交換用アプリと、景品売買用アプリとを別のアプリとしたが、これらは、一つの景品用アプリとしてもよい。この場合、起動した際に表示されるメイン画面60に新たにボタン部を設け、押下することで、景品選択画面50が表示されてもよい。また、景品売買用アプリに替わって、売却用アプリと購入用アプリを別のアプリとしてもよい。この場合、それぞれのメイン画面は、景品売却ボタン部61と景品購入ボタン部62の一方と、履歴表示ボタン部63が表示されてもよい。
【0165】
なお、上記した景品選択画面50の景品表示領域53aは、それぞれの景品の売却予測価格を表示してもよい。すなわち、ユーザが景品交換を行う際に、売却したときに得ることが予測される価格が確認できるようにしてもよい。
なお、上記した実施形態では、売却予測価格を算出する際、実際の売却価格の平均値を算出した。すなわち、売却予測価格を市場価値に基づく価格とした。この他、売却予測価格は、景品の人気度を加味してもよい。すなわち、景品として提供可能な数(流通数)が一定数以上少ない景品は、データベースに記憶された予測価格、又は、算出した予測価格に所定価格(例えば、1000円)分を上乗せしてもよい。所定期間(直近の過去数ヵ月)における取引数(売買の対象となる回数)が一定数以上の場合、データベースに記憶された予測価格、又は、算出した価格に所定価格分を上乗せしてもよい。
【0166】
上記した実施形態では、売却ユーザが複数のユーザから購入したいユーザを選択し、売買を行う例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。売却ユーザが出品した景品に対し、最も先に購入を申し込んだユーザが購入ユーザとなる構成としてもよい。この場合、購入ユーザは、購入希望価格を入力しない構成とし、売却ユーザが入力した売却希望価格に基づく価格(売却希望価格に手数料を加えた額と同等の金銭的価値)を支払う構成としてもよい。
【0167】
上記した実施形態では、景品売買システム1が移転要求報知部を有する構成とし、景品の所有権の移転の要求(購入の要求)があった場合、出品中ボタン部74の表示を変更する例を示した。しかしながら、本発明は、これに限るものではなく、ユーザ(遊技ユーザ)のユーザ所有端末に対して報知のためのメールや、ショートメッセージを送信してもよい。すなわち、メールや、ショートメッセージの着信によって報知してもよい。また、景品売買システム1がユーザ所有端末に信号を送信し、ユーザ所有端末で動作するアプリによってポップアップ形式のメッセージを表示して報知してもよい。
【0168】
上記した実施形態の景品売買システム1は、上記したように、ユーザ毎にユーザを示す情報(ID等)を付与しており、ユーザが獲得、売買した景品に関する情報がユーザを示す情報に関連付けて記憶されている。このことから、一のユーザが遊技によって獲得した景品の所有権を現在どのユーザが有しているのか、また、どのような取引を経て景品の所有権が移転した(所有権が移転していった)のかを確認できる。つまり、景品売買システム1は、各種情報を表示する表示手段(例えば、上記したいずれかのサーバのモニタ)に、所有権の移転履歴を表示することが可能である。
なお、ユーザを示す情報は、所定の会員登録手続を行うことで付与されるものとしてもよい。会員登録手続は、ユーザが氏名、年齢、住所、職業等のユーザ関連情報(属性情報)を申告する手続きである。この会員登録手続は、ユーザの顔画像の提供を伴うものであってもよい。会員登録手続は、遊技場、又は、上記したいずれかの会社の従業員がユーザから属性情報の申告を受けることで完了する。すなわち、会員登録手続が完了し、遊技場、又は、上記したいずれかの会社の従業員が上記した管理コンピュータ20(又はホールコンピュータ15)や上記した各サーバを操作することで、ユーザを示す情報(ID等)が付与される。なお、申告されたユーザ関連情報は、ユーザを示す情報と関連付けて上記したいずれかのデータベースに記憶される構成としてもよい。
【0169】
上記した実施形態では、出品設定画面80において売却対象(出品対象)とする景品を1つの景品とした。しかしながら、ユーザが景品を売却する際に対象とする景品は、複数の景品としてもよい。例えば、景品名を○×Tシャツ10枚等とし、複数(複数枚、複数個)の景品を一つの組として上記と同様に売却(出品)をしてもよい。この場合、ユーザが景品を購入する際に対象とする景品もまた、複数の景品としてもよく、複数の景品を一つの組として上記と同様に購入対象としてもよい。すなわち、上記した景品の売買において、複数の景品からなる景品の組を一つの景品と同様に取り扱ってもよい。
また、出品設定画面80に売却する数(出品する数)を入力する出品数入力部が表示される構成としてもよい。そして、ユーザが同一景品を複数獲得している場合、数量入力部に2以上の数値(2以上の正の整数)を入力することで、指定された数の同一景品が同じ条件で出品される構成としてもよい。この場合、購入設定画面125に購入数を入力する購入数入力部が表示される構成とし、2以上の数値を入力することで、同じ売却ユーザから指定された数の同一景品を同時に同じ条件で購入可能としてもよい。購入数量入力部は、購入可能な数(同一景品の出品数)を超過する数を入力できない構成としてもよい。すなわち、購入可能な数を超過する数を入力した場合、その旨を示すメッセージを表示し、入力内容の修正を促すようにしてもよい。
【符号の説明】
【0170】
1 景品売買システム
2 遊技場
4 景品管理会社
36 景品管理倉庫(管理倉庫)
【要約】
【課題】遊技者が遊技によって獲得した景品の有効活用に資する景品売買システムを提供する。
【解決手段】遊技ユーザが遊技場で取得した遊技ポイントを景品の所有権に交換する景品交換部と、前記景品交換部によって交換された前記景品及び前記景品の金銭的価値を他のユーザに表示する所有権表示部と、他のユーザが前記景品の所有権の移転を要求する景品要求部と、前記景品要求部によって前記他のユーザによって前記景品の所有権の移転の要求があった場合に、前記景品の所有権の移転の可否を確認する要求確認部と、前記遊技ユーザが前記他のユーザへの前記景品の所有権の移転を許容した場合に、前記他のユーザに前記金銭的価値を要求し、前記他のユーザから取得する予定又は取得した前記金銭的価値に相当する金銭又は遊技ポイントを前記遊技ユーザに支払う売買管理部と、を備える、景品売買システムとする。
【選択図】
図16