(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-22
(45)【発行日】2024-12-02
(54)【発明の名称】シャッター
(51)【国際特許分類】
E06B 9/171 20060101AFI20241125BHJP
E06B 9/15 20060101ALI20241125BHJP
E06B 9/56 20060101ALI20241125BHJP
【FI】
E06B9/171
E06B9/15 A
E06B9/56 A
(21)【出願番号】P 2021132815
(22)【出願日】2021-08-17
【審査請求日】2024-04-17
(73)【特許権者】
【識別番号】390005267
【氏名又は名称】YKK AP株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000637
【氏名又は名称】弁理士法人樹之下知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】山本 理史
(72)【発明者】
【氏名】相馬 剛
(72)【発明者】
【氏名】岩田 潤一
【審査官】砂川 充
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-269058(JP,A)
【文献】実開昭58-167258(JP,U)
【文献】特開2002-213160(JP,A)
【文献】特開2015-151843(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 9/00-9/92
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャッター面材と、前記シャッター面材が巻取り可能に連結された巻取りパイプとを備え、
前記巻取りパイプは、金属板で筒状に形成して縁部同士を接合して構成され、
前記シャッター面材は、巻取り状態で前記巻取りパイプに対して周方向の複数箇所で当接し、この当接位置は、前記縁部同士の接合位置に対して、前記巻取りパイプの周方向に異なる
ことを特徴とするシャッター。
【請求項2】
請求項1に記載のシャッターにおいて、
前記巻取りパイプには、内周側に凹んだ凹部が形成され、
前記周方向における前記凹部が形成される位置は、前記接合位置とは異なる
ことを特徴とするシャッター。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のシャッターにおいて、
前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、
前記複数のスラットの連結位置は、前記当接位置に対して前記周方向に異なる
ことを特徴とするシャッター。
【請求項4】
請求項3に記載のシャッターにおいて、
前記スラットは、その幅方向における両側に形成されていると共に隣接する他の前記スラットに連結した連結部と、前記連結部のそれぞれに連続していると共に前記巻取りパイプに当接する当接部と、前記当接部のそれぞれに連続した中間部とを有し、
前記当接部は、前記連結部および前記中間部に対して、前記スラットの長手方向および幅方向に交差する厚さ方向における一方側に配置され、巻取り状態では、前記中間部は前記接合位置に対して外周側に離れた位置に配置される
ことを特徴とするシャッター。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、
前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、
前記巻取りパイプは、前記縁部同士をカシメによって接合する接合部を有し、
巻取り状態で前記巻取りパイプに当接し且つ前記接合部に対して外周側に配置されるスラットの前記当接位置から前記接合部までの寸法は、前記接合部の長手方向に沿った両縁の間の寸法よりも大きい
ことを特徴とするシャッター。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、
前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、
前記巻取りパイプは、前記縁部同士をカシメによって接合する接合部を有し、
前記接合部は、前記スラットを前記巻取りパイプに取り付けた取付位置と巻取りパイプの軸心位置とを結ぶ仮想線に対して、90°以上の角度で交わり且つ前記軸心を通る仮想線上の位置に配置される
ことを特徴とするシャッター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属板を接合することによって形成されるスチールパイプなどの巻取りパイプを備えるシャッターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、シャッター枠と、シャッター枠に支持されるシャッター面材と、シャッター面材を収納するシャッターケースとを備えており、シャッターケースの内部には、シャッター面材を巻取り可能な筒状の回転ドラムが設置される外部シャッターが知られている(特許文献1参照)。この回転ドラムは、例えば、アルミ製の押出形材で構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の外部シャッターにおける回転ドラムを押出形材ではなく、ロール成形した金属板の長手方向に沿った縁部同士をカシメ等により接合して筒状に形成してなる巻取りパイプで構成することで、コスト削減を図ることが考えられる。
しかし、前述した巻取りパイプには、金属板の縁部同士の接合部分が形成されてしまい、この接合部分がシャッター面材に当たると、シャッター面材が傷つく元となり得、シャッター面材が傷つくと、シャッターの意匠が悪くなるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、意匠を維持できるシャッターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシャッターは、複数のスラットを連結して構成されるシャッター面材と、前記シャッター面材が巻取り可能に連結された巻取りパイプとを備え、前記巻取りパイプは、金属板で筒状に形成して縁部同士を接合して構成され、前記シャッター面材は、巻取り状態で前記巻取りパイプに対して周方向の複数箇所で当接し、この当接位置は、前記縁部同士の接合位置に対して、前記巻取りパイプの周方向に異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、意匠を維持できるシャッターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の実施形態に係るシャッターの縦断面図。
【
図2】前記実施形態に係るシャッターの要部を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本実施形態に係るシャッター1は、戸建て住宅等の建物における外壁の開口部の屋外側に設けられるものである。前述した開口部には上枠21、下枠22および左右の縦枠23を枠組みした窓枠2が設けられている。シャッター1は、シャッター枠3と、シャッター枠3に上下開閉自在かつ上方に巻上げ可能に支持されるシャッター面材4と、巻上げたシャッター面材4を収納するシャッターケース5とを備えており、シャッターケース5の内部には、シャッター面材4を巻取り可能な筒状の巻取りパイプ6が設置されている。
以下の説明において、Y軸方向をシャッター1の上下方向とし、Y軸方向に直交するZ軸方向をシャッター1の見込み方向とする。Y,Z軸方向に直交する方向をシャッター1の左右方向とする。
【0010】
シャッター枠3は左右のシャッター縦枠31を備えている。シャッター面材4は上下に連結した複数のスチール製のスラット41を備えており、
図2に示すように複数のスラット41のうちの最上位のスラット41Aはねじ7および裏板8を用いて巻取りパイプ6にねじ止めされており、最上位のスラット41Aにはスラット41B,41C,41D,・・・が連なっている。シャッターケース5は左右のシャッター縦枠31の上部に配置されている。巻取りパイプ6の長手方向における両端はシャッターケース5に軸心C(
図2参照)を中心に回転可能に支持されている。シャッターケース5にはシャッター面材4が通る開口51が形成されている。
【0011】
スラット41は、その幅方向における両側に形成されていると共に隣接する他の前記スラット41に連結した連結部42と、連結部42のそれぞれに連続していると共に巻取り状態で巻取りパイプ6に当接する当接部43と、当接部43のそれぞれに連続した中間部44とを有している。当接部43は、連結部42および中間部44に対して、スラット41の長手方向および幅方向に直交する厚さ方向における一方側に配置され、巻取り状態では、中間部44は後述するカシメ部65による接合位置に対して外周側に離れた位置に配置されている。このため、巻取り状態では、シャッター面材4は、巻取りパイプ6に対して周方向の複数箇所(当接部43)で当接し、この当接位置に対して周方向に異なる連結位置にある連結部42と中間部44とは巻取りパイプ6に対して外周側に離れて配置される。なお、前述した周方向は、巻取りパイプ6の軸心Cを中心として回転するR方向に沿っている。本実施形態では、スラット41Aに連なる三番目のスラット41Cが、カシメ部65に対して外周側に配置される。スラット41Aからスラット41Cまでは、
図1に示すようにシャッター面材4を繰出した状態でも、シャッターケース5の開口51から出ない配置となっている。このため、仮にスラット41Cが傷ついたとしても意匠上目立たない構成となっている。スラット41Cの当接部43の巻取りパイプ6に対する当接位置からカシメ部65までの寸法は、カシメ部65の長手方向(シャッター1の左右方向)に沿った両縁の間の寸法L(カシメ部65の幅寸法)よりも大きい。なお、スラット41の幅寸法は41mm程度である。
前述した複数のスラット41を備えるシャッター面材4の巻取りパイプ6に対する当接位置は、後述する縁部62,63同士のカシメ部65による接合位置に対して、巻取りパイプ6の周方向に異なっている。
【0012】
巻取りパイプ6は、金属板としてのスチール板でロール成形されたパイプ本体部61と、パイプ本体部61の長手方向(シャッター1の左右方向)に沿った縁部62,63同士を接合した接合部としてのカシメ部65とを有しており、カシメ部65によるカシメによってパイプ本体部61を筒状に形成している。
パイプ本体部61には、内周側に凹んだ凹部611,612と、最上位のスラット41Aの巻取りパイプ6に対する取付位置を位置決めする位置決め部613とが当該パイプ本体部61の長手方向に沿って形成されている。凹部611は、
図2に示すように、一対の側片614および底片615と、一対の側片614からそれぞれ折り返された係止片616とを有している。凹部611には、パイプ本体部61の長手方向に沿って所定間隔を隔てた裏板8が複数配置されており、前述した係止片616によって裏板8が脱落しないように係止している。また、凹部612は、一対の側片617および底片618を有して形成されており、凹部612は、補助ホイール9などの付属部品(
図1参照)に対して巻取りパイプ6の周方向に嵌合する。本実施形態では補助ホイール9は巻取りパイプ6の中空部に配置されて当該巻取りパイプ6を補強している。このため、巻取りパイプ6の外周側に補強部品を設けなくても巻取りパイプ6に必要な強度を得ることができ、巻取りパイプ6の筒形状(略円筒形状)を保つことができる。
この凹部611,612は、スラット41Aを巻取りパイプ6に取り付けた取付位置と巻取りパイプ6の軸心Cが通る軸心位置とを結ぶ仮想線V1上に位置している。凹部611,612は、
図1に示すようにシャッター面材4を繰り出してスラット41がY軸方向に沿った状態では、互いにZ軸方向に対向して配置され、本実施形態では、凹部611が屋外側に配置され且つ凹部612が屋内側に配置される。凹部611,612は、カシメ部65に対して周方向に間隔を隔てて配置されている。このため、周方向における凹部611,612が形成される位置は、カシメ部65による接合位置とは異なることとなる。
【0013】
カシメ部65は、第一片部70および第二片部75を有している。第一片部70は、パイプ本体部61の縁部62から折り曲げられて内周側に突出した内片部71と、内片部71から外周側に折り返された第一折返し片部72とを有している。第二片部75は、パイプ本体部61の縁部63に連続した外片部76と、外片部76から内周側に折り返された第二折返し片部77とを有している。
このカシメ部65では、巻取りパイプ6の内周側から外周側に向かって、内片部71、第二折返し片部77、第一折返し片部72、外片部76の順に各片部が重なっている。第一折返し片部72が外片部76および第二折返し片部77の間に配置され、第二折返し片部77が内片部71および第一折返し片部72の間に配置されている。内片部71が縁部62に連続する連続部分78(縁部62から折り曲げられて内周側に突出した部分)は、カシメ部65の幅方向における一端を形成しており、内片部71および第一折返し片部72の連続部分79(折返し部分)は、カシメ部65の幅方向における他端を形成している。カシメ部65は、仮想線V1に対して、90°以上の角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線V2上の位置であって、巻取り状態でスラット41Cが外周側に配置される位置に、配置されている。
【0014】
[変形例]
前記実施形態では、巻取りパイプはスチール製の金属板で構成されているが、アルミ製等の他の金属材料で形成される金属板で構成されてもよい。また、スラット41はスチール製ではなく、他の材料で構成されていてもよい。
前記実施形態では、カシメ部65は、巻取りパイプ6の内周側に突出して形成されているが、外周側に突出して形成されていてもよい。また、カシメ部65によって接合部を構成しているが、前述した金属板を溶接し、リベット止めし、また、ねじ止めすること等で接合部を構成してもよい。
前記実施形態では、巻取りパイプ6に形成された凹部612とカシメ部65による接合位置が異なっているが、接合可能であれば凹部612にあってもよい。また、凹部612の構成を補助ホイール9などの付属部品の取り付けなどに用いない場合には、凹部612の構成を省略してもよい。
前記実施形態では、スラット41同士の連結位置は、巻取りパイプ6に当接する当接位置に対して周方向に異なっているが、スラット41を巻取りパイプ6に巻取り可能であれば、連結位置が当接位置であってもよい。
前記実施形態では、スラット41Cの巻取りパイプ6に対する当接位置からカシメ部65までの寸法は、カシメ部65の幅寸法Lよりも大きくなっているが、カシメ部65がスラット41Cの当接部43に当たる可能性が低い場合には、幅寸法L以下でもよい。
前記実施形態では、カシメ部65は、仮想線V1に対して、90°以上の角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線V2上の位置に配置されているが、90°よりも小さい角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線上の位置に配置されていてもよい。また、カシメ部65は、三番目のスラット41Cが外周側に配置される位置に配置されているが、二番目のスラット41Bが外周側に配置される位置に配置されていてもよく、また、スラット41の位置の誤差の影響が少ない場合には、四番目以降のスラット41が外周側に配置される位置に配置されていてもよい。最上位のスラット41に近い位置の方が複数のスラット41同士の位置に誤差が少なく、カシメ部65と、これを覆うスラット41との位置関係に誤差が生じにくくなる一方、カシメ部65を、仮想線V1に対して、90°以上の角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線V2上の位置に配置することで、巻取りパイプ6に対してスラット41を取り付ける部分の形状の形成に拘わらず、巻取りパイプ6を簡単に形成できる。これらの点を考慮してカシメ部65の位置は設定される。
【0015】
[発明のまとめ]
本発明のシャッターは、シャッター面材と、前記シャッター面材が巻取り可能に連結された巻取りパイプとを備え、前記巻取りパイプは、金属板で筒状に形成して縁部同士を接合して構成され、前記シャッター面材は、巻取り状態で前記巻取りパイプに対して周方向の複数箇所で当接し、この当接位置は、前記縁部同士の接合位置に対して、前記巻取りパイプの周方向に異なることを特徴とする。
本発明のシャッターによれば、金属板の縁部同士を接合した接合位置に対して、シャッター面材の巻取りパイプに対する当接位置が周方向に異なるので、シャッター面材が接合部に当たって傷つくおそれをなくし得、シャッターの意匠を維持できる。
【0016】
本発明のシャッターでは、前記巻取りパイプには、内周側に凹んだ凹部が形成され、前記周方向における前記凹部が形成される位置は、前記接合位置とは異なっていてもよい。
このような構成によれば、例えば凹部に接合位置がある場合と比べて、凹部の形状に拘わらず接合工具や部材などを用いることができ、巻取りパイプを簡単に形成できる。
【0017】
本発明のシャッターでは、前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、前記複数のスラットの連結位置は、前記当接位置に対して前記周方向に異なっていてもよい。
このような構成によれば、複数のスラットの連結位置を巻取りパイプに対して非当接にできる。
【0018】
本発明のシャッターでは、前記スラットは、その幅方向における両側に形成されていると共に隣接する他の前記スラットに連結した連結部と、前記連結部のそれぞれに連続していると共に前記巻取りパイプに当接する当接部と、前記当接部のそれぞれに連続した中間部とを有し、前記当接部は、前記連結部および前記中間部に対して、前記スラットの長手方向および幅方向に交差する厚さ方向における一方側に配置され、巻取り状態では、前記中間部は前記接合位置に対して外周側に離れた位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、前記一方側に配置された当接部が巻取りパイプに当接した状態では、連結部および中間部は、巻取りパイプに対して外周側に離れて配置されるので、スラットが巻取りパイプの接合部分に当たることがない。更に、連結部も巻取りパイプに当接しないので、シャッター面材を円滑に巻き取ることができる。
【0019】
本発明のシャッターでは、前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、前記巻取りパイプは、前記縁部同士をカシメによって接合する接合部を有し、巻取り状態で前記巻取りパイプに当接し且つ前記接合部に対して外周側に配置されるスラットの前記当接位置から前記接合部までの寸法は、前記接合部の長手方向に沿った両縁の間の寸法よりも大きくてもよい。
このような構成によれば、カシメてなる接合部が外れようとしても、前述した寸法関係となっているので、スラットが接合部に当たることを抑制できる。
【0020】
本発明のシャッターでは、前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、前記巻取りパイプは、前記縁部同士をカシメによって接合する接合部を有し、前記接合部は、前記スラットを前記巻取りパイプに取り付けた取付位置と巻取りパイプの軸心位置とを結ぶ仮想線に対して、90°以上の角度で交わり且つ前記軸心を通る仮想線上の位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、巻取りパイプに対するスラットの取付位置から前述したように離れて接合部が配置されているので、巻取りパイプに対してスラットを取り付ける部分の形状の形成に拘わらず、巻取りパイプを簡単に形成できる。
【符号の説明】
【0021】
1…シャッター、2…窓枠、21…上枠、22…下枠、23…縦枠、3…シャッター枠、31…シャッター縦枠、4…シャッター面材、41(41A~41D)…スラット、42…連結部、43…当接部、44…中間部、5…シャッターケース、51…開口、6…巻取りパイプ、61…パイプ本体部、611,612…凹部、613…位置決め部、614,617…側片、615,618…底片、616…係止片、62,63…縁部、65…カシメ部(接合部)、7…ねじ、70…第一片部、71…内片部、72…第一折返し片部、75…第二片部、76…外片部、77…第二折返し片部、78,79…連続部分、8…裏板、9…補助ホイール(付属部品)、C…軸心、L…寸法、V1,V2…仮想線、θ…角度。