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特許7593995フィードバックチャネルマッピング方法およびデバイス、機器、および記憶媒体
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  • 特許-フィードバックチャネルマッピング方法およびデバイス、機器、および記憶媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-25
(45)【発行日】2024-12-03
(54)【発明の名称】フィードバックチャネルマッピング方法およびデバイス、機器、および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/40 20230101AFI20241126BHJP
   H04W 92/18 20090101ALI20241126BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20241126BHJP
   H04J 3/16 20060101ALI20241126BHJP
【FI】
H04W72/40
H04W92/18
H04W72/0446
H04J3/16 Z
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2022509055
(86)(22)【出願日】2020-08-17
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-14
(86)【国際出願番号】 CN2020109441
(87)【国際公開番号】W WO2021032038
(87)【国際公開日】2021-02-25
【審査請求日】2023-08-16
(31)【優先権主張番号】201910757794.9
(32)【優先日】2019-08-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】▲しん▼▲衛▼民
(72)【発明者】
【氏名】▲盧▼有雄
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼瑾
【審査官】望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】NTT DOCOMO, INC.,NR Sidelink Physical Layer Procedure[online],3GPP TSG RAN WG1 #97 R1-1906209,フランス,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_97/Docs/R1-1906209.zip>,2019年05月03日,[検索日 2024.07.09]
【文献】Huawei, HiSilicon,Sidelink physical layer procedures for NR V2X[online],3GPP TSG RAN WG1 #97 R1-1906008,フランス,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_97/Docs/R1-1906008.zip>,2019年05月03日,[検索日 2024.07.09]
【文献】Huawei, HiSilicon,Design and contents of PSCCH and PSFCH[online],3GPP TSG RAN WG1 #97 R1-1906596,フランス,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_97/Docs/R1-1906596.zip>,2019年05月03日,[検索日 2024.07.09]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00-H04W99/00
H04B7/24-H04B7/26
H04J3/16
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィードバックチャネルマッピング方法であって、前記方法は、
第1の時間スロット内の第1の構成周波数範囲において分割されフィードバックチャネルグループの数を取得することと、
前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲関連付けられているデータチャネルの数を決定することであって、前記第1の時間スロットと前記データチャネルが配置されている第2の時間スロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、前記第2の時間スロットは、前記第1の時間スロットに先行し、前記データチャネルは、第2の構成周波数範囲内に配置されている、ことと、
少なくとも前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループのフィードバックチャネルを前記データチャネルにマッピングすることと
を含み、
前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数を決定することは、
複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれているサブチャネルの数が等しいことに応答して、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数が(前記複数の第2の時間スロットの数)×(前記複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれている前記サブチャネルの数)に等しいことを決定することによって、前記複数の第2の時間スロットの数と前記複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれている前記サブチャネルの数とに従って、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数を決定すること
を含む、方法。
【請求項2】
前記フィードバックチャネルグループの数を取得することは、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲にマッピングされる前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループの数を取得することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の構成周波数範囲は、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅を含み、前記第2の構成周波数範囲は、前記リソースプール内の全てのデータチャネルの総帯域幅を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記フィードバックチャネルグループの前記フィードバックチャネルを前記データチャネルにマッピングすることは、前記データチャネルの順序付けに従って前記フィードバックチャネルグループの前記フィードバックチャネルをマッピングすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記フィードバックチャネルをマッピングすることは、
複数の第2の時間スロットの数と前記複数の第2の時間スロットのそれぞれにおける第2の構成周波数範囲に含まれているデータチャネルの数とに従って、前記フィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの順序付け番号を決定することと、
前記順序付け番号に従って、前記フィードバックチャネルグループの前記フィードバックチャネルをマッピングすることと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記フィードバックチャネルグループは、同じ数のフィードバックチャネルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
通信機器であって、
前記通信機器は、メモリプロセッサコンピュータプログラムとを備え、前記コンピュータプログラムは、前記メモリ内に記憶されており、かつ、前記プロセッサによって実行可能であり、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、
第1の時間スロット内の第1の構成周波数範囲において分割されフィードバックチャネルグループの数を取得することと、
前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲関連付けられているデータチャネルの数を決定することであって、前記第1の時間スロットと前記データチャネルが配置されている第2の時間スロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、前記第2の時間スロットは、前記第1の時間スロットに先行し、前記データチャネルは、第2の構成周波数範囲内に配置されている、ことと、
少なくとも前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループのフィードバックチャネルを前記データチャネルにマッピングすることと
を含むステップを実行することを前記通信機器に行わせるように構成されており、
前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数を決定することは、
複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれているサブチャネルの数が等しいことに応答して、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数が(前記複数の第2の時間スロットの数)×(前記複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれている前記サブチャネルの数)に等しいことを決定することによって、前記複数の第2の時間スロットの数と前記複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれている前記サブチャネルの数とに従って、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数を決定すること
を含む、通信機器。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲にマッピングされる前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループの数を取得することによって、前記フィードバックチャネルグループの数を取得することを前記通信機器に行わせるように構成されている、請求項に記載の通信機器。
【請求項9】
前記第1の構成周波数範囲は、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅を含み、前記第2の構成周波数範囲は、前記リソースプール内の全てのデータチャネルの総帯域幅を含む、請求項に記載の通信機器。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記データチャネルの順序付けにさらに従って前記フィードバックチャネルグループの前記フィードバックチャネルを前記データチャネルにマッピングすることによって、前記フィードバックチャネルをマッピングすることを前記通信機器に行わせるように構成されている、請求項に記載の通信機器。
【請求項11】
前記プロセッサは、
複数の第2の時間スロットの数と前記複数の第2の時間スロットのそれぞれにおける第2の構成周波数範囲に含まれているデータチャネルの数とに従って、前記フィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの順序付け番号を決定することと、
前記順序付け番号に従って、前記フィードバックチャネルグループの前記フィードバックチャネルをマッピングすることと
によって、前記フィードバックチャネルをマッピングすることを前記通信機器に行わせるように構成されている、請求項に記載の通信機器。
【請求項12】
前記フィードバックチャネルグループは、同じ数のフィードバックチャネルを含む、請求項に記載の通信機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムを記憶する非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって
前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、
第1の時間スロット内の第1の構成周波数範囲において分割されフィードバックチャネルグループの数を取得することと、
前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲関連付けられているデータチャネルの数を決定することであって、前記第1の時間スロットと前記データチャネルが配置されている第2の時間スロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、前記第2の時間スロットは、前記第1の時間スロットに先行し、前記データチャネルは、第2の構成周波数範囲内に配置されている、ことと、
少なくとも前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループのフィードバックチャネルを前記データチャネルにマッピングすることと
を含むステップを実行するように構成されており、
前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数を決定することは、
複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれているサブチャネルの数が等しいことに応答して、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数が(前記複数の第2の時間スロットの数)×(前記複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれている前記サブチャネルの数)に等しいことを決定することによって、前記複数の第2の時間スロットの数と前記複数の第2の時間スロットのそれぞれに含まれている前記サブチャネルの数とに従って、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲に関連付けられている前記データチャネルの数を決定すること
を含む、非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項14】
前記コンピュータプログラムは、前記第1の時間スロット内の前記第1の構成周波数範囲にマッピングされる前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループの数を取得することによって、前記フィードバックチャネルグループの数を取得するように構成されている、請求項13に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項15】
前記第1の構成周波数範囲は、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅を含み、前記第2の構成周波数範囲は、前記リソースプール内の全てのデータチャネルの総帯域幅を含む、請求項14に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項16】
前記コンピュータプログラムは、前記データチャネルの順序付けにさらに従って前記フィードバックチャネルグループの前記フィードバックチャネルを前記データチャネルにマッピングすることによって、前記フィードバックチャネルをマッピングするように構成されている、請求項13に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項17】
前記フィードバックチャネルグループは、同じ数のフィードバックチャネルを含む、請求項13に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、その開示が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる2018年7月27日に中国特許庁(CNIPA)に出願された中国特許出願第201910757794.9号の優先権を主張する。
【0002】
(技術分野)
本願は、無線通信ネットワーク、例えば、フィードバックチャネルマッピング方法およびデバイス、機器、および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
サイドリンク通信システムでは、サービスが、ユーザ機器(UE)間で伝送される必要があるとき、UE間のサービスデータは、ネットワーク側によって転送されず、直接、データソースUEによって、標的UEに、サイドリンクを通して伝送される。サイドリンク通信では、UEは、リソースを構成または事前構成されたリソースプールから取得し、通信を実施する。リソースプールは、概して、時間周波数リソースのグループに対応し、関連技術分野では、時間周波数リソースのそのようなグループは、時間ドメインにおいて連続的または離散的であり得、周波数ドメインにおいても連続的または離散的であり得る。サイドリンクに関して、UEが伝送のためにリソースをリソースプールから選択するための2つのリソース選択モードが存在する。一方は、サイドリンクリソースが、基地局によって配分されるもの、すなわち、スケジューリングベースのリソース配分スキームであり、他方は、UEが、リソースプールのリソース使用状況を自律的に検出し、通信のためのリソースを選択するもの、すなわち、UE自律入手ベースのリソーススキームである。
【0004】
直接通信のための需要が増加するにつれて、サイドリンクは、受信機がフィードバック情報を送信者に送信する必要があるもの等、より多くのタイプのサービスをサポートするために要求される。サイドリンクが、フィードバックをサポートする必要があるとき、関連技術分野では、リソースプール内のサイドリンクリソースプールが、フィードバックチャネルリソースを含むために要求される。しかしながら、技術的議論では、フィードバックリソースとリソースプール内のデータチャネルリソースとの間の対応は、まだ規定されておらず、したがって、競合がフィードバックリソース配分中に生じ易い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、フィードバックリソース配分中に生じる競合の問題を解決するためのフィードバックチャネルマッピング方法およびデバイス、機器、および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の実施形態は、フィードバックチャネルマッピング方法を提供する。方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0007】
第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数が、決定される。
【0008】
第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数が、決定され、第1のスロットとデータチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、第2のスロットは、第1のスロットの前方のスロットであり、データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである。
【0009】
データチャネルの各々の対応されるフィードバックチャネルが、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、フィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0010】
本願の実施形態は、フィードバックチャネルマッピングデバイスを提供する。デバイスは、フィードバックチャネルグループ数決定モジュールと、データチャネル数決定モジュールと、フィードバックチャネルマッピングモジュールとを含む。
【0011】
フィードバックチャネルグループ数決定モジュールは、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数を決定するように構成されている。
【0012】
データチャネル数決定モジュールは、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定するように構成され、第1のスロットとデータチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、第2のスロットは、第1のスロットの前方のスロットであり、データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである。
【0013】
フィードバックチャネルマッピングモジュールは、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングするように構成されている。
【0014】
本願の実施形態は、通信機器を提供する。通信機器は、メモリと、プロセッサと、メモリ内に記憶され、プロセッサによって実行可能であるコンピュータプログラムとを含む。プロセッサは、コンピュータプログラムを実行すると、本願の実施形態のうちの任意の1つに説明されるフィードバックチャネルマッピング方法を実装する。
【0015】
本願の実施形態は、記憶媒体を提供する。記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、本願の実施形態のうちの任意の1つに説明されるフィードバックチャネルマッピング方法を実装する。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
フィードバックチャネルマッピング方法であって、前記方法は、
第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数を決定することと、
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定することであって、前記第1のスロットと前記データチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、前記第2のスロットは、前記第1のスロットの前方のスロットであり、前記データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである、ことと、
前記データチャネルの数および前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記データチャネルのそれぞれのものに対応するフィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることと
を含む、方法。
(項目2)
前記フィードバックチャネルグループの数を決定することは、
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループの数を決定すること、
ネットワークノードの構成またはネットワークの事前構成に従って、前記フィードバックチャネルグループの数を決定すること、または、
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインに従って、前記フィードバックチャネルグループの数を決定すること
のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第1のスロットおよび前記第2のスロットは、リソースプール内のスロットとして構成され、
前記データチャネルが位置する前記第2のスロットを決定することは、
第1の期間内のスロットを前記第2のスロットとして決定することであって、前記スロットと現在のサイクルの第1のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、前記第1の構成値以上であり、前記第1の期間は、前のサイクルの第1のスロットと前記現在のサイクルの前記第1のスロットとの間の期間であり、サイクルは、前記フィードバックチャネルが位置する2つの隣接した第1のスロット間のインターバルであり、前記インターバルは、前記2つの隣接した第1のスロット間に含まれるリソースプール内のスロットの数である、ことと、
前記第1の構成値が0より大きいことに応答して、第2の期間内の全てのスロットを前記第2のスロットとして決定することと
を含み、
前記第2の期間は、前記前のサイクルの前記第1のスロットから前記第1の構成値分だけ前方に位置するスロットと、前記前のサイクルの前記第1のスロットとの間の期間であり、前記第1の構成値は、物理的スロットインターバルである、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1の構成周波数ドメインおよび前記第2の構成周波数ドメインは、前記リソースプール内の1つのサブチャネルの周波数ドメイン範囲である、項目2に記載の方法。
(項目5)
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインに従って、前記フィードバックチャネルグループの数を決定することは、
1つのサブチャネルに含まれるリソースブロックの数と1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数とに従って、前記フィードバックチャネルの数を決定すること、または、1つのサブチャネルに含まれる前記リソースブロックの数、1つのフィードバックチャネルに含まれる前記リソースブロックの数、およびコードドメインにおける1つのフィードバックチャネルのチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルの数を決定することと、
前記フィードバックチャネルの数を前記フィードバックチャネルグループの数として決定することと
を含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記第1の構成周波数ドメインは、前記リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅であり、前記第2の構成周波数ドメインは、前記リソースプール内の全てのデータチャネルの総帯域幅である、項目2に記載の方法。
(項目7)
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルグループの数を決定することは、
前記フィードバックチャネルグループの数として、前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数、または前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数を決定することを含む、項目4または6に記載の方法。
(項目8)
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数を決定することは、
複数の第2のスロットの各々に含まれるサブチャネルの数が等しいことに応答して、前記複数の第2のスロットの数と前記複数の第2のスロットの各々に含まれるサブチャネルの数とに従って、前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数を決定することと、
前記複数の第2のスロットの各々に含まれる前記サブチャネルの数が異なることに応答して、前記複数の第2のスロットの各々に含まれる前記サブチャネルの数を合計し、前記サブチャネルの数の前記合計を前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数として決定することと
を含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインに従って、前記フィードバックチャネルグループの数を決定することは、
前記リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅に含まれるリソースブロックの数および1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数に従って、前記フィードバックチャネルの数を決定すること、または、前記リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅に含まれる前記リソースブロックの数、1つのフィードバックチャネルに含まれる前記リソースブロックの数、およびコードドメインにおける1つのフィードバックチャネルのチャネルの数に従って、前記フィードバックチャネルの数を決定することと
前記フィードバックチャネルの前記数を前記フィードバックチャネルグループの数として決定することと
を含む、項目6に記載の方法。
(項目10)
前記データチャネルの数および前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記データチャネルのそれぞれのものに対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
データチャネルおよびフィードバックチャネルグループを順序付けることと、
前記順序付けられたデータチャネルの各々に対応するフィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることと
を含む、項目4または6に記載の方法。
(項目11)
前記順序付けられたデータチャネルの各々に対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
前記データチャネルの数が前記フィードバックチャネルグループの数以下であることに応答して、前記データチャネルがマッピングされるまで、順番に、前記順序付けられたデータチャネルのうちの1つに対応するフィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること、
データチャネルの数が前記フィードバックチャネルグループの数より小さいことに応答して、順番に、前記順序付けられたデータチャネルのうちの1つに対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、前記複数のデータチャネルがマッピングされた後、前記複数のデータチャネルの第1のものから再び開始し、前記フィードバックチャネルグループの各々がマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、前記複数のデータチャネルのうちの1つに対応するフィードバックチャネルを残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること、または、
前記データチャネルの数および前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記データチャネルのうちの1つに対応する前記フィードバックチャネルがマッピングされる前記フィードバックチャネルグループの数を決定し、前記データチャネルのうちの前記1つに対応する前記フィードバックチャネルがマッピングされる前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記順序付けられたデータチャネルのうちの1つに対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループのうちの少なくとも1つにマッピングすること
を含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記順序付けられたデータチャネルに対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
第2のスロットの数と前記第2のスロットの各々における第2の構成周波数ドメインに含まれるデータチャネルの数とに従って、前記データチャネルのうちの1つに対応する前記フィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの順序付け番号を決定し、前記順序付け番号に従って、前記データチャネルのうちの前記1つに対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることを含む、項目10に記載の方法。
(項目13)
前記データチャネルのそれぞれのものに対応する前記フィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
第2のスロットおよびフィードバックチャネルグループを順序付けることと、
前記順序付けられた第2のスロットの各々を前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることと、
現在の第2のスロットがマッピングされる少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに関して、前記少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループの設定数に分割することであって、前記設定数は、前記第2の構成周波数ドメインにおける前記現在の第2のスロットのデータチャネルの数、または前記少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに含まれる前記フィードバックチャネルの数のうちの少なくとも1つによって決定される、ことと、
前記現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルを前記サブフィードバックチャネルグループにマッピングすることと
を含み、
前記第2のスロットに対応するフ前記フィードバックチャネルは、前記第2の構成周波数ドメインにおける前記第2のスロットに含まれるデータチャネルに対応するフィードバックチャネルである、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記順序付けられた第2のスロットの各々を前記フィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
前記第2のスロットの数が前記フィードバックチャネルグループの数以下であることに応答して、前記第2のスロットがマッピングされるまで、順番に、前記順序付けられた第2のスロットの各々を前記フィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること、
前記第2のスロットの数がフィードバックチャネルグループの数より小さいことに応答して、順番に、前記順序付けられた第2のスロットの各々を前記フィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、前記第2のスロットがマッピングされた後、前記第2のスロットの第1のものから再び開始し、前記フィードバックチャネルグループの各々がマッピングされた第2のスロットを有するまで、前記第2のスロットの各々を残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること、または、
前記第2のスロットの数および前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記第2のスロットの各々がマッピングされる前記フィードバックチャネルグループの数を決定し、前記第2のスロットの各々がマッピングされる前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記順序付けられた第2のスロットの各々を前記フィードバックチャネルグループのうちの少なくとも1つにマッピングすること
を含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記現在の第2のスロットに対応する前記フィードバックチャネルを前記サブフィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
前記現在の第2のスロットのデータチャネルを順序付けること、およびサブフィードバックチャネルグループを順序付けることと、
前記現在の第2のスロットの前記順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルを前記サブフィードバックチャネルグループにマッピングすることと
を含む、項目13に記載の方法。
(項目16)
前記現在の第2のスロットの前記順序付けられたデータチャネルに対応する前記フィードバックチャネルを前記複数のサブフィードバックチャネルグループにマッピングすることは、
前記現在の第2のスロットの前記データチャネルの数がある設定数以下であることに応答して、前記現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるまで、順番に、前記現在の第2のスロットの前記順序付けられたデータチャネルのうちの1つに対応するフィードバックチャネルを前記複数のサブフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること、
前記現在の第2のスロットの前記データチャネルの数が前記設定数より小さいことに応答して、順番に、前記現在の第2のスロットの前記順序付けられたデータチャネルのうちの1つに対応する前記フィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、前記現在の第2のスロットに対応する前記フィードバックチャネルがマッピングされた後、前記現在の第2のスロットのデータチャネルの第1のものに対応するフィードバックチャネルから再び開始し、前記サブフィードバックチャネルグループの各々がマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、前記現在の第2のスロットの前記データチャネルのうちの1つに対応するフィードバックチャネルを残りのサブフィードバックチャネルグループの各々にマッピングすること、または、
前記現在の第2のスロットの前記データチャネルの数および前記設定数に従って、前記現在の第2のスロットに対応する各フィードバックチャネルがマッピングされるサブフィードバックチャネルグループの数を決定し、前記現在の第2のスロットに対応する各フィードバックチャネルがマッピングされる前記サブフィードバックチャネルグループの数に従って、前記現在の第2のスロットの前記順序付けられたデータチャネルの各々に対応する各フィードバックチャネルを前記サブフィードバックチャネルグループのうちの少なくとも1つにマッピングすること
を含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
フィードバックチャネルマッピングデバイスであって、前記フィードバックチャネルマッピングデバイスは、
第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数を決定するように構成されたフィードバックチャネルグループ数決定モジュールと、
前記第1のスロット内の前記第1の構成周波数ドメインにマッピングされる前記データチャネルの数を決定するように構成されたデータチャネル数決定モジュールであって、前記第1のスロットと前記データチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、前記第2のスロットは、前記第1のスロットの前方のスロットであり、前記データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである、データチャネル数決定モジュールと、
前記データチャネルの数および前記フィードバックチャネルグループの数に従って、前記データチャネルのそれぞれのものに対応するフィードバックチャネルを前記フィードバックチャネルグループにマッピングするように構成されたフィードバックチャネルマッピングモジュールと
を備えている、フィードバックチャネルマッピングデバイス。
(項目18)
メモリと、プロセッサと、前記メモリ内に記憶され、前記プロセッサによって実行可能であるコンピュータプログラムとを備えている通信機器であって、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、項目1-16のいずれか1項に記載のフィードバックチャネルマッピング方法を実装する、通信機器。
(項目19)
プロセッサによって実行されると、項目1-16のいずれか1項に記載のフィードバックチャネルマッピング方法を実装するコンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本願の実施形態による、時間および周波数ドメインにおけるリソースプールのデータチャネルおよびフィードバックチャネルの配分を示す略図である。
図2図2は、本願の実施形態による、時間および周波数ドメインにおけるリソースプールのデータチャネルおよびフィードバックチャネルの別の配分を示す略図である。
図3図3は、本願の実施形態による、時間および周波数ドメインにおけるリソースプールのデータチャネルおよびフィードバックチャネルの別の配分を示す略図である。
図4図4は、本願の実施形態による、フィードバックチャネルマッピング方法のフローチャートである。
図5図5は、本願の実施形態による、フィードバックチャネルマッピングデバイスの構造図である。
図6図6は、本願の実施形態による、機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本願の実施形態は、図面を参照して詳細に下記に説明されるであろう。
【0018】
物理的スロットは、物理的時間にわたって分割されるスロットを指し、全てのスロットは、物理的時間にわたってスロットを有する。サイドリンク候補スロットは、サイドリンク通信のために使用されることができる、または使用され得る物理的スロット内のスロットを指す。リソースプールに含まれるスロットは、1つのリソースプール内で利用可能なスロットを指し、リソースプール内のスロットは、サイドリンク候補スロットのサブセットである。
【0019】
一実施形態において、リソースプールの帯域幅は、L個のサブチャネルを含み、1つのサブチャネルが、周波数ドメインにおいてY個のリソースブロック(RB)を含む場合、リソースプールは、周波数ドメインにおいてLY個のRBを含む。概して、UEによってデータを送信するために使用されるデータチャネルは、周波数ドメインにおける少なくとも1つのサブチャネルを含む。リソースプールは、時間ドメインにおける複数のスロットから成り、これらのスロットは、物理的時間にわたって、連続的または断続的であり得る。概して、UEによってデータを送信するために使用されるデータチャネルリソースは、時間ドメインにおける少なくとも1つのスロット内の少なくとも1つのシンボルから成る。
【0020】
一実施形態において、第1のスロットは、リソースプール内のスロットであり、それは、フィードバックチャネルで構成されている。第1のスロットの周期が、Nであると仮定すると、Nは、フィードバックチャネルが位置する2つの隣接した第1のスロット間のインターバルであり、インターバルは、2つの隣接した第1のスロット間に含まれるリソースプール内のスロットの数であり、すなわち、リソースプール内のN個のスロット毎に、フィードバックチャネルで構成された1つのスロットが存在する。時間ドメインにおけるフィードバックチャネルは、少なくとも1つのシンボルを1つのスロットに含み得、少なくとも1つのシンボルは、このスロットの末尾に位置する。一実施形態において、時間ドメインにおけるフィードバックチャネルリソースの長さは、1つのスロットの長さに等しい。
【0021】
一実施形態において、リソースプール内のフィードバックチャネルの総帯域幅は、リソースプールの帯域幅に等しいか、それ未満であるか、またはそれを上回り得る。1つのフィードバックチャネルの最小周波数ドメイン帯域幅によって占有されるRBの数は、ネットワーク側ノードによって構成されるか、または、ネットワークによって事前に構成または事前に定義される。一実施形態において、1つのフィードバックチャネルは、コードドメインにおいてある数のフィードバックチャネルにさらに分割され、そのようなある数はまた、ネットワーク側ノードによって構成されるか、または、ネットワークによって事前に構成または事前に定義される。図1-3は、本願による、時間および周波数ドメインにおけるリソースプールのデータチャネルおよびフィードバックチャネルの配分を示す略図である。
【0022】
一実施形態において、スロットnの第1の構成周波数ドメインが、フィードバックチャネルで構成されると仮定すると、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルが位置するスロットn-aは、以下の条件を満たす:aは、第1の構成値K以上であり、スロットnのみが、スロットn-a+Kからスロットnまでのインターバル内で、フィードバックチャネルで構成され、Kは、データチャネルのリソースとこのデータチャネルに対応するフィードバックチャネルとの間の最小物理的スロットインターバルであり、ネットワーク側によって構成されるか、または、ネットワークによって事前に構成または事前に定義される。
【0023】
図4は、本願の実施形態による、フィードバックチャネルマッピング方法のフローチャートである。本実施形態は、マッピングフィードバックチャネルの場合のために好適である。本実施形態は、端末によって実装され得る。端末は、スケジューリングノード(例えば、基地局、アクセスノード等)またはUEであり得る。図4に示されるように、本実施形態に提供される方法は、ステップS110-S130を含む。
【0024】
S110では、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数が、決定される。
【0025】
S120では、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数が、決定される。
【0026】
上記のステップでは、第1のスロットとデータチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、第2のスロットは、第1のスロットの前方のスロットであり、データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである。
【0027】
S130では、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルが、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、フィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0028】
第1の構成周波数ドメインおよび第2の構成周波数ドメインは、同じであることも、異なることもある。第1のスロットおよび第2のスロットは、リソースプール内のスロットとして構成されている。
【0029】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループの数は、以下の様式のうちの任意の1つにおいて決定される:第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数に従って、フィードバックチャネルグループの数を決定すること;ネットワーク側ノードの構成またはネットワークの事前構成に従って、フィードバックチャネルグループの数を決定すること;または、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに従って、フィードバックチャネルグループの数を決定すること。
【0030】
第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに従って、フィードバックチャネルグループの数を決定する様式は、以下の通りであり得る:第1の構成周波数ドメインにおけるフィードバックチャネルグループを構成または事前に構成すること、または、各フィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルの数を構成または事前に構成すること。
【0031】
一実施形態において、データチャネルが位置する第2のスロットは、以下の様式において決定され得る:第1の期間内のスロットを第2のスロットとして決定することであって、そのスロットと現在のサイクルの第1のスロットとの間の時間インターバルは、第1の構成値以上であり、第1の期間は、前のサイクルの第1のスロットと現在のサイクルの第1のスロットとの間の期間であり、サイクルは、フィードバックチャネルが位置する2つの隣接した第1のスロット間のインターバルであり、インターバルは、2つの隣接した第1のスロット間に含まれるリソースプール内のスロットの数である、こと;および、第1の構成値が1以上である場合、第2の期間内の全てのスロットを第2のスロットとして決定することであって、第2の期間は、前のサイクルの第1のスロットから第1の構成値分だけ前方に位置するスロットと、前のサイクルの第1のスロットとの間の期間であり、第1の構成値は、物理的スロットインターバルである、こと。
【0032】
一実施形態において、2つの隣接した第1のスロットは、それぞれ、第1のスロットnと、第1のスロットn-jとであると仮定すると、リソースプールの(N-1)個のスロットが、第1のスロットnと第1のスロットn-jとの間に存在し、期間[第1のスロットn-j、第1のスロットn]内のリソースプールのスロットと第1のスロットnとの間の時間ドメインインターバルが、K個の物理的スロット以上である場合、リソースプールのこのスロットのデータチャネルのフィードバックチャネルは、第1のスロットnにマッピングされ、時間[第1のスロットn-j-K、第1のスロットn-j]内のリソースプールの全てのスロットのデータチャネルリソースのフィードバックチャネルは、第1のスロットnにマッピングされる。一実施形態において、Kが0に等しいとき、[スロットn-j-K、スロットn-j]は、空セットであり、この期間内に、第1のスロットnにマッピングされるスロットが存在しない。条件を満たす第2のスロットの数をJとする。Kが0に等しいとき、Jは、Nに等しく、Kが0より大きいとき、Jは、N+K-1以下であることが分かる。すなわち、1つのリソースプール内で、J個の第2のスロットのデータチャネルリソースのフィードバックチャネルが、第1のスロットnにマッピングされる。
【0033】
一実施形態において、第1の構成周波数ドメインおよび第2の構成周波数ドメインは、リソースプール内の1つのサブチャネルの周波数ドメイン範囲であり、第1の構成周波数ドメインおよび第2の構成周波数ドメインは、同じサブチャネル周波数ドメイン範囲である。フィードバックチャネルグループの数は、以下の様式において、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数に従って決定され得る:第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定すること、または、フィードバックチャネルグループの数として第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数を決定すること。
【0034】
一実施形態において、第1の構成値Kが0に等しいとき、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数は、第1のスロットの周期Nに等しく、第1のスロットの周期Nは、フィードバックチャネルグループの数として決定され、第1の構成値Kが0より大きいとき、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数は、N+K-1以下であり、フィードバックチャネルグループの数は、N+K-1以下の整数である。すなわち、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの数は、第2のスロットの数である、または第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの数は、N+K-1である。
【0035】
一実施形態において、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに従って、フィードバックチャネルグループの数を決定する様式は、以下の通りであり得る:1つのサブチャネルに含まれるリソースブロックの数および1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数に従って、フィードバックチャネルの数を決定すること、または、1つのサブチャネルに含まれるリソースブロックの数、1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数、およびコードドメインにおける1つのフィードバックチャネルのチャネルの数に従って、フィードバックチャネルの数を決定すること;および、そのフィードバックチャネルの数をフィードバックチャネルグループの数として決定すること。
【0036】
一実施形態において、1つのフィードバックチャネルの最小帯域幅が、X個のRBであり、1つのサブチャネルが、Y個のRBを含むと仮定すると、周波数ドメインにおけるフィードバックチャネルの数は、
【数1】
である。一実施形態において、その帯域幅がX個のRBである1つのフィードバックチャネルは、Z個のフィードバックチャネルにさらに分割され得、コードドメインにおける1つのサブチャネルのフィードバックチャネルの数は、
【数2】
である。決定されたフィードバックチャネルグループの数は、
【数3】
または
【数4】
であり得る。
【0037】
一実施形態において、各フィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルは、等しいことも、等しくないこともある。フィードバックチャネルグループの数がMであると仮定すると、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに含まれるフィードバックチャネルは、M個のグループに分割される。一実施形態において、1つのサブチャネルは、
【数5】
個のフィードバックチャネルを周波数ドメインに含み、そして、
【数6】
個のフィードバックチャネルは、M個のグループに分割される。一実施形態において、1つのサブチャネルは、
【数7】
個のフィードバックチャネルをコードドメインに含み、次いで、
【数8】
個のフィードバックチャネルは、M個のグループに分割される。
【0038】
一実施形態において、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数がIであると仮定すると、I個のデータチャネルに対応するフィードバックチャネルは、M個のフィードバックチャネルグループのうちの少なくとも1つにマッピングされる。
【0039】
一実施形態において、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式、すなわち、データチャネルを順序付け、フィードバックチャネルグループを順序付けることと、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングすることとにおいて、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、フィードバックチャネルグループにマッピングされ得る。
【0040】
一実施形態において、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式においてフィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:データチャネルの数がフィードバックチャネルグループの数以下である場合、全てのデータチャネルがマッピングされるまで、順番に、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、データチャネルの数がフィードバックチャネルグループの数より小さい場合、順番に、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、データチャネルがマッピングされた後、第1のデータチャネルのうちの1つから再び開始し、各フィードバックチャネルグループがマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルを残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること;または、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数を決定し、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数に従って、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルを少なくとも1つのフィードバックチャネルグループにマッピングすること。
【0041】
例として、Mが、I以上である場合、I個の順序付けられたデータチャネルは、順番に、M個のフィードバックチャネルグループに1対1マッピングされ、第1のデータチャネルのフィードバックチャネルは、I個のデータチャネルがマッピングされるまで、第1のフィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0042】
例として、Mが、Iより大きい場合、I個の順序付けられたデータチャネルは、I番目のデータチャネルのフィードバックチャネルがI番目のフィードバックチャネルグループにマッピングされるまで、順番に、M個のフィードバックチャネルグループに1対1マッピングされ、次いで、第1のデータチャネルのフィードバックチャネルは、M個のフィードバックチャネルグループの各々がマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、(I+1)番目のフィードバックチャネルグループにマッピングされ続ける等。
【0043】
例として、Mが、Iより大きい場合、第1から第(MmodI)番目のデータチャネルに関して、各データチャネルのフィードバックチャネルは、
【数9】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされ、例えば、第1のデータチャネルのフィードバックチャネルは、第1から
【数10】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされる等。第(MmodI)+1番目から第I番目のデータチャネルに関して、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルは、
【数11】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0044】
一実施形態において、第1の構成周波数ドメインは、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅であり、第2の構成周波数ドメインは、リソースプール内の全てのデータチャネルの総帯域幅である。第1の構成周波数ドメインおよび第2の構成周波数ドメインは、同じであることも、異なることもある。
【0045】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループの数は、以下の様式において、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数に従って決定され得る:第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定すること、または、フィードバックチャネルグループの数として第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数を決定すること。
【0046】
第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数は、以下の様式において決定される:各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数が等しい場合、第2のスロットの数および各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数に従って、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定すること;および、各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数が異なる場合、各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数を合計し、結果として生じる合計を第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数として決定すること。
【0047】
例として、第2のスロットの数がJであり、各第2のスロットに含まれるデータチャネルの数が等しく、Lであると仮定すると、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数は、I=L*Jである。第2のスロットに含まれるデータチャネルの数は、リソースプールのサブチャネルの数以下であり得る。
【0048】
各第2のスロットに含まれるデータチャネルの数が等しくない場合、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数は、
【数12】
であり、式中、Lは、j番目の第2のスロットに含まれるデータチャネルの数である。
【0049】
一実施形態において、第1の構成値Kが0に等しいとき、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数は、NLに等しく、式中、Nは、第1のスロットの周期であり、Lは、リソースプールに含まれるサブチャネルの数であり、次いで、フィードバックチャネルグループの数は、NLとして決定される。Kが0より大きいとき、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数は、(N+K-1)L以下であり、次いで、フィードバックチャネルグループの数は、(N+K-1)L以下である。
【0050】
一実施形態において、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに従って、フィードバックチャネルグループの数を決定する様式は、以下の通りであり得る:リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅に含まれるリソースブロックの数と1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数とに従って、フィードバックチャネルの数を決定すること、または、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅に含まれるリソースブロックの数と、1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数と、コードドメインにおける1つのフィードバックチャネルのチャネルの数とに従って、フィードバックチャネルの数を決定すること;および、そのフィードバックチャネルの数をフィードバックチャネルグループの数として決定すること。
【0051】
例として、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅は、B個のRBであると仮定すると、周波数ドメインにおける1つのフィードバックチャネルの最小帯域幅は、X個のRBであり、次いで、周波数ドメインにおける第1のスロットの分割されることが可能なフィードバックチャネルの数は、
【数13】
である。その周波数ドメイン帯域幅がX個のRBである、1つのフィードバックチャネルは、Z個のフィードバックチャネルにさらに分割され得、コードドメインにおける第1のスロットの分割されることが可能なフィードバックチャネルの数は、
【数14】
である。このように、フィードバックチャネルグループの数は、
【数15】
または
【数16】
である。
【0052】
一実施形態において、各フィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルは、等しいことも、等しくないこともある。フィードバックチャネルグループの数がMであると仮定すると、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに含まれるフィードバックチャネルは、M個のグループに分割される。一実施形態において、第1のスロットは、
【数17】
個のフィードバックチャネルを周波数ドメインに含み、次いで、
【数18】
個のフィードバックチャネルは、M個のグループに分割される。一実施形態において、第1のスロットは、
【数19】
個のフィードバックチャネルをコードドメインに含み、次いで、
【数20】
個のフィードバックチャネルは、M個のグループに分割される。
【0053】
一実施形態において、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式において、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、フィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:データチャネルを順序付け、フィードバックチャネルグループを順序付けること;および、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングすること。
【0054】
一実施形態において、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式において、フィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:データチャネルの数がフィードバックチャネルグループの数以下である場合、全てのデータチャネルがマッピングされるまで、順番に、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、データチャネルの数がフィードバックチャネルグループの数より小さい場合、順番に、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、データチャネルがマッピングされた後、第1のデータチャネルのうちの1つから再び開始し、各フィードバックチャネルグループがマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルを残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること;または、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数を決定し、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数に従って、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルを少なくとも1つのフィードバックチャネルグループにマッピングすること。
【0055】
例として、データチャネルの数がIであり、フィードバックチャネルグループの数がMであると仮定すると、Mが、I以上である場合、I個の順序付けられたデータチャネルが、順番に、M個のフィードバックチャネルグループに1対1マッピングされ、第1のデータチャネルのフィードバックチャネルは、I個のデータチャネルがマッピングされるまで、第1のフィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0056】
例として、Mが、Iより大きい場合、I個の順序付けられたデータチャネルは、I番目のデータチャネルのフィードバックチャネルが、I番目のフィードバックチャネルグループにマッピングされるまで、順番に、M個のフィードバックチャネルグループに1対1マッピングされ、次いで、第1のデータチャネルのフィードバックチャネルは、M個のフィードバックチャネルグループの各々がマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、(I+1)番目のフィードバックチャネルグループにマッピングされ続ける等。
【0057】
例として、Mが、Iより大きい場合、第1から第(MmodI)番目のデータチャネルに関して、各データチャネルのフィードバックチャネルは、
【数21】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされ、例えば、第1のデータチャネルのフィードバックチャネルは、第1から
【数22】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされる等となる。第(MmodI)+1番目から第I番目のデータチャネルに関して、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルは、
【数23】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0058】
一実施形態において、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式において、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、以下の様式において、フィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:各第2のスロット内の第2の構成周波数ドメインに含まれる第2のスロットの数およびデータチャネルの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの順序付け番号を決定し、順序付け番号に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングすること。
【0059】
例として、J個の第2のスロットの各々に含まれるデータチャネルの数が等しく、Lであると仮定すると、1つのデータチャネルに対応するフィードバックチャネルグループの順序付け番号は、L*j+lであり、式中、jは、このデータチャネルがJ個の第2のスロットの中で位置する第2のスロットの番号であり、lは、このデータチャネルが位置する周波数ドメインの順序付け番号またはサブチャネル番号である。
【0060】
例として、J個の第2のスロットの各々が、1つのデータチャネルを1つのサブチャネル上に含むとき、1つのデータチャネルに対応するフィードバックチャネルグループの順序付け番号は、J*l+jであり、式中、jは、このデータチャネルがJ個の第2のスロットの中で位置する第2のスロットの番号であり、lは、このデータチャネルが位置する周波数ドメインの順序付け番号またはサブチャネル番号である。
【0061】
一実施形態において、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式において、フィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:第2のスロットを順序付け、フィードバックチャネルグループを順序付けること;各順序付けられた第2のスロットをフィードバックチャネルグループにマッピングすること;現在の第2のスロットがマッピングされる少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに関して、少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループの設定数に分割することであって、設定数は、第2の構成周波数ドメインにおける現在の第2のスロットのデータチャネルの数および/または少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルの数によって決定される、こと;および、現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループにマッピングすることであって、第2のスロットに対応するフィードバックチャネルは、第2の構成周波数ドメインにおける第2のスロットに含まれるデータチャネルに対応するフィードバックチャネルである、こと。
【0062】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループの数を決定する様式は、第1の構成周波数ドメインがリソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅である様式と同じであり、説明された内容は、ここでは、繰り返されない。サブフィードバックチャネルの数を設定数として決定する様式は、フィードバックチャネルグループを決定する様式に類似し、説明された内容は、ここでは、繰り返されない。
【0063】
一実施形態において、各順序付けられた第2のスロットは、以下の様式において、フィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:第2のスロットの数がフィードバックチャネルグループの数以下であることに応答して、第2のスロットがマッピングされるまで、順番に、各第2のスロットをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、第2のスロットの数がフィードバックチャネルグループの数より小さいことに応答して、順番に、各第2のスロットをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、第2のスロットがマッピングされた後、第2のスロットの第1のものから再び開始し、各フィードバックチャネルグループがマッピングされた第2のスロットを有するまで、各第2のスロットを残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること;または、第2のスロットの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各第2のスロットがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数を決定し、各第2のスロットがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数に従って、各順序付けられた第2のスロットを少なくとも1つのフィードバックチャネルグループにマッピングすること。
【0064】
例として、第2のスロットの数がJであり、フィードバックチャネルグループの数がMであると仮定すると、Mが、J以上である場合、J個の順序付けられた第2のスロットは、順番に、M個のフィードバックチャネルグループに1対1マッピングされ、第2のスロットの第1のものは、J個の第2のスロットデータがマッピングされるまで、第1のフィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0065】
例として、Mが、Jより大きい場合、J個の順序付けられた第2のスロットは、J番目の第2のスロットのフィードバックチャネルがJ番目のフィードバックチャネルグループにマッピングされるまで、順番に、M個のフィードバックチャネルグループに1対1マッピングされ、次いで、第2のスロットの第1のものは、M個のフィードバックチャネルグループの各々がマッピングされた第2のスロットを有するまで、(J+1)番目のフィードバックチャネルグループにマッピングされ続ける等。
【0066】
例として、Mが、Jより大きい場合、第1から第(MmodI)番目の第2のスロットに関して、各第2のスロットは、
【数24】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされ、例えば、第1の第2のスロットは、第1から
【数25】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされる等となる。第(MmodI)+1番目から第J番目の第2のスロットに関して、各第2のスロットは、
【数26】
個のフィードバックチャネルグループにマッピングされる。
【0067】
一実施形態において、現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式において、サブフィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:現在の第2のスロットのデータチャネルを順序付け、サブフィードバックチャネルグループを順序付けること;現在の第2のスロットの順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループにマッピングすること。
【0068】
一実施形態において、現在の第2のスロットの順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルは、以下の様式において、サブフィードバックチャネルグループにマッピングされ得る:現在の第2のスロットのデータチャネルの数がある設定数以下であることに応答して、現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるまで、順番に、現在の第2のスロットの各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、現在の第2のスロットのデータチャネルの数が設定数より小さいことに応答して、順番に、現在の第2のスロットの各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルがマッピングされた後、現在の第2のスロットの第1のデータチャネルのうちの1つに対応するフィードバックチャネルから再び開始し、各サブフィードバックチャネルグループがマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、現在の第2のスロットの各データチャネルに対応するフィードバックチャネルを残りのサブフィードバックチャネルグループの各々にマッピングすること。
【0069】
例として、現在の第2のスロットに含まれるデータチャネルの数またはサブチャネルの数がLであり、サブフィードバックチャネルグループの数がNであると仮定すると、L個のデータチャネルが、N個のサブフィードバックチャネルグループのうちの少なくとも1つにマッピングされる。
【0070】
例として、NおよびLの大きさに従って、データチャネルがサブフィードバックチャネルグループにマッピングされる様式は、MおよびIの大きさに従って、データチャネルがフィードバックチャネルグループにマッピングされる様式と同じであり、説明された内容は、ここでは繰り返されない。
【0071】
図5は、本願の実施形態による、フィードバックチャネルマッピングデバイスの構造図である。図5に示されるように、デバイスは、フィードバックチャネルグループ数決定モジュール210と、データチャネル数決定モジュール220と、フィードバックチャネルマッピングモジュール230とを含む。
【0072】
フィードバックチャネルグループ数決定モジュール210は、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数を決定するように構成されている。データチャネル数決定モジュール220は、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定するように構成され、第1のスロットとデータチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、第2のスロットは、第1のスロットの前方のスロットであり、データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである。フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングするように構成されている。
【0073】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループ数決定モジュール210はさらに、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数に従って、フィードバックチャネルグループの数を決定すること、ネットワーク側ノードの構成またはネットワークの事前構成に従って、フィードバックチャネルグループの数を決定すること、または第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインに従って、フィードバックチャネルグループの数を決定することを行うように構成されている。
【0074】
一実施形態において、第1のスロットおよび第2のスロットは、リソースプール内のスロットとして構成され、データチャネルが位置する第2のスロットは、以下のステップに従って決定される:第1の期間内のスロットを第2のスロットとして決定するステップであって、そのスロットと現在のサイクルの第1のスロットとの間の時間インターバルは、第1の構成値以上であり、第1の期間は、前のサイクルの第1のスロットと現在のサイクルの第1のスロットとの間の期間であり、サイクルは、フィードバックチャネルが位置する2つの隣接した第1のスロット間のインターバルであり、インターバルは、2つの隣接した第1のスロット間に含まれるリソースプール内のスロットの数である、ステップ;および、第1の構成値が0より大きい場合、第2の期間内の全てのスロットを第2のスロットとして決定するステップであって、第2の期間は、前のサイクルの第1のスロットから第1の構成値分だけ前方に位置するスロットと、前のサイクルの第1のスロットとの間の期間であり、第1の構成値は、物理的スロットインターバルである、ステップ。
【0075】
一実施形態において、第1の構成周波数ドメインおよび第2の構成周波数ドメインは、リソースプール内の1つのサブチャネルの周波数ドメイン範囲である。
【0076】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループ数決定モジュール210は、1つのサブチャネルに含まれるリソースブロックの数および1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数に従って、フィードバックチャネルの数を決定し、または1つのサブチャネルに含まれるリソースブロックの数、1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数、およびコードドメインにおける1つのフィードバックチャネルのチャネルの数に従って、フィードバックチャネルの数を決定し、そのフィードバックチャネルの数をフィードバックチャネルグループの数として決定するようにさらに構成されている。
【0077】
一実施形態において、第1の構成周波数ドメインは、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅であり、第2の構成周波数ドメインは、リソースプール内の全てのデータチャネルの総帯域幅である。
【0078】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループ数決定モジュール210は、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数またはフィードバックチャネルグループの数として第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされることが可能なデータチャネルの最大数を決定するようにさらに構成されている。
【0079】
一実施形態において、データチャネル数決定モジュール220は、各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数が等しい場合、第2のスロットの数および各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数に従って、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定し、各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数が異なる場合、各第2のスロットに含まれるサブチャネルの数を合計し、結果として生じる合計を第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数として決定するようにさらに構成されている。
【0080】
一実施形態において、フィードバックチャネルグループ数決定モジュール210は、リソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅に含まれるリソースブロックの数および1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数に従って、フィードバックチャネルの数を決定し、またはリソースプール内の全てのフィードバックチャネルの総帯域幅に含まれるリソースブロックの数、1つのフィードバックチャネルに含まれるリソースブロックの数、およびコードドメインにおける1つのフィードバックチャネルのチャネルの数に従って、フィードバックチャネルの数を決定し、そのフィードバックチャネルの数をフィードバックチャネルグループの数として決定するようにさらに構成されている。
【0081】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、データチャネルを順序付け、フィードバックチャネルグループを順序付け、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングするようにさらに構成されている。
【0082】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、データチャネルの数がフィードバックチャネルグループの数以下である場合、データチャネルがマッピングされるまで、順番に、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、データチャネルの数がフィードバックチャネルグループの数より小さい場合、順番に、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、データチャネルがマッピングされた後、第1のデータチャネルのうちの1つから再び開始し、各フィードバックチャネルグループがマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルを残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること;または、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数を決定し、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数に従って、各順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルを少なくとも1つのフィードバックチャネルグループにマッピングすることを行うようにさらに構成されている。
【0083】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、第2のスロットの数および各第2のスロット内の第2の構成周波数ドメインに含まれるデータチャネルの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるフィードバックチャネルグループの順序付け番号を決定し、順序付け番号に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングするようにさらに構成されている。
【0084】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、第2のスロットを順序付け、フィードバックチャネルグループを順序付けること;各順序付けられた第2のスロットをフィードバックチャネルグループにマッピングすること;現在の第2のスロットがマッピングされる少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに関して、少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループの設定数に分割することであって、設定数は、第2の構成周波数ドメインにおける現在の第2のスロットのデータチャネルの数および/または少なくとも1つのフィードバックチャネルグループに含まれるフィードバックチャネルの数によって決定される、こと;現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループにマッピングすることであって、第2のスロットに対応するフィードバックチャネルは、第2の構成周波数ドメインにおける第2のスロットに含まれるデータチャネルに対応するフィードバックチャネルである、ことを行うようにさらに構成されている。
【0085】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、第2のスロットの数がフィードバックチャネルグループの数以下である条件下において、第2のスロットがマッピングされるまで、順番に、各第2のスロットをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、第2のスロットの数がフィードバックチャネルグループの数より小さい条件下において、順番に、各第2のスロットをフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、第2のスロットがマッピングされた後、第2のスロットの第1のものから再び開始し、各フィードバックチャネルグループがマッピングされた第2のスロットを有するまで、各第2のスロットを残りのフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングすること;または、第2のスロットの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各第2のスロットがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数を決定し、各第2のスロットがマッピングされるフィードバックチャネルグループの数に従って、各順序付けられた第2のスロットを少なくとも1つのフィードバックチャネルグループにマッピングすることを行うようにさらに構成されている。
【0086】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、現在の第2のスロットのデータチャネルを順序付け、サブフィードバックチャネルグループを順序付けること;現在の第2のスロットの順序付けられたデータチャネルに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループにマッピングすることを行うようにさらに構成されている。
【0087】
一実施形態において、フィードバックチャネルマッピングモジュール230は、現在の第2のスロットのデータチャネルの数がある設定数以下である条件下において、現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルがマッピングされるまで、順番に、現在の第2のスロットの各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、現在の第2のスロットのデータチャネルの数が設定数より小さい条件下において、順番に、現在の第2のスロットの各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをサブフィードバックチャネルグループのそれぞれのものにマッピングし、現在の第2のスロットに対応するフィードバックチャネルがマッピングされた後、現在の第2のスロットの第1のデータチャネルのうちの1つに対応するフィードバックチャネルから再び開始し、各サブフィードバックチャネルグループがマッピングされたフィードバックチャネルを有するまで、現在の第2のスロットの各データチャネルに対応するフィードバックチャネルを残りのサブフィードバックチャネルグループの各々にマッピングするようにさらに構成されている。
【0088】
図6は、本願の実施形態による、機器の構造図である。図6に示されるように、本願で提供される機器は、プロセッサ510と、メモリ520とを含む。機器内のプロセッサ510の数は、1つ以上であり得、図6は、1つのプロセッサ510が存在する例を使用することによって図示される。機器内のメモリ520の数は、1つ以上であり得、図6は、1つのメモリ520が存在する例を使用することによって図示される。機器内のプロセッサ510およびメモリ520は、バスによって、または他の様式において接続され、図6は、バスによる接続の例を使用することによって図示される。一実施形態において、機器は、送信端である。送信端は、スケジューリングノード、基地局、またはUEのうちの1つであり得る。
【0089】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体としてのメモリ520は、ソフトウェアプログラムおよびコンピュータ実行可能プログラムと、本願の任意の実施形態における機器に対応するプログラム命令/モジュール等(データ伝送装置内のコーディングモジュールおよび第1の送信モジュール等)のモジュールとを記憶するように構成され得る。メモリ520は、プログラム記憶領域と、データ記憶領域とを含み得、プログラム記憶領域は、少なくとも1つの機能によって要求されるオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶し得る一方、データ記憶領域は、機器の使用に応じて作成されたデータを記憶し得る。加えて、メモリ520は、高速ランダムアクセスメモリを含み得、少なくとも1つのディスクメモリ、フラッシュメモリ、または別の不揮発性ソリッドステートメモリ等の不揮発性メモリも含み得る。いくつかの例では、メモリ520は、プロセッサ510に対して遠隔に位置するメモリをさらに含み得、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して、機器に接続され得る。前述のネットワークの例は、限定ではないが、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせを含む。
【0090】
上記に提供される機器は、上で説明される任意の実施形態に提供されるフィードバックチャネルマッピング方法を実行するように構成され得、対応する機能を有する。
【0091】
メモリ520内に記憶されるプログラムは、本願のアプリケーション実施形態に提供されるフィードバックチャネルマッピング方法に対応するプログラム命令/モジュールであり得る。プロセッサ510は、1つ以上の機能アプリケーションおよびデータ処理を実施し、すなわち、上記の方法実施形態に説明されるフィードバックチャネルマッピング方法を実装するように、メモリ520内に記憶されるソフトウェアプログラム、命令、およびモジュールを実行する。機器が、受信端であるとき、機器は、本願の任意の実施形態に提供されるフィードバックチャネルマッピング方法を実行することができ、対応する機能を有することを理解されたい。機器は、基地局またはUEのうちの1つであり得る。
【0092】
本願の実施形態は、プロセッサによって実行されると、フィードバックチャネルマッピング方法を実装するコンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供する。方法は、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにおいて分割されるフィードバックチャネルグループの数を決定することと、第1のスロット内の第1の構成周波数ドメインにマッピングされるデータチャネルの数を決定することであって、第1のスロットとデータチャネルが位置する第2のスロットとの間の時間ドメインインターバルは、第1の構成値以上であり、第2のスロットは、第1のスロットの前方のスロットであり、データチャネルが位置する周波数ドメイン範囲は、第2の構成周波数ドメインである、ことと、データチャネルの数およびフィードバックチャネルグループの数に従って、各データチャネルに対応するフィードバックチャネルをフィードバックチャネルグループにマッピングすることとを含む。
【0093】
用語「ユーザ機器」は、携帯電話、ポータブルデータ処理デバイス、ポータブルウェブブラウザ、または車両搭載型モバイルステーション等の任意の好適なタイプの無線ユーザ機器を包含することが、当業者によって理解されるはずである。
【0094】
概して、本願の種々の実施形態は、ハードウェアまたは特殊目的回路、ソフトウェア、論理、またはそれらの任意の組み合わせ内に実装され得る。例えば、いくつかの側面は、ハードウェア内に実装され得る一方、他の側面は、コントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティングデバイスによって実行され得る、ファームウェアまたはソフトウェア内に実装され得るが、本願は、それに限定されない。
【0095】
本願の実施形態は、例えば、プロセッサエンティティ内で、またはハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって、コンピュータプログラム命令を実行する、モバイルデバイスのデータプロセッサによって実装され得る。コンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、ステータス設定データ、または1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書き込まれる、ソースまたはオブジェクトコードであり得る。
【0096】
本願の図面内の任意の論理フローのブロック図は、プログラムステップを表し得るか、または、相互接続された論理回路、モジュール、および機能を表し得るか、または、プログラムステップおよび論理回路、モジュール、および機能の組み合わせを表し得る。コンピュータプログラムは、メモリ上に記憶され得る。メモリは、ローカルの技術的環境に好適な任意のタイプであり得、限定ではないが、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、光学メモリデバイスおよびシステム(デジタルビデオディスク(DVD)またはコンパクトディスク(CD))等、任意の好適なデータ記憶装置技術を使用して実装され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、非一過性記憶媒体を含み得る。データプロセッサは、ローカルな技術的環境に好適な任意のタイプであり得、それは、マルチコアプロセッサアーキテクチャに基づいて、限定ではないが、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FGPA)、およびプロセッサ等である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6