(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-25
(45)【発行日】2024-12-03
(54)【発明の名称】情報伝送方法及び機器
(51)【国際特許分類】
H04W 48/08 20090101AFI20241126BHJP
H04W 4/48 20180101ALI20241126BHJP
H04W 28/06 20090101ALI20241126BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20241126BHJP
H04W 72/0453 20230101ALI20241126BHJP
H04W 72/121 20230101ALI20241126BHJP
【FI】
H04W48/08
H04W4/48
H04W28/06 110
H04W72/0446
H04W72/0453
H04W72/121
(21)【出願番号】P 2022581393
(86)(22)【出願日】2020-07-31
(86)【国際出願番号】 CN2020106457
(87)【国際公開番号】W WO2022000688
(87)【国際公開日】2022-01-06
【審査請求日】2023-02-28
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2020/099804
(32)【優先日】2020-07-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,リー
(72)【発明者】
【氏名】チュヨン,シーンチーン
【審査官】齋藤 浩兵
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2019/0335469(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2020/0045708(US,A1)
【文献】特表2020-508614(JP,A)
【文献】特表2020-532892(JP,A)
【文献】ZTE, Sanechips,Comments on Draft TP to TR 38.807 - Use Cases and Deployment Scenarios[online],3GPP TSG RAN #85 RP-191836,2019年09月20日,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/TSG_RAN/TSGR_85/Docs/RP-191836.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法であって、
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信するステップであって、前記第1信号は同期のために使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するステップであって、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び
巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するステップを更に含み、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するステップを更に含み、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1装置によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1装置によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む、請求項5又は6に記載の方法。
【請求項8】
第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを送信するステップを含み、及び/又は、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを送信するステップを含み、及び/又は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するステップを含み、及び/又は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを送信するステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
第2装置に第4メッセージを送信するステップを更に含み、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、前記第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第2装置へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第2装置からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む、請求項8
に記載の方法。
【請求項10】
前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、又は前記第5リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである、請求項9
に記載の方法。
【請求項11】
前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージは、第1情報を含み、前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージは、アップリンク/ダウンリンクリソース構成情報を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、又は前記第5時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
情報伝送方法であって、
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するステップであって、前記第1信号は同期のために使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するステップであって、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び
巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するステップと、
を含む方法。
【請求項16】
前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記方法は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するステップを更に含み、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するステップを更に含み、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1装置からの同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1装置へ送信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを受信するステップを含み、及び/又は、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを受信するステップを含み、及び/又は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を受信するステップを含み、及び/又は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するステップを含む、請求項21
に記載の方法。
【請求項23】
前記方法は、
前記第1装置から第4メッセージを受信するステップを更に含み、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第1装置からの前記同期信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記ブロードキャストメッセージ、前記システムメッセージ、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、前記位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第1装置へ送信された前記アクセス要求シグナリング又は信号、前記スケジューリング要求シグナリング又は信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記チャネルフィードバック情報、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、又は前記第5リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージは、第1情報を含み、前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用される、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージは、アップリンク/ダウンリンクリソース構成情報を含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、又は前記第5時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
情報伝送機器であって、
通信ユニット及び第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信するよう構成される処理ユニットであって、前記第1信号は同期のために使用される、処理ユニットを含み、
前記通信ユニットは、第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するよう更に構成され、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び
巡回プレフィックス長情報を含み、
前記通信ユニットは、第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するよう更に構成される、情報伝送機器。
【請求項30】
情報伝送機器であって、
通信ユニット及び第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するよう構成される処理ユニットであって、前記第1信号は同期のために使用される、処理ユニットを含み、
前記通信ユニットは、第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するよう更に構成され、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び
巡回プレフィックス長情報を含み、
前記通信ユニットは、第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するよう更に構成される、機器。
【請求項31】
情報伝送機器であって、少なくとも1つのプロセッサとトランシーバを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが前記トランシーバを介して別の機器と通信するように構成され、メモリがコンピュータプログラムを格納するように構成され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを呼び出して以下の動作:
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信するステップであって、前記第1信号は同期に使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースで第1メッセージの送信するステップであって、前記第1メッセージは前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び
巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するステップ、
を実行するように構成される、機器。
【請求項32】
情報伝送機器であって、少なくとも1つのプロセッサとトランシーバを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが前記トランシーバを介して別の機器と通信するように構成され、メモリがコンピュータプログラムを格納するように構成され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを呼び出して以下の動作:
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するステップであって、前記第1信号は同期に使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するステップであって、前記第1メッセージは前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び
巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するステップ、
を実行するように構成される、機器。
【請求項33】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムが実行されると、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法、又は請求項15~28のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項34】
コンピュータに請求項1~14のいずれか一項に記載の
方法又は請求項15~28のいずれか一項に記載の
方法を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本願は、参照により全体がここに組み込まれる、国際特許出願第PCT/CN2020/099804号、中国国家知識産権局に2020年7月1日に出願、名称「INFORMATION TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS」の優先権を主張する。
【0002】
[技術分野]
本発明は、通信技術の分野、特に短距離通信に関する。特に、情報伝送方法及び機器に関する。
【背景技術】
【0003】
グローバル通信技術の発展に伴い、無線通信技術の開発速度と応用は、開発トレンドが本格化し、固定通信技術のそれを凌駕している。インテリジェント交通装置、スマートホーム装置、ロボットなどのインテリジェント端末は、徐々に人々の日常生活に入り込んでいる。
【0004】
ここでは、インテリジェント端末の1つであるインテリジェント交通装置を例に説明する。自動車のインターネット技術の開発と応用はますます注目を集めている。車載無線通信は、既存の有線通信と比較して、車両内部のワイヤーハーネスの数量、長さ、及び重量と、それに伴う設置保守費用を更に削減することができる。そのため、車内通信技術は徐々に無線化されている。車内アプリケーションの多様化は、車載通信ノードの数や種類の増加につながり、車内通信能力に対する要求が高くなる。
【0005】
多くの無線通信シナリオでは、通常、特定の通信領域又は範囲に複数の通信ドメインが存在する。
図1は、車内通信リンクのトポロジ関係の概略図である。通信ドメインは、通信ノード間の通信関係及び通信接続関係(つまり、通信リンク)を有する通信ノードのグループを含むシステムである。1つの通信ドメインは、1つのプライマリ通信ノード(略してプライマリノードと呼ばれることもある)及び少なくとも1つのセカンダリ通信ノード(略してセカンダリノードと呼ばれることもある)を含む。プライマリノードは、通信ドメインの時間周波数リソースを管理し、プライマリノードとセカンダリノード間の通信リンクのリソースをスケジューリングする機能を持つ。通信ドメインに属していないノード(これは、略して外部ノードと呼ばれることがあり、通信ドメインに参加したことのない装置や、通信ドメインに参加した後に通信ドメインから出る装置も含まれる)は、通信ドメインに参加するプロセスを経て、通信ドメインのセカンダリノードに変換される場合がある。通信ドメインに参加するプロセスでは、まず外部ノードが通信ドメインと同期し、通信ドメインのリソース構成やサポートされている機能などのシステム情報を取得する必要がある。
【0006】
車両の種類や通信ドメインによってサポートするサービスや機能が異なるため、セカンダリノードのためにプライマリノードにより構成される時間周波数リソースは異なり、それに対応してプライマリノードからセカンダリノードに送信されるシステム情報の形式も異なる。そのため、どのようにして情報を伝送し、通信システムの拡張性を向上させるかは、当業者が解決しようとしている技術的な問題である。
【発明の概要】
【0007】
本発明の実施形態は、通信システムの拡張性を向上させるための情報伝送方法及び装置を開示する。
【0008】
本発明の実施形態の第1態様は、伝送方法を開示し、当該方法は、第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信するステップであって、前記第1信号は同期のために使用される、ステップと、第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するステップであって、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するステップと、を含む。
【0009】
前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0010】
例えば、前記第1メッセージはマスタ情報ブロック(master information block, MIB)メッセージであり、前記第1メッセージは物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel, PBCH)を使用して送信される場合がある。前記第2時間周波数リソースの前記時間ドメインリソース情報は、フレーム番号、スロット番号、前記第2時間周波数リソースに対応するスーパーフレーム番号などの時間ドメインリソースシーケンス番号であってよく、又は前記シーケンス番号の一部、例えば前記シーケンス番号を示すために使用されるビットの一部であってもよい。別の例として、前記第2メッセージは、システム情報ブロック(system information block, SIB)メッセージ又はシステム情報ブロック1(system information block 1, SIB1)メッセージであってもよい。
【0011】
上記の方法では、前記第1メッセージに巡回プレフィクス長情報が含まれているため、前記巡回プレフィクス長を決定する1次同期信号と2次同期信号の関係を盲目的に検出することなく、前記巡回プレフィクス長情報に基づいて前記巡回プレフィクス長を直接決定することができ、実装の複雑さを軽減することができる。
【0012】
別の任意のソリューションでは、前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0013】
例えば、前記システム識別子情報は、通信ドメインのID、セルIDなどである。前記第1リソースは、第1装置が前記アクセス要求を受信するために使用され、前記アクセス要求は、前記ドメインへの参加を要求するために、別の装置(外部ノード)によって前記第1装置(前記通信ドメインのプライマリノード)に送信される信号又はシグナリングである。
【0014】
上記の方法では、前記第2メッセージにシステム識別子情報及び/又は前記第1リソースに関する情報が含まれるため、前記第2メッセージに基づいてシステム識別子を直接決定でき、前記第1リソースに関する情報に基づいて前記第1リソースを決定でき、前記第1装置によって構成された前記第1リソースに基づいて前記アクセス要求のリソース位置を直接決定できる。また、前記システム内の前記アクセス要求の前記第1リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。
【0015】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0016】
前述の方法では、前記第1メッセージには前記第2メッセージに関連する情報が含まれ、リソース位置、コーディング方式、変調方式のうちの少なくとも1つのような、前記第2メッセージに関連する情報は、前記第1メッセージに基づいて直接決定でき、前記第2メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保できる。前記システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、及び装置要件に更に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0017】
別の任意的なソリューションでは、前記方法は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するステップを更に含み、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
前述の方法では、前記スケジューリング情報が送信され、前記スケジューリング情報は、前記第2メッセージの関連情報を含み、前記スケジューリング情報の関連情報は、前記第1メッセージに基づいて取得されてよく、前記第2メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保する。また、前記スケジューリング情報に含まれる前記第2メッセージのサイズ、変調及びコーディング方式、周期、リソースなどがすべて変更される可能性がある。そのため、前記システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、装置要件に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0019】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
前述の方法では、前記第1メッセージに前記スケジューリング情報の関連情報が含まれ、前記スケジューリング情報の関連情報は前記第1メッセージに基づいて直接決定され、前記スケジューリング情報のブラインド検出を削減又は回避することができる。
【0021】
別の任意のソリューションでは、前記方法は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するステップを更に含み、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0022】
前述の方法では、前記第2リソースは前記第3メッセージで直接示され、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングを伝送するために使用されるリソースは、前記第3メッセージに基づいて決定される場合がある。前記システム内の前記リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。また、前記第3メッセージを定期的に送信することで、前記第3メッセージが示すリソース構成情報を迅速かつ柔軟に変更し、チャネル状態やサービス要件の変化に対応できるようにしている。
【0023】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、前記第3リソース及び/又は前記第4リソースは前記第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0024】
上記の方法では、前記第1メッセージは前記第3リソースを含み、前記第2メッセージは前記第4リソースを含む。前記第1メッセージと前記第2メッセージを取得した後、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを直接決定することができる。これは簡単で便利である。前記システム内の前記リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。
【0025】
別の任意的ソリューションでは、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第1装置によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1装置によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0026】
別の任意的ソリューションでは、前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
前記第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は前記第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む。これに対応して、別の装置が、前記第1タイプ時間ユニットにおける前記第2リソース、前記第3リソース、及び/又は前記第4リソースの受信シンボル数情報に基づいて、前記第1タイプ時間ユニットにおける前記第2リソース、前記第3リソース、及び/又は前記第4リソースのシンボル数を決定し、所定のルールに基づいて、前記第2リソース、前記第3リソース、及び/又は前記第4リソースを決定してもよい。
【0027】
別の任意的ソリューションでは、第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを送信するステップを含み、及び/又は、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを送信するステップを含み、及び/又は、
第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するステップを含み、及び/又は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを送信するステップを含む。
【0028】
上記の方法では、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、前記スケジューリング情報、及び前記第3メッセージを送信するために使用するアンテナポートが、前記第1信号の送信に使用するアンテナポートと同じであるため、前記第1信号のチャネルに基づいて、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、前記スケジューリング情報、前記第3メッセージのチャネルの状態を直接推測することができ、復調に使用する参照信号を送信する必要がないため、リソースと遅延が削減される。
【0029】
別の任意のソリューションでは、前記方法は、
第2装置に第4メッセージを送信するステップを更に含み、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、前記第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第2装置へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第2装置からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0030】
上記の方法では、前記第1装置が前記第2装置に前記第4メッセージを送信し、前記第4メッセージは、前記第2装置の前記第2制御タイプ信号又はシグナリングのリソースを示すために使用される。前記第1装置は、前記第2装置の前記第2制御タイプ信号又はシグナリングのリソースを直接構成する。前記システム内の前記リソースを構成する方法では、前記リソースの不足や過剰な浪費が回避され、前記システム内の前記リソースを構成する柔軟性が向上する。
【0031】
別の任意的なソリューションでは、前記方法は、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信するステップを更に含み、
前記第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0032】
前述の方法では、前記第1装置が前記第5メッセージを送信し、前記第5メッセージは前記第1サービスタイプの前記サービスデータに使用される前記リソースを示すために使用される。前記第1装置は、前記第1サービスタイプの前記サービスデータの前記リソースを直接構成する。前記システム内の前記リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。また、前記第1サービスタイプの前記サービスデータに使用される前記リソースを、スケジューリングシグナリングで示されるリソースから除外できるため、前記第1サービスタイプの前記サービスデータ以外のサービスデータのスケジューリングシグナリングが容易になる。
【0033】
別の任意のソリューションでは、前記第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、前記第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0034】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第6時間周波数リソースに関する情報、
前記第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第5メッセージの周期情報、
前記第5メッセージのサイズ情報、又は、
前記第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、前記第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0036】
上記の方法では、前記第1シンボルは前記第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含む。従って、各第1シンボルの位置は、そのようなルールに基づき直接決定できる。これに対応して、前記第2時間周波数リソースは、前記第1時間周波数リソースに基づいて直接決定され、ブラインド検出を必要としない。
【0037】
別の任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。つまり、前記第1シンボルは前記第2タイプの時間ユニットの前記第1シンボルである。前記第1シンボルはダウンリンク伝送に使用されるシンボルであり、前記第2タイプの時間ユニットの前記第1シンボルは、様々なアップリンク/ダウンリンクリソース構成で常にダウンリンク伝送に使用されるシンボルである。従って、このソリューションは、前記第1シンボルが様々なアップリンク/ダウンリンクリソース構成で前記第2タイプの時間ユニットに存在する可能性があることを保証できる。
【0038】
別の任意的なソリューションでは、第6メッセージが送信され、前記第6メッセージには、時間ドメイン範囲が前記第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。更に、任意で、前記インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用される。前記第6メッセージには、前記リソースの絶対的位置を直接示すのではなく、前記第2タイプの時間ユニットに前記リソースの前記インデックス情報が含まれているため、異なるリソース分割方法を使用する第2タイプの時間ユニットを柔軟に適応させることができる。
【0039】
別の任意のソリューションでは、前記少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第1の第2タイプの時間ユニットを含み、前記第1の第2タイプの時間ユニットは、前記第1シンボルを含まず、前記第1の第2タイプの時間ユニットにおける前記インデックス情報のインデックス範囲は、前記第1の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含む。
【0040】
別の任意のソリューションでは、前記少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2の第2タイプの時間ユニットを含み、前記第2の第2タイプの時間ユニットは、前記第1シンボルを含み、前記第2タイプの時間ユニットにおける前記インデックス情報のインデックス範囲は、前記第2の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含まない。
【0041】
更に任意で、前記第1の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲は、前記第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、前記第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。代替として、前記第1の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、前記第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、前記第2の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、前記第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まず、Wは2以上の正の整数である。
【0042】
上記の方法により、前記第1の第2タイプの時間ユニットと前記第2の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲のリソース数を同じにすることができ、前記インデックス情報の設計が簡単になる。
【0043】
上記の方法では、1つのインデックス情報を使用して、異なるリソース分割方法で複数の第2タイプの時間ユニットのリソースを一様に示すことができ、インデックス情報のオーバヘッドを削減できる。また、上記の方法では、サービスデータ伝送に使用できるリソースを一層十分に使用できる。
【0044】
別の任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。
【0045】
別の任意的なソリューションでは、第1構成情報が送信され、前記第1構成情報は、前記第1シンボルを含む前記第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。このように、対応して、前記第1構成情報を取得した後、前記第1構成情報に基づいて、前記第1シンボルを含む前記第2タイプの時間ユニットと前記第1シンボルを含まない前記第2タイプの時間ユニットを迅速に決定することができる。
【0046】
別の任意的ソリューションでは、前記第1構成情報を使用して、前記第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は前記第1タイプの時間ユニット内の前記第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。このように、対応して、前記第1構成情報を取得した後、前記第1構成情報に基づいて、前記第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報と前記第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットに関する情報を迅速に決定することができる。
【0047】
別の任意的なソリューションでは、第2構成情報が送信され、前記第2構成情報は、前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれているかどうかを示す。
【0048】
別の任意的なソリューションでは、前記第2構成情報が、前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用される前記リソースが含まれていないか、又は前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用される前記リソースが前記第1周波数リソースに含まれていないことを示している場合、前記第6時間周波数リソースでは前記第5メッセージは送信されない。
【0049】
別の任意的ソリューションでは、前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、前記第5リソース、又は前記第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、前記第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。ダウンリンク伝送とは、第1装置(通信ドメインのプライマリノードの場合もある)が別の装置(通信ドメインのセカンダリノードの場合もある)にサービスデータを送信することを意味し、アップリンク伝送とは、別の装置が第1装置にサービスデータを送信するか、外部ノードがプライマリノードにサービスデータを送信することを意味する。
【0050】
上記の方法では、前記第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するために使用されるリソースを決定するために、前述のルールを使用して前記第2シンボルの位置を迅速に決定できる。
【0051】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、第1情報が含まれている。前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、前記第1情報はルール指示情報を含み、前記ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。前記複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。ここで、前記第2タイプの時間ユニットの構造には、前記第2タイプの時間ユニットの組成、例えば、前記第2タイプの時間ユニットに含まれる複数のシンボルのタイプが含まれ、具体的には、前記複数のシンボルの中でどのシンボルがアップリンクシンボルであるか、どのシンボルがダウンリンクシンボルであるか、どのシンボルが特殊シンボルであるか、などが含まれる場合がある。任意で、前記第2タイプの時間ユニットが無線フレームの場合、前記第2タイプの時間ユニットの構造はフレーム構造である。
【0052】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報は、アップリンク制御情報又はアップリンク制御信号を伝送するために使用されるリソース、及び/又はダウンリンク制御情報又はダウンリンク制御信号に使用できるリソースを示す場合もあれば、アップリンクサービスデータを伝送するために使用されるリソース、及び/又はダウンリンクサービスデータを伝送するために使用されるリソース(つまり、制御情報又は制御信号を含まない)を示す場合もある。リソース構成情報は、特定のリソース位置又はリソース数又は比率を示す場合もある。
【0053】
実装では、前記アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報には基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比が含まれ、前記基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比は、前記第1シンボルと前記第2シンボルを含まない前記第2タイプの時間ユニットのアップリンクシンボルの数に対するダウンリンクシンボルの数の比率を示す。例えば、前記第2タイプの時間ユニットに8つのシンボルが含まれており、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比が1:1の場合、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比で示されるダウンリンクシンボルの数とアップリンクシンボルの数は、両方とも4になる。
【0054】
実装では、前記第1ルールは次のようになる。
【0055】
第2タイプの時間ユニットでは、前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と等しい。
【0056】
別の実装では、前記第2ルールは次のようになる:
【0057】
第2タイプの時間ユニットでは、前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と等しい。
【0058】
別の任意的なソリューションでは、前記第2シンボルの位置は、事前設定されたルールを使用して決定される。この方法では、特定のルールタイプを示す必要がない場合がある。
【0059】
別の任意的なソリューションでは、前記事前設定されたルールは前記第1ルール又は前記第2ルールである。
【0060】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0061】
20MHz帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースは、ガード期間として使用される帯域幅以外の20MHz帯域幅の周波数ドメインリソース、又はガード期間として使用される帯域幅と直流成分サブキャリア以外の20MHz帯域幅内の周波数ドメインリソースである。具体的には、例えば、480kHzのサブキャリア間隔に基づいて計算された20MHzチャネルには、合計41.67のサブキャリアが含まれる場合がある。ただし、実際には、20MHz帯域幅の両側の帯域幅の一部がガード期間として使用され、ガード期間以外にも、例えば40個のサブキャリアが残っている。40個のサブキャリアには、直流成分を抑制するために使用される1つ以上のサブキャリアが含まれ、これらのサブキャリアは、略して直流成分サブキャリアと呼ばれる。この場合、前記周波数ドメインリソースは、前記20MHz帯域幅内の40個のサブキャリア、又は前記20MHz帯域幅内の40個のサブキャリアの1つ以上の直流成分サブキャリア以外のサブキャリアである場合がある。信号又はシグナリングを伝送するためにできるだけ多くのサブキャリアを使用することで、最大の周波数ダイバーシチ利得を得ることができる。
【0062】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0063】
例えば、前記ブロードキャストメッセージはMIBメッセージであり、前記システムメッセージはシステム情報ブロック1(system information block 1, SIB1)メッセージである場合がある。
【0064】
本発明の実施形態の第2態様は、伝送方法を開示し、当該方法は、第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するステップであって、前記第1信号は同期のために使用される、ステップと、第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するステップであって、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するステップと、を含む。
【0065】
上記の方法では、前記第1メッセージに巡回プレフィクス長情報が含まれているため、前記巡回プレフィクス長を決定する1次同期信号と2次同期信号の関係を盲目的に検出することなく、前記巡回プレフィクス長情報に基づいて前記巡回プレフィクス長を直接決定することができ、実装の複雑さを軽減することができる。
【0066】
任意的なソリューションでは、前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0067】
上記の方法では、前記第2メッセージにシステム識別子情報及び/又は前記第1リソースに関する情報が含まれるため、前記第2メッセージに基づいてシステム識別子を直接決定でき、前記第1リソースに関する情報に基づいて前記第1リソースを決定でき、第1装置によって構成された前記第1リソースに基づいて前記アクセス要求のリソース位置を直接決定できる。また、前記システム内の前記アクセス要求の前記第1リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。
【0068】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0069】
前述の方法では、前記第1メッセージには前記第2メッセージに関連する情報が含まれ、リソース位置、コーディング方式、変調方式のような、前記第2メッセージに関連する情報は、前記第1メッセージに基づいて直接決定でき、前記第2メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保できる。また、前記第1メッセージに含まれる前記第2メッセージのサイズ、変調及びコーディング方式、周期、リソースなどがすべて変更される可能性がある。そのため、前記システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、装置要件に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0070】
別の任意的なソリューションでは、前記方法は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するステップを更に含み、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0071】
前述の方法では、前記スケジューリング情報が送信され、前記スケジューリング情報は、前記第2メッセージの関連情報を含み、前記スケジューリング情報の関連情報は、前記第1メッセージに基づいて取得されてよく、前記第2メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保する。また、前記スケジューリング情報に含まれる前記第2メッセージのサイズ、変調及びコーディング方式、周期、リソースなどがすべて変更される可能性がある。そのため、前記システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、装置要件に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0072】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0073】
前述の方法では、前記第1メッセージに前記スケジューリング情報の関連情報が含まれ、前記スケジューリング情報の関連情報は前記第1メッセージに基づいて直接決定され、前記スケジューリング情報のブラインド検出を削減又は回避することができる。
【0074】
別の任意のソリューションでは、前記方法は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するステップを更に含み、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0075】
前述の方法では、前記第2リソースは前記第3メッセージで直接示され、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングを伝送するために使用されるリソースは、前記第3メッセージに基づいて決定される場合がある。前記システム内の前記リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。
【0076】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、前記第3リソース及び/又は前記第4リソースは前記第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0077】
上記の方法では、前記第1メッセージは前記第3リソースを含み、前記第2メッセージは前記第4リソースを含む。前記第1メッセージと前記第2メッセージを取得した後、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを直接決定することができる。これは簡単で便利である。前記システム内の前記リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。また、前記第3メッセージを定期的に送信することで、前記第3メッセージが示すリソース構成情報を迅速かつ柔軟に変更し、チャネル状態やサービス要件の変化に対応できるようにしている。
【0078】
別の任意的ソリューションでは、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第1装置からの同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1装置へ送信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0079】
別の任意的ソリューションでは、前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
前記第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は前記第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む。これに対応して、前記第2リソース、前記第3リソース、及び/又は前記第4リソースは、前記第1タイプの時間ユニットにおける第2リソース、第3リソース、及び/又は第4リソースの受信した数と事前設定されたルールに基づいて決定される場合がある。
【0080】
別の任意的なソリューションでは、前記方法は、前記第2リソースのシンボル数Mと所定のルールに基づいて各第2タイプの時間ユニットのシンボル数を決定するステップを更に含み、前記第1タイプの時間ユニットがK個の第2タイプの時間ユニットを含み、MとKの両方が正の整数である。
【0081】
別の任意的なソリューションでは、前記所定のルールは、
MをKで正確に割ったものがXと余りYに等しいと仮定し、この場合、第1タイプの時間ユニットの第1(又は最後の)Y個の第2タイプの時間ユニットにX+1個のシンボルがあり、(Y+1)番目の時間ユニットから第K番目の時間ユニットまでにX個のシンボルがある。
【0082】
別の任意的ソリューションでは、第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを受信するステップを含み、及び/又は、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを受信するステップを含み、及び/又は、
第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するステップを含み、及び/又は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するステップは、前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを受信するステップを含む。
【0083】
上記の方法では、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、前記スケジューリング情報、及び前記第3メッセージを送信するために使用するアンテナポートが、前記第1信号の送信に使用するアンテナポートと同じであるため、前記第1信号のチャネルに基づいて、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、前記スケジューリング情報、前記第3メッセージのチャネルの状態を直接推測することができ、復調に使用する参照信号を送信する必要がないため、リソースと遅延が削減される。
【0084】
別の任意的なソリューションでは、前記方法は、
前記第1装置から第4メッセージを受信するステップを更に含み、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第1装置からの前記同期信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記ブロードキャストメッセージ、前記システムメッセージ、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、前記位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第1装置へ送信された前記アクセス要求シグナリング又は信号、前記スケジューリング要求シグナリング又は信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記チャネルフィードバック情報、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0085】
上記の方法では、前記第1装置が前記第2装置に前記第4メッセージを送信し、前記第4メッセージは、前記第2装置の前記第2制御タイプ信号又はシグナリングのリソースを示すために使用される。前記第1装置は、前記第2装置の前記第2制御タイプ信号又はシグナリングのリソースを直接構成する。前記システム内の前記リソースを構成する方法では、前記リソースの不足や過剰な浪費が回避され、前記システム内の前記リソースを構成する柔軟性が向上する。
【0086】
別の任意的なソリューションでは、前記方法は、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを受信するステップを更に含み、
前記第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0087】
前述の方法では、前記第1装置が前記第5メッセージを前記第2装置へ送信し、前記第5メッセージは前記第1サービスタイプの前記サービスデータに使用される前記リソースを示すために使用される。前記第1装置は、前記第1サービスタイプの前記サービスデータの前記リソースを直接構成する。前記システム内の前記リソースを構成する方法で、前記リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。また、前記第1サービスタイプの前記サービスデータに使用される前記リソースを、スケジューリングシグナリングで示されるリソースから除外できるため、前記第1サービスタイプの前記サービスデータ以外のサービスデータのスケジューリングシグナリングが容易になる。
【0088】
別の任意のソリューションでは、前記第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、前記第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0089】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第6時間周波数リソースに関する情報、
前記第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第5メッセージの周期情報、
前記第5メッセージのサイズ情報、又は、
前記第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0090】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、前記第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0091】
上記の方法では、前記第1シンボルは前記第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含む。従って、各第1シンボルの位置は、そのようなルールに基づき直接決定できる。これに対応して、前記第2時間周波数リソースは、前記第1時間周波数リソースに基づいて直接決定され、ブラインド検出を必要としない。
【0092】
別の任意的なソリューションでは、第6メッセージが受信され、前記第6メッセージには、時間ドメイン範囲が前記第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。更に、任意で、前記インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用される。前記第6メッセージには、前記リソースの絶対的位置を直接示すのではなく、前記第2タイプの時間ユニットに前記リソースの前記インデックス情報が含まれているため、異なるリソース分割方法を使用する第2タイプの時間ユニットを柔軟に適応させることができる。
【0093】
別の任意のソリューションでは、前記少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第1の第2タイプの時間ユニットを含み、前記第1の第2タイプの時間ユニットは、前記第1シンボルを含まず、前記第1の第2タイプの時間ユニットにおける前記インデックス情報のインデックス範囲は、前記第1の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含む。
【0094】
別の任意のソリューションでは、前記少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2の第2タイプの時間ユニットを含み、前記第2の第2タイプの時間ユニットは、前記第1シンボルを含み、前記第2タイプの時間ユニットにおける前記インデックス情報のインデックス範囲は、前記第2の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含まない。
【0095】
更に任意で、前記第1の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、前記第1の第2タイプの時間ユニットにおける前記第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない、又は、
前記第1の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、前記第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、前記第2の第2タイプの時間ユニットの前記インデックス情報の前記インデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、前記第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まず、Wは2以上の正の整数である。
【0096】
上記の方法では、1つのインデックス情報を使用して、異なるリソース分割方法で複数の第2タイプの時間ユニットのリソースを一様に示すことができ、インデックス情報のオーバヘッドを削減できる。また、上記の方法では、サービスデータ伝送に使用できるリソースを一層十分に使用できる。
【0097】
別の任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。
【0098】
別の任意的なソリューションでは、第1構成情報が受信され、前記第1構成情報は、前記第1シンボルを含む前記第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。このように、前記第1構成情報に基づいて、前記第1シンボルを含む前記第2タイプの時間ユニットと前記第1シンボルを含まない前記第2タイプの時間ユニットを迅速に決定することができる。
【0099】
別の任意的ソリューションでは、前記第1構成情報を使用して、前記第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は前記第1タイプの時間ユニット内の前記第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。このように、前記第1構成情報に基づいて、前記第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報と前記第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットに関する情報を迅速に決定することができる。
【0100】
別の任意的なソリューションでは、第2構成情報が受信され、前記第2構成情報は、前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれているかどうかを示す。
【0101】
別の任意的なソリューションでは、前記第2構成情報が、前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用される前記リソースが含まれていないか、又は前記第1サービスタイプの前記サービスデータを伝送するために使用される前記リソースが前記第1周波数リソースに含まれていないことを示している場合、前記第6時間周波数リソースでは前記第5メッセージは受信されない。
【0102】
別の任意的ソリューションでは、前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、前記第5リソース、又は前記第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、前記第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0103】
上記の方法では、前記第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するために使用されるリソースを決定するために、前述のルールを使用して前記第2シンボルの位置を迅速に決定できる。
【0104】
別の任意的ソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージは、第1情報を含み、前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用される。
【0105】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0106】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0107】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0108】
本発明の実施形態の第3態様は、伝送機器を開示し、前記伝送機器は、通信ユニットと第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1メッセージを送信するよう構成される処理ユニットであって、前記第1信号は同期のために使用される、処理ユニットを含む。
【0109】
前記通信ユニットは、第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するように更に構成され、前記第1メッセージには、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報が含まれる。
【0110】
前記通信ユニットは、第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するように更に構成される。
【0111】
別の任意のソリューションでは、前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0112】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0113】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するよう更に構成され、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0114】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0115】
別の任意のソリューションでは、前記通信ユニットは、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するよう更に構成され、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0116】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、前記第3リソース及び/又は前記第4リソースは前記第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0117】
別の任意的ソリューションでは、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1機器によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0118】
別の任意的ソリューションでは、前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
前記第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は前記第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0119】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを送信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを送信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を送信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを送信する、
ように更に構成されている。
【0120】
別の任意のソリューションでは、前記通信ユニットは、第2機器に第4メッセージを送信するよう更に構成され、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、前記第2機器の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第2機器へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第2機器からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0121】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信するよう更に構成され、
前記第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0122】
別の任意のソリューションでは、前記第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、前記第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0123】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第6時間周波数リソースに関する情報、
前記第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第5メッセージの周期情報、
前記第5メッセージのサイズ情報、又は、
前記第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0124】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、前記第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0125】
別の任意的ソリューションでは、前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、前記第5リソース、又は前記第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、前記第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0126】
別の任意的ソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージは、第1情報を含み、前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用される。任意的に、前記第1情報はルール指示情報を含み、前記ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。前記複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0127】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0128】
実装では、前記アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報には基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比が含まれ、前記基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比は、前記第1シンボルと前記第2シンボルを含まない前記第2タイプの時間ユニットのアップリンクシンボルの数に対するダウンリンクシンボルの数の比率を示す。
【0129】
実装では、前記第1ルールは次のようになる。
【0130】
第2タイプの時間ユニットでは、前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と等しい。
【0131】
別の実装では、前記第2ルールは次のようになる:
【0132】
第2タイプの時間ユニットでは、前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と等しい。
【0133】
別の任意的なソリューションでは、前記第2シンボルの位置は、事前設定されたルールを使用して決定される。この方法では、特定のルールタイプを示す必要がない場合がある。
【0134】
別の任意的なソリューションでは、前記事前設定されたルールは前記第1ルール又は前記第2ルールである。
【0135】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0136】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0137】
第3態様又は任意のソリューションによってもたらされる技術的効果については、第1態様又は対応する実装によってもたらされる技術的効果の説明を参照する。
【0138】
本発明の実施形態の第4の態様は、伝送機器を開示し、前記伝送機器は、
通信ユニット及び第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するよう構成される処理ユニットであって、前記第1信号は同期のために使用される、処理ユニットを含む。
【0139】
前記通信ユニットは、第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するよう構成され、前記第1メッセージは、前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含む。
【0140】
前記通信ユニットは、第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するよう更に構成される。
【0141】
任意的なソリューションでは、前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0142】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0143】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するよう更に構成され、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0144】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0145】
別の任意のソリューションでは、前記通信ユニットは、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するよう更に構成され、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0146】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、前記第3リソース及び/又は前記第4リソースは前記第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0147】
別の任意的ソリューションでは、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器から送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1機器へ送信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0148】
別の任意的ソリューションでは、前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
前記第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は前記第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0149】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、前記第2リソースのシンボル数Mと所定のルールに基づいて各第2タイプの時間ユニットのシンボル数を決定するよう更に構成され、前記第1タイプの時間ユニットがK個の第2タイプの時間ユニットを含み、MとKの両方が正の整数である。
【0150】
別の任意的なソリューションでは、前記所定のルールは、
MをKで正確に割ったものがXと余りYに等しいと仮定し、この場合、第1タイプの時間ユニットの第1(又は最後の)Y個の第2タイプの時間ユニットにX+1個のシンボルがあり、(Y+1)番目の時間ユニットから第K番目の時間ユニットまでにX個のシンボルがある。
【0151】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを受信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを受信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を受信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを受信する、
ように更に構成されている。
【0152】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
前記第1機器から第4メッセージを受信するよう更に構成され、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、第2機器の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第1機器からの前記同期信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記ブロードキャストメッセージ、前記システムメッセージ、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、前記位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第1機器へ送信された前記アクセス要求シグナリング又は信号、前記スケジューリング要求シグナリング又は信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記チャネルフィードバック情報、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0153】
別の任意的なソリューションでは、前記通信ユニットは、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを受信するよう更に構成され、
前記第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0154】
別の任意のソリューションでは、前記第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、前記第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0155】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第6時間周波数リソースに関する情報、
前記第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第5メッセージの周期情報、
前記第5メッセージのサイズ情報、又は、
前記第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0156】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、前記第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0157】
別の任意的ソリューションでは、前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、前記第5リソース、又は前記第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、前記第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0158】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、第1情報が含まれている。前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、前記第1情報はルール指示情報を含み、前記ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。前記複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0159】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0160】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0161】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0162】
第4の態様又は任意のソリューションによってもたらされる技術的効果については、第2態様又は対応する実装によってもたらされる技術的効果の説明を参照する。
【0163】
本発明の実施形態の第5の態様は、情報伝送機器を開示し、前記機器は、少なくとも1つのプロセッサとトランシーバを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが前記トランシーバを介して別の機器と通信するように構成され、前記メモリがコンピュータプログラムを格納するように構成され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを呼び出して、以下の動作:
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信するステップであって、前記第1信号は同期に使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースで第1メッセージの送信するステップであって、前記第1メッセージは前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するステップ、
を実行するように構成される。
【0164】
別の任意のソリューションでは、前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0165】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0166】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するよう更に構成され、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0167】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0168】
別の任意のソリューションでは、前記プロセッサは、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するよう更に構成され、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0169】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、前記第3リソース及び/又は前記第4リソースは前記第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0170】
別の任意的ソリューションでは、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1機器によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0171】
別の任意的ソリューションでは、前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
前記第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は前記第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0172】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを送信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを送信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を送信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを送信する、
ように更に構成されている。
【0173】
別の任意のソリューションでは、前記プロセッサは、第2機器に第4メッセージを送信するよう更に構成され、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、前記第2機器の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第2機器へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第2機器からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0174】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信するよう更に構成され、
前記第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0175】
別の任意のソリューションでは、前記第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、前記第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0176】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第6時間周波数リソースに関する情報、
前記第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第5メッセージの周期情報、
前記第5メッセージのサイズ情報、又は、
前記第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0177】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、前記第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0178】
別の任意的ソリューションでは、前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、前記第5リソース、又は前記第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、前記第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0179】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、第1情報が含まれている。前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、前記第1情報はルール指示情報を含み、前記ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。前記複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0180】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0181】
実装では、前記アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報には基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比が含まれ、前記基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比は、前記第1シンボルと前記第2シンボルを含まない前記第2タイプの時間ユニットのアップリンクシンボルの数に対するダウンリンクシンボルの数の比率を示す。
【0182】
実装では、前記第1ルールは次のようになる。
【0183】
第2タイプの時間ユニットでは、前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と等しい。
【0184】
別の実装では、前記第2ルールは次のようになる:
【0185】
第2タイプの時間ユニットでは、前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び前記第1シンボルと前記第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、前記基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と等しい。
【0186】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0187】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0188】
第5の態様又は任意のソリューションによってもたらされる技術的効果については、第1態様又は対応する実装によってもたらされる技術的効果の説明を参照する。
【0189】
本発明の実施形態の第6の態様は、情報伝送機器を開示し、前記機器は、少なくとも1つのプロセッサとトランシーバを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが前記トランシーバを介して別の機器と通信するように構成され、前記メモリがコンピュータプログラムを格納するように構成され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを呼び出して、以下の動作:
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するステップであって、前記第1信号は同期に使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するステップであって、前記第1メッセージは前記第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含む、ステップと、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するステップ、
を実行するように構成される。
【0190】
任意的なソリューションでは、前記第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、前記第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0191】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0192】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するよう更に構成され、
前記スケジューリング情報は、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0193】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第4時間周波数リソースに関する情報、
前記第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記スケジューリング情報のサイズ情報、
前記スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
前記スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0194】
別の任意のソリューションでは、前記プロセッサは、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するよう更に構成され、
前記第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、前記第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0195】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、前記第3リソース及び/又は前記第4リソースは前記第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0196】
別の任意的ソリューションでは、前記第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器から送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
前記第1機器へ送信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0197】
別の任意的ソリューションでは、前記第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第3メッセージは前記第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、
前記第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は前記第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、前記第1メッセージは前記第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は前記第2メッセージは前記第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0198】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、前記第2リソースのシンボル数Mと所定のルールに基づいて各第2タイプの時間ユニットのシンボル数を決定するよう更に構成され、前記第1タイプの時間ユニットがK個の第2タイプの時間ユニットを含み、MとKの両方が正の整数である。
【0199】
別の任意的なソリューションでは、前記所定のルールは、
MをKで正確に割ったものがXと余りYに等しいと仮定し、この場合、第1タイプの時間ユニットの第1(又は最後の)Y個の第2タイプの時間ユニットにX+1個のシンボルがあり、(Y+1)番目の時間ユニットから第K番目の時間ユニットまでにX個のシンボルがある。
【0200】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
第1アンテナポートを介して前記第2時間周波数リソースで前記第1メッセージを受信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第3時間周波数リソースで前記第2メッセージを受信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第4時間周波数リソースで前記スケジューリング情報を受信し、及び/又は、
前記第1アンテナポートを介して前記第5時間周波数リソースで前記第3メッセージを受信する、
ように更に構成されている。
【0201】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
前記第1機器から第4メッセージを受信するよう更に構成され、前記第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、前記第5リソースは、第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、前記第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
前記第1機器からの前記同期信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記ブロードキャストメッセージ、前記システムメッセージ、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、前記位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
前記第1機器へ送信された前記アクセス要求シグナリング又は信号、前記スケジューリング要求シグナリング又は信号、前記確認応答/否定確認応答フィードバック情報、前記チャネルフィードバック情報、前記物理層制御シグナリング、前記上位層シグナリング、前記復調参照信号、位相追従参照信号、前記測位参照信号、及び前記チャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0202】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを受信するよう更に構成され、
前記第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0203】
別の任意のソリューションでは、前記第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、前記第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0204】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第6時間周波数リソースに関する情報、
前記第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第5メッセージの周期情報、
前記第5メッセージのサイズ情報、又は、
前記第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0205】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、前記第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0206】
別の任意的なソリューションでは、前記プロセッサは第6メッセージを受信するよう更に構成され、前記第6メッセージには、時間ドメイン範囲が前記第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。更に、任意で、前記インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用される。
【0207】
別の任意的ソリューションでは、前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース、前記第4リソース、前記第5リソース、又は前記第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、前記第2シンボルは、前記第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0208】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、第1情報が含まれている。前記第1情報は、前記第2シンボルの位置及び/又は前記第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、前記第1情報はルール指示情報を含み、前記ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。前記複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0209】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、及び/又は前記第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0210】
別の任意的なソリューションでは、前記第1時間周波数リソース、前記第2時間周波数リソース、前記第3時間周波数リソース、前記第4時間周波数リソース、前記第5時間周波数リソース、又は前記第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0211】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は前記第2メッセージはシステムメッセージである。
【0212】
第6の態様又は任意のソリューションによってもたらされる技術的効果については、第2態様又は対応する実装によってもたらされる技術的効果の説明を参照する。
【0213】
本願の実施形態の第7の態様は、チップを開示する。前記チップは、少なくとも1つプロセッサ及びインタフェース回路を含む。任意で、チップは、メモリを更に含む。前記メモリ、前記インタフェース回路、及び前記少なくとも1つのプロセッサは、線を通じて相互接続される。前記少なくとも1つのメモリは、コンピュータプログラムを格納する。前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサにより実行され、任意の態様又は任意の態様の任意のソリューションで記載された方法が実施される。
【0214】
本願の実施形態の第8の態様は、コンピュータ可読記憶媒体を開示する。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、任意の態様又は任意の態様の任意のソリューションで記載された方法が実施される。
【0215】
本願の実施形態の第9の態様は、情報伝送システムを開示する。前記システムは、第3態様に従う機器と、第4の態様に従う機器と、を含む。
【0216】
本願の実施形態の第10の態様は、コンピュータプロダクトを開示する。前記コンピュータプログラムプロダクトは、前記プロセッサ上で実行されると、任意の態様又は任意の態様の任意のソリューションで記載された方法が実施される。
【0217】
本願の実施形態の第11の態様は、第3態様における情報伝送機器又は第4の態様における情報伝送機器の少なくとも1つを含み、又は第5の態様における情報伝送機器又は第6の態様における情報伝送機器の少なくとも1つを含む、コックピットシステムを開示する。
【0218】
本願の実施形態の第12の態様は、インテリジェント端末を開示する。前記インテリジェント端末は、第11の態様におけるコックピットシステムを含んでよい。具体的には、前記インテリジェント端末は、スマートホーム装置、インテリジェントウェアラブル装置、無人航空機、無人輸送機、自動車、ロボットなどである。
【図面の簡単な説明】
【0219】
【
図1】本発明の実施形態による車両内通信リンクのトポロジ関係の概略図である。
【0220】
【
図2】本発明の実施形態による無線フレーム構造の概略図である。
【0221】
【
図3】本発明の実施形態による情報伝送方法のシナリオアーキテクチャの概略図である。
【0222】
【
図4】本発明の実施形態による情報伝送方法である。
【0223】
【
図5】本発明の実施形態による2つの異なる基本アップリンクダウンリンク構成比の概略図である。
【0224】
【
図6】本発明の実施形態による第1ルールに基づいてフレーム構造と第2シンボルの位置を決定する方法である。
【0225】
【
図7】本発明の実施形態による第1ルールに基づいてフレーム構造と第2シンボルの位置を決定する方法である。
【0226】
【
図8】本発明の実施形態による第2ルールに基づいてフレーム構造と第2シンボルの位置を決定する方法である。
【0227】
【
図9】本発明の実施形態による第2ルールに基づいてフレーム構造と第2シンボルの位置を決定する方法である。
【0228】
【
図10】無線フレーム内のシンボルの概略図である。
【0229】
【
図11】本発明の実施形態による情報伝送機器である。
【0230】
【
図12】本発明の実施形態による情報伝送機器である。
【0231】
【
図13】本発明の実施形態による情報伝送機器である。
【0232】
【
図14】本発明の実施形態による情報伝送機器である。
【発明を実施するための形態】
【0233】
以下は、本発明の実施形態において、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
【0234】
本願の明細書、請求項、及び添付の図面では、用語「第1」、「第2」、「第3」、「第4」、等は、異なるのオブジェクトの間を区別することを意図しており、特定の順序を示さない。更に、用語「含む」及び「有する」及び他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図している。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、プロダクト、又は装置は、リストされたステップ又はユニットに限定されず、任意でリストされていないステップ又はユニットを更に含むか、又は任意でプロセス、方法、プロダクト、又は装置の別の固有のステップ又はユニットを更に含む。
【0235】
本明細書に記載されている「実施形態」とは、実施形態を参照して記述された特定の特性、構造、又は特徴が、本願の少なくとも1つの実施形態に含まれる可能性があることを意味する。明細書の様々な場所に示されている語句は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らず、別の実施形態から排他的な独立した、又は任意の実施形態ではない。当業者は、明細書に記載されている実施形態を別の実施形態と組み合わせることができることを明示的かつ暗黙的に理解している。
【0236】
本明細書で使用される「コンポーネント」、「モジュール」、及び「システム」のような用語は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを示すために使用される。例えば、コンポーネントは、限定ではないが、プロセッサじょうで実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、及び/又はコンピュータであってよい。図を用いて示されるように、コンピューティング装置及びコンピューティング装置上で実行するアプリケーションは、両者とも、コンポーネントであってよい。1つ以上のコンポーネントは、プロセス及び/又は実行のスレッドの中に存在してよく、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に位置し及び/又は2つ以上のコンピュータの間で分散されてよい。更に、これらのコンポーネントは、種々のデータ構造を格納する種々のコンピュータ可読媒体から実行されてよい。例えば、コンポーネントは、ローカル及び/又はリモートプロセスを用いて、例えば1つ以上のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム内の、分散型システム内の、及び/又はインターネットのようなネットワークに渡る、該信号を用いて他のシステムと相互作用する、別のコンポーネントと相互作用する2つのコンポーネントからのデータ)に従い、通信してよい。
【0237】
本願の実施形態における機器は、ヘッドユニット、車載スピーカ、車載マイクなどの車載装置である場合もあれば、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、ノートパソコン、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer, UMPC)、ハンドヘルドコンピュータ、ネットブック、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)、ウェアラブル電子装置、又は仮想現実装置などの電子装置である場合もある。
【0238】
当業者のより良い理解を助けるために、本願の実施形態における幾つかの用語が先ず説明される。
【0239】
(1)CDC:cockpit domain controller又はcontrol domain cockpit。コックピットドメイン制御部は、略してヘッドユニットと呼ばれる。ヘッドユニットは、従来の無線、音楽及びビデオ再生、ナビゲーション機能に加え、現在ではセルラ通信機能(3G、4Gなど)とTelematicsを有する。ヘッドユニットは、自動車のCAN-BUS技術と連携して、人と車、車と外界との情報通信を実現することができ、サービスやセキュリティに関するユーザ体験や機能を強化する。
【0240】
(2)プライマリノードとセカンダリノード:論理機能上区別される2つのタイプのノードは、各々プライマリノードとセカンダリノードである。プライマリノードは、セカンダリノードを管理し、リソース割り当て機能を持ち、セカンダリノードへのリソース割り当てを担当する。セカンダリノードは、プライマリノードのスケジューリングに基づいて、プライマリノードによって割り当てられたリソースを使用して、プライマリノードと通信する。ノードは、様々な装置であってよい。例えば、プライマリノードは携帯電話であり、セカンダリノードはヘッドセットである。携帯電話はヘッドセットへの通信接続を確立して、データ交換を実施する。携帯電話はヘッドセットを管理する。携帯電話にはリソース割り当て機能があり、ヘッドセットにリソースを割り当てることができる。
【0241】
(3)通信ドメイン:通信ドメインは、通信関係を持つ通信ノードのグループを含み、通信ノード間の通信接続関係を含むシステムである。1つの機器又は装置が複数の通信ドメインにある場合がある。例えば、携帯電話がヘッドセットと無線通信を行う場合、携帯電話は、携帯電話とヘッドセットを含む通信ドメインaにある。通信ドメインaでは、携帯電話はプライマリノードであり、ヘッドセットはセカンダリノードである。その後、携帯電話がCDCを検出し、CDCへの無線接続を確立した後、携帯電話も携帯電話とCDCを含む通信ドメインb内にある。通信ドメインbでは、CDCはプライマリノードであり、携帯電話はセカンダリノードであり、携帯電話はCDCのスケジューリングに従う。通信ドメインbには、車載サウンドボックス及びマイクなどの他のセカンダリノードを更に含めることができる。
【0242】
(4)外部ノード:通信ドメインに属していないノードは、通信ドメインの外部ノードである。外部ノードには、通信ドメインに参加したことのない装置と、通信ドメインに参加した後に通信ドメインから出る装置が含まれる。外部ノードは、通信ドメインに参加するプロセスで通信ドメインのセカンダリノードに変換される場合がある。
【0243】
(5)アップリンク伝送とは、セカンダリノード又は外部ノードがデータ信号又はシグナリングをプライマリノードに送信することであり、ダウンリンク伝送とは、プライマリノードがデータ信号又はシグナリングをセカンダリノード又は外部ノードに送信することである。アップリンク伝送とダウンリンク伝送のリソース構成情報を略してアップリンク/ダウンリンクリソース構成情報と呼び、アップリンク又はダウンリンクを区別せずに伝送することをアップリンク/ダウンリンク伝送と呼ぶこともある。ここで、「アップリンク伝送」と「ダウンリンク伝送」は単に伝送方向を区別するためのものであり、具体的なソリューションは「アップリンク」又は「ダウンリンク」の文字上の表現に限定されないことに注意すべきである。
【0244】
(6)無線フレーム構造の例:
図2は、無線フレーム構造の例の概略図である。無線フレームは、ダウンリンク伝送部とアップリンク伝送部を含む。無線フレームは、複数のシンボルとガード期間(guard period, GP)を含む。1無線フレームは20.833マイクロ秒(μs)に等しい。例えば、無線フレームのダウンリンク伝送部は10.417μsに等しく、無線フレームのダウンリンク伝送部は4つのシンボルとガード期間を含む。4つのシンボルは各々シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3である。シンボル#0(黒のパディング部分)は、巡回プレフィックス(cyclic prefix, CP)を含む直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)シンボルを含む。1つのシンボルは8.9842μs、1つのガード期間は1.4323μsに等しい。無線フレームのアップリンク伝送部は10.417μsに等しく、無線フレームのアップリンク伝送部は4つのシンボルとガード期間を含む。4つのシンボルは各々シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7である。1つのシンボルは8.9842μs、1つのガード期間は1.4323μsに等しい。
【0245】
本願の実施形態で提供されている情報伝送方法が適用される無線通信シナリオには、広域無線通信、例えば複数の基地局と複数のユーザ機器(user equipment, UE)との間の通信が含まれる場合がある。あるいは、無線通信シナリオには、車内無線通信シナリオ、例えば、CDCと車載サウンドボックス、車載マイク、及び携帯電話の各々との間の通信、及び携帯電話とヘッドセットなどのウェアラブル装置との間の通信が含まれる場合がある。あるいは、無線通信シナリオには、無線ローカルエリア通信、例えば、複数のアクセスポイント(access point, AP)と複数の局(station)との間の通信が含まれる場合がある。
【0246】
現在、システム情報の送信方法は、マスタ情報ブロック(master information block, MIB)メッセージを定期的に送信するものであり、MIBメッセージにはシステム構成情報の一部が含まれ、システム構成情報の別の部分は、異なる番号の複数のシステム情報ブロック(system information block, SIB)メッセージを使用して送信される。各SIBメッセージは、ダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)を使用してスケジュールされ、送信される。これに対応して、SIBメッセージが取得された場合、SIBメッセージをスケジュールするために使用されるDCIを盲目的に検出する必要があり、実装ロジックは比較的複雑である。また、SIBメッセージをスケジュールするために使用されるDCI又はSIBメッセージが取得された場合、参照信号を使用してチャネルパラメータを取得する必要があり、その後、SIBメッセージ又はSIBメッセージをスケジュールするために使用されるDCIをチャネルパラメータに基づいてバランス調整する。一般に、参照信号の周期は比較的長く、車内短距離無線通信及び環境のモビリティは比較的低いため、参照信号は比較的まばらであり、遅延が比較的大きくなる。上記の問題を解決し、システムの拡張性を向上させるために、本願は以下のソリューションを提供する。
【0247】
本願の実施形態における情報伝送方法を理解しやすくするために、以下では具体的に車内無線通信シナリオを説明の例として使用する。ただし、本願の実施形態における情報伝送方法は、車内通信シナリオに限定されない。
【0248】
図3は、本願の実施形態による情報伝送方法のシナリオアーキテクチャの概略図である。シナリオアーキテクチャには、第1装置と別の装置を含めることができるが、これらに限定されない。第1装置は通信ドメイン内のプライマリノードであり、別の装置は通信ドメイン内のセカンダリノード又は外部ノードである。例えば、携帯電話がヘッドセットと無線通信を行う場合、携帯電話は、携帯電話とヘッドセットを含む第1通信ドメインにある。第1通信ドメインでは、携帯電話はプライマリノードであり、ヘッドセットはセカンダリノードである。その後、携帯電話がCDCを検出し、CDCへの無線接続を確立した後、携帯電話も携帯電話とCDCを含む第2通信ドメイン内にある。第2通信ドメインでは、CDCはプライマリノードであり、携帯電話はセカンダリノードであり、携帯電話はCDCのスケジューリングに従う。第2通信ドメインには、車載サウンドボックス及びマイクなどの他のセカンダリノードを更に含めることができる。
【0249】
図4を参照する。
図4は、本発明の実施形態による情報伝送方法である。方法は、以下のステップを含むが、これらに限定されない。以下の一連のステップでは、送信前に同じメッセージが生成され、送信後に受信されることを除いて、他のステップのシーケンスに制限はない。
【0250】
ステップS401:第1装置が第1信号を生成する。
【0251】
具体的には、このステップは任意的なステップである。第1信号は同期に使用され、第1信号は時間及び/又は周波数の同期に使用される場合がある。第1信号は、同期信号ブロック(synchronization signal block, SSB)、プライマリ同期信号(primary synchronization signal, PSS)、及び/又はセカンダリ同期信号(secondary synchronization signal, SSS)の少なくとも1つである場合がある。例えば、第1装置は、通信ドメインのタイプ、通信ドメインの特徴、及び通信ドメインのIDの1つ以上に基づいて第1信号を生成する場合がある。これは、本願の本実施形態において限定されない。
【0252】
ステップS402:第1装置は、第1アンテナポートを介して、第1時間周波数リソースで別の装置に第1信号を送信する。
【0253】
具体的には、第1信号を受信する装置は、第1信号に基づいて、アンテナポートに対応するチャネルパラメータを決定する場合がある。チャネルパラメータは、アンテナポートを介して送信されるデータに対してチャネル復調を実行するために、第1信号を受信する装置によって使用される。第1信号は周期的な特徴を持つ場合があり、第1信号の周期はプロトコルで指定される。あるいは、トリガによって第1信号を非周期的に送信することもできる。
【0254】
任意的ソリューションでは、第1時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソースは1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内のN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。具体的には、第2タイプの時間ユニットは、無線フレーム、スロット、又はサブフレームであってよい。複数の連続する無線フレーム、スロット、又はサブフレームが1つのスーパーフレームを形成し、1つの無線フレームは複数のサブフレームを含む。通常、1つのスロットの長さは1つのサブフレームの長さ以下である。実装では、第1シンボルは、少なくとも1つの無線フレーム内で同じシーケンス番号を持つシンボルである。例えば、48個の連続した無線フレームにおいて、各無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、第2ガード期間に対応するシーケンス番号は、各々1、2、3、4、5、6、7、8、9、10である。この場合、第1シンボルは、1つ以上の無線フレーム内の同じシーケンス番号を持つシンボル、例えば1つ以上の無線フレーム内のシーケンス番号3を持つシンボル、すなわちシンボル#2である。ここで、上記の「シーケンス番号」は、単にシーケンスとシンボルの位置を説明するために使用されるものであり、実際の通信システムには実際のシーケンス番号が存在しない場合があることに注意する必要がある。
【0255】
例では、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内の第1シンボルである。例えば、48個の連続した無線フレームにおいて、各無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、第2ガード期間に対応するシーケンス番号は、各々1、2、3、4、5、6、7、8、9、10である。第1シンボルは、1つ以上の第2タイプの時間ユニット内の第1シンボルであり、例えば、1つ以上の無線フレームのシーケンス番号が1であるシンボルである。つまり、48個の連続する無線フレームの1つ以上の無線フレームのシンボル#0が第1シンボルである。
【0256】
本願のソリューションでは、第1シンボルを1つ以上の第2タイプの時間ユニットの第1シンボルとして構成又は定義することができる。第1シンボルはダウンリンク伝送に使用されるシンボルであり、第2タイプの時間ユニットの第1シンボルは、様々なアップリンク/ダウンリンクリソース構成で常にダウンリンク伝送に使用されるシンボルである。したがって、このソリューションは、第1シンボルが様々なアップリンク/ダウンリンクリソース構成で第2タイプの時間ユニットに存在する可能性があることを保証できる。
【0257】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソースの周波数ドメインリソースは、20MHz帯域幅の全部の有効な周波数ドメインリソースである。20MHz帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースは、ガード期間として使用される帯域幅以外の20MHz帯域幅の周波数ドメインリソース、又はガード期間として使用される帯域幅と直流成分サブキャリア以外の20MHz帯域幅内の周波数ドメインリソースである。具体的には、480キロヘルツ(kHz)のサブキャリア間隔に基づいて決定される20メガヘルツ(MHz)チャネルは、合計41.67のサブキャリアを含むことができる。ただし、実際には、20MHz帯域幅の両側の帯域幅の一部がガード期間として使用され、ガード期間以外にも、例えば40個のサブキャリアが残っている。40個のサブキャリアには、直流成分を抑制するために使用される1つ以上のサブキャリアが含まれ、これらのサブキャリアは、略して直流成分サブキャリアと呼ばれる。この場合、第1時間周波数リソースの周波数ドメインリソースは、前記20MHz帯域幅内の40個のサブキャリア、又は前記20MHz帯域幅内の40個のサブキャリアの1つ以上の直流成分サブキャリア以外のサブキャリアである場合がある。信号又はシグナリングを伝送するためにできるだけ多くのサブキャリアを使用することで、最大の周波数ダイバーシチ利得を得ることができる。
【0258】
ステップS403:別の装置は、第1装置からの第1信号を受信する。
【0259】
ステップS404:第1装置が第1メッセージを生成する。
【0260】
具体的には、このステップは任意的なステップである。第1メッセージには、時間ドメインリソース情報及び/又は第2時間周波数リソースの巡回プレフィックス(cyclic prefix, CP)長情報が含まれる。第2時間周波数リソースの時間ドメインリソースは、第1メッセージを送信するために使用されるリソースであり、第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報は、フレーム番号、スロット番号、又は第2時間周波数リソースに対応するスーパーフレーム番号などの時間ドメインリソースシーケンス番号、又はシーケンス番号の一部である場合がある。例えば、シーケンス番号は10ビットのバイナリシステムを使用して表され、時間ドメインリソース情報はシーケンス番号の第2ビットから4番目のビットに対応するバイナリ数値である。
【0261】
ステップS405:第1装置は、第2時間周波数リソースで別の装置に第1メッセージを送信する。
【0262】
具体的に、第1メッセージには、時間ドメインリソース情報及び/又は第2時間周波数リソースに対応する巡回プレフィックス長が含まれる。時間ドメインリソース情報及び/又は第2時間周波数リソースに対応するCP長は、システム構成情報の一部である場合がある。システム構成情報は、通信ドメインの基本構成パラメータを示すために使用される情報であり、例えば、システム帯域幅情報、通信ドメインの識別情報、チャネルのリソース構成情報、信号のリソース構成情報、CP長、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報、第2時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソース情報などがある。第1メッセージは、第1装置によって送信され、周期的な特徴を持つ場合がある。第1メッセージの周期は、プロトコルで指定される。あるいは、トリガによって第1メッセージが定期的に送信されることもある。
【0263】
第1メッセージに巡回プレフィクス長情報が含まれているため、巡回プレフィクス長を決定する1次同期信号と2次同期信号の関係を盲目的に検出することなく、巡回プレフィクス長情報に基づいて巡回プレフィクス長を直接決定することができ、実装の複雑さを軽減することができる。
【0264】
任意的なソリューションとして、第1装置は、第1アンテナポートを介して第2時間周波数リソース上の第1メッセージを更に送信することができる。具体的には、第1信号と第1メッセージの両方が第1アンテナポートを介して伝送される。この場合、第1信号を使用して第1メッセージを復調することができるため、第1メッセージを受信する装置は、復調に使用される参照信号を追加で受信する必要がなくなり、リソースと遅延が削減される。これに対応して、第1装置は、第1メッセージを復調するために使用される参照信号を追加で送信する必要がない。
【0265】
ステップS406:別の装置は、第2時間周波数リソースで第1装置から第1メッセージを受信する。
【0266】
任意的なソリューションでは、別の装置は、第1アンテナポートを介して第2時間周波数リソースで第1装置から第1メッセージを受信する。
【0267】
ステップS407:第1装置が第2メッセージを生成する。
【0268】
ステップS408:第1装置は、第3時間周波数リソースで別の装置に第2メッセージを送信する。
【0269】
任意的なソリューションでは、第1装置が、第1アンテナポートを介して第3時間周波数リソースで別の装置に第2メッセージを送信する。
【0270】
具体的には、第1信号と第2メッセージの両方が第1アンテナポートを介して伝送される。この場合、第1信号を使用して第2メッセージを復調することができるため、第2メッセージを受信する装置は、復調に使用される参照信号を追加で受信する必要がなくなり、リソースと遅延が削減される。これに対応して、第1装置は、第2メッセージを復調するために使用される参照信号を追加で送信する必要がない。
【0271】
ステップ405の第1メッセージは、以下:第3時間周波数リソースに関する情報、第3時間周波数リソースのシンボル数情報、第2メッセージの周期情報、第2メッセージのサイズ情報、又は、第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。第3時間周波数リソースは第2メッセージを送信するために使用され、第3時間周波数リソースに関する情報は第3時間周波数リソースを示すために使用される。指示方法には、次の3つの例が含まれる。例では、第3時間周波数リソースに関する情報がインデックスである場合がある。これに対応して、第3時間周波数リソースはインデックスに基づいて決定される。別の例では、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースである場合がある。別の例では、第3時間周波数リソースに関する情報がパラメータである場合がある。これに対応して、第3時間周波数リソースは、パラメータと事前設定された(例えば、プロトコルで指定された)ルール又は式に基づいて決定される。第3時間周波数リソースのシンボル数情報は、第3時間周波数リソースのシンボル数を示すために使用される。指示方法については、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。第2メッセージの周期情報は、第2メッセージの周期を示すために使用される。指示方法については、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。第2メッセージのサイズ情報は、第2メッセージのサイズを示すために使用される。第2メッセージの変調及びコーディング方式情報は、第2メッセージの変調及びコーディング方式を示すために使用される。指示方法については、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。これに対応して、第1メッセージを受信した後、第3時間周波数リソースに関する情報、第2メッセージの周期情報、第2メッセージのサイズ情報、又は第1メッセージ内の第2メッセージの変調及びコーディング方式情報に基づいて、第3時間周波数リソース、第2メッセージの周期、第2メッセージのサイズ、又は第2メッセージの変調及びコーディング方式が決定される。
【0272】
例えば、第1メッセージに第3時間周波数リソースに関する情報が含まれている場合、第1メッセージを受信した後、第1メッセージ内の第3時間周波数リソースに関する情報に基づき第3時間周波数リソースを決定し、その後、第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信する。別の例では、第1メッセージに第2メッセージの周期情報と第2メッセージのサイズ情報が含まれている場合、周期とサイズに基づきリソース位置を決定する方法はプロトコルで指定されているため、第2メッセージの周期と第2メッセージのサイズが、第2メッセージの周期情報と第2メッセージのサイズ情報に基づき決定され、リソース位置を決定し、対応するリソース位置で第2メッセージが受信される。別の例では、第1メッセージに第2メッセージの変調及びコーディング方式情報が含まれている。これに対応して、第1メッセージを取得した後、第1メッセージ内の第2メッセージの変調及びコーディング方式の情報に基づいて、第2メッセージの変調及びコーディング方式を決定し、第2情報を受信するための変調及びコーディング方式を決定することができる。
【0273】
前述の方法では、第1メッセージには第2メッセージに関連する情報が含まれ、リソース位置、コーディング方式、変調方式のうちの少なくとも1つのような、第2メッセージに関連する情報は、第1メッセージに基づいて直接決定でき、第2メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保できる。システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、及び装置要件に更に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0274】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:第6時間周波数リソースに関する情報、第6時間周波数リソースのシンボル数情報、第5メッセージの周期情報、第5メッセージのサイズ情報、又は、第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。第6時間周波数リソースは、第5メッセージを送信するために使用される。第6時間周波数リソースに関する情報は第6時間周波数リソースを示すために使用され、第6時間周波数リソースのシンボル数情報は第6時間周波数リソースのシンボル数を示し、第5メッセージの周期情報は第5メッセージの周期を示し、第5メッセージのサイズ情報は第5メッセージのサイズを示し、又は第5メッセージの変調及びコーディング方式情報は第5メッセージの変調及びコーディング方式を示す。指示方法については、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0275】
前述の方法では、第1メッセージには第5メッセージに関連する情報が含まれ、リソース位置、コーディング方式、変調方式のうちの少なくとも1つのような、第5メッセージに関連する情報は、第1メッセージに基づいて決定でき、第5メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保できる。また、第1メッセージに含まれる第5メッセージのサイズ、変調及びコーディング方式、周期、リソースなどがすべて変更される可能性がある。そのため、システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、装置要件に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0276】
別の任意的なソリューションでは、第2時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソースには、1つ以上の第1シンボルが含まれている。第1シンボルは、第2タイプの時間ユニット内のN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。任意で、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内の第1シンボルである。つまり、Nは1に等しい。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0277】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージにアップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が更に含まれる場合がある。アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報は、アップリンク制御情報又はアップリンク制御信号を伝送するために使用されるリソース、及び/又はダウンリンク制御情報又はダウンリンク制御信号を伝送するために使用されるリソースを示す場合もあれば、アップリンクサービスデータを伝送するために使用されるリソース、及び/又はダウンリンクサービスデータを伝送するために使用されるリソース(つまり、制御情報又は制御信号を含まない)を示す場合もある。リソース構成情報は、特定のリソース位置又はリソース数又は比率を示す場合もある。例では、無線フレームが例として使用され、無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。リソース構成情報は、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3を使用してダウンリンクサービスデータを伝送し、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7を使用してアップリンクサービスデータを伝送することを示している。別の例では、無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。リソース構成情報は、アップリンク制御情報の伝送に使用されるリソースと、ダウンリンク制御情報の伝送に使用されるリソースの比率が3:5であることを示す。
【0278】
任意的なソリューションでは、第2時間周波数リソースの周波数ドメインリソースは、20MHz帯域幅の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0279】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージはブロードキャストメッセージ、例えばMIBメッセージであり、第1メッセージは物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel, PBCH)を使用して送信されてよい。
【0280】
S407における第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。システム識別子情報は、通信ドメインのID、セルIDなどであってよい。第1リソースは、第1装置がアクセス要求を受信するために使用され、アクセス要求は、通信ドメインへの参加を要求するために、別の装置(例えば、外部ノード)によって第1装置(通信ドメインのプライマリノード)に送信される信号又はシグナリングである。
【0281】
第2メッセージにシステム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報が含まれるため、第2メッセージに基づいてシステム識別子を直接決定でき、第1リソースに関する情報に基づいて第1リソースを決定でき、第1装置によって構成された第1リソースに基づいてアクセス要求のリソース位置を直接決定できる。また、システム内のアクセス要求の第1リソースを構成する方法で、リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。
【0282】
任意的なソリューションでは、ステップS408の前に、第1装置は、第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信し、スケジューリング情報は、以下:第3時間周波数リソースに関する情報、第3時間周波数リソースのシンボル数情報、第2メッセージの周期情報、第2メッセージのサイズ情報、又は、第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。第3時間周波数リソースは第2メッセージを送信するために使用され、第3時間周波数リソースに関する情報は第3時間周波数リソースを示すために使用される。指示方法には、次の3つの例が含まれる。例では、第3時間周波数リソースに関する情報がインデックスである場合がある。これに対応して、第3時間周波数リソースはインデックスに基づいて決定される。別の例では、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースである場合がある。別の例では、第3時間周波数リソースに関する情報がパラメータである場合がある。これに対応して、第3時間周波数リソースは、パラメータと事前設定された(例えば、プロトコルで指定された)ルール又は式に基づいて決定される。第3時間周波数リソースのシンボル数情報は第3時間周波数リソースのシンボル数を示すために使用され、第2メッセージの周期情報は第2メッセージの周期を示すために使用され、第2メッセージのサイズ情報は第2メッセージのサイズを示すために使用され、第2メッセージの変調及びコーディング方式情報は第2メッセージの変調及びコーディング方式を示すために使用される。指示方法については、第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。これに対応して、スケジューリング情報を受信した後、第3時間周波数リソース、第2メッセージの周期、第2メッセージのサイズ、又は第2メッセージの変調コーディング方式が、スケジューリング情報内の以下:第3時間周波数リソースに関する情報、第2メッセージの周期情報、第2メッセージのサイズ情報、又は第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、のうち少なくとも1つに基づいて、決定される。
【0283】
例えば、スケジューリング情報に第3時間周波数リソースに関する情報が含まれている場合、スケジューリング情報を受信した後、スケジューリング情報内の第3時間周波数リソースに関する情報に基づき第3時間周波数リソースを決定し、その後、第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信する。別の例では、スケジューリング情報に第2メッセージの周期情報と第2メッセージのサイズ情報が含まれている場合、周期とサイズに基づきリソース位置を決定する方法はプロトコルで指定されているため、第2メッセージの周期と第2メッセージのサイズが、第2メッセージの周期情報と第2メッセージのサイズ情報に基づき決定され、リソース位置を決定し、対応するリソース位置で第2メッセージが受信される。別の例では、スケジューリング情報に第2メッセージの変調及びコーディング方式情報が含まれている。これに対応して、スケジューリング情報を取得した後、スケジューリング情報内の第2メッセージの変調及びコーディング方式の情報に基づいて、第2メッセージの変調及びコーディング方式を決定し、第2情報を受信するための変調及びコーディング方式を決定することができる。
【0284】
この場合、第1メッセージを使用して、スケジューリング情報に関連する情報を取得することができる。別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:第4時間周波数リソースに関する情報、第4時間周波数リソースのシンボル数情報、スケジューリング情報のサイズ情報、スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。第4時間周波数リソースはスケジューリング情報を送信するために使用され、第4時間周波数リソースに関する情報は第4時間周波数リソースを示すために使用される。例では、第4時間周波数リソースに関する情報がインデックスである場合がある。これに対応して、第4時間周波数リソースはインデックスに基づいて決定される。別の例では、第4時間周波数リソースに関する情報が第4時間周波数リソースである場合がある。別の例では、第4時間周波数リソースに関する情報がパラメータである場合がある。これに対応して、第4時間周波数リソースは、パラメータと事前設定された(例えば、プロトコルで指定された)ルール又は式に基づいて決定される。第4時間周波数リソースのシンボル数情報は第4時間周波数リソースのシンボル数を示すために使用され、スケジューリング情報のサイズ情報はスケジューリング情報のサイズを示すために使用され、スケジューリング情報の集約レベル情報はスケジューリング情報の集約レベルを示すために使用され、スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報はスケジューリング情報の変調及びコーディング方式を示すために使用される。指示方法については、第4時間周波数リソースに関する情報が第4時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。これに対応して、第1メッセージを受信した後、第1メッセージ内の以下:第4時間周波数リソースに関する情報、スケジューリング情報のサイズ情報、スケジューリング情報の集約レベル情報、又はスケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、のうち少なくとも1つに基づいて、第4時間周波数リソース、スケジューリング情報のサイズ、スケジューリング情報の集約レベル、又はスケジューリング情報の変調及びコーディング方式が決定される。
【0285】
例えば、第1メッセージに第4時間周波数リソースに関する情報が含まれている場合、第1メッセージを受信した後、第1メッセージ内の第4時間周波数リソースに関する情報に基づき第4時間周波数リソースを決定し、その後、第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信する。別の例では、第1メッセージにスケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報が含まれている。これに対応して、第1メッセージを取得した後、第1メッセージ内のスケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報に基づいて、スケジューリング情報の変調及びコーディング方式を決定し、スケジューリング情報を受信するための変調方式及びコーディング方式を決定することができる。
【0286】
スケジューリング情報が送信される。スケジューリング情報は、第2メッセージの関連情報を含み、スケジューリング情報の関連情報は、第1メッセージに基づいて取得されてよく、第2メッセージのブラインド検出を削減又は回避し、システムの拡張性を確保する。また、第1メッセージに含まれる第2メッセージのサイズ、変調及びコーディング方式、周期、リソースなどがすべて変更される可能性がある。そのため、システムは、異なるチャネル条件、サービス要件、装置要件に適用でき、優れた拡張性を備えている。
【0287】
別の任意的なソリューションでは、第2メッセージにアップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が更に含まれる場合がある。詳細については、ステップS405を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0288】
別の任意的ソリューションでは、第3時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソース、及び/又は第4時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内のN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。任意で、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内の第1シンボルである。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0289】
別の任意的なソリューションでは、第3時間周波数リソース及び/又は第4時間周波数リソースの周波数ドメインリソースは、20MHz帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0290】
ステップS409:別の装置は、第3時間周波数リソースで第1装置から第2メッセージを受信する。
【0291】
任意的なソリューションでは、別の装置が、第1アンテナポートを介して第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信する。
【0292】
ステップS410:第1装置は、第5時間周波数リソースで別の装置に第3メッセージを送信する。
【0293】
具体的に、このステップは任意的なステップであり、第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0294】
任意的なソリューションでは、第1装置が、第1アンテナポートを介して第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信する。
【0295】
具体的には、第1信号と第3メッセージの両方が第1アンテナポートを介して伝送される。この場合、第1信号を使用して第3メッセージを復調することができるため、第3メッセージを受信する装置は、復調に使用される参照信号を追加で受信する必要がなくなり、リソースと遅延が削減される。これに対応して、第1装置は、第3メッセージを復調するために使用される参照信号を追加で送信する必要がない。
【0296】
第2リソースは第3メッセージで直接示され、第1制御タイプ信号又はシグナリングを伝送するために使用されるリソースは、第3メッセージに基づいて決定される場合がある。システム内のリソースを構成する方法で、リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。また、第3メッセージを定期的に送信することで、第3メッセージが示すリソース構成情報を迅速かつ柔軟に変更し、チャネル状態やサービス要件の変化に対応できるようにしている。
【0297】
任意的なソリューションでは、ステップS405における第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又はステップS407における第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を更に含み、第3リソース及び/又は第4リソースは第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。可能な実装では、第2リソース、第3リソース、又は第4リソースの1つ以上が、同じ第1制御タイプの信号又は同じ第1制御タイプのシグナリング、又は異なる第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するために使用される。
【0298】
具体的に、第1制御タイプ信号又はシグナリングは、第1装置によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、第1装置によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0299】
具体的には、確認応答フィードバック情報は確認応答(acknowledgment, ACK)フィードバックであってもよく、否定確認応答フィードバック情報は否定確認応答(negative-acknowledgment, NACK)フィードバックであってもよい。位相追従参照信号は位相追従に使用され、測位参照信号は測位に使用され、チャネル状態情報参照信号はチャネル状態推定に使用される。
【0300】
第1メッセージは第3リソースを含み、第2メッセージは第4リソースを含む。第1メッセージと第2メッセージを取得した後、第1制御タイプ信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを直接決定することができる。これは簡単で便利である。システム内のリソースを構成する方法で、リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。
【0301】
第1制御タイプの信号/シグナリングを送信するためのリソースを示すために使用される情報は、異なるメッセージ内にある場合がある。詳細は具体的に以下の通りである:
【0302】
第1ケースでは、第1メッセージ、第2メッセージ、又は第3メッセージのうちの1つに、第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報が含まれている。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれており、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定される。第3リソースは、第1装置がアクセス要求のシグナリング又は信号を受信するために使用される。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれており、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定される。第3リソースは、同期信号を送信するために第1装置により使用され、スケジューリング要求のシグナリング又は信号を受信するために第1装置により使用される。
【0303】
第2ケースでは、第1メッセージ、第2メッセージ、又は第3メッセージのうちの2つに、第1制御タイプの信号又はシグナリングを送信するためのリソースを示すために使用される情報が含まれるが、他のメッセージには、第1制御タイプの信号又はシグナリングを送信するためのリソースを示すために使用される情報が含まれない。2つのメッセージには、異なる第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報が含まれている場合もあれば、同じ第1制御タイプの信号又は同じ第1制御タイプのシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報が含まれている場合もある。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれ、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第3リソースは第1装置により同期信号を送信するために使用される。更に、第2メッセージには第4リソースを示すために使用される情報が含まれ、第4リソースは第4リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第4リソースはまた第1装置により同期信号を送信するために使用される。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれ、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第3リソースは第1装置により同期信号を送信するために使用される。更に、第2メッセージには第4リソースを示すために使用される情報が含まれ、第4リソースは第4リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第4リソースは第1装置により参照信号を送信するために使用される。
【0304】
第3ケースでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び第3メッセージはすべて、第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報を含み、同じ第1制御タイプの信号又は同じ第1制御タイプのシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報を含む場合もあり、異なる第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報を含む場合もある。異なる第1制御タイプの信号又はシグナリングを送信するためのリソースを示すために使用される情報が含まれる場合、2つのメッセージには、同じ第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するためのリソースを示すために使用される情報が更に含まれる場合がある。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれ、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第3リソースは第1装置により同期信号を送信するために使用される。更に、第2メッセージには第4リソースを示すために使用される情報が含まれ、第4リソースは第4リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第4リソースはまた第1装置により同期信号を送信するために使用される。更に、第3メッセージには第2リソースを示すために使用される情報が含まれ、第2リソースは第2リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第2リソースはまた第1装置により同期信号を送信するために使用される。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれ、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第3リソースは第1装置により同期信号を送信するために使用される。更に、第2メッセージには第4リソースを示すために使用される情報が含まれ、第4リソースは第4リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第4リソースは第1装置により参照信号を送信するために使用される。第3メッセージには第2リソースを示すために使用される情報が含まれ、第2リソースは第2リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第2リソースは第1装置により肯定応答/否定確認応答フィードバック情報を受信するために使用される。例えば、第1メッセージには第3リソースを示すために使用される情報が含まれ、第3リソースは第3リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第3リソースは第1装置により同期信号を送信するために使用される。更に、第2メッセージには第4リソースを示すために使用される情報が含まれ、第4リソースは第4リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第4リソースは第1装置により参照信号を送信するために使用される。第3メッセージには第2リソースを示すために使用される情報が含まれ、第2リソースは第2リソースを示すために使用される情報に基づいて決定され、第2リソースはまた第1装置により復調参照信号を送信するために使用される。
【0305】
別の任意的なソリューションでは、第2リソース、第3リソース、第4リソース、第5リソース、又は第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースに1つ以上の第2シンボルが含まれている。
【0306】
具体的には、第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットで、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。任意的に、第2タイプの時間ユニットの第2シンボルの数は、固定値である場合もあれば、所定の又は事前構成されている場合もある。ダウンリンク伝送とは、第1装置(通信ドメインのプライマリノードの場合もある)が別の装置(通信ドメインのセカンダリノードの場合もある)にサービスデータを送信することを意味し、アップリンク伝送とは、別の装置(通信ドメインのセカンダリノードの場合もあり、外部ノードの場合もある)が第1装置(通信ドメインのプライマリノードの場合もある)にサービスデータを送信することを意味する。第2タイプの時間ユニットは、無線フレームである場合がある。例えば、無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。シンボル#2とシンボル#3は、無線フレーム内のダウンリンク伝送に使用される最後の2つの連続したシンボルであり、シンボル#4は、無線フレーム内のアップリンク伝送に使用される第1シンボルである。この場合、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4はすべて第2シンボルである。
【0307】
上記の方法では、第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するために使用されるリソースを決定するために、前述のルールを使用して第2シンボルの位置を迅速に決定できる。
【0308】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、第1情報が含まれている。第1情報は、第2シンボルの位置及び/又は第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、第1情報はルール指示情報を含み、ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。実装では、ルール指示情報は、1ビットを使用して第1ルール又は第2ルールを示すことができる。ここで、第2タイプの時間ユニットの構造には、第2タイプの時間ユニットの組成、例えば、第2タイプの時間ユニットに含まれる複数のシンボルのタイプが含まれ、具体的には、複数のシンボルの中でどのシンボルがアップリンクシンボルであるか、どのシンボルがダウンリンクシンボルであるか、どのシンボルが特殊シンボルであるか、などが含まれる場合がある。任意で、第2タイプの時間ユニットが無線フレームの場合、第2タイプの時間ユニットの構造はフレーム構造である。
【0309】
具体的には、第2シンボルの位置情報は、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージによって示される場合もあれば、プロトコルで指定される場合もある。指示方法については、ステップS408における第3時間周波数リソースに関する情報が第3時間周波数リソースを示す前述の方法を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0310】
別の任意的なソリューションでは、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報には基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比が含まれ、基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比は、第1シンボルと第2シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットのアップリンクシンボルの数に対するダウンリンクシンボルの数の比率を示す。
【0311】
図5は、2つの異なる基本アップリンクダウンリンク構成比の概略図である。
図5の5-aは、ダウンリンクシンボルの数とアップリンクシンボルの数の比が4:4であることを示している。つまり、基本アップリンクダウンリンク構成比は4:4である。
図5の5-bは、ダウンリンクシンボルの数とアップリンクシンボルの数の比が3:5であることを示している。つまり、基本アップリンクダウンリンク構成比は3:5である。第2タイプの時間ユニットは、無線フレーム、サブフレーム、又はスロットであってよい。
【0312】
実装では、第1ルールは次のようになる。
【0313】
第2タイプの時間ユニットでは、第1シンボルと第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び第1シンボルと第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と等しい。
【0314】
別の実装では、第2ルールは次のようになる:
【0315】
第2タイプの時間ユニットでは、第1シンボルと第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び第1シンボルと第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と等しい。
【0316】
別の任意的なソリューションでは、第2シンボルの位置は、事前設定されたルールを使用して決定される。この方法では、特定のルールタイプを示す必要がない場合がある。
【0317】
別の任意的なソリューションでは、事前設定されたルールは第1ルール又は第2ルールである。
【0318】
次に、第2タイプの時間ユニットが無線フレームである例を使用して、第1ルールの実装について説明する。
【0319】
例えば、基本アップリンクダウンリンク構成比は3:5である。第1ルールに基づいて、第1シンボルがない無線フレームのフレーム構造と第2シンボルの位置を決定する方法を
図6に示す。
図6の6-aで表されるフレーム構成では、基本的なアップリンクダウンリンク構成比は3:5であり、第1シンボルと第2シンボルの数は共に0であり、無線フレームはシンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、ガード期間GP、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、ガード期間GPを含む。シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2はダウンリンク伝送用であり、ダウンリンクシンボルの数は3である。シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7はアップリンク伝送用であり、アップリンクシンボルの数は5である。
図6の6-bで表されるフレーム構造は、1つのダウンリンク第2シンボルを含み、シンボル#2は第2シンボルである。
図6の6-cで表されるフレーム構造は、1つのアップリンク第2シンボルを含み、シンボル#2は第2シンボルである。
図6の6-dで表されるフレーム構造は、2つのダウンリンク第2シンボルを含み、シンボル#1及びシンボル#2は第2シンボルである。
図6の6-eで表されるフレーム構造は、2つのアップリンク第2シンボルを含み、シンボル#1及びシンボル#2は第2シンボルである。
図6の6-fで表されるフレーム構造は、1つのアップリンク第2シンボル及び1つのダウンリンク第2シンボルを含み、シンボル#1及びシンボル#2は第2シンボルである。
【0320】
例えば、基本アップリンクダウンリンク構成比は3:5である。第1ルールに基づいて、0個の第1シンボルと第2シンボルの位置を有する無線フレームのフレーム構造を決定する方法を
図7に示す。
図7の7-aは、基本アップリンクダウンリンク構成比が3:5であり、第1シンボルと第2シンボルの数が共に0である無線フレームのフレーム構造を表している。
図7の7-bは、0個の第2シンボルと1つの第1シンボルと第1シンボルの位置を有する無線フレームに対応するフレーム構造を表しており、シンボル#0は第1シンボルである。
図7のフレーム構造7-cは、1つのダウンリンク第2シンボルと1つの第1シンボルを含み、シンボル#0は第1シンボルであり、シンボル#2は第2シンボルである。
図7のフレーム構造7-dは、1つのアップリンク第2シンボルと1つの第1シンボルを含み、シンボル#0は第1シンボルであり、シンボル#2は第2シンボルである。
【0321】
次に、第2タイプの時間ユニットが無線フレームである例を使用して、第2ルールの実装について説明する。
【0322】
例えば、基本アップリンクダウンリンク構成比は3:5である。第2ルールに基づいて、0個の第1シンボルと第2シンボルの位置を有する無線フレームのフレーム構造を決定する方法を
図8に示す。
図8の8-aは、基本アップリンクダウンリンク構成比が3:5であり、第1シンボルと第2シンボルの数が共に0である無線フレームのフレーム構造を表している。
図8の8-bは、1つのダウンリンク第2シンボルと0個の第1シンボルと第2シンボルの位置を有する無線フレームに対応するフレーム構造を表しており、シンボル#3は第2シンボルである。
図8の8-cは、1つのアップリンク第2シンボルと0個の第1シンボルと第2シンボルの位置を有する無線フレームに対応するフレーム構造を示し、シンボル#3は第2シンボルである。
図8の8-dは、2つのダウンリンク第2シンボルと0個の第1シンボルと第2シンボルの位置とを有する無線フレームに対応するフレーム構造を示しており、シンボル#3とシンボル#4は第2シンボルである。
図8の8-eは、2つのアップリンク第2シンボルと0個の第1シンボルと第2シンボルの位置とを有する無線フレームに対応するフレーム構造を示しており、シンボル#3とシンボル#4は第2シンボルである。
図8の8-fは、1つのアップリンク第2シンボル、1つのダウンリンク第2シンボル、及び0個の第1シンボルと第2シンボルの位置とを有する無線フレームに対応するフレーム構造を表しており、シンボル#3及びシンボル#4は第2シンボルである。
【0323】
例えば、基本アップリンクダウンリンク構成比は3:5である。第2ルールに基づいて、1つの第1シンボルと第2シンボルの位置とを有する無線フレームのフレーム構造を決定する方法を
図9に示す。
図9の9-aは、基本アップリンクダウンリンク構成比が3:5であり、第1シンボルと第2シンボルの数が共に0である無線フレームを表している。
図9の9-bは、0個の第2シンボルと1つの第1シンボルと第1シンボルの位置を有する無線フレームに対応するフレーム構造を示し、シンボル#0は第1シンボルである。
図9の9-cは、1つのアップリンク第2シンボルと1つの第1シンボルと第1シンボル及び第2シンボルの位置とを有する無線フレームに対応するフレーム構造を示しており、シンボル#0は第1シンボルであり、シンボル#4は第2シンボルである。
図9の9-dは、1つのアップリンク第2シンボルと1つの第1シンボルと第1シンボル及び第2シンボルの位置とを有する無線フレームに対応するフレーム構造を示しており、シンボル#0は第1シンボルであり、シンボル#4は第2シンボルである。
【0324】
図6、
図7、
図8、
図9において、(D)は対応するシンボルがダウンリンク伝送に使用されることを示し、(U)は対応するシンボルがアップリンク伝送に使用されることを示す。
【0325】
別の任意的ソリューションでは、第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第3メッセージは第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第1メッセージは第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0326】
具体的には、第1タイプの時間ユニットはスーパーフレーム、無線フレームグループ、スロットグループ、又はサブフレームグループであってよく、無線フレームグループにはZ個の無線フレームが含まれ、Zはプロトコルで指定されるか、第1装置によって構成されるか、又はシステムによって事前構成される。例えば、システムの事前構成は、装置が工場から出荷又はメンテナンスされるときに、関連する事前構成パラメータを書き込む場合がある。任意で、パラメータ値は地域の規制又は技術標準によって指定されるか、関連する国家標準又は業界標準によって指定されるか、又は装置ベンダによって決定される。第2タイプの時間ユニットは、スーパーフレーム、無線フレームグループ、スロットグループ、又はサブフレームグループであってよい。第1タイプの時間ユニットは、複数の第2タイプの時間ユニットを含むことができ、第2タイプの時間ユニットは、無線フレーム、スロット、又はサブフレームである。第2タイプの時間ユニットは、シンボルとガード期間を含む。第2リソースに対応する時間ドメインリソースは複数のシンボルであってもよく、第3リソースに対応する時間ドメインリソースは複数のシンボルであってもよく、第4リソースに対応する時間ドメインリソースは複数のシンボルであってもよい。シンボルは直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)シンボル又はシングルキャリア周波数分割多元接続(single carrier frequency division multiple access, SCFDMA)シンボルであってもよい。第2リソースのシンボル数情報はインデックスであってもよい。これに対応して、第2リソースのシンボル数はインデックスに基づいて決定される。第2リソースのシンボル数情報は、第2リソースのシンボル数であってもよい。代替として、第2リソースのシンボル数情報はパラメータであってもよい。これに対応して、第2リソースのシンボル数は、パラメータと事前設定された(例えば、プロトコルで指定された)ルール又は式に基づいて決定される。第3リソースのシンボル数情報と第4リソースのシンボル数情報は、第2リソースのシンボル数情報と同様である。詳細はここで再び記載されない。
【0327】
別の任意的ソリューションでは、第5時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソースは1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内のN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。任意で、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内の第1シンボルである。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0328】
別の任意的なソリューションでは、第3メッセージにアップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が更に含まれる場合がある。詳細については、ステップS405を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0329】
別の任意的なソリューションでは、第5時間周波数リソースの周波数ドメインリソースは、20MHz帯域幅の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0330】
ステップS411:別の装置は、第5時間周波数リソースで第1装置から第3メッセージを受信する。
【0331】
任意的なソリューションでは、別の装置は、第1アンテナポートを介して第5時間周波数リソースで第1装置から第3メッセージを受信する。
【0332】
別の任意的なソリューションでは、第2リソースのシンボル数Mと所定のルールに基づいて、各第2タイプの時間ユニットのシンボル数が決定され、第1タイプの時間ユニットがK個の第2タイプの時間ユニットを含み、MとKの両方が正の整数である。所定のルールは以下の通りである:MをKで正確に割ったものがXと余りYに等しいと仮定し、この場合、第1タイプの時間ユニットの第1(又は最後の)Y個の第2タイプの時間ユニットにX+1個のシンボルがあり、(Y+1)番目の時間ユニットから第K番目の時間ユニットまでにX個のシンボルがある。
【0333】
具体的には、第2タイプの時間ユニットは、無線フレーム、スロット、又はサブフレームであってよい。例えば、第2リソースのシンボル数Mは54であり、1つの第1タイプの時間ユニットは1つのスーパーフレームであり、第1タイプの時間ユニットはK個の第2タイプの時間ユニットを含み、Kは48であるとする。つまり、48個の連続する無線フレームは1つのスーパーフレームである。所定のルールと第2リソースのシンボル数54に基づいて、各第2タイプの時間ユニットのシンボル数を決定するプロセスは次のとおりである:54を48で正確に割ると1、余り6に等しい。この場合、第1タイプの時間ユニットの第1の6個の第2タイプの時間ユニットには2つのシンボルがあり、7番目~48番目の第2タイプの時間ユニットには1つのシンボルがある。
【0334】
ステップS412:第1装置は、第6時間周波数リソースで別の装置に第5メッセージを送信する。
【0335】
具体的には、第5メッセージは、第1サービスタイプのサービスデータのリソースを示すために使用される。第1サービスタイプには1つ以上のサービスタイプが含まれ、第1サービスタイプのサービスデータには1つ以上のサービスタイプのサービスデータが含まれ、異なるサービスタイプは各々のサービスタイプ識別子によって区別される。例えば、第1サービスタイプのサービスデータがアクティブノイズリダクションサービスであり、又は第1サービスタイプのサービスデータにアクティブノイズリダクションサービスが含まれる。代替として、第1サービスタイプのサービスデータには、1つ以上の優先度のサービスが含まれる。代替として、第1サービスタイプのサービスデータには、1つ以上のサービス品質(quality of service, QoS)タイプのサービスが含まれる。代替として、第1サービスタイプのサービスデータには、1つ以上の伝送モードを使用するサービスが含まれる。伝送モードは、1つ以上のプロトコル層でのトランスペアレント伝送又は非トランスペアレント伝送に基づいて区別される場合もあれば、フィードバック又はフィードバック方法が含まれているかどうかに基づいて区別される場合もあり、対応するサービスを伝送するために使用されるアンテナポートの数に基づいて区別される場合もあり、又は前述の方法の組み合わせに基づき区別される場合もある。
【0336】
第1装置が第5メッセージを送信し、第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。第1装置は、第1サービスタイプのサービスデータのリソースを直接構成する。システム内のリソースを構成する方法で、リソースの不足や過剰な浪費を回避し、システムの拡張性を向上させる。また、第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを、スケジューリングシグナリングで示されるリソースから除外できるため、第1サービスタイプのサービスデータ以外のサービスデータのスケジューリングシグナリングが容易になる。
【0337】
任意的なソリューションでは、第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0338】
具体的には、第2タイプの時間ユニットは無線フレームであってもよく、第2タイプの時間ユニットの各シンボルについて2つのケースがある。第1ケースでは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルは、第2タイプの時間ユニットのすべてのシンボルの各々を意味する。例えば、
図10は、無線フレーム内のシンボルの概略図である。1つのスーパーフレームは48個の無線フレーム(第2タイプの時間ユニット)を含み、無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。第2タイプの時間ユニットのシンボルはすべて、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7を含む。
【0339】
第2ケースでは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルは、第2タイプの時間ユニットの第1サービスタイプのサービスデータに使用できる各シンボルを含み、第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するために使用されることが示されている1つ以上の第2タイプの時間ユニットのシンボルはここに含まれない(第1制御タイプの信号又はシグナリングを伝送するために使用されるシンボルは、以下では簡単に特殊シンボルと呼ばれる)。
図10は、無線フレーム内のシンボルの概略図である。1つのスーパーフレームは、48個の無線フレーム(第2タイプの時間ユニット)を含む。無線フレームは、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、第1ガード期間、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、及び第2ガード期間を含む。48個の無線フレームには、60個の特殊シンボル(第1シンボル及び/又は第2シンボル)が含まれている。第1の12個の無線フレームのシンボル#2及びシンボル#3は、特殊シンボル(第1制御タイプのシグナリング又は信号に使用されると示されるシンボル)である。13番目から48番目の無線フレームのシンボル#3は、特殊シンボル(第1制御タイプのシグナリング又は信号に使用されると示されるシンボル)である。この場合、第5メッセージは、48個の無線フレームの各々のシンボル#0、シンボル#1、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7にある、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0340】
例えば、48個の無線フレームには60個の特殊シンボル(第1シンボル及び/又は第2シンボル)がある。第1の2個の無線フレームのシンボル#0とシンボル#3は特殊シンボルであり、3番目から12番目の無線フレームのシンボル#2とシンボル#3は特殊シンボルであり、13番目から48番目の無線フレームのシンボル#3は特殊シンボルである。この場合、第5メッセージは、48個の無線フレームのうちの第1の2個の無線フレームの各々で、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7にあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースと、48個の無線フレームの3番目から48番目の無線フレームの各々で、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7にあり、第1サービスタイプのサービスデータを示すために使用される周波数ドメインリソースと、を示すために使用される。可能な実装では、第1の2個の無線フレームのシンボル#1とシンボル#2にあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースは、3番目から48番目の無線フレームのシンボル#0とシンボル#1にあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースと各々同じである。この場合、48個の無線フレームについては、第1サービスタイプのサービスデータに使用され6つのシンボルに各々含まれる周波数ドメインリソースが示されていれば、48個の無線フレームの第1サービスタイプのサービスデータに使用される時間周波数リソースが決定される場合がある。6つのシンボルは、第1の2個の無線フレームのシンボル#1、シンボル#2、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7に順次対応し、3番目から48番目の無線フレームのシンボル#0、シンボル#1、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7に順次対応する。これにより、表示方法を簡略化でき、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用できるシンボルの数を増やすことができる。
【0341】
別の任意的なソリューションでは、第6時間周波数リソースに対応する時間ドメインリソースには、1つ以上の第1シンボルが含まれている。第1シンボルは、第2タイプの時間ユニット内のN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。任意で、第1シンボルは第2タイプの時間ユニット内の第1シンボルである。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0342】
別の任意的なソリューションでは、第1装置が別の装置に第6メッセージを送信する。
【0343】
具体的に、第6メッセージには、時間ドメイン範囲が第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。第6メッセージは、第5メッセージである場合もあれば、第1サービスタイプのサービスデータをスケジューリングするための物理層又は上位層のスケジューリングシグナリングである場合もあり、別のタイプのメッセージである場合もある。これは、本願の本実施形態において限定されない。リソースには、時間ドメインリソース又は時間周波数リソースを含めることができる。インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用されてよい。具体的には、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニット及び/又は少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットを含むことができる。更に任意的に、リソースを使用して第1サービスタイプのサービスデータを伝送し、及び/又はリソースを使用して他の可能なデータを運び、及び/又はリソースを使用して上位層のシグナリングを伝送する。
【0344】
なお、インデックス情報はリソースの絶対位置情報とは異なることを理解すべきである。異なる第2タイプの時間ユニットにインデックス情報を適用した場合、異なる第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は異なり、インデックス情報が示すリソースは異なる。
【0345】
設計では、前記少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第1の第2タイプの時間ユニットを含み、第1の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含まず、第1の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含む。第1の第2タイプの時間ユニットが特殊情報を運ぶために使用される第1シンボルを含まないシナリオでは、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲はN番目のシンボルを含むことが理解できる。この場合、N番目のシンボルは第1シンボルとして使用されない。
【0346】
別の設計では、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2の第2タイプの時間ユニットを含み、第2の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含み、第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第2の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含まない。第2の第2タイプの時間ユニットが特殊情報を運ぶために使用される第1シンボルを含むシナリオでは、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲はN番目のシンボルを含まないことが理解できる。この場合、N番目のシンボルは第1シンボルとして使用され、インデックス情報のインデックス範囲には属さない。
【0347】
以下に詳細を示す。
【0348】
任意的実装では、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。
【0349】
別の任意的実装では、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まず、Wは2以上の正の整数である。
【0350】
上記の方法により、第1の第2タイプの時間ユニットと第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲のリソース数を同じにすることができ、インデックス情報の設計が簡単になる。
【0351】
例えば、N=1の場合、第1の第2タイプの時間ユニットでは、第1インデックス情報が第1シンボルを示し、第2の第2タイプの時間ユニットでは、同じ第1インデックス情報が第2シンボルを示す。従って、第1インデックス情報は、異なる第2タイプの時間ユニットで異なる時間ドメインリソースを示す。
【0352】
ここで、第1装置によって構成される可能性のあるすべてのインデックス情報を第2タイプの時間ユニットに適用する場合、インデックス情報によって示されるリソースのセットは、第2タイプの時間ユニットでのインデックス情報のインデックス範囲と呼ばれることがある。例えば、第2タイプの時間ユニットが無線フレームである場合、無線フレーム内のインデックス情報のインデックス範囲は、時間ドメインの範囲が無線フレーム内にある幾つかの時間ドメインリソース又は幾つかの時間周波数リソースであることがある。異なるタイプの第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は異なる。例えば、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲と、第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は異なる。
【0353】
例では、インデックス情報は、第2タイプの時間ユニットのリソースインデックス情報、例えば、無線フレーム内のシンボルのインデックス番号である場合がある。
【0354】
任意的な設計では、無線フレームは、時間ドメイン内に、時間ドメイン内で連続している第1時間ドメインリソース、第1ガード期間GP、第2時間ドメインリソース、及び第2ガード期間を連続的に含む。任意的に、第1時間ドメインリソースを使用して第1装置からの信号をマッピングし、第2時間ドメインリソースを使用して第1装置に送信される信号をマッピングする。
【0355】
例えば、無線フレームには、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7の8つのシンボルが含まれ、インデックス番号は1から7までの整数である。インデックス番号に対応する第1無線フレームが第1シンボルを含まない無線フレームである場合、例えば、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-c、
図6の6-d、
図6の6-e、
図6の6-fは第1シンボルを含まない無線フレームを表し、例えば、第1シンボルが無線フレームの第1シンボルである場合、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。インデックス情報がインデックス番号2の場合、インデックス情報は第1無線フレームのシンボル#1を示す。インデックス番号に対応する第2無線フレームが第1シンボルを含む無線フレームである場合、例えば、
図7の7-b、
図7の7-c、
図7の7-dは第1シンボルを含む無線フレームを表し、第2無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。インデックス情報がインデックス番号2の場合、インデックス情報は第2無線フレームのシンボル#2を示す。
【0356】
この例では、インデックス情報は1つのインデックス番号に関する情報であっても、複数のインデックス番号に関する情報であってもよいことが理解されるべきである。例えば、インデックス情報には複数のインデックス番号に関する情報が含まれる。例えば、開始インデックス番号P+aの連続インデックス長Qは、インデックス番号Pから始まるQ個の連続するインデックス番号を示す。別の例では、開始インデックス番号+終了インデックス番号は、開始インデックス番号から終了インデックス番号までのすべてのインデックス番号を示す。別の例では、インデックス情報には複数のインデックス番号が含まれる。本発明では、インデックス情報が1つ以上のインデックス番号を示す具体的な方法は限定されない。
【0357】
別の例では、インデックス情報は、ビットマップ(bitmap)の方法であってよい。
【0358】
例えば、無線フレームには、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7の8つのシンボルが含まれている。各シンボルには5つの周波数リソースが含まれ、インデックス範囲には7つのシンボルが含まれ、各シンボルは5ビット(bit)に対応し、各ビット(bit)はシンボル上の1つの周波数ドメインリソースを示す。従って、35(5×7)ビット(bit)のビットマップ(bitmap)を共有して、第2タイプの時間ユニット内で対応するリソースを示する。インデックス番号に対応する第1無線フレームが第1シンボルを含まない無線フレームである場合、例えば
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-c、
図6の6-d、
図6の6-e、
図6の6-fが第1シンボルを含まない無線フレームを表し、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となり、ビットマップ(bitmap)00000 01000 00000 00000 00000 00000 00000は、第1無線フレームのシンボル#1上の第2周波数リソースを示す。ビットマップ(bitmap)に対応する第2無線フレームが第1シンボルを含む無線フレームである場合、例えば、
図7の7-b、
図7の7-c、
図7の7-dは第1シンボルを含む無線フレームを表し、第2無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となり、ビットマップ(bitmap)00000 01000 00000 00000 00000 00000 00000は、第1無線フレームのシンボル#2上の第2周波数リソースを示す。
【0359】
以上は、この例でビットマップとインデックス範囲内のリソースとの間の対応の単なる例を説明したことを理解する必要がある。この例のビットマップとインデックス範囲内のリソースとの間の対応は、代替として別の方法であってもよい。これは、本発明において限定されない。
【0360】
可能な例では、インデックス情報は無線フレーム内のシンボルのインデックス番号であってよく、無線フレームはシンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7の8つのシンボルを含み、インデックス番号は1から7までの整数である。インデックス番号に対応する第1無線フレームが第1シンボルを含まない無線フレームである場合、例えば、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-c、
図6の6-d、
図6の6-e、
図6の6-fは第1シンボルを含まない無線フレーム、つまり第1の第2タイプの時間ユニットを表し、例えば、第1シンボルが第1無線フレームの第1シンボルであり、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第1の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1シンボル、すなわちシンボル#0を含む。
【0361】
任意的な設計では、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。
【0362】
第1の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、代替として別のシンボルを含まない場合もあることに注意する必要がある。例えば、インデックス情報は無線フレーム内のシンボルのインデックス番号であってよく、無線フレームはシンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7の8つのシンボルを含み、インデックス番号は1から7までの整数である。インデックス番号に対応する第1無線フレームが第1シンボルを含まない無線フレームである場合、例えば、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-c、
図6の6-d、
図6の6-e、
図6の6-fは第1シンボルを含まない無線フレーム、つまり第1の第2タイプの時間ユニットを表し、例えば、第1シンボルが第1無線フレームの第1シンボルであり、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-dに示すように、シンボル#2が第1ガード期間前にあり、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-dにおいて、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前にあるシンボル、つまりシンボル#2を含まない。
図6の6-c、
図6の6-e、
図6の6-fに示すように、シンボル#2は第1ガード期間より後にある。この場合、
図6の6-c、
図6の6-e、
図6の6-fでは、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#1、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の後にあるシンボル、つまりシンボル#2を含まない。
【0363】
上記の例では、基本的なアップリンクダウンリンク構成比が3:5の無線フレームを例として用いたが、代替として別の基本的なアップリンクダウンリンク構成比の無線フレームを説明に使用してもよい。別の基本的なアップリンクダウンリンク構成比の無線フレームを説明に使用する場合、第1の第2タイプの時間ユニットで第1ガード期間に隣接し、かつ第1ガード期間の後にあるシンボルは、シンボル#2ではない。具体的な説明は、特定のケースに基づいて行われ、本方法の実施形態ではこれに限定されない。
【0364】
別の任意的な設計では、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にある複数のシンボルを含まない。
【0365】
例えば、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-dに示すように、シンボル#1及びシンボル#2は第1ガード期間より前にある。この場合、
図6の6-a、
図6の6-b、
図6の6-dでは、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前にある複数のシンボル、つまりシンボル#1及びシンボル#2を含まない。
【0366】
例えば、
図6の6-eに示すように、シンボル#1及びシンボル#2は第1ガード期間より後にある。この場合、
図6の6-eでは、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の後にある複数のシンボル、つまりシンボル#1及びシンボル#2を含まない。
【0367】
別の任意的な設計では、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し第1ガード期間の前にあるシンボル及び第1ガード期間に隣接し第1ガード期間の後にあるシンボルを含まない。
【0368】
例えば、
図6の6-c、
図6の6-fに示すように、シンボル#1は第1ガード期間より前にあり、シンボル#2は第1ガード期間より後にある。この場合、
図6の6-c及び
図6の6-fでは、第1無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#0、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し第1ガード期間の前にあるシンボル及び第1ガード期間に隣接し第1ガード期間の後にあるシンボル、つまりシンボル#1及びシンボル#2を含まない。
【0369】
別の可能な例では、インデックス情報は無線フレーム内のシンボルのインデックス番号であってよく、無線フレームはシンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7の8つのシンボルを含み、インデックス番号は1から7までの整数である。インデックス番号に対応する第2無線フレームが第1シンボルを含む無線フレームである場合、例えば、
図7の7-b、
図7の7-c、
図7の7-dが、第1シンボルを含む無線フレーム、つまり第1シンボルを含む第2の第2タイプの時間ユニットを表し、及び例えば第1シンボルが第2無線フレームの第1シンボルであり、第2無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7となる。つまり、第2の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第2タイプの時間ユニットの第1シンボル、すなわちシンボル#0を含まない。
【0370】
任意的なソリューションでは、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第2の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。
【0371】
任意的なソリューションでは、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まない。詳細な例については前述の例の組み合わせを参照のこと。詳細はここで再び記載されない。
【0372】
第2の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、代替として別のシンボルを含まない場合もあることに注意する必要がある。例えば、インデックス情報は無線フレーム内のシンボルのインデックス番号であってよく、無線フレームはシンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7の8つのシンボルを含み、インデックス番号は1から6までの整数である。例えば、インデックス番号に対応する第2無線フレームが第1シンボルを含む無線フレームである場合、例えば、
図7の7-b、
図7の7-c、
図7の7-dが第1シンボルを含む無線フレーム、すなわち第1シンボルを含む第2の第2タイプの時間ユニットを表し、例えば、第1シンボルが第2無線フレームの第1シンボルである場合、代替として、第2無線フレームのインデックス情報のインデックス範囲は、シンボル#1、シンボル#3、シンボル#4、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7とすることもできる。つまり、第2タイプの時間ユニットの第1シンボル、つまりシンボル#0を含まないことに加えて、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第2の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボル、つまりシンボル#2を更に含まなくてよい。
【0373】
上記の例では、基本的なアップリンクダウンリンク構成比が3:5であることを例として用いた。フレーム構造は第1ルールに基づいて決定され、フレーム構造を例として用いて説明する。代替として、別の基本的なアップリンクダウンリンク構成比と別のルールを使用して決定されたフレーム構造を説明に使用することもできる。これは、本願の本実施形態において限定されない。
【0374】
上記の例では、インデックス情報が無線フレーム内のシンボルのインデックス番号である例を用いて説明した。インデックス情報がビットマップ(bitmap)、複数のインデックス番号の情報などである方法では、同様にインデックス範囲を求めることができ、詳細は再度説明しない。
【0375】
任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。つまり、第1シンボルは第2タイプの時間ユニットの第1シンボルである。
【0376】
任意的なソリューションでは、第1装置が別の装置に第1構成情報を送信する。
【0377】
具体的に、第1構成情報は、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用されるか、又は第1構成情報は、第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。つまり、第1構成情報は、どの第2タイプの時間ユニットが第1シンボルを含むかを示すために使用されるか、又はどの第2タイプの時間ユニットが第1シンボルを含まないかを示すために使用される。代替として、第1装置が別の装置に第1構成情報を送信せず、第1シンボルを含む又は含まない第2タイプの時間ユニットに関する情報は、プロトコルで指定されてもよい。
【0378】
任意的ソリューションでは、第1構成情報を使用して、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は第1タイプの時間ユニット内の第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。第1構成情報を使用して、第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は第1タイプの時間ユニット内の第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。
【0379】
例では、第1タイプの時間ユニットには第2タイプの時間ユニットが48個含まれると仮定し、1つのスーパーフレームには連続する48個の無線フレームが含まれると考えてもよい。第1構成情報は、第1タイプの時間ユニットに第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの個数情報が10であることを示す。つまり、48個の無線フレームに第1シンボルを含む10個の無線フレームがある。第3ルールは、第1構成情報で提供される無線フレームの数が、第1シンボルを含む無線フレームの数であることである。これに対応して、別の装置は、第1構成情報を取得した後、第3ルールに基づいて、1つのスーパーフレーム、すなわち48個の連続した無線フレームにおいて、1から10番目の無線フレームは第1シンボルを含み、11から38番目の無線フレームは第1シンボルを含まないと決定することができる。
【0380】
上記の方法によれば、第1シンボルを含む特定の第2タイプの時間ユニットは、所定のルールと、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの個数情報に基づいて決定することができる。
【0381】
任意的なソリューションでは、第1装置は別の装置に第2構成情報を送信し、第2構成情報は、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれているかどうかを示す。第2構成情報は、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが構成されているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソース上で構成されているかどうかを示すことも理解できる。具体的には、第1周波数リソースは、1つ以上のキャリア、サブキャリアグループ、サブバンド、周波数リソースブロック(resource blocks (RB))などであってよい。これに対応して、別の装置は、第2構成情報を取得した後、第2構成情報を使用して、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが構成されているかどうかを決定することができる。任意的に、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれていないか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが構成されていない場合、第1装置は、別の装置に第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信する必要がない。代替として、第1周波数リソースに第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれていない場合、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソース上に設定されていない場合、第1装置は、第1周波数リソース上の第6時間周波数リソース上で別の装置に第5メッセージを送信する必要がない。
【0382】
別の任意的なソリューションでは、第6時間周波数リソースの周波数ドメインリソースは、20MHz帯域幅の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。詳細については、ステップS402を参照する。詳細はここで再び記載されない。
【0383】
ステップ413:別の装置は、第6時間周波数リソースで第1装置から第5メッセージを受信する。
【0384】
具体的には、第5メッセージは、第1サービスタイプのサービスデータのリソースを示すために使用される。
【0385】
第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ、スケジュール情報、及び第5メッセージはすべて、第1装置から別の装置にユニキャスト又はマルチキャストで送信される。別の装置は、1つ以上の装置であってもよい。第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ、スケジュール情報、及び第5メッセージに含まれる内容は、第1装置により別の装置のために構成された情報である。以下は、第1装置と第2装置との間の具体的な情報交換、すなわち、プライマリノードとセカンダリノードとの間の情報交換について説明する。第2装置は、他の装置の中の特定の装置であってよい。
【0386】
任意的なソリューションでは、第1装置は、第2装置に第4メッセージを送信し、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは、第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
第2装置へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
第2装置からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0387】
具体的には、第2制御タイプの信号又はシグナリングは、具体的には第1装置と第2装置との間で送信される信号又はシグナリングであり、第2装置の信号又はシグナリングに第5リソースが使用されるということは、第1装置が第2装置に第2制御タイプの信号又はシグナリングを送信すること、及び/又は第1装置が第2装置から制御タイプの信号又はシグナリングを受信することを意味する場合がある。確認応答フィードバック情報は肯定確認応答(acknowledgment, ACK)フィードバックであってもよく、否定確認応答フィードバック情報は否定確認応答(negative-acknowledgment, NACK)フィードバックであってもよい。位相追従参照信号は位相追従に使用され、測位参照信号は測位に使用され、チャネル状態情報参照信号はチャネル状態推定に使用される。例では、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは第4メッセージに基づいて決定でき、第5リソースは第2装置に上位層シグナリングを送信するために第1装置によって使用される。別の例では、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは第4メッセージに基づいて決定でき、第5リソースは第2装置に上位層シグナリングを送信するために第1装置によって使用され、第2装置からチャネルフィードバック情報を受信するために第1装置によって使用される。
【0388】
第1装置が第2装置に第4メッセージを送信し、第4メッセージは、第2装置の第2制御タイプ信号又はシグナリングのリソースを示すために使用される。第1装置は、第2装置の第2制御タイプ信号又はシグナリングのリソースを直接構成する。システム内のリソースを構成する方法では、リソースの不足や過剰な浪費が回避され、システム内のリソースを構成する柔軟性が向上する。
【0389】
本発明の実施形態における方法が上記で詳述され、本発明の実施形態における装置が以下に示提供される。
【0390】
図11を参照する。
図11は、本発明の実施形態による情報伝送機器の構造の概略図である。情報伝送機器は、処理ユニット1101と通信ユニット1102とを含んでよい。ユニットの詳細な説明は以下の通りである。任意で、情報伝送機器が第1装置であってもよく、例えば、プライマリノード又はCDCであってもよいし、情報伝送機器が第1装置のチップ又は集積回路であってもよい。
【0391】
処理ユニット1101は、通信ユニット1102と第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信するよう構成され、第1信号は同期のために使用される。
【0392】
通信ユニット1102は、第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信するように更に構成され、第1メッセージには、第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報が含まれる。
【0393】
通信ユニット1102は、第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信するように更に構成される。
【0394】
別の任意のソリューションでは、第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0395】
別の任意的なソリューションでは、前記第1メッセージは、以下:
前記第3時間周波数リソースに関する情報、
前記第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
前記第2メッセージの周期情報、
前記第2メッセージのサイズ情報、又は、
前記第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0396】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニットは、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するよう更に構成され、
スケジューリング情報は、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0397】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第4時間周波数リソースに関する情報、
スケジューリング情報のサイズ情報、
第4時間周波数リソースのシンボル数情報、
スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、
スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、
の少なくとも1つを含む。
【0398】
別の任意のソリューションでは、通信ユニット1102は、第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するよう更に構成され、第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0399】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、第3リソース及び/又は第4リソースは第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0400】
別の任意的ソリューションでは、第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
第1機器によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0401】
別の任意的ソリューションでは、第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第3メッセージは第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第1メッセージは第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0402】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1102は、
第1アンテナポートを介して第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信する、
ように更に構成されている。
【0403】
別の任意のソリューションでは、通信ユニット1102は、第2機器に第4メッセージを送信するよう更に構成され、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは、第2機器の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
第2機器へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
第2機器からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0404】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1102は、第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信するよう更に構成され、第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0405】
別の任意のソリューションでは、第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0406】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第6時間周波数リソースに関する情報、
第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
第5メッセージの周期情報、
第5メッセージのサイズ情報、又は、
第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0407】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0408】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1102は第6メッセージを送信するよう更に構成され、第6メッセージには、時間ドメイン範囲が第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。リソースには、時間ドメインリソース又は時間周波数リソースを含めることができる。インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用されてよい。
【0409】
別の任意のソリューションでは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第1の第2タイプの時間ユニットを含み、第1の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含まず、第1の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含む。
【0410】
別の任意的なソリューションでは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2の第2タイプの時間ユニットを含み、第2の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含み、第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第2の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含まない。
【0411】
更に任意で、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。代替として、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まず、Wは2以上の正の整数である。
【0412】
別の任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。
【0413】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1102は、第1構成情報を送信するように更に構成され、第1構成情報は、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。代替として、第1構成情報は、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。
【0414】
別の任意的ソリューションでは、第1構成情報を使用して、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は第1タイプの時間ユニット内の第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。
【0415】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1102は第2構成情報を送信するよう更に構成され、第2構成情報は、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれているかどうかを示す。第2構成情報は、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが構成されているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソース上で構成されているかどうかを示すことも理解できる。
【0416】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1102は、第2構成情報が、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれていないか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれていないことを示している場合、第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信するステップをスキップするよう更に構成される。
【0417】
別の任意的ソリューションでは、第1リソース、第2リソース、第3リソース、第4リソース、第5リソース、又は第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0418】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、第1情報が含まれている。第1情報は、第2シンボルの位置及び/又は第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、第1情報はルール指示情報を含み、ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0419】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0420】
実装では、前記アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報には基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比が含まれ、基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比は、第1シンボルと第2シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットのアップリンクシンボルの数に対するダウンリンクシンボルの数の比率を示す。
【0421】
実装では、第1ルールは次のようになる。
【0422】
第2タイプの時間ユニットでは、第1シンボルと第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び第1シンボルと第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と等しい。
【0423】
別の実装では、第2ルールは次のようになる:
【0424】
第2タイプの時間ユニットでは、第1シンボルと第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び第1シンボルと第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と等しい。
【0425】
別の任意的なソリューションでは、第2シンボルの位置は、事前設定されたルールを使用して決定される。この方法では、特定のルールタイプを示す必要がない場合がある。
【0426】
別の任意的なソリューションでは、事前設定されたルールは第1ルール又は第2ルールである。
【0427】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0428】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は第2メッセージはシステムメッセージである。
【0429】
なお、ユニットの実装及び有益な効果については、
図4に示す方法の実施形態の対応する説明を参照のこと。
【0430】
図12を参照する。
図12は、本発明の実施形態による情報伝送機器の構造の概略図である。情報伝送機器は、処理ユニット1201と通信ユニット1202とを含んでよい。ユニットの詳細な説明は以下の通りである。任意で、情報伝送機器が第2装置であってもよく、例えば、セカンダリノード又は外部ノードであってよく、又は情報伝送機器が第2装置のチップ又は集積回路であってもよい。
【0431】
処理ユニット1201は、通信ユニット1202と第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信するよう構成され、第1信号は同期のために使用される。
【0432】
通信ユニット1202は、第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信するように構成され、第1メッセージには、第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報が含まれる。
【0433】
通信ユニット1202は、第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信するように更に構成される。
【0434】
任意的なソリューションでは、第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0435】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0436】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するよう更に構成され、
スケジューリング情報は、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0437】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:第4時間周波数リソースに関する情報、第4時間周波数リソースのシンボル数情報、スケジューリング情報のサイズ情報、スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0438】
別の任意のソリューションでは、通信ユニット1202は、第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するよう更に構成され、第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0439】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、第3リソース及び/又は第4リソースは第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0440】
別の任意的ソリューションでは、第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器から送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
第1機器へ送信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0441】
別の任意的ソリューションでは、第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第3メッセージは第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第1メッセージは第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0442】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は、第2リソースのシンボル数Mと所定のルールに基づいて各第2タイプの時間ユニットのシンボル数を決定するよう更に構成され、第1タイプの時間ユニットがK個の第2タイプの時間ユニットを含み、MとKの両方が正の整数である。
【0443】
別の任意的なソリューションでは、所定のルールは次のようになる:MをKで正確に割ったものがXと余りYに等しいと仮定し、この場合、第1タイプの時間ユニットの第1(又は最後の)Y個の第2タイプの時間ユニットにX+1個のシンボルがあり、(Y+1)番目の時間ユニットから第K番目の時間ユニットまでにX個のシンボルがある。
【0444】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は、
第1アンテナポートを介して第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信する、
ように更に構成されている。
【0445】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は、
第1機器から第4メッセージを受信するよう更に構成され、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは、第2機器の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1機器からの同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
第1機器へ送信されたアクセス要求シグナリング又は信号、スケジューリング要求シグナリング又は信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0446】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は、第6時間周波数リソースで第5メッセージを受信するよう更に構成され、第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0447】
別の任意のソリューションでは、第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0448】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第6時間周波数リソースに関する情報、
第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
第5メッセージの周期情報、
第5メッセージのサイズ情報、又は、
第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0449】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0450】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は第6メッセージを受信するよう更に構成され、第6メッセージには、時間ドメイン範囲が第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。リソースには、時間ドメインリソース又は時間周波数リソースを含めることができる。インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用されてよい。具体的には、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニット及び/又は少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットを含むことができる。更に任意的に、リソースを使用して第1サービスタイプのサービスデータを伝送し、及び/又はリソースを使用して他の可能なデータを運び、及び/又はリソースを使用して上位層のシグナリングを伝送する。
【0451】
別の任意のソリューションでは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第1の第2タイプの時間ユニットを含み、第1の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含まず、第1の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含む。
【0452】
別の任意的なソリューションでは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2の第2タイプの時間ユニットを含み、第2の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含み、第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第2の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含まない。
【0453】
更に任意で、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。代替として、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まず、Wは2以上の正の整数である。
【0454】
別の任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。
【0455】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は、第1構成情報を受信するように更に構成され、第1構成情報は、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。このように、第1構成情報に基づいて、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットと第1シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットを迅速に決定することができる。
【0456】
別の任意的ソリューションでは、第1構成情報を使用して、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は第1タイプの時間ユニット内の第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。
【0457】
別の任意的なソリューションでは、通信ユニット1202は第2構成情報を受信するよう更に構成され、第2構成情報は、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれているかどうかを示す。
【0458】
別の任意的ソリューションでは、第1リソース、第2リソース、第3リソース、第4リソース、第5リソース、又は第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0459】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、第1情報が含まれている。第1情報は、第2シンボルの位置及び/又は第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、第1情報はルール指示情報を含み、ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0460】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0461】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0462】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は第2メッセージはシステムメッセージである。
【0463】
なお、ユニットの実装及び有益な効果については、
図4に示す方法の実施形態の対応する説明を参照のこと。
【0464】
図13を参照する。
図13は、本発明の実施形態による情報伝送機器1300である。機器1300は、少なくとも1つのプロセッサ1301とトランシーバ1303を含む。任意的に、メモリ1302が更に含まれる。プロセッサ1301、メモリ1302、及びトランシーバ1303は、バス1304を介して、又は別の可能な接続方法で接続することができる。任意で、情報伝送機器は第1装置、例えば、プライマリノード又はCDCであってもよいし、情報伝送機器は第1装置のチップ又は集積回路であってもよい。
【0465】
メモリ1302は、限定ではないが、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read -Only Memory, EPROM)、又はコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory, CD-ROM)を含む。メモリ1302は、関連命令及びデータを格納するよう構成される。トランシーバ1303は、データを受信及び送信するように構成される。
【0466】
プロセッサ1301は、1つ以上の中央処理装置(central processing unit, CPU)であってもよい。プロセッサ401が1つのCPUの場合、CPUはシングルコアCPU又はマルチコアCPUであってもよい。
【0467】
装置1300のプロセッサ1301は、メモリ1302に格納されたコンピュータプログラムを読み込み、以下の動作を行うように構成されている:
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を送信し、第1信号は同期のために使用され、
第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信し、第1メッセージは、第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含み、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信する。
【0468】
別の任意のソリューションでは、第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0469】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0470】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1301は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信するよう更に構成され、
スケジューリング情報は、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0471】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:第4時間周波数リソースに関する情報、第4時間周波数リソースのシンボル数情報、スケジューリング情報のサイズ情報、スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0472】
別の任意のソリューションでは、プロセッサ1301は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信するよう更に構成され、
第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0473】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、第3リソース及び/又は第4リソースは第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0474】
別の任意的ソリューションでは、第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1装置によって送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
第1装置によって受信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0475】
別の任意的ソリューションでは、第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第3メッセージは第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第1メッセージは第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0476】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1301は、
第1アンテナポートを介して第2時間周波数リソースで第1メッセージを送信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を送信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第5時間周波数リソースで第3メッセージを送信する、
ように更に構成されている。
【0477】
別の任意のソリューションでは、プロセッサ1301は、
第2装置に第4メッセージを送信するよう更に構成され、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは、第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
第2装置へ送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、及び/又は、
第2装置からのアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0478】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1301は、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを送信するよう更に構成され、
第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0479】
別の任意のソリューションでは、第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0480】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第6時間周波数リソースに関する情報、
第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
第5メッセージの周期情報、
第5メッセージのサイズ情報、又は、
第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0481】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0482】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1301は第6メッセージを送信するよう更に構成され、第6メッセージには、時間ドメイン範囲が第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。リソースには、時間ドメインリソース又は時間周波数リソースを含めることができる。インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用されてよい。具体的には、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニット及び/又は少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットを含むことができる。更に任意的に、リソースを使用して第1サービスタイプのサービスデータを伝送し、及び/又はリソースを使用して他の可能なデータを運び、及び/又はリソースを使用して上位層のシグナリングを伝送する。
【0483】
別の任意のソリューションでは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第1の第2タイプの時間ユニットを含み、第1の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含まず、第1の第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含む。
【0484】
別の任意的なソリューションでは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2の第2タイプの時間ユニットを含み、第2の第2タイプの時間ユニットは、第1シンボルを含み、第2タイプの時間ユニットにおけるインデックス情報のインデックス範囲は、第2の第2タイプの時間ユニットのN番目のシンボルを含まない。
【0485】
更に任意で、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1の第2タイプの時間ユニットの第1ガード期間に隣接し、第1ガード期間の前又は後にあるシンボルを含まない。代替として、第1の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第1の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW個のシンボルを含まず、第2の第2タイプの時間ユニットのインデックス情報のインデックス範囲は、第1ガード期間に隣接し、かつ、第2の第2タイプの時間ユニットの前及び/又は後にあるW-1個のシンボルを含まず、Wは2以上の正の整数である。
【0486】
別の任意的なソリューションでは、Nは1に等しい。
【0487】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1301は、第1構成情報を送信するように更に構成され、第1構成情報は、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットに関する情報を示すために使用される。
【0488】
別の任意的ソリューションでは、第1構成情報を使用して、第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報、又は第1タイプの時間ユニット内の第1シンボルを含む第2タイプの時間ユニットの数に関する情報を示す。
【0489】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1301は第2構成情報を送信するよう更に構成され、第2構成情報は、第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが含まれているかどうか、又は第1サービスタイプのサービスデータを伝送するために使用されるリソースが第1周波数リソースに含まれているかどうかを示す。
【0490】
別の任意的ソリューションでは、第1リソース、第2リソース、第3リソース、第4リソース、第5リソース、又は第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0491】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、第1情報が含まれている。第1情報は、第2シンボルの位置及び/又は第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、第1情報はルール指示情報を含み、ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0492】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0493】
実装では、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報には基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比が含まれ、基本的なアップリンク/ダウンリンク構成比は、第1シンボルと第2シンボルを含まない第2タイプの時間ユニットのアップリンクシンボルの数に対するダウンリンクシンボルの数の比率を示す。
【0494】
実装では、第1ルールは次のようになる。
【0495】
第2タイプの時間ユニットでは、第1シンボルと第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び第1シンボルと第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と等しい。
【0496】
別の実装では、第2ルールは次のようになる:
【0497】
第2タイプの時間ユニットでは、第1シンボルと第2シンボル以外のアップリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるアップリンクシンボルの数と、第1シンボルの数と第2シンボルの数との合計との間の差に等しく、及び第1シンボルと第2シンボル以外のダウンリンク伝送に使用されるシンボルの数は、基本的なアップリンクダウンリンク構成比によって示されるダウンリンクシンボルの数と等しい。
【0498】
別の任意的なソリューションでは、第2シンボルの位置は、事前設定されたルールを使用して決定される。この方法では、特定のルールタイプを示す必要がない場合がある。
【0499】
別の任意的なソリューションでは、事前設定されたルールは第1ルール又は第2ルールである。
【0500】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0501】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は第2メッセージはシステムメッセージである。
【0502】
なお、ユニットの実装及び有益な効果については、
図4に示す方法の実施形態の対応する説明を参照のこと。
【0503】
図14を参照する。
図14は、本発明の実施形態による情報伝送機器1400である。機器1400は、少なくとも1つのプロセッサ1401とトランシーバ1403を含む。任意的に、メモリ1402が更に含まれる。プロセッサ1401、メモリ1402、及びトランシーバ1403は、バス1404を通じて互いに結合される。任意で、情報伝送機器が第2装置であってもよく、例えば、セカンダリノード又は外部ノードであってよく、又は情報伝送機器が第2装置のチップ又は集積回路であってもよい。
【0504】
メモリ1402は、限定ではないが、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read -Only Memory, EPROM)、又はコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory, CD-ROM)を含む。メモリ1402は、関連命令及びデータを格納するよう構成される。トランシーバ1403は、データを受信及び送信するように構成される。
【0505】
プロセッサ1401は、1つ以上の中央処理装置(central processing unit, CPU)であってもよい。プロセッサ401が1つのCPUの場合、CPUはシングルコアCPU又はマルチコアCPUであってもよい。
【0506】
機器1400のプロセッサ1401は、メモリ1402に格納されたコンピュータプログラムを読み込み、以下の動作を行うように構成されている:
第1アンテナポートを介して第1時間周波数リソースで第1信号を受信し、第1信号は同期のために使用され、
第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信し、第1メッセージは、第2時間周波数リソースの時間ドメインリソース情報及び/又は巡回プレフィックス長情報を含み、
第3時間周波数リソースで第2メッセージを送信する。
【0507】
任意的なソリューションでは、第2メッセージは、システム識別子情報及び/又は第1リソースに関する情報を含み、第1リソースはアクセス要求を運ぶために使用される。
【0508】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0509】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1401は、
第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信するよう更に構成され、
スケジューリング情報は、以下:
第3時間周波数リソースに関する情報、
第3時間周波数リソースのシンボル数情報、
第2メッセージの周期情報、
第2メッセージのサイズ情報、又は、
第2メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0510】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:第4時間周波数リソースに関する情報、第4時間周波数リソースのシンボル数情報、スケジューリング情報のサイズ情報、スケジューリング情報の集約レベル情報、又は、スケジューリング情報の変調及びコーディング方式情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0511】
別の任意のソリューションでは、プロセッサ1401は、
第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信するよう更に構成され、
第3メッセージは第2リソースを示すために使用され、第2リソースは、第1制御タイプ信号又は第1制御タイプシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0512】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは第3リソースを示すために使用される情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースを示すために使用される情報を含み、第3リソース及び/又は第4リソースは第1制御タイプ信号又はシグナリングのうちの少なくとも1つを伝送するために使用される。
【0513】
別の任意的ソリューションでは、第1制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1装置から送信された同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネル状態情報参照信号の少なくとも1つ、及び/又は、
第1装置へ送信されたアクセス要求シグナリング又はアクセス要求信号、スケジューリング要求シグナリング又はスケジューリング要求信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、又はチャネルサウンディング参照信号の少なくとも1つを含む。
【0514】
別の任意的ソリューションでは、第2リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第3メッセージは第2リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は、第3リソースの時間ドメインリソース及び/又は第4リソースの時間ドメインリソースは第1タイプの時間ユニットに位置し、第1メッセージは第3リソースのシンボル数情報を含み、及び/又は第2メッセージは第4リソースのシンボル数情報を含む。
【0515】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1401は、第2リソースのシンボル数Mと所定のルールに基づいて各第2タイプの時間ユニットのシンボル数を決定するよう更に構成され、第1タイプの時間ユニットがK個の第2タイプの時間ユニットを含み、MとKの両方が正の整数である。
【0516】
別の任意的なソリューションでは、所定のルールは次のようになる:MをKで正確に割ったものがXと余りYに等しいと仮定し、この場合、第1タイプの時間ユニットの第1(又は最後の)Y個の第2タイプの時間ユニットにX+1個のシンボルがあり、(Y+1)番目の時間ユニットから第K番目の時間ユニットまでにX個のシンボルがある。
【0517】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1401は、
第1アンテナポートを介して第2時間周波数リソースで第1メッセージを受信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第3時間周波数リソースで第2メッセージを受信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第4時間周波数リソースでスケジューリング情報を受信し、及び/又は、
第1アンテナポートを介して第5時間周波数リソースで第3メッセージを受信する、
ように更に構成されている。
【0518】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1401は、
第1装置から第4メッセージを受信するよう更に構成され、第4メッセージは第5リソースを示すために使用され、第5リソースは、第2装置の第2制御タイプ信号又は第2制御タイプシグナリングに使用され、第2制御タイプ信号又はシグナリングは、
第1装置からの同期信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及び/又はチャネル状態情報参照信号のうちの1つ以上、
第1装置へ送信されたアクセス要求シグナリング又は信号、スケジューリング要求シグナリング又は信号、確認応答/否定確認応答フィードバック情報、チャネルフィードバック情報、物理層制御シグナリング、上位層シグナリング、復調参照信号、位相追従参照信号、測位参照信号、及びチャネルサウンディング参照信号のうちの1つ以上を含む。
【0519】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1401は、
第6時間周波数リソースで第5メッセージを受信するよう更に構成され、
第5メッセージは第1サービスタイプのサービスデータに使用されるリソースを示すために使用される。
【0520】
別の任意のソリューションでは、第5メッセージは、第2タイプの時間ユニットの各シンボルにあり、第1サービスタイプのサービスデータに使用される周波数ドメインリソースを示すために使用される。
【0521】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージは、以下:
第6時間周波数リソースに関する情報、
第6時間周波数リソースのシンボル数情報、
第5メッセージの周期情報、
第5メッセージのサイズ情報、又は、
第5メッセージの変調及びコーディング方式情報、
のうちの少なくとも1つを含む。
【0522】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つに対応する時間ドメインリソースは、1つ以上の第1シンボルを含み、第1シンボルは第2タイプの時間ユニットにおけるN番目のシンボルであり、Nは正の整数である。
【0523】
別の任意的なソリューションでは、プロセッサ1401は第6メッセージを受信するよう更に構成され、第6メッセージには、時間ドメイン範囲が第2タイプの時間ユニットにあるリソースのインデックス情報が含まれる。リソースには、時間ドメインリソース又は時間周波数リソースを含めることができる。インデックス情報が少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットに適用されてよい。具体的には、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットは、少なくとも1つの第2タイプの時間ユニット及び/又は少なくとも1つの第2タイプの時間ユニットを含むことができる。更に任意的に、リソースを使用して第1サービスタイプのサービスデータを伝送し、及び/又はリソースを使用して他の可能なデータを運び、及び/又はリソースを使用して上位層のシグナリングを伝送する。
【0524】
別の任意的ソリューションでは、第1リソース、第2リソース、第3リソース、第4リソース、第5リソース、又は第6リソースの少なくとも1つの時間ドメインリソースは、1つ以上の第2シンボルを含み、第2シンボルは、第2タイプの時間ユニットにおいて、ダウンリンク伝送に使用される最後のシンボル又は複数の最後の連続するシンボル、及び/又はアップリンク伝送に使用される最初のシンボル又は複数の最初の連続するシンボルである。
【0525】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、第1情報が含まれている。第1情報は、第2シンボルの位置及び/又は第2タイプの時間ユニットの構造を示すために使用できる。任意的に、第1情報はルール指示情報を含み、ルール指示情報は、複数のルールのうちの少なくとも1つを示すために使用される。複数のルールには、第1ルール又は第2ルールが含まれる。
【0526】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージ、第2メッセージ、及び/又は第3メッセージに、アップリンク/ダウンリンクのリソース構成情報が含まれている。
【0527】
別の任意的なソリューションでは、第1時間周波数リソース、第2時間周波数リソース、第3時間周波数リソース、第4時間周波数リソース、第5時間周波数リソース、又は第6時間周波数リソースの少なくとも1つの周波数ドメインリソースは、20メガヘルツ帯域幅内の全部の有効な周波数ドメインリソースを含む。
【0528】
別の任意的なソリューションでは、第1メッセージはブロードキャストメッセージであり、及び/又は第2メッセージはシステムメッセージである。
【0529】
なお、動作の実装及び有益な効果については、
図4に示す方法の実施形態の対応する説明を参照のこと。
【0530】
発明の実施形態は、チップを更に提供し、チップは少なくとも1つのプロセッサとインタフェース回路を含み、インタフェース回路は少なくとも1つのプロセッサの命令及び/又はデータを提供するように構成される。命令を実行するとき、少なくとも1つのプロセッサは、第1装置側又は別の装置側で方法の処理を実装することができる。具体的な方法の処理については、
図4及び
図4の説明を参照のこと。任意で、チップは、メモリを更に含む。メモリ、トランシーバ、及び少なくとも1つのプロセッサはラインを介して相互接続され、少なくとも1つのメモリはコンピュータプログラムを格納する。
【0531】
本発明の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納する。コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、
図4に示された方法の処理が実施される。
【0532】
本発明の実施形態は、コンピュータプログラムプロダクトを更に提供する。コンピュータプログラムが実行すると、
図4に示された方法の処理が実施される。
【0533】
本発明の実施形態は、第1装置と少なくとも1つの第2装置とを含む通信システムを更に提供する。
【0534】
本願の実施形態は、端末を更に提供する。端末は、輸送車両又はインテリジェント装置である場合がある。輸送車両又はインテリジェント装置は、
図11又は
図13に示す情報伝送機器と、
図12又は
図14に示す情報伝送機器のうちの少なくとも1つを含む。
【0535】
例えば、端末は、スマートホーム装置、インテリジェントウェアラブル装置、無人航空機、無人輸送機、自動車、ロボットなどである。
【0536】
可能な実装では、端末は車両であり、本願の前述の実施形態における、
図11又は
図13に示す情報伝送機器と、
図12又は
図14に示す情報伝送機器のうちの少なくとも1つを含む。
【0537】
当業者は、実施形態における方法の処理の全部又は一部が関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムにより実装されてよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。プログラムが実行されると、実施形態における方法の処理が実行される。前述の記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリRAM、磁気ディスク、又は光ディスクのような、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含んでよい。