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特許7594048情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-25
(45)【発行日】2024-12-03
(54)【発明の名称】情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20241126BHJP
【FI】
G06Q50/10
【請求項の数】 27
(21)【出願番号】P 2023109176
(22)【出願日】2023-07-03
(65)【公開番号】P2023115379
(43)【公開日】2023-08-18
【審査請求日】2023-07-03
(73)【特許権者】
【識別番号】399037405
【氏名又は名称】楽天グループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】堀川 健
【審査官】田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-018545(JP,A)
【文献】特開2021-056801(JP,A)
【文献】特開2002-197117(JP,A)
【文献】特開2018-018368(JP,A)
【文献】特開2017-059160(JP,A)
【文献】特開2014-089647(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は
数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させ、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部の表示領域のうち推薦領域に表示させ、
前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作により指定された分類指定画像に応じて、前記推薦領域に表示させる前記複数のアクティビティ画像を切り替える、
情報提供装置。
【請求項2】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は
数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させ、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させ、
アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、前記分類指定領域に表示させる前記複数種類の分類指定画像の表示態様を切り替える、
情報提供装置。
【請求項3】
請求項に記載の情報提供装置において、
第1分類指定画像のほうが第2分類指定画像よりもユーザの関連度合いが高い場合に、前記表示制御部は、前記分類指定領域において、前記第1分類指定画像を前記第2分類指定画像よりも視認性が高い表示態様に切り替える、
情報提供装置。
【請求項4】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、
ユーザの属性情報を取得する属性情報取得部と、
前記属性情報取得部が取得したユーザの属性情報に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、
前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる、
情報提供装置。
【請求項5】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、
ユーザの行動履歴を取得する行動履歴取得部と、
前記行動履歴取得部が取得したユーザの行動履歴に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、
前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる、
情報提供装置。
【請求項6】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、
アクティビティに対するユーザの熟練度を取得する熟練度取得部と、
前記熟練度取得部が取得したユーザの熟練度に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、
前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる、
情報提供装置。
【請求項7】
請求項~請求項のうち何れか一項に記載の情報提供装置において、
前記推薦情報決定部は、前記端末表示部に表示させる前記複数のアクティビティ画像として、ユーザの関連度合いが高いアクティビティ画像と、ユーザの関連度合いが低いアクティビティ画像とを決定する、
情報提供装置。
【請求項8】
請求項に記載の情報提供装置において、
アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する関連取得部を備え、
前記表示制御部は、前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像に対応するように、前記関連取得部が取得したユーザの関連度合いに関する画像を表示させる、
情報提供装置。
【請求項9】
請求項1~請求項のうち何れか一項に記載の情報提供装置において、
アクティビティに対するユーザの投稿情報を取得する投稿情報取得部を備え、
前記表示制御部は、前記投稿情報取得部が取得したユーザの投稿情報を前記端末表示部に表示させる、
情報提供装置。
【請求項10】
請求項に記載の情報提供装置において、
前記投稿情報取得部が取得したユーザの投稿情報に対する評価情報を取得する評価情報取得部を備え、
前記表示制御部は、前記評価情報取得部が取得した評価情報を前記端末表示部に表示させる、
情報提供装置。
【請求項11】
請求項1~請求項のうち何れか一項に記載の情報提供装置において、
アクティビティに対するユーザの熟練度を取得する熟練度取得部と、
ユーザが参加可能であるコミュニティを管理するコミュニティ管理部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記コミュニティ管理部が管理するコミュニティに参加しているユーザの熟練度に関する画像を、前記コミュニティ管理部が管理するコミュニティに対応するように前記端末表示部に表示させる、
情報提供装置。
【請求項12】
請求項1~請求項のうち何れか一項に記載の情報提供装置において、
アクティビティに関する報酬付与条件が成立したときに、ユーザに報酬を付与する報酬付与部を備える、
情報提供装置。
【請求項13】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は
数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させ、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部の表示領域のうち推薦領域に表示させ、
前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作により指定された分類指定画像に応じて、前記推薦領域に表示させる前記複数のアクティビティ画像を切り替える、
情報提供システム。
【請求項14】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は
数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させ、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させ、
アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、前記分類指定領域に表示させる前記複数種類の分類指定画像の表示態様を切り替える、
情報提供システム。
【請求項15】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
ユーザの属性情報を取得する属性情報取得部と、
前記属性情報取得部が取得したユーザの属性情報に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、
前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる、
情報提供システム。
【請求項16】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
ユーザの行動履歴を取得する行動履歴取得部と、
前記行動履歴取得部が取得したユーザの行動履歴に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、
前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる、
情報提供システム。
【請求項17】
端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、
アクティビティに対するユーザの熟練度を取得する熟練度取得部と、
前記熟練度取得部が取得したユーザの熟練度に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、
前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、
を備え、
前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる、
情報提供システム。
【請求項18】
1又は複数のコンピュータが、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、
数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させることと、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部の表示領域のうち推薦領域に表示させることと、
前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作により指定された分類指定画像に応じて、前記推薦領域に表示させる前記複数のアクティビティ画像を切り替えることと、を実行する、
情報提供方法。
【請求項19】
1又は複数のコンピュータが、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させることと、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させることと、
アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、前記分類指定領域に表示させる前記複数種類の分類指定画像の表示態様を切り替えることと、を実行する、
情報提供方法。
【請求項20】
1又は複数のコンピュータが、
ユーザの属性情報を取得することと、
前記ユーザの属性情報に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定することと、
前記複数のアクティビティ画像を端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行する、
情報提供方法。
【請求項21】
1又は複数のコンピュータが、
ユーザの行動履歴を取得することと、
前記ユーザの行動履歴に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定することと、
前記複数のアクティビティ画像を端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行する、
情報提供方法。
【請求項22】
1又は複数のコンピュータが、
アクティビティに対するユーザの熟練度を取得することと、
前記ユーザの熟練度に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定することと、
前記複数のアクティビティ画像を端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行する、
情報提供方法。
【請求項23】
1又は複数のコンピュータに、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、
数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させることと、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部の表示領域のうち推薦領域に表示させることと、
前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作により指定された分類指定画像に応じて、前記推薦領域に表示させる前記複数のアクティビティ画像を切り替えることと、を実行させる、
プログラム。
【請求項24】
1又は複数のコンピュータに、
ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像を前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に表示させることと、
記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させることと、
アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、前記分類指定領域に表示させる前記複数種類の分類指定画像の表示態様を切り替えることと、を実行させる、
プログラム。
【請求項25】
1又は複数のコンピュータに、
ユーザの属性情報を取得することと、
前記ユーザの属性情報に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定することと、
前記複数のアクティビティ画像を端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行させる、
プログラム。
【請求項26】
1又は複数のコンピュータに、
ユーザの行動履歴を取得することと、
前記ユーザの行動履歴に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定することと、
前記複数のアクティビティ画像を端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行させる、
プログラム。
【請求項27】
1又は複数のコンピュータに、
アクティビティに対するユーザの熟練度を取得することと、
前記ユーザの熟練度に基づいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を決定することと、
前記複数のアクティビティ画像を端末装置の端末表示部に表示させることと、
前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、
取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、
複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行させる、
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に示すように、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティが指定された場合に、アクティビティの予約処理を実行する情報提供システムが開示されている。特に、このような情報提供システムは、ユーザに適したアクティビティであるか否かを示す情報を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2021-6949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような情報提供システムでは、複数種類のアクティビティの分類のうち何れか一つの分類に対応する情報を提供するものであった。このため、複数種類のアクティビティの分類に対応する情報を閲覧することができなかった。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する情報提供装置は、端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、を備え、前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる。
【0006】
上記課題を解決する情報提供システムは、端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、を備え、前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる。
【0007】
上記課題を解決する情報提供方法は、1又は複数のコンピュータが、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行する。
【0008】
上記課題を解決するプログラムは、1又は複数のコンピュータに、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、第1実施形態の情報提供システムの全体構成を示す図である。
図2図2は、第1実施形態の端末装置の電気的構成を示す図である。
図3図3は、第1実施形態の情報提供装置の電気的構成を示す図である。
図4図4は、第1実施形態のユーザ管理データベースを示す図である。
図5図5は、第1実施形態のアクティビティ管理データベースを示す図である。
図6図6は、第1実施形態の施設管理データベースを示す図である。
図7図7は、第1実施形態の予約管理データベースを示す図である。
図8図8は、第1実施形態の利用履歴管理データベースを示す図である。
図9図9は、第1実施形態の投稿管理データベースを示す図である。
図10図10は、第1実施形態のコミュニティ管理データベースを示す図である。
図11図11は、第1実施形態の表示制御処理を示すフローチャートである。
図12図12は、第1実施形態の表示制御処理を示すフローチャートである。
図13図13は、第1実施形態の表示制御処理を示すフローチャートである。
図14図14は、第1実施形態の予約制御処理を示すフローチャートである。
図15図15は、第1実施形態の利用履歴制御処理を示すフローチャートである。
図16図16は、第1実施形態のユーザ熟練度制御処理を示すフローチャートである。
図17図17は、第1実施形態の投稿制御処理を示すフローチャートである。
図18図18は、第1実施形態の評価制御処理を示すフローチャートである。
図19図19は、第1実施形態のイベント制御処理を示すフローチャートである。
図20図20は、第1実施形態のコミュニティ制御処理を示すフローチャートである。
図21図21は、第1実施形態のコミュニティ熟練度制御処理を示すフローチャートである。
図22図22は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
図23図23は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
図24図24は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
図25図25は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
図26図26は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
図27図27は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[第1実施形態]
情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムの一実施形態を説明する。情報提供システムは、アクティビティに関する情報をユーザに提供するシステムである。
【0012】
アクティビティは、レジャー及びアウトドアにおける活動である。アクティビティは、施設管理者が提供する活動であってもよいが、イベント開催者が提供する活動であってもよい。アクティビティは、複数種類の分類に区分される。アクティビティの分類は、例えば、キャンプ、登山、釣り、ランニング、サイクリング、サーフィン、ダイビング、ヨガなどを含んでもよい。
【0013】
<情報提供システム10の構成>
図1に示すように、情報提供システム10は、情報提供装置11を備える。情報提供装置11は、情報を提供するサーバである。情報提供システム10は、電子商取引サーバ12を備えてもよい。電子商取引サーバ12は、電子商取引に関する情報を管理するサーバである。
【0014】
情報提供システム10は、1又は複数の端末装置13を備えてもよい。具体的な一例として、情報提供システム10は、ユーザ端末装置13Aと、施設端末装置13Bと、を備えてもよい。ユーザ端末装置13Aは、情報提供システム10を利用するユーザにより用いられる端末装置であってもよい。ユーザ端末装置13Aは、ユーザにより携帯可能な携帯端末装置であってもよいが、これに限らない。施設端末装置13Bは、アクティビティを提供する施設の管理者により用いられる端末装置であってもよい。
【0015】
情報提供装置11、電子商取引サーバ12及び1又は複数の端末装置13は、ネットワーク14を介して通信可能に接続されている。情報提供装置11、電子商取引サーバ12及び1又は複数の端末装置13のうち少なくとも何れかの組み合わせは、ネットワーク14を介さずに直接的に通信可能に接続されてもよい。以降、各装置間の通信について、ネットワーク14を介することの説明を省略する。
【0016】
<端末装置13の構成>
図2に示すように、端末装置13は、1又は複数のコンピュータから構成される。端末装置13は、端末制御部20、端末記憶部21、端末通信部22、端末入力部23及び端末表示部24を備える。端末制御部20は、端末装置13を制御するように構成される。端末制御部20は、演算装置及び主記憶媒体を含む。演算装置は、OS(Operating System)及びプログラムを端末記憶部21から主記憶媒体にロードし、主記憶媒体から取り出した命令を実行する。演算装置は、1つ又は複数の回路(circuitry)である。回路は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、又はNPU(Neural network Processing Unit)であってもよい。端末記憶部21は、副記憶媒体であって、プログラムを記憶していてもよい。プログラムは、情報提供システム10を利用するための専用のアプリケーションであってもよい。
【0017】
端末通信部22は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。端末通信部22は、情報提供装置11との間でデータを送受信する。端末入力部23は、ユーザの操作に応じて情報を入力するように構成される。端末入力部23は、端末表示部24と一体化されたタッチパネルであってもよい。端末入力部23は、操作ボタンのポインティングデバイスであってもよい。端末表示部24は、端末制御部20の出力指示に応じて情報を表示する。
【0018】
端末装置13は、位置取得部25を備えてもよい。位置取得部25は、端末装置13の位置情報を測定することにより、端末装置13の位置情報を取得する。位置取得部25は、GPS(Global Positioning System)センサであってもよい。
【0019】
<情報提供装置11の構成>
図3に示すように、情報提供装置11は、1又は複数のコンピュータから構成される。情報提供装置11は、ユーザ端末装置13Aにアクティビティに関する情報を提供する。これにより、情報提供装置11は、アクティビティに関する情報をユーザに提供する。
【0020】
情報提供装置11は、制御部30、記憶部31及び通信部32を備える。制御部30は、情報提供装置11を制御するように構成される。制御部30は、演算装置及び主記憶媒体を含む。制御部30は、端末制御部20と同じような構成であり、演算装置及び主記憶媒体の説明を省略する。記憶部31は、副記憶媒体であって、情報提供装置11を管理するための情報を記憶する。
【0021】
通信部32は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。通信部32は、端末装置13との間でデータを送受信する。情報提供装置11は、情報を提供する提供者が入力操作を行うための操作部を備えてもよく、情報を表示する表示部を備えてもよい。
【0022】
情報提供装置11において、制御部30は、プログラムを実行することで処理回路を構成する。制御部30は、処理回路として、属性情報取得部30Aと、行動履歴取得部30Bと、利用履歴取得部30Cと、熟練度取得部30Dと、関連取得部30Eと、推薦情報決定部30Fと、を備える。制御部30は、処理回路として、予約情報取得部30Gと、予約部30Hと、投稿情報取得部30Iと、評価情報取得部30Jと、コミュニティ管理部30Kと、報酬付与部30Lと、表示制御部30Mと、を備える。
【0023】
属性情報取得部30Aは、ユーザの属性情報を取得する。ユーザの属性情報は、ユーザの年齢、性別及び住所を含んでもよい。ユーザの属性情報は、記憶部31に記憶される。属性情報取得部30Aは、電子商取引サーバ12との通信により、ユーザの属性情報を取得してもよい。
【0024】
行動履歴取得部30Bは、ユーザの行動履歴を取得する。ユーザの行動履歴は、情報提供装置11においてユーザが閲覧した閲覧内容を含んでもよい。ユーザの行動履歴は、電子商取引サーバ12においてユーザが閲覧した閲覧内容を含んでもよい。ユーザの行動履歴は、電子商取引サーバ12においてユーザが購入した商品を含んでもよい。ユーザの行動履歴は、記憶部31に記憶される。行動履歴取得部30Bは、電子商取引サーバ12との通信により、ユーザの行動履歴を取得してもよい。
【0025】
利用履歴取得部30Cは、アクティビティに対するユーザの利用履歴を取得する。ユーザの利用履歴は、情報提供装置11においてユーザがアクティビティを予約した結果、アクティビティを利用した履歴である。ユーザの利用履歴は、記憶部31に記憶される。利用履歴取得部30Cは、ユーザがアクティビティを利用したことを示す情報を施設端末装置13Bから受信することにより、ユーザの利用履歴を取得してもよい。
【0026】
熟練度取得部30Dは、アクティビティに対するユーザ熟練度を取得する。ユーザ熟練度は、アクティビティに対するユーザの熟練度である。ユーザ熟練度は、アクティビティに対するユーザの熟練度を数値化した情報であってもよい。ユーザ熟練度は、アクティビティの分類毎に算出される。ユーザ熟練度は、ユーザの利用履歴に基づいて算出されてもよい。
【0027】
関連取得部30Eは、アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する。特に、関連取得部30Eは、行動履歴取得部30Bが取得したユーザの行動履歴に基づいて、アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する。ユーザの関連度合いは、アクティビティに対するユーザの関連について数値化した情報であってもよい。ユーザの関連度合いは、ユーザに対して関連が低い度合いと、ユーザに対して関連が高い度合いとを含む。
【0028】
推薦情報決定部30Fは、推薦対象となるアクティビティを決定する。推薦対象となるアクティビティは、ユーザに提供される。推薦情報決定部30Fは、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティ画像を決定する。アクティビティ画像は、ユーザへの推薦対象となるアクティビティを示す画像である。特に、推薦情報決定部30Fは、ユーザの属性情報、ユーザの行動履歴、ユーザ熟練度及びユーザの関連度合いに基づいて、推薦対象となるアクティビティを決定する。推薦情報決定部30Fは、推薦対象となるアクティビティとして、ユーザの関連度合いが高いアクティビティと、ユーザの関連度合いが低いアクティビティとを決定する。
【0029】
予約情報取得部30Gは、アクティビティの予約情報を取得する。特に、予約情報取得部30Gは、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する。
【0030】
予約部30Hは、アクティビティの予約を行う。特に、予約部30Hは、予約情報取得部30Gが取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する。
【0031】
投稿情報取得部30Iは、アクティビティに対するユーザの投稿情報を取得する。ユーザの投稿情報は、ユーザが利用したアクティビティに対してユーザが投稿した情報である。ユーザの投稿情報は、文字情報、静止画像及び動画像のうち少なくとも何れかを含んでもよい。
【0032】
評価情報取得部30Jは、ユーザの投稿情報に対する評価情報を取得する。投稿情報に対して評価するユーザは、投稿情報を投稿した投稿ユーザとは別のユーザである。評価情報は、投稿情報に対するユーザによる評価結果を含んでもよい。評価情報は、高評価を示す評価結果を含んでもよい。評価情報は、低評価を示す評価結果を含んでもよい。
【0033】
コミュニティ管理部30Kは、ユーザが参加可能であるコミュニティを管理する。コミュニティは、管理ユーザにより管理される。コミュニティには、1又は複数のユーザが参加可能である。
【0034】
報酬付与部30Lは、報酬付与条件が成立したときに、ユーザに報酬を付与する。特に、報酬付与部30Lは、報酬付与条件が成立したときに、予め定めた報酬価値の報酬をユーザに付与する。報酬付与条件は、アクティビティに関する条件であれば、任意の条件であってもよい。具体的な一例として、報酬付与条件は、アクティビティの利用により成立してもよく、アクティビティに対する投稿により成立してもよい。
【0035】
報酬は、電子商取引サーバ12において利用可能なポイントであってもよい。報酬価値は、ポイント数であってもよい。報酬は、情報提供システム10とは別のシステムで利用可能であってもよい。報酬は、旅行の提供を行うことができるシステムにおいて利用可能であってもよい。報酬は、サービスの提供を行うことができるシステムにおいて利用可能であってもよい。報酬は、管理者が同じ複数のシステム間において利用可能であってもよく、管理者が異なる複数のシステム間において利用可能であってもよい。報酬は、ユーザに対する特典であってもよい。
【0036】
表示制御部30Mは、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に画像を表示させる。表示制御部30Mは、表示情報をユーザ端末装置13Aに送信することにより、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に画像を表示させる。表示情報は、画像を表示させるための情報である。表示制御部30Mは、ユーザからの要求に応じて、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に画像を表示させる。
【0037】
特に、表示制御部30Mは、アクティビティに関する画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。詳しくは、表示制御部30Mは、複数のアクティビティ画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。表示制御部30Mは、ユーザの関連度合いが高い複数のアクティビティ画像と、ユーザの関連度合いが低い複数のアクティビティ画像とを、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。
【0038】
表示制御部30Mは、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に複数種類の分類指定画像を表示させる。分類指定画像は、アクティビティの分類に対応する画像である。分類指定画像は、アクティビティの分類を指定するための画像である。表示制御部30Mは、分類指定画像がユーザにより指定されることにより、指定された分類指定画像に対応する分類に属する複数のアクティビティ画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。これにより、表示制御部30Mは、ユーザの操作により指定された分類指定画像に応じて、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティ画像を切り替える。
【0039】
<ユーザ管理データベース>
ここで、図4を参照してユーザ管理データベースについて説明する。
図4に示すように、ユーザ管理データベースは、記憶部31に記憶されている。ユーザ管理データベースは、ユーザに関する情報を管理するデータベースである。ユーザ管理データベースにおいて、ユーザIDと、パスワードと、メールアドレスと、属性情報と、報酬とが対応する。
【0040】
ユーザIDは、ユーザを識別可能な情報である。ユーザ管理データベースにおいて、ユーザIDと、1又は複数の行動履歴IDとが対応する。行動履歴IDは、行動履歴を識別可能な情報である。ユーザ管理データベースにおいて、行動履歴IDと、行動履歴の日時情報と、行動履歴とが対応する。ユーザ管理データベースにおいて、ユーザIDと、ユーザ熟練度とが対応する。ユーザIDには、アクティビティの分類毎にユーザ熟練度が対応する。
【0041】
<アクティビティ管理データベース>
次に、図5を参照してアクティビティ管理データベースについて説明する。
図5に示すように、アクティビティ管理データベースは、記憶部31に記憶されている。アクティビティ管理データベースは、アクティビティに関する情報を管理するデータベースである。アクティビティ管理データベースにおいて、アクティビティの管理IDと、アクティビティの分類と、実施種別と、推奨熟練度と、参加可能日時情報と、施設IDとが対応する。以降、アクティビティの管理IDを単に管理IDと示す。
【0042】
管理IDは、アクティビティを識別可能な情報である。実施種別は、アクティビティの実施についての種別を示す情報である。実施種別は、アクティビティを提供する提供者の種別を示す情報である。実施種別は、アクティビティを提供する提供者が施設管理者であることを示す情報を含んでもよい。実施種別は、アクティビティを提供する提供者がユーザであることを示す情報を含んでもよい。以降、ユーザが提供するアクティビティをイベントと示す場合がある。
【0043】
推奨熟練度は、アクティビティを利用するために推奨されるユーザ熟練度である。推奨熟練度は、アクティビティの分類に対応するユーザ熟練度である。推奨熟練度は、アクティビティを提供する提供者により設定されてもよい。
【0044】
参加可能日時情報は、ユーザが参加可能である日時情報である。参加可能日時情報は、アクティビティを提供する提供者により設定されてもよい。施設IDは、施設を識別可能である。アクティビティを提供する提供者がユーザである場合、施設IDが設定されないこともある。
【0045】
アクティビティ管理データベースにおいて、アクティビティを提供する提供者がユーザである管理IDに対しては、開催位置と、主催ユーザIDと、参加条件とが対応する。開催情報は、イベントが開催される位置を示す情報である。主催ユーザIDは、イベントを主催するユーザを識別可能な情報である。参加条件は、イベントへの参加を許容する条件を示す。参加条件は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度と、ユーザの関連度合いと、ユーザが参加しているコミュニティとのうち少なくとも何れかに関する条件であってもよい。
【0046】
<施設管理データベース>
次に、図6を参照して施設管理データベースについて説明する。
図6に示すように、施設管理データベースは、記憶部31に記憶されている。施設管理データベースは、アクティビティを提供する施設に関する情報を管理するデータベースである。施設管理データベースにおいて、施設IDと、施設管理者IDと、施設名称と、施設位置情報と、提供するアクティビティの分類とが対応する。施設管理者IDは、施設管理者を識別可能な情報である。施設位置情報は、施設の位置情報である。
【0047】
<予約管理データベース>
次に、図7を参照して予約管理データベースについて説明する。
図7に示すように、予約管理データベースは、記憶部31に記憶されている。予約管理データベースは、アクティビティの予約に関する情報を管理するデータベースである。予約管理データベースにおいて、予約IDと、管理IDと、日時情報と、予約ユーザIDと、1又は複数の利用ユーザIDとが対応する。
【0048】
予約IDは、予約情報を識別可能な情報である。日時情報は、アクティビティの利用日時を示す情報である。予約ユーザIDは、アクティビティの予約を行ったユーザを識別可能な情報である。利用ユーザIDは、予約されたアクティビティを利用するユーザを識別可能な情報である。予約IDに対応する利用ユーザIDの数により、利用するユーザ数が特定可能となる。アクティビティを利用するユーザが、情報提供システム10を利用しないユーザである場合、予約管理データベースにおいて、利用ユーザIDは、ゲストユーザとして登録されてもよい。
【0049】
<利用履歴管理データベース>
次に、図8を参照して利用履歴管理データベースについて説明する。
図8に示すように、利用履歴管理データベースは、記憶部31に記憶されている。利用履歴管理データベースは、ユーザの利用履歴を管理するデータベースである。利用履歴管理データベースにおいて、利用履歴IDと、管理IDと、日時情報と、利用ユーザIDと、投稿IDとが対応する。利用履歴IDは、利用履歴を識別可能な情報である。投稿IDは、アクティビティを利用したユーザによる投稿情報を識別可能な情報である。
【0050】
<投稿管理データベース>
次に、図9を参照して投稿管理データベースについて説明する。
図9に示すように、投稿管理データベースは、記憶部31に記憶されている。投稿管理データベースは、ユーザの投稿情報と、投稿情報に対するユーザによる評価情報に関する情報を管理するデータベースである。投稿管理データベースにおいて、投稿IDと、投稿ユーザIDと、投稿内容と、評価数とが対応する。投稿管理データベースにおいて、投稿IDと、1又は複数の評価IDとが対応する。投稿管理データベースにおいて、評価IDと、評価ユーザIDと、評価結果とが対応する。
【0051】
投稿IDは、投稿情報を識別可能な情報である。投稿ユーザIDは、投稿情報を投稿したユーザを識別可能な情報である。投稿内容は、ユーザにより投稿された内容を示す情報である。投稿内容は、文字情報、静止画像及び動画像のうち少なくとも何れかを含んでもよい。評価数は、投稿情報に対するユーザによる評価を示す数値情報である。評価数は、高評価を示す評価結果の数から、低評価を示す評価結果の数を減算した結果であってもよい。評価IDは、評価情報を識別可能な情報である。評価ユーザIDは、投稿情報に対する評価を行ったユーザを識別可能な情報である。評価結果は、投稿情報に対するユーザによる評価結果である。評価結果は、高評価を示す評価結果と、低評価を示す評価結果とを含んでもよい。
【0052】
<コミュニティ管理データベース>
次に、図10を参照してコミュニティ管理データベースについて説明する。
図10に示すように、コミュニティ管理データベースは、記憶部31に記憶されている。コミュニティ管理データベースは、コミュニティに関する情報を管理するデータベースである。コミュニティ管理データベースにおいて、コミュニティIDと、アクティビティの分類と、コミュニティ熟練度と、コミュニティ順位と、管理ユーザIDとが対応する。コミュニティ管理データベースにおいて、コミュニティIDと、1又は複数の参加ユーザIDとが対応する。
【0053】
コミュニティIDは、コミュニティを識別可能な情報である。コミュニティ熟練度は、コミュニティに対する熟練度を示す情報である。コミュニティ熟練度は、コミュニティに対する熟練度を数値化した情報であってもよい。コミュニティ熟練度は、コミュニティに参加しているユーザ熟練度に基づいて算出される。コミュニティ順位は、コミュニティの順位を示す情報である。コミュニティ順位は、コミュニティ熟練度の順位であってもよい。管理ユーザIDは、コミュニティを管理するユーザを識別可能な情報である。参加ユーザIDは、コミュニティに参加するユーザを識別可能な情報である。
【0054】
<表示制御処理>
次に、図11図13を参照して表示制御処理について説明する。表示制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行される表示制御処理について説明する。
【0055】
図11に示すように、情報提供装置11では、ステップS10において、制御部30は、全分類閲覧要求が入力したか否かを判定する。全分類閲覧要求は、アクティビティの全分類に属する複数のアクティビティに関する情報提供の要求である。全分類閲覧要求は、アクティビティに関するウェブサイトのトップページに対する情報提供の要求であってもよい。全分類閲覧要求は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。全分類閲覧要求は、ログインしているユーザIDを含んでもよい。制御部30は、全分類閲覧要求が入力していないと判定した場合、図12のステップS22に処理を移行する。制御部30は、全分類閲覧要求が入力したと判定した場合、ステップS11に処理を移行する。
【0056】
ステップS11において、制御部30は、属性情報取得処理を実行する。属性情報取得処理において、制御部30は、ユーザの属性情報を取得する。特に、制御部30は、ユーザIDに対応するユーザの属性情報をユーザ管理データベースから読み出すことにより、ユーザIDに対応するユーザの属性情報を取得する。
【0057】
ステップS12において、制御部30は、行動履歴取得処理を実行する。行動履歴取得処理において、制御部30は、ユーザの行動履歴を取得する。特に、制御部30は、ユーザIDに対応するユーザの行動履歴をユーザ管理データベースから読み出すことにより、ユーザIDに対応するユーザの行動履歴を取得する。
【0058】
ステップS13において、制御部30は、利用履歴取得処理を実行する。利用履歴取得処理において、制御部30は、ユーザの利用履歴を取得する。特に、制御部30は、ユーザIDに対応するユーザの利用履歴を利用履歴管理データベースから読み出すことにより、ユーザIDに対応するユーザの利用履歴を取得する。
【0059】
ステップS14において、制御部30は、ユーザ熟練度取得処理を実行する。ユーザ熟練度取得処理において、制御部30は、ユーザ熟練度を取得する。特に、制御部30は、ユーザIDに対応するユーザのユーザ熟練度をユーザ管理データベースから読み出すことにより、ユーザIDに対応するユーザ熟練度を取得する。制御部30は、ユーザIDに対応し、かつ、アクティビティの分類毎に対応するユーザ熟練度を取得する。
【0060】
ステップS15において、制御部30は、分類順位決定処理を実行する。分類順序決定処理において、制御部30は、アクティビティの分類の優先順位を決定する。特に、制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とに基づいて、アクティビティの分類の優先順位を決定する。
【0061】
具体的な一例をあげると、制御部30は、ユーザ熟練度の順番でアクティビティの分類の優先順位を決定する。制御部30は、ユーザの属性情報に適したアクティビティの分類を、ユーザの属性情報に適していないアクティビティの分類よりも高い優先順位として決定する。
【0062】
制御部30は、ユーザの利用履歴が、アクティビティの分類に属する利用履歴であるか判定する。制御部30は、判定結果に基づいて、アクティビティの分類に属する利用履歴の数を算出する。制御部30は、算出した結果、利用履歴の数の順番にアクティビティの分類の優先順位を決定する。
【0063】
制御部30は、ユーザの行動履歴が、アクティビティの分類に属する行動履歴であるか判定する。制御部30は、判定結果に基づいて、アクティビティの分類に属する行動履歴の数を算出する。制御部30は、算出した結果、行動履歴の数の順番にアクティビティの分類の優先順位を決定する。
【0064】
また、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とは、アクティビティに対するユーザの関連度合いと対応する。つまり、制御部30は、アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、アクティビティの分類の優先順位を決定する。
【0065】
ステップS16において、制御部30は、分類選択処理を実行する。分類選択処理において、制御部30は、ユーザに提供するアクティビティの分類を選択する。詳しくは、制御部30は、ユーザに提供するアクティビティの分類として全分類を選択する。これにより、制御部30は、アクティビティの分類を問わずに、アクティビティに関する情報をユーザに提供することができる。
【0066】
ステップS17において、制御部30は、高関連情報決定処理を実行する。高関連情報決定処理において、制御部30は、アクティビティの全分類に属する複数のアクティビティから、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティを決定する。
【0067】
詳しくは、制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とに基づいて、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティを決定する。制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とにおいて、ユーザとの関連度合いが総合的に高いアクティビティを決定してもよい。
【0068】
具体的な一例をあげると、制御部30は、ユーザ熟練度が高いアクティビティの分類に属するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの属性情報に適したアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。
【0069】
制御部30は、ユーザの利用履歴に含まれるアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの利用履歴に含まれるアクティビティの分類に属するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。
【0070】
制御部30は、ユーザの行動履歴に対応するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの行動履歴が含まれるアクティビティの分類に属するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。
【0071】
ステップS18において、制御部30は、低関連情報決定処理を実行する。低関連情報決定処理において、制御部30は、アクティビティの全分類に属する複数のアクティビティから、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティを決定する。
【0072】
詳しくは、制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とに基づいて、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティを決定する。制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とにおいて、ユーザの関連度合いが総合的に低いが、ユーザの関連度合いが低くはない情報を含むアクティビティを決定してもよい。
【0073】
制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とにおいて、高関連情報決定処理と同じように、アクティビティに対するユーザの関連度合いを判定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの関連度合いが低くはない情報を含むアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティを決定する。
【0074】
具体的な一例をあげると、制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザ熟練度が低くはないアクティビティの分類に属するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの属性情報に適したアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。
【0075】
制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの利用履歴に含まれるアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの利用履歴に含まれるアクティビティの分類に属するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。
【0076】
制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの行動履歴に対応するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの行動履歴が含まれるアクティビティの分類に属するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。
【0077】
ステップS17,S18において制御部30が決定するアクティビティは、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24にアクティビティ画像として表示させるためのアクティビティである。つまり、制御部30は、アクティビティの全分類に属する複数のアクティビティから、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティを決定する。
【0078】
ステップS19において、制御部30は、関連情報取得処理を実行する。関連情報取得処理において、制御部30は、アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する。詳しくは、制御部30は、ステップS17において決定した関連度合いが高い複数のアクティビティに対するユーザの関連度合いをそれぞれ取得する。制御部30は、ステップS18において決定した関連度合いが低い複数のアクティビティに対するユーザの関連度合いをそれぞれ取得する。制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とに基づいて、アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する。
【0079】
ステップS20において、制御部30は、表示情報生成処理を実行する。表示情報生成処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に画像を表示させるための表示情報を生成する。
【0080】
特に、制御部30は、ステップS17において決定した複数のアクティビティを示す複数のアクティビティ画像を表示させるための表示情報を生成する。制御部30は、ステップS18において決定した複数のアクティビティを示す複数のアクティビティ画像を表示させるための表示情報を生成する。
【0081】
また、制御部30は、複数のアクティビティ画像として、アクティビティの分類を示す画像を表示させるための表示情報を生成する。制御部30は、複数のアクティビティ画像として、アクティビティに対するユーザの関連度合いを示す画像を表示させるための表示情報を生成する。制御部30は、複数のアクティビティ画像として、アクティビティの推奨熟練度を示す画像を表示させるための表示情報を生成する。
【0082】
また、制御部30は、複数種類の分類指定画像を表示させるための表示情報を生成する。特に、制御部30は、ステップS15において決定した優先順位に応じて、複数種類の分類指定画像の表示態様を決定する。具体的な一例をあげると、制御部30は、優先順位が高いアクティビティの分類に対応する分類指定画像を、優先順位が低いアクティビティの分類に対応する分類指定画像よりも視認性が高くなる表示態様を決定する。制御部30は、決定した表示態様に基づいて、複数種類の分類指定画像を表示させるための表示情報を生成する。
【0083】
ステップS21において、制御部30は、表示情報提供処理を実行する。表示情報提供処理において、制御部30は、ステップS20において生成した表示情報をユーザ端末装置13Aに送信する。これにより、制御部30は、ステップS20において生成した表示情報をユーザに提供する。
【0084】
ユーザ端末装置13Aにおいて、端末制御部20は、情報提供装置11から表示情報を受信する。端末制御部20は、受信した表示情報に基づいて、表示情報に対応する画像を端末表示部24に表示させる。
【0085】
このように、制御部30は、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。特に、制御部30は、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像として、アクティビティに対するユーザの関連度合いと、アクティビティに対する推薦熟練度とをユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。
【0086】
また、制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に複数種類の分類指定画像を表示させる。特に、制御部30は、アクティビティの分類の優先順位に応じて、視認性が異なる表示態様で分類指定画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。
【0087】
図12に示すように、ステップS22において、制御部30は、分類閲覧要求が入力したか否かを判定する。分類閲覧要求は、ユーザにより指定された分類に属する複数のアクティビティに関する情報提供の要求である。分類閲覧要求は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。特に、複数種類の分類指定画像のうち、アクティビティの分類を指定する分類指定画像が操作されることにより、分類閲覧要求は、ユーザ端末装置13Aから送信される。分類閲覧要求は、ログインしているユーザIDと、アクティビティの分類とを含んでもよい。制御部30は、分類閲覧要求が入力していないと判定した場合、図13のステップS23に処理を移行する。制御部30は、分類閲覧要求が入力したと判定した場合、ステップS11~S21を実行する。
【0088】
このように、制御部30は、分類閲覧要求が入力した場合、全分類閲覧要求が入力した場合と同じように、ステップS11~S21を実行する。以下に、全分類閲覧要求が入力した場合と異なる制御内容について説明し、全分類閲覧要求が入力した場合と同じ制御内容については説明を省略する。
【0089】
ステップS16において、制御部30は、ユーザに提供するアクティビティの分類として、ユーザにより指定されたアクティビティの分類を選択する。これにより、制御部30は、ユーザにより指定されたアクティビティの分類に属するアクティビティに関する情報をユーザに提供することができる。
【0090】
ステップS17において、制御部30は、ユーザにより指定されたアクティビティの分類に属する複数のアクティビティから、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティを決定する。
【0091】
詳しくは、制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴と、ユーザ熟練度とに基づいて、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティを決定する。制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴とにおいて、ユーザとの関連度合いが総合的に高いアクティビティを決定してもよい。
【0092】
具体的な一例をあげると、制御部30は、ユーザの属性情報に適したアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの利用履歴に含まれるアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの行動履歴に対応するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが高いアクティビティとして決定する。
【0093】
ステップS18において、制御部30は、ユーザにより指定されたアクティビティの分類に属する複数のアクティビティから、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティを決定する。
【0094】
詳しくは、制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴とに基づいて、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティを決定する。制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴とにおいて、ユーザの関連度合いが総合的に低いが、ユーザの関連度合いが低くはない情報を含むアクティビティを決定してもよい。
【0095】
制御部30は、ユーザの属性情報と、ユーザの行動履歴と、ユーザの利用履歴とにおいて、高関連情報決定処理と同じように、アクティビティに対するユーザの関連度合いを判定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの関連度合いが低くはない情報を含むアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティを決定する。
【0096】
具体的な一例をあげると、制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの属性情報に適したアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの利用履歴に含まれるアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。制御部30は、ユーザの関連度合いが総合的に低いアクティビティのうち、ユーザの行動履歴に対応するアクティビティを、ユーザとの関連度合いが低いアクティビティとして決定する。
【0097】
このように、制御部30は、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。特に、制御部30は、ユーザの操作により指定されたアクティビティの分類に属する複数のアクティビティ画像を表示させる。つまり、制御部30は、ユーザの操作により指定された分類に応じて、複数のアクティビティ画像を切り替える。
【0098】
図13のステップS23において、制御部30は、投稿閲覧要求が入力したか否かを判定する。投稿要求は、投稿情報の提供及び評価情報の提供の要求である。投稿閲覧要求は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。投稿閲覧要求は、アクティビティに対する投稿IDを含んでもよい。制御部30は、投稿閲覧要求が入力していないと判定した場合、ステップS26に処理を移行する。制御部30は、投稿閲覧要求が入力したと判定した場合、ステップS24に処理を移行する。
【0099】
ステップS24において、制御部30は、投稿情報取得処理を実行する。投稿情報取得処理において、制御部30は、アクティビティに対するユーザの投稿情報を取得する。特に、制御部30は、投稿IDに対応する投稿情報を投稿管理データベースから読み出すことにより、投稿IDに対応する投稿情報を取得する。
【0100】
ステップS25において、制御部30は、評価情報取得処理を実行する。評価情報取得処理において、制御部30は、制御部30は、投稿情報に対するユーザの評価情報を取得する。特に、制御部30は、投稿IDに対応する評価情報を投稿管理データベースから読み出すことにより、投稿IDに対応する評価情報を取得する。
【0101】
ステップS20において、制御部30は、表示情報生成処理を実行する。表示情報生成処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に画像を表示させるための表示情報を生成する。
【0102】
特に、制御部30は、ステップS24において取得した投稿情報を表示させるための表示情報を生成する。制御部30は、ステップS25において取得した評価情報を表示させるための表示情報を生成する。
【0103】
ステップS21において、制御部30は、表示情報提供処理を実行する。表示情報提供処理において、制御部30は、ステップS20において生成した表示情報をユーザ端末装置13Aに送信する。これにより、制御部30は、ステップS20において生成した表示情報をユーザに提供する。
【0104】
ユーザ端末装置13Aにおいて、端末制御部20は、情報提供装置11から表示情報を受信する。端末制御部20は、受信した表示情報に基づいて、表示情報に対応する画像を端末表示部24に表示させる。
【0105】
このように、制御部30は、ユーザの操作に応じて、ユーザの投稿情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。制御部30は、ユーザの操作に応じて、ユーザの投稿情報に対するユーザの評価情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。
【0106】
ステップS26において、制御部30は、コミュニティ閲覧要求が入力したか否かを判定する。コミュニティ閲覧要求は、コミュニティに関する情報提供の要求である。コミュニティ閲覧要求は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。コミュニティ閲覧要求は、コミュニティIDを含んでもよい。制御部30は、コミュニティ閲覧要求が入力していないと判定した場合、表示制御処理を終了する。制御部30は、コミュニティ閲覧要求が入力したと判定した場合、ステップS27に処理を移行する。
【0107】
ステップS27において、制御部30は、コミュニティ情報取得処理を実行する。コミュニティ情報取得処理において、制御部30は、コミュニティに関する情報を取得する。特に、制御部30は、コミュニティIDに対応するコミュニティに関する情報をコミュニティ管理データベースから読み出すことにより、コミュニティIDに対応するコミュニティに関する情報を取得する。また、制御部30は、コミュニティに関する情報としてコミュニティ熟練度を取得する。
【0108】
ステップS20において、制御部30は、表示情報生成処理を実行する。表示情報生成処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に画像を表示させるための表示情報を生成する。特に、制御部30は、ステップS27において取得したコミュニティに関する情報に基づいて、コミュニティに関する画像を表示させるための表示情報を生成する。
【0109】
ステップS21において、制御部30は、表示情報提供処理を実行する。表示情報提供処理において、制御部30は、ステップS20において生成した表示情報をユーザ端末装置13Aに送信する。これにより、制御部30は、ステップS20において生成した表示情報をユーザに提供する。
【0110】
ユーザ端末装置13Aにおいて、端末制御部20は、情報提供装置11から表示情報を受信する。端末制御部20は、受信した表示情報に基づいて、表示情報に対応する画像を端末表示部24に表示させる。
【0111】
このように、制御部30は、コミュニティに関する画像をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。特に、制御部30は、コミュニティ熟練度に関する画像を、コミュニティに対応するようにユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。
【0112】
<予約制御処理>
次に、図14を参照して予約制御処理について説明する。予約制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行される予約制御処理について説明する。
【0113】
図14に示すように、情報提供装置11では、ステップS30において、制御部30は、予約情報が入力したか否かを判定する。予約情報は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。ユーザ端末装置13Aの端末表示部24において表示された複数のアクティビティ画像のうち何れかがユーザにより選択されることにより、予約情報は、生成されてもよい。予約情報は、管理IDと、日時情報と、予約ユーザIDと、利用ユーザIDとを含んでもよい。制御部30は、予約情報が入力していないと判定した場合、予約制御処理を終了する。制御部30は、予約情報が入力したと判定した場合、ステップS31に処理を移行する。
【0114】
ステップS31において、制御部30は、予約情報取得処理を実行する。予約情報取得処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aから予約情報を受信することにより、予約情報を取得する。このように、制御部30は、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する。また、制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させた複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する。
【0115】
ステップS32において、制御部30は、予約処理を実行する。予約処理において、制御部30は、予約IDを生成する。制御部30は、予約IDに対応するように予約情報を予約管理データベースに登録する。このように、制御部30は、取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する。
【0116】
<利用履歴制御処理>
次に、図15を参照して利用履歴制御処理について説明する。利用履歴制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行される利用履歴制御処理について説明する。
【0117】
図15に示すように、情報提供装置11では、ステップS40において、制御部30は、利用履歴が入力したか否かを判定する。利用履歴は、ユーザがアクティビティを予約した後、実際にユーザがアクティビティを利用したときに施設端末装置13Bから送信されてもよい。利用履歴は、ユーザがイベントを予約した後、実際にユーザがイベントを利用したときに、イベントを主催するユーザ端末装置13Aから送信されてもよい。利用履歴は、管理IDと、日時情報と、利用ユーザIDとを含んでもよい。制御部30は、利用履歴が入力していないと判定した場合、利用履歴制御処理を終了する。制御部30は、利用履歴が入力したと判定した場合、ステップS41に処理を移行する。
【0118】
ステップS41において、制御部30は、利用履歴取得処理を実行する。利用履歴取得処理において、制御部30は、施設端末装置13Bから利用履歴を受信することにより、利用履歴を取得する。制御部30は、イベントを主催するユーザ端末装置13Aから利用履歴を受信することにより、利用履歴を取得する。このように、制御部30は、ユーザの利用履歴を取得する。
【0119】
ステップS42において、制御部30は、利用履歴登録処理を実行する。利用履歴登録処理において、制御部30は、利用履歴IDを生成する。制御部30は、利用履歴IDに対応するように利用履歴を利用履歴管理データベースに登録する。
【0120】
ステップS43において、制御部30は、報酬付与処理を実行する。報酬付与処理において、制御部30は、利用ユーザIDに対応する報酬価値に予め定めた報酬価値を加算するようにユーザ管理データベースを更新する。このように、制御部30は、アクティビティを利用したときに報酬付与条件が成立し、アクティビティを利用したユーザに報酬を付与する。
【0121】
<ユーザ熟練度制御処理>
次に、図16を参照してユーザ熟練度制御処理について説明する。ユーザ熟練度制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行されるユーザ熟練度制御処理について説明する。
【0122】
図16に示すように、情報提供装置11では、ステップS50において、制御部30は、第1更新条件が成立したか否かを判定する。第1更新条件は、予め定めた日時となったときに成立してもよい。第1更新条件は、利用履歴が更新されたときに成立してもよい。制御部30は、第1更新条件が成立していないと判定した場合、ユーザ熟練度制御処理を終了する。制御部30は、第1更新条件が成立したと判定した場合、ステップS51に処理を移行する。
【0123】
ステップS51において、制御部30は、ユーザ熟練度算出処理を実行する。ユーザ熟練度算出処理において、制御部30は、利用履歴管理データベースを参照し、ユーザIDに対応する利用履歴から、アクティビティの分類毎にユーザ熟練度を算出する。
【0124】
具体的な一例をあげると、制御部30は、アクティビティの分類毎に、アクティビティの分類に対応する利用履歴を参照する。制御部30は、利用履歴の数に基づいて、ユーザ熟練度を算出してもよい。制御部30は、利用履歴に対応する管理IDに基づいて、ユーザ熟練度を算出してもよい。つまり、制御部30は、抽出した利用履歴に基づいて、利用したアクティビティの内容に基づいて、ユーザ熟練度を算出してもよい。
【0125】
また、制御部30は、アクティビティの分類に対応する利用履歴のうち、現在を基準として予め定めた期間に利用された利用履歴を、ユーザ熟練度を算出する算出対象として抽出してもよい。予め定めた期間は、1年間であってもよいが、これに限定されない。
【0126】
ステップS52において、制御部30は、ユーザ熟練度登録処理を実行する。ユーザ熟練度登録処理において、制御部30は、アクティビティの分類毎に算出したユーザ熟練度をユーザIDに対応するようにユーザ管理データベースに登録する。
【0127】
ステップS53において、制御部30は、ユーザ熟練度を規定熟練度以上に制御したか否かを判定する。規定熟練度は、報酬付与条件が成立するユーザ熟練度の基準である。制御部30は、規定熟練度以上に制御していないと判定した場合、ユーザ熟練度制御処理を終了する。制御部30は、規定熟練度以上に制御したと判定した場合、ステップS54に処理を移行する。
【0128】
ステップS54において、制御部30は、報酬付与処理を実行する。報酬付与処理において、制御部30は、熟練度が規定熟練度以上に制御されたユーザIDに対応する報酬価値に予め定めた報酬価値を加算するようにユーザ管理データベースを更新する。このように、制御部30は、ユーザ熟練度を規定熟練度以上に制御したときに報酬付与条件が成立し、ユーザ熟練度が規定熟練度以上に制御されたユーザに報酬を付与する。
【0129】
<投稿制御処理>
次に、図17を参照して投稿制御処理について説明する。投稿制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行される投稿制御処理について説明する。
【0130】
図17に示すように、情報提供装置11では、ステップS60において、制御部30は、投稿情報が入力したか否かを判定する。投稿情報は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。投稿情報は、利用したアクティビティを識別可能な管理IDと、投稿ユーザIDと、投稿内容とを含んでもよい。制御部30は、投稿情報が入力していないと判定した場合、投稿制御処理を終了する。制御部30は、投稿情報が入力したと判定した場合、ステップS61に処理を移行する。
【0131】
ステップS61において、制御部30は、投稿情報取得処理を実行する。投稿情報取得処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aから投稿情報を受信することにより、投稿情報を取得する。このように、制御部30は、ユーザの操作に応じて、アクティビティに対するユーザ投稿情報を取得する。
【0132】
ステップS62において、制御部30は、投稿情報登録処理を実行する。投稿情報登録処理において、制御部30は、投稿IDを生成する。制御部30は、管理ID、日時情報及び利用ユーザIDに対応するように投稿IDを利用履歴管理データベースに登録する。制御部30は、投稿IDと、投稿ユーザIDと、投稿内容とを対応付けて投稿管理データベースに登録する。
【0133】
ステップS63において、制御部30は、報酬付与処理を実行する。報酬付与処理において、制御部30は、投稿ユーザIDに対応する報酬価値に予め定めた報酬価値を加算するようにユーザ管理データベースを更新する。このように、制御部30は、利用したアクティビティに対する投稿を行ったときに報酬付与条件が成立し、利用したアクティビティに対する投稿を行ったユーザに報酬を付与する。
【0134】
<評価制御処理>
次に、図18を参照して評価制御処理について説明する。評価制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行される評価制御処理について説明する。
【0135】
図18に示すように、情報提供装置11では、ステップS70において、制御部30は、評価情報が入力したか否かを判定する。評価情報は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。評価情報は、評価対象となる投稿IDと、投稿情報を評価する評価ユーザIDと、評価結果とを含んでもよい。制御部30は、評価情報が入力していないと判定した場合、評価制御処理を終了する。制御部30は、評価情報が入力したと判定した場合、ステップS71に処理を移行する。
【0136】
ステップS71において、制御部30は、評価情報取得処理を実行する。評価情報取得処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aから評価情報を受信することにより、評価情報を取得する。このように、制御部30は、ユーザの操作に応じて、ユーザの投稿情報に対する評価情報を取得する。
【0137】
ステップS72において、制御部30は、評価情報登録処理を実行する。評価情報登録処理において、制御部30は、評価IDを生成する。制御部30は、投稿IDに対応するように評価IDを投稿管理データベースに登録する。制御部30は、評価ユーザIDと、評価結果とを評価IDに対応するように投稿管理データベースに登録する。制御部30は、投稿IDに対応する1又は複数の評価結果に基づいて、投稿IDに対応する評価数を算出する。制御部30は、投稿IDに対応する評価数を更新する。
【0138】
ステップS73において、制御部30は、報酬付与条件が成立したか否かを判定する。この場合、報酬付与条件は、所定期間においてユーザが評価した回数が予め定めた回数に達したときに成立する。具体的な一例として、所定期間が1日であり、予め定めた回数が1回であってもよいが、これに限定されない。制御部30は、報酬付与条件が成立していないと判定した場合、評価制御処理を終了する。制御部30は、報酬付与条件が成立したと判定した場合、ステップS74に処理を移行する。
【0139】
ステップS74において、制御部30は、報酬付与処理を実行する。報酬付与処理において、制御部30は、評価ユーザIDに対応する報酬価値に予め定めた報酬価値を加算するようにユーザ管理データベースを更新する。このように、制御部30は、投稿情報に対する評価を行ったときに報酬付与条件が成立すると、評価を行ったユーザに報酬を付与する。
【0140】
<イベント制御処理>
次に、図19を参照してイベント制御処理について説明する。イベント制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行されるイベント制御処理について説明する。
【0141】
図19に示すように、情報提供装置11では、ステップS80において、制御部30は、イベント情報が入力したか否かを判定する。イベント情報は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。イベント情報は、アクティビティの分類と、推奨熟練度と、参加可能日時情報と、施設情報と、開催位置と、イベントの主催ユーザIDと、参加条件とを含んでもよい。制御部30は、イベント情報が入力していないと判定した場合、イベント制御処理を終了する。制御部30は、イベント情報が入力したと判定した場合、ステップS81に処理を移行する。
【0142】
ステップS81において、制御部30は、イベント情報取得処理を実行する。イベント情報取得処理において、制御部30は、ユーザ端末装置13Aからイベント情報を受信することにより、イベント情報を取得する。このように、制御部30は、ユーザの操作に応じてイベント情報を取得する。
【0143】
ステップS82において、制御部30は、イベント情報登録処理を実行する。イベント情報登録処理において、制御部30は、管理IDを生成する。制御部30は、施設情報に対応する施設IDを施設管理データベースから読み出す。制御部30は、アクティビティの分類と、イベントを示す実施種別と、推奨熟練度と、参加可能日時情報と、施設IDとを管理IDに対応するようにアクティビティ管理データベースに登録する。制御部30は、開催位置と、主催ユーザIDと、参加条件とを管理IDに対応するようにアクティビティ管理データベースに登録する。
【0144】
ステップS83において、制御部30は、報酬付与条件が成立したか否かを判定する。この場合、報酬付与条件は、規定期間においてユーザが主催したイベントの開催回数が予め定めた回数に達したときに成立する。具体的な一例として、所定期間が1年であり、予め定めた回数が1~4回であってもよいが、これに限定されない。制御部30は、報酬付与条件が成立していないと判定した場合、イベント制御処理を終了する。制御部30は、報酬付与条件が成立したと判定した場合、ステップS84に処理を移行する。
【0145】
ステップS84において、制御部30は、報酬付与処理を実行する。報酬付与処理において、制御部30は、主催ユーザIDに対応する報酬価値に予め定めた報酬価値を加算するようにユーザ管理データベースを更新する。このように、制御部30は、イベントを開催したときに報酬付与条件が成立すると、イベントを主催したユーザに報酬を付与する。
【0146】
<コミュニティ制御処理>
次に、図20を参照してコミュニティ制御処理について説明する。コミュニティ制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行されるコミュニティ制御処理について説明する。
【0147】
図20に示すように、情報提供装置11では、ステップS90において、制御部30は、登録情報が入力したか否かを判定する。登録情報は、コミュニティの新規登録を示す情報である。登録情報は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。登録情報は、コミュニティに対応するアクティビティの分類と、コミュニティの管理ユーザIDとを含んでもよい。制御部30は、登録情報が入力していないと判定した場合、ステップS92に処理を移行する。制御部30は、登録情報が入力したと判定した場合、ステップS91に処理を移行する。
【0148】
ステップS91において、制御部30は、コミュニティ登録処理を実行する。コミュニティ登録処理において、制御部30は、コミュニティIDを生成する。制御部30は、アクティビティの分類と、管理ユーザIDとをコミュニティIDに対応するようにコミュニティ管理データベースに登録する。制御部30は、コミュニティIDに対応する参加ユーザIDとして管理ユーザIDをコミュニティ管理データベースに登録する。
【0149】
ステップS92において、制御部30は、参加更新情報が入力したか否かを判定する。参加更新情報は、コミュニティへのユーザの参加に関する情報である。参加更新情報は、ユーザ端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、ユーザ端末装置13Aから送信される。参加更新報は、コミュニティIDと、参加ユーザIDと、参加に関する情報とを含んでもよい。参加に関する情報は、コミュニティへのユーザの参加を示す情報を含んでもよい。参加に関する情報は、コミュニティへのユーザの不参加を示す情報を含んでもよい。制御部30は、参加更新情報が入力していないと判定した場合、コミュニティ制御処理を終了する。制御部30は、参加更新情報が入力したと判定した場合、ステップS93に処理を移行する。
【0150】
ステップS93において、制御部30は、参加ユーザ更新処理を実行する。参加ユーザ更新処理において、制御部30は、コミュニティ管理データベースにおいて、コミュニティIDに対応する参加ユーザIDを更新する。詳しくは、制御部30は、コミュニティへのユーザの参加を示す情報が入力された場合、コミュニティ管理データベースにおいて、コミュニティIDに対応する参加ユーザIDとして、指定されたユーザIDを追加する。制御部30は、コミュニティへのユーザの不参加を示す情報が入力された場合、コミュニティ管理データベースにおいて、コミュニティIDに対応する参加ユーザIDとして、指定されたユーザIDを削除する。このように、制御部30は、ユーザが参加可能であるコミュニティを管理する。
【0151】
<コミュニティ熟練度制御処理>
次に、図21を参照してコミュニティ熟練度制御処理について説明する。コミュニティ熟練度制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。以下、ユーザのログイン後に実行されるコミュニティ熟練度制御処理について説明する。
【0152】
図21に示すように、情報提供装置11では、ステップS95において、制御部30は、第2更新条件が成立したか否かを判定する。第2更新条件は、予め定めた日時となったときに成立してもよい。第2更新条件は、利用履歴が更新されたときに成立してもよい。第2更新条件は、コミュニティが新規登録されたときに成立してもよい。第2更新条件は、コミュニティの参加ユーザが更新されたときに成立してもよい。制御部30は、第2更新条件が成立していないと判定した場合、コミュニティ熟練度制御処理を終了する。制御部30は、第2更新条件が成立したと判定した場合、ステップS96に処理を移行する。
【0153】
ステップS96において、制御部30は、コミュニティ熟練度算出処理を実行する。コミュニティ熟練度算出処理において、制御部30は、コミュニティに参加している参加ユーザのユーザ熟練度に基づいて、コミュニティ熟練度を算出する。
【0154】
具体的な一例をあげると、制御部30は、コミュニティに参加している全ユーザIDに対応するユーザ熟練度の合計値に基づいて、コミュニティ熟練度を算出してもよい。制御部30は、コミュニティに参加している全ユーザIDに対応するユーザ熟練度の平均値に基づいて、コミュニティ熟練度を算出してもよい。このように、コミュニティ熟練度は、コミュニティに参加しているユーザ熟練度に関する情報である。
【0155】
ステップS97において、制御部30は、コミュニティ熟練度登録処理を実行する。コミュニティ熟練度更新処理において、制御部30は、算出したコミュニティ熟練度をコミュニティIDに対応するようにコミュニティ管理データベースに登録する。
【0156】
ステップS98において、制御部30は、コミュニティ順位更新処理を実行する。コミュニティ情報登録処理において、制御部30は、コミュニティ管理データベースを参照する。制御部30は、コミュニティ熟練度が高い順番で、コミュニティ順位を決定する。制御部30は、コミュニティIDに対応するようにコミュニティ順位をコミュニティ管理データベースに登録する。
【0157】
<第1実施形態の作用>
第1実施形態の作用について説明する。
図22に示すように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に第1画面24Aが表示される場合がある。第1画面24Aは、表示領域40にアクティビティに関する画像を表示する画面である。
【0158】
第1画面24Aにおいて、表示領域40は、第1表示領域41を備える。第1表示領域41は、表示領域40の上方に位置する。このため、第1表示領域41は、ユーザにとって視認し易く、かつ、操作し易い領域である。また、上下方向にスクロール操作されても、第1表示領域41に表示される画像は、スクロールせずに、常時表示されてもよい。
【0159】
第1表示領域41は、複数種類の分類指定画像42と、イベント指定画像43と、コミュニティ指定画像44と、グッズ指定画像45と、ユーザ情報画像46とを表示するための領域である。第1表示領域41において、左から順に、複数種類の分類指定画像42、イベント指定画像43、コミュニティ指定画像44、グッズ指定画像45及びユーザ情報画像46が表示される。
【0160】
イベント指定画像43は、イベント情報を指定するための画像である。コミュニティ指定画像44は、コミュニティ情報を指定するための画像である。グッズ指定画像45は、グッズ情報を指定するための画像である。ユーザ情報画像46は、ログインしているユーザ情報を示す画像である。
【0161】
複数種類の分類指定画像42は、全分類指定画像50と、第1分類指定画像51と、第2分類指定画像52と、第3分類指定画像53と、他分類指定画像59とを含んでもよい。
【0162】
全分類指定画像50は、アクティビティの分類として全分類を指定するための画像である。第1分類指定画像51は、アクティビティの分類として第1分類を指定するための画像である。第2分類指定画像52は、アクティビティの分類として第2分類を指定するための画像である。第3分類指定画像53は、アクティビティの分類として第3分類を指定するための画像である。他分類指定画像59は、アクティビティの分類として、他の分類を指定するための画像である。
【0163】
この場合、第1表示領域41において、左から順に、全分類指定画像50、第1分類指定画像51、第2分類指定画像52、第3分類指定画像53、他分類指定画像59が表示される。特に、第1表示領域41において、ユーザの関連度合いに対応する順に、左から、第1分類指定画像51、第2分類指定画像52、第3分類指定画像53が表示される。
【0164】
第1表示領域41には、第1分類、第2分類及び第3分類以外の分類に対応する分類指定画像42が表示されない。他分類指定画像59が指定されると、第1分類、第2分類及び第3分類以外の分類が指定可能となる。つまり、第1分類、第2分類及び第3分類は、第1分類、第2分類及び第3分類以外の分類よりも視認性及び操作性が高くなる。
【0165】
このように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24は、表示領域40のうち第1表示領域41に複数種類の分類指定画像42を表示する。つまり、制御部30は、表示領域40のうち第1表示領域41に、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像42を表示させる。第1表示領域41において複数種類の分類指定画像42が表示される領域が分類指定領域の一例に相当する。
【0166】
第1画面24Aにおいて、表示領域40は、第2表示領域60を備える。第2表示領域60は、表示領域40の下方中央に位置する。第2表示領域60は、第1表示領域41よりも下方に位置する。第2表示領域60は、第1表示領域41よりも広い領域である。また、上下方向にスクロール操作されると、第2表示領域60に表示される画像は、スクロール表示されてもよい。
【0167】
第2表示領域60は、複数のアクティビティ画像61,64を表示するための領域である。特に、第2表示領域60は、ユーザの関連度合いが高い複数のアクティビティ画像61を表示するための領域である。第2表示領域60は、ユーザの関連度合いが低い複数のアクティビティ画像64を表示するための領域である。
【0168】
複数のアクティビティ画像61は、アクティビティを示す写真画像62と、アクティビティの内容を示す文字画像63と、を含む。複数のアクティビティ画像64は、アクティビティを示す写真画像65と、アクティビティの内容を示す文字画像66と、を含む。なお、図中において、文字画像63,66としては、便宜上、アクティビティに対応するアクティビティの分類が示されている。
【0169】
図23に示すように、アクティビティ画像61,64を拡大すると、文字画像63,66では、アクティビティに関する情報がアクティビティに対応するように表示される。詳しくは、文字画像63,66は、アクティビティに関する情報として、アクティビティの分類と、アクティビティの名称とを含んでもよい。文字画像63,66は、アクティビティに関する情報として、アクティビティの日時情報と、アクティビティの場所情報と、アクティビティの値段情報とを含んでもよい。文字画像63,66は、アクティビティに関する情報として、アクティビティに対するユーザの関連度合いと、アクティビティの推奨熟練度とを含んでもよい。
【0170】
この場合、分類指定画像42として全分類指定画像50が指定されている状態である。このため、アクティビティの分類の全てから推薦対象として決定された複数のアクティビティ画像61,64が第2表示領域60に表示される。
【0171】
このように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24は、表示領域40のうち第2表示領域60に複数のアクティビティ画像61,64を表示する。つまり、制御部30は、表示領域40のうち第2表示領域60に複数のアクティビティ画像61,64を表示させる。制御部30は、全分類指定画像50に対応する複数のアクティビティ画像61,64を第2表示領域60に表示させる。制御部30は、複数のアクティビティ画像61,64として、アクティビティに対応するように、ユーザの関連度合いに関する画像を第2表示領域60に表示させる。第2表示領域60が推薦領域の一例に相当する。
【0172】
図22に示すように、第1画面24Aにおいて、表示領域40は、第3表示領域70を備えてもよい。第3表示領域70は、表示領域40の下方左側に位置する。第3表示領域70は、第1表示領域41よりも下方に位置する。第3表示領域70は、第2表示領域60よりも左に位置する。第3表示領域70は、第2表示領域60よりも狭い領域である。
【0173】
第3表示領域70は、アクティビティ検索画像71を表示するための領域である。アクティビティ検索画像71は、アクティビティを検索するための画像である。第3表示領域70は、地図画像72を表示するための領域である。地図画像72は、地図を示す画像である。地図画像72は、第2表示領域60に表示される複数のアクティビティ画像61,64に対応する場所を示す。
【0174】
第1画面24Aにおいて、表示領域40は、第4表示領域73を備えてもよい。第4表示領域73は、表示領域40の下方右側に位置する。第4表示領域73は、第1表示領域41よりも下方に位置する。第4表示領域73は、第2表示領域60よりも右に位置する。第4表示領域73は、第2表示領域60よりも狭い領域である。
【0175】
第4表示領域73は、投稿画像74を表示するための領域である。投稿画像74は、投稿情報を表示させるための画像である。投稿画像74は、投稿情報に対する評価情報を表示させるための画像である。第4表示領域73は、コミュニティの順位を示す画像75を表示するための領域である。
【0176】
次に、図24に示すように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に第2画面24Bが表示される場合がある。第1画面24Aにおいて第2分類指定画像52がユーザの操作により指定された場合に、第2画面24Bが表示される。この場合、第2表示領域60には、第2分類指定画像52に対応する複数のアクティビティ画像61,64が表示される。
【0177】
このように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24は、ユーザの操作により指定された第2分類指定画像52に対応する複数のアクティビティ画像61,64を第2表示領域60に表示する。つまり、制御部30は、複数種類の分類指定画像42のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像42に対応する複数のアクティビティ画像61,64を第2表示領域60に表示させる。制御部30は、複数種類の分類指定画像42のうちユーザの操作により指定された分類指定画像42に応じて、第2表示領域60に表示させる複数のアクティビティ画像61,64を切り替える。
【0178】
次に、図25に示すように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に第3画面24Cが表示される場合がある。第1画面24Aにおいてイベント指定画像43がユーザの操作により指定された場合に、第3画面24Cが表示される。この場合、第2表示領域60には、ユーザへの推奨対象であるイベントとしての複数のアクティビティ画像61,64が表示される。
【0179】
次に、図26に示すように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に第4画面24Dが表示される場合がある。第1画面24Aにおいてコミュニティ指定画像44がユーザの操作により指定された場合に、第4画面24Dが表示される。この場合、第2表示領域60には、コミュニティに関する画像が表示される。
【0180】
第2表示領域60は、参加コミュニティ画像80を表示するための領域である。参加コミュニティ画像80は、ユーザが参加しているコミュニティを示す画像である。第2表示領域60は、分類画像81と、参加人数画像82と、コミュニティ順位画像83と、コミュニティ熟練度画像84とを、参加コミュニティ画像80に対応するように表示するための領域であってもよい。分類画像81は、ユーザが参加しているコミュニティに対応するアクティビティの分類を示す画像である。参加人数画像82は、コミュニティの参加ユーザ数を示す画像である。コミュニティ順位画像83は、ユーザが参加しているコミュニティ順位を示す画像である。コミュニティ熟練度画像84は、ユーザが参加しているコミュニティ熟練度を示す画像である。
【0181】
第2表示領域60は、ユーザが参加しているコミュニティを含む複数のコミュニティ順位を示す画像85を表示する領域であってもよい。第2表示領域60は、コミュニティ検索画像86を表示するための領域であってもよい。コミュニティ検索画像86は、コミュニティを検索するための画像である。
【0182】
最後に、図27に示すように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に第5画面24Eが表示される場合がある。第5画面24Eは、第1画面24Aとは異なり、アクティビティに対する関連度合いが異なるユーザがアクセスしたときに表示される場合がある。第5画面24Eは、第1画面24Aとは異なり、同じユーザであっても、アクティビティに対する関連度合いが変化したときに表示される場合がある。
【0183】
この場合、第1表示領域41において、左から順に、全分類指定画像50、第3分類指定画像53、第4分類指定画像54、第1分類指定画像51、他分類指定画像59が表示される。特に、第1表示領域41において、ユーザの関連度合いに対応する順に、左から、第3分類指定画像53、第4分類指定画像54、第1分類指定画像51が表示される。
【0184】
このように、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24は、アクティビティに対するユーザの関連度合いに応じた複数種類の分類指定画像42を表示する。つまり、制御部30は、アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、第1表示領域41に表示させる複数種類の分類指定画像42の表示態様を切り替える。特に、制御部30は、第1表示領域41において、ユーザの関連度合いが高い分類指定画像42を、ユーザの関連度合いが低い分類指定画像よりも視認性が高い表示態様に切り替える。
【0185】
<第1実施形態の効果>
第1実施形態の効果について説明する。
(1)制御部30は、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像61,64のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する。制御部30は、取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する。制御部30は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像42をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。制御部30は、複数種類の分類指定画像42のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像42に対応する複数のアクティビティ画像61,64をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。この構成によれば、複数種類のアクティビティの分類に対応するアクティビティ画像61,64をユーザへの推薦対象として提供することができる。これにより、ユーザの所望とする複数種類のアクティビティの分類に対応するアクティビティ画像61,64から予約対象となるアクティビティを選択する機会をユーザに提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0186】
(2)制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24の表示領域40のうち第1表示領域41に複数種類の分類指定画像42を表示させる。制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24の表示領域40のうち第2表示領域60に複数のアクティビティ画像61,64を表示させる。制御部30は、複数種類の分類指定画像42のうちユーザの操作により指定された分類指定画像42に応じて、第2表示領域60に表示させる複数のアクティビティ画像61,64を切り替える。この構成によれば、制御部30は、第1表示領域41に表示される複数種類の分類指定画像からユーザの操作により分類指定画像42が指定されたことに応じて、ユーザの所望とする分類に属する複数のアクティビティ画像61,64を提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0187】
また、第1表示領域41に表示される複数種類の分類指定画像42と、第2表示領域60に表示される複数のアクティビティ画像61,64とを区別してユーザに視認させることができる。これにより、アクティビティに関する視認性及び操作性の向上を図ることができる。
【0188】
(3)制御部30は、アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、第1表示領域41に表示させる複数種類の分類指定画像42の表示態様を切り替える。この構成によれば、制御部30は、アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づく表示態様で複数種類の分類指定画像42を表示させることができる。したがって、アクティビティに関する視認性及び操作性の向上を図ることができるとともに、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0189】
(4)制御部30は、第1表示領域41において、ユーザの関連度合いが高い分類指定画像42を、ユーザの関連度合いが低い分類指定画像42よりも視認性が高い表示態様に切り替える。この構成によれば、制御部30は、アクティビティに対するユーザの関連度合いが高い分類指定画像42を視認性が高い表示態様で表示させることができる。したがって、アクティビティに関する視認性及び操作性の向上を図ることができるとともに、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0190】
(5)従来において、ユーザへの推薦対象として、ユーザの所望とするアクティビティを提供する精度を高めることが望まれている。そこで、制御部30は、ユーザの属性情報に基づいて、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティ画像61,64を決定する。この構成によれば、ユーザの属性情報に基づく複数のアクティビティ画像61,64を、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させることができる。これにより、ユーザの属性情報に基づく複数のアクティビティをユーザへの推薦対象として提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0191】
(6)制御部30は、ユーザの行動履歴に基づいて、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティ画像61,64を決定する。この構成によれば、ユーザの行動履歴に基づく複数のアクティビティ画像61,64を、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させることができる。これにより、ユーザの行動履歴に基づく複数のアクティビティをユーザへの推薦対象として提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0192】
(7)制御部30は、アクティビティに対するユーザの熟練度に基づいて、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティ画像61,64を決定する。この構成によれば、アクティビティに対するユーザの熟練度に基づく複数のアクティビティ画像61,64を、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させることができる。これにより、アクティビティに対するユーザの熟練度に基づく複数のアクティビティをユーザへの推薦対象として提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0193】
(8)制御部30は、ユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる複数のアクティビティ画像61,64として、ユーザの関連度合いが高いアクティビティ画像61と、ユーザの関連度合いが低いアクティビティ画像64とを決定する。この構成によれば、ユーザへの推薦対象として、ユーザの関連度合いが高いアクティビティ画像61だけではなく、ユーザの関連度合いが低いアクティビティ画像64をユーザに提供することができる。これにより、主観的にユーザが所望とするアクティビティだけではなく、潜在的にユーザが所望とするアクティビティを推薦する機会を提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0194】
(9)制御部30は、ユーザの行動履歴に基づいて、アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する。制御部30は、複数のアクティビティ画像61,64に対応するようにユーザの関連度合いに関する画像を表示させる。この構成によれば、アクティビティに対するユーザの関連度合いを視認した結果、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像61,64から何れかを指定する機会を提供することができる。したがって、アクティビティに関する視認性及び操作性の向上を図ることができるとともに、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0195】
(10)制御部30は、アクティビティに対するユーザの投稿情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。この構成によれば、ユーザの投稿情報を視認した後に、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像61,64から何れかを指定する機会を提供することができる。したがって、アクティビティに関する視認性及び操作性の向上を図ることができるとともに、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。また、アクティビティに対して投稿する楽しみをユーザに提供することができる。
【0196】
(11)制御部30は、ユーザの投稿情報に対する評価情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。この構成によれば、ユーザの投稿情報に対する評価情報を視認した後に、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像61,64から何れかを指定する機会を提供することができる。したがって、アクティビティに関する視認性及び操作性の向上を図ることができるとともに、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。また、ユーザの投稿情報に対する評価を行う楽しみをユーザに提供することができる。
【0197】
(12)制御部30は、コミュニティに参加しているユーザの熟練度に関する画像を、コミュニティに対応するようにユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させる。この構成によれば、コミュニティに参加しているユーザの熟練度を視認した後にコミュニティに参加する機会を提供することができる。更には、コミュニティに参加した場合、ユーザの熟練度を向上させることにより、コミュニティに参加する意義をユーザに持たせることができる、したがって、コミュニティに参加する楽しみを向上させることができる。
【0198】
(13)制御部30は、アクティビティに関する報酬付与条件が成立したときに、ユーザに報酬を付与する。この構成によれば、報酬を取得すべく、アクティビティに関する報酬付与条件が成立するか否かをユーザに意識させることができる。
【0199】
(14)情報提供装置11において、制御部30は、電子商取引サーバ12との通信により、ユーザが閲覧した閲覧内容及びユーザが購入した商品をユーザの行動履歴として取得する。このため、情報提供装置11におけるユーザの行動履歴だけではなく、情報提供装置11以外のサーバにおけるユーザの行動履歴を取得することができる。これにより、多くのユーザの行動履歴に基づいて、ユーザへの推薦対象であるアクティビティを提供することができる。したがって、アクティビティに関する有益な情報を提供することができる。
【0200】
[変更例]
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0201】
・複数種類の分類指定画像42は、全分類指定画像50を含まなくてもよい。複数種類の分類指定画像42は、他分類指定画像59を含まなくてもよい。複数種類の分類指定画像42は、実際のアクティビティの分類として2つ又は4つ以上の分類に対応する画像が表示されてもよい。
【0202】
・ユーザの関連度合いが高い分類指定画像42は、表示されるか否か及び表示順次以外に、例えば表示サイズ及び表示色というように、視認性の高い表示態様で表示されてもよい。
【0203】
・制御部30は、ユーザ端末装置13Aの位置取得部25が取得したユーザの位置情報を、ユーザ端末装置13Aとの通信により、ユーザの属性情報として取得してもよい。ユーザ端末装置13Aは、位置取得部25を備えなくてもよい。
【0204】
・制御部30は、ユーザの利用履歴以外に、ユーザの行動履歴に基づいて、ユーザ熟練度を決定してもよい。具体的な一例をあげると、制御部30は、アクティビティの分類に対応する商品の購入がユーザの利用履歴に含まれている場合に、そのアクティビティの分類に対応するユーザの熟練度を高くしてもよい。
【0205】
・制御部30は、電子商取引サーバ12以外のサーバとの通信により、ユーザの行動履歴を取得してもよい。具体的な一例をあげると、制御部30は、電子商取引サーバ12以外の旅行提供サーバとの通信により、ユーザが閲覧した閲覧内容及びユーザが購入した旅程をユーザの行動履歴として取得してもよい。つまり、情報提供装置11において、制御部30は、情報提供装置11以外のサーバとの通信により、ユーザが閲覧した閲覧内容、ユーザが購入した購入内容、及び、ユーザが契約したサービス内容のうち少なくとも何れかをユーザの行動履歴として取得してもよい。
【0206】
・制御部30は、ユーザの属性情報、ユーザの行動履歴、ユーザの利用履歴、ユーザ熟練度及びユーザの関連度合いのうち少なくとも何れかに基づいて、推薦対象となるアクティビティを決定してもよい。
【0207】
・制御部30は、ユーザの関連度合いによって3段階以上に区分して、ユーザへの推薦対象であるアクティビティ画像を決定してもよい。具体的な一例としては、ユーザの関連度合いとして、高、中、低の3段階に区分して、ユーザへの推薦対象であるアクティビティ画像を決定してもよい。制御部30は、ユーザの関連度合いによって段階的に区分せずに、ユーザへの推薦対象であるアクティビティ画像を決定してもよい。
【0208】
・制御部30は、アクティビティ画像に対応するように投稿情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させてもよい。制御部30は、アクティビティ画像に対応するように評価情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させてもよい。制御部30は、イベントとしてのアクティビティ画像に対応するように、イベントを主催したコミュニティ情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させてもよい。制御部30は、イベントとしてのアクティビティ画像に対応するように、イベントに参加したユーザが属するコミュニティ情報をユーザ端末装置13Aの端末表示部24に表示させてもよい。
【0209】
・制御部30は、ユーザの操作に応じて、別のユーザをお気に入りのユーザとして登録してもよい。制御部30は、ユーザの操作に応じて、別のユーザによる投稿情報をお気に入りの投稿情報として登録してもよい。制御部30は、ユーザの行動履歴として取得したユーザの閲覧履歴をユーザに提供してもよい。これにより、ユーザは、以前に閲覧したアクティビティ画像を再度閲覧することができる。
【0210】
・制御部30は、イベントを開催するユーザを予め登録してもよい。具体的な一例としては、制御部30は、イベントを開催するユーザとして、アクティビティに対する影響力のあるユーザを予め登録してもよい。
【0211】
・制御部30は、コミュニティに関する制御内容として、コミュニティに参加している複数のユーザがコメントを投稿可能とし、投稿されたコメントを閲覧可能としてもよい。具体的な一例としては、制御部30は、コミュニティに関する制御内容として、コミュニティに参加している複数のユーザが利用可能な掲示板に関する制御を行ってもよい。
【0212】
・制御部30は、アクティビティの利用に対する料金の所定割合の報酬価値を報酬としてユーザに付与してもよい。制御部30は、例えば電子商取引に関する利用など、アクティビティの利用とは別のサービスを利用することにより、アクティビティの利用に対する報酬価値を増加させてもよい。制御部30は、アクティビティの利用により、例えば電子商取引に関する利用など、アクティビティの利用とは別のサービスを利用に対する報酬価値を増加させてもよい。制御部30は、アクティビティの利用が所定回数に達したときに、報酬付与条件が成立し、ユーザに報酬を付与してもよい。
【0213】
・情報提供装置11と電子商取引サーバ12とは、管理者が異なってもよいし、管理者が同じであってもよい。具体的な一例としては、情報提供装置11が第1管理者により管理されており、電子商取引サーバ12が第2管理者により管理されてもよい。
【0214】
・情報提供装置11と、電子商取引サーバ12とのうち、一方のサーバの機能が、他方のサーバの機能として搭載されてもよい。具体的な一例をあげると、電子商取引サーバ12は、ユーザの属性情報及びユーザの行動履歴のうち少なくとも何れかを管理してもよい。情報提供装置11は、電子商取引サーバ12との通信により、ユーザの属性情報及びユーザの行動履歴のうち少なくとも何れかを取得してもよい。情報提供システム10は、電子商取引サーバ12を備えなくてもよい。情報提供システム10は、施設端末装置13Bを備えなくてもよい。
【0215】
・情報提供システム10は、情報提供装置11の一部の機能を別の装置に備えるように構成してもよい。具体的な一例をあげると、情報提供システム10は、報酬を付与する報酬付与装置を備え、報酬付与装置は、情報提供装置11からの報酬の付与に関する情報を受信し、モニターに報酬を付与してもよい。
【0216】
・本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、所望の選択肢の1つ以上を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が2つであれば1つの選択肢のみ又は2つの選択肢の双方を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば1つの選択肢のみ又は2つ以上の任意の選択肢の組み合わせを意味する。
【0217】
[付記]
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
【0218】
(A)情報提供装置は、端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供装置において、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、を備え、前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる。
【0219】
(B)(A)に記載の情報提供装置において、前記表示制御部は、前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に前記複数種類の分類指定画像を表示させ、前記端末表示部の表示領域のうち推薦領域に前記複数のアクティビティ画像を表示させ、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作により指定された分類指定画像に応じて、前記推薦領域に表示させる前記複数のアクティビティ画像を切り替える。
【0220】
(C)(A)又は(B)に記載の情報提供装置において、前記表示制御部は、前記端末表示部の表示領域のうち分類指定領域に前記複数種類の分類指定画像を表示させ、アクティビティに対するユーザの関連度合いに基づいて、前記分類指定領域に表示させる前記複数種類の分類指定画像の表示態様を切り替える。
【0221】
(D)(C)に記載の情報提供装置において、第1分類指定画像のほうが第2分類指定画像よりもユーザの関連度合いが高い場合に、前記表示制御部は、前記分類指定領域において、前記第1分類指定画像を前記第2分類指定画像よりも視認性が高い表示態様に切り替える。
【0222】
(E)(A)~(D)のうち何れか一つに記載の情報提供装置は、ユーザの属性情報を取得する属性情報取得部と、前記属性情報取得部が取得したユーザの属性情報に基づいて、前記端末表示部に表示させる前記複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、を備える。
【0223】
(F)(A)~(E)のうち何れか一つに記載の情報提供装置は、ユーザの行動履歴を取得する行動履歴取得部と、前記行動履歴取得部が取得したユーザの行動履歴に基づいて、前記端末表示部に表示させる前記複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、を備える。
【0224】
(G)(A)~(F)のうち何れか一つに記載の情報提供装置は、アクティビティに対するユーザの熟練度を取得する熟練度取得部と、前記熟練度取得部が取得したユーザの熟練度に基づいて、前記端末表示部に表示させる前記複数のアクティビティ画像を決定する推薦情報決定部と、を備える。
【0225】
(H)(E)~(G)のうち何れか一つに記載の情報提供装置において、前記推薦情報決定部は、前記端末表示部に表示させる前記複数のアクティビティ画像として、ユーザの関連度合いが高いアクティビティ画像と、ユーザの関連度合いが低いアクティビティ画像とを決定する。
【0226】
(I)(H)に記載の情報提供装置は、アクティビティに対するユーザの関連度合いを取得する関連取得部を備え、前記表示制御部は、前記推薦情報決定部が決定した前記複数のアクティビティ画像に対応するように、前記関連取得部が取得したユーザの関連度合いに関する画像を表示させる。
【0227】
(J)(A)~(G)のうち何れか一つに記載の情報提供装置は、アクティビティに対するユーザの投稿情報を取得する投稿情報取得部を備え、前記表示制御部は、前記投稿情報取得部が取得したユーザの投稿情報を前記端末表示部に表示させる。
【0228】
(K)(J)に記載の情報提供装置は、前記投稿情報取得部が取得したユーザの投稿情報に対する評価情報を取得する評価情報取得部を備え、前記表示制御部は、前記評価情報取得部が取得した評価情報を前記端末表示部に表示させる。
【0229】
(L)(A)~(K)のうち何れか一つに記載の情報提供装置は、アクティビティに対するユーザの熟練度を取得する熟練度取得部と、ユーザが参加可能であるコミュニティを管理するコミュニティ管理部と、を備え、前記表示制御部は、前記コミュニティ管理部が管理するコミュニティに参加しているユーザの熟練度に関する画像を、前記コミュニティ管理部が管理するコミュニティに対応するように前記端末表示部に表示させる。
【0230】
(M)(A)~(L)のうち何れか一つに記載の情報提供装置は、アクティビティに関する報酬付与条件が成立したときに、ユーザに報酬を付与する報酬付与部を備える。
(N)情報提供システムは、端末表示部を有する端末装置にアクティビティに関する情報を提供する情報提供システムにおいて、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を前記端末表示部に表示させる表示制御部と、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得する予約情報取得部と、前記予約情報取得部が取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行する予約部と、を備え、前記表示制御部は、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させる。
【0231】
(O)情報提供方法は、1又は複数のコンピュータが、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行し、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行する。
【0232】
(P)プログラムは、1又は複数のコンピュータに、ユーザへの推薦対象である複数のアクティビティ画像を、端末装置の端末表示部に表示させることと、前記端末表示部に表示させた前記複数のアクティビティ画像のうち、ユーザの操作に応じて予約対象となるアクティビティの予約情報を取得することと、取得したアクティビティの予約情報に基づいて、アクティビティの予約処理を実行することと、を実行させ、複数種類のアクティビティの分類毎にそれぞれ対応する複数種類の分類指定画像と、前記複数種類の分類指定画像のうちユーザの操作に応じて指定された分類指定画像に対応する前記複数のアクティビティ画像とを前記端末表示部に表示させることを実行させる。
【符号の説明】
【0233】
10…情報提供システム、11…情報提供装置、12……電子商取引サーバ、13…端末装置、13A…ユーザ端末装置、13B…施設端末装置、20…端末制御部、30…制御部、30A…属性情報取得部、30B…行動履歴取得部、30C…利用履歴取得部、30D…熟練度取得部、30E…関連取得部、30F…推薦情報決定部、30G…予約情報取得部、30H…予約部、30I…投稿情報取得部、30J…評価情報取得部、30K…コミュニティ管理部、30L…報酬付与部、30M…表示制御部。
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