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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-25
(45)【発行日】2024-12-03
(54)【発明の名称】ライブ配信画面の表示方法及び機器
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20241126BHJP
   H04N 21/435 20110101ALI20241126BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20241126BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/435
G06F3/0481
【請求項の数】 16
(21)【出願番号】P 2023528366
(86)(22)【出願日】2021-12-01
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-01
(86)【国際出願番号】 CN2021134902
(87)【国際公開番号】W WO2022121753
(87)【国際公開日】2022-06-16
【審査請求日】2023-05-12
(31)【優先権主張番号】202011444687.X
(32)【優先日】2020-12-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ホ,ジンティン
(72)【発明者】
【氏名】シアン,シュイユアン
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ウェンジン
(72)【発明者】
【氏名】ウェイ,ズジュン
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第108401175(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0394507(US,A1)
【文献】特開2018-157465(JP,A)
【文献】特開2013-229873(JP,A)
【文献】特開2011-151741(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06F 3/0481
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末機器に適用される、ライブ配信画面の表示方法であって、前記端末機器は1つのライブルームにアクセスし、前記ライブ配信画面の表示方法は、
現在の統計サイクル内の前記ライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するステップと、
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップと、を含み、
前記人気コメントコンテンツは、前記現在の統計サイクル内の数が数のしきい値以上であるコメントコンテンツ、を含み、
前記方法は、さらに、
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して、連続する複数の統計サイクル内に前記目標人気コメントコンテンツの数がいずれも前記数のしきい値以上である場合、前記目標人気コメントコンテンツに対応する数のしきい値を増大するステップを含む、
ことを特徴とするライブ配信画面の表示方法。
【請求項2】
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップは、
前記ライブ配信画面の中のコメント入力領域に対する操作命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対する操作命令を受信すると、前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップの後に、
前記人気コメントコンテンツの表示を終了するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記人気コメントコンテンツは、前記コメント入力領域の予め設定された距離範囲内に表示される、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、さらに、
切り換え命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示するステップを含み、前記入力コントロールは、カスタマイズされるコメントコンテンツを入力するために用いられる、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップは、
前記現在の統計サイクル内の前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツの数に基づき、前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツに対して並べ替えを行うステップと、
前記並べ替えに従って前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面の中の1つの目標領域にスクロール表示するステップであって、前記目標領域には、予め設定された数の人気コメントコンテンツが表示され、前記予め設定された数は1以上であるステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記目標領域は、前記ライブ配信画面のコメント表示領域のサブ領域であり、前記コメント表示領域における前記目標領域以外のサブ領域内には前記ライブルームのライブコメントコンテンツが表示される、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとは前記目標領域に交替で表示される、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記人気コメントコンテンツの長さは長さのしきい値以下である、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記人気コメントコンテンツは、前記数が多い順に並べ替えた後に上位に位置する少なくとも1つのコメントコンテンツをさらに含む、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ライブ配信画面には、さらに、前記人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別するために用いられるタグが表示されている、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記ライブ配信画面には、さらに、前記現在の統計サイクル内の前記人気コメントコンテンツの数、前記数及び前記現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数、前記ライブルームが開かれてから現時点までの前記人気コメントコンテンツの数の少なくとも1つが表示されている、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
端末機器であって、前記端末機器は1つのライブルームにアクセスし、前記端末機器は、
現在の統計サイクル内の前記ライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するために用いられる人気コメント決定モジュールと、
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するために用いられるコメントコンテンツ表示モジュールと、を含み、
前記人気コメントコンテンツは、前記現在の統計サイクル内の数が数のしきい値以上であるコメントコンテンツ、を含み、
前記端末機器は、さらに、
人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して、連続する複数の統計サイクル内に前記目標人気コメントコンテンツの数がいずれも数のしきい値以上である場合、前記目標人気コメントコンテンツに対応する数のしきい値を増大するために用いられる数のしきい値増大モジュールを含む、
ことを特徴とする端末機器。
【請求項15】
少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む電子機器であって、
前記メモリにはコンピュータ実行命令が記憶されており、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記メモリに記憶されている前記コンピュータ実行命令を実行すると、前記電子機器が請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実現する、ことを特徴とする電子機器。
【請求項16】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施例は、コンピュータの技術分野に関し、特に、ライブ配信画面の表示方法及び機器に関する。
【背景技術】
【0002】
ライブ動画配信は、キャスターと視聴者が動画でインタラクションする1つの手段である。キャスターは1つのライブルームを開くことができ、視聴者は当該ライブルームに入ると、当該視聴者が使用している端末機器(以降、視聴者端末と呼ばれる)は当該ライブルームにアクセスすることを示す。この後、当該視聴者端末は当該ライブルームのキャスターが使用している端末機器から送信された動画データを受信することができ、これによって、視聴者は視聴者端末に表示されているライブ配信画面においてキャスター、キャスターが示している物品、及びキャスターが位置する環境を見ることができる。
【0003】
従来の技術において、上記のライブ配信画面には、キャスター、キャスターが示している物品、及びキャスターが位置する環境が含まれる動画のほかに、当該キャスターにより開かれたライブルームに入った視聴者が投稿したコメントコンテンツも表示され得る。当該コメントコンテンツは、ライブ配信画面のコメント表示領域にその投稿時間に合わせてライブで表示され得る。具体的には、各コメントコンテンツは、投稿されると、直ちにコメント表示領域の1つのサブ領域に表示され、各コメントコンテンツは予め設定された時間表示された後に消えてしまう。
【0004】
しかし、上記の手段には、視聴者がライブ配信を視聴するときの体験が悪いという問題が存在している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、視聴者がライブ配信を視聴するときの体験が悪いという従来の問題を解消するために、ライブ配信画面の表示方法、機器、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例は、端末機器に適用される、ライブ配信画面の表示方法を提供し、当該端末機器は1つのライブルームにアクセスし、前記方法は、
現在の統計サイクル内にライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するステップと、
人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとを区別してライブルームのライブ配信画面に表示するステップと、を含む。
【0007】
第2の態様では、本開示の実施例は、1つのライブルームにアクセスする端末機器を提供し、前記端末機器は、
現在の統計サイクル内にライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するために用いられる人気コメント決定モジュールと、
人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとを区別してライブルームのライブ配信画面に表示するコメントコンテンツ表示モジュールと、を含む。
【0008】
第3の態様では、本開示の実施例は、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む電子機器を提供し、
前記メモリにはコンピュータ実行命令が記憶されており、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータ実行命令を実行すると、前記電子機器が上記の第1の態様に記載されている方法を実現する。
【0009】
第4の態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記の第1の態様に記載されている方法を実現する。
【0010】
第5の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記の第1の態様に記載されている方法を実現する。
【発明の効果】
【0011】
本開示の実施例により提供されるライブ配信画面の表示方法、機器、電子機器及び記憶媒体によれば、当該方法は、端末機器に適用され、当該端末機器は1つのライブルームにアクセスし、当該方法は、現在の統計サイクル内にライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するステップと、人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとを区別してライブルームのライブ配信画面に表示するステップと、を含む。本開示の実施例は、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別してライブ配信画面に表示することができ、これによって、視聴者は、人気コメントコンテンツに基づいて、一定の時間内にすべての視聴者のライブ配信に対する全体的な感じを感知し、ユーザがライブ配信を視聴するときのユーザ体験を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
以下、本開示の実施例や従来の技術における解決手段をより明瞭に説明するために、実施例又は従来の技術の記述において使用する必要がある図面を簡単に説明する。当然ながら、以下、記載する図面は本開示のいくつかの実施例であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を想到しうる。
図1】本開示の実施例により提供されるライブ動画配信シーンにおける動画データの伝送概略図を例示的に示している。
図2】従来の技術における2つの時刻にそれぞれ対応するライブ配信画面概略図を例示的に示している。
図3】従来の技術における2つの時刻にそれぞれ対応するライブ配信画面概略図を例示的に示している。
図4】本開示の実施例により提供されるライブ配信画面の表示方法のステップフローチャートを例示的に示している。
図5】本開示の実施例により提供される2つの時刻にそれぞれ対応するライブ配信画面概略図を例示的に示している。
図6】本開示の実施例により提供される2つの時刻にそれぞれ対応するライブ配信画面概略図を例示的に示している。
図7】本開示の実施例により提供される端末機器の構造ブロック図である。
図8】本開示の実施例により提供される電子機器のハードウェア構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本開示の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明瞭にするために、本開示の実施例に係る図面を参照しながら、その技術的解決手段について明瞭、且つ完全に説明し、当然ながら、記載される実施例は本開示の実施例の一部にすぎず、そのすべての実施例ではない。当業者は、本開示における実施例に基づいて創造的な労働をすることなく、獲得されたその他のすべての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0014】
本開示の実施例はライブ動画配信シーンに適用されることができ、ライブ動画配信中に、1人又は複数人のキャスターは、動画で1人又は複数人の視聴者とコミュニケーションし、キャスターごとに1つのキャスター端末を使用し、視聴者ごとに1つの視聴者端末を使用する。キャスターは1回のライブ配信中に1つのライブルームを開き、視聴者端末は当該ライブルームにアクセスして、当該ライブルームのキャスターとインタラクションすることができる。図1を参照すると、図1は、本開示の実施例により提供されるライブ動画配信シーンにおける動画データの伝送概略図を例示的に示している。図1には、TE1、TE2、TE3及びTE4という4つの端末機器と、1つのサーバSVRとが示されており、ここで、TE1はキャスター端末であり、TE2、TE3及びTE4は3人の視聴者にそれぞれ対応する視聴者端末である。ライブ動画配信中に、TE1はキャスターの動画データ(VD)を受信するとともに、VDをSVRに送信し、SVRはVDをTE2、TE3及びTE4にそれぞれ送信し、TE2、TE3及びTE4はSVRから送信されたVDを受信すると、当該VDを解析して再生し、このようにして、視聴者は、キャスター、キャスターが示している物品、及びキャスターが位置する環境を見ることができる。
【0015】
従来の技術において、上記のライブ動画配信中に、視聴者端末に表示されるライブ配信画面には、動画データVDのみならず、当該ライブルームに入った視聴者が当該ライブ配信に対して投稿したコメントコンテンツも表示される。当該コメントコンテンツは、ライブ配信画面のコメント表示領域にその投稿時間に合わせてライブで表示され得る。具体的には、各コメントコンテンツは投稿されると、コメント表示領域における1つの位置に表示されることができ、各コメントコンテンツは予め設定された時間表示された後に消える。
【0016】
図2及び図3は、従来の技術における2つの時刻t1、t2にそれぞれ対応するライブ配信画面概略図を例示的に示しており、ここで、t1<t2とする。ここで、AR1とAR2とはそれぞれ、動画表示領域とコメント表示領域であり、動画表示領域はキャスター端末から送信された動画を表示するために用いられ、コメント表示領域は、視聴者が投稿したコメントコンテンツを表示するために用いられる。時刻t1に、ライブ配信画面には、視聴者AD1~AD3が投稿した「ライフ愛する」及び視聴者AD4が投稿した「AAAが来たよ」という最近投稿されたコメントコンテンツが表示されており、時刻t2に、ライブ配信画面には、視聴者AD4が投稿した「AAAが来たよ」及び視聴者AD5~AD7が投稿した「ライフ愛する」という最新の投稿されたコメントコンテンツが表示されている。上記からわかるように、時刻t1に表示された視聴者AD1~AD3のコメントコンテンツは、時間の経過につれて時刻t2になるとき表示しなくなり、また、t2時刻に、視聴者AD5~AD7が投稿した「ライフ愛する」という最新の投稿されたコメントコンテンツが表示されている。
【0017】
しかしながら、上記の手段に係るいずれかの視聴者は、少数の視聴者が現時点にライブ配信に対して行ったコメントコンテンツしか見ることができず、大部分の視聴者のライブ配信に対するコメントコンテンツを知ることができないため、視聴者がライブ配信を視聴するときの体験が悪いという問題は引き起こされた。
【0018】
上記の問題を鑑みて、本開示の実施例は、端末機器に適用される、ライブ配信画面の表示方法及び機器を提供し、当該端末機器は視聴者端末にすることができ、当該端末機器は1つのライブルームにアクセスする。まず、当該端末機器は現在の統計サイクル内の当該ライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定し、理解できるものとして、当該人気コメントコンテンツは、現在の統計サイクル内の当該ライブルームのコメントコンテンツのうち、数の多いコメントコンテンツであり、そして、当該端末機器は、人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとを区別してライブルームのライブ配信画面に表示する。本開示の実施例は、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別してライブ配信画面に表示することができ、これによって、視聴者は、人気コメントコンテンツに基づいて、一定の時間内にすべての視聴者のライブ配信に対する全体的な感じを感知し、ユーザがライブ配信を視聴するときのユーザ体験を向上させる。
【0019】
以下、本開示の実施例に係る解決手段及び本開示に係る解決手段を用いて上記の技術的問題をどのように解決するかについて、具体的な実施例を用いて詳細に説明する。以下のいくつかの具体的な実施例を互いに組み合わせることができ、同様な又は類似する概念又はプロセスは、いくつかの実施例では繰り返して説明しない場合がある。以下、本開示の実施例について図面を参照しながら説明する
【0020】
図4を参照すると、図4は、本開示の実施例により提供されるライブ配信画面の表示方法のステップフローチャートである。図4に示される方法は端末機器に適用されることができ、当該端末機器は1つのライブルームにアクセスし、当該ライブ配信画面の表示方法は、以下のステップを含む。
【0021】
S101では、現在の統計サイクル内にライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定する。
【0022】
人気コメントコンテンツは、現在の統計サイクル内のライブルームのコメントコンテンツのうち、数の多いコメントコンテンツである。数の多いコメントコンテンツは、予め設定された数のしきい値以上の数のコメントコンテンツ、及び/又は、数が多い順に並べ替えた後に上位に位置する少なくとも1つのコメントコンテンツであってもよい。
【0023】
また、コメントコンテンツの数と現在の統計サイクルの時間の長さに基づいて単位時間内のコメントコンテンツの数(以降、レートと呼ばれる)を決定することができるため、人気コメントコンテンツはまた、現在の統計サイクル内のライブルームのコメントコンテンツのうち、レートが大きいコメントコンテンツであってもよい。レートが大きいコメントコンテンツは、レートしきい値以上のレートを有するコメントコンテンツ、及び/又は、レートが大きい順に並べ替えて上位に位置するいくつかのコメントコンテンツであってもよい。
【0024】
理解できるものとして、1つの現在の統計サイクル内に、現在の統計サイクルの時間の長さは決まったものであるため、数に基づいて決定された人気コメントコンテンツとレートに基づいて決定的された人気コメントコンテンツは同じである。
【0025】
なお、上記のコメントコンテンツは、ライブルームに入った視聴者が投稿したコメントコンテンツである。
【0026】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、上記の人気コメントコンテンツの長さは長さのしきい値以下である。
【0027】
人気コメントコンテンツの長さ及び長さのしきい値は、人気コメントコンテンツに含まれる文字数で表すことができる。コメントコンテンツの長さは大きい場合、同じコメントコンテンツが含まれることは非常に少ない。極端な場合、任意の2つのコメントコンテンツは異なり、各コメントコンテンツの数は1であるため、人気コメントコンテンツを正確に決定することができない。比較的正確な人気コメントコンテンツを得るために、本開示の実施例は、人気コメントコンテンツの長さを長さのしきい値内に制限しており、同じコメントコンテンツをできる限り増やし、コメントコンテンツの数をできる限りすべて1にしないようにすると、人気コメントコンテンツの精度の向上に寄与する。
【0028】
S102では、人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとを区別してライブルームのライブ配信画面に表示する。
【0029】
ライブコメントコンテンツは、ライブルームに入った視聴者が現時点に投稿したコメントコンテンツであり、一般的には、ライブコメントコンテンツは、投稿されると直ちにライブ配信画面に表示される。
【0030】
例示的には、以下の手段を用いて人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別してライブ配信画面に表示することができる。手段1では、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを2つの領域を用いてそれぞれ表示する。手段2では、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを異なる時刻に同一の領域に表示し、例えば1分間の最初の10秒はコメント表示領域に人気コメントコンテンツを表示し、1分間のこの後の50秒は当該コメント表示領域にライブコメントコンテンツを表示する。手段3では、人気コメントコンテンツの前又は後にタグを表示するか、もしくは、ライブコメントコンテンツの前又は後にタグを表示し、当該タグは、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別するために用いられる。例えば、図5に示すように、「ライフ愛する」という人気コメントコンテンツの前に「みんながこう言っています」というタグを表示する。手段4では、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを異なる形式で区別して表示し、例えば、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを異なるフォントサイズや色で区別して表示するか、もしくは、人気コメントコンテンツをハイライト表示するとともに、ライブコメントコンテンツを正常に表示するか、もしくは、人気コメントコンテンツを動的に点滅表示するとともに、ライブコメントコンテンツを正常に表示する。
【0031】
理解できるものとして、異なる統計サイクル内に、人気コメントコンテンツは異なる場合もあるため、視聴者の角度から見ると、人気コメントコンテンツは、動的に変化するコンテンツである。
【0032】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記ライブ配信画面には、さらに、現在の統計サイクル内の人気コメントコンテンツの数、数及び現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数、ライブルームが開かれてから現時点までの人気コメントコンテンツの数の少なくとも1つが表示されている。
【0033】
数及び現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数は、S101における人気コメントコンテンツのレートである。
【0034】
ライブルームが開かれてから現時点までの上記の人気コメントコンテンツの数は、ライブルームが開かれた後、1つ又は複数の統計サイクル内のライブルームの当該人気コメントコンテンツの数の和である。当該数はまた、一定の数に達したときに0から数え直すこともできる。
【0035】
本開示の実施例は、上記のいずれかの手段で統計された人気コメントコンテンツの数を表示することができ、これは、視聴者が人気コメントコンテンツの詳細な情報をより明確かつ正確に取得することに寄与する。図5の「X30」は、現在の統計サイクル内の「ライフ愛する」という人気コメントコンテンツの数であってもよいし、または数及び現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数であってもよいし、またはライブルームが開かれてから現時点までの数であってもよい。
【0036】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとを区別してライブルームのライブ配信画面に表示する上記のステップは、具体的に、
前記ライブ配信画面の中のコメント入力領域に対する操作命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップである。
【0037】
コメント入力領域は、コメントコンテンツが入力されるために用いられ、視聴者のコメント入力領域に対する操作命令は、視聴者がコメントコンテンツを入力したいことを表す。このとき、本開示の実施例は人気コメントコンテンツを表示することができ、ユーザは、入力されるコメントコンテンツとして、表示されている人気コメントコンテンツから1つの目標人気コメントコンテンツを選択することができ、当該入力されるコメントコンテンツは、ライブコメントコンテンツとしてライブ配信画面に表示されることができる。ユーザは、目標人気コメントをクリック又はタッチ操作で選定することができる。1つの実現形態では、ユーザは目標人気コメントコンテンツをクリック又はタッチすると、当該目標人気コメントコンテンツはデフォルトで送信される。他の実現形態では、ユーザは目標人気コメントコンテンツをクリック又はタッチすると、目標人気コメントコンテンツはコメント入力領域に表示され、ユーザは送信操作をクリックすると、コメントコンテンツの送信は完了する。このようにして、視聴者がコメントコンテンツを入力する操作の複雑さを低減することができ、視聴者はコメントコンテンツを迅速に入力することができる。
【0038】
理解できるものとして、人気コメントコンテンツを表示するとき、以下の3つの手段がある。手段1では、人気コメントコンテンツをいつもライブ配信画面に表示する。手段2では、視聴者はコメント入力領域に対して操作を行うと、人気コメントコンテンツはライブ配信画面に表示される。手段3では、コメント表示領域を第1のサブ領域と第2のサブ領域に分割し、人気コメントコンテンツをいつも第1のサブ領域に表示するとともに、ライブコメントコンテンツをいつも第2のサブ領域に表示し、コメント入力領域に対して操作を行うとき、人気コメントコンテンツを操作可能な第3のサブ領域に表示し、当該第3のサブ領域はコメント表示領域に位置しない。
【0039】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、上記の人気コメントコンテンツはコメント入力領域の予め設定された距離範囲内に表示される。
【0040】
具体的には、人気コメントコンテンツは、コメント入力領域の左、右、上、下など各方向での予め設定された距離範囲内に表示され得る。このようにして、人気コメントコンテンツとコメント入力領域との間の距離が短いことは保証され、視聴者がコメント入力領域に対して操作を行うときと、1つの目標人気コメントコンテンツに対して操作を行うときとの間の指の移動時間は短縮され、操作効率は向上する。
【0041】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、上記の方法は、さらに、
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対する操作命令を受信すると、前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップを含む。
【0042】
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対する操作命令は、視聴者が前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して行うクリック、ドラッグ、長押しなどの操作の操作命令であってもよい。
【0043】
本開示の実施例は、視聴者が目標人気コメントコンテンツに対して操作を行うことにより、目標人気コメントコンテンツを投稿することを可能にするため、視聴者が目標人気コメントコンテンツをライブルームに投稿する操作の複雑さを低減する。
【0044】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、一定の条件が満たされると、前記人気コメントコンテンツの表示を終了する。
【0045】
例えば、目標人気コメントコンテンツをライブ配信画面に投稿した後、人気コメントコンテンツの表示を終了してもよい。または、人気コメントコンテンツの表示時間が予め設定された時間に達すると、前記人気コメントコンテンツの表示を終了する。表示されている人気コメントコンテンツを視聴者が手動でオフにする必要がなく、視聴者による操作の複雑さは低減される。
【0046】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、端末機器は切り換え命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示し、前記入力コントロールは、カスタマイズされるコメントコンテンツを入力するために用いられる。
【0047】
1つの典型的な入力コントロールは、スクリーンに表示される仮想キーボードであってもよい。
【0048】
本開示の実施例は、人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示することができるため、視聴者が人気コメントコンテンツを入力できることを可能にしていると同時に、視聴者がカスタマイズされるコメントコンテンツを入力することを可能にしている。このようにして、人気コメントコンテンツと入力コントロールとを同時に表示することを回避することができ、スクリーン表示領域の節約にも寄与する。
【0049】
当然ながら、人気コメントコンテンツと入力コントロールとを同時に表示することもでき、視聴者による人気コメントコンテンツと入力コントロールとの切り換え操作を低減し、操作の複雑さの低減に寄与する。
【0050】
理解できるものとして、実際の応用では、人気コメントコンテンツと入力コントロールとをどのような手段で表示するかは、実際の応用シーンに応じて設定することができる。例えば、端末機器のスクリーンは小さい場合、人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示することができるが、端末機器のスクリーンは大きい場合、人気コメントコンテンツと入力コントロールとを同時に表示することができる。
【0051】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記S102は、以下のステップを含む。
【0052】
S1021では、前記現在の統計サイクル内の前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツの数に基づき、前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツに対して並べ替えを行う。
【0053】
理解できるものとして、並べ替えは降順又は昇順のどちらかであってもよい。
【0054】
S1022では、前記並べ替えに従って前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面の中の1つの目標領域にスクロール表示し、前記目標領域には、予め設定された数の人気コメントコンテンツが表示され、前記予め設定された数は1以上である。
【0055】
スクロール表示とは、ライブ配信画面において、異なる人気コメントコンテンツを目標領域に交替で表示することであり、各々の期間中に、予め設定された数の人気コメントコンテンツは目標領域に表示され、当該期間の長さは固定されたものである。すべての人気コメントコンテンツは順番に表示された後、もう一度順番に再表示されるように、人気コメントコンテンツの表示を繰り返す。
【0056】
上記の目標領域は、ライブ配信画面の中の任意の位置であってもよく、例えば、コメント表示領域、もしくは、コメント表示領域以外の領域が挙げられる。例えば、図5及び図6は、本開示の実施例により提供される2つの時刻t1、t2にそれぞれ対応するライブ配信画面概略図を例示的に示しており、t1<t2にする。上記からわかるように、図5の「ライフ愛する」という人気コメントコンテンツ及び図6の「AAAが来たよ」という人気コメントコンテンツは、いずれもコメント表示領域AR2に表示されており、図5及び図6には、対応する人気コメントコンテンツの予め設定された数は1である。人気コメントコンテンツには「ライフ愛する」及び「AAAが来たよ」のみが含まれる場合、この後の複数の期間に「ライフ愛する」と「AAAが来たよ」とを交替で表示する。
【0057】
理解できるものとして、時刻t1と時刻t2との間には時間∇t1を置くことができ、人気コメントコンテンツが表示される時間は∇t2であってもよく、∇t2≦∇t1にする。∇t2=∇t1の場合、1つの人気コメントコンテンツは∇t2表示された後に次の人気コメントコンテンツは直ちに表示され、その途中にはアイドル時間が存在しないが、∇t2<∇t1の場合、1つの人気コメントコンテンツは∇t2表示された後、アイドル時∇t1-∇t2を経って、次の人気コメントコンテンツは表示される。
【0058】
上記からわかるように、上記の目標領域は、ライブ配信画面のコメント表示領域のサブ領域であり、コメント表示領域における目標領域以外のサブ領域内にライブルームのライブコメントコンテンツが表示される。例えば、図5の視聴者AD2及び視聴者AD3が投稿した「ライフ愛する」と視聴者AD4が投稿した「AAAが来たよ」、図6の視聴者AD5、AD6及びAD7が投稿した「ライフ愛する」が挙げられる。
【0059】
本開示の実施例は、人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別してコメント表示領域に表示することができ、コメントコンテンツを同一の領域に表示すると、ライブ配信画面の洗練さの向上に寄与する。
【0060】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、人気コメントコンテンツとライブルームのライブコメントコンテンツとは目標領域に交替で表示される。
【0061】
ライブコメントコンテンツは、任意の2つの人気コメントコンテンツの表示間隔のアイドル時間∇t1-∇t2以内に表示され得る。図5に示すように、t1時刻に「ライフ愛する」という人気コメントコンテンツを表示し始め、「ライフ愛する」は時間∇t2表示された後、ライブコメントコンテンツは表示され、そして、ライブコメントコンテンツは時間∇t1-∇t2表示された後、図6に示すように、t2時刻に「AAAが来たよ」という人気コメントコンテンツは表示される。
【0062】
上記のユーザは、ライブルームに入った視聴者である。
【0063】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記方法は、さらに、
人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して、連続する複数の統計サイクル内に前記目標人気コメントコンテンツの数がいずれも数のしきい値以上である場合、前記目標人気コメントコンテンツに対応する数のしきい値を増大するステップを含む。
【0064】
本開示の実施例では、数のしきい値として、実際の応用シーンに応じて1つの初期値を設定することができ、時間の経過につれ、現在の統計サイクルより前にあるいくつかの連続する統計サイクル内の数に基づき、数のしきい値を動的に調整することができる。連続する複数の統計サイクル内に1つの目標人気コメントコンテンツの数がいずれも数のしきい値以上である場合、当該目標人気コメントコンテンツは、連続する複数の統計サイクル内にライブ配信画面に表示され、当該目標人気コメントコンテンツの数のしきい値を増大することができる。例えば、当該目標人気コメントコンテンツの数のしきい値をいくつかの倍数だけ増大することができ、当該倍数は固定されたものであってもよいし、当該人気コメントコンテンツの数が数のしきい値以上である連続する統計サイクルの数に基づいて決定されてもよい。例えば、当該倍数は2に固定されてもよいし、連続する統計サイクルの数にしてもよい。
【0065】
上記の実施例に係るライブ配信画面の表示方法に対応し、図7は、本開示の実施例により提供される端末機器の構造ブロック図である。説明の便宜上、本開示の実施例に関連する部分しか示されていない。図7を参照すると、上記の端末機器200は、人気コメント決定モジュール201と、コメントコンテンツ表示モジュール202と、を含む。
【0066】
人気コメント決定モジュール201は、現在の統計サイクル内の前記ライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するために用いられる。
【0067】
コメントコンテンツ表示モジュール202は、前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するために用いられる。
【0068】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記コメントコンテンツ表示モジュール202は、さらに、
前記ライブ配信画面の中のコメント入力領域に対する操作命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面に表示するために用いられる。
【0069】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記端末機器は、さらに、
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対する操作命令を受信すると、前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するためのライブコメントコンテンツ決定モジュールを含む。
【0070】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記端末機器は、さらに、
前記人気コメントコンテンツの表示を終了するために用いられる人気コメントコンテンツ表示終了モジュールを含む。
【0071】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記人気コメントコンテンツは、前記コメント入力領域の予め設定された距離範囲内に表示される。
【0072】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記端末機器は、さらに、
切り換え命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示するために用いられる表示切り換えモジュールを含み、前記入力コントロールは、カスタマイズされるコメントコンテンツを入力するために用いられる。
【0073】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記コメントコンテンツ表示モジュール202は、さらに、
前記現在の統計サイクル内の前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツの数に基づき、前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツに対して並べ替えを行うこと、及び
前記並べ替えに従って前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面の中の1つの目標領域にスクロール表示すること、に用いられ、前記目標領域には、予め設定された数の人気コメントコンテンツが表示され、前記予め設定された数は1以上である。
【0074】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記目標領域は、前記ライブ配信画面のコメント表示領域のサブ領域であり、前記コメント表示領域における前記目標領域以外のサブ領域内には前記ライブルームのライブコメントコンテンツが表示される。
【0075】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとは前記目標領域に交替で表示される。
【0076】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記人気コメントコンテンツの長さは長さのしきい値以下である。
【0077】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記人気コメントコンテンツは、現在の統計サイクル内の数が数のしきい値以上であるコメントコンテンツ、前記数が多い順に並べ替えた後に上位に位置する少なくとも1つのコメントコンテンツの少なくとも1つを含む。
【0078】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記端末機器は、さらに、
人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して、連続する複数の統計サイクル内に前記目標人気コメントコンテンツの数がいずれも数のしきい値以上である場合、前記目標人気コメントコンテンツに対応する数のしきい値を増大するために用いられる数のしきい値増大モジュールを含む。
【0079】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記ライブ配信画面には、さらに、前記人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別するために用いられるタグが表示されている。
【0080】
選択的に、本開示の実施例の1つの例では、前記ライブ配信画面には、さらに、前記現在の統計サイクル内の前記人気コメントコンテンツの数、前記数及び前記現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数、前記ライブルームが開かれてから現時点までの前記人気コメントコンテンツの数の少なくとも1つが表示されている。
【0081】
本開示の実施例により提供される端末機器は、上記の図2に示される方法の実施例に係る解決手段を実行するために使用されることができ、その実現原理及び技術的効果は類似するため、本開示の実施例はここで繰り返して説明しない。
【0082】
図8を参照すると、図8は、本開示の実施例を実現するために用いられる電子機器900の構造概略図を示しており、当該電子機器900は、端末機器であってもよい。端末機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDAと略称)、タブレットコンピュータ、携帯型メディアプレーヤー(Portable Media Player、PMPと略称)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、それらに限定されない。図8に示される電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も課すべきでない。
【0083】
図8に示すように、電子機器900は、処理装置(中央処理装置やグラフィックプロセッサなど)901を含むことができ、当該処理装置は、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROMと略称)902に記憶されたプログラムまたは記憶装置908からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)903にロードされたプログラムに従って、さまざまな適切な動作及び処理を実行することができる。RAM903には、電子機器900の操作に必要なさまざまなプログラム及びデータも記憶されている。処理装置901、ROM902及びRAM903は、バス904を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インタフェース905もバス904に接続されている。
【0084】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置906と、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCDと略称)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置907と、磁気テープやハードディスクなどを含む記憶装置908と、通信装置909とは、I/Oインタフェース905に接続されることができる。通信装置909は、電子機器900が他のデバイスと無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にし得る。図8は、さまざまなデバイスを備える電子機器900を示すが、図示されたデバイスのすべてが実施又は配置される必要があるわけではないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又は少ないデバイスが実施又は配置され得る。
【0085】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して説明されている上記のプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実施されることができる。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に搭載されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムがフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置909を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、または記憶装置908からインストールされるか、またはROM902からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムは、処理装置901により実行されると、本開示の実施例に係る方法で限定されている上記の機能は実行される。
【0086】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記2つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically Programmable Read Only Memory、EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc-Read Only Memory、CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、または上記の任意の適切な組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であり得る。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、または搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができ、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載されている。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含むがそれらに限定されない多くの形をとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体にすることができ、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらに組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれたプログラムコードは、電線、光ファイバケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)などを含むがそれらに限定されない任意の適切な媒体、または上記の任意の適切な組み合わせを使用して伝送することができる。
【0087】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれていてもよく、または当該電子機器に組み立てられずに単独で存在していてもよい。
【0088】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のコンピュータプログラムが搭載されており、上記の1つ又は複数のコンピュータプログラムは当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、上記の実施例に示される方法を実行する。前記コンピュータプログラムには、コンピュータプログラムコードが含まれており、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語と、「C」言語又はそれに類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語と、を含む1つ又は複数のプログラミング言語、あるいはそれらの組み合わせで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上で、一部はリモートコンピュータ上で、または完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行できる。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LANと略称)やワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WANと略称)など、あらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されることができ、もしくは、外部コンピュータに接続されることもできる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネット経由で接続する)。
【0089】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なアーキテクチャ、機能、及び操作を示している。これに関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定される論理的機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。いくつかの代替の実現では、ブロックに示されている機能は、図に示されている順序と異なる順序で実行できることにも注意すべきである。例えば、連結して表示される2つのブロックは、実際には、基本的に並行して実行できるが、または、関連する機能に応じて、ブロックが逆の順序で実行される場合もある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムを使用して実現することができ、または、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせを使用して実現することもできる。
【0090】
本開示の実施例に記載されたユニットは、ソフトウェアで実現することができ、またはハードウェアで実現することもできる。これらのユニットの名称は、特定の状況下でのユニット自体を制限する目的ではない場合があり、例えば、第1の取得ユニットは、「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するユニット」と記載してもよい。
【0091】
本明細書で上記に説明された機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行され得る。例えば、使用できるハードウェアロジックコンポーネントの例示的なタイプとして、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準部品(Application Specific Standard Product、ASSP)、システムオンチップ(System On chip、SOC)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含むことができるが、それらに限定されない。
【0092】
本開示のコンテキストでは、コンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であり得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読媒体は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例として、1本又は複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、または上記の任意の適切な組み合わせを含み得る。
【0093】
第1の態様の第1種の例では、本開示の実施例は、端末機器に適用される、ライブ配信画面の表示方法を提供し、前記端末機器は1つのライブルームにアクセスし、前記方法は、
現在の統計サイクル内の前記ライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するステップと、
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップと、を含む。
【0094】
第1の態様の第1種の例に基づき、第1の態様の第2種の例では、前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップは、
前記ライブ配信画面の中のコメント入力領域に対する操作命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップを含む。
【0095】
第1の態様の第2種の例に基づき、第1の態様の第3種の例では、前記方法は、さらに、
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対する操作命令を受信すると、前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップを含む。
【0096】
第1の態様の第3種の例に基づき、第1の態様の第4種の例では、前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップの後に、前記方法は、さらに、
前記人気コメントコンテンツの表示を終了するステップを含む。
【0097】
第1の態様の第3種の例に基づき、第1の態様の第5種の例では、前記人気コメントコンテンツは、前記コメント入力領域の予め設定された距離範囲内に表示される。
【0098】
第1の態様の第2種の例に基づき、第1の態様の第6種の例では、前記方法は、さらに、
切り換え命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示するステップを含み、前記入力コントロールは、カスタマイズされるコメントコンテンツを入力するために用いられる。
【0099】
第1の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第1の態様の第7種の例では、前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するステップは、
前記現在の統計サイクル内の前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツの数に基づき、前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツに対して並べ替えを行うステップと、
前記並べ替えに従って前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面の中の1つの目標領域にスクロール表示するステップであって、前記目標領域には、予め設定された数の人気コメントコンテンツが表示され、前記予め設定された数は1以上であるステップと、を含む。
【0100】
第1の態様の第7種の例に基づき、第1の態様の第8種の例では、前記目標領域は、前記ライブ配信画面のコメント表示領域のサブ領域であり、前記コメント表示領域における前記目標領域以外のサブ領域内には前記ライブルームのライブコメントコンテンツが表示される。
【0101】
第1の態様の第8種の例に基づき、第1の態様の第9種の例では、前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとは前記目標領域に交替で表示される。
【0102】
第1の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第1の態様の第11種の例では、前記人気コメントコンテンツの長さは長さのしきい値以下である。
【0103】
第1の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第1の態様の第12種の例では、前記人気コメントコンテンツは、現在の統計サイクル内の数が数のしきい値以上であるコメントコンテンツ、前記数が多い順に並べ替えた後に上位に位置する少なくとも1つのコメントコンテンツの少なくとも1つを含む。
【0104】
第1の態様の第12種の例に基づき、第1の態様の第13種の例では、前記方法は、さらに、
人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して、連続する複数の統計サイクル内に前記目標人気コメントコンテンツの数がいずれも数のしきい値以上である場合、前記目標人気コメントコンテンツに対応する数のしきい値を増大するステップを含む。
【0105】
第1の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第1の態様の第14種の例では、前記ライブ配信画面には、さらに、前記人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別するために用いられるタグが表示されている。
【0106】
第1の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第1の態様の第15種の例では、前記ライブ配信画面には、さらに、前記現在の統計サイクル内の前記人気コメントコンテンツの数、前記数及び前記現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数、前記ライブルームが開かれてから現時点までの前記人気コメントコンテンツの数の少なくとも1つが表示されている。
【0107】
第2の態様の第1種の例では、端末機器を提供し、前記端末機器は1つのライブルームにアクセスし、前記端末機器は、
現在の統計サイクル内の前記ライブルームの少なくとも1つの人気コメントコンテンツを決定するために用いられる人気コメント決定モジュールと、
前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとを区別して前記ライブルームのライブ配信画面に表示するために用いられるコメントコンテンツ表示モジュールと、を含む。
【0108】
第2の態様の第1種の例に基づき、第2の態様の第2種の例では、前記コメントコンテンツ表示モジュールは、さらに、
前記ライブ配信画面の中のコメント入力領域に対する操作命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面に表示するために用いられる。
【0109】
第2の態様の第2種の例に基づき、第2の態様の第3種の例では、前記端末機器は、さらに、
前記人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対する操作命令を受信すると、前記目標人気コメントコンテンツをライブコメントコンテンツとして前記ライブルームのライブ配信画面に表示するために用いられるライブコメントコンテンツ決定モジュールを含む。
【0110】
第2の態様の第3種の例に基づき、第2の態様の第4種の例では、前記端末機器は、さらに、
前記人気コメントコンテンツの表示を終了するために用いられる人気コメントコンテンツ表示終了モジュールを含む。
【0111】
第2の態様の第3種の例に基づき、第2の態様の第5種の例では、前記人気コメントコンテンツは、前記コメント入力領域の予め設定された距離範囲内に表示される。
【0112】
第2の態様の第2種の例に基づき、第2の態様の第6種の例では、前記端末機器は、さらに、
切り換え命令を受信すると、前記人気コメントコンテンツと入力コントロールとを切り換えて表示するために用いられる表示切り換えモジュールを含み、前記入力コントロールは、カスタマイズされるコメントコンテンツを入力するために用いられる。
【0113】
第2の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第2の態様の第7種の例では、前記コメントコンテンツ表示モジュールは、さらに、
前記現在の統計サイクル内の前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツの数に基づき、前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツに対して並べ替えを行うこと、及び
前記並べ替えに従って前記少なくとも1つの人気コメントコンテンツを前記ライブルームのライブ配信画面の中の1つの目標領域にスクロール表示すること、に用いられ、前記目標領域には、予め設定された数の人気コメントコンテンツが表示され、前記予め設定された数は1以上である。
【0114】
第2の態様の第7種の例に基づき、第2の態様の第8種の例では、前記目標領域は、前記ライブ配信画面のコメント表示領域のサブ領域であり、前記コメント表示領域における前記目標領域以外のサブ領域内には前記ライブルームのライブコメントコンテンツが表示される。
【0115】
第2の態様の第8種の例に基づき、第2の態様の第9種の例では、前記人気コメントコンテンツと前記ライブルームのライブコメントコンテンツとは前記目標領域に交替で表示される。
【0116】
第2の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第2の態様の第11種の例では、前記人気コメントコンテンツの長さは長さのしきい値以下である。
【0117】
第2の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第2の態様の第12種の例では、前記人気コメントコンテンツは、現在の統計サイクル内の数が数のしきい値以上であるコメントコンテンツ、前記数が多い順に並べ替えた後に上位に位置する少なくとも1つのコメントコンテンツの少なくとも1つを含む。
【0118】
第2の態様の第12種の例に基づき、第2の態様の第13種の例では、前記端末機器は、さらに、
人気コメントコンテンツのうちの1つの目標人気コメントコンテンツに対して、連続する複数の統計サイクル内に前記目標人気コメントコンテンツの数がいずれも数のしきい値以上である場合、前記目標人気コメントコンテンツに対応する数のしきい値を増大するために用いられる数のしきい値増大モジュールを含む。
【0119】
第2の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第2の態様の第14種の例では、前記ライブ配信画面には、さらに、前記人気コメントコンテンツとライブコメントコンテンツとを区別するために用いられるタグが表示されている。
【0120】
第2の態様の第1種から第6種の例のいずれか1例に基づき、第2の態様の第15種の例では、前記ライブ配信画面には、さらに、前記現在の統計サイクル内の前記人気コメントコンテンツの数、前記数及び前記現在の統計サイクルに基づいて決定された単位時間内の数、前記ライブルームが開かれてから現時点までの前記人気コメントコンテンツの数の少なくとも1つが表示されている。
【0121】
第3の態様では、本開示の実施例は、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む電子機器を提供し、
前記メモリにはコンピュータ実行命令が記憶されており、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータ実行命令を実行すると、前記電子機器が上記の第1の態様に記載されている方法を実現する。
【0122】
第4の態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶されており、前記コンピュータ実行命令がコンピューティングデバイスにより実行されると、前記コンピューティングデバイスが上記の第1の態様に記載されている方法を実現する。
【0123】
第5の態様では、本開示の実施例はコンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムは上記の第1の態様に記載されている方法を実現するために用いられる。
【0124】
上記した説明は、本開示のいくつかの好ましい実施例に関する説明、及び適用される技術的原理に関する説明にすぎない。当業者は、本開示の実施例に係る発明範囲が、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される解決手段に限定されず、上記の発明構想から逸脱することなく、上記の技術的特徴又はそれらの同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の解決手段、例えば、上記特徴を、本開示で開示される(ただしこれに限定されない)同様の機能を有する技術的特徴に置き換えることによって形成される解決手段もカバーすべきであることを理解すべきである。
【0125】
なお、特定の順序で各操作について説明したが、これらの操作は示されている特定の順序又は順番に実行されることを要求するものと理解されるべきではない。マルチタスクや並列処理は、一定の環境下では有利である場合がある。同様に、上記の説明にはいくつかの具体的な実現の詳細が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。個々の実施例のコンテキストにおいて説明される特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例のコンテキストにおいて説明される様々な特徴は、複数の実施例において、単独で又は任意の適切なサブ組合せで実現されてもよい。
【0126】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法的論理動作に固有の言語を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。逆に、上記の特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施するための例示的な形態にすぎない。
【0127】
本願は、2020年12月08日に提出した、出願番号が202011444687.Xで、出願の名称が「ライブ配信画面の表示方法及び機器」という中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は援用によって本願に組み合わせられる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8