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特許7594112OLTネットワークエレメント監視機器、監視システムと管理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-25
(45)【発行日】2024-12-03
(54)【発明の名称】OLTネットワークエレメント監視機器、監視システムと管理方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 43/02 20220101AFI20241126BHJP
   H04L 43/0805 20220101ALI20241126BHJP
【FI】
H04L43/02
H04L43/0805
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2023530535
(86)(22)【出願日】2022-10-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-12
(86)【国際出願番号】 CN2022127914
(87)【国際公開番号】W WO2023173755
(87)【国際公開日】2023-09-21
【審査請求日】2023-05-17
(31)【優先権主張番号】202210271045.7
(32)【優先日】2022-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】523183932
【氏名又は名称】上海欣諾通信技術股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Sino-Telecom Technology Co., INC
【住所又は居所原語表記】Building 11, No.58, East Wenxiang Road, Songjiang District, Shanghai 201612, China
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【弁理士】
【氏名又は名称】有馬 百子
(72)【発明者】
【氏名】銭 寅
(72)【発明者】
【氏名】呉 志遠
(72)【発明者】
【氏名】謝 虎
(72)【発明者】
【氏名】李 琳
(72)【発明者】
【氏名】潘 圓
(72)【発明者】
【氏名】霍 正鳴
【審査官】速水 雄太
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-278936(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第113794959(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 43/02
H04L 43/0805
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
OLTネットワークエレメント監視機器であって、
現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、現在のネットワーク環境における通信状態及び/又は監視結果に基づいてOLTネットワークエレメント機器とマッチングするネットワークエレメントデータ情報を形成するための監視ユニットであって、前記OLTネットワークエレメント機器は、現在のネットワークに新たに参加したOLTネットワークエレメント機器及び/又はオフライン状態にあるOLTネットワークエレメント機器を含む監視ユニットと、
記ネットワークエレメントデータ情報を受信し、前記ネットワークエレメントデータ情報をネットワークエレメント情報データベースに更新する保護状態機と
記ネットワークエレメントデータ情報のネットワーク配置情報であるIPアドレス及びネットワークエレメント名を含むネットワークエレメント情報データを記憶するためのネットワークエレメント情報データベースと、
SNMP問い合わせメッセージを受信した状態で、問い合わせメッセージの要求に応じてネットワークエレメントデータ情報を出力するSNMPユニットとを含み、
前記監視ユニットは、前記OLTネットワークエレメント機器がオンライン状態からオフライン状態に変わり、前記監視ユニットがこの変化を監視した後に前記OLTネットワークエレメント機器の中断信号を形成し、この中断信号を前記保護状態機に送信し、更に、前記監視ユニットは、新たに参加したOLTネットワークエレメント機器を発見した場合、指示信号を生成し、前記新たに参加したOLTネットワークエレメント機器のネットワーク配置情報を保護状態機に送信し、
前記保護状態機は、受信されたオンライン状態の関連情報に基づいて演算し、前記OLTネットワークエレメント機器が到達不能になり、又はオンライン状態に復帰したか否かを判断し、前記OLTネットワークエレメント機器が到達不能になったことを発見した後に、前記保護状態機は、前記OLTネットワークエレメント機器の前記IPアドレスを修正し、前記OLTネットワークエレメント機器の前記IPアドレスを前記オフライン状態の前記OLTネットワークエレメント機器の前記IPアドレスに修正し、前記オフライン状態の前記OLTネットワークエレメント機器が前記オンライン状態に戻ったことを発見した後に、前記保護状態機は、前記オフライン状態の前記OLTネットワークエレメント機器の前記IPアドレスをリリースし、前記OLTネットワークエレメント機器の前記IPアドレスを前記OLTネットワークエレメント機器の初期アドレスに回復する、ことを特徴とするOLTネットワークエレメント監視機器。
【請求項2】
OLTネットワークエレメントの上りリンク業務ポートの光信号を監視してOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、前記監視結果を形成して出力するために又は操作装置を接続するために監視ユニットを接続するネットワークインターフェースをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載のOLTネットワークエレメント監視機器。
【請求項3】
前記操作装置は、モニターと、キーボードと、マウスと、トラックパッドと、タッチパネルとのうちの少なくとも一つである、ことを特徴とする請求項2に記載のOLTネットワークエレメント監視機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、受動光ファイバネットワーク技術に関し、特にOLTネットワークエレメント監視機器、監視システムと管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
PONは、典型的な受動光ファイバネットワークであり、(光配線網に)任意の電子デバイス及び電子電源が含まれず、ODNがすべて光スプリッタ(Splitter)などの無源デバイスによって構成され、貴重な能動電子機器を必要としないことをいう。一つの受動的な光ネットワークは、中央制御局に取り付けられる一つの光回線端末(OLT)、及びユーザ場所にセットで取り付けられる光ネットワークユニット(ONUs)を含む。
【0003】
到達不能とは、ゲートウェイユニットがネットワークエレメント機器を正常に管理することができなく、例えば、管理インタフェースで到達不能状態にあるネットワークエレメントが灰になり、又はネットワークエレメントがログインできないなどのことである。ゲートウェイとゲートウェイネットワークエレメントは、socket接続を確立し、ゲートウェイは、このsocket接続が正常であるか否かを定期的に監視し、三回(毎回36秒)連絡しても応答しなければ、socketが中断され、警告を報告する。ゲートウェイとゲートウェイネットワークエレメントと非ゲートウェイネットワークエレメントの間にDCN監視を行い、三回応答していないと機器が到達不能状態になるように設定される。一旦ネットワークエレメント機器が到達不能状態にあると、ネットワークエレメント機器の通信をできるだけ実現するために、一般的には、人手で点検するように手配する。往々してメンテナンスコストが非常に高いことになる。
【発明の概要】
【0004】
従来の技術の不足に対し、本発明は、OLTネットワークエレメント監視機器、監視システムと管理方法を提供し、具体的には、
一態様によれば、本出願は、OLTネットワークエレメント監視機器を提供し、OLTネットワークエレメント監視機器は、
現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、現在のネットワーク環境における通信状態及び/又は監視結果に基づいてOLTネットワークエレメント機器とマッチングするネットワークエレメントデータ情報を形成するための監視ユニットであって、前記OLTネットワークエレメント機器は、現在のネットワークに新たに参加したOLTネットワークエレメント機器及び/又はオフライン状態にあるOLTネットワークエレメント機器を含む監視ユニットと、
OLTネットワークエレメント機器とマッチングする前記ネットワークエレメントデータ情報を受信し、前記ネットワークエレメントデータ情報をネットワークエレメント情報データベースに更新する保護状態機と、
OLTネットワークエレメント機器とマッチングする前記ネットワークエレメントデータ情報のネットワークエレメント情報データを記憶するためのネットワークエレメント情報データベースと、
SNMP問い合わせメッセージを受信した状態で、問い合わせメッセージの要求に応じてネットワークエレメントデータ情報を出力するSNMPユニットとを含む。
【0005】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント監視機器は、
OLTネットワークエレメントの上りリンク業務ポートの光信号を監視してOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、前記監視結果を形成して出力するために又は操作装置を接続するために監視ユニットを接続するネットワークインターフェースをさらに含む。
【0006】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント監視機器では、前記操作装置は、モニターと、キーボードと、マウスと、トラックパッドと、タッチパネルとのうちの少なくとも一つである。
【0007】
一態様によれば、本出願はさらに、OLTネットワークエレメント監視システムを提供し、前記OLTネットワークエレメント監視システムは、
OLTネットワークエレメント機器と、
現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器状態及び基礎パラメータを取得し、前記OLTネットワークエレメント機器状態に基づいて監視データを形成し、前記基礎パラメータに基づいて基礎データベースを形成するために前記OLTネットワークエレメント機器を接続するOLTネットワークエレメント監視機器と、
問い合わせ要求の作用で前記監視データを受信するために前記OLTネットワークエレメント監視機器を接続するゲートウェイサービス側とを含む。
【0008】
一態様によれば、本出願は、OLTネットワークエレメント機器の管理方法をさらに提供し、前記管理方法は、
問い合わせ応答を受信していなかった状態で異常検出信号を形成し、この異常検出信号とマッチングするフラグ情報を読み取ることと、
前記フラグ情報に基づいてインデックス信号を形成し、書き込み、サービス要求とマッチングする要求フィードバック情報を形成して出力することとを含む。
【0009】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント機器の管理方法は、
インデックス信号を書き込む継続時間が予定時間とマッチングする状態で、初期フラグ情報を書き込み、前記異常検出信号とマッチングする検出フラグを形成し、検出フラグに基づいて検出結果を形成することと、
初期フラグ情報の作用で、前記検出結果を出力することとをさらに含む。
【0010】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント機器の管理方法では、前記フラグ情報に基づいてインデックス信号を形成し、書き込み、問い合わせコマンドとマッチングする問い合わせ情報を形成して出力した後、
前記フラグ情報とマッチングする応答を取得した状態で、前記フラグ情報をリリースすることをさらに含む。
【0011】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント機器の管理方法では、異常のある検出信号を取得した状態で、この異常検出信号とマッチングするフラグ信号を読み取る前に、
現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器をポーリングし、各OLTネットワークエレメント機器のフラグ情報を取得することをさらに含む。
【0012】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント機器の管理方法では、現在のネットワーク環境におけるオンラインOLTネットワークエレメント機器をポーリングし、各オンラインOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報を取得することは、具体的に、
現在のネットワーク環境におけるオンラインOLTネットワークエレメント機器をポーリングすることと、
現在のネットワーク環境でオンラインOLTネットワークエレメント機器がいずれも登録された状態で、既存の登録情報に基づいて機器データベース情報を形成することと、
現在のネットワーク環境で登録されていないオンラインOLTネットワークエレメント機器が存在する状態で、登録されていないOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報を取得し、前記登録されていないOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報に基づいてすでに登録されたOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報と組み合わせてデータベース情報を形成することとを含む。
【0013】
従来の技術と比べて、本出願の有益な効果は、以下の通りである。
【0014】
ネットワークにおける複数のOLTネットワークエレメント機器を識別し、これらのOLTネットワークエレメント機器のオンライン状態をモニタリングし、あるOLTネットワークエレメント機器が到達不能になった後にOLTネットワークエレメント監視機器が自体のIPアドレスを変更し、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器の代わりにゲートウェイサービス側により送信されたサービス要求に応答して戻り値を提供することを発見すると、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器がオンラインに戻ったことを監視した後に、OLTネットワークエレメント監視機器は、オンラインになったOLTネットワークエレメント機器がゲートウェイサービス側の管理を受けるためにまた自体のIPアドレスに自動的に変更することができる。OLT管理ネットワークが不安定である場合にOLTネットワークエレメント機器の頻繁なオンラインとオフラインを回避し、ゲートウェイサービス側の負担を軽減することができるとともに、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器の自己修復の時間を与え、OLTネットワークエレメント機器の自己修復が完了した後に作動し続け、OLTネットワークエレメント機器がオフラインになるとスタッフが現場でメンテナンスするように派遣することが必要なく、メンテナンスコストを大幅に低減する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施例によるOLTネットワークエレメント監視機器の構造概略図である。
図2】本発明の実施例によるOLTネットワークエレメント監視システムの構造概略図である。
図3】本発明の実施例によるOLTネットワークエレメント機器の管理方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下は、本発明の実施例における図面を結び付けながら、本発明の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例ただは、本発明の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0017】
現在、ネットワークエレメント機器が到達不能になる理由は、様々であり、例えば、理由1、ネットワークエレメント機器のソフトウェアが故障し、例えば、ソフトウェアが現在出ている業務が比較的に多く、ゲートウェイの監視メッセージに応答することができない。理由2、ネットワークエレメント機器のハードウェアが故障し、ゲートウェイの監視メッセージに応答することができない。理由3、ネットワークが故障し、ゲートウェイのゲートウェイネットワークエレメントへのメッセージが届くことができない。理由4、DCNチャンネル帯域幅が小過ぎ、ネットワーキングが大過ぎて、ルーティング計算の低下を招き、ネットワークが変化した時、ルーティング情報が絶えずにDCNネットワーク全体でブロードキャストすることによりルーティングテーブルの収束時間が長過ぎて、ネットワークの塞がりが発生し、ゲートウェイの非ゲートウェイネットワークエレメントへの監視メッセージが返信されることができないことになる。上記故障理由のうち、理由2だけは、人手による現場処理を必要とし、残りの四つの理由は、いずれも遠隔方式で解決されることができる。
【0018】
そのため、本出願人は、有益な研究と探索を行い、OLTネットワークエレメント機器ゲートウェイ到達不能性能を改善する方法と機器を提出し、この方法は、OLTネットワークエレメント機器のオンライン率を大幅に向上させることができ、OLT管理ネットワークが不安定である場合にOLTネットワークエレメント機器の頻繁なオンラインとオフラインを回避し、ゲートウェイサービス側の負担を軽減することができる。以下紹介する技術案は、このようなバックグラウンドで発生される。
【0019】
図1に示すように、一態様によれば、本出願は、OLTネットワークエレメント監視機器を提供し、ここで、以下を含む。
【0020】
監視ユニットは、現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、現在のネットワーク環境における通信状態及び/又は監視結果に基づいてOLTネットワークエレメント機器とマッチングするネットワークエレメントデータ情報を形成するために用いられ、前記OLTネットワークエレメント機器は、現在のネットワークに新たに参加したOLTネットワークエレメント機器及び/又はオフライン状態にあるOLTネットワークエレメント機器を含む。
【0021】
例示的に、監視ユニットは、現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器の状態情報を定期的に走査することができ、例えば、監視ユニットは、OLTネットワークエレメント機器のオンライン状態が変化することを発見した場合、中断信号を生成し、OLTネットワークエレメント機器状態を保護状態機に送信する。OLTネットワークエレメント機器がオンライン状態からオフライン状態に変わり、監視ユニットがこの変化を監視した後にオフライン状態OLTネットワークエレメント機器の中断信号を形成し、この中断信号を保護状態機に送信すると理解されてもよい。監視ユニットは、現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器の状態情報を定期的に走査することができ、例えば、監視ユニットは、新たに参加されたOLTネットワークエレメント機器を発見した場合、指示信号を生成し、新たに参加されたOLTネットワークエレメント機器の配置情報を保護状態機に送信する。
【0022】
さらに、監視ユニットは、OLTネットワークエレメント機器のアップリンクストリームポートに光無し警告があるか否かをモニタリングすることによって機器状態を識別し、保護状態機に通知することができ、例えば、OLTネットワークエレメント機器のアップリンクストリームポートに光無し警告がある場合、この光無し警告に対応するOLTネットワークエレメント機器がオフライン状態にあることを説明する。逆の場合、OLTネットワークエレメント機器がオンライン状態にあることを説明する。
【0023】
保護状態機は、OLTネットワークエレメント機器とマッチングする前記ネットワークエレメントデータ情報を受信し、前記ネットワークエレメントデータ情報をネットワークエレメント情報データベースに更新し、例示的に、
保護状態機は、機器監視ユニットとネットワークインターフェースを接続し、受信されたネットワークエレメントのオンライン状態の関連情報に基づいて演算し、機器が到達不能になり、又はオンラインに復帰したか否かを判断する。機器が到達不能になったことを発見した後に、状態機は、ネットワークインターフェースによってOLTネットワークエレメント監視機器のIPアドレスを修正し、OLTネットワークエレメント監視機器のIPアドレスをオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器のIPアドレスに修正し、このオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器の代わりにゲートウェイサービス側のサービス要求に応答する。オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器がオンラインに戻ったことを発見した後に、保護状態機は、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器のIPアドレスを自発的にリリースし、OLTネットワークエレメント監視機器のIPアドレスをOLTネットワークエレメント監視機器の初期アドレスに回復する。
【0024】
ネットワークエレメント情報データベースは、OLTネットワークエレメント機器とマッチングする前記ネットワークエレメントデータ情報のネットワークエレメント情報データを記憶するために用いられ、ネットワークエレメント情報データは、少なくともIPアドレス、ネットワークエレメント名などのネットワーク配置情報を含み、ネットワークエレメントのポート、交差などの配置と警告、性能などの状態情報を含んでもよい。監視ユニットは、新たなOLTネットワークエレメント機器がオンラインになったり、又はすでにオンラインになった機器の配置状態が変更されたりしたことを識別した場合、関連情報をデータベースに更新して保存し、機器が到達不能になったことを発見した後に、状態機は、このオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器の代わりに応答する際に、データベースに保存された配置状態情報を読み取って応答する。
【0025】
SNMPユニットは、SNMP問い合わせメッセージを受信した状態で、問い合わせメッセージの要求に応じてネットワークエレメントデータ情報を出力するために用いられる。
【0026】
好ましくは、上記のOLTネットワークエレメント監視機器は、
OLTネットワークエレメントの上りリンク業務ポートの光信号を監視してOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、前記監視結果を形成して出力するために又は操作装置を接続するために監視ユニットを接続するネットワークインターフェースをさらに含む。
【0027】
具体的には、ネットワークインターフェースは、OLTネットワークエレメントの上りリンク業務ポートの光信号を監視してOLTネットワークエレメント機器状態を監視し、光信号を取得していない状態で形成して光無し警告で出力する。
【0028】
さらに好ましい実施方案として、上記のOLTネットワークエレメント監視機器は、報警ユニットをさらに含み、監視ユニットは、継続オフライン状態OLTネットワークエレメント機器が存在したことを監視した状態でセンタールームに警告を報告し、人工現場で障害排除フローを処理するように派遣することをトリガーする。例えば、予定時間を監視した後に、このオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器が依然としてオフライン状態にある場合、該当する警告を報告する必要がある。予定時間は、30秒、1分間、2分間などであってもよい。
【0029】
さらに好ましい実施方案として、上記のOLTネットワークエレメント監視機器では、前記操作装置は、モニターと、キーボードと、マウスと、トラックパッドと、タッチパネルとのうちの少なくとも一つである。
【0030】
説明すべきこととして、OLTネットワークエレメント監視機器が、複数のネットワークカードを配置し、複数のIPを配置することができる場合、この機器は、複数のOLTネットワークエレメント機器がオフラインになった状況を同時に模擬することができる。
【0031】
実施例2
図2に示すように、本出願はさらに、OLTネットワークエレメント監視システムを提供し、ここで、
OLTネットワークエレメント機器と、
現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器状態及び基礎パラメータを取得し、前記OLTネットワークエレメント機器状態に基づいて監視データを形成し、前記基礎パラメータに基づいて基礎データベースを形成するために前記OLTネットワークエレメント機器を接続するOLTネットワークエレメント監視機器とを含み、
例示的に、OLTネットワークエレメント監視機器は、ネットワーク環境にアクセスし、OLTネットワークエレメント監視機器は、DHCPプロトコルによってIPアドレスを自動的に取得し、又はユーザが手動で設定する方法でアイドルIPアドレスを得ることができる。
【0032】
OLTネットワークエレメント監視機器は、IPアドレスを取得した後に、それとOLTネットワークエレメント機器、ゲートウェイサービス側との間の通信接続を実現し、OLTネットワークエレメント監視機器は、現在のネットワーク環境における複数のOLTネットワークエレメント機器の作動状態を定期的に走査し、さらに、OLTネットワークエレメント監視機器は、タイミングPINGパケットの方法又はOLTネットワークエレメント機器のアップリンクポートの光ファイバ信号をモニタリングする方法を採用してこれらのOLTネットワークエレメント機器状態を判断する。
【0033】
ゲートウェイサービス側は、問い合わせ要求の作用で前記監視データを受信するために前記OLTネットワークエレメント監視機器を接続する。OLTネットワークエレメント機器がオンラインになった状態で、ゲートウェイサービス側は、SNMP GET/SETメッセージを送信することによってOLTネットワークエレメント機器の一般的な配置と状態情報、例えばネットワークエレメント、ポートと業務の配置情報及び警告、性能などの状態情報を定期的に問い合わせ、更新し、ローカルに記憶することができる。
【0034】
OLTネットワークエレメント機器がオフラインになり、例えば、PINGパケットが通じなかったり、又はアップリンクポートの光ファイバの光が無かったりしたことを監視した後に、このOLTネットワークエレメント監視機器は、OLTネットワークエレメント監視機器のIPをオフライン状態OLTネットワークエレメント機器のIPアドレスに変更し、このオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器の代わりにゲートウェイサービス側によりオフラインになったOLTネットワークエレメントに送信されたサービス要求を受信するとともに、OLTネットワークエレメント監視機器は、フィードバック値を出力してOLTネットワークエレメントがオンライン状態にあることを形成する。
【0035】
さらに、ゲートウェイサービス側のオフラインになったOLTネットワークエレメント機器に対する問い合わせは、ネットワーク配置、例えばifconfig、ping、netstatなどを含んでもよく、使われるゲートウェイサービス側のOLTネットワークエレメント機器に対する操作を含んでもよく、例えば、ネットワークエレメントポート、業務配置及び警告、性能の状態を問い合わせる。
【0036】
例示的に、OLTネットワークエレメント機器は、ゲートウェイ要求を受信した後に先に問い合わせて記憶されたネットワークエレメントデータ情報で照合して検索し、検索結果を戻りメッセージを構成してゲートウェイサービス側にフィードバックし、OLTネットワークエレメント機器が以前オンラインになった時の履歴データを提供する。
【0037】
OLTネットワークエレメント監視機器がオフラインになったOLTネットワークエレメント機器を模擬する場合、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器の状態を定期的に監視し続け、例えばOLTネットワークエレメント監視機器のIPを初期IPに定期的に変更し、従来の管理ネットワークでオフラインになったOLTネットワークエレメント機器のIPが応答しているか否か、又はオフラインになったOLTネットワークエレメント機器のアップリンクポートの光無し警告がクリアされているか否かをモニタリングする必要もある。以前オフラインになったOLTネットワークエレメント機器がすでにオンラインに戻ったことを監視すると、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器の模擬を停止し、OLTネットワークエレメント監視機器のIPアドレスを元の配置に変更し、ゲートウェイサービス側の実際のOLTネットワークエレメント機器に対する管理を回復する。OLTネットワークエレメント監視機器は、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器を模擬するプロセスで、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器がずっとオンラインに回復できない場合、センタールームに警告を報告し、人工現場で障害排除フローを処理するように派遣することをトリガーすることができる。
【0038】
本発明による、OLTネットワークエレメント機器ゲートウェイ到達不能性能を改善する前記方法と機器では、この機器は、複数のネットワークカードを配置し、複数のIPを配置することができ、この機器は、複数のOLTネットワークエレメント機器がオフラインになった状況を同時に模擬することができる。
【0039】
一つの具体的な実施形態を列挙する
OLTネットワークエレメント監視システムでは、OLTネットワークエレメント監視機器は、ネットワーク環境にアクセスされ、ネットワーク環境における各OLTネットワークエレメント機器を発見することができ、ネットワークコマンド、snmpコマンドによってこれらのOLTネットワークエレメント機器における配置情報を読み取ることができる。なお、OLTネットワークエレメント監視機器は、これらのOLTネットワークエレメント機器の状態が正常であるか否かをモニタリングし、このネットワークにおけるこれらのOLTネットワークエレメント機器及びOLTネットワークエレメント機器の配置情報に関する一つの情報データベースを維持することができる。このネットワーク環境は、スイッチ又はルーターによって再拡張することができ、スイッチは、共同プロトコルを使用する同一のネットワーク(例えば、イーサネット又はトークンネットワーク)の二つ又は複数のセグメントを接続する機器であるが、ルーターは、異なる二層ネットワークプロトコルを使用する複数の機器を拡張することができる。図示されるこの実施例において、スイッチは、データを送受信するための複数の通信ポートを含み、各ポートに関連する転送テーブルを維持し、各転送テーブルは、このポートに接続される他のOLTネットワークエレメント機器のアドレス(例えば、IPアドレスとMACアドレス)を含む。
【0040】
ゲートウェイサービス側は、OLTネットワークエレメント機器を集中的に管理するために用いられ、ゲートウェイサービス側は、少なくともサービス側末を含み、サービス側末は、通信器、メモリ及びプロセッサを含む。
【0041】
ここで、前記通信器、少なくとも一つの前記OLTネットワークエレメント機器通信と接続するために用いられ、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行することで前記サービス側末がネットワークエレメント機器の管理機能を実行するために用いられる。ゲートウェイサービス側に接続するOLTネットワークエレメント機器は、「ゲートウェイネットワークエレメント」と呼ばれてもよく、ゲートウェイネットワークエレメントとサービス側末との間は、直接接続であり、その通信方式は、帯域内通信方式と帯域外通信方式とを含んでもよく、前記帯域内通信は、業務フレームにおける通信チャンネルバイドに基づくネットワーク管理チャンネルをその物理パスとして使用し、前記帯域外通信方式は、外部データ通信網をその物理パスとして使用する。図示されるこの実施例において、採用されるのは、帯域外通信方式である。一般的には、ゲートウェイサービス側とネットワークエレメント機器との間に簡単なネットワーク管理プロトコル(SNMP)に準じて通信し、ゲートウェイサービス側は、SNMPメッセージによってネットワークエレメント機器から情報を取得することができる。
【0042】
複数のOLTネットワークエレメント機器は、スイッチによってネットワーク環境にアクセスされ、インターネットによってより多くの遠隔OLTネットワークエレメント機器をこのネットワークにアクセスすることができる。ネットワーク環境の配置は、任意のOLTネットワークエレメント機器とネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント発見/監視機器によるデータの交換を許容する。ひいてはより多くの特定のブリッジ接器を任意の数のコンピューティング又は他のネットワークエレメント機器に接続することができ、インタラクションされるネットワーク環境は、他のタイプのネットワーク機器(例えば、ルーター、ゲートウェイ、スイッチ、ネットワークハブと類似しているネットワーク機器)を含んでもよい。
【0043】
実際の使用中、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器は、ゲートウェイサービス側によって監督管理されていない状態にあり、ゲートウェイサービス側のフィードバックデータで、このオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器は、依然として「オンライン」状態にあり、即ちゲートウェイサービス側とゲートウェイネットワークエレメントの間に接続されるSOCKET接続状態は、正常である。ゲートウェイサービス側は、接続監視コマンドを頻繁的に送信しない。オフライン状態にあるOLTネットワークエレメント機器は、応答要求が送信される前のタスクのみを処理することができる。蓄積されたネットワークタスク処理が完了した後に、応答する反応要求をフィードバックする。このときのOLTネットワークエレメント機器が自体によりすでに受信されたタスクのみを処理し、タスク処理が完了した後に、外部により送信されたタスク要求を受信すると理解されてもよい。自体のオフライン状態を「自己回復」することができる一方で、OLTネットワークエレメント機器が重要なタスク又はイベントのみを処理することを容易にし、問い合わせの要求を無視し、限られたリソースで重要なイベントを集中的に処理する。
【0044】
実施例3
図3に示すように、本発明は、OLTネットワークエレメント機器の管理方法を提供し、OLTネットワークエレメント機器の管理方法を実行する前にネットワーク環境を構築する必要がある。上記ネットワーク環境でOLTネットワークエレメント機器の管理方法を実行し、この管理方法の実行ユニットは、OLTネットワークエレメント監視機器であってもよく、以下のステップを含む。
【0045】
ステップS110、問い合わせ応答を受信していなかった状態で異常検出信号を形成し、この異常検出信号とマッチングするフラグ情報を読み取り、具体的には、
問い合わせ応答が該当する応答メッセージを受信していない場合、この応答メッセージに対応するOLTネットワークエレメント機器がオフライン状態にあることを判断し、このとき、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報を読み取り、フラグ情報は、IPアドレス情報を含むが、それに限らない。
【0046】
例示的に、タイミングPINGパケットの方法又はOLTネットワークエレメント機器のアップリンクポートの光ファイバ信号をモニタリングする方法を採用してこれらのOLTネットワークエレメント機器がオンラインになったか否かを判断することができる。
【0047】
OLTネットワークエレメント機器がオンラインになったことを監視した場合、SNMP GET/SETメッセージを送信することによってOLTネットワークエレメント機器の一般的な配置と状態情報を定期的に問い合わせ、更新し、例えばネットワークエレメント、ポートと業務の配置情報及び警告、性能などの状態情報、ローカルに記憶することができる。
【0048】
ステップS120、前記フラグ情報に基づいてインデックス信号を形成し、書き込み、サービス要求とマッチングする要求フィードバック情報を形成して出力する。具体的には、OLTネットワークエレメント監視機器は、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器のIPアドレスを自体の機器に書き込み、このとき、OLTネットワークエレメント監視機器のIPアドレス情報は、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器のIPアドレス情報であるとともに、OLTネットワークエレメント監視機器は、サービス要求(ゲートウェイサービス側により送信されたサービス要求)を受信し、サービス要求とマッチングする要求フィードバックデータをネットワークサーバに戻す。
【0049】
いくつかの実施例では、OLTネットワークエレメント機器がオンラインになったことを監視した場合、ゲートウェイサービス側は、SNMP GET/SETメッセージを送信することによってOLTネットワークエレメント機器の一般的な配置と状態情報を定期的に問い合わせ、更新し、例えばネットワークエレメント、ポートと業務の配置情報及び警告、性能などの状態情報、ローカルに記憶することができる。
【0050】
いくつかの実施例では、PINGパケットが通じなかったり、又はアップリンクポートの光ファイバの光が無かったりした状態で、OLTネットワークエレメント機器がオフライン状態にあることを判定し、OLTネットワークエレメント監視機器は、OLTネットワークエレメント監視機器IPをオフライン状態OLTネットワークエレメント機器のIPアドレスに一時的に変更し、このOLTネットワークエレメント機器の代わりにサービス要求を受信する。
【0051】
このとき、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器は、ゲートウェイサービス側によって監督管理されていない状態にあり、ゲートウェイサービス側のフィードバックデータで、このオフライン状態のOLTネットワークエレメント機器は、依然として「オンライン」状態にあり、即ちゲートウェイサービス側とゲートウェイネットワークエレメントの間に接続されるSOCKET接続状態は、正常である。ゲートウェイサービス側は、接続監視コマンドを頻繁的に送信しない。オフライン状態にあるOLTネットワークエレメント機器は、応答要求が送信される前のタスクのみを処理することができる。蓄積されたネットワークタスク処理が完了した後に、応答する反応要求をフィードバックする。このときのOLTネットワークエレメント機器が自体によりすでに受信されたタスクのみを処理し、タスク処理が完了した後に、外部により送信されたタスク要求を受信すると理解されてもよい。自体のオフライン状態を「自己回復」することができる一方、OLTネットワークエレメント機器が重要なタスク又はイベントのみを処理することを容易にし、問い合わせの要求を無視し、限られたリソースで重要なイベントを集中的に処理する。
【0052】
具体的には、OLTネットワークエレメント監視ユニットは、管理ネットワーク環境でオフラインになったOLTネットワークエレメント機器があることを発見し、状態保護機は、まず、このオフラインになったOLTネットワークエレメント機器のIPアドレスを読み取り、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器のIPアドレスをOLT監視ユニット自体のIPアドレスに割り当て、OLT監視ユニットは、割り当てられた後のIPアドレスとマッチングするサービス要求を受信するとともに、応答者としてこのサービス要求に応じて要求フィードバック情報を形成し、このサービス要求の発出者に送信する。しかし、オフラインになったOLTネットワークエレメント機器は、サービス要求以外の他の要求タスクをずっと処理する。
【0053】
さらに好ましい実施方案として、上記OLTネットワークエレメント機器の管理方法は、以下のステップをさらに含む。
【0054】
ステップS130、インデックス信号を書き込む継続時間が予定時間とマッチングする状態で、初期フラグ情報を書き込み、前記異常検出信号とマッチングする検出フラグを形成し、検出フラグに基づいて検出結果を形成する。
【0055】
ステップS140、初期フラグ情報の作用で、前記検出結果を出力する。
【0056】
具体的には、OLT監視ユニットが初期アドレスを書き込む場合、OLT監視ユニットは、ゲートウェイサービス側により送信されたSNMP問い合わせメッセージを受信することができる。OLT監視ユニットは、SNMP問い合わせメッセージを受信した場合、オフライン状態のOLT機器のIPアドレスに基づいて「データ伝送正常」信号などの類似情報を形成し、ゲートウェイサービス側により送信されたSNMP問い合わせメッセージに応答する。
【0057】
簡単に言えば、OLT監視ユニットは、監視機能と代替オフラインになったOLTネットワークエレメント機器との間で切り替え、前記予定時間がOLT監視ユニットとマッチングし、SNMP問い合わせメッセージの頻度に応答する。OLT監視ユニットの切り替え中、ゲートウェイサービス側が問い合わせコマンドを頻繁的に送信することを回避する。現在のOLTネットワークエレメント機器が現在、フル負荷の作動で、このOLTネットワークエレメント機器に対応する端末のネットワークが、オフラインになった状態にある場合、ネットワーク環境全体は、不安定状態にあり、本出願の方法によってOLTネットワークエレメント機器の頻繁的なオンラインとオフラインを回避し、ゲートウェイシステムの負担を軽減することができる。
【0058】
ステップS150、前記フラグ情報とマッチングする応答を取得した状態で、OLTユニットは、前記フラグ情報をリリースする。つまり、オフライン状態のOLTネットワークエレメント機器は、すでにオンラインに戻った。このとき、OLT監視ユニットによるその自体の作動モードの切り替えが必要でなく、OLT監視ユニットは、ずっと監視モードで作動する。
【0059】
前記フラグ情報とマッチングする応答を取得していなかった状態で、ステップS110からS140をサイクルで実行する。
【0060】
さらに好ましい実施方案として、上記のOLTネットワークエレメント機器の管理方法は、異常のある検出信号を取得した状態で、この異常検出信号とマッチングするフラグ信号を読み取る前に、以下のステップをさらに含むことを特徴とする。
【0061】
ステップS109、現在のネットワーク環境におけるOLTネットワークエレメント機器をポーリングし、各OLTネットワークエレメント機器のフラグ情報を取得する。具体的には、
ステップS1091、現在のネットワーク環境におけるオンラインOLTネットワークエレメント機器をポーリングする。
【0062】
ステップS1092、現在のネットワーク環境でオンラインOLTネットワークエレメント機器がいずれも登録された状態で、既存の登録情報に基づいて機器データベース情報を形成する。
【0063】
ステップS1093、現在のネットワーク環境で登録されていないオンラインOLTネットワークエレメント機器が存在する状態で、登録されていないOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報を取得し、前記登録されていないOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報に基づいてすでに登録されたOLTネットワークエレメント機器のフラグ情報と組み合わせてデータベース情報を形成する。
【0064】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又は、このようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。
【0065】
本発明の実施例を示し、記述したが、当業者にとって、本発明の原理と精神を逸脱することない場合、これらの実施例に対して様々な変化、修正、置き換えと変形することができ、本発明の範囲が添付される請求項及びその同等物によって限定されることが理解されることができる。

図1
図2
図3