(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-27
(45)【発行日】2024-12-05
(54)【発明の名称】霧化装置
(51)【国際特許分類】
B05B 1/24 20060101AFI20241128BHJP
B05B 17/04 20060101ALI20241128BHJP
【FI】
B05B1/24
B05B17/04
(21)【出願番号】P 2023203402
(22)【出願日】2023-11-30
【審査請求日】2023-11-30
(73)【特許権者】
【識別番号】523454692
【氏名又は名称】佛山市漢立電子科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Foshan City Han Li Electronic Technology Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】2/F, Lichun Recreation Centre Building, North of Yangda Road, Lunjiao Lichun Village Committee, Shunde District, Foshan City,China
(73)【特許権者】
【識別番号】523454706
【氏名又は名称】广東泰坦智能電器有限公司
【氏名又は名称原語表記】Guangdong Titan Smart Electrical Appliance Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】3rd Floor, Building 2, No.1 Xinhua Road, Sanjiao Town, Zhongshan City,China
(74)【代理人】
【識別番号】100194526
【氏名又は名称】叶野 徹
(72)【発明者】
【氏名】楊義根
(72)【発明者】
【氏名】盧少権
【審査官】吉田 昌弘
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3242225(JP,U)
【文献】特開2013-002751(JP,A)
【文献】特開2005-052257(JP,A)
【文献】特開2023-007321(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05B 1/24
B05B 17/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
霧化装置であって、
霧化室(101)が設置されるとともに、給液口(102)と霧出口(103)が設置され、前記霧化室(101)はそれぞれ前記給液口(102)と霧出口(103)に連通され、前記給液口(102)は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリ(1)と、
前記筐体アセンブリ(1)に設けられ、前記霧化室(101)内の液体を加熱するための加熱アセンブリ(2)と、
前記筐体アセンブリ(1)に設けられ、前記霧化室(101)内の液体を霧化するための霧化アセンブリ(3)と、を備え
、
前記霧化室(101)の底壁の前記霧化室(101)に近い一側に突起(1112)が形成され、前記突起(1112)に第1の取付溝(104)が設けられ、前記加熱アセンブリ(2)が前記第1の取付溝(104)に取り付けられていることを特徴とする霧化装置。
【請求項2】
前記給液口(102)は前記筐体アセンブリ(1)の周壁の底部に位置し、前記筐体アセンブリ(1)に接続部(1111)が形成され、前記接続部(1111)は外部の貯水タンクの底部に固定して接続するために使用される、または
前記筐体アセンブリ(1)の周壁に中空構造が形成され、前記給液口(102)は前記筐体アセンブリ(1)の周壁の底部に位置することを特徴とする請求項1に記載の霧化装置。
【請求項3】
前記突起(1112)の数は3つであり、3つの前記突起(1112)はそれぞれ第1の突起、第2の突起及び第3の突起であり、前記加熱アセンブリ(2)は複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体はそれぞれ前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起に設けられ、前記第2の突起の
水平方向の両端はそれぞれ前記第1の突起と前記第3の突起に接続され、前記第1の突起は前記第3の突起に対向して設けられ、前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起の組み合わせによって前記霧化室(101)を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリ(3)は前記内部チャンバーに対向して設けられる、または
前記突起(1112)は切り欠きが設けられた環状突起であり、前記加熱アセンブリ(2)は複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体は前記環状突起の周方向に沿って間隔をあけて分布され、前記環状突起は前記霧化室(101)を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記切り欠きはそれぞれ前記内部チャンバーと外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリ(3)は前記内部チャンバーに対向して設けられる、または、
前記突起(1112)の数は2つであり、前記加熱アセンブリ(2)は2つの発熱体を備え、2つの前記発熱体はそれぞれ2つの前記突起(1112)に設けられ、2つの前記突起(1112)は対称的に設けられることを特徴とする請求項
1に記載の霧化装置。
【請求項4】
前記突起(1112)の外壁に熱伝導リブが形成され、前記熱伝導リブは前記突起(1112)の長辺方向に沿って設けられることを特徴とする請求項
1に記載の霧化装置。
【請求項5】
前記筐体アセンブリ(1)の前記霧化室(101)から遠い一側に取付室(105)が設けられ、前記霧化室(101)の底壁に霧出孔(106)が設置され、前記霧出孔(106)はそれぞれ前記霧化室(101)と前記取付室(105)に連通され、前記霧化アセンブリ(3)は前記取付室(105)内に設けられ、前記霧化アセンブリ(3)は前記霧出孔(106)に対向して設けられることを特徴とする請求項1~
3のいずれか1項に記載の霧化装置。
【請求項6】
シールリング(4)をさらに備え、前記シールリング(4)は前記霧出孔(106)に設けられ、前記シールリング(4)の前記取付室(105)に近い一側に環状凹溝が形成され、前記霧化アセンブリ(3)は前記環状凹溝に
取り付けられていることを特徴とする請求項
5に記載の霧化装置。
【請求項7】
前記霧化室(101)の底壁の前記霧化室(101)に近い一側にリミット突起(1113)が形成され、前記リミット突起(1113)に前記霧出孔(106)が設けられ、前記リミット突起(1113)に第2の取付溝(107)が設けられ、前記第2の取付溝(107)は前記シールリング(4)に合わせることを特徴とする請求項
6に記載の霧化装置。
【請求項8】
前記筐体アセンブリ(1)は取付座(11)と底蓋(12)を備え、前記取付座(11)に前記霧化室(101)が設けられ、前記取付座(11)に前記給液口(102)、前記霧出口(103)及び前記霧出孔(106)が設置され、前記底蓋(12)は前記取付座(11)の前記霧化室(101)から遠い一側に設けられ、前記取付座(11)と前記底蓋(12)が囲んで前記取付室(105)を形成することを特徴とする請求項
5に記載の霧化装置。
【請求項9】
前記取付座(11)は本体(111)と外殻(112)を備え、前記外殻(112)は前記本体(111)に設けられ、前記外殻(112)と前記本体(111)が囲んで前記霧化室(101)を形成し、前記外殻(112)に前記給液口(102)と前記霧出口(103)が設置され、前記本体(111)に前記霧出孔(106)が設けられる、及び/又は
前記筐体アセンブリ(1)はリミット板(13)をさらに備え、前記リミット板(13)は前記取付座(11)に設けられ、前記リミット板(13)は前記取付室(105)内に位置し、前記加熱アセンブリ(2)の前記取付室(105)に近い一側は前記リミット板(13)に当接されることを特徴とする請求項
8に記載の霧化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は霧化技術分野に関し、特に霧化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
超音波霧化は電子高周波振動を利用して、セラミック霧化シートの高周波共振によって、液状水分子間の分子結合を分散して自然に漂っている水霧を生成する。直接超音波霧化器で貯水タンク内の液体を霧化すると、冷たい霧を生成し、冷たい霧は室内の温度を下げるので、寒い環境での使用に、霧がユーザーに当たると、ユーザーに不快感を与えやすくなり、ユーザーの使用体験が低下し、なお、低温の条件下で、超音波霧化器の霧化量も温度の影響によって減少する。このため、霧化量とユーザーの使用体験を向上させるために、貯水タンク内の液体を加熱する必要があるが、貯水タンクの昇温効率が低いため、長い加熱時間がかかり、エネルギー消費が高過ぎる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに基づいて、従来の霧化装置の応用製品に存在する液体の昇温効率が低く、長い加熱時間がかかり、エネルギー消費が高過ぎるという問題について、霧化装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
霧化装置であって、霧化室が設置されるとともに、給液口と霧出口が設置され、前記霧化室はそれぞれ前記給液口と霧出口に連通され、前記給液口は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリと、前記筐体アセンブリに設けられ、前記霧化室内の液体を加熱するための加熱アセンブリと、前記筐体アセンブリに設けられ、前記霧化室内の液体を霧化するための霧化アセンブリと、を備える。
【0005】
本願は、霧化装置を開示し、霧化装置が貯水タンク内に設けられる場合、貯水タンク内の液体は給液口を介して霧化室に入り、霧化アセンブリが水と接触してから水を水霧に霧化し、水が加熱装置に接触してから、水が加熱装置によって加熱されると、水の蒸発速度を加速させ、即ち水が水蒸気になり、超音波霧化シートと合わせて同時に動作し、霧化室の霧発生量が向上する。霧化室の容積は貯水タンクの容積よりはるかに小さく、小量の水体に対して集中的に加熱するのに便利であると同時に、大面積の熱水の放熱による熱損失が高く、これにより、小電力の加熱アセンブリも加熱機能を最大限に発揮することができ、霧化装置の加熱効率を向上させる。
【0006】
一つの実施例では、前記給液口は前記筐体アセンブリの周壁の底部に位置し、前記筐体アセンブリに接続部が形成され、前記接続部は外部の貯水タンクの底部に固定して接続するために使用される。筐体アセンブリは接続部によって外部貯水タンクに接続することによって、霧化装置が貯水タンクの底部に固定することができ、貯水タンク内の液体は重力と水圧力を受けて、自然にスムーズに給液口を介して霧化室に入り、給液口が筐体アセンブリの周壁の底部に位置するため、低水位の液体も霧化装置に多く入って霧化処理されることができる。
【0007】
一つの実施例では、前記筐体アセンブリの周壁に中空構造が形成され、前記給液口は前記筐体アセンブリの周壁の底部に位置する。筐体アセンブリの周壁に密閉された中空構造を形成することによって、筐体アセンブリは加熱アセンブリと霧化アセンブリを液体の上で浮遊させ、給液口を液面と交差させたままにすることができ、これにより、液体が霧化または気化して離れた後、筐体アセンブリは自動的に沈み、霧化室内に持続的に給液して水霧の安定した出力を確保することができる。上記構造を採用することで、ユーザーは霧化装置を簡単に取り出して清掃メンテナンスを行うことができるとともに、フローティング式の霧化装置はユーザーにインタラクティブな体験を与え、製品に面白みを持たせることができる。
【0008】
一つの実施例では、フィラーをさらに備え、前記フィラーは前記周壁の中空内部チャンバー内に設けられる。周壁の中空内部チャンバー内に水より密度が高いフィラーを設置することにより、フィラーの充填量を調整するで、霧化装置の浮力を調整することができる。
【0009】
一つの実施例では、前記霧化室の底壁の前記霧化室に近い一側に突起が形成され、前記突起に第1の取付溝が設けられ、前記第1の取付溝は前記加熱アセンブリに合わせる。加熱アセンブリを取り付けるための突起構造を形成することによって、加熱アセンブリを保護することができる一方で、加熱アセンブリが発生する熱を突起を介して霧化室内の液体に伝達し、突起の設置により、熱伝導面積を拡大することができ、液体がより均一に加熱され、加熱効率を向上させることができる。
【0010】
一つの実施例では、前記突起の数は3つであり、3つの前記突起はそれぞれ第1の突起、第2の突起及び第3の突起であり、前記加熱アセンブリは複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体はそれぞれ前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起に設けられ、前記第2の突起の両端はそれぞれ前記第1の突起と前記第3の突起に接続され、前記第1の突起は前記第3の突起に対向して設けられ、前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起の組み合わせによって、前記霧化室を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリは前記内部チャンバーに対向して設けられる。上記構造を採用することによって、第1の突起、第2の突起及び第3の突起は順次接続して霧化室を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、霧化アセンブリは内部チャンバーに対向する一側に位置し、これにより、霧化アセンブリで蒸気霧が発生した後、蒸気霧は環状突起の内部チャンバーを経て霧出口に流れ、流れ過程において蒸気霧が環状突起の内壁と十分に接触して熱を取得し、蒸気霧の霧出温度が向上し、加熱効率を高めると同時に、熱損失を低減する。
【0011】
一つの実施例では、前記第2の突起の数は複数である。
【0012】
一つの実施例では、前記突起は切り欠きが設けられた環状突起であり、前記加熱アセンブリは複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体は前記環状突起の周方向に沿って間隔をあけて分布され、前記環状突起は前記霧化室を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記切り欠きはそれぞれ前記内部チャンバーと外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリは前記内部チャンバーに対向して設けられる。上記構造を採用することによって、霧化アセンブリで発生した蒸気霧は環状突起の内部チャンバーを経て霧出口に流れ、流れ過程において蒸気霧が環状突起の内壁と十分に接触して熱を取得し、蒸気霧の霧出温度が向上し、加熱効率を高めると同時に、熱損失を低減する。
【0013】
一つの実施例では、前記給液口は前記切り欠きに対向して設けられる。
【0014】
一つの実施例では、前記突起の数は2つであり、前記加熱アセンブリは2つの発熱体を備え、2つの前記発熱体はそれぞれ2つの前記突起に設けられ、2つの前記突起は対称的に設けられる。対称的に設けられた2つの発熱体によって、発熱体の質量が大きいため、霧化装置が貯水タンクの液面で浮遊して動作する際に、霧化装置をより容易に平衡を維持させ、霧出量の安定を保証することができる。
【0015】
一つの実施例では、前記突起の外壁に熱伝導リブが形成され、前記熱伝導リブは前記突起の長辺方向に沿って設けられる。熱伝導リブの設置により、熱伝導面積を増加させることができ、霧化室内の液体の昇温に有利である。
【0016】
一つの実施例では、前記筐体アセンブリの前記霧化室から遠い一側に取付室が設けられ、前記霧化室の底壁に霧出孔が設置され、前記霧出孔はそれぞれ前記霧化室と前記取付室に連通され、前記霧化アセンブリは前記取付室内に設けられ、前記霧化アセンブリは前記霧出孔に対向して設けられる。上記構造を採用することによって、霧化アセンブリを筐体アセンブリの底部に設けることによって、長時間霧化した後、液位が低くなっても、霧化ヘッドの霧化面に液体が十分に接触し、液体を最大限に霧化することができるのを確保し、霧化ヘッドが過熱して破損するリスクが低減される。
【0017】
一つの実施例では、シールリングをさらに備え、前記シールリングが前記霧出孔に設けられ、前記シールリングの前記取付室に近い一側に環状凹溝を形成し、前記霧化アセンブリは前記環状凹溝に合わせる。霧化アセンブリと霧出孔との間の接続部にシールリングを設置することによって、霧化室内の液体が両者の間の接続隙間から取付室内に流入して漏電事故を起こさないようにすることができる。同時に、シールリングに霧化アセンブリに合わせて取り付けるための環状凹溝が設けられ、霧化アセンブリが安定して設置することができる。
【0018】
一つの実施例では、前記霧化室の底壁の前記霧化室に近い一側にリミット突起が形成され、前記リミット突起に前記霧出孔が設けられ、前記リミット突起に第2の取付溝が設けられ、前記第2の取付溝は前記シールリングに合わせる。シールリングと霧化アセンブリを取り付けるためのリミット突起を形成することによって、霧化装置の縦方向空間をよりよく利用して、霧化装置の内部構造がよりコンパクトであり、同時にリミット突起にシールリングに合わせて取り付けるための第2の取付溝が設けられ、密封環状をリミットする役割を果たし、シールリングが安定して設置することができる。
【0019】
一つの実施例では、前記筐体アセンブリは取付座と底蓋を備え、前記取付座に前記霧化室が設けられ、前記取付座に前記給液口、前記霧出口及び前記霧出孔が設置され、前記底蓋は前記取付座の前記霧化室から遠い一側に設けられ、前記取付座と前記底蓋が囲んで前記取付室を形成する。取付座と底蓋が囲んで取付室を形成することによって、水の浸入を防ぎ、霧化アセンブリ、加熱アセンブリなどを保護することができ、同時に取付座と底蓋は分離可能に接続するため、部品の着脱メンテナンスを容易にすることができる。
【0020】
一つの実施例では、前記取付座の周壁の前記底蓋に向かう一端に凹溝が形成され、前記取付座と前記底蓋が囲んで前記中空構造を形成する。取付座と底蓋は分離可能に接続することにより、中空内部チャンバー内のフィラーの充填量を容易に調整することができる。
【0021】
一つの実施例では、前記取付座は本体と外殻を備え、前記外殻は前記本体に設けられ、前記外殻と前記本体が囲んで前記霧化室を形成し、前記外殻に前記給液口と前記霧出口が設置され、前記本体に前記霧出孔が設けられる。
【0022】
一つの実施例では、前記筐体アセンブリはリミット板をさらに備え、前記リミット板は前記取付座に設けられ、前記リミット板は前記取付室内に位置し、前記加熱アセンブリの前記取付室に近い一側は前記リミット板に当接される。リミット板の設置により加熱アセンブリをリミットする役割を果たし、加熱アセンブリが第1の取付溝から脱落して、液体の加熱効果に影響を及ぼすことを防止することができる。
【0023】
一つの実施例では、回路基板をさらに備え、前記回路基板は前記筐体アセンブリに設けられ、前記回路基板は前記取付室内に位置し、それぞれ前記加熱アセンブリと前記霧化アセンブリに電気的に接続される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明らかに理解できるように、以下、図面と具体的な実施形態を参照して本発明を更に詳細に説明する。なお、衝突しない場合、本願の実施例及び実施例における特徴は互いに組み合わせることができる。
【0026】
以下の説明では、本発明を十分に理解するために多くの具体的な詳細を述べたが、本発明はここで説明する以外の方法で実施することもでき、したがって、本発明の保護範囲は以下に開示する具体的な実施例によって制限されるものではない。
【0027】
以下、図面を参照して本発明の幾つかの実施例に記載の霧化装置を説明する。
【0028】
実施例1
【0029】
図1~
図4に示すように、本実施例は霧化装置を開示し、霧化室101が設置されるとともに、給液口102と霧出口103が設置され、霧化室101はそれぞれ給液口102と霧出口103に連通され、給液口102は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリ1と、筐体アセンブリ1に設けられ、霧化室101内の液体を加熱するために使用される加熱アセンブリ2と、筐体アセンブリ1に設けられ、霧化室101内の液体を霧化するための霧化アセンブリ3と、を備える。
【0030】
本願は霧化装置を開示し、霧化装置が貯水タンク内に設けられる場合、貯水タンク内の液体は給液口102を介して霧化室101に入り、霧化アセンブリ3が水と接触してから水を水霧に霧化し、水が加熱装置に接触してから、水が加熱装置によって加熱されると、水の蒸発速度を加速させ、即ち水が水蒸気になり、超音波霧化シートと合わせて同時に動作し、霧化室101の霧発生量が向上する。霧化室101の容積は貯水タンクの容積よりはるかに小さく、小量の水体に対して集中的に加熱するのに便利であると同時に、大面積の熱水の放熱による熱損失が高く、これにより、小電力の加熱アセンブリ2も加熱機能を最大限に発揮することができ、霧化装置の加熱効率を向上させる。
【0031】
図1及び
図2に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。給液口102は筐体アセンブリ1の周壁の底部に位置し、筐体アセンブリ1に接続部1111が形成され、接続部1111は外部の貯水タンクの底部に固定して接続するために使用される。筐体アセンブリ1は接続部1111によって外部の貯水タンクに接続することで霧化装置を貯水タンクの底部に固定することができ、貯水タンク内の液体は重力と水圧力を受けて、自然にスムーズに給液口102を介して霧化室101に入り、給液口102が筐体アセンブリ1の周壁の底部に位置するため、低水位の液体も霧化装置に多く入って霧化処理されることができる。
【0032】
図2に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。霧化室101の底壁の霧化室101に近い一側に突起1112が形成され、突起1112に第1の取付溝104が設けられ、第1の取付溝104は加熱アセンブリ2に合わせる。加熱アセンブリ2を取り付けるための突起構造1112を形成することによって、加熱アセンブリ2を保護することができる一方で、加熱アセンブリ2が発生する熱を突起1112を介して霧化室101内の液体に伝達し、突起1112の設置により、熱伝導面積を拡大することができ、液体がより均一に加熱され、加熱効率を向上させることができる。
【0033】
図1及び
図2に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。突起1112の数は3つであり、3つの突起1112はそれぞれ第1の突起、第2の突起及び第3の突起であり、加熱アセンブリ2は複数の発熱体を含み、複数の発熱体はそれぞれ第1の突起、第2の突起及び第3の突起に設けられ、第2の突起の両端はそれぞれ第1の突起と第3の突起に接続され、第1の突起は第3の突起に対向して設けられ、第1の突起、第2の突起及び第3の突起の組み合わせによって、霧化室101を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、内部チャンバーは外部チャンバーの内側に位置し、外部チャンバーに連通され、霧化アセンブリ3は内部チャンバーに対向して設けられる。上記構造を採用することによって、第1の突起、第2の突起及び第3の突起は順次接続して霧化室101を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、霧化アセンブリ3は内部チャンバーに対向する一側に位置し、これにより、霧化アセンブリ3で蒸気霧が発生した後、蒸気霧は環状突起1112の内部チャンバーを経て霧出口103に流れ、流れ過程において蒸気霧が環状突起の内壁と十分に接触して熱を取得し、蒸気霧の霧出温度が向上し、加熱効率を高めると同時に、熱損失を低減する。
【0034】
上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。第2の突起の数は複数である。
【0035】
上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。突起1112は切り欠きが設けられた環状突起であり、加熱アセンブリ2は複数の発熱体を備え、複数の発熱体は環状突起の周方向に沿って間隔をあけて分布され、環状突起は霧化室101を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、内部チャンバーは外部チャンバーの内側に位置し、切り欠きはそれぞれ内部チャンバーと外部チャンバーに連通され、霧化アセンブリ3は前記内部チャンバーに対向して設けられる。上記構造を採用することによって、霧化アセンブリ3で発生した蒸気霧は環状突起1112の内部チャンバーを経て霧出口103に流れ、流れ過程において蒸気霧が環状突起の内壁と十分に接触して熱を取得し、蒸気霧の霧出温度が向上し、加熱効率を高めると同時に、熱損失を低減する。
【0036】
上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。給液口102は切り欠きに対向して設けられる。
【0037】
上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。突起1112の外壁に熱伝導リブが形成され、熱伝導リブは突起1112の長辺方向に沿って設けられる。熱伝導リブの設置により、熱伝導面積を増加させることができ、霧化室101内の液体の昇温に有利である。
【0038】
図2に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。筐体アセンブリ1の霧化室101から遠い一側に取付室105が設けられ、霧化室101の底壁に霧出孔106が設置され、霧出孔106はそれぞれ霧化室101と取付室105に連通され、霧化アセンブリ3は取付室105内に設けられ、霧出孔106に対向して設けられる。上記構造を採用することによって、霧化アセンブリ3を筐体アセンブリ1の底部に設けることによって、長時間霧化した後、液位が低くなっても、霧化ヘッドの霧化面に液体が十分に接触し、液体を最大限に霧化することができるのを確保し、霧化ヘッドが過熱して破損するリスクが低減される。
【0039】
図2及び
図3に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。シールリング4をさらに備え、シールリング4は霧出孔106に設けられ、シールリング4の取付室105に近い一側に環状凹溝が形成され、霧化アセンブリ3は環状凹溝に合わせる。霧化アセンブリ3と霧出孔106との間の接続部にシールリング4を設置することによって、霧化室101内の液体が両者の間の接続隙間から取付室105内に流入して漏電事故を起こさないようにすることができる。同時に、シールリング4に霧化アセンブリ3に合わせて取り付けるための環状凹溝が設けられ、霧化アセンブリ3が安定して設置することができる。
【0040】
図2及び
図3に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。霧化室101の底壁の霧化室101に近い一側にリミット突起1113が形成され、リミット突起1113に霧出孔106が設けられ、リミット突起1113に第2の取付溝107が設けられ、第2の取付溝107はシールリング4に合わせる。シールリング4と霧化アセンブリ3を取り付けるためのリミット突起1113を形成することによって、霧化装置の縦方向空間をよりよく利用して、霧化装置の内部構造がよりコンパクトであり、同時にリミット突起1113にシールリング4に合わせて取り付けるための第2の取付溝107が設けられ、密封環状4をリミットする役割を果たし、シールリング4が安定して設置することができる。
【0041】
図3に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。筐体アセンブリ1は取付座11と底蓋12を備え、取付座11に霧化室101が設けられ、取付座11に給液口102、霧出口103及び霧出孔106が設置され、底蓋12は取付座11の霧化室101に反対する一側に設けられ、取付座11と底蓋12が囲んで取付室105を形成する。取付座11と底蓋12が囲んで取付室105を形成することによって、水の浸入を防ぎ、霧化アセンブリ3、加熱アセンブリ2などを保護することができ、同時に取付座11と底蓋12は分離可能に接続することで、部品の着脱メンテナンスを容易にすることができる。
【0042】
図3に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。取付座11は本体111と外殻112を備え、外殻112は本体111に設けられ、外殻112と本体111が囲んで霧化室101を形成し、外殻112に給液口102と霧出口103が設置され、本体111に霧出孔106が設けられる。
【0043】
図2及び
図3に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。回路基板5をさらに備え、回路基板5は筐体アセンブリ1に設けられ、回路基板5は取付室105内に位置し、それぞれ加熱アセンブリ2と霧化アセンブリ3に電気的に接続される。
【0044】
実施例2
【0045】
図4~
図8に示すように、本実施例は霧化装置を開示し、霧化室101が設置されるとともに、給液口102と霧出口103が設置され、霧化室101はそれぞれ給液口102と霧出口103に連通され、給液口102は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリ1と、筐体アセンブリ1に設けられ、霧化室101内の液体を加熱するために使用される加熱アセンブリ2と、筐体アセンブリ1に設けられ、霧化室101内の液体を霧化するための霧化アセンブリ3と、を備える。
【0046】
本願は霧化装置を開示し、霧化装置が貯水タンク内に設けられる場合、貯水タンク内の液体は給液口102を介して霧化室101に入り、霧化アセンブリ3が水と接触してから水を水霧に霧化し、水が加熱装置に接触してから、水が加熱装置によって加熱されると、水の蒸発速度を加速させ、即ち水が水蒸気になり、超音波霧化シートと合わせて同時に動作し、霧化室101の霧発生量が向上する。霧化室101の容積は貯水タンクの容積よりはるかに小さく、小量の水体に対して集中的に加熱するのに便利であると同時に、大面積の熱水の放熱による熱損失が高く、これにより、小電力の加熱アセンブリ2も加熱機能を最大限に発揮することができ、霧化装置の加熱効率を向上させる。
【0047】
図6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。筐体アセンブリ1の周壁に中空構造が形成され、給液口102は筐体アセンブリ1の周壁の底部に位置する。筐体アセンブリ1の周壁に密閉された中空構造を形成することによって、筐体アセンブリ1は加熱アセンブリ2と霧化アセンブリ3を液体の上で浮遊させ、給液口102を液面と交差させたままにすることができ、これにより、液体が霧化または気化して離れた後、筐体アセンブリ1は自動的に沈み、霧化室101内に持続的に給液して水霧の安定した出力を確保することができる。上記構造を採用することで、ユーザーは霧化装置を簡単に取り出して清掃メンテナンスを行うことができるとともに、フローティング式の霧化装置はユーザーにインタラクティブな体験を与え、製品に面白みを持たせることができる。
【0048】
図6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。フィラーをさらに備え、フィラーは周壁の中空内部チャンバー108内に設けられる。周壁の中空内部チャンバー108内に水より密度が高いフィラーを設置することにより、フィラーの充填量を調整するで、霧化装置の浮力を調整することができる。
【0049】
図5及び6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。霧化室101の底壁の霧化室101に近い一側に突起1112が形成され、突起1112に第1の取付溝104が設けられ、第1の取付溝104は加熱アセンブリ2に合わせる。加熱アセンブリ2を取り付けるための突起構造1112を形成することによって、加熱アセンブリ2を保護することができる一方で、加熱アセンブリ2が発生する熱を突起1112を介して霧化室101内の液体に伝達し、突起1112の設置により、熱伝導面積を拡大することができ、液体がより均一に加熱され、加熱効率を向上させることができる。
【0050】
図6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。突起1112の数は2つであり、加熱アセンブリ2は2つの発熱体を備え、2つの発熱体はそれぞれ2つの突起1112に設けられ、2つの突起1112は対称的に設けられる。対称的に設けられた2つの発熱体によって、発熱体の質量が大きいため、霧化装置が貯水タンクの液面で浮遊して動作する際に、霧化装置をより容易に平衡を維持させ、霧出量の安定を保証することができる。
【0051】
図6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。突起1112の外壁に熱伝導リブが形成され、熱伝導リブは突起1112の長辺方向に沿って設けられる。熱伝導リブの設置により、熱伝導面積を増加させることができ、霧化室内の液体101の昇温に有利である。
【0052】
図6及び
図8に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。筐体アセンブリ1の霧化室101から遠い一側に取付室105が設けられ、霧化室101の底壁に霧出孔106が設置され、霧出孔106はそれぞれ霧化室101と取付室105に連通され、霧化アセンブリ3は取付室105内に設けられ、霧出孔106に対向して設けられる。上記構造を採用することによって、霧化アセンブリ3を筐体アセンブリ1の底部に設けることによって、長時間霧化した後、液位が低くなっても、霧化ヘッドの霧化面に液体が十分に接触し、液体を最大限に霧化することができるのを確保し、霧化ヘッドが過熱して破損するリスクが低減される。
【0053】
図6及び
図7に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。シールリング4をさらに備え、シールリング4は霧出孔106に設けられ、シールリング4の取付室105に近い一側に環状凹溝が形成され、霧化アセンブリ3は環状凹溝に合わせる。霧化アセンブリ3と霧出孔106との間の接続部にシールリング4を設置することによって、霧化室101内の液体が両者の間の接続隙間から取付室105内に流入して漏電事故を起こさないようにすることができる。同時に、シールリング4に霧化アセンブリ3に合わせて取り付けるための環状凹溝が設けられ、霧化アセンブリ3が安定して設置することができる。
【0054】
図6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。霧化室101の底壁の霧化室101に近い一側にリミット突起1113が形成され、リミット突起1113に霧出孔106が設けられ、リミット突起1113に第2の取付溝107が設けられ、第2の取付溝107はシールリング4に合わせる。シールリング4と霧化アセンブリ3を取り付けるためのリミット突起1113を形成することによって、霧化装置の縦方向空間をよりよく利用して、霧化装置の内部構造がよりコンパクトであり、同時にリミット突起1113にシールリング4に合わせて取り付けるための第2の取付溝107が設けられ、密封環状4をリミットする役割を果たし、シールリング4が安定して設置することができる。。
【0055】
図7に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。筐体アセンブリ1は取付座11と底蓋12を備え、取付座11に霧化室101が設けられ、取付座11に給液口102、霧出口103及び霧出孔106が設置され、底蓋12は取付座11の霧化室101に反対する一側に設けられ、取付座11と底蓋12が囲んで取付室105を形成する。取付座11と底蓋12が囲んで取付室105を形成することによって、水の浸入を防ぎ、霧化アセンブリ3、加熱アセンブリ2などを保護することができ、同時に取付座11と底蓋12は分離可能に接続することで、部品の着脱メンテナンスを容易にすることができる。
【0056】
図6に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。取付座11の周壁の底蓋12に向かう一端に凹溝が形成され、取付座11と底蓋12が囲んで中空構造を形成する。取付座11と底蓋12は分離可能に接続し、これにより、中空内部チャンバー108内のフィラーの充填量を容易に調整することができる。
【0057】
図6及び
図7に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。筐体アセンブリ1はリミット板13をさらに備え、リミット板13は取付座11に設けられ、リミット板13は取付室105内に位置し、加熱アセンブリ2の取付室105に近い一側はリミット板13に当接される。リミット板3の設置により加熱アセンブリ2をリミットする役割を果たし、加熱アセンブリ2が第1の取付溝104から脱落して、液体の加熱効果に影響を及ぼすことを防止することができる。
【0058】
図6及び
図7に示すように、上記の実施例の特徴以外、本実施例はさらに以下のように限定される。回路基板5をさらに備え、回路基板5は筐体アセンブリ1に設けられ、回路基板5は取付室105内に位置し、それぞれ加熱アセンブリ2と霧化アセンブリ3に電気的に接続される。
【0059】
以上に記載の実施例の各技術的特徴は、任意の組み合わせが可能である、説明を簡潔にするために、上記実施例における各技術的特徴の可能なすべての組み合わせについて説明するわけではないが、これらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、本明細書に記載の範囲であると考えるべきる。
【0060】
以上述べた実施例は、本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、その記述はより具体的かつ詳細であるが、これによって本発明の範囲が制限されると理解できない。なお、当業者にとっては、本発明の構想を逸脱することなく、いくつかの変形と改良を行うことができ、これらは本発明の保護範囲に属する。このため、本発明の保護範囲は添付の請求の範囲を基準とすべきである。
【符号の説明】
【0061】
1筐体アセンブリ、101霧化室、102給液口、103霧出口、104第1の取付溝、105取付室、106霧出孔、107第2の取付溝、108中空内部チャンバー、11取付座、111本体、1111接続部、1112突起、1113リミット突起、112外殻、12底蓋、13リミット板、
2加熱アセンブリ、
3霧化アセンブリ、
4シールリング、
5回路基板。
【要約】 (修正有)
【課題】液体の昇温効率が高く、加熱時間が短く、エネルギ消費が低い噴霧装置を提供する。
【解決手段】霧化装置は、霧化室101が設置されるとともに、給液口102と霧出口103が設置され、霧化室はそれぞれ給液口と霧出口に連通され、給液口は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリ1と、筐体アセンブリに設けられ、霧化室内の液体を加熱するための加熱アセンブリと、筐体アセンブリに設けられ、霧化室内の液体を霧化するための霧化アセンブリ3とを備える。本願の霧化装置は、霧化装置が貯水タンク内に設けられる場合、貯水タンク内の液体は給液口を介して霧化室に入り、霧化室の容積は貯水タンクの容積よりはるかに小さく、霧化アセンブリが水と接触してから水を霧化し、水が加熱装置に接触してから加熱されると、水の蒸発速度を加速させ、超音波霧化シートと合わせて同時に動作し、霧化室の霧発生量が向上する。
【選択図】
図1