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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-28
(45)【発行日】2024-12-06
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
   H05K 1/14 20060101AFI20241129BHJP
   G06F 1/16 20060101ALI20241129BHJP
   G06F 1/18 20060101ALI20241129BHJP
   H05K 1/02 20060101ALI20241129BHJP
【FI】
H05K1/14 C
G06F1/16 312W
G06F1/18 E
H05K1/02 N
H05K1/02 B
H05K1/14 E
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2021529974
(86)(22)【出願日】2020-06-23
(86)【国際出願番号】 JP2020024529
(87)【国際公開番号】W WO2021002241
(87)【国際公開日】2021-01-07
【審査請求日】2023-05-17
(31)【優先権主張番号】P 2019125049
(32)【優先日】2019-07-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100151378
【弁理士】
【氏名又は名称】宮村 憲浩
(74)【代理人】
【識別番号】100157484
【弁理士】
【氏名又は名称】廣田 智之
(72)【発明者】
【氏名】飛永 真人
(72)【発明者】
【氏名】向井 隆浩
(72)【発明者】
【氏名】森多 繁人
(72)【発明者】
【氏名】古軸 優
(72)【発明者】
【氏名】寺本 龍介
【審査官】沼生 泰伸
(56)【参考文献】
【文献】特開平05-080883(JP,A)
【文献】特開2003-273278(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0027800(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0035070(US,A1)
【文献】特開2019-071200(JP,A)
【文献】国際公開第2014/136925(WO,A1)
【文献】国際公開第2016/151562(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0287314(US,A1)
【文献】特開2005-057554(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 1/14
H05K 7/14
G06F 1/16
G06F 1/18
H05K 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーにより交換可能なオプションが搭載される電子機器において、
メイン基板と、
前記メイン基板に接続され、前記オプションが搭載されるオプション基板と接続する結合コネクタが実装されたフレキシブルプリント基板と、を備え、
前記フレキシブルプリント基板は、
高速信号が配置される第1の領域と、低速信号及び電源が配置される第2の領域と、を有し、
前記第1の領域に接続される第1の領域コネクタと前記第2の領域に接続される第2の領域コネクタとは前記結合コネクトを挟んで配置されている、
電子機器。
【請求項2】
前記結合コネクタから設けられる前記第1の領域と第2の領域とでは長さが異なる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも短い領域である、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1の領域のグランド面と前記第2の領域のグランド面とが互いに対向し、
前記第1の領域コネクタと前記第2の領域コネクタとは前記メイン基板の同一面に接続される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記フレキシブルプリント基板の前記第1の領域は、S字状の曲げを有する、
請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
第1の金属筐体と第2の金属筐体とを、さらに備え、
前記第1の領域と前記第1の金属筐体間の間隔は前記第2の領域と前記第2の金属筐体間の間隔より大きい、
請求項4又は5に記載の電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザー自身が取りかえ可能なオプションを有する電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電子情報機器において、交換可能箇所に対するフレキシブルプリント基板の形状に関して記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平5-82957号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示は、ユーザー自身が交換可能なオプションを有する電子機器において、電子機器とオプション間を流れる高速信号の信号品質を担保しつつ、オプションを装着する時の衝撃を低減出来る構造を示す。
【0005】
本開示における電子機器は、ユーザーにより交換可能なオプションが搭載される電子機器であって、メイン基板と、メイン基板に接続され、オプションが搭載されるオプション基板と接続する結合コネクタが実装されたフレキシブルプリント基板と、を備える。
【0006】
本開示における電子機器は、高速信号の信号品質を担保しながら、電子機器本体へのオプションの装着時の衝撃を抑えつつ、ピン数の少ないコネクタによる低コスト性および、組み立て性を担保しながらユーザーが取りかえ可能なオプション機能を実現する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施の形態1におけるコンピュータの斜視図
図2】実施の形態1におけるコンピュータの第2筐体の下面図
図3】実施の形態1におけるGPUを搭載したオプション用プリント基板の外形図
図4】実施の形態1におけるオプション用プリント基板が装着されるフレキシブルプリント基板の斜視図
図5】実施の形態1におけるオプション用プリント基板、フレキシブルプリント基板、及びメイン基板の接続状態を示した図
図6】実施の形態1におけるフレキシブルプリント基板と金属筐体の位置関係を示した図
図7】実施の形態2における記録媒体を搭載可能なオプション用プリント基板の外形図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0009】
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1を説明する。
【0011】
[1-1.構成等]
図1は、実施の形態1におけるコンピュータの斜視図、図2は、コンピュータの第2筐体の下面図である。コンピュータ100は、本開示における電子機器の一例であり、第1筐体101aと、第2筐体101bとを備える。コンピュータ100は、ノートブック型のコンピュータである。
【0012】
なお、説明を簡略化するためコンピュータ100の幅方向をX軸方向、コンピュータ100の前後方向をY軸方向、コンピュータ100の高さ方向をZ軸方向として説明をする。
【0013】
第1筐体101aには、表示部240、キーボード231、タッチパッド232、操作ボタン233、CPU411等が設けられている。
【0014】
表示部240は、入力された画像信号に基づいて画像や映像を表示する。表示部240は、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
【0015】
キーボード231は、複数のキーを備え、ユーザーにより押下されたキー対応する信号を出力する。
【0016】
タッチパッド232は、ユーザーによりタッチされた位置に応じた信号を出力するポインティングデバイスである。
【0017】
操作ボタン233は、押下式のボタンスイッチであり、ユーザーにより押下されたときに押下されたことを示す信号を出力する。操作ボタン233は、例えば決定ボタンとして利用される。
【0018】
CPU(Central Processing Unit)411は、コンピュータ100全体の動作を制御する。CPU411は、記憶部に格納されているOS(Operating System)や種々のアプリケーションプログラム、記憶部に記憶されているデータ、種々の入力デバイスから入力された情報に基づいて演算処理を行い、後述する種々の機能を実現する。
【0019】
第2筐体101bは、コンピュータ100の底面に配置されている。
【0020】
図2に示すように、第2筐体101bの下面にはリムーバブルSSD(Removable Solid State Drive)110、オプションユニット120を取り付けることが可能である。
【0021】
リムーバブルSSD110は、ユーザーにより着脱可能で、着脱レバー(図示せず)で取り外す事が可能である。
【0022】
オプションユニット120は、図2のX-X′方向にスライドさせることでユーザー自身がコンピュータ100に対して着脱・装着することが可能である。
【0023】
第2筐体101bの下面の幅方向(X軸方向)両端部には、図2に示すように、第2筐体101bに対して着脱可能なバッテリユニット460a、460bが装着されている。
【0024】
バッテリユニット460a、460bは、片方のバッテリユニットを抜いても、もう片方のバッテリユニットの残容量があればコンピュータ100(電子機器)の動作を継続する事ができる。また、バッテリユニット460a、460bは、コンピュータ100の動作を継続しながら一方のバッテリ交換をする事が出来る。バッテリユニット460a、460bは、操作レバー461a、461bを操作することで第2筐体101bから着脱することができる。
【0025】
図3は、ユーザーにより交換可能なオプション(ユーザー交換オプション)であるGPU(Graphics Processing Unit)を搭載したオプション用プリント基板(GPUオプション)の外形図である。
【0026】
オプション用プリント基板200にはGPU201、GPU用メモリ202、オプション側結合コネクタ203が実装されている。
【0027】
オプション用プリント基板200は、ガラスエポキシなどの樹脂からなる基材層と、銅で代表される金属箔により導体層で構成され、本実施の形態では8層や10層の基板が使用される。
【0028】
GPU201は、映像処理に特化したLSI(Large Scale Integration)で、例えばCG(Computer Graphics)作成や、CAD(Computer-Aided Design)操作で使用される。
【0029】
オプション側結合コネクタ203は、後述するフレキシブルプリント基板210のメイン側結合コネクタ211(図4)と凹凸の関係にあるので、相互接続が可能である。
【0030】
このようなGPUオプションをコンピュータ100に接続する事で、電子機器の映像処理性能を向上させることができ、屋外での高解像度の映像編集等を実現する事が出来る。
【0031】
次に、GPUオプション等のユーザー交換オプションが装着されるフレキシブルプリント基板の構造について説明する。図4は、ユーザー交換オプションが装着されるフレキシブルプリント基板の斜視図である。
【0032】
図4に示すフレキシブルプリント基板210は、メイン側結合コネクタ211と、高速信号伝送コネクタ側の接点212と、電源伝送コネクタ側の接点213と、を有する。
【0033】
フレキシブルプリント基板210は、液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystal Polymer)などの樹脂からなるベースフィルム層と、ベースフィルムの一方の面に金属箔によりベタ塗り状に形成されたグランド層と、ベースフィルムの他方の面に金属により形成された配線パターン層と、を有する。グランド層及び配線パターン層上には、それぞれ非導電性シート等からなる絶縁カバー層が形成されている。
【0034】
なお、本開示におけるフレキシブルプリント基板はこの構成に限定されるものではない。フレキシブルプリント基板210の各層を構成する各素材は、曲げ可能な可撓性を有している。そのため、フレキシブルプリント基板210は、柔軟に曲げ可能な可撓性を有している。
【0035】
メイン側結合コネクタ211は、フレキシブルプリント基板210の中央部にはんだにより実装されている。すなわち、フレキシブルプリント基板210はメイン側結合コネクタ211から互いに対向する方向(図4に示す上下方向)に長さの異なる領域A、Bを有する。配線長さが短い領域A(第1の領域)に高速信号用の配線パターンを配置し、配線長さが長い領域B(第2の領域)に低速信号及び電源用の配線パターンを配置する。即ち、領域Aの長さLaは領域Bの長さLbより短い。また、領域Aの端部に高速信号伝送コネクタ側の接点212(第1の領域コネクタの一例)が配置され、領域Bの端部に電源伝送コネクタ側の接点213(第2の領域コネクタの一例)が配置される。
【0036】
このような構造にすることで、高速信号が伝送する領域の伝送ロスを低減し、高速信号の信号品質を担保する事が可能である。なお、高速信号は、PCI ExpressやUSB3.1やHDMI(登録商標)やDisplayPortなどの差動信号で伝送される。
【0037】
次に、ユーザー交換オプションとコンピュータ100のメイン基板102の接続状態を説明する。図5は、実施の形態1におけるGPUオプションとフレキシブルプリント基板とメイン基板の接続状態を示した図である。
【0038】
オプション用プリント基板200のオプション側結合コネクタ203は、フレキシブルプリント基板210のメイン側結合コネクタ211と凹凸の関係にあるので、相互接続されている。また、メイン側結合コネクタ211は、フレキシブルプリント基板210に実装され、図5に示すP-P′方向に可動性があるので、ユーザー交換オプションを本体に接続する時の衝撃を吸収でき、オプション側結合コネクタ203及びメイン側結合コネクタ211が衝撃により破壊される事を防ぐことが可能である。
【0039】
フレキシブルプリント基板210は、メイン側結合コネクタ211を頂点として、領域Aと領域Bのグランド層が形成されたグランド面が互いに対向する方向に折り曲げられ、高速信号伝送コネクタ側の接点212と、電源伝送コネクタ側の接点213により、メイン基板102に接続される。メイン基板102上には、高速信号伝送コネクタ221と電源伝送コネクタ222が同一の部品実装面に搭載されており、高速信号伝送コネクタ側の接点212は高速信号伝送コネクタ221と接続され、電源伝送コネクタ側の接点213は電源伝送コネクタ222と接続される。したがって、フレキシブルプリント基板210がメイン基板102に接続された状態では、高速信号伝送コネクタ側の接点212と電源伝送コネクタ側の接点213も、メイン基板102の同一面に位置する。これにより、これらの部品が故障した時に容易に修理する事が可能である。
【0040】
また、フレキシブルプリント基板210の領域Aと領域BはそれぞれS字状(波形状)の折り曲げを有する状態で、メイン基板102に接続される。この場合、領域Aのメイン側結合コネクタ211から高速信号伝送コネクタ側の接点212までの長さは、領域Bのメイン側結合コネクタ211から電源伝送コネクタ側の接点213までに長さより短いので、領域Aの折り曲げ量は領域Bに比べて小さい。
【0041】
次に、フレキシブルプリント基板210がコンピュータ100に組み込まれた時の金属筐体との位置関係を説明する。図6は、実施の形態1におけるコンピュータ100に装着されたフレキシブルプリント基板210と金属性の第1筐体101a(第1の金属筐体)及び第2筐体101b(第2の金属筐体)との位置関係を示した図である。
【0042】
図6に示したように、フレキシブルプリント基板210の配線長さが短い領域Aと配線長さが長い領域Bは互いにグランド面を向き合い、かつ配線長さが短い領域Aと筐体間の距離X(間隔)は、配線長さが長い領域Bと筐体間の距離Y(間隔)との間で、X>Yの関係が成り立つ。これにより、高速信号が伝送する配線長さが短い領域Aのインピーダンスが金属筐体により変動する事、及び高速信号のリターン電流が金属筐体に流れることを防ぎ、高速信号の信号品質担保と、ノイズ低減を実現する事が出来る。
【0043】
[1-2.効果等]
本開示における電子機器は、同一面に高速信号伝送コネクタと電源伝送コネクタの2種類のFPC(Flexible Printed Circuits)コネクタが配置されるメイン基板と、そのFPCコネクタに装着されるフレキシブルプリント基板とを有する。フレキシブルプリント基板は、メイン側結合コネクタから対向する方向に配線長さの異なる領域を有する。配線長さが短く折り量少ない領域に高速信号が配置される。メイン側結合コネクタは、筐体内で図5に示すP-P’方向に可動するため、オプション挿入時の衝撃を防ぐことが可能である。
【0044】
本発明によれば、ユーザー自身で着脱可能なオプションを有する電子機器において、電子機器とオプション間の高速信号の信号品質を担保しながら、オプション装着時の衝撃を抑えつつ、ピン数の少ないコネクタによる低コスト性および、容易な組み立て性を担保でき、ユーザーの利便性を向上させることが可能である。
【0045】
(実施の形態2)
図7は、ユーザーが交換可能なオプション用プリント基板のうち予備の記録媒体を搭載可能なオプション用プリント基板の外形図である。
【0046】
オプション用プリント基板300には記録媒体挿入用コネクタ301、オプション側結合コネクタ303が実装されている。オプション側結合コネクタ303は、実施の形態1で示されたGPUを搭載したオプション用プリント基板200のオプション側結合コネクタ203と機能的に同一である。すなわち、オプション側結合コネクタ303は、フレキシブルプリント基板210に実装されたメイン側結合コネクタ211に挿入されることにより接続される。これにより、オプション用プリント基板300に搭載された記録媒体が、メイン基板に装着されたフレキシブルプリント基板210を介して、コンピュータ100(電子機器)の記録媒体として利用される。
【0047】
本実施の形態では、オプション用プリント基板300に搭載される記録媒体としてSSDを例示して説明し、SSDはコンピュータ100の本体に搭載されるものと同一の物である。このように本体以外にも記録媒体を搭載する事で、電子機器本体側およびオプション部の2か所に記憶領域を配置し、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成を取る事が出来るので、OSなどのシステムの基本的なデータの破損を防ぎ、電子機器の信頼性を向上させる事が可能である。
【0048】
なお、オプション用プリント基板に搭載される記憶媒体はSSDに限定されず各種のメモリカードやハードディスクドライブでも本構成に適用出来る。
【0049】
本発明によれば、ユーザー自身で着脱可能なオプションを有する電子機器において、電子機器とオプション間の高速信号の信号品質を担保しながら、電子機器本体へのオプションの装着時の衝撃を抑えつつ、ピン数の少ないコネクタによる低コスト性および、容易な組み立て性を担保でき、ユーザーの利便性を向上させることが可能である。
【0050】
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1、実施の形態2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
【0051】
実施の形態1、及び2では、本開示における電子機器をノートブック型のコンピュータに適用した場合について説明した。しかし、本開示は、ノートブック型のコンピュータ以外にも、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、携帯型ゲーム機器、デジタルカメラなど種々の電子機器に適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本開示は、ユーザー自身が取りかえ可能なオプションを搭載することができる電子機器において広く利用可能である。
【符号の説明】
【0053】
100 コンピュータ
101a 第1筐体
101b 第2筐体
102 メイン基板
110 リムーバブルSSD
120 オプションユニット
200 オプション用プリント基板
201 GPU
202 GPU用メモリ
203 オプション側結合コネクタ
210 フレキシブルプリント基板
211 メイン側結合コネクタ
212 高速信号伝送コネクタ側の接点
213 電源伝送コネクタ側の接点
221 高速信号伝送コネクタ
222 電源伝送コネクタ
231 キーボード
232 タッチパッド
233 操作ボタン
240 表示部
300 オプション用プリント基板
301 記録媒体挿入用コネクタ
303 オプション側結合コネクタ
411 CPU
460a、460b バッテリユニット
461a、461b 操作レバー
A、B 領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7