(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-29
(45)【発行日】2024-12-09
(54)【発明の名称】スクリーンキャプチャ方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04842 20220101AFI20241202BHJP
【FI】
G06F3/04842
(21)【出願番号】P 2023519221
(86)(22)【出願日】2021-09-26
(86)【国際出願番号】 CN2021120651
(87)【国際公開番号】W WO2022068721
(87)【国際公開日】2022-04-07
【審査請求日】2023-05-25
(31)【優先権主張番号】202011050136.5
(32)【優先日】2020-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】章 勁
【審査官】冨永 昌彦
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第111638844(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第105549891(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第103593171(CN,A)
【文献】特開2013-171365(JP,A)
【文献】国際公開第2014/122792(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048 - 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示するステップと、
第5入力を受信した場合、第2表示画面を表示し、第1ウィジェットを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第2表示画面に対する第6入力を受信した場合、数が少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第1ウィジェットに対する第7入力を受信した場合、前記第1スクリーンキャプチャボックス及び前記第2スクリーンキャプチャボックスを含む目標スクリーンキャプチャボックスを含む目標編集画面を表示するステップと、
第2入力を受信した場合、
前記目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力するステップと、を含
む、スクリーンキャプチャ方法。
【請求項2】
第2入力を受信した場合、
前記目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力する前記ステップの前に、
第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を実行するステップと、をさらに含む、請求項1に記載のスクリーンキャプチャ方法。
【請求項3】
前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスは、第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスを含み、
第2入力を受信した場合、
前記目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力する前記ステップの前に、
前記第1サブスクリーンキャプチャボックス及び前記第2サブスクリーンキャプチャボックスに対する第4入力を受信した場合、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス内の第1サブ画像コンテンツと、前記第2サブスクリーンキャプチャボックス内の第2サブ画像コンテンツとをスティッチングするステップをさらに含み、
前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1サブ画像コンテンツ及び前記第2サブ画像コンテンツを含む、請求項1に記載のスクリーンキャプチャ方法。
【請求項4】
目標編集画面を表示する前記ステップの後に、第2入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力する前記ステップの前に、
前記目標編集画面に対する第8入力を受信した場合、少なくとも1つの前記第1スクリーンキャプチャボックス内の第1画像コンテンツと、少なくとも1つの第2スクリーンキャプチャボックス内の第2画像コンテンツとをスティッチングするステップをさらに含み、
前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1画像コンテンツ及び前記第2画像コンテンツを含む、請求項1に記載のスクリーンキャプチャ方法。
【請求項5】
第2入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力する前記ステップの後に、
目標スクリーンキャプチャ画像に対する第9入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャ画像に対応する目標プリケーションを指示するための、前記目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載のスクリーンキャプチャ方法。
【請求項6】
前記目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示する前記ステップの後に、
前記指示タグに対する第10入力を受信した場合、前記目標プリケーションの、前記第1表示画面である目標実行画面を表示するステップをさらに含む、請求項5に記載のスクリーンキャプチャ方法。
【請求項7】
前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスであり、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力する前記ステップは、
前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してそれぞれスクリーンキャプチャ操作を実行し、数が前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスの数と同じである少なくとも2つのスクリーンキャプチャ画像を出力するステップを含む、請求項1に記載のスクリーンキャプチャ方法。
【請求項8】
第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信するための受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示し、第5入力を受信した場合、第2表示画面を表示し、第1ウィジェットを前記第2表示画面に表示し、前記第2表示画面に対する第6入力を受信した場合、数が少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスを前記第2表示画面に表示し、前記第1ウィジェットに対する第7入力を受信した場合、前記第1スクリーンキャプチャボックス及び前記第2スクリーンキャプチャボックスを含む目標スクリーンキャプチャボックスを含む目標編集画面を表示するための表示モジュールと、
第2入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力するための出力モジュールと、を含む、スクリーンキャプチャ装置。
【請求項9】
第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を実行するステップと、に用いられる編集モジュールをさらに含む、請求項8に記載のスクリーンキャプチャ装置。
【請求項10】
前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスは、第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスを含み、前記スクリーンキャプチャ装置は、
前記第1サブスクリーンキャプチャボックス及び前記第2サブスクリーンキャプチャボックスに対する第4入力を受信した場合、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス内の第1サブ画像コンテンツと、前記第2サブスクリーンキャプチャボックス内の第2サブ画像コンテンツとをスティッチングするためのスティッチングモジュールをさらに含み、
前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1サブ画像コンテンツ及び前記第2サブ画像コンテンツを含む、請求項8に記載のスクリーンキャプチャ装置。
【請求項11】
前記目標編集画面に対する第8入力を受信した場合、少なくとも1つの前記第1スクリーンキャプチャボックス内の第1画像コンテンツと、少なくとも1つの第2スクリーンキャプチャボックス内の第2画像コンテンツとをスティッチングするための第2スティッチングモジュールをさらに含み、
前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1画像コンテンツ及び前記第2画像コンテンツを含む、請求項8に記載のスクリーンキャプチャ装置。
【請求項12】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、請求項1から7のいずれか1項に記載のスクリーンキャプチャ方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項13】
プログラムもしくはコマンドが記憶されており、前記プログラムもしくはコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項1から7のいずれか1項に記載のスクリーンキャプチャ方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は2020年9月29日に中国で出願した中国特許出願番号No.202011050136.5の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は通信の技術分野に関し、具体的にはスクリーンキャプチャ方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、携帯電話のような電子機器は人々の日常生活において不可欠な電子製品の1つとなり、携帯電話によるスクリーンキャプチャも一般的な日常機能となる。現在のスクリーンキャプチャ方法は、通常、全表示画面をキャプチャし、その後、ユーザがスクリーンキャプチャボックスのサイズを調整することで、スクリーンキャプチャ領域を選択することができ、ユーザが同一画面の異なる領域を切り取りたい場合、ユーザは、異なる領域のスクリーンキャプチャ画像をそれぞれ取得するためのスクリーンキャプチャ操作を複数回行う必要がある。これから分かるように、従来のスクリーンキャプチャ方法には操作が煩雑であるという問題が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、関連技術におけるスクリーンキャプチャ操作が煩雑であるという問題を解決することができる、スクリーンキャプチャ方法、装置及び電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の技術的課題を解決するために、本出願は、次のように実現される。
【0006】
第1側面において、本出願の実施例は、
第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示するステップと、
第2入力を受信した場合、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力するステップと、を含み、
前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記第1スクリーンキャプチャボックスを含む、スクリーンキャプチャ方法を提供する。
【0007】
第2側面において、本出願の実施例は、
第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信するための受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示するための表示モジュールと、
第2入力を受信した場合、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力するための出力モジュールと、を含み、
前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記第1スクリーンキャプチャボックスを含む、スクリーンキャプチャ装置をさらに提供する。
【0008】
第3側面において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、第1側面に記載のスクリーンキャプチャ方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0009】
第4側面において、本出願の実施例は、プログラムもしくはコマンドが記憶されており、前記プログラムもしくはコマンドがプロセッサによって実行されると、第1側面に記載のスクリーンキャプチャ方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。
【0010】
第5側面において、本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースとを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサとが結合され、前記プロセッサが、プログラムもしくはコマンドを実行し、第1側面に記載のスクリーンキャプチャ方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【発明の効果】
【0011】
本出願の実施例で提供される解決手段は、第1表示画面を表示している場合、ユーザの第1入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを表示し、且つ、第2入力を受信すると、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスのうち、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行して、スクリーンキャプチャ画像を取得することができる。このようにして、ユーザは、一回限りで同一表示画面上の異なる領域内の画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャを行うことができ、スクリーンキャプチャ操作を複数回行う必要がなくなり、ユーザの操作が効果的に簡略化され、スクリーンキャプチャ操作がより柔軟になり、また、スクリーンキャプチャの処理効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1a】本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ方法のフローチャートである。
【
図1b】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図1である。
【
図1c】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図2である。
【
図1d】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図3である。
【
図1e】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図4である。
【
図1f】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図5である。
【
図1g】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図6である。
【
図1h】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図7である。
【
図1i】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図8である。
【
図1j】
図1aで提供されるスクリーンキャプチャ方法を応用したスクリーンキャプチャ装置の表示画面のシーン模式
図9である。
【
図2】本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ装置の構成図である。
【
図3】本出願の実施例で提供される電子機器の構成図である。
【
図4】本出願の実施例で提供される別の電子機器の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【0014】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の用語は、特定の順序又は前後順を説明するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例が本明細書に図示又は説明されたもの以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである。また、「第1」、「第2」で区別される対象は、通常、1つのカテゴリーに属し、対象の数は限定されない。例えば、第1対象は1つであってもよいし、複数であってもよいことを理解すべきである。また、明細書及び特許請求の範囲における「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを表し、符号の「/」は、一般的に前後の関連対象が「又は」の関係にあることを表す。
【0015】
以下において、図面を参照しながら、本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ方法、装置及び電子機器を、具体的な実施例及びその応用シーンにより詳しく説明する。
【0016】
図1aは本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ方法のフローチャートである。
図1aに示すように、前記スクリーンキャプチャ方法は、以下のステップ101~ステップ103を含む。
【0017】
ステップ101では、第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信する。
【0018】
本出願の実施例において、前記第1表示画面は、ビデオアプリケーションの再生画面、読書アプリケーションのテキスト画面、ソーシャルアプリケーションのチャット画面のようなアプリケーションの実行画面であってもよく、本出願では前記第1表示画面が限定されない。
【0019】
選択的に、前記第1入力は、ダブルタップ、長押し、所定のスライド軌跡等のような前記第1表示画面に作用するタッチ入力であってもよく、又は音声入力であってもよく、本出願ではこれは限定されない。
【0020】
ステップ102では、前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示する。
【0021】
つまり、第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に作用する第1入力を受信すると、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示する。例えば、ユーザが第1表示画面上の2つの領域を2本の指で同時に押す場合、2本の指が離れると、ユーザが押した該2つの領域には、第1スクリーンキャプチャボックスが対応して表示され、2つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示される。これにより、ユーザは一回限りで第1表示画面の少なくとも2つの領域に対して画像コンテンツのスクリーンキャプチャ操作を行うことができる。
【0022】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ方法において、実行主体は、スクリーンキャプチャ機能を有する携帯電話、タブレットパソコン等のようなスクリーンキャプチャ装置であってもよい点である。
【0023】
本出願の実施例において、スクリーンキャプチャ装置は、「多領域スクリーンキャプチャ」機能を追加したものであってもよく、該機能が起動されている状態で、ユーザの第1入力に応答することができる。選択的に、ユーザは、所定の入力により「多領域スクリーンキャプチャ」機能を起動させてもよい。例えば、ディスプレイに作用するユーザの4本の指によるスワイプアップ操作を受信すると、スクリーンキャプチャ装置は「多領域スクリーンキャプチャ」機能を起動し、さらに、ユーザの第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを第1表示画面に表示することができる。
【0024】
スクリーンキャプチャ装置は、「多領域スクリーンキャプチャ」機能を起動していない場合、ユーザの第1入力に応答しないことが理解可能である。これにより、スクリーンキャプチャ装置は、特定の機能下でのみユーザの第1入力に応答することができ、さらに、ユーザの誤トリガを避け、スクリーンキャプチャ装置の通常の使用を保証することができる。
【0025】
ステップ103では、第2入力を受信した場合、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力し、ここで、前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記第1スクリーンキャプチャボックスを含む。
【0026】
説明すべきことは、前記第1入力を受信した場合、スクリーンキャプチャ装置は、単に少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを第1表示画面に表示するだけとし、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスに対するスクリーンキャプチャ操作は実行しない点である。第2入力を受信した場合、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行して、スクリーンキャプチャ画像を取得するようにしてもよい。
【0027】
選択的に、前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスであり、前記ステップ103は、
前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してそれぞれスクリーンキャプチャ操作を実行し、数が前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスの数と同じである少なくとも2つのスクリーンキャプチャ画像を出力するステップを含んでもよい。
【0028】
具体的には、第1表示画面に少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示されている場合、スクリーンへのダブルタップのようなユーザの第2入力を受信すると、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスの各々によって画定された画像コンテンツに対してそれぞれスクリーンキャプチャ操作を行い、さらに少なくとも2つのスクリーンキャプチャ画像を取得する。つまり、取得するスクリーンキャプチャ画像の数は第1スクリーンキャプチャボックスの数と同じである。これにより、ユーザは一回限りの操作により、同一表示画面上の異なる領域内の画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を行い、少なくとも2つのスクリーンキャプチャ画像を取得することができ、ユーザがスクリーンキャプチャを複数回行う必要がなくなり、ユーザの操作が簡略化され、ユーザの操作体験が向上する。
【0029】
図1bに示すように、前記第1表示画面には、それぞれ「領域1」、「領域2」、「領域3」である3つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示されており、第1表示画面の下部には、「保存」ボタン及び「編集」ボタンがさらに表示されており、前記第2入力は、ユーザが「保存」ボタンをタップすることであってもよい。この場合、この3つの第1スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してそれぞれスクリーンキャプチャ操作を実行し、さらに「領域1」、「領域2」、「領域3」にそれぞれ対応する3枚のスクリーンキャプチャ画像を取得することができる。
【0030】
本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ方法は、第1表示画面を表示している場合、ユーザの第1入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを表示し、且つ、第2入力を受信すると、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスのうち、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行して、スクリーンキャプチャ画像を取得することができる。これにより、一回限りで同一表示画面上の異なる領域に対してスクリーンキャプチャ操作を行うことができ、ユーザが同一画面に対して画像コンテンツのスクリーンキャプチャを複数回行う必要がなくなり、ユーザの操作が効果的に簡略化され、スクリーンキャプチャ操作がより柔軟になり、また、スクリーンキャプチャの処理効率も向上する。
【0031】
選択的に、前記第2入力を受信する前に、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスのサイズ、前記第1表示画面上での位置は、いずれもユーザの入力操作に基づいて変更することができる。例えば、ユーザはいずれかの第1スクリーンキャプチャボックスをドラッグして、第1スクリーンキャプチャボックスの第1表示画面上での位置を変更することができ、これに応じて、第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツも変更後の位置に対応する画像コンテンツに更新される。これにより、ユーザの操作に基づいて第1スクリーンキャプチャボックスのサイズ及び表示位置を調整することができ、さらに第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツを調整することができ、スクリーンキャプチャ操作がより柔軟になり、ユーザにより快適な操作体験がもたらされる。
【0032】
選択的に、前記ステップ103の前に、前記方法は、
第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を実行するステップと、をさらに含む。
【0033】
本実施形態において、第1表示画面に少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示されている場合、ユーザの第3入力を受信すると、前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を実行する。
【0034】
図1bに示すように、前記第1表示画面には、それぞれ「領域1」、「領域2」、「領域3」である3つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示されており、第1表示画面の下部には、「保存」ボタン及び「編集」ボタンがさらに表示されている。前記第3入力は、ユーザが「編集」ボタンをタップすることであってもよく、又はその1つの第1スクリーンキャプチャボックスに作用するユーザの2本の指によるピンチ入力操作であってもよく、当然ながら、前記第3入力はさらに他の操作形式であってもよく、本出願ではこれは限定されない。
【0035】
図1cに示すように、第1表示画面はさらにユーザの操作に基づいて第2ウィジェットを表示することができ、前記第2ウィジェットは第1表示画面の縁部に表示される枠であってもよく、前記少なくとも1つの第1スクリーンキャプチャボックスは該枠内に位置する。例えば前記第2ウィジェットに対するタップ操作のような第3入力を受信すると、ユーザは前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を行うことができ、前記画像編集は、画像コンテンツの表示輝度に対する調整、表示サイズの調整、画像スティッチング等を含む。
【0036】
又は、前記第3入力はさらに、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスのうちのいずれかに対する編集操作であってもよく、
図1bに示すように、「領域1」内の画像コンテンツに対する表示輝度調整を受信すると、他の2つの第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツの表示輝度も同期して調整される。つまり、そのいずれかの第1スクリーンキャプチャボックスに作用するユーザの画像編集操作は、全ての第1スクリーンキャプチャボックスに対する一括の画像編集を実現することができる。これにより、ユーザの操作がさらに簡略化され、画像処理効率がより効果的に向上する。
【0037】
本出願の実施例において、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスの数は少なくとも2つであり、前記第1スクリーンキャプチャボックスは、第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスを含んでもよく、前記ステップ103の前には、
前記第1サブスクリーンキャプチャボックス及び前記第2サブスクリーンキャプチャボックスに対する第4入力を受信した場合、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス内の第1サブ画像コンテンツと、前記第2サブスクリーンキャプチャボックス内の第2サブ画像コンテンツとをスティッチングするステップをさらに含んでもよい。ここで、前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1サブ画像コンテンツ及び前記第2サブ画像コンテンツを含む。
【0038】
説明すべきことは、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス及び前記第2サブスクリーンキャプチャボックスは、第1スクリーンキャプチャボックスのうちの任意の2つであってもよい点である。本実施形態において、第1表示画面に少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示されている場合、ユーザの第4入力に基づいて、その任意の2つの第1スクリーンキャプチャボックスをスティッチングすることができる。
【0039】
図1dに示すように、前記第4入力は、ユーザが第1サブスクリーンキャプチャボックスを第2サブスクリーンキャプチャボックスに連結するまでドラッグすることであってもよく、又は第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスに作用するユーザのピンチ操作であってもよい。第4入力に応答すると、第1サブスクリーンキャプチャボックス内の第1サブ画像コンテンツと、第2サブスクリーンキャプチャボックス内の第2サブ画像コンテンツとをスティッチングし、スティッチング画像を形成する。
【0040】
説明すべきことは、本出願では、第1サブスクリーンキャプチャボックス又は第2サブスクリーンキャプチャボックスの数が1つのみであることが限定されない。例えば、第1サブスクリーンキャプチャボックスが2つであれば、ユーザの第4入力に基づいて3つのスクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツのスティッチングを実現することができる点である。第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスの数はユーザの操作に基づいて決定してもよい。例えば、第4入力を受信する前に、第1スクリーンキャプチャボックスに作用するユーザの選定操作を受信し、選定された第1スクリーンキャプチャボックスを、第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスとする。
【0041】
本出願の実施例において、第1表示画面を表示している場合、ユーザの第1入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを表示することができる。それにより、第1表示画面上の少なくとも2つの異なる領域内の画像コンテンツを同時に切り取ることができ、且つ、ユーザの第4入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対してスティッチングを行って、スクリーンキャプチャ操作を完了させ、スティッチング後のスクリーンキャプチャ画像を出力することができる。これにより、第1表示画面に1回で1つのみのスクリーンキャプチャボックスが表示され、ユーザが第1表示画面に対してスクリーンキャプチャを複数回行わなければ、第1表示画面上の異なる表示領域内の画像コンテンツに対するスティッチングを実現できないことに比べて、本出願で提供される解決手段は、操作がより簡単であり、ユーザが同一表示画面上の異なる領域内の画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を複数回行う必要がなく、スクリーンキャプチャ処理効率が効果的に向上し、ユーザにもより快適な使用体験がもたらされる。
【0042】
選択的に、前記ステップ103の前に、前記方法は、
第5入力を受信した場合、第2表示画面を表示し、第1ウィジェットを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第2表示画面に対する第6入力を受信した場合、数が少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第1ウィジェットに対する第7入力を受信した場合、前記第1スクリーンキャプチャボックス及び前記第2スクリーンキャプチャボックスを含む前記目標スクリーンキャプチャボックスを含む目標編集画面を表示するステップと、をさらに含んでもよい。
【0043】
本実施形態において、第1表示画面を表示し、且つ、ユーザの第1入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを第1表示画面に表示している場合、第1表示画面を終了したり、他のアプリケーションを起動させたりするような第5入力を受信すると、スクリーンキャプチャ装置は、他のアプリケーションの実行画面又はデスクトップ等であり得る第2表示画面にジャンプしてもよい。
図1eに示すように、第1表示画面を表示している場合、第1表示画面の余白に作用する2本の指によるピンチ操作を受信すると、第2表示画面(
図1fの画面B)にジャンプし、第2ウィジェット(
図1fの「フローティングボール」であって、該「フローティングボール」には、第1表示画面のサムネイルが表示されてもよく、又は第1スクリーンキャプチャボックスが表示されてもよい)を第2表示画面に表示する。
【0044】
第2表示画面を表示している場合、ユーザは、第6入力により第2表示画面の少なくとも2つの異なる領域内の画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を行うことができる。具体的には、第2表示画面に作用する第6入力を受信すると、第2表示画面には、少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスが表示され、
図1fに示すように、第2表示画面(画面B)には、「領域1」及び「領域2」の2つの第2スクリーンキャプチャボックスが表示されており、前記第2表示画面にも、同様に「保存」ボタン及び「編集」ボタンが表示されてもよい。これにより、ユーザは少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して容易にスクリーンキャプチャ保存もしくは編集を行うことができる。説明すべきことは、第6入力は、例えば、同様にスクリーンに対するダブルタップ操作であるように、第1入力と同じであってもよい点であり、当然ながら、第6入力は第1入力と異なってもよく、本出願では具体的に限定しない。
【0045】
本実施形態において、前記第2表示画面には、第1ウィジェット(例えば、
図1fの「フローティングボール」)がさらに表示されており、これにより、ユーザは第1スクリーンキャプチャボックス及び第2スクリーンキャプチャボックスに対する編集操作を第1ウィジェットによって容易に実現することができる。第2表示画面を表示している場合、ユーザが元の第1表示画面における第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツを保存しようとするか、又は、同時に第1スクリーンキャプチャボックス及び第2スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対してスティッチングもしくは表示パラメータ調整等の編集操作を行おうとすると、ユーザは、第1ウィジェットに作用する第7入力によって目標編集画面にジャンプすることができる。例えば、第1ウィジェットをタップ又は長押しすると、スクリーンキャプチャ装置は、第1表示画面に対して画像コンテンツの切り取りを行った少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスと、第2表示画面に対して画像コンテンツの切り取りを行った少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスとを含む目標編集画面を表示し、これにより、ユーザは2つの異なる表示画面から切り取られた画像コンテンツを容易にスティッチング又は編集することができることが理解可能である。
【0046】
選択的に、目標編集画面を表示する前記ステップの後に、前記ステップ103の前に、前記方法は、
前記目標編集画面に対する第8入力を受信した場合、少なくとも1つの前記第1スクリーンキャプチャボックス内の第1画像コンテンツと、少なくとも1つの第2スクリーンキャプチャボックス内の第2画像コンテンツとをスティッチングするステップをさらに含んでもよく、ここで、前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1画像コンテンツ及び前記第2画像コンテンツを含む。
【0047】
図1gに示すように、目標編集画面には、「画面A領域1+画面A領域2」のスティッチングにより形成された第1スクリーンキャプチャボックス、及び「画面A領域3」の第1スクリーンキャプチャボックスが表示されており、「画面B領域1」及び「画面B領域2」の2つの第2スクリーンキャプチャボックスも表示されており、その任意の2つのスクリーンキャプチャボックスに作用するユーザの前記第5入力を受信すると、該2つのスクリーンキャプチャボックスのスティッチングを実現することができる。例えば、「画面B領域1」を「画面A領域3」に連結するまでドラッグすると、この2つのスクリーンキャプチャボックスは一体としてスティッチングされ、且つこの2つのスクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツもスティッチングされる。又は、前記第4入力を受信した場合、目標編集画面に表示されているスクリーンキャプチャボックス内の表示コンテンツに対して、例えばスクリーンキャプチャボックスのサイズ調整、スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツの表示パラメータの調整等、編集操作を行うことができる。
【0048】
本出願の実施例において、第1表示画面に少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスが表示されている場合、さらにユーザの入力操作に基づいて、他の表示画面上の画像コンテンツを切り取って、少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスを取得し、且つ、第1スクリーンキャプチャボックス及び第2スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対してスティッチング又は編集等の操作を行って、スクリーンキャプチャ画像を取得することができる。これにより、スクリーンキャプチャ画像を取得する前にスクリーンキャプチャボックスのスティッチングを実現することができ、ユーザがスクリーンキャプチャ操作を複数回行う必要がなくなり、スクリーンキャプチャボックスをスティッチングすることにより、異なる表示画面上の異なる画像コンテンツのスティッチングを実現し、ユーザの操作が簡略化され、スクリーンキャプチャの処理効率もより効果的に向上し、ユーザにより快適な操作体験がもたらされる。
【0049】
説明すべきことは、本出願の実施例における第1表示画面又は第2表示画面はビデオ再生画面であってもよい点であり、
図1hに示すように、前記スクリーンキャプチャ操作は動画キャプチャ操作、つまり、ビデオ再生画面に再生されているビデオに対する録画を指してもよい。表示画面(例えば、第1表示画面、第2表示画面又は目標編集画面)に複数のスクリーンキャプチャボックスが表示されている場合、
図1iに示すように、同様にユーザの入力操作に基づいて異なるスクリーンキャプチャボックスのスティッチングを実現することができ、さらにスクリーンキャプチャボックス内のビデオコンテンツ及び/又は画像コンテンツのスティッチングを実現することができ、具体的な実現原理及びプロセスは上記の実施形態における説明を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
【0050】
本出願の実施例において、前記ステップ103の後に、前記方法は、
目標スクリーンキャプチャ画像に対する第9入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャ画像に対応する目標アプリケーションを指示するための、前記目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示するステップをさらに含んでもよい。
【0051】
本出願の実施例において、スクリーンキャプチャ装置がユーザの第2入力に基づいて、目標スクリーンキャプチャボックスに対するスクリーンキャプチャ操作を完了し、スクリーンキャプチャ画像を取得した後、スクリーンキャプチャ装置は、スクリーンキャプチャ画像のソース情報を記録してもよく、前記ソース情報は該スクリーンキャプチャ画像の由来を指してもよい。例えば、前記スクリーンキャプチャ画像が検索アプリケーション内のあるウェブページのスクリーンショットである場合、該スクリーンキャプチャ画像のソース情報は、該ウェブページのウェブサイトアドレスであってもよい。
【0052】
スクリーンキャプチャ装置はスクリーンキャプチャ画像を保存することができることが理解可能であり、ユーザがスクリーンキャプチャ画像をチェックする際に、該スクリーンキャプチャ画像のソース情報を取得しようとすると、該スクリーンキャプチャ画像を長押しすることで、該スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示させればよく、前記指示タグは、前記目標スクリーンキャプチャ画像に対応する目標アプリケーションを指示するためのものであり、即ち、該スクリーンキャプチャ画像のソース情報である。さらに、ユーザは該スクリーンキャプチャ画像の由来を直感的に把握でき、それにより、該スクリーンキャプチャ画像をよりよく理解できる。説明すべきことは、前記目標スクリーンキャプチャ画像は、スクリーンキャプチャ装置によって出力された任意のスクリーンキャプチャ画像であってもよい点である。
【0053】
さらに、前記目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示する前記ステップの後、前記方法は、
前記指示タグに対する第10入力を受信した場合、前記目標アプリケーションの、前記第1表示画面である目標実行画面を表示するステップをさらに含む。
【0054】
つまり、目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグが表示されている場合、例えば前記指示タグへの長押しのような、前記指示タグに対するユーザの第10入力を受信すると、前記指示タグによって指示される目標アプリケーションの目標実行画面が表示され、前記目標実行画面は該目標スクリーンキャプチャ画像へ切り取られた第1表示画面である。
【0055】
例えば、第1表示画面はビデオアプリケーションAPP1のビデオ再生画面Aであり、該ビデオ再生画面に対して第1入力及び第2入力を実行すると、スクリーンキャプチャ画像3及びスクリーンキャプチャ画像4を取得して保存することができ、
図1jに示すように、スクリーンキャプチャ装置に複数の保存されたスクリーンキャプチャ画像、例えば、スクリーンキャプチャ画像1、スクリーンキャプチャ画像2、スクリーンキャプチャ画像3及びスクリーンキャプチャ画像4が表示されている場合、ユーザがスクリーンキャプチャ画像4を長押しすると、該スクリーンキャプチャ画像4には関連付けられた指示タグAPP1が表示され、ユーザが該指示タグを長押しすると、スクリーンキャプチャ装置の表示画面はAPP1のビデオ再生画面Aにジャンプする。説明すべきことは、目標スクリーンキャプチャ画像がスティッチング画像である場合、該スティッチング画像を形成する2つのスクリーンキャプチャ画像の各々に対応する指示タグが表示される点であり、スクリーンキャプチャ画像1の場合は、該スクリーンキャプチャ画像を形成する2つのスクリーンキャプチャ画像のソースページをそれぞれ指示するための、2つの指示タグが表示される。
【0056】
本出願の実施例において、ユーザは指示タグをトリガすることによって、該スクリーンキャプチャ画像に対応するソースページに迅速に切り替えることができ、さらに該ソースページを容易にチェックすることができ、ユーザがアプリケーションにより該ソースページを探す時間が効果的に節約され、さらに、スクリーンキャプチャ画像では、ユーザのアプリケーションでの使用履歴を好適に保存することができ、ユーザが後にアプリケーション及び関連情報を探すためのより簡略化された操作方法が提供され、ユーザにより快適な操作体験がもたらされる。
【0057】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ方法において、実行主体はスクリーンキャプチャ装置であってもよく、又は該スクリーンキャプチャ装置内のスクリーンキャプチャ方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例において、スクリーンキャプチャ装置がスクリーンキャプチャ方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ装置を説明する。
【0058】
図2は本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ装置の構成図である。
図2に示すように、前記スクリーンキャプチャ装置200は、
第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信するための受信モジュール201と、
前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示するための表示モジュール202と、
第2入力を受信した場合、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力するための出力モジュール203と、を含み、
ここで、前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記第1スクリーンキャプチャボックスを含む。
【0059】
選択的に、前記スクリーンキャプチャ装置200は、
第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を実行するステップと、に用いられる編集モジュールをさらに含む。
【0060】
選択的に、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスは、第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスを含み、前記スクリーンキャプチャ装置200は、
前記第1サブスクリーンキャプチャボックス及び前記第2サブスクリーンキャプチャボックスに対する第4入力を受信した場合、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス内の第1サブ画像コンテンツと、前記第2サブスクリーンキャプチャボックス内の第2サブ画像コンテンツとをスティッチングするためのスティッチングモジュールをさらに含み、
ここで、前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1サブ画像コンテンツ及び前記第2サブ画像コンテンツを含む。
【0061】
選択的に、前記表示モジュール202はさらに、
第5入力を受信した場合、第2表示画面を表示し、第1ウィジェットを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第2表示画面に対する第6入力を受信した場合、数が少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第1ウィジェットに対する第7入力を受信した場合、前記第1スクリーンキャプチャボックス及び前記第2スクリーンキャプチャボックスを含む前記目標スクリーンキャプチャボックスを含む目標編集画面を表示するステップと、に用いられる。
【0062】
選択的に、前記スクリーンキャプチャ装置200は、
前記目標編集画面に対する第8入力を受信した場合、少なくとも1つの前記第1スクリーンキャプチャボックス内の第1画像コンテンツと、少なくとも1つの第2スクリーンキャプチャボックス内の第2画像コンテンツとをスティッチングするための第2スティッチングモジュールをさらに含み、
ここで、前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1画像コンテンツ及び前記第2画像コンテンツを含む。
【0063】
選択的に、前記スクリーンキャプチャ装置200は、
目標スクリーンキャプチャ画像に対する第9入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャ画像に対応する目標アプリケーションを指示するための、前記目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示するための指示モジュールをさらに含む。
【0064】
選択的に、前記表示モジュール202はさらに、
前記指示タグに対する第10入力を受信した場合、前記目標アプリケーションの、前記第1表示画面である目標実行画面を表示するために用いられる。
【0065】
選択的に、前記出力モジュール203はさらに、
前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してそれぞれスクリーンキャプチャ操作を実行し、数が前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスの数と同じである少なくとも2つのスクリーンキャプチャ画像を出力するために用いられる。
【0066】
本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ装置200は、第1表示画面を表示している場合、ユーザの第1入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを表示し、且つ、第2入力を受信すると、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックス内の目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行して、スクリーンキャプチャ画像を取得することができる。これにより、ユーザは、一回限りで同一表示画面上の異なる領域に対してスクリーンキャプチャを行うことができ、スクリーンキャプチャ操作を複数回行う必要がなくなり、ユーザの操作が効果的に簡略化され、スクリーンキャプチャ操作がより柔軟になり、また、スクリーンキャプチャの処理効率も向上する。
【0067】
本出願の実施例におけるスクリーンキャプチャ装置200は、装置であってもよく、端末内の部材、集積回路、又はチップであってもよい。該装置は、携帯型の電子機器であってもよく、非携帯型の電子機器であってもよい。例示的に、携帯型の電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型の電子機器は、サーバ、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0068】
本出願の実施例におけるスクリーンキャプチャ装置200は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0069】
本出願の実施例で提供されるスクリーンキャプチャ装置200は、
図1aに示すスクリーンキャプチャ方法の実施例において実現される各プロセスを実現することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0070】
選択的に、
図3に示すように、本出願の実施例は電子機器300をさらに提供し、該電子機器300はプロセッサ301と、メモリ302と、メモリ302に記憶され且つ前記プロセッサ301において実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、該プログラムもしくはコマンドがプロセッサ301によって実行されると、上記のスクリーンキャプチャ方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同様な技術効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0071】
説明すべきことは、本出願の実施例における電子機器300は上述した携帯型の電子機器及び非携帯型の電子機器を含む点である。
【0072】
図4は本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0073】
該電子機器400は、高周波ユニット401、ネットワークモジュール402、オーディオ出力ユニット403、入力ユニット404、センサ405、表示ユニット406、ユーザ入力ユニット407、インタフェースユニット408、メモリ409、及びプロセッサ410等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0074】
当業者であれば、電子機器400は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ410に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが理解可能である。
図4に示す電子機器の構造は電子機器を限定するものではなく、電子機器は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0075】
そのうち、表示ユニット406は、第1表示画面を表示している場合、前記第1表示画面に対する第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを前記第1表示画面に表示するステップと、に用いられ、
プロセッサ410は、第2入力を受信した場合、目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行し、スクリーンキャプチャ画像を出力するために用いられ、
ここで、前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記第1スクリーンキャプチャボックスを含む。
【0076】
選択的に、プロセッサ410はさらに、第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記第1スクリーンキャプチャボックス内の画像コンテンツに対して画像編集を実行するステップと、に用いられる。
【0077】
選択的に、前記第1スクリーンキャプチャボックスは、第1サブスクリーンキャプチャボックス及び第2サブスクリーンキャプチャボックスを含み、
プロセッサ410はさらに、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス及び前記第2サブスクリーンキャプチャボックスに対する第4入力を受信した場合、前記第1サブスクリーンキャプチャボックス内の第1サブ画像コンテンツと、前記第2サブスクリーンキャプチャボックス内の第2サブ画像コンテンツとをスティッチングするために用いられ、
ここで、前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1サブ画像コンテンツ及び前記第2サブ画像コンテンツを含む。
【0078】
選択的に、表示ユニット406はさらに、第5入力を受信した場合、第2表示画面を表示し、第1ウィジェットを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第2表示画面に対する第6入力を受信した場合、数が少なくとも2つの第2スクリーンキャプチャボックスを前記第2表示画面に表示するステップと、
前記第1ウィジェットに対する第7入力を受信した場合、前記第1スクリーンキャプチャボックス及び前記第2スクリーンキャプチャボックスを含む前記目標スクリーンキャプチャボックスを含む目標編集画面を表示するステップと、に用いられる。
【0079】
選択的に、プロセッサ410はさらに、前記目標編集画面に対する第8入力を受信した場合、少なくとも1つの前記第1スクリーンキャプチャボックス内の第1画像コンテンツと、少なくとも1つの第2スクリーンキャプチャボックス内の第2画像コンテンツとをスティッチングするために用いられ、
ここで、前記スクリーンキャプチャ画像は、前記第1画像コンテンツ及び前記第2画像コンテンツを含む。
【0080】
選択的に、表示ユニット406はさらに、目標スクリーンキャプチャ画像に対する第9入力を受信した場合、前記目標スクリーンキャプチャ画像に対応する目標アプリケーションを指示するための、前記目標スクリーンキャプチャ画像に関連付けられた指示タグを表示するために用いられる。選択的に、表示ユニット406はさらに、前記指示タグに対する第10入力を受信した場合、前記目標アプリケーションの、前記第1表示画面である目標実行画面を表示するために用いられる。
【0081】
選択的に、前記目標スクリーンキャプチャボックスは前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスであり、プロセッサ410はさらに、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してそれぞれスクリーンキャプチャ操作を実行し、数が前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスの数と同じである少なくとも2つのスクリーンキャプチャ画像を出力するために用いられる。
【0082】
本出願の実施例において、電子機器400は、第1表示画面を表示している場合、ユーザの第1入力に基づいて少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックスを表示し、且つ、第2入力を受信すると、前記少なくとも2つの第1スクリーンキャプチャボックス内の目標スクリーンキャプチャボックスによって画定された画像コンテンツに対してスクリーンキャプチャ操作を実行して、スクリーンキャプチャ画像を取得することができる。これにより、ユーザは、一回限りで同一表示画面上の異なる領域に対してスクリーンキャプチャを行うことができ、スクリーンキャプチャを複数回行う必要がなくなり、ユーザの操作が効果的に簡略化され、スクリーンキャプチャ操作がより柔軟になり、また、スクリーンキャプチャの処理効率も向上する。
【0083】
本出願の実施例において、入力ユニット404は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)が取得したスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)4041、及びマイクロホン4042を含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット406は表示パネル4061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形態で表示パネル6061を構成することができる。ユーザ入力ユニット407は、タッチパネル4071及び他の入力機器4072を含む。タッチパネル6071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、タッチ検出装置及びタッチコントローラとの2つの部分を含んでもよい。他の入力機器4072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限定されず、ここでは詳細な説明を省略する。メモリ409は、アプリケーション及びオペレーティングシステムを含むがそれらに限定されないソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができる。プロセッサ410に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ410に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0084】
本出願の実施例は可読記憶媒体をさらに提供する。前記可読記憶媒体にはプログラムもしくはコマンドが記憶されており、該プログラムもしくはコマンドがプロセッサによって実行されると、上記
図1aに示すスクリーンキャプチャ方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同様な技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0085】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器内のプロセッサである。前記可読記憶媒体は、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0086】
本出願の実施例はチップをさらに提供する。前記チップは、プロセッサと通信インタフェースとを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行し、上記
図1aに示すスクリーンキャプチャ方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、且つ同様な技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0087】
本出願の実施例で言及したチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
【0088】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的に含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの・・・を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。なお、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略又組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0089】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0090】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。