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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-02
(45)【発行日】2024-12-10
(54)【発明の名称】バックライトモジュール及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20241203BHJP
   F21V 3/00 20150101ALI20241203BHJP
   F21V 5/00 20180101ALI20241203BHJP
   G02F 1/13357 20060101ALI20241203BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20241203BHJP
【FI】
F21S2/00 431
F21S2/00 443
F21V3/00 100
F21V3/00 320
F21V3/00 530
F21V5/00 100
F21V5/00 320
F21V5/00 530
G02F1/13357
F21Y115:10
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020031150
(22)【出願日】2020-02-27
(65)【公開番号】P2020149968
(43)【公開日】2020-09-17
【審査請求日】2022-07-12
(31)【優先権主張番号】201910180211.0
(32)【優先日】2019-03-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】500093133
【氏名又は名称】中強光電股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】邱 達翔
(72)【発明者】
【氏名】程 偉▲しゅあん▼
(72)【発明者】
【氏名】許 ▲懷▼忠
【審査官】野木 新治
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2011/077866(WO,A1)
【文献】特開2017-033011(JP,A)
【文献】特開2001-125102(JP,A)
【文献】特開2010-282184(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第102495499(CN,A)
【文献】特表2015-537351(JP,A)
【文献】特開2015-158525(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21V 3/00
F21V 5/00
G02F 1/13357
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
導光板、光源、光学フィルム組、バックプレート、プラスチック枠及び少なくとも1つの遮光層を含むバックライトモジュールであって、
前記導光板は、入光面、及び前記入光面に隣接する出光面を有し、
前記光源は、前記入光面の近傍に設置され、
前記光学フィルム組は、第一表面、第二表面、及び少なくとも1つの端面を含み、前記第一表面は、前記第二表面に相対し、前記少なくとも1つの端面は、前記第一表面及び前記第二表面に接続され、前記光学フィルム組は、前記導光板の前記出光面に設置され、前記第一表面は、前記出光面に面し、
前記バックプレートには、前記導光板が配置され、
前記プラスチック枠は、前記バックプレートに組み立てられ、
前記少なくとも1つの遮光層は、前記少なくとも1つの端面に設置され、かつ前記第一表面及び前記第二表面に延伸して設置されておらず、
前記少なくとも1つの端面は、4つあり、それぞれ、第一端面、第二端面、第三端面及び第四端面であり、前記第一端面及び前記第二端面は相対し、前記第三端面及び前記第四端面は相対し、且つ前記第一端面及び前記第二端面に隣接し、前記第一端面は、前記光源に面し、前記少なくとも1つの遮光層は、複数あり、前記少なくとも1つの遮光層は、それぞれ、前記第一端面、前記第二端面、前記第三端面及び前記第四端面のうちの任意の2つ又は任意の3つに設置され、前記バックプレート及び前記プラスチック枠は、前記光学フィルム組が前記導光板を離れる一方側において、前記少なくとも1つの遮光層とオーバーラップしない、バックライトモジュール。
【請求項2】
請求項1に記載のバックライトモジュールであって、
前記少なくとも1つの遮光層はインク層又は粘着テープ層を含む、バックライトモジュール。
【請求項3】
請求項1に記載のバックライトモジュールであって、
前記少なくとも1つの遮光層の色が黒色又は灰色を含む、バックライトモジュール。
【請求項4】
請求項1に記載のバックライトモジュールであって、
前記導光板は、前記出光面に相対する底面をさらに有し、前記入光面は、前記底面及び前記出光面に接続され、前記底面には、複数の微細構造が設置される、バックライトモジュール。
【請求項5】
請求項1に記載のバックライトモジュールであって、
前記光学フィルム組の前記少なくとも1つの端面が粗化表面である、バックライトモジュール。
【請求項6】
バックライトモジュール及び表示パネルを含む表示装置であって、
前記バックライトモジュールは、導光板、光源、光学フィルム組、バックプレート、プラスチック枠及び少なくとも1つの遮光層を含み、
前記導光板は、入光面、及び前記入光面に隣接する出光面を有し、
前記光源は、前記入光面の近傍に設置され、
前記光学フィルム組は、第一表面、第二表面、及び少なくとも1つの端面を含み、前記第一表面は、前記第二表面に相対し、前記少なくとも1つの端面は、前記第一表面及び前記第二表面に接続され、前記光学フィルム組は、前記導光板の前記出光面に設置され、前記第一表面は、前記出光面に面し、
前記バックプレートには、前記導光板が配置され、
前記プラスチック枠は、前記バックプレートに組み立てられ、
前記少なくとも1つの遮光層は、前記少なくとも1つの端面に設置され、かつ前記第一表面及び前記第二表面に延伸して設置されておらず、
前記表示パネルは、前記光学フィルム組の前記第二表面に面し、前記光学フィルム組は、前記表示パネルと前記導光板との間に位置し、
前記少なくとも1つの端面は、4つあり、それぞれ、第一端面、第二端面、第三端面及び第四端面であり、前記第一端面及び前記第二端面は相対し、前記第三端面及び前記第四端面は相対し、且つ前記第一端面及び前記第二端面に隣接し、前記第一端面は、前記光源に面し、前記少なくとも1つの遮光層は、複数あり、前記少なくとも1つの遮光層は、それぞれ、前記第一端面、前記第二端面、前記第三端面及び前記第四端面のうちの任意の2つ又は任意の3つに設置され、前記バックプレート及び前記プラスチック枠は、前記光学フィルム組が前記導光板を離れる一方側において、前記少なくとも1つの遮光層とオーバーラップしない、表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の表示装置であって、
前記表示パネルは、可視領域及び無効領域を含み、前記無効領域は、前記可視領域を取り囲み、前記無効領域の幅が3mmよりも小さい、表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載の表示装置であって、
前記少なくとも1つの遮光層は、前記無効領域の前記導光板における正投影の範囲内に位置する、表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源モジュール及び表示装置に関し、特に、バックライトモジュール及びこのバックライトモジュールを有する表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
表示装置(例えば、コンピュータスクリーン及び携帯電話スクリーン)の迅速な進展に伴い、消費者について言えば、より魅力なデザインが重要視されており、そのうち、狭い枠を有する外観的特徴が消費者の購買意欲を刺激する一要因である。狭い枠を有する表示装置とは、表示パネルの左右又は周囲の辺縁を縮減することで、表示パネルの可視領域を拡大するものである。
【0003】
また、一般的な表示装置が、主に、表示パネル及びバックライトモジュールにより構成され、バックライトモジュールは、表示パネルにバックライトを提供するために用いられる。バックライトモジュールには、通常、光学フィルムがあり、光学フィルムは、表示パネルに面し、これにより、均一な平面光を表示パネルに提供することができる。しかし、光学フィルムにより光学的処理された後の光束は、大部分が光学フィルムにより表示パネルに面して表示パネルに提供されるが、小部分が光学フィルムの端縁から散乱することがある。よって、表示パネルが狭い枠を有する構造であるときに、光学フィルムの端縁から散乱する光束を有効に遮蔽することができないため、可視領域の画面の辺縁に光暈(輝いているものの周辺に見える、淡い光の傘)の問題が生じる恐れがある。
【0004】
なお、この「背景技術」の部分は、本発明の内容への理解を助けるためだけのものであるため、この「背景技術」の部分に開示されている内容は、当業者に知られていない技術を含む可能性がある。よって、この「背景技術」の部分に開示されている内容は、該内容、又は、本発明の1つ又は複数の実施例が解決しようとする課題が本発明の出願前に既に当業者に周知されていることを意味しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、バックライトモジュールの光学フィルム組の端縁からの散乱光によるバックライトモジュールの光漏れを低減し、表示パネルの可視領域の辺縁における光暈の問題を解決するためのバックライトモジュール及び表示装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的及び利点は、本発明に開示される技術的特徴からさらに理解することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の1つ又は一部又は全ての目的或いは他の目的を達成するために、本発明によるバックライトモジュールは、導光板、光源、光学フィルム組、及び少なくとも1つの遮光層を含む。導光板は、入光面、及び入光面に隣接する出光面を有し、光源は、入光面の近傍に設置され、光学フィルム組は、第一表面、第二表面、及び少なくとも1つの端面を含み、第一表面及び第二表面は、相対し、少なくとも1つの端面は、第一表面及び第二表面に接続され、光学フィルム組は、導光板の出光面に設置され、第一表面は、出光面に面し、少なくとも1つの遮光層は、少なくとも1つの端面に設置される。
【0008】
上述の1つ又は一部又は全ての目的或いは他の目的を達成するために、本発明による表示装置は、バックライトモジュール及び表示パネルを含む。バックライトモジュールは、導光板、光源、光学フィルム組、及び少なくとも1つの遮光層を含む。導光板は、入光面、及び入光面に隣接する出光面を有し、光源は、入光面の近傍に設置され、光学フィルム組は、第一表面、第二表面、及び少なくとも1つの端面を含み、第一表面及び第二表面は、相対し、少なくとも1つの端面は、第一表面及び第二表面に接続され、光学フィルム組は、導光板の出光面に設置され、第一表面は、出光面に面し、少なくとも1つの遮光層は、少なくとも1つの端面に設置される。表示パネルは、光学フィルム組の第二表面に面し、光学フィルム組は、表示パネルと導光板との間に位置する。
【0009】
本発明は、バックライトモジュールの光学フィルム組の端面に黒色又は灰色の遮光層を設置することで、光学フィルム組の端面からの光散乱を低減することができるので、表示装置の表示パネルが狭い枠を有する構造であるときにも、光束が光学フィルム組の端面から散乱することによって可視領域の辺縁に光暈の問題が生じることがなく、表示パネルの画面全体をより均一にすることができる。
【0010】
本発明の上述の特徴及び利点をより明らかにするために、以下、実施例を挙げて、添付した図面を参照することにより、詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施例における表示装置の立体分解図である。
図2】本発明の一実施例における表示装置の構造図である。
図3図2に示す表示装置のA-A線に沿った局所断面図である。
図4図2に示す表示装置のB-B線の沿った局所断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の上述及び他の技術的内容、特徴、機能及び効果は、添付した図面に基づく以下のような好ましい実施例における詳細な説明により明確になる。なお、以下の実施例に言及びされている方向についての用語、例えば、上、下、左、右、前、後などは、添付した図面の方向に過ぎない。よって、使用されている方向の用語は、本発明を説明するためだけのものであり、本発明を限定するためのものではない。
【0013】
図1は、本発明の一実施例における表示装置の立体分解図であり、図2は、本発明の一実施例における表示装置の構造図であり、図3は、図2に示す表示装置のA-A線に沿った局所断面図であり、図4は、図2に示す表示装置のB-B線に沿った局所断面図である。図1乃至図4に示すように、表示装置10は、バックライトモジュール12、及びバックライトモジュール12に対応して設置される表示パネル14を有し、バックライトモジュール12は、表示パネル14にバックライトを提供するために用いられる。一実施例では、表示パネル14は、例えば、液晶表示パネルであっても良いが、これに限定されない。
【0014】
バックライトモジュール12は、導光板16、光源18、光学フィルム組20及び遮光層22を含む。図3及び図4に示すように、導光板16は、入光面161、出光面162及び底面163を有し、出光面162は、底面163に相対し、入光面161は、底面163及び出光面162に接続される。一実施例では、導光板16の底面163には、複数の微細構造(図示せず)が設けられる。光源18は、入光面161の近傍に設置され、光源18は、発光ダイオード又は他の種類の発光素子であっても良い。図3に示すように、光源18は、光束Lを提供する。一実施例では、光束Lは、入光面161を経由して導光板16に進入し、そして、底面163の微細構造により出光面162へ導かれ、出光面162から射出する。
【0015】
また、光学フィルム組20は、第一表面201(図3及び図4に示されている)、第二表面202及び端面を含む。一実施例では、光学フィルム組は、4つの端面を含み、図1に示すように、それぞれ、第一端面203a、第二端面203b、第三端面203c及び第四端面203dである。図3及び図4に示すように、第一表面201及び第二表面202は相対し、第一端面203a(図3に示されている)、第二端面203b、第三端面203c(図4に示されている)及び第四端面203dは、第一表面201及び第二表面202に接続され、第一端面203a及び第二端面203bは相対し、第三端面203c及び第四端面203dは相対し、且つ第一端面203a及び第二端面203bに隣接する。光学フィルム組20は、導光板16の出光面162に設置され、そのうち、第一表面201は、出光面162に面し、第一端面203aは、光源18に面する。遮光層22の数が1つ又は複数であり、遮光層22は、それぞれ、第一端面203a、第二端面203b、第三端面203c及び第四端面203dのうちの任意の1つ、2つ、3つ、又は全部に設置される。一実施例では、遮光層22は、インク層又は粘着テープ層を含んでも良く、遮光層22の色が、黒色又は灰色を含んでも良い。
【0016】
一実施例では、光学フィルム組20は、複数の光学フィルムを含んでも良く、複数の光学フィルムは、順にスタックされ、光学フィルム組20の第一表面201は、例えば、最下方の光学フィルムの底面にスタックされ、光学フィルム組20の第二表面202は、例えば、最上方の光学フィルムの頂面にスタックされる。また、光学フィルムは、拡散シート、プリズムシートなどであっても良いが、これに限定されず、光学フィルム組20は、例えば、1つ又は複数の拡散シート及び1つ又は複数のプリズムシートのスタックによる組み合わせである。もう1つの実施例では、光学フィルム組20は、シングル光学フィルムであっても良く、この場合、第一表面201及び第二表面202は、例えば、それぞれ、このシングル光学フィルムの底面及び頂面である。そのうち、光学フィルム組20の切断加工時に、第一端面203a、第二端面203b、第三端面203c及び第四端面203dが平らでない又は滑らかでないようになりやすいため、第一端面203a、第二端面202b、第三端面203c及び第四端面203dの大部分が粗化表面になるようにする。一実施例では、図1図3及び図4に示すように、遮光層22は、第一端面203a、第三端面203c及び第四端面203dに設置されるが、これに限定されず、遮光層22は、ニーズに応じて、第一端面203a、第二端面203b、第三端面203c及び第四端面203dのうちの任意の1つ、2つ、3つ又は全部に設置されても良い。
【0017】
また、光源18から射出する光束Lは、導光板16の出光面162へ導かれ、平面光として射出し、光学フィルム組20に入射する。光学フィルム組20が導光板16から射出する平面光に対して均一化、霧化などの光学的処理を行った後に、大部分の光束L1が光学フィルム組20の第二表面202から射出し、これにより、表示パネル14に均一な平面光を提供することができ、そのうち、小部分の光束L1が光学フィルム組20の第一端面203a、第二端面203b、第三端面203c及び/又は第四端面203dに伝播し、且つ、粗化表面により散乱光が生じ、このときに、遮光層22の設置により、散乱光を有効に吸収又はブロックすることができ、そのため、光学フィルム組20の第一端面203a、第二端面203b、第三端面203c及び/又は第四端面203dの散乱光を低減することができる。
【0018】
図1図4に示すように、バックライトモジュール12は、さらに、回路板19、バックプレート24、反射シート26及びプラスチック枠28を含む。回路板19は、例えば、フレキシブルプリント回路(FPC,Flexible Printed Circuit)であり、導光板16の出光面162に設置され、回路板19は、光源18に電気接続される。導光板16は、バックプレート24に配置され、反射シート26は、バックプレート24と導光板16の底面163との間に設置され、プラスチック枠28は、バックプレート24に取り付けられ、導光板16及び光学フィルム組20を収納及び固定するために用いられる。また、図示しない一実施例では、プラスチック枠28は、表示パネル14を挟持するために用いられても良い。
【0019】
再び図3及び図4を参照する。表示パネル14は、バックライトモジュール12に対応して設置され、そのうち、表示パネル14は、バックライトモジュール12の光学フィルム組20の第二表面202に面し、即ち、光学フィルム組20は、表示パネル14と導光板16との間に位置する。一実施例では、表示パネル14は、可視領域141及び無効領域142を含み、無効領域142は、可視領域141を取り囲み、そのうち、無効領域142とは、表示パネル14において画面を表示することできない領域を指す。狭い枠を有する表示装置10を例とすると、無効領域142の幅が3mmよりも小さい。一実施例では、遮光層22は、無効領域142の導光板16上の正投影の範囲内に位置する。
【0020】
本発明では、バックライトモジュールの光学フィルム組の端面に遮光層を設置することで、光学フィルム組の端面からの光散乱を低減することができ、表示装置の表示パネルが狭い枠を有する構造であるときにも、光束が光学フィルム組の端面から散乱することによって可視領域の辺縁(即ち、可視領域と無効領域との境界)に光暈の問題が生じることがなく、表示パネルの画面全体をより均一にすることができる。また、遮光層の色が黒色又は灰色であっても良く、そのうち、遮光層の色の、黒色、ダークグレイ、又はミスティーグレーの間の選択により、可視領域の実際の辺縁の輝度に対して遮光効果の微調整を行うことができ、これにより、表示装置の使用者の光品位に合致するようにさせることができる。
【0021】
本発明は、前述した好適な実施例に基づいて以上のように開示されたが、前述した好適な実施例は、本発明を限定するためのものでなく、当業者は、本発明の技術思想と範囲を離脱しない限り、本発明に対して些細な変更と潤色を行うことができるので、本発明の保護範囲は、添付した特許請求の範囲に定まったものを基準とする。また、本発明の何れの実施例又は特許請求の範囲は、本発明に開示されたすべての目的又は利点又は特徴を達成する必要がない。また、要約の一部と発明の名称は、文献の検索を助けるためのみのものであり、本発明の技術的範囲を限定するものでない。また、本明細書又は特許請求の範囲に言及びされている「第一」、「第二」などの用語は、要素(element)に名前を付け、又は、他の実施例又は範囲を区別するためのものみであり、要素の数量上での上限又は下限を限定するためのものでない。
【符号の説明】
【0022】
10:表示モジュール
12:バックライトモジュール
14:表示パネル
141:可視領域
142:無効領域
16:導光板
161:入光面
162:出光面
163:底面
18:光源
19:回路板
20:光学フィルム組
201:第一表面
202:第二表面
203a:第一端面
203b:第二端面
203c:第三端面
203d:第四端面
22:遮光層
24:バックプレート
26:反射シート
28:プラスチック枠
A-A:線
B-B:線
L、L1:光束
図1
図2
図3
図4