(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-02
(45)【発行日】2024-12-10
(54)【発明の名称】動画共有方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20241203BHJP
H04N 21/2743 20110101ALI20241203BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20241203BHJP
【FI】
G06F3/0481
H04N21/2743
H04N7/15
(21)【出願番号】P 2023580491
(86)(22)【出願日】2022-06-30
(86)【国際出願番号】 CN2022102721
(87)【国際公開番号】W WO2023274354
(87)【国際公開日】2023-01-05
【審査請求日】2023-12-27
(31)【優先権主張番号】202110754247.2
(32)【優先日】2021-07-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チャン,ウェイイー
【審査官】田中 洋行
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第112601119(CN,A)
【文献】特表2017-532645(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0142450(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
H04N 21/2743
H04N 7/15
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のユーザの電子機器に用いられる動画共有方法であって、
前記第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイム通話を行うためのターゲット通話インタフェースを表示することと、
動画共有イベントがトリガされると、前記ターゲット通話インタフェースを、前記第1のユーザと前記少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、且つ前記第1のユーザと前記少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのターゲット共有インタフェースに切り替えて表示することとを含み、
前記方法は、更に、
前記第1のユーザによる第1の動画に対する第1のインタラクション操作に応答して、前記ターゲット共有インタフェースに前記第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示し、ここで、前記ターゲットインタラクション結果は、前記第2のユーザの
第2の共有インタフェースに表示された、第2のユーザによる前記第1の動画に対する第2のインタラクション操作に対応するインタラクション結果とは相互に独立であり、各ユーザに対応するインタラクションデータは、各ユーザによる前記第1の動画に対するインタラクション操作に応じて個別に
取得されることを含むことを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記動画共有イベントがトリガされることは、
前記ターゲット通話インタフェースに対する第1のトリガ操作が検出されると、前記動画共有イベントがトリガされることを含み、ここで、前記第1の動画は、前記第1のユーザが前記少なくとも1人の第2のユーザへシェアした動画であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動画共有イベントがトリガされることは、
前記第1の動画の第1の動画データストリームを受信すると、前記動画共有イベントがトリガされることを含み、ここで、前記第1の動画は、前記第2のユーザが前記第1のユーザへシェアした動画であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲット共有インタフェースに、前記第2のユーザの電子機器と同期した動画画面が表示されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、前記第1の動画の表示を前記第2の動画の表示に置換することをさらに含み、ここで、前記第2の動画は、前記ターゲット共有インタフェースに前記第1の動画を表示中に、前記第2のユーザが前記第1のユーザへシェアした動画であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
前記ターゲット共有インタフェースに対する第2のトリガ操作を検出すると、前記ターゲット共有インタフェースにおいて、前記第1の動画を前記第2のトリガ操作によって選択された第3の動画に置換して表示することをさらに含み、ここで、前記第3の動画は、前記少なくとも1人の第2のユーザに同期的にシェアされたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
前記第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、前記ターゲット共有インタフェースに前記第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示し、
且つ/又は、
前記第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、前記ターゲット共有インタフェースに前記第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果及び前記第1のインタラクション操作が対象とする第1の動画を表示することをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
前記第2のユーザが前記第1の動画に対して第2のインタラクション操作を行った場合、前記ターゲット共有インタフェースにおいて前記第1の動画の表示を保持することをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
前記ターゲット共有インタフェースに対する第3のトリガ操作を検出すると、前記ターゲット通話インタフェースに戻って表示し、前記ターゲット通話インタフェースにおいては、ターゲットコントロールが表示されていることと、
前記ターゲットコントロールに対する第4のトリガ操作を検出すると、前記ターゲット共有インタフェースに戻って表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ターゲット共有インタフェースは、さらに、前記第1のユーザの通話ウィンドウと前記第2のユーザの通話ウィンドウとを含む通話コントロールを表示するために用いられることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記通話コントロールの表示サイズは、前記通話コントロールにおける通話ウィンドウの数に基づいて決定され、且つ/又は前記通話ウィンドウの数は、リアルタイム通話ユーザの数に基づいて決定されることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記通話コントロールにおけるターゲット通話ウィンドウにシェアマークが表示され、前記ターゲット通話ウィンドウは、動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウであることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
前記通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出すると、前記第5のトリガ操作が指示する第1の表示位置に前記通話コントロールを表示することをさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出した後、前記方法は、
前記第5のトリガ操作の終了を検出すると、前記第1の表示位置が所定の表示領域外に位置する場合、前記通話コントロールを前記所定の表示領域内の第2の表示位置に跳ね返して表示することをさらに含み、ここで、前記第2の表示位置は、前記第1の表示位置に対応する表示位置であることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、前記方法は、
前記通話コントロールに対する第6のトリガ操作を検出すると、前記通話コントロールの表示を取り消すことと、
前記第6のトリガ操作が指示する第3の表示位置に、前記通話コントロールが最小化状態にあることを示すための第3のコントロールを表示することとをさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記第3のコントロール内には、前記通話コントロールにおけるターゲット通話ウィンドウが属するユーザのユーザアバターが表示されており、前記ターゲット通話ウィンドウは、動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウであることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
第1のユーザの電子機器に用いられる動画共有装置であって、
前記第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイム通話を行うためのターゲット通話インタフェースを表示するように構成された第1の表示手段と、
動画共有イベントがトリガされると、前記ターゲット通話インタフェースを、前記第1のユーザと前記少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、且つ前記第1のユーザと前記少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのターゲット共有インタフェースに切り替えて表示するように構成された第2の表示手段とを含み、
前記装置は、更に、
前記第1のユーザによる第1の動画に対する第1のインタラクション操作に応答して、前記ターゲット共有インタフェースに前記第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示し、ここで、前記ターゲットインタラクション結果は、前記第2のユーザの
第2の共有インタフェースに表示された、第2のユーザによる前記第1の動画に対する第2のインタラクション操作に対応するインタラクション結果とは相互に独立であり、各ユーザに対応するインタラクションデータは、各ユーザによる前記第1の動画に対するインタラクション操作に応じて個別に
取得されるように構成されることを特徴とする、動画共有装置。
【請求項18】
プロセッサと、
実行可能命令を記憶するためのメモリとを含み、
前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能命令を読み出し、前記実行可能命令を実行して上記請求項1~16のいずれか1項に記載の動画共有方法を実現させるためのものであることを特徴とする、電子機器。
【請求項19】
プロセッサによって実行されると、プロセッサに上記請求項1~16のいずれか1項に記載の動画共有方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたことを特徴とする、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年7月2日に中国特許局に提出された、出願番号が202110754247.2であり、出願の名称が「動画共有方法、装置、機器及び媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本出願に組み込まれる。
【0002】
本開示は、インターネット技術分野に関し、特に動画共有方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術や移動通信技術の急速な発展に伴い、電子機器をベースとした各種の動画プラットフォームが一般的に用いられており、人々の日常生活を極めて豊かにしている。
【0004】
現在では、ユーザが通話中に、友達との間の動画のシェアを実現することはできない。
【発明の概要】
【0005】
上記技術課題を解決し、又は少なくとも部分的に上記技術課題を解決するために、本開示は、動画共有方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0006】
第1の側面によれば、本開示は、第1のユーザの電子機器に用いられる動画共有方法であって、
第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイム通話を行うためのターゲット通話インタフェースを表示することと、
動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースを、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのターゲット共有インタフェースに切り替えて表示することとを含む動画共有方法を提供する。
第2の側面によれば、本開示は、第1のユーザの電子機器に用いられる動画共有装置であって、
第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイム通話を行うためのターゲット通話インタフェースを表示するように構成された第1の表示手段と、
動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースを、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのターゲット共有インタフェースに切り替えて表示するように構成された第2の表示手段とを含む動画共有装置を提供する。
【0007】
第3の側面によれば、本開示は、
プロセッサと、
実行可能命令を記憶するためのメモリとを含み、
プロセッサは、メモリから実行可能命令を読み出し、実行可能命令を実行して第1の側面に記載の動画共有方法を実現させるためのものである、電子機器を提供する。
第4の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに第1の側面に記載の動画共有方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0008】
本開示の実施例による技術案は、従来技術と比較して以下の利点を有する。
【0009】
本開示の実施例による動画共有方法、装置、機器及び媒体は、第1のユーザと第2のユーザがリアルタイム通話を行っている間に、動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに置換して表示することができる。それにより、該ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示するために使用されることができるため、第1のユーザと第2のユーザは、第1の動画を同期視聴することができ、第1の動画に対するシェアを実現する。また、該ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するために使用されることもでき、第1の動画を同期視聴するとき、依然として自分の視聴感覚をリアルタイムで交流することができる。さらに、第1のユーザと第2のユーザとが、面と向かって第1の動画を視聴する体験を有するようにし、ユーザのリアルタイム通話と動画シェア体験を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付図面を結び付けながら、以下の発明を実施するための形態を参照することでより明らかとなる。全ての添付図面において、同一又は類似する要素を同一又は類似する符号で示している。添付図面は概略的なものであり、原本及び要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。
【
図1】本開示の実施例による動画共有のアーキテクチャ図。
【
図2】本開示の実施例による動画共有方法のフローチャート概略図。
【
図3】本開示の実施例による通話インタフェースの概略図。
【
図4】本開示の実施例による第1種の共有インタフェースの概略図。
【
図5】本開示の実施例による第2種の共有インタフェースの概略図。
【
図6】本開示の実施例による第3種の共有インタフェースの概略図。
【
図7】本開示の実施例による第4種の共有インタフェースの概略図。
【
図8】本開示の実施例による別の通話インタフェースの概略図。
【
図9】本開示の実施例によるさらに別の通話インタフェースの概略図。
【
図10】本開示の実施例によるさらに別の通話インタフェースの概略図。
【
図11】本開示の実施例による別の動画共有方法のフローチャート概略図。
【
図12】本開示の実施例による第5種の共有インタフェースの概略図。
【
図13】本開示の実施例による第6種の共有インタフェースの概略図。
【
図14】本開示の実施例による動画共有装置の構成概略図。
【
図15】本開示の実施例による電子機器の構成概略図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に記述する。添付図面においては本開示のいくつかの実施例が示されたが、本開示を各種の形態で実現することができ、ここで記述された実施例に限定されると解釈されるべきではないことを理解されたい。逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供される。本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、且つ/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0013】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放式包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の説明において与えられる。
【0014】
なお、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、単に異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきであることが当業者に自明である。
【0015】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、説明的なものに過ぎず、これらメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0016】
図1は、本開示の実施例による動画共有のアーキテクチャ図である。
【0017】
図1に示すように、このアーキテクチャ図には、クライアントエンドの少なくとも2つの電子機器101と、サービスエンドの少なくとも1つのサーバ102とが含まれてもよい。電子機器101は、それぞれネットワークプロトコル、例えば、セキュアソケットレイヤ上でのハイパーテキストトランスファープロトコル(Hyper Text Transfer Protocolover Secure Socket Layer、HTTPS)によりサーバ102との接続を確立し、情報をやり取りすることができる。ここで、電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、複合機、スマートホーム機器などの通信機能を有する機器であってもよい。サーバ102は、クラウドサーバ又はサーバクラスタなどの記憶及び計算機能を有する機器であってもよい。
【0018】
上記のアーキテクチャにより、電子機器101を利用するユーザ同士は、電子機器101にインストールされた所定のネットワークプラットフォームを介してリアルタイム通話を行うことができる。ここで、所定のネットワークプラットフォームは、所定のウェブサイト又は所定のアプリケーションであってもよい。サーバ102は、所定のネットワークプラットフォームにサポートを提供し得る。
【0019】
ユーザがリアルタイム通話を行っている間に、電子機器101が動画共有イベントがトリガされたことを検出すると、電子機器101は、通話インタフェースを共有インタフェースに置換して表示し、共有インタフェース内に共有動画を表示してもよい。従って、リアルタイム通話する各ユーザは、共有インタフェースに表示される共有動画を同期視聴することができ、リアルタイム通話する各ユーザ間の共有動画に対するシェアを実現することができ、さらに、ユーザのリアルタイム通話と動画シェア体験を向上させる。
【0020】
本開示のいくつかの実施例では、電子機器101が第1のユーザによる通話インタフェースでの動画共有をトリガするための第1のトリガ操作を検出すると、電子機器101は、動画共有イベントがトリガされたことを検出したと決定してもよい。このとき、第1のトリガ操作を検出した電子機器101は、サーバ102を介して、共有動画の動画データストリームを他の電子機器101に共有してもよい。それにより、他の電子機器101は、同期的に通話インタフェースを共有インタフェースに置換して表示することができる。
【0021】
本開示の別のいくつかの実施例では、電子機器101は、他の電子機器101がサーバ102を介して送信した共有動画の動画データストリームを受信すると、電子機器101は、動画共有イベントがトリガされたことを検出したと決定してもよい。このとき、電子機器101は、他の電子機器101と同期的に通話インタフェースを共有インタフェースに置換して表示することができる。
【0022】
従って、本開示の実施例では、サーバが共有動画の動画データストリームを送信することにより、共有動画に対する共有を実現することができる。また、インタラクションデータは、各ユーザによる共有動画に対する操作状況に応じて個別にプルされるため、ユーザは、共有動画を同期視聴する他のユーザによる共有動画に対するインタラクション状況を見ることができず、動画共有中にユーザのプライバシーを保護することができる。
上記のアーキテクチャに基づいて、以下、
図2~13と併せて、本開示の実施例による動画共有方法を説明する。
【0023】
本開示の実施例では、該動画共有方法は、電子機器によって実行されてもよい。例えば、該電子機器は、
図1に示すクライアントエンドにおける電子機器101であってもよい。ここで、電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、複合機及びスマートホーム機器などの通信機能を有する機器であってもよい。
【0024】
図2は、本開示の実施例による動画共有方法を示すフローチャート概略図である。
【0025】
図2に示すように、この動画共有方法は以下のようなステップを含んでもよい。
【0026】
S210:ターゲット通話インタフェースを表示する。
【0027】
本開示の実施例では、ターゲット通話インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザがリアルタイム通話を行うために使用されてもよい。つまり、第1のユーザと第2のユーザとの間は、ターゲット通話インタフェースを介してリアルタイム通話を実現することができる。
【0028】
具体的には、第1のユーザの電子機器と、少なくとも1人の第2のユーザの電子機器との間は、インタラクションによって、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を実現し、且つ、第1のユーザの電子機器は、リアルタイム通話に用いられるターゲット通話インタフェースを表示することができる。
【0029】
それに応じて、第1のユーザの電子機器がターゲット通話インタフェースを表示すると同時に、第1のユーザとリアルタイム通話する第2のユーザの電子機器もターゲット通話インタフェースと類似する通話インタフェースを表示することができる。該通話インタフェースに表示される内容は、ユーザの違いによって、差があってもよい。
【0030】
選択的に、ターゲット通話インタフェースは、音声通話インタフェースであってもよいし、ビデオ通話インタフェースであってもよく、ここでは制限を加えない。
【0031】
選択的に、ターゲット通話インタフェースは、例えば、インスタントメッセンジャーアプリケーションなどの即時通信プラットフォームを利用してリアルタイム通話を行うときに表示される通話インタフェースであってもよいし、キャリア通信機能を利用してリアルタイム通話を行うときに表示される通話インタフェースであってもよく、ここでは制限を加えない。
【0032】
本開示の実施例では、ターゲット通話インタフェースには、第1のユーザと第2のユーザに関する情報が含まれてもよい。例えば、ターゲット通話インタフェースには、第1のユーザと第2のユーザのリアルタイム画面、ユーザアバターなどのうちの少なくとも1つが含まれてもよい。
【0033】
いくつかの実施例では、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザが入力した、少なくとも1人の第2のユーザとのリアルタイム通話を開始するための通話開始操作を受け付けた後、ターゲット通話インタフェースを表示してもよい。別のいくつかの実施例では、第1のユーザの電子機器は、それによりいずれか1人の第2のユーザによって開始されたリアルタイム通話を行う要求を受け付けた後、ターゲット通話インタフェースを表示してもよい。
ここで、通話開始操作は、少なくとも1人の第2のユーザに送るリアルタイム通話を開始する要求をトリガするための通話開始コントロールに対するジェスチャ制御操作(例えば、タップ、長押し、ダブルタップなど)、音声制御操作又は表情制御操作などであってもよく、ここでは制限を加えない。
【0034】
例示的に、
図3には、本開示の実施例による通話インタフェースの概略図が示される。
図3に示すように、電子機器には、通話インタフェースが表示されてもよい。該通話インタフェースには、リアルタイムビデオ通話を行っている第1のユーザのリアルタイム画面301と、第2のユーザのリアルタイム画面302とが表示されてもよい。図において、第1のユーザのリアルタイム画面301は、フルスクリーンで表示されてもよく、第2のユーザのリアルタイム画面302は、小ウィンドウの形で表示されてもよい。
【0035】
理解できるように、
図3における第1のユーザとリアルタイム通話を行う第2のユーザの電子機器における通話インタフェースには、第1のユーザと第2のユーザのリアルタイム画面が表示されてもよい。但し、異なるのは、第2のユーザのリアルタイム画面は、フルスクリーンで表示されるのに対して、第1のユーザのリアルタイム画面は、小ウィンドウの形で展示されてもよい。
【0036】
S220:動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示する。
【0037】
本開示の実施例では、ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するために用いられてもよい。つまり、第1のユーザの電子機器がターゲット共有インタフェースに切り替えられた後、ターゲット共有インタフェースを通じて、第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持しながら、共有された第1の動画を表示することができる。
【0038】
本開示の実施例では、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースを表示中に、リアルタイムで動画共有イベントを検出することができ、動画共有イベントがトリガされたことを検出すると、現在表示しているターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて、ターゲット共有インタフェースに第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有されるための第1の動画を表示し、ターゲット共有インタフェースを介して、現在進行中のリアルタイム通話を保持することができる。
【0039】
それに応じて、第1のユーザの電子機器がターゲット共有インタフェースに切り替えて表示すると同時に、上記第1のユーザとリアルタイム通話を行う第2のユーザの電子機器も、現在表示している通話インタフェースを共有インタフェースに切り替えて、共有インタフェースに第1の動画を表示することができる。該共有インタフェースと、上記のターゲット共有インタフェースとは、機能及び表示する動画が同じである。他の情報は、ユーザの違いによって、差があってもよい。
【0040】
本実施例では、ターゲット共有インタフェースに、第2のユーザの電子機器と同期した動画画面が表示される。つまり、ターゲット共有インタフェースに表示される第1の動画の動画画面は、第2のユーザの電子機器に同期的に表示されてもよく、第1のユーザと第2のユーザが動画を同期視聴する体験を向上させる。
【0041】
これにより、複数のユーザがリアルタイム通話している間に、一緒に動画を見る機能を導入することにより、共有された動画を同期視聴することを実現でき、通話中のユーザ体験を豊富にし、異なるユーザ間のインタラクションの時間長さとインタラクション深さを向上させる。
【0042】
いくつかの実施例では、ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザの通話ウィンドウと第2のユーザの通話ウィンドウとを含み得る通話コントロールを表示するためにも使用され得る。
【0043】
ここで、通話コントロールは、リアルタイム通話中を表すための機能コントロールであってもよい。通話コントロールのターゲット共有インタフェースにおける表示パラメータは、実際の状況に応じて設定されてもよい。表示パラメータは、表示位置や表示サイズなどを含んでもよい。通話コントロールは、リアルタイム通話を行っている第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザの通話ウィンドウを含んでもよく、各通話ウィンドウは、1人のユーザに対応する。通話ウィンドウには、対応するユーザに関する情報が展示されてもよい。例えば、通話ウィンドウには、対応するユーザのリアルタイム画面又はユーザアバターなどが展示されてもよい。
【0044】
選択的に、本実施例では、リアルタイム通話を行うユーザ数に数量閾値を設けてもよい。つまり、数量閾値内の複数のユーザ間でリアルタイム通話を行うことのみをサポートする。例えば、リアルタイム通話で最大6人のユーザをサポートする。
【0045】
例示的に、
図4には、本開示の実施例による第1種の共有インタフェースの概略図が示される。
図4に示すように、第1のユーザの電子機器に表示される共有インタフェースが展示される。該共有インタフェースには、通話コントロール400と、第1のユーザと第2のユーザとの間で共有された第1の動画403とが表示されてもよい。通話コントロール400には、リアルタイムビデオ通話を行っている第1のユーザの通話ウィンドウ401と第2のユーザの通話ウィンドウ402とが表示されてもよい。通話ウィンドウ401と通話ウィンドウ402には、ユーザのリアルタイム画面が展示されてもよい。
【0046】
選択的に、ターゲット共有インタフェースに第1の動画のインタラクションコントロールがさらに展示されてもよい。インタラクションコントロールは、インタラクションデータを表示するために使用され得る。インタラクションデータは、コメント、転送、いいねなどのデータを含んでもよい。
【0047】
具体的には、第1の動画は、共有インタフェースのビデオレイヤ内に表示されてもよい。ビデオレイヤ上に、制御レイヤを重畳させてもよい。制御レイヤ内には、上記のインタラクションコントロールが表示される。第1のユーザが第1の動画を第2のユーザへシェアするとき、サーバは、第1の動画の第1のインタラクションデータを検索して、第1の動画の第1のインタラクションデータを第2のユーザの電子機器に送信してもよい。それにより、第2のユーザの電子機器は、第1の動画の第1のインタラクションデータを受信した後、インタラクションコントロールに表示する。また、第2のユーザが第1のユーザに第1の動画の第1のインタラクションデータをシェアするとき、第1のユーザの電子機器は、サーバによって送信された第1の動画の第1のインタラクションデータを受信して、インタラクションコントロールに表示してもよい。
【0048】
図4に示すように、第1の動画403は、ユーザが発布した動画である。共有インタフェースには、第1の動画403のインタラクションコントロールがさらに展示され、インタラクションコントロールにインタラクションデータが表示される。例えば、図におけるいいね数は1234であり、コメント数は6であり、転送数は89である。
【0049】
別のいくつかの実施例では、上記の通話コントロールのターゲット共有インタフェースにおける表示サイズは、さらに、通話コントロールにおける通話ウィンドウの数に関連してもよい。
【0050】
選択的に、通話コントロールの表示サイズは、通話コントロールにおける通話ウィンドウの数に基づいて決定され、且つ/又は通話ウィンドウの数は、リアルタイム通話ユーザの数に基づいて決定されてもよい。
【0051】
1つの通話ウィンドウが1人のリアルタイム通話のユーザに対応するので、通話ウィンドウの数は、リアルタイム通話のユーザの数と同じになる。
【0052】
選択的に、通話コントロールの表示サイズは、通話ウィンドウの数が増えるにつれて小さくなってもよい。比例に従って次第に表示サイズを小さくしてもよい。大きさの異なる2つの表示サイズを設け、通話ウィンドウの数が第1の所定数よりも小さい場合、通話コントロールを小さい表示サイズで表示し、通話ウィンドウの数が第1の所定数以上である場合、通話コントロールを大きい表示サイズで表示してもよい。所定数は、ニーズに応じて設定されてもよい。例えば、所定数は、4であってもよい。
【0053】
選択的に、通話ウィンドウに表示される内容は、通話ウィンドウの数に基づいて決定されてもよい。通話コントロールにおける通話ウィンドウの数が第2の所定数よりも小さい場合、通話ウィンドウにリアルタイム画面が展示されてもよい。通話コントロールにおける通話ウィンドウの数が第2の所定数以上である場合、通話ウィンドウにユーザのアバターが展示されてもよい。
【0054】
例示的に、
図5には、本開示の実施例による第2種の共有インタフェースの概略図が示され、
図6には、本開示の実施例による第3種の共有インタフェースの概略図が示される。
図4~
図6を参照する。最初は、
図4に示すように、2人のユーザがリアルタイム通話を行い、通話コントロール400における通話ウィンドウの数は2である。そして、
図5に示すように、2人のユーザがリアルタイム通話に参加し、通話コントロール500における通話ウィンドウの数は4である。さらに、
図6に示すように、もう2人のユーザがリアルタイム通話に参加し、通話コントロール600における通話ウィンドウの数は6である。
図5に展示される第1のユーザと第2のユーザとの間で共有された第1の動画501と、
図6に展示される第1の動画601とは同じである。以上のように、リアルタイム通話のユーザ数が増加するにつれて、通話ウィンドウも増加し、通話コントロールの表示サイズは次第に小さくなる。
図5に示すように、通話ウィンドウの数が4である場合、各通話ウィンドウには、対応するユーザのリアルタイム画面が大きいサイズで表示される。
図6に示すように、通話ウィンドウの数が6である場合、即ち、4よりも大きい場合、各通話ウィンドウには、対応するユーザのユーザアバターが小さいサイズで表示される。
【0055】
さらにいくつかの実施例では、通話コントロールにおけるターゲット通話ウィンドウにシェアマークが表示される。ターゲット通話ウィンドウは、動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウである。シェアマークは、通話ウィンドウに1つの指示的な枠を加えてもよいし、通話ウィンドウの1つのコーナー点に1つのマークを付してもよいし、通話ウィンドウ内の所定の位置に1つのマークを付してもよく、具体的にはニーズに応じて設ければよい。
【0056】
本実施例では、ターゲット共有インタフェースは、通話コントロールを表示できる他、通話コントロールにおいて動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウにシェアマークを表示して、該ユーザと他のユーザとの違いを強調し、リアルタイム通話している各ユーザに動画をシェアしているユーザを知らせ、動画シェア体験効果を向上させることができる。
【0057】
上記
図4に展示される共有インタフェースを参照すると、そのうちの通話コントロールにおいて動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウにシェアマーク404が展示され、現在該ユーザが動画をシェアしていることを強調する。
図5と
図6にも、シェアマークが展示されており、異なるのは、展示される通話ウィンドウが異なることである。
【0058】
本開示の実施例では、第1のユーザと第2のユーザがリアルタイム通話を行っている間に、動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに置換して表示することができる。それにより、該ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示するために使用されることができるため、第1のユーザと第2のユーザは、第1の動画を同期視聴することができ、第1の動画に対するシェアを実現する。また、該ターゲット共有インタフェースは、更に、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するために使用されることもでき、第1の動画を同期視聴するとき、依然として自分の視聴感覚をリアルタイムで交流することができる。さらに、第1のユーザと第2のユーザとが、面と向かって第1の動画を視聴する体験を有するようにし、ユーザのリアルタイム通話と動画シェア体験を向上させることができる。
【0059】
本開示の別の実施形態では、動画共有イベントは、リアルタイム通話を行う2人のユーザ間で動画共有を実現するためのトリガイベントであってもよい。該動画共有イベントは、第1のユーザによってトリガされてもよいし、第1のユーザとリアルタイム通話を行う第2のユーザによってトリガされてもよい。また、第1の動画は、第1のユーザ又は第1のユーザとリアルタイム通話を行う第2のユーザによってシェアされた動画であってもよい。
【0060】
いくつかの実施例では、動画共有イベントがトリガされることは、ターゲット通話インタフェースに対する第1のトリガ操作が検出されると、動画共有イベントがトリガされることを含んでもよい。このとき、第1の動画は、第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザへシェアした動画である。
ここで、第1のトリガ操作は、第1のユーザによる動画共有イベントをトリガするための操作であってもよい。具体的には、ターゲット通話インタフェースにおける第1のユーザのジェスチャ制御操作(例えば、タップ、長押し、ダブルタップなど)、音声制御操作又は表情制御操作などを含んでもよく、ここでは制限を加えない。
【0061】
例示的に、
図3を参照すると、第1のトリガ操作は、単に例であるが、第1のユーザによる「一緒に動画を見る」コントロール303に対するトリガ操作であってもよい。動画共有イベントが第1のユーザによってトリガされた場合、第1の動画は、第1のユーザがシェア操作によって少なくとも1人の第2のユーザへシェアした動画であってもよい。
【0062】
これらの実施例では、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースを表示中に、第1のユーザの操作を検出してもよい。第1のユーザによるターゲット通話インタフェースに対する第1のトリガ操作を検出すると、動画共有イベントがトリガされたと決定してもよい。一例では、第1のユーザの電子機器は、複数の候補動画を表示してもよい。第1のユーザは、表示される複数の候補動画で選択動作を行うことにより、第1のユーザの電子機器が、第1のユーザによって選択された候補動画を第1の動画とするようにしてもよい。別の例では、第1のユーザの電子機器は、動画共有イベントがトリガされたと決定した後、第1のユーザが視聴している動画を第1の動画としてもよい。
【0063】
さらに、第1のユーザの電子機器は、サーバを介して第1の動画を少なくとも1人の第2のユーザの電子機器へシェアすることにより、第1のユーザの電子機器と第2のユーザの電子機器が共に共有インタフェースに切り替えて表示し、共有インタフェースに上記の第1の動画を表示するようにしてもよい。第1の動画の上記のシェア手順は、第1のユーザの電子機器が、第1の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報を携えるシェア要求をサーバに送信し、サーバが、該シェア要求に応答して、第1の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報に基づいて、ローカルに記憶された第1の動画の第1の動画データストリームを検索し、第1の動画データストリームを第2のユーザの電子機器にプッシュすることにより、第2のユーザの電子機器が、第1の動画の第1の動画データストリームを受信し、且つ、第2のユーザの電子機器が、第1の動画の第1の動画データストリームに応答して、通話インタフェースを共有インタフェースに切り替えることができるようにすることを含んでもよい。
【0064】
別のいくつかの実施例では、動画共有イベントがトリガされることは、第1の動画の第1の動画データストリームを受信すると、動画共有イベントがトリガされることを含んでもよい。このとき、第1の動画は、第2のユーザが第1のユーザへシェアした動画である。
【0065】
ここで、第1の動画の第1の動画データストリームは、いずれかの第2のユーザの電子機器がサーバを介して第1のユーザの電子機器に送信した動画データストリームであってもよい。第1のユーザの電子機器がいずれかの第2のユーザの電子機器がサーバを介して送信した第1の動画の第1の動画データストリームを受信すると、動画共有イベントがトリガされたと決定してもよい。このとき、第1の動画は、第2のユーザがサーバを介して第1のユーザへシェアした動画であってもよい。
【0066】
具体的には、第1のユーザの電子機器がターゲット通話インタフェースを表示した後、第2のユーザの電子機器も同時に通話インタフェースを表示する。第2のユーザの電子機器が、第2のユーザのトリガ操作に基づいて、動画共有イベントがトリガされたことを検出すると、第2のユーザの電子機器は、第2のユーザの選択操作に応じて、複数の候補動画から第2のユーザが選択した候補動画を第1の動画とし、又は第2のユーザが視聴している動画を第1の動画としてもよい。
【0067】
さらに、第2のユーザの電子機器は、サーバを介して第1の動画を第1のユーザの電子機器へシェアすることにより、第1のユーザの電子機器と第2のユーザの電子機器が共に共有インタフェースに切り替えて表示し、共有インタフェースに上記の第1の動画を表示するようにしてもよい。第1の動画の上記のシェア手順は、第2のユーザの電子機器が、第1の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報を携えるシェア要求をサーバに送信し、サーバが、該シェア要求に応答して、第1の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報に基づいて、ローカルに記憶された第1の動画の第1の動画データストリームを検索し、第1の動画データストリームを第1のユーザの電子機器にプッシュすることにより、第1のユーザの電子機器が、第1の動画の第1の動画データストリームを受信するようにすることを含んでもよい。
【0068】
選択的に、第1のユーザの電子機器は、第1の動画の第1の動画データストリームを受信した後、動画を共有するためのターゲット共有インタフェースが現在既に表示されているか否かを判断し、既に表示されている場合、ターゲット共有インタフェースに第1の動画を表示し、表示されていない場合、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示し、ターゲット共有インタフェースに第1の動画を表示してもよい。
【0069】
このように、本開示の実施例における動画共有は、リアルタイム通話を行っている複数のユーザのうちのいずれか1人のユーザによってトリガされ、共有すべき動画を他のユーザにシェアすることができ、これにより、複数のユーザ同士は、シェアされた動画を同期視聴することができ、動画の共有を実現する。
【0070】
本開示のさらに別の実施形態では、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、更に、第1のユーザ又は第2のユーザのトリガに基づいて、ターゲット共有インタフェースに表示される第1の動画を別の動画に置換して表示して、共有動画の切り替えを実現してもよい。
【0071】
いくつかの実施例では、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、該動画共有方法は、第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、第1の動画を第2の動画に置換して表示することをさらに含んでもよく、ここで、第2の動画は、ターゲット共有インタフェースに第1の動画を表示中に、第2のユーザが第1のユーザへシェアした動画である。
【0072】
ここで、第2の動画の第2の動画データストリームは、ターゲット共有インタフェースに第1の動画を表示中に、いずれかの第2のユーザの電子機器がサーバを介して第1のユーザの電子機器に送信した動画データストリームであってもよい。第1のユーザの電子機器が、いずれかの第2のユーザの電子機器がサーバを介して送信した第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、現在共有されている第1の動画の切替イベントがトリガされたと決定してもよい。このとき、第2の動画は、第1の動画の表示中に、第2のユーザがサーバを介して第1のユーザへシェアした別の動画であってもよい。
【0073】
具体的には、第1のユーザの電子機器がターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第2のユーザの電子機器も同時に共有インタフェースを表示する。第2のユーザの電子機器が、第2のユーザが第2の動画に対する動画共有イベントをトリガしたことを検出すると、第2のユーザの電子機器は、第2のユーザの選択操作に応じて、複数の候補動画から第2のユーザが選択した候補動画を第2の動画としてもよい。その後、第2のユーザの電子機器は、第2の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報を携えるシェア要求をサーバに送信する。サーバは、該シェア要求に応答して、第2の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報に基づいて、ローカルに記憶された第2の動画の第2の動画データストリームを検索し、第2の動画データストリームを第1のユーザの電子機器にプッシュすることにより、第1のユーザの電子機器が、第2の動画の第2の動画データストリームを受信するようにする。
【0074】
さらに、第1のユーザの電子機器は、第2の動画データストリームを受信した後、ターゲット共有インタフェースに表示される第1の動画を第2の動画に置換して表示してもよい。これにより、第1のユーザの電子機器と第2のユーザの電子機器は、共に共有インタフェースに表示される第1の動画を第2の動画に切り替える。
【0075】
選択的に、第1のユーザの電子機器は、第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、動画を共有するための共有インタフェースが現在既に表示されているか否かを判断してもよい。表示されている場合、そのまま第1の動画を第2の動画に置換すればよい。表示されていない場合、共有インタフェースを表示し、共有インタフェースに第2の動画を表示する。
【0076】
選択的に、第1のユーザの電子機器は、第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、第1の動画に対するインタラクション操作が現在存在するか否かをさらに判断してもよい。存在する場合、インタラクション操作の終了を検出した後、第1の動画を第2の動画に置換して表示する。存在しない場合は、第1の動画を第2の動画に置換して表示する。
【0077】
具体的には、第1のユーザの電子機器は、第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、第1のユーザが第1の動画に対してインタラクション操作を行っているか否かを判断してもよい。行っている場合、とりあえず動画を置換せず、インタラクション操作が終了した後、第1の動画を第2の動画に置換する。行っていない場合、そのまま動画を置換する。
【0078】
このように、本開示の実施例では、共有インタフェースに表示される共有動画を切り替える前に、インタラクション操作に対する判断を追加し、インタラクション操作の後で動画を切り替えてもよい。これにより、ユーザのインタラクション操作に対する影響を回避し、途切れを減少させ、動画共有中のインタラクション体験を向上させる。
【0079】
別のいくつかの実施例では、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、該動画共有方法は、ターゲット共有インタフェースに対する第2のトリガ操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースにおいて、第1の動画を第2のトリガ操作によって選択された第3の動画に置換して表示することをさらに含んでもよい。ここで、第3の動画は、少なくとも1人の第2のユーザに同期的にシェアされた動画である。
【0080】
ここで、第2のトリガ操作は、第1のユーザが第1の動画を切り替えるためのトリガ操作であってもよい。具体的には、ターゲット共有インタフェースにおける第1のユーザのジェスチャ制御操作(例えば、タップ、長押し、ダブルタップなど)、音声制御操作又は表情制御操作などを含んでもよく、ここでは制限を加えない。
【0081】
これらの実施例では、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第1のユーザの操作を検出してもよい。第1のユーザによるターゲット共有インタフェースに対する第2のトリガ操作を検出すると、第1の動画に対する切り替え操作をトリガしてもよい。その後、第1のユーザの電子機器は、複数の候補動画を表示してもよい。第1のユーザは、表示される複数の候補動画で選択動作を行うことにより、第1のユーザの電子機器が、第1のユーザによって選択された候補動画を第3の動画とし、且つ、第3の動画をサーバを介して少なくとも1人の第2のユーザの電子機器へシェアすることにより、第1のユーザの電子機器と第2のユーザの電子機器が共に共有インタフェースに表示される第1の動画を第2の動画に切り替えるようにしてもよい。
【0082】
第3の動画の上記のシェア手順は、第1のユーザの電子機器が、第3の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報を携えるシェア要求をサーバに送信し、サーバが、該シェア要求に応答して、第3の動画の動画識別子又は動画アドレスなどの情報に基づいて、ローカルに記憶された第3の動画の第3の動画データストリームを検索し、第3の動画データストリームを第2のユーザの電子機器にプッシュすることにより、第2のユーザの電子機器が、第3の動画の第3の動画データストリームを受信するようにすることを含んでもよい。
【0083】
例示的に、
図7には、本開示の実施例による第4種の共有インタフェースの概略図が示される。
図4及び
図7を参照すると、第1のユーザが
図4における所定のコントロール405に対してトリガ操作を行った後、ターゲット共有インタフェースに
図7における動画選択インタフェース701を展示してもよい。第1のユーザは、動画選択インタフェース701において選択操作を行うことにより、選択された候補動画を第3の動画としてもよい。
図7に示すように、動画選択インタフェース701には、3種類の候補動画、例えば、図におけるおすすめ動画、自分の作品及び好きな動画が含まれてもよく、各種類には何れも複数の候補動画が含まれてもよい。
図7には、通話コントロール702がさらに展示されている。
選択的に、第1のユーザはまた、
図7における「私の動画を再生する」コントロール703に対するトリガ操作を通して、共有インタフェースに現在表示されている第1の動画を確認してもよい。
【0084】
このように、本開示の実施例では、リアルタイム通話している複数のユーザが、共有された動画を同期視聴している間に、いずれか1人のユーザによって、現在表示されている動画の切り替えをトリガし、選択された動画で、現在他のユーザがシェアしている動画を置換してもよい。それにより、複数のユーザは、別の新たな動画を同期視聴することができ、動画共有の体験効果をさらに向上させる。
【0085】
本開示のさらに別の実施形態では、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、更に、第1のユーザの第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示するが、第2のユーザが第2のインタラクション操作を行うとき、第1の動画の表示を保持してもよい。
【0086】
いくつかの実施例では、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、該動画共有方法は、第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示すること、及び/又は、第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果及び第1のインタラクション操作が対象とする第1の動画を表示することをさらに含んでもよい。
【0087】
ここで、第1のインタラクション操作は、第1のユーザによる、ターゲット共有インタフェースに現在表示されている第1の動画に対する、いいね、転送、コメントなどの操作であってもよい。ターゲットインタラクション結果は、ターゲット共有インタフェースにおける第1のインタラクション操作に対応する結果であってもよい。例えば、第1のインタラクション操作がいいね操作である場合、ターゲットインタラクション結果は、いいねコントロールの状態の変更であってもよい。第1のインタラクション操作がコメント操作である場合、ターゲットインタラクション結果は、コメントエリア内にコメント内容を表示することであってもよい。
【0088】
具体的には、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第1のユーザの操作を検出してもよい。第1のユーザによる第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに該第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示してもよい。
【0089】
選択的に、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザによる第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出し、且つ、第1のインタラクション操作の間に、第2のユーザが第1の動画に対して第2のインタラクション操作を行った場合、ターゲット共有インタフェースに該第1のインタラクション操作のターゲットインタラクション結果及び第1のインタラクション操作が対象とする第1の動画の表示を保持してもよい。選択的に、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザによる第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出し、且つ、第1のインタラクション操作の間に、第2の動画の第2の動画データストリームを受信した場合、ターゲット共有インタフェースに該第1のインタラクション操作のターゲットインタラクション結果及び第1のインタラクション操作が対象とする第1の動画を表示した後、第1の動画を第2の動画に置換して表示してもよい。
【0090】
別のいくつかの実施例では、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、該動画共有方法は、第2のユーザが第1の動画に対して第2のインタラクション操作を行った場合、ターゲット共有インタフェース内に第1の動画の表示を保持することをさらに含んでもよい。
【0091】
ここで、第2のインタラクション操作は、第2のユーザによる、現在表示されている第1の動画に対する、いいね、転送、コメントなどの操作であってもよい。第2のインタラクション操作と、上記第1のインタラクション操作とは、それぞれ、対応する電子機器によって実現される。具体的には、第1のユーザの電子機器がターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第2のユーザの電子機器も通話インタフェースを共有インタフェースに切り替え、第2のユーザの操作を検出してもよい。第2のユーザによる第1の動画に対する第2のインタラクション操作を検出すると、第2のユーザの共有インタフェースに第2のインタラクション操作に対応するインタラクション結果を表示するが、第1のユーザのターゲット共有インタフェースに第2のインタラクション操作に対応するインタラクション結果を表示せず、第1の動画の表示を保持してもよい。
具体的には、第2のユーザの電子機器が、サーバから送信された第1の動画の第1のインタラクションデータを受信し、コントロール層のインタラクションコントロールに表示した後、第2のユーザによる第1の動画に対するいいね、転送、コメントなどのインタラクション操作を検出し、コントロール層にインタラクション操作に対応するインタフェースを表示する一方で、動画層は依然に該インタラクション操作に対応する動画の表示を保持する。
このように、本開示の実施例では、リアルタイム通話している複数のユーザは、共有された動画を同期視聴している間に、各ユーザは、自身のインタラクション操作の結果のみを見ることができ、他のユーザのインタラクション操作の結果を見ることはできない。つまり、異なるユーザ間のインタラクション操作がシェアされないので、ユーザのプライバシーが保護され、ユーザのインタラクション体験が向上する。
【0092】
本開示のさらに別の実施形態では、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、ユーザは、ターゲットコントロールを介して、ターゲット通話インタフェースとターゲット共有インタフェースとの間の切替表示を実現することができる。
【0093】
選択的に、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、該動画共有方法は、ターゲット共有インタフェースに対する第3のトリガ操作を検出すると、ターゲット通話インタフェースに戻って表示し、ターゲット通話インタフェース内にはターゲットコントロールが表示されていることをさらに含んでもよい。
選択的に、ターゲットコントロールに対する第4のトリガ操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに戻って表示する。
【0094】
ここで、第3のトリガ操作は、第1のユーザがターゲット共有インタフェースにおける自身の通話ウィンドウに対するトリガ操作であってもよい。具体的なトリガ操作の形式は限定されない。ターゲットコントロールは、ターゲット通話インタフェースに設けられた、ターゲット共有インタフェースに戻るための機能コントロールであってもよい。ターゲットコントロールの位置、サイズ及び表示内容は、ニーズに応じて設定されてもよい。
具体的には、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第1のユーザの操作を検出してもよい。第1のユーザによるターゲット共有インタフェースに対する第3のトリガ操作を検出すると、ターゲット通話インタフェースに戻って表示し、ターゲット通話インタフェースにターゲットコントロールを表示してもよい。その後、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザによるターゲット通話インタフェースに表示されたターゲットコントロールに対する第4のトリガ操作を検出すると、再びターゲット共有インタフェースに戻って表示してもよい。
【0095】
例示的に、
図8には、本開示の実施例による別の通話インタフェースの概略図が示され、該通話インタフェースには、リアルタイムビデオ通話を行っている第1のユーザのリアルタイム画面802と第2のユーザのリアルタイム画面803とが表示されてもよい。
図9には、本開示の実施例によるさらに別の通話インタフェースの概略図が示され、該通話インタフェースには、リアルタイムビデオ通話を行っている第1のユーザのリアルタイム画面902と、第2のユーザのリアルタイム画面903とが表示されてもよい。
図10には、本開示の実施例によるさらに別の通話インタフェースの概略図が示され、該通話インタフェースには、リアルタイムビデオ通話を行っている第1のユーザのリアルタイム画面1002と、第2のユーザのリアルタイム画面1003とが表示されてもよい。
【0096】
図8、
図9、及び
図10を参照して、それぞれ、3種類の異なるターゲットコントロールが展示されている。ターゲットコントロールは、動画共有状態を表すための所定のアイコンであってよい。例えば、
図8におけるターゲットコントロール801は、「一緒に動画を見ている」状態を示すための簡単なアイコンである。ターゲットコントロールは、共有された第1の動画を再生するための所定のウィンドウであってもよい。所定のウィンドウは、アイコンの形で展示されてもよく、サイズは限定されない。例えば、
図9におけるターゲットコントロール901は、一緒に視聴されている第1の動画を表示するアイコンであってもよく、
図10におけるターゲットコントロール1001は、小ビデオウィンドウであってもよく、視聴されている第1の動画を表示することができ、位置は
図9と異なる。上記に展示したターゲットコントロールは、例示に過ぎず、限定ではない。
【0097】
選択的に、第1のユーザの電子機器がターゲット通話インタフェースに戻って表示した後、第1のユーザは、道具コントロールに対するトリガ操作によって、特殊効果を追加してもよく、例えば、フィルタ、メイクアップなどの特殊効果を追加してもよい。
【0098】
このように、本開示の実施例では、リアルタイム通話している複数のユーザは、共有された動画を同期視聴している間に、各ユーザは、リアルタイム通話の通話インタフェースに戻ることができ、通話インタフェースにおいて、再び共有インタフェースに戻ることができる1つのコントロールを展示し、該コントロールによって、通話インタフェースから再び共有インタフェースに戻ることができ、ユーザのインタフェース切り替え体験を向上させる。
【0099】
本開示は、別の動画共有方法をさらに提供する。該動画共有方法において、第1のユーザの電子機器は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第1のユーザのトリガ操作に基づいて、ターゲット共有インタフェースにおける通話コントロールを制御してもよい。以下、
図11を参照して説明する。
【0100】
図11は、本開示の実施例による別の動画共有方法を示すフローチャート概略図である。
【0101】
図11に示すように、この動画共有方法は以下のようなステップを含んでもよい。
【0102】
S1110:ターゲット通話インタフェースを表示する。
【0103】
ここで、ターゲット通話インタフェースは、第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイム通話を行うためのものである。
【0104】
S1120:動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示する。
【0105】
ここで、ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのものである。
【0106】
なお、S1110~S1120は、
図2に示すS210~S220と類似しており、ここではこれ以上説明しない。
【0107】
S1120の後に、S1130及び/又はS1140が含まれてもよい。
【0108】
S1130:通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出すると、第5のトリガ操作が指示する第1の表示位置に通話コントロールを表示する。
【0109】
ここで、第5のトリガ操作は、ターゲット共有インタフェースにおける通話コントロールに対するドラッグ操作であってもよい。通話コントロールに対する第5のトリガ操作の間、第1の表示位置は、通話コントロールに対するドラッグ操作のリアルタイム位置であってもよい。
【0110】
具体的には、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザの操作を検出してもよい。第1のユーザによる通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに通話コントロールを初期位置から第5のトリガ操作が指示する第1の表示位置に移動させてもよい。
【0111】
いくつかの実施例では、前記通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出した後、第5のトリガ操作の終了を検出すると、第1の表示位置、即ち、第5のトリガ操作が終了する位置に通話コントロールを表示してもよい。
【0112】
別のいくつかの実施例では、前記通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出した後、第5のトリガ操作の終了を検出すると、第1の表示位置、即ち、第5のトリガ操作の終了位置が所定の表示領域外に位置する場合、通話コントロールを所定の表示領域内の第2の表示位置に跳ね返して表示する。
【0113】
ここで、所定の表示領域は、ターゲット共有インタフェースにおける禁止領域以外の表示領域であってもよい。具体的には、ニーズに応じて設定されてもよい。例えば、所定の表示領域は、頂部及び底部禁止領域以外の表示領域であってもよい。選択的に、ニーズに応じて、上記禁止領域を表示するか否かを設定すればよい。禁止領域を強調表示する場合、第1のユーザは、インタフェース内のどれらの領域に通話コントロールを配置できないかを直感的に把握することができる。第2の表示位置は、第1の表示位置に対応する表示位置であってもよい。例えば、第2の表示位置は、所定の表示領域における第1の表示位置に最も距離が近い位置であってもよい。
【0114】
具体的には、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザによる通話コントロールに対する第5のトリガ操作が終了し、且つ第1の表示位置が所定の表示領域の外に位置することを検出した場合、通話コントロールを第1の表示位置から所定の表示領域における第2の表示位置に跳ね返して表示してもよい。つまり、通話コントロールが所定の領域の外に移動することをサポートしなく、第1のユーザが通話コントロールをこの領域にドラッグすれば、自動的に所定の領域に跳ね返してもよい。
【0115】
例示的に、
図12には、本開示の実施例による第5種の共有インタフェースの概略図が示される。
図12に示すように、第1のユーザは、通話コントロール1200に対してドラッグ操作をして、それを他の位置に移動させてもよい。図において、共有インタフェースの頂部斜線で充填された領域1201と底部斜線で充填された領域1202は禁止領域である。第1のユーザが通話コントロール1200を禁止領域内にドラッグすると、第1のユーザの電子機器は、通話コントロール1200を所定の表示領域に跳ね返してもよい。跳ね返す位置は、ニーズに応じて設定すればよい。例えば、所定の表示領域における禁止領域との境界線の付近に跳ね返し、境界線に合わせてもよい。
【0116】
S1140:通話コントロールに対する第6のトリガ操作を検出すると、通話コントロールの表示を取り消し、第6のトリガ操作が指示する第3の表示位置に第3のコントロールを表示する。
【0117】
ここで、第6のトリガ操作は、第1のユーザが通話コントロールをターゲット共有インタフェースのいずれか1側の側境界からドラッグして出す操作であってもよく、且つ、通話コントロールが境界からドラッグされて出る領域は、所定の領域よりも大きい。
【0118】
第3のコントロールは、通話コントロールが最小化状態にあることを示すために使用され得る。第3のコントロール内には、通話コントロールにおけるターゲット通話ウィンドウが属するユーザのユーザアバターを表示してもよい。ターゲット通話ウィンドウは、動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウである。又は、第3のコントロールは、最小化アイコンであってもよく、通話コントロールを表すためのみに使用され、ユーザに関する情報を表示しない。
【0119】
具体的には、第1のユーザの電子機器は、第1のユーザによる通話コントロールに対する第6のトリガ操作を検出すると、通話コントロールの表示を取り消し、第6のトリガ操作が指示する第3の表示位置に、通話コントロールが最小化状態にある第3のコントロールを表示してもよい。つまり、通話コントロールは、第3の表示位置に、最小化状態にある第3のコントロールとして収まってもよい。選択的に、第3のコントロール内に、現在動画をシェアしているユーザのユーザアバターが表示されてもよい。
【0120】
例示的に、
図13には、本開示の実施例による第6種の共有インタフェースの概略図が示される。
図13に示すように、図には、現在共有されている第1の動画1302と、第3のコントロール1301とが展示されており、通話コントロールの表示が取り消される。第3のコントロール1301は、共有インタフェースの1つの側境界の近傍の位置に表示され、該側境界は、ユーザのドラッグ操作に対応する側境界であってもよい。また、第3のコントロール1301に、現在動画をシェアしているユーザを表示するユーザアバターがさらに表示されている。
【0121】
このように、本開示の実施例では、リアルタイム通話している複数のユーザが共有された動画を同期視聴している間に、各ユーザは、共有インタフェースにおける通話コントロールをドラッグ操作して、許可された領域における所望の位置に移動させることができ、且つ、通話コントロールの共有インタフェースからのドラッグされて出た部分が制限に達したときに通話コントロールの表示を取り消し、且つ小ウィンドウの形で1つの小さいコントロールを表示することができ、ユーザによる通話コントロールに対する制御ニーズをより満足させ、通話コントロールの表示柔軟性を向上させ、ユーザのリアルタイム通話及び動画シェア体験をさらに向上させる。
【0122】
本開示の実施例は、動画共有装置をさらに提供する。以下、
図14と併せて説明する。
本開示の実施例では、該動画共有装置は、電子機器であってもよい。例えば、該電子機器は、
図1に示すクライアントエンドにおける電子機器101又は電子機器103であってもよい。ここで、電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、複合機、スマートホーム機器などの通信機能を有する機器であってもよい。
【0123】
図14には、本開示の実施例による動画共有装置の構成概略図が示される。
【0124】
図14に示すように、該動画共有装置1400は、第1のユーザの電子機器に用いられ、第1の表示手段1410と第2の表示手段1420とを含んでもよい。
【0125】
第1の表示手段1410は、第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイム通話を行うためのターゲット通話インタフェースを表示するように構成され、
第2の表示手段1420は、動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースを、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのターゲット共有インタフェースに切り替えて表示するように構成された。
【0126】
本開示の実施例では、第1のユーザと第2のユーザがリアルタイム通話を行っている間に、動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに置換して表示することができる。それにより、該ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示するために使用されることができるため、第1のユーザと第2のユーザは、第1の動画を同期視聴することができ、第1の動画に対するシェアを実現する。また、該ターゲット共有インタフェースは、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するために使用されることもでき、第1の動画を同期視聴するとき、依然として自分の視聴感覚をリアルタイムで交流することができる。さらに、第1のユーザと第2のユーザとが、面と向かって第1の動画を視聴する体験を有するようにし、ユーザのリアルタイム通話と動画シェア体験を向上させることができる。
【0127】
本開示のいくつかの実施例では、該第2の表示手段1420は、ターゲット通話インタフェースに対する第1のトリガ操作が検出されると、動画共有イベントがトリガされるように構成されてもよく、
第1の動画は、第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザへシェアした動画である。
本開示のいくつかの実施例では、該第2の表示手段1420は、さらに、第1の動画の第1の動画データストリームを受信すると、動画共有イベントがトリガされるように構成されてもよく、
第1の動画は、第2のユーザが第1のユーザへシェアした動画である。
【0128】
本実施例のいくつかの実施例では、前記ターゲット共有インタフェースに、前記第2のユーザの電子機器と同期した動画画面が表示される。
【0129】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第1の動画置換手段をさらに含んでもよい。
【0130】
該第1の動画置換手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第2の動画の第2の動画データストリームを受信すると、第1の動画を第2の動画に置換して表示するように構成されてもよく、
第2の動画は、ターゲット共有インタフェースに第1の動画を表示中に、第2のユーザが第1のユーザへシェアした動画である。
【0131】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第2の動画置換手段をさらに含んでもよい。
【0132】
該第2の動画置換手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、ターゲット共有インタフェースに対する第2のトリガ操作を検出すると、ターゲット共有インタフェース内において、第1の動画を第2のトリガ操作によって選択された第3の動画に置換して表示するように構成されてもよく、
第3の動画は、少なくとも1人の第2のユーザへ同期的にシェアした動画である。
【0133】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第1のインタラクション手段をさらに含んでもよい。
【0134】
該第1のインタラクション手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果を表示し、且つ/又は
前記第1の動画に対する第1のインタラクション操作を検出すると、前記ターゲット共有インタフェースに前記第1のインタラクション操作に対応するターゲットインタラクション結果及び前記第1のインタラクション操作が対象とする第1の動画を表示するように構成されてもよい。
【0135】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第2のインタラクション手段をさらに含んでもよい。
【0136】
該第2のインタラクション手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、第2のユーザが第1の動画に対して第2のインタラクション操作を行った場合、ターゲット共有インタフェース内に第1の動画の表示を保持するように構成されてもよい。
【0137】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、インタフェース切替手段をさらに含んでもよい。
【0138】
該インタフェース切替手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、ターゲット共有インタフェースに対する第3のトリガ操作を検出すると、ターゲット通話インタフェースに戻って表示し、ターゲット通話インタフェース内にはターゲットコントロールが表示されているように構成されてもよい。
【0139】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、インタフェース切替手段をさらに含んでもよい。
【0140】
該インタフェース切替手段は、ターゲットコントロールに対する第4のトリガ操作を検出すると、ターゲット共有インタフェースに戻って表示してもよい。
本開示のいくつかの実施例では、ターゲット共有インタフェースは、さらに、第1のユーザの通話ウィンドウと第2のユーザの通話ウィンドウとを含む通話コントロールを表示するために用いられる。
【0141】
本開示のいくつかの実施例では、通話コントロールの表示サイズは、通話コントロールにおける通話ウィンドウの数に基づいて決定され、且つ/又は通話ウィンドウの数は、リアルタイム通話ユーザの数に基づいて決定される。
【0142】
本開示のいくつかの実施例では、通話コントロールにおけるターゲット通話ウィンドウにシェアマークが表示される。ターゲット通話ウィンドウは、動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウである。
【0143】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第1のコントロール制御手段をさらに含んでもよい。
【0144】
該第1のコントロール制御手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出すると、第5のトリガ操作が指示する第1の表示位置に通話コントロールを表示するように構成されてもよい。
【0145】
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第2のコントロール制御手段をさらに含んでもよい。
【0146】
該第2のコントロール制御手段は、通話コントロールに対する第5のトリガ操作を検出した後、
第5のトリガ操作の終了を検出すると、第1の表示位置が所定の表示領域外に位置する場合、通話コントロールを所定の表示領域内の第2の表示位置に跳ね返して表示するように構成されてもよく、第2の表示位置は、第1の表示位置に対応する表示位置である。
本開示のいくつかの実施例では、該動画共有装置1400は、第3のコントロール制御手段をさらに含んでもよい。
【0147】
該第3のコントロール制御手段は、ターゲット通話インタフェースをターゲット共有インタフェースに切り替えて表示した後、
通話コントロールに対する第6のトリガ操作を検出すると、通話コントロールの表示を取り消し、
第6のトリガ操作が指示する第3の表示位置に、通話コントロールが最小化状態にあることを示すための第3のコントロールを表示するように構成されてもよい。
【0148】
本開示のいくつかの実施例では、第3のコントロール内には、通話コントロールにおけるターゲット通話ウィンドウが属するユーザのユーザアバターを表示してもよい。ターゲット通話ウィンドウは、動画をシェアしているユーザの通話ウィンドウである。
【0149】
なお、
図14に示す動画共有装置1400は、
図2~
図13に示す方法実施例における各ステップを実行し、且つ
図2~
図13に示す方法実施例における各プロセスと効果を実現することができ、ここではこれ以上説明しない。
【0150】
本開示の実施例は、プロセッサと、実行可能命令を記憶するために使用され得るメモリとを含み得る電子機器をさらに提供する。プロセッサは、メモリから実行可能命令を読み出し、実行可能命令を実行して上記実施例における動画共有方法を実現させるために用いられてもよい。
【0151】
図15は、本開示の実施例による電子機器を示す構成概略図である。以下、本開示の実施例における電子機器1500を実現することに適合する構成概略図を示す
図15を具体的に参照する。
【0152】
本開示の実施例における電子機器1500は、
図1に示すクライアントエンドにおける電子機器101又は電子機器103であってもよい。ここで、電子機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、ウェアラブルデバイスなどの携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ、スマートホーム機器などの固定端末を含み得るが、それらに限らない。
【0153】
なお、
図15に示された電子機器1500は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何の制限も加えない。
【0154】
図15に示すように、該電子機器1500は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)1501を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(ROM)1502に記憶されたプログラム又は記憶装置1508からランダムアクセスメモリ(RAM)1503にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM 1503には、情報処理機器1500の操作に必要な各種のプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置1501、ROM 1502及びRAM 1503は、バス1504を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース1505もバス1504に接続される。
【0155】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラヘッド、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1506と、例えば液晶ディスプレイー(LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置1507と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1508と、通信装置1509とがI/Oインタフェース1505に接続されていてもよい。通信装置1509は電子機器1500が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図15に各種の装置を備えた電子機器1500が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことを理解されたい。それ以上又は以下の装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0156】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに上記実施例における動画共有方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0157】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置1509によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置1508からインストールされ、又はROM 1502からインストールされ得る。処理装置1501によって該コンピュータプログラムが実行されると、本開示の実施例の動画共有方法で限定された上記機能を実行する。
【0158】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波の一部として伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は更にコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)など又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。
【0159】
いくつかの実施形態において、クライアントエンド、サーバは、HTTPなどの任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークプロトコルを用いて通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、Internet)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0160】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0161】
上記コンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、
第1のユーザが少なくとも1人の第2のユーザとリアルタイムで通話を行うためのターゲット通話インタフェースを表示することと、
動画共有イベントがトリガされると、ターゲット通話インタフェースを、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間で共有された第1の動画を表示し、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとの間のリアルタイム通話を保持するためのターゲット共有インタフェースに切り替えて表示することとを実行させる。
【0162】
本開示の実施例では、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータに係る場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0163】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の各種の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に並列に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことに注意すべきである。
【0164】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、ユニットの名称は該ユニット自身を限定しない場合がある。
【0165】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0166】
本開示において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組み合わせを含み得るが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0167】
上述したのは本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術特徴の特定組合による技術案に限定されなく、上記開示の構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術案をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示に開示された(それらに限らない)類似的な機能を有する技術的特徴を互いに取り替えて形成した技術案をも含む。
【0168】
また、各操作は、特定の順序で記述されているが、これは、そのような操作が、示されている特定の順序で、又は順次的な順序で実行されることを求めている、と理解されるべきではない。所定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単一の実施例に関連して記載されている特定の特徴は、単一の実施例と組み合わせても実現可能である。逆に、単一の実施例に関連して記載されている様々な特徴はまた、複数の実施例で別々に、又は何らかの適切なサブコンビネーションで実現可能である。
【0169】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語で記述されたが、添付の特許請求の範囲に限定された主題は、必ずしも上記で記述された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。