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特許7597457インタラクション方法及び装置、電子機器及び記憶媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-02
(45)【発行日】2024-12-10
(54)【発明の名称】インタラクション方法及び装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20241203BHJP
【FI】
G06F3/0481
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2023579294
(86)(22)【出願日】2022-11-10
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-14
(86)【国際出願番号】 CN2022131140
(87)【国際公開番号】W WO2023093538
(87)【国際公開日】2023-06-01
【審査請求日】2023-12-22
(31)【優先権主張番号】202111412228.8
(32)【優先日】2021-11-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チャン,ウェイイ
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ズヤン
【審査官】田中 洋行
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-168932(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0123013(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第112272303(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111309225(CN,A)
【文献】特表2019-511029(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションに用いられるターゲットオブジェクトのディスプレイ方法であって、
ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示するステップであって、前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが前記第1表示モードに対応する第1インタラクションコントロールを含み、前記ターゲットオブジェクトは前記アプリケーションのユーザーが投稿したメディアリソースを含むステップと、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するステップと、
前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示するように変換するステップと、を含み、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第2表示モードで表示するステップは、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記ターゲットオブジェクトおよび前記第2表示モードに対応する第2インタラクションコントロールを表示し、前記第2インタラクションコントロールは前記第1インタラクションコントロールと異なることを含み、
前記第1表示モードおよび前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにはインタラクションコントロールを提供するための設定された領域を含み、前記設定された領域は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域であり、
前記ディスプレイ方法はさらに、
前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあり、前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページから隠され、前記設定された領域内に設定されたインタラクションコントロールを表示することから前記第2インタラクションコントロールを表示することに切り替えるように画面消去操作を実行すること、又は、
前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記設定された領域内に前記第1インタラクションコントロールを表示することから設定されたインタラクションコントロールを表示することに切り替え、前記第2インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内に表示され、前記第1表示モードは前記第2表示モードに対して画面消去操作を実行することによって実現し、
前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域の表示割合及び/又は表示位置が変化しない、ターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項2】
前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域は表示属性が変化しない、請求項1に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項3】
前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあり、前記第2表示モードが画面消去表示モードであるか、又は、
前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあり、前記第1表示モードが画面消去表示モードである、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項4】
前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあることに応答し、
前記第1表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記ターゲットオブジェクトのデータ情報をさらに含み、前記ターゲットオブジェクトのデータ情報は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあり、又は、
前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあることに応答し、
前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記ターゲットオブジェクトのデータ情報をさらに含み、前記ターゲットオブジェクトのデータ情報は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にある、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項5】
前記第1インタラクションコントロールは第1タイプのインタラクション操作を実行することに用いられるインタラクションコントロールを含み、前記第2インタラクションコントロールは第2タイプのインタラクション操作を実行することに用いられるインタラクションコントロールを含み、前記第1タイプのインタラクション操作は前記第2タイプのインタラクション操作と異なる、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項6】
前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに隠されるように画面消去操作を実行することに応答し、前記第2タイプのインタラクション操作は、前記第2表示モードでの表示情報に対応する調整可能な操作、又は/及び、
前記ターゲットオブジェクトのタイプに基づき、前記第2インタラクションコントロールに対応する調整可能な操作のタイプを確定する、請求項に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項7】
前記ターゲットオブジェクトがビデオであることに応答し、前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記第2表示モードに対応する少なくとも1つのジェスチャインタラクション制御領域をさらに含み、
前記ジェスチャインタラクション制御領域がトリガーされることに応答し、前記ビデオの現在の状態は変更される、請求項に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つのジェスチャインタラクション制御領域は第1再生速度制御領域及び第2再生速度制御領域を含み、
前記第1再生速度制御領域がトリガーされることに応答し、前記ビデオの現在の再生速度は変更されて第1予め設定された再生速度に調整され、前記第1予め設定された再生速度は前記ビデオの現在の再生速度の第1倍速であり、
前記第2再生速度制御領域がトリガーされることに応答し、前記ビデオの現在の再生速度は変更されて第2予め設定された再生速度に調整され、前記第2予め設定された再生速度は、前記第1倍速と異なる前記ビデオの現在の再生速度の第2倍速である、請求項に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項9】
前記第2タイプのインタラクション操作は前記第2表示モードでの表示情報に対応する取得操作をさらに含む、請求項に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項10】
前記取得操作は、
前記ターゲットオブジェクトを記憶する操作、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページの画像をキャプチャし、前記ターゲットオブジェクトの表示情報を含むスクリーンショットを生成する操作のいずれかを含む、請求項に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項11】
前記スクリーンショットは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面である、請求項10に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項12】
前記第1タイプのインタラクション操作は、前記ターゲットオブジェクトに対するインタラクティブ操作、又は前記ターゲットオブジェクトに関連するユーザーの間のインタラクティブ操作を含む、請求項に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項13】
前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトと前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて同期して表示され、又は、前記第1インタラクションコントロールは、前記ターゲットオブジェクトが表示される過程でトリガーされ、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示され、
前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトと前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて同期して表示され、又は、前記第2インタラクションコントロールは、前記ターゲットオブジェクトが表示される過程でトリガーされ、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示される、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項14】
前記表示モードの切り替え操作は、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の少なくとも1つのタッチポイントがトリガーされて経路に沿って移動する操作、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける表示モード切り替えのための第3インタラクションコントロールがトリガーされる操作のいずれかを含む、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項15】
前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記第1インタラクションコントロールと同じインタラクションコントロールを有するコントロールをさらに含み、
前記第2表示モードが画面消去表示モードであり、前記第2表示モードで、前記第1インタラクションコントロールと同じインタラクションコントロールを有する前記コントロール及び前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にある、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法。
【請求項16】
アプリケーションに用いられるターゲットオブジェクトのディスプレイ装置であって、
ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示し、及び前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードで表示するように構成され、前記ターゲットオブジェクトは前記アプリケーションのユーザーが投稿したメディアリソースを含み、前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記第1表示モードに対応する第1インタラクションコントロールを含み、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記第2表示モードで表示することは、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクト及び前記第2表示モードに対応する第2インタラクションコントロールを表示することを含み、前記第1インタラクションコントロールは第2インタラクションコントロールと異なるターゲットオブジェクトディスプレイユニットと、
前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するように構成される操作受信ユニットと、
前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示することから、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第2表示モードで表示することに変換するように構成される表示モード切り替えユニットと、を含み、
前記第1表示モードおよび前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにはインタラクションコントロールを提供するための設定された領域を含み、前記設定された領域は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域であり、
前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあり、前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記第1インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページから隠され、前記設定された領域内に設定されたインタラクションコントロールを表示することから前記第2インタラクションコントロールを表示することに切り替えるように画面消去操作を実行すること、又は、
前記第1表示モードから前記第2表示モードに切り替えると、前記設定された領域内に前記第1インタラクションコントロールを表示することから設定されたインタラクションコントロールを表示することに切り替え、前記第2インタラクションコントロールの少なくとも一部は前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内に表示され、前記第1表示モードは前記第2表示モードに対して画面消去操作を実行すること、によって実現し、
前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域の表示割合及び/又は表示位置が変化しない、ターゲットオブジェクトのディスプレイ装置。
【請求項17】
電子機器であって、
プロセッサと、
1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令を含むメモリと、を含み、
前記1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサにより実行されるように構成され、前記1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法を実現することに用いられる、電子機器。
【請求項18】
プロセッサにより実行されると、請求項1または2に記載のターゲットオブジェクトのディスプレイ方法を実現できる非一時的なコンピュータ実行可能命令を記憶するための記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は2021年11月25日に提出された中国特許出願第202111412228.8号の優先権を主張しており、該出願の全内容は援用により本願の一部として組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示の実施例はインタラクション方法及び装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
オンライン視聴技術の継続的な発展に伴い、ネットワークトラフィックの推進によってショートビデオは迅速に発展し、ショートビデオに基づいて社会的なインタラクションを行うショートビデオソーシャルソフトウェアは、徐々に人々の日常生活で一般的に使用されるソーシャルソフトウェアの1つとなっており、そのユーザーベースも拡大している。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の少なくとも1つの実施例は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示するステップであって、前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールを含むステップと、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するステップと、前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示するように変換するステップであって、前記第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが前記第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含むステップと、を含むインタラクション方法を提供する。
【0005】
本開示の少なくとも1つの実施例は、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット、操作受信ユニット、及び表示モード切り替えユニットを含むインタラクション装置をさらに提供し、該ターゲットオブジェクトディスプレイユニットは、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示し、及び前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示するように構成され、前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールを含み、前記第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが、前記第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含み、該操作受信ユニットは、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するように構成され、該表示モード切り替えユニットは、前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示することから、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示することに変換するように構成される。
【0006】
本開示の少なくとも1つの実施例は、プロセッサと、1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令を含むメモリと、を含み、前記1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサにより実行されるように構成され、前記1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は、本開示の実施例のいずれかに記載のインタラクション方法を実現することに用いられる、電子機器をさらに提供する。
【0007】
本開示の少なくとも1つの実施例は、プロセッサにより実行されると、本開示の実施例のいずれかに記載のインタラクション方法を実現できる非一時的なコンピュータ実行可能命令を記憶するための記憶媒体をさらに提供する。
【0008】
本発明の実施例の技術構成をさらに明確に説明するために、以下に実施例の図面について簡単に紹介する。言うまでもないが、下記に記載の図面は本発明の実施例に係るものに過ぎず、本発明に対し制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は本開示の実施例により提供されるインタラクション方法を実施するために使用できるシステムである。
図2図2は本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション方法の例示的なフローチャートである。
図3A図3Aは本開示のいくつかの実施例により提供されるターゲットオブジェクトを異なる表示モードで表示する概略図である。
図3B図3Bは本開示のいくつかの実施例により提供されるターゲットオブジェクトを異なる表示モードで表示する概略図である。
図3C図3Cは本開示のいくつかの実施例により提供されるターゲットオブジェクトを異なる表示モードで表示する概略図である。
図4A図4Aは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの例示的な概略図である。
図4B図4Bは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの例示的な概略図である。
図5図5は本開示のいくつかの実施例により提供される第2表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの例示的な概略図である。
図6図6は本開示のいくつかの実施例により提供される第2表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの別の例示的な概略図である。
図7A図7Aは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの別の例示的な概略図である。
図7B図7Bは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの別の例示的な概略図である。
図8図8は本開示のいくつかの実施例により提供される第3表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの例示的な概略図である。
図9A図9Aは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページのさらに別の例示的な概略図である。
図9B図9Bは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページのさらに別の例示的な概略図である。
図10図10は本開示のいくつかの実施例により提供される第2表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページのさらに別の例示的な概略図である。
図11図11は本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション装置の概略ブロック図である。
図12図12は本開示のいくつかの実施例により提供される電子機器の概略ブロック図である。
図13図13は本開示のいくつかの実施例により提供される電子機器の別の概略ブロック図である。
図14図14は本開示のいくつかの実施例により提供される記憶媒体の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されているが、理解すべきなのは、本開示は様々な形態で実現することができ、且つここで記述された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、逆に、これらの実施例は本開示をより徹底的で完全に理解するために提供される。本開示の図面及び実施例は例示のみを目的とし、本開示の保護範囲を制限するためのものではないことを理解されたい。
【0011】
理解すべきなのは、本開示の方法の実施形態に記載の各ステップは、様々な順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよい。この他、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0012】
本明細書に使用される用語「含む」及びその変形は、「。。。を含むがこれらに限定されない」という非限定的な包含を意味する。用語「に基づき」は、「に少なくとも部分的に基づき」を意味する。用語「1つの実施例」は「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「別の実施例」は「少なくとも1つのその他の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は「少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の用語の関連する定義は以下で説明される。
【0013】
なお、本開示に言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互の依存関係を限定するものではない。
【0014】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」の修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において、特に明記されていない限り、「1つ又は複数」として理解されるべきであることを理解されたい。
【0015】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションされるメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0016】
現在、ユーザーが、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン等の移動端末又はその他の電子機器においてショートビデオソーシャルソフトウェアを介してショートビデオを投稿又は視聴する場合、異なるユーザーの間は該ショートビデオソーシャルソフトウェアを介して社会的なインタラクションを実現することができる。例えば、ユーザーは作成されたショートビデオをショートビデオソーシャルソフトウェアを介してアップロードして投稿することができ、その他のユーザーが投稿したショートビデオをショートビデオソーシャルソフトウェアを介して視聴し、ショートビデオに対していいね、コメント、リポスト等の操作を行うこともでき、それにより、その他のユーザーとの間の社会的なインタラクションが実現される。
【0017】
本開示の少なくとも1つの実施例は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示するステップであって、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールを含むステップと、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するステップと、表示モードの切り替え操作に応答し、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードでターゲットオブジェクトを表示するように変換するステップであって、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含むステップと、を含むインタラクション方法を提供する。
【0018】
本開示の上記実施例により提供されるインタラクション方法では、ターゲットオブジェクトのディスプレイページは、例えば異なるタイプのインタラクション操作を実行するために、異なる表示モードで現在の表示モードに対応する異なるインタラクションコントロールをそれぞれ提供することができ、それにより、異なる表示モードでのユーザーの多様なインタラクションニーズを満たすことに有利である。
【0019】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例を詳細に説明する。異なる図における同じ参照符号は、既に説明された同じコンポーネントを指すために用いられることに留意されたい。
【0020】
図1は本開示の実施例により提供されるインタラクション方法を実施するために使用できるシステムである。図1に示すように、該システム100は、複数のユーザー端末110、ネットワーク120、サーバ130、及びデータベース140を含んでもよい。例えば、該システム100は、本開示の実施例のいずれかに記載のインタラクション方法を実施することができる。
【0021】
ユーザー端末110は、例えば、コンピュータ110-1、携帯電話110-2及びタブレットコンピュータ110-3等である。理解できるのは、ユーザー端末110はデータ処理を実行できる任意の他のタイプの電子機器であってもよく、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、タブレットコンピュータ、スマートフォン、スマートホーム機器、ウェアラブル端末機器、車載電子機器、監視機器等を含むことができるがこれらに限定されない。例えば、ユーザー端末110は、車両、ロボット等の、電子機器が設置される任意の装置であってもよい。
【0022】
ユーザーは、ユーザー端末110にインストールされるアプリケーションプログラムを介して操作することができ、アプリケーションプログラムはネットワーク120を介してユーザーの行動データをサーバ130に伝送し、ユーザー端末110はさらにネットワーク120を介してサーバ130から伝送されたデータを受信することができる。本開示の実施例はユーザー端末110のハードウェアシステム及びソフトウェアシステムを制限せず、例えば、ユーザー端末110は、ARM、X86等のプロセッサに基づいてもよく、カメラ、タッチパネル、マイクロホン等の入力/出力機器を備えてもよく、Windows、iOS、Linux(登録商標)、Android、ハーモニーOS等のオペレーティングシステムが実行されてもよい。
【0023】
例えば、ユーザー端末110上のアプリケーションプログラムはソーシャルアプリケーションプログラム、例えば、ビデオ、写真、ライブ配信等のマルチメディアリソースに基づいたソーシャルアプリケーションプログラムであってもよい。ビデオ、写真、ライブ配信等のマルチメディアリソースに基づいたソーシャルアプリケーションプログラムを例にすると、ユーザーは、ユーザー端末110において、該ソーシャルアプリケーションプログラムを介してオンラインライブ配信又はビデオ、写真のアップロード、投稿等を行うことができ、それと同時に、他のユーザーにより投稿されるビデオ、写真又はライブ配信等を視聴し又は閲覧することができ、且ついいね、コメント、リポスト等の操作を行うことができる。
【0024】
ユーザー端末110は、プロセス又はスレッドを実行することにより、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法を実施することができる。いくつかの例では、ユーザー端末110はその内蔵アプリケーションプログラムによってインタラクション方法を実行することができる。別のいくつかの例では、ユーザー端末110はユーザー端末110の外部に記憶されるアプリケーションプログラムを呼び出すことによりインタラクション方法を実行することができる。
【0025】
ネットワーク120は単一のネットワークであってもよく、又は少なくとも2つの異なるネットワークの組み合わせであってもよい。例えば、ネットワーク120は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク等のうちの一種又は複数種の組み合わせを含むことができるがこれらに限定されない。ネットワーク120は、インターネット等のコンピュータネットワーク及び/又は様々な電子通信ネットワーク(例えば、3G/4G/5G移動通信ネットワーク、WIFI、ブルートゥース(登録商標)、ZigBee等)であってもよく、本開示の実施例はこれを限定しない。
【0026】
サーバ130は、単一のサーバ、1つのサーバグループ、又はクラウドサーバであってもよく、サーバグループ内の各サーバは有線又は無線のネットワークを介して接続される。1つのサーバグループは、データセンター等の集中型であってもよく、分散型であってもよい。サーバ130はローカルでもリモートでもよい。サーバ130は有線又は無線ネットワークを介してユーザー端末110と通信することができる。本開示の実施例はサーバ130のハードウェアシステム及びソフトウェアシステムを限定しない。
【0027】
データベース140は、一般的に記憶機能を有する機器を指してもよい。データベース140は主に、ユーザー端末110及びサーバ130が動作中に利用したり、生成したり、出力したりする様々なデータを記憶することに用いられる。例えば、ユーザー端末110上のアプリケーションプログラムが、上記のビデオ、写真、ライブ配信等のマルチメディアリソースに基づいたソーシャルアプリケーションプログラムであることを例にすると、データベース140に記憶されるデータは、ユーザーがユーザー端末110を介してアップロードしたビデオ、写真等のリソースデータ、及び、いいね、コメント等のインタラクティブな操作データ等を含んでもよい。
【0028】
データベース140はローカルでもリモートでもよい。データベース140は、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)等の様々なメモリを含んでもよい。上記言及される記憶機器は挙げられたいくつかの例だけであり、該システム100が使用可能な記憶機器はこれらに限定されない。本開示の実施例はデータベース140のハードウェアシステム及びソフトウェアシステムを限定せず、例えば、リレーショナルデータベース又は非リレーショナルデータベースであってもよい。
【0029】
データベース140はネットワーク120を介してサーバ130又はその一部に相互に接続又は通信されるか、サーバ130に相互に直接接続又は通信されるか、上記2種の方式の組み合わせであってもよい。
【0030】
いくつかの例では、データベース140は独立した機器であってもよい。別のいくつかの例では、データベース140はユーザー端末110及びサーバ130の少なくとも1つ内に統合されてもよい。例えば、データベース140はユーザー端末110に設置されてもよく、サーバ130に設置されてもよい。また例えば、データベース140は、その一部がユーザー端末110に設置され、別の一部がサーバ130に設置される分散型であってもよい。
【0031】
図2は本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション方法の例示的なフローチャートである。該インタラクション方法は、図1に示されるシステム100におけるユーザー端末110に適用でき、例えば、ユーザー端末110のソーシャルアプリケーションプログラム又はソフトウェアに適用され、ユーザーは、ユーザー端末110のソーシャルアプリケーションプログラム又はソフトウェアにより提供されるインタラクションインターフェースにおいて操作することができる。
【0032】
図2に示すように、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法は、ステップS10~ステップS30を含む。
【0033】
ステップS10:ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示し、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールを含む。
【0034】
ステップS20:ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信する。
【0035】
ステップS30:表示モードの切り替え操作に応答し、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードでターゲットオブジェクトを表示するように変換し、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含む。
【0036】
例えば、上記ステップS10及びステップS30に対して、ターゲットオブジェクトは写真、ビデオ、ライブ配信等のマルチメディアリソースであってもよく、ターゲットオブジェクトのディスプレイページはユーザー端末110のソーシャルアプリケーションプログラム又はソフトウェアにより提供されるインタラクションインターフェースであってもよく、該インタラクションインターフェースは、ユーザー(すなわち、ユーザー端末110の使用者)にターゲットオブジェクトの可視情報をディスプレイするための表示インターフェースとして使用でき、さらに、ユーザーがインタラクションインターフェースにおいて実行した操作を受信することに用いることもできる。
【0037】
例えば、ユーザー端末110がスマートフォン又はタブレットコンピュータであることを例にすると、ターゲットオブジェクトのディスプレイページはスマートフォン又はタブレットコンピュータの表示画面全体を占めることができ、言い換えれば、ターゲットオブジェクトのディスプレイページはスマートフォン又はタブレットコンピュータの表示インターフェース全体である。また例えば、ユーザー端末110がノートパソコンであることを例にすると、ターゲットオブジェクトのディスプレイページはノートパソコンの表示画面全体を占めることができ、又はノートパソコンの表示画面の一部のみを占めることができる。
【0038】
例えば、ターゲットオブジェクトがビデオであることを例にすると、ビデオはターゲットオブジェクトのディスプレイページに再生でき、ユーザーはターゲットオブジェクトのディスプレイページを通じて該ビデオを視聴できる。また例えば、ターゲットオブジェクトが写真であることを例にすると、1枚又は複数枚の写真はターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示でき、ユーザーはターゲットオブジェクトのディスプレイページを通じて各枚の写真を同時に閲覧又はそれぞれ閲覧することができる。
【0039】
例えば、第1表示モード及び第2表示モードは2種の異なる表示モードである。ここで、異なる表示モードはターゲットオブジェクトのディスプレイページにおけるターゲットオブジェクトの表示方式又は表示モードが異なることを指す。
【0040】
例えば、第1表示モード及び第2表示モードはそれぞれ通常表示モード(すなわち、非画面消去表示モード)及び画面消去表示モードであってもよい。画面消去表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおけるインタラクションコントロールはいずれもターゲットオブジェクトの表示画面領域の以外の領域内にあり、ターゲットオブジェクトの表示画面がインタラクションコントロールにブロックされず、ユーザーがターゲットオブジェクトの全ての画面情報をより正確且つ直感的に取得することに有利であり、且つ画面消去表示モードで、ターゲットオブジェクトの表示画面領域は変化しない。通常表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおけるインタラクションコントロールは部分的に又は完全にターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあることができ、例えばインタラクションコントロールの以外、ターゲットオブジェクトのディスプレイページには、ターゲットオブジェクトに関連する他のデータ情報をさらに含んでもよく、これにより、ユーザーがターゲットオブジェクトに関連する情報を迅速に取得し対応するインタラクション操作を実行することに寄与する。画面消去表示モードから通常表示モードに切り替え、又は通常表示モードから画面消去表示モードに切り替える際に、ターゲットオブジェクトの表示画面は連続的に再生される。
【0041】
例えば、第1表示モード及び第2表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおけるターゲットオブジェクトの表示画面領域の表示割合、表示位置等の属性及びターゲットオブジェクトの表示画面のサイズ比率等の特徴はいずれも変化しないことができ、ターゲットオブジェクトが異なる表示モードで安定した表示状態を保持でき、それにより、表示モードの切り替え過程で画面の視覚効果に悪影響を与える可能性を回避することに有利であり、さらにユーザーの視聴体験が最適化される。
【0042】
例えば、第1表示モードから第2表示モードに切り替え、又は第2表示モードから第1表示モードに切り替える過程で、ターゲットオブジェクトの表示状態は変更されない。例えば、ターゲットオブジェクトがビデオであることを例にすると、表示モードの切り替え過程で、ビデオの再生状態、一時停止状態、再生速度、再生音量、画面解像度等はいずれも変更されない。
【0043】
また例えば、ビデオがターゲットオブジェクトとされる場合、ビデオは異なる表示モードでそれぞれ異なる再生音量を用いることができ、例えば、第1表示モード及び第2表示モードはそれぞれ大音量再生モード及び小音量再生モード、又はそれぞれ有音再生モード及び無音再生モード等であってもよく、又は、ビデオは異なる表示モードでそれぞれ異なる画質効果を用いることができ、例えば、第1表示モード及び第2表示モードはそれぞれ高解像度画質再生モード及び低解像度画質再生モード等である。
【0044】
例えば、ターゲットオブジェクトが複数枚の写真である場合、異なる表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに複数枚の写真を同時に表示する同期表示モード、及びターゲットオブジェクトのディスプレイページに各枚の写真を順に表示する単一表示モードをそれぞれ用いることができ、又は、複数枚の写真は、異なる表示モードで、自動連続再生モード及び手動選択再生モード等をそれぞれ用いることができる。
【0045】
説明する必要があるものとして、異なる表示モードに対する上記の列挙は例示的な説明に過ぎず、本開示の実施例における異なる表示モードの応用シナリオはこれを含むがこれらに限定されない。
【0046】
例えば、上記ステップS10及びステップS30に対して、第1インタラクションコントロール及び第2インタラクションコントロールは、異なるインタラクション機能を提供するように、それぞれ異なるインタラクション操作を実行することに用いることができ、例えば、異なるタイプのインタラクション機能を提供するように、異なるタイプのインタラクション操作をそれぞれ実行することに用いることができる。第1表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページには、第1インタラクションコントロールが含まれ、第2インタラクションコントロールが含まれず、第2表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページには、第2インタラクションコントロールが含まれ、第1インタラクションコントロールが含まれず、これにより、第1表示モード及び第2表示モードで異なるインタラクション操作をそれぞれ実現することに有利であり、第1表示モード及び第2表示モードで異なるインタラクション機能をユーザーにそれぞれ提供することができ、それにより、異なる表示モードでのユーザーの多様なインタラクションニーズをより良好に満たすことができる。
【0047】
例えば、第1インタラクションコントロール又は第2インタラクションコントロールが実行できるインタラクション操作は、ユーザーがユーザー端末110においてターゲットオブジェクトとの間で行ったローカルインタラクション操作であってもよい。例えば、異なる表示モードに対して、第1インタラクションコントロールが実行できるインタラクション操作は、例えば、第1表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける表示情報に基づいて決定でき、第2インタラクションコントロールが実行できるインタラクション操作は、例えば、第2表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける表示情報に基づいて決定できる。言い換えれば、第1インタラクションコントロール及び第2インタラクションコントロールが実現する具体的なインタラクション操作は、対応する異なる表示モードのモード特徴に関連付けることができる。
【0048】
例えば、表示モードが画面消去表示モードであることを例にすると、画面消去表示モードで、インタラクションコントロールは、例えばターゲットオブジェクトの表示情報(例えば表示位置、表示割合、表示角度等)を変更する調整可能な操作を実行することに用いることができ、ユーザー端末110に、ターゲットオブジェクトの情報の一部又は全部を記憶する等のインタラクション操作を実行することに用いることもできる。例えば、該ローカルインタラクション操作によって生成されたデータは、サーバ130にアップロードし記憶される必要がない。例えば、本開示により提供されるインタラクション方法をショートビデオソーシャルソフトウェアに適用することを例にすると、ローカルインタラクション操作は、ユーザーがショートビデオソーシャルソフトウェアを介してショートビデオを視聴する際にビデオの再生画面、再生速度、再生音量等に対して行った調整操作を含んでもよく、又はビデオをダウンロードし、画像をキャプチャする等の取得操作を含んでもよい。
【0049】
また例えば、第1インタラクションコントロール又は第2インタラクションコントロールの他方が実行できるインタラクション操作は、異なるユーザー端末110の複数のユーザー(すなわち、異なるユーザー端末110の複数の使用者)の間の、複数のユーザーの間の情報インタラクションを実現するためのオンラインインタラクション操作であってもよい。例えば、異なるユーザー端末110及びサーバ130の間のデータ伝送及びインタラクションを実現するために、該オンラインインタラクション操作によって生成されたデータは、サーバ130にアップロードし記憶される必要がある。例えば、本開示により提供されるインタラクション方法をショートビデオソーシャルソフトウェアに適用することを例にすると、該オンラインインタラクション操作は、ユーザーがショートビデオソーシャルソフトウェアを介してショートビデオを視聴する際に、ビデオに対して行ったいいね、お気に入りに入れ、コメント、リポスト等の操作を含んでもよい。
【0050】
例えば、上記ステップS20に対して、表示モードの切り替え操作はターゲットオブジェクトのディスプレイページを異なる表示モードで切り替えることを実現することができる。上記ステップS20において、ターゲットオブジェクトのディスプレイページでのユーザーの表示モードの切り替え操作が受信されると、ターゲットオブジェクトは、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示されることから、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示されるように切り替えられる。
【0051】
例えば、該表示モードの切り替え操作は、ユーザーが指、スタイラス等のタッチ方式でターゲットオブジェクトのディスプレイページに直接的に行ったタッチ操作であってもよく、又はユーザーがマウス、キーボード等の外部入力装置を介してターゲットオブジェクトのディスプレイページで行ったクリック又はダブルクリック等の制御操作であってもよく、本開示の実施例は表示モードの切り替え操作の具体的な実施形態を制限しない。
【0052】
例えば、表示モードの切り替え操作を、ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおけるタッチポイントに基づくタッチ操作とすることを例にすると、表示モードの切り替え操作は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の1つ又は複数のタッチポイントがトリガーされるように設定でき、又はターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の1つ又は複数のタッチポイントがトリガーされて予め設定された方向又は予め設定された経路に沿って移動するようにさらに設定できる。例えば、ユーザー端末110が、ターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の1つのタッチポイントがトリガーされ、左、右、上又は下等の予め設定された方向に沿って移動することを検出した場合、第1表示モードは第2表示モードに切り替えられ、又は、ユーザー端末110が、ターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の複数のタッチポイントがトリガーされ、互いに離れる、互いに接近する、又は互いに平行であるという予め設定された方向にそれぞれ複数本の経路に沿って移動することを検出した場合、第1表示モードは第2表示モードに切り替えられ、又は、ユーザー端末110が、ターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の複数のタッチポイントがトリガーされ、タッチ領域内の予め設定された領域内に移動されると検出した場合、第1表示モードは第2表示モードに切り替えられる。本開示の実施例はタッチ操作モードでの表示モードの切り替え操作の具体的な実施形態を制限しない。
【0053】
図3A及び図3Bは本開示のいくつかの実施例により提供されるターゲットオブジェクトを異なる表示モードで表示する概略図である。例えば、図3Aはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてターゲットオブジェクトを第1表示モードで表示する概略図であり、図3Bはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてターゲットオブジェクトを第2表示モードで表示する概略図である。説明する必要があるものとして、本開示の他のいくつかの実施例では、図3Aはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてターゲットオブジェクトを第2表示モードで表示する概略図であり、図3Bはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてターゲットオブジェクトを第1表示モードで表示する概略図である。
【0054】
例えば、図3A及び図3Bに示すように、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法において、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示モードの切り替え操作を受信した後、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示モードは図3Aに示される第1表示モードから図3Bに示される第2表示モードに変換される。
【0055】
例えば、図3Aに示される第1表示モードから図3Bに示される第2表示モードに切り替える過程で、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示画面領域12の表示属性が変化せず、例えば、該表示属性は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示画面領域12の表示割合、表示位置、画面サイズ比率等を含む。
【0056】
例えば、図3A及び図3Bに示すように、該ターゲットオブジェクトの表示画面領域12は、図3Aに示される第1表示モード及び図3Bに示される第2表示モードのいずれにおいて、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に同じ表示割合を占め、すなわち、表示モードの切り替え過程で、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示画面領域12が占める領域の面積とターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の総面積との比は変化しない。
【0057】
例えば、該ターゲットオブジェクトの表示画面領域12は、図3Aに示される第1表示モード及び図3Bに示される第2表示モードのいずれにおいて、同じ画面サイズ比率を用い、すなわち、表示モードの切り替え過程で、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12の幅と高さとの比は変化しない。
【0058】
例えば、該ターゲットオブジェクトの表示画面領域12は、図3Aに示される第1表示モード及び図3Bに示される第2表示モードのいずれにおいて、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11における同じ表示位置にある。例えば、表示モードの切り替え過程で、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12の中心とターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の中心との間の相対位置関係は変化せず、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12の各エッジとターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の各エッジとの間の相対位置関係はいずれも変化しない。
【0059】
例えば、該ターゲットオブジェクトがビデオであることを例にすると、図3Aに示される第1表示モード及び図3Bに示される第2表示モードでのビデオの再生状態は同じであり、例えば表示モードの切り替え過程で、ビデオの再生又は一時停止状態、再生速度、再生音量、画面解像度等は全て変化しない。
【0060】
図3Aに示すように、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第1インタラクションコントロール21を含む。例えば、図3Aに3つの第1インタラクションコントロール21が示されており、且つ該3つの第1インタラクションコントロール21はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の右側のエッジに沿って上から下へ順に配列される。
【0061】
図3Bに示すように、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第2インタラクションコントロール22を含む。例えば、図3Bに3つの第2インタラクションコントロール22が示されており、且つ該3つの第2インタラクションコントロール22はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の下側のエッジに沿って左から右へ順に配列される。
【0062】
説明する必要があるものとして、本開示の実施例は、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に含まれる第1インタラクションコントロール21の数、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ1における第1インタラクションコントロール21の配列方式、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に含まれる第2インタラクションコントロール22の数、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11における第2インタラクションコントロール22の配列方式等を具体的に制限しない。
【0063】
例えば、図3Aに示される第1表示モードで、第1インタラクションコントロール21はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてターゲットオブジェクトの表示画面領域12内にあり、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12の一部の領域は第1インタラクションコントロール21にブロックされ、図3Bに示される第2表示モードで、第2インタラクションコントロール22はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示画面領域12以外の領域内にあり、例えば、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12の下側の隣接する領域にあり、それによりターゲットオブジェクトの表示画面領域12内のどの領域も第2インタラクションコントロール22にブロックされない。これにより、異なる表示モードで、インタラクションコントロールがターゲットオブジェクトの表示画面領域12をブロックするかブロックしないかの2種の異なる設置方式をそれぞれ用いることにより、ユーザーに異なる表示効果を提供することができ、且つさらに、異なる表示モードに応じて対応する異なるインタラクションコントロールを提供することができ、ユーザー体験を向上させる。
【0064】
例えば、図3Bに示される第2表示モードが画面消去表示モードであり、該画面消去表示モードで、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12がブロックされないように、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12内にインタラクションコントロールが設置されておらず、それにより、ユーザーに完全な表示画面を提供することができ、ユーザーの視聴体験の改善に有利である。説明する必要があるものとして、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12はターゲットオブジェクトの可視情報をディスプレイするための完全な画面であり、図3Bに示される第2表示モードで、表示画面領域12には、ターゲットオブジェクトの可視情報以外の任意の表示元素又は表示情報が含まれず、これにより、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12は他の表示元素又は表示情報にブロックされない。例えば、図3Aに示される第1表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページ11を例にすると、第1インタラクションコントロール21はターゲットオブジェクトの表示画面領域12内にあり、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12は第1インタラクションコントロール21にブロックされる。例えば、言い換えれば、同じビデオ画面又は同じ写真に対して、図3Aに示される第1表示モードでのターゲットオブジェクトの表示画面領域は、図3Bに示される第2表示モードでの表示画面領域と同じである。
【0065】
例えば、図3Bに示すように、第2表示モードで、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において表示元素又は表示オブジェクトにブロックされず、例えば、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第2表示モードで「画面消去表示モード」にあり、すなわち、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12をブロックするターゲットオブジェクトのディスプレイページ11内の表示元素又は表示オブジェクトは全てクリアされる。これにより、ユーザーがターゲットオブジェクトに関するより完全な可視情報を取得し、第2表示モードでのターゲットオブジェクトの表示画面領域12に対するユーザーの直観的な体験を向上させ、ユーザーのターゲットオブジェクトの表示画面領域12に対する視聴体験を最適化することに有利である。
【0066】
例えば、第1インタラクションコントロール21は第1タイプのインタラクション操作を実行することに用いることができ、第2インタラクションコントロール22は第1タイプのインタラクション操作と異なる第2タイプのインタラクション操作を実行することに用いることができる。画面消去表示モードで、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12はブロックされず、画像キャプチャ等の画面消去表示モードに適合する操作を行うことができる。これにより、第1インタラクションコントロール21及び第2インタラクションコントロール22は異なる表示モードで異なるタイプのインタラクション機能をユーザーにそれぞれ提供することができ、異なる表示モードでのユーザーの多様なインタラクションニーズを満たすことに有利である。
【0067】
例えば、図3A及び図3Bに示されるターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、インタラクションコントロールがターゲットオブジェクトの表示画面領域12をブロックするかブロックしないかの2種の異なる表示モードに対して、第1インタラクションコントロール21及び第2インタラクションコントロール22は、該2種の異なる表示モードでの実行に寄与するインタラクション操作をそれぞれ提供することに用いることができる。これにより、ターゲットオブジェクトの表示画面領域12の視覚効果を改善できると同時に、異なる表示モードでのユーザーのインタラクション体験を最適化することに有利である。
【0068】
又は、本開示の他のいくつかの実施例では、図3Cに示すように、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に第1インタラクションコントロール21がさらに含まれてもよく、すなわち、第2表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11には、第2インタラクションコントロール22と第1インタラクションコントロール21の両方が含まれてもよい。
【0069】
説明する必要があるものとして、図3Cに示される実施例では、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、第2表示モードで、第1表示モードでの第1インタラクションコントロール21の一部を含み、例えば、第1表示モードでの複数の第1インタラクションコントロール21のうちの1つを含む。他のいくつかの実施例では、様々な実際のニーズに応じて、例えば、第2表示モードでの実際の操作ニーズに応じて、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、第2表示モードで、より多くの第1インタラクションコントロール21を含んでもよく、例えば、第1表示モードでの全ての第1インタラクションコントロール21を含み、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。
【0070】
例えば、図3Cに示される第2表示モードが画面消去表示モードであり(例えば、図3Bに示される第2表示モードについての上記の対応する説明を参照できる)、図3Cに示すように、第1インタラクションコントロール21及び第2インタラクションコントロール22は全てターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示画面領域12以外の領域内にある。これにより、第2表示モードでのターゲットオブジェクトの表示画面領域12の視覚効果を改善できると同時に、ユーザーのより多様なインタラクションニーズを満たし、画面消去表示モードでのユーザーのインタラクション体験を豊かにすることに有利である。
【0071】
以下、ビデオ又は写真等のマルチメディアリソースに基づき異なるユーザーの間の交流インタラクティブを実現するソーシャルソフトウェアの応用シナリオを例にすることで、具体的な応用シナリオにおける本開示の実施例により提供されるインタラクション方法の実施形態を説明する。説明する必要があるものとして、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法は他の異なるシナリオにさらに適用でき、本開示の実施例はこれを制限しない。
【0072】
図4A及び図4Bは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページの例示的な概略図であり、例えば、図4A及び図4Bは本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション方法の具体的な応用例の概略図である。図4A及び図4Bに示される例では、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示されるターゲットオブジェクトはビデオであり、図4A及び図4Bは、それぞれ、ビデオをターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に異なる表示モードで表示する概略図である。
【0073】
以下、図4Aに示される表示モードが第1表示モードであり、図4Bに示される表示モードが第2表示モードであることを例にし、図4A及び図4Bに示される例と組み合わせて本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション方法を説明する。すなわち、表示モードの切り替え操作が受信されると、ビデオがターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、図4Aに示される第1表示モードで表示されることから、図4Bに示される第2表示モードで表示されるように変換する。説明する必要があるものとして、他のいくつかの例では、図4Aに示される表示モードが第2表示モードであり、図4Bに示される表示モードが第1表示モードであってもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。
【0074】
例えば、図4A及び図4Bに示すように、図4Aに示される第1表示モードから図4Bに示される第2表示モードに切り替える過程で、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるビデオの表示画面領域12の表示割合、表示位置又は画面サイズ比率等の表示属性はいずれも変化しない。
【0075】
図4Aに示すように、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第1インタラクションコントロール101~103を含む。第1インタラクションコントロール101、103は、ビデオに基づいた第1タイプのインタラクション操作を実行することに用いることができ、例えば、第1インタラクションコントロール101、103はそれぞれビデオに対するいいね及びリポスト操作を実行することに用いられる。第1インタラクションコントロール102はビデオに関連するユーザーの間のインタラクティブ操作を実行することに用いることができ、例えば、ビデオに関連するユーザーは、該ビデオを投稿したユーザー(例えばビデオ投稿者)、該ビデオを視聴するユーザー等を含んでもよい。例えば、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、第1インタラクションコントロール102をクリックすることで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に該ビデオに関するコメントエリアインターフェースを表示することができ、ユーザーはコメントエリアインターフェースにおいて、該ビデオを投稿したユーザー又は該ビデオを視聴する他のユーザーとメッセージを残す等の方式でインタラクティブすることができる。
【0076】
例えば、図4Aに示すように、第1表示モードで第1インタラクションコントロール101~103はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてビデオの表示画面領域12内にあり、ビデオの表示画面領域12の一部の領域は第1インタラクションコントロール101~103にブロックされる。又は、他のいくつかの例では、図7Aに示すように、第1表示モードで第1インタラクションコントロール101~103の一部はビデオの表示画面領域12内にあり、且つ他部はビデオの表示画面領域12の外にある。例えば、図7Aに示されるターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、第1インタラクションコントロール101は一部がビデオの表示画面領域12内にあり、且つ他部がビデオの表示画面領域12以外の領域にあり、第1インタラクションコントロール102、103はいずれもビデオの表示画面領域12以外の領域にある。
【0077】
例えば、図4Aに示すように、図4Bに示される第2表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に比べて、図4Aに示される第1表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページ11はビデオのデータ情報をさらに含み、例えば、ビデオ内容についてのテキストの説明、ビデオ投稿者(例えば図4Aに示される「XXXXX」)等のビデオに関するデータ情報を含む。
【0078】
例えば、図4Aに示すように、ビデオのデータ情報はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてビデオの表示画面領域12内にあり、すなわち、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、ビデオのデータ情報はビデオの表示画面領域12をカバーしており、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11のその他の領域をさらに占有する必要がない。これにより、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるターゲットオブジェクトの表示画面領域12の表示割合を増加することに有利であると同時に、ユーザーがビデオを視聴しながらターゲットオブジェクトのディスプレイページ11からビデオに関連するデータ情報を直感的に取得することに寄与する。
【0079】
又は、他のいくつかの例では、図7Aに示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、ビデオのデータ情報はビデオの表示画面領域12以外の領域に設定されてもよい。これにより、ビデオのデータ情報はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11においてビデオの表示画面領域12をブロックせず、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11にビデオの表示画面領域12をより完全に十分にディスプレイすることに有利であり、ビデオを視聴するユーザーは、表示画面領域12の各部分又は各領域の表示情報を正確に取得することができる。
【0080】
例えば、図4Aに示すように、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、第1インタラクションコントロール101~103と異なる他のインタラクションコントロール又はインタラクション領域をさらに含んでもよく、それにより、ユーザーは第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に他のインタラクション操作を行うことができる。
【0081】
例えば、図4Aに示すように、第1インタラクションコントロール103及びビデオのデータ情報の下方に、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、ビデオに関する音声情報を提供するための音声インタラクション領域をさらに含む。例えば、音声インタラクション領域において、ビデオの音声情報は1行のテキストの形式でスクロールして表示され、ユーザーは、例えば、該音声インタラクション領域をクリックすることで、該ビデオに関する全ての音声情報を取得することができる。例えば、ユーザーが該音声インタラクション領域をクリックすると、該ビデオに関する全ての音声情報はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示される。
【0082】
例えば、図4Aに示すように、ビデオのデータ情報の上方に、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、ビデオ投稿者に関する地理的位置情報を提供するための位置情報インタラクション領域をさらに含む。例えば、ビデオ投稿者の都市情報は該位置情報インタラクション領域に直接表示できる。ユーザーは、例えば、該位置情報インタラクション領域をクリックすることで、該ビデオ投稿者に関するより詳細な地理的位置情報を取得することができ、例えば、ユーザーが該位置情報インタラクション領域をクリックすると、該ビデオ投稿者の詳細な地理的位置情報はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示される。
【0083】
例えば、図4Aに示すように、第1インタラクションコントロール101~103の上方に、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、該ビデオ投稿者に関する個人情報を提供するための個人情報インタラクション領域をさらに含む。例えば、該ビデオ投稿者がソーシャルソフトウェアにおいて使用するアイコンは該個人情報インタラクション領域に表示される。ユーザーは、例えば、該個人情報インタラクション領域をクリックすることで、該ビデオ投稿者に関するより詳細な個人情報を取得することができる。例えば、ユーザーが該個人情報インタラクション領域をクリックすると、該ビデオ投稿者の詳細な個人情報はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示され、又は、ユーザーは該個人情報インタラクション領域をクリックしてその他の関連するディスプレイページに入ることで、該ビデオ投稿者に関する詳細な個人情報を取得することができる。
【0084】
例えば、図4Aに示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の底端に、「ホームページ」、「友達」、「+」、「メッセージ」及び「私」という複数の異なるインタラクションコントロールはさらに含まれ、それにより、ユーザーはこれらの異なるインタラクションコントロールを通じてそれぞれ該ソーシャルソフトウェアのその他の情報ディスプレイページに入ることができる。
【0085】
例えば、図4Aに示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の最上部の領域に、ページの左上隅の時間情報「9:41」及びユーザー端末に関する右上隅の機器情報等はさらに含まれる。
【0086】
例えば、図4Aに示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の最上部の領域に、「ライブ配信」、「同じ都市」、「フォロー」、「勧め」及び「
(外1)
」という複数の異なるインタラクションコントロールはさらに含まれ、それにより、ユーザーはこれらの異なるインタラクションコントロールを通じて該ソーシャルソフトウェアのその他の情報ディスプレイページに入ることができる。
【0087】
例えば、他のいくつかの例では、図7Aに示すように、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、ビデオの表示画面領域12の下方に位置する第3インタラクションコントロール302をさらに含む。例えば、該第3インタラクションコントロール302は、異なる表示モードの間の切り替え操作を実行することに用いることができ、例えば、該第3インタラクションコントロール302がトリガーされると、ビデオの表示モードは、図7Aに示される第1表示モードから図8に示される全画面表示モードに切り替えることができ、例えば、図8に示される全画面表示モードは第1表示モード及び第2表示モードと異なる第3表示モードであってもよい。例えば、図8に示される第3表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11にどのインタラクションコントロールも含まれない。例えば、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11が図7Bに示される第2表示モードから図8に示される第3表示モードに切り替えられた後、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるビデオの表示画面領域12の表示属性は変更される。例えば、図8に示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるビデオの表示画面領域12の表示割合、回転角度等の表示属性はいずれも変更される。
【0088】
説明する必要があるものとして、他のいくつかの例では、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に、他のインタラクションコントロール、インタラクション領域又は表示情報等がさらに含まれてもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。
【0089】
例えば、図4Bに示すように、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第2インタラクションコントロール201及び202を含み、第3インタラクションコントロール301をさらに含む。
【0090】
例えば、第2インタラクションコントロール201は、ビデオの表示情報に対する調整可能な操作を実行することに用いることができ、例えば、ビデオの再生状態の変更に用いることができる。例えば、第2インタラクションコントロール201がトリガーされると、図5に示すように、ビデオの再生速度を変更するための4つのインタラクション領域「遅い」、「正常」、「速い」及び「非常に速い」はそれぞれビデオの表示画面領域12の真下に表示され、それにより、ユーザーは実際のニーズに応じて、該4つのタッチ領域を通じてビデオの現在の再生速度を調節し、ユーザーのビデオ視聴体験を最適化することができる。
【0091】
又は、本開示の他のいくつかの例では、ビデオの再生状態はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるジェスチャインタラクション制御領域をトリガーすることにより調節できる。例えば、図6に示すように、第2表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11はビデオの再生状態を変更するためのジェスチャインタラクション制御領域、例えば、第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2をさらに含む。第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2がトリガーされると、第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示され、これにより、第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2を通じてビデオの現在の再生状態を変更することができる。
【0092】
例えば、第1再生速度制御領域CTR1がトリガーされると、ビデオの現在の再生速度は変更されて第1予め設定された再生速度に調整され、第1予め設定された再生速度はビデオの現在の再生速度の第1倍速であり、第2再生速度制御領域CTR2がトリガーされると、ビデオの現在の再生速度は変更されて第2予め設定された再生速度に調整され、第2予め設定された再生速度は、第1倍速と異なるビデオの現在の再生速度の第2倍速である。例えば、第1倍速の数と第2倍速の値の両方は1ではなく、第1予め設定された再生速度と第2予め設定された再生速度の両方はビデオの現在の再生速度と異なる。
【0093】
例えば、図6に示される例を例にすると、第1倍速は第2倍速よりも小さく設定できる。例えば、第1倍速の値は1よりも小さく、例えば0.25、0.5、0.75等に設定され、それにより、第1再生速度制御領域CTR1をトリガーすることで現在のビデオのスロー再生を実現することができる。例えば、第2倍速の値は1よりも大きく、例えば1.25、1.5、2等に設定され、それにより、第2再生速度制御領域CTR2をトリガーすることで現在のビデオの早送り再生を実現することができる。
【0094】
例えば、図6に示される例では、第1再生速度制御領域CTR1又は第2再生速度制御領域CTR2がトリガーされると、第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2の両方はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示される。これにより、ユーザーが第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2を通じてビデオの現在の再生速度を正確で迅速に調整することに寄与する。
【0095】
例えば、図6に示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、第1再生速度制御領域CTR1の速度調節機能を表すための識別パターン(例えば、図6に示される<<)及び第2再生速度制御領域CTR2の速度調節機能を表すための識別パターン(例えば、図6に示される>>)を提供することができ、これにより、ユーザーが第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2を通じてビデオの再生速度をリアルタイムに調整することに寄与する。
【0096】
例えば、図6に示される例では、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11が第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2を含む場合に、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に第2インタラクションコントロール201が設置されなくてもよく、これにより、第2表示モードでのターゲットオブジェクトの表示画面領域12に対するユーザーの直観的な体験が向上する。又は、他のいくつかの例では、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第2インタラクションコントロール201、第1再生速度制御領域CTR1及び第2再生速度制御領域CTR2を同時に含んでもよく、これは、ユーザーの実際のニーズに応じて、適切な再生速度の調節方式を選択し、ユーザーのインタラクション体験を最適化することに寄与する。
【0097】
例えば、図4Bに示すように、第2インタラクションコントロール202は、ビデオの表示情報に対する取得操作を実行することに用いることができ、例えば、ビデオの現在の表示画面領域12に対する取得操作を実行することに用いられる。例えば、第2インタラクションコントロール202がトリガーされると、ビデオの現在の表示画面領域12はキャプチャされてスクリーンショットが生成され、生成されたスクリーンショットはビデオの現在の表示画面領域12である。すなわち、生成されたスクリーンショットには、例えば、図4Bに示されるターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の左上隅の時間情報「9:41」、ユーザー端末に関する右上隅の機器情報等が含まれず、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11のビデオの表示画面領域12の下方に位置する黒色領域、及び黒色領域における、例えば、第2インタラクションコントロール201、202、第3インタラクションコントロール301に関する表示情報等も含まれない。
【0098】
又は、本開示の他のいくつかの例では、第2インタラクションコントロール202がトリガーされると、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の現在の画面がキャプチャされ、現在のターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の全ての可視情報を含むスクリーンショットが生成され、例えば、生成されたスクリーンショットは図4Bに示される。すなわち、生成されたスクリーンショットには、ビデオの現在の表示画面領域12が含まれるだけでなく、例えば、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11のビデオの表示画面領域12をカバーする左上隅の時間情報「9:41」及びビデオの表示画面領域12をカバーするユーザー端末に関する右上隅の機器情報も含まれ、同時に、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11のビデオの表示画面領域12の下方に位置する黒色領域、及び黒色領域における、例えば、第2インタラクションコントロール201、202、第3インタラクションコントロール301に関する表示情報等がさらに含まれる。
【0099】
又は、本開示の他のいくつかの例では、第2インタラクションコントロール202がトリガーされると、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、画像キャプチャ操作に関する複数のインタラクションコントロールをさらに提供し、該複数のインタラクションコントロールは、それぞれ、ビデオの現在の表示画面領域12をキャプチャすることに用いられ、又はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11の現在の画面をキャプチャすることに用いられる。ユーザーは、実際の異なるニーズに応じて、複数のインタラクションコントロールから選択し、所要のスクリーンショットを取得することができる。
【0100】
例えば、図4Bに示すように、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に第3インタラクションコントロール301がさらに含まれる。該第3インタラクションコントロール301は、異なる表示モードの間の切り替え操作を実行することに用いることができ、例えば、第3インタラクションコントロール301がトリガーされると、ビデオの表示モードは図4Bに示される第2表示モードから図4Aに示される第1表示モードに切り替えられる。
【0101】
例えば、本開示の他のいくつかの例では、図7Bに示すように、第2表示モードで、上記第2インタラクションコントロール201、202、及び第3インタラクションコントロール301に加えて、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に第3インタラクションコントロール303がさらに含まれてもよい。例えば、該第3インタラクションコントロール303は異なる表示モードの間の切り替え操作を実行することに用いることができ、例えば、該第3インタラクションコントロール303がトリガーされると、ビデオの表示モードは図7Bに示される第2表示モードから図8に示される全画面表示モードに切り替えることができ、例えば、図8に示される全画面表示モードは第1表示モード及び第2表示モードと異なる第3表示モードであってもよい。例えば、図8に示される第3表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11にどのインタラクションコントロールも含まれない。例えば、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11が図7Bに示される第2表示モードから図8に示される第3表示モードに切り替えられた後、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるビデオの表示画面領域12の表示属性は変更される。例えば、図8に示すように、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるビデオの表示画面領域12の表示割合、回転角度等の表示属性はいずれも変更される。
【0102】
例えば、本開示の他のいくつかの例では、第2表示モードで、上記第2インタラクションコントロール201、202及び第3インタラクションコントロール301、303に加えて、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11には、ビデオを記憶する等の他の操作を実行するためのその他のインタラクションコントロール又はインタラクション領域がさらに含まれてもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。
【0103】
例えば、図4Bに示される例を例にすると、第2表示モードで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11における第2インタラクションコントロール201、202及び第3インタラクションコントロール301はいずれもターゲットオブジェクトのディスプレイページ11におけるビデオの表示画面領域12以外の領域内にある。
【0104】
例えば、図4A及び図4Bに示される例では、第1表示モードで、第1インタラクションコントロール101~103はビデオとターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において同期して表示され、第2表示モードで、第2インタラクションコントロール201、202及び第3インタラクションコントロール301はビデオとターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において同期して表示される。本開示の他のいくつかの例では、第2インタラクションコントロール201、202及び第3インタラクションコントロール301は、ビデオを再生する過程でトリガーされてターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示されてもよい。例えば、ビデオを再生する過程で、ユーザーはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11をクリックすることで、第2インタラクションコントロール201、202及び第3インタラクションコントロール301がターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示されるようにすることができる。
【0105】
説明する必要があるものとして、図5図8に示される例の具体的な説明は、上記の図4A及び図4Bに示される例の対応する内容を参照でき、ここで重複する部分は詳しく説明しない。
【0106】
図9A及び図9Bは本開示のいくつかの実施例により提供される異なる表示モードでのターゲットオブジェクトのディスプレイページのさらに別の例示的な概略図である。例えば、図9A及び図9Bは本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション方法の具体的な応用例の概略図である。図9A及び図9Bに示される例では、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示されるターゲットオブジェクトは複数枚の写真であり、図9A及び図9Bはそれぞれ、複数枚の写真をターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に異なる表示モードで表示する概略図である。
【0107】
以下、図9Aに示される表示モードが第1表示モードであり、図9Bに示される表示モードが第2表示モードであることを例にし、図9A及び図9Bに示される例と組み合わせて本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション方法を説明する。すなわち、表示モードの切り替え操作が受信されると、複数枚の写真はターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、図9Aに示される第1表示モードで表示されることから、図9Bに示される第2表示モードで表示されるように変換する。説明する必要があるものとして、他のいくつかの例では、図9Aに示される表示モードが第2表示モードであり、図9Bに示される表示モードが第1表示モードであってもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。
【0108】
例えば、図9Aに示すように、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に複数の写真表示インタラクションコントロール401がさらに含まれ、該複数の写真表示インタラクションコントロール401は写真の表示画面領域12内にあり、例えば、写真の表示画面領域12の最底部にある。
【0109】
該複数の写真表示インタラクションコントロール401はそれぞれ複数枚の写真に対応し、現在のターゲットオブジェクトのディスプレイページ11にディスプレイされる写真の該複数枚の写真での順番を表示することができ、それにより、ユーザーは複数枚の写真の現在のディスプレイ進度を得ることができる。例えば、該複数の写真表示インタラクションコントロール401のうちの1つの写真表示インタラクションコントロール401がトリガーされると、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に該写真表示インタラクションコントロール401に対応する写真が表示され、これにより、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11において、複数枚の写真を切り替えて表示することを実現する。また例えば、ユーザーはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11で左右にスライドする等の操作を行うことで、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に複数枚の写真を切り替えて表示することを実現でき、本開示の実施例は複数枚の写真の具体的な切り替え表示方法を制限しない。
【0110】
例えば、図9Aに示すように、第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に提供されるデータ情報は、ターゲットオブジェクトに関するタイプ情報、例えば、写真に関する「図形文字」タイプ情報をさらに含む。
【0111】
例えば、第1表示モードでの写真表示インタラクションコントロール401に比べて、図9Bに示すように、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11における複数の写真表示インタラクションコントロール401は写真の表示画面領域12の下方にあり、且つ「・・・」の形式に調整されてターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に表示され、これにより、写真の表示画面領域12をブロックしないようにすることに有利である。
【0112】
例えば、図9Bに示すように、第3インタラクションコントロール301に加えて、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は第2インタラクションコントロール204をさらに含み、該第2インタラクションコントロール204は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に現在表示されている写真をダウンロードすることに用いることができる。例えば、第2インタラクションコントロール204がトリガーされると、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に現在表示されている写真はダウンロードされてユーザー端末に記憶することができる。
【0113】
例えば、図10は複数枚の写真を切り替えて表示するケースを示している。図10に示すように、例えば、ユーザーはターゲットオブジェクトのディスプレイページ11で左右にスライドするタッチ操作を行うことで、写真1及び写真2を切り替えて表示することを実現できる。ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に現在表示されている写真が写真1であることを例にすると、写真1に対応する写真表示インタラクションコントロール401の表示状態は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に現在表示されている写真の複数枚の写真での順番をユーザーにプロンプトするために、他の写真表示インタラクションコントロール401と異なり、ユーザーがターゲットオブジェクトのディスプレイページ11で右にスライドするタッチ操作を開始する際に、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は図10に示されるケースをディスプレイし、ユーザーの右にスライドするタッチ操作が終了した後、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に写真2を表示するように切り替えることで、複数枚の写真を切り替えて表示することを実現する。
【0114】
例えば、他のいくつかの例では、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11は、上記第2インタラクションコントロール204以外の、他のインタラクション操作を実行するためのインタラクションコントロールをさらに含んでもよく、例えば、第2タイプのインタラクション操作を実行するためのその他の異なる第2インタラクションコントロールをさらに含んでもよい。例えば、その他の異なる第2インタラクションコントロールは、ターゲットオブジェクトのディスプレイページ11における写真の表示画面領域12の表示割合、回転角度又は画面サイズ比率等の表示属性を変更する操作を実行することに用いることができる。本開示の実施例は、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページ11に含まれる第2インタラクションコントロールが実行できる第2タイプのインタラクション操作を具体的に制限しない。
【0115】
説明する必要があるものとして、図9A図10に示される例における他の内容は上記の図4A及び図4Bに示される例における対応する説明を参照でき、ここで重複する部分は詳しく説明しない。
【0116】
説明する必要があるものとして、上記例では、ターゲットオブジェクトがビデオ又は写真である応用シナリオを例にすることで、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法の具体的な実施形態を説明したが、これらは本開示の実施例の制限を構成しない。本開示の他のいくつかの実施例又は例では、ターゲットオブジェクトはターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示できるその他のタイプのオブジェクト、例えば、ネットワークライブ配信、オンラインライブ配信等のマルチメディアリソースであってもよい。
【0117】
説明する必要があるものとして、本開示の実施例において、本開示の上記の各実施例により提供されるインタラクション方法のプロセスはより多く又はより少ない操作を含んでもよく、これらの操作は順に実行されてもよく、又は並行して実行されてもよい。上記に説明されるインタラクション方法のプロセスは特定の順序で出現した複数の操作を含むが、複数の操作の順序は制限されないことを明確に理解されたい。上記に説明されるインタラクション方法は一回実行されてもよく、所定の条件で複数回実行されてもよい。
【0118】
本開示の少なくとも1つの実施例は、インタラクション装置をさらに提供する。図11は本開示のいくつかの実施例により提供されるインタラクション装置の概略ブロック図である。
【0119】
例えば、図11に示すように、該インタラクション装置60は、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602及び表示モード切り替えユニット603を含む。
【0120】
ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示し、及びターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードでターゲットオブジェクトを表示するように構成される。第1表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページは第1インタラクションコントロールを含み、第2表示モードでターゲットオブジェクトのディスプレイページは、第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含む。例えば、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601は図2に示されるインタラクション方法のステップS10及びステップS30の操作の少なくとも一部を実行できる。
【0121】
操作受信ユニット602は、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するように構成される。例えば、操作受信ユニット602は図2に示されるインタラクション方法のステップS20を実行できる。
【0122】
表示モード切り替えユニット603は、表示モードの切り替え操作に応答し、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示することから、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードでターゲットオブジェクトを表示することに変換するように構成される。例えば、表示モード切り替えユニット603は図2に示されるインタラクション方法のステップS30の操作の少なくとも一部を実行できる。
【0123】
例えば、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602及び表示モード切り替えユニット603は、メモリに記憶されるコード及びプログラムを含み、プロセッサは、該コード及びプログラムを実行することで、上記のターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602及び表示モード切り替えユニット603の機能の一部又は全部を実現することができる。例えば、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602及び表示モード切り替えユニット603は、上記のターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602及び表示モード切り替えユニット603の機能の一部又は全部を実現するための専用のハードウェアデバイスであってもよい。例えば、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602及び表示モード切り替えユニット603は、上記の機能を実現するための1つの回路基板又は複数の回路基板の組み合わせであってもよい。本願の実施例では、該1つの回路基板又は複数の回路基板の組み合わせは、(1)1つ又は複数のプロセッサ、(2)プロセッサに接続される1つ又は複数の非一時的なメモリ、及び(3)プロセッサが実行でき、メモリに記憶されるファームウェアを含んでもよい。
【0124】
説明する必要があるものとして、ターゲットオブジェクトディスプレイユニット601、操作受信ユニット602、及び表示モード切り替えユニット603についての具体的な説明は、上記インタラクション方法の実施例における図2に示されるステップS10~ステップS30の関連する説明をそれぞれ参照することができる。この他、インタラクション装置60は上記インタラクション方法と類似する技術的効果を実現でき、ここで詳しく説明しない。
【0125】
本開示の少なくとも1つの実施例は、プロセッサ及びメモリを含む電子機器をさらに提供する。該メモリは1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令を含む。1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令はメモリに記憶され、且つプロセッサにより実行されるように構成され、1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は本開示の実施例のいずれかにより提供されるインタラクション方法を実現することに用いられる。
【0126】
図12は本開示のいくつかの実施例により提供される電子機器の概略ブロック図である。図12に示すように、該電子機器300はプロセッサ310及びメモリ320を含み、クライアント又はサーバの実現に用いることができる。メモリ320はコンピュータ実行可能命令(例えば1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュール)を非一時的に記憶することに用いられる。プロセッサ310は、該コンピュータ実行可能命令を実行することに用いられ、該コンピュータ実行可能命令はプロセッサ310により実行されると、上記に記載のインタラクション方法の1つ又は複数のステップを実行し、さらに上記に記載のインタラクション方法を実現することができる。メモリ320とプロセッサ310はバスシステム及び/又は他の形式の接続機構(図示せず)で互いに接続できる。
【0127】
例えば、プロセッサ310は、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、又はデータ処理能力及び/又はプログラム実行能力を有する他の形式の処理ユニットであってもよい。例えば、中央処理ユニット(CPU)は、X86又はARMアーキテクチャ等であってもよい。プロセッサ310は、電子機器300中の他のアセンブリを制御して所望の機能を実行することができる汎用プロセッサ又は専用プロセッサであってもよい。
【0128】
例えば、メモリ320は1つ又は複数のコンピュータプログラム製品の任意の組み合わせを含んでもよく、コンピュータプログラム製品は、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリ等の様々な形式のコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び/又はキャッシュメモリ(cache)等を含んでもよい。不揮発性メモリは、例えば、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、USBメモリ、フラッシュメモリ等を含んでもよい。コンピュータ可読記憶媒体に、1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールを記憶することができ、プロセッサ310は、電子機器300の様々な機能を実現するために、1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールを実行することができる。コンピュータ可読記憶媒体に、様々なアプリケーションプログラムや様々なデータ、並びにアプリケーションプログラムにより使用され及び/又は生成された様々なデータ等をさらに記憶できる。
【0129】
説明する必要があるものとして、本開示の実施例において、電子機器300の具体的な機能及び技術的効果は上記のインタラクション方法についての説明を参照でき、ここで詳しく説明しない。
【0130】
図13は本開示のいくつかの実施例により提供される電子機器の別の概略ブロック図である。該電子機器400は、例えば、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法を実施することに適用される。電子機器400は端末機器等であってもよく、クライアント又はサーバを実現することに用いることができる。電子機器400は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルマルチメディアプレイヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル電子機器等の移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータ、スマートホーム機器等の固定端末を含むことができるがこれらに限定されない。なお、図13に示される電子機器400は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0131】
図13に示すように、電子機器400は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)410を含んでもよく、読み取り専用メモリ(ROM)420に記憶されるプログラム、又は記憶装置480からランダムアクセスメモリ(RAM)430にロッドされるプログラムに基づき、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM430には、端末機器400の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置410、ROM420及びRAM430は、バス440を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース450もバス440に接続される。
【0132】
通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置460、例えば、液晶表示(LCD)、スピーカ、発振器等を含む出力装置470、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置480、及び通信装置490はI/Oインターフェース450に接続することができる。通信装置490は、電子機器400が他の電子機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にすることができる。図13は様々な装置を有する電子機器400を示しているが、全ての示される装置を実施又は備えることが必要ではないのを理解すべきである。代わりに、電子機器400は、より多く又はより少ない装置を実施又は備えてもよい。
【0133】
特に、本開示の実施例によれば、上記インタラクション方法は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、インタラクション方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置490を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、記憶装置480からインストールされるか、ROM420からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置410によって実行されると、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法における限定される上記機能を実現できる。
【0134】
図14は本開示のいくつかの実施例により提供される記憶媒体の概略図である。例えば、図14に示すように、記憶媒体500は、非一時的なコンピュータ実行可能命令501を記憶するための非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。非一時的なコンピュータ実行可能命令501がプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に記載のインタラクション方法を実現することができ、例えば、非一時的なコンピュータ実行可能命令501がプロセッサにより実行されると、上記に記載のインタラクション方法の1つ又は複数のステップを実行することができる。
【0135】
例えば、該記憶媒体500は上記電子機器に適用でき、例えば、該記憶媒体500は電子機器のメモリを含んでもよい。
【0136】
例えば、記憶媒体は、スマートフォンのメモリカード、タブレットコンピュータの記憶部材、パーソナルコンピュータのハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、フラッシュメモリ、又は上記の記憶媒体の任意の組み合わせを含んでもよく、他の適用される記憶媒体であってもよい。
【0137】
例えば、記憶媒体500についての説明は電子機器の実施例におけるメモリについての説明を参照でき、重複する部分は詳しく説明しない。記憶媒体500の具体的な機能及び技術的効果は上記のインタラクション方法についての説明を参照でき、ここで詳しく説明しない。
【0138】
説明する必要があるものとして、本開示の文脈では、コンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器に使用され又は命令実行システム、装置又は機器と結合して使用されるプログラムを含み又は記憶できる有形の媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、コンピュータ可読記憶媒体、又は上記の両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいがこれらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含み又は記憶する任意の有形の媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又はそれらと結合して使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて、又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は様々な形態を用いることができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又はそれらと結合して使用されるためのプログラムを送信、伝搬又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送でき、ワイヤー、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。
【0139】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバは、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)等の、現在既知又は将来開発しようとする任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)に互いに接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知又は将来開発しようとする任意のネットワークを含む。
【0140】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器内に組み立てられていないものであってもよい。
【0141】
一種又は複数種のプログラミング言語又はその組み合わせで、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含むがこれらに限定されず、「C」言語のような通常の手続き型プログラミング言語、又は類似するプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザーのコンピュータで実行されてもよく、部分的にユーザーのコンピュータで実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がユーザーのコンピュータで、一部がリモートコンピュータで実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、(ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む)任意の種類のネットワークを介してユーザーコンピュータに接続することができ、又は、外部コンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)。
【0142】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセクション、又はコードの一部を代表することができ、該モジュール、プログラムセクション、又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。なお、いくつかの代替の実現では、ブロックに示される機能は、図に示される順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示された2つのブロックは、関する機能によって、実際にほぼ並行して実行されてもよく、逆の順序で実行されてもよい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するための、ハードウェアに基づいた専用のシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0143】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアの形態で実現されてもよい。ある場合、ユニットの名称は該ユニット自体に対する限定を構成しない。
【0144】
本明細書において、上記の説明された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材により実行されてもよい。例えば、使用可能なハードウェア論理部材の例示的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含むが、これらに限定されない。
【0145】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、インタラクション方法であって、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示するステップであって、前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールを含むステップと、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するステップと、前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示するように変換するステップであって、前記第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが前記第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含むステップと、を含む。
【0146】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域の表示属性は変化しない。
【0147】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域の前記表示属性は変化しないことは、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域の表示割合及び/又は表示位置が変化しないことを含む。
【0148】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあり、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあり、又は、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあり、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にある。
【0149】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあることは、前記第2表示モードが画面消去表示モードであることを含み、又は、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあることは、前記第1表示モードが画面消去表示モードであることを含む。
【0150】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあることに応答し、前記第1表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記ターゲットオブジェクトのデータ情報をさらに含み、前記ターゲットオブジェクトのデータ情報は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあり、又は、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあることに応答し、前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記ターゲットオブジェクトのデータ情報をさらに含み、前記ターゲットオブジェクトのデータ情報は前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にある。
【0151】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1インタラクションコントロールは第1タイプのインタラクション操作を実行することに用いられ、前記第2インタラクションコントロールは第2タイプのインタラクション操作を実行することに用いられ、前記第1タイプのインタラクション操作は第2タイプのインタラクション操作と異なる。
【0152】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあることに応答し、前記第2タイプのインタラクション操作は、前記第2表示モードでの表示情報に対応する調整可能な操作を含む。
【0153】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ターゲットオブジェクトがビデオであることに応答し、前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記第2表示モードに対応する少なくとも1つのジェスチャインタラクション制御領域をさらに含み、前記ジェスチャインタラクション制御領域がトリガーされることに応答し、前記ビデオの現在の状態は変更される。
【0154】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記少なくとも1つのジェスチャインタラクション制御領域は第1再生速度制御領域及び第2再生速度制御領域を含み、前記第1再生速度制御領域がトリガーされることに応答し、前記ビデオの現在の再生速度は変更されて第1予め設定された再生速度に調整され、前記第1予め設定された再生速度は前記ビデオの現在の再生速度の第1倍速であり、前記第2再生速度制御領域がトリガーされることに応答し、前記ビデオの現在の再生速度は変更されて第2予め設定された再生速度に調整され、前記第2予め設定された再生速度は、前記第1倍速と異なる前記ビデオの現在の再生速度の第2倍速である。
【0155】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2タイプのインタラクション操作は前記第2表示モードでの表示情報に対応する取得操作をさらに含む。
【0156】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記取得操作は、前記ターゲットオブジェクトを記憶する操作、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページの画像をキャプチャし、前記ターゲットオブジェクトの表示情報を含むスクリーンショットを生成する操作のいずれかを含む。
【0157】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記スクリーンショットは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面である。
【0158】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1タイプのインタラクション操作は、前記ターゲットオブジェクトに対するインタラクティブ操作、又は前記ターゲットオブジェクトに関連するユーザーの間のインタラクティブ操作を含む。
【0159】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域内にあり、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にあることに応答し、前記第1表示モードで、前記第1インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトと前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて同期して表示され、前記第2表示モードで、前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトと前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおいて同期して表示され、又は、前記第2インタラクションコントロールは、前記ターゲットオブジェクトが表示される過程でトリガーされ、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示される。
【0160】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示モードの切り替え操作は、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページのタッチ領域内の少なくとも1つのタッチポイントがトリガーされて経路に沿って移動する操作、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける表示モード切り替えのための第3インタラクションコントロールがトリガーされる操作のいずれかを含む。
【0161】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2表示モードで、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページは前記第1インタラクションコントロールをさらに含み、前記第2表示モードが画面消去表示モードであり、前記第2表示モードで、前記第1インタラクションコントロール及び前記第2インタラクションコントロールは前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページにおける前記ターゲットオブジェクトの表示画面領域以外の領域内にある。
【0162】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、インタラクション装置であって、ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第1表示モードでターゲットオブジェクトを表示し、及び前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示するように構成され、前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが第1インタラクションコントロールを含み、前記第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページが、前記第1インタラクションコントロールと異なる第2インタラクションコントロールを含むターゲットオブジェクトディスプレイユニットと、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに表示モードの切り替え操作を受信するように構成される操作受信ユニットと、前記表示モードの切り替え操作に応答し、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第1表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示することから、前記ターゲットオブジェクトのディスプレイページに前記第2表示モードで前記ターゲットオブジェクトを表示することに変換するように構成される表示モード切り替えユニットと、を含む。
【0163】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、電子機器であって、プロセッサと、1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令を含むメモリと、を含み、前記1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサにより実行されるように構成され、前記1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令は、本開示の実施例のいずれかに記載のインタラクション方法を実現することに用いられる。
【0164】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、記憶媒体であって、プロセッサにより実行されると、本開示の実施例のいずれかに記載のインタラクション方法を実現できる非一時的なコンピュータ実行可能命令を記憶することに用いられる。
【0165】
上記の説明は、本開示の好ましい実施例及び用いられる技術原理に対する説明に過ぎない。当業者であれば理解できるように、本開示に係る開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される技術的解決手段に限定されず、上記の開示された発想から逸脱することなく、上記技術的特徴又はその等価特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術的解決手段、例えば、上記特徴と、本開示に開示されている(ただしこれに限定されていない)類似機能を有する技術的特徴とを互いに置き換えることによって形成される技術的解決手段も含むべきである。
【0166】
この他、特定の順番で各操作を記述したが、示される特定の順番又は順序に従ってこれらの操作を順に実行することを要求するものとして解釈されるべきではない。特定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利である可能性がある。同様に、上記の論述には、いくつかの具体的な実現の詳細が含まれるが、本開示の範囲に対する限定として解釈されるべきではない。単一の実施例の文脈で説明されるいくつかの特徴は、単一の実施例で組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈で説明される様々な特徴は、別々に、又は任意の適切なサブ組み合わせの形態で、複数の実施例で実現されてもよい。
【0167】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法の論理動作に特有の言葉で説明されたが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上述された特定の特徴又は動作に限定されるものではないことを理解されたい。むしろ、上述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現するために例示的な形態として開示される。
【0168】
本開示に対して、以下を説明する必要がある。
【0169】
(1)本開示の実施例の図面は、本開示の実施例に含まれる構造のみを参照しており、その他の構造は一般的な設計を参照できる。
【0170】
(2)矛盾がない場合、本開示の実施例及び実施例における特徴を組み合わせて新たな実施例を得ることができる。
【0171】
上記の内容は本開示の具体的な実施形態に過ぎず、本開示の保護範囲はこれに限定されず、本開示の保護範囲は前記特許請求の範囲の保護範囲を基準とすべきである。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図5
図6
図7A
図7B
図8
図9A
図9B
図10
図11
図12
図13
図14