(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-02
(45)【発行日】2024-12-10
(54)【発明の名称】情報提示方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20241203BHJP
【FI】
G06F3/0481
(21)【出願番号】P 2023579181
(86)(22)【出願日】2022-08-29
(86)【国際出願番号】 CN2022115416
(87)【国際公開番号】W WO2023030224
(87)【国際公開日】2023-03-09
【審査請求日】2023-12-22
(31)【優先権主張番号】202111004405.9
(32)【優先日】2021-08-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ユイ,チン
【審査官】田中 洋行
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第113286197(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113055709(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110083282(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111339326(CN,A)
【文献】特開2019-213845(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報提示方法であって、
現在ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定し、前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示することと、
前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示することとを含み、
ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、非現在ユーザにより第1のインタラクション操作を行うことにより取得された前記ターゲットビデオに関連するビデオコンテンツを含み、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得され、
トリガー操作が前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用されるときに
、少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ、及び前記第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロールを提示し、前記第1のインタラクション操作コントロールが、前記ターゲットビデオの第1のインタラクション操作のインタフェースに入ることに用いられ、
前記第2のインタラクション操作は、前記ターゲットビデオをコメントする操作を含み、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対するコメントコンテンツを含み、又は、前記第2のインタラクション操作は、ビデオ撮影操作を含み、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに使用される背景音楽を背景音楽としてビデオ撮影を行って得られたビデオを含む、ことを特徴とする情報提示方法。
【請求項2】
前記した、前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツを提示する時に、
前記第1のインタラクションコンテンツに作用するトリガー操作に応答して、前記第1のインタラクションコンテンツの提示画面を提示することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記した、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツを提示することは、所定の順番で複数の前記第1のインタラクションコンテンツの識別子を提示することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツは、前記第2のインタラクションコンテンツの集合のサブセットであり、又は、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツと前記第2のインタラクションコンテンツの集合との積集合は空集合である、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記予め設定される条件は、前記ターゲットビデオに関連するすべての前記第1のインタラクションコンテンツの数が閾値に達すること、又は、前記ターゲットビデオに関連する少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツのインタラクティブデータが予め設定される値に達することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
情報提示装置であって、
現在ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定し、前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する第1の決定モジュールと、
前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示するための第1の提示モジュールとを含み、
ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、非現在ユーザにより第1のインタラクション操作を行うことにより取得された前記ターゲットビデオに関連するビデオコンテンツを含み、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得され、
トリガー操作が前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用されるときに
、少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ、及び前記第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロールを提示し、前記第1のインタラクション操作コントロールが、前記ターゲットビデオの第1のインタラクション操作のインタフェースに入ることに用いられ、
前記第2のインタラクション操作は、前記ターゲットビデオをコメントする操作を含み、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対するコメントコンテンツを含み、又は、前記第2のインタラクション操作は、ビデオ撮影操作を含み、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに使用される背景音楽を背景音楽としてビデオ撮影を行って得られたビデオを含む、ことを特徴とする情報提示装置。
【請求項7】
電子機器であって、
一つ又は複数のプロセッサと、
一つ又は複数のプログラムを記憶する記憶装置とを含み、
前記一つ又は複数のプログラムが前記一つ又は複数のプロセッサにより実行される時、前記一つ又は複数のプロセッサに請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実現させる、ことを特徴とする電子機器。
【請求項8】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、このプログラムがプロセッサにより実行される時に、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年8月30日に提出された、出願番号が202111004405.9であり、出願名称が「情報提示方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、情報技術分野に関し、特に情報提示方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
端末技術及びネットワーク技術の急速な発展に伴い、現在のビデオ系アプリケーションは、一般的には作品投稿などの機能を有する。ユーザは、ビデオ系アプリケーションによって創作を行ってハイライトコンテンツを投稿することができる。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、情報提示方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【0005】
第1の態様によれば、本開示の実施例は、情報提示方法を提供し、この方法は、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定することと、
前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示することとを含み、
ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0006】
第2の態様によれば、本開示の実施例は、情報提示装置をさらに提供し、この装置は、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定する第1の決定モジュールと、
前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示する第1の提示モジュールとを含み、
ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0007】
第3の態様によれば、本開示の実施例は、電子機器をさらに提供し、前記電子機器は、
一つ又は複数のプロセッサと、
一つ又は複数のプログラムを記憶する記憶装置とを含み、
前記一つ又は複数のプログラムが前記一つ又は複数のプロセッサにより実行される時、前記一つ又は複数のプロセッサに以上に記載の情報提示方法を実現させる。
【0008】
第四の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、このプログラムがプロセッサにより実行される時に以上に記載の情報提示方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図面を結び付けながら以下の具体的な実施の形態を参照することで、本開示の各実施例の上記と他の特徴、利点及び態様がより明瞭になる。図面全体において、同じ又は似ている記号は、同じ又は似ているエレメントを表す。理解すべきこととして、図面は、概略的なものであり、素子とエレメントは、必ずしも縮尺通りに描かれているとは限らない。
【
図1】本開示の実施例における情報提示方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例における連携撮影ビデオのインタフェース概略図である。
【
図3】本開示の実施例におけるビデオ再生ページの概略図である。
【
図4】本開示の実施例における、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面の概略図である。
【
図5】本開示の実施例における、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面の概略図である。
【
図6】本開示の実施例におけるターゲットビデオの再生ページの概略図である。
【
図7】本開示の実施例におけるターゲットビデオの背景音楽の詳細ページの概略図である。
【
図8】本開示の実施例におけるターゲットビデオの背景音楽の詳細ページの概略図である。
【
図9】本開示の実施例における情報提示装置の構造概略図である。
【
図10】本開示の実施例における電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施例についてより詳細に説明する。図中には本開示のいくつかの実施例が示されているが、理解すべきこととして、本開示は、様々な形式によって実現することができ、ここで記述する実施例に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例は、本開示をより明瞭且つ完全に理解するために提供されるものである。理解すべきこととして、本開示の図面及び実施例は、例示的なものにすぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。
【0011】
本開示の方法の実施の形態に記載される各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、並行して実行されてもよいことが理解されるべきである。なお、方法の実施の形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この面において制限されない。
【0012】
本明細書に使用される用語である「含む」及びその変形は、開放性の包括であり、即ち「それを含むが、それに限らない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」ことである。「一つの実施例」という用語は、「少なくとも一つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも一つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連する定義は、以下の記述において説明する。
【0013】
注意すべきこととして、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものにすぎず、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順序又は互いの依存関係を限定するためのものではない。
【0014】
注意すべきこととして、本開示で言及される「一つ」、「複数」という修飾は、制限的なものではなく、例示的なものである。当業者であれば理解できるように、文脈で別途明確に指摘しない限り、「一つ又は複数」として理解されるべきである。
【0015】
本開示の実施の形態における複数の装置の間でインタラクションされるメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものにすぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0016】
図1は、本開示の実施例における情報提示方法のフローチャートである。この方法は、情報提示装置によって実行してもよく、この装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形態を採用して実現されてもよい。この装置は、電子機器、例えば表示端末に配置されてもよく、具体的にはスマートフォン、パームトップコンピュータ、タブレットパソコン、携帯型ウェアラブルデバイス、スマートホームデバイス(例えば照明スタンド)などの、ディスプレイスクリーンを有する電子機器を含むが、それらに限らない。
【0017】
図1に示すように、この方法は、具体的に以下のステップを含んでもよい。
【0018】
ステップ110:ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定する。
【0019】
ステップ120:前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示する。
【0020】
ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0021】
例示的に、第1のインタラクション操作は連携撮影であり、第1のインタラクションコンテンツはターゲットビデオと連携撮影を行って得られた連携撮影ビデオである。さらに、連携撮影ビデオは、連携撮影されるターゲットビデオと、ユーザが撮影しているリアルタイムビデオとを含む。
図2に示す連携撮影ビデオのインタフェース概略図においては、ターゲットビデオ210と、ユーザが撮影しているリアルタイムビデオ220とを含む。同一のターゲットビデオは、複数のユーザが連携撮影を行うために用いられてもよく、即ち複数の連携撮影ビデオに含まれるターゲットビデオが同一のものである可能性があるが、ユーザが撮影しているリアルタイムビデオは、多種多様である。
【0022】
第2のインタラクション操作は、ターゲットビデオに対してコメントを行う操作であってもよく、対応する第2のインタラクションコンテンツは、ターゲットビデオのコメントコンテンツである。さらに、
図3に示すビデオ再生ページの概略図を参照すると、ビデオ再生ページには「コメント」コントロール310とターゲットビデオ320とが提示されており、ユーザが「コメント」コントロール310をクリックする時にコメントパネルが呼び出される(即ちターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する)。この時に、第1のインタラクションコンテンツ(即ちターゲットビデオと連携撮影を行って得られた連携撮影ビデオ)と、第2のインタラクションコンテンツ(即ちターゲットビデオのコメントコンテンツ)の集合との積集合は空集合である。
【0023】
ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示する。ここで、前記予め設定される条件は、前記ターゲットビデオに関連するすべての前記第1のインタラクションコンテンツの数が閾値に達すること、又は、前記ターゲットビデオに関連する少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツのインタラクティブデータが予め設定される値に達することを含む。具体的に、例えば第1のインタラクションコンテンツは、ターゲットビデオと連携撮影を行って得られた連携撮影ビデオであり、この場合、予め設定される条件は、連携撮影ビデオの数が閾値に達すること、又は、少なくとも一つの連携撮影ビデオのインタラクティブデータが予め設定される値に達することであってもよい。インタラクティブデータは、いいねデータ、コメントデータ及び/又はシェア回数データなどを含む。具体的に、例えば少なくとも一つの連携撮影ビデオのいいね数が予め設定される値に達し、又は、少なくとも一つの連携撮影ビデオのコメントデータの件数が予め設定される値に達し、又は少なくとも一つの連携撮影ビデオのシェア回数が予め設定される値に達すると、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツは、予め設定される条件を満たすと決定する。
【0024】
本開示の実施例による情報提示方法は、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合に、ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作を受信すると、第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示し、第1のインタラクションコンテンツのコントロールに対して強調提示を行うという目的を実現し、さらに第1のインタラクションコンテンツのコントロールを介して第1のインタラクションコンテンツの表示画面に入るか又はターゲットビデオに適する第1のインタラクション操作を行うことができる。
【0025】
図4に示す、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面の概略図を参照すると、ターゲットビデオのコメントパネル(即ちターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面)において、「コメント」コントロール410と「連携撮影」コントロール420(即ち第1のインタラクションコンテンツのコントロール)とが提示されている。ユーザが「コメント」コントロール410をクリックする時に、コメントパネルにターゲットビデオのコメント情報を提示する。ユーザが「連携撮影」コントロール420をクリックする時に、コメントパネルにおいて、コメントの提示から、ターゲットビデオと連携撮影された連携撮影ビデオ421の提示に切り替え、具体的にはコメントパネルにおいてターゲットビデオと連携撮影された連携撮影ビデオの識別子を提示してもよい。前記識別子は、ビデオのジャケット画像であってもよい。
【0026】
要するに、前記第1のインタラクションコンテンツのコントロール420に作用するトリガー操作に応答して、少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ(即ちターゲットビデオと連携撮影された連携撮影ビデオ)を提示する。ユーザが具体的にある連携撮影ビデオ421をトリガーすると、トリガーされる連携撮影ビデオ421の再生ページに遷移し、且つ再生ページに「連携撮影」コントロールを提示することで、ユーザが連携撮影ビデオの再生ページに基づいてターゲットビデオと連携撮影を行う連携撮影画面に入ることを容易にし、即ち前記第1のインタラクションコンテンツに作用するトリガー操作に応答して、前記第1のインタラクションコンテンツの提示画面を提示する。
【0027】
さらに、一つの実施の形態では、
図5に示す、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面の概略図を参照すると、ターゲットビデオのコメントパネル(即ちターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面)において、「コメント」コントロール510と「連携撮影」コントロール520(即ち第1のインタラクションコンテンツのコントロール)とが提示されている。ユーザが「コメント」コントロール510をクリックする時に、コメントパネルにターゲットビデオのコメント情報を提示する。ユーザが「連携撮影」コントロール520をクリックする時に、コメントパネルにターゲットビデオと連携撮影された連携撮影ビデオ521及び連携撮影操作コントロール522(即ち第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロール)を提示する。要するに、前記第1のインタラクションコンテンツのコントロール520に作用するトリガー操作に応答して、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ、及び第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロールを提示する。ユーザが連携撮影操作コントロール522をトリガーすると、ターゲットビデオと連携撮影を行うビデオ撮影画面に入り、このビデオ撮影画面にターゲットビデオ及びユーザのリアルタイム画像を提示する。要するに、前記第1のインタラクション操作コントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオの第1のインタラクション操作を行うインタフェースに切り替える。
【0028】
選択的に、ユーザが「連携撮影」コントロール520をクリックする時に、コメントパネルにおいて、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ(即ち連携撮影ビデオ521)を提示せずに、連携撮影操作コントロール522(即ち第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロール)のみを提示する。
【0029】
さらに、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面に少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツを提示することは、所定の順番で複数の前記第1のインタラクションコンテンツの識別子を提示することを含む。所定の順番は、各第1のインタラクションコンテンツの人気の高い順に順位をつけてもよく、例えばいいね数が比較的多い連携撮影ビデオ(即ち第1のインタラクションコンテンツ)を表示画面の左上に近い位置に提示し、いいね数が比較的少ない連携撮影ビデオを表示画面の右下に近い位置に提示する。又は、コメント数が比較的多い連携撮影ビデオを表示画面の左上に近い位置に提示し、コメント数が比較的少ない連携撮影ビデオを表示画面の右下に近い位置に提示する。
【0030】
別の実施の形態では、第1のインタラクション操作は、連携撮影であり、第1のインタラクションコンテンツは、ターゲットビデオと連携撮影を行って得られた連携撮影ビデオである。第2のインタラクション操作は、ビデオ撮影操作であり、第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに使用される背景音楽を背景音楽としてビデオ撮影を行って得られたビデオである。
図6に示すターゲットビデオの再生ページの概略図を参照すると、ターゲットビデオの再生ページには「音楽」コントロール610が提示されており、「音楽」コントロール610をトリガーすることによってターゲットビデオの背景音楽の詳細ページに入ることができる。
図7に示すターゲットビデオの背景音楽の詳細ページの概略図を参照すると、ターゲットビデオの背景音楽の詳細ページには「作品」コントロール710が含まれ、背景音楽の詳細ページの「作品」コントロール710に対応する画面において、背景音楽がターゲットビデオの背景音楽と同じである他のビデオを提示する。ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、例えばターゲットビデオと連携撮影された連携撮影ビデオの数が閾値に達するか、又は少なくとも一つの連携撮影ビデオのインタラクティブデータが予め設定される値に達する場合、背景音楽の詳細ページにおいて「連携撮影」コントロール720をさらに提示し(即ち前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示する)、「連携撮影」コントロール720をトリガーすると、背景音楽の詳細ページにおいてターゲットビデオと連携撮影を行って得られた連携撮影ビデオ721を提示する(即ち前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用するトリガー操作に応答して、少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツを提示する)。ユーザが具体的にある連携撮影ビデオ721をトリガーした時に、トリガーされた連携撮影ビデオ721の再生ページに遷移し、且つ再生ページに「連携撮影」コントロールを提示することで
、連携撮影ビデオの再生ページに基づいてターゲットビデオと連携撮影を行う連携撮影画面に入
り、即ち前記第1のインタラクションコンテンツに作用するトリガー操作に応答して、前記第1のインタラクションコンテンツの提示画面を提示する。このような状況下で、「連携撮影」コントロール720下のビデオ集合は、「作品」コントロール710下のビデオ集合のサブセットであり、それは、「連携撮影」コントロール720下のビデオであっても、「作品」コントロール710下のビデオであっても、いずれもターゲットビデオの背景音楽と同じである背景音楽を使用しているからである。要するに、少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツは、前記第2のインタラクションコンテンツの集合のサブセットである。
図7から分かるように、ターゲットビデオの背景音楽は、音楽Aである。
【0031】
さらに、一つの実施の形態では、
図8に示すターゲットビデオの背景音楽の詳細ページの概略図を参照すると、「連携撮影」コントロール820をトリガーすると、背景音楽の詳細ページに連携撮影操作コントロール822がさらに提示される。ユーザが連携撮影操作コントロール822をトリガーすると、ターゲットビデオと連携撮影を行うビデオ撮影画面に入り、このビデオ撮影画面にはターゲットビデオ及びユーザのリアルタイム画像が表示されている。
【0032】
説明すべきこととして、ターゲットビデオは、連携撮影可能な元のビデオであってもよく、連携撮影可能な元のビデオと連携撮影を1回行った後の連携撮影ビデオであってもよく、このような連携撮影ビデオは、1次連携撮影ビデオと呼ばれてもよい。前記ターゲットビデオは、1次連携撮影ビデオと連携撮影を行って得られた2次連携撮影ビデオ、2次連携撮影ビデオと連携撮影を行って得られた3次連携撮影ビデオなどであってもよい。
【0033】
図9は、本開示の実施例における情報提示装置の構造概略図である。
図9に示すように、この情報提示装置は、具体的に第1の決定モジュール910と、第1の提示モジュール920とを含む。
【0034】
ここで、第1の決定モジュール910は、ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定するために用いられる。第1の提示モジュール920は、前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示するために用いられ、ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0035】
選択的に、前記情報提示装置は、前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ、及び/又は前記第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロールを提示するための第2の提示モジュールをさらに含む。
【0036】
選択的に、前記情報提示装置は、前記第1のインタラクションコンテンツに作用するトリガー操作に応答して、前記第1のインタラクションコンテンツの提示画面を提示するための第3の提示モジュールをさらに含む。
【0037】
選択的に、前記情報提示装置は、前記第1のインタラクション操作コントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオの第1のインタラクション操作を行うインタフェースに切り替えるための切り替えモジュールをさらに含む。
【0038】
選択的に、前記第2の提示モジュールは具体的に、所定の順番で複数の前記第1のインタラクションコンテンツの識別子を提示するために用いられる。
【0039】
選択的に、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツは、前記第2のインタラクションコンテンツの集合のサブセットであり、又は、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツと前記第2のインタラクションコンテンツの集合との積集合は空集合である。
【0040】
選択的に、前記予め設定される条件は、前記ターゲットビデオに関連するすべての前記第1のインタラクションコンテンツの数が閾値に達すること、又は、前記ターゲットビデオに関連する少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツのインタラクティブデータが予め設定される値に達することを含む。
【0041】
選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオとの連携撮影ビデオを含み、前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面は、前記ターゲットビデオのコメントページ及び/又は前記ターゲットビデオの背景音楽の詳細ページを含む。
【0042】
本開示の実施例による情報提示装置は、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合に、ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作を受信すると、第2のインタラクションコンテンツを提示する表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示する。第1のインタラクションコンテンツのコントロールに対して強調提示を行うという目的を実現し、さらに第1のインタラクションコンテンツのコントロールを介して第1のインタラクションコンテンツの画面に入るか又はターゲットビデオに適する第1のインタラクション操作を行うようユーザを誘導するという目的を果たすことができる。
【0043】
本開示の実施例による情報提示装置は、本開示の方法実施例による情報提示方法におけるステップを実行することができ、具体的に実行するステップ及び有益な効果は、ここでこれ以上説明しない。
図10は、本開示の実施例における電子機器の構造概略図である。以下では具体的に
図10を参照する。それは、本開示の実施例における電子機器1000を実現するための構造概略図を示している。本開示の実施例における電子機器1000は、携帯電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル電子機器などのような移動端末、及びデジタルTV、デスクトップパソコン、スマートホームデバイスなどのような固定端末を含んでもよくが、それらに限らない。
図10に示す電子機器は、一例にすぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲に制限をもたらすものではない。
【0044】
図10に示すように、電子機器1000は、処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)1001を含んでもよく、それは、リードオンリーメモリ(ROM)1002に記憶されるプログラム、又は記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされるプログラムに基づいて、各種の適切な動作と処理を実行して本開示に記載の実施例の方法を実現することができる。RAM 1003において、電子機器1000を操作するために必要とされる様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置1001、ROM 1002及びRAM 1003は、バス1004を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インタフェース1005も、バス1004に接続される。
【0045】
一般的には、以下の装置、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1006、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動機などを含む出力装置1007、例えばテープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1008、及び通信装置1009は、I/Oインタフェース1005に接続することができる。通信装置1009は、電子機器1000が他の機器と無線又は有線通信を行ってデータを交換することを可能にすることができる。
図10には様々な装置を有する電子機器1000が示されているが、理解すべきこととして、示される装置をすべて実施又は具備しなければならないというわけではない。より多く又はより少ない装置を代替的に実施又は具備してもよい。
【0046】
特に、本開示の実施例に基づき、以上でフローチャートをリファレンスとして説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を含み、それは、非一時的コンピュータ可読媒体上に載せられるコンピュータプログラムを含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含み、それによって以上に記載の方法を実現する。このような実施例において、このコンピュータプログラムは、通信装置1009を介してネットワークからダウンロードしてインストールされてもよく、又は記憶装置1008からインストールされてもよく、又はROM 1002からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置1001により実行される時に、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0047】
説明すべきこととして、本開示の上記コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクト磁気ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを具備又は記憶する任意の有形の媒体であってもよく、このプログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用されるか又はそれと結合して使用されてもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ読み取り可能なプログラムコードが載せられている。このように伝搬されるデータ信号は、多種類の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又は上記任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されるか又はそれと結合して使用されるプログラムを送信、伝搬又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体上に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送されてもよく、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。
【0048】
いくつかの実施の形態では、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)のような現在既知の又は今後開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができるとともに、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネット網(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は今後開発される任意のネットワークを含む。
【0049】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、この電子機器に組み込まれておらず、単独に存在してもよい。
【0050】
上記コンピュータ可読媒体に一つ又は複数のプログラムが載せられており、上記一つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行される時に、この電子機器は、
ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定し、前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示し、ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0051】
選択的に、上記一つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行される時に、この電子機器は、上記実施例に記載の他のステップを実行してもよい。
【0052】
一種又は複数種のプログラミング言語又はその組み合わせを用いて本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを編成してもよく、上記プログラミング言語は、オブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含むが、それらに限らず、通常の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似するプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータで実行されてもよく、一つの独立したソフトウェアパックとして実行されてもよく、一部がユーザコンピュータで一部がリモートコンピュータで実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに係る状況において、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されてもよく、又は、外部コンピュータに接続されてもよい(例えばインターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続される)。
【0053】
図面におけるフローチャート及びブロック図において、本開示の各実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能な体系アーキテクチャ、機能及び操作が図示されている。この点において、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、一つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、規定される論理機能を実現するための一つ又は複数の実行可能な命令を含む。注意すべきこととして、代替的な一部の実現において、ブロックに記される機能は、図面に記される順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示される2つのブロックは、実際にほぼ並行して実行されてもよく、ある場合、逆の順序で実行されてもよく、これは、係る機能によって決められる。また注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定される機能又は操作を実行する専用の、ハードウェアに基づいたシステムを用いて実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせを用いて実現されてもよい。
【0054】
本開示の実施例の記述に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合に、このユニット自体を限定するものではない。
【0055】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に一つ又は複数のハードウェア論理部材によって実行されてもよい。例えば、非制限的に、使用できる例示的なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)などを含む。
【0056】
本開示の文脈において、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよく、それは、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又は命令実行システム、装置又は機器と結合して使用されるプログラムを具備又は記憶してもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数の導線による電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0057】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示は、情報提示方法を提供し、この方法は、ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定することと、前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示することとを含み、ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0058】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示方法において、選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ、及び/又は第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロールを提示することをさらに含む。
【0059】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示方法において、選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツに作用するトリガー操作に応答して、前記第1のインタラクションコンテンツの提示画面を提示すること、及び/又は、前記第1のインタラクション操作コントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオの第1のインタラクション操作を行うインタフェースに切り替えることをさらに含む。
【0060】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示方法において、選択的に、前記した、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツを提示することは、所定の順番で複数の前記第1のインタラクションコンテンツの識別子を提示することを含む。
【0061】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示方法において、選択的に、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツは、前記第2のインタラクションコンテンツの集合のサブセットであり、又は、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツと前記第2のインタラクションコンテンツの集合との積集合は空集合である。
【0062】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示方法において、選択的に、前記予め設定される条件は、前記ターゲットビデオに関連するすべての前記第1のインタラクションコンテンツの数が閾値に達すること、又は、前記ターゲットビデオに関連する少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツのインタラクティブデータが予め設定される値に達することを含む。
【0063】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示方法において、選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオとの連携撮影ビデオを含み、前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面は、前記ターゲットビデオのコメントページ及び/又は前記ターゲットビデオの背景音楽の詳細ページを含む。
【0064】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示は、情報提示装置を提供し、この装置は、ユーザによりトリガーされた、ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面を提示する操作に応答して、ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たすかどうかを決定する第1の決定モジュールと、前記ターゲットビデオに関連する第1のインタラクションコンテンツが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットビデオに関連する第2のインタラクションコンテンツの表示画面において第1のインタラクションコンテンツのコントロールを提示する第1の提示モジュールとを含み、ここで、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第1のインタラクション操作を行うことにより取得され、前記第2のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオに対して第2のインタラクション操作を行うことにより取得される。
【0065】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツのコントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツ、及び/又は第1のインタラクション操作に関連する第1のインタラクション操作コントロールを提示する第2の提示モジュールをさらに含む。
【0066】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツに作用するトリガー操作に応答して、前記第1のインタラクションコンテンツの提示画面を提示する第3の提示モジュールをさらに含む。
【0067】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記第1のインタラクション操作コントロールに作用するトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオの第1のインタラクション操作を行うインタフェースに切り替える切り替えモジュールをさらに含む。
【0068】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記第2の提示モジュールは具体的に、所定の順番で複数の前記第1のインタラクションコンテンツの識別子を提示するために用いられる。
【0069】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツは、前記第2のインタラクションコンテンツの集合のサブセットであり、又は、前記少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツと前記第2のインタラクションコンテンツの集合との積集合は空集合である。
【0070】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記予め設定される条件は、前記ターゲットビデオに関連するすべての前記第1のインタラクションコンテンツの数が閾値に達すること、又は、前記ターゲットビデオに関連する少なくとも一つの前記第1のインタラクションコンテンツのインタラクティブデータが予め設定される値に達することを含む。
【0071】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示による情報提示装置において、選択的に、前記第1のインタラクションコンテンツは、前記ターゲットビデオとの連携撮影ビデオを含み、前記第2のインタラクションコンテンツの表示画面は、前記ターゲットビデオのコメントページ及び/又は前記ターゲットビデオの背景音楽の詳細ページを含む。
【0072】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示は、電子機器を提供し、この電子機器は、
一つ又は複数のプロセッサと、
一つ又は複数のプログラムを記憶するメモリとを含み、
前記一つ又は複数のプログラムが前記一つ又は複数のプロセッサにより実行される時、前記一つ又は複数のプロセッサに本開示によるいずれか一つの情報提示方法を実現させる。
【0073】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、本開示は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供し、このプログラムがプロセッサにより実行される時に、本開示によるいずれか一つの情報提示方法を実現する。
【0074】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、このコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム又は命令を含み、このコンピュータプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時に、以上に記載の情報提示方法を実現する。
【0075】
以上の記述は、本開示の好ましい実施例及び運用される技術原理に対する説明にすぎない。当業者であれば理解できるように、本開示に係る開示範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせでなされる技術案に限らず、上記思想から逸脱することなく、上記技術的特徴又はその同等の特徴を任意に組み合わせてなされる他の技術案をも含むべきである。例えば上記特徴と、本開示により開示されたもの(但し、それに限らない)と類似機能を有する技術的特徴とを相互に入れ替えてなされる技術案である。
【0076】
なお、特定の手順で各操作を記述しているが、これらの操作は、示される特定の手順又は順次実行で実行しなければならないと理解されるべきではない。一定の環境下で、マルチタスク及び並行処理が有利である可能性もある。同様に、以上の記述において具体的な実現の詳細がいくつか含まれているが、これらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単独の実施例の前後で記述されたいくつかの特徴は、組み合わせて単一の実施例において実現されてもよい。逆に、単一の実施例の前後で記述された各特徴は、単独で又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例において実現されてもよい。
【0077】
構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の用語で本主題を説明したが、特許請求の範囲により限定される主題は、必ずしも上記で説明された特定の特徴又は動作に限定されるとは限らないことを理解されたい。むしろ、上記で説明された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形式にすぎない。