(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-03
(45)【発行日】2024-12-11
(54)【発明の名称】スピーカードライバー
(51)【国際特許分類】
H04R 9/02 20060101AFI20241204BHJP
【FI】
H04R9/02 102A
(21)【出願番号】P 2022500086
(86)(22)【出願日】2021-12-02
(86)【国際出願番号】 KR2021018081
(87)【国際公開番号】W WO2023068445
(87)【国際公開日】2023-04-27
【審査請求日】2022-01-04
(31)【優先権主張番号】10-2021-0141515
(32)【優先日】2021-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】523247072
【氏名又は名称】グッド ネットワークス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100083138
【氏名又は名称】相田 伸二
(72)【発明者】
【氏名】ハ ジョンソ
【審査官】堀 洋介
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2014-0112252(KR,A)
【文献】特表2008-532422(JP,A)
【文献】特開2006-013671(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 9/00- 9/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内側に空き空間が備えられるように向かい合うように配置され、スタンドベースに固定される一対のヨーク部材と、
前記ヨーク部材の内側面に取り付けられる二つ以上のマグネットと、
前記マグネットと向かい合う方向に平行に配置されるボイスコイルが備えられて前記ヨーク部材の間に配置され、一方の端は前記ヨーク部材に回転自在に結合され、他方の端には振動板が結合される振動板結合部が備えられている回転部材と、を備え、
前記回転部材の一方の端と前記スタンドベースとの間には、前記回転部材の回転方向に弾性力を加える弾性部材が結合されており、
前記回転部材の一方の端にはシャフトが結合される結合孔が備えられ、前記ヨーク部材には前記シャフトの端部が挿入される挿入部が備えられていることを特徴とするスピーカードライバー。
【請求項2】
前記シャフトの外周面と前記結合孔との間には、前記回転部材の回転を支持する回転支持部材が備えられていることを特徴とする請求項
1に記載のスピーカードライバー。
【請求項3】
前記ヨーク部材のそれぞれは、
内側面に前記マグネットが取り付けられ、円周方向の両終端から前記ヨーク部材が向かい合う方向に段付き状に折り曲げられる折り曲げ端部が備えられているマグネット支持部材と、
前記マグネット支持部材の外側面に結合されて前記スタンドベースに固定され、内側面に前記挿入部が備えられているヨーク固定部材と、
を備える請求項
1に記載のスピーカードライバー。
【請求項4】
前記一対のヨーク部材は、離間して配置されたマグネット支持部材の折り曲げ端部が向かい合う方向に当接しながら結合されることを特徴とする請求項
3に記載のスピーカードライバー。
【請求項5】
前記回転部材には、前記結合孔と振動板結合部との間に前記ボイスコイルが結合されるコイル結合孔が備
えられていることを特徴とする請求項
1に記載のスピーカードライバー。
【請求項6】
前記マグネットは所定の角度を有する扇形を呈し、前記コイル結合孔に結合されることを特徴とする請求項
5に記載のスピーカードライバー。
【請求項7】
前記マグネットは、前記ヨーク部材の内側面の中央部を基準として円周方向の両側にそれぞれ一つ以上の同数で配置されることを特徴とする請求項
5に記載のスピーカードライバー。
【請求項8】
前記ボイスコイルは、所定の角度を有する扇形に内側に空間が備えられるように形成されることを特徴とする請求項
7に記載のスピーカードライバー。
【請求項9】
前記ボイスコイルは、マグネットと同じ角度を有する扇形に内側に空間が備えられるように形成されることを特徴とする請求項
7に記載のスピーカードライバー。
【請求項10】
前記シャフトの上側には前記ボイスコイルが配置され、前記シャフトの下側には前記弾性部材が配置されることを特徴とする請求項
1に記載のスピーカードライバー。
【請求項11】
前記弾性部材は、前記回転部材の一方の端の両側に対称になるように備えられることを特徴とする請求項1に記載のスピーカードライバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、スピーカードライバーに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スピーカーは、音響信号を出力する振動部が特定の方向を指向しており、特定の方向への指向のために残りの方向に対して吸音材などを用いて音を吸収させる構造を有している。
【0003】
したがって、通常のスピーカーは、音が出力される方向が特定の方向のみを指向しているがゆえに、全方向に音を出力する無指向性スピーカーを実現することが困難であるという不都合があった。
【0004】
また、従来のスピーカードライバーは、複雑な構造を有し、高音、中音、低音といった全音域帯に対応するためには、単一のスピーカードライバーではなく、複数のスピーカードライバーを用いることを余儀なくされるため、全音域帯の音を出力するスピーカードライバーを実現するためには、さらに複雑な構造を有してしまうという不都合があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような背景から、本実施形態は、スピーカードライバーにおいて、単純な構造に無指向性スピーカードライバーを実現することができ、高音、中音、低音といった全音域帯に対応できるスピーカードライバーを提供することを目的としている。
【0006】
また、本実施形態の課題は、これらに何ら制限されるものではなく、未言及の他の技術的課題は、次の記載から本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者にとって明らかに理解できる筈である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態は、内側に空き空間が備えられるように向かい合うように配置され、スタンドベースに固定される一対のヨーク部材と、前記ヨーク部材の内側面に取り付けられる二つ以上のマグネットと、前記マグネットと向かい合う方向に平行に配置されるボイスコイルが備えられて前記ヨーク部材の間に配置され、一方の端は前記ヨーク部材に回転自在に結合され、他方の端には振動板が結合される振動板結合部が備えられている回転部材と、を備えるスピーカードライバーを提供する。
【発明の効果】
【0008】
以上において述べたように、本実施形態によれば、スピーカードライバーにおいて、単純な構造に無指向性スピーカードライバーを実現することができ、高音、中音、低音といった全音域帯に対応できるスピーカードライバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本実施形態によるスピーカードライバーを示す斜視図。
【
図2】本実施形態によるスピーカードライバーを示す斜視図。
【
図3】本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す分解斜視図。
【
図4】本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す斜視図。
【
図5】本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す分解斜視図。
【
図6】本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す正面図である。
【
図7】本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この開示の一部の実施形態について例示的な図面を参照して詳しく説明する。各図面の構成要素に参照符号を付するに当たって、同じ構成要素に対しては、たとえ異なる図面の上に示されているとしても、できる限り同じ番号を持たせていることに留意すべきである。なお、本実施形態について説明するにあたって、関連する公知の構成または機能についての具体的な説明が本発明の技術思想の要旨を曖昧にする虞があると認められる場合にはその詳細な説明を省略する。この明細書において用いられる「備える」、「有する」、「含む」および「包含する」などの言い回しは、「~のみ」が用いられていない限り、他の部分が追加されることも可能である。この開示において記述された単数型の言い回しは、別に断りのない限り、複数型の意味を含んでもよい。
【0011】
また、この開示の構成要素について説明するに当たって、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの言い回しを用いることができる。これらの言い回しは、その構成要素を他の構成要素と区別するために用いられるものに過ぎず、これらの言い回しにより当該構成要素の本質、順序、順番または個数などが限定されない。
【0012】
構成要素同士の位置関係についての説明に当たって、二つ以上の構成要素が「連結」、「結合」または「接続」されると記載されている場合、二つ以上の構成要素が直接的に「連結」、「結合」または「接続」されていてもよいが、二つ以上の構成要素と他の構成要素がさらに「介在」されて
「連結」、「結合」または「接続」されてもよいと理解されるべきである。ここで、他の構成要素は、互いに「連結」、「結合」または「接続」される二つ以上の構成要素のうちのいずれか一つ以上に含まれていてもよい。
【0013】
構成要素や動作方法や製作方法などと関わる時間的な流れの関係についての説明に当たって、例えば、「~後に」、「~に続いて」、「~の次に」、「~前に」などと時間的な前後関係または流れ的な前後関係が説明される場合、「すぐ」または「直接」が用いられていない限り、連続的ではない場合も含んでいてもよい。
【0014】
一方、構成要素に対する数値またはその対応情報(例:レベルなど)が言及された場合、別途に明示的な記載がないとしても、数値またはその対応情報は、各種の要因(例:工程上の要因、内部または外部の衝撃、ノイズなど)により生じ得る誤差範囲を含むものと解釈され得る。
【0015】
図1及び
図2は、本実施形態によるスピーカードライバーを示す斜視図であり、
図3は、本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す分解斜視図であり、
図4は、本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す斜視図であり、
図5は、本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す分解斜視図であり、
図6及び
図7は、本実施形態によるスピーカードライバーの一部を示す正面図である。
【0016】
これらの図面に示されているように、本実施形態によるスピーカードライバー100は、内側に空き空間が備えられるように向かい合うように配置され、スタンドベース110に固定される一対のヨーク部材120a、120bと、ヨーク部材120a、120bの内側面に取り付けられる二つ以上のマグネット130と、マグネット130と向かい合う方向に平行に配置されるボイスコイルが備えられてヨーク部材120a、120bの間に配置され、一方の端はヨーク部材120a、120bに回転自在に結合され、他方の端には振動板101が結合される振動板結合部161が備えられている回転部材160と、を備える。
【0017】
本実施形態によるスピーカードライバー100は、向かい合うようにマッチングされている一対のヨーク部材120a、120bの間において回転部材160が一方向と他方向に回転しながら、振動板101を駆動する構造を備えている。
【0018】
このようなスピーカードライバー100は、スタンドベース110により設置物に据え置きされ、これらを包み込むハウジングとボイスコイル150に電源を供給する電源部、アンプなどが備えられてもよく、本実施形態においては、理解のしやすさのために、図面と発明の詳細な説明の欄においてハウジングと電源部、アンプなどは省略して説明する。
【0019】
スタンドベース110に固定されるヨーク部材120a、120bは一対からなり、向かい合うように配置されるが、内側には空き空間が備えられていて、ヨーク部材120a、120bの内側面に二つ以上のマグネット130が取り付けられる。
【0020】
ヨーク部材120a、120bの間に配置される回転部材160には、ヨーク部材120a、120bの内側面に取り付けられたマグネット130と向かい合う方向に平行に配置されるボイスコイル150が備えられていて、電源が供給されれば、電流の方向に応じて変わる磁場とマグネット130から発生される磁場との相互作用により一方向と他方向に回転するようになっている。
【0021】
そして、回転部材160がヨーク部材120a、120bに支持されて回転が可能なように回転部材160の一方の端にはシャフト170が結合される結合孔165が備えられており、ヨーク部材120a、120bにはシャフト170の端部が挿入される挿入部143が備えられている。
【0022】
シャフト170の外周面と結合孔15との間には回転部材160の回転を支持する回転支持部材175が備えられ、シャフト170の回転を防ぐようにシャフト170の端部に平面部171が形成され、これと対応するように挿入部143の挿入孔144にも平面部144aが形成されている。
【0023】
一対のヨーク部材120a、120bのそれぞれは、内側面にマグネット130が取り付けられ、円周方向の両終端からヨーク部材120a、120bが向かい合う方向に段付き状に折り曲げられる折り曲げ端部147が備えられているマグネット支持部材145と、マグネット支持部材145の外側面に結合されてスタンドベース110に固定され、内側面に挿入部143が備えられているヨーク固定部材140と、を備える。
【0024】
マグネット支持部材145には、外側の弧が内側の弧よりも大きな扇形に形成されてマグネット130が取り付けられる取り付け部146と取り付け部146の両終端からヨーク部材120a、120bが向かい合う方向に段付き状に折り曲げられる折り曲げ端部147が備えられている。
【0025】
このような一対のヨーク部材120a、120bは、離間して配置されたマグネット支持部材145の折り曲げ端部147が向かい合う方向に当接しながら結合され、折り曲げ端部147には締結部材が結合される結合孔が形成されている。
【0026】
ヨーク固定部材140には、マグネット支持部材145の取り付け部146に密着されて結合されるプレート部141と、プレート部141の下側の終端から折り曲げられてスタンドベース110の固定部材115に結合される結合孔142aが形成された固定フランジ142と、が備えられている。
【0027】
プレート部141の上側には、マグネット支持部材145の取り付け部146と締結部材により結合される結合孔が形成されており、プレート部141の下側には、ヨーク部材120a、120bが向かい合う方向に突き出るように形成され、シャフト170の端部が挿入される挿入部143が形成されている。
【0028】
回転部材160は、シャフト170が結合される結合孔165と振動板結合部161との間にボイスコイル150が結合されるコイル結合孔163が備えられており、上側には振動板101が結合される振動板結合部161が備えられている。
【0029】
ボイスコイル150の全体の厚さは、回転部材160の厚さに等しくもしくはそれよりも小さく形成されてボイスコイル150がコイル結合孔163に結合されれば、回転部材160の前面と背面に突き出ないようになっている。
【0030】
ヨーク部材120a、120bの内側面に取り付けられるマグネット130は、外側の弧が内側の弧よりも大きく、所定の角度を有する扇形または逆台形を呈する。
【0031】
また、マグネット130は、ヨーク部材120a、120bの内側面の中央部を基準として円周方向の両側にそれぞれ一つ以上の同数で備えられるが、本実施形態においては、ヨーク部材120a、120bの内側面の中央部を基準として円周方向の両側にそれぞれ二つずつ合計で四個が配置されることを一例として挙げて示している。
【0032】
回転部材160に備えられるボイスコイル150は、マグネット130と向かい合う方向に平行に配置されるが、一つ以上のボイスコイル150が回転部材160に備えられていてもよく、本実施形態においては、回転部材160の中央部に一つが備えられることを一例として挙げて示している。
【0033】
このようなボイスコイル150は、所定の角度を有する扇形または逆台形に内側に空間が備えられるように形成される。
【0034】
ボイスコイル150は、電源の供給に際して磁場を発生できるようにコイルが巻き付けられてボイスコイル150の全体が扇形または逆台形に形成され、ボイスコイル150の内側を支持するようにコイル支持部材150が備えられていてもよい。
【0035】
このように、所定の角度を有する扇形または逆台形に形成されるボイスコイル150は、マグネット130と同じ角度を有する扇形または逆台形に形成されてもよい。
【0036】
そして、マグネット130とボイスコイル150の大きさは、マグネット130の外側周縁がボイスコイル150の真ん中に重なり合うように形成される。
【0037】
すなわち、マグネット130とボイスコイル150とが重なり合う位置から眺めたとき、マグネット130の外側周縁がボイスコイル150の外側周縁と内側周縁との間に位置するように配置される。
【0038】
また、回転部材160の初期の位置は、ボイスコイル150の円周方向の両側の部位がそれぞれ隣接しているマグネット130のそれぞれの中心部に位置し、隣接しているマグネット130の間の境界部位がボイスコイル150の中央部に位置するように配置されることにより、マグネット130から発生される磁場とボイスコイル150から発生される磁場との相互作用を極大化させて回転部材160の回転力を最大化させることが可能になる。
【0039】
すなわち、
図6に示すように、マグネット130の形成角度AMとボイスコイル150の形成角度ACが等しく形成され、回転部材160の初期の位置においてボイスコイル150の円周方向の両側部位が隣接しているマグネットのそれぞれ130A、130Bの中心部に位置し、隣接しているマグネット130Aとマグネット130Bとの間の境界部位がボイスコイル150の中央部に位置するように配置される。
【0040】
ただし、本実施形態において、磁場の相互作用を極大化させるために、マグネット130とボイスコイル150が所定の角度を有する扇形または逆台形に形成されると説明しかつ図示したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、磁場の相互作用が起こり得る限り、マグネット130とボイスコイル150が円形、四角形、菱形などいかなる形状に形成されてもよいということに留意されたい。
【0041】
一方、回転部材160の一方の端とスタンドベース110との間には、回転部材160の回転方向に弾性力を加える弾性部材180が備えられる。
【0042】
すなわち、
図7に示すように、シャフト170の上側にはボイスコイル150が配置され、シャフト170の下側には弾性部材180が配置され、弾性部材180の一方の端は回転部材160の固定部167に結合され、弾性部材180の他方の端はスタンドベース110に固定されている連結部材185に結合される。
【0043】
さらに、弾性部材180は、回転部材160の一方の端の両側に対称となるように配置されかつ結合されて電源が供給されていない状態における回転部材160の初期の位置を設定し、回転部材160がシャフト170を軸として回転するときに両側方向に支持することにより、回転部材160のサスペンション機能を行うことになる。
【0044】
以上において述べたように、本実施形態によれば、スピーカードライバーにおいて、単純な構造に無指向性スピーカードライバーを実現することができ、高音、中音、低音といった全音域帯に対応できるスピーカードライバーを提供することが可能になる。
【0045】
以上の説明は、この開示の技術思想を例示的に説明したものに過ぎないものであり、この開示が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、この技術思想の本質的な思想から逸脱しない範囲において種々の修正及び変形を加えることができるはずである。また、本実施形態は、この開示の技術的思想を限定するためのものではなく、単に説明するためのものであるため、このような実施形態によりこの技術思想の範囲が限定されることはない。この開示の保護範囲は、下記の特許請求の範囲によって解釈されなければならず、それと同等の範囲内にあるあらゆる技術思想は、この開示の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0046】
関連出願の相互参照
この特許出願は、2021年10月22日つけで韓国に出願した特許出願番号第10-2021-0141515号に対して米国特許法119a条(35 U.S.C § 119(a))に準拠して優先権を主張し、そのすべての内容は参考文献としてこの特許出願に取り込まれる。
【0047】
また、この特許出願は、米国以外の国に対しても以上と同じ理由により優先権を主張すれば、そのすべての内容は参考文献としてこの特許出願に取り込まれる。