特許7599356IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

光硬化性接着剤

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

近年、例えば車載用カメラモジュールやLiDAR(つまり、Light Detection and Ranging)モジュール、ヘッドアップディスプレイなどの光学デバイスにおいて、構成部材同士の接合に接着剤が用いられることがある。しかし、特許文献1の接着剤組成物においては、接着剤の硬化物からガスが発生し、光学デバイスの内部に滞留することがある。このガスが光学デバイスの内部において昇華し、光学デバイスの内部に析出すると、構成部材の光の反射率や透過率等の光学特性の変動を招くおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様は、レーザ光の照射によって硬化可能に構成された光硬化性接着剤(1)であって、 エポキシ系接着成分(11)と、 前記レーザ光の照射によって発熱可能に構成された光吸収性成分(12)と、を含んでおり、 前記エポキシ系接着成分(11)は、 シアネートエステル樹脂(A)と、 エポキシ樹脂(B)と、 活性水素を有するアミン系潜在性硬化剤(C)と、 イオン捕捉剤(・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

前記光硬化性接着剤(1)のエポキシ系接着成分(11)中には、接着性を発現させるためのシアネートエステル樹脂(A)、エポキシ樹脂(B)及びアミン系潜在性硬化剤(C)に加えて、イオン捕捉剤(D)が含まれている。このように、エポキシ系接着成分中にイオン捕捉剤(D)を配合することにより、光硬化性接着剤の硬化物中に生じるイオン性の揮発成分や揮発性の有機酸等をイオン捕捉剤(D)によって捕捉することができる。その結果、硬化物から外部へのガスの放出量を低減することができる。

以上のごとく、態様によれば、硬化物からのガスの放出量を低減することができる光硬化性接着剤(1)を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、実施形態1における光硬化性接着剤を模式的に示した説明図である。
【図2】 図2は、実施形態2における、光硬化性接着剤が適用されたレンズモジュールの要部を示す断面図である。
【図3】 図3は、実施形態2における、光硬化性接着剤が適用されたLiDARモジュールの要部を模式的に示した説明図である。
【図4】 図4は、実施形態2における、光硬化性接着剤が適用されたヘッドアップディスプレイの要部を模式的に示した説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 光硬化性接着剤 11 エポキシ系接着成分 12 光吸収性成分

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