(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-09
(45)【発行日】2024-12-17
(54)【発明の名称】酵素風呂用攪拌装置
(51)【国際特許分類】
A61H 33/00 20060101AFI20241210BHJP
【FI】
A61H33/00 Z
(21)【出願番号】P 2024191402
(22)【出願日】2024-10-31
【審査請求日】2024-10-31
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520335495
【氏名又は名称】マイルマイスター工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100151208
【氏名又は名称】植田 吉伸
(72)【発明者】
【氏名】中村 剛
【審査官】望月 寛
(56)【参考文献】
【文献】特開2024-106116(JP,A)
【文献】特開2022-061588(JP,A)
【文献】特開2012-011325(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第105688731(CN,A)
【文献】中国実用新案第202105655(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 33/00
A47K 3/00
B01F 27/92
B01F 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽内に収容され発酵することで熱を持つ有機物を上昇させるように回転可能な螺旋状のスパイラルスクリュー部と、
前記スパイラルスクリュー部の上部に設置されて、米ぬか又はおが粉と水分を上方から投入するための複数の貫通孔を有する円板部と該円板部の端部から隣り合う刃部が反対方向に伸びるように設けられる翼部とを有するジグザグ翼部と、
前記スパイラルスクリュー部及び前記ジグザグ翼部が回転するように回転力を与えることが可能な本体部と、
前記浴槽の枠部に架設可能であり、前記浴槽上の所定の位置に前記本体部を案内するためのレール部と、
前記本体部を前記レール部上で移動させるように操作するためのハンドル部と、
を備えることを特徴とする酵素風呂用攪拌装置。
【請求項2】
浴槽内に収容され発酵することで熱を持つ有機物を上昇させるように回転可能な螺旋状のスパイラルスクリュー部と、
前記スパイラルスクリュー部の上部に設置されて、米ぬか又はおが粉と水分を上方から投入するための複数の貫通孔を有する円板部と該円板部の端部から隣り合う刃部が反対方向に伸びるように設けられる翼部とを有するジグザグ翼部と、
前記スパイラルスクリュー部及び前記ジグザグ翼部が回転するように回転力を与えることが可能な本体部と、
前記浴槽の枠部に架設可能であり、前記浴槽上の所定の位置に前記本体部を案内するためのレール部と、
前記本体部を前記レール部上で移動させるように操作するためのハンドル部と、
を備える酵素風呂用攪拌装置を用いて酵素風呂を攪拌する方法であって、
前記ジグザグ翼部が回転する際に前記貫通孔が露出する状態の位置に設定して攪拌させることを特徴とする酵素風呂用攪拌装置を用いて酵素風呂を攪拌する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、酵素風呂用攪拌装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、美容や健康などに良い等の理由により、酵素風呂が流行している。例えば、特許文献1には、食材を保持するための攪拌容器と、該攪拌容器内の食材を攪拌子で攪拌するための攪拌機と、該攪拌機を支持するための攪拌機支持部材とを有し、前記攪拌機支持部材は、前記攪拌機を上方で支持するための一組の支持棒と、該支持棒を固定するための架台と、前記攪拌容器を固定し、かつ前記攪拌容器を昇降可能とする支持アームと、該支持アームを昇降するための昇降手段とを備え、前記攪拌機は、攪拌子に回転力を付与するための回転主軸と、該回転主軸の回転速度を制御し、かつ前記支持棒の上端部に載置されるギアドモータとを備えたことを特徴とする食材の攪拌装置が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、調理物を入れるボウルを着脱自在な台座と、前記台座の上部に設けられた回動軸に回動自在に設けられ、ハンドミキサー本体を着脱自在に保持するミキサー保持部と、前記ミキサー保持部の回動動作を規制する回動規制部と、を備え、前記回動規制部は、前記ミキサー保持部に一体的に設けられた回転板と、前記台座の内部に向かって進退移動可能なスタンドスイッチと、前記スタンドスイッチに一体的に設けられたスイッチ軸と、を備え、前記回動軸から前記回転板の離れた外周部には、前記スイッチ軸と係合することにより、前記ハンドミキサー本体に取り付けられたビータが前記ボウル内に位置するように前記ミキサー保持部を閉位置で固定する閉固定部と、前記ビータが前記ボウル内から退避するように前記ミキサー保持部を開位置で固定する開固定部とが設けられている、ハンドミキサー用スタンドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2005-245375号公報
【文献】特開2012-148061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
酵素風呂は、美容や健康に良い等の理由で、特に女性から人気があるが、所定の時間毎に酵素風呂内の有機物を掻き混ぜる必要があり、掻き混ぜるための掻き混ぜ器具などを用いて手動で掻き混ぜることも可能であるが時間がかかり重労働である。
【0006】
本発明の目的は、簡便に酵素風呂内の有機物を掻き混ぜることを可能とする酵素風呂攪拌装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る酵素風呂用攪拌装置は、浴槽内に収容され発酵することで熱を持つ有機物を上昇させるように回転可能な螺旋状のスパイラルスクリュー部と、前記スパイラルスクリュー部の上部に設置されて、米ぬか又はおが粉と水分を上方から投入するための複数の貫通孔を有する円板部と該円板部の端部から隣り合う刃部が反対方向に伸びるように設けられる翼部とを有するジグザグ翼部と、前記スパイラルスクリュー部及び前記ジグザグ翼部が回転するように回転力を与えることが可能な本体部と、前記浴槽の枠部に架設可能であり、前記浴槽上の所定の位置に前記本体部を案内するためのレール部と、前記本体部を前記レール部上で移動させるように操作するためのハンドル部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る酵素風呂用攪拌装置を用いて酵素風呂を攪拌する方法は、浴槽内に収容され発酵することで熱を持つ有機物を上昇させるように回転可能な螺旋状のスパイラルスクリュー部と、前記スパイラルスクリュー部の上部に設置されて、米ぬか又はおが粉と水分を上方から投入するための複数の貫通孔を有する円板部と該円板部の端部から隣り合う刃部が反対方向に伸びるように設けられる翼部とを有するジグザグ翼部と、前記スパイラルスクリュー部及び前記ジグザグ翼部が回転するように回転力を与えることが可能な本体部と、前記浴槽の枠部に架設可能であり、前記浴槽上の所定の位置に前記本体部を案内するためのレール部と、前記本体部を前記レール部上で移動させるように操作するためのハンドル部と、を備える酵素風呂用攪拌装置を用いて酵素風呂を攪拌する方法であって、前記ジグザグ翼部が回転する際に前記貫通孔が露出する状態の位置に設定して攪拌させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡便に酵素風呂内の有機物を掻き混ぜることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置の正面図である。
【
図2】本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置の底面図である。
【
図3】本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置の攪拌部を示す図である。
【
図4】本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置を用いて、酵素風呂の浴槽の有機物を掻き混ぜている様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0012】
図1は、本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置10の正面図である。
図2は、本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置10の底面図である。
【0013】
図3は、本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置10の攪拌部12を示す図である。
図3(a)は、攪拌部12のジグザグ翼部12aの側面図であり、
図3(b)は、攪拌部12のジグザグ翼部12aの斜視図であり、
図3(c)は、攪拌部12の側面図である。
【0014】
図4は、本発明に係る実施形態の酵素風呂用攪拌装置10を用いて、酵素風呂の浴槽2の有機物4を掻き混ぜている様子を示す図である。
【0015】
酵素風呂用攪拌装置10は、酵素風呂の浴槽2内に収容される有機物4を掻き混ぜる装置である。酵素風呂用攪拌装置10は、ジグザグ翼部12aとスパイラルスクリュー部12bとを有する攪拌部12と、本体部14と、レール部16と、台車部17と、ハンドル部18とを備えている。浴槽2は、ヒノキなどの材質で構成されるものとして説明するが、もちろん、その他の材質であってもよい。
【0016】
酵素風呂とは、ヒノキなどのおが粉(おがくず)や米ぬかに酵素液と呼ばれる野草などの植物から抽出された液体を加えた有機物4を用い、電気やガスなどの人工熱源は使用せずに微生物の活動によって発生した自然の発酵熱を利用した温浴法であり、酵素風呂は、血行促進やデトックス効果や美肌効果が期待できる。
【0017】
酵素の働きによる発酵熱の温度は、高い時では約70度ほどで、実際にヒノキのおが粉や米ぬかのクッションを通じて体感する温度は約50度前後となる。
【0018】
酵素の品質を保つためには、手入れが必要で、具体的には、おが粉や米ぬかの状態をしっかり確認し、水分や資材の調整を行い、掻き混ぜることで発酵を促し、発酵温度を上げる。
【0019】
攪拌部12は、浴槽2内に収容され発酵することで熱を持つ有機物4を掻き混ぜるように回転可能な部材である。攪拌部12は、ジグザグ翼部12aと、スパイラルスクリュー部12bとを備えている。
【0020】
ジグザグ翼部12aは、スパイラルスクリュー部12bの上部に設置されている。ジグザグ翼部12aは、円板部12fと、翼部12gとを備えている。
【0021】
円板部12fは、所定の厚みを有する円板部材である。円板部12fは、中央部に回転軸部12cを挿入するための貫通孔12dが形成されており、この貫通孔12dを中心として4つの貫通孔12eが周方向に並んで配置されている。4つの貫通孔12eは、酵素風呂の品質を保つためのメンテナンスを行う際に、おが粉と水分を上方から酵素風呂内に投入するために形成されている。
【0022】
ジグザグ翼部12aは、円板部12fの外周側の端部から翼部12gを構成する複数の刃部が円板部12fの面と垂直となる方向に伸びている。そして、翼部12gを構成する各刃部は、
図3(b)に示されるように、隣り合う刃部が反対方向に伸びるようにジグザグ状に設けられている。
【0023】
回転軸部12cは、回転の軸となる軸部材であり、本体部14から下方に向けて延伸している。回転軸部12cの下部には、ジグザグ翼部12aが設けられており、ジグザグ翼部12aの下部にはスパイラルスクリュー部12bが設けられている。
【0024】
スパイラルスクリュー部12bは、回転軸部12cに螺旋状に設けられる羽根部12hを備えている。羽根部12hは、浴槽2内に収容され発酵することで熱を持つ有機物4を上昇させるように回転可能に設けられている。
【0025】
具体的には、
図1,3,4に示されるように、羽根部12hは、螺旋状の滑り台のように連続して回転軸部12cの周囲を回りながら上部から下部にわたって設けられている。羽根部12hは、回転軸部12cの回転により有機物4を上昇させる螺旋向きに形成されている。これにより、回転軸部12cを中心に回転した際に、螺旋状の羽根部12hが回転するため、その周囲に存在する有機物4が上方に向かって運ばれていく。
【0026】
本体部14は、スパイラルスクリュー部12bが回転軸部12cを軸として回転するように回転力を与えることが可能な装置である。本体部14は、商用電源から供給される電力を用いて回転する電動機を有しており、出力軸に接続されるジグザグ翼部12a及びスパイラルスクリュー部12を回転させることができる。
【0027】
本体部14は、例えば、単相交流50Hz/60Hz、電圧が100Vで動作し、電動機は単相直巻整流子モータを含んで構成されており、回転数は、0~1,200min-1(回/分)である。
【0028】
レール部16は、浴槽2の凸状形状である枠部2a,2bに架設可能であり、浴槽2上の所定の位置に本体部14を案内するためのレールである。レール部16は、適度な強度を有する材質、例えば、ステンレスを用いて構成することができる。
【0029】
レール部16は、浴槽2の幅方向に沿って跨るような長さを有しており、
図2に示されるように、所定の間隔をあけて2つのレールが並行に延伸している。レール部16の両端部には、浴槽2の枠部2a,2b部を挟み込むように設けられる一対の枠用車輪部16a,16bを有する。
【0030】
なお、レール部16は、2つのレールで構成されているため、一対の枠用車輪部16a,16bは、それぞれのレールに対して設けられる。また、一対の枠用車輪部16a,16bは、
図1に示されるように、2つのレールから下方に向かって伸びる中心軸部と、中心軸部の下部に設けられ中心軸部を中心として回転し浴槽2の枠部2a,2bに接触可能な駒部とを備えている。
【0031】
また、レール部16は、図示しない浴槽2の幅に応じて長さを調整可能な長さ調整機構が形成されている。
【0032】
台車部17は、レール部16上を移動可能なように設けられ、本体部14が連結される。台車部17は、中央に本体部14を設置するための空間を有し、
図2に示されるように、平面視で略ロの字形状を有している。
【0033】
台車部17は、レール部16の2つのレールの間隔よりも広い幅を有しており、レール部16の幅方向両端部を挟み込むように設けられる一対のレール用車輪部17a,17bを有する。
【0034】
一対のレール用車輪部17a,17bは、
図1に示されるように、台車部17から下方に向かって伸びる中心軸部と、中心軸部の下部に設けられ中心軸部を中心として回転しレール部16に接触可能な駒部とを備えている。
【0035】
図2に示されるように、一方のレールの外側には2つのレール用車輪部17aが回転可能に装着されており、他方のレールの外側にも2つのレール用車輪部17bが回転可能に装着されている。
【0036】
ハンドル部18は、本体部14をレール部16上で移動させるように操作するための操作ハンドルである。
図1に示されるようにハンドル部18は、本体部14からレール部16の延伸方向に沿って伸びる延伸部と、当該延伸部に形成され、ユーザの手で握ることが可能なグリップ部とを備えている。
【0037】
図4に示されるように、スパイラルスクリュー部12bを左端部に位置させた状態からハンドル部18を押すことで右側に移動させることができる。すなわち、ハンドル部18を用いて、
図4に示される矢印方向に本体部14を移動させることができる。
【0038】
続いて、上記構成の酵素風呂用攪拌装置10の作用について説明する。近年、ヒノキのおがくず(おが粉)や米ぬかに酵素液と呼ばれる野草などの植物から抽出された液体を加えた有機物4を用い、微生物の活動によって発生した自然の発酵熱を利用した酵素風呂が注目されている。
【0039】
しかし、酵素風呂は、おが粉や米ぬかと水分と空気を投入して、掻き混ぜることで発酵を促し、発酵温度を上げる等といった定期的なメンテナンスが必要である。
【0040】
従来、このようなメンテナンスには、有機物4(酵素)を掻き混ぜるための掻き混ぜ器具等を用いて掻き混ぜていたが重労働であるという課題があった。本発明は、このようなメンテナンスにおいて顕著な効果を発揮する。
【0041】
最初に、酵素風呂用攪拌装置10を準備して、一対の枠用車輪部16a,16bによって浴槽2の枠部2a,2b部を挟み込むようにレール部16を浴槽2に架設する。次に、本体部14の電源コンセントを商用電源コンセントに差し込んで、本体部14を作動させる。
【0042】
このとき、
図4に示されるように、攪拌部12のジグザグ翼部12aが酵素風呂を構成する有機物4の天井面から露出するような高さの位置になるように設定する。そして、本体部14の電動機が回転することにより、回転軸部12cが回転し、これによってジグザグ翼部12a及びスパイラルスクリュー部12bが回転する。このとき、ジグザグ翼部12aの翼部12gの回転により、ジグザグ翼部12aの外周面は壁が形成されるような状態となるため、貫通孔12eは露出した状態となるため、おが粉や米ぬかと水分と空気を投入することで、貫通孔12eからこれらを下方に送り出すことが出来る。
【0043】
また、回転軸部12cの回転により、ジグザグ翼部12aとともにスパイラルスクリュー部12b、すなわち、螺旋状の羽根部12hが回転するため、その周囲に存在する有機物4が上方に向かって運ばれていく。これにより、有機物4をスパイラルスクリュー部12bの上部に運びつつ貫通孔12eから排出されるおが粉や米ぬかと水分と空気がジグザグ翼部12aの下方の翼部12gの回転と羽根部12hの上部の回転によって効率良く掻き混ぜることが出来る。したがって、有機物4の微生物にとって必要な栄養素、酸素、水分が効率良く混ざり合うため、肌触りの良い質感を保つことができるとともに発酵温度を上げるなどのメンテナンスを行うことができるという顕著な効果を奏する。
【符号の説明】
【0044】
2 浴槽、2a,2b 枠部、4 有機物、10 酵素風呂用攪拌装置、12 攪拌部、12a ジグザグ翼部、12b スパイラルスクリュー部、12c 回転軸部、12d 貫通孔、12e 貫通孔、12f 円板部、12g 翼部、12h 羽根部、14 本体部、16 レール部、16a,16b 枠用車輪部、17 台車部、17a,17b レール用車輪部、18 ハンドル部。
【要約】
【課題】簡便に酵素風呂内の有機物を掻き混ぜることを可能とする酵素風呂攪拌装置を提供することである。
【解決手段】酵素風呂用攪拌装置10は、浴槽2内に収容され発酵することで熱を持つ有機物を上昇させるように回転可能な螺旋状のスパイラルスクリュー部12bと、スパイラルスクリュー部12bの上部に設置されて、米ぬか又はおが粉と水分を上方から投入するための複数の貫通孔12eを有する円板部12fと円板部12fの端部から隣り合う刃部が反対方向に伸びるように設けられる翼部12gとを有するジグザグ翼部12aと、スパイラルスクリュー部12b及びジグザグ翼部12aが回転するように回転力を与えることが可能な本体部14と、浴槽2の枠部に架設可能であり、浴槽2上の所定の位置に本体部14を案内するためのレール部16と、本体部14をレール部16上で移動させるように操作するためのハンドル部18と、を備えることを特徴とする。
【選択図】
図1