(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-09
(45)【発行日】2024-12-17
(54)【発明の名称】リソースインタラクティブ方法、装置、コンピュータ機器、可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04L 67/131 20220101AFI20241210BHJP
【FI】
H04L67/131
(21)【出願番号】P 2023544643
(86)(22)【出願日】2022-01-13
(86)【国際出願番号】 CN2022071818
(87)【国際公開番号】W WO2022161183
(87)【国際公開日】2022-08-04
【審査請求日】2023-07-25
(31)【優先権主張番号】202110129889.3
(32)【優先日】2021-01-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,ジャオイン
【審査官】宮島 郁美
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0336804(US,A1)
【文献】特表2020-510940(JP,A)
【文献】特開2008-188295(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第109858215(CN,A)
【文献】特表2020-534631(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L12/00-69/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ属性情報に対応する、リソースインタラクティブビデオと関連インタラクティブビデオとを含む表示データを取得すること(S101)と、
リソース受け取りトリガイベントに応答し、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリと、内容が前記リソース受け取りアセンブリに関連する前記リソースインタラクティブビデオを表示すること(S102)と、
前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果を検出すること(S103)と、
前記インタラクティブページ内に前記トリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示すること(S104)と、を含
み、
前記トリガ操作結果が、第2の時間帯内に前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった第2の操作結果である場合、前述した、前記インタラクティブページ内に前記トリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示することは、
前記インタラクティブページ内に前記第2の操作結果に対応する第2のインタラクティブビデオを表示することを含み、ここで、前記第2のインタラクティブビデオの内容は、前記リソース受け取りアセンブリのトリガをガイドするために用いられる、リソースインタラクティブ方法。
【請求項2】
リソース処理トリガイベントを検出することと、
リソース取得要求を送信することと、
前記表示データと、表示ページ上に前記インタラクティブページを提示するように指示するための提示指令とを含むインタラクティブデータを受信することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記リソース処理トリガイベントは、
前記表示ページ内の所定のビデオをトリガすることと、
前記表示ページ内のアクティブコントロールをトリガすることと、
所定の時間間隔の前記所定のビデオ又は前記アクティブコントロールを表示することと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザ属性情報は、ユーザ位置情報、祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記インタラクティブページ内に前記リソース受け取りアセンブリを表示する前に、前記リソース受け取りアセンブリのガイドインタラクティブビデオを表示することをさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記リソース受け取りトリガイベントは、前記ガイドインタラクティブビデオに対して設定される第1の時間帯を含み、
ここで、前述した、リソース受け取りトリガイベントに応答し、前記インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示することは、
前記ガイドインタラクティブビデオの前記第1の時間帯を表示した後に、前記インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記トリガ操作結果が、前記インタラクティブページ上に前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出された第1の操作結果である場合、前述した、前記インタラクティブページ内に前記トリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示することは、
前記インタラクティブページ内に前記第1の操作結果に対応する、内容が前記リソース受け取りアセンブリを継続的にトリガすることを推奨するための第1のインタラクティブビデオを表示することを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記リソース受け取りアセンブリの表示時間帯内に、前記インタラクティブページ上での前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ回数を統計することと、
前記リソース受け取りアセンブリを提示することをキャンセルすることと、
前記トリガ回数に対応するリソース取得オブジェクトを表示することと、
前記リソース取得オブジェクトのトリガに応答し、リソース情報を表示することと、
前記リソース情報に対応するリソースをアカウントに添加することと、をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記リソース受け取りアセンブリの表示時間帯内に、前記インタラクティブページ上での前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ回数を統計することと、
前記リソース受け取りアセンブリを提示することをキャンセルすることと、
前記表示時間帯内に前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった場合、未取得リソースメッセージを表示することと、をさらに含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項10】
ユーザ属性情報に対応する、リソースインタラクティブビデオと、関連インタラクティブビデオとを含む表示データを取得するように構成される伝送ユニット(1010)と、
リソース受け取りトリガイベントに応答し、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリと、内容が前記リソース受け取りアセンブリに関連する前記リソースインタラクティブビデオとを表示するように構成される表示ユニット(1020)と、
前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果を検出するように構成される検出ユニット(1030)と、を含み、
前記表示ユニット(1020)は、前記インタラクティブページ内に前記トリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示するようにさらに構成され
、
前記トリガ操作結果が、第2の時間帯内に前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった第2の操作結果である場合、前記表示ユニット(1020)は、前記インタラクティブページ内に前記第2の操作結果に対応する第2のインタラクティブビデオを表示するよう構成され、ここで、前記第2のインタラクティブビデオの内容は、前記リソース受け取りアセンブリのトリガをガイドするために用いられる、リソースインタラクティブ装置。
【請求項11】
前記検出ユニット(1030)は、リソース処理トリガイベントを検出するようにさらに構成されてもよく、
前記伝送ユニット(1010)は、リソース取得要求を送信し、前記表示データと、表示ページ上に前記インタラクティブページを提示するように指示するための提示指令とを含むインタラクティブデータを受信するようにさらに構成されてもよい、請求項
10に記載の装置。
【請求項12】
前記リソース処理トリガイベントは、
前記表示ページ内の所定のビデオをトリガすることと、
前記表示ページ内のアクティブコントロールをトリガすることと、
所定の時間間隔の前記所定のビデオ又は前記アクティブコントロールを表示することと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項
11に記載の装置。
【請求項13】
前記ユーザ属性情報は、ユーザ位置情報、祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項
10~12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
前記表示ユニット(1020)は、
前記インタラクティブページ内に前記リソース受け取りアセンブリを表示する前に、前記リソース受け取りアセンブリのガイドインタラクティブビデオを表示することをさらに含む、請求項
10~13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記リソース受け取りトリガイベントは、前記ガイドインタラクティブビデオに対して設定される第1の時間帯を含み、
ここで、前記表示ユニット(1020)がリソース受け取りトリガイベントに応答し、前記インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示することは、
前記ガイドインタラクティブビデオの前記第1の時間帯を表示した後に、前記インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示することを含む、請求項
14に記載の装置。
【請求項16】
前記トリガ操作結果が、前記インタラクティブページ上に前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出された第1の操作結果である場合、前記表示ユニット(1020)が前記インタラクティブページ内に前記トリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示することは、
前記インタラクティブページ内に前記第1の操作結果に対応する、内容が前記リソース受け取りアセンブリを継続的にトリガすることを推奨するための第1のインタラクティブビデオを表示することを含む、請求項
10~15のいずれか一項に記載の装置。
【請求項17】
前記検出ユニット(1030)は、前記リソース受け取りアセンブリの表示時間帯内に、前記インタラクティブページ上での前記リソース受け取りアセンブリに対するトリガ回数を統計するようにさらに構成されてもよく、
前記表示ユニット(1020)は、
前記リソース受け取りアセンブリを提示することをキャンセルし、
前記トリガ回数に対応するリソース取得オブジェクトを表示し、
前記リソース取得オブジェクトのトリガに応答し、リソース情報を表示するようにさらに構成されてもよく、
ここで、前記装置は、リソース処理ユニット(1050)をさらに含み、前記リソース処理ユニット(1050)は、
前記リソース情報に対応するリソースをアカウントに添加するように構成される、請求項
16に記載の装置。
【請求項18】
プロセッサ(2010)と、メモリ(2020)と、前記メモリ(2020)上に記憶されているコンピュータプログラムとを含むコンピュータ機器であって、ここで、前記プロセッサ(2010)は、前記コンピュータプログラムを実行して請求項1~
9のいずれか一項に記載の方法のステップを実現させるコンピュータ機器。
【請求項19】
プロセッサによって実行されるときに請求項1~
9のいずれか一項に記載の方法のステップを実現させるコンピュータプログラム(4010)が記憶されているコンピュータ可読記憶媒体(4000)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年1月29日に出願された中国特許出願第202110129889.3号の優先権を主張するものあり、ここで、上記中国特許出願に開示されている内容の全体が本願の一部として援用される。
【0002】
[技術分野]
本開示の実施例は、リソースインタラクティブ方法及び装置、コンピュータ機器、可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
各種のアプリケーション製品の継続的な発展に伴い、製品の娯楽性、ユーザとの間の相互作用性などは、製品のユーザ数、使用率に影響を与える重要な影響要素となっている。活動の普及又はユーザ数の増加などの理由で、ユーザにリソースを提供することが一般的な活動方式となり、取得されるリソースを参加ボーナスとして、アプリケーション製品のユーザ参加度を高めることができる。
【発明の概要】
【0004】
本開示のいくつかの実施例は、リソースインタラクティブ方法及び装置、コンピュータ機器、可読記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示の一態様によると、ユーザ属性情報に対応する、リソースインタラクティブビデオと、関連インタラクティブビデオとを含む表示データを取得することと、リソース受け取りトリガイベントに応答し、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリと、内容がリソース受け取りアセンブリに関連するリソースインタラクティブビデオとを表示することと、リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果を検出することと、インタラクティブページ内にトリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示することと、を含むリソースインタラクティブ方法を提供する。
【0006】
本開示の別の態様によると、ユーザ属性情報に対応する、リソースインタラクティブビデオと、関連インタラクティブビデオとを含む表示データを取得するように構成される伝送ユニットと、リソース受け取りトリガイベントに応答し、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリと、内容がリソース受け取りアセンブリに関連するリソースインタラクティブビデオとを表示するように構成される表示ユニットと、リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果を検出するように構成される検出ユニットと、インタラクティブページ内にトリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示するようにさらに構成される表示ユニットと、を含む、リソースインタラクティブ装置を提供する。
【0007】
本開示のまた別の態様によると、メモリと、プロセッサと、メモリ上に記憶されているコンピュータプログラムとを含むコンピュータ機器を提供し、ここで、プロセッサは、該コンピュータプログラムを実行して上記したリソースインタラクティブ方法のステップを実現させる。
【0008】
本開示のまた別の態様によると、プロセッサによって実行されるときに上記したリソースインタラクティブ方法のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例又は既存技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は既存技術の記述において使用される必要がある添付図面を簡単に紹介する。自明なことに、以下の記述における添付図面は、ただ本開示のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの添付図面に基づき、他の添付図面を取得することもできる。
【
図1】本開示の少なくとも一実施例による相互作用システムの応用シーンの概略図を示す。
【
図2】本開示のいくつかの実施例によるリソースインタラクティブ方法の概略的フローチャートを示す。
【
図3】本開示の実施例による、ガイドインタラクティブビデオを表示する概略図を示す。
【
図4】本開示の実施例による、リソースインタラクティブビデオ及びリソース受け取りアセンブリを表示する概略図を示す。
【
図5】本開示の実施例による、所定のビデオとアクティブコントロールを表示する概略図を示す。
【
図6A】本開示の実施例による、第1のインタラクティブビデオを表示する概略図を示す。
【
図6B】本開示の実施例による、リソース取得オブジェクトを表示する概略図を示す。
【
図6C】本開示の実施例による、リソース情報を表示する概略図を示す。
【
図7A】本開示の実施例による、第2のインタラクティブビデオを表示する概略図を示す。
【
図7B】本開示の実施例による、未取得リソースメッセージを表示する概略図を示す。
【
図8】本開示によるリソースインタラクティブ装置の概略的ブロック図を示す。
【
図9】本開示によるコンピュータ機器の概略的ブロック図を示す。
【
図10】本開示の実施例による例示的なコンピューティング機器のアーキティクチャ概略図を示す。
【
図11】本開示によるコンピュータ可読記憶媒体の概略的ブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施例の目的、技術案及び利点をさらに明確に説明するために、以下、図面を参照して、本開示の実施例の技術案について明確かつ完全に説明する。記載された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全ての実施例ではないことは、明らかである。記載された本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をせずに取得するその他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に含まれる。
【0011】
本開示で使用される「第1」、「第2」及び類似する語は、何らかの順序、数量又は重要性を示すものではなく、異なる構成部分を区別するためのものにすぎない。同様に、「含む」や「含まれる」などの類似する語は、当該語の前に出現した要素や物が当該語の後に挙げられる要素や物、及びそれらの均等物を含むことを意味するが、その他の要素や物を排除するものではない。「接続」や「互いに接続」などの類似する語は、物理的又は機械的な接続に限定されず、直接的か間接的かを問わず、電気的な接続を含んでもよい。
【0012】
図1は、本開示の少なくとも一実施例による相互作用システムの応用シーンの概略図を示す。端末機器101、ネットワーク102及びサーバ103を含む。
【0013】
端末機器101は、示されているような移動端末であってもよいし、固定端末であってもよく、それは、ネットワーク102によってサーバ103とデータ伝送を行う。端末機器101上に各種のアプリケーションプログラム、例えばウェブページブラウザアプリケーション、検索系アプリケーション、ビデオ再生系アプリケーション、ニュース情報系アプリケーション等がインストールされてもよい。なお、端末機器101は、入力/出力装置を含み、それにより、ユーザ操作をさらに受信することができ、例えばタッチスクリーン又はタッチパネルによってユーザのタッチ制御、ジェスチャー操作等を受信するか、又はマイクロフォンによってユーザの音声操作を受信する。そして、端末機器101は、受信される操作に基づいて要求メッセージを生成することができる。ネットワーク102を介して、端末機器101は、上記要求メッセージをサーバ103に送信し、且つサーバ103が該要求メッセージに応答して返したデータを受信することができる。端末機器101は、サーバ103から返されたデータに基づいて表示することができ、例えば、端末機器101のディスプレイ上に受信されるビデオ又は画像のような表示データを表示する。なお、受信されるデータは、他の情報、例えば該ビデオの表示時点、表示時間長等の情報をさらに含んでもよい。また、サーバ103は、端末機器101上で相応的な処理プロセスを行うように、該要求メッセージを受信することなく、データを端末機器101に直接的に送信してもよい。
【0014】
端末機器101は、ハードウェア形態であってもよいし、ソフトウェア形態であってもよい。端末機器101がハードウェア形態である場合、スマートフォン、スマートテレビ、タブレットパソコン、電子ブックリーダー、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV)プレーヤ、ラップトップポータブルコンピュータとデスクトップパソコン等を含むが、それらに限らないディスプレイを有し且つプログラムの実行をサポートする様々な電子機器であってもよく、端末機器101がソフトウェア形態である場合、上記列挙された電子機器にインストールすることができ、それは、複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュール(例えば分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)として実現することができ、単一のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実現することができ、ここで具体的に限定しない。
【0015】
ネットワーク102は、有線ネットワークであってもよいし、無線ネットワークであってもよく、ここで制限しない。サーバ103は、例えば端末機器101によって送信されるデータストリームを受信し、且つキャッシュを行うなど、様々なサービスを提供するサーバであってもよい。なお、サーバ103は、さらに、端末機器101によって送信される要求メッセージを受信し、該要求メッセージを解析し、且つ解析結果(例えば、要求メッセージに対応するデータストリーム)を端末機器101に送信することができる。異なるアプリケーションのタイプに基づいて異なるサーバを配置することができ、例えば、サーバ103は、インスタントメッセージングサーバ、支払いアプリケーションサーバ、情報提示アプリケーションサーバ、リソース管理サーバ等であってもよい。
【0016】
理解できるように、
図1に示される端末機器101、ネットワーク102とサーバ103の数は、例示的なものに過ぎない。実際の応用シーンに基づいて、任意の数の端末機器、ネットワークとサーバを有してもよい。
【0017】
アプリケーションプログラムプラットフォーム側(例えば
図1におけるサーバ103として実現されることができる)は、製品の普及、ユーザ製品の参加度の向上等の活動を行うプロセスにおいて、通常ではネットワークを介してリソースを小さなプログラム、リンク等のような形態で登録ユーザ又は未登録ユーザの端末機器(例えば
図1における端末機器101として実現されることができる)に送信し、取得されたリソースは、例えば、お年玉のボーナス又は仮想通貨等の形態であってもよい。例として、アプリケーションプログラムプラットフォーム側は、お年玉のボーナスの方式によってユーザを普及活動に参加させることができ、それによりユーザの数の増加、製品の知名度の向上等の宣伝目的を実現することができる。例えば、ユーザは、固定の時点でお年玉表示形態のコントロールを1回又は複数回クリックしてリソースを取得することができる。
【0018】
しかしながら、現在のリソース取得形態は、リソース自体に焦点を当てすぎており、例えば、ユーザは、取得可能なリソースボーナスの額のみに焦点を当てており、ユーザとの間のインタラクティブを生成することができない。また、既存のリソース取得形態は、ユーザがリソースリンクをクリックし、そしてリソースを取得するという簡単なものであるため、ユーザの関心は、取得可能なリソースの額のみに集中しており、ユーザの参加率は、リソースの額のみに影響され、ボーナスのリソースの額を下げれば、ユーザを参加させることは困難である。したがって、現在のようなリソースのみに基づく活動の方式は、ユーザにとってインタラクティブなレベルの魅力に欠けており、リソースの取得プロセスは、コントロールを1回又は複数回クリックすることにのみ関連し、ユーザに参加感を生成させることが難しく、継続的により多くのユーザをその中に参加させることができない。なお、このような魅力的でないリソース取得方式は、プラットフォーム側の普及の目的を実現できないことにもつながる。
【0019】
本開示は、リソース取得プロセスにおいてユーザのインタラクティブプロセスを増加させ、ユーザのトリガ操作に基づいて相応的にインタラクティブビデオの提示を行うことができるリソースインタラクティブ方法を提供する。リソースは、バーチャル貨幣、バーチャル黄金、バーチャル株券、バーチャル基金、バーチャル債券、バーチャルプレゼント、バーチャルペット、バーチャル装備等の複数の種類を含んでもよいバーチャルリソースを表すことができる。これによって、本開示における方法を他の種類のリソースに応用することができる。リソース取得プロセスにおいて提示されるインタラクティブビデオは、ユーザのトリガ操作に関連し、例えば、異なる操作結果に対して異なるビデオデータを表示し、リソース取得と表示インタラクティブとの結合を実現することにより、ユーザの参加感を向上させるとともに娯楽性、吸引力を向上させる。
【0020】
図2は、本開示の実施例によるリソースインタラクティブ方法の概略的フローチャートを示す。以下では、
図2と結合して本開示によるリソースインタラクティブ方法を記述する。
【0021】
図2に示すように、本開示によるインタラクティブ方法は、ステップS101~S104を含んでもよい。少なくともいくつかの実施例では、該インタラクティブ方法は、
図1に示すような端末機器101によって実行されてもよい。ステップS101、ユーザ属性情報に対応する、リソースインタラクティブビデオと、関連インタラクティブビデオとを含む表示データを取得する。本開示によるリソースインタラクティブ方法において、表示されるインタラクティブビデオは、ユーザの属性情報に関連し、これによってインタラクティブ内容の特定化を実現することができ、異なる属性情報を有するユーザは、内容が異なるインタラクティブビデオを受信することができ、これによってリソースインタラクティブのユーザ相違性を補強し、インタラクティブの面白さを向上させることができる。
【0022】
以下では、ビデオ再生アプリケーションプログラムにおいてリソース取得を行うことを例として、本開示によるリソースインタラクティブ方法を詳細に記述する。
【0023】
ステップS102、リソース受け取りトリガイベントに応答し、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリと、内容がリソース受け取りアセンブリに関連するリソースインタラクティブビデオとを表示し、リソースインタラクティブビデオに関する具体的な内容は、以下で記述される。例えば、インタラクティブページは、ポップアップウインドウ、ピクチャインピクチャ等の形態で端末機器のディスプレイ上に提示することができる。なお、該インタラクティブページは、全画面表示の方式であってもよく、すなわち、ディスプレイを完全に覆ってもよく、又は、インタラクティブページは、ディスプレイの一部のみを覆ってもよく、ここで制限しない。
【0024】
リソース受け取りトリガイベントは、端末機器が該リソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示することをトリガするためのイベントである。該トリガは、あるプロセス、操作を実行することを端末機器に促す開始点と理解されてもよい。理解できるように、該イベントは、ガイドインタラクティブビデオの表示をキャンセルすることを同期的にトリガすることができる。
【0025】
本開示の実施例によるリソースインタラクティブ方法は、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリを表示する前に、リソース受け取りアセンブリのガイドインタラクティブビデオを表示することをさらに含んでもよい。
図3は、本開示の実施例による、ガイドインタラクティブビデオを表示する概略図を示す。
図3には移動端末機器の表示インターフェースが概略的に示され、その中にステップS101の中に表示されるインタラクティブページ111が含まれ、且つインタラクティブページ111内にガイドインタラクティブビデオを表示する。例として、該ガイドインタラクティブビデオは、新年の挨拶であってもよく、該ガイドインタラクティブビデオによって、ユーザは、間もなく開始されるリソース受け取り活動を理解することができる。この例において、ガイドインタラクティブビデオ自体は、ガイドビデオとして、ユーザに次のステップの活動内容又は活動プロセスを報知することにより、相互作用感受を生成し、ビデオにおける人物と活動に共同で参加する相互作用体験を生成することをユーザに促すことができる。
【0026】
本開示によるいくつかの実現形態において、該リソース受け取りトリガイベントは、ガイドインタラクティブビデオに対して設定される第1の時間帯であってもよい。例えば、リソース受け取りトリガイベントは、10秒の表示時間であってもよく、すなわち、第1の時間帯は、10秒である。このような場合、10秒ガイドインタラクティブビデオを表示した後、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示することをトリガすることができる。本開示によるいくつかの他の実現形態において、該ガイドインタラクティブビデオに対するリソース受け取りトリガイベントは、他の方式であってもよく、例えば、インタラクティブページ上の任意のタッチ操作の検出であり、該検出は、例えばタッチスクリーン又はタッチパネルによって実現されてもよい。このような場合、例えば端末機器は、まずインタラクティブページ上にガイドインタラクティブビデオを表示し、次に、インタラクティブページ上のタッチ操作が検出された後に、リソースインタラクティブビデオ及びリソース受け取りアセンブリを表示することができる。本明細書は、リソース受け取りトリガイベントの具体的な実現形態を制限しない。
【0027】
ステップS102において、表示されるリソース受け取りアセンブリは、ユーザとの間の情報の相互作用を実現するように、ユーザの操作情報を受信することができる特定の形態である。例えば、リソース受け取りアセンブリは、コントロールの形態として実現されることができ、ユーザは、タッチの方式で(選択)表示されるコントロールをクリックすることができ、端末機器は、該コントロールに基づくユーザ操作を受信し、後続処理プロセスを実現するためのユーザ入力情報として使用する。例えば、リソース受け取りアセンブリは、インタラクティブページ上に表示されるインタラクティブボタンであってもよく、ユーザは、タッチの方式で該ボタンをクリックして入力情報とすることができる。なお、表示されるリソース受け取りアセンブリは、1つのボタンであってもよいし、複数のボタンであってもよい。リソース受け取りアセンブリがクリック操作を受信することができるお年玉ボタンであることを具体的な例とする。例えば、インタラクティブページの固定位置に、ユーザの1回又は複数回のクリック操作を受信することができる1つのお年玉ボタンを表示することができる。また例えば、インタラクティブページ上のランダム位置に複数のお年玉ボタンを表示することができ、すなわち、お年玉の雨の形態で複数のリソース受け取りアセンブリを表示することができ、ここで制限しない。リソース受け取りアセンブリは、リソース取得結果に接続されるリンクの形態として実現されることができる。また例えば、リソース受け取りアセンブリは、HTML、Js言語などによって実現することができ、ここで制限しない。
【0028】
理解できるように、本明細書に係るユーザは、端末機器に対して操作を行うことができる操作側を指し、該ユーザは、例えば端末機器のアプリケーションプログラムにおいてアカウント情報をログインする方式で該端末機器に特定することができる。ログインプロセスにおいて、端末機器は、例えば、名前、アカウント、パスワード、アカウント識別などの形態であってもよいアカウント情報を例えばサーバ(例えば、アプリケーションプラットフォーム側に対応するか、又は提供側と呼ばれる)に送信することができ、ここで制限しない。例として、端末機器上にビデオ再生アプリケーションプログラムがインストールされ、且つユーザが該ビデオ再生アプリケーションプログラム中に入力したアカウント情報を受信し、アカウントログインプロセスを実現することができる。なお、端末機器は、受信されるアカウント情報をサーバに送信し、且つサーバがログインしたアカウントに対して送信したデータを受信することができ、例えば、該データは、端末機器上に再生するためのビデオデータ及びビデオ再生機能を実現するための関連指示情報を含んでもよい。
【0029】
例として、
図4は、本開示の実施例による、リソースインタラクティブビデオ及びリソース受け取りアセンブリを表示する概略図を示す。
図4にはインタラクティブページ111が概略的に示され、且つインタラクティブページ111内に上記リソース受け取りアセンブリとしてリソースインタラクティブビデオ及び複数の四角形お年玉コントロールを表示する。例えば、該リソースインタラクティブビデオは、表示されるお年玉コントロールをクリックするようにユーザをガイドすることを表現するビデオであってもよく、該リソースインタラクティブビデオによって、ユーザは、お年玉コントロールをクリックすることによって、お年玉のボーナスを取得することができることを理解することができる。本開示の実施例によると、以上に表示されるガイドインタラクティブビデオと比べて、リソースインタラクティブビデオの内容は、リソース受け取りアセンブリに関連し、換言すれば、リソースインタラクティブビデオによって表現されるセマンティックは、該リソース受け取りアセンブリに関連し、それによって、相互作用感受を生成し、ビデオにおける人物と活動に共同で参加する相互作用体験を生成し、ビデオ内容のガイドでリソースに基づくインタラクティブプロセスを段階的に行うことをユーザにさらに促す。
【0030】
図2を継続的に参照すると、ステップS103において、該リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果を検出し、ステップS104において、インタラクティブページ内にトリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示する。該検出は、例えばタッチスクリーン又はタッチパネルによって実現されることができる。該リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果は、インタラクティブページ上に該リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出された第1の操作結果、又は5秒のように予め設定されてもよい第2の時間帯内に、該リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった第2の操作結果を含んでもよい。換言すれば、第1の操作結果は、該リソース受け取りアセンブリに対するユーザのトリガ操作が検出されたことを表示し、第2の操作結果は、予め設定される時間帯内に該リソース受け取りアセンブリに対するユーザのトリガ操作が検出されなかったことを表示する。
【0031】
本開示によるインタラクティブ方法において、ユーザの異なる操作結果に対して、端末機器は、それに応じて異なるインタラクティブビデオを表示することができ、すなわち、リソース受け取りアセンブリを表示した後、端末機器によって表示されたインタラクティブビデオは、該コントロールに対するユーザの操作結果に関連する。ユーザの入力情報は、後続のステップで表示されるビデオ内容に直接的に影響することにより、リソース受け取りアセンブリによるリソース取得プロセスにおいて、ユーザの相互作用体験を豊かにする。例として、第1の操作結果が検出された場合、第1の操作結果に対応する関連インタラクティブビデオは、「お年玉のボーナスおめでとう!」を表すビデオ内容であってもよく、第2の操作結果が検出された場合、第2の操作結果に対応する関連インタラクティブビデオは、「まだ何を待っているのか、早速お年玉ボタンをクリックしてボーナスをもらいましょう」を表すビデオ内容であってもよい。異なるトリガ操作結果に対するインタラクティブプロセスについては、以下で詳細に記述する。
【0032】
以上では
図2に記述されているインタラクティブ方法を結合し、リソース取得プロセスにおいてユーザのインタラクティブプロセスを増加させ、ユーザのトリガ操作に基づいて相応的にインタラクティブビデオの提示を行うことができ、すなわち、リソース取得プロセスにおいて提示されるビデオ内容は、ユーザのトリガ操作に関連し、リソース取得とユーザインタラクティブとの結合を実現することにより、ユーザがリソース取得活動に参加する興味を向上させ、アクティブの面白さを増加させる。
【0033】
本開示のいくつかの実施例によると、上記ステップS101を行う前に、該インタラクティブ方法は、表示ページ内のリソース処理トリガイベントを検出することをさらに含んでもよい。該リソース処理トリガイベントは、リソースインタラクティブ活動に入るようにトリガするためのイベントであり、例えば、トリガ端末機器としてステップS101の実現形態を行う。本開示によるインタラクティブ方法は、リソース取得要求を送信することと、インタラクティブデータを受信することとをさらに含んでもよい。例えば、リソース処理トリガイベントが検出された後に端末機器は、現在にログインしているアカウントがリソースインタラクティブ活動に参加することを希望することを表示するように、サーバにリソース取得要求を送信することができ、該要求に応答し、サーバは、リソースインタラクティブ活動に関連するデータを端末機器に送信し、且つ端末機器によってインタラクティブ処理ステップを実行することができる。例えば、インタラクティブデータは、表示データと、端末機器の表示ページ上に上記インタラクティブページを提示するように指示するための提示指令とを含んでもよい。
【0034】
本開示の一実施例によると、リソース処理トリガイベントは、表示ページ内の所定のビデオをトリガすることと、表示ページ内のアクティブコントロールをトリガすることと、所定の時間間隔の所定のビデオ又はアクティブコントロールを表示することと、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0035】
リソース処理トリガイベントが表示ページ内の所定のビデオをトリガする場合、例えば、サーバは、ユーザがビデオ再生アプリケーションプログラムによってリソースインタラクティブ活動(例えばお年玉インタラクティブ)に参加することができるように、端末機器に活動入口として所定のビデオを送信することができ、ユーザは、表示される所定のビデオをクリックすることによってリソース処理トリガイベントを実現することができ、換言すれば、端末機器は、表示される所定のビデオに対するタッチ操作を検出した後、サーバに上記リソース取得要求を送信する。また、リソース処理トリガイベントは、表示ページ内のアクティブコントロールをトリガすることであってもよく、すなわち、該アクティブコントロールを活動入口とする。なお、ユーザが表示される所定のビデオ又はアクティブコントロールを主動的にタッチする以外に、リソース処理トリガイベントは、ユーザ操作を必要とせず、所定の時間間隔の所定のビデオ又はアクティブコントロールを表示することであってもよい。例として、20秒の所定のビデオを表示した後、端末機器を直接的にトリガしてリソース取得要求を送信させる。このような場合、ユーザが現在リソースインタラクティブに参加することを希望しなければ、任意の操作(例えばスライド操作)によって該所定のビデオの表示を停止することにより、リソース取得要求を送信するステップをトリガしないようにすることができる。リソース処理トリガイベントに関する実現は、他の形態、例えば、リンクアドレスであってもよく、ここで制限しない。
【0036】
例として、
図5は、本開示の実施例による、所定のビデオとアクティブコントロールを表示する概略図を示す。
図5にはインタラクティブページ111が概略的に示され、且つインタラクティブページ111内に所定のビデオとアクティブコントロールを表示する。ここで、該所定のビデオは、リソース活動ガイド語(例えば「お年玉ボタンをクリックして、お年玉のインタラクティブに参加して、お年玉のボーナスはあなたが持ってくるのを待っています!」)であってもよく、アクティブコントロールは、表示される四角形コントロールである。該所定のビデオによって、ユーザは、該お年玉ボタンをクリックすることによって、リソース受け取り活動ページに入ることを理解することができる。
【0037】
選択的に、所定のビデオをリソース取得活動入口であることを例として、サーバは、さらに端末機器に所定のビデオを送信する時間を制御することができる。例えば、サーバは、予め設定された時間帯内だけ端末機器に所定のビデオを送信し、該予め設定された時間帯以外の時間帯に所定のビデオを送信しないようにしてもよい。ここで、該予め設定された時間帯は、休日(週末、元旦、春節、労働節、子供の日、端午節等)であってもよく、毎日の固定時間帯(18~21時など)、又は予め設定された時間帯にログインしたアカウント情報に特定することができ、例えば、ユーザの誕生日の当日、ユーザによって設置される特別な日等であってもよい。さらに、該予め設定された時間帯内に、サーバは、端末機器にリソース取得活動入口を複数回送信し、ユーザをリソースインタラクティブに複数回参加させることができる。なお、端末機器が所定のビデオを複数回表示する状況で、ユーザがいずれも活動に入ることを拒否する場合、該入口の送信を停止するように、サーバに要求メッセージを送信することができ、それにより活動の普及がユーザのアプリケーションプログラムの使用体験に影響を与えることを避ける。
【0038】
本開示のいくつかの実施例によると、該リソースインタラクティブ方法は、ユーザ属性情報を取得することをさらに含んでもよい。例として、該ユーザ属性情報は、ユーザ位置情報、祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。ユーザ位置情報は、上記端末機器が所在する位置情報を表すものであってもよいし、ユーザによって設定される位置情報であってもよい。例として、上記リソース取得要求には、取得されるユーザ属性情報が含まれてもよい。この状況で、端末機器は、アカウント又は機器のユーザ属性情報をさらに取得し、且つユーザ属性情報をリソース取得要求とともにサーバに送信する。受信されたユーザ属性情報に基づき、サーバは、リソース取得インタラクティブを行うために必要な、ユーザ属性情報に関連する表示データを相応的に提供することができる。
【0039】
本開示の別のいくつかの実施例によると、該リソースインタラクティブ方法は、受信される属性情報要求に応答し、取得されるユーザ属性情報を送信することをさらに含んでもよい。このような場合、サーバは、端末機器にユーザ属性情報を主動的に要求することができる。端末機器は、受信された要求に応答して該ユーザ属性情報を送信する。
【0040】
例えば、ユーザ属性情報がユーザ位置情報を含む場合、該位置情報に基づいて異なるビデオ内容を表示することができる。例えば、全国の異なる地域の文化的特色、地理位置特徴等の要素に基づいて複数の活動領域を区分し、異なる活動領域のユーザによって表示されるビデオ内容は、異なる。領域を区分する方式は、行政区画に基づいてもよく、又は地理の位置に基づいてもよく、ここで制限しない。受信される位置情報に基づき、サーバは、対象的に表示データを提供することができる。例として、異なる活動領域のビデオ内容の相違点は、ビデオ人物(地域特色を有する公的人物など)、方言、祝日慣習等の面に体現されることができる。例えば、区分される第1の領域のユーザについて、受信されるガイドインタラクティブビデオ、リソースインタラクティブビデオ、関連インタラクティブビデオにおける人物は、該第1の領域に関連する第1の人物であり、区分される第2の領域のユーザについて、受信されるガイドインタラクティブビデオ、リソースインタラクティブビデオ、関連インタラクティブビデオにおける人物は、該第2の領域に関連する第2の人物である。すなわち、ビデオ内の異なる人物によって異なる地域特色を体現する。
【0041】
なお、ユーザ属性情報は、上記祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの1つ又は複数をさらに含んでもよく、それにより、祝日特色、季節特色、ユーザ専属性を有するインタラクティブビデオ内容を提供することを実現する。
【0042】
本開示によるインタラクティブ方法において、ユーザ属性情報とビデオ内容とを結合することにより、このようなリソースインタラクティブ方式は、ユーザの属性の違いを際立たせ、ユーザとの距離感を縮めることができ、受け取ったリソースの魅力だけでなく、興味のあるビデオ内容のためにリソースインタラクティブ活動に参加することをユーザに促すことができる。
【0043】
以下では、ユーザ属性情報がユーザの位置情報であることを例としてユーザ属性情報を取得する方式を具体的に記述する。
【0044】
いくつかの実現形態において、取得される位置情報は、端末機器が現在に所在する位置を指示するための座標情報であってもよく、例えば、端末機器内の位置決め装置(例えばGPS、北斗等の位置決め装置)によって取得される位置座標であってもよい。位置許可が取得された場合、端末機器は、位置情報として位置決め装置の位置決め座標を取得してサーバに送信することができる。
【0045】
別のいくつかの実現形態において、該位置情報は、ユーザが該地理位置でインタラクティブ活動を行うことを期待することを示す情報であってもよい。例えば、端末機器の入力パネルによって入力された情報に基づいて位置情報を取得することができる。ユーザは、入力パネルによって該位置情報をキー入力し、例えば「武漢」をキー入力し、且つボタンなどを確認することによってキー入力される情報を決定することができる。次に、端末機器は、入力パネルによって取得される位置情報をサーバに送信することができる。また例えば、端末機器は、音声取得装置によって音声を受信し、且つ受信された音声に基づいて位置情報を決定する。例えば、ユーザは、音声入力キーによって「武漢」に対応する音声を入力し、次に確認ボタンによって音声認識に基づく位置情報を決定することができる。次に、端末機器は、音声取得装置によって取得される位置情報をサーバに送信することができる。以上の実現形態において、取得される位置情報は、ユーザによって入力されるものであり、すなわち、ユーザがそれに基づいてインタラクティブ活動を行うことを希望することを表す地理情報である。
【0046】
また別のいくつの実現形態において、位置情報は、端末機器のメモリ内に予め記憶されるものであってもよい。このような場合、許可が取得された後、端末機器は、記憶される位置情報をサーバに直接的に送信することができる。
【0047】
本開示のいくつかの実施例によると、トリガ操作結果が、インタラクティブページ上にリソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出された第1の操作結果である場合、インタラクティブページ内にトリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示することは、インタラクティブページ内に第1の操作結果に対応する、内容が前記リソース受け取りアセンブリを継続的にトリガすることを推奨するための第1のインタラクティブビデオを表示することを含む。このステップで表示される第1のインタラクティブビデオは、リソース受け取りアセンブリに対するユーザのトリガ結果に直接的に関連する。
【0048】
なお、理解できるように、本明細書で言及したガイドインタラクティブビデオ、リソースインタラクティブビデオと第1のインタラクティブビデオは、ビデオが表現する内容に基づいて区分され、リソース取得活動の進行に伴って、異なるビデオ内容を段階的に表示することにより、相互作用の属性を体現する。データフォーマットの面で、該ガイドインタラクティブビデオ、リソースインタラクティブビデオと第1のインタラクティブビデオ等のビデオは、連続するビデオとして実現されることができる。
【0049】
図6Aは、本開示の実施例による、第1のインタラクティブビデオを表示する概略図を示す。ここで、第1のインタラクティブビデオによって表現されるセマンティックは、リソース受け取りアセンブリを既にクリックしたユーザに、例えばお年玉コントロールへの持続的なクリックをガイドするために用いることができ、例えば、第1のインタラクティブビデオによって表現されるセマンティックは、「クリックしたお年玉の数が多ければ多いほど、ボーナスが豊富になります。頑張りましょう!」というものであってもよく、それにより、ビデオ内容とクリック操作とがインタラクティブな効果を形成し、該表示された第1のインタラクティブビデオに基づいて、ユーザは推奨され、且つ第3のビデオと同時に表示されるお年玉コントロールをより多くクリックすることができる。
【0050】
本開示のいくつかの実施例によると、該インタラクティブ方法は、リソース受け取りアセンブリの表示時間帯内に、リソース受け取りアセンブリに対するインタラクティブページ上のトリガ回数を統計することをさらに含んでもよい。該表示時間帯は、リソース受け取りアセンブリを表示する時間長、例えば、20秒を決定するために予め設定されてもよく、この表示時間帯内に、インタラクティブページ上にリソース受け取りアセンブリを表示し、且つ表示時間が終了した後にリソース受け取りアセンブリの提示をキャンセルする。
【0051】
統計されるトリガ回数に基づき、本開示の実施例によるインタラクティブ方法は、該トリガ回数に対応するリソース取得オブジェクトを表示し、トリガリソース取得オブジェクトに応答し、リソース情報を表示することと、リソース情報に対応するリソースをリソースアカウントに添加することとをさらに含んでもよい。リソース取得オブジェクトは、ユーザのクリック又はタッチ操作などを受信するために用いられ、例えば、ユーザがリソースを受け取ることに同意するか否かを決定するように、コントロール、ボタン、リンクの形態として実現されてもよく、リソース情報は、ユーザがリソースを受け取ったことを示すように、受け取ったリソースに関連する情報を表すことができる。リソースアカウントは、リソースを記憶するためのアカウントであってもよく、該アカウントは、ユーザのログイン情報に特定することができ、専用の属性を有する。例として、リソースアカウントの標識に基づき、該リソースアカウントをリソースに転送することができるか、又は該リソースアカウントからリソースを転送することができる。
【0052】
図6Bは、本開示の実施例による、リソース取得オブジェクトを表示する概略図を示す。
図6Cは、本開示の実施例による、リソース情報を表示する概略図を示す。
図6Bに示すように、リソース取得オブジェクトは、「開」のワードを有する受け取りコントロールとして表され、該コントロールをクリックすることによって、ユーザは、リソース受け取りの操作を実現することができる。次に、該受け取りボタンをクリックした後、インタラクティブページ上に
図6Cに示されるリソース情報、例えば「8.88」を表示することができ、ユーザが既に対応する「8.88」のリソースを受け取ったことを示す。例えば、この状況で、サーバは、該リソース情報に対応するリソースを端末機器上にログインしたアカウントに移行することができる。なお、取得されるリソース数について、お年玉コントロール、ボタン又はリンク等のようなリソースオブジェクトを選択(又はクリック)した後に直接的に決定されるものであってもよく、他のリソース情報を統計した後に再割り当てて決定されるものであってもよく、ここで制限しない。
【0053】
本開示の別のいくつかの実施例によると、トリガ操作結果が、第2の時間帯内にリソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった第2の操作結果である場合、インタラクティブページ内にトリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示することは、インタラクティブページ内に第2の操作結果に対応する、内容が前記リソース受け取りアセンブリのトリガをガイドするための第2のインタラクティブビデオを表示することを含む。このステップで表示される第2のインタラクティブビデオは、リソース受け取りアセンブリに対するユーザのトリガ結果に直接的に関連する。換言すれば、第2の操作結果に対して表示される第2のインタラクティブビデオのビデオ内容は、上述した、第1の操作結果に対して表示される第1のインタラクティブビデオのビデオ内容と異なり、これによってユーザ操作による区別表示を体現し、表示されるビデオ内容とユーザ操作との間の相互作用性を実現する。
【0054】
図7Aは、本開示の実施例による、第2のインタラクティブビデオを表示する概略図を示す。ここで、第2のインタラクティブビデオによって表現されるセマンティックは、所定の第2の時間帯内にインタラクティブコントロールをクリックしていないユーザを、インタラクティブコントロールをクリックするようにガイドするために用いることができ、例えば、第2のインタラクティブビデオによって表現されるセマンティックは、「仲間、どうしてまだお年玉をクリックしていないのか、お年玉の雨の時間は少ないよ!」というものであってもよく、それにより、ビデオ内容とクリック操作とがインタラクティブを形成する効果を実現する。ユーザがインタラクティブコントロールをクリックしていないという操作結果に基づき、表示される第2のインタラクティブビデオは、インタラクティブコントロールをクリックすることによって活動に参加するようにユーザを再度推奨し、ガイドすることができる。
【0055】
本開示の実施例による相互作用方法は、表示時間帯内にリソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった場合、未取得リソースメッセージを表示することをさらに含んでもよい。該未取得リソースメッセージは、ユーザがリソースボーナスを取得していないことを提示するために用いられる。
【0056】
図7Bは、本開示の実施例による、未取得リソースメッセージを表示する概略図を示す。
図7Bに示すように、情報提示フレームの方式で該メッセージを表示することができ、提示フレーム内に「ボーナスをもらえなくて残念ですが、次は頑張ります!」のような文字情報が表示されることができる。又は、このような場合、第5のインタラクティブビデオを表示することができ、該第5のインタラクティブビデオは、言語の方式で該未取得リソースメッセージの内容を表現することができる。
【0057】
本開示の実施例によるリソースインタラクティブ方法は、リソース取得プロセスにおいてユーザのインタラクティブプロセスを増加させ、ユーザのトリガ操作に基づいて相応的にインタラクティブ内容の提示を行うことができ、すなわち、リソース取得プロセスにおいて提示される内容は、ユーザのトリガ操作に関連し、例えば、異なる操作結果に対して異なるビデオデータを表示し、リソース取得と表示インタラクティブとの結合を実現することにより、ユーザの参加感を向上させるとともに娯楽性、吸引力を向上させる。
【0058】
なお、表示されるインタラクティブビデオ内容は、さらにユーザ又は機器の属性情報に関連することができ、受信された属性情報に基づき、例えばサーバは、リソース取得インタラクティブを行うために必要なインタラクティブデータを相応的に提供することができる。属性情報とビデオ内容とを結合することにより、このようなリソースインタラクティブ方式は、ユーザの属性の違いを際立たせ、ユーザとの距離感を縮めることができ、リソースの魅力だけでなく、興味のあるビデオ内容のためにリソース受け取り活動に参加することをユーザに促すことができる。
【0059】
本開示の別の態様によると、リソースインタラクティブ装置をさらに提供する。
図8は、本開示少なくともいくつかの実施例によるリソースインタラクティブ装置の概略的ブロック図を示す。
【0060】
図8に示すように、該インタラクティブ装置1000は、伝送ユニット1010と、表示ユニット1020と、検出ユニット1030と、を含んでもよい。本開示の実施例によると、伝送ユニット1010は、ユーザ属性情報に対応する、リソースインタラクティブビデオと、関連インタラクティブビデオとを含む表示データを取得するように構成される。ユーザ属性情報は、ユーザ位置情報、祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの少なくとも1つを含む。表示ユニット1020は、リソース受け取りトリガイベントに応答し、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリと、内容がリソース受け取りアセンブリに関連するリソースインタラクティブビデオとを表示するように構成されてもよい。検出ユニット1030は、リソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作結果を検出するように構成されてもよい。次に、表示ユニット1020は、インタラクティブページ内にトリガ操作結果に対応する関連インタラクティブビデオを表示するようにさらに構成されてもよい。
【0061】
本開示のいくつかの実施例によると、検出ユニット1030は、表示ページ内のリソース処理トリガイベントを検出するようにさらに構成されてもよい。伝送ユニット1010は、例えばアプリケーションプログラムサーバにリソースインタラクティブプロセスに関連するデータ、例えば表示データ等を要求するためのリソース取得要求を送信するように構成されてもよい。次に、伝送ユニット1010は、表示データと、表示ページ上にインタラクティブページを提示するように指示するための提示指令とを含むインタラクティブデータを受信するようにさらに構成されてもよい。例えば、表示データは、リソースインタラクティブビデオと関連インタラクティブビデオのうちの少なくとも1つを含む。例えば、端末機器が、リソース処理トリガイベントを検出し、且つ検出結果に基づくリソース取得要求をアプリケーションプログラムサーバに送信した後、サーバは、それに対応してリソースインタラクティブプロセスに関連するデータを該端末機器に送信し、端末機器に上記した処理ステップを行うことができる。
【0062】
本開示のいくつかの実施例によると、リソース処理トリガイベントは、表示ページ内の所定のビデオをトリガすることと、表示ページ内のアクティブコントロールをトリガすることと、所定の時間間隔の所定のビデオ又はアクティブコントロールを表示することと、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0063】
本開示のいくつかの実施例によると、表示ユニット1020は、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリを表示する前に、リソース受け取りアセンブリのガイドインタラクティブビデオを表示するようにさらに構成されてもよい。
【0064】
本開示のいくつかの実施例によると、インタラクティブ装置1000は、ユーザ属性情報を取得し、例えば、端末機器の属性情報又は端末機器上にログインされるアカウントの属性情報を取得するように構成されてもよい情報取得ユニット1040をさらに含んでもよい。例として、リソース取得要求には取得されるユーザ属性情報が含まれてもよく、この状況では、受信されるインタラクティブデータは、該属性情報に関連するインタラクティブデータであってもよい。本開示のいくつかの実施例によると、該ユーザ属性情報は、ユーザ位置情報、祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0065】
本開示の別のいくつかの実施例によると、伝送ユニット1010は、受信される属性情報要求に応答し、ユーザ属性情報を送信するようにさらに構成されてもよい。例えば、上記サーバは、端末機器に属性情報要求を送信し、該属性情報要求に応答することができ、端末機器は、記憶されるユーザ属性情報又は現在に取得されているユーザ属性情報(例えば情報取得ユニット1040によって取得されている)をサーバに送信することができる。この状況では、受信されるインタラクティブデータは、該ユーザ属性情報に関連するインタラクティブデータであってもよい。例えば、属性情報は、位置情報、祝日情報、ユーザ等級情報、季節情報のうちの少なくとも1つであってもよい。
【0066】
本開示のいくつかの実施例によると、該リソース受け取りトリガイベントは、ガイドインタラクティブビデオに対して設定される第1の時間帯を含んでもよく、ここで、リソース受け取りトリガイベントに応答し、表示ユニット1020は、ガイドインタラクティブビデオを表示する第1の時間帯の後に、インタラクティブページ内にリソース受け取りアセンブリ及びリソースインタラクティブビデオを表示するように構成される。
【0067】
本開示のいくつかの実施例によると、トリガ操作結果が、インタラクティブページ上にリソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出された第1の操作結果である場合、表示ユニット1020は、インタラクティブページ内に第1の操作結果に対応する、内容がリソース受け取りアセンブリのトリガを継続的に推奨するための第1のインタラクティブビデオを表示するように構成される。
【0068】
本開示のいくつかの実施例によると、検出ユニット1030は、リソース受け取りアセンブリの表示時間帯内に、リソース受け取りアセンブリに対するインタラクティブページ上のトリガ回数を統計するようにさらに構成されてもよい。次に、表示ユニット1020は、該リソース受け取りアセンブリの提示をキャンセルし、且つトリガ回数に対応するリソース取得オブジェクトを表示し、トリガリソース取得オブジェクトに応答し、リソース情報を表示することができる。本開示のいくつかの実施例によると、インタラクティブ装置1000は、該リソースを対応するアカウントに添加するように、例えば、サーバによって割り当てられるリソース情報に対応するリソースを受信するように構成されてもよいリソース処理ユニット1050をさらに含んでもよい。
【0069】
本開示の別のいくつかの実施例によると、トリガ操作結果が、第2の時間帯内にリソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった第2の操作結果である場合、表示ユニット1020は、インタラクティブページ内に第2の操作結果に対応する、内容がリソース受け取りアセンブリのトリガをガイドするための第2のインタラクティブビデオを表示するように構成される。検出ユニット1030は、リソース受け取りアセンブリの表示時間帯内に、リソース受け取りアセンブリに対するインタラクティブページ上のトリガ回数を統計するようにさらに構成されてもよい。次に、表示ユニット1020は、リソース受け取りアセンブリの提示をキャンセルし、且つ表示時間帯内にリソース受け取りアセンブリに対するトリガ操作が検出されなかった場合、未取得リソースメッセージを表示することができる。未取得リソースメッセージは、未取得リソースを提示するために用いられる。
【0070】
一実現形態として、表示ユニット1020は、表示パネルとして実施されてもよく、選択的に、表示パネルは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオードディスプレイ(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオードOLED)等の形態であってもよい。表示ユニット1020は、ユーザによって入力された情報、又はユーザに提供される情報、及び図形、テキスト、アイコン、ビデオとそれらの任意の組み合わせで構成されてもよい様々な図形ユーザインターフェースを表示するために用いることができる。
【0071】
一実現形態として、検出ユニット1030は、タッチ表面又は他の入力インターフェースとして実施されてもよい。タッチ表面は、タッチスクリーン又はタッチパネルと呼ばれてもよく、その上又は付近でのユーザのタッチ操作、例えばユーザが指、タッチペン等の任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチ表面上又はタッチ表面の付近で行う操作を収集し、且つ予め設定されるプログラムに基づいて相応な機能ユニットを駆動するために用いられる。選択的に、タッチ表面は、タッチ検出装置とタッチコントローラの2つの部分を含んでもよい。ここで、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置上からタッチ情報を受信し、且つそれを接点座標に変換し、そして接点座標を例えば処理ユニットに伝送し、且つ処理ユニットによって送信される指令を受信して実行することができる。なお、抵抗式、電気容量性、赤外線及び表面弾性波等の複数の種類を採用してタッチ表面を実現することができる。タッチ表面のほか、検出ユニット1030は、他の入力インターフェースをさらに含んでもよい。具体的には、他の入力インターフェースは、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウスなどのうちの一つ又は複数を含んでもよい。
【0072】
検出ユニット1030のタッチ表面は、上記表示パネルを覆うことができ、タッチ表面は、その上又は付近でのタッチ操作を検出した後、例えば処理ユニットに伝送してタッチイベントのタイプを決定することができ、その後に処理ユニットは、タッチイベントのタイプに基づいて表示パネル上に相応する視覚出力を提供することができる。
【0073】
一実現形態として、上記処理ユニットは、端末機器のロジック演算センターとして実施することができ、様々なインターフェースと配線リンク機器の各機能ユニットを利用し、メモリ内に記憶されるソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動又は実行し、及びメモリ内に記憶されるデータを呼び出すことによって、様々な機能と処理データを実行する。選択的に、処理ユニットは、1つ又は複数の処理コアとして実現されることができる。例えば、処理ユニットは、アプリケーションプロセッサと変調復調プロセッサを集積することができ、ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースとアプリケーションプログラム等を処理し、変調復調プロセッサは、主に無線通信を処理する。理解できるように、上記変調復調プロセッサは、処理ユニットの中に集積されなくてもよい。
【0074】
なお、本開示の実施例によるインタラクティブ装置は、リソースに基づくインタラクティブを行うプロセスにおいて、上記各機能ユニットの区分のみを例示して説明し、実際の応用において、必要に応じて上記機能ユニットを異なるモジュールによって完了することができ、例えば、端末機器の内部構造を異なるユニットに区分し、以上に記述されている全部又は一部のステップを完了する。また、上記実施例によるインタラクティブ装置は、本開示によるリソースインタラクティブ方法のステップを実現することができ、その具体的な実現プロセスは、上文に記述されている方法の実施例を参照し、ここで繰り返して記述しない。
【0075】
本開示のまた別の態様によると、コンピュータ機器をさらに提供し、
図9は、本開示の実施例によるコンピュータ機器の概略的ブロック図を示す。
【0076】
図9に示すように、コンピュータ機器2000は、プロセッサ2010と、コンピュータプログラム(プログラムコマンド、コード等)が記憶されるメモリ2020とを含んでもよい。プロセッサ2010は、上記したリソースインタラクティブ方法のステップを実現するように、該コンピュータプログラムを実行することができる。例えば、コンピュータ機器2000は、ユーザがその上にアカウントにログインする端末機器であってもよい。
【0077】
少なくとも1つの例において、プロセッサ2010は、メモリ2020に記憶されるコンピュータプログラムに基づいて様々な動作と処理を実行することができる。例えば、プロセッサ2010は、集積回路チップであってもよく、信号の処理能力を有する。上記プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定の用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアアセンブリであってもよい。本開示の実施例において記述されている様々な方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサは、任意の通常のプロセッサ等であってもよく、X86アーキティクチャ又はARMアーキティクチャ等であってもよい。
【0078】
メモリ2020の中にコンピュータ実行可能なコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサ2010によって実行される時、本開示の実施例によるリソースインタラクティブ方法を実現させることができる。メモリ2020は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)であってもよい。例示的であるが、限定的ではない説明により、多くの形式のRAMが使用可能であり、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM)、及びダイレクトランバスランダムアクセスメモリ(DR RAM)である。なお、本明細書に記述されたメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないことを意図する。
【0079】
本開示の他の実施例によると、コンピュータ機器2000は、コンピュータのオペレータなどに対する可視化を実現するように、ディスプレイ(図示せず)をさらに含んでもよい。例えば、ディスプレイ上に上記インタラクティブ方法を実現するプロセスにおけるインタラクティブ内容、コントロール及びデータ処理結果等の情報を表示してもよく、又は、該コンピュータプログラムを表示してもよく、ここで制限しない。なお、該コンピュータ機器2000は、コンピュータとオペレータ、他の機器の間の情報相互作用を実現するための相互作用インターフェース、入力機器、通信ユニット等の必要なアセンブリをさらに含んでもよく、例えば、オペレータは、該入力機器によって該コンピュータプログラム等を修正することができる。
【0080】
例示的な実施形態として、本開示による装置1000又はコンピュータ機器2000は、
図10に示されるコンピューティング機器として実施されてもよい。
【0081】
図10は、本開示の実施例による例示的なコンピューティング機器のアーキティクチャ概略図を示す。コンピューティング機器3000は、バス3010、1つ又は複数のCPU 3020、リードオンリーメモリ(ROM)3030、ランダムアクセスメモリ(RAM)3040、ネットワークに接続される通信ポート3050、入力/出力アセンブリ3060、ハードディスク3070等を含んでもよい。コンピューティング機器3000における記憶機器、例えばROM 3030又はハードディスク3070は、本開示によるリソースインタラクティブ方法の処理及び/又は通信に係る様々なデータ又はファイル、及びCPUによって実行されるコンピュータプログラムを記憶することができる。コンピューティング機器3000は、ユーザインターフェース3080をさらに含んでもよく、例えば、ユーザインターフェースは、受信されるインタラクティブ内容及びインタラクティブコントロールを表示するために用いることができ、またその上のタッチデバイスによってユーザ操作を受信することができる。無論、
図10に示されるアーキティクチャは、例示的なものに過ぎず、異なる機器を実現する場合、実際の必要に応じて、
図10に示されるコンピューティング機器のうちの1つ又は複数のアセンブリを省略することができ、又は
図10に示されるコンピューティング機器を基礎として必要なアセンブリを増加させ、ここで制限しない。
【0082】
本開示のまた別の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、
図11は、本開示によるコンピュータ可読記憶媒体の概略的ブロック図を示す。
【0083】
図11に示すように、コンピュータ可読記憶媒体4000上にコンピュータプログラム4010が記憶されており、ここで、該コンピュータプログラム4010がプロセッサによって実行されるときに上記したリソースインタラクティブ方法のステップを実現させる。少なくとも1つの例において、コンピュータ可読記憶媒体4000は、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリを含むが、それらに限らない。揮発性メモリは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び/又は高速キャッシュメモリ(cache)等を含んでもよい。不揮発性メモリは、例えば、リードオンリーメモリ(ROM)、ハードディスク、フラッシュメモリ等を含んでもよい。例えば、コンピュータ可読記憶媒体4000は、コンピュータ等のコンピューティング機器(例えば、
図10に示される)に接続することができる。次に、コンピューティング機器は、該コンピュータ可読記憶媒体4000上に記憶されるコンピュータプログラム4010を実行する場合、本開示によるインタラクティブ方法を行うことができる。
【0084】
本開示のまた別の態様によると、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。少なくとも1つの例において、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上記したリソースインタラクティブ方法のステップを実現させることができる。
【0085】
本開示の実施例によるリソースインタラクティブ方法及び装置、コンピュータ機器、可読記憶媒体を利用し、リソース取得プロセスにおいて、設定されたインタラクティブビデオによってユーザとの間のインタラクティブ効果を増加させ、すなわち、ページ内に表示されるビデオは、行われるリソース取得プロセスに関連し、且つ、表示されるビデオの内容は、ユーザの操作に関連し、異なる操作結果は、内容が異なるインタラクティブビデオを表示し、それは、ユーザのトリガ操作に基づいて相応的にインタラクティブビデオの提示を行うことができ、すなわち、取得リソースプロセスにおいて提示されるビデオは、ユーザのトリガ操作に関連し、例えば、異なる操作結果に対して異なるビデオデータを表示し、リソース取得と表示インタラクティブとの結合を実現することにより、ユーザの参加感を向上させるとともに娯楽性、吸引力を向上させる。なお、表示されるビデオ内容は、さらにユーザ属性情報に関連し、このようなリソースインタラクティブ方式は、ユーザの間の属性の違いを際立たせ、ユーザとの距離感を縮めることができ、リソースの魅力だけでなく、興味のあるビデオ内容のためにリソース取得活動に参加することをユーザに促すことができる。
【0086】
当業者であれば理解できるように、本開示で開示された内容は、様々な変形と改良が可能である。例えば、上述した様々な機器又はアセンブリは、ハードウェアによって実現されてもよく、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれら3つのうちのいくつか又はすべての組み合わせによって実現されてもよい。
【0087】
さらに、本開示は、本開示の実施例によるシステム内のいくつかのユニットを様々に参照しているが、任意の数の異なるユニットが使用され、クライアント及び/又はサーバ上で実行することができる。ユニットは、単に例示的なものであり、システムと方法の異なる態様は、異なるユニットを使用することができる。
【0088】
本開示は、フローチャートを用いて本開示の実施例による方法のステップを説明する。なお、前又は後ろのステップは、必ずしも順序に従って正確に行われるとは限らない。逆に、様々なステップを逆の順序で、又は同時に処理してもよい。また、他の操作をこれらのプロセスに添加してもよい。
【0089】
当業者は、上記方法における全部又は一部のステップが、リードオンリーメモリ、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータ可読記憶媒体に記憶できるコンピュータプログラムによって関連するハードウェアに指示することによって完了できることを理解することができる。選択的に、上記実施例の全部又は一部のステップは、1つ又は複数の集積回路を用いて実現することができる。それに応じて、上記実施例における各モジュール/ユニットは、ハードウェアの形態を採用して実現してもよく、ソフトウェア機能モジュールの形態を採用して実現してもよい。本開示は、任意の特定の形態のハードウェアとソフトウェアとの結合に制限されない。
【0090】
特に定義されていない限り、本明細書で使用される全ての用語は、当業者によって共通して理解されるのと同じ意味を有する。なお、通常の辞書で定義されているような用語は、本明細書で明示的に定義されていない限り、理想化された又は極端に形式化された意味で解釈されることなく、関連技術のコンテキストにおけるそれらの意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきである。
【0091】
以上は、本開示に対する説明であり、それを制限するものとみなされるべきではない。本開示のいくつかの例示的な実施例を記述しているが、当業者は、本開示の新規な教示および利点から逸脱することなく、例示的な実施例に多くの修正を行うことができることを容易に理解する。そのため、これらすべての修正は、特許請求の範囲によって限定される本開示の範囲内に含まれることを意図している。なお、上記は、本開示に対する説明であり、開示された特定の実施例に限定されるものとみなされるべきではなく、開示された実施例及び他の実施例への修正意図は、特許請求の範囲の範囲内に含まれる。
【0092】
以上に記載されているものは、本開示の例示的な実施形態に過ぎず、本開示の保護範囲を制限するためのものではなく、本開示の保護範囲は、添付される請求項によって決定される。