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特許7601481情報処理の方法、装置、端末及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-09
(45)【発行日】2024-12-17
(54)【発明の名称】情報処理の方法、装置、端末及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20241210BHJP
   G06F 16/33 20190101ALI20241210BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20241210BHJP
【FI】
H04M1/00 R
G06F16/33
G06F3/04842
【請求項の数】 24
(21)【出願番号】P 2023561132
(86)(22)【出願日】2022-04-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-27
(86)【国際出願番号】 CN2022085393
(87)【国際公開番号】W WO2022214003
(87)【国際公開日】2022-10-13
【審査請求日】2023-10-04
(31)【優先権主張番号】202110369365.1
(32)【優先日】2021-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202110368385.7
(32)【優先日】2021-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】文 吉
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ 文海
(72)【発明者】
【氏名】曾 方▲園▼
(72)【発明者】
【氏名】黄 朝林
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲楓▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ ▲東▼学
(72)【発明者】
【氏名】井 玉欣
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲瀟▼
(72)【発明者】
【氏名】王 成昊
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ ▲樹▼▲偉▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲鴻▼▲運▼
(72)【発明者】
【氏名】王 晨光
(72)【発明者】
【氏名】史 ▲興▼
(72)【発明者】
【氏名】范 星光
【審査官】山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2020/233444(WO,A1)
【文献】特開2008-237846(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/01
3/048-3/04895
16/00-16/958
H04M1/00
1/24-1/82
99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、
前記目標実体語情報を表示するステップと、を備え、
前記目標実体語情報は、前記目標実体語の意味を含む第1情報と、前記目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含む、情報処理の方法。
【請求項2】
前記通信グループの通信標識に対する第2操作イベントに応答して、現在のユーザと前記通信グループとの帰属関係に基づいて、前記通信グループに参加又は進入するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記通信グループの通信標識に対する第2操作イベントに応答して、現在のユーザと前記通信グループとの帰属関係に基づいて、前記通信グループに参加又は進入するステップは、
前記通信グループの通信標識に対する操作に応答して、現在のユーザと前記通信グループとの帰属関係を特定するステップと、
前記帰属関係に基づいて、前記帰属関係に対応する前記通信グループの操作選択肢を表示するステップと、
前記操作選択肢に対する操作に応答して、前記通信グループに参加又は進入するステップと、を備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記帰属関係に基づいて、前記帰属関係に対応する前記通信グループの操作選択肢を表示するステップは、
前記現在のユーザが前記通信グループに所属する場合、前記通信グループに進入する選択肢を表示するステップ、或いは、
前記現在のユーザが前記通信グループに所属しない場合、前記通信グループに参加する選択肢を表示するステップ、を備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、
通信メッセージ又はドキュメントコンテンツにおける略語又は代名詞に対する第1操作イベントに応答して、前記略語の全称又は前記代名詞の正式名称を取得するステップを備え、
前記目標実体語は、前記略語又は前記代名詞を含み、前記第1情報は、前記略語の全称又は前記代名詞の正式名称を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、
前記表示コンテンツ内の実体語を識別して、前記表示コンテンツにおいて前記表示コンテンツのうち前記実体語以外のコンテンツの表示態様と異なる第1の態様で前記実体語を表示するステップと、
いずれかの前記実体語に対するトリガ操作に応答して、トリガされた実体語を前記目標実体語として決定し、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップ、或いは、
前記表示コンテンツのうち少なくとも一部のコンテンツに対する選択操作に応答して目標操作子を表示し、前記目標操作子に対するトリガ操作に応答して、選択されたコンテンツを前記目標実体語として決定し、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップ、或いは、
第1入力ボックス内の前記目標実体語に対する入力操作に応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の態様の表示色、表示輝度、表示フォント及び表示文字サイズの少なくとも1つは、前記表示コンテンツのうち前記実体語以外のコンテンツの態様と異なる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記目標実体語情報がない場合、第1所定情報を有する第1ビューを表示するステップ、又は、
前記目標実体語情報を取得しなかった場合、第2所定情報を有する第1ビューを表示するステップをさらに備え、
前記第1所定情報と前記第2所定情報とは異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記目標実体語情報を取得しなかった場合、前記第1ビューに前記第2所定情報が表示された後に前記目標実体語情報を取得するための取得標識がさらに表示される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記目標実体語に関連する前記目標実体語情報を表示するステップは、
前記表示コンテンツの上層に、前記目標実体語情報が表示される第1ビューを表示するステップを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第1ビューは、前記目標実体語の関連領域に表示される、或いは、
前記第1ビューは、表示画面の所定領域に表示される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1ビューには、関連するデータを表示するためのデータ表示領域を少なくとも1つ有する所定のデータ構造を有し、
前記目標実体語情報内のデータは、テータタイプに応じて前記所定のデータ構造に表示される、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記目標実体語情報は、前記目標実体語の名称、前記目標実体語の全称、前記目標実体語に関連する電子ドキュメントのドキュメント標識、前記目標実体語に関連するページのリンク標識、実体語情報編集標識、評価標識、遷移標識、フィードバック標識、及び情報由来標識のうち少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記ドキュメント標識は、トリガされた後に前記目標実体語に関連する電子ドキュメントを表示するためのものであるか、或いは、
前記リンク標識は、トリガされた後に前記目標実体語に関連するページを開くためのものであるか、或いは、
前記実体語情報編集標識は、トリガされた後に実体語情報編集ビューを表示するためのものであるか、或いは、
前記評価標識は、トリガされた後に実体語情報に対する評価を表示するためのものであるか、或いは、
前記遷移標識は、トリガされた後にサーバにおける実体語情報の詳細ページを開くためのものである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記連絡先の通信標識がトリガされた後に、前記連絡先の人員情報及び/又はメッセージ入力領域を表示し、
前記メッセージ入力領域は通信メッセージを入力するためのものであり、前記メッセージ入力領域に入力された通信メッセージは、前記連絡先へ送信可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記目標実体語情報を表示するステップは、
前記目標実体語情報の数を特定するステップと、
前記目標実体語情報の数が1つである場合、第1ビューの第1位置に前記目標実体語情報を表示するステップと、
前記目標実体語情報の数が2つ以上である場合、2つ以上の前記目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定し、第1ビューの第1位置に前記表示待機実体語情報を表示して、前記第1ビューの第2位置にその他の目標実体語情報を表示する、又は前記第2位置にその他の目標実体語情報のサムネイル情報を表示するステップと、を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
2つ以上の前記目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定するステップは、
各前記目標実体語情報の評価を取得して、評価が最良である前記目標実体語情報を前記表示待機実体語情報として決定するステップ、或いは、
現在のユーザのユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記目標実体語情報と前記現在のユーザとの関連度を特定し、関連度がもっとも高い前記目標実体語情報を前記表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
評価が最良である前記目標実体語情報を前記表示待機実体語情報として決定するステップは、
評価が同じである目標実体語情報が存在する場合、目標実体語情報の情報存在度を取得して、情報存在度がもっとも高い前記目標実体語情報を前記表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
いずれかの前記目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、前記サムネイル情報に対応する前記目標実体語情報の全ての情報を表示するか、或いは、
いずれかの前記目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、前記サムネイル情報に対応する前記目標実体語情報のサーバにおける詳細ページを開く、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記目標実体語に対する検索結果を取得して、第2ビューに前記検索結果を表示するステップ、をさらに備え、
前記目標実体語情報は第1ビューに表示され、前記第1ビューと前記第2ビューは、同じ表示画面において互いに独立して表示される、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記目標実体語に対する検索結果を取得するステップは、
前記目標実体語を含むユーザデータを取得するよう、現在のユーザのユーザデータにおいて検索するステップ、を備え、
現在のユーザのユーザデータは、通信メッセージ、連絡先、アプリケーション、メール、日程及びドキュメントの少なくとも1つを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得する取得ユニットと、
前記目標実体語情報を表示する表示ユニットと、を備え、
前記目標実体語情報は、前記目標実体語の意味を含む第1情報と、前記目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含む、
情報処理の装置。
【請求項23】
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記少なくとも1つのメモリは、プログラムコードを記憶し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して請求項1~21のいずれか一項に記載の方法を実行する、端末。
【請求項24】
請求項1~21のいずれか一項に記載の方法を実行するためのプログラムコードを記憶する、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、出願番号202110369365.1であり、出願日が2021年04月06日であり、名称が「情報処理の方法、装置、端末及び記憶媒体」である中国特許出願と、出願番号202110368385.7であり、出願日が2021年04月06日であり、名称が「情報処理の方法、装置、端末及び記憶媒体」である中国特許出願とに基づいて提出し、上記二つの中国特許出願の優先権を要求し、上記二つの中国特許出願の内容の全てがここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示はコンピュータ技術分野に関し、具体的には、情報処理の方法、装置、端末及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ユーザは、仕事のコミュニケーションにおいて様々な略語、略称、専門用語などの実体語を頻繁に使うことが多い。新しく参加するメンバーやその他の分野の関係者にとって、コミュニケーションを行う際にこのような実体語にあって、このような単語の意味が分からない場合、検索という方式によりこのような実体語の意味を了解することが一般的である。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、情報処理の方法、装置、端末及び記憶媒体を提供する。
本開示は、以下の技術案を採用する。
【0005】
ある実施例では、本開示は情報処理の方法を提供する。当該方法は、
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、
前記目標実体語情報を表示するステップと、を備え、
前記目標実体語情報は、前記目標実体語の意味を含む第1情報と、前記目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含む。
【0006】
ある実施例では、本開示は情報処理の装置を提供する。当該装置は、
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、前記目標実体語に関連する目標実体語情報を取得する取得ユニットと、
前記目標実体語情報を表示する表示ユニットと、を備え、
前記目標実体語情報は、前記目標実体語の意味を含む第1情報と、前記目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含み、
表示ユニットは、前記通信標識に対する第2操作イベントに応答して、前記通信グループに参加又は進入するためにも用いられる。
【0007】
ある実施例では、本開示は端末を提供する。当該端末は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
メモリは、プログラムコードを記憶し、プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して上述の方法を実行する。
【0008】
ある実施例では、本開示は記憶媒体を提供する。当該記憶媒体は、上述の方法を実行するためのプログラムコードを記憶する。
【0009】
本開示の実施例が提供する情報処理方法によれば、目標実体語の意味が表示され、ユーザが目標実体語の意味を知らない場合、ユーザに目標実体語の意味を知るようにすることができ、目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識がさらに表示され、ユーザは目標実体語と関連するグループ又は連絡先を迅速に検索して参加することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面を結合するとともに、以下の発明を実施するための形態を参照して、本開示の各実施例の上記内容及び他の特徴、利点がより明確になる。図面において、同一又は類似の符号は、同一又は類似の要素を示す。図面は模式的なものであり、部件と要素は必ずしも比例的に描かれていないことは、理解されるものである。
【0011】
図1】本開示の実施例に係る情報処理の方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例に係る実体語情報の表示の模式図である。
図3】本開示の実施例に係る情報処理の方法の模式図である。
図4】本開示の実施例に係る情報処理の方法の模式図である。
図5】本開示の実施例に係る情報処理の方法の模式図である。
図6】本開示の実施例に係るある検索結果および目標実体語情報の表示の模式図である。
図7】本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳しく説明する。図面には本開示のある実施例が示されているが、本開示は様々な形態で実現することができ、ここで説明する実施例に限定されるものと解釈するものではなく、これらの実施例を提供するのは本開示をより明確に、完全に理解するためであることは、理解されるところである。本開示の図面及び実施例は例示するためのものに過ぎず、本開示の特許請求の範囲を限定するものではないことは、理解されるところである。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載されるそれぞれのステップは、異なる順番で実行する、及び/又は並行に実行することができることは、理解されるところである。さらに、方法の実施形態は、附加のステップ及び/又は省略的に示すステップを含んでもよい。本開示の範囲はこの点において限定しない。
【0014】
明細書において、用語「備える」とその変形は、開放的であり、すなわち、「備えるが、これに限らない」である。用語「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「ある実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「他の実施例」は、「少なくとも1つの他の実施例」を表す。用語「これらの実施例」は、「少なくともこれらの実施例」を表す。他の用語に関する定義は、以下の記載で説明する。
【0015】
本開示に言及する「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順番或いは依存関係を限定するものではないことを注意されたい。
【0016】
本開示に言及する「1つ」とは、制限的なものではなくて模式的なものであることを注意されたい。前後に特に明示しない限り、「1つ又は複数の」と理解すべきであることは、当業者に理解されるところである。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りされるメッセージ又は情報の名称は、説明の目的のみであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するものではない。
【0018】
以下では、図面を参照して、本出願の実施例が提供する発明について詳しく説明する。
【0019】
ユーザの仕事のコミュニケーションでは、略語、略称、代名称などの実体語を利用して各プロジェクト、製品、フローなどを表すことが多い。しかし、新しく参加するメンバーにとって、このような単語の意味が分からないことがあり、検索という方式によりこのような単語の意味を検索することが一般的であるが、この方式は効率が低く、ユーザが意味を知ったとしても、当該実体語を利用するその他の関連する業務の有無を知らない。当該実体語を利用する関連業務に迅速に位置決めることができないことにより、ユーザが今後当該実体語に遭った場合、繰り返し検索する必要があり、不便になる。
【0020】
本開示の実施例により情報処理の方法が提供されている。図1に示すように、図1は本開示の実施例に係る情報処理の方法のフローチャートであり、以下のようなステップS11~S12を備える。本開示の実施例により提出される方法は、携帯電話やコンピュータのような端末に使用されることができ、インスタント通信のような端末におけるあるソフトウェアに使用されることができる。
【0021】
S11:表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得する。
【0022】
ある実施例では、表示コンテンツは表示画面に表示され、テキスト情報であってもよく、テキスト情報が表示されたイメージ情報であってもよく、例えば、インスタント通信メッセージ、タスク情報、項目情報などであってもよい。目標実体語は、表示コンテンツ内の1つ又は複数の実体語である。実体語は略語、略記、見慣れない連語、カスタマイズの単語などであってもよい。ユーザは、第1操作イベントを実行することで表示コンテンツ内の目標実体語を指定することができる。第1操作イベントは、例えば、クリック操作であってもよい。なお、第1操作イベントは、1つ又は複数の操作を含んでもよく、複数の操作ステップを実行することで第1操作イベントを完成してもよく、1つの操作を実行することに限らない。目標実体語情報は、第1情報と第2情報とを含む。第1情報は目標実体語の意味を含み、例えば、目標実体語が略語である場合、目標実体語の意味は目標実体語の全称、意味説明などであってもよい。また、第2情報は、目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む。通信グループはインスタント通信ソフトウェアにおけるグループであってもよい。通信グループの通信標識は、例えば、通信グループのグループ名称又はアイコンの1つや2つであってもよい。通信グループと目標実体語との関連関係は、予め設定されたものであってもよく、実体語の実体語情報を作成するときに通信グループとの関連関係を作成する。その他の実施例では、通信グループと目標実体語との関連関係は、通信グループのタグに基づいて特定されるものである。通信グループはタグを有してもよい。目標実体語が特定された後、通信グループのタグを検索して、通信グループが有するタグに目標実体語が含まれる場合、両者に関連関係があると認定する。連絡先は、例えば、目標実体語情報の作成者と、目標実体語との関連関係を有する者とを含んでもよい。目標実体語と連絡先との関連関係は予め作成されたものであってもよく、例えば、目標実体語情報を作成するときに作成された関連関係である。通信標識は文字やアイコンなどであってもよい。
【0023】
S12:目標実体語情報を表示する。
【0024】
ある実施例では、目標実体語情報を表示するとき、追加で1つの表示ウィンドを開いて表示する。その他の実施例では、表示コンテンツにおいて目標実体語情報を表示する。例えば、目標実体語の後に括弧を追加して、括弧の中に目標実体語情報を表示してもよい。フローティングウインドウを表示して、フローティングウインドウの中で目標実体語情報を表示してもよい。フローティングウインドウの位置は調整することができ、すなわち、ユーザは必要に応じてフローティングウインドウの位置を変えることができる。
【0025】
本開示のある実施例では、本開示が提出した方法は、インスタント通信分野に利用され、表示コンテンツはインスタント通信メッセージであってもよい。このとき、ユーザはインスタント通信メッセージに対して第1操作イベントを実行して、インスタント通信メッセージにおける目標実体語の目標実体語情報を検索することができる。目標実体語情報は、インスタント通信メッセージの上方に表示することができる。本開示のその他の実施例では、本開示が提出した方法は、電子ドキュメント分野に利用され、電子ドキュメントはオンラインドキュメントであってもよい。このとき、表示コンテンツは電子ドキュメントにおけるドキュメントコンテンツであってもよい。ユーザは、電子ドキュメントにおける目標実体語に対して第1操作イベントを実行することができ、電子ドキュメントにおいて目標実体語情報を表示することができる。表示された実体語情報に対する第2操作イベントに応答して、対応の操作目標を実行する。好ましくは、実体語情報内の通信グループの通信標識に対する操作に応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係に基づいて、通信グループに参加又は進入する。これにより、オンラインドキュメントからインスタント通信グループへの遷移が実現され、コミュニケーション効率が向上する。
【0026】
ある実施例では、本開示が提出する方法は、検索分野に利用される。表示コンテンツは、いずれかの表示コンテンツであってもよく、例えば、ウェブページコンテンツである。目標実体語は検索される内容であってもよく、目標実体語情報は1つの検索結果であってもよい。
【0027】
以下では、好ましい実施例を例示する。インスタント通信ソフトウェアが本開示の実施例に係る方法を利用することを例として、すなわち、インスタント通信ソフトウェアのサーバには実体語と実体語情報とが記憶されている。ユーザは、インスタント通信の表示画面で通信情報を受信し、通信情報に実体語PRDがある。ユーザは、実体語PRDに対して第1操作イベントを実行することで、サーバから実体語PRD(目標実体語)の実体語情報を取得して表示する。図2に示すように、図2には、実体語PRDの実体語情報が模式的に示されている。図2から分かるように、実体語情報には実体語PRDの意味が表示されている。このように、ユーザは、検索をすることがなく実体語の意味を知ることができる。一方、実体語情報には、実体語PRDと関連関係を有する通信グループの通信標識および連絡先の通信標識が表示されている。図2での通信グループの通信標識は「PRDフィードバックグループ」と「PRD研究開発グループ」であり、図2での連絡先の通信標識は、「張三」、「李四」、「王五」、及び「趙六」を含む。このように、ユーザは、どの通信グループおよび連絡先は目標実体語と関連するかを知ることができ、これらのグループに参加する又はこれらのグルーブ内で通信を行うときに注意を払え、さらに関連の連絡先と連絡する。
【0028】
本開示のある実施例では、ユーザが目標実体語の意味を知るよう目標実体語の意味を表示するとともに、ユーザが目標実体語と関連するグループを迅速に定義しやすいよう、目標実体語との関連関係を有する通信グループを表示する。
【0029】
ある実施例では、1つのプロジェクトは、複数のグループに関連する。ユーザがあるプロジェクトに新しく参加すると、当該プロジェクトの複数のグループに参加する又は複数の連絡先と連絡する必要がある可能性が高い。グループや連絡先が多いため、ユーザは関連のグループや連絡先を迅速に位置付けることが困難であり、プロジェクトのメンバーも全てのグループを覚えることが難しい。本出願が提出した方法を利用すれば、ユーザはプロジェクト内の目標実体語に対して第1操作イベントを実行すると、目標実体語に関連するグループおよび連絡先を迅速に特定することができ、ユーザが関連のグループに参加することや関連の連絡先を検索することが便利になり、仕事の効率及びユーザの利用体験が向上する。
【0030】
本開示のある実施例では、情報処理の方法は、通信グループの通信標識に対する第2操作イベントに応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係に基づいて、通信グループに参加又は進入するステップをさらに備える。ある実施例では、ユーザは通信グループの通信標識に対して操作することで、直接に通信グループに参加又は進入することができ、通信グループの名称に基づいて通信グループの検索を再び行う必要がない。通信グループに参加するとは、通信グループのメンバーになることである。通信グループに進入するとは、通信グループのメンバーとなった上でグループに、例えば、グループのチャット画面に入ることである。
【0031】
本開示のある実施例では、情報処理の方法は、通信グループの通信標識に対する操作に応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係を特定するステップと、帰属関係に基づいて、帰属関係に対応する通信グループの操作選択肢を表示するステップと、操作選択肢に対する操作に応答して、通信グループに参加又は進入するステップと、を備える。
【0032】
ある実施例では、通信グループの通信標識は、例えば、グループアバター又は負ループ名であってもよい。図2を参照して、図2におけるグループチャットの「PRDフィードバックグループ」と「PRD研究開発グループ」は、通信グループのグループ名である。さらに、対応のグループアイコンを表示してもよい。通信標識に対する操作は、例えば、通信標識をクリックする操作であってもよい。通信グループの通信標識が操作された後、現在のユーザと通信グループとの帰属関係を取得する。帰属関係は、現在のユーザは、操作された通信標識に対応する通信グループに所属するかを表す。そして、操作選択肢を表示する。帰属関係は操作選択肢と対応関係があり、異なる帰属関係は異なる操作選択肢に対応する。操作選択肢によって、通信グループに参加又は進入することができる。通信グループに参加するとは、通信グループのメンバーになることであってもよい。通信グループに進入するとは、通信グループのメンバーとなった上で通信グループの画面に入ることであってもよい。本開示のある実施例では、目標実体語情報における通信標識に対して直接に操作することで、通信グループに参加又は進入することができる。このように、ユーザはグループを検索することなく、通信グループに参加又は進入し、ユーザの操作ステップを減らした。
【0033】
本開示のある実施例では、帰属関係に基づいて、帰属関係に対応する通信グループの操作選択肢を表示するステップは、現在のユーザが通信グループに所属する場合、通信グループに進入する選択肢を表示するステップ、或いは、現在のユーザが通信グループに所属しない場合、通信グループに参加する選択肢を表示するステップ、を備える。
【0034】
ある実施例では、現在のユーザが既に通信グループに参加した場合、先に通信グループに参加する必要がない。ユーザが通信グループに参加しなかった場合、先に通信グループに参加する必要がある。よって、帰属関係が異なる場合、表示される選択肢が異なり、ユーザは、選択肢をトリガすることで通信グループに進入又は参加する。
【0035】
本開示のある実施例では、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、通信メッセージ又はドキュメントコンテンツにおける略語又は代名詞に対する第1操作イベントに応答して、略語の全称又は代名詞の正式名称を取得するステップを備える。目標実体語は、略語又は代名詞を含み、第1情報は、略語の全称又は代名詞の正式名称を含む。
【0036】
ある実施例では、インスタント通信クライアントによって通信するとき、通信メッセージや受信されたドキュメントには略語、代名詞などの実体語を利用してある名称を代替することがある。当該実体語をよく知っているユーザにとっては、コミュニケーションの時間コストを低減することができるが、当該実体語を知らないユーザにとっては、コミュニケーションが困難になる。よって、ある実施例では、目標実体語情報は、略語又は代名詞を含んでもよいが、取得された第1情報には、略語の全称又は代名詞の正式名称を含む。もし略語は現地の文字ではない略語を利用した場合、略語の全称は略語に対応する全称が現地の文字に翻訳された名称をさらに含んでもよい。
【0037】
本開示のある実施例では、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、表示コンテンツにおける実体語を識別して、表示コンテンツにおいて表示コンテンツのうち実体語以外のコンテンツの表示態様と異なる第1の態様で実体語を表示するステップと、いずれかの実体語に対するトリガ操作に応答して、トリガされた実体語が目標実体語であると判定し、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、を備える。
【0038】
ある実施例では、ユーザにパーソナライズの実体語表示態様をカスタマイズすることができる。現在のユーザと実体語の関連関係を特定し、当該関連関係に基づいて、表示コンテンツにおいて当該関連関係に対応する表示態様で実体語を表示する。関連関係は、ユーザが認可した組織関係、サービス時間、業務方向などに基づいてそれぞれ1種類の関連関係を特定し、それぞれの関連関係に対して異なる、同一、又は完全に同一ではない表示態様で表示することができる。
【0039】
ある実施例では、実体語と関連の実体語情報とが記憶されたデータベースを予め作成してもよい。表示コンテンツとデータベースに記憶された実体語とを比較して、表示コンテンツがデータベースに記憶された実体語を有する場合、表示コンテンツにおける実体語を識別する。区別して表示するために、実体語の表示態様を第1態様と変えて、例えば、ハイライトやアンダーラインを付けるなどの方式で実体語を表示してもよい。このように、ユーザは表示態様によって直接にどのコンテンツが実体語であるかを判定することができる。また、実体語がデータベースに記憶されたコンテンツに基づいて決定された場合、実体語には実体語情報があることを保証することができ、実体語情報がないことが現れない。
【0040】
本開示のある実施例では、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、表示コンテンツのうち少なくとも一部のコンテンツに対する選択操作に応答して目標操作子を表示し、目標操作子に対するトリガ操作に応答して、選択されたコンテンツが目標実体語であると判定し、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップを備える。第1の態様の表示色、表示輝度、表示フォント及び表示文字サイズの少なくとも1つは、表示コンテンツのうち実体語以外のコンテンツの態様と異なる。
【0041】
ある実施例は、図3ないし図5を参照する。図3には、実体語PRDが示されている。ユーザは実体語に対して選択操作をした。選択の方式は、マウスをドラッグすることで選択する。図4に示すように、選択した後に目標操作子を表示することができる。目標操作子は、図4に示す「検索」であってもよい。目標操作子をトリガして、図5に示すように、目標実体語に関連する目標実体語情報が表示される。本開示のある実施例では、目標実体語はユーザが選択して生成されたものである。このように、ユーザは自分の需要に応じて目標実体語を決定することができる。そして、目標操作子をトリガした後に目標実体語情報が表示されるため、誤トリガすることが容易ではなく、通常の選択操作を妨害することにならない。
【0042】
本開示のある実施例では、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、第1入力ボックスにおける目標実体語に対する入力操作に応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップを備える。ある実施例は、図6を参照する。図6には、第1入力ボックスが示されている。第1入力ボックスに目標実体語「cos」を入力してから、エンター又は確認ボタンをクリックすることで入力操作を行うことより、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得する。第1入力ボックスはインスタント通信クライアント内部の検索ボックスであってもよく、インスタント通信クライアント内でコンテンツを検索するために用いられる。図6に示すように、インスタント通信クライアント内でコンテンツを検索するとき、インスタント通信クライアント内部で検索を行った検索結果(図6の左側領域)以外に、目標実体語情報も表示されている(図6の右側領域)。
【0043】
本開示のある実施例では、情報処理の方法は、目標実体語情報が空である場合、第1所定情報を有する第1ビューを表示するステップ、又は、目標実体語情報を取得しなかった場合、第2所定情報を有する第1ビューを表示するステップをさらに備え、第1所定情報と第2所定情報とは異なる。
【0044】
ある実施例では、サーバから目標実体語情報を取得することができる。サーバへ目標実体語情報を取得する要求を発信した後、3種の結果があり得る。1つ目は、目標実体語情報の取得に成功したことを表す返答結果を受信したことである。2つ目は、目標実体語に対応する目標実体語情報がないことを表す結果を受信したことである。3つ目は、返答結果を受信しなかった(目標実体語情報を取得できなかった)ことである。もし、返答結果を受信したが、その結果は関連の目標実体語情報がないことを表す場合、ユーザに現在の状態を知らせるよう、第1所定情報を表示する必要がある。第1所定情報は、例えば、「現在、内容がない」であってもよい。所定の時間内で目標実体語情報を受信しなかった場合、第2所定情報を表示する必要がある。第2所定情報は、例えば、「ロードに失敗」であってもよく、ユーザに現在の状態を知らせる。
【0045】
本開示のある実施例では、目標実体語情報を取得しなかった場合、第1ビューに第3操作が実行された後に目標実体語情報を取得するための取得標識がさらに表示される。ある実施例では、ネット通信切れなどの偶発的な要因によって目標実体語情報を取得しなかった可能性がある。よって、目標実体語情報を再び取得するよう、取得標識を提供する。
【0046】
本開示のある実施例では、目標実体語に関連する目標実体語情報を表示するステップは、表示コンテンツの上層に、目標実体語情報が表示される第1ビューを表示するステップ、を備える。
【0047】
ある実施例では、表示コンテンツが位置するビューと異なる第1ビューが作成され、第1ビューに目標実体語情報を表示する。第1ビューは、表示コンテンツの上方にフローティング表示してもよい。ある実施例では、第1ビューのサイズは調整可能であり、その位置も移動可能である。これにより、第1ビューが表示コンテンツを遮蔽することを防止する。好ましくは、第1ビューは表示コンテンツを遮蔽しない。第1ビューを表示する方式で目標実体語情報を表示することは、目標実体語情報と表示コンテンツとの干渉を避けることができる。ある実施例では、第1ビュー以外の領域に対する操作に応答して、第1ビューを閉じるステップをさらに備える。これにより、ユーザの需要に応じて第1ビューを表示したり閉じたりする。
【0048】
本開示のある実施例では、第1ビューは、目標実体語の関連領域に表示される。ある実施例では、目標実体語の関連領域は、目標実体語の附近であってもよい。関連領域は、目標実体語の移動に伴って移動するものであってもよい。例えば、ユーザが画面をスライドする方式で表示コンテンツをスライドする場合、目標実体語の移動に伴い、目標実体語の関連領域も移動する。第1ビューを目標実体語の関連領域に設置する方式により、目標実体語情報を目標実体語の近くにすることができ、ユーザの閲覧が便利になる。さらに、目標実体語情報を閉じない状態で表示コンテンツにおけるその他のコンテンツを閲覧することができる。ある実施例では、第1ビューは半透明の態様で表示されてもよい。これにより、表示コンテンツにおけるその他のコンテンツを遮蔽することを防止することができる。
【0049】
本開示のその他の実施例では、第1ビューは、表示画面の所定領域に表示される。ある実施例では、表示画面の所定領域は、例えば、表示画面の周縁領域であってもよい。1つの所定領域を独立に設置して第1ビューを表示することで、ユーザが目標実体語情報の表示位置を正確に知ることができ、第1ビューを探す必要がない。ある実施例では、所定領域はユーザにより選択されるものであってもよく、サイズや位置を調整することもできる。
【0050】
本開示のある実施例では、第1ビューには、関連タイプのデータを表示するためのデータ表示領域を少なくとも1つ有する所定のデータ構造を有し、目標実体語情報におけるデータは、テータタイプに応じて所定のデータ構造に表示される。ある実施例では、第1ビューは例えばカードであってもよい。第1ビューにおける所定のデータ構造には、1つ又は複数のデータ表示領域が予め設置されており、データ表示領域ごとに表示されるデータのタイプが予め指定されている。このように、目標実体語情報を取得した後、目標実体語情報におけるコンテンツをデータのタイプに応じて対応するデータ表示領域を決定して表示する。例えば、図2を参照する。図2におけるビューの各領域は、表示するデータのテータタイプが予め指定されており、このような方式で目標データ情報の表示が更なる可読性を有し、取得された目標データ情報の表示が不規則であり、ユーザの閲覧が不便になる課題を解決した。
【0051】
本開示のある実施例では、目標実体語情報は、目標実体語の名称、目標実体語の全称、目標実体語に関連する電子ドキュメントのドキュメント標識、目標実体語に関連するページのリンク標識、実体語情報編集標識、評価標識、遷移標識、フィードバック標識、及び情報由来標識のうち少なくとも1つを、さらに含む。ある実施例では、連絡先の通信標識は、実体語情報の作成者の人物標識と、目標実体語と関連関係を有する通信者の人物標識との少なくとも1つを含む。
【0052】
ある実施例では、目標実体語の名称とは、表示コンテンツに表示された目標実体語である。目標実体語の全称は、一般的に実体語の名称より少し長い名称、例えば、略語の全称である。目標実体語と関連関係を有する通信者とは、目標実体語と関連関係を予め設定された人物、例えば、目標実体語の作成者が実体語を作成するときに設定した関連人物である。図2を参照する。図2における「製品」、「設計」の見出し語に記載された「張三」、「李四」、「王五」、「趙六」のいずれも実体語の連絡先の通信標識である。目標実体語に関連する電子ドキュメントは、例えば、目標実体語を紹介するドキュメントなどであってもよい。電子ドキュメントと目標実体語との関連関係は、任意の権限を有するユーザによって設置されたものであってもよい。ある実施例では、ユーザが実体語情報を編集する権限を持つ場合、実体語情報を編集するための編集標識をさらに表示してもよい。ある実施例では、フィードバック標識は、目標実体語に対するフィードバックを提出するためのものである。情報由来標識は、実体語情報の由来を示すためのものであり、由来は例えば、あるデータベース、図書、又はウェブなどであってもよい。
【0053】
ある実施例では、連絡先の通信標識がトリガされた後に、連絡先の人員情報及び/又はメッセージ入力領域を表示する。人員情報は、例えば、人物のプロフィールであってもよい。ある実施例では、メッセージ入力領域は、例えば、1つの入力ボックスであってもよい。メッセージ入力領域は、通信メッセージを入力するためのものであり、メッセージ入力領域に入力された通信メッセージは、連絡先へ送信されることができる。このように、ユーザは、連絡先の通信標識をトリガした後、メッセージ入力領域にメッセージを入力することで、メッセージをトリガされた通信標識に対応する連絡先に直接に送信することができる。連絡先の検索を行うことなく、迅速に連絡先とコミュニケーションすることができる。
【0054】
ある実施例では、ドキュメント標識は、トリガされた後に実体語に関連する電子ドキュメントを表示するためのものである。ブラウザを開く方式で電子ドキュメントを表示してもよく、第1ビュー内で電子ドキュメントを開いてもよい。
【0055】
ある実施例では、リンク標識は、トリガされた後に実体語に関連するページを開くためのものである。ある実施例では、実体語に関連するぺージは、目標実体語情報の情報由来ページを含む。ある実施例では、実体語情報編集標識は、トリガされた後に実体語情報編集ビューを表示するためのものである。実体語情報編集ビューにおいて、実体語情報を編集することができる。
【0056】
ある実施例では、評価標識は、トリガされた後に実体語情報に対する評価を表示するためのものである。ある実施例では、評価標識を設置することで、ユーザによる目標実体語情報へのフィードバックを取得することができ、改善に寄与する。例えば、図6における上向きの指と下向きの指のボタンは評価標識であってもよく、この実体語情報に「いいね」と「よくない」を示す。
【0057】
ある実施例では、遷移標識は、トリガされた後にサーバにおける実体語情報の詳細ページを開くためのものである。ある実施例では、実体語情報のコンテンツが多い可能性があり、完全に表示されることができない。よって、遷移標識を提供し、サーバに記憶された実体語の詳細ページへ遷移することで、ユーザが実体語のコンテンツをより理解しやすくなる。
【0058】
本開示のある実施例では、目標実体語情報を表示するステップは、目標実体語情報の数を特定するステップと、目標実体語情報の数が1つである場合、第1ビューの第1位置に目標実体語情報を表示するステップと、目標実体語情報の数が2つ以上である場合、2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定し、第1ビューの第1位置に前記表示待機実体語情報を表示して、第1ビューの第2位置にその他の目標実体語情報を表示する、又は第2位置にその他の目標実体語情報のサムネイル情報を表示するステップと、を備える。ある実施例では、1つの目標実体語は複数の目標実体語情報に関連することがある。例えば、1つの略語に対応する全称が複数ある。このとき、第1ビューの第1位置に表示する1つの表示待機実体語情報を決定する必要がある。表示待機実体語情報以外の目標実体語情報は第2位置に表示し、サムネイルの形で表示してもよい。第1位置は、第1ビューのうち第2位置よりも目立つ位置であってもよい。例えば、第1位置は、一般的に、第2位置の情報に位置する。第1位置の表示面積は、第2位置の表示面積より広くてもよい。
【0059】
ある実施例では、図6に示すように、COSに関連する2つの目標実体語情報が表示されている。1つの実体語情報は、図6の右側上部に表示された余弦関数の関係情報であり、もう1つは、図2の右側下部に表示されたcosplayの関係情報である。余弦関数に関係情報は表示待機実体語情報であり、cosplayの関係情報はサムネイル情報のみ表示される。
【0060】
本開示のある実施例では、少なくとも2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定するステップは、各目標実体語情報の評価を取得して、評価が最良である目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。ある実施例では、ユーザは、目標実体語情報を評価することができる。評価は、採点方式で統計することができる。例えば、「いいね」と「よくない」の標識を表示して、目標実体語情報に対して「いいね」のボタンが押され場合は、1点プラスして、目標実体語情報に対して「よくない」のボタンが押され場合は、1点マイナスする。このように、時間を経てユーザのフィードバックを収集することで、どの目標実体語情報がユーザに認可されるかが分かる。
【0061】
本開示のある実施例では、少なくとも2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定するステップは、現在のユーザのユーザ情報を取得して、ユーザ情報に基づいて目標実体語情報と現在のユーザとの関連度を特定し、関連度がもっとも高い目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。ある実施例では、目標実体語が複数の関連する目標実体語情報を有する場合、ユーザのユーザ情報を結合して、どちらがユーザの知りたい実体語情報である可能性がもっとも高いと決定する。関連度は、ユーザの職業、年齢などに基づいて計算することができる。例えば、職業ごとに関連及び接近する分野を設定し、ユーザ職業と各分野の関連度を予め設定して、ユーザの職業と実体語の分野に基づいて関連度を決定する。例えば、実体語「AI」は「人工知能」を表してもよいが、あるソフトウェアを表してもよい。ユーザ情報はユーザがアルゴリズムエンジニアであると示す場合、目標実体語情報は人工知能の実体語情報である。
【0062】
本開示のある実施例では、評価が最良である目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップは、評価が同じである目標実体語情報が存在する場合、目標実体語情報の情報存在度を取得して、情報存在度がもっとも高い目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。ある実施例では、評価が同じである目標実体語情報が存在する場合、実体語情報の情報存在度を判定する。情報存在度は、情報量の多さを表すためのものであり、情報存在度が高ければ、含める情報量が多い。例えば、目標実体語情報に含まれる情報の種類数によって情報の存在度を判定することができる。情報の種類は、例えば、実体語全称、実体語意味、実体語由来、実体語関連ドキュメント、実体語関連ページなどを含んでもよい。ユーザにとって目標実体語をできるだけ十分に理解することが望ましいため、情報存在度が高い目標実体語情報を優先に表示する。
【0063】
本開示のある実施例では、いずれかの目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、サムネイル情報に対応する目標実体語情報の全ての情報を表示する、或いは、いずれかの目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、サムネイル情報に対応する目標実体語情報のサーバにおける詳細ページを開く。ある実施例では、サムネイル情報の方式で表示される目標実体語情報は、一部のコンテンツが隠されているため、クリックなどの方式でサムネイル情報をトリガした後に、完全な目標実体語情報を表示してもよく、サーバに記憶された目標実体語と関連する詳細ページへ遷移してもよい。
【0064】
本開示のある実施例では、目標実体語に対する検索結果を取得して、第2ビューに検索結果を表示するステップ、をさらに備え、目標実体語情報は第1ビューに表示され、第1ビューと第2ビューは、同じ表示画面において互いに独立して表示される。ある実施例では、表示画面において第1ビューと第2ビューとを有し、第1ビューと第2ビューはポップアップであってもよく、表示画面における2つの領域であってもよい。ある実施例では、第1ビューと第2ビューは互いに独立して表示される。独立して表示される第1ビューと第2ビューについて、第2ビューにおける表示コンテンツ(検索結果)をページ送りやスクロールする場合、第1ビューにおける表示コンテンツ(目標実体語情報)はそれに伴ってページ送りやスクロールすることはない。同様に、第1ビューにおける表示コンテンツをページ送りやスクロールする場合、第2ビューにおける表示コンテンツはそれに伴ってページ送りやスクロールすることはない。
【0065】
本開示のある実施例では、第2ビューに実体語の検索結果を表示し、第1ビューに目標実体語情報を表示する。このように、ユーザは、どのコンテンツが当該目標実体語に関わるかを知ることができるとともに、目標実体語の意味を知ることができ、目標実体語の意味を照合することで検索結果におけるコンテンツの意味をよりよく理解することができる。これだけでなく、本開示のある実施例では、第1ビューと第2ビューは互いに独立して表示される。このように、ユーザは第2ビューにおける検索結果をスライド、スクロール、べーじ送りするとき、第1ビューでは目標実体語情報の表示を維持することができる。このように、ユーザは、検索結果の各コンテンツを閲覧するとき、第1ビューが目標実体語情報の表示を維持するため、目標実体語と随時照合することで検索結果の意味を理解することができる。第2ビューのスライド、スクロール、ページ送りによって第1ニューにおける実体語情報を閲覧できないとの課題が存在せず、ユーザの利用体験が向上する。
【0066】
本開示のある実施例では、目標実体語に対する検索結果を取得するステップは、目標実体語を含むユーザデータを取得するよう、現在のユーザのユーザデータにおいて検索するステップ、を備え、現在のユーザのユーザデータは、通信メッセージ、連絡先、アプリケーション、メール、日程及びドキュメントの少なくとも1つを含む。
【0067】
ある実施例では、ユーザは、チャットやメールでのやり取り、又はドキュメントを閲覧するなどの場合に意味が分からない実体語に遭うことが多い。ユーザは、インターネット上のどのようなコンテンツが目標実体語と関連することを知る必要がなく、自分と関連するコンテンツにおいてどのようなコンテンツが当該目標実体語を含むかを知る必要がある。よって、本開示のある実施例では、ユーザデータにおいて検索する。ユーザデータは、例えば、ユーザのローカルにあるデータであってもよい。例えば、本開示の実施例の方法がコンピュータやスマートフォンなどの端末に利用される場合、コンピュータのローカルやスマートフォンなどの端末のローカルにあるデータを検索してもよい。本開示の実施例の方法がインスタント通信クライアントに利用される場合、ユーザデータは、ユーザの当該インスタント通信クライアントにあるデータであってもよい。なお、ユーザデータは、ユーザが送信及び入力したデータだけでなく、ユーザが受信したデータも含んでもよい。
【0068】
本開示の実施例が提出した方法をより好適に説明するために、以下では、図6を結合して1つの具体的な実施例を提出する。図6を参照する。図6には、表示画面が模式的に示されている。図6の上部に、検索ボックスがある。ユーザは、検索ボックスに目標実体語「COS」を入力することで検索を行う。図6の下部の左側は第2ビューである。第2ビューには、検索結果が表示され、連絡先、メッセージ、ドキュメント、グループメッセージにおいての検索結果を含む。図6の下部の右側は第1ビューである。第1ビューには、目標実体語「COS」の目標実体語情報が表示されている。本実施例における目標実体語情報には、COSの意味が表示されている。本実施例では、ローカルのユーザデータにおいて目標実体語の検索結果を取得する。目標実体語の目標実体語情報は、サーバから取得して表示されるものであってもよい。このように、ユーザは、知りたい目標実体語情報を知ることができる。さらに、送信又は受信した当該目標実体語に関連するメッセージを迅速に見つけることができ、二次検索をする必要がない。また、ユーザが第2ビューにおける検索結果をスライドするとき、第1ビューに表示されるコンテンツはそれに伴って変わることはない。よって、ユーザが検索結果をスライドしたら、目標実体語情報を閲覧できなくなるという課題が生じることはない。ある実施例では、検索結果におけるいずれかの結果がトリガされた後に、第1ビューにトリガされた結果の原始由来位置が表示される。例えば、図6に示される「メッセージ:cosは何でしょうか」がトリガされた後に、ユーザが関連する上下の文章を閲覧しやすいよう、第1ビューにおいて当該メッセージの原始由来位置、すなわち、当該メッセージがあるチャット画面に遷移する。
【0069】
ある実施例では、図6に示すように、目標実体語「COS」の名称は「COS」のであり、「cosine」が目標実体語の全称であり、解釈が表示するコンテンツが目標実体語の意味である。ある場合では、目標実体語情報は、関連する通信グループをさらに有し、通信グループと目標実体語との関連関係は、実体語情報を作成するときに指定されたものであってもよく、目標通信グループにそれぞれのタグを設定したものであってもよい。タグは、当該目標実体語である場合に両者に関連関係があることを認定することを含む。通信グループのグループ標識は、グループ名称やアイコンであってもよい。ある実施例では、図6に示すように、「cos関数紹介」と「cos関数及びsin関数」とは、目標実体語に関連する電子ドキュメントのドキュメントリンクであり、ドキュメントリンクがトリガされた後に、ユーザが閲覧しやすいよう、対応のドキュメントを開くことができる。あるいは、実施例では、図6における「プラットフォーム入口」は、実体語に関連するページのリンクであり、関連するページを開くためのものである。その他の実施例では、目標実体語情報は、予め設定された通信画面へ遷移するための標識をさらに有し、当該標識がトリガされた後、予め設定された通信画面へ遷移する。予め設定された通信画面は、ヘルプを取得するための通信画面であってもよく、当該実体語を作成した作者の通信画面であってもよい。ある実施例では、目標実体語情報は、目標実体語と関連する様々な情報を有し、ユーザは、第1ビューに表示された実体語情報から自分が知りたい情報を便利に取得して迅速に遷移することができる。ある実施例では、第1ビューにおける目標実体語情報がトリガされたことで、第1ビューに表示されたコンテンツが切りかえられた場合、第2ビューに表示されたコンテンツは変わらないままである。
【0070】
ある実施例では、大文字小文字を区別しない方式で実体語を検索して検索結果と実体語情報を取得する。或いは、大文字小文字を区別する方式で実体語を検索して検索結果と実体語情報を取得する。ある実施例では、実体語には英文字が含まれる可能性があり、実体語は英文の略語であってもよい。英文字を含む実体語を検索する場合、大文字小文字を区別しなくてもよい。例えば、実体語における英文字を全て大文字又は小文字に転換して、データベースにおける英文字も全て大文字又は小文字に転換してもよい。このように、データベースのデータと照合するとき、大文字小文字を考慮する必要がなくなる。その他の実施例では、大文字小文字を区別する方式を利用してもよい。大文字小文字を区別する方式は、検索結果及び実体語情報と、実体語とが完全一致であることを要求する。このとき、大文字小文字を区別する必要があり、大文字小文字を区別するか否かについて選択を行うことができる。例えば、表示画面に選択肢ボックスを提供して、選択肢ボックスがチェックされる場合は大文字小文字を区別するが、そうでない場合は大文字小文字を区別しない。検索するとき、実体語とデータベースにある見出し語、英文名称、中文用語などとを照合することができる。
【0071】
本開示のある実施例では、情報処理の装置をさらに提出している。当該装置は、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得する取得ユニットと、
目標実体語情報を表示する表示ユニットと、を備え、
目標実体語情報は、目標実体語の意味を含む第1情報と、目標実体語との関連関係を有する通信グループまたは連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含む。
【0072】
ある実施例では、通信グループの通信標識に対する第2操作イベントに応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係に基づいて、通信グループに参加または進入するコントロールユニット、をさらに備える。
【0073】
ある実施例では、通信グループの通信標識に対する第2操作イベントに応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係に基づいて、通信グループに参加または進入するステップは、通信グループの通信標識に対する操作に応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係を特定するステップと、帰属関係に基づいて、帰属関係に対応する通信グループの操作選択肢を表示するステップと、操作選択肢に対する操作に応答して、通信グループに参加または進入するステップと、を備える。
【0074】
ある実施例では、帰属関係に基づいて、帰属関係に対応する通信グループの操作選択肢を表示するステップは、現在のユーザが通信グループに所属する場合、通信グループに進入する選択肢を表示するステップ、或いは、現在のユーザが通信グループに所属しない場合、通信グループに参加する選択肢を表示するステップ、を備える。
【0075】
ある実施例では、取得ユニットが表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、通信メッセージまたはドキュメントコンテンツにおける略語または代名詞に対する第1操作イベントに応答して、略語の全称または代名詞の正式名称を取得するステップを備え、目標実体語は、略語または代名詞を含み、第1情報は、略語の全称または代名詞の正式名称を含む。
【0076】
ある実施例では、取得ユニットが表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、表示コンテンツにおける実体語を識別して、表示コンテンツにおいて表示コンテンツのうち実体語以外のコンテンツの表示態様と異なる第1の態様で実体語を表示するステップと、いずれかの実体語に対するトリガ操作に応答して、トリガされた実体語が目標実体語であると判定し、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップ、或いは、表示コンテンツのうち少なくとも一部のコンテンツに対する選択操作に応答して目標操作子を表示し、目標操作子に対するトリガ操作に応答して、選択されたコンテンツが目標実体語であると判定し、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップ、或いは、第1入力ボックスにおける目標実体語に対する入力操作に応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、を備える。
【0077】
ある実施例では、第1の態様の表示色、表示輝度、表示フォント及び表示文字サイズの少なくとも1つは、表示コンテンツのうち実体語以外のコンテンツの態様と異なる。
【0078】
ある実施例では、目標実体語情報が空である場合、第1所定情報を有する第1ビューを表示する、または、目標実体語情報を取得しなかった場合、第2所定情報を有する第1ビューを表示する、第1所定情報と第2所定情報とは異なる。
【0079】
ある実施例では、目標実体語情報を取得しなかった場合、第1ビューに第3操作が実行された後に目標実体語情報を取得するための取得標識がさらに表示される。
【0080】
ある実施例では、表示ユニットが目標実体語に関連する目標実体語情報を表示するステップは、表示コンテンツの上層に、目標実体語情報が表示される第1ビューを表示するステップ、を備える。
【0081】
ある実施例では、第1ビューは、目標実体語の関連領域に表示される、或いは、第1ビューは、表示画面の所定領域に表示される。ある実施例では、第1ビューには、関連タイプのデータを表示するためのデータ表示領域を少なくとも1つ有する所定のデータ構造を有し、目標実体語情報のデータは、テータタイプに応じて所定のデータ構造に表示される。
【0082】
ある実施例では、目標実体語情報は、目標実体語の名称、目標実体語の全称、目標実体語に関連する電子ドキュメントのドキュメント標識、目標実体語に関連するページのリンク標識、実体語情報編集標識、評価標識、遷移標識、フィードバック標識、及び情報由来標識のうち少なくとも1つを、さらに含む。
【0083】
ある実施例では、ドキュメント標識は、トリガされた後に実体語に関連する電子ドキュメントを表示するためのものである、或いは、リンク標識は、トリガされた後に実体語に関連するページを開くためのものである、或いは、実体語情報編集標識は、トリガされた後に実体語情報編集ビューを表示するためのものである、或いは、評価標識は、トリガされた後に実体語情報に対する評価を表示するためのものである、或いは、遷移標識は、トリガされた後にサーバにおける実体語情報の詳細ページを開くためのものである。
【0084】
ある実施例では、連絡先の通信標識がトリガされた後に、連絡先の人員情報及び/またはメッセージ入力領域を表示し、メッセージ入力領域は通信メッセージを入力するためのものであり、メッセージ入力領域に入力された通信メッセージは、連絡先へ送信されることができる。
【0085】
ある実施例では、表示ユニットが目標実体語情報を表示するステップは、目標実体語情報の数を特定するステップと、目標実体語情報の数が1つである場合、第1ビューの第1位置に目標実体語情報を表示するステップと、目標実体語情報の数が2つ以上である場合、2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定し、第1ビューの第1位置に表示待機実体語情報を表示して、第1ビューの第2位置にその他の目標実体語情報を表示する、または第2位置にその他の目標実体語情報のサムネイル情報を表示するステップと、を備える。
【0086】
ある実施例では、表示ユニットが2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定するステップは、各目標実体語情報の評価を取得して、評価が最良である目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、或いは、現在のユーザのユーザ情報を取得して、ユーザ情報に基づいて目標実体語情報と現在のユーザとの関連度を特定し、関連度がもっとも高い目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。
【0087】
ある実施例では、評価が最良である目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップは、評価が同じである目標実体語情報が存在する場合、目標実体語情報の情報存在度を取得して、情報存在度がもっとも高い目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。ある実施例では、いずれかの目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、サムネイル情報に対応する目標実体語情報の全ての情報を表示する、或いは、いずれかの目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、サムネイル情報に対応する目標実体語情報のサーバにおける詳細ページを開く。
【0088】
ある実施例では、取得ユニットは、目標実体語に対する検索結果を取得するためにも利用され、表示ユニットは、第2ビューに検索結果を表示するためにも利用される。目標実体語情報は第1ビューに表示され、第1ビュー記第2ビューは、同じ表示画面において互いに独立して表示される。
【0089】
ある実施例では、取得ユニットが目標実体語に対する検索結果を取得するステップは、目標実体語を含むユーザデータを取得するよう、現在のユーザのユーザデータにおいて検索するステップ、を備え、現在のユーザのユーザデータは、通信メッセージ、連絡先、アプリケーション、メール、日程及びドキュメントの少なくとも1つを含む。
【0090】
装置の実施例は基本的に方法の実施例に対応するため、関連する点については方法の実施例の一部を参照すればよい。以上説明した装置の実施例は例示的なものであり、独立のモジュールとして説明したものは、独立であってもよく、独立ではなくてもよい。実際の需要に応じて、その一部又は全てのモジュールを選択して、本実施の形態の目的を実現することができる。当業者は、創造的な工夫をせずに理解し実施することができる。
【0091】
以上、実施例と適用例に基づいて本開示の方法及び装置を説明した。このほか、本開示は端末及び記憶媒体を提供している。以下では、このような端末及び記憶媒体を説明する。
【0092】
図7を参照する。図7には、本開示の実施例を実施するための電子機器(例えば、端末機器又はサーバ)800の構造模式図が示されている。本開示の実施例に係る端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤ)、車載端末(例えば、車載ナビゲーター端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップパソコンなどの固定端末を含むが、これらに限らない。図に示す電子機器は例示的なものであり、本開示の実施例の機能や利用範囲を何ら制限するものではない。
【0093】
電子機器800は、ROM(リードオンリーメモリ)802に記憶されたプログラム、又は、記憶装置808からRAM(ランダムアクセスメモリ)803にロードされたプログラムに従って様々な適切な動作及び処理を実行可能な処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサなど)801を備えてもよい。RAM803には、電子機器800を操作するための様々なプログラムとデータがさらに記憶されている。処理装置801、ROM802、及びRAM803は、バス804により互いに接続されている。バス804には、さらに、入出力(I/0)インタフェース805も接続されている。
【0094】
I/Oインタフェース805には、一般的に、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置806、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置807、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置808、および通信装置809が接続される。通信装置809は、電子機器800が他の機器と無線又は有線通信を行ってデータをやり取りすることを許可してもよい。図には、様々な装置を有する電子機器800を示したが、示された全ての装置を実施又は備えることが必要ではなく、より多い又はより少ない装置を代わりに実施又は備えてよいことは、理解されるところである。
【0095】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら説明した上記過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることが可能である。例えば、本開示の実施例は、あるコンピュータプログラム製品を含み、コンピュータ読み取り可能な媒体に搭載されたコンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置809を介してネットからダウンロード及びインストールされることができる。或いは、記憶装置808からインストールされる、又は、ROM802からインストールされる。当該コンピュータプログラムは、処理装置801によって実行されるとき、本開示の実施例に係る方法に限定された上述の機能が実行される。
【0096】
なお、本開示に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又は上記双方の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体の情報表示システム、装置又はデバイス、又は上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のさらに具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶するいかなる有形媒体であってもよい。当該プログラムは、指令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されたベースバンド又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されたデータ信号は、多種の形式を用いることができ、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、さらにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外のいかなるコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。当該コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、指令実行情報表示システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、いかなる好適な媒介によって伝送でき、例えば、電線、光テーブル、RF(高周波)、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。
【0097】
ある実施例では、クライアントやサーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などの現在既知の又は将来開発される任意のネットワークプロトコルによって通信することができ、任意の形式や媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信網)と相互接続してもよい。通信ネットワークとしては、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット(Internet)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、adhoc Internet network)、及び任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークが挙げられる。
【0098】
上記コンピュータ読み取り可能な媒介は、上記電子機器に含まれてもよく、独立で存在して当該電子機器に装着されていなくてもよい。
【0099】
上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器に実行されると、当該電子機器が上述の本開示の方法を実行する。
【0100】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせでコーディングされる。前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++等のオブジェクト向けのプログラミング言語を含むが、「C」言語などの従来のプロセス式プログラミング言語又は類似的なプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、ユーザのコンピュータ上で全体的に、ユーザのコンピュータ上で部分的に、スタンドアローン・ソフトウェア・パッケージとして実行されてもよい。ユーザのコンピュータ上で部分的におよび遠隔コンピュータ上で部分的に、又は遠隔コンピュータやサーバで全体的に実行されてもよい。遠隔コンピュータに関する場合、遠隔コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)又はワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続することができ、或いは外部コンピュータ(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを利用してインターネットを通じて)に接続することもできる。
【0101】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の各実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なシステム構成、機能及び操作を示す。この点について、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表し、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、1つ又は複数の所定の論理機能を実現するための実行可能な指令を含む。なお、いくつかの代替の実施の形態において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序を外れて発生することがある。例えば、連続して示された2つのブロックが、実際には、ほぼ同時に実行されてもよいし、時には、その機能に応じて、逆の順番で実行されてもよい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、ブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する、専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよいし、或いは、専用のハードウェアとコンピュータ指令の組み合わせによって実現されてもよい。
【0102】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアによって実現されてもよい。ユニットの名称は、ある場合において、そのユニット自身を限定するものではない。
【0103】
本明細書に説明した上述の機能は、1つ又は複数のハードウェアロジック部品によって少なくとも一部的に実行されてもよい。例えば、使用できる例示的なタイプのハードウェアロジック部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含むが、これらに限らない。
【0104】
本開示の説明において、機械読み取り可能な媒体は、指示実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されることができるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体又はは機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。機械読み取り可能な記憶媒体のさらに具体的な例は、1つ又は複数の線による電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。
【0105】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、
目標実体語情報を表示するステップと、を備え、
目標実体語情報は、目標実体語の意味を含む第1情報と、目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含む。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、通信グループの通信標識に対する第2操作イベントに応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係に基づいて、通信グループに参加又は進入するステップをさらに備える。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、通信グループの通信標識に対する操作に応答して、現在のユーザと通信グループとの帰属関係を特定するステップと、
帰属関係に基づいて、帰属関係に対応する通信グループの操作選択肢を表示するステップと、
操作選択肢に対する操作に応答して、通信グループに参加又は進入するステップと、をさらに備える。
【0108】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、帰属関係に基づいて、帰属関係に対応する通信グループの操作選択肢を表示するステップは、現在のユーザが通信グループに所属する場合、通信グループに進入する選択肢を表示するステップ、或いは、現在のユーザが通信グループに所属しない場合、通信グループに参加する選択肢を表示するステップ、を備える。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、通信メッセージ又はドキュメントコンテンツにおける略語又は代名詞に対する第1操作イベントに応答して、略語の全称又は代名詞の正式名称を取得するステップを備え、目標実体語は、略語又は代名詞を含み、第1情報は、略語の全称又は代名詞の正式名称を含む。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップは、
表示コンテンツにおける実体語を識別して、表示コンテンツにおいて表示コンテンツのうち実体語以外のコンテンツの表示態様と異なる第1の態様で実体語を表示するステップと、いずれかの実体語に対するトリガ操作に応答して、トリガされた実体語が目標実体語であると判定し、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップ、或いは、
表示コンテンツのうち少なくとも一部のコンテンツに対する選択操作に応答して目標操作子を表示し、目標操作子に対するトリガ操作に応答して、選択されたコンテンツが目標実体語であると判定し、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップ、或いは、
第1入力ボックスにおける目標実体語に対する入力操作に応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得するステップと、を備える。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、第1の態様の表示色、表示輝度、表示フォント及び表示文字サイズの少なくとも1つは、表示コンテンツのうち実体語以外のコンテンツの態様と異なる。
【0112】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、目標実体語情報が空である場合、第1所定情報を有する第1ビューを表示するステップ、又は、
目標実体語情報を取得しなかった場合、第2所定情報を有する第1ビューを表示するステップをさらに備え、
第1所定情報と第2所定情報とは異なる。
【0113】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、目標実体語情報を取得しなかった場合、第1ビューに第3操作が実行された後に目標実体語情報を取得するための取得標識がさらに表示される。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、目標実体語に関連する目標実体語情報を表示するステップは、
表示コンテンツの上層に、目標実体語情報が表示される第1ビューを表示するステップ、を備える。
【0115】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、第1ビューは、目標実体語の関連領域に表示される、或いは、第1ビューは、表示画面の所定領域に表示される。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、第1ビューには、関連タイプのデータを表示するためのデータ表示領域を少なくとも1つ有する所定のデータ構造を有し、
目標実体語情報におけるデータは、テータタイプに応じて所定のデータ構造に表示される。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、目標実体語情報は、目標実体語の名称、目標実体語の全称、目標実体語に関連する電子ドキュメントのドキュメント標識、目標実体語に関連するページのリンク標識、実体語情報編集標識、評価標識、遷移標識、フィードバック標識、及び情報由来標識のうち少なくとも1つを、さらに含む。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、ドキュメント標識は、トリガされた後に実体語に関連する電子ドキュメントを表示するためのものである、或いは、
リンク標識は、トリガされた後に実体語に関連するページを開くためのものである、或いは、
実体語情報編集標識は、トリガされた後に実体語情報編集ビューを表示するためのものである、或いは、
評価標識は、トリガされた後に実体語情報に対する評価を表示するためのものである、或いは、
遷移標識は、トリガされた後にサーバにおける実体語情報の詳細ページを開くためのものである。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、連絡先の通信標識がトリガされた後に、連絡先の人員情報及び/又はメッセージ入力領域を表示し、メッセージ入力領域は通信メッセージを入力するためのものであり、メッセージ入力領域に入力された通信メッセージは、連絡先へ送信されることができる。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、目標実体語情報を表示するステップは、目標実体語情報の数を特定するステップと、
目標実体語情報の数が1つである場合、第1ビューの第1位置に目標実体語情報を表示するステップと、
目標実体語情報の数が2つ以上である場合、2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定し、第1ビューの第1位置に表示待機実体語情報を表示して、第1ビューの第2位置にその他の目標実体語情報を表示する、又は第2位置にその他の目標実体語情報のサムネイル情報を表示するステップと、を備える。
【0121】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、2つ以上の目標実体語情報から1つの表示待機実体語情報を決定するステップは、
各目標実体語情報の評価を取得して、評価が最良である目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、或いは、
現在のユーザのユーザ情報を取得して、ユーザ情報に基づいて目標実体語情報と現在のユーザとの関連度を特定し、関連度がもっとも高い目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、評価が最良である目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップは、
評価が同じである目標実体語情報が存在する場合、目標実体語情報の情報存在度を取得して、情報存在度がもっとも高い目標実体語情報を表示待機実体語情報として決定するステップ、を備える。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、いずれかの目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、サムネイル情報に対応する目標実体語情報の全ての情報を表示する、或いは、
いずれかの目標実体語情報のサムネイル情報がトリガされた後に、サムネイル情報に対応する目標実体語情報のサーバにおける詳細ページを開く。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法は、目標実体語に対する検索結果を取得して、第2ビューに検索結果を表示するステップ、をさらに備え、
目標実体語情報は第1ビューに表示され、第1ビューと第2ビューは、同じ表示画面において互いに独立して表示される。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の方法が提供されている。当該方法において、目標実体語に対する検索結果を取得するステップは、目標実体語を含むユーザデータを取得するよう、現在のユーザのユーザデータにおいて検索するステップ、を備え、
現在のユーザのユーザデータは、通信メッセージ、連絡先、アプリケーション、メール、日程及びドキュメントの少なくとも1つを含む。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例により、情報処理の装置が提供されている。当該装置は、
表示コンテンツ内の目標実体語に対する第1操作イベントに応答して、目標実体語に関連する目標実体語情報を取得する取得ユニットと、
目標実体語情報を表示する表示ユニットと、を備え、
目標実体語情報は、目標実体語の意味を含む第1情報と、目標実体語との関連関係を有する通信グループ又は連絡先の通信標識を含む第2情報と、を含む。
【0127】
本開示の1つ又は複数の実施例により、端末が提供されている。当該端末は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
少なくとも1つのメモリは、プログラムコードを記憶し、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して上述のいずれかの方法を実行する。
【0128】
本開示の1つ又は複数の実施例により、記憶媒体が提供されている。記憶媒体は、上述の方法を実行するためのプログラムコードを記憶する。
【0129】
以上の説明は、本開示の好適な実施例及び適用される技術的原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術案に限定されるものではなく、上記開示の思想を逸脱しない範囲において、上記技術的特徴又は同等のものにより任意に組み合わされた他の技術案をも含むことは、当業者に理解されるところである。例えば、上記特徴と、本開示に開示した(これに限らない)類似の機能を有する技術的特徴とを入れ替えてなる技術案が挙げられる。
【0130】
なお、各操作を特定の順番で記載したが、これらの操作を示された特定の順番又は順に実行することを要求するものと理解すべきではない。一定の環境において、マルチタスク及び並列処理は有利である可能性がある。同様に、上記の説明に幾つかの具体的な実現の詳細内容が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。単一の実施例の説明に記載した幾つかの特徴は単一の実施例に組み合わせて実現されてもよい。反対に、単一の実施例の説明に記載した様々な特徴は単一で又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【0131】
構造的特徴及び/又は方法の論理的な動作に特定した言語で本開示を説明したが、特許請求の範囲に限定された内容は、必ずしも上述した特定の特徴や動作に限られるものではないことは、理解されるところである。なお、上述した特定の特徴や動作は、特許請求の範囲を実現するための例示である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7