(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-09
(45)【発行日】2024-12-17
(54)【発明の名称】ページ切替表示方法、装置、記憶媒体及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0484 20220101AFI20241210BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20241210BHJP
G06Q 30/0241 20230101ALN20241210BHJP
G09G 5/00 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/02 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/12 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/14 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/37 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/373 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/377 20060101ALN20241210BHJP
G09G 5/38 20060101ALN20241210BHJP
【FI】
G06F3/0484
G06F3/0482
G06Q30/0241
G09G5/00 510H
G09G5/00 530D
G09G5/00 530M
G09G5/00 530T
G09G5/00 550H
G09G5/02 B
G09G5/12
G09G5/14 A
G09G5/37 110
G09G5/37 320
G09G5/373 300
G09G5/377
G09G5/38 100
(21)【出願番号】P 2023531525
(86)(22)【出願日】2021-11-25
(86)【国際出願番号】 CN2021133053
(87)【国際公開番号】W WO2022111569
(87)【国際公開日】2022-06-02
【審査請求日】2023-07-10
(31)【優先権主張番号】202011345787.7
(32)【優先日】2020-11-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】523037233
【氏名又は名称】北京有竹居▲網▼絡技▲術▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン,ブォ
(72)【発明者】
【氏名】フー,ヂーユェン
【審査官】九鬼 一慶
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2018/0130097(US,A1)
【文献】特開2020-043553(JP,A)
【文献】特開2016-031667(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0484
G06Q 30/0241
G09G 5/00 - 5/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することと、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定することと、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することとを含む、ページ切替表示方法。
【請求項2】
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御することと、
前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域を埋めるように前記第2の表示コンテンツを画面外から移入させるように制御することとを含む、請求項1に記載のページ切替表示方法。
【請求項3】
前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、
前記第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウが前記画面から完全に移出した後、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することを含み、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させるように制御することと、
前記表示対象コンテンツが表示された前記第2の表示ウィンドウを画面外から移入させることとを含む、請求項1に記載のページ切替表示方法。
【請求項4】
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、
前記第1の表示コンテンツを、各々が前記第2の表示ウィンドウに予め設定された表示対象領域を有する複数の表示サブコンテンツに分割するように制御することと、
各前記表示サブコンテンツに対して、該表示サブコンテンツに対応する位置表示パラメータに基づいて、該表示サブコンテンツを対応する前記表示対象領域に移動させて表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツにおいて該表示サブコンテンツに関連する他の表示コンテンツを決定し、前記他の表示コンテンツを前記表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御することとを含む、請求項1に記載のページ切替表示方法。
【請求項5】
前記第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第2の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、前記第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第2の表示ウィンドウを前記第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御することと、
前記第1の表示コンテンツを前記第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを非表示とするように制御することと、
前記第1の表示コンテンツが表示された前記第1の表示ウィンドウを
画面外から移入させるように制御することとをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のページ切替表示方法。
【請求項6】
前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替える過程中に、前記ページ切替表示方法は、
前記第1の表示ウィンドウの背景が透明になるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウの背景が完全に透明になった後、前記第1の表示ウィンドウの透明度を減少させて、透明度が予め設定された閾値である前記第2の表示ウィンドウを得るように制御すること、及び/又は
前記第1の表示ウィンドウが画面の現在コンテンツページの上位層に表示される場合、前記現在コンテンツページの表示色調に応じて、前記第2の表示ウィンドウの背景色を前記現在コンテンツページの表示色調に一致させるように前記第2の表示ウィンドウの背景色を制御することをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のページ切替表示方法。
【請求項7】
前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、
前記第1の表示ウィンドウの高さを画面高さに変化させ、前記第1の表示ウィンドウの幅を画面幅に変化させて、前記第1の表示ウィンドウを全画面表示された第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のページ切替表示方法。
【請求項8】
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御する切替制御モジュールと、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定するコンテンツ決定モジュールと、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御する表示制御モジュールとを含む、ページ切替表示装置。
【請求項9】
処理装置によって実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読媒体。
【請求項10】
コンピュータプログラムが記憶された記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、請求項1~7のいずれか1項に記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実現させる処理装置とを含む、電子機器。
【請求項11】
プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項1~7のいずれか1項に記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
この出願は、出願番号が202011345787.7であり、出願日が2020年11月25日である中国出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の開示内容の全てが参照によって本出願に取り込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、具体的に、ページ切替表示方法、装置、記憶媒体及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術の発展が進んでいるにつれて、端末機器におけるコンテンツの表示形態には、カード形態と、ランディングページ形態とを含む。例えば、オンライン広告の場合、ユーザが端末機器を使用してコンテンツを閲覧する時、ユーザが閲覧したコンテンツに応じてカード形態の広告をプッシュすることができる。ユーザは、カード形態の広告に対応するコンテンツをさらに知りたい場合、該カード形態の広告をタップして、ランディングページ形態の広告にジャンプすることができる。
【発明の概要】
【0004】
この発明の概要は、構想を簡単な形で紹介するために提供され、これら構想は、後の発明を実施するための形態で詳細に記述される。この発明の概要は、保護しようとする技術案のキーポイントとなる特徴又は必須な特徴を標識することを意図するものではなく、保護しようとする技術案の範囲を制限することも意図していない。
【0005】
第1の側面によれば、本開示は、
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することと、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定することと、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することとを含む、ページ切替表示方法を提供する。
【0006】
第2の側面によれば、本開示は、
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御する切替制御モジュールと、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定するコンテンツ決定モジュールと、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御する表示制御モジュールとを含む、ページ切替表示装置を提供する。
【0007】
第3の側面によれば、本開示は、処理装置によって実行されると、第1の側面に記載の方法における1つ又は複数のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読媒体を提供する。
【0008】
第4の側面によれば、本開示は、
コンピュータプログラムが記憶された記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、第1の側面に記載の方法における1つ又は複数のステップを実現させる処理装置とを含む電子機器を提供する。
【0009】
第5の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに第1の側面に記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【0010】
第6の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに第1の側面に記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0011】
本開示の他の特徴及び利点は、後の発明を実施するための形態の部分で詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付図面を結び付けながら、以下の発明を実施するための形態を参照することでより明らかとなる。全ての添付図面において、同一又は類似する要素を同一又は類似する符号で示している。添付図面は概略的なものであり、原本と要素は必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解されたい。添付図面において、
【
図1】カード形態のコンテンツと、ランディングページのコンテンツの概略図である。
【
図2】本開示の例示的な一実施例によるページ切替表示方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の例示的な一実施例によるページ切替表示方法におけるページ切替手順の概略図である。
【
図4】本開示の別の例示的な実施例によるページ切替表示方法におけるページ切替手順の概略図である。
【
図5】本開示の別の例示的な実施例によるページ切替表示方法におけるページ切替手順の概略図である。
【
図6】本開示の別の例示的な実施例によるページ切替表示方法におけるページ切替手順の概略図である。
【
図7】本開示の例示的な一実施例によるページ切替表示装置のブロック図である。
【
図8】本開示の例示的な一実施例による電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に記述する。添付図面においては本開示のいくつかの実施例が示されたが、本開示を各種の形態で実現することができ、ここで記述された実施例に限定されると解釈されるべきではないことを理解されたい。逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供される。本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。
【0014】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0015】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放的な包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0016】
なお、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものだけであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は同士の依存関係を限定するためのものではない。なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」との修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきであることが当業者に自明である。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、あくまでも説明的なものであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0018】
図1を参照して、端末機器におけるコンテンツの表示形態には、カード形態とランディングページ形態とがあり、ユーザは、カード形態のページをタップすることにより、ランディングページ形態のページにジャンプすることができる。しかしながら、関連技術は、通常、カード形態のページとランディングページ形態のページとを2つの独立したページとしたため、カード形態のページからランディングページ形態のページにジャンプする際にページレンダリングをやり直す必要があり、ジャンプ中に白画面が発生する場合があった。また、カード形態のページとランディングページ形態のページとは互いに独立しているため、両ページのデータは共用されない。しかし、実際の応用において、ランディングページ形態のページは、通常、カード形態のページコンテンツを含む。このため、関連技術におけるジャンプ形態では、表示コンテンツの重複取得を招き、ネットワークリソースの浪費を招く。
【0019】
これに鑑みて、本開示は、カード形態のページからランディングページ形態のページにジャンプする過程中に存在する白画面の問題や、表示コンテンツの重複取得によるリソースの浪費の問題を解決するページ切替表示方法、装置、記憶媒体及び電子機器を提供する。
【0020】
図2は、本開示の例示的な一実施例によるページ切替表示方法のフローチャートである。
図2を参照して、該ページ切替表示方法は、以下のようなステップを含む。
【0021】
ステップ201:第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御する。
【0022】
例示的に、表示切替操作は、第1の表示ウィンドウの任意の位置に対するユーザのタップ操作、長押し操作、スライド操作などであってもよく、本開示の実施例はこれについて限定しない。第1の表示ウィンドウは、カード形態のコンテンツを表示するためのウィンドウであってもよく、第2の表示ウィンドウは、ランディングページのコンテンツを表示するためのウィンドウであってもよい。ランディングページのコンテンツは、通常、カード形態のコンテンツよりも豊富であるため、第2の表示ウィンドウのサイズは、第1の表示ウィンドウよりも大きくてもよい。従って、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、例えば、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を同時に同じサイズ増大させるように制御し、又は、第1の表示ウィンドウの高さを第1のサイズ増大させるように制御すると共に、第1の表示ウィンドウの幅を第2のサイズ増大させるように制御することなどであってもよい。本開示の実施例はこれについても限定せず、具体的に実施する際に、異なる応用場面に応じて設定してもよい。
【0023】
可能な形態では、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、第1の表示ウィンドウの高さを画面高さに変化させ、第1の表示ウィンドウの幅を画面幅に変化させて、第1の表示ウィンドウを全画面表示された第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することであってもよい。つまり、第2の表示ウィンドウは全画面表示されて、ランディングページのコンテンツを全画面表示させてもよい。これにより、ユーザは、第1の表示ウィンドウにおけるカード形態のコンテンツに対応するより豊富なコンテンツを詳細に知ることができる。広告をプッシュする場合、より多くの広告コンテンツをユーザにプッシュすることができる。
【0024】
ステップ202:第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、第2の表示ウィンドウに対応し、第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定する。
【0025】
例示的に、第1の表示ウィンドウを表示させる前に、第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツを取得してもよい。例えば、該第1の表示コンテンツは、カード形態の広告コンテンツであってもよい。また、表示コンテンツの重複取得を回避して、ネットワークリソースの浪費を減少させるために、第1の表示コンテンツを取得する時、第2の表示ウィンドウに対応する第2の表示コンテンツを同期して取得するようにしてもよい。例えば、該第2の表示コンテンツは、ランディングページに固有の広告コンテンツであってもよい。第2の表示コンテンツを取得した後、取得した第2の表示コンテンツを端末機器に記憶させてもよい。
【0026】
第1の表示ウィンドウの表示中に、第2の表示コンテンツを非表示とするように制御してもよい。これにより、表示コンテンツの重複取得を回避しつつ、第1の表示ウィンドウの正常な表示を確保することができる。後続のプロセスにおいて、第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作が検出された場合、第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えると同時に、又は切り替えた後、端末機器に記憶されている第2の表示コンテンツを取得し、第1の表示ウィンドウに対応する元の表示コンテンツ(即ち、第1の表示コンテンツ)と合わせて、第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを取得してもよい。
【0027】
ステップ203:表示対象コンテンツを第2の表示ウィンドウに表示させるように制御する。
【0028】
上記のように、ウィンドウのサイズを変化させ、また、表示コンテンツの表示状態を制御することにより、カード形態のコンテンツからランディングページのコンテンツへのジャンププロセスを実現することができる。ここで、第1の表示ウィンドウのサイズを変化させて新たな第2の表示ウィンドウを得て、同一ページ上の表示に属するため、ページレンダリングをやり直す必要がなく、ページレンダリング時間を減らすことができる。また、第1の表示ウィンドウの第1の表示コンテンツを取得する時、新たな第2の表示ウィンドウの第2の表示コンテンツを同期してローカルの端末機器に取得することができる。これにより、表示コンテンツの重複取得を回避して、ネットワークリソースの浪費を減少させることができる。
【0029】
以下、表示対象コンテンツを第2の表示ウィンドウに表示させるように制御する可能な形態について説明する。
【0030】
可能な一形態では、表示対象コンテンツを第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、まず、第1の表示コンテンツを第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御し、そして、第2の表示ウィンドウにおけるトップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域を埋めるように第2の表示コンテンツを画面外から移入させるように制御することであってもよい。
【0031】
例示的に、トップ表示領域は、第1の表示コンテンツに応じて予め定義されてもよい。例えば、第1の表示コンテンツが比較的多い場合、第1の表示コンテンツを完全に表示させるために、該トップ表示領域を大きく設定してもよい。逆に、第1の表示コンテンツが比較的少ない場合、該トップ表示領域を小さく設定してもよい。本開示の実施例は、トップ表示領域が第1の表示コンテンツを完全に表示できる限り、これについて限定しない。通常、第2の表示ウィンドウは、第1の表示ウィンドウに対応する表示領域よりも大きい。このため、第2の表示ウィンドウは、第1の表示コンテンツを表示させた後、即ち、第2の表示ウィンドウには、トップ表示領域に加えて、トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域があってもよく、該残りの表示領域は、第2の表示コンテンツを表示させるために用いられることができる。これにより、第1の表示コンテンツと第2の表示コンテンツとを含むものであって表示対象コンテンツを第2の表示ウィンドウに完全に表示させることができる。
【0032】
例示的に、第2の表示コンテンツを画面外から移入させるように制御することは、第2の表示コンテンツを画面外から滑らかに移入させるように制御することであってもよく、又は、第2の表示コンテンツを画面外から回転して移入させるように制御することであってもよく、又は、第2の表示コンテンツを画面外から3Dスクロールにより移入させるように制御することなどであってもよい。本開示の実施例は、第2の表示コンテンツの画面外からの移入のアニメーション効果について限定せず、実際の状況に応じて関連技術における任意の水平移動アニメーション効果を採用してもよい。また、例えば、第2の表示コンテンツを画面の下方から移入させるように制御してもよく、又は、第2の表示コンテンツを画面の左方から移入させるように制御してもよく、又は、第2の表示コンテンツを画面の右下隅から移入させるように制御してもよい。本開示の実施例はこれについても限定せず、実際の状況に応じて設定することができる。あるいは、第2の表示コンテンツを画面に移入させる速度を制御してもよい。例えば、第2の表示コンテンツを素早く画面に移入させるように制御し、又は第2の表示コンテンツを徐々にゆっくり画面に移入させるように制御することなどである。本開示の実施例はこれについても限定しない。
【0033】
画面の下方から滑らかに移入する場合を例にする。
図3を参照して、ユーザがFeedストリーミングコンテンツを閲覧する場合、ユーザが現在閲覧しているFeedストリーミングコンテンツに応じて、小ウィンドウコンテナをレンダリングして第1の表示ウィンドウを表示させて、第1の表示ウィンドウを介してユーザに対してカード形態の広告(即ち、第1の表示コンテンツ)を表示させてもよい。ユーザが該第1の表示ウィンドウにおけるカード形態の広告に興味を持ち、関連するコンテンツをさらに知りたい場合、ユーザは、該第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作をトリガすることができる。そして、該表示切替操作に応答して、第1の表示ウィンドウが全画面表示される第2の表示ウィンドウに変化し、端末機器に表示されるFeedストリーミングコンテンツを遮るまで、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を予め設定されたサイズ増大させるように制御してもよい(該予め設定されたサイズは、第1の表示ウィンドウ及び画面のサイズに応じて決定される)。これにより、ユーザは、第2の表示ウィンドウにおける表示コンテンツを視認しやすい。ここで、第2の表示ウィンドウは、ランディングページ広告コンテンツを表示させるために用いられてもよい。該ランディングページ広告コンテンツは、第1の表示ウィンドウにおける元のカード形態の広告コンテンツ(即ち、第1の表示コンテンツ)と、ランディングページに固有の広告コンテンツ(即ち、第2の表示コンテンツ)とを含んでもよい。切り替えて第2の表示ウィンドウが得られた後、まず、カード形態の広告コンテンツを第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御してもよい。そして、第2の表示ウィンドウにおけるトップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域を埋めて、ランディングページ広告コンテンツを完全に表示させるように、ランディングページに固有の広告コンテンツを画面下方から画面上方に向けて滑らかに移入させるように制御してもよい。
【0034】
上記のように、カード形態のページからランディングページへのジャンプ中に中間遷移アニメーションを追加することにより、カード形態のページからランディングページへのジャンプ中に、ジャンプがスムーズになり、ジャンプ中に発生する白画面や画面フリーズなどの問題を低減し、カード形態のページとランディングページとが互いに独立することによる遷移の不自然の問題を改善し、ページの切り替えに対するユーザの視認性を向上させることができる。
【0035】
別の可能な形態では、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、第1の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて、第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することであってもよい。それに応じて、表示対象コンテンツを第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、第1の表示コンテンツを第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御すると共に、第2の表示コンテンツを第2の表示ウィンドウにおけるトップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させ、表示対象コンテンツが表示された第2の表示ウィンドウを画面外から移入させるように制御することであってもよい。
【0036】
つまり、第1の表示ウィンドウ全体を画面から移出させ、そして、第1の表示ウィンドウを画面から移出させた後、切り替えて第2の表示ウィンドウを得て、第2の表示ウィンドウの表示レイアウト調整を行い、その後、調整後の第2の表示ウィンドウを画面外から移入させるように制御してもよい。
【0037】
例示的に、第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御することは、第1の表示ウィンドウを画面の下方から移出させるように制御することであってもよく、又は、第1の表示ウィンドウを画面の左方から移出させるように制御することであってもよく、又は、第1の表示ウィンドウを画面の左上隅から移出させるように制御することなどであってもよい。本開示の実施例はこれについて限定せず、実際の状況に応じて設定することができる。また、第1の表示ウィンドウを画面から移出させる速度を制御してもよい。例えば、第1の表示ウィンドウを素早く画面から移出させるように制御することであってもよく、又は第1の表示ウィンドウを徐々にゆっくり画面から移出させるように制御することであってもよい。本開示の実施例はこれについても限定しない。
【0038】
第1の表示ウィンドウが画面から完全に移出したと決定された後、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御してもよい。このプロセスは、上述した制御方式と似ているため、ここではこれ以上説明しない。
【0039】
それに応じて、画面外で第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えた後、第2の表示ウィンドウにおける表示レイアウトを制御してもよい。例えば、第1の表示コンテンツを第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御すると共に、第2の表示コンテンツを第2の表示ウィンドウにおけるトップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させるように制御する。そして、第2の表示ウィンドウにおける表示レイアウトの調整が完了した後、表示対象コンテンツが表示された第2の表示ウィンドウを画面外から移入させて、表示切替操作後の第2の表示ウィンドウを展示してもよい。ここで、第2の表示ウィンドウを画面外から移入させる形態は、上述した第2の表示コンテンツを画面外から移入させる形態と似ているため、ここではこれ以上説明しない。
【0040】
第1の表示ウィンドウが画面の下方から移出し、且つ第2の表示ウィンドウが画面の下方から移入する場合を例にする。
図4を参照して、ユーザがFeedストリーミングコンテンツを閲覧する場合、ユーザが現在閲覧しているFeedストリーミングコンテンツに応じて、小ウィンドウコンテナをレンダリングして第1の表示ウィンドウを表示させて、第1の表示ウィンドウを介してユーザに対してカード形態の広告(即ち、第1の表示コンテンツ)を表示させてもよい。ユーザが該第1の表示ウィンドウにおけるカード形態の広告に興味を持ち、関連するコンテンツをさらに知りたい場合、ユーザは、該第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作をトリガすることができる。そして、この表示切替操作に応答して、第1の表示ウィンドウ全体を画面の下方から移出させるように制御すると共に、第1の表示ウィンドウが完全に画面から移出した後、第1の表示ウィンドウの高さ及び
幅を変化させて、第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御してもよい。例えば、第2の表示ウィンドウのサイズを画面サイズに一致させるために、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を増大させるように制御する。ここで、第2の表示ウィンドウは、ランディングページ広告コンテンツを表示させるために用いられてもよい。該ランディングページ広告コンテンツは、第1の表示ウィンドウにおけるカード形態の広告コンテンツ(即ち、第1の表示コンテンツ)と、ランディングページに固有の広告コンテンツ(即ち、第2の表示コンテンツ)とを含んでもよい。切り替えて第2の表示ウィンドウを得た後、第2の表示ウィンドウの表示レイアウト調整を行ってもよい。具体的に、まず、カード形態の広告コンテンツを第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御してもよい。そして、ランディングページに固有の広告コンテンツを第2の表示ウィンドウにおけるトップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させるように制御する。最後に、表示レイアウト調整が完了した第2の表示ウィンドウを、画面下方から徐々に画面上方に移入させて、完全なランディングページ広告コンテンツを表示させてもよい。
【0041】
上記のように、カード形態のページからランディングページへのジャンプ中に中間遷移アニメーションを追加することにより、カード形態のページからランディングページへのジャンプ中に、ジャンプがスムーズになり、ジャンプ中に発生する白画面や画面フリーズなどの問題を低減し、カード形態のページとランディングページとが互いに独立することによる遷移の不自然の問題を改善し、ページの切り替えに対するユーザの視認性を向上させることができる。
【0042】
別の可能な形態では、表示対象コンテンツを第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、第1の表示コンテンツを、各々が第2の表示ウィンドウに予め設定された表示対象領域を有する複数の表示サブコンテンツに分割するように制御してもよい。そして、各表示サブコンテンツに対して、該表示サブコンテンツに対応する位置表示パラメータに基づいて、該表示サブコンテンツを対応する表示対象領域に移動させて表示させるように制御すると共に、第2の表示コンテンツにおいて該表示サブコンテンツに関連する他の表示コンテンツを決定し、他の表示コンテンツを表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御してもよい。
【0043】
例示的に、第1の表示コンテンツのコンテンツの多少に応じて、第1の表示コンテンツを分割して得られる表示サブコンテンツの数を予め設定しておき、それに応じて、各表示サブコンテンツの第2の表示ウィンドウにおける表示対象領域を設定してもよい。ここで、第1の表示コンテンツの第2の表示ウィンドウにおける表示領域は一定であるため、分割して得られた表示サブコンテンツの数が異なると、各表示サブコンテンツの第2の表示ウィンドウにおける表示対象領域のサイズも異なる。例えば、第1の表示コンテンツを4つの表示サブコンテンツに分割すると、各表示サブコンテンツの第2の表示ウィンドウにおける表示対象領域は第1のサイズである。第1の表示コンテンツを7つの表示サブコンテンツに分割すると、各表示サブコンテンツの第2の表示ウィンドウにおける表示対象領域は第2のサイズである。理解できるように、第1のサイズは、第2のサイズよりも大きい。
【0044】
例示的に、位置表示パラメータは、表示サブコンテンツに対応する表示対象領域の位置座標、例えば、表示対象領域の各頂点の座標などであってもよく、本開示の実施例はこれについて限定しない。位置表示パラメータに基づいて、表示サブコンテンツを対応する表示対象領域に移動させて表示させるように制御してもよい。それにより、第1の表示コンテンツの第2の表示ウィンドウにおける表示が実現される。
【0045】
さらに、第2の表示ウィンドウにおける第2の表示コンテンツの表示に対して、第2の表示コンテンツにおいて該表示サブコンテンツに関連する他の表示コンテンツを決定し、他の表示コンテンツを表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御してもよい。例示的に、分割して得られた各表示サブコンテンツに関連する第2の表示コンテンツを予め設定しておいてもよい。例えば、表示サブコンテンツと該表示サブコンテンツに関連する第2の表示コンテンツに同一の識別情報を付加してもよい。本開示の実施例はこれについて限定しない。
【0046】
例示的に、表示サブコンテンツを対応する表示対象領域に移動させるように制御することは、表示サブコンテンツを予め設定された移動経路に従って滑らかに移動させるように制御することであってもよく、又は、表示サブコンテンツを予め設定された移動経路に従ってスクロール移動させるように制御することなどであってもよい。本開示の実施例はこれについて限定しない。ここで、予め設定された移動経路の始点は、表示サブコンテンツの第1の表示ウィンドウにおける位置であり、終点は、表示対象領域の位置であり、中間経路は、実際の状況に応じて設定されてもよい。本開示の実施例は限定しない。また、他の表示コンテンツを表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御することは、他の表示コンテンツが決定された後、表示対象領域における残りの表示領域を埋めるように、他の表示コンテンツを画面外から移入させ、例えば画面の下方から移入させるように制御することなどであってもよい。本開示の実施例はこれについて限定せず、上述した第2の表示コンテンツの移入形態を参照してもよい。
【0047】
実際の応用では、第1の表示ウィンドウは、ユーザが興味を持つ商品リストを表示させるために用いられてもよい。該商品リストは、複数の商品のサムネイル画像を含み、ユーザが該第1の表示ウィンドウにおける任意の位置をタップすると、通常、具体的な商品の詳細を知りたい。このようなシーンにおいて、本開示の実施例は、分割遷移アニメーションを提供する。
図5を参照して、第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答した後、第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御してもよい。また、第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定してもよい。該表示対象コンテンツは、商品リスト(即ち、第1の表示コンテンツ)と、商品リストにおける各商品に対応する商品詳細情報(即ち、第2の表示コンテンツ)とを含む。そして、まず、商品リストを複数の表示サブコンテンツに分割してもよい。各表示サブコンテンツは、商品リストにおける1つの商品のサムネイル画像に対応する。そして、各商品のサムネイル画像(即ち、各表示サブコンテンツ)に対して、該商品のサムネイル画像に対応する位置表示パラメータに基づいて、該商品のサムネイル画像を、ランディングページに対応する表示対象領域(例えば、
図5における点線枠で囲まれた領域)に移動させて表示させるように制御すると共に、商品詳細情報(即ち、第2の表示コンテンツ)に該商品のサムネイル画像に関連付けられた商品詳細情報を決定する。そして、該商品詳細情報を表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御することで、第2の表示ウィンドウにユーザに対して詳細な商品情報を展示することができる。
【0048】
上記のように、カード形態のページからランディングページへのジャンプ中に分割遷移アニメーションを追加することにより、カード形態のページからランディングページへのジャンプ中に、ジャンプがスムーズになり、ジャンプ中に発生する白画面や画面フリーズなどの問題を低減し、カード形態のページとランディングページとが互いに独立することによる遷移の不自然の問題を改善し、ページの切り替えに対するユーザの視認性を向上させることができる。
【0049】
理解すべきこととして、実際の応用では、上記の様々な方法に従って、カード形態のページ及びランディングページに対して、複数の可能な遷移アニメーションを予め設定し、ユーザの選択に応じて、具体的な遷移アニメーションを決定してもよい。これにより、本開示の実施例におけるページ切替方法は、異なるシーンに広く適用でき、ユーザの異なるニーズを満たすることができる。
【0050】
可能な形態では、第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替える中に、さらに第2の表示ウィンドウの背景を制御することにより、ユーザの視認性を向上させることができる。具体的には、第1の表示ウィンドウの背景が透明になるように制御すると共に、第1の表示ウィンドウの背景が完全に透明になった後、第1の表示ウィンドウの透明度を減少させて、透明度が予め設定された閾値である第2の表示ウィンドウを得るように制御し、及び/又は、第1の表示ウィンドウが画面の現在コンテンツページの上位層に表示される場合、現在コンテンツページの表示色調に応じて、第2の表示ウィンドウの背景色を現在コンテンツページの表示色調に一致させるように第2の表示ウィンドウの背景色を制御してもよい。
【0051】
例えば、予め設定された閾値は、実際の状況に応じて設定されてもよい。本開示の実施例はこれについて限定しない。また、異なる表示色調と第2の表示ウィンドウの背景色との対応関係を予め設定してもよい。このため、現在コンテンツページの表示色調が決定された後、該表示色調及び該対応関係に基づいて、第2の表示ウィンドウの背景色を決定することができる。
【0052】
例えば、ユーザが表示切替操作をトリガした後、第1の表示ウィンドウは、徐々に透明になってもよい。第1の表示ウィンドウが完全に透明になった後、該第1の表示ウィンドウの透明度を減少させるように制御する。即ち、第1の表示ウィンドウが徐々に不透明になるように制御する。第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替える中にこのプロセスを実行することができるため、ユーザが視認できるのは、第1の表示ウィンドウのサイズが徐々に大きくなり、透明度が徐々に小さくなることである。第1の表示ウィンドウの背景が完全に透明になった時、第1の表示ウィンドウは完全に第2の表示ウィンドウに切り替わる可能性がある。このため、ユーザは、第1の表示ウィンドウのサイズよりも大きい第2の表示ウィンドウが徐々に現れることを視認することができる。第2の表示ウィンドウの透明度が予め設定された閾値になったら、ユーザは、完全な第2の表示ウィンドウを視認することができる。
【0053】
また、例えば、ユーザがFeedストリーミングコンテンツを閲覧する場合、第1の表示ウィンドウをFeedストリーミングコンテンツの上位層に表示させることができるため、Feedストリーミングコンテンツの表示色調に応じて、第2の表示ウィンドウの背景色をFeedストリーミングコンテンツの表示色調に一致させるように第2の表示ウィンドウの背景色を制御してもよい。例えば、Feedストリームコンテンツが青空の動画である場合、Feedストリームコンテンツの表示色調は青であると決定することができるので、第2の表示ウィンドウの背景色を青に制御することができる。
【0054】
上記のように、カード形態のページからランディングページにジャンプする過程中で、第2の表示ウィンドウの背景表示を制御することができる。これにより、カード形態のページからランディングページにジャンプする過程中で、背景が自然に遷移するようになり、ページの切り替えに対するユーザの視認性を向上させる。
【0055】
第2の表示ウィンドウを表示させた後、ユーザは、第1の表示ウィンドウが第2の表示ウィンドウに切り替わる前の画面表示コンテンツを引き続き閲覧するために、第1の表示ウィンドウに戻したい場合もある。このため、可能な形態では、第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、第2の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第2の表示ウィンドウを第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御し、そして、第1の表示コンテンツを第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に第2の表示コンテンツを非表示とするように制御し、最後に、第1の表示コンテンツが表示された第1の表示ウィンドウを画面外から移入させるように制御してもよい。
【0056】
例示的に、第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作は、第2の表示ウィンドウの任意の位置に対するユーザのタップ操作、長押し操作、スライド操作などであってもよく、本開示の実施例はこれについて限定しない。第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御する形態は、上述した第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御する形態と似ているため、ここではこれ以上説明しない。
【0057】
例示的に、第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて第2の表示ウィンドウを第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を同時に同じサイズ減少させるするように制御し、又は、第2の表示ウィンドウの高さを第3のサイズ減少させるように制御すると共に、第2の表示ウィンドウの幅を第4のサイズ減少させるように制御することなどであってもよい。本開示の実施例はこれについても限定せず、具体的に実施する際に、第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるサイズ変化情報に基づいて逆方向に変化させて、第2の表示ウィンドウを変化させるように制御するサイズを決定してもよい。
【0058】
第2の表示ウィンドウを第1の表示ウィンドウに切り替えた後、第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツを第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に、第2の表示コンテンツを非表示とするように制御することで、第1の表示ウィンドウに対する表示レイアウト調整を完了させてもよい。最後に、表示レイアウト調整が完了した第1の表示ウィンドウを画面外から移入させ、即ち、第1の表示コンテンツが表示された第1の表示ウィンドウを画面外から移入させるように制御することで、第2の表示ウィンドウから第1の表示ウィンドウへの復帰表示を実現することができる。ここで、第1の表示ウィンドウを画面外から移入させる形態は、上述した第2の表示コンテンツを画面外から移入させる形態と似ているため、ここではこれ以上説明しない。
【0059】
例えば、
図6を参照して、第1の表示ウィンドウは、カード形態の広告を表示するために用いられ、第2の表示ウィンドウは、ランディングページ広告を表示するために用いられる。第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えた後、該第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、まず、第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、第2の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、第2の表示ウィンドウの高さ及び
幅を変化させて第2の表示ウィンドウを第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御してもよい。また、第1の表示コンテンツを第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に、第2の表示コンテンツを非表示とするように制御してもよい。最後に、第1の表示コンテンツが表示された第1の表示ウィンドウを画面外から移入させてカード形態の広告を復帰表示させるように制御する。
【0060】
もちろん、他の可能な形態では、ランディングページからカード形態のコンテンツへの復帰表示形態は、上記カード形態のコンテンツからランディングページのコンテンツへのアニメーションのいずれか1つと逆方向なアニメーションであってもよい。例えば、分割アニメーションの形態によってカード形態のコンテンツからランディングページのコンテンツへ変化した場合、それに応じて、ランディングページのコンテンツからカード形態のコンテンツへ変化するプロセスにおいて、まず、ランディングページのコンテンツを、カード形態のコンテンツに対応する表示サブコンテンツに分割し、そして、各表示サブコンテンツを第1の表示ウィンドウの対応する位置に移動させて、カード形態の広告を復帰表示させるように制御してもよい。具体的な手順は、分割アニメーションに関する上記の説明内容から導き出せばよいので、ここではこれ以上説明しない。
【0061】
本開示の実施例によるいずれか1つのページ切替形態によれば、ウィンドウのサイズを変化させ、また、表示コンテンツの表示状態を制御することにより、カード形態のコンテンツからランディングページのコンテンツへのジャンプ手順を実現することができる。ここで、第1の表示ウィンドウのサイズを変化させて新たな第2の表示ウィンドウを得て、同一ページ上の表示に属するため、ページレンダリングをやり直す必要がなく、ページレンダリングの時間を減らすことができる。また、第1の表示ウィンドウの第1の表示コンテンツを取得する時、新たな第2の表示ウィンドウの第2の表示コンテンツを同期してローカルの端末機器に取得することができる。これにより、表示コンテンツの重複取得を回避して、ネットワークリソースの浪費を減少させることができる。また、カード形態のページからランディングページへの中間遷移アニメーションを追加することにより、ページ切替がスムーズになり、白画面や画面フリーズなどの問題を低減し、カード形態のページとランディングページとが互いに独立することによる遷移の不自然の問題を改善し、ページの切り替えに対するユーザの視認性を向上させることができる。
【0062】
同じ発明の構想に基づいて、本開示の実施例は、ページ切替装置をさらに提供する。該装置は、ソフトウェア、ハードウェア、又はそれらの組み合わせによって電子機器の一部又は全部とすることができる。
図7を参照して、該ページ切替装置は、
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御する切替制御モジュール701と、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定するコンテンツ決定モジュール702と、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御する表示制御モジュール703とを含む。
【0063】
選択的に、前記表示制御モジュール703は、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御することと、
前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域を埋めるように前記第2の表示コンテンツを画面外から移入させるように制御することとに用いられる。
【0064】
選択的に、前記切替制御モジュール701は、
前記第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウが前記画面から完全に移出した後、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することに用いられ、
前記表示制御モジュール703は、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させるように制御することと、
前記表示対象コンテンツが表示された前記第2の表示ウィンドウを画面外から移入させることとに用いられる。
【0065】
選択的に、前記表示制御モジュール703は、
前記第1の表示コンテンツを、各々が前記第2の表示ウィンドウに予め設定された表示対象領域を有する複数の表示サブコンテンツに分割するように制御することと、
各前記表示サブコンテンツに対して、該表示サブコンテンツに対応する位置表示パラメータに基づいて、該表示サブコンテンツを対応する前記表示対象領域に移動させて表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツにおいて該表示サブコンテンツに関連する他の表示コンテンツを決定し、前記他の表示コンテンツを前記表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御することとに用いられる。
【0066】
選択的に、前記装置700は、
前記第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第2の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、前記第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第2の表示ウィンドウを前記第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御する第1の制御モジュールと、
前記第1の表示コンテンツを前記第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを非表示とするように制御する復帰表示モジュールと、
前記第1の表示コンテンツが表示された前記第1の表示ウィンドウを前記画面外から移入させるように制御する第2の制御モジュールとをさらに含む。
【0067】
選択的に、前記装置700は、
前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替える過程中に、前記第1の表示ウィンドウの背景が透明になるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウの背景が完全に透明になった後、前記第1の表示ウィンドウの透明度を減少させて、透明度が予め設定された閾値である前記第2の表示ウィンドウを得るように制御する第1の背景制御モジュール、及び/又は
前記第1の表示ウィンドウが画面の現在コンテンツページの上位層に表示される場合、前記現在コンテンツページの表示色調に応じて、前記第2の表示ウィンドウの背景色を前記現在コンテンツページの表示色調に一致させるように前記第2の表示ウィンドウの背景色を制御する第2の背景制御モジュールをさらに含む。
【0068】
選択的に、前記切替制御モジュール701は、
前記第1の表示ウィンドウの高さを画面高さに変化させ、前記第1の表示ウィンドウの幅を画面幅に変化させて、前記第1の表示ウィンドウを全画面表示された第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することに用いられる。
【0069】
上記実施例における装置について、各モジュールが動作を実行する具体的な方式は、当該方法に関する実施例において詳細に説明されており、ここでは詳細に説明しない。
【0070】
同じ発明の構想に基づいて、本開示の実施例は、処理装置によって実行されると、上記いずれか1つのページ切替表示方法におけるステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読媒体をさらに提供する。
【0071】
同じ発明の構想に基づいて、本開示の実施例は、
コンピュータプログラムが記憶された記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、上記いずれか1つのページ切替表示方法におけるステップを実現させる処理装置とを含む電子機器をさらに提供する。
【0072】
上記の技術案により、ウィンドウのサイズを変化させ、また、表示コンテンツの表示状態を制御することにより、カード形態のコンテンツからランディングページのコンテンツへのジャンプ手順を実現することができる。ここで、第1の表示ウィンドウのサイズを変化させて新たな第2の表示ウィンドウを得て、同一ページ上の表示に属するため、ページレンダリングをやり直す必要がなく、ページレンダリングの時間を減らすことができる。また、第1の表示ウィンドウの第1の表示コンテンツを取得する時、新たな第2の表示ウィンドウの第2の表示コンテンツを同期してローカルの端末機器に取得することができる。これにより、表示コンテンツの重複取得を回避して、ネットワークリソースの浪費を減少させることができる。
【0073】
以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器800の構造模式図を示す
図8を参照する。本開示の実施例中の端末機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含み得るが、それらに限らない。
図8に示された電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何の制限も加えない。
【0074】
図8に示すように、電子機器800は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)801を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(ROM)802に記憶されたプログラム又は記憶装置808からランダムアクセスメモリ(RAM)803にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM 803には、電子機器800の操作に必要な各種のプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置801、ROM 802及びRAM 803は、バス804を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース805もバス804に接続される。
【0075】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラヘッド、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置806と、例えば液晶ディスプレイー(LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置807と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置808と、通信装置809とがI/Oインタフェース805に接続されていてもよい。通信装置809は電子機器800が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図8に各種の装置を備えた電子機器800が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことを理解されたい。それ以上又は以下の装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0076】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスをコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置809によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置808からインストールされ、又はROM 802からインストールされ得る。処理装置801によって該コンピュータプログラムが実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0077】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形態を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は更にコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電気ケーブル、光ケーブル、RF(無線周波数)など又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。
【0078】
いくつかの実施形態において、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)などの任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークプロトコルを用いて通信することができ、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、Internet)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在既知の又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0079】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0080】
上記コンピュータ可読記憶媒体は、一つ又はは複数のプログラムを搭載しており、上記一つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することと、前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定することと、前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することとを実行させる。
【0081】
本開示の操作を実行するコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行されたり、部分的にユーザコンピュータで実行されたり、独立したソフトウェアパッケージとして実行されたり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行されたり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されたりすることができる。リモートコンピュータに係る場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0082】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の各種の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現する1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現形態では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことに注意すべきである。
【0083】
本開示の実施例に係るモジュールはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、モジュールの名称は該モジュール自身を限定しない場合がある。
【0084】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0085】
本開示において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組み合わせを含み得るが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0086】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1は、
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することと、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定することと、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することとを含む、ページ切替表示方法を提供する。
【0087】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例2は、前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御することと、
前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域を埋めるように、前記第2の表示コンテンツを画面外から移入させるように制御することとを含む、例1に記載の方法を提供する。
【0088】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例3は、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、
前記第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウが前記画面から完全に移出した後、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することを含み、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させるように制御することと、
前記表示対象コンテンツが表示された前記第2の表示ウィンドウを画面外から移入させることとを含む、例1に記載の方法を提供する。
【0089】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例4は、前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御することは、
前記第1の表示コンテンツを、各々が前記第2の表示ウィンドウに予め設定された表示対象領域を有する複数の表示サブコンテンツに分割するように制御することと、
各前記表示サブコンテンツに対して、該表示サブコンテンツに対応する位置表示パラメータに基づいて、該表示サブコンテンツを対応する前記表示対象領域に移動させて表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツにおいて該表示サブコンテンツに関連する他の表示コンテンツを決定し、前記他の表示コンテンツを前記表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御することとを含む、例1に記載の方法を提供する。
【0090】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例5は、
前記第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第2の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、前記第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第2の表示ウィンドウを前記第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御することと、
前記第1の表示コンテンツを前記第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを非表示とするように制御することと、
前記第1の表示コンテンツが表示された前記第1の表示ウィンドウを前記画面外から移入させるように制御することとをさらに含む、例1~4のいずれか1つに記載の方法を提供する。
【0091】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例6は、前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替える過程中に、前記方法は、
前記第1の表示ウィンドウの背景が透明になるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウの背景が完全に透明になった後、前記第1の表示ウィンドウの透明度を減少させて、透明度が予め設定された閾値である前記第2の表示ウィンドウを得るように制御すること、及び/又は
前記第1の表示ウィンドウが画面の現在コンテンツページの上位層に表示される場合、前記現在コンテンツページの表示色調に応じて、前記第2の表示ウィンドウの背景色を前記現在コンテンツページの表示色調に一致させるように前記第2の表示ウィンドウの背景色を制御することをさらに含む、例1~4のいずれか1つに記載の方法を提供する。
【0092】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例7は、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することは、
前記第1の表示ウィンドウの高さを画面高さに変化させ、前記第1の表示ウィンドウの幅を画面幅に変化させて、前記第1の表示ウィンドウを全画面表示された第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することを含む、例1~4のいずれか1つに記載の方法を提供する。
【0093】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例8は、
第1の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御する切替制御モジュールと、
前記第1の表示ウィンドウに対応する第1の表示コンテンツと、前記第2の表示ウィンドウに対応し、前記第1の表示コンテンツの取得時に同期して取得され、前記第1の表示ウィンドウの表示中に非表示とされた第2の表示コンテンツとを含むものであって、前記第2の表示ウィンドウに表示される表示対象コンテンツを決定するコンテンツ決定モジュールと、
前記表示対象コンテンツを前記第2の表示ウィンドウに表示させるように制御する表示制御モジュールとを含む、ページ切替表示装置を提供する。
【0094】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例9は、前記表示制御モジュールは、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御することと、
前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域を埋めるように前記第2の表示コンテンツを画面外から移入させるように制御することとに用いられる、例8に記載の装置を提供する。
【0095】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例10は、前記切替制御モジュールは、
前記第1の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウが前記画面から完全に移出した後、前記第1の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第1の表示ウィンドウを第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することに用いられ、
前記表示制御モジュールは、
前記第1の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウのトップ表示領域に表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを前記第2の表示ウィンドウにおける前記トップ表示領域の下方に位置する残りの表示領域に表示させるように制御することと、
前記表示対象コンテンツが表示された前記第2の表示ウィンドウを画面外から移入させることとに用いられる、例8に記載の装置を提供する。
【0096】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例11は、前記表示制御モジュールは、
前記第1の表示コンテンツを、各々が前記第2の表示ウィンドウに予め設定された表示対象領域を有する複数の表示サブコンテンツに分割するように制御することと、
各前記表示サブコンテンツに対して、該表示サブコンテンツに対応する位置表示パラメータに基づいて、該表示サブコンテンツを対応する前記表示対象領域に移動させて表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツにおいて該表示サブコンテンツに関連する他の表示コンテンツを決定し、前記他の表示コンテンツを前記表示対象領域における残りの表示領域に表示させるように制御することとに用いられる、例8に記載の装置を提供する。
【0097】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例12は、
前記第2の表示ウィンドウに対する表示切替操作に応答して、前記第2の表示ウィンドウを画面から移出させるように制御すると共に、前記第2の表示ウィンドウが画面から完全に移出した後、前記第2の表示ウィンドウの高さ及び幅を変化させて前記第2の表示ウィンドウを前記第1の表示ウィンドウに切り替えるように制御する第1の制御モジュールと、
前記第1の表示コンテンツを前記第1の表示ウィンドウに復帰表示させるように制御すると共に、前記第2の表示コンテンツを非表示とするように制御する復帰表示モジュールと、
前記第1の表示コンテンツが表示された前記第1の表示ウィンドウを前記画面外から移入させるように制御する第2の制御モジュールとをさらに含む、例8~11のいずれか1つに記載の装置を提供する。
【0098】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例13は、
前記第1の表示ウィンドウを前記第2の表示ウィンドウに切り替える過程中に、前記第1の表示ウィンドウの背景が透明になるように制御すると共に、前記第1の表示ウィンドウの背景が完全に透明になった後、前記第1の表示ウィンドウの透明度を減少させて、透明度が予め設定された閾値である前記第2の表示ウィンドウを得るように制御する第1の背景制御モジュール、及び/又は
前記第1の表示ウィンドウが画面の現在コンテンツページの上位層に表示される場合、前記現在コンテンツページの表示色調に応じて、前記第2の表示ウィンドウの背景色を前記現在コンテンツページの表示色調に一致させるように前記第2の表示ウィンドウの背景色を制御する第2の背景制御モジュールをさらに含む、例8~11のいずれか1つに記載の装置を提供する。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例14は、前記切替制御モジュールは、
前記第1の表示ウィンドウの高さを画面高さに変化させ、前記第1の表示ウィンドウの幅を画面幅に変化させて、前記第1の表示ウィンドウを全画面表示された第2の表示ウィンドウに切り替えるように制御することに用いられる、例8~11のいずれか1つに記載の装置を提供する。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例15は、処理装置によって実行されると、例1~7のいずれか1つに記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読媒体を提供する。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例16は、
コンピュータプログラムが記憶された記憶装置と、
前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行して、例1~7のいずれか1つに記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実現させる処理装置とを含む電子機器を提供する。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例17は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに例1~7のいずれか1つに記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実行させる命令を含むコンピュータプログラムを提供する。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例18は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに例1~7のいずれか1つに記載のページ切替表示方法における1つ又は複数のステップを実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0104】
上述した記述は本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術特徴の特定組合による技術案に限定されなく、上記開示の構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術案をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示の開示(それらに限らない)と類似的な機能を有する技術的特徴を互いに取り替えて形成した技術案をも含む。
【0105】
また、各操作は、特定の順序で記述されているが、これは、そのような操作が、示されている特定の順序で、又は順次的な順序で実行されることを求めている、と理解されるべきではない。所定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単一の実施例のに関連して記載されている特定の特徴は、単一の実施例と組み合わせても実装可能である。逆に、単一の実施例に関連して記載されている様々な特徴は複数の実施例で別々に、又は何らかの適切なサブコンビネーションで実装可能である。
【0106】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語で記述されたが、添付の特許請求の範囲に限定された主題は、必ずしも上記で記述された特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。上記実施例における装置について、各モジュールが動作を実行する具体的な方式は、当該方法に関する実施例において詳細に説明されており、ここでは詳細に説明しない。