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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-09
(45)【発行日】2024-12-17
(54)【発明の名称】通信方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 9/32 20060101AFI20241210BHJP
   G06F 21/64 20130101ALI20241210BHJP
   G06F 21/60 20130101ALI20241210BHJP
   H04W 28/18 20090101ALI20241210BHJP
   H04W 8/24 20090101ALI20241210BHJP
   H04W 12/037 20210101ALI20241210BHJP
【FI】
H04L9/32 200A
H04L9/32 200E
G06F21/64
G06F21/60 320
G06F21/60 360
H04W28/18
H04W8/24
H04W12/037
【請求項の数】 73
(21)【出願番号】P 2023503473
(86)(22)【出願日】2020-07-30
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-05
(86)【国際出願番号】 CN2020106013
(87)【国際公開番号】W WO2022021258
(87)【国際公開日】2022-02-03
【審査請求日】2023-03-13
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ワン、ヨン
(72)【発明者】
【氏名】チェン、ジン
【審査官】青木 重徳
(56)【参考文献】
【文献】特表2010-539839(JP,A)
【文献】特開2016-134834(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0066737(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第110121168(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 9/32
G06F 21/64
G06F 21/60
H04W 28/18
H04W 8/24
H04W 12/037
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
2のノードから関連付け要求メッセージを受信する段階、ここで、前記関連付け要求メッセージは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;及び
前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成する段階、ここで、前記第1のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
を備え、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階の後で、前記通信方法は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、前記第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、前記第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び前記第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される;及び
前記第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、前記第2のMACは、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える、通信方法。
【請求項2】
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
を含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階;及び
第1の長さ選択ポリシ及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、前記通信方法は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項6】
前記通信方法は、
第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを取得する段階;
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含む
をさらに備える、請求項5に記載の通信方法。
【請求項7】
前記第1のサービスの前記識別子は、ビデオアップロード、音声通話、オーディオ再生又はノイズ低減サービスを示す、請求項6に記載の通信方法。
【請求項8】
通信方法であって、
1のノードに関連付け要求メッセージを送信する段階、ここで、前記関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
前記第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備え、
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、前記第1のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり;前記通信方法は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって前記第1のMACに基づいて前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックする段階をさらに備え、
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含み、前記通信方法は、
前記第2のノード及び前記第1のノードの間の共有鍵に基づいて前記第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する段階;
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの前記完全性に対する前記チェックが成功し、前記第1のアイデンティティ認証情報に対する前記検証が成功した場合、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成する段階、ここで、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である;及び
前記第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、前記第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノード及び前記第1のノードの間の前記共有鍵に基づいて生成される
をさらに備える、通信方法。
【請求項9】
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属し;前記通信方法は、
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び前記第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
をさらに備える、請求項8に記載の通信方法。
【請求項10】
前記第1のサービスの前記識別子は、ビデオアップロード、音声通話、オーディオ再生又はノイズ低減サービスを示す、請求項9に記載の通信方法。
【請求項11】
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項12】
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記識別子に対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階
を含む、請求項11に記載の通信方法。
【請求項13】
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、請求項11に記載の通信方法。
【請求項14】
前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項11から13のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項15】
前記通信方法は、
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を示すために使用される情報を含む
をさらに備える、請求項11から14のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項16】
前記通信方法は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成する段階、ここで、前記第3のMACの長さは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第3のMACは、前記第1のサービスの前記データに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える、請求項11から15のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項17】
前記通信方法は、
前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得する段階;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成する段階、ここで、前記第4のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記第4のMAC及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含み、前記第4のMACは、前記リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える、請求項11に記載の通信方法。
【請求項18】
前記通信方法は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
をさらに備える、請求項17に記載の通信方法。
【請求項19】
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える、請求項8から10のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項20】
前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項19に記載の通信方法。
【請求項21】
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、請求項19又は20に記載の通信方法。
【請求項22】
前記リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに含み、前記通信方法は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって前記第4のMACに基づいて前記リソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックする段階
をさらに備える、請求項21に記載の通信方法。
【請求項23】
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える、請求項8から10及び19から22のうちのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項24】
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記識別子に対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階
を含む、請求項23に記載の通信方法。
【請求項25】
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、請求項23に記載の通信方法。
【請求項26】
前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項23から25のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項27】
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、請求項23から25のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項28】
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を備える、請求項1から7及び11から18のうちのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項29】
前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項28に記載の通信方法。
【請求項30】
前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される、請求項28に記載の通信方法。
【請求項31】
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階;及び
前記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを決定する段階
を備える、請求項8から10及び19から27のうちのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項32】
前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり;前記通信方法は、
前記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされることを決定する段階
をさらに備える、請求項31に記載の通信方法。
【請求項33】
前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される、請求項32に記載の通信方法。
【請求項34】
通信装置であって、
2のノードから関連付け要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記関連付け要求メッセージは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
を備え、
前記処理ユニットは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成するようにさらに構成されており、前記第1のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり、
前記通信装置は、前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニットをさらに備え、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、前記第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、前記第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び前記第2のノード間の共有鍵に基づいて生成され;
前記受信ユニットは、前記第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信するようにさらに構成されており、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、前記第2のMACは、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される、通信装置。
【請求項35】
前記処理ユニットは、
第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、請求項34に記載の通信装置。
【請求項36】
前記処理ユニットは、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
ように特に構成されている、請求項34に記載の通信装置。
【請求項37】
前記処理ユニットは、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
前記第1の長さ選択ポリシ及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、請求項35に記載の通信装置。
【請求項38】
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、前記処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
ように特に構成されている、請求項34から37のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項39】
前記受信ユニットは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを取得するようにさらに構成されており;
前記処理ユニットは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されており、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
前記送信ユニットは、前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含む、請求項38に記載の通信装置。
【請求項40】
前記第1のサービスの前記識別子は、ビデオアップロード、音声通話、オーディオ再生又はノイズ低減サービスを示す、請求項39に記載の通信装置。
【請求項41】
通信装置であって、
1のノードに関連付け要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
前記第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備え、
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、前記第1のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり;前記通信装置は、
前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって前記第1のMACに基づいて前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように構成されている処理ユニット
をさらに備え、
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含み、前記処理ユニットは、前記第2のノード及び前記第1のノード間の共有鍵に基づいて前記第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されており;
前記処理ユニットは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの前記完全性に対する前記チェックが成功し、前記第1のアイデンティティ認証情報に対する前記検証が成功した場合、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成するようにさらに構成されており、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である;及び
前記送信ユニットは、前記第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されており、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、前記第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノード及び前記第1のノード間の前記共有鍵に基づいて生成される、通信装置。
【請求項42】
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属し;
前記受信ユニットは、前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するようにさらに構成されており、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び前記第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される、請求項41に記載の通信装置。
【請求項43】
前記第1のサービスの前記識別子は、ビデオアップロード、音声通話、オーディオ再生又はノイズ低減サービスを示す、請求項42に記載の通信装置。
【請求項44】
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える、請求項34から40のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項45】
前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記識別子に対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている、請求項44に記載の通信装置。
【請求項46】
前記処理ユニットは、
前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、請求項44に記載の通信装置。
【請求項47】
前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項44から46のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項48】
前記通信装置は、送信ユニットをさらに備え、前記送信ユニットは、前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含む、請求項44から47のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項49】
前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成し、ここで、前記第3のMACの長さは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第3のMACは、前記第1のサービスの前記データに対して完全性保護を実行するために使用される
ようにさらに構成されている、請求項44から48のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項50】
前記受信ユニットは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得するようにさらに構成されており;
前記処理ユニットは、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されており、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
前記処理ユニットは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成するようにさらに構成されており、前記第4のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり;
前記送信ユニットは、前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記第4のMAC及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含み、前記第4のMACは、前記リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される、請求項48または請求項48に従属する請求項49に記載の通信装置。
【請求項51】
前記処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
ようにさらに構成されている、請求項50に記載の通信装置。
【請求項52】
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える、請求項41から43のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項53】
前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項52に記載の通信装置。
【請求項54】
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、請求項52又は53に記載の通信装置。
【請求項55】
前記リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに備え、処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって前記第4のMACに基づいて前記リソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックする
ように構成されている、請求項52に記載の通信装置。
【請求項56】
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える、請求項41から43及び52から55のうちのいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項57】
前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記識別子に対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている、請求項56に記載の通信装置。
【請求項58】
前記処理ユニットは、
前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、請求項56に記載の通信装置。
【請求項59】
前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項56から58のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項60】
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、請求項56から59のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項61】
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を備える、請求項34から40及び44から51のうちのいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項62】
前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、請求項61に記載の通信装置。
【請求項63】
前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される、請求項62に記載の通信装置。
【請求項64】
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている受信ユニット;及び
前記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを決定するように構成されている処理ユニット
を備える、請求項41から43、52から60のうちのいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項65】
前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり;
前記処理ユニットは、前記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされることを決定するようにさらに構成されている、請求項64に記載の通信装置。
【請求項66】
前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される、請求項65に記載の通信装置。
【請求項67】
チップシステムであって、前記チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、前記チップシステムが配置されている装置が、請求項1から7、11から18及び、28から30のうちのいずれか一項に記載の通信方法を実施する、チップシステム。
【請求項68】
チップシステムであって、前記チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、前記チップシステムが配置されている装置が、請求項8から1019から27、及び、31から33のうちのいずれか一項に記載の通信方法を実施する、チップシステム。
【請求項69】
第1のノード及び第2のノードを備える通信システムであって、
前記第1のノードは、請求項34から40のいずれか一項に記載の通信装置を含み;前記第2のノードは、請求項41から43のいずれか一項に記載の通信装置を含む;又は
前記第1のノードは、請求項44から51のいずれか一項に記載の通信装置を含み;前記第2のノードは、請求項52から55のいずれか一項に記載の通信装置を含む;又は
前記第1のノードは、請求項44から51のいずれか一項に記載の通信装置を含み;前記第2のノードは、請求項56から60のいずれか一項に記載の通信装置を含む;又は
前記第1のノードは、請求項61から63のいずれか一項に記載の通信装置を含み;前記第2のノードは、請求項64から66のいずれか一項に記載の通信装置を含む、通信システム。
【請求項70】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムは、1又は複数のプロセッサ上で実行されると、請求項1から7、11から18、及び、28から30のうちのいずれか一項に記載の通信方法が実行されンピュータ可読記憶媒体。
【請求項71】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムは、1又は複数のプロセッサ上で実行されると、請求項8から10、19から27、及び、31から33のうちのいずれか一項に記載の通信方法が実行される、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項72】
コンピュータに、請求項1から7、11から18、及び、28から30のうちのいずれか一項に記載の通信方法を実行させるプログラム。
【請求項73】
コンピュータに、請求項8から10、19から27、及び、31から33のうちのいずれか一項に記載の通信方法を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術の分野、特に、コックピットドメイン通信等の短距離通信技術の分野に関する。特に、本発明は、通信方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報化の急速な発展に伴い、通信技術が人々の生活に浸透してきた。人々は通信の利便性を享受している一方、セキュリティ脆弱性及びプライバシ漏洩の脅威にも直面している。通信プロセスにおけるデータの送信及びストレージセキュリティを確実にするために、完全性保護(又は略して完全性保護(integrity protection))が、データに対して実行される必要がある。特に、データに対する完全性保護は、完全性保護アルゴリズムに従ってメッセージ認証コード(Message Authentication Code、MAC)を計算する方式で実行されてよい。メッセージ認証コード(Message Authentication Code、MAC)は、特定のアルゴリズムを使用することによって生成された情報の小セグメントであり、メッセージ完全性をチェックするために使用される。
【0003】
完全性保護アルゴリズムを使用することによって生成されたメッセージ認証コードは、複数の長さを有する。しかしながら、通信プロセスにおいて、通例は固定長のメッセージ認証コードのみを通信のために使用できる。例えば、LTE及び第5世代(5th generation、5G)通信プロトコルによってサポートされるMAC長は、32ビットである。Wi-Fi(登録商標) WPA2/WPA3プロトコルにおいて、TKIP、CCMP-128、又はGCMP-128アルゴリズムが使用される場合、MAC長は64ビットであり;CCMP-256/GCMP-256アルゴリズムが使用される場合、MAC長は128ビットである。ブルートゥース(登録商標)プロトコルにおいて、AES-CCMアルゴリズムが使用される場合、MAC長は32ビットである。
【0004】
通信技術の発展に伴い、さらに多くのメッセージがノード間で通信され、異なるノードがMAC長についての異なる要件を有する。例えば、比較的長い固定長のMAC(例えば、256ビット又は128ビットのMAC)が使用される場合、MACは、メッセージにおける比較的大きい割合を占領し、その結果、メッセージ送信効率が大きく影響される。別の例として、異なるMAC長のセキュリティは異なり、より長いMAC長はより高いセキュリティを示し、比較的短い長さのMACが使用される場合、データセキュリティを確実にすることができない。その結果、既存の通信プロセスにおいて、固定長のMACは、要件を満たすことができない。
【0005】
要件を満たすMAC長をどのように決定するかは、当業者によって研究されている技術的な課題であることがわかる。
【発明の概要】
【0006】
本願の実施形態は、MAC長の選択の柔軟性を向上させるために、要件を満たすMAC長を決定するように、通信方法及び装置を開示する。
【0007】
第1の態様によれば、本願の実施形態は、通信方法を提供する。前記方法は、
第2のノードから関連付け要求メッセージを受信する段階、ここで、前記関連付け要求メッセージは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;及び
前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成する段階、ここで、前記第1のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
を備える。
【0008】
本願の実施形態において、第1のノードは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報に基づいて、及び、アルゴリズムポリシを使用することによって、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定し、次に、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を、前記第1のノード及び前記第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、第1のノードにおいて構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。さらに、アルゴリズム選択ポリシは、第1のノードの通信要件に基づいて事前構成又は事前定義されてよい。例えば、データセキュリティを向上させるために、比較的高いセキュリティ及び比較的長いMAC長を有するアルゴリズムが優先的に選択されてよい。
【0009】
第1の態様の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0010】
第1の態様の別の可能な実装において、第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階;及び
第1の長さ選択ポリシ及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0011】
第1の態様の別の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
を含む。
【0012】
第1の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える。
【0013】
第1のノードは、セキュリティコンテキスト要求メッセージに、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を示す情報を追加してよく、そのため、第2のノードは、セキュリティコンテキスト要求メッセージを使用することによってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得してよいことがわかる。さらに、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、セキュリティコンテキスト要求メッセージが攻撃者によって改ざんされるのを防止するために、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために第2のノードによって使用される第1のMACを保持してよい。
【0014】
第1の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、前記第1のMAC及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、前記第1のMACは、さらに、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を示すために使用される
をさらに備える。
【0015】
第1の態様の別の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階の後で、前記方法は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、前記第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、前記第1のアイデンティティ認証情報は、前記第1のノード及び前記第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される;及び
前記第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、前記第2のMACは、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える。
【0016】
共有鍵は、第1のノード及び第2のノード間で共有される秘密値であり、ノードのアイデンティティを検証するためのアイデンティティ認証情報を生成するために使用されてよい。第1のノードは、共有鍵を使用することによって第1のアイデンティティ認証情報を生成してよく、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノードのアイデンティティを検証するために第2のノードによって使用されることがわかる。それに対応して、第1のノードはまた、第2のアイデンティティ認証情報を使用することによって第2のノードのアイデンティティを検証してよい。攻撃者が、第2のノードのアイデンティティを偽造することによってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム又はシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得することを望む場合、共有鍵を偽造できないので、第1のノードによってそのアイデンティティに対して実行される検証は成功できない。したがって、第1のノードが信頼できないノードと通信することが回避され、第1のノードの通信セキュリティが向上する。
【0017】
第1の態様の別の可能な実装において、上記方法は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックする段階;
共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する段階;及び
セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信する段階、ここで、関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す
をさらに備える。
【0018】
第1の態様の別の可能な実装において、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、前記方法は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
をさらに備える。
【0019】
第1の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを取得する段階;
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含む
をさらに備える。
【0020】
ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子、及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて決定されてよいことがわかる。異なるサービス又は異なるデータパケットサイズを有するサービスについて異なるMAC長が決定されてよい。これにより、MAC長の柔軟性が向上する。比較的高い機密性を有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。
【0021】
第2の態様によれば、本願の実施形態は、
第1のノードに関連付け要求メッセージを送信する段階、ここで、前記関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
前記第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備える通信方法をさらに提供する。
【0022】
本願の実施形態において、第2のノードは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を第1のノードに送信する。第1のノードは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、第1のノードにおいて構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。例えば、データセキュリティを向上させるために、第2のノードによってサポートされるアルゴリズムから、比較的高いセキュリティを有するアルゴリズムが選択されてよく、比較的長いMAC長がさらに選択されてよい。
【0023】
第2の態様の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。上記方法は、
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックする段階
をさらに備える。
【0024】
第2の態様の別の可能な実装において、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報である。
【0025】
第2の態様の別の可能な実装において、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0026】
第2の態様の別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。上記方法は、
第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する段階;
セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成する段階、ここで、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する段階、ここで、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される
をさらに備える。
【0027】
第2の態様の別の可能な実装において、上記方法は、第1のノードから関連付け確立メッセージを受信する段階をさらに備える。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0028】
第2の態様の別の可能な実装において、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する。上記方法は、
第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
をさらに備える。
【0029】
第1のノードは、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子、及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよいことがわかる。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。比較的高い機密性を有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。
【0030】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を示す情報を追加してよく、そのため、第2のノードは、そのリソーススケジューリングメッセージを使用することによってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を取得してよい。
【0031】
第3の態様によれば、本願の実施形態は、
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信方法をさらに提供する。
【0032】
本願の実施形態において、第1のノードは、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定し、次に、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよい。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。さらに、高セキュリティ要件を有しない又は比較的小さいデータパケットを有する一部のメッセージについては、通信効率への影響を回避するとともにネットワーク伝送中のリソース消費を低減させるように、比較的短いMAC長が使用されてよい。
【0033】
第3の態様の可能な実装において、前記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記識別子に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0034】
第3の態様の別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記識別子に対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階
を含む。
【0035】
第3の態様の別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0036】
第3の態様の別の可能な実装において、前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0037】
異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。
【0038】
第3の態様の別の可能な実装において、上記方法は、
第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含む
をさらに含む。
【0039】
第3の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成する段階、ここで、前記第3のMACの長さは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第3のMACは、前記第1のサービスの前記データに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える。
【0040】
第3の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得する段階;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成する段階、ここで、前記第4のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記第4のMAC及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含み、前記第4のMACは、前記リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える。
【0041】
第3の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
をさらに備える。
【0042】
第4の態様によれば、本願の実施形態は、
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信方法をさらに提供する。
【0043】
実施形態において、異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0044】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに指示情報を追加してよく、それにより、第2のノードは、この指示情報に基づいて、サービスのために完全性保護が有効にされるか否かを決定する。
【0045】
第4の態様の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
【0046】
第4の態様の別の可能な実装において、前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0047】
異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、前記第1のサービスの前記識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。
【0048】
第4の態様の別の可能な実装において、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0049】
第4の態様の別の可能な実装において、前記リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに含み、前記方法は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって前記第4のMACに基づいて前記リソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックする段階
をさらに備える。
【0050】
第5の態様によれば、本願の実施形態は、
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信方法をさらに提供する。
【0051】
第1のノードにおけるものと同じであるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法が、第2のノードにおいて構成されることがわかる。したがって、第2のノードは、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよい。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。
【0052】
しかしながら、ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための同じ方法は、第2のノード及び第1のノードの両方において構成されており、そのため、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を特定の方式で決定し、したがって、第2のノードもまた同じ方式でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。このようにして、ノードは、ピアノードにターゲットMAC長を送信する必要はなく、ネットワークリソースを節約する。
【0053】
第5の態様の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記識別子ID及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記IDに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する段階
を含む。
【0054】
第5の態様の別の可能な実装において、前記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記識別子に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0055】
第5の態様の別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
前記第1のサービスの前記ID及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0056】
第5の態様の別の可能な実装において、前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0057】
異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。
【0058】
第5の態様の別の可能な実装において、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0059】
第6の態様によれば、本願の実施形態は、
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を備える通信方法をさらに提供する。
【0060】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0061】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに指示情報を追加してよく、それにより、第2のノードは、この指示情報に基づいて、サービスのために完全性保護が有効にされるか否かを決定する。
【0062】
第6の態様の可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0063】
第6の態様の別の可能な実装において、前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される。
【0064】
完全性保護が実行される必要があるサービスについては、第1のノードにおいてユーザプレーンのターゲットMAC長を示す情報が追加されてよく、サービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用されることがわかる。
【0065】
第7の態様によれば、本願の実施形態は、
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階;及び
前記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを決定する段階
を備える通信方法をさらに提供する。
【0066】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0067】
第7の態様の可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。上記方法は、
リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを決定する段階
をさらに備える。
【0068】
第7の態様の別の可能な実装において、前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0069】
第8の態様によれば、本願の一実施形態は、
第2のノードから関連付け要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記関連付け要求メッセージは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備える通信装置を提供する。
【0070】
処理ユニットは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成するようにさらに構成されており、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0071】
本願のこの実施形態において、上記装置は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、上記装置において構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。さらに、アルゴリズム選択ポリシは、第1のノードの通信要件に基づいて事前構成又は事前定義されてよい。例えば、データセキュリティを向上させるために、比較的高いセキュリティ及び比較的長いMAC長を有するアルゴリズムが優先的に選択されてよい。
【0072】
第8の態様の可能な実装において、前記処理ユニットは、
第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0073】
第8の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
ように特に構成されている。
【0074】
第8の態様の別の可能な実装において、前記装置は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、前記第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える。
【0075】
第8の態様の別の可能な実装において、前記装置は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、前記第1のMAC及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、前記第1のMACは、さらに、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を示すために使用される
をさらに備える。
【0076】
第8の態様の別の可能な実装において、上記装置は、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニットをさらに備える。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み;第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され;第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0077】
受信ユニットは、第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0078】
共有鍵は、第1のノード及び第2のノード間で共有される秘密値であり、ノードのアイデンティティを検証するためのアイデンティティ認証情報を生成するために使用されてよい。上記装置は、共有鍵を使用することによって第1のアイデンティティ認証情報を生成してよく、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノードのアイデンティティを検証するために第2のノードによって使用されることがわかる。それに対応して、第1のノードはまた、第2のアイデンティティ認証情報を使用することによって第2のノードのアイデンティティを検証してよい。攻撃者が、第2のノードのアイデンティティを偽造することによってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム又はシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得することを望む場合、共有鍵を偽造できないので、上記装置によってそのアイデンティティに対して実行される検証は成功できない。したがって、第1のノードが信頼できないノードと通信することが回避され、第1のノードの通信セキュリティが向上する。
【0079】
第8の態様の別の可能な実装において、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、前記処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
ように特に構成されている。
【0080】
第8の態様の別の可能な実装において、受信ユニットは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを取得するようにさらに構成されている。
【0081】
処理ユニットは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0082】
前記送信ユニットは、前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含む。
【0083】
第9の態様によれば、本願の一実施形態は、
第1のノードに関連付け要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
前記第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備える通信装置を提供する。
【0084】
本願のこの実施形態において、上記装置は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を第1のノードに送信する。第1のノードは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、上記装置において構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。例えば、データセキュリティを向上させるために、第2のノードによってサポートされるアルゴリズムから、比較的高いセキュリティを有するアルゴリズムが選択されてよく、比較的長いMAC長がさらに選択されてよい。
【0085】
第9の態様の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。上記装置は、
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように構成されている処理ユニット
をさらに備える。
【0086】
第9の態様の別の可能な実装において、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報である。
【0087】
第9の態様の別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。処理ユニットは、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されている。
【0088】
処理ユニットは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成するようにさらに構成されている。第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0089】
送信ユニットは、第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0090】
第9の態様の別の可能な実装において、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0091】
受信ユニットは、第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するようにさらに構成されている。リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0092】
第10の態様によれば、本願の一実施形態は、
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信装置を提供する。
【0093】
本願のこの実施形態において、上記装置は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子、及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用する。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。さらに、高プライバシ要件を有しない又は比較的小さいデータパケットを有する一部のメッセージについては、通信効率への影響を回避するとともにネットワーク伝送中のリソース消費を低減させるように、比較的短いMAC長が使用されてよい。
【0094】
第10の態様の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記識別子に対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0095】
第10の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記第1のサービスの前記識別子及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0096】
第10の態様の別の可能な実装において、前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0097】
第10の態様の別の可能な実装において、前記装置は、リソーススケジューリングメッセージを前記第2のノードに送信するように構成されている送信ユニットをさらに備え、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含む。
【0098】
第10の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成し、ここで、前記第3のMACの長さは、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第3のMACは、前記第1のサービスの前記データに対して完全性保護を実行するために使用される
ようにさらに構成されている。
【0099】
第10の態様の別の可能な実装において、受信ユニットは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得するようにさらに構成されている。
【0100】
処理ユニットは、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0101】
処理ユニットは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成するようにさらに構成されており、第4のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0102】
送信ユニットは、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されている。リソーススケジューリングメッセージは、第4のMAC及びユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、第4のMACは、リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される。
【0103】
第10の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
ようにさらに構成されている。
【0104】
第11の態様によれば、本願の一実施形態は、
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信装置を提供する。
【0105】
上記実施形態において、異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。装置170は、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合がある。
【0106】
第11の態様の可能な実装において、前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0107】
第11の態様の別の可能な実装において、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0108】
第11の態様の別の可能な実装において、前記リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに含み、前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって前記第4のMACに基づいて前記リソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックする
ようにさらに構成されている。
【0109】
第12の態様によれば、本願の一実施形態は、
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は前記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて前記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、前記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信装置を提供する。
【0110】
第1のノードにおけるものと同じであるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法が、上記装置に構成されている。したがって、上記装置は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよい。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。
【0111】
しかしながら、ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための同じ方法は、上記装置及び第1のノードの両方において構成されており、そのため、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を特定の方式で決定し、したがって、上記装置もまた同じ方式でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。このようにして、ノードは、ピアノードにターゲットMAC長を送信する必要はなく、ネットワークリソースを節約する。
【0112】
第12の態様の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び前記第1のサービスの前記識別子ID及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記IDに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する;又は
前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長及び前記第1のサービスの前記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、前記第1のサービスの前記データパケットサイズに対応する前記MAC長を前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0113】
第12の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記第1のサービスの前記ID及び/又は前記第1のサービスの前記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
前記第2の長さ選択ポリシ及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる前記MAC長に基づいて前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0114】
第12の態様の別の可能な実装において、前記第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0115】
第12の態様の別の可能な実装において、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0116】
第13の態様によれば、本願の一実施形態は、
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
前記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記リソーススケジューリングメッセージは、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を備える通信装置を提供する。
【0117】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。上記装置は、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0118】
第13の態様の可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0119】
第13の態様の別の可能な実装において、前記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、前記少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される。
【0120】
第14の態様によれば、本願の一実施形態は、
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、前記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、前記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
前記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている受信ユニット;及び
前記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、前記少なくとも1つの第2のサービスの前記識別子に対応する前記サービスのために完全性保護が有効にされないことを決定するように構成されている処理ユニット
を備える通信装置を提供する。
【0121】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0122】
第14の態様の可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、前記少なくとも1つの第1のサービスの前記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが前記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0123】
処理ユニットは、リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを決定するようにさらに構成されている。
【0124】
第14の態様の別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、さらに、少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0125】
第15の態様によれば、本願の実施形態は、
第2のノードから関連付け要求メッセージを受信する段階、ここで、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示される前記セキュリティアルゴリズムのセットに属し、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成する段階、ここで、第1のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
を備える通信方法をさらに提供する。
【0126】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように第1のノードにおいて異なるポリシが構成されてよい。さらに、第1のノードは、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0127】
第15の態様の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0128】
第15の態様の別の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を前記決定する段階は、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階;及び
第1の長さ選択ポリシ及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0129】
第15の態様の別の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
を含む。
【0130】
第15の態様の別の可能な実装において、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階;
第2のノードのアイデンティティに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに基づいてシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0131】
第15の態様の別の可能な実装において、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第2のノードのアイデンティティ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第2のノードのアイデンティティに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する段階
を含む。
【0132】
第15の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長、及び前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える。
【0133】
第15の態様の別の可能な実装において、前記方法は、
前記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記ユーザプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長、前記ユーザプレーンの前記ターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、前記第1のMACは、前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、前記第1のアイデンティティ認証情報は、前記第1のノード及び前記第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される;及び
前記第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長であり、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、前記第2のMACは、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える。
【0134】
第15の態様の別の可能な実装において、上記方法は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックする段階;
共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する段階;及び
セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信する段階、ここで、関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す
をさらに備える。
【0135】
第16の態様によれば、本願の実施形態は、
第1のノードに関連付け要求メッセージを送信する段階、ここで、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む;
第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信する段階、ここで、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のMACを含み;シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックする段階
を備える通信方法をさらに提供する。
【0136】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように第1のノードにおいて異なるポリシが構成されてよい。さらに、第1のノードは、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。第2のノードは、第1のノードからターゲットMAC長を取得し、ターゲットMAC長を使用することによってメッセージ完全性を保護する。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0137】
第16の態様の可能な実装において、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長が第1のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0138】
第16の態様の別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0139】
第16の態様の別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。前記方法は、
第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する段階;
前記セキュリティコンテキスト要求メッセージの前記完全性に対する前記チェックが成功し、前記第1のアイデンティティ認証情報に対する前記検証が成功した場合、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成する段階、ここで、前記第2のMACの長さは、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である;及び
前記第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する段階、ここで、前記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、前記第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、前記第2のアイデンティティ認証情報は、前記第2のノード及び前記第1のノード間の前記共有鍵に基づいて生成される
をさらに備える。
【0140】
第16の態様の別の可能な実装において、上記方法は、第1のノードから関連付け確立メッセージを受信する段階をさらに備える。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0141】
第17の態様によれば、本願の実施形態は、
第2のノードから関連付け要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、前記関連付け要求メッセージは、前記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び前記第2のノードのアイデンティティを含む;及び
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、前記第2のノードによってサポートされる前記セキュリティアルゴリズムについての前記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備える通信装置をさらに提供する。
【0142】
処理ユニットは、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0143】
処理ユニットは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成するようにさらに構成されており、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0144】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように上記装置において異なるポリシが構成されてよい。さらに、上記装置は、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0145】
第17の態様の可能な実装において、前記処理ユニットは、
第1の長さ選択ポリシ及び前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0146】
第17の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
前記第1の長さ選択ポリシ及び前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0147】
第17の態様の別の可能な実装において、前記処理ユニットは、
前記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、前記シグナリングプレーンの前記ターゲットMAC長である
ように特に構成されている。
【0148】
第17の態様の別の可能な実装において、処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;
第2のノードのアイデンティティに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに基づいてシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0149】
第17の態様の別の可能な実装において、処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第2のノードのアイデンティティ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第2のノードのアイデンティティに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0150】
第17の態様の別の可能な実装において、上記装置は、送信ユニットをさらに備える。送信ユニットは、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及びユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0151】
第17の態様の別の可能な実装において、上記装置は、送信ユニットをさらに備える。送信ユニットは、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含む。第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0152】
受信ユニットは、第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0153】
第17の態様の別の可能な実装において、処理ユニットは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするようにさらに構成されている。
【0154】
処理ユニットは、共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されている。
【0155】
送信ユニットは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信するようにさらに構成されている。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0156】
第18の態様によれば、本願の実施形態は、
第1のノードに関連付け要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む;
第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のMACを含み;シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように構成されている処理ユニット
を備える通信装置をさらに提供する。
【0157】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように第1のノードにおいて異なるポリシが構成されてよい。さらに、第1のノードは、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。上記装置は、第1のノードからターゲットMAC長を取得し、ターゲットMAC長を使用することによってメッセージ完全性を保護する。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0158】
第18の態様の可能な実装において、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長が第1のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0159】
第18の態様の別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0160】
第18の態様の別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。処理ユニットは、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行し;及び
セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成し、ここで、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
ようにさらに構成されている。
【0161】
受信ユニットは、第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0162】
第18の態様の別の可能な実装において、受信ユニットは、第1のノードから関連付け確立メッセージを受信するようにさらに構成されている。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0163】
第19の態様によれば、本願の実施形態は、通信装置をさらに提供する。上記装置は、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、上記装置が、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第6の態様又は第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第15の態様又は第15の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を実施する。
【0164】
第20の態様によれば、本願の実施形態は、通信装置をさらに提供する。上記装置は、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、上記装置が、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第4の態様又は第4の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第5の態様又は第5の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第7の態様又は第7の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第16の態様又は第16の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を実施する。
【0165】
第21の態様によれば、本願の実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備える。第1のノードは、第8の態様又は第8の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。第2のノードは、第9の態様又は第9の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。
【0166】
第22の態様によれば、本願の実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備える。第1のノードは、第10の態様又は第10の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。第2のノードは、第11の態様又は第11の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。
【0167】
第23の態様によれば、本願の実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備える。第1のノードは、第10の態様又は第10の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。第2のノードは、第12の態様又は第12の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。
【0168】
第24の態様によれば、本願の実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備える。第1のノードは、第13の態様又は第13の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。第2のノードは、第14の態様又は第14の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。
【0169】
第25の態様によれば、本願の実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備える。第1のノードは、第17の態様又は第17の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。第2のノードは、第18の態様又は第18の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置を含む。
【0170】
第26の態様によれば、本願の一実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を開示する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶する。コンピュータプログラムが1又は複数のプロセッサ上で実行されると、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第6の態様又は第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第15の態様又は第15の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行される。
【0171】
第27の態様によれば、本願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を開示する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶する。コンピュータプログラムが1又は複数のプロセッサ上で実行されると、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第4の態様又は第4の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第5の態様又は第5の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第7の態様又は第7の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行されるか、又は第16の態様又は第16の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法が実行される。
【0172】
第28の態様によれば、本願の一実施形態は、チップシステムを開示する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、チップシステムが配置されている装置が、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第6の態様又は第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第15の態様又は第15の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を実施する。
【0173】
第29の態様によれば、本願の一実施形態は、チップシステムを開示する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、チップシステムが配置されている装置が、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第4の態様又は第4の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第5の態様又は第5の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第7の態様又は第7の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法、又は第16の態様又は第16の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を実施する。
【0174】
第30の態様によれば、本願の実施形態は、スマートコックピット製品をさらに提供する。スマートコックピット製品は、第1のノード(例えば、車両コックピットドメインコントローラCDC)を備える。第1のノードは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第6の態様又は第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第15の態様又は第15の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を含む。
【0175】
さらに、スマートコックピット製品は、第2のノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、レーダ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの少なくとも1つ)をさらに備える。第2のノードは、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第4の態様又は第4の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第5の態様又は第5の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第7の態様又は第7の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第16の態様又は第16の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を含む。
【0176】
第31の態様によれば、本願の実施形態は、車両をさらに提供する。車両は、第1のノード(例えば、車両コックピットドメインコントローラCDC)を備える。第1のノードは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第6の態様又は第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第15の態様又は第15の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を含む。
【0177】
さらに、車両は、第2のノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、レーダ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの少なくとも1つ)をさらに備える。第2のノードは、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第4の態様又は第4の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第5の態様又は第5の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第7の態様又は第7の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された装置、又は第16の態様又は第16の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて説明された方法を含む。
【図面の簡単な説明】
【0178】
以下、本願の実施形態で使用される添付図面を説明する。
【0179】
図1】本願の一実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。
【0180】
図2】本願の一実施形態による通信方法の応用シナリオの概略図である。
【0181】
図3】本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。
【0182】
図4】本願の一実施形態によるアルゴリズム選択ポリシの概略図である。
【0183】
図5】本願の一実施形態によるシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階の概略図である。
【0184】
図6】本願の一実施形態によるシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階の別の概略図である。
【0185】
図7】本願の一実施形態によるシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階の別の概略図である。
【0186】
図8】本願の一実施形態による別の通信方法の概略フローチャートである。
【0187】
図9A】本願の一実施形態によるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階の概略図である。
図9B】本願の一実施形態によるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階の概略図である。
【0188】
図10】本願の一実施形態によるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階の別の概略図である。
【0189】
図11】本願の一実施形態による別の通信方法の概略フローチャートである。
【0190】
図12】本願の一実施形態による別の通信方法の概略フローチャートである。
【0191】
図13】本願の一実施形態による別の通信方法の概略フローチャートである。
【0192】
図14】本願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。
【0193】
図15】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0194】
図16】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0195】
図17】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0196】
図18】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0197】
図19】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0198】
図20】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0199】
図21】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0200】
図22】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0201】
図23】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0202】
図24】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0203】
図25】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0204】
図26】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0205】
図27】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0206】
図28】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0207】
図29】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0208】
図30】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【0209】
図31】本願の一実施形態による別の通信装置の構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0210】
以下では、本願の実施形態の添付図面を参照しながら、本願の実施形態について説明する。本願において、「例」又は「例えば」等の文言は、例、例示、又は説明を与えることを表すために使用されることに留意されたい。本願において「例」又は「例えば」を使用することによって説明される任意の実施形態又は設計解決手段は、別の実施形態又は設計解決手段より好ましいか又はより有利であるものと解釈されるものではない。「例」又は「例えば」等の文言の使用は、特定の方式における関連する概念を提示することを意図している。
【0211】
以下ではまず、理解を容易にするために、本願における関連技術及び技術用語を簡潔に説明する。
【0212】
1.ノード(node)
【0213】
ノードとは、データ受信及び送信能力を有する電子デバイスである。例えば、ノードは、車両コックピットドメイン(Cockpit Domain)デバイス、又は、車両コックピットドメインデバイスにおけるモジュール(コックピットドメインコントローラ(cockpit domain controller、CDC)、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの1又は複数)であり得る。特定の実装プロセスにおいて、ノードは、ルータ、リピータ、ブリッジ又はスイッチ等のデータトランジットデバイスであり得るか;又は、ユーザ機器(user equipment、UE)、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(パッド)、デスクトップコンピュータ、ヘッドセット、又はスピーカ等の様々なタイプの端末デバイスであり得るか;又は、自動運転(self-driving)デバイス、交通安全(transportation safety)デバイス、仮想現実(virtual reality、VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)端末デバイス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)デバイス、産業用制御(industrial control)デバイス、遠隔医療(remote medical)デバイス、スマートグリッド(smart grid)デバイス、又はスマートシティ(smart city)デバイス等のマシンインテリジェントデバイスを含み得るか;又はウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートバンド、又は歩数計等)又は同様のものを含み得る。いくつかの技術シナリオにおいて、同様のデータ受信及び送信能力を有するデバイスの名称は、「ノード」ではない場合がある。しかしながら、説明を容易にするために、データ受信及び送信能力を有する電子デバイスは、本願の実施形態において、ノードと総称される。
【0214】
2.メッセージ認証コード(message authentication code、MAC)
【0215】
メッセージ認証コード(MAC)は、暗号化において両方の通信エンティティによって使用される検証メカニズムである。それは、メッセージ完全性を確実にするためのツールである。メッセージを送信する前に、送信機は、まず、両方の通信当事者によってネゴシエートされる完全性保護アルゴリズムを使用すること(又はさらに鍵を使用すること)によってMACを計算する。次に、MAC及びデータが一緒に送信される。パケットを受信した後、受信機は、送信機と同じ完全性保護アルゴリズムを使用して(又はさらに鍵を使用して)MACを計算し、計算されたMACを受信されたMACと比較する。それらが同じである場合、メッセージ完全性チェックが成功する。
【0216】
例えば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムにおいて、LTEの完全性保護機能は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)層に位置し、送信側におけるノードが、PDCPプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)のヘッダ(header)及びデータ部分に対して完全性保護を実行してよい。特に、送信側におけるノードは、上位プロトコル層において構成された完全性保護アルゴリズムを使用すること、及び、鍵、COUNT値、無線ベアラ識別子、DIRECTION、及び入力パラメータとしてのメッセージ等のパラメータのうちの少なくとも1つを使用することによって、完全性のための32ビット(bit)メッセージ認証コード(Message Authentication Code for Integrity、MAC-I)を計算し、次に、この完全性のための32ビットメッセージ認証コードをPDCP PDUのMAC-Iドメインに挿入する。メッセージを受信した後、受信側におけるノードが、同じ方法を使用することによって、メッセージによって期待される認証コードXMAC-Iを計算し、次に、このXMAC-IをMAC-Iと比較することによって完全性チェックを実行する。MAC-IがXMAC-Iに等しい場合、受信側は、完全性チェックが成功したと決定し;又は、MAC-IがXMAC-Iに等しくない場合、受信側は、完全性チェックが失敗したと決定する。
【0217】
3.完全性保護アルゴリズム
【0218】
MACは、完全性保護アルゴリズムを使用することによって生成されてよく、完全性保護アルゴリズムは、代替的には、MACアルゴリズム、完全性保護アルゴリズム等と称され得る。任意選択で、完全性保護アルゴリズムは、別の暗号化アルゴリズムを使用することによって実装されてよい。例えば、ハッシュアルゴリズムを使用することによって実装される完全性保護アルゴリズムは、ハッシュベースメッセージ認証コード(hash-based message authentication code、HMAC)アルゴリズムと称される。ハッシュアルゴリズムは、MD5、SHA-1、SHA-256、及び同様のもののうちの1つであってよい。これらの異なるHMAC実装は、通例、HMAC-MD5、HMAC-SHA1、HMAC-SHA256、及び同様のものとして印される。別の例として、ブロック暗号アルゴリズムに基づいて実装されるMACアルゴリズムは、暗号ベースメッセージ認証コード(Cipher-based Message Authentication Code、CMAC)アルゴリズムと称されてよく、ブロック暗号アルゴリズムは、高度暗号化標準(Advanced Encryption Standard、AES)であってよい。ブロック暗号化には4つの動作モード:ECB、CBC、CFB、及びOFBが存在するので、異なる動作モードでブロック暗号化アルゴリズムに基づいて実装される完全性保護アルゴリズムは、ECB-MACアルゴリズム、CBC-MACアルゴリズム等と称され得る。さらに、CBC-MACアルゴリズムを改善することによって、ワンキーメッセージ認証コード(One-key CBC-MAC、OMAC)が得られ、2005年に国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology、NIST)によって推奨規格としてリストされた。
【0219】
さらに、完全性保護アルゴリズムは、ガロアメッセージ認証コード(Galois message authentication code mode、GMAC)、ZUC暗号アルゴリズム(ZUC128及びZUC256等)、及びメッセージダイジェスト(message digest、MD)アルゴリズム(MD2、MD4、又はMD5等)をさらに含み得る。さらに、暗号アルゴリズムは、cDNA末端の高速増幅(rapid amplification of cDNA ends、RACE)完全性プリミティブ評価メッセージダイジェスト(RACE Integrity Primitives Evaluation Message Digest、RIPEMD)アルゴリズムをさらに含み得る。
【0220】
さらに、完全性保護アルゴリズムは、アルゴリズムのうちの1つが脆弱であることが発見された場合であっても、他方がメッセージ完全性を引き続き保護できるように、2つ又はそれよりも多くのアルゴリズムを組み合わせてよい。例えば、トランスポート層セキュリティ(Transport Layer Security、TLS)において、入力データは、2つの半部分に分割され、これらの2つの半部分は、異なる完全性保護アルゴリズム(MD5及びSHA-1)を使用することによってそれぞれ処理され、次に、これらの2つの処理された部分がXOR演算されて、MACを取得する。
【0221】
少なくとも1つの長さのMACを生成するために、完全性保護アルゴリズムが使用されてよい。表1は、本願の実施形態において提供される可能なMACアルゴリズムを使用することによって生成されたMACの長さについての情報を示している。CMACアルゴリズムを使用することによって生成されたMACは、通例128ビット、64ビット、又は32ビット暗号ブロックをサポートし;GMACを使用することによって生成されたMACの長さは、32ビットから128ビットであってよく;HMACは、複数の長さのダイジェストをMACとして生成するために使用されてよいことがわかる。
表1 異なる完全性保護アルゴリズムを使用することによって生成されたMACの長さ
【表1】
【0222】
いくつかの特定のシナリオにおいて、認証済み暗号化アルゴリズムを使用することによって、所与のオリジナルテキストに関して、データが暗号化されてよく、メッセージ認証コードも生成されてよい。したがって、メッセージに対して認証及び暗号化を実行するプロセスにおいて、メッセージに対して完全性保護が実行されるとも考えられ得る。例えば、メッセージに対して認証及び暗号化を実行するために、GMACに基づくAESアルゴリズム(AES-Galois/Counter Mode、AES-GCM)、CMACに基づくAESアルゴリズム/カウンタモード(AES-CMAC/Counter Mode、AES-CCM)、及び同様のものが使用されてよく、メッセージの完全性を保護するために認証及び暗号化を実行するプロセスにおいてMACを生成することができる。任意選択で、異なる認証済み暗号化アルゴリズムを使用することによって生成されるMACの長さについては、完全性保護アルゴリズムを使用することによって生成されるMACの長さを参照されたい。例えば、AES-GCMアルゴリズムに基づいて生成されるMACの長さについては、GMACを使用することによって生成されるMACの長さを参照されたい。
【0223】
4.共有鍵(shared key、SK)
【0224】
通信プロセスにおいて、データが通信ノード間で送信される。データを機密に維持する必要がある場合、鍵を使用することによってデータを暗号化する必要がある。
共有鍵は、両方の通信当事者のノードに記憶される同じ秘密値である。共有鍵は、両方の通信当事者のノードにおいて事前定義又は事前構成されてよく、又は同じ鍵取得方法を使用することによって両方の通信当事者によって生成されてよく、又は信頼されたデバイス(鍵導出センタ(Key Distribution Center、KDC)等)によって第1のノード及び第2のノードに送信されてよい。
【0225】
例えば、車両のコックピットドメインコントローラ(cockpit domain controller、CDC)及び車載レーダデバイスは、互いに通信できる2つのノードである。CDC及び車載レーダを配備する場合、自動車工場の作業者は、CDC及び車載レーダ間の共有鍵を事前構成している。共有鍵を使用することによって、車両のCDC及び車載レーダ間の通信のセキュリティを確実にすることができる。
【0226】
別の例として、CDC及び車両所有者の携帯電話は、互いに通信できる2つのノードである。車両所有者は、携帯電話を使用することによって車両のCDCに関連付けられる必要があり、車両所有者は、鍵取得方法を使用することによって共有鍵を取得してよく、例えば、共有鍵は、鍵共有アルゴリズムを使用することによって携帯電話及び車両のCDC間で鍵共有アルゴリズムパラメータを交換することによって生成される。携帯電話がその後車両のCDCと関連付けることを再度要求する場合、2つのノードのアイデンティティを検証するために共有鍵が使用されてよい。
【0227】
5.鍵導出
【0228】
鍵導出とは、1つの秘密値から1又は複数の秘密値を導出するプロセスである。鍵を導出するのに使用されるアルゴリズムは、鍵導出関数(key derivation function、KDF)と称され、鍵導出アルゴリズムとも称される。例えば、秘密値Keyから導出される新しい秘密値DKは、DK=KDF(Key)として表され得る。
【0229】
一般的な鍵導出アルゴリズムとして、パスワードベース鍵導出関数(password-based key derivation function、PBKDF)、スクリプト(scrypt)アルゴリズム等が挙げられる。PBKDFアルゴリズムは、第1世代PBKDF1及び第2世代PBKDF2をさらに含む。任意選択で、特定の実装中、鍵導出プロセスにおいて、入力された秘密値に対してハッシュ変更を実行するためにハッシュアルゴリズムが使用されてよい。したがって、KDFにおいて、アルゴリズム識別子が入力としてさらに受信され得、使用される特定のハッシュアルゴリズムを示す。
【0230】
6.シグナリングプレーン及びユーザプレーン
【0231】
通信システムにおいて、ユーザプレーン(User Plane)及び制御プレーン(Control Plane)が通例存在する。ソフトウェア定義ネットワーキング(Software Defined Network、SDN)技術の出現に伴い、制御プレーン及びユーザプレーン(Control Plane and User Plane、CU)分離が徐々に通信システムの開発方向になっている。制御プレーンは、シグナリングプレーン又は制御プレーンとも称され、通例は制御シグナリングを送信するために使用される。説明を容易にするために、本願の実施形態における説明では「シグナリングプレーン」が一様に使用される。ユーザプレーンは、データプレーンとも称され、通例はユーザデータを送信するために使用される。説明を容易にするために、本願の実施形態における説明では「ユーザプレーン」が一様に使用される。
【0232】
例えば、音声通話プロセスにおいて、制御プレーンは、通話プロシージャ確立、維持、及び解除を制御するために使用されるシグナリングを送信するために使用され、ユーザプレーンは、音声データを送信するために使用される。
【0233】
いくつかの特定の応用シナリオにおいて、ネットワーク伝送は、無線ネットワーク層及びトランスポートネットワーク層に分割される。無線ネットワーク層におけるユーザプレーンは、回路交換ドメイン(Circuit Switching Domain、CS)サービス(音声コーディング及びビデオコーディング等)又はパケットデータパケット(Packet Switching Domain、PS)サービス、すなわち真のユーザデータである。無線ネットワーク層における制御プレーンは、無線アクセスネットワークアプリケーション部分(Radio Access Network Application Part、RANAP)、無線ネットワークサブシステムアプリケーション部分(Radio Network Subsystem Application Part、RNSAP)プロトコル、NodeBアプリケーション部分(NodeB Application Part、NBAP)プロトコル及び同様のもののうちの1又は複数を含み、通話プロセスのシグナリングを制御するために使用される。トランスポートネットワーク層は、最下層ベアラである。したがって、トランスポートネットワーク層におけるユーザプレーンは、ユーザデータ及びシグナリングデータの両方を含む。言い換えれば、無線ネットワーク層(制御プレーン及びユーザプレーン)のメッセージは、トランスポートネットワーク層のユーザプレーンメッセージであり、送信/受信のためのトランスポートネットワーク層によって搬送される。トランスポートネットワーク層における制御プレーンは、独立制御プレーンであり、トランスポートネットワーク層のみに配置され、無線ネットワーク層のユーザプレーンデータのためのトランスポートベアラをセットアップするために使用される(非同期転送モード適合層(Asynchronous Transfer Mode Adaptation Layer、AAL2)接続を生成、維持、及び解除する)。
【0234】
さらに、本願の実施形態において言及される「認証」、「チェック」、及び「検証」は、チェックが正しいか又は妥当であるか否かを意味し得ることに留意されたい。本願の実施形態において、「関連付け」は、第1のノードが第2のノードへの接続を確立するプロセスを示す。いくつかの特定の技術シナリオにおいて、「関連付け」は、代替的に「アクセス」として記述され得る。
【0235】
以下では、本願の実施形態におけるシステムアーキテクチャ及びサービスシナリオを説明する。本願において説明されるシステムアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本願における技術的解決手段をより明確に説明するように意図されており、本願において提供される技術的解決手段に関する限定を構成しないことに留意されたい。システムアーキテクチャの進化及び新しいサービスシナリオの出現に伴い、本願において提供される技術的解決手段が同様の技術的課題にも適用可能であることを、当業者であれば認識し得る。
【0236】
図1は、本願の一実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。通信システムは、第1のノード101及び第2のノード102を備える。第2のノード202は、第1のノード101と関連付けることを要求してよい。関連付けが成功した後、第1のノード101は、データリンクを介して第2のノード102と通信し得る。任意選択で、第1のノード101及び第2のノード102間の通信に使用されるデータリンクは、様々なタイプの接続媒体を含んでよく、例えば、802.11b/gを含む短距離接続技術、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、ZigBee(登録商標)(ZigBee(登録商標))、無線周波数識別(radio frequency identification、RFID)技術、超広帯域(Ultra Wideband、UWB)技術、及び同様のものであってよく;別の例として、移動通信用グローバルシステム(Global System for Mobile communications、GSM(登録商標))等の無線アクセスタイプ技術を含む長距離接続技術、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、及びユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)であってよい。当然、第1のノード及び第2のノード間の通信をサポートするために別の技術が使用されてよいことは除外されない。
【0237】
第1のノード及び第2のノード間の通信のセキュリティを確実にするために、メッセージ認証コードを使用することによってメッセージに対して完全性保護を実行してよい。例えば、第1のノードは、完全性保護アルゴリズムを使用すること(又は完全性保護鍵をさらに使用すること)によってメッセージ内のデータの一部又は全てに基づいてMACを生成し、メッセージ内に(例えば、メッセージのプレフィックス又はサフィックス内に)MACを追加し、第2のノードにこのメッセージを送信する。メッセージを受信した後、第2のノードは、まず対応する完全性保護アルゴリズムを使用すること(又は対応する完全性保護鍵をさらに使用すること)によってデータの対応する部分又は全てに基づいてチェック値を生成する。チェック値がMACと一致する場合、それはそのメッセージ内の対応するデータが改ざんされていないことを示す。
【0238】
任意選択で、第1のノード101は、通信イニシエータであってよく、プライマリノード又はアクセスポイント(access point、AP)と称され得る。それに対応して、第2のノード102は、通信受信機であってよく、セカンダリノードと称され得る。
【0239】
さらに、第1のノード101及び第2のノード102は、同じタイプのデバイスであってよく、又は異なるタイプのデバイスであってよい。例えば、図2は、本願の一実施形態による通信方法の応用シナリオの概略図である。車両内のコックピットドメインコントローラ(cockpit domain controller、CDC)201は、スマートコックピットデバイス内のコントロールセンターであり、第1のノード101とみなされ得る。スマートフォン202は、データ受信及び送信能力を有するデバイスであり、第2のノード102とみなされ得る。CDC201によってスマートフォン202に送信されるメッセージは、MACを保持してよく、スマートフォン202は、このメッセージを受信し、このMACを使用することによってこのメッセージの完全性をチェックし、次に、このメッセージに基づいて対応するオペレーションを実行する。しかしながら、既存のメッセージ認証コード技術において、メッセージ認証コードの長さは、通例は固定されており、ユーザの要件を満たすことが困難である。例えば、スマートフォン202は、ブルートゥース(登録商標)を使用することによってCDC201に接続される。CDC201がスマートフォン202に音声データを送信する必要がある場合、車内音声データは比較的高いプライバシ要件を有し、ブルートゥース(登録商標)通信プロセスにおけるメッセージ認証コードの長さが32ビットであるので、メッセージ認証コードは、攻撃者によってクラッキングされやすく、セキュリティ要件を満たすことができない。したがって、データを保護するにはより長いMAC長が要求される。
【0240】
図3は、本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。通信方法は、図1に示す通信システムに基づいて実施されてよい。方法は少なくとも以下のステップを含む。
【0241】
ステップS301:第2のノードが、第1のノードに関連付け要求メッセージを送信する。
【0242】
特に、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含み、セキュリティアルゴリズムについての情報は、セキュリティアルゴリズムの名称、識別子、事前定義されたシンボル、又は同様のものであってよい。第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムは、完全性保護アルゴリズムについての情報、認証済み暗号化アルゴリズムについての情報、又は同様のもののうちの1又は複数を含む。任意選択で、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、代替的に、第2のノードのセキュリティ能力(Sec Capabilities)と称され得る。
【0243】
表2は、本願のこの実施形態において提供される可能なアルゴリズム情報テーブルである。関連付け要求メッセージにおける第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、アルゴリズム名又はアルゴリズム識別子であってよい。例えば、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、第2のノードが、ZUC(ZUC)暗号化アルゴリズム、AES-CMACアルゴリズム(特に、64ビットMAC長及び128ビットMAC長をサポートするAES-CMACアルゴリズム)、及びAES-GCMアルゴリズム(特に、32ビットMAC長をサポートするAES-GCMアルゴリズム)をサポートすることを示す「GIA2、GIA3、GAC1」であってよい。別の例として、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、第2のノードが、ZUC(ZUC)暗号化アルゴリズム、AES-CMACアルゴリズム、及びAES-GCMアルゴリズムをサポートすることを示す「0010、0011、1000」であってよい。
表2 アルゴリズム情報テーブル
【表2】
【0244】
任意選択で、関連付け要求メッセージは、第2のノードによって取得(又は生成)されたフレッシュパラメータをさらに含んでよい。フレッシュパラメータは、ノンス(number once、NONCE)、カウンタ(counter)、シーケンス番号(number)、及び同様のもののうちの少なくとも1つを含んでよい。説明を容易にするために、本願の実施形態において、第1の関連付け要求メッセージにおける第2のノードによって取得(又は生成)されたフレッシュパラメータは、第1のフレッシュパラメータと称される。
【0245】
任意選択で、第1のノードは、アクセスメッセージ又はブロードキャストメッセージを送信してよく、第2のノードは、第1のノードからアクセスメッセージ又はブロードキャストメッセージを受信する。第2のノードは、アクセスメッセージ又はブロードキャストメッセージに基づいて第1のノードに第1の関連付け要求メッセージを送信する。特に、第1のノードのアクセスメッセージ又はブロードキャストメッセージは、第1のノードのアイデンティティ、第1のノードの記述情報、別のノードによるアクセスを示すために使用される情報、又は同様のもののうちの少なくとも1つを含んでよい。
【0246】
ステップS302:第1のノードが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0247】
特に、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、シグナリングプレーンの完全性保護アルゴリズム、認証済み暗号化アルゴリズム、及び同様のもののうちの1つを含む。シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、シグナリングプレーンのメッセージの完全性保護のために使用され、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。例えば、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、第2のノードが、ZUC(ZUC)暗号化アルゴリズム、AES-CMACアルゴリズム(特に、64ビットMAC長及び128ビットMAC長をサポートするAES-CMACアルゴリズム)、及びAES-GCMアルゴリズム(特に、32ビットMAC長をサポートするAES-GCMアルゴリズム)をサポートすることを示す「GIA2、GIA3、GAC1」であってよい。この場合、第1のノードによって決定されたシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、ZUC(ZUC)暗号化アルゴリズム、AES-CMACアルゴリズム(特に、64ビットMAC長及び128ビットMAC長をサポートするAES-CMACアルゴリズム)、及びAES-GCMアルゴリズム(特に、32ビットMAC長をサポートするAES-GCMアルゴリズム)を含むセットに属する。
【0248】
第1のアルゴリズム選択ポリシは、第1のノードにおいて事前構成又は事前定義された選択ポリシであってよい。任意選択で、第1のアルゴリズム選択ポリシは、優先順位を使用することによって実施されてよく、又は事前構成又は事前定義された選択シーケンスに従って実施されてよく、又はアルゴリズム、モデル又は同様のものの方式で実施されてよい。例えば、図4は、本願の一実施形態による可能な第1のアルゴリズム選択ポリシの概略図である。領域401を参照されたい。その識別子が「0001」であるアルゴリズム(対応するアルゴリズムはAES-CMACアルゴリズムである)の優先順位は、1である。これは、第1のノードが、AES-CMACアルゴリズムを、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムとして優先的に選択する(詳細については表2を参照されたく、それは32ビットMAC長をサポートするAES-CMACアルゴリズムである)ことを示し得る。別の例として、第1のモデルが第1のノードにおいて事前構成されている。第1のモデルは、深層強化学習トレーニングを通して得られたニューラルネットワークである。このニューラルネットワークは、複数のサンプルデータを使用することによるトレーニングを通して得られる。したがって、第1のモデルは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて最適なターゲットセキュリティアルゴリズムを決定してよい。このようにして、第1のモデルは、第1のアルゴリズム選択ポリシとみなされてよい。
【0249】
任意選択で、第1のノードが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定することは、少なくとも次の2つのケースを含む。
【0250】
ケース1:第1のノードが、第1の長さ選択ポリシ及び第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する。第1の長さ選択ポリシは、第1のノードにおいて事前構成又は事前定義された選択ポリシであってよく、優先順位を使用することによって実施されてよく、又は事前構成又は事前定義された選択シーケンスに従って実装されてよく、又はアルゴリズム、モデル又は同様のものの方式で実施されてよい。例えば、第1の長さ選択ポリシは、最も長いMAC長又は最も短いMAC長を選択することであってよい。さらに任意選択で、最も長いMAC長を選択することが、第1のノードにおけるデフォルトの長さ選択ポリシとして構成されている長さ選択ポリシであってよい。
【0251】
任意選択で、第1のノードが、第1の長さ選択ポリシ及び第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定することは、特に、少なくとも次の2つの実装を含んでよい。
【0252】
実装1:第1のノードが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、第1の長さ選択ポリシ及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従ってシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0253】
例えば、図5は、本願の一実施形態によるシグナリングプレーンの可能なターゲットMAC長を決定する方法の概略図である。領域501を参照すると、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報が「0011、1010」であることを示すとともに、第2のノードによってサポートされるアルゴリズムが、AES-CMACアルゴリズム及びAES-GCMアルゴリズムであることを示すことがわかる。第1のノードは、優先順位方式で第1のアルゴリズム選択ポリシを実施する。領域502を参照すると、AES-CMACアルゴリズムの優先順位が2であり、AES-GCMアルゴリズムの優先順位が3であることがわかる。したがって、AES-CMACが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムとして決定される。識別子「0011」に対応するAES-CMACアルゴリズムによってサポートされるMAC長は、64ビット及び128ビットである。図5に示す第1の長さ選択ポリシに従えば、64ビットの優先順位が128ビットの優先順位より高いことがわかる。したがって、64ビットがシグナリングプレーンのターゲットMAC長として決定される(領域503を参照されたい)。
【0254】
別の例として、第1のノードにおいて構成されているデフォルトの第1の長さ選択ポリシは、ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長における最も長いMAC長を選択することであってよい。例えば、識別子「0011」に対応するAES-CMACアルゴリズムによってサポートされるMAC長は、64ビット及び128ビットであり、このとき、第1のノードは、デフォルトで128ビットをシグナリングプレーンのターゲットMAC長として選択してよい。代替的に、第1のノードにおいて構成されているデフォルトの第1の長さ選択ポリシは、ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長における最も短いMAC長を選択することであってよい。
【0255】
実装2:第1のノードが、第1の長さ選択ポリシに従って、第1の長さをサポートするアルゴリズム又はアルゴリズムセットを決定する。第1のノードは、第1のアルゴリズム選択ポリシに従って、第1の長さをサポートするアルゴリズム又はアルゴリズムセットにおける第1のアルゴリズムを決定し、第1のアルゴリズムが第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムである場合、第1のアルゴリズムをシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムとして決定し、第1の長さをシグナリングプレーンのターゲットMAC長として決定する。
【0256】
例えば、図6は、本願の一実施形態によるシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するための別の可能な方法の概略図である。領域602を参照すると、第1のノードが、第1の長さ選択ポリシに従って、128ビットMAC長をサポートするアルゴリズムグループ(すなわち、それぞれ識別子「0011、1010、及び1011」に対応するアルゴリズム)を決定する。領域603を参照すると、第1のノードが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従って最高優先順位(すなわち、識別子「0011」に対応するAES-CMACアルゴリズム)を有するアルゴリズムを決定する。領域601を参照すると、第2のノードは、識別子「0011」に対応するアルゴリズムをサポートすることがわかる。したがって、AES-CMACアルゴリズムが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムとして決定され、128ビットが、シグナリングプレーンのターゲットMAC長として決定される。
【0257】
特定の長さをサポートするアルゴリズムが第2のノードによってサポートされていない場合、次の長さをサポートするアルゴリズム又はアルゴリズムセットが選択されてよいことが理解され得る。例えば、128ビットをサポートするアルゴリズム(すなわち、それぞれ識別子「0011、1010、及び1011」に対応するアルゴリズム)が第2のノードによってサポートされていない場合、ターゲットセキュリティアルゴリズムは、次の優先順位のMAC長に対応するアルゴリズムから選択されてよい。ケース2:第1のノードが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。特に、少なくとも次の2つの実装が存在し得る。
【0258】
実装3:シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、1つの長さのみのMACの生成をサポートする。この場合、第1のノードは、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長をシグナリングプレーンのターゲットMAC長として決定する。例えば、その識別子が「0001」である(対応するアルゴリズムはAES-CMACアルゴリズムである)アルゴリズムは、32ビットの1つの長さのみのMACの生成をサポートする。第1のアルゴリズム選択ポリシに従って、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが、その識別子が「0001」であるアルゴリズムであると第1のノードが決定する場合、対応する32ビットが、シグナリングプレーンのターゲットMAC長として使用される。別の例として、HMAC256アルゴリズムが、HMACアルゴリズムのうちの1つであり、256ビットMAC長のみを生成できる。したがって、第2のノードがHMAC256アルゴリズムのみをサポートする場合、HMAC256に対応する256ビットが、シグナリングプレーンのターゲットMAC長として使用される。
【0259】
実装4:第1のノードが、ターゲットセキュリティアルゴリズム及びMAC長間の対応関係を予め記憶し、第1のノードは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びMAC長間の対応関係に基づいて、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長をシグナリングプレーンのターゲットMAC長として決定する。この対応関係は、事前構成又は事前定義されてよい。例えば、図7は、本願の一実施形態による別の可能な第1のアルゴリズム選択ポリシの概略図である。領域701を参照すると、第1のアルゴリズムポリシが、セキュリティアルゴリズム及び長さ間の対応関係をさらに示し得る。異なる対応関係は、異なる優先順位を示す。その識別子が「0001」であるAES-CMACアルゴリズムの優先順位及び対応する32ビットMAC長の優先順位は、1である。第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってその識別子が「0001」であるAES-CMACアルゴリズムをシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムとして決定した後、第1のノードは、AES-CMACアルゴリズム及びMAC長間の対応関係に基づいて、その識別子が「0001」であるAES-CMACアルゴリズムに対応する32ビットをシグナリングプレーンのターゲットMAC長として決定する。
【0260】
ステップS303:第1のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成する。
【0261】
特に、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために第2のノードによって使用される。
【0262】
任意選択で、ターゲットセキュリティアルゴリズムに加えて、第1のMACが生成される場合、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵(特に完全性保護鍵であってよい)及び第1のMACを使用することによって完全性保護が実行される必要があるメッセージデータが、さらに要求される。例えば、第1のMACは、共有鍵K1(特に、完全性保護鍵であってよい)及びセキュリティコンテキスト要求メッセージにおける第1のMAC以外のデータdata1の一部又は全てを使用することによって、暗号ベースメッセージ認証コード(Cipher-based Message Authentication Code、CMAC)アルゴリズムに従って取得されてよい。例えば、第1のMAC=CMAC(K1,data1)である。
【0263】
任意選択で、本願のこの実施形態における通信方法は、ステップS304又はステップS304からステップS311の一部又は全てをさらに備えてよい。ステップS304からステップS311は、特に、以下のとおりである。
【0264】
ステップS304:第1のノードが、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する。
【0265】
特に、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含む。さらに、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含む。第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするためにさらに使用される。特に、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために第2のノードによって使用される。
【0266】
任意選択で、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報は、少なくとも次の複数の可能なケースを有し得る。
【0267】
ケース1:シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報は、直接的にシグナリングプレーンのターゲットMAC長であってよい。例えば、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、「シグナリングプレーンMAC長:64ビット」を含み、第2のノードは、このコンテキスト要求メッセージに基づいてシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得してよい。この場合、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を含む。
【0268】
ケース2:シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報は、第1のMACであってよい。特に、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のノードは、第1のMACの長さに基づいてシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定してよい。この場合、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報を含む。
【0269】
ケース3:シグナリングプレーンの決定されたターゲットセキュリティアルゴリズムが1つのMAC長のみに対応する場合、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報であってよい。例えば、その識別子が「0001」(対応するアルゴリズムはAES-CMACアルゴリズムである)アルゴリズムは、32ビットの1つの長さのみのMACの生成をサポートする。したがって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが識別子「0001」に対応する場合、識別子「0001」がセキュリティコンテキスト要求メッセージに保持されてよい。識別子「0001」は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される。このアルゴリズムは、32ビットMACのみに対応するので、この識別子は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長が32ビットであることも示し得る。この場合、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報を含む。
【0270】
本願の実施形態には任意選択の設計があることに留意されたい。シグナリングプレーンの決定されたターゲットセキュリティアルゴリズムが1つのMAC長のみに対応する場合、第1のノードは、第2のノードに送信されるメッセージに、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報を追加してよく、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すためにも使用されてよい。それに対応して、ユーザプレーンの決定されたターゲットセキュリティアルゴリズムが1つのMAC長のみに対応する場合、第1のノードは、メッセージに、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報を追加してよく、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報は、ユーザプレーンのターゲットMAC長を示すためにも使用されてよい。
【0271】
任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のノードによって取得(又は生成)されたフレッシュパラメータをさらに含んでよい。フレッシュパラメータは、ノンス(number once、NONCE)、カウンタ(counter)、シーケンス番号(number)、及び同様のもののうちの少なくとも1つを含んでよい。説明を容易にするために、セキュリティコンテキスト要求メッセージにおけるフレッシュパラメータは、第2のフレッシュパラメータと称される。
【0272】
任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて第1のノードによって生成される。共有鍵は、第1のノード及び第2のノード間の事前共有鍵であってよい。例えば、第1のノードは、KDFを使用することによって事前共有鍵PSKに基づいて第1のアイデンティティ認証情報AUTHaを生成してよく、すなわち、AUTHa=KDF(PSK)である。任意選択で、関連付け要求メッセージが第1のフレッシュパラメータを含む場合、第1のアイデンティティ認証情報は、共有鍵及び第1のフレッシュパラメータに基づいて生成されてよい。例えば、第1のアイデンティティ認証情報AUTHaは、KDFを使用することによって事前共有鍵PSK及び第1のフレッシュパラメータNONCEeに基づいて生成され、例えば、AUTHa=KDF(PSK,NONCEe)である。
【0273】
さらに任意選択で、実際の処理中、第1のアイデンティティ認証情報を生成するために第1のノードによって使用されるパラメータは、他の情報をさらに含んでよい。例えば、生成された第1のアイデンティティ認証情報AUTHaは、AUTHa=KDF(PSK,関連付け要求メッセージ)を満たしてよい。
【0274】
さらに任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージが第2のフレッシュパラメータを含む場合、第1のノードによって生成された第1のアイデンティティ認証情報AUTHaは、AUTHa=KDF(PSK,NONCEa,関連付け要求メッセージ)をさらに満たしてよく、NONCEaは、セキュリティコンテキスト要求メッセージにおける第2のフレッシュパラメータである。
【0275】
任意選択で、第1のノードは、暗号化鍵を使用することによってセキュリティコンテキスト要求メッセージにおけるデータの一部又は全てを暗号化してよい。それに対応して、第2のノードは、セキュリティコンテキスト要求メッセージを受信してよく、メッセージ内容を取得するために対応する暗号化部分を復号する。
【0276】
ステップS305:第2のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックする。
【0277】
特に、第2のノードは、攻撃者によってセキュリティコンテキスト要求メッセージの内容が改ざんされるのを防止するために、第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージのメッセージ完全性をチェックする。
【0278】
可能な解決手段において、第1のノードは、特定の方式で第1のMACを生成し、したがって、第2のノードも同じ方式でチェック値を生成する。生成されたチェック値が第1のMACと同じである場合、メッセージ完全性チェックが成功する。例えば、共有鍵K1及びセキュリティコンテキスト要求メッセージにおける第1のMAC以外のデータdata1の一部又は全てに基づいてシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACが第1のノードによって取得される場合、第2のノードも、同じ方式でチェック値check1を生成し、すなわち、check1=CMAC(K1,data1)である。check1が第1のMACと同じである場合、それは、データdata1が改ざんされておらず、セキュリティコンテキスト要求メッセージに対する完全性チェックが成功したことを示す。
【0279】
任意選択で、完全性チェックが失敗した場合、それは、セキュリティコンテキスト要求メッセージが攻撃者によって改ざんされた可能性があることを示す。したがって、第2のノードは、このセキュリティコンテキスト要求メッセージを破棄し、又はこのセキュリティコンテキスト要求メッセージを無視し、又はこのセキュリティコンテキスト要求メッセージにおけるターゲットセキュリティアルゴリズムの適用をスキップすること又はこのセキュリティコンテキスト要求メッセージにおけるターゲットMAC情報の適用をスキップすることをさらに含んでよい。
【0280】
ステップS306:第2のノードが、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する。
【0281】
特に、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて第1のノードによって生成される。したがって、第2のノードはまた、この共有鍵に基づいて、第1のアイデンティティ認証情報が正しいか否かを検証する。
【0282】
任意選択の解決手段において、プロトコル仕様に従って、第1のノードが第1のアイデンティティ認証情報を生成するのに特定のパラメータを使用する場合、第2のノードも、チェック情報を生成するのに同じパラメータを使用すべきである。チェック情報が第1のアイデンティティ認証情報と同じである場合、検証が成功したとみなされる。例えば、第1のアイデンティティ認証情報は、KDFを使用することによって生成される。したがって、第2のノードは、チェック情報を生成するのにKDFを使用してよく、これはチェック値test1とも称される。第2のノードは、このチェック情報を使用することによって、第1のアイデンティティ認証情報が正しいか否かを検証する。以下では説明のために例を用いる。
【0283】
例えば、第1のアイデンティティ認証情報AUTHaがKDF(PSK,NONCEe)である場合、第2のノードは、KDFを使用することによってPSK及び第1のフレッシュパラメータNONCEeに基づいてチェック値test1=KDF(PSK,NONCEe)であることを得る。チェック値test1がAUTHaと同じである場合、検証が成功する。
【0284】
任意選択で、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が失敗した場合、それは、第1のノードのアイデンティティが信頼できないことを示す。したがって、第2のノードは、このセキュリティコンテキスト要求メッセージを破棄し、又はこのセキュリティコンテキスト要求メッセージを無視し、又はこのセキュリティコンテキスト要求メッセージにおけるターゲットセキュリティアルゴリズムの適用をスキップすること又はこのセキュリティコンテキスト要求メッセージにおけるターゲットMAC長の適用をスキップすることをさらに含んでよい。さらに、第2のノードは、正しいノードを関連付けるために、第1のノードから切断されてよい。
【0285】
任意選択で、第2のノードは、まず、ステップS306のオペレーションを実行し、次に、ステップS305のオペレーションを実行してよい。
【0286】
ステップS307:第2のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成する。
【0287】
特に、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために第1のノードによって使用される。特定の実装中、ターゲットセキュリティアルゴリズムに加えて、第2のMACが生成される場合、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵(特に、完全性保護鍵であってよい)及び第2のMACを使用することによって完全性保護が実行される必要があるメッセージデータがさらに要求される。
【0288】
例えば、第2のMACは、共有鍵K1(特に、完全性保護鍵であってよい)及びセキュリティコンテキスト応答メッセージにおける第2のMAC以外のデータdata2の一部又は全てを使用することによってCMACアルゴリズムに従って取得されてよい。例えば、第2のMAC=CMAC(K1,data2)である。
【0289】
ステップS308:第2のノードが、第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する。
【0290】
特に、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMACを含み、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性を検証するために使用される。
【0291】
任意選択で、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報をさらに含む。第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第2のノードによって生成される。共有鍵は、第2のノード及び第1のノード間の事前共有鍵であってよい。例えば、第2のノードは、KDFを使用することによって事前共有鍵PSKに基づいて第2のアイデンティティ認証情報AUTHeを生成してよく、例えば、AUTHe=KDF(PSK)である。
【0292】
任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージが第2のフレッシュパラメータを含む場合、第2のアイデンティティ認証情報は、共有鍵及び第2のフレッシュパラメータに基づいて第2のノードによって生成されてよい。例えば、第2のノードは、KDFを使用することによって事前共有鍵PSK及び第2のフレッシュパラメータNONCEaに基づいて第2のアイデンティティ認証情報AUTHeを生成し、例えば、AUTHe=KDF(PSK,NONCEa)である。
【0293】
さらに任意選択で、実際の処理中、第2のアイデンティティ認証情報を生成するために第2のノードによって使用されるパラメータは、他の情報をさらに含んでよい。例えば、生成された第2のアイデンティティ認証情報AUTHeは、AUTHe=KDF(PSK,セキュリティコンテキスト要求メッセージ)を満たしてよい。
【0294】
さらに任意選択で、関連付け要求メッセージが第1のフレッシュパラメータを含む場合、第2のノードによって生成された第2のアイデンティティ認証情報AUTHeは、AUTHe=KDF(PSK,NONCEa,セキュリティコンテキスト要求メッセージ)をさらに満たしてよく、NONCEaは、関連付け要求メッセージにおける第1のフレッシュパラメータである。
【0295】
任意選択で、第2のノードは、暗号化鍵を使用することによってセキュリティコンテキスト応答メッセージにおける一部又は全てのデータを暗号化してよい。それに対応して、第1のノードは、セキュリティコンテキスト応答メッセージを受信してよく、メッセージ内容を取得するために対応する暗号化部分を復号する。
【0296】
ステップS309:第2のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックする。
【0297】
特に、第1のノードは、セキュリティコンテキスト応答メッセージにおける内容が攻撃者によって改ざんされることを防止するために、第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージのメッセージ完全性をチェックする。
【0298】
可能な解決手段において、第2のノードは、特定の方式で第2のMACを生成し、したがって、第1のノードも同じ方式でチェック値を生成する。生成されたチェック値が第2のMACと同じである場合、メッセージ完全性チェックが成功する。例えば、共有鍵K1及びセキュリティコンテキスト要求メッセージにおける第2のMAC以外のデータdata2の一部又は全てに基づいてシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACが第2のノードによって取得される場合、第1のノードも、同じ方式でチェック値check2を生成し、すなわち、check2=CMAC(K1,data2)である。check2が第2のMACと同じである場合、それは、データdata2が改ざんされておらず、セキュリティコンテキスト要求メッセージに対する完全性チェックが成功したことを示す。
【0299】
任意選択で、完全性チェックが失敗した場合、それは、セキュリティコンテキスト応答メッセージが攻撃者によって改ざんされた可能性があることを示す。したがって、第1のノードは、このセキュリティコンテキスト応答メッセージを破棄し、又はこのセキュリティコンテキスト応答メッセージを無視し、又はシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムの適用をスキップすること又はシグナリングプレーンのターゲットMAC長の適用をスキップすることをさらに含んでよい。
【0300】
ステップS310:第1のノードが、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する。
【0301】
特に、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第2のノードによって生成される。したがって、第1のノードも、この共有鍵に基づいて、第2のアイデンティティ認証情報が正しいか否かを検証する。
【0302】
任意選択の解決手段において、プロトコル仕様に従って、第2のノードが、第2のアイデンティティ認証情報を生成するのに特定のパラメータを使用する場合、第1のノードも、チェック情報を生成するのに同じパラメータを使用すべきである。チェック情報が第2のアイデンティティ認証情報と同じである場合、検証が成功したとみなされる。例えば、第2のアイデンティティ認証情報は、KDFを使用することによって生成される。したがって、第1のノードは、チェック情報を生成するのにKDFを使用してよく、これはチェック値test2とも称される。第1のノードは、このチェック情報を使用することによって、第2のアイデンティティ認証情報が正しいか否かを検証する。以下では、説明のために例を用いる。
【0303】
例えば、第2のアイデンティティ認証情報AUTHeがKDF(PSK,NONCEa)である場合、第1のノードは、KDFを使用することによってPSK及び第2のフレッシュパラメータNONCEaに基づいて、チェック値test2~KDF(PSK,NONCEa)であることを得る。チェック値test2がAUTHeと同じである場合、検証が成功する。
【0304】
任意選択で、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が失敗した場合、第2のノードのアイデンティティが信頼できないことが示される。したがって、第1のノードは、このセキュリティコンテキスト応答メッセージを破棄し、又はこのセキュリティコンテキスト応答メッセージを無視し、又はシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムの適用をスキップすること又はシグナリングプレーンのターゲットMAC長の適用をスキップすることをさらに含んでよい。さらに、第1のノードは、正しいノードを関連付けるために、第2のノードから切断されてよい。
【0305】
任意選択で、第2のノードは、まず、ステップS310のオペレーションを実行し、次に、ステップS309のオペレーションを実行してよい。
【0306】
ステップS311:第1のノードが、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信する。
【0307】
特に、関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示してよい。
【0308】
任意選択で、関連付け確立メッセージは、関連付け確立メッセージの完全性を保護するMACをさらに保持してよい。関連付け確立メッセージの完全性を保護するMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって生成されてよい。関連付け確立メッセージの完全性を保護するMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0309】
任意選択で、第1のノードは、暗号化鍵を使用することによって関連付け確立メッセージにおけるデータの一部又は全てを暗号化してよい。それに対応して、第2のノードは、関連付け確立メッセージを受信し、メッセージ内容を取得するために対応する暗号化部分を復号してよい。
【0310】
任意選択で、第1のノードは、第2のアルゴリズムポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに決定してよい。ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、セキュリティコンテキスト要求メッセージを使用することによって第2のノードに送信されてよく、それにより、第2のノードがこのセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信して、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを取得する。さらに、任意選択で、第2のアルゴリズムポリシ及び第1のアルゴリズムポリシは、同じアルゴリズムポリシであってよい。
【0311】
任意選択で、第1のノードは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズをさらに取得してよい。第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定してよい。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。さらに、任意選択で、第1のノードは、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信してよい。リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含む。それに対応して、第2のノードは、リソーススケジューリングメッセージを受信して、ユーザプレーンのターゲットMAC長を取得する。第1のサービスは、第2のノードによって処理(又は実行)されるサービスであってよく、又は別のノードによって処理されて第2のノードによって転送されるサービスであってよいことに留意されたい。
【0312】
図3に示す方法において、第1のノードは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシに従って、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、第1のノードは、MAC長の柔軟性を向上させるために、要件に基づいて異なる選択ポリシを策定し、その要件を満たすMAC長を決定してよい。例えば、攻撃者にとってMACをクラッキングすることが困難であるように、第2のノードによってサポートされるアルゴリズムから比較的高いセキュリティを有するアルゴリズムが選択されてよく、比較的長いMAC長がさらに選択されてよく、これにより、MACによって保護されるメッセージの完全性を高めるとともにノード通信プロセスにおけるデータセキュリティを向上させる。
【0313】
図8は、本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。通信方法は、図1に示す通信システムに基づいて実施されてよい。方法は少なくとも以下のステップを含む。
【0314】
ステップS801:第2のノードが、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する。
【0315】
特に、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む。
【0316】
任意選択で、第1のノードは、第2のノードを含む1又は複数のノードにサービス属性報告要求メッセージを送信してよい。それに対応して、第2のノードは、第1のノードからサービス属性報告要求メッセージを受信して、第1のノードにこのサービス属性報告応答メッセージを送信する。特に、第1のノードのサービス属性報告要求メッセージは、第1のノードのアイデンティティ、第1のノードのアイデンティティ記述情報、サービス属性報告応答メッセージを送信することを示すために使用される情報、又は同様のもののうちの少なくとも1つを含んでよい。サービス属性報告要求メッセージを受信した後、第2のノードは、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する。
【0317】
ステップS802:第1のノードが、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0318】
特に、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。特定の実装プロセスにおいて、少なくとも次の4つのケースが含まれる。
【0319】
ケース1:第1のノードが、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する。第2のノードは、第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するMACの長さを示すために使用される。第2の長さ選択ポリシは、第1のノードにおいて事前構成又は事前定義された選択ポリシであってよく、優先順位を使用することによって実施されてよく、又は事前構成又は事前定義された選択シーケンスに従って実装されてよく、又はアルゴリズム、モデル又は同様のものの方式で実施されてよい。
【0320】
例えば、図9A及び図9Bは、本願の一実施形態によるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法の概略図である。領域901は、いくつかのサービスの識別番号(identify、ID)を含み、これは、サービスの識別子として使用され得る。異なるサービス識別子は、一般に異なるサービスに対応する。例えば、識別子「0001」は、ビデオアップロードを示し、識別子「0002」は、音声通話を示し、識別子「0003」は、オーディオ再生を示す。領域902を参照されたい。異なるサービスの識別子に基づいて、異なる長さ選択ポリシが決定され得ることを認識できる。例えば、その識別子が「0001」であるビデオアップロードサービスは、長さ選択ポリシAに対応する。第1のノードは、サービスに対応する長さ選択ポリシA及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる長さ903に基づいて、ユーザプレーンのターゲットMACの長さが128ビットであること(領域904を参照されたい)を決定してよく、MAC長に基づいて生成されたMACは、その識別子が「0001」であるサービスのデータに対して完全性保護を実行するために使用される。同様に、領域905を参照すると、その識別子が「0002」であるサービスに対して完全性保護を実行するためのMACの長さが64ビットであることを認識できる。領域906を参照すると、その識別子が「0003」であるサービスに対して完全性保護を実行するためのMACの長さが64ビットであることを認識できる。
【0321】
サービスの識別子を使用することによって、サービスのために完全性保護が有効にされないことが決定され得ることに留意されたい。例えば、図9A及び図9Bを参照すると、その識別子が「0004」であるノイズ低減サービスのためには、完全性保護が有効にされなくてよい。さらに、完全性保護を有効にするか否かは、代替的に、長さ選択ポリシを使用することによって決定されてよい。例えば、長さ選択ポリシCにおいて、MAC長が0である場合、それば、完全性保護が有効にされないことを示す。
【0322】
別の例として、図10は、本願の一実施形態によるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法の概略図である。領域1001において、いくつかのサービスの識別子及び対応するデータパケットサイズが提供される。例えば、識別子「0001」に対応するデータパケットサイズは、500ビットである。領域1002を参照されたい。異なるデータパケットサイズに基づいて異なる長さ選択ポリシが決定され得ることを認識できる。例えば、65ビット及び256ビットの間のデータパケットサイズは、長さ選択ポリシFに対応する。第1のノードは、データパケットサイズに対応する長さ選択ポリシF及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる長さ1003に基づいて、ユーザプレーンのターゲットMAC長が64ビットであること(領域1004を参照されたい)を決定してよく、MAC長に基づいて生成されたMACは、その識別子が「0002」であるサービスのデータに対して完全性保護を実行するために使用される。同様に、領域1004を参照すると、その識別子が「0001」であるサービスに対して完全性保護を実行するためのMACの長さが128ビットであることを認識できる。当然、図10に示すデータパケットサイズは、例に過ぎない。特定の実装プロセスにおいて、別のデータパケットサイズが存在し、又は、データパケットサイズの範囲を使用することによって、対応する長さ選択ポリシが決定されてよい。本明細書において詳細について再び説明しない。
【0323】
ケース2:第1のノードが、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0324】
任意選択で、第1のサービスの識別子及びMAC長間の対応関係は、第1のノードにあり、この対応関係は、事前構成又は事前定義されてよい。第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスの識別子に対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定してよい。
表3 サービスの識別子及びMAC長間の対応関係
【表3】
【0325】
例えば、表3は、本願の一実施形態によるサービスの識別子及びMAC長間の可能な対応関係を示している。識別子「0001」は、ビデオアップロードサービスを示し、対応するMAC長は、128ビットである。ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが128ビットMAC長をサポートする場合、128ビットがユーザプレーンのターゲットMAC長として決定されてよい。
【0326】
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが、サービスに対応するMAC長をサポートしない場合、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる長さから、比較的近いMAC長が、ユーザプレーンのターゲットMAC長として選択されてよいことが理解され得る。特定の実装プロセスは再度記載しない。
【0327】
任意選択で、サービス報告要求メッセージは、複数のサービスの識別子を含んでよい。それに対応して、第1のノードは、ユーザプレーンの複数の対応するターゲットMAC長を決定してよく、ユーザプレーンの複数のターゲットMAC長は、複数のサービスのデータに対して完全性保護を実行するために別個に使用される。
【0328】
ケース3:第1のノードが、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。特に、第1のノードは、第1のサービスのデータパケットサイズ及びMAC長間の対応関係を事前構成又は事前定義してよい。第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのデータパケットサイズに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定してよい。
【0329】
ケース4:ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが1つのMAC長のみに対応する場合、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長に基づいて、そのMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定してもよい。例えば、その識別子が「0001」(対応するアルゴリズムはAES-CMACアルゴリズムである)アルゴリズムは、32ビットの1つの長さのみのMACの生成をサポートする。ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが、その識別子が「0001」であるアルゴリズムである場合、対応する32ビットがユーザプレーンのターゲットMAC長として使用される。別の例として、HMAC256は、256ビットMAC長のみの生成をサポートする。したがって、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムがHMAC256アルゴリズムである場合、HMAC256に対応する256ビットが、ユーザプレーンのターゲットMAC長として使用される。
【0330】
任意選択で、ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する前に、第1のノードは、まず、第1のサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があることを決定する。特に、異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。別の例として、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、そのため、第1のサービスタイプに属するサービスのMAC長が決定される。
【0331】
任意選択で、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。さらに、任意選択で、第2のアルゴリズム選択ポリシを使用することによって第1のノードによってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムが決定されてよく、第2のアルゴリズム選択ポリシは、第1のノードにおいて事前構成又は事前定義された選択ポリシであってよい。任意選択で、第2のアルゴリズム選択ポリシは、優先順位を使用することによって実施されてよく、又は事前構成又は事前定義された選択順序に従って実施されてよい。例えば、図4は、本願の一実施形態による可能なアルゴリズム選択ポリシの概略図である。領域401を参照されたい。AES-CMACアルゴリズムの優先順位は、1であり、第2のノードがAES-CMACアルゴリズムをサポートする場合、AES-CMACアルゴリズムがユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムとして優先的に選択されることを示す。
【0332】
任意選択で、本願のこの実施形態における通信方法は、ステップS803及びステップS804のうちの一方又は両方をさらに備えてよい。ステップS803及びステップS804は、特に、以下のとおりである。
【0333】
ステップS803:第2のノードが、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0334】
特に、第1のノードにおけるものと同じであるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法が、第2のノードにおいて構成されており、それにより、第2のノード上でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定できる。可能な解決手段において、プロトコル仕様に従って、第1のノードは、特定の方式でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、したがって、第2のノードも、同じ方式でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。このようにして、ノードは、ピアノードにターゲットMAC長を送信する必要がなく、ネットワークリソースを節約する。ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための具体的な方法については、ステップS802における具体的な説明が参照されることが理解され得る。本明細書において詳細について再び説明しない。
【0335】
ステップS804:第1のノードが、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する。
【0336】
特に、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含んでよく、又はリソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含む。任意選択で、第2のノードがステップS803を使用することによってユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する場合、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含まなくてよい。
【0337】
任意選択で、第2のノードは、第1のノードにリソース応答メッセージをさらに送信してよい。リソース応答メッセージは、第2のノードがリソーススケジューリングメッセージを受信したことを示すために使用される。
【0338】
任意選択で、第1のノード及び/又は第2のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を使用することによって第3のMACをさらに生成してよく、第3のMACは、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するために使用される。例えば、第1のノードがビデオアップロードサービス(すなわち、その識別子が「0001」であるサービス)のMAC長が128ビットであると決定した場合、第1のノード及び/又は第2のノードは、その長さが128ビットである第3のMACを生成してよい。第3のMACは、ビデオアップロードサービスのメッセージ完全性を確実にするために使用される。
【0339】
任意選択で、サービス属性報告要求メッセージ、サービス属性報告応答メッセージ、リソーススケジューリングメッセージ、リソース応答メッセージ、及び同様のものが、シグナリングプレーンメッセージである。したがって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによってメッセージ内容に対して完全性保護が実行されてよい。シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応する。さらに任意選択で、第1のノードは、第2のノードのセキュリティアルゴリズムについての情報をさらに取得してよく、第1のノードは、第1のアルゴリズム選択ポリシに基づいてシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定してよい。シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。一例として、リソーススケジューリングメッセージが使用される。第1のノードは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成してよい。第4のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。第4のMACは、リソーススケジューリングメッセージの完全性を確実にするために、リソーススケジューリングメッセージのプレフィックス又はサフィックスに保持されてよい。
【0340】
さらに任意選択で、第1のノードは、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信してよい。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム、及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を含む。それに対応して、第2のノードは、セキュリティコンテキスト要求メッセージを受信して、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム、及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得する。
【0341】
図8に示す方法において、第1のノードは、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよい。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。さらに、高セキュリティ要件を有しない又は比較的小さいデータパケットを有する一部のメッセージについては、通信効率への影響を回避するとともにネットワーク伝送中のリソース消費を低減させるように、比較的短いMAC長が使用されてよい。
【0342】
図11は、本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。通信方法は、図1に示す通信システムに基づいて実施されてよい。方法は少なくとも以下のステップを含む。
【0343】
ステップS1101:第2のノードが、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する。それに対応して、第1のノードは、サービス属性報告応答メッセージを受信する。
【0344】
特に、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含む。さらに、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含んでよく、少なくとも1つの第2のサービスの識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない。
【0345】
例えば、表4は、本願のこの実施形態によるサービス識別子に対応する可能なサービスタイプである。識別子「0001」は、ビデオアップロードサービスを示し、メジャーサービスタイプであり、完全性保護が有効にされる必要があることを認識できる。それに対応して、識別子「0004」は、オーディオノイズ低減サービスを示し、マイナーサービスタイプであり、完全性保護が有効にされる必要はない。
表4 サービス識別子に対応するサービスタイプ
【表4】
【0346】
ステップS1102:第1のノードが、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する。
【0347】
特に、リソーススケジューリングメッセージは、完全性保護を有効にすることを示す情報及び/又は完全性保護を有効にしないことを示す情報を含む。完全性保護を有効にする必要はないサービスについては、リソーススケジューリングメッセージは、そのサービスのために完全性保護を有効にしないことを示す情報を含んでよい。それに対応して、完全性保護が有効にされる必要があるサービスについては、リソーススケジューリングメッセージは、そのサービスのデータに対して完全性保護を実行することを示すMAC長を含んでよい。
【0348】
例えば、第2のサービスの識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない。したがって、リソーススケジューリングメッセージは、第1のフィールドを含んでよく、第1のフィールドにおけるデータは、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用されてよい。例えば、第1のフィールドにおけるデータが「0」である場合、それは、第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示す。
【0349】
第1のノードは、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信し、それに対応して、第2のノードは、第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する。
【0350】
ステップS1103:第2のノードが、リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを決定する。このステップは任意選択であり、少なくとも1つの第2のサービスが存在する場合にのみ実行されることに留意されたい。
【0351】
特に、リソーススケジューリングメッセージは、第1のフィールドを含んでよく、第1のフィールドにおけるデータは、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用されてよい。例えば、第1のフィールドにおけるデータが「0」である場合、それは、第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示す。
【0352】
ステップS1104:第2のノードが、リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを決定する。このステップは任意選択であり、少なくとも1つの第1のサービスが存在する場合にのみ実行されることに留意されたい。特に、完全性保護が有効にされる必要があるサービスについては、リソーススケジューリングメッセージは、そのサービスのデータに対して完全性保護を実行することを示すMAC長を含んでよい。例えば、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。したがって、リソーススケジューリングメッセージは、第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを示す情報を含む。特に、次の3つの実装が存在し得る。
【0353】
方式1:リソーススケジューリングメッセージは、第2のフィールドを含んでよく、第2のフィールドにおけるデータは、完全性保護を有効にすることを示すために使用されてよい。例えば、第2のフィールドにおけるデータが「1」である場合、それは、第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを示す。
【0354】
方式2:リソーススケジューリングメッセージが、そのサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのアルゴリズム/又はMAC長を保持している場合、リソーススケジューリングメッセージは、そのサービスのために完全性保護を有効にすることを第2のノードに示してよい。例えば、リソーススケジューリングメッセージは、第1のサービスに対応するユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、又は、リソーススケジューリングメッセージは、第1のサービスに対応するユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含む。第1のサービスに対応するユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。さらに、第1のサービスに対応するユーザプレーンのターゲットMAC長は、図8に示す実施形態において説明された方法に基づいて決定されてよく、詳細はここで再度記載しない。
【0355】
任意選択で、第2のノードは、第1のノードにリソース応答メッセージをさらに送信してよい。リソース応答メッセージは、第2のノードがリソーススケジューリングメッセージを受信したことを示すために使用される。
【0356】
図11に示す方法において、異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0357】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに指示情報を追加してよく、それにより、第2のノードは、この指示情報に基づいて、サービスのために完全性保護が有効にされるか否かを決定する。
【0358】
図11に示される前述した方法の実施形態は、多くの可能な実装解決手段を含む。以下、図12を参照していくつかの実装解決手段を説明する。図12に記載しない関連する概念又はオペレーション又は論理関係については、図11に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。
【0359】
図12は、本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。通信方法は、図1に示す通信システムに基づいて実施されてよい。方法は少なくとも以下のステップを含む。
【0360】
ステップS1201:第2のノードが、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する。
【0361】
特に、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、少なくとも1つのサービス識別子は、第1のサービスのサービス識別子を含む。任意選択で、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービスのデータパケットサイズをさらに含んでよく、少なくとも1つのデータパケットサイズは、第1のサービスのデータパケットサイズを含む。
【0362】
任意選択で、第1のノードは、第2のノードを含む1又は複数のノードにサービス属性報告要求メッセージを送信してよく、第2のノードは、第1のノードからサービス属性報告要求メッセージを受信して、このサービス属性報告応答メッセージを第1のノードに送信する。
【0363】
ステップS1202:第1のノードが、少なくとも1つのサービスにおける第1のサービスのために完全性保護を有効にするか否かを決定する。
【0364】
特に、第1のノードは、第1のサービスの識別子を使用することによって、そのサービスのために完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、表4は、本願のこの実施形態によるサービス識別子に対応する可能なサービスタイプである。識別子「0001」は、ビデオアップロードサービスを示し、完全性保護が有効にされる必要があることを認識できる。それに対応して、識別子「0004」は、オーディオノイズ低減サービスを示し、完全性保護が有効にされる必要はない。
【0365】
ステップS1203:第1のノードが、第1のサービスのために完全性保護が有効にされる必要があると決定する場合、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0366】
特に、サービス属性報告メッセージは、第1のサービスのサービス識別子を含む。したがって、第1のノードは、ユーザプレーンによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定してよい。さらに、任意選択で、サービス属性報告メッセージが第1のサービスに対応するデータパケットサイズを含む場合、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定してよい。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための具体的な方法については、ステップS802の詳細な説明を参照されたい。本明細書において詳細について再び説明しない。
【0367】
ステップS1204:第1のノードが、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する。
【0368】
特に、第1のサービスのために完全性保護が有効にされる必要がある場合、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、又は、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含む。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0369】
それに対応して、第2のノードは、リソーススケジューリングメッセージを受信して、ユーザプレーンのターゲットMAC長を取得してよい。
【0370】
ステップS1205:第1のノードが、第1のサービスのために完全性保護が有効にされる必要はないと決定する場合、第1のノードは、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する。
【0371】
特に、第1のサービスのために完全性保護が有効にされる必要はない場合、リソーススケジューリングメッセージにおいて第1のフィールドが存在してよく、第1のフィールドにおけるデータは、第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用されてよい。例えば、第1のフィールドにおけるデータが「0」である場合、それは、第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示す。
【0372】
任意選択で、サービス属性報告応答メッセージは、複数のサービスの識別子を保持してよい。この場合、第2のノードは、複数のサービスのために完全性保護が有効にされるか否かを決定してよい。それに対応して、リソーススケジューリングメッセージは、複数のサービスのために完全性保護が有効にされるか否かを示すために使用されてよい。完全性保護が有効にされる必要があるサービスについては、複数のサービスに別個に対応するMAC長がさらに含まれる必要がある。
【0373】
それに対応して、第2のノードは、リソーススケジューリングメッセージを受信し、第1のサービスのために完全性保護を有効にしないことを決定してよい。
【0374】
任意選択で、第2のノードは、第1のノードにリソース応答メッセージをさらに送信してよい。リソース応答メッセージは、第1のノードがリソーススケジューリングメッセージを受信したことを示すために使用される。
【0375】
図13は、本願の一実施形態による通信方法の概略フローチャートである。通信方法は、図1に示す通信システムに基づいて実施されてよい。方法は少なくとも以下のステップを含む。
【0376】
ステップS1301:第2のノードが、第1のノードに関連付け要求メッセージを送信する。
【0377】
特に、第1のメッセージが、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む。第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされる、暗号化アルゴリズム、完全性保護アルゴリズム、認証暗号化アルゴリズム、又は同様のもののうちの1又は複数を含む。任意選択で、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報は、代替的に、第2のノードのセキュリティ能力(Sec Capabilities)と称され得る。第2のノードのアイデンティティは、第2のノードのデバイス識別子とも称され、第2のノードのアイデンティティは、ID、媒体アクセス制御(media access control、MAC)アドレス、ドメイン名、ドメインアドレス、又は第2のノードの別のユーザ定義識別子であってよい。第2のノードのIDは、固定IDであってよく、又は一時IDであってよい。
【0378】
任意選択で、第1のメッセージは、第2のノードによって取得(又は生成)されたフレッシュパラメータをさらに含んでよい。
【0379】
任意選択で、第1のノードは、アクセスメッセージ又はブロードキャストメッセージを送信してよく、第2のノードは、第1のノードからアクセスメッセージ又はブロードキャストメッセージを受信して、第1のノードに第1の関連付け要求メッセージを送信する。
【0380】
ステップS1302:第1のノードが、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0381】
具体的な説明については、ステップS302を参照されたい。
【0382】
ステップS1303:第1のノードが、第2のノードのアイデンティティ及び第2のアルゴリズム選択ポリシに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。
【0383】
特に、少なくとも次の3つの方式が存在し得る。
【0384】
方式1:第1のノードが、第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する。さらに、第1のノードは、第2のノードのアイデンティティに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し、それにより、第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長が決定されてよい。
【0385】
方式2:第1のノードが、第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第2のノードのアイデンティティ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第2のノードのアイデンティティに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長としてさらに決定する。
【0386】
方式3:第1のノードが、第2のアルゴリズム選択ポリシに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する。第1のノードは、第2の長さ選択ポリシを決定し、第2の長さ選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットMAC長を決定してよい。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長である。任意選択で、第2の長さ選択ポリシは、第1のノードにおいて事前構成又は事前定義された長さ選択ポリシであってよい。したがって、第2の長さ選択ポリシが決定された場合、第2のノードのアイデンティティは使用されなくてよい。
【0387】
ステップS1304:第1のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成する。
【0388】
具体的な説明については、ステップS303を参照されたい。
【0389】
任意選択で、本願のこの実施形態における通信方法は、ステップS1305又はステップS1305からステップS1312の一部又は全てをさらに備えてよい。ステップS1305からステップS1312は、特に、以下のとおりである。
【0390】
ステップS1305:第1のノードが、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する。
【0391】
特に、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示す情報、及びユーザプレーンのターゲットMAC長を示す情報を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性を検証するために使用される。
任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のノードによって取得(又は生成)された第2のフレッシュパラメータをさらに含んでよい。
【0392】
任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて第1のノードによって生成される。詳細な説明については、S304における対応する説明を参照されたい。
【0393】
任意選択で、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のノードの暗号化鍵を使用することによって暗号化されてよい。それに対応して、セキュリティコンテキスト要求メッセージを受信した後、第2のノードは、対応する暗号化鍵を使用することによってメッセージ内容を復号する。
【0394】
ステップS1306:第2のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックする。
【0395】
具体的な説明については、ステップS305を参照されたい。
【0396】
ステップS1307:第2のノードが、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する。
【0397】
具体的な説明については、ステップS306を参照されたい。
【0398】
ステップS1308:第2のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成する。
【0399】
具体的な説明については、ステップS307を参照されたい。
【0400】
ステップS1309:第2のノードが、第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する。
【0401】
具体的な説明については、ステップS308を参照されたい。
【0402】
ステップS1310:第2のノードが、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックする。
【0403】
具体的な説明については、ステップS309を参照されたい。
【0404】
ステップS1311:第1のノードが、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する。
【0405】
具体的な説明については、ステップS310を参照されたい。
【0406】
ステップS1312:第1のノードが、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信する。
【0407】
特に、関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0408】
具体的な説明については、ステップS311を参照されたい。
【0409】
図13に示す実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように、第1のノードにおいて異なるポリシが構成されてよい。さらに、第1のノードは、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0410】
以上、本願の実施形態における方法を詳細に説明した。以下では、本願の実施形態における装置を提供する。
【0411】
図14は、本願の一実施形態による通信装置140の構造の概略図である。装置140は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置140は、受信ユニット1401及び処理ユニット1402を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0412】
受信ユニット1401は、第2のノードから関連付け要求メッセージを受信するように構成されている。関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む。
【0413】
処理ユニット1402は、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0414】
処理ユニット1402は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成するようにさらに構成されている。第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0415】
本願のこの実施形態において、装置140は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、装置140において構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。さらに、アルゴリズム選択ポリシは、第1のノードの通信要件に基づいて事前構成又は事前定義されてよい。例えば、データセキュリティを向上させるために、比較的高いセキュリティ及び比較的長いMAC長を有するアルゴリズムが優先的に選択されてよい。
【0416】
可能な実装において、処理ユニット1402は、
第1の長さ選択ポリシ及び第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0417】
別の可能な実装において、処理ユニット1402は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
ように特に構成されている。
【0418】
別の可能な実装において、装置140は、
第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット1403、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える。
【0419】
別の可能な実装において、装置140は、
第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット1403、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、第1のMACは、さらに、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される
をさらに備える。
【0420】
別の可能な実装において、装置は、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット1403をさらに備える。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み;第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され;第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0421】
受信ユニット1401は、第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、前記第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0422】
別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、処理ユニット1402は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
ように特に構成されている。
【0423】
別の可能な実装において、受信ユニット1401は、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを取得するようにさらに構成されている。
【0424】
処理ユニット1402は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0425】
送信ユニット1403は、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含む。
【0426】
各ユニットの実装については、図3に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置140は、図3に示す実施形態における第1のノードである。
【0427】
さらに、本願の実施形態において、装置におけるユニットの分割は、機能に基づく論理的分割に過ぎず、装置の特定の構造に対する限定として使用されていない。特定の実装において、いくつかの機能モジュールは、より小さな機能モジュールに細分割されてよく、又は、いくつかの機能モジュールを組み合わせて1つの機能モジュールにしてよい。しかしながら、これらの機能モジュールが細分割されるか又は組み合わせられるかどうかにかかわらず、実行されるプロシージャはおおよそ同じである。例えば、装置140が一例として使用される。受信ユニット1401及び送信ユニット1403は、代替的に、組み合わされて通信ユニットにされてよく、通信ユニットは、受信ユニット1401及び送信ユニット1403の機能を実装するように構成されている。通例、各ユニットは、そのユニットのプログラムコード(又はプログラム命令)に対応する。そのユニットに対応するプログラムコードがプロセッサ上で実行されると、それらのユニットは、対応する機能を実施するために対応する手順を実行するように有効化される。
【0428】
図15は、本願の一実施形態による通信装置150の構造の概略図である。装置150は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置150は、送信ユニット1501及び受信ユニット1502を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0429】
送信ユニット1501は、第1のノードに関連付け要求メッセージを送信するように構成されており、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む。
【0430】
受信ユニット1502は、第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信するように構成されており、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0431】
本願のこの実施形態において、装置150は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を第1のノードに送信する。第1のノードは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、装置150において構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。例えば、データセキュリティを向上させるために、第2のノードによってサポートされるアルゴリズムから、比較的高いセキュリティを有するアルゴリズムが選択されてよく、比較的長いMAC長がさらに選択されてよい。
【0432】
可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。上記装置は、
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように構成されている処理ユニット1503
をさらに備える。
【0433】
可能な実装において、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報である。可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。処理ユニットは、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されている。
【0434】
処理ユニット1503は、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成するようにさらに構成されている。第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0435】
送信ユニット1501は、第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0436】
別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0437】
受信ユニット1502は、第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するようにさらに構成されている。リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0438】
各ユニットの実装については、図3に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置150は、図3に示す実施形態における第2のノードである。
【0439】
図16は、本願の一実施形態による通信装置160の構造の概略図である。装置160は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置160は、受信ユニット1601及び処理ユニット1602を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0440】
受信ユニット1601は、第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されており、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む。
【0441】
処理ユニット1602は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されており、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0442】
本願のこの実施形態において、装置160は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子、及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用する。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。さらに、高プライバシ要件を有しない又は比較的小さいデータパケットを有する一部のメッセージについては、通信効率への影響を回避するとともにネットワーク伝送中のリソース消費を低減させるように、比較的短いMAC長が使用されてよい。
【0443】
可能な実装において、処理ユニット1602は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスの識別子に対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する;又は
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのデータパケットサイズに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0444】
別の可能な実装において、処理ユニット1602は、
第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0445】
別の可能な実装において、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0446】
別の可能な実装において、装置160は、リソーススケジューリングメッセージを第2のノードに送信するように構成されている送信ユニット1603をさらに備え、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含む。
【0447】
別の可能な実装において、処理ユニット1602は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成する、第3のMACの長さは、ユーザプレーンのターゲットMAC長であり、第3のMACは、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するために使用される
ようにさらに構成されている。
【0448】
別の可能な実装において、受信ユニット1601は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得するようにさらに構成されている。
【0449】
処理ユニット1602は、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0450】
処理ユニット1602は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成するようにさらに構成されており、第4のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0451】
送信ユニット1603は、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されている。リソーススケジューリングメッセージは、第4のMAC及びユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、第4のMACは、リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される。
【0452】
別の可能な実装において、処理ユニット1602は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
ようにさらに構成されている。
【0453】
各ユニットの実装については、図8に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置160は、図8に示す実施形態における第1のノードである。
【0454】
図17は、本願の一実施形態による通信装置170の構造の概略図である。装置170は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置170は、送信ユニット1701及び受信ユニット1702を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0455】
送信ユニット1701は、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されており、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む。
【0456】
受信ユニット1702は、第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されており、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0457】
実施形態において、異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。装置170は、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合がある。
【0458】
可能な実装において、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0459】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0460】
別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに含み、処理ユニットは、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACに基づいてリソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックする
ようにさらに構成されている。
【0461】
各ユニットの実装については、図8に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置170は、図8に示す実施形態における第2のノードである。
【0462】
図18は、本願の一実施形態による通信装置180の構造の概略図である。装置180は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置180は、送信ユニット1801及び処理ユニット1802を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0463】
送信ユニット1801は、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されており、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む。
【0464】
処理ユニット1802は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されており、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0465】
第1のノードにおけるものと同じであるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法が、装置180に構成されている。したがって、装置180は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよい。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。
【0466】
しかしながら、ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための同じ方法は、装置180及び第1のノードの両方において構成されており、そのため、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を特定の方式で決定し、したがって、装置180もまた同じ方式でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。このようにして、ノードは、ピアノードにターゲットMAC長を送信する必要がなく、ネットワークリソースを節約する。
【0467】
別の可能な実装において、処理ユニット1802は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子ID及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのIDに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する;又は
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのデータパケットサイズに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0468】
別の可能な実装において、処理ユニット1802は、
第1のサービスのID及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0469】
別の可能な実装において、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0470】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0471】
各ユニットの実装については、図8に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置180は、図8に示す実施形態における第2のノードである。
【0472】
図19は、本願の一実施形態による通信装置190の構造の概略図である。装置190は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置190は、受信ユニット1901及び送信ユニット1902を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0473】
受信ユニット1901は、第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されており、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第2のサービスの識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない。
【0474】
送信ユニット1902は、第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するように構成されており、リソーススケジューリングメッセージは、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される。
【0475】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。上記装置は、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0476】
可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0477】
別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、さらに、少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される。
【0478】
各ユニットの実装については、図11又は図12に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置190は、図11又は図12に示す実施形態における第1のノードであってよい。
【0479】
図20は、本願の一実施形態による通信装置200の構造の概略図である。装置200は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置200は、送信ユニット2001、受信ユニット2002、及び処理ユニット2003を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0480】
送信ユニット2001は、第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されており、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第2のサービスの識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない。
【0481】
受信ユニット2002は、第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている。
【0482】
処理ユニット2003は、リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを決定するように構成されている。
【0483】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0484】
可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0485】
処理ユニット2003は、リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを決定するようにさらに構成されている。
【0486】
別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、さらに、少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0487】
各ユニットの実装については、図11又は図12に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置200は、図11又は図12に示す実施形態における第2のノードである。
【0488】
図21は、本願の一実施形態による通信装置210の構造の概略図である。装置210は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置210は、受信ユニット2101及び処理ユニット2102を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0489】
受信ユニット2101は、第2のノードから関連付け要求メッセージを受信するように構成されており、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む。
【0490】
処理ユニット2102は、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されており、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0491】
処理ユニット2102は、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されている。ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0492】
処理ユニット2102は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成するようにさらに構成されており、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0493】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように装置210において異なるポリシが構成されてよい。さらに、装置210は、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0494】
可能な実装において、処理ユニット2102は、
第1の長さ選択ポリシ及び第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0495】
別の可能な実装において、処理ユニット2102は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
第1の長さ選択ポリシ及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従ってシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0496】
別の可能な実装において、処理ユニット2102は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
ように特に構成されている。
【0497】
別の可能な実装において、処理ユニット2102は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
第2のノードのアイデンティティに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに基づいてシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0498】
別の可能な実装において、処理ユニット2102は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第2のノードのアイデンティティ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第2のノードのアイデンティティに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0499】
別の可能な実装において、上記装置は、送信ユニット2103をさらに備える。送信ユニット2103は、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及びユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0500】
別の可能な実装において、上記装置は、送信ユニット2103をさらに備える。送信ユニット2103は、第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている。セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含む。第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0501】
受信ユニット2101は、第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、前記第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0502】
別の可能な実装において、処理ユニット2102は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするようにさらに構成されている。
【0503】
処理ユニット2102は、共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されている。
【0504】
上記装置は、送信ユニット2103をさらに備える。
送信ユニット2103は、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信するように構成されている。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0505】
各ユニットの実装に関しては、図13に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置210は、図13に示す実施形態における第1のノードである。
【0506】
図22は、本願の一実施形態による通信装置220の構造の概略図である。装置220は、ノードであってよく、又はノード内のチップ又は集積回路等のコンポーネントであってよい。装置220は、送信ユニット2201、受信ユニット2202、及び処理ユニット2203を備えてよい。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
【0507】
送信ユニット2201は、第1のノードに関連付け要求メッセージを送信するように構成されており、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む。
【0508】
受信ユニット2202は、第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージするように構成されており、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のMACを含み;シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0509】
処理ユニット2203は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように構成されている。
【0510】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように第1のノードにおいて異なるポリシが構成されてよい。さらに、第1のノードは、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。装置220は、第1のノードからターゲットMAC長を取得し、ターゲットMAC長を使用することによってメッセージ完全性を保護する。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0511】
可能な実装において、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長が第1のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0512】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0513】
別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。処理ユニット2203は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されている。
【0514】
処理ユニット2202は、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成するようにさらに構成されている。第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。
【0515】
受信ユニット2202は、第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されている。セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される。
【0516】
別の可能な実装において、受信ユニット2202は、第1のノードから関連付け確立メッセージを受信するようにさらに構成されている。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0517】
各ユニットの実装に関しては、図13に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置220は、図13に示す実施形態における第2のノードである。
【0518】
図23は、本願の一実施形態による通信装置230の構造の概略図である。装置230は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置230は、少なくとも1つのメモリ2301及び少なくとも1つのプロセッサ2302を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2303をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2304をさらに備えてよい。メモリ2301、プロセッサ2302及び通信インタフェース2304は、バス2303を通じて接続されている。
【0519】
メモリ2301は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2301は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)、又は同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0520】
プロセッサ2302は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、中央処理装置(central processing unit、CPU)、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、マイクロプロセッサユニット(microprocessor unit、MPU)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、及びコンプレックスプログラマブル論理デバイス(Complex programmable logic device、CPLD)等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0521】
通信インタフェース2304は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2304は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0522】
装置230内のプロセッサ2302は、メモリ2301に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図3図8図11図12、又は図13において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0523】
例えば、装置230内のプロセッサ2302は、メモリ2301に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2304を通して第2のノードから関連付け要求メッセージを受信すること、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定すること、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;及び
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成すること、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
を実行するように構成されている。
【0524】
本願のこの実施形態において、装置230は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、装置230において構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。さらに、アルゴリズム選択ポリシは、第1のノードの通信要件に基づいて事前構成又は事前定義されてよい。例えば、データセキュリティを向上させるために、比較的高いセキュリティ及び比較的長いMAC長を有するアルゴリズムが優先的に選択されてよい。
【0525】
可能な実装において、プロセッサ2302は、
第1の長さ選択ポリシ及び第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0526】
別の可能な実装において、プロセッサ2302は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
第1の長さ選択ポリシ及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従ってシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0527】
別の可能な実装において、プロセッサ2302は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
ように特に構成されている。
【0528】
別の可能な実装において、プロセッサ2302は、通信インタフェース2304を通して第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するようにさらに構成されており、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0529】
装置230は、セキュリティコンテキスト要求メッセージに、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を示す情報を追加してよく、そのため、第2のノードは、セキュリティコンテキスト要求メッセージを使用することによってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得してよいことがわかる。さらに、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、セキュリティコンテキスト要求メッセージが攻撃者によって改ざんされるのを防止するために、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために第2のノードによって使用される第1のMACを保持してよい。
【0530】
別の可能な実装において、プロセッサ2302は、通信インタフェース2304を通して第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するようにさらに構成されており、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すためにさらに使用される。
【0531】
別の可能な実装において、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定した後、プロセッサ2302は、
通信インタフェース2304を通して第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される;及び
通信インタフェース2304を通して第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信する、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される
ようにさらに構成されている。
【0532】
共有鍵は、第1のノード及び第2のノード間で共有される秘密値であり、ノードのアイデンティティを検証するためのアイデンティティ認証情報を生成するために使用されてよい。装置230は、共有鍵を使用することによって第1のアイデンティティ認証情報を生成してよく、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノードのアイデンティティを検証するために第2のノードによって使用されることがわかる。それに対応して、第1のノードはまた、第2のアイデンティティ認証情報を使用することによって第2のノードのアイデンティティを検証してよい。攻撃者が、第2のノードのアイデンティティを偽造することによってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム又はシグナリングプレーンのターゲットMAC長を取得することを望む場合、共有鍵を偽造できないので、装置230によってそのアイデンティティに対して実行される検証は成功できない。したがって、第1のノードが信頼できないノードと通信することが回避され、第1のノードの通信セキュリティが向上する。
【0533】
別の可能な実装において、プロセッサ2302は、
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックし;
共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行し;及び
セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信する、関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す
ようにさらに構成されている。
【0534】
別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含む。プロセッサ2302は、第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定するようにさらに構成されており、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0535】
別の可能な実装において、プロセッサ2302は、
第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを取得し;
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
通信インタフェース2304を通して第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含む
ようにさらに構成されている。
【0536】
ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子、及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて決定されてよいことがわかる。異なるサービス又は異なるデータパケットサイズを有するサービスについて異なるMAC長が決定されてよい。これにより、MAC長の柔軟性が向上する。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。
【0537】
各ユニットの実装に関しては、図3に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置230は、図3に示す実施形態における第1のノードである。
【0538】
図24は、本願の一実施形態による通信装置240の構造の概略図である。装置240は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置240は、少なくとも1つのメモリ2401及び少なくとも1つのプロセッサ2402を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2403をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2404をさらに備えてよい。メモリ2401、プロセッサ2402及び通信インタフェース2404は、バス2403を通じて接続されている。
【0539】
メモリ2401は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2401は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0540】
プロセッサ2402は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0541】
通信インタフェース2404は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2404は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0542】
装置240内のプロセッサ2402は、メモリ2401に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図3において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0543】
例えば、装置240内のプロセッサ2402は、メモリ2401に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2404を通して第1のノードに関連付け要求メッセージを送信すること、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
通信インタフェース2404を通して第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信すること、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及び第1のMACを含み、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を実行するように構成されている。
【0544】
本願のこの実施形態において、装置240は、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を第1のノードに送信する。第1のノードは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報に基づいて、及び、事前構成又は事前定義されたアルゴリズムポリシを使用することによって、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、このシグナリングプレーンのターゲットMAC長を、第1のノード及び第2のノード間のシグナリングメッセージのMAC長として使用する。このようにして、装置240において構成されている異なるポリシに基づいて、異なるMAC長を決定でき、MAC長の柔軟性が向上する。例えば、データセキュリティを向上させるために、第2のノードによってサポートされるアルゴリズムから、比較的高いセキュリティを有するアルゴリズムが選択されてよく、比較的長いMAC長がさらに選択されてよい。
【0545】
可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である。プロセッサ2402は、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように特に構成されている。
【0546】
可能な実装において、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報である。
【0547】
可能な実装において、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0548】
別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含む。プロセッサ2402は、
第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行し;
セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成し、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
通信インタフェース2404を通して第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される
ようにさらに構成されている。
【0549】
別の可能な実装において、プロセッサ2402は、通信インタフェース2404を通して第1のノードから関連付け確立メッセージを受信するようにさらに構成されている。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0550】
別の可能な実装において、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。上記方法は、
通信インタフェース2404を通して第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
をさらに備える。
【0551】
MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できることがわかる。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。
【0552】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を示す情報を追加してよく、そのため、装置240は、そのリソーススケジューリングメッセージを使用することによってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を取得してよい。
【0553】
各ユニットの実装に関しては、図3に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置240は、図3に示す実施形態における第2のノードである。
【0554】
図25は、本願の一実施形態による通信装置240の構造の概略図である。装置250は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置250は、少なくとも1つのメモリ2501及び少なくとも1つのプロセッサ2502を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2503をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2504をさらに備えてよい。メモリ2501、プロセッサ2502及び通信インタフェース2504は、バス2503を通じて接続されている。
【0555】
メモリ2501は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2501は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0556】
プロセッサ2502は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0557】
通信インタフェース2504は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2504は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0558】
装置250内のプロセッサ2502は、メモリ2501に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図8において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0559】
例えば、装置250内のプロセッサ2502は、メモリ2501に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2504を通して第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信すること、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定すること、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を実行するように構成されている。
【0560】
本願のこの実施形態において、装置250は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長、第1のサービスの識別子、及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用する。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。比較的高いセキュリティを有するサービスについては、比較的長いMAC長が使用されてよく、それにより、クラッキングが困難になり、データセキュリティが向上する。さらに、高プライバシ要件を有しない又は比較的小さいデータパケットを有する一部のメッセージについては、通信効率への影響を回避するとともにネットワーク伝送中のリソース消費を低減させるように、比較的短いMAC長が使用されてよい。
【0561】
可能な実装において、プロセッサ2502は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し;又は
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0562】
別の可能な実装において、プロセッサ2502は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスの識別子に対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する;又は
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのデータパケットサイズに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0563】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階
を含む。
【0564】
別の可能な実装において、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0565】
異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。
【0566】
別の可能な実装において、プロセッサ2502は、通信インタフェース2504を通して第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含む。
【0567】
可能な実装において、方法は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成する段階、第3のMACの長さは、ユーザプレーンのターゲットMAC長であり、第3のMACは、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える。
【0568】
別の可能な実装において、プロセッサ2502は、
第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得し;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成し、第4のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
通信インタフェース2504を通して第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する、リソーススケジューリングメッセージは、第4のMAC及びユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、第4のMACは、リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される
ようにさらに構成されている。
【0569】
別の可能な実装において、プロセッサ2502は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定するようにさらに構成されており、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0570】
各ユニットの実装に関しては、図8に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置250は、図8に示す実施形態における第1のノードである。
【0571】
図26は、本願の一実施形態による通信装置260の構造の概略図である。装置260は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置260は、少なくとも1つのメモリ2601及び少なくとも1つのプロセッサ2602を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2603をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2604をさらに備えてよい。メモリ2601、プロセッサ2602及び通信インタフェース2604は、バス2603を通じて接続されている。
【0572】
メモリ2601は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2601は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0573】
プロセッサ2602は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0574】
通信インタフェース2604は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2604は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0575】
装置260内のプロセッサ2602は、メモリ2601に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図8において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0576】
例えば、装置260内のプロセッサ2602は、
メモリ2601に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2604を通して第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信すること、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
通信インタフェース2604を通して第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信すること、リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、;ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を実行するように構成されている。
【0577】
実施形態において、異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。装置260は、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合がある。
【0578】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに指示情報を追加してよく、それにより、第2のノードは、この指示情報に基づいて、サービスのために完全性保護が有効にされるか否かを決定する。
【0579】
可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
【0580】
別の可能な実装において、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0581】
異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。
【0582】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0583】
別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに含み、プロセッサ2602は、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACに基づいてリソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックするようにさらに構成されている。
【0584】
各ユニットの実装に関しては、図8に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置260は、図8に示す実施形態における第2のノードである。
【0585】
図27は、本願の一実施形態による通信装置270の構造の概略図である。装置270は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置270は、少なくとも1つのメモリ2701及び少なくとも1つのプロセッサ2702を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2603をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2704をさらに備えてよい。メモリ2701、プロセッサ2702及び通信インタフェース2704は、バス2703を通じて接続されている。
【0586】
メモリ2601は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2701は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0587】
プロセッサ2702は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0588】
通信インタフェース2704は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2704は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0589】
装置270内のプロセッサ2702は、メモリ2701に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図8において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0590】
例えば、装置270内のプロセッサ2702は、メモリ2701に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2704を通して第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信すること、サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定すること、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を実行するように構成されている。
【0591】
第1のノードにおけるものと同じであるユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための方法が、装置270に構成されている。したがって、装置270は、ユーザプレーンのセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し、次に、ユーザプレーンのターゲットMAC長を、第1のサービスを処理するために使用されるメッセージのMAC長として使用してよい。このようにして、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるサービス又は異なるデータパケットサイズのサービスについて異なるMAC長を決定できる。
【0592】
しかしながら、ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するための同じ方法は、装置270及び第1のノードの両方において構成されており、そのため、第1のノードは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を特定の方式で決定し、したがって、装置270もまた同じ方式でユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する。このようにして、ノードは、ピアノードにターゲットMAC長を送信する必要がなく、ネットワークリソースを節約する。
【0593】
可能な実装において、プロセッサ2702は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子ID及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのIDに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する;又は
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第1のサービスのデータパケットサイズに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0594】
可能な実装において、プロセッサ2702は、
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスの識別子に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定し;又は
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第1のサービスのデータパケットサイズに基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0595】
別の可能な実装において、プロセッサ2702は、
第1のサービスのID及び/又は第1のサービスのデータパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長に基づいてユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0596】
別の可能な実装において、第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0597】
異なるサービスタイプのサービスは、異なる完全性保護要件を有する。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定し、完全性保護が有効にされる必要があるサービスのためにのみユーザプレーンの対応するターゲットMACを生成してよく、したがって、異なるサービスのセキュリティ要件を満たすことができる。例えば、ビデオアップロードサービスは、比較的高いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、ビデオアップロードサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり、したがって、このサービスのデータを保護するために使用されるMACの長さが決定される必要がある。
【0598】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する。
【0599】
各ユニットの実装に関しては、図8に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置270は、図8に示す実施形態における第2のノードである。
【0600】
図28は、本願の一実施形態による通信装置280の構造の概略図である。装置280は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置280は、少なくとも1つのメモリ2801及び少なくとも1つのプロセッサ2802を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2803をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2804をさらに備えてよい。メモリ2801、プロセッサ2802及び通信インタフェース2804は、バス2703を通じて接続されている。
【0601】
メモリ2801は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2801は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0602】
プロセッサ2802は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0603】
通信インタフェース2804は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2804は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0604】
装置280内のプロセッサ2802は、メモリ2801に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図11又は図12において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0605】
例えば、装置280内のプロセッサ2802は、メモリ2801に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2804を通して第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信すること、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第2のサービスの識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
通信インタフェース2804を通して第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信すること、リソーススケジューリングメッセージは、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を実行するように構成されている。
【0606】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。上記装置は、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0607】
さらに、第1のノードは、リソーススケジューリングメッセージに指示情報を追加してよく、それにより、第2のノードは、この指示情報に基づいて、サービスのために完全性保護が有効にされるか否かを決定する。
【0608】
可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。
【0609】
別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、さらに、少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される。
【0610】
完全性保護が実行される必要があるサービスについては、装置280においてユーザプレーンのターゲットMAC長を示す情報が追加されてよく、サービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用されることを認識できる。
【0611】
各ユニットの実装に関しては、図11又は図12に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置280は、図11又は図12に示す実施形態における第1のノードであってよい。
【0612】
図29は、本願の一実施形態による通信装置290の構造の概略図である。装置290は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置290は、少なくとも1つのメモリ2801及び少なくとも1つのプロセッサ2902を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス2903をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース2904をさらに備えてよい。メモリ2901、プロセッサ2902及び通信インタフェース2904は、バス2703を通じて接続されている。
【0613】
メモリ2901は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ2901は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0614】
プロセッサ2902は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0615】
通信インタフェース2904は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース2904、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0616】
装置290内のプロセッサ2902は、メモリ2901に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図11又は図12において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0617】
例えば、装置290内のプロセッサ2902は、メモリ2901に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース2904を通して第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信すること、サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第2のサービスの識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
通信インタフェース2904を通して第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信すること;及び
リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第2のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされない決定すること
を実行するように構成されている。
【0618】
異なるサービスタイプのサービスが異なる完全性保護要件を有することがわかる。第1のノードは、第1のサービスの識別子に基づいて、完全性保護を有効にするか否かを決定してよい。例えば、オーディオノイズ低減サービスは、比較的低いセキュリティ要件を有するサービスであり、そのため、オーディオノイズ低減サービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない場合があり、したがって、オーディオノイズ低減サービスに対応するMAC長は決定されない場合がある。
【0619】
別の可能な実装において、少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、少なくとも1つの第1のサービスの識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある。上記方法は、
リソーススケジューリングメッセージに基づいて、少なくとも1つの第1のサービスの識別子に対応するサービスのために完全性保護が有効にされることを決定する段階
をさらに備える。
【0620】
別の可能な実装において、リソーススケジューリングメッセージは、さらに、少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される。
【0621】
各ユニットの実装に関しては、図11又は図12図に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置290は、図11又は図12に示す実施形態における第2のノードである。
【0622】
図30は、本願の一実施形態による通信装置300の構造の概略図である。装置300は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置300は、少なくとも1つのメモリ3001及び少なくとも1つのプロセッサ3002を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス3003をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース3004をさらに備えてよい。メモリ3001、プロセッサ3002及び通信インタフェース3004は、バス3003を通じて接続される。
【0623】
メモリ3001は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ3001は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0624】
プロセッサ3002は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0625】
通信インタフェース3004は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース3004、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0626】
装置300内のプロセッサ3002は、メモリ3001に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図13において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0627】
例えば、装置300内のプロセッサ3002は、メモリ3001に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース3004を通して第2のノードから関連付け要求メッセージを受信すること、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定すること、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに基づいてユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長を決定すること、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、ユーザプレーンのターゲットMAC長は、第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成すること、第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
を実行するように構成されている。
【0628】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように装置300において異なるポリシが構成されてよい。さらに、装置300は、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0629】
可能な実装において、プロセッサ3002は、
第1の長さ選択ポリシ及び第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0630】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
第1の長さ選択ポリシ及びシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従ってシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0631】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である
ように特に構成されている。
【0632】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
第2のノードのアイデンティティに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
第2の長さ選択ポリシ及びユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに基づいてシグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている。
【0633】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従ってユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び第2のノードのアイデンティティ及びMAC長間の対応関係に基づいて、第2のノードのアイデンティティに対応するMAC長をユーザプレーンのターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている。
【0634】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、通信インタフェース3004を通して第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するようにさらに構成されており、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、及びユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される。
【0635】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、
通信インタフェース3004を通して第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信し、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMAC、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、第1のMACは、セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される;及び
通信インタフェース3004を通して第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信する、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長であり、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、第2のMACは、セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される
ようにさらに構成されてる。
【0636】
別の可能な実装において、プロセッサ3002は、
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び第2のMACに基づいてセキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックし;
共有鍵に基づいて第2のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行し;及び
セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第2のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、第2のノードに関連付け確立メッセージを送信する、関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す
ようにさらに構成されている。
【0637】
各ユニットの実装に関しては、図13に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置300は、図13に示す実施形態における第1のノードである。
【0638】
図31は、本願の一実施形態による通信装置310の構造の概略図である。装置310は、ノードであってよく、又はノード内のコンポーネントであってよい。装置310は、少なくとも1つのメモリ3101及び少なくとも1つのプロセッサ3102を備えてよい。任意選択で、上記装置は、バス3103をさらに備えてよい。任意選択で、上記装置は、通信インタフェース3104をさらに備えてよい。メモリ3101、プロセッサ3102及び通信インタフェース3104は、バス3103を通じて接続されている。
【0639】
メモリ3101は、ストレージスペースを提供するように構成されており、ストレージスペースは、オペレーティングシステム及びコンピュータプログラム等のデータを記憶し得る。メモリ3101は、RAM、ROM、EPROM、CD-ROM、及び同様のもののうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0640】
プロセッサ3102は、算術演算及び/又は論理演算を実行するモジュールであり、特に、CPU、GPU、MPU、ASIC、FPGA、及びCPLD等の処理モジュールのうちの1つ又は組み合わせであってよい。
【0641】
通信インタフェース3104は、外部から送信されたデータを受信し及び/又は外部にデータを送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンクのインタフェースであってよく、又は、無線リンク(Wi-Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、又は同様のもの)インタフェースであってよい。任意選択で、通信インタフェース3104は、インタフェースに結合されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタ又はアンテナ)、受信機、又は同様のものをさらに含み得る。
【0642】
装置310内のプロセッサ3102は、メモリ3101に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、前述した通信方法、例えば、図13において説明された通信方法を実行するように構成されている。
【0643】
例えば、装置310内のプロセッサ3102は、メモリ3101に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って、次の動作:
通信インタフェース3104を通して第1のノードに関連付け要求メッセージを送信すること、関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報及び第2のノードのアイデンティティを含む;
通信インタフェース3104を通して第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信すること、セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報、シグナリングプレーンのターゲットMAC長、ユーザプレーンのターゲットMAC長、及び第1のMACを含み;シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシ及び第2のノードのアイデンティティに対応し、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し;第1のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACに基づいてセキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックすること
を実行するように構成されている。
【0644】
本願の実施形態において、MAC長の柔軟性を向上させるために、異なるMAC長を決定するように第1のノードにおいて異なるポリシが構成されてよい。さらに、第1のノードは、MAC長についての異なるタイプのノードの要件を満たすために、第2のノードのアイデンティティに基づいて、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMACを決定してよい。装置310は、第1のノードからターゲットMAC長を取得し、ターゲットMAC長を使用することによってメッセージ完全性を保護する。例えば、重要なサービスを処理する一部のノードは、セキュリティを向上させるために比較的長いMAC長を使用してよい。別の例として、リソース消費を低減させるとともに通信効率を向上させるために、一部のアシスタントノード又は通常のノードが、比較的短いMAC長を使用してよい。
【0645】
可能な実装において、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びシグナリングプレーンのターゲットMAC長が第1のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0646】
別の可能な実装において、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及びユーザプレーンのターゲットMAC長は、第2のアルゴリズム選択ポリシに従って決定され、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属し、第1のMACは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムに従って生成される。
【0647】
別の可能な実装において、プロセッサ3102は、
第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行し;
セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性に対するチェックが成功し、第1のアイデンティティ認証情報に対する検証が成功した場合、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成し、第2のMACの長さは、シグナリングプレーンのターゲットMAC長である;及び
通信インタフェース3104を通して第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する、セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、第2のアイデンティティ認証情報は、第2のノード及び第1のノード間の共有鍵に基づいて生成される
ようにさらに構成されている。
【0648】
別の可能な実装において、上記方法は、第1のノードから関連付け確立メッセージを受信する段階をさらに備える。関連付け確立メッセージは、第1のノードとの関連付けを確立することを第2のノードに示す。
【0649】
各ユニットの実装に関しては、図13に示す実施形態における対応する説明が参照されることに留意されたい。装置310は、図13に示す実施形態における第2のノードである。
【0650】
本願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶する。コンピュータプログラムが1又は複数のプロセッサ上で実行されると、図3図7図8、又は図9A及び図9Bに示す通信方法が実行される。
【0651】
本願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品が1又は複数のプロセッサ上で実行されると、図3図8図11図12、又は図13に示す通信方法が実施され得る。
【0652】
本願の一実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、チップシステムが配置されている装置が、図3図8図11、又は図12に示す通信方法を実施する。本願の一実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備え、第1のノードは、図14図16図19、又は図21において説明された装置を含み、第2のノードは、図15図17図18図20、又は図22において説明された装置を含む。
【0653】
本願の実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、第1のノード及び第2のノードを備え、第1のノードは、図23図25図28、又は図30において説明された装置を含み、第2のノードは、図24図26図27図29、又は図31において説明された装置を含む。
【0654】
本願の一実施形態は、スマートコックピット製品を提供する。スマートコックピット製品は、第1のノード(例えば、車両コックピットドメインコントローラCDC)を備え、第1のノードは、図14図16図19、又は図21において説明された装置を含む。
【0655】
さらに、スマートコックピット製品は、第2のノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、レーダ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの少なくとも1つ)を備え、第2のノードは、図15図17図18図20、又は図22において説明された装置を含む。
【0656】
本願の一実施形態は、スマートコックピット製品を開示する。スマートコックピット製品は、第1のノード(例えば、車両コックピットドメインコントローラCDC)を備え、第1のノードは、図23図25図28、又は図30において説明された装置を含む。
【0657】
さらに、スマートコックピット製品は、第2のノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、レーダ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの少なくとも1つ)を備え、第2のノードは、図24図26図27図29、又は図31において説明された装置を含む。
【0658】
本願の一実施形態は、車両を提供する。車両は、第1のノード(例えば、車両コックピットドメインコントローラCDC)を備え、第1のノードは、図14図16図19、又は図21において説明された装置を含む。
【0659】
さらに、車両は、第2のノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、レーダ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの少なくとも1つ)を備え、第2のノードは、図15図17図18図20、又は図22において説明された装置を含む。代替的に、車両は、ドローン又はロボット等のインテリジェント端末、又は輸送車両と置き換えられてよい。
【0660】
本願の一実施形態は、車両を提供する。車両は、第1のノード(例えば、車両コックピットドメインコントローラCDC)を備え、第1のノードは、図23図25図28、又は図30において説明された装置を含む。
【0661】
さらに、車両は、第2のノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイクロフォン、スピーカ、レーダ、電子鍵、及びパッシブエントリパッシブスタートシステムコントローラ等のモジュールのうちの少なくとも1つ)を備え、第2のノードは、図24図26図27図29、又は図31において説明された装置を含む。代替的に、車両は、ドローン又はロボット等のインテリジェント端末、又は輸送車両と置き換えられてよい。
【0662】
前述した実施形態の全て又はいくつかが、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はその任意の組み合わせを使用することにより実装されてよい。ソフトウェアが実施形態を実装するために用いられる場合、実施形態の全て又は一部がコンピュータプログラム製品の形式で実装されてよい。コンピュータプログラム製品は1又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上でロード及び実行された場合、本願の実施形態による手順又は機能が全て、又は部分的に実装される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、又はコンピュータ可読記憶媒体を用いることにより伝送されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は、1又は複数の使用可能な媒体を組み込んだサーバ又はデータセンタ等のデータストレージデバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピディスク、ハードディスクドライブ、又は磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid-state disk、SSD))等であってよい。
【0663】
順序の調整、組み合わせ又は削除が、実際の要件に基づいて、本願の方法の実施形態におけるステップに関して実行され得る。
【0664】
本願の装置の実施形態におけるモジュールは、実際の要件に基づいて、組み合わされたり、分割されたり、又は削除されたりしてよい。
[他の可能な項目]
(項目1)
第2のノードから関連付け要求メッセージを受信する段階、ここで、上記関連付け要求メッセージは、上記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;及び
上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成する段階、ここで、上記第1のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長である
を備える通信方法。
(項目2)
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を上記決定する段階は、
第1の長さ選択ポリシ及び上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を上記決定する段階は、
上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長である
を含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
第1の長さ選択ポリシ及び上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を上記決定する段階は、
上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階;及び
上記第1の長さ選択ポリシ及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、項目2に記載の方法。
(項目5)
上記方法は、
上記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、上記第1のMAC、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を含み、上記第1のMACは、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を上記決定する段階の後で、上記方法は、
上記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信する段階、ここで、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、上記第1のMAC、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み、上記第1のMACは、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され、上記第1のアイデンティティ認証情報は、上記第1のノード及び上記第2のノード間の共有鍵に基づいて生成される;及び
上記第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信する段階、ここで、上記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、上記第2のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長であり、上記第2のアイデンティティ認証情報は、上記第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、上記第2のMACは、上記セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、上記方法は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示される上記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
をさらに備える、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
上記方法は、
第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを取得する段階;
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を含む
をさらに備える、項目7に記載の方法。
(項目9)
第1のノードに関連付け要求メッセージを送信する段階、ここで、上記関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
上記第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信する段階、ここで、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備える通信方法。
(項目10)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、上記第1のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長であり;上記方法は、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって上記第1のMACに基づいて上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックする段階をさらに備える、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含み、上記方法は、
上記第2のノード及び上記第1のノードの間の共有鍵に基づいて上記第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行する段階;
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの上記完全性に対する上記チェックが成功し、上記第1のアイデンティティ認証情報に対する上記検証が成功した場合、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成する段階、ここで、上記第2のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長である;及び
上記第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信する段階、ここで、上記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、上記第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、上記第2のアイデンティティ認証情報は、上記第2のノード及び上記第1のノードの間の上記共有鍵に基づいて生成される
をさらに備える、項目9又は10に記載の方法。
(項目12)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示される上記セキュリティアルゴリズムのセットに属し;上記方法は、
上記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び上記第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
をさらに備える、項目9から11のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信する段階、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信方法。
(項目14)
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を上記決定する段階は、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記識別子に対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する段階;又は
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記データパケットサイズに対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する段階
を含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階は、
上記第1のサービスの上記識別子及び/又は上記第1のサービスの上記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
上記第2の長さ選択ポリシ及び上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長に基づいて上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、項目13に記載の方法。
(項目16)
上記第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目13から15のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
上記方法は、
上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を示すために使用される情報を含む
をさらに備える、項目13から16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
上記方法は、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成する段階、ここで、上記第3のMACの長さは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長であり、上記第3のMACは、上記第1のサービスの上記データに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える、項目13から17のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
上記方法は、
上記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得する段階;
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成する段階、ここで、上記第4のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長である;及び
上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記第4のMAC及び上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を含み、上記第4のMACは、上記リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される
をさらに備える、項目13に記載の方法。
(項目20)
上記方法は、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定する段階、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示される上記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
をさらに備える、項目19に記載の方法。
(項目21)
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
上記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信方法。
(項目22)
上記第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、項目21又は22に記載の方法。
(項目24)
上記リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに含み、上記方法は、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって上記第4のMACに基づいて上記リソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックする段階
をさらに備える、項目23に記載の方法。
(項目25)
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定する段階、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信方法。
(項目26)
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を上記決定する段階は、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長及び上記第1のサービスの上記識別子ID及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記IDに対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する段階;又は
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記データパケットサイズに対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する段階
を含む、項目25に記載の方法。
(項目27)
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を上記決定する段階は、
上記第1のサービスの上記ID及び/又は上記第1のサービスの上記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定する段階;及び
上記第2の長さ選択ポリシ及び上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長に基づいて上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する段階
を含む、項目25に記載の方法。
(項目28)
上記第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目25から27のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、項目24から27のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信する段階、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信する段階、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子に対応する上記サービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を備える通信方法。
(項目31)
上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目30に記載の方法。
(項目32)
上記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、上記少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される、項目30に記載の方法。
(項目33)
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信する段階、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
上記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信する段階;及び
上記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子に対応する上記サービスのために完全性保護が有効にされないことを決定する段階
を備える通信方法。
(項目34)
上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり;上記方法は、
上記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、上記少なくとも1つの第1のサービスの上記識別子に対応する上記サービスのために完全性保護が有効にされることを決定する段階
をさらに備える、項目33に記載の方法。
(項目35)
上記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、上記少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される、項目34に記載の方法。
(項目36)
第2のノードから関連付け要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、上記関連付け要求メッセージは、上記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
を備え、
上記処理ユニットは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第1のMACを生成するようにさらに構成されており、上記第1のMACの長さは、上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長である、通信装置。
(項目37)
上記処理ユニットは、
第1の長さ選択ポリシ及び上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、項目36に記載の装置。
(項目38)
上記処理ユニットは、
上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムに対応するMAC長は、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長である
ように特に構成されている、項目36に記載の装置。
(項目39)
上記処理ユニットは、
上記第1のアルゴリズム選択ポリシに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し;及び
上記第1の長さ選択ポリシ及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムに従って上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、項目37に記載の装置。
(項目40)
上記装置は、
上記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、上記第1のMAC、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長を含み、上記第1のMACは、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用される
をさらに備える、項目36から39のいずれか一項に記載の装置。
(項目41)
上記装置は、上記第2のノードにセキュリティコンテキスト要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニットをさらに備え;上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、上記第1のMAC、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長、及び第1のアイデンティティ認証情報を含み;上記第1のMACは、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするために使用され;上記第1のアイデンティティ認証情報は、第1のノード及び上記第2のノード間の共有鍵に基づいて生成され;
上記受信ユニットは、上記第2のノードからセキュリティコンテキスト応答メッセージを受信するようにさらに構成されており、上記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、第2のアイデンティティ認証情報及び第2のMACを含み、上記第2のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長であり、上記第2のアイデンティティ認証情報は、上記第2のノードのアイデンティティを検証するために使用され、上記第2のMACは、上記セキュリティコンテキスト応答メッセージの完全性をチェックするために使用される、項目36から39のいずれか一項に記載の装置。
(項目42)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムをさらに含み、上記処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示される上記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
ように特に構成されている、項目36から41のいずれか一項に記載の装置。
(項目43)
上記受信ユニットは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを取得するようにさらに構成されており;
上記処理ユニットは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されており、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される;及び
上記送信ユニットは、上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を含む、項目42に記載の装置。
(項目44)
第1のノードに関連付け要求メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、上記関連付け要求メッセージは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を含む;及び
上記第1のノードからセキュリティコンテキスト要求メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、シグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示すために使用される情報及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される情報を含み、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長は、第1のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する
を備える通信装置。
(項目45)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のMACを含み、上記第1のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長であり;上記装置は、
上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって上記第1のMACに基づいて上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの完全性をチェックするように構成されている処理ユニット
をさらに備える、項目42に記載の装置。
(項目46)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、第1のアイデンティティ認証情報をさらに含み、上記処理ユニットは、上記第2のノード及び上記第1のノード間の共有鍵に基づいて上記第1のアイデンティティ認証情報に対して検証を実行するようにさらに構成されており;
上記処理ユニットは、上記セキュリティコンテキスト要求メッセージの上記完全性に対する上記チェックが成功し、上記第1のアイデンティティ認証情報に対する上記検証が成功した場合、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第2のMACを生成するようにさらに構成されており、上記第2のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長である;及び
上記送信ユニットは、上記第1のノードにセキュリティコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されており、上記セキュリティコンテキスト応答メッセージは、上記第2のMAC及び第2のアイデンティティ認証情報を含み、上記第2のアイデンティティ認証情報は、上記第2のノード及び上記第1のノード間の上記共有鍵に基づいて生成される、項目44又は45に記載の装置。
(項目47)
上記セキュリティコンテキスト要求メッセージは、ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムを示す情報をさらに含み、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示される上記セキュリティアルゴリズムのセットに属し;
上記受信ユニットは、上記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するようにさらに構成されており、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズム及び第1のサービスの識別子及び上記第1のサービスのデータパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される、項目43から46いずれか一項に記載の装置。
(項目48)
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信装置。
(項目49)
上記処理ユニットは、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記識別子に対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する;又は
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記データパケットサイズに対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている、項目48に記載の装置。
(項目50)
上記処理ユニットは、
上記第1のサービスの上記識別子及び/又は上記第1のサービスの上記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
上記第2の長さ選択ポリシ及び上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長に基づいて上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、項目48に記載の装置。
(項目51)
上記第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目48から50のいずれか一項に記載の装置。
(項目52)
上記送信ユニットは、上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を含む、項目48から51のいずれか一項に記載の装置。
(項目53)
上記処理ユニットは、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第3のMACを生成し、ここで、上記第3のMACの長さは、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長であり、上記第3のMACは、上記第1のサービスの上記データに対して完全性保護を実行するために使用される
ようにさらに構成されている、項目48から52のいずれか一項に記載の装置。
(項目54)
上記受信ユニットは、上記第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報を取得するようにさらに構成されており;
上記処理ユニットは、第1のアルゴリズム選択ポリシに従ってシグナリングプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズム及び上記シグナリングプレーンのターゲットMAC長を決定するようにさらに構成されており、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する;
上記処理ユニットは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって第4のMACを生成するようにさらに構成されており、上記第4のMACの長さは、上記シグナリングプレーンの上記ターゲットMAC長であり;
上記送信ユニットは、上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するようにさらに構成されており、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記第4のMAC及び上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を含み、上記第4のMACは、上記リソーススケジューリングメッセージに対して完全性保護を実行するために使用される、項目48に記載の装置。
(項目55)
上記処理ユニットは、
第2のアルゴリズム選択ポリシに従って上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを決定し、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、上記第2のノードによってサポートされる上記セキュリティアルゴリズムについての上記情報によって示される上記セキュリティアルゴリズムのセットに属する
ようにさらに構成されている、項目54に記載の装置。
(項目56)
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
上記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、ユーザプレーンのターゲットMAC長を含み;上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長であり、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに対応し;上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信装置。
(項目57)
上記第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目56に記載の装置。
(項目58)
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、項目56又は57に記載の装置。
(項目59)
上記リソーススケジューリングメッセージは、第4のMACをさらに備え、上記処理ユニットは、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムを使用することによって上記第4のMACに基づいて上記リソーススケジューリングメッセージのメッセージ完全性をチェックするようにさらに構成されている、項目56に記載の装置。
(項目60)
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、第1のサービスの識別子及び/又は上記第1のサービスのデータパケットサイズを含む;及び
ユーザプレーンのターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズのうちの少なくとも1つに基づいて上記ユーザプレーンのターゲットMAC長を決定するように構成されている処理ユニット、ここで、上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長は、上記第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される
を備える通信装置。
(項目61)
上記処理ユニットは、
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされるMAC長及び上記第1のサービスの上記識別子ID及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記IDに対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する;又は
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長及び上記第1のサービスの上記データパケットサイズ及びMAC長間の対応関係に基づいて、上記第1のサービスの上記データパケットサイズに対応する上記MAC長を上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長として決定する
ように特に構成されている、項目60に記載の装置。
(項目62)
上記処理ユニットは、
上記第1のサービスの上記ID及び/又は上記第1のサービスの上記データパケットサイズに基づいて第2の長さ選択ポリシを決定し;及び
上記第2の長さ選択ポリシ及び上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムによってサポートされる上記MAC長に基づいて上記ユーザプレーンの上記ターゲットMAC長を決定する
ように特に構成されている、項目60に記載の装置。
(項目63)
上記第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目60から62のいずれか一項に記載の装置。
(項目64)
上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のアルゴリズム選択ポリシに対応し、上記ユーザプレーンの上記ターゲットセキュリティアルゴリズムは、第2のノードによってサポートされるセキュリティアルゴリズムについての情報によって示されるセキュリティアルゴリズムのセットに属する、項目60から63のいずれか一項に記載の装置。
(項目65)
第2のノードからサービス属性報告応答メッセージを受信するように構成されている受信ユニット、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;及び
上記第2のノードにリソーススケジューリングメッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、上記リソーススケジューリングメッセージは、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子に対応する上記サービスのために完全性保護が有効にされないことを示すために使用される
を備える通信装置。
(項目66)
上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要がある、項目65に記載の装置。
(項目67)
上記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、上記少なくとも1つの第1のサービスのために使用されるユーザプレーンのターゲットMAC長を示すために使用される、項目66に記載の装置。
(項目68)
第1のノードにサービス属性報告応答メッセージを送信するように構成されている送信ユニット、ここで、上記サービス属性報告応答メッセージは、少なくとも1つのサービス識別子を含み、上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第2のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子は、第2のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第2のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要はない;
上記第1のノードからリソーススケジューリングメッセージを受信するように構成されている受信ユニット;及び
上記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、上記少なくとも1つの第2のサービスの上記識別子に対応する上記サービスのために完全性保護が有効にされないことを決定するように構成されている処理ユニット
を備える通信装置。
(項目69)
上記少なくとも1つのサービス識別子は、少なくとも1つの第1のサービスの識別子を含み、上記少なくとも1つの第1のサービスの上記識別子は、第1のサービスタイプに対応し、そのタイプが上記第1のサービスタイプであるサービスのデータに対して完全性保護が実行される必要があり;
上記処理ユニットは、上記リソーススケジューリングメッセージに基づいて、上記少なくとも1つの第1のサービスの上記識別子に対応する上記サービスのために完全性保護が有効にされることを決定するようにさらに構成されている、項目68に記載の装置。
(項目70)
上記リソーススケジューリングメッセージは、さらに、上記少なくとも1つの第1のサービスのデータに対して完全性保護を実行するためのMACの長さを示すために使用される、項目69に記載の装置。
(項目71)
チップシステムであって、上記チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、上記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、上記チップシステムが配置されている装置が、項目1から8のいずれか一項に記載の方法、項目13から20のいずれか一項に記載の方法、又は項目30から32のいずれか一項に記載の方法を実施する、チップシステム。
(項目72)
チップシステムであって、上記チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを備え、上記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出すように構成されており、それにより、上記チップシステムが配置されている装置が、項目9から12のいずれか一項に記載の方法、項目21から24のいずれか一項に記載の方法、項目25から29のいずれか一項に記載の方法、又は項目33から35のいずれか一項に記載の方法を実施する、チップシステム。
(項目73)
第1のノード及び第2のノードを備える通信システムであって、
上記第1のノードは、項目36から43のいずれか一項に記載の装置を含み;上記第2のノードは、項目44から47のいずれか一項に記載の装置を含む;又は
上記第1のノードは、項目48から55のいずれか一項に記載の装置を含み;上記第2のノードは、項目56から59のいずれか一項に記載の装置を含む;又は
第1のノードは、項目48から55のいずれか一項に記載の装置を含み;上記第2のノードは、項目60から64のいずれか一項に記載の装置を含む;又は
第1のノードは、項目65から67のいずれか一項に記載の装置を含み;上記第2のノードは、項目68から70のいずれか一項に記載の装置を含む、通信システム。
(項目74)
コンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、上記コンピュータプログラムは、1又は複数のプロセッサ上で実行されると、項目1から8のいずれか一項に記載の方法が実行される、又は項目13から20のいずれか一項に記載の方法が実行される、又は項目30から32のいずれか一項に記載の方法が実行される;又は項目9から12のいずれか一項に記載の方法が実行される、又は項目21から24のいずれか一項に記載の方法又は項目25から29のいずれか一項に記載の方法が実行される、又は項目33から35のいずれか一項に記載の方法が実行される、コンピュータ可読記憶媒体。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31