(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-10
(45)【発行日】2024-12-18
(54)【発明の名称】応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法
(51)【国際特許分類】
H05B 47/19 20200101AFI20241211BHJP
H05B 47/105 20200101ALI20241211BHJP
H05B 45/10 20200101ALI20241211BHJP
H05B 45/20 20200101ALI20241211BHJP
H05B 47/165 20200101ALI20241211BHJP
【FI】
H05B47/19
H05B47/105
H05B45/10
H05B45/20
H05B47/165
(21)【出願番号】P 2023098081
(22)【出願日】2023-06-14
【審査請求日】2023-06-14
(31)【優先権主張番号】10-2022-0081742
(32)【優先日】2022-07-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】320009901
【氏名又は名称】ハイブ カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】HYBE Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Yongsan Trade Center,42,Hangang-daero,Yongsan-gu,Seoul,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ボユン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ソンジュ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ヒョング
(72)【発明者】
【氏名】ソ,ダへ
【審査官】野木 新治
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2021-0127583(KR,A)
【文献】特開2015-011981(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/19
H05B 47/105
H05B 45/10
H05B 45/20
H05B 47/165
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末の少なくとも1つのプロセッサによって実行される応援棒制御メッセージ送信装置を介して応援棒の発光パターンを制御する応援棒制御方法として、
応援棒制御メッセージ送信装置とデータ送受信のために連動(link)するステップと
、
公演映像及び公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信するステップと、
前記受信した応援棒制御メッセージを応援棒制御メッセージ送信装置を介して応援棒に送出するステップと、を含
み、
前記応援棒制御メッセージ送信装置は、
周辺の応援棒から前記応援棒に対するユーザ入力情報を含む第2RF信号を受信する制御メッセージ受信部を含む、応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項2】
前記応援棒制御メッセージは、
前記応援棒に含まれるLEDの発光可否、色、明るさ及び発光効果を制御する発光パターン制御信号及び前記応援棒に含まれた振動センサの動作可否、振動強度及び振動パターンを制御する振動パターン制御信号の内、少なくとも1つ以上の制御信号を含む、請求項1に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項3】
前記応援棒制御メッセージは、
前記応援棒に既に格納された応援準備データをアクティベーションする命令データを含む、請求項1に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項4】
前記応援棒制御メッセージ送信装置は、
既に設定された周波数帯域に応援棒制御メッセージをRF信号に変換し、変換されたRF信号を周辺の不特定された応援棒にブロードキャスト方式で伝送する制御メッセージ送信部を含む、請求項1に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項5】
前記制御メッセージ受信部で受信したユーザ入力情報を前記応援棒制御メッセージ送信装置から受信するステップと、
前記ユーザ入力情報に基づいて、前記公演映像または前記公演映像に関連する応援メッセージウィンドウにフィードバックコンテンツを表示するステップと、をさらに含む、請求項
1に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項6】
前記公演映像及び前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信するステップは、
前記公演映像に既にマッチングされている少なくとも1つ以上の応援棒制御メッセージを獲得するステップと、ストリーミングサーバと連動して前記ストリーミングサーバから前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージをリアルタイムで獲得するステップの内、いずれか1つのステップと、を含む、請求項1に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項7】
前記受信した応援棒制御メッセージのタイムシンクを調整するステップをさらに含み、
前記タイムシンクを調整するステップは、
前記受信した公演映像に含まれた制御信号開始点を検出するステップと、
前記検出された制御信号開始点から所定時間以後に制御信号送出点を設定するステップと、を含む、請求項1に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項8】
前記タイムシンクが調整された応援棒制御メッセージを送出するステップをさらに含み、
前記タイムシンクが調整された応援棒制御メッセージを送出するステップは、
前記端末に接続された前記応援棒制御メッセージ送信装置を認識することと、前記認識された応援棒制御メッセージ送信装置を介してブロードキャスト方式で前記タイムシンクが調整された応援棒制御メッセージを送出するステップと、を含む、請求項
7に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法。
【請求項9】
周辺の応援棒から前記応援棒に対するユーザ入力情報を含む第2RF信号を受信し、公演映像を送出する端末とデータ送受信のために連動(link)する制御メッセージ受信部と
前記端末から受信した応援棒制御メッセージを送出する制御メッセージ送信部と、
前記制御メッセージ受信部と前記制御メッセージ送信部を制御して応援棒の発光を遠隔制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、前記制御メッセージ送信部を制御して、前記応援棒制御メッセージをブロードキャスト方式で不特定の応援棒に送信する応援棒制御メッセージ送信装置。
【請求項10】
少なくとも1つ以上の応援棒と、
応援棒制御メッセージ送信装置と、
公演映像を出力する少なくとも1つ以上のディスプレイ、少なくとも1つ以上のメモリ、少なくとも1つ以上のプロセッサを含む端末と、を含み、
前記応援棒制御メッセージ送信装置は、
周辺の応援棒から前記応援棒に対するユーザ入力情報を含む第2RF信号を受信する制御メッセージ受信部を含み、
前記端末の前記メモリに前記プロセッサによって実行され、応援棒制御システムを提供する少なくとも1つのストリーミングプログラムが格納され、
前記少なくとも1つのストリーミングプログラムは、
前記応援棒制御メッセージ送信装置と連動(link)し、
前記公演映像及び前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信し、
前記受信した応援棒制御メッセージを前記応援棒制御メッセージ送信装置を介して応援棒に送出する
、応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御システム。
【請求項11】
前記ストリーミングプログラムは、
応援棒に基づく少なくとも1つ以上のユーザ入力を応援棒制御メッセージ送信装置を介して感知し、
感知されたユーザ入力に基づいてフィードバックコンテンツをパフォーマンス映像に表示するように制御する、請求項
10に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御システム。
【請求項12】
前記応援棒に基づく少なくとも1つ以上のユーザ入力は、
前記応援棒に含まれたボタンを押す入力または前記応援棒を振る入力である、請求項
11に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御システム。
【請求項13】
前記ストリーミングプログラムは、
前記ユーザ入力と共に、応援棒のシリアル番号、応援棒にマッチングされるアーティスト情報、前記応援棒の形状を示す応援棒画像の内、少なくとも1つ以上の情報を、前記応援棒制御メッセージ送信装置を介して前記応援棒から受信する、請求項
11に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御システム。
【請求項14】
前記フィードバックコンテンツは、
応援棒画像、応援棒のボタンを押した回数、応援棒を振った回数、応援棒エフェクトの内、少なくとも1つ以上をテキスト、画像及び映像の内、少なくとも1つの情報に基づいて出力する請求項
11に記載の応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法に関する。さらに詳しくは、アンタクト公演に適合した応援演出を行う応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ファン文化の発展に伴い、Bluetooth(ブルートゥース(登録商標))通信を通じてユーザ端末によって制御される応援棒が普及している。特に、LED照明を用いる実物応援棒は主にコンサートや各種公演などオフラインファン活動に主に利用されている。
【0003】
一方、最近アンタクト(Untact)文化の拡散と映像プラットフォームの発展に伴い、オンラインによる公演が活発になっており、これに伴いオンライン環境に適合した応援方法に対する技術開発が進められている。
【0004】
例えば、スターの公演映像に対する好感度表示のために、ユーザ端末のディスプレイに仮想応援棒を出力する方法が開発されている。
【0005】
しかし、前記方法を用いて好感度を高めようとする場合には、自分が応援するスターの応援棒を保有している場合であっても実際の応援棒は活用できず、仮想の応援棒を別途購入してユーザ端末上で利用しなければならないという問題がある。
【0006】
また、オンラインを通じての公演で各ユーザが保有した実際の応援棒を活用する場合には、統一された応援演出のための練習が必要であり、応援のための色、明るさなどの統一は事実上遂行しにくいという問題がある。
【0007】
また、統一された応援演出を行う場合には、ユーザのそれぞれが位置する地域によってネットワーク環境が異なり、ファンが応援する映像を視聴する公演者の立場では統一性を感じることができないという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記のような問題を解決するために案出されたものであり、応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒の制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、家でオンライン公演を観覧しながらブロードキャスト方式を通じて応援演出が可能な応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、応援棒から逆に制御メッセージを受信する応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
また、本発明は、別途のドライバ設置を要しない応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明は、映像出力時間及び制御メッセージの出力時間を調整する応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
但し、本発明及び本発明の実施形態が達成しようとする技術的課題は、前記のような技術的課題に限定されず、また他の技術的課題が存在し得る。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、端末の少なくとも1つのプロセッサによって実行される応援棒制御メッセージ送信装置を介して応援棒の発光パントンを制御する応援棒制御方法として、応援棒制御メッセージ送信装置とデータ送受信のために連動(link)するステップと公演映像及び前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信するステップと、前記受信した応援棒制御メッセージを前記応援棒制御メッセージ送信装置を介して応援棒に送出するステップとを含む。
【0015】
このとき前記応援棒制御メッセージは、前記応援棒に含まれたLEDの発光可否、色、明るさ及び発光効果を制御する発光パターン制御信号及び前記応援棒に含まれた振動センサの動作可否、振動強度及び振動パターンを制御する振動パターン制御信号の内、少なくとも1つ以上の制御信号を含んでよい。
【0016】
また、前記応援棒制御メッセージは、前記応援棒に既に格納されている応援準備データをアクティベーション(activation)する命令データを含んでよい。
【0017】
また、前記応援棒制御メッセージ送信装置は、既に設定された周波数帯域に応援棒制御メッセージをRF信号に変換し、変換されたRF信号を周辺の不特定された応援棒にブロードキャスト方式で伝送する制御メッセージ送信部を含んでよい。
【0018】
また、応援棒制御メッセージ送信装置は、周辺の応援棒から前記応援棒に対するユーザ入力情報を含む第2RF信号を受信する制御メッセージ受信部を含んでよい。
【0019】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、前記制御メッセージ受信部で受信したユーザ入力情報を前記応援棒制御メッセージ送信装置から受信するステップと、前記ユーザ入力情報に基づいて、前記公演映像または前記公演映像に連系された応援メッセージウィンドウにフィードバックコンテンツを表示するステップとをさらに含んでよい。
【0020】
また、前記公演映像及び前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信するステップは、前記公演映像に既マッチングされている少なくとも1つ以上の応援棒制御メッセージを獲得するステップと、ストリーミングサーバと連動して前記ストリーミングサーバから前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージをリアルタイムで獲得するステップの内、いずれか1つのステップとを含んでよい。
【0021】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、前記受信した応援棒制御メッセージのタイムシンクを調整するステップをさらに含み、前記タイムシンクを調整するステップは、前記獲得された公演映像に含まれた制御信号開始点を検出するステップと、前記検出された制御信号開始点から所定時間後に制御信号送出点を設定するステップとを含んでよい。
【0022】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、前記タイムシンクが調整された応援棒制御メッセージを送出するステップをさらに含み、前記タイムシンクが調整された応援棒制御メッセージを送出するステップは、前記端末に接続された前記応援棒制御メッセージ送信装置を認識するステップと、前記認識された応援棒制御メッセージ送信装置とを介してブロードキャスト方式で前記タイムシンクが調整された応援棒制御メッセージを送出することとを含んでよい。
【0023】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置は、公演映像を送出する端末とデータ送受信のために連動(link)される制御メッセージ受信部と、前記端末から受信した応援棒制御メッセージを送出する制御メッセージ送信部と、前記制御メッセージ受信部と前記制御メッセージ送信部を制御して応援棒の発光を遠隔制御する制御部を含み、前記制御部は、前記制御メッセージ送信部を制御して、前記応援棒制御メッセージをブロードキャスト方式で不特定の応援棒に送信する。
【0024】
一方、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御システムは、少なくとも1つ以上の応援棒と応援棒制御メッセージ送信装置と、公演映像を出力する少なくとも1つ以上のディスプレイと少なくとも1つ以上のメモリと少なくとも1つ以上のプロセッサとを含む端末とを含み、前記端末の前記メモリに前記プロセッサによって実行されて応援棒制御システムを提供する少なくとも1つのストリーミングプログラムが格納され,前記少なくとも1つのストリーミングプログラムは、前記応援棒制御メッセージ送信装置と連動(link)し、前記公演映像及び前記公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信し、前記受信した応援棒制御メッセージを前記応援棒制御メッセージ送信装置を介して応援棒に送出する。
【0025】
また、前記ストリーミングプログラムは、前記応援棒に基づく少なくとも1つ以上のユーザ入力を前記応援棒制御メッセージ送信装置を介して感知し、前記感知されたユーザ入力に基づいてフィードバックコンテンツを前記公演映像上に表示するように制御してよい。
【0026】
また、前記応援棒に基づく少なくとも1つ以上のユーザ入力は、前記応援棒に含まれたボタンを押す入力または前記応援棒を振る入力であってよい。
【0027】
また、前記ストリーミングプログラムは、前記ユーザ入力と共に応募棒のシリアル番号、前記応援棒にマッチングされるアーティスト情報、前記応援棒の形状を示す応援棒画像の内、少なくとも1つ以上の情報を、前記応援棒制御メッセージ送信装置を介して前記応援棒から受信してよい。
【0028】
また、前記フィードバックコンテンツは、応援棒画像、応援棒のボタンが押された回数、応援棒を振った回数、応援棒エフェクトの内少なくとも1つ以上をテキスト、画像及び映像の内、少なくとも1つの情報に基づいて出力されてよい。
【発明の効果】
【0029】
本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、ブロードキャスト方式を用いることにより低電力ブルートゥース(BLE)技術の欠点である低い伝送速度、短い伝送距離、少ないデータ容量伝送を克服し、各応援棒ごとに行わなければならないペアリングにかかる時間を節約し、データ伝送の迅速性を増大する効果がある。
【0030】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、応援棒から逆に制御メッセージを受信することで、一方向の信号の送出に応じて単に公演を観覧するようになるユーザの退屈を減らし、アーティストと観客が双方向にコミュニケーションをとる実際の会場の雰囲気を演出し、ユーザのアンタクト(Untact)公演観覧満足度を向上させる効果がある。
【0031】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、別途のドライバ設置を要さなくUSBタイプの送信装置を端末に結合する簡単な行為だけで公演現場で放出される信号と同じ信号をユーザそれぞれの家でも送信を受けることでユーザの簡便性を増大し、オンライン公演の臨場感を高める効果がある。
【0032】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、クレードルタイプの送信装置を基礎で応援棒を制御するメッセージを送信すると同時に応援棒を充電できるので、ユーザが応援棒を別途充電するための装置や時間を要しないという点で、ユーザの応援棒管理において効率性が増加する効果がある。
【0033】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、オンラインで放送される公演映像においてもアーティストの歌に合わせて発光したり、振動を加えるなど応援棒を制御することにより、これによりオンライン公演を楽しむ観客の満足度を向上させる効果がある。
【0034】
また、本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、ネットワーク環境等を理由にディスプレイを介して出力される映像の再生時期が異なっても、応援棒制御は同時に実行することで場所に拘束されることなく一定の制御を行うことができる効果がある。
【0035】
ただし、本発明で得られる効果は前記の効果に限定されず、言及しない他の効果は以下の記載から明確に理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図1】本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御サービスを提供するシステムの概念図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る端末の内部ブロック図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置の内部ブロック図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置のタイプの一例である。
【
図5】本発明の実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置のタイプの一例である。
【
図6】本発明の実施形態に係る応援棒の内部ブロック図である。
【
図7】本発明の実施形態に係る応援棒の形状を示す一例である。
【
図8】本発明の実施形態に係る応援棒を制御する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図9】本発明の実施形態に係る端末がタイムシンクを調整する方法を説明するための図である。
【
図10】本発明の実施形態に係る端末が応援棒を制御する方法を説明するための図である。
【
図11】本発明の実施形態に係る端末が応援棒に基づくユーザ入力をコンテンツに出力する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図12】本発明の実施形態に係る端末のディスプレイに表示されたフィードバックコンテンツの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
本発明は、様々な変換を加えることができ、様々な実施形態を有することができるところを、以下において、特定の実施形態を図面に示し、詳細に説明する。本発明の効果及び特徴、及びそれらを達成する方法は、以下において、図面と共に詳細に説明される各実施形態を参照するにすることで明らかになる。しかしながら、本発明は、以下に開示される各実施形態に限定されず、様々な形態で実現することができる。以下に示される各実施形態において、第1、第2などの用語は限定的な意味ではなく、一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的で使用される。さらに、単数の表現は、文脈上明らかに異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。さらに、含むまたは有するなどの用語は、明細書上に記載の特徴または構成要素が存在することを意味するものであり、1つ以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性を予め排除するものではない。さらに、図面においては、説明の便宜のために、構成要素の大きさが誇張または縮小される場合がある。例えば、図面に示される各構成の大きさ及び厚さは説明の便宜上任意に示され、本発明は必ずしも図示されるものに限定されない。
【0038】
以下において、添付された図面を参照して本発明の各実施形態を詳細に説明する。また、図面を参照して本発明の各実施形態を説明するとき、同一または対応する構成要素には同一の図面符号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。
【0039】
図1は本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御サービスを提供するシステムの概念図である。
【0040】
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御サービスを提供するシステムは、リアルタイムで行われる公演に合った応援演出を遠隔地でも行うために応援棒の発光を制御する応援棒制御サービスを提供することができる。
【0041】
例えば、応援棒制御メッセージは、応援棒に含まれた発光素子(LED)の発光の有無(例えば、On/Off)、色、明るさ及び発光効果を制御する発光パターンデータを含む信号及び/または応援棒 に含まれた振動センサの動作可否(例えば、On/Off)、振動強度及び振動パターンを制御する信号等を含むことができる。
【0042】
本実施形態において、応援棒制御メッセージは、応援棒に格納された発光パターンデータに基づいて応援棒を動作させるアクティベーション(activation)信号であり得る。
【0043】
また、本実施形態において前記のような応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御サービスを提供するシステムは、端末100、応援棒制御メッセージ送信装置200、応援棒300及びネットワーク10を含むことができる。
【0044】
このとき、端末100、応援棒制御メッセージ送信装置200、及び応援棒300は、前記ネットワーク10を介して接続され得る。
【0045】
ここで、実施形態に係る前記ネットワーク10は、端末100、応援棒制御メッセージ送信装置200及び/又は応援棒300等のような各々のノード相互間で情報交換が可能な接続構造を意味する。ネットワーク10の一例には、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、ネットワーク10はこれらに限定されるものではない。
【0046】
以下において、図面を参照して応援棒制御サービスを提供するシステムを実現する端末100、応援棒制御メッセージ送信装置200及び応援棒300について詳細に説明する。
【0047】
<端末100(Terminal)>
本発明の実施形態に係る端末100は、オンライ公演と共に応援棒制御サービスを提供するストリーミングプログラム111がインストールされた所定のコンピューティングデバイスであり得る。
【0048】
詳細には、ハードウェア的観点から、端末100は、ストリーミングプログラム111がインストールされたモバイル型コンピューティング装置100-1及び/またはデスクトップ型コンピューティング装置100-2などを含むことができる。
【0049】
ここで、モバイル型コンピューティング装置100-1は、ストリーミングプログラム111を含むアプリケーションがインストールされたスマートフォンやタブレットPCのようなモバイル装置で有り得る。
【0050】
例えば、モバイル型コンピューティング装置100-1は、スマートフォン(smart phone)、携帯電話、デジタル放送用端末、PDA(personal digital assistants)、PMP(portable multimedia player)、タブレットPC(tablet PC)などを含み得る。
【0051】
また、デスクトップ型コンピューティング装置100-2は、ストリーミングプログラム111がインストールされた固定型デスクトップPC、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、ウルトラブック(ultrabook)のようなパーソナルコンピュータなどのように、有線通信又は無線通信に基づいて応援棒制御サービスを実行するためのプログラムがインストールされた装置などを含むことができる。
【0052】
また、本実施形態に基づき、端末100は、応援棒制御サービス環境を提供する所定のサーバ(Server)コンピューティングデバイスをさらに含むことができる。
【0053】
以下においては、説明の便宜のために端末100がデスクトップ型コンピューティング装置100-2で実現された場合に基づいて説明する。
【0054】
図2は本発明の実施形態に係る端末の内部ブロック図である。
【0055】
図2を参照すると、機能的観点から、端末100は、メモリ110、プロセッサアセンブリ120、通信プロセッサ130、インターフェースモジュール140、入出力システム150、センサシステム160及びディスプレイシステム170を含むことができる。そのような構成要素は、端末100のハウジング内に含まれるように構成され得る。
【0056】
詳細には、メモリ110にはストリーミングプログラム111が格納され、ストリーミングプログラム111はオンライン公演ストリーミング及び応援棒制御サービス環境を提供するための様々な応用プログラム、データ、及び命令語の内、いずれか1つ以上を格納することができる。
【0057】
すなわち、メモリ110は、応援棒制御サービス環境を生成するために使用され得る命令及びデータを格納することができる。
【0058】
また、前記メモリ110は、プログラム領域とデータ領域を含むことができる。
【0059】
ここで、本実施形態に係るプログラム領域は、端末100をブーテイングするオペレーティングシステム(OS:Operating System)と機能要素との間に連系することができ、データ領域は、端末100の使用に応じて発生するデータが格納され得る。
【0060】
さらに、メモリ110は、少なくとも1つ以上の非一時的にコンピュータに読み取り可能な格納媒体と、一時的にコンピュータ読み取り可能な格納媒体とを含み得る。
【0061】
例えば、メモリ110は、ROM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどの様々な格納機器であってよく、インターネット(internet)上で前記メモリ110の格納機能を実行するウェブストレージ(web storage)を含んでよい。
【0062】
プロセッサアセンブリ120は、オンライン公演ストリーミング及び応援棒制御サービス環境を生成するための様々な作業を実行するために、メモリ110に格納されたストリーミングプログラム111の命令を実行することができる少なくとも1つ以上のプロセッサを含むことができる。
【0063】
実施形態において、プロセッサアセンブリ120は、オンライン公演ストリーミング及び応援棒制御サービスを提供するためにメモリ110のストリーミングプログラム111を介して構成要素の全体的な動作を制御することができる。
【0064】
プロセッサアセンブリ120は、中央処理装置(CPU)及び/またはグラフィック処理装置(GPU)などを含む端末100に適合したシステムオンチップ(SOC)であってよく、メモリ110に格納されたオペレーティングシステム(OS)及び/またはアプリケーションプログラムなどを実行することができ、端末100に搭載された各構成要素を制御することができる。
【0065】
さらに、プロセッサアセンブリ120は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)によって通信を実行することができ、ローカルバス(Local Bus)を始めとして所定のバス構造を1つ以上含むことができる。
【0066】
また、プロセッサアセンブリ120は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、コントローラ(controller)、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ(microprocessor)、その他機能を実行するための電気的ユニットの内の少なくとも1つから実現することができる。
【0067】
通信プロセッサ130は、外部の装置と通信するための1つ以上の装置を含み得る。通信プロセッサ130は、無線または有線ネットワークを介して通信することができる。
【0068】
詳細には、通信プロセッサ130は、応援棒制御サービス環境を実現するためのコンテンツソースを格納した他の端末及びサーバと通信することができ、ユーザ入力を受けたコントローラのような様々なユーザ入力構成要素と通信することができる。
【0069】
本実施形態において、通信プロセッサ130は、オンライン公演ストリーミング及び応援棒制御サービスに関連する様々なデータを他の端末及び/または外部のサーバなどと送受信することができる。
【0070】
通信プロセッサ130は、移動通信のための技術標準または通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、5G NR(New Radio)、WIFI(登録商標))などを行うことができる通信装置を介して構築された移動通信網上で基地局、外部の端末、任意のサーバの内少なくとも1つと無線でデータを送受信することができる。
【0071】
インターフェースモジュール140は、端末100を1つ以上の他の装置と通信可能に接続することができる。詳細には、インターフェースモジュール140は、1つ以上の異なる通信プロトコルと互換される有線及び/または無線通信装置を含み得る。
【0072】
インターフェースモジュール140を介して端末100は、いくつかの入出力装置と接続することができる。
【0073】
例えば、インターフェースモジュール140は、ヘッドセットポートやスピーカーのようなオーディオ出力装置と接続されてオーディオを出力することができる。
【0074】
例示的に、オーディオ出力装置がインターフェースモジュール140を介して接続されることと説明したが、端末100の内部に設置される実施形態も含まれ得る。
【0075】
また、例えば、インターフェースモジュール140は、キーボード及び/またはマウスなどのような入力装置を用いて、ユーザ入力を取得することができる。
【0076】
また、本実施形態では、インターフェースモジュール140は、応援棒制御メッセージ送信装置200を含むドングル装置(例えば、USBフラッシュドライブ)と接続されて、所定の制御メッセージを送信することができる。
【0077】
インターフェースモジュール140は、有線または無線ヘッドセットポート(port)、外部充電器ポート(port)、有線または無線データポート(port)、メモリカード(memory card)ポート、識別モジュールを備えた装置を接続するポート(port)、オーディオI/O(Input/Output)ポート(port)、ビデオI/O(Input/Output)ポート(port)、イヤホンポート(port)、パワーアンプ、RF回路、トランシーバ及びその他の通信回路の内、少なくとも1つを含むように構成され得る。
【0078】
入出力システム150は、応援棒制御サービスに関連するユーザの入力(例えば、ジェスチャー、音声コマンド、ボタンの作動、または他の類型の入力)を感知することができる。
【0079】
このために、入出力システム150は、センサシステム160及びディスプレイシステム170を含むことができる。
【0080】
詳細には、入出力システム150は、所定のボタン、タッチセンサ、及び/またはユーザモーション入力を受信するイメージセンサなどを含むことができる。
【0081】
また、入出力システム150は、インターフェースモジュール140を介して外部コントローラと接続され、ユーザの入力を受信することができる。
【0082】
また、入出力システム150は、ユーザ入力(例えば、タッチ入力、マウス入力、キーボード入力、ジェスチャー入力、ガイドツールを用いたモーション入力など)を受信することができる。
【0083】
例示的に、端末100は、入出力システム150を様々な通信プロトコルでマウス151、キーボード153、ジェスチャー入力コントローラ、イメージセンサ(例えば、カメラ)及びオーディオセンサなど少なくとも1つの装置と接続されて、ユーザ入力を取得することができる。
【0084】
また、端末100は、入出力システム150を介して外部出力装置と接続されてよく、例えば、ディスプレイシステム170、オーディオ出力装置などに接続されて所定のデータを出力することができる。
【0085】
センサシステム160は、イメージセンサ161、オーディオセンサ165、位置センサ、距離センサ、近接センサ、接触センサなど様々なセンサを含むことができる。
【0086】
ここで、イメージセンサ161は、端末100の周辺の物理空間に対する画像及び/または映像をキャプチャーすることができる。
【0087】
本実施形態において、イメージセンサ161は、応援棒制御サービスに関連する画像(例えば、ユーザ画像など)を撮影して取得することができる。
【0088】
また、イメージセンサ161は、端末100の前面又は/及び後面に配置された側を撮影して映像を取得することができ、端末100の外部に配置されたカメラを介して物理的な空間を撮影できる。
【0089】
イメージセンサ161は、イメージセンサ装置と映像処理モジュールとを含むことができる。詳細には、イメージセンサ161は、イメージセンサ装置(例えば、CMOSまたはCCD)によって得られる静止画または動画を処理することができる。
【0090】
また、イメージセンサ161は、映像処理モジュールを用いてイメージセンサ装置を用いて取得された静止画または動画を加工して必要な情報を抽出し、抽出した情報をプロセッサに伝達することができる。
【0091】
このようなイメージセンサ161は、少なくとも1つ以上のカメラを含むカメラアセンブリであり得る。カメラアセンブリは、可視光帯域を撮影する一般的なカメラを含んでよく、赤外線カメラ、ステレオカメラなどの特殊カメラをさらに含んでよい。
【0092】
また、前記のようなイメージセンサ161は、本実施形態に応じて端末100に含まれて動作することがあり、外部の装置(例えば、外部のサーバなど)に含まれて前述した通信プロセッサ130及び/または、インターフェースモジュール140に連動して動作することもできる。
【0093】
オーディオセンサ165は、端末100周辺の音を認識することができる。
【0094】
詳細には、オーディオセンサ165は、端末100を使用するユーザの音声入力を感知することができるマイクロフォンを含むことができる。
【0095】
本実施形態において、オーディオセンサ165は、応援棒制御サービスのために必要な音声データをユーザから入力を受けることができる。
【0096】
ディスプレイシステム170は、オンライン公演ストリーミング及び応援棒制御サービスに関する様々な情報をディスプレイ171を介してグラフィック画像に出力することができる。
【0097】
例えば、ディスプレイシステム170は、リアルタイムのオンライン公演映像と、公演に参加したファンのチャットなどを含むオンライン公演ストリーミングを表示することができる。
【0098】
また、ディスプレイシステム170は、オンライン公演設定及び応援棒制御のためのユーザインターフェース(UI:User Interface)、コンテンツ及び/又はコンテンツ管理システム(CMS:Content Management System)ベースのデータ等を表示することができる。
【0099】
このようなディスプレイは、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(TFT-LCD:thin film transistor-liquid crystal display)、有機発光ダイオード(OLED:organic light-emitting diode)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)、電子インクディスプレイ(e-ink display)の内、少なくとも1つを含むことができる。
【0100】
そのような端末100のハウジング内には前記構成要素を配置することができ、ユーザインターフェースはユーザタッチ入力を受信するように構成されたディスプレイ171上にタッチセンサ173を含むことができる。
【0101】
詳細には、ディスプレイシステム170は、画像を出力するディスプレイ171と、ユーザのタッチ入力を感知するタッチセンサ173とを含むことができる。
【0102】
例示的に、ディスプレイ171は、タッチセンサ173と相互レイヤ構造をなすかまたは一体形に形成されることによって、タッチスクリーンとして実現することができる。このようなタッチスクリーンは、端末100とユーザとの間の入力インターフェースを提供するユーザ入力部として機能するとともに、端末100とユーザとの間の出力インターフェースを提供することができる。
【0103】
また、端末100は、応援棒制御メッセージ送信装置200を経由せずに応援棒300に直接制御メッセージを送信するための応援棒制御部をさらに含んでよい。
【0104】
また、本実施形態において、端末100は、ストリーミングプログラム111に基づいて外部サーバから受信したストリーミング映像をディスプレイ171に出力することができる。
【0105】
また、本実施形態において、端末100は、前記受信したストリーミング映像上の所定の表示地点にマッチされた応援棒制御メッセージを応援棒制御メッセージ送信装置200に送信することができる。
【0106】
また、本実施形態において、端末100は、応援棒制御メッセージ送信装置200から制御メッセージを受信することができる。
【0107】
また、本実施形態において、端末100は、前記受信した制御メッセージに基づいてディスプレイ171に出力中のストリーミング映像に所定のマーク(例えば、ハートなど)を表示することができる。また、本実施形態において、端末100は、前記受信した制御メッセージに基づいてディスプレイ171に出力中のストリーミング映像に連系された応援メッセージウィンドウや、スポンサーエリアなどに所定のマークを表示することができる。
【0108】
このような端末100は、後述する応援棒制御メッセージ送信装置200で実行する機能動作の少なくとも一部をさらに実行することができる。
【0109】
<応援棒制御メッセージ送信装置200(Official Light Stick Control Message Transmitter)>
本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置200は、応援棒制御サービスを提供するストリーミングプログラム111から制御メッセージを受信し、受信した制御メッセージを応援棒に伝達するコンピューティングデバイスで有り得る。
【0110】
詳細には、本実施形態において、応援棒制御メッセージ送信装置200は、端末100のインターフェースモジュール140に基づいて端末100と接続することができ、端末100にインストールされたストリーミングプログラム111からインターフェースモジュール140を介して応援棒制御メッセージを送信することができる。
【0111】
本実施形態において、応援棒制御メッセージ送信装置200は、端末100のインターフェースモジュール140の端子に物理的に取り付けられて有線通信方式でデータを受信するドングル装置であり得る。
【0112】
ドングル装置とは、コンピュータに接続する小型のハードウェアを意味し、例えばUSB端子に接続されたUSBフラッシュドライブなどのように携帯可能な装置であってよい。このようなドングル装置は、端末100への装着が易しく携帯が容易でオンラインストリーミングを行う端末100に迅速に設置して応援棒制御プロセス実現が可能な利点がある。
【0113】
本発明の一実施形態において、応援棒制御メッセージ送信装置200は、ドングル装置で実現されることに基づいて説明するが、有線または無線で端末100と連動可能であれば、いかなる形態でも実現することができる。すなわち、本実施形態において、応援棒制御メッセージ送信装置200は、有線通信が可能なコネクタを含む端末100の端子に装着されることによって、端末100とデータの送受信が可能に連動(link)されることができる。
【0114】
別の一実施形態において、送信装置200は、端末100と近距離通信方式(例えば、ブルートゥース)で接続され、端末100と応援棒300関連データを送受信することもできる。すなわち、他の一実施形態において応援棒制御メッセージ送信装置200は、既に設定された無線通信プロトコルでデータ送受信のためのペアリング等を行い、端末100とデータ送受信が可能するように連動(link)することができる。
【0115】
図3は本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置の内部ブロック図である。
【0116】
図3を参照すると、応援棒制御メッセージ送信装置200(以下、送信装置200)は、制御メッセージ送信部210、制御メッセージ受信部220、及び制御部230を含むことができる。そのような構成要素は、送信装置200のハウジング内に含まれるように構成することができる。
【0117】
詳細には、制御メッセージ送信部210は、端末100と通信するための1つ以上の装置を含むことができる。
【0118】
また、制御メッセージ送信部210は、応援棒制御メッセージ通信のための環境を実現するために他の端末と通信することもできる。
【0119】
本実施形態において制御メッセージ送信部210は、応援棒制御メッセージ通信に関連する各種データ(例えば、制御メッセージ)を他の端末及び/又は外部のサーバ等と送受信することができる。
【0120】
このような制御メッセージ送信部210は、移動通信のための技術標準または通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、5G NR(New Radio)、WIFI)または近距離通信方式などを行うことができる通信装置を介して構築された移動通信網上で基地局、外部の端末、任意のサーバの内、少なくとも1つと無線でデータを送受信することができる。
【0121】
また、本実施形態において、制御メッセージ送信部210は、近距離通信方式に基づいて情報を送信することができる。
【0122】
このために、本実施形態において、制御メッセージ送信部210は、近距離通信のための無線通信モジュール(例えば、NFC、RF送受信機、ジグビー(Zigbee)、ブルートゥース(Bluetooth)、ワイファイ(Wifi)モジュールの内、少なくとも1つ)を含むことができる。
【0123】
また、本実施形態において、制御メッセージ送信部210は、端末100から伝送を受けた制御メッセージを一対多方式で少なくとも1つ以上の他の装置(本実施形態において応援棒300)に送信することができる。
【0124】
例えば、制御メッセージ送信部210は、ブロードキャスト方式(Broadcasting:受信者を指定せずに不特定多数にトラフィックを伝達するAll-to-All通信方式)で少なくとも1つ以上の応援棒300に制御メッセージを送信することができる。
【0125】
詳細には、制御メッセージ送信部210は、既に設定されたブロードキャストプロトコルで周辺に位置する応援棒に制御メッセージを送出することができ、近距離に位置しながら前記既に設定されたブロードキャストプロトコルの放送信号を受信するように設定された応援棒は送出された制御メッセージを受信することができ、受信した制御メッセージに従って応援棒を動作させることができる。
【0126】
このとき、既に設定されたブロードキャストプロトコルは、周波数帯域と、制御メッセージ符号化/復号化方式などを意味することができる。このような制御メッセージ送信部210は、ブロードキャストトランスミッタ(broadcast transmitter)を含むことができる。
【0127】
ブロードキャストトランスミッタは、発振器と変調器からなるエキサイタ(exciter)を含み、端末100から受信した制御メッセージを既に設定されたブロードキャストプロトコルに従って定められた周波数帯域の電波(radio waves)に変調してRF信号をアンテナを通して送出することができる。
【0128】
前記制御メッセージ送信部210は、ブロードキャスト方式を用いることにより、例えば、ブルートゥース(BLE)技術の問題点である低い伝送速度、短い伝送距離、少ないデータ容量伝送、過剰な電力消費などの問題を克服でき、複数の応援棒の制御が容易であり、ユーザが応援棒制御メッセージ送信装置200と各応援棒ごとに別々に行わなければならないペアリングに要する時間を節約し、データ伝送の迅速性を増大する効果がある。
【0129】
一方、制御メッセージ受信部220は、端末100から制御メッセージを受信する第1制御メッセージ受信部を含むことができる。また、制御メッセージ受信部220は、応援棒300からユーザ入力を受信する第2制御メッセージ受信部を含むことができる。
【0130】
制御メッセージ受信部220は、前記制御メッセージ送信部210と同様に端末100と通信するための1つ以上の装置を含むことができ、以下の説明において、同一又は類似する内容の説明は前記説明を準用し、相違点を中心に説明する。
【0131】
第1制御メッセージ受信部は、端末100のインターフェースモジュール140を介して有線方式で制御メッセージを受信することができ、通信プロセッサ130を介して無線方式で制御メッセージを受信することができる。
【0132】
本実施形態において、第1制御メッセージ受信部は、インターフェースモジュール140の物理的端子に結合されるコネクタを含みから、コネクタを介して有線通信方式で制御メッセージを受信するドングル装置であり得る。
【0133】
また、本実施形態では、第2制御メッセージ受信部は、少なくとも1つ以上の応援棒300から近距離通信方式に基づいて情報を受信することができる。
【0134】
詳細に、本実施形態において、第2制御メッセージ受信部は、ユーザが応援棒300を操作することによって応援棒300から生成される制御メッセージを受信することができる。
【0135】
このとき、1つの送信装置200の近傍に複数のユーザ及び応援棒300が位置することができるため、第2制御メッセージ受信部が受信する制御メッセージは少なくとも1つ以上であり得る。
【0136】
例えば、第2制御メッセージ受信部は、ユーザが応援棒300に含まれたボタンを押す操作を実行すること、または、応援棒300を振る動作を実行することによって生成された制御メッセージを受信することができる。
【0137】
本実施形態において、第2制御メッセージ受信部は、応援棒300から制御メッセージを受信することにより、一方向的な信号の送出に応じて単に公演を観覧することになるユーザの退屈を低減させ、アーティストと観客が双方向に通信する実際の公演会場の雰囲気を演出し、ユーザのアンタクト(Untact)公演観覧満足度を向上させる効果がある。
【0138】
制御部230は、応援棒制御サービス環境を生成するための様々なタスクを実行するために、少なくとも1つ以上の応援棒制御メッセージを送受信するための命令を実行することができる少なくとも1つ以上のプロセッサを含み得る。
【0139】
本実施形態において、制御部230は、応援棒制御サービスを提供するために送信装置200の構成要素の全体的な動作を制御することができる。制御部230の実施においては、端末100のプロセッサアセンブリ120の内容で前述した説明を準用するものとする。
【0140】
前述した複数の構成を含む送信装置200は、ハードウェア的には移動式ドライブまたはクレードルタイプで実現することができる。
【0141】
図4及び
図5は、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置のタイプの一例である。
【0142】
図4は送信装置200が移動式ドライブタイプ(以下、USBタイプ)で実現された一例であり、
図5は送信装置200がクレードルタイプで実現された一例である。
【0143】
図4を参照すると、本実施形態に係る送信装置200がUSBタイプの場合、送信装置200はコネクタ201とUSBケース201-Cとを含むことができる。
【0144】
コネクタ201は、端末100のインターフェースモジュール140に含まれた所定のポート(port)に接続するために前記ポートと結合可能な構造を有する端子部分であり得る。
【0145】
図4には、一般的なデスクトップタイプのコンピューティングデバイスに結合可能なUSB-A構造のコネクタ201が示されているが、前記ポートの様々な規格及びソケット形態によってその形状は異なることがある。
【0146】
USBケース201-Cは、送信装置200に含まれた各種構成要素を保護するための部分として、USBケース201-Cの形態及び材料においては様々な実施形態が存在することができる。
【0147】
このようなUSBタイプの送信装置200は、別途のドライバの設置を要しなく、端末100に結合する簡単な行為だけで公演現場から放出される信号と同じ信号をユーザの各々の送信を受けることによってユーザの簡便性を増大する効果がある。
【0148】
一方、
図5を参照すると、他の一実施形態に係る送信装置200がクレードルタイプの場合、送信装置200は、コネクタ201、ケーブル202、据置台203、結合端子204、及びハウジングHを含むことができる。
【0149】
他の一実施形態に従って送信装置200がクレードルタイプで実現された場合、送信装置200は、応援棒300を接続することができるように据置台形を帯びることがあり、据置される応援棒300を充電する役割をさらに実行することができる。
【0150】
コネクタ201は、前述の一実施形態における説明を準用し、ケーブル202の両端の少なくとも1つ以上を含むことができる。
【0151】
ケーブル202は、端末100から生成された電気信号を送信装置200に有線伝送するための電力線であり、端末100と送信装置200を電気的に接続することができる。
【0152】
さらに、ケーブル202は、両端に少なくとも1つ以上のコネクタ201を含むことができ、含まれるコネクタ201の規格及びソケットの形態においては、USB-A、Cタイプ、5ピン及び8ピンなどの様々な実施形態がある。
【0153】
据置台203は、応援棒300または応援棒300に挿入されるバッテリパックを送信装置200に掛けるための部分、または、置くための部分で有り得る。
【0154】
結合端子204は、応援棒300または応援棒300に挿入されるバッテリパックが電気的に結合される部分で有り得る。このとき、結合端子204は、応援棒300のバッテリを充電する役割を果たすことができる。
【0155】
なお、ハウジングHには、制御メッセージ送信部210、制御メッセージ受信部220、及び制御部230を含む送信装置200の構成要素を内部に配置することができる。
【0156】
さらに、ハウジングHは、図示のように据置された応援棒300またはバッテリパックの着座状態を維持するために地面と水平な構造及び形態を有することができる。
【0157】
このようなクレードルタイプの送信装置200は、応援棒300を制御するメッセージを送信すると同時に応援棒300を充電することができるため、ユーザが応援棒300を別途充電するための装置や時間を要しないという点でユーザの応援棒300管理において効率性が増加する効果がある。
【0158】
<応援棒300(Official Light Stick)>
本発明の一実施形態において、応援棒300は、応援棒制御サービスに基づいて端末100または/及び応援棒制御メッセージ送信装置200から受信した制御信号に従って発光する所定の装置であり得る。
【0159】
図6は本発明の一実施形態に係る応援棒の内部ブロック図である。
【0160】
図6を参照すると、本実施形態において応援棒300は、近距離通信部310、情報受信部320、発光部330、格納部340、バッテリ350、充電部 360、センサ部370、及びプロセッサ390を含むことができる。
【0161】
近距離通信部310は、外部の装置と通信するための1つ以上の装置を含むことができる。このような近距離通信部310は、有線または/及び無線ネットワークを介して通信することができる。
【0162】
本実施形態において、近距離通信部310は、応援棒制御サービスに関連する各種データを他の端末及び/または外部のサーバなどと送受信することができる。
【0163】
詳細には、本実施形態では、近距離通信部310は、送信装置200に含まれたコネクタに基づいて送信装置200と有線接続されて充電を進行することができ、また、キオスクなどのような外部装置に応援棒300を認識させるためのペアリングを実行するために、他の装置と通信を接続して様々なデータを受信することができる。
【0164】
近距離通信部310は、無線通信モジュール(例えば、NFC、RF送受信機、ZigBee、Bluetooth、WIFIモジュールの内の少なくとも1つ)を含むことができる。
【0165】
情報受信部320は、送信装置200と他の装置でブロードキャスト(Broadcasting)方式で伝送された情報を受信するブロードキャスト受信機(broadcast receiver)を含むことができる。詳細には、ブロードキャスト受信機は、送信装置200から送出された電波(radio wave)をアンテナを介して受信することができ、受信された電波を復調して制御メッセージに復旧することができる。
【0166】
前述の方式を通じて本実施形態において、情報受信部320は、送信装置200からブロードキャスト方式で放出された信号に含まれる応援棒制御メッセージを受信することができる。
【0167】
この時、本実施形態における前記制御メッセージは、応援棒300に既に格納された発光パターンデータに基づいて応援棒を制御するメッセージで有り得る。
【0168】
発光部330は、情報受信部320に基づいて受信した制御メッセージに従って発光する機能を実行することができる。
【0169】
発光部330は、1つ以上の光源素子を含むことができ、前記光源としては発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)を例として挙げることができる。また、前記発光部330は、互いに異なる色のLEDを含むことができ、例えば、赤色LED、緑色LED、青色LED及び白色LEDの内,少なくとも1つを含むことができる。
【0170】
これらのLEDからそれぞれ放出される光を混合すると、広い範囲の色を生成することができ、前記混合された色は、各LEDから放出される光の強度の比に基づいて決定されるが、各LEDから放出される光の強度は各LEDの駆動電流に比例することができる。
【0171】
発光部330に含まれた複数のLEDはドット状に配列され得るが、後述するプロセッサ390の制御により複数のLEDが選択的に点灯することにより、特定の文句(テキスト)や画像あるいは映像を表示することができる。
【0172】
発光部330の光源としてLEDを例に挙げて説明したが、光源の種類がLEDに限定されるものではない。別の一実施形態では、光源として有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)を使用することができる。
【0173】
格納部340は、応援棒制御サービス環境を提供するための各種応用プログラム、アプリケーション、データ及び命令語の内、いずれか1つ以上を格納することができる。
【0174】
さらに、格納部340は、応援棒制御システムの他の構成要素から受信または生成されたデータを格納することができる。格納部340は、例えば、ROM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような様々な格納機器で有り得、メモリ(memory)、キャッシュ(cash)、バッファ(buffer)などを含むことができる。
【0175】
本実施形態において、格納部340は、応援棒300が発光する機能を実行するために必要な情報を予め格納してよい。
【0176】
例えば、格納部340は、発光パターンデータを予め格納してよい。
【0177】
発光パターンとは、発光の有無(例えば、On/Off)、色及び明るさを含む構成要素に応じて応援棒300が動作する発光形態を意味する。
【0178】
このような発光パターンは、前記構成要素が所定の時間内で変化するように設定されて動的な視覚効果を生成し出す発光効果も構成要素として含むことができる。
【0179】
例えば、発光効果には、所定時間内で発光するかどうかが時間帯ごとに異なるように設定されて応援棒を素早く点滅させる、1)ブリンク(Blink)効果と、色が所定の時間内で時間帯別に異なるように設定されて発光する色が徐々に変化する、2)グラデーション(Gradation)効果と、明るさが時間帯ごとに異なるように設定されて明るさが徐々に減少または明るくなる、3)フェードイン/アウト(Fade In/Out)効果などが含まれ得る。
【0180】
発光パターンデータは、応援棒が実現することができる全ての色及び明るさのそれぞれを表現するために本実施形態で定義した発光パターン設定値それぞれに該当する値を含むデータを意味する。例えば、発光パターンデータは色(0、0、0)、(0、0、1)、(0、0、2)・・・(n、n、n)の値を有する複数のデータを含むことができる。また、明るさにおいて0、1、2、・・・nの値を有する複数のデータを含むことができる。ここで、nは正の自然数である。
【0181】
本実施形態において、発光パターンデータはライブラリまたは/及びシナリオを含むことができる。
【0182】
ライブラリとは、応援棒300の前記発光パターンを既に設定したデータで、識別番号及び発光パターンの構成要素設定値(以下、発光パターン設定値)を含むことができる。
【0183】
例えば、発光パターン設定値に含まれる色は、RGB色を表す16進数コードに設定され得、発光パターン設定値に含まれる明るさは、値が高いほど明るさが明るい0~100の明度値に設定されることができる。
【0184】
例えば、第1ライブラリは、第1ライブラリを識別するための識別番号0001と、発光ONと、第1色と、第1輝度と、第1発光効果に設定されたデータとを意味することができる。さらに詳細には、第1ライブラリは、(0001/ON/255,0,0/50,Blink)という発光パターン設定値を表す2進数配列であり得る。また、第3ライブラリ1030は、(0003/ON/0,0,255/10/Grad)という発光パターン設定値を示す2進数配列で有り得る。一方、第2ライブラリ1020は、発光可否がOFFであるため、色、明るさ及び発光効果に該当する発光パターン設定値が未設定であってよい。
【0185】
シナリオとは、例えば、所定の時間の間に少なくとも1つ以上のライブラリの動作時間(以下、ライブラリ設定値)を設定して既に設定された時間の間、応援棒300の発光パターンを変更して動作させるためのデータとして、各シナリオを識別するためのシナリオ識別番号を含むことができる。
【0186】
このようなシナリオは、例えば歌一曲に対応することができる。すなわち、1つのシナリオの動作時間は歌の一曲の再生時間と同じであり、歌が再生される間に応援棒300はライブラリ設定値に応じて発光パターンを変更して動作することができる。
【0187】
例えば、第1シナリオは、識別番号001を有し、5秒間第1ライブラリとして動作し、この後3秒間第2ライブラリとして動作し、この後2秒間に第3ライブラリとして動作するように定義されたデータで有り得る。さらに詳細には、第1シナリオ1100は、(001、0001-5秒/0002-3秒/0003-2秒)というライブラリ設定値を含むことができる。また、第2シナリオ1200は、(002、0005-8秒/0002-30秒/0003-14秒)というライブラリ設定値を含むことができる。
【0188】
そして、制御メッセージは、既に格納された発光パターンデータの内、動作しようとする第1発光パターンデータを識別する識別コードと、前記第1発光パターンデータに従って応援棒をアクティベーション(例えば、実行、中断、終了)させる命令データのみ含むことができる。
【0189】
換言すると、本実施形態に係る制御メッセージには識別コード及び命令データのみが含まれ、ライブラリまたは/及びシナリオを含む発光パターンデータを含める必要がないため、低容量の制御メッセージを通じて多彩に応援棒を制御することができるという利点がある。
【0190】
さらに、本実施形態では、格納部340は、応援棒制御サービスを実行するために必要な情報を格納することができる。
【0191】
バッテリ350は、プロセッサ390の制御によって外部及び/または内部の電源の印加を受け、応援棒300の各構成要素に動作に必要な電源を供給することができる。
【0192】
このようなバッテリ350は、受給された電源を応援棒300の搭載体が使用することができる電圧レベルに変換することができるDC/DCコンバータをさらに含むことができる。
【0193】
さらに、バッテリ350は、少なくとも1つ以上のバッテリセルを含む。各バッテリセルは、例えばリチウムイオンセル等のような繰り返し充放電が可能なものであれば、その種類は特に限定されない。
【0194】
充電部360は、応援棒300の動作に必要な電源を供給する有線及び無線充電プロセスを提供するための有線及び無線充電モジュールを含むことができる。
【0195】
本実施形態において充電部360は、クレードルタイプの送信装置200に据え置かれた応援棒300に必要な電源を供給することができる。
【0196】
センサ部370は、位置センサIMU、加速度センサ、ジャイロセンサ、距離センサ、近接センサ、及び接触センサの内、少なくとも1つのセンサを含むことができる。
【0197】
詳細には、センサ部370に含まれた位置センサIMUは、応援棒300の動き及び加速度の内、少なくとも1つ以上を感知することができる。 例えば、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計などのような様々な位置センサの組み合わせから構成さら得る。
【0198】
入力部380は、応援棒制御サービスに関連するユーザの入力(例えば、ジェスチャー、ボタンの操作、または他の種類の入力)を感知することができる。
【0199】
詳細には、入力部380は、所定のボタン及び/またはタッチセンサなどを含むことができる。
【0200】
また、入力部380は、外部コントローラと接続され、ユーザの入力を受信することができる。
【0201】
プロセッサ390は、応援棒300の電源供給制御などのような全体的な動作と、応援棒300の内部構成との間の信号の流れを制御しデータを処理するデータ処理機能を実行することができる。 そのようなプロセッサ390は少なくとも1つのプロセッサを含み得る。
【0202】
また、プロセッサ390は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)によって通信を行うことができ、ローカルバス(Local Bus)を始めとして所定のバス構造を1つ以上含むことができる。
【0203】
また、プロセッサ390は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、制御器(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、その他の機能を実行するための電気ユニットの内の少なくとも1つから実現することができる。
【0204】
本実施形態において、プロセッサ390は、発光部330の各LEDの駆動電流を制御することにより、発光部330から出力される光の発光パターンを制御することができる。
【0205】
これにより、本実施形態において、プロセッサ390は、複数のLEDを含む応援棒300を制御することができ、所定の文句や画像、映像などを形成することができる。
【0206】
前述した構成を含む応援棒300は、プロセッサ390の制御で格納部340に格納された少なくとも1つ以上のデータに従って動作することができ、応援棒300を用いてアーティストの歌に合わせて発光パターンが変化する公演演出を、端末100及び送信装置200が位置した場所(例えば、応援棒300ユーザの家)で行うことができる。
【0207】
また、本実施形態において応援棒300は、発光部330に基づいて送信装置200から受信した制御メッセージに従って発光することができる。
【0208】
また、本実施形態において応援棒300は、センサ部370に基づいて応援棒300の動き及び加速度を感知することができる。
【0209】
さらに、本において、応援棒300は、前記感知された動きの程度を測定したデータを他の装置に伝送することができる。
【0210】
また、本実施形態では、応援棒300は、入力部380に基づいて応援棒300を操作するユーザの入力を受信することができる。
【0211】
また、本実施形態において、応援棒300は、前記受信したユーザの入力回数を測定したデータを他の装置に伝送することができる。
【0212】
図7は本発明の一実施形態に係る応援棒の形状を示す一例である。
【0213】
図7を参照すると、本実施形態における応援棒300は、ソケット300-C、ハンドル301、LED部331、バッテリモジュール351、及びボタン381を含むことができる。
【0214】
ソケット300-Cは、内部に発光するLED部331を含めて包む応援棒上端に配置された球状のケースを意味することができる。
【0215】
一般的には球形であるが、応援棒対象アーティストのシグネチャーデザイン等によって示されたものとは異なる形態を帯びることができる。
【0216】
ハンドル301は、ソケット300-Cから長手方向に延びた部分であり、応援棒300を使用するユーザが手に取りやすくなるように細長い形態を帯びることができる。
【0217】
LED部331は、発光する少なくとも1つ以上のLEDを含む。LED部331は、応援棒対象アーティストのシグネチャ色及びデザイン等によって示されたものと異なる形態を帯びることができる。
【0218】
バッテリモジュール351は、少なくとも1つ以上のバッテリセルを含む。このようなバッテリモジュール351は、応援棒300に電源を供給する役割を果たし、応援棒300の内部に配置することができる。
【0219】
また、バッテリモジュール351は、応援棒300から脱着可能であり、ユーザの必要に応じて分離することができる。
【0220】
また、バッテリモジュール351は、別途モジュールとの結合が可能するようにモジュール脱着部をさらに含むこともできる。
【0221】
ボタン381は、ハンドル301の一側に形成され、圧力によって押下動作を行うスイッチで有り得る。ユーザは、そのようなボタン381を用いて応援棒の発光を制御したり、所定のデータを生成したりすることができる。
【0222】
このような応援棒300は、他の装置との接続のために一側に所定のポート(例えば、Cタイプポートなど)をさらに含み得る。
【0223】
<応援棒制御サービスを提供する方法>
以下において、本発明の一実施形態に係る端末100の少なくとも1つのプロセッサが送信装置200に基づいて応援棒制御サービスを提供する方法を添付の
図8~
図10を参照して詳細に説明する。
【0224】
本実施形態において応援棒制御サービスとは、例えば、リアルタイムオンラインストリーミングで行われる公演に合わせて応援棒制御に介した応援演出を行うために、遠隔地に位置した応援棒の発光を制御するサービスである。
【0225】
このために、端末100の少なくとも1つのプロセッサは、端末100で再生される公演ストリーミング映像にマッチした応援演出を含む応援制御信号を送信装置200に送出することにより応援棒300の発光を制御することができる。
【0226】
本発明の一実施形態において、前記端末100の少なくとも1つ以上のプロセッサは、少なくとも1つ以上のメモリ110に格納された少なくとも1つ以上のアプリケーション及び/またはプログラム(本実施形態においてストリーミングプログラム111)を実行すること、またはバックグラウンド状態で動作させることができ、端末100のプロセッサによって制御される送信装置200の制御部230との連動を通じて応援棒300に応援演出のためのデータを送信して応援棒制御サービスを提供することができる。
【0227】
以下において、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記プログラムの命令語を実行するために動作して前述した応援棒制御サービスを提供する方法を実行することを端末100が行うことを中心に説明する。
【0228】
図8は本発明の一実施形態に係る応援棒を制御する方法を説明するためのフローチャートである。
【0229】
図8を参照すると、本実施形態において、端末100は公演映像を取得することができる。(S101)
【0230】
詳細に、本実施形態において、端末100は、外部ストリーミングサーバと連動して前記端末100のディスプレイに出力しようとする公演映像を取得することができる。
【0231】
この時、公演映像とは、ユーザのスマートフォン及びコンピュータのような端末100から出力される公演映像として、リアルタイム撮影されるかまたは既に撮影された映像で有り得る。
【0232】
また、前記公演映像は、端末100に既にインストールされたストリーミングプログラム111に基づいて再生され得る。公演映像は、公演場でメインとなるアーティストを撮影した映像、及び、公演場でアーティストを観覧する観客を撮影した映像を含むことができる。
【0233】
このために、外部ストリーミングサーバは、端末100上でストリーミングプログラム111のインストール及び実行するためのストリーミングURLなどを提供することができる。
【0234】
また、本実施形態において、端末100は、前記公演映像を取得するために必要なユーザ認証を行うことができる。
【0235】
例えば、端末100は、アンタクト公演を購入したユーザが前記公演を購入したストリーミングサービスページ内で行うログイン及び/又は本人認証に基づいてユーザ認証を行うことができる。
【0236】
また、本実施形態において、端末100は、ユーザ認証を行った後に公演映像の再生を要請するユーザ入力を受信することができる。
【0237】
この時、本実施形態において、端末100は、ユーザ入力に基づいて選択されたオンライン公演に関する詳細情報(例えば、アーティスト名、公演日時及び公演開始時刻など)をディスプレイに出力することができる。
【0238】
例えば、端末100は、前記選択されたオンライン公演の詳細情報をディスプレイに出力することによって、ユーザが観覧しようとする公演に関する情報をユーザが確認するようにすることができる。
【0239】
したがって、本実施形態において、端末100は、受信したユーザ入力に基づいて外部ストリーミングサーバと連動して、選択されたオンライ公演についての公演映像を取得することができる。
【0240】
また、本実施形態において、端末100は、電気的に接続された所定の装置を認識することができる。(S103)
【0241】
詳細に、本実施形態において、端末100は、インターフェースモジュール140を介して電気的に接続された所定の装置(以下、送信装置200)を認識することができる。
【0242】
このために、本実施形態において、ユーザは、送信装置200または送信装置200に含まれた所定のコネクタを端末100に含まれた所定のポートに挿入することができる。
【0243】
このとき、端末100は、送信装置200がポートに挿入されると、OS別に既にインストールされたドライバを選択すること、または、OSに適合する正しいドライバを自動的にインストールすることにより、挿入された送信装置200を認識し、ドライバ設定によるプロトコルに従ってデータを送受信できる。
【0244】
また、本実施形態において、端末100は、ディスプレイに基づいて挿入された送信装置200とネットワーク接続を行うためのガイドをさらに表示することができる。
【0245】
また、他の一実施形態として、端末100は、近距離有線/無線通信に基づいて所定の装置(例えば、応援棒300)とペアリングされてダイレクトにデータを送受信することができる。
【0246】
このために、他の一実施形態において、ユーザは応援棒300の電源を作動して応援棒300のブルートゥース機能をアクティベーションすることができる。
【0247】
この時、他の一実施形態において、端末100は、ブルートゥース機能がアクティベーションされた少なくとも1つ以上の応援棒300を認証後に認識することができる。
【0248】
前記のような方法で、端末100は、認識されたデバイス(実施例として、送信装置200及び応援棒300)と連動して所定のデータを送受信することができる。
【0249】
また、本実施形態において、端末100は、公演映像に対応する応援演出に対する応援棒制御メッセージを受信することができる。(S105)
【0250】
詳細には、本実施形態において、端末100は、ストリーミングプログラム111に基づいて外部ストリーミングサーバからリアルタイムで再生される公演映像に対応する応援棒制御メッセージを受信することができる。
【0251】
この時、本実施形態において、端末100は、外部ストリーミングサーバを介して応援棒制御メッセージ及び公演映像をリアルタイムで受信することができる。
【0252】
このとき、前記応援棒制御メッセージは、各公演に符合する応援演出を行う公演演出家によって生成され得る。また、前記応援棒制御メッセージは、オフライン公演及びオンライン公演で少なくとも1つ以上の応援棒300の発光パターンを設定した応援棒制御信号を含むことができる。
【0253】
例えば、オフライン公演では観客が座った座席に応じて遠くから見ると、所定の文字、形状を示すように座席別に応援棒制御信号を異なるように設定することができ、オンライン公演では遠隔地での観客の数、座った順に応じて応援棒制御信号を異なるように設定することができる。
【0254】
また、本実施形態において、端末100は、外部ストリーミングサーバと連動して公演映像を再生するストリーミングプログラム111に基づいて生成されるかまたはリアルタイムで生成された応援棒制御メッセージを受信することができる。
【0255】
本実施形態における応援棒制御メッセージは、公演演出家が制御端末を通じてオフライン公演場の観客が所持した応援棒の発光パターンを決定して生成した応援棒制御メッセージで有り得る。
【0256】
例えば、公演演出家は、特定の歌の特定のタイミングで公演場応援棒が赤色にブリンク(blink)するように発光パターンを決定し、決定された発光パターンに従って公演場応援棒が制御されるように公演場に応援棒制御メッセージを送出することができる。
【0257】
この時、オンラインでストリーミングを通じて公演映像を観覧するユーザもまた、公演映像で特定の歌の特定タイミングで公演場の応援棒の発光パターン動作と同じ発光パターンで動作するように、端末100が送信装置200を介して応援棒制御メッセージを応援棒300に送信することにより、ユーザも、オフライン公演での観覧客と同じ応援をするような感じを感じることができる。
【0258】
ただし、公演演出家は、公演場の多数に応援棒の位置に応じて互いに異なる発光パターンで動作するように応援棒制御メッセージを生成して送出することもある。
【0259】
このような場合には、応援棒制御メッセージは、公演場応援棒で最も多数の応援棒が制御される発光パターンで動作するように制御する制御信号として決定され得る。
【0260】
すなわち、応援棒制御メッセージは、公演場の観客の応援棒の発光パターンを制御する制御信号とマッチングされた制御信号であり得る。
【0261】
別の一実施形態において、応援棒制御メッセージは、公演をオンラインで見るユーザのために公演演出家及び/またはストリーミングサーバが生成され得る。
【0262】
例えば、応援棒制御メッセージは、リアルタイム公演映像でアーティストを照らす照明の発光パターンとマッチングされた発光パターンで動作するように応援棒300を制御する制御信号を含むことができる。
【0263】
また、応援棒制御メッセージは、リアルタイム公演映像におけるアーティストのジェスチャーまたは音声にマッチングされて発光パターンが変化するように応援棒300の動作を制御する制御信号を含むことができる。
【0264】
一方、このような応援棒制御メッセージは、応援棒300が動作する発光パターンに関する情報を含む制御信号であり得る。
【0265】
本実施形態において、応援棒制御メッセージは、応援棒300に既に格納されたライブラリまたはシナリオを含む応援準備データに従って動作するようにアクティベーションさせる命令データを含み得る。
【0266】
このために、応援棒300は、ストリーミングされる公演映像のシナリオとライブラリを含む応援準備データを予め格納することができる。
【0267】
このような応援準備データは、公演ごとに予め生成され、公演ストリーミング前に配布され、応援棒300に格納され得る。
【0268】
また、応援準備データは、本実施形態にしたがって、特定の公演ではない外部ストリーミングサーバで継続的に更新して配布されることもある。
【0269】
詳しくは、応援棒300は、初販売時にデフォルトで格納される第1応援準備データを含むことができ、特定公演に合わせて公演演出家が所定の時間の間の発光パターンを設定した第2応援準備データを含むことができる。
【0270】
従って、制御メッセージは、応援棒300がオンライン公演前に第2応援準備データを格納したか否かに応じて第1応援準備データを介した演出と、第2応援準備データまで活用した演出を行うことができる。
【0271】
例えば、端末100が送信する制御メッセージは、端末100を介してストリーミング映像を観覧するユーザの応援棒数と応援棒が配置された位置によって、複数の応援棒300が互いに異なる発光パターンで動作するようにし、全体的に見るときには統合された発光演出を行うことができる。
【0272】
詳細には、特定の公演のストリーミング映像の第2応援準備データを受信するとき、ユーザは端末100へ応援棒の数及び応援棒の配置情報を入力することができる。例えば、映画館でオンライン公演を鑑賞する際、ユーザは応援棒の数及び応援棒の配置情報をチケットの座席配列情報端末100に入力することで、ユーザが保有した応援棒300の配置情報を取得することができる。
【0273】
端末100は、応援棒の個数及び配置情報に応じて当該応援棒にマッチングされる第2応援準備データをサーバから受信して応援棒300に伝達することができる。
【0274】
このとき、異なる位置に配置された応援棒は、同一の識別番号または異なる発光パターン設定値を有する第2の応援準備データをそれぞれ受信することができる。
【0275】
以後、第2応援準備データをアクティベーションする制御メッセージを受信した互いに異なる応援棒は、それぞれ受信した第2応援準備データの発光パターン設定値に応じて互いに異なるように動作をすることができる。
【0276】
例えば、一列に第1の位置にある第1応援棒は第1タイミングで発光した後にオフし、第2の位置にある第2応援棒は第1タイミング後に第2タイミングに発光した後にオフし、第3位置にある第3応援棒は第3タイミングで発光した後にオフになるように第2応援準備データをそれぞれ受信するようになると、全体的に見ると、波に乗る演出の複数の応援棒制御が可能である。
【0277】
このように、応援棒制御メッセージが応援棒300に既に格納された発光パターンを含むライブラリまたは/及びシナリオを公演映像のシンクに合わせてアクティベーション(実行、中断または終了)させる命令データで構成される場合、低容量の制御メッセージを通じて多彩に応援棒を制御できるメリットがある。
【0278】
このような応援棒制御メッセージを受信した端末100は、受信した応援棒制御メッセージのタイムシンクを調整することができる。(S107)
【0279】
本実施形態において、端末100は、受信した応援棒制御メッセージのタイムシンクを映像送信時間に基づいて調整し、送信装置200を介して応援棒300に伝達することができる。
【0280】
実施の形態におけるタイムシンク(Time Sync)とは、ネットワーク環境及び通信方法によって公演映像をストリーミングする複数のユーザ端末100の通信速度は異なることがあり、これにより複数のユーザ端末100のディスプレイで出力される公演映像時点と送信装置200から放出される応援棒制御メッセージ送信時点もまた異なるになるので、映像出力時間に合わせて応援棒制御メッセージの送信時間を調整することを意味する。
【0281】
すなわち、本実施形態において、端末100は、複数のユーザが用いる各々の端末100に応援棒制御メッセージを送信するとき、映像送出基準時間を送信するため、各端末100は同じ映像送出基準時間に基づいて応援棒を制御することができる。
【0282】
このために、本実施形態において、公演画像は複数の制御信号開始点を含むことができる。また、このような制御信号開始点は公演の目次、アーティストの歌などに応じて既に設定されて有り得る。
【0283】
図9は本発明の一実施形態に係る端末がタイムシンクを調整する方法を説明するための図である。
【0284】
図9を参照すると、外部ストリーミングサーバから送出される公演映像における公演の目次、アーティストの歌などに応じて設定された第1区間10、第1端末から出力される第2区間20及び第2端末から出力される第3区間30が開示されている。
【0285】
本実施形態において、端末100は、獲得された公演映像に含まれた制御信号開始点を検出することができる。
【0286】
また、本実施形態において、端末100は、検出された制御信号開始点から所定時間(例えば、1秒など)以後に制御信号送出点を設定することがある。
【0287】
換言すると、本実施形態において、端末100は、現在各ユーザの端末100から出力される公演映像の再生区間と無関係に制御信号送出点に基づいて応援棒を制御することができる。
【0288】
第1端末及び第2端末は、ネットワーク通信を介して外部ストリーミングサーバから各々の端末100に設けられたストリーミングプログラムに基づいて公演映像を受信するので、ネットワーク環境及び通信遅延に応じて各端末のディスプレイに出力される第2区間20及び第3区間30の映像出力開始点10aが第1区間10と異なることがある。
【0289】
この時、説明の便宜のため、前記映像出力開始点10aは制御信号開始点と同じであると仮定する。
【0290】
例えば、
図9を再び参照すると、ネットワーク環境に従って第1端末から出力される第2区間20は、第1時間23だけ遅延が発生することがある。同様に、ネットワーク環境によって、第2端末の第3区間30も第2時間33だけ遅延が発生することがある。
【0291】
すなわち、公演映像で第1基準点11に出力された第1シーンは、第1端末では、第1基準点11より第1時間24だけ遅延された第1再生地点22に出力され得る。
【0292】
同様に、公演映像で第1基準点11に出力された第1シーンは、第2端末においては、第1基準点11より第2時間34だけ遅延された第2再生地点32に出力され得る。
【0293】
一方、本実施形態において端末100は、前述した第1時間24及び第2時間34だけの遅延に関係なく、受信した応援棒制御メッセージに第1基準点11に対応する制御信号送出点を設定できる。
【0294】
例えば、第1端末は、第1応援棒制御メッセージに第1基準点11と同じ第1制御信号送出点21を設定することができる。
【0295】
同様に、第2端末は、第2応援棒制御メッセージに第1基準点11と同じ第2制御信号送出点31を設定することができる。
【0296】
このような方法で、各端末は、映像出力開始点10aと無関係に公演映像に既に設定された所定の基準点に基づいて制御信号送出点を設定することにより、受信した応援棒制御メッセージのタイムシンクを調整することができる。
【0297】
また、本実施形態において、端末100は、タイムシンクが調整された制御メッセージを送信することができる。(S109)
【0298】
詳細には、本実施形態において、端末100は、前記端末100に含まれた所定のポートに認識及び接続された送信装置200に基づいてタイムシンクが調整された制御メッセージを少なくとも1つ以上の応援棒300に送出できる。
【0299】
前述した例えば、本実施形態において、第1端末100-1は、第1制御信号送出点21に対応するようにタイムシンクが調整された第1応援棒制御メッセージを第1送信装置200-1に伝送することができる。
【0300】
したがって、実施例において 第1端末100-1に接続された第1送信装置200-1は、第1端末100-1から伝送を受けた第1応援棒制御メッセージをブロードキャスト方式で送出することができる。
【0301】
このとき、第1送信装置200-1は、物理的に隣接して位置し、電源が動作する少なくとも1つ以上の応援棒300に同時に第1応援棒制御メッセージを送出することができる。
【0302】
同様に、本実施形態において、第2端末100-2は、第2制御メッセージ送出時間31に対応するようにタイムシンクが調整された第2応援棒制御メッセージを第2送信装置200-2に伝送することができる。これにしたがって、本実施形態において第2端末100-2に接続された第2送信装置200-2は、第2端末100-2から伝送を受けた第2応援棒制御メッセージをブロードキャスト方式で送出することができる。
【0303】
さらに、他の一実施形態において、端末100は、前記端末100へ近距離通信に基づいて認識及び接続された少なくとも1つ以上の応援棒300にタイムシンクが調整された制御メッセージを直接送出することもできる。
【0304】
また、本実施形態において、端末100は、送出された制御メッセージに従って応援棒300を制御することができる。(S111)
【0305】
詳細に、本実施形態において、端末100は、送出された制御メッセージに従って応援棒300に含まれたLED及び振動センサなどを制御することができる。
【0306】
この時、本実施形態において、端末100は、各端末100のネットワークに接続された少なくとも1つ以上の応援棒300を公演映像とマッチングして同時に制御することができる。
【0307】
図10は、本発明の一実施形態に係る端末が応援棒を制御する方法を説明するための図である。
【0308】
図10を参照すると、第1端末100-1及び第2端末100-2は物理的に異なる位置に存在するコンピューティングデバイスであり、第1送信装置200-1及び第2送信装置200-2は、それぞれ第1端末100-1及び第2端末100-2に接続されてよい。
【0309】
また、第1~第3応援棒300-1、300-2、300-3は、第1端末100-1に近いところ(場所)に位置し、近距離通信に基づいて第1端末100-1とネットワークが接続されている複数の応援棒300であり、第4~第6応援棒300-4、300-5、300-6と物理的に異なる位置に存在する応援棒であってよい。
【0310】
このとき、例えば、第1端末100-1及び第2端末100-2は、各端末に設けられたストリーミングプログラム111に基づいて同じ公演映像をディスプレイに表示させることができる。
【0311】
前記第1端末100-1及び第2端末100-2のディスプレイに表示される公演映像のタイムシンクがネットワーク環境等によって異なっていても、各端末と連動している第1~第6応援棒(300-1、300-2、300-3、300-4、300-5、300-6)は、第1送信装置200-1及び第2送信装置200-2が送出する応援棒制御メッセージに従って制御され、同じ発光パターンで動作することができる。
【0312】
すなわち、本実施形態において端末100は、同じ公演映像を再生するストリーミングURLに接続する場合、前記公演映像とマッチングする応援棒制御メッセージをリアルタイムで送出することにより複数の応援棒300を制御することができる。
【0313】
また、他の一実施形態において端末100は、応援棒制御メッセージを実行させるための応援準備データが既に生成されている場合、前記既生成された応援棒制御メッセージを外部サーバからダウンロードを受けて応援棒300に伝送することにより応援棒300に応援棒制御サービスを提供するために準備させることができる。
【0314】
別の一実施形態において、端末100は、既生成された複数の応援棒制御メッセージを含むデータを応援棒300に間接的及び/または直接伝送するために送信装置200及び応援棒300と近距離通信できる。
【0315】
このとき、端末100及び/または送信装置200から既生成された応援準備データの送信を受けた応援棒300は、前記応援準備データを格納部340に格納することができる。
【0316】
例えば、ユーザがクレードル型の送信装置200に応援棒300を据え置きすると、電源充電を行うとともに、端末100から前記応援準備データの伝送を受けて格納部340に格納することができる。
【0317】
続いて、他の一実施形態において端末100は、各端末100で実行されたストリーミングプログラム111に基づいて公演映像が表示され始めると、格納部340に既に格納された応援準備データを読み出して応援制御メッセージの命令データに従って実行することにより、応援棒300を応援準備データ内の発光パターンに従って制御することができる。
【0318】
また、別の一実施形態において、端末100は、同じ端末100に接続された複数の応援棒300のそれぞれことに異なる応援準備データを送信して各応援棒300の格納部に既に格納するようにし。これにより、各応援棒300を互いに異なるパターンで発光できるように制御することもできる。
【0319】
例えば、端末100は、同じライブラリ識別番号を有するが、発光パターンは、互いに異なるように設定された応援準備データを互いに異なる応援棒に格納させ公演演出を準備させた後、同じ応援棒制御メッセージをブロードキャストで送出すると、互いに異なる応援棒は、互いに異なるように設定された発光パターンに従って動作することができる。例えば、第1応援棒に格納された第1ライブラリが赤色にブリンクする発光パターンであり、第2応援棒に格納された第1ライブラリが青色にスロットルする発光パターンである場合、応援制御メッセージが第1ライブラリに従って動作を開始しようとする命令メッセージを含むと、応援棒制御メッセージを各々受信した第1応援棒は赤いブリンクするように発光し、第2応援棒は青いスロットルするように発光することができる。
【0320】
すなわち、本発明の一実施形態に係る端末100は、オンラインで放送される公演映像においてもアーティストの歌に合わせて発光したり振動を加えるなど応援棒300を制御することができ、これによりオンライン公演を楽しむ観客(本実施形態では、例えば、ユーザ)の満足度を向上させる効果がある。
【0321】
また、本発明の一実施形態において端末100は、USBタイプの送信装置200を端末100に接続する行為だけでもオフライン公演と同様の応援棒制御メッセージを応援棒300に送出して、少なくとも1つ以上の応援棒300を同時に制御することにより、オンライン公演の臨場感を高める効果がある。
【0322】
また、本実施形態において端末100は、ネットワーク環境等を理由にディスプレイを介して出力される映像の再生時期が異なっても、応援棒300制御は同時に実行することで場所に拘束されることなく一定の制御を行うことができる効果がある。
【0323】
<端末が応援棒に基づくユーザ入力をコンテンツに出力する方法>
以下、本発明の一実施形態に係る端末100の少なくとも1つのプロセッサと、送信装置200及び応援棒300が応援棒300に基づくユーザ入力をコンテンツに出力する方法とを添付された
図11及び
図12を参照して詳細に説明する。
【0324】
本発明の一実施形態において、前記端末100の少なくとも1つ以上のプロセッサは、少なくとも1つ以上のメモリ110に格納された少なくとも1つ以上のアプリケーション及び/またはプログラム(本実施形態においてストリーミングプログラム111)を実行するか、またはバックグラウンド状態で動作させることができる。
【0325】
以下において、前記少なくとも1つ以上のプロセッサがプログラムの命令語を実行するために動作して、前述の応援棒300に基づいたユーザ入力をコンテンツで出力する方法を実行することを端末100が実行することを中心に説明する。
【0326】
図11は、本発明の一実施形態に係る端末が応援棒に基づくユーザ入力をコンテンツに出力する方法を説明するためのフローチャートである。
【0327】
図11を参照すると、本実施形態において、端末100は、応援棒300に基づくユーザ入力を感知することができる。(S301)
【0328】
例えば、ユーザは、ストリーミングプログラム111に基づいてオンライン公演映像を観覧しながら、当該公演に好感度を表示するために応援棒300に含まれるボタン381を押すか、または前記応援棒300を振るなどのユーザ入力を実行することができる。
【0329】
詳細には、応援棒300は、所定のボタン及び/またはタッチセンサなどを含み、ユーザのボタンクリック入力を感知して、ユーザ入力情報に含めることができる。
【0330】
また、応援棒300は、ハプディック入力センサ(例えば、ジャイロセンサや加速度センサ)を含み、ユーザが応援棒300を振るジェスチャー入力を感知することができる。詳細には、応援棒300は、ユーザが応援棒300を一方向に往復するように振った回数を単位時間当たりに感知して、ユーザ入力情報を生成することができる。
【0331】
また、応援棒300は、ユーザ入力情報に所定のデータをデフォルトで含めることができる。詳細に、所定のデータは、該当応援棒300を特定することができるシリアル番号、当該応援棒300にマッチングされるアーティスト情報及び当該応援棒300のモデル(又は、バージョン)情報及び応援棒画像の内、少なくとも1つの情報をさらに含み得る。
【0332】
そして、応援棒300は、このようにして生成されたユーザ入力情報を端末100に送信することができる。
【0333】
詳細には、応援棒300は、近距離通信に基づいてユーザ入力情報を端末100に直接または送信装置200を介して伝送することができる。
【0334】
例えば、応援棒300は、端末100とペアリングされ、Bluetooth方式で端末100側にユーザ入力情報を直接伝送することができる。
【0335】
本実施形態において、端末100は、複数の応援棒300にユーザ入力情報を受信するために送信装置200を介してユーザ入力情報を受信することができる。
【0336】
詳細には、応援棒300は、ユーザ入力情報を、既に設定された周波数帯域の電波である第2RF信号に変換した後、周辺に送出することができる。
【0337】
そして、送信装置200は、応援棒300を制御する制御メッセージを第1RF信号に送出する送出モードと、応援棒300からユーザ入力情報を含む第2RF信号を受信する受信モードとして有することができるように制御メッセージ送信部210及び制御メッセージ受信部220を制御することができる。
【0338】
本実施形態において、送信装置200は、1つのRF信号を送受信できるアンテナを含み、時分割に応じて送出モードと受信モードに変換することで、第1期間中に制御メッセージ送信部210の役割を果たし、第2期間の間に制御メッセージ受信部220の役割を果たすように制御することができる。
【0339】
例えば、送信装置200は、ストリーミング映像において第1映像コンテンツが開始される時に基づいて所定時間の前後である第1期間の間送出モードを設定し、端末100から受信した制御メッセージを既に設定された周波数帯域の第1RF信号に変換した後、周辺不特定された応援棒300に送出することができる。
【0340】
制御メッセージを受信した応援棒300は、応援準備データをアクティベーションして既に設定された動作時間の間に既に設定された発光パターンに従って動作するようになる。
【0341】
したがって、送信装置200が、制御メッセージに従って応援棒300の前記既に設定された動作時間を含む時間の間に受信モードに変換されても、応援棒300は継続的に動作することができる。
【0342】
したがって、送信装置200は、第1期間が終了される時点から第2期間中に応援棒300からユーザ入力情報を受信する受信モードに変換されることができる。
【0343】
したがって、送信装置200は、既に設定された周波数帯域で受信される不特定応援棒300から伝達される第2RF信号を受信することができる。
【0344】
そして、送信装置200は、受信した第2RF信号をユーザ入力情報に変換して端末100に送信することができる。
【0345】
したがって、本実施形態において、端末100は、応援棒300に認識されたユーザ入力情報を受信することができる。
【0346】
また、本実施形態において、端末100は、ユーザ入力情報から所定のデータを決定することができる。(S303)
【0347】
詳細に、本実施形態において、端末100は、前記ユーザ入力が感知された応援棒300の格納部340に格納された所定のデータを決定することができる。
【0348】
前記所定のデータは、ユーザ入力情報を送信した応援棒300のシリアル番号と、応援棒300を介したユーザ入力回数(例えば、単位時間当たり揺れ回数や、特定ボタンを押した回数)を含むことができる。
【0349】
このとき、ユーザ入力が感知された応援棒300が複数個である場合、本実施形態において端末100は、各応援棒300ごとに所定のデータを個別に読み出すことができる。
【0350】
また、本実施形態において、端末100は、前記所定のデータに基づいてフィードバックコンテンツをストリーミング映像に反映することができる。(S305)
【0351】
ユーザは、端末100から出力されるストリーミング映像を遠くから眺めるので、オンライン公演に対するフィードバックをユーザ入力情報として応援棒300を介して入力することができる。
【0352】
これを受信した端末100は、ユーザ入力情報に応じたフィードバックをストリーミングサーバに伝送して、オンライン公演に対するオンライン視聴者の反応を把握するように提供することができる。
【0353】
また、端末100は、ユーザ入力情報に応じたフィードバックコンテンツをストリーミング映像やストリーミング映像上のチャットウィンドウに表示することができる。
【0354】
本実施形態においてフィードバックコンテンツとは、例えば、ユーザが応援棒300に入力する情報を好感度とみなして端末100のディスプレイにテキスト、画像及び映像等として出力したデータを意味する。
【0355】
このようなフィードバックコンテンツは、応援棒画像、応援棒ボタン押下の累積回数、応援棒を振った回数、応援棒に基づくユーザ入力によるエフェクトなどを含むことができる。
【0356】
図12は、本発明の一実施形態に係る端末のディスプレイに表示されるフィードバックコンテンツの一例を示す図である。
【0357】
図12を参照すると、ストリーミングプログラム111を実行して端末100のディスプレイに出力された公演映像101の一例が示されている。
【0358】
本実施形態において、端末100は、公演映像101を出力するストリーミングプログラム111の一側に所定のフィードバックコンテンツを表示することができる。
【0359】
また、本実施形態において、端末100は、応援棒300から応援棒画像データを読み出し、第1応援棒画像400を表示することができる。
【0360】
また、本実施形態において表示される応援棒画像は、アーティスト別に指定された公式応援棒の形状を含む画像であるため、アーティスト別応援棒300ごとに異なる応援棒画像データが含まれており、これに応じてフィードバックコンテンツで表示される応援棒のイメージも異なることがある。
【0361】
また、本実施形態において、端末100は、感知されたユーザ入力に応じて第1エフェクト410及び第1呼感度数420をフィードバックコンテンツとして表示することができる。
【0362】
このとき、本実施形態において端末100は、ユーザ入力が感知された応援棒300が複数個であれば、各応援棒300ごとに異なるエフェクト及び好感度数をフィードバックコンテンツとして表示することができる。
【0363】
なお、本実施形態で表示されるエフェクトは、ユーザが応援棒300を用いてユーザ入力を行うと同時に実行されるグラフィック効果であってよく、好感度数は、ユーザ入力を行った回数を集計した数字であってもよい。
【0364】
このような第1エフェクト410及び第1好感度数420を表示するためのユーザ入力は、例えば応援棒300に含まれたボタンを押す操作を行うこと、または、応援棒300を振って振動センサを作動させる行為を含み得る。
【0365】
また、本実施形態において、端末100は、公演映像101を視聴する複数のユーザが行ったユーザ入力を合算した第1累積好感度数430をさらに表示することができる。
【0366】
一方、本実施形態において端末100は、ユーザ入力が感知された応援棒300が複数個であれば、第1応援棒画像400、第1エフェクト410及び第1呼感度数420を含むフィードバックコンテンツは、前記感知された応援棒300の個数に対応する個数で複数個表示することができる。
【0367】
以上、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、ブロードキャスト方式を用いることにより、低電力ブルートゥース(BLE)技術の欠点である低い伝送速度、短い伝送距離、少ないデータ容量伝送を克服し、各応援棒ごとに行わなければならないペアリングにかかる時間を節約し、データ伝送の迅速性を増大する効果がある。
【0368】
また、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、応援棒から逆に制御メッセージを受信することで、一方向的の信号の送出に応じて単に公演を観覧するようになるユーザの退屈を減少させ、アーティストと観客が双方向にコミュニケーションをとる実際の公演場の雰囲気を演出し、ユーザのアンタクト(Untact)公演観覧満足度を向上させる効果がある。
【0369】
また、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、別途のドライバの設置を要らず、USBタイプの送信装置を端末に結合する簡単な行為だけで公演現場で放出される信号と同じ信号をユーザそれぞれの家でも送信を受けることでユーザの簡便性を増大し、オンライン公演の臨場感を高める効果がある。
【0370】
また、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、クレードルタイプの送信装置に基づいて応援棒を制御するメッセージを送信すると同時に応援棒を充電できるので、ユーザが応援棒を別途充電するための装置や時間を要しないという点で、ユーザの応援棒管理において効率性が増加する効果がある。
【0371】
また、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、オンラインで放送される公演映像においてもアーティストの歌に合わせて発光したり、振動を加えるなど応援棒を制御することにより、これによりオンライン公演を楽しむ観客の満足度を向上させる効果がある。
【0372】
また、本発明の一実施形態に係る応援棒制御メッセージ送信装置、応援棒制御メッセージ送信装置を含む応援棒制御システム、及び応援棒制御メッセージ送信装置を介した応援棒制御方法は、ネットワーク環境等を理由にディスプレイを介して出力される映像の再生時期が異なるでも、応援棒制御は同時に実行することで場所に拘束されることなく一定の制御を行うことができる効果がある。
【0373】
以上で説明された本発明に係る各実施形態は、様々なコンピュータ構成要素を介して実行することができるプログラム命令語の形態で実現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計及び構成されたものであるか、またはコンピュータソフトウェアの分野の当業者に公知され使用可能なものであり得る。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスク(登録商標)及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気光媒体(magneto-optical medium)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令語を格納し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行することができる高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は、本発明に係る処理を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールに変更することができ、その逆も同様である。
【0374】
本発明において説明する特定の実行は、一実施形態として、いかなる方法でも本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さのために、従来の電子構成、制御システム、ソフトウェア、及び前記システムの他の機能的側面の記載は省略される場合がある。さらに、図面に示されている構成要素間の線の接続または接続部材は、機能的接続及び/または物理的または回路的接続を例示的に示しており、実際の装置では代替可能するかまたは追加の様々な機能的接続、物理的接続、または回路接続として表すことができる。さらに、「必須な」、「重要に」などのような具体的な言及がなければ、本発明を適用するために必ずしも必要な構成要素ではないことがある。
【0375】
また、本発明の詳細な説明では、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者または当該技術分野に通常の知識を有する者なら、後述する特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更することができることが理解される。したがって、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されず、特許請求の範囲によって定められるべきである。