技術分野
蒸気タービン翼の製造方法及び蒸気タービン翼に関する。本発明は、特には、耐エロージョン性と耐応力腐食割れ性を両立する、析出硬化系ステンレスを母材とする蒸気タービン翼の製造方法及び蒸気タービン翼
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献3に開示された方法は、所定のステンレス母材に対し、高強度と高耐食性を付与する観点からは非常に有用である。しかし、この手法では析出硬化系ステンレスには適応できず、析出硬化系ステンレス母材を用いた蒸気タービン翼においては、高強度・高耐食性の両立が出来ないという問題点がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、鋭意検討の結果、析出硬化系ステンレスに高強度・高耐食性を付与することが可能な熱処理方法に想到し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、一実施形態によれば、蒸気タービン翼形状に加工した析出硬化系ステンレス母材の前縁部に、表面温度1150℃~1300℃で、400mm2以上の照射面積で、レーザ光を照射する熱処理工程と、前記熱処理工程の後、前記前縁部の表面温度400℃~600℃・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る製造方法によれば、析出硬化系ステンレス母材の蒸気タービン翼の前縁部に、耐エロージョンの焼入れ層を形成することが可能となる。これにより、蒸気タービン翼におけるエロージョンやSCCの発生を抑制することが可能となる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、本発明に係る蒸気タービン翼のレーザ照射による熱処理工程を模式的に示す図である。
【図2】
図2は、蒸気タービン翼の腐食が生じやすい部位を示す図である。
【図3】
図3は、必要焼入れ深さを達成するレーザスポットサイズと、前縁部の厚さとの関係を示すグラフである。
【図4】
図4は、実施例の蒸気タービン翼表面の走査型電子顕微鏡写真である。
【図5】
図5は、比較例の蒸気タービン翼表面の走査型電子顕微鏡写真である。
1 析出硬化系ステンレス母材、10 前縁部
2 硬化処理装置、21 レーザ発生器、22 レーザ照射ヘッド
23 照射ヘッド位置検出器、24 レーザ光走査機構
25 制御装置、26 放射光検出器
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