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特許7604597ユーザ機器固有のスケジューリング要求の繰返し
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-13
(45)【発行日】2024-12-23
(54)【発明の名称】ユーザ機器固有のスケジューリング要求の繰返し
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/1268 20230101AFI20241216BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20241216BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20241216BHJP
   H04L 1/1829 20230101ALI20241216BHJP
【FI】
H04W72/1268
H04W28/04 110
H04L27/26 113
H04L1/1829
【請求項の数】 62
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023181757
(22)【出願日】2023-10-23
(62)【分割の表示】P 2022159450の分割
【原出願日】2018-09-24
(65)【公開番号】P2024010063
(43)【公開日】2024-01-23
【審査請求日】2023-11-10
(31)【優先権主張番号】62/563,011
(32)【優先日】2017-09-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/137,840
(32)【優先日】2018-09-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】チョン・リ
(72)【発明者】
【氏名】ワンシ・チェン
(72)【発明者】
【氏名】ジン・ジャン
(72)【発明者】
【氏名】ジン・スン
【審査官】望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】LG Electronics Inc, Ericsson,Correction to maximum number of HARQ processes for NB-IoT[online],3GPP TSG RAN WG2 #98 R2-1704492,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_98/Docs/R2-1704492.zip>,2017年05月04日,[検索日 2024.09.03]
【文献】Session Chairman (Qualcomm Inc.),Chairman's Notes of Agenda Item 7.1.5 on eMTC[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84 R1-161474,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_84/Docs/R1-161474.zip>,2016年02月24日,[検索日 2024.09.03]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00-H04W99/00
H04B7/24-H04B7/26
H04L27/26
H04L1/1829
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
スケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを基地局から受信すること、いくつかの数のSR繰返しは、前記パラメータに基づく、と、
前記基地局に前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第1のSR繰返しを送信することと、
1つのシンボル内で、前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第2のSR繰返しと、肯定応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックとの間の衝突を識別することに基づき、前記第2のSR繰返しをドロップすることとと
を備える、方法。
【請求項2】
前記パラメータは、前記第1のSR繰返しの送信を開始する開始シンボルを表す、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記パラメータは、SR繰返し周期を表す、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記開始シンボルは、前記SR繰返し周期に少なくとも部分的に基づく、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記パラメータは、前記UE用のSR構成のインデックスを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記パラメータは、前記第1のSR繰返し用の電力構成を表し、前記方法は、
前記電力構成に基づいて、前記第1のSR繰返しを送信するための送信電力を調整することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のSR繰返しを送信するための前記送信電力を調整することは、
しきい値を満たすチャネル状態を有するために、前記UEによって知られているシンボル期間内で前記第1のSR繰返し用の前記送信電力を増大させることを備える、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記パラメータは、前記いくつかの数のSR繰返しに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSR繰返しを送信するための前記送信電力を表す、
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記パラメータは、SRリソース割振りを表し、前記第1のSR繰返しは、前記SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信される、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記第1のSR繰返しを送信することを表す、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のSR繰返しを送信することは、
SR繰返しの前記数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間に前記第1のSR繰返しを送信することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のSR繰返しを送信することは、
前記基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間に前記第1のSR繰返しを送信することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第1のSR繰返しを送信することは、
複数のスロットまたはサブフレーム内で前記第1のSR繰返しを送信することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記ACK/NACKフィードバックの送信と前記第2のSR繰返しとの間の前記衝突を識別することと、
前記ACK/NACKフィードバックの優先度と前記第2のSR繰返しの優先度とを決定することと、
前記ACK/NACKフィードバックの前記優先度および前記第2のSR繰返しの前記優先度に少なくとも部分的に基づいて、前記ACK/NACKフィードバックを送信することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記パラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して受信される、
請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記SR繰返し周期は、2つのシンボルである、
請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記パラメータは、スロット境界にわたる前記いくつかの数のSR繰返しを表す、
請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記パラメータは、周波数ホッピングパターンをさらに表す、
請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のSR繰返しを送信することは、前記第1のSR繰返しをACK/NACKフィードバックと多重化することを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記第2のSR繰返しをドロップすることは、
前記ACK/NACKフィードバックおよび前記第2のSR繰返しの優先度に基づいて、前記第2のSR繰返しをドロップすることを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項21】
基地局の装置におけるワイヤレス通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)用のスケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを生成すること、いくつかの数のSR繰返しは、前記パラメータに基づく、と、
前記パラメータを送信することと、
前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第1のSR繰返しを受信すること、ここにおいて、1つのシンボル内で、前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第2のSR繰返しと、肯定応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックとの間の衝突が識別されることに基づき、前記第2のSR繰返しがドロップされる、と、
を備える、方法。
【請求項22】
前記パラメータは、前記第1のSR繰返しの開始シンボルを表す、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記パラメータは、SR繰返し周期を表す、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記開始シンボルは、前記SR繰返し周期に少なくとも部分的に基づく、
請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記パラメータは、前記UE用のSR構成のインデックスを備える、
請求項21に記載の方法。
【請求項26】
前記パラメータは、電力構成を表す、
請求項21に記載の方法。
【請求項27】
前記電力構成は、前記いくつかの数のSR繰返しに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSR繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含む、
請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記UEが前記第1のSR繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成することをさらに備え、前記パラメータは、前記SRリソース割振りを表す、
請求項21に記載の方法。
【請求項29】
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記第1のSR繰返し用の時間周波数リソースのセットを示す、
請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記パラメータに従って、SR応答ウィンドウの間にSR繰返しを前記UEから受信することと、
前記受信されたSR繰返しの組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記SRを復号することと、
をさらに備える、請求項21に記載の方法。
【請求項31】
前記パラメータはまた、前記UEの信頼性要件、もしくは前記UEの位置、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、
請求項21に記載の方法。
【請求項32】
前記パラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージングを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、
請求項21に記載の方法。
【請求項33】
前記パラメータは、スロット境界にわたる前記いくつかの数のSR繰返しを表す、
請求項21に記載の方法。
【請求項34】
前記パラメータは、前記いくつかの数のSR繰返し用の周波数ホッピングパターンをさらに表す、
請求項21に記載の方法。
【請求項35】
前記第2のSR繰返しは、前記ACK/NACKフィードバックおよび前記第2のSR繰返しの優先度に基づいてドロップされる、
請求項21に記載の方法。
【請求項36】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
スケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを基地局から受信すること、いくつかの数のSR繰返しは、前記パラメータに基づく、と、
前記基地局に前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第1のSR繰返しを送信することと、
1つのシンボル内で、前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第2のSR繰返しと、肯定応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックとの間の衝突を識別することに基づき、前記第2のSR繰返しをドロップすることと、
を行わせるように動作可能である、命令と、
を備える、装置。
【請求項37】
前記パラメータは、前記第1のSR繰返しの送信を開始する開始シンボルを表す、
請求項36に記載の装置。
【請求項38】
前記パラメータは、SR繰返し周期を表す、
請求項37に記載の装置。
【請求項39】
前記開始シンボルは、前記SR繰返し周期に少なくとも部分的に基づく、
請求項38に記載の装置。
【請求項40】
前記パラメータは、前記UE用のSR構成のインデックスを備える、
請求項36に記載の装置。
【請求項41】
前記パラメータは、前記第1のSR繰返し用の電力構成を表し、前記命令は、前記プロセッサにより、
前記電力構成に基づいて、前記第1のSR繰返しを送信するための送信電力を調整することを行うようにさらに実行可能である、
請求項36に記載の装置。
【請求項42】
前記第1のSR繰返しを送信するための前記送信電力を調整するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
しきい値を満たすチャネル状態を有するために、前記UEによって知られているシンボル期間内で前記第1のSR繰返し用の前記送信電力を増大させることを行うように実行可能なさらなる命令を備える、
請求項41に記載の装置。
【請求項43】
前記パラメータは、前記いくつかの数のSR繰返しに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSR繰返しを送信するための前記送信電力を表す、
請求項41に記載の装置。
【請求項44】
前記パラメータは、SRリソース割振りを表し、前記第1のSR繰返しは、前記SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信される、
請求項36に記載の装置。
【請求項45】
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記第1のSR繰返しを送信することを表す、
請求項44に記載の装置。
【請求項46】
前記第1のSR繰返しを送信するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
SR繰返しの前記数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間に前記第1のSR繰返しを送信することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、
請求項36に記載の装置。
【請求項47】
前記第1のSR繰返しを送信するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
前記基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間に前記第1のSR繰返しを送信することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、
請求項36に記載の装置。
【請求項48】
前記第1のSR繰返しを送信するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
複数のスロットまたはサブフレーム内で前記第1のSR繰返しを送信することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、
請求項36に記載の装置。
【請求項49】
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記ACK/NACKフィードバックの送信と前記第2のSR繰返しとの間の前記衝突を識別することと、
前記ACK/NACKフィードバックの優先度と前記第2のSR繰返しの優先度とを決定することと、
前記ACK/NACKフィードバックの前記優先度および前記第2のSR繰返しの前記優先度に少なくとも部分的に基づいて、前記ACK/NACKフィードバックを送信することと、
を行うようにさらに実行可能である、請求項36に記載の装置。
【請求項50】
前記パラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して受信される、
請求項36に記載の装置。
【請求項51】
基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
ユーザ機器(UE)用のスケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを生成すること、いくつかの数のSR繰返しは、前記パラメータに基づく、と、
前記パラメータを送信することと、
前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第1のSR繰返しを受信すること、ここにおいて、1つのシンボル内で、前記いくつかの数のSR繰返しのうちの第2のSR繰返しと、肯定応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックとの間の衝突が識別されることに基づき、前記第2のSR繰返しがドロップされ、と、
を行わせるように動作可能である、命令と、
を備える、装置。
【請求項52】
前記パラメータは、前記第1のSR繰返しの開始シンボルを表す、
請求項51に記載の装置。
【請求項53】
前記パラメータは、SR繰返し周期を表す、
請求項52に記載の装置。
【請求項54】
前記開始シンボルは、前記SR繰返し周期に少なくとも部分的に基づく、
請求項53に記載の装置。
【請求項55】
前記パラメータは、前記UE用のSR構成のインデックスを備える、
請求項51に記載の装置。
【請求項56】
前記パラメータは、電力構成を表す、
請求項51に記載の装置。
【請求項57】
前記電力構成は、前記いくつかの数のSR繰返しに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSR繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含む、
請求項56に記載の装置。
【請求項58】
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記UEが前記第1のSR繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成することを行うようにさらに実行可能であり、前記パラメータは、前記SRリソース割振りを表す、
請求項56に記載の装置。
【請求項59】
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記第1のSR繰返し用の時間周波数リソースのセットを表す、
請求項58に記載の装置。
【請求項60】
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記パラメータに従って、SR応答ウィンドウの間にSR繰返しを前記UEから受信することと、
前記受信されたSR繰返しの組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記SRを復号することと、
を行うようにさらに実行可能である、請求項56に記載の装置。
【請求項61】
前記パラメータはまた、前記UEの信頼性要件、もしくは前記UEの位置、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、
請求項56に記載の装置。
【請求項62】
前記パラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージングを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、
請求項56に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【相互参照】
【0001】
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2018年9月21日に出願された、「User Equipment-Specific Scheduling Request Repetitions」と題する、Liらによる米国特許出願第16/137,840号、および2017年9月25日に出願された、「User Equipment-Specific Scheduling Request Repetitions」と題する、Liらによる米国仮特許出願第62/563,011号の優先権を主張する。
【背景技術】
【0002】
[0002]以下は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、ユーザ機器(UE)固有のスケジューリング要求(SR)の繰返し(たとえば、再送信)に関する。
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例には、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システムまたはLTEアドバンスト(LTE-A)システムなどの第4世代(4G)システム、および新無線(NR)システムと呼ばれ得る第5世代(5G)システムが含まれる。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡張OFDM(DFT-S-OFDM)などの技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはUEとして知られ得る、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局またはアクセスネットワークノードを含み得る。
【0004】
[0004]いくつかのワイヤレス通信システムでは、UEは、アップリンク送信用のリソースを要求するために基地局にSRを送信し得る。SRは、データが送信に利用可能になるとトリガされ得る。いくつかのケースでは、UEは、SR送信のために基地局によって指定された周期的な開始時間にSRを送信するために待ってもよい。しかしながら、高信頼性要件および低遅延要件を有するワイヤレス通信システム(たとえば、超高信頼低遅延通信(URLLC))では、より頻繁にSRを送信するためのより効率的な技法が望ましい場合がある。
【発明の概要】
【0005】
[0005]記載される技法は、ユーザ機器(UE)固有のスケジューリング要求(SR)の繰返し(たとえば、再送信)をサポートする、改善された方法、システム、デバイス、または装置に関する。一般に、記載される技法は、待ち時間が短縮され、信頼性が向上するような瞬時SR(instantaneous SR)の送信を可能にするSR繰返し構成を提供する。たとえば、SR繰返し構成は、SR繰返し数、SR繰返し周期、SRの繰返しを送信する開始シンボル期間、SRの繰返しを送信する電力構成、SRの繰返しを送信するSRリソース割振りの構成、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかのケースでは、SR繰返し構成を表すためにSR繰返しパラメータが生成され得る。たとえば、SR繰返しパラメータは、SR繰返し構成の様々なパラメータを表し得る。追加または代替として、SR繰返しパラメータは、SR繰返し構成のインデックスを含み得る。いくつかのケースでは、SR繰返し構成およびSR繰返しパラメータは、UEに固有であり得る。たとえば、SR繰返し構成およびSR繰返しパラメータは、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、UEの待ち時間要件、UEの信頼性要件、UEのSR実行履歴、UEの位置、またはそれらの組合せに基づき得る。
【0006】
[0006]基地局は、UE固有のSR繰返し構成を決定し、SR繰返し構成に基づいてSR繰返しパラメータを生成し、SR繰返しパラメータをUEに送信し得る。いくつかのケースでは、UEは、超高信頼低遅延通信(URLLC)の一部として、SRの繰返しを送信し得る。いくつかのケースでは、UEは、SR繰返しの最大数がSR繰返しパラメータによって示されたように満たされるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信し得る。追加または代替として、UEは、基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信し得る。
【0007】
[0007]ワイヤレス通信の方法が記載される。方法は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信することと、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信することとを含み得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0008】
[0008]ワイヤレス通信のための装置が記載される。装置は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信するための手段と、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信するための手段とを含み得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0009】
[0009]ワイヤレス通信のための別の装置が記載される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信することと、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信することとをプロセッサに行わせるように動作可能であり得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0010】
[0010]ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が記載される。非一時的コンピュータ可読媒体は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信することと、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信することとをプロセッサに行わせるように動作可能な命令を含み得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0011】
[0011]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、SR繰返しの最大数を表すSR繰返し数を表し得る。
【0012】
[0012]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、SR繰返し周期を表し得る。
【0013】
[0013]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、SRの繰返しの送信を開始する開始シンボル期間を表し得、開始シンボル期間はSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づき、SRの繰返しは開始シンボル期間を使用して送信され得る。
【0014】
[0014]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、UE用のSR繰返し構成のインデックスを含み得る。
【0015】
[0015]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、電力構成に基づいてSRの繰返しを送信するための送信電力を調整するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0016】
[0016]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRの繰返しを送信するための送信電力を調整することは、しきい値を満たすチャネル状態を有し得るとUEによって知られているシンボル期間内でSRの繰返し用の送信電力を増大させることを含む。
【0017】
[0017]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、SR繰返し数に基づいてSRの繰返しを送信するための送信電力を表し得る。
【0018】
[0018]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、SRリソース割振りを表し得、SRの繰返しは、SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信され得る。
【0019】
[0019]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、SRの繰返しを送信することを表し得る。
【0020】
[0020]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRの繰返しを送信することは、SR繰返しの最大数が満たされ得るまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含む。
【0021】
[0021]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRの繰返しを送信することは、基地局からリソース認可が受信され得るまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含む。
【0022】
[0022]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRの繰返しを送信することは、複数のスロットまたはサブフレーム内でSRの繰返しを送信することを含む。
【0023】
[0023]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、フィードバックメッセージの送信とSRの繰返しとの間の衝突を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、フィードバックメッセージの優先度とSRの繰返しの優先度とを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、フィードバックメッセージの優先度およびSRの繰返しの優先度に基づいて、フィードバックメッセージまたはSRの繰返しまたは両方を送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0024】
[0024]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージを含むか、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介する。
【0025】
[0025]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRの繰返しはURLLCの一部として送信され得る。
【0026】
[0026]ワイヤレス通信の方法が記載される。方法は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別することと、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定することと、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成することと、SR繰返しパラメータをUEに送信することとを含み得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0027】
[0027]ワイヤレス通信のための装置が記載される。装置は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別するための手段と、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定するための手段と、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成するための手段と、SR繰返しパラメータをUEに送信するための手段とを含み得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0028】
[0028]ワイヤレス通信のための別の装置が記載される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別することと、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定することと、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成することと、SR繰返しパラメータをUEに送信することとをプロセッサに行わせるように動作可能であり得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0029】
[0029]ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が記載される。非一時的コンピュータ可読媒体は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別することと、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定することと、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成することと、SR繰返しパラメータをUEに送信することとをプロセッサに行わせるように動作可能な命令を含み得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。
【0030】
[0030]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEによりSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでよく、SR繰返しパラメータはSR繰返し数を表し得る。
【0031】
[0031]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでよく、SR繰返しパラメータはSR繰返し周期を表し得る。
【0032】
[0032]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでよく、開始シンボル期間はSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づき、SR繰返しパラメータは開始シンボル期間を表し得る。
【0033】
[0033]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータはSR繰返し構成のインデックスを含む。
【0034】
[0034]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEがSRの繰返しを送信するための電力構成を決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでよく、電力構成はチャネル状態に基づき、SR繰返しパラメータは電力構成を表し得る。
【0035】
[0035]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、電力構成は、SR繰返し数に基づいてSRの繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含む。
【0036】
[0036]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UEがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでよく、SR繰返しパラメータはSRリソース割振りを表し得る。
【0037】
[0037]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、SRの繰返し用の時間周波数リソースのセットを示す。
【0038】
[0038]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、SR繰返し構成に従ってSR応答ウィンドウの間にSRの繰返しをUEから受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、受信されたSRの繰返しの組合せに基づいてSRを復号するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0039】
[0039]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返し構成はまた、UEの信頼性要件、もしくはUEの位置、またはそれらの任意の組合せに基づき得る。
【0040】
[0040]上述された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、SR繰返しパラメータは、RRCメッセージングを介して、またはPDCCHを介して送信され得る。
【図面の簡単な説明】
【0041】
図1】[0041]本開示の態様による、ユーザ機器(UE)固有のスケジューリング要求(SR)の繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレス通信のためのシステムの一例を例示する図。
図2】[0042]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレス通信システムの一例を例示する図。
図3A】[0043]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするSR繰返しリソース割振り構成の一例を例示する図。
図3B】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするSR繰返しリソース割振り構成の一例を例示する図。
図3C】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするSR繰返しリソース割振り構成の一例を例示する図。
図4】[0044]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするプロセスフローの一例を例示する図。
図5】[0045]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイスのブロック図。
図6】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイスのブロック図。
図7】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイスのブロック図。
図8】[0046]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするUEを含むシステムのブロック図。
図9】[0047]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイスのブロック図。
図10】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイスのブロック図。
図11】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイスのブロック図。
図12】[0048]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートする基地局を含むシステムのブロック図。
図13】[0049]本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法を例示する図。
図14】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法を例示する図。
図15】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法を例示する図。
図16】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法を例示する図。
図17】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法を例示する図。
図18】本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法を例示する図。
【発明を実施するための形態】
【0042】
[0050]ユーザ機器(UE)は、アップリンク送信用のリソースを要求するスケジューリング要求(SR)メッセージを基地局に送信し得る。SRは、UEにおけるイベント(たとえば、バッファステータスレポート(BSR)内の変化、または論理チャネルグループからのアップリンクデータ到達)に応答し得る。いくつかの例では、SRは1つまたは複数のビットを使用してリソースに対する要求を伝達し得る。SRが送信され、基地局によって受信されると、基地局は、アップリンク認可(たとえば、ダウンリンク制御情報(DCI))を送信することができ、UEは、アップリンク認可に応答して物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)内でメッセージを送信し得る。いくつかのケースでは、基地局は、SRを送信するために、無線リソース制御(RRC)メッセージングを介してUEにSR構成を通知し得る。構成は、UEがSRを送信し得る周期的な開始時間を示す開始点を含み得る。さらに、構成は、UEが基地局からの応答(たとえば、アップリンク認可)を待つSR応答ウィンドウを含み得る。UEがウィンドウ内に応答を受信しなかった場合、UEはSRを再送信し得る。
【0043】
[0051]いくつかのケースでは、基地局およびUEは、デバイス間の高信頼性および低遅延を要求する通信システム(たとえば、超高信頼低遅延通信(URLLC))において動作し得る。そのような通信システムでは、UEは、SRを送信するための周期的な開始時間を待つのではなく、新しいデータパケットによってBSRがトリガされたときに瞬時SRを送信し得る。さらに、本明細書に記載されたように、基地局は、基地局がSRの検出を見逃す機会を減らし、応答ウィンドウの最後まで待ってSRを再送信する必要をなくすためにUEが利用し得る、UE固有のSR繰返し構成を通知し得る。UEは、繰返しの数もしくは繰返しの時間期間が満たされるか、または基地局からアップリンク認可が受信されるまで、SRを繰り返し送信し得る。基地局は、トラフィック優先度、UEリンクバジェット、待ち時間要件、要件履歴などのUE固有の条件に基づいて、UE固有のSR繰返し構成を決定し得る。いくつかのケースでは、基地局は、利用可能なSR構成のテーブルからUE固有のSR繰返し構成を選択し、選択されたUE固有のSR構成に対応するインデックスをUEに通知し得る。基地局は、半永続的シグナリング(たとえば、RRCメッセージング)内で、または動的シグナリング(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH))内でUE固有のSR構成を送信し得る。
【0044】
[0052]SR繰返し構成は、繰返し設定、電力設定、リソース割振り、および肯定応答/否定応答(ACK/NACK)プロシージャを含む、いくつかのパラメータを含み得る。繰返し設定パラメータは、SR用の繰返しの数、繰返し用の時間期間、繰返し用の開始点、またはそれらの組合せを含み得る。電力設定は、チャネル状態に基づくか、または待ち期間要件に基づくSRの特定の繰返しへの電力ブーストを含み得る。リソース割振りパラメータは、時間周波数領域内のどのリソース上でSR繰返しを送信するかを含み得る。ACK/NACKプロシージャパラメータは、SRと同じシンボル内でACK/NACKフィードバックを送信する必要があるときにUEがどのように応答するべきかのインジケーションを含み得る。
【0045】
[0053]本開示の態様は、初めにワイヤレス通信システムとの関連で記載される。次いで、SR繰返し構成およびプロセスフローの例が記載される。本開示の態様は、UE固有のスケジューリング要求の繰返し(たとえば、再送信)に関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに例示され、それらを参照して記載される。
【0046】
[0054]図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を例示する。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであり得る。いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(すなわち、ミッションクリティカル)通信、低遅延通信、または低コストおよび低複雑度デバイスを用いる通信(たとえば、URLLC)をサポートし得る。
【0047】
[0055]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。本明細書に記載された基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードBもしくはギガノードB(それらのどちらもgNBと呼ばれ得る)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適切な用語を含み得るか、または当業者によってそのように呼ばれ得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書に記載されたUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局105およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
【0048】
[0056]各基地局105は、様々なUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレージエリア110と関連付けられ得る。各基地局105は、通信リンク125を介してそれぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供することができ、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つまたは複数のキャリアを利用し得る。ワイヤレス通信システム100に示された通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれ得る一方、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれ得る。
【0049】
[0057]基地局105のための地理的カバレージエリア110は、地理的カバレージエリア110の一部分のみを構成するセクタに分割され得、各セクタはセルと関連付けられ得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、もしくは他のタイプのセル、またはそれらの様々な組合せに通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は移動可能であり得、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連付けられた異なる地理的カバレージエリア110は重複し得、異なる技術に関連付けられた重複する地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によって、または異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する、異種LTE/LTE-AまたはNRネットワークを含み得る。
【0050】
[0058]「セル」という用語は、(たとえば、キャリア上の)基地局105との通信に使用される論理通信エンティティを指し、同じかまたは異なるキャリアを介して動作する隣接セルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))と関連付けられ得る。いくつかの例では、キャリアは複数のセルをサポートし得、様々なタイプのデバイスにアクセスを提供し得る様々なプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)など)に従って、様々なセルが構成され得る。いくつかのケースでは、「セル」という用語は、その上で論理エンティティが動作する地理的カバレージエリア110(たとえば、セクタ)の一部分を指し得る。
【0051】
[0059]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定型または移動型であり得る。UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、もしくは加入者デバイス、または何らかの他の適切な用語で呼ばれ得、「デバイス」は、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれ得る。UE115は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなどのパーソナル電子デバイスであり得る。いくつかの例では、UE115は、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはMTCデバイスなどと呼ばれ得、それらは、アプライアンス、車両、メータなどの様々な物品にインプリメントされ得る。
【0052】
[0060]MTCデバイスまたはIoTデバイスなどのいくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであり得、(たとえば、機械間(M2M)通信を介する)機械間の自動通信を提供することできる。M2M通信またはMTCは、デバイスが人間の介入なしに、互いにまたは基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指し得る。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定またはキャプチャするためにセンサまたはメータを組み込み、情報を利用し得る中央サーバもしくはアプリケーションプログラムにその情報を中継するか、またはプログラムもしくはアプリケーションとインタラクトする人間に情報を提示するデバイスからの通信を含み得る。いくつかのUE115は、情報を収集するか、または機械の自動化動作を可能にするように設計され得る。MTCデバイス用のアプリケーションの例には、スマートメータリング、在庫監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候および地質学的事象監視、フリート管理およびトラッキング、リモートセキュリティ検知、物理的アクセス制御、ならびにトランザクションベースのビジネス課金が含まれる。
【0053】
[0061]いくつかのUE115は、半二重通信(たとえば、送信または受信を介する一方向の通信をサポートするが、送信および受信を同時にサポートしないモード)などの、電力消費を低減する動作モードを採用するように構成され得る。いくつかの例では、半二重通信は低減されたピークレートで実行され得る。UE115のための他の電力節約技法には、アクティブ通信に従事していないときに電力節約「ディープスリープ」モードに入ること、または(たとえば、狭帯域通信に従って)制限された帯域幅上で動作することが含まれる。いくつかのケースでは、UE115は、重要な機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計され得、ワイヤレス通信システム100は、これらの機能のための超高信頼通信を提供するように構成され得る。
【0054】
[0062]いくつかのケースでは、UE115は、(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはデバイス間(D2D)のプロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つまたは複数は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ内の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にいる得か、またはさもなければ基地局105からの送信を受信することができない。いくつかのケースでは、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ内のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかのケースでは、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で実行される。
【0055】
[0063]基地局105は、コアネットワーク130および互いと通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132を介して(たとえば、S1または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接的に(たとえば、基地局105間で直接的に)または(たとえば、コアネットワーク130を介して)間接的に、(たとえば、X2または他のインターフェースを介して)バックホールリンク134上で互いに通信し得る。
【0056】
[0064]コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス認可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティの機能とを提供し得る。コアネットワーク130は、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)と、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)と、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)とを含み得る、発展型パケットコア(EPC)であり得る。MMEは、EPCに関連付けられた基地局105によってサービスされる、UE115のためのモビリティ、認証、およびベアラ管理などの非アクセス層(たとえば、制御プレーン)の機能を管理し得る。ユーザIPパケットはS-GWを介して転送され得、S-GW自体はP-GWに接続され得る。P-GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。P-GWは、ネットワーク事業者のIPサービスに接続され得る。事業者のIPサービスには、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換(PS)ストリーミングサービスが含まれ得る。
【0057】
[0065]基地局105などのネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る、アクセスネットワークエンティティなどのサブ構成要素を含み得る。各アクセスネットワークエンティティは、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送信/受信ポイント(TRP)と呼ばれ得る、いくつかの他のアクセスネットワーク送信エンティティを介して、UE115と通信し得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分散されるか、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合され得る。
【0058】
[0066]ワイヤレス通信システム100は、通常、300MHz~300GHzの範囲の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。概して、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が約1デシメートルから1メートルまでの長さの範囲なので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建物および環境特徴によってブロックまたはリダイレクトされ得る。しかしながら、波は、マクロセルが屋内に位置するUE115にサービスを提供するために、十分に構造を透過し得る。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの高周波(HF)部分または超短波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100km未満)と関連付けられ得る。
【0059】
[0067]ワイヤレス通信システム100は、センチメートル帯域としても知られている3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用して、超高周波(SHF)領域内で動作することもできる。SHF領域は、他のユーザからの干渉を許容することができるデバイスによって機会主義的に使用され得る、5GHz産業科学医療用(ISM)帯域などの帯域を含む。
【0060】
[0068]ワイヤレス通信システム100は、ミリメートル帯域としても知られている(たとえば、30GHzから300GHzまでの)スペクトルの極高周波(EHF)領域内で動作することもできる。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリメートル波(mmW)通信をサポートすることができ、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりもさらに小さく、間隔が密であり得る。いくつかのケースでは、これはUE115内のアンテナアレイの使用を容易にし得る。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHF送信またはUHF送信よりさらに大きい大気減衰および短い距離を被り得る。本明細書で開示された技法は、1つまたは複数の異なる周波数領域を使用する送信にわたって採用され得、これらの周波数領域にわたる帯域の指定された使用は、国または規制団体によって異なり得る。
【0061】
[0069]いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、認可と無認可の両方の無線周波数スペクトル帯域を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz ISM帯域などの無認可帯域内で、ライセンス支援型アクセス(LAA)、LTE無認可(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用し得る。無認可無線周波数スペクトル帯域内で動作するとき、基地局105およびUE115などのワイヤレスデバイスは、データを送信する前に周波数チャネルがクリアであることを保証するために、リッスンビフォアトーク(LBT)プロシージャを採用し得る。いくつかのケースでは、無認可帯域内の動作は、認可帯域(たとえば、LAA)内で動作するCCと連携するCA構成に基づき得る。無認可スペクトルにおける動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信、またはこれらの組合せを含み得る。無認可スペクトルにおける複信は、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、または両方の組合せに基づき得る。
【0062】
[0070]いくつかの例では、基地局105またはUE115は複数のアンテナを備えることができ、それらは、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を採用するために使用され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、送信デバイスが複数のアンテナを備え、受信デバイスが1つまたは複数のアンテナを備える、送信デバイス(たとえば、基地局105)と受信デバイス(たとえば、UE115)との間の送信スキームを使用し得る。MIMO通信は、様々な空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することにより、スペクトル効率を上げるためにマルチパス信号伝搬を採用することができ、それは空間多重化と呼ばれ得る。マルチパス信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して、送信デバイスによって送信され得る。同様に、マルチパス信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して、受信デバイスによって受信され得る。マルチパス信号の各々は、個別の空間ストリームと呼ばれる場合があり、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリームに関連付けられたビットを搬送し得る。様々な空間レイヤは、チャネル測定および報告に使用される様々なアンテナポートと関連付けられ得る。MIMO技法には、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信されるシングルユーザMIMO(SU-MIMO)、および複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信されるマルチユーザMIMO(MU-MIMO)が含まれる。
【0063】
[0071]空間フィルタリング、指向性送信、または指向性受信と呼ばれ得るビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビームまたは受信ビーム)を成形または操縦するために、送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105またはUE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対して特定の向きに伝搬する信号が強め合う干渉を経験し、他の信号が弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ素子を介して通信される信号を合成することによって達成され得る。アンテナ素子を介して通信される信号の調整には、送信デバイスまたは受信デバイスが、デバイスに関連付けられたアンテナ素子の各々を介して搬送される信号に特定の振幅と位相オフセットとを印加することが含まれ得る。アンテナ素子の各々に関連付けられた調整は、(たとえば、送信デバイスもしくは受信デバイスのアンテナアレイに対して、または何らかの他の向きに対して)特定の向きに関連付けられたビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
【0064】
[0072]一例では、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用し得る。たとえば、いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、様々な方向に複数回基地局105によって送信され得、それらは、送信の様々な方向に関連付けられた様々なビームフォーミング重みセットに従って送信される信号を含み得る。様々なビーム方向の送信は、基地局105による次の送信および/または受信のためのビーム方向を(たとえば、基地局105、またはUE115などの受信デバイスによって)識別するために使用され得る。特定の受信デバイスに関連付けられたデータ信号などのいくつかの信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスに関連付けられた方向)に基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関連付けられたビーム方向は、様々なビーム方向に送信された信号に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、様々な方向に基地局105によって送信された信号のうちの1つまたは複数を受信することができ、UE115は、最も高い信号品質で、またはさもなければ許容可能な信号品質で受信した信号のインジケーションを基地局105に報告し得る。これらの技法は、基地局105によって1つまたは複数の方向に送信された信号を参照して記載されたが、UE115は、(たとえば、UE115による次の送信もしくは受信のためのビーム方向を識別するために)様々な方向に複数回信号を送信するか、または(たとえば、受信デバイスにデータを送信するために)単一の方向に信号を送信するための同様の技法を採用し得る。
【0065】
[0073]受信デバイス(たとえば、mmW受信デバイスの一例であり得るUE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号などの様々な信号を基地局105から受信するときに、複数の受信ビームを試み得る。たとえば、受信デバイスは、様々なアンテナサブアレイを介して受信することにより、様々なアンテナサブアレイに従って受信信号を処理することにより、アンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信された信号に適用された様々な受信ビームフォーミング重みセットに従って受信することにより、またはアンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信された信号に適用された様々な受信ビームフォーミング重みセットに従って受信信号を処理することにより、複数の受信方向を試みることができ、それらのいずれも、様々な受信ビームまたは受信方向に従って「リッスンすること」と呼ばれ得る。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するときに)単一のビーム方向に沿って受信するために、単一の受信ビームを使用し得る。単一の受信ビームは、様々な受信ビーム方向に従ってリッスンすることに少なくとも部分的に基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従ってリッスンすることに少なくとも部分的に基づいて、最も高い信号強度、最も高い信号対雑音比、またはさもなければ許容可能な信号品質を有するように決定されたビーム方向)に整列され得る。
【0066】
[0074]いくつかのケースでは、基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作、または送信ビームフォーミングもしくは受信ビームフォーミングをサポートし得る、1つまたは複数のアンテナアレイ内に配置され得る。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーなどのアンテナアセンブリにおいてコロケートされ得る。いくつかのケースでは、基地局105に関連付けられたアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的位置に配置され得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行と列とを有するアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。
【0067】
[0075]いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースのネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、いくつかのケースでは、論理チャネル上で通信するために、パケットのセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用してMACレイヤにおいて再送信を提供し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と維持とを提供し得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
【0068】
[0076]いくつかのケースでは、UE115および基地局105は、データの受信が成功する可能性を高めるために、データの再送信をサポートし得る。HARQフィードバックは、データが通信リンク125上で正確に受信される可能性を高める1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、前方誤り訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、劣悪な無線状態(たとえば、信号対雑音状態)でのMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、デバイスがスロット内の前のシンボル内で受信されたデータ用の特定のスロット内でHARQフィードバックを提供し得る、同一スロットHARQフィードバックをサポートし得る。他の場合には、デバイスは、次のスロット内で、または何らかの他の時間間隔に従ってHARQフィードバックを提供し得る。
【0069】
[0077]LTEまたはNRにおける時間間隔は、たとえば、Ts=1/30,720,000秒のサンプリング期間を指し得る、基本時間単位の倍数で表され得る。通信リソースの時間間隔は、各々が10ミリ秒(ms)の持続時間を有する無線フレームに従って組織され得、フレーム期間は、Tf=307,200Tsとして表現され得る。無線フレームは、0から1023までの範囲のシステムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。各フレームは、0から9までの番号が付けられた10個のサブフレームを含んでよく、各サブフレームは1msの持続時間を有し得る。サブフレームは、各々が0.5msの持続時間を有する2つのスロットにさらに分割され得、各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)6つまたは7つの変調シンボル期間を含み得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は2048個のサンプル期間を含み得る。いくつかのケースでは、サブフレームは、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位であり得、送信時間間隔(TTI)と呼ばれ得る。他の場合には、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位は、サブフレームよりも短くてよいか、または(たとえば、ショートTTI(sTTI)のバースト内で、もしくはsTTIを使用する選択されたコンポーネントキャリア内で)動的に選択され得る。
【0070】
[0078]いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットは、1つまたは複数のシンボルを含む複数のミニスロットにさらに分割され得る。いくつかの事例では、ミニスロットのシンボルまたはミニスロットは、スケジューリングの最小単位であり得る。各シンボルは、たとえば、動作のサブキャリア間隔または周波数帯域に応じて、持続時間内で変化し得る。さらに、いくつかのワイヤレス通信システムは、複数のスロットまたはミニスロットが一緒に集約され、UE115と基地局105との間の通信に使用される、スロットアグリゲーションをインプリメントし得る。
【0071】
[0079]「キャリア」という用語は、通信リンク125上の通信をサポートするために定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指す。たとえば、通信リンク125のキャリアは、所与の無線アクセス技術用の物理レイヤチャネルに従って動作する無線周波数スペクトル帯域の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、ユーザデータ、制御情報、または他のシグナリングを搬送し得る。キャリアは、あらかじめ定義された周波数チャネル(たとえば、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))に関連付けられてよく、UE115による発見のためのチャネルラスタに従って配置され得る。キャリアは、(たとえば、FDDモードにおいて)ダウンリンクもしくはアップリンクであり得るか、または(たとえば、TDDモードにおいて)ダウンリンク通信とアップリンク通信とを搬送するように構成され得る。いくつかの例では、キャリア上で送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡張OFDM(DFT-s-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成され得る。
【0072】
[0080]キャリアの組織構造は、様々な無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、NRなど)によって異なり得る。たとえば、キャリア上の通信は、TTIまたはスロットに従って組織され得、それらの各々は、ユーザデータならびにユーザデータの復号をサポートする制御情報またはシグナリングを含み得る。キャリアはまた、専用取得シグナリング(たとえば、同期信号またはシステム情報など)と、キャリアに対する動作を調整する制御シグナリングとを含み得る。いくつかの例では(たとえば、キャリアアグリゲーション構成では)、キャリアはまた、取得シグナリング、または他のキャリアに対する動作を調整する制御シグナリングを有し得る。
【0073】
[0081]物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法を使用して、ダウンリンクキャリア上で多重化され得る。いくつかの例では、物理制御チャネル内で送信される制御情報は、カスケード方式で様々な制御領域間で(たとえば、共通制御領域または共通探索空間と1つまたは複数のUE固有制御領域またはUE固有探索空間との間で)分散され得る。
【0074】
[0082]キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅と関連付けられてよく、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリアまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれ得る。たとえば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技術のキャリア用のいくつかのあらかじめ決定された帯域幅(たとえば、1.4、3、5、10、15、20、40、または80MHz)のうちの1つであり得る。いくつかの例では、各サービスされるUE115は、キャリア帯域幅の部分またはすべての上で動作するために構成され得る。他の例では、いくつかのUE115は、キャリア内のあらかじめ定義された部分または領域(たとえば、サブキャリアまたはRBのセット)に関連付けられた狭帯域プロトコルタイプ(たとえば、狭帯域プロトコルタイプの「インバンド」展開)を使用する動作用に構成され得る。
【0075】
[0083]MCM技法を採用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)および1つのサブキャリアから構成され得、シンボル期間とサブキャリア間隔は逆関係にある。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調スキーム(たとえば、変調スキームの次数)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多く、変調スキームの次数が高いほど、UE115向けのデータレートは高くなり得る。MIMOシステムでは、ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソース、時間リソース、および空間リソース(たとえば、空間レイヤ)の組合せを指すことができ、複数の空間レイヤを使用すると、UE115との通信用のデータレートがさらに上がり得る。
【0076】
[0084]ワイヤレス通信システム100のデバイス(たとえば、基地局105またはUE115)は、特定のキャリア帯域幅上の通信をサポートするハードウェア構成を有し得るか、またはキャリア帯域幅のセットのうちの1つの上での通信をサポートするように構成可能であり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、2つ以上の異なるキャリア帯域幅に関連付けられたキャリアを介する同時通信をサポートすることができる基地局105および/またはUEを含み得る。
【0077】
[0085]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上でのUE115との通信、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれ得る機能をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクCCおよび1つまたは複数のアップリンクCCで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDとTDDの両方のコンポーネントキャリアとともに使用され得る。
【0078】
[0086]いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。eCCは、より広いキャリアもしくは周波数チャネル帯域幅、より短いシンボル持続時間、より短いTTI持続時間、または修正された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の特徴によって特徴付けられ得る。いくつかのケースでは、eCCは、(たとえば、複数のサービングセルが準最適または非理想のバックホールリンクを有するときに)キャリアアグリゲーション構成または二重接続構成と関連付けられ得る。eCCはまた、(たとえば、2つ以上の事業者がスペクトルを使用することを許可された場合)無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいて使用するために構成され得る。広いキャリア帯域幅によって特徴付けられるeCCは、キャリア帯域幅全体を監視することが可能でないか、またはさもなければ(たとえば、電力を節約するために)制限されたキャリア帯域幅を使用するように構成されたUE115によって利用され得る、1つまたは複数のセグメントを含み得る。
【0079】
[0087]いくつかのケースでは、eCCは、他のCCとは異なるシンボル持続時間を利用することができ、これは、他のCCのシンボル持続時間と比較して削減されたシンボル持続時間の使用を含み得る。より短いシンボル持続時間は、隣接するサブキャリア間の増大された間隔と関連付けられ得る。eCCを利用するUE115または基地局105などのデバイスは、削減されたシンボル持続時間(たとえば、16.67マイクロ秒)において(たとえば、20、40、60、80MHzなどの周波数チャネルまたはキャリア帯域幅に従って)広帯域信号を送信し得る。eCC内のTTIは、1つまたは複数のシンボル期間から構成され得る。いくつかのケースでは、TTI持続時間(すなわち、TTI内のシンボル期間の数)は可変であり得る。
【0080】
[0088]NRシステムなどのワイヤレス通信システムは、とりわけ、認可スペクトル帯域、共有スペクトル帯域、および無認可スペクトル帯域の任意の組合せを利用し得る。eCCのシンボル持続時間およびサブキャリア間隔の柔軟性は、複数のスペクトルにわたってeCCの使用を可能にし得る。いくつかの例では、NR共有スペクトルは、特に、リソースの動的な(たとえば、周波数にわたる)垂直共有および(たとえば、時間にわたる)水平共有を介して、スペクトル利用率とスペクトル効率とを上げ得る。
【0081】
[0089]ワイヤレス通信システム100は、特定のアプリケーション(たとえば、リモート制御、生産設備のワイヤレス自動化、車両トラフィックの効率および安全、モバイルゲームなど)において望ましい場合がある、高信頼性を伴う低遅延サービスを提供し得る。URLLCは、高信頼性を伴う低遅延サービスの一例である。そのようなワイヤレス通信では、基地局105はUE115にURLLCデータを送信することができ、UE115はACK/NACKフィードバックを直ちに送信する必要があり得る。
【0082】
[0090]いくつかのケースでは、UE115は、アップリンク送信用のリソースを要求するSRメッセージを基地局105に送信し得る。UE115のMACは、UE115におけるイベント(たとえば、BSR内の変化、または論理チャネルグループからのアップリンクデータ到達)に応答して、SRをトリガし得る。SRが送信され、基地局105によって受信されると、基地局105は、(たとえば、DCI0フォーマットで)アップリンク認可を送信することができ、UE115は、アップリンク認可に応答してPUSCH内でメッセージを送信し得る。いくつかのケースでは、基地局105は、SRを送信するために、RRCメッセージングを介してSR構成をUE115に通知し得る。構成は、UE115がSRを送信し得る周期的な開始時間を示す開始点を含み得る。さらに、構成は、UE115が基地局105からの応答(たとえば、アップリンク認可)を待つSR応答ウィンドウを含み得る。UE115がウィンドウ内に応答を受信しなかった場合、UE115はSRを再送信し得る。SR、アップリンク認可、およびPUSCH送信の間のタイミングは、送信スキーム(たとえば、FDD、TDDなど)によって異なり得る。いくつかのケースでは、SRを送信するために開始期間の間待つこと、または応答ウィンドウ時間が満了した後にSRの送信を待つことは、SR送信の待ち時間を増大させる可能性がある。
【0083】
[0091]ワイヤレス通信システム100は、SR繰返しスキームを構成し利用するための効率的な技法をサポートし得る。基地局105およびUE115は、高信頼性(たとえば、0.001%未満のブロック誤り率)および(たとえば、2msより短い)低遅延の通信システム(たとえば、URLLC)において通信し得る。そのような通信システムでは、UE115は、SRを送信するための周期的な開始時間を待つのではなく、新しいデータパケットによってBSRがトリガされたときに瞬時SRを送信し得る。さらに、本明細書に記載されたように、基地局105は、基地局105がSRの検出を見逃す機会を減らし、応答ウィンドウの最後まで待ってSRを再送信する必要をなくすためにUE115が利用し得る、UE固有のSR繰返し構成を通知し得る。UE115は、繰返しの数もしくは繰返しの時間期間が満たされるか、または基地局105からアップリンク認可が受信されるまで、SRを繰り返し送信し得る。基地局105は、トラフィック優先度、UEリンクバジェット、待ち時間要件、要件履歴などの、UE115に対するUE固有の条件に基づいて、UE固有のSR繰返し構成を決定し得る。いくつかのケースでは、基地局105は、利用可能なSR構成のテーブルからUE固有のSR繰返し構成を選択し、選択されたUE固有のSR構成に対応するインデックスをUE115に通知し得る。基地局105は、半永続的シグナリング(たとえば、RRCメッセージング)内で、または動的シグナリング(たとえば、PDCCH)内でUE固有のSR構成を送信し得る。
【0084】
[0092]SR繰返し構成は、繰返し設定、電力設定、リソース割振り、およびACK/NACKプロシージャを含む、いくつかのパラメータを含み得る。繰返し設定パラメータは、SR用の繰返しの数、繰返し用の時間期間、繰返し用の開始点、またはそれらの組合せを含み得る。電力設定は、チャネル状態に基づくか、または待ち期間要件に基づくSRの特定の繰返しへの電力ブーストを含み得る。リソース割振りパラメータは、時間周波数領域内のどのリソース上でSR繰返しを送信するかを含み得る。たとえば、リソース割振りには、ホッピングパターン、同じシンボル内で複数のリソースを割り振ること、またはリソースブロック間のリソースのサイクリックシフトが含まれ得る。ACK/NACKプロシージャパラメータは、同じシンボル内でURLLCデータおよびSRに応答してACK/NACKフィードバックを送信する必要があるときにUE115がどのように応答するべきかのインジケーションを含み得る。たとえば、UE115は、SRおよびACK/NACKフィードバックを一緒に多重化し、2つの送信間の優先度に基づいて、SRまたはACK/NACKフィードバックのいずれかを送信し得る。
【0085】
[0093]図2は、本開示の様々な態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレス通信システム200の一例を例示する。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様をインプリメントし得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、URLLCシステムにおいて動作し得る。基地局105-aは、UE115-aへのキャリア205のリソース上で、UE115-aに固有のSR繰返し構成に対応するSR繰返しパラメータ210を示し得る。それに応じて、UE115-aは、キャリア215のリソース上で、SR繰返し構成に対応する1つまたは複数のSR繰返し220を送信し得る。
【0086】
[0094]いくつかのケースでは、基地局105-aは、UE115-aに対する特定の条件に基づいて、UE115-a用のSR繰返し構成を決定し得る。いくつかのケースでは、これらのUE固有の条件には、トラフィック優先度、UEリンクバジェット、持ち時間要件、要件履歴などが含まれ得る。いくつかのケースでは、基地局105-aは、利用可能なSR構成のテーブルからUE固有のSR構成を選択し、選択されたUE固有のSR構成に対応するインデックスをUE115-aに通知し得る。さらに、基地局105-aは、キャリア205上の半永続的シグナリング(たとえば、RRCメッセージング)または動的シグナリング(たとえば、PDCCH)を介して、UE固有のSR構成に対応するSR繰返しパラメータ210を送信し得る。SR繰返し構成は、繰返し設定、電力設定、リソース割振り、およびACK/NACKプロシージャを含む、いくつかのパラメータを含み得る。
【0087】
[0095]繰返し設定パラメータは、SR用の繰返しの数、繰返し用の時間期間、繰返し用の開始点、またはそれらの組合せを含み得る。たとえば、基地局105-aは、信頼性および待ち時間の要件に基づいて、UE115-a用のSR繰返しの特定の数を選択し得る。いくつかのケースでは、UE115-aが基地局105-aから遠く(すなわち、セルエッジUE)、結果として低いリンクバジェットを有する場合、UE115-a用に繰返しの多い数(たとえば、4)が選択され得る。あるいは、UE115-aが基地局105-aに近い(すなわち、セルセンタUE)、結果として高いリンクバジェットを有する場合、繰返しの少ない数(たとえば、0または1)が選択され得る。概して、素早い時間(すなわち、低い待ち時間)で基地局がSRを正確に受信する高信頼性のために、予想される損失がより低く、リンクバジェットがより良いと、選択された繰返しの少ない数がもたらされ得る。しかしながら、基地局105-aは、上記で指定された他のUE固有の条件に基づいて、より多いかまたは少ない繰返しを選択し得る。
【0088】
[0096]追加または代替として、基地局105-aは、待ち時間要件に基づいて繰返し用の時間期間を選択し得る。たとえば、基地局105-aは、待ち時間要件が低いUE115用に短い繰返し期間(たとえば、1つまたは2つのOFDMシンボルなど)を選択し得る。さらに、基地局105-aは、待ち時間要件に基づいて繰返し用の開始点を選択し得る(すなわち、待ち時間要件が低いUE115の場合より頻繁な開始点が選択されてよい)。たとえば、SR開始送信ポイントは、4回以下の繰返しの場合、n、n+4、n+8などであり得、1回以下の繰返しの場合、n、n+1、n+2などであり得、ここで、nはシンボルインデックスを指す。基地局105-aは、SR繰返しの選択された数および期間に基づいて一緒に開始点を選択し得る。さらに、繰返しはスロット/サブフレームの境界を横断してもよい。
【0089】
[0097]UE115-a向けのSR繰返し用の数、期間、および開始点を選択した結果として、基地局105-aは、信頼性を向上させるために、UE115-aからの送信SRの結合された検出/復号を実行し得る。たとえば、選択されたSR繰返し構成は、1シンボルの周期で、開始点n、n+4、n+8などにおける4回のSR繰返しを含み得る。基地局105-aがシンボルnおよびn+1においてSRを見逃した場合、シンボルn+2において、基地局105-aは、UE115-aからの送信SRを検出するために、シンボルn、n+1、およびn+2用の受信信号を組み合わせることができる。さらに、基地局105-aは、SRが他の目的で情報を搬送した場合、結合された復号を実行し得る。SR用のペイロードサイズが小さいので、繰り返されたSR信号を記憶するために利用されるメモリのサイズは小さくてよい。いくつかのケースでは、SR応答ウィンドウ(すなわち、UE115-aが送信されたSRに対する基地局105-aからの応答を受信するための時間ウィンドウ)は、選択された繰返しパラメータにかかわらず一貫したままであり得る。
【0090】
[0098]電力設定は、チャネル状態に基づくか、または待ち期間要件に基づくSRの特定の繰返しへの電力ブーストを含み得る。たとえば、基地局105-aは、1つまたは複数のシンボルがより良いチャネル状態を有することがあらかじめ知られている場合、特定の繰返し用の高い電力を選択することができ、それにより、信頼性が向上し得る。別の例では、基地局105-aは、待ち時間要件が低いトラフィックが検出されると、SR電力を上昇させ得る。待ち時間要件が低い結果として、SR繰返しの数およびSR応答ウィンドウのサイズは削減され得、SR電力を増大させると、より多いSR繰返しを有する均等な目的が果たされ得る。他の電力上昇またはランピングプロシージャ(たとえば、LTE物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)電力ランピング)とは対照的に、基地局105-aは、失敗した送信の試みの代わりにチャネル状態または待ち時間要件に基づいて、電力を上昇させ得る。いくつかのケースでは、基地局105-aは、PDCCHを介して電力設定を示す電力設定パラメータを通知し得る。たとえば、基地局105-aは、特定の電力設定(たとえば、低い、中間の、または高い電力設定)を用いて、特定のサブフレームまたはシンボル内でSRを送信するようにUE115-aに通知し得る。そのような場合、PDCCHを使用して電力設定を送信することにより、チャネル状態を動的に変更することになってよく、チャネル状態における様々な変化に基づいて、適切な電力ブーストがUE115-aによって利用され得る。
【0091】
[0099]リソース割振りパラメータは、UE115-aに固有のSR繰返しを送信するために、時間周波数領域内のどのリソースが使用され得るかのインジケーションを含み得る。たとえば、SR繰返しに利用されるリソースは、時間周波数リソース内のホッピングパターンに基づき得る。追加または代替として、SR繰返しに利用されるリソースは、同じかまたは異なるシンボル内に割り振られ得る(たとえば、1つシンボル内のSR用の2つの別個のリソース)。追加または代替として、SR繰返しに利用されるリソースは、リソースブロック内のサイクリックシフトに基づき得る。いくつかのケースでは、基地局105-aは、UE115-aを含む特定のUE115ごとにSR繰返し用のリソース割振りを構成し得る。UE固有のリソース割振りは、SR繰返し送信をランダム化し得る。ランダム化は、他のUE115の他のSRまたはアップリンク制御情報(UCI)送信との衝突を削減し得る。さらに、ランダム化は、ホッピングダイバーシティ(たとえば、時間周波数ダイバーシティ)を活用することができ、それにより、信頼性が向上する。
【0092】
[0100]ACK/NACKプロシージャパラメータは、同じシンボル内でURLLCデータおよびSRに応答してACK/NACKフィードバックを送信する必要があるときにUE115がどのように応答するべきかのインジケーションを含み得る。たとえば、ACK/NACKフィードバックとSRの両方が緊急である場合、基地局105-aは、ACK/NACKフィードバックとSRを一緒に多重化するようにUE115-aに通知し得る。あるいは、SRがより重みがあり、より緊急である(たとえば、繰返しが構成されない)場合、基地局105-aは、ACK/NACKフィードバックをドロップし、SRを送信するようにUE115-aに通知し得る。あるいは、ACK/NACKフィードバックがより重みがあり、より緊急である(たとえば、いくつかのSR繰返しが構成される)場合、基地局105-aは、ACK/NACKフィードバック用のシンボルに対応するSR繰返しのうちの1つをドロップするようにUE115-aに通知し得る。
【0093】
[0101]図3A図3B、および図3Cは、それぞれ、本開示の様々な態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートする、SR繰返しリソース割振り構成300、302、および304の例を例示する。いくつかの例では、SR繰返しリソース割振り構成300、302、および304は、ワイヤレス通信システム100および200の態様をインプリメントし得る。SR繰返しリソース割振り構成300、302、および304は、図2を参照して記載されたSR繰返し構成向けの可能なリソース割振りの例を例示し、すべての可能なリソース割振りの網羅的なリストを含むとは限らないことを理解されたい。SR繰返しリソース割振り構成300、302、および304は、いくつかの周波数リソース305とシンボル310とを含み得る。
【0094】
[0102]SR繰返しリソース割振り構成300は、2つのシンボル310-aに対して同じ周波数リソース305-aにわたる2つのSR繰返しを含み得る。本例では、基地局105は、第3のシンボル310-aにおいて始まる2つの繰返しが存在するように、SR繰返しを送信するようにUE115を構成し得る。さらに、いくつかのケースでは、異なるUE115がそのUE115と同じ時間周波数リソースを利用し得る。たとえば、異なるUE115は同じリソースブロックを使用し得るが、各々はサイクリックシフトを利用し得る。
【0095】
[0103]SR繰返しリソース割振り構成302は、異なるシンボル310-bに対して異なる周波数リソース305-bにわたる4つのSR繰返しを含み得る。いくつかのケースでは、リソースは、UE115に固有のホッピングパターンに従ってSR繰返し用に割り振られ得る。上述されたように、UE固有のリソース割振りは、UE115ごとにSR繰返し送信をランダム化し得る。ランダム化は、他のUE115の他のSRまたはUCI送信との衝突を削減し得る。さらに、ランダム化は、ホッピングダイバーシティ(たとえば、時間周波数ダイバーシティ)を活用することができ、それにより、信頼性が向上する。
【0096】
[0104]SR繰返しリソース割振り構成304は、2つのシンボル310-cに対して異なる周波数リソース305-cにわたる4つのSR繰返しを含み得る。基地局105は、同じシンボル310-c内のSR繰返しに複数の周波数リソース305-cを割り振り得る。いくつかのケースでは、本例は、2つのシンボル310-cに対して4つの周波数リソース305-c上で4つのSR繰返しを有する1つのSR繰返し構成を例示し得る。あるいは、本例は、異なる開始期間を有する1つのシンボル310-cの2つの周波数リソース305-c上で各々2つのSR繰返しを有する2つのSR繰返し構成を例示し得る。
【0097】
[0105]図4は、本開示の様々な態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするプロセスフロー400の一例を例示する。いくつかの例では、プロセスフロー400は、ワイヤレス通信システム100および200の態様をインプリメントし得る。
【0098】
[0106]プロセスフロー400の以下の説明では、UE115-bと基地局105-bとの間の動作は、様々な順序で、または様々な時間に実行され得る。いくつかの動作がプロセスフロー400から除外されてもよく、他の動作がプロセスフロー400に追加されてもよい。
【0099】
[0107]405において、基地局105-bは、UE(たとえば、UE115-b)に関連付けられたチャネル状態を識別し得る。410において、基地局105-bは、チャネル状態に基づいてUE115-b用のSR繰返し構成を決定し得る。いくつかのケースでは、SR繰返し構成はUE115-bに固有(たとえば、UE固有)であり得、UE115-b用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に基づいてもよい。
【0100】
[0108]さらに、UE115-b用のSR繰返し構成を決定することは、UE115-bによるSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定することを含み得る。追加または代替として、基地局105-bは、UE115-bがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定し得る。基地局105-bはさらに、UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定することができ、開始シンボル期間はSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づく。いくつかのケースでは、基地局105-bは、UE115-bがSRの繰返しを送信するための電力構成を決定することができ、電力構成はチャネル状態に基づく。電力構成は、SR繰返し数に基づいてSRの繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含み得る。さらに、基地局105-bは、UE115-bがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成し得る。SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、SRの繰返し用の時間周波数リソースのセットを示し得る。
【0101】
[0109]415において、基地局105-bは、SR繰返し構成に基づいてUE115-b用のSR繰返しパラメータを生成し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、UE115-b用のトラフィック優先度、もしくはUEリンクバジェット、もしくはUE115-bの待ち時間要件、もしくはUE115-bの信頼性要件、もしくはUE115-bのSR実行履歴、UE115-bの位置、またはそれらの任意の組合せに基づき得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返し構成のインデックスを含み得る。追加または代替として、SR繰返し構成は、SR繰返し数、SR繰返し周期、開始シンボル期間、電力構成、SRリソース割振り、またはそれらの組合せを表し得る。
【0102】
[0110]420において、基地局105-bは、UE115-bにSR繰返しパラメータを送信し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、RRCメッセージングを介して、またはPDCCHを介して送信され得る。
【0103】
[0111]425において、UE115-bは、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。さらに、UE115-bは、電力構成に基づいて、SRの繰返しを送信するための送信電力を調整し得る。たとえば、UE115-bは、しきい値を満たすチャネル状態を有するために、UE115-bによって知られているシンボル期間内でSRの繰返し用の送信電力を増大させ得る。いくつかのケースでは、UE115-bは、SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信し得る。追加または代替として、UE115-bは、基地局105-bからリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信し得る。いくつかのケースでは、UE115-bは、複数のスロットまたはサブフレーム内でSRの繰返しを送信し得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しは、URLLCの一部として送信され得る。基地局105-bは、SR繰返し構成に従って、SR応答ウィンドウの間にSRの繰返しを受信し得る。
【0104】
[0112]430において、UE115-bは、フィードバックメッセージ(たとえば、ACK/NACKフィードバック)の送信とSRの繰返しとの間の衝突を識別し得る。さらに、UE115-bは、フィードバックメッセージの優先度とSRの繰返しの優先度とを決定し得る。435において、UE115-bは、フィードバックメッセージの優先度およびSRの繰返しの優先度に基づいて、フィードバックメッセージ、もしくはSRの繰返し、または両方を送信し得る。
【0105】
[0113]440において、基地局105-bは、受信されたSRの繰返しの組合せに基づいて、SRを復号し得る。445において、基地局105-bは、受信されたSRの繰返しに基づいて、UE115-bにアップリンク認可を送信し得る。いくつかのケースでは、基地局105-bは、受信されたSRの繰返しの組合せの復号の成功に基づいて、アップリンク認可を送信し得る。
【0106】
[0114]図5は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレスデバイス505のブロック図500を示す。ワイヤレスデバイス505は、本明細書に記載されたUE115の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス505は、受信機510と、UE SR繰返しマネージャ515と、送信機520とを含み得る。ワイヤレスデバイス505は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
【0107】
[0115]受信機510は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびUE固有のスケジューリング要求の繰返しに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機510は、図8を参照して記載されるトランシーバ835の態様の一例であり得る。受信機510は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0108】
[0116]UE SR繰返しマネージャ515は、図8を参照して記載されるUE SR繰返しマネージャ815の態様の一例であり得る。UE SR繰返しマネージャ515および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアでインプリメントされる場合、UE SR繰返しマネージャ515および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本開示に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
【0109】
[0117]UE SR繰返しマネージャ515および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、1つまたは複数の物理デバイスにより機能の部分が様々な物理位置においてインプリメントされるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。いくつかの例では、UE SR繰返しマネージャ515および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による、別個であって明確に区別される構成要素であり得る。他の例では、UE SR繰返しマネージャ515および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はしないが、本開示の様々な態様による、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示に記載された1つもしくは複数の他の構成要素、またはそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わされ得る。
【0110】
[0118]UE SR繰返しマネージャ515は、UE用のSR繰返しパラメータを含むメッセージを基地局から受信し、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。
【0111】
[0119]送信機520は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機520は、トランシーバモジュール内で受信機510とコロケートされ得る。たとえば、送信機520は、図8を参照して記載されるトランシーバ835の態様の一例であり得る。送信機520は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0112】
[0120]図6は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレスデバイス605のブロック図600を示す。ワイヤレスデバイス605は、図5を参照して記載されたワイヤレスデバイス505またはUE115の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス605は、受信機610と、UE SR繰返しマネージャ615と、送信機620とを含み得る。ワイヤレスデバイス605は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
【0113】
[0121]受信機610は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびUE固有のスケジューリング要求の繰返しに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機610は、図8を参照して記載されるトランシーバ835の態様の一例であり得る。受信機610は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0114】
[0122]UE SR繰返しマネージャ615は、図8を参照して記載されるUE SR繰返しマネージャ815の態様の一例であり得る。UE SR繰返しマネージャ615はまた、SR繰返しパラメータ構成要素625と、SR送信構成要素630とを含み得る。
【0115】
[0123]SR繰返しパラメータ構成要素625は、受信機610を介して基地局から、UE用のSR繰返しパラメータを含むメッセージを受信し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返し構成を表し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を表し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返し周期を表し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SRの繰返しの送信を開始する開始シンボル期間を表し得、開始シンボル期間はSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づき、SRの繰返しは開始シンボル期間を使用して送信される。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に基づき得る。いくつかのケースでは、UE用のSR繰返しパラメータを含むメッセージは、RRCメッセージを介して、またはPDCCHを介して送信され得る。
【0116】
[0124]SR送信構成要素630は、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信することは、SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含み得る。追加または代替として、SRの繰返しを送信することは、基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含み得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信することは、複数のスロットまたはサブフレーム内でSRの繰返しを送信することを含み得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しは、URLLCの一部として送信され得る。
【0117】
[0125]送信機620は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機620は、トランシーバモジュール内で受信機610とコロケートされ得る。たとえば、送信機620は、図8を参照して記載されるトランシーバ835の態様の一例であり得る。送信機620は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0118】
[0126]図7は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするUE SR繰返しマネージャ715のブロック図700を示す。UE SR繰返しマネージャ715は、図5図6、および図8を参照して記載されたUE SR繰返しマネージャ515、UE SR繰返しマネージャ615、またはUE SR繰返しマネージャ815の態様の一例であり得る。UE SR繰返しマネージャ715は、SR繰返しパラメータ構成要素720と、SR送信構成要素725と、SR構成インデックス構成要素730と、SR電力構成構成要素735と、SRリソース割振り構成要素740と、フィードバック衝突構成要素745とを含み得る。これらのモジュールの各々は、直接的または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信し得る。
【0119】
[0127]SR繰返しパラメータ構成要素720は、UE用のSR繰返しパラメータを含むメッセージを基地局から受信し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返し構成を表し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を表し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返し周期を表し得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SRの繰返しの送信を開始する開始シンボル期間を表し得、開始シンボル期間はSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づき、SRの繰返しは開始シンボル期間を使用して送信される。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に基づき得る。いくつかのケースでは、UE用のSR繰返しパラメータを含むメッセージは、RRCメッセージを介して、またはPDCCHを介して送信され得る。
【0120】
[0128]SR送信構成要素725は、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信することは、SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含み得る。追加または代替として、SRの繰返しを送信することは、基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含み得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信することは、複数のスロットまたはサブフレーム内でSRの繰返しを送信することを含み得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しは、URLLCの一部として送信され得る。
【0121】
[0129]SR構成インデックス構成要素730は、SR繰返しパラメータに少なくとも部分的に基づいて、UE用のSR繰返し構成のインデックスを示し得る。SR電力構成構成要素735は、電力構成に基づいて、SRの繰返しを送信するための送信電力を調整し得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信するための送信電力を調整することは、しきい値を満たすチャネル状態を有するために、UEによって知られているシンボル期間内でSRの繰返し用の送信電力を増大させることを含み得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、SR繰返し数に基づいてSRの繰返しを送信するための送信電力を表し得る。
【0122】
[0130]SRリソース割振り構成要素740はSRリソース割振りを示すことができ、SRの繰返しは、SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信される。いくつかのケースでは、SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、SRの繰返しを送信することを表し得る。
【0123】
[0131]フィードバック衝突構成要素745は、フィードバックメッセージの送信とSRの繰返しとの間の衝突を識別し、フィードバックメッセージの優先度とSRの繰返しの優先度とを決定し、フィードバックメッセージの優先度およびSRの繰返しの優先度に基づいて、フィードバックメッセージ、もしくはSRの繰返し、または両方を送信し得る。
【0124】
[0132]図8は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイス805を含むシステム800の図を示す。デバイス805は、たとえば、図5および図6を参照して上述されたワイヤレスデバイス505、ワイヤレスデバイス605、またはUE115の一例であるか、またはその構成要素を含み得る。デバイス805は、UE SR繰返しマネージャ815と、プロセッサ820と、メモリ825と、ソフトウェア830と、トランシーバ835と、アンテナ840と、I/Oコントローラ845とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス810)を介して電子通信していてよい。デバイス805は、1つまたは複数の基地局105とワイヤレスに通信し得る。
【0125】
[0133]プロセッサ820は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかのケースでは、プロセッサ820は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ820に組み込まれ得る。プロセッサ820は、様々な機能(たとえば、UE固有のスケジューリング要求の繰返しをサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
【0126】
[0134]メモリ825は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ825は、実行されると、本明細書に記載された様々な機能をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア830を記憶し得る。いくつかのケースでは、メモリ825は、とりわけ、周辺の構成要素またはデバイスとのインタラクションなどの、基本的なハードウェアまたはソフトウェアの動作を制御し得る、基本入出力システム(BIOS)を含み得る。
【0127】
[0135]ソフトウェア830は、UE固有のスケジューリング要求の繰返しをサポートするコードを含む、本開示の態様をインプリメントするコードを含み得る。ソフトウェア830は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかのケースでは、ソフトウェア830は、プロセッサによって直接実行可能でない場合があるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)本明細書に記載された機能をコンピュータに実行させ得る。
【0128】
[0136]トランシーバ835は、上述されたように、1つまたは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ835は、ワイヤレストランシーバを表すことができ、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ835はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信用アンテナに与えるために、およびアンテナから受信されたパケットを復調するために、モデムを含み得る。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ840を含み得る。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る、2つ以上のアンテナ840を有し得る。
【0129】
[0137]I/Oコントローラ845は、デバイス805のための入出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ845はまた、デバイス805に組み込まれていない周辺装置を管理し得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ845は、外部周辺装置への物理的な接続またはポートを表すし得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ845は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の既知のオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを利用し得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ845は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれとインタラクトし得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ845は、プロセッサの一部としてインプリメントされ得る。いくつかのケースでは、ユーザは、I/Oコントローラ845を介して、またはI/Oコントローラ845によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス805とインタラクトし得る。
【0130】
[0138]図9は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレスデバイス905のブロック図900を示す。ワイヤレスデバイス905は、本明細書に記載された基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス905は、受信機910と、基地局SR繰返しマネージャ915と、送信機920とを含み得る。ワイヤレスデバイス905は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
【0131】
[0139]受信機910は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびUE固有のスケジューリング要求の繰返しに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機910は、図12を参照して記載されるトランシーバ1235の態様の一例であり得る。受信機910は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0132】
[0140]基地局SR繰返しマネージャ915は、図12を参照して記載される基地局SR繰返しマネージャ1215の態様の一例であり得る。基地局SR繰返しマネージャ915および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアでインプリメントされる場合、基地局SR繰返しマネージャ915および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本開示に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
【0133】
[0141]基地局SR繰返しマネージャ915および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、1つまたは複数の物理デバイスにより機能の部分が様々な物理位置においてインプリメントされるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。いくつかの例では、基地局SR繰返しマネージャ915および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による、別個であって明確に区別される構成要素であり得る。他の例では、基地局SR繰返しマネージャ915および/またはその様々なサブ構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はしないが、本開示の様々な態様による、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示に記載された1つもしくは複数の他の構成要素、またはそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わされ得る。
【0134】
[0142]基地局SR繰返しマネージャ915は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別し、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定し、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成し、SR繰返しパラメータをUEに送信し得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に基づき得る。
【0135】
[0143]送信機920は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機920は、トランシーバモジュール内で受信機910とコロケートされ得る。たとえば、送信機920は、図12を参照して記載されるトランシーバ1235の態様の一例であり得る。送信機920は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0136】
[0144]図10は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするワイヤレスデバイス1005のブロック図1000を示す。ワイヤレスデバイス1005は、図9を参照して記載されたワイヤレスデバイス905または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス1005は、受信機1010と、基地局SR繰返しマネージャ1015と、送信機1020とを含み得る。ワイヤレスデバイス1005は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
【0137】
[0145]受信機1010は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびUE固有のスケジューリング要求の繰返しに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機1010は、図12を参照して記載されるトランシーバ1235の態様の一例であり得る。受信機1010は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0138】
[0146]基地局SR繰返しマネージャ1015は、図12を参照して記載される基地局SR繰返しマネージャ1215の態様の一例であり得る。基地局SR繰返しマネージャ1015はまた、チャネル状態構成要素1025と、SR繰返し構成構成要素1030と、繰返しパラメータ構成要素1035とを含み得る。
【0139】
[0147]チャネル状態構成要素1025は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別し得る。SR繰返し構成構成要素1030は、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定し得る。いくつかのケースでは、SR繰返し構成はUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に基づき得る。
【0140】
[0148]繰返しパラメータ構成要素1035は、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成し、SR繰返しパラメータをUEに送信することと、UEによるSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定することであって、SR繰返しパラメータがSR繰返し数を示す、決定することと、UEがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定することであって、SR繰返しパラメータがSR繰返し周期を表す、決定することと、UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定することであって、開始シンボル期間がSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づき、SR繰返しパラメータが開始シンボル期間を表す、決定することとを行い得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、UE用のトラフィック優先度、もしくはUEリンクバジェット、もしくはUEの待ち時間要件、もしくはUEの信頼性要件、もしくはUEのSR実行履歴、UEの位置、またはそれらの組合せに基づく。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、RRCメッセージングを介して、またはPDCCHを介して送信される。
【0141】
[0149]送信機1020は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機1020は、トランシーバモジュール内で受信機1010とコロケートされ得る。たとえば、送信機1020は、図12を参照して記載されるトランシーバ1235の態様の一例であり得る。送信機1020は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
【0142】
[0150]図11は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートする基地局SR繰返しマネージャ1115のブロック図1100を示す。基地局SR繰返しマネージャ1115は、図9図10、および図12を参照して記載される基地局SR繰返しマネージャ1215の態様の一例であり得る。基地局SR繰返しマネージャ1115は、チャネル状態構成要素1120と、SR繰返し構成構成要素1125と、繰返しパラメータ構成要素1130と、構成インデックス構成要素1135と、電力構成構成要素1140と、リソース割振り構成構成要素1145と、SR受信構成要素1150と、SR復号構成要素1155とを含み得る。これらのモジュールの各々は、直接的または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信し得る。
【0143】
[0151]チャネル状態構成要素1120は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別し得る。SR繰返し構成構成要素1125は、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定し得る。いくつかのケースでは、SR繰返し構成はUE固有であり、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に基づく。
【0144】
[0152]繰返しパラメータ構成要素1130は、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成し、SR繰返しパラメータをUEに送信し得る。いくつかのケースでは、繰返しパラメータ構成要素1130は、UEによるSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定することができ、SR繰返しパラメータはSR繰返し数を表す。追加または代替として、繰返しパラメータ構成要素1130は、UEがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定することができ、SR繰返しパラメータはSR繰返し周期を表す。さらに、繰返しパラメータ構成要素1130は、UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定することができ、開始シンボル期間はSR繰返し数およびSR繰返し周期に基づき、SR繰返しパラメータは開始シンボル期間を表す。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、UE用のトラフィック優先度、もしくはUEリンクバジェット、もしくはUEの待ち時間要件、もしくはUEの信頼性要件、もしくはUEのSR実行履歴、UEの位置、またはそれらの組合せに基づき得る。いくつかのケースでは、SR繰返しパラメータは、RRCメッセージングを介して、またはPDCCHを介して送信され得る。
【0145】
[0153]構成インデックス構成要素1135は、SR繰返し構成のインデックスを示し得る。電力構成構成要素1140は、UEがSRの繰返しを送信するための電力構成を決定することができ、電力構成はチャネル状態に基づき、SR繰返しパラメータは電力構成を表す。いくつかのケースでは、電力構成は、SR繰返し数に基づいてSRの繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含み得る。
【0146】
[0154]リソース割振り構成構成要素1145は、UEがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成することができ、SR繰返しパラメータはSRリソース割振りを表す。いくつかのケースでは、SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、SRの繰返し用の時間周波数リソースのセットを示し得る。
【0147】
[0155]SR受信構成要素1150は、SR繰返し構成に従って、SR応答ウィンドウの間にSRの繰返しをUEから受信し得る。SR復号構成要素1155は、受信されたSRの繰返しの組合せに基づいて、SRを復号し得る。
【0148】
[0156]図12は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)をサポートするデバイス1205を含むシステム1200の図を示す。デバイス1205は、たとえば、図1を参照して上述された基地局105の一例であるか、またはその構成要素を含み得る。デバイス1205は、基地局SR繰返しマネージャ1215と、プロセッサ1220と、メモリ1225と、ソフトウェア1230と、トランシーバ1235と、アンテナ1240と、ネットワーク通信マネージャ1245と、局間通信マネージャ1250とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1210)を介して電子通信していてよい。デバイス1205は、1つまたは複数のUE115とワイヤレスに通信し得る。
【0149】
[0157]プロセッサ1220は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかのケースでは、プロセッサ1220は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1220に組み込まれ得る。プロセッサ1220は、様々な機能(たとえば、UE固有のスケジューリング要求の繰返しをサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
【0150】
[0158]メモリ1225は、RAMとROMとを含み得る。メモリ1225は、実行されると、本明細書に記載された様々な機能をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア1230を記憶し得る。いくつかのケースでは、メモリ1225は、とりわけ、周辺の構成要素またはデバイスとのインタラクションなどの、基本的なハードウェアまたはソフトウェアの動作を制御し得るBIOSを含み得る。
【0151】
[0159]ソフトウェア1230は、UE固有のスケジューリング要求の繰返しをサポートするコードを含む、本開示の態様をインプリメントするコードを含み得る。ソフトウェア1230は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかのケースでは、ソフトウェア1230は、プロセッサによって直接実行可能でない場合があるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)本明細書に記載された機能をコンピュータに実行させ得る。
【0152】
[0160]トランシーバ1235は、上述されたように、1つまたは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1235は、ワイヤレストランシーバを表すことができ、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1235はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信用アンテナに与えるために、およびアンテナから受信されたパケットを復調するために、モデムを含み得る。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ1240を含み得る。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る、2つ以上のアンテナ1240を有し得る。
【0153】
[0161]ネットワーク通信マネージャ1245は、(たとえば、1つまたは複数の有線バックホールリンクを介する)コアネットワークとの通信を管理し得る。たとえば、ネットワーク通信マネージャ1245は、1つまたは複数のUE115などのクライアントデバイス向けのデータ通信の転送を管理し得る。
【0154】
[0162]局間通信マネージャ1250は、他の基地局105との通信を管理することができ、他の基地局105と連携してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ1250は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためのUE115への送信用のスケジューリングを調整し得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ1250は、基地局105間の通信を提供するために、LTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
【0155】
[0163]図13は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法1300を例示するフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書に記載されたUE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図5図8を参照して記載されたUE SR繰返しマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下に記載される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下に記載される機能の態様を実行し得る。
【0156】
[0164]ブロック1305において、UE115は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信し得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。ブロック1305の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1305の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0157】
[0165]ブロック1310において、UE115は、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。ブロック1310の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1310の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR送信構成要素によって実行され得る。
【0158】
[0166]図14は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法1400を例示するフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書に記載されたUE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図5図8を参照して記載されたUE SR繰返しマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下に記載される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下に記載される機能の態様を実行し得る。
【0159】
[0167]ブロック1405において、UE115は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信し得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。ブロック1405の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1405の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0160】
[0168]ブロック1410において、UE115は、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。ブロック1410の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1410の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR送信構成要素によって実行され得る。
【0161】
[0169]ブロック1415において UE115は、電力構成に基づいて、SRの繰返しを送信するための送信電力を調整し得る。ブロック1415の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1415の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR電力構成構成要素によって実行され得る。
【0162】
[0170]図15は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法1500を例示するフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書に記載されたUE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図5図8を参照して記載されたUE SR繰返しマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下に記載される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下に記載される機能の態様を実行し得る。
【0163】
[0171]ブロック1505において、UE115は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信し得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。ブロック1505の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1505の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0164】
[0172]ブロック1510において、UE115は、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。ブロック1510の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1510の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR送信構成要素によって実行され得る。
【0165】
[0173]いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信することは、SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含む。
【0166】
[0174]図16は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法1600を例示するフローチャートを示す。方法1600の動作は、本明細書に記載されたUE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図5図8を参照して記載されたUE SR繰返しマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下に記載される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下に記載される機能の態様を実行し得る。
【0167】
[0175]ブロック1605において、UE115は、UE用のSR繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信し得る。SR繰返しパラメータはUE固有であり得、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。ブロック1605の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1605の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0168】
[0176]ブロック1610において、UE115は、受信されたSR繰返しパラメータに基づいて、基地局にSRの繰返しを送信し得る。いくつかのケースでは、SRの繰返しを送信することは、基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間にSRを送信することを含む。ブロック1610の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1610の動作の態様は、図5図8を参照して記載されたSR送信構成要素によって実行され得る。
【0169】
[0177]図17は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法1700を例示するフローチャートを示す。方法1700の動作は、本明細書に記載された基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1700の動作は、図9図12を参照して記載された基地局SR繰返しマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下に記載される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下に記載される機能の態様を実行し得る。
【0170】
[0178]ブロック1705において、基地局105は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別し得る。ブロック1705の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1705の動作の態様は、図9図12を参照して記載されたチャネル状態構成要素によって実行され得る。
【0171】
[0179]ブロック1710において、基地局105は、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定し得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。ブロック1710の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1710の動作の態様は、図9図12を参照して記載されたSR繰返し構成構成要素によって実行され得る。
【0172】
[0180]ブロック1715において、基地局105は、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成し得る。ブロック1715の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1715の動作の態様は、図9図12を参照して記載された繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0173】
[0181]ブロック1720において、基地局105は、SR繰返しパラメータをUEに送信し得る。ブロック1720の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1720の動作の態様は、図9図12を参照して記載された繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0174】
[0182]図18は、本開示の態様による、UE固有のSRの繰返し(たとえば、再送信)のための方法1800を例示するフローチャートを示す。方法1800の動作は、本明細書に記載された基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1800の動作は、図9図12を参照して記載された基地局SR繰返しマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下に記載される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下に記載される機能の態様を実行し得る。
【0175】
[0183]ブロック1805において、基地局105は、UEに関連付けられたチャネル状態を識別し得る。ブロック1805の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1805の動作の態様は、図9図12を参照して記載されたチャネル状態構成要素によって実行され得る。
【0176】
[0184]ブロック1810において、基地局105は、チャネル状態に基づいてUE用のSR繰返し構成を決定し得る。SR繰返し構成はUE固有であり得、また、UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づき得る。ブロック1810の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1810の動作の態様は、図9図12を参照して記載されたSR繰返し構成構成要素によって実行され得る。
【0177】
[0185]ブロック1815において、基地局105は、UEがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成することができ、SR繰返しパラメータはSRリソース割振りを表す。ブロック1815の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1815の動作の態様は、図9図12を参照して記載されたリソース割振り構成構成要素によって実行され得る。
【0178】
[0186]ブロック1820において、基地局105は、SR繰返し構成に基づいてUE用のSR繰返しパラメータを生成し得る。ブロック1820の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1820の動作の態様は、図9図12を参照して記載された繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0179】
[0187]ブロック1825において、基地局105は、SR繰返しパラメータをUEに送信し得る。ブロック1825の動作は、本明細書に記載された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1825の動作の態様は、図9図12を参照して記載された繰返しパラメータ構成要素によって実行され得る。
【0180】
[0188]上述された方法は可能なインプリメンテーションを記載すること、ならびに動作およびステップは並べ替えられるかまたはさもなければ修正されてよいこと、ならびに他のインプリメンテーションが可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
【0181】
[0189]本明細書に記載された技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術をインプリメントし得る。CDMA2000は、IS-2000規格と、IS-95規格と、IS-856規格とをカバーする。IS-2000のリリースは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれ得る。IS-856(TIA-856)は、通常、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形形態とを含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術をインプリメントし得る。
【0182】
[0190]OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術をインプリメントし得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE-Aは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、NR、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書に記載された技法は、上述されたシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。LTEシステムまたはNRシステムの態様が例として記載され得、LTEまたはNRの用語が説明のほとんどで使用されてよいが、本明細書に記載された技法は、LTEまたはNRの用途を超えて適用可能である。
【0183】
[0191]マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して低電力の基地局105と関連付けられてよく、スモールセルは、マクロセルと同じかまたは異なる(たとえば、認可、無認可などの)周波数帯域内で動作し得る。スモールセルには、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルが含まれ得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーすることができ、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートすることができ、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを使用する通信をサポートすることもできる。
【0184】
[0192]本明細書に記載された1つまたは複数のワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は類似するフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的にほぼアラインされ得る。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的にアラインされ得ない。本明細書に記載された技法は、同期動作または非同期動作のどちらにも使用され得る。
【0185】
[0193]本明細書に記載された情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0186】
[0194]本明細書の開示に関して記載された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いてインプリメントまたは実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としてインプリメントされ得る。
【0187】
[0195]本明細書に記載された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにインプリメントされる場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例およびインプリメンテーションは、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上述された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用してインプリメントされることができる。機能をインプリメントする特徴はまた、異なる物理位置に機能の部分がインプリメントされるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。
【0188】
[0196]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、汎用もしくは専用のコンピュータまたは汎用もしくは専用のプロセッサによってアクセスされることができる任意の他の非一時的媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0189】
[0197]特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用される、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)内で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的なリストを示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照として解釈されるべきでない。たとえば、「条件Aに基づいて」と記述された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同じように解釈されるべきである。
【0190】
[0198]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルまたは他の次の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
【0191】
[0199]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成を記載しており、インプリメントされ得るか、または特許請求の範囲内にあるすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として働くこと」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。発明を実施するための形態は、記載される技法への理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、記載された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
【0192】
[0200]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に記載された例および設計に限定されず、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
前記UE用のスケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信すること、前記SR繰返しパラメータは、UE固有であり、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記受信されたSR繰返しパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記基地局にSRの繰返しを送信することと
を備える、方法。
[C2]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を表す、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返し周期を表す、
[C1]に記載の方法。
[C4]
前記SR繰返しパラメータは、前記SRの前記繰返しの送信を開始する開始シンボル期間を表し、前記開始シンボル期間は、SR繰返し数およびSR繰返し周期に少なくとも部分的に基づき、前記SRの前記繰返しは、前記開始シンボル期間を使用して送信される、 [C1]に記載の方法。
[C5]
前記SR繰返しパラメータは、前記UE用のSR繰返し構成のインデックスを備える、 [C1]に記載の方法。
[C6]
前記SR繰返しパラメータは、前記SRの前記繰返し用の電力構成を表し、前記方法は、
前記電力構成に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための送信電力を調整することをさらに備える、
[C1]に記載の方法。
[C7]
前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を調整することは、
しきい値を満たすチャネル状態を有するために、前記UEによって知られているシンボル期間内で前記SRの前記繰返し用の前記送信電力を増大させることを備える、
[C6]に記載の方法。
[C8]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返し数に少なくとも部分的に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を表す、
[C6]に記載の方法。
[C9]
前記SR繰返しパラメータは、SRリソース割振りを表し、前記SRの前記繰返しは、前記SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信される、
[C1]に記載の方法。
[C10]
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記SRの前記繰返しを送信することを表す、
[C9]に記載の方法。
[C11]
前記SRの前記繰返しを送信することは、
SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間に前記SRを送信することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C12]
前記SRの前記繰返しを送信することは、
前記基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間に前記SRを送信することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C13]
前記SRの前記繰返しを送信することは、
複数のスロットまたはサブフレーム内で前記SRの前記繰返しを送信することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C14]
フィードバックメッセージの送信と前記SRの前記繰返しとの間の衝突を識別することと、
前記フィードバックメッセージの優先度と前記SRの前記繰返しの優先度とを決定することと、
前記フィードバックメッセージの前記優先度および前記SRの前記繰返しの前記優先度に少なくとも部分的に基づいて、前記フィードバックメッセージ、もしくは前記SRの前記繰返し、または両方を送信することと
をさらに備える、[C1]に記載の方法。
[C15]
前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージを備えるか、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介する、
[C1]に記載の方法。
[C16]
前記SRの前記繰返しは、超高信頼低遅延通信(URLLC)の一部として送信される、
[C1]に記載の方法。
[C17]
基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)に関連付けられたチャネル状態を識別することと、
前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づいて前記UE用のスケジューリング要求(SR)繰返し構成を決定すること、前記SR繰返し構成は、UE固有であり、また、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記SR繰返し構成に少なくとも部分的に基づいて、前記UE用のSR繰返しパラメータを生成することと、
前記SR繰返しパラメータを前記UEに送信することと
を備える、方法。
[C18]
前記UEによるSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定することをさらに備え、前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し数を表す、
[C17]に記載の方法。
[C19]
前記UEがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定することをさらに備え、前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し周期を表す、
[C17]に記載の方法。
[C20]
前記UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定することをさらに備え、前記開始シンボル期間は、SR繰返し数およびSR繰返し周期に少なくとも部分的に基づき、前記SR繰返しパラメータは、前記開始シンボル期間を表す、
[C17]に記載の方法。
[C21]
前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し構成のインデックスを備える、
[C17]に記載の方法。
[C22]
前記UEがSRの繰返しを送信するための電力構成を決定することをさらに備え、前記電力構成は、前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づき、前記SR繰返しパラメータは、前記電力構成を表す、
[C17]に記載の方法。
[C23]
前記電力構成は、SR繰返し数に少なくとも部分的に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含む、
[C22]に記載の方法。
[C24]
前記UEがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成することをさらに備え、前記SR繰返しパラメータは、前記SRリソース割振りを表す、
[C17]に記載の方法。
[C25]
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記SRの前記繰返し用の時間周波数リソースのセットを示す、
[C24]に記載の方法。
[C26]
前記SR繰返し構成に従って、SR応答ウィンドウの間にSRの繰返しを前記UEから受信することと、
前記SRの前記受信された繰返しの組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記SRを復号することと
をさらに備える、[C17]に記載の方法。
[C27]
前記SR繰返し構成はまた、前記UEの信頼性要件、もしくは前記UEの位置、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、
[C17]に記載の方法。
[C28]
前記SR繰返しパラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージングを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、
[C17]に記載の方法。
[C29]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)用のスケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信するための手段、前記SR繰返しパラメータは、UE固有であり、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記受信されたSR繰返しパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記基地局にSRの繰返しを送信するための手段と
を備える、装置。
[C30]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を表す、
[C29]に記載の装置。
[C31]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返し周期を表す、
[C29]に記載の装置。
[C32]
前記SR繰返しパラメータは、前記SRの前記繰返しの送信を開始する開始シンボル期間を表し、前記開始シンボル期間は、SR繰返し数およびSR繰返し周期に少なくとも部分的に基づき、前記SRの前記繰返しは、前記開始シンボル期間を使用して送信される、 [C29]に記載の装置。
[C33]
前記SR繰返しパラメータは、前記UE用のSR繰返し構成のインデックスを備える、 [C29]に記載の装置。
[C34]
前記SR繰返しパラメータは、前記SRの前記繰返し用の電力構成を表し、
前記電力構成に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための送信電力を調整するための手段をさらに備える、
[C29]に記載の装置。
[C35]
前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を前記調整するための手段は、 しきい値を満たすチャネル状態を有するために、前記UEによって知られているシンボル期間内で前記SRの前記繰返し用の前記送信電力を増大させるための手段を備える、 [C34]に記載の装置。
[C36]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返し数に少なくとも部分的に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を表す、
[C34]に記載の装置。
[C37]
前記SR繰返しパラメータは、SRリソース割振りを表し、前記SRの前記繰返しが、前記SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信される、
[C29]に記載の装置。
[C38]
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記SRの前記繰返しを送信することを表す、
[C37]に記載の装置。
[C39]
前記SRの前記繰返しを前記送信するための手段は、
SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間に前記SRを送信するための手段を備える、
[C29]に記載の装置。
[C40]
前記SRの前記繰返しを前記送信するための手段は、
前記基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間に前記SRを送信するための手段を備える、
[C29]に記載の装置。
[C41]
前記SRの前記繰返しを前記送信するための手段は、
複数のスロットまたはサブフレーム内で前記SRの前記繰返しを送信するための手段を備える、
[C29]に記載の装置。
[C42]
フィードバックメッセージの送信と前記SRの前記繰返しとの間の衝突を識別するための手段と、
前記フィードバックメッセージの優先度と前記SRの前記繰返しの優先度とを決定するための手段と、
前記フィードバックメッセージの前記優先度および前記SRの前記繰返しの前記優先度に少なくとも部分的に基づいて、前記フィードバックメッセージ、もしくは前記SRの前記繰返し、または両方を送信するための手段と
をさらに備える、[C29]に記載の装置。
[C43]
前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージを備えるか、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介する、
[C29]に記載の装置。
[C44]
前記SRの前記繰返しは、超高信頼低遅延通信(URLLC)の一部として送信される、
[C29]に記載の装置。
[C45]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)に関連付けられたチャネル状態を識別するための手段と、
前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づいて前記UE用のスケジューリング要求(SR)繰返し構成を決定するための手段、前記SR繰返し構成は、UE固有であり、また、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記SR繰返し構成に少なくとも部分的に基づいて、前記UE用のSR繰返しパラメータを生成するための手段と、
前記SR繰返しパラメータを前記UEに送信するための手段と
を備える、装置。
[C46]
前記UEによるSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定するための手段をさらに備え、前記SR繰返しパラメータが前記SR繰返し数を表す、
[C45]に記載の装置。
[C47]
前記UEがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定するための手段をさらに備え、前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し周期を表す、
[C45]に記載の装置。
[C48]
前記UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定するための手段をさらに備え、前記開始シンボル期間がSR繰返し数およびSR繰返し周期に少なくとも部分的に基づき、前記SR繰返しパラメータは、前記開始シンボル期間を表す、
[C45]に記載の装置。
[C49]
前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し構成のインデックスを備える、
[C45]に記載の装置。
[C50]
前記UEがSRの繰返しを送信するための電力構成を決定するための手段をさらに備え、前記電力構成は、前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づき、前記SR繰返しパラメータは、前記電力構成を表す、
[C45]に記載の装置。
[C51]
前記電力構成は、SR繰返し数に少なくとも部分的に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含む、
[C50]に記載の装置。
[C52]
前記UEがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成するための手段をさらに備え、前記SR繰返しパラメータは、前記SRリソース割振りを表す、
[C45]に記載の装置。
[C53]
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記SRの前記繰返し用の時間周波数リソースのセットを示す、
[C52]に記載の装置。
[C54]
前記SR繰返し構成に従って、SR応答ウィンドウの間にSRの繰返しを前記UEから受信するための手段と、
前記SRの前記受信された繰返しの組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記SRを復号するための手段と
をさらに備える、[C45]に記載の装置。
[C55]
前記SR繰返し構成はまた、前記UEの信頼性要件、もしくは前記UEの位置、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、
[C45]に記載の装置。
[C56]
前記SR繰返しパラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージングを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、
[C45]に記載の装置。
[C57]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
ユーザ機器(UE)用のスケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信すること、前記SR繰返しパラメータがUE固有であり、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記受信されたSR繰返しパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記基地局にSRの繰返しを送信することと
を行わせるように動作可能である、命令と
を備える、装置。
[C58]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を表す、
[C57]に記載の装置。
[C59]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返し周期を表す、
[C57]に記載の装置。
[C60]
前記SR繰返しパラメータは、前記SRの前記繰返しの送信を開始する開始シンボル期間を表し、前記開始シンボル期間がSR繰返し数およびSR繰返し周期に少なくとも部分的に基づき、前記SRの前記繰返しは、前記開始シンボル期間を使用して送信される、 [C57]に記載の装置。
[C61]
前記SR繰返しパラメータは、前記UE用のSR繰返し構成のインデックスを備える、 [C57]に記載の装置。
[C62]
前記SR繰返しパラメータは、前記SRの前記繰返し用の電力構成を表し、前記命令は、前記プロセッサにより、
前記電力構成に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための送信電力を調整することを行うようにさらに実行可能である、
[C57]に記載の装置。
[C63]
前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を調整するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
しきい値を満たすチャネル状態を有するために、前記UEによって知られているシンボル期間内で前記SRの前記繰返し用の前記送信電力を増大させることを備える、前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を調整することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、
[C62]に記載の装置。
[C64]
前記SR繰返しパラメータは、SR繰返し数に少なくとも部分的に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための前記送信電力を表す、
[C62]に記載の装置。
[C65]
前記SR繰返しパラメータは、SRリソース割振りを表し、前記SRの前記繰返しが、前記SRリソース割振りに従って時間周波数リソースのセット上で送信される、
[C57]に記載の装置。
[C66]
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記SRの前記繰返しを送信することを表す、
[C65]に記載の装置。
[C67]
前記SRの前記繰返しを送信するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
SR繰返しの最大数が満たされるまで、SR応答ウィンドウの間に前記SRを送信することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、
[C57]に記載の装置。
[C68]
前記SRの前記繰返しを送信するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
前記基地局からリソース認可が受信されるまで、SR応答ウィンドウの間に前記SRを送信することを備える、前記SRの前記繰返しを送信することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、[C57]に記載の装置。
[C69]
前記SRの前記繰返しを送信するように前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記プロセッサにより、
複数のスロットまたはサブフレーム内で前記SRの前記繰返しを送信することを備える、前記SRの前記繰返しを送信することを行うように実行可能なさらなる命令を備える、 [C57]に記載の装置。
[C70]
前記命令は、前記プロセッサにより、
フィードバックメッセージの送信と前記SRの前記繰返しとの間の衝突を識別することと、
前記フィードバックメッセージの優先度と前記SRの前記繰返しの優先度とを決定することと、
前記フィードバックメッセージの前記優先度および前記SRの前記繰返しの前記優先度に少なくとも部分的に基づいて、前記フィードバックメッセージ、もしくは前記SRの前記繰返し、または両方を送信することと
を行うようにさらに実行可能である、[C57]に記載の装置。
[C71]
前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージを備えるか、または物理レイヤ制御チャネル(PDCCH)を介する、
[C57]に記載の装置。
[C72]
前記SRの前記繰返しは、超高信頼低遅延通信(URLLC)の一部として送信される、
[C57]に記載の装置。
[C73]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
ユーザ機器(UE)に関連付けられたチャネル状態を識別することと、
前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づいて前記UE用のスケジューリング要求(SR)繰返し構成を決定すること、前記SR繰返し構成は、UE固有であり、また、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記SR繰返し構成に少なくとも部分的に基づいて、前記UE用のSR繰返しパラメータを生成することと、
前記SR繰返しパラメータを前記UEに送信することと
を行わせるように動作可能である、命令と
を備える、装置。
[C74]
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記UEによるSR繰返しの最大数を示すSR繰返し数を決定することを行うようにさらに実行可能であり、前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し数を表す、
[C73]に記載の装置。
[C75]
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記UEがSRの繰返しを送信するためのSR繰返し周期を決定することを行うようにさらに実行可能であり、前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し周期を表す、
[C73]に記載の装置。
[C76]
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記UEがSRの繰返しを送信するための開始シンボル期間を決定することを行うようにさらに実行可能であり、前記開始シンボル期間がSR繰返し数およびSR繰返し周期に少なくとも部分的に基づき、前記SR繰返しパラメータが前記開始シンボル期間を表す、 [C73]に記載の装置。
[C77]
前記SR繰返しパラメータは、前記SR繰返し構成のインデックスを備える、
[C73]に記載の装置。
[C78]
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記UEがSRの繰返しを送信するための電力構成を決定することを行うようによってさらに実行可能であり、前記電力構成は、前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づき、前記SR繰返しパラメータは、前記電力構成を表す、
[C73]に記載の装置。
[C79]
前記電力構成は、SR繰返し数に少なくとも部分的に基づいて、前記SRの前記繰返しを送信するための送信電力のインジケーションを含む、
[C78]に記載の装置。
[C80]
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記UEがSRの繰返しを送信するためのSRリソース割振りを構成することを行うようにさらに実行可能であり、前記SR繰返しパラメータは、前記SRリソース割振りを表す、
[C73]に記載の装置。
[C81]
前記SRリソース割振りは、ホッピングパターン、もしくは同じシンボル期間、もしくは複数のシンボル期間、もしくはシングルリソースブロック内のサイクリックシフト、様々な無線周波数帯域、またはそれらの任意の組合せを使用して、前記SRの前記繰返し用の時間周波数リソースのセットを表す、
[C80]に記載の装置。
[C82]
前記命令は、前記プロセッサにより、
前記SR繰返し構成に従って、SR応答ウィンドウの間にSRの繰返しを前記UEから受信することと、
前記SRの前記受信された繰返しの組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記SRを復号することと
を行うようにさらに実行可能である、[C73]に記載の装置。
[C83]
前記SR繰返し構成はまた、前記UEの信頼性要件、もしくは前記UEの位置、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、
[C73]に記載の装置。
[C84]
前記SR繰返しパラメータは、無線リソース制御(RRC)メッセージングを介して、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、
[C73]に記載の装置。
[C85]
ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
ユーザ機器(UE)用のスケジューリング要求(SR)繰返しパラメータを備えるメッセージを基地局から受信すること、前記SR繰返しパラメータは、UE固有であり、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記受信されたSR繰返しパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記基地局にSRの繰返しを送信することと
を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C86]
ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、プロセッサにより、
ユーザ機器(UE)に関連付けられたチャネル状態を識別することと、
前記チャネル状態に少なくとも部分的に基づいて前記UE用のスケジューリング要求(SR)繰返し構成を決定すること、前記SR繰返し構成は、UE固有であり、また、前記UE用のトラフィック優先度、UEリンクバジェット、トラフィック待ち時間要件、またはSR実行履歴のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づく、と、
前記SR繰返し構成に少なくとも部分的に基づいて、前記UE用のSR繰返しパラメータを生成することと、
前記SR繰返しパラメータを前記UEに送信することと
を行うように実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
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