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  • 特許-食品保存システム及び保存方法 図1
  • 特許-食品保存システム及び保存方法 図2
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  • 特許-食品保存システム及び保存方法 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-16
(45)【発行日】2024-12-24
(54)【発明の名称】食品保存システム及び保存方法
(51)【国際特許分類】
   B65B 31/04 20060101AFI20241217BHJP
   A23L 3/3409 20060101ALI20241217BHJP
【FI】
B65B31/04 Z
A23L3/3409
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2024107916
(22)【出願日】2024-07-04
【審査請求日】2024-07-24
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】503136749
【氏名又は名称】株式会社サザコーヒー
(74)【代理人】
【識別番号】100165135
【弁理士】
【氏名又は名称】百武 幸子
(72)【発明者】
【氏名】アミニ ラスール カーン
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 太郎
【審査官】種子島 貴裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-192898(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 31/04
A23L 3/3409
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵容器に外部の空気を入れないための食品保存システムであって、
前記貯蔵容器と、前記貯蔵容器に連結される収容器を備え、
前記貯蔵容器は
品を入れる入口部と、
不活性ガスを導入する手段及び/又は真空雰囲気にする手段と、
前記食品の取り出しに使用される開閉かつ密封可能な開口部と、
前記収容器と密着して連結する出口連結部と、
を備え、
前記収容器は、
前記出口連結部と密着して連結する入口連結部と、
前記収容器の内部を真空雰囲気にする手段と、
を備え、
前記貯蔵容器と前記収容器が連結されることで密閉し、前記収容器は、不活性ガスを導入する手段を備えず、前記貯蔵容器から前記食品の取り出しにのみ使用されることを特徴とする食品保存システム。
【請求項2】
前記貯蔵容器の本体は、略円筒形で、下部が下側に向かって徐々に縮径する漏斗形状であることを特徴とする請求項1に記載の食品保存システム。
【請求項3】
前記食品は、コーヒー豆であることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品保存システム。
【請求項4】
請求項1又は2に食品保存システムを使用した食品保存方法であって、
前記食品を前記貯蔵容器に入れる工程と、
前記貯蔵容器の内部に前記不活性ガスを導入する工程及び/又は真空雰囲気にする工程と、
前記貯蔵容器の前記出口連結部と、前記収容器の前記入口連結部と、を密着して連結する工程と、
前記収容器の内部を真空雰囲気にする工程と、
前記貯蔵容器の前記開口部を開けて、所定の量の前記食品を前記収容器に入れる工程と、
前記貯蔵容器の前記開口部を閉じて密封する工程と、
前記貯蔵容器の前記出口連結部と、前記収容器の前記入口連結部と、を分離する工程と、
前記収容器から前記食品を取り出す工程と、
を含むことを特徴とする食品保存方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、貯蔵タンクで保管される食品の品質を保持するための食品保存システム及び食品保存方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、コーヒー豆等の食品は、大型のパック容器か貯蔵タンクで保管される。食品が入れられた貯蔵タンク等は、不活性ガスが導入されて密閉され、内部の酸素濃度が最小になるように工夫されている。貯蔵タンク等は、食品の鮮度を長期間保つが、日常的に使用するために頻繁に開封される。その際に空気(酸素等)が貯蔵タンク内に入り込み、食品が酸化するため食品の劣化を早めるという課題が生じる。このような課題を解決するために、従来、様々な装置や方法が開発されてきた。
【0003】
例えば、特許文献1には使用時に小出しにして使用する粉粒体類、食品類等を酸化させないで保存するための方法が開示されている。この発明は、保存容器を開閉・密閉自在とし、保存容器を開閉する度に保存容器内を真空雰囲気にして、保存容器内の粉粒体類、食品類等の酸化防止を図っている。
【0004】
また、特許文献2には食料品の真空保存庫の発明が開示されている。この真空保存庫には、開口部に気密性の開閉蓋を有する真空耐圧容器と、真空耐圧容器内部に真空配管及び排気用開閉弁を介して接続された真空ポンプと、真空耐圧容器内部と外部とを接続し又は遮断する真空解放用開閉弁と、真空耐圧容器内に設けられる殺菌装置が備えられている。食料品を保存する際には、真空耐圧容器内に食料品を入れ、開閉蓋を閉じ、真空解放用開閉弁を閉じ、次いで排気用開閉弁を開いて真空ポンプを運転する。真空耐圧容器内を真空にすることで、食料品の腐敗発酵は停止され又は進行が非常に遅くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開平9-262079号公報
【文献】特開昭63-196250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2の食料品の保存容器(真空耐圧容器)は、食品の小出しに伴う開閉毎に、内部を真空雰囲気にして食品を保存する。そのため、何度も容器内を真空雰囲気にする必要があり、費用と手間がかかる。特に大容量の貯蔵容器の場合には、真空雰囲気にする時間がかかるため、より費用と手間がかかる。また、開閉毎に外部の空気が容器内に入り込み、食品に触れるため、食品が酸化して劣化を早めるという恐れがある。そのため、容器の開閉の際にも外部の空気が入り込まず、食品の酸化を防止できる保存システムが必要とされている。
【0007】
本発明は上記課題に鑑み、食品の取り出しに伴う貯蔵容器の開閉の際に、外部の空気が入り込まないように構成される食品の保存システムと保存方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の食品保存システムは、貯蔵容器に外部の空気を入れないための食品保存システムであって、前記貯蔵容器と、前記貯蔵容器に連結される収容器を備え、前記貯蔵容器は、食品を入れる入口部と、不活性ガスを導入する手段及び/又は真空雰囲気にする手段と、前記食品の取り出しに使用される開閉かつ密封可能な開口部と、前記収容器と密着して連結する出口連結部と、を備え、前記収容器は、前記出口連結部と密着して連結する入口連結部と、前記収容器の内部を真空雰囲気にする手段と、を備え、前記貯蔵容器と前記収容器が連結されることで密閉し、前記収容器は、不活性ガスを導入する手段を備えず、前記貯蔵容器から前記食品の取り出しにのみ使用されることを特徴とする。
また、前記貯蔵容器の本体は、略円筒形で、下部が下側に向かって徐々に縮径する漏斗形状にすることができる。
さらに、前記食品をコーヒー豆とすることができる。
本発明の食品保存システムを使用した食品保存方法は、前記食品を前記貯蔵容器に入れる工程と、前記貯蔵容器の内部に前記不活性ガスを導入する工程及び/又は真空雰囲気にする工程と、前記貯蔵容器の前記出口連結部と、前記収容器の前記入口連結部と、を密着して連結する工程と、前記収容器の内部を真空雰囲気にする工程と、前記貯蔵容器の前記開口部を開けて、所定の量の前記食品を前記収容器に入れる工程と、前記貯蔵容器の前記開口部を閉じて密封する工程と、前記貯蔵容器の前記出口連結部と、前記収容器の前記入口連結部と、を分離する工程と、前記収容器から前記食品を取り出す工程と、を含むことを特徴とする。

【発明の効果】
【0009】
本発明の食品の保存システム及び保存方法によると、貯蔵容器から食品を取り出す際に、外部の空気が入り込まないため、長期間、食品の酸化を防ぐことができる。それにより、食品の賞味期限を延長でき、食品の鮮度と香りを長期間、保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係る食品の保存システムの貯蔵容器と、収容器を示す説明図である。
図2図1の貯蔵容器と収容器を連結した説明図である。
図3図1の食品の保存システムの使用態様を示す説明図である。
図4】本発明の一実施形態に係る食品保存方法の流れを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態(以下実施例と略称する)を、図面に基づいて説明する。以下の図面において、共通する部分には同一の符号を付しており、同一符号の部分に対して重複した説明を省略する。本発明の貯蔵容器で保存される食品は、不活性ガスを導入又は真空雰囲気のもとで長期保存される食品であれば、特に限定されず、いかなる食品でもよい。本実施例では食品としてコーヒー豆を使用した例を説明する。
【0012】
〔食品の保存システム1の構成〕
本発明の一実施例に係る食品の保存システム1の構成について、図1,2を参照して説明する。図1は、食品の保存システムの説明図であり、貯蔵容器10と、収容器20を示す説明図である。図2は、貯蔵容器10と収容器20を連結した説明図である。本発明の食品の保存システム1は、食品を貯蔵する貯蔵容器10と、貯蔵容器10と連結される収容器20から構成される。
【0013】
〔貯蔵容器10の構成〕
貯蔵容器10は、食品を保管するための容器で、食品の新鮮さを保つために内部の酸素濃度を最小にでき、密封性や遮光性に優れた容器である。貯蔵容器10の材質は、密封性と遮光性に優れていれば、いかなる材質でもよいが、金属製(ステンレス、アルミニウム等)や合成樹脂(アクリル等)、ガラスなどが使用される。本実施例のように、保管される食品がコーヒー豆の場合、豆の種類や残量が見えるように透明な材質(合成樹脂やガラス等)を用いた貯蔵容器10が使用されることが多い。
【0014】
貯蔵容器10の本体11の寸法や形状は特に限定されず、円筒形や長方形等のものが使用される。図1,2に示すように、本実施例の本体11は略円筒形で、下部が下側に向かって徐々に縮径する漏斗形状である。本体11をこのような形状にすることで、コーヒー豆が重力で下に流れやすくなり、取り出しが容易になる。本実施例では本体11の下部に収容器20が連結される。
【0015】
貯蔵容器10には食品を入れる入口部12が設けられている。本実施例では、保管する食品がコーヒー豆であるため、入口部12は比較的小さく設けられているが、食品の形状や寸法に合うように入口部12の形状、寸法は設計される。また、コーヒー豆を入れやすいように、本実施例では貯蔵容器10の上部に入口部12を設けているが、入口部12の配置は上部に限定されず、例えば側面に扉式で設けてもよい。食品を貯蔵容器10に入れた後、入口部12から外部の空気の侵入を防ぐように密封される。
【0016】
貯蔵容器10の食品を長期保存するために、貯蔵容器10に不活性ガスを導入する手段と、真空雰囲気にする手段と、その両方を使用する手段がある。どの手段を使用するかは、貯蔵容器10に保管する食品の種類や容量等によって決められる。これらの手段を実施するため、貯蔵容器10には不活性ガスを導入する供給配管13、又は真空ポンプと接続される排出配管、もしくはその両方が設けられている。貯蔵容器10に不活性ガスを導入した後、又は真空雰囲気にした後に貯蔵容器10は密封される。貯蔵容器10内を真空雰囲気にする手段は、真空ポンプと接続する手段だけではなく、他の手段(いわゆる自動真空キャニスター等)を使用することもできる。不活性ガスは、特に限定しないが、窒素及びアルゴンなどコーヒー豆と化学的に反応しない気体を使用する。貯蔵容器10に不活性ガスを注入すると、貯蔵容器10内の酸素を減少させて酸化を防ぎ、味や風味の劣化や変色を防ぐ効果があり、特にコーヒー豆、ナッツ類等の長期の保存に有効である。本実施例では貯蔵容器10に不活性ガスを導入する供給配管13のみを設ける。
【0017】
貯蔵容器10の下部に、コーヒー豆の取り出しに使用される開閉可能な開口部14が設けられる。本実施例では貯蔵容器10の漏斗形状の管部分に開口部14が設けられる。開口部14は、開閉可能で食品(コーヒー豆)の流れを制御でき、閉じた後に密封できれば、ダイヤル、レバー、ハンドル、開閉式の蓋など、いかなる構造であってもよい。開口部14は、使用者が操作しやすく、所定量のコーヒー豆を取り出すように制御できれば、手動操作でも電動操作でもよい。
【0018】
貯蔵容器10の開口部14の下部には、収容器20と密着して連結する出口連結部15が設けられている。出口連結部15は、貯蔵容器10のコーヒー豆を収容器20に入れる際に、収容器20の入口連結部22に連結される部分である。出口連結部15は、入口連結部22と密着して連結できれば、いかなる手段を用いてもよい。例えば、出口連結部15にゴムパッキンを備え、入口連結部22にゴムパッキンが嵌る溝を形成し、それらを連結させることができる。入口連結部22の方にゴムパッキンを備え、出口連結部15に溝を形成してもよい。貯蔵容器10と収容器20がゴムパッキンで密閉されることで、空気の侵入を防ぐことができる。
【0019】
〔収容器20の構成〕
収容器20は、コーヒー豆を挽く際に、挽く分だけ取り出すための容器である。コーヒー豆は酸化しやすいため、コーヒー豆を挽く際に、空気が遮断された貯蔵容器10から取り出すことで常に新鮮な状態のコーヒー豆が得られ、美味しいコーヒーを作ることができる。収容器20の材質は、貯蔵容器10と同様に密封性と遮光性に優れていれば、いかなる材質でもよい。
【0020】
収容器20の本体21の寸法や形状は特に限定されず、円筒形や長方形等のものが使用される。収容器20は、コーヒー豆を挽く分だけ取り出すために使用することから、貯蔵容器10と比較して容量の少ない容器が使用される。図1,2に示すように、本実施例では本体21が円筒形の収容器20を使用する。収容器20の入口連結部22は、前述のように貯蔵容器10の出口連結部15と密着して連結する。収容器20の上面は開口しており、入口連結部22と出口連結部15が連結することにより、上面が閉じられる。
【0021】
また、収容器20には内部を真空雰囲気にする手段が設けられている。前述のように真空雰囲気にする手段は、真空ポンプを使用する手段や自動真空キャニスター等を使用する手段があり、どのような手段を用いてもよい。本実施例では、真空ポンプ30を使用する。収容器20には真空ポンプ30と接続される排出配管31の接続部23が設けられている。真空雰囲気にした後に、収容器20は密封される。
【0022】
〔食品保存方法〕
次に食品保存システムを使用した食品保存方法について図3及び図4を参照して説明する。図3は食品の保存システム1の使用態様を示す説明図である。図4は食品保存方法の流れを示す説明図である。
【0023】
[ステップS1]
まず、コーヒー豆40を入口部12から貯蔵容器10に入れる。このとき、できるだけ空気に触れないように気をつけて入れる。図3は、貯蔵容器10にコーヒー豆40を入れた状態を示している。コーヒー豆40を貯蔵容器10に入れた後に、入口部12を密封する。
【0024】
[ステップS2]
その後、貯蔵容器10に不活性ガスを導入、又は貯蔵容器10を真空雰囲気にする。もしくはその両方を実施する。本実施例では、供給配管13を介して不活性ガスを導入する。不活性ガスを導入した後に貯蔵容器10は密封される。貯蔵容器10を真空雰囲気にする場合には、前述のように真空ポンプと接続される排出配管などを用いて実施する。
【0025】
[ステップS3]
次に貯蔵容器10と収容器20を連結する。貯蔵容器10の出口連結部15を、収容器20の入口連結部22に嵌めて、密着させて連結する。図3は、貯蔵容器10と収容器20が連結した状態を示している。
【0026】
[ステップS4]
収容器20を真空雰囲気にする。真空雰囲気にする手段としては、前述のように、真空ポンプを使用する手段や、自動真空キャニスター等を使用する手段があるが、本実施例では、真空ポンプ30を使用する。収容器20の接続部23に、真空ポンプ30の排出配管31を接続して収容器20内の空気を排出する。真空ポンプ30は手動のものと電動のものがあり、どちらを使用してもよいが、本実施例では電動のものを使用する。真空雰囲気にした後に、収容器20を密封する。
【0027】
[ステップS5]
次に貯蔵容器10の開口部14を開けてコーヒー豆40を収容器20に入れる。本実施例では、開口部14のレバーを操作して所定量のコーヒー豆40を収容器20に入れる。このとき、貯蔵容器10の開口部14は、真空雰囲気にした後の収容器20と連結しているため、貯蔵容器10内に外部の空気が入り込まない。
【0028】
[ステップS6]
所定量のコーヒー豆40を収容器20に入れた後、貯蔵容器10の開口部14を閉じて密封する。このようにして、貯蔵容器10内に外部の空気が入り込まないように密封できる。
【0029】
[ステップS7、S8]
貯蔵容器10と収容器20を分離する(S7)。その後、コーヒー豆40を収容器20から取り出して使用する(S8)。以上の方法で、空気が遮断された貯蔵容器10から、常に新鮮な状態のコーヒー豆40を得ることができる。
【0030】
以上説明した様に、本発明の食品保存システムと食品保存方法は、貯蔵容器から食品を取り出す際に、外部の空気が入り込まないように構成されているため、長期間、食品の酸化を防いで保管することができる。それにより、食品の賞味期限を延長でき、食品の鮮度と香りを長期間、保つことができる。
【0031】
なお、上述した実施例の食品保存システムと食品保存方法は一例であり、発明の範囲を限定するものではない。その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、本実施例では食品としてコーヒー豆を説明したが、食品はコーヒー粉でもよいし、他の食品でもよい。
【符号の説明】
【0032】
1…食品保存システム、10…貯蔵容器、11…貯蔵容器の本体、12…入口部、13…供給配管、14…開口部、15…出口連結部、20…収容器、21…収容器の本体、22…入口連結部、23…接続部、30…真空ポンプ、31…排出配管、40…コーヒー豆。

【要約】
【課題】食品の取り出しに伴う貯蔵容器の開閉の際に、外部の空気が入り込まないように構成される食品の保存システムと保存方法を提供する。
【解決手段】貯蔵容器10と、貯蔵容器10と連結される収容器20を備える食品保存システム1であって、貯蔵容器10は、食品を入れる入口部12と、不活性ガスを導入する手段及び/又は真空雰囲気にする手段と、食品の取り出しに使用される開閉可能な開口部14と、収容器20と密着して連結する出口連結部15と、を備え、収容器20は、出口連結部15と密着して連結する入口連結部22と、収容器20の内部を真空雰囲気にする手段と、を備える。
【選択図】図1

図1
図2
図3
図4