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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-16
(45)【発行日】2024-12-24
(54)【発明の名称】表示方法及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20241217BHJP
   H04N 5/66 20060101ALI20241217BHJP
   G09G 5/37 20060101ALI20241217BHJP
   G09G 5/14 20060101ALI20241217BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALN20241217BHJP
【FI】
G06F3/0481
H04N5/66 D
G09G5/37 600
G09G5/14 A
G06F3/0488
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2022537042
(86)(22)【出願日】2020-12-24
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-02-28
(86)【国際出願番号】 CN2020138957
(87)【国際公開番号】W WO2021129727
(87)【国際公開日】2021-07-01
【審査請求日】2022-07-01
(31)【優先権主張番号】201911374453.X
(32)【優先日】2019-12-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108833
【弁理士】
【氏名又は名称】早川 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】100162156
【弁理士】
【氏名又は名称】村雨 圭介
(72)【発明者】
【氏名】冀 盛
【審査官】滝谷 亮一
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-218544(JP,A)
【文献】特開2015-095760(JP,A)
【文献】特開2004-153426(JP,A)
【文献】特開2014-140112(JP,A)
【文献】リンクアップ,ゼロからはじめる iPhone 11 Pro スマートガイド ソフトバンク完全対応版 ,第1版,日本,株式会社技術評論社 ,2019年11月15日,第161ページ
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0481
H04N 5/66
G09G 5/37
G09G 5/14
G06F 3/0488
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器に用いられる表示方法において、
第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、ユーザの第1入力を受け付けるステップと、
前記第1入力に応じ、前記第1種の画像と異なる種類の第2種の画像のうちの第2画像を表示するステップと、
ユーザの第2入力を受け付けるステップと、
前記第2入力に応じ、前記第2種の画像のうち前記第2画像に隣接する画像である第3画像を表示するステップとを含み、
前記第1種の画像と前記第2種の画像はいずれも目標画像集合に属するものであり、
前記第1種の画像は前記目標画像集合における全ての画像であり、前記第2種の画像は前記目標画像集合におけるお気に入りに追加した画像であり、又は、
前記第1種の画像は前記目標画像集合におけるお気に入りに追加した画像であり、前記第2種の画像は前記目標画像集合における全ての画像であり、
前記第2画像は前記目標画像集合における並び順が前記第1画像に最も近い1枚の前記第2種の画像であり、
前記第2画像は前記目標画像集合における前記第1画像の前に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の第1入力属性が同じな場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の前に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の前記第1入力属性が異なる場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の後に並べられた画像であり、
又は、前記第2画像は前記目標画像集合における前記第1画像の後に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の前記第1入力属性が同じな場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の後に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の前記第1入力属性が異なる場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の前に並べられた画像である、表示方法。
【請求項2】
第3画像を表示する前記ステップの後、
前記第2種の画像のうちの第4画像を表示している場合に、ユーザの第3入力を受け付けるステップと、
前記第3入力に応じ、前記目標画像集合における並び順が前記第4画像に最も近い1枚の前記第1種の画像である、前記第1種の画像のうちの第5画像を表示するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第3画像を表示する前記ステップの後、
前記第2種の画像のうちの第6画像を表示している場合に、ユーザの第4入力を受け付けるステップと、
前記第4入力に応じ、前記第1画像又は前記第1画像に隣接する画像である、前記第1種の画像のうちの第7画像を表示するステップとを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
受付モジュールと表示モジュールを備える電子機器において、
前記受付モジュールは、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、ユーザの第1入力を受け付けるように構成され、
前記表示モジュールは、前記受付モジュールの受け付けた前記第1入力に応じ、前記第1種の画像と異なる種類の第2種の画像のうちの第2画像を表示するように構成され、
前記受付モジュールは、更に、ユーザの第2入力を受け付けるように構成され、
前記表示モジュールは、更に、前記受付モジュールの受け付けた前記第2入力に応じ、前記第2種の画像のうち前記第2画像に隣接する画像である第3画像を表示するように構成され、
前記第1種の画像と前記第2種の画像はいずれも目標画像集合に属するものであり、
前記第1種の画像は前記目標画像集合における全ての画像であり、前記第2種の画像は前記目標画像集合におけるお気に入りに追加した画像であり、又は、
前記第1種の画像は前記目標画像集合におけるお気に入りに追加した画像であり、前記第2種の画像は前記目標画像集合における全ての画像であり、
前記第2画像は前記目標画像集合における並び順が前記第1画像に最も近い1枚の前記第2種の画像であり、
前記第2画像は前記目標画像集合における前記第1画像の前に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の第1入力属性が同じな場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の前に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の前記第1入力属性が異なる場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の後に並べられた画像であり、
又は、前記第2画像は前記目標画像集合における前記第1画像の後に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の第1入力属性が同じな場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の後に並べられた画像であり、前記第2入力と前記第1入力の前記第1入力属性が異なる場合に、前記第3画像は前記第2種の画像のうち前記第2画像の前に並べられた画像である、電子機器。
【請求項5】
前記受付モジュールは、更に、前記表示モジュールが第3画像を表示した後、第2種の画像のうちの第4画像を表示している場合に、ユーザの第3入力を受け付けるように構成され、
前記表示モジュールは、更に、前記受付モジュールの受け付けた前記第3入力に応じ、前記目標画像集合における並び順が前記第4画像に最も近い1枚の前記第1種の画像である、前記第1種の画像のうちの第5画像を表示するように構成される、請求項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記受付モジュールは、更に、前記表示モジュールが第3画像を表示した後、前記第2種の画像のうちの第6画像を表示している場合に、ユーザの第4入力を受け付けるように構成され、
前記表示モジュールは、更に、前記受付モジュールの受け付けた前記第4入力に応じ、前記第1画像又は前記第1画像に隣接する画像である、前記第1種の画像のうちの第7画像を表示するように構成される、請求項に記載の電子機器。
【請求項7】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムとを備える電子機器において、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサにより実行されると、請求項1からのいずれか一項に記載の表示方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項8】
コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体において、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1からのいずれか一項に記載の表示方法のステップを実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、2019年12月27日に中国で出願した中国特許出願番号201911374453.Xの優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本願に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本発明の実施例は、通信技術分野に関し、特に、表示方法及び電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0003】
通信技術の発達に伴い、ユーザが電子機器を使用する頻度がますます高くなってきており、例えば、ユーザが電子機器を用いて画像を見ることは一般である。
【0004】
一般的には、電子機器は順に画像を次々と表示し、ユーザは現在表示されている画像の前の画像又は次の画像を並び順で次々と閲覧できる。
【0005】
しかしながら、上記の画像表示方式によれば、画像を見る方式は柔軟性が十分ではないという問題が存在する。例えば、電子機器が縦向き状態で表示している画像は横向き表示効果が望ましい画像である時に、ユーザは横向き表示効果が望ましい画像を見るには、自動回転がオンになっている場合に、横向き状態に切り替えるように電子機器を制御する必要があり、当該横向き画像の次の画像が縦向き画像であれば、電子機器は一般に、ディスプレイの幅に適応させるように縦向き画像の表示サイズを縮小させ且つ回転させることになり、ユーザは縦向き表示効果が望ましい画像を見る必要がある場合に、電子機器を横向き状態から再度縦向き状態に切り替える必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施例は、電子機器の画像表示効果が望しくないという問題を解決するために、表示方法及び電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記技術的問題を解決するために、本発明の実施例は下記のように実現する。
【0008】
第1態様において、本発明の実施例は、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、ユーザの第1入力を受け付けるステップと、第1入力に応じ、第1種の画像と異なる種類の第2種の画像のうちの第2画像を表示するステップと、ユーザの第2入力を受け付けるステップと、第2入力に応じ、第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像である第3画像を表示するステップとを含む表示方法を提供する。
【0009】
第2態様において、本発明の実施例は、更に、受付モジュールと表示モジュールを備える電子機器において、受付モジュールは、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、ユーザの第1入力を受け付けるように構成され、表示モジュールは、受付モジュールの受け付けた第1入力に応じ、第1種の画像と異なる種類の第2種の画像のうちの第2画像を表示するように構成され、受付モジュールは、更に、ユーザの第2入力を受け付けるように構成され、表示モジュールは、更に、受付モジュールの受け付けた第2入力に応じ、第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像である第3画像を表示するように構成される電子機器を提供する。
【0010】
第3態様において、本発明の実施例は、プロセッサと、メモリと、当該メモリに記憶され且つ当該プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムとを備える電子機器において、当該コンピュータプログラムが当該プロセッサにより実行されると、第1態様に記載の表示方法のステップを実現する電子機器を提供する。
【0011】
第4態様において、本発明の実施例は、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体において、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載の表示方法のステップを実現するコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の実施例では、まず、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第1入力を受け付け、電子機器は第1入力に応じ、第2種の画像のうちの第2画像を表示できる。続いて、電子機器はユーザの第2入力を受け付け、電子機器は第2入力に応じ、第3画像を表示できる。第1種の画像と第2種の画像の種類が異なり、且つ第3画像が第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像であり、つまり、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできるので、画像を閲覧する時、第2種の画像を単独的に見る必要がある時、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできる。例えば、ユーザの画像閲覧に際して、ユーザは画像閲覧時に横向き画像しか閲覧したくないが、現在縦向き画像が表示されている場合に、電子機器による横向き画像の連続的表示をトリガでき、ユーザは画像閲覧時に縦向き画像しか閲覧したくないが、現在横向き画像が表示されている場合に、電子機器による縦向き画像の連続的表示をトリガでき、それによって、ユーザは電子機器が横向き状態(自動回転オン)にある時、横向き写真を速やかに閲覧でき、電子機器が縦向き状態にある時に、縦向き写真を速やかに閲覧でき、表示方式が比較的柔軟であり、ユーザの画像閲覧体験を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施例による可能なAndroidオペレーティングシステムのアーキテクチャ模式図である。
図2】本発明の実施例による表示方法のフローチャートである。
図3】本発明の実施例による電子機器の可能な構成模式図である。
図4】本発明の実施例による電子機器のハードウェア模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下において、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本発明の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
【0015】
説明すべきことは、本明細書における「/」は「又は」を意味し、例えば、A/BはA又はBを表してもよく、本明細書における「及び/又は」は関連対象の関連関係を記述するためのものに過ぎず、3つの関係が存在可能であることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在すること、AとBが同時に存在すること、及びBのみが存在することの3つの場合を示してもよい点である。「複数」は2つ又は2つよりも多い場合を指す。
【0016】
本発明の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の技術用語は、対象の特定の順序を記述するものではなく、異なる対象を区別するためのものである。例えば、第1画像、第2画像等は、画像の特定の順序を記述するものではなく、異なる画像を区別するためのものである。
【0017】
本発明の実施例において、「例示的」又は「例えば」等の用語は、例、例証又は説明を示すためのものであることは説明する必要がある。本発明の実施例において、「例示的」又は「例えば」で述べられるあらゆる実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案よりも好ましい又は優位的であると解釈されるべきではない。厳密に言えば、「例示的」又は「例えば」等の用語は具体的な形態で関連概念を示す目的で使用される。
【0018】
本発明の実施例における電子機器は、オペレーティングシステムを有する電子機器であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本発明の実施例では具体的に限定しない。
【0019】
以下において、Androidオペレーティングシステムを例にして、本発明の実施例によって提供される表示方法が適用されるソフトウェア環境を説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施例による可能な一Androidオペレーティングシステムのアーキテクチャ模式図である。図1において、Androidオペレーティングシステムのアーキテクチャは4つの層を含み、それぞれアプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、システム実行ライブラリ層及びカーネル層(具体的に、Linux(登録商標)カーネル層であってもよい)である。
【0021】
アプリケーション層は、Androidオペレーティングシステム内の各アプリケーション(システムアプリケーションと第三者アプリケーションを含む)を含む。
【0022】
アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーションのフレームワークであり、開発者は、アプリケーションフレームワークの開発原則を遵守するうえで、アプリケーションフレームワーク層に基づいて幾つかのアプリケーションを開発することができる。
【0023】
システム実行ライブラリ層は、ライブラリ(システムライブラリとも呼ばれる)とAndroidオペレーティングシステム実行環境を含む。ライブラリは主として、Androidオペレーティングシステムに必要な各種リソースを提供するものである。Androidオペレーティングシステム実行環境は、Androidオペレーティングシステムにソフトウェア環境を提供するためのものである。
【0024】
カーネル層は、Androidオペレーティングシステムのオペレーティングシステム層であり、Androidオペレーティングシステムのソフトウェア階層の最下位層である。カーネル層は、Linux(登録商標)カーネルをもとに、Androidオペレーティングシステムにコアシステムサービスとハードウェア関連のドライバプログラムを提供する。
【0025】
Androidオペレーティングシステムを例にし、本発明の実施例において、開発者は、上述した図1に示すAndroidオペレーティングシステムのシステムアーキテクチャをもとに、本発明の実施例によって提供される表示方法を実現するソフトウェアプログラムを開発することができ、それによって、該表示方法は、図1に示すようなAndroidオペレーティングシステムのもとで実行可能となる。つまり、プロセッサ又は電子機器は、Androidオペレーティングシステムにおいて該ソフトウェアプログラムを実行することで本発明の実施例によって提供される表示方法を実現することができる。
【0026】
以下、図2を参照しながら本発明の実施例の表示方法を説明する。図2は本発明の実施例による表示方法のフローチャートであり、図2に示すように、当該表示方法はS201からS204を含む。
【0027】
S201で、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第1入力を受け付ける。
【0028】
その中で、第1入力は第2種の画像に対応する入力であり、第1入力は電子機器による第2種の画像の表示をトリガすることに用いられる。
【0029】
例示的に、第1入力はスワイプ入力であってもよく、タップ入力であってもよい。例えば、第1入力がスワイプ形式の入力である場合に、第1入力はユーザが1本の指でディスプレイを上から下へスワイプする入力であってもよく、ユーザが1本の指でディスプレイを下から上へスワイプする入力であってもよく、ユーザがディスプレイを2本の指で左から右へスワイプする入力であってもよく、ユーザがディスプレイを右から左へスワイプする入力であってもよい。第1入力がタップ入力である場合に、第1入力はユーザがディスプレイの頂部領域をダブルタップする入力であってもよく、ユーザがディスプレイ底部領域をダブルタップする入力であってもよく、ユーザのディスプレイの左側領域での入力であってもよく、ユーザの右側ディスプレイ領域での入力であってもよい。
【0030】
本発明の実施例では、第1種の画像は横向き画像又は縦向き画像であってよい。又は、第1種の画像はお気に入りに追加した画像、お気に入りに追加していない画像又は全ての画像であってよい。又は、第1種の画像は動的画像、静的画像又はビデオ画像であってよい。本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
【0031】
その中で、本発明の実施例における横向き画像は幅が高さより大きい画像(例えば、画像のアスペクト比が1より大きい)であってよく、縦向き画像は幅が高さより小さい画像(例えば、画像のアスペクト比が1より小さい)であってよい。
【0032】
理解しやすくするために、電子機器が横向き状態にあってカメラの収集した画像は横向き画像と称してよく、電子機器が縦向き状態にあってカメラの収集した画像は縦向き画像と称してよい。
【0033】
第1種の画像が横向き画像又は縦向き画像である場合に、及び第1種の画像がお気に入りに追加した画像又はお気に入りに追加していない画像である場合に、第1画像は具体的には動的画像、静的画像又はビデオ画像であってよいことを説明する必要がある。
【0034】
S202で、電子機器は第1入力に応じ、第2種の画像のうちの第2画像を表示する。
【0035】
その中で、第1種の画像と第2種の画像の種類が異なる。
【0036】
例示的に、第1種と第2種は、横向きと縦向きのようなペアになる異なる種類であってもよく、静的、動的(画像)及びビデオ、並びにお気に入りに追加した、お気に入りに追加していない及び全てのようなクラスタにおける2つの異なる種類であってもよい。
【0037】
第1種の画像が横向き画像である場合に、第2種の画像は縦向き画像であってよい。
【0038】
第1種の画像が縦向き画像の場合に、第2種の画像は横向き画像であってよい。
【0039】
第1種の画像がお気に入りに追加した画像である場合に、第2種の画像はお気に入りに追加していない画像又は全ての画像であってよい。
【0040】
第1種の画像がお気に入りに追加していない画像である場合に、第2種の画像はお気に入りに追加した画像又は全ての画像であってよい。
【0041】
第1種の画像が全ての画像である場合に、第2種の画像はお気に入りに追加していない画像又はお気に入りに追加した画像であってよい。
【0042】
第1種の画像が静的画像である場合に、第2種の画像はビデオ画像又は動的画像であってよい。
【0043】
第1種の画像が動的画像である場合に、第2種の画像はビデオ画像又は静的画像であってよい。
【0044】
第1種の画像がビデオ画像である場合に、第2種の画像は動的画像又は静的画像であってよい。
【0045】
選択可能に、本発明の実施例では、第1種の画像と第2種の画像はいずれも目標画像集合に属するものであってもよい。
【0046】
例示的に、目標画像集合は1つのアルバムであってよく、当該アルバムが、電子機器のギャラリーにおけるアルバムであってもよく、ウェブページにおける1つのアルバムであってもよく、又はアプリケーションにおける1つのアルバムであってもよい。目標画像集合はソーシャル状態中の画像であってもよく、例えば、目標画像集合における画像がユーザの投稿情報中の画像を含む。
【0047】
本発明の実施例では、第1画像と第2画像がいずれもギャラリーにおける同一のアルバム中の画像であると仮定し、当該アルバム中の画像の並び順は撮影時系列により並べたものであってもよく、画像の大きさにより並べたものであってもよく、画像名称により並べたものであってもよく、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しないことを説明する必要がある。
【0048】
上記の第2画像は1つのアルバムにおける並び順が第1画像に最も近い1枚の第2種の画像であり、1つのアルバムにおける表示順序が第1画像に最も近い1枚の第2種の画像であってよいことを理解可能である。
【0049】
選択可能に、第2画像は第2種の画像のうち第1画像の前に表示される画像であってもよく、第2種の画像のうち第1画像の後に表示される画像であってもよく、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
【0050】
具体的には、ユーザが電子機器ギャラリーにおける1つのアルバム中の写真を閲覧しており、電子機器が縦向き状態にあると仮定すれば、電子機器で横向きの写真が閲覧されることになると、ユーザは横向き写真の表示効果が望ましくないと考え、縦向きモードで縦向きの画像のみを閲覧したい場合に、電子機器のディスプレイに第1入力を行って、電子機器によるアルバムにおける縦向き画像の表示をトリガすることができる。
【0051】
例示的に、画像aが横向き画像、画像bが横向き画像、画像cが縦向き画像、画像dが縦向き画像、画像eが横向き画像であると仮定する。電子機器は画像aを表示している場合に第1入力を受け付けると、画像c(縦向き画像のうち表示順序が画像aに最も近い画像)を表示できる。電子機器は画像cを表示している場合に第1入力を受け付けると、画像b(画像cの前にある、横向き画像のうち表示順序が画像bに最も近い画像)又は表示画像e(画像cの後にある、横向き画像のうち表示順序が画像bに最も近い画像)を表示できる。
【0052】
S203で、電子機器はユーザの第2入力を受け付ける。
【0053】
その中で、第2入力はユーザが電子機器による次の第2種の画像の表示をトリガする入力である。
【0054】
S204で、電子機器は第2入力に応じ、第3画像を表示する。
【0055】
その中で、第3画像は第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像である。
【0056】
例えば、第3画像は目標画像集合における第2画像に隣接する第2種の画像である。
【0057】
選択可能に、第3画像は第2画像の前の画像であってもよく、第2画像の後の画像であってもよい。
【0058】
第3画像が第2画像の前の画像である場合に、ユーザがn(n≧2)回の第2入力を行うと、電子機器は第3画像の前のn-1枚目の第2種の画像を表示でき、第3画像が第2画像の後の画像である場合に、ユーザがn回の第2入力を行うと、電子機器は第3画像の後のn-1枚目の第2種の画像を表示できることを理解可能である。
【0059】
電子機器がユーザの第2入力に応じ第2画像に隣接する画像を表示するので、上記の第1入力はユーザが電子機器による第2種の画像のみの表示をトリガする入力であることを確定可能であり、即ちユーザは第1種の画像を表示している場合に、第1入力によって、第2種の画像のみを表示するように電子機器を制御できることを理解可能である。
【0060】
例示的に、本発明の実施例の表示方法を理解しやすくするために、電子機器で現在横向き画像を見ている場合に、ユーザは、第1入力によって縦向き画像を表示するように電子機器を制御し、第2入力によって他の縦向き画像を閲覧し続けることができる。電子機器で現在縦向き画像を見ている場合に、ユーザは、第1入力によって横向き画像を表示するように電子機器を制御し、第2入力によって他の横向き画像を閲覧し続けることができる。
【0061】
本発明の実施例による表示方法においては、まず、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第1入力を受け付け、電子機器は第1入力に応じ、第2種の画像のうちの第2画像を表示できる。続いて、電子機器はユーザの第2入力を受け付け、電子機器は第2入力に応じ、第3画像を表示できる。第1種の画像と第2種の画像の種類が異なり、且つ第3画像が第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像であり、つまり、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできるので、画像を閲覧する時、第2種の画像を単独的に見る必要がある時、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできる。例えば、ユーザの画像閲覧に際して、ユーザは画像閲覧時に横向き画像しか閲覧したくないが、現在縦向き画像が表示されている場合に、電子機器による横向き画像の連続的表示をトリガでき、ユーザは画像閲覧時に縦向き画像しか閲覧したくないが、現在横向き画像が表示されている場合に、電子機器による縦向き画像の連続的表示をトリガでき、それによって、ユーザは電子機器が横向き状態(自動回転オン)にある時、横向き写真を速やかに閲覧でき、電子機器が縦向き状態にある時に、縦向き写真を速やかに閲覧でき、表示方式が比較的柔軟であり、ユーザの画像閲覧体験を向上させる。
【0062】
選択可能に、本発明の実施例では、第1種の画像と第2種の画像はいずれも目標画像集合に属するものであり、第2画像は目標画像集合における並び順が第1画像に最も近い1枚の第2種の画像であってよい。
【0063】
当該技術手段によれば、電子機器はユーザの第1入力により、目標画像集合における並び順が第1画像に最も近い1枚の第2種の画像を表示でき、例えば、並び順として撮影時系列により並べた場合に、ユーザは第1画像の撮影時間に最も近い1枚の第2種の画像を便利且つ速やかに見つけることができ、第2種の画像の1枚目の画像から閲覧する必要がなく、ユーザが第1画像に関連する第2種の画像を検索することが便利になり、ユーザが画像を閲覧することがより便利になる。
【0064】
選択可能に、本発明の実施例では、電子機器は第2入力と第1入力の第1入力属性の関係によって、第3画像が第2種の画像のうち第2画像の前の画像かその後の画像かを決定でき、その中で、第1入力属性は入力の種類、入力の方向、入力の位置、入力の回数であってよい。
【0065】
例示的に、第1入力はスワイプ種類の入力であってもよく、タップ種類の入力であってもよい。例えば、第1入力は第1方向へスワイプする入力であってよく、第2入力は第2方向へスワイプする入力であり、第1入力はディスプレイを複数回タップする入力であってよく、第2入力はディスプレイを一回タップする入力であり、第1入力はディスプレイにおける第1位置を複数回タップする入力であってよく、第2入力はディスプレイにおける第2位置を複数回タップする入力であり、第1入力は第1位置をダブルタップする入力であってよく、第2入力は第2位置をダブルタップする入力であってよい。
【0066】
具体的には、第1位置がディスプレイ頂部領域中の位置であってよい場合に、第2位置はディスプレイ頂部領域中の位置であってもよく、ディスプレイ底部領域中の位置であってもよい。第1位置がディスプレイ左側領域中の位置であってよい場合に、第2位置はディスプレイ左側領域中の位置であってもよく、ディスプレイ右側領域中の位置であってもよい。
【0067】
選択可能に、本発明の実施例では、第1入力と第2入力はいずれもディスプレイをスワイプする入力であり、第2入力は第1入力の入力方向と平行する入力であってよい。
【0068】
例示的に、第1入力はユーザが電子機器のディスプレイに沿って上へスワイプする入力であれば、第2入力はユーザが電子機器のディスプレイに沿って上へスワイプする入力であってもよく、ユーザが電子機器のディスプレイに沿って下へスワイプする入力であってもよい。第1入力はユーザが電子機器のディスプレイに沿って左へスワイプする入力であれば、第2入力はユーザが電子機器のディスプレイに沿って左へスワイプする入力であってもよく、ユーザが電子機器のディスプレイに沿って右へスワイプする入力であってもよい。第1入力はユーザが2本の指でディスプレイを左へスワイプする入力であれば、第2入力はユーザが2本の指でディスプレイを左へスワイプする入力であってもよく、ユーザが2本の指でディスプレイを右へスワイプする入力であってもよい。
【0069】
本発明の実施例では、第1入力は電子機器が目標画像集合における並び順が第1画像に最も近い1枚の第2種の画像を表示するのをトリガすることに用いられ、第2画像は第1画像の前に表示される画像であってもよく、第1画像の後に表示される画像であってもよく、ユーザは第1入力の入力方向によって、電子機器の表示する第2画像が第1画像の前の画像か第1画像の後の画像かを制御できることを説明する必要がある。
【0070】
例示的に、ユーザは、ディスプレイを上から下へスワイプする入力によって、電子機器が現在表示されている第1種の画像の前の1番目の第2種の画像を表示することをトリガできる。ユーザは、ディスプレイを下から上へスワイプする入力によって、電子機器が現在表示されている第1種の画像の後の1番目の第2種の画像を表示することをトリガできる。
【0071】
以上、上から下へスワイプする第1入力によって電子機器による第1画像の前の第2画像の表示をトリガすることを例として説明したが、実際の応用でユーザは自分の習慣に応じて上から下へスワイプする第1入力によって電子機器による第1画像の後の第2画像の表示をトリガするように調整してもよく、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しないことを説明する必要がある。
【0072】
本発明の実施例では、第2入力と第1入力の属性が同じかにより第3画像と第2画像の並び関係を決定でき、具体的には下記の2種の実現形態を含むことが可能である。
(第1種の可能な実現形態)
【0073】
第2画像は第1画像の前に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が同じな場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が異なる場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像である。
【0074】
例えば、第1入力属性が入力方向である場合に、第2入力と第1入力の入力方向が同じであれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の入力方向が反対であれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像である。第1入力属性が入力位置である場合に、第2入力と第1入力の入力位置が同じであれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の入力位置が異なれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像である。
【0075】
例1-1:電子機器が画像1-1(横向き画像)を表示している場合に、電子機器が縦向き状態にあり、第1入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であると仮定すると、電子機器の表示する画像2-1(縦向き画像)はギャラリーにおける縦向き画像のうち画像1-1の前に並べられた最も近い1枚の縦向き画像であってよい。画像2-1を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と同じ)、電子機器の表示する画像3-1はギャラリーにおける縦向き画像のうち画像2-1の前に並べられた最も近い1枚の縦向き画像である。画像2-1を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを下から上へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と反対)、電子機器の表示する画像4-1はギャラリーにおける縦向き画像のうち画像2-1の後に並べられた最も近い1枚の縦向き画像である。
【0076】
例1-2:電子機器が画像1-2(縦向き画像)を表示している場合に、電子機器が横向き状態にあり、第1入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であると仮定すると、電子機器の表示する画像2-2(横向き画像)はギャラリーにおける横向き画像のうち画像1-2の前に並べられた最も近い1枚の横向き画像である。画像2-2を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と同じ)、電子機器の表示する画像3-2はギャラリーにおける横向き画像のうち画像2-2の前に並べられた最も近い1枚の横向き画像である。画像2-2を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを下から上へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と反対)、電子機器の表示する画像4-2はギャラリーにおける横向き画像のうち画像2-2の後に並べられた最も近い1枚の横向き画像である。
【0077】
例1-3:電子機器が画像1-3(お気に入りに追加していない画像)を表示している場合に、第1入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば、電子機器の表示する画像2-3(お気に入りに追加した画像)はギャラリーにおけるお気に入りに追加した画像のうち画像1-3の前に並べられた最も近い1枚のお気に入りに追加した画像である。画像2-3を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と同じ)、電子機器の表示する画像3-3はギャラリーにおけるお気に入りに追加した画像のうち画像2-3の前に並べられた最も近い1枚のお気に入りに追加した画像である。画像2-3を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを下から上へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と反対)、電子機器の表示するする画像4-3はギャラリーにおけるお気に入りに追加した画像のうち画像2-3の後に並べられた最も近い1枚のお気に入りに追加した画像である。
【0078】
以上はただ第1入力がスワイプ入力であることを例として説明したが、第1入力がタップ入力である場合の操作方式が類似的であり、ここで詳細な説明を省略することを説明する必要がある。
【0079】
当該技術手段によれば、電子機器はユーザの第1入力により電子機器の表示する第2画像の並び関係をトリガでき、第2入力と第1入力の第1入力属性、例えば入力の方向、入力の位置等に基づいて、ユーザが第2入力によって見る第3画像が、第2画像の前に並べられた画像か、第2画像の後に並べられた画像かを決定でき、表示方式は比較的柔軟である。
(第2種の可能な実現形態)
【0080】
第2画像は第1画像の後に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が同じな場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が異なる場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像である。
【0081】
例えば、第1入力属性が入力方向である場合に、第2入力と第1入力の入力方向が同じであれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の入力方向が反対であれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像である。前記第1入力属性が入力位置である場合に、前記第2入力と第1入力の入力位置が同じであれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の入力位置が異なれば、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像である。
【0082】
例2-1:電子機器が画像1-4(横向き画像)を表示している場合に、電子機器が縦向き状態にあり、第1入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であると仮定すると、電子機器の表示する画像2-4(縦向き画像)はギャラリーにおける縦向き画像のうち画像1-4の後に並べられた最も近い1枚の縦向き画像である。画像2-4を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と同じ)、電子機器の表示する画像3-4はギャラリーにおける縦向き画像のうち画像2-4の後に並べられた最も近い1枚の縦向き画像である。ユーザが画像2-4を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを下から上へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と反対)、電子機器の表示する画像4-4はギャラリーにおける縦向き画像のうち画像2-4の前に並べられた最も近い1枚の縦向き画像である。
【0083】
例2-2:電子機器が画像1-5(縦向き画像)を表示している場合に、電子機器が横向き状態にあり、第1入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であると仮定すると、電子機器の表示する画像2-5(横向き画像)はギャラリーにおける横向き画像のうち画像1-5の後に並べられた最も近い1枚の横向き画像であってよい。ユーザが画像2-5を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と同じ)、電子機器の表示する画像3-5はギャラリーにおける横向き画像のうち画像2-5の後に並べられた最も近い1枚の横向き画像である。ユーザが画像2-5を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを下から上へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と反対)、電子機器の表示する画像4-5はギャラリーにおける横向き画像のうち画像2-5の前に並べられた最も近い1枚の横向き画像である。
【0084】
例2-3:電子機器が画像1-6(お気に入りに追加していない画像)を表示している場合に、第1入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であってよく、電子機器の表示する画像2-6(お気に入りに追加した画像)は画像1-6の後の最も近い1枚のお気に入りに追加した画像である。ユーザが画像2-6を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを上から下へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と同じ)、電子機器の表示する画像3-6はギャラリーにおけるお気に入りに追加した画像のうち画像2-6の後に並べられた最も近い1枚のお気に入りに追加した画像である。画像2-6を表示している場合に、且つ第2入力がディスプレイを下から上へスワイプする入力であれば(即ち、第2入力の方向が第1入力の入力方向と反対)、電子機器の表示する画像4-6はギャラリーにおけるお気に入りに追加した画像のうち画像2-6の前に並べられた最も近い1枚のお気に入りに追加した画像である。
【0085】
当該技術手段によれば、電子機器はユーザの第1入力により電子機器の表示する第2画像の並び関係をトリガでき、第2入力と第1入力の入力方向に基づいて、ユーザが第2入力によって見る第3画像が、第2画像の前に並べられた画像か、第2画像の後に並べられた画像かを決定でき、表示方式は比較的柔軟である。
【0086】
選択可能に、本発明の実施例による表示方法は上記S204の後更に下記のS205とS206を含んでもよい。
【0087】
S205で、第2種の画像のうちの第4画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第3入力を受け付ける。
【0088】
その中で、第3入力は第1種の画像に対応する入力である。つまり、第3入力は電子機器による第1種の画像の表示をトリガする入力である。
【0089】
例示的に、第1入力が下から上へスワイプする入力である場合に、第3入力は上から下へスワイプする入力であってよく、第1入力が2本の指でスワイプする入力である場合に、第3入力は1本の指でスワイプする入力であってよい。
【0090】
S206で、電子機器は第3入力に応じ、第1種の画像のうちの第5画像を表示する。
【0091】
その中で、第5画像は目標画像集合における並び順が第4画像に最も近い第1種の画像である。
【0092】
具体的には、第5画像と第4画像の先後関係は第3入力と第1入力の方向に関連するものであってよく、具体的には上記実施例における第3画像と第2画像の関係についての説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。
【0093】
例示的に、第1種の画像がお気に入りに追加していない画像であると仮定すると、ユーザは第1入力によって電子機器によるお気に入りに追加した画像の表示をトリガでき、続いて、ユーザは必要に応じて他のお気に入りに追加した画像を見、例えば、お気に入りに追加した画像1を見た後、当該お気に入りに追加した画像の撮影時間に近い他の画像を見てお気に入りに追加し続ける必要がある場合に、電子機器によるお気に入りに追加していない画像の表示をトリガでき、この時に並び順がお気に入りに追加した画像1に最も近いお気に入りに追加していない画像が表示される。ユーザはお気に入りに追加した画像1の付近の他の画像を閲覧し続けることができる。
【0094】
当該技術手段によれば、ユーザは第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガでき、ユーザは第2種の画像から先に第2種の画像を見つけ、ユーザは目標画像集合における並び順が1つの第2種の画像に隣接する第1種の画像を閲覧する必要がある場合に、第3入力によって、電子機器による、目標画像集合における並び順が第4画像に最も近い第1種の画像の表示をトリガでき、それによってユーザが便利に検索でき、ユーザの画像チェック速度が高くなる。
【0095】
選択可能に、本発明の実施例による表示方法は上記S204の後下記のS207とS208を更に含んでもよい。
【0096】
S207で、前記第2種の画像のうちの第6画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第4入力を受け付ける。
【0097】
その中で、第4入力は第1種の画像に対応する入力であってよく、つまり、第4入力は電子機器による第1種の画像の表示をトリガする入力である。
【0098】
S208で、電子機器は第4入力に応じ、第1種の画像のうちの第7画像を表示する。
【0099】
その中で、第7画像は第1画像又は第1画像に隣接する画像である。
【0100】
例示的に、お気に入りに追加した画像とお気に入りに追加していない画像を例とし、画像a(即ち、第1画像)がお気に入りに追加していない画像であると仮定すると、ユーザは第1入力によって電子機器によるお気に入りに追加した画像の表示をトリガでき、続いて、ユーザは必要に応じて他のお気に入りに追加した画像を見、例えば、画像b(第6画像)を見た後、ユーザはお気に入りに追加していない画像を見る必要がある場合に、電子機器によるお気に入りに追加していない画像の表示をトリガでき、この時にお気に入りに追加していない画像aが表示され、又はお気に入りに追加していない画像aに隣接するお気に入りに追加していない画像が表示される。
【0101】
当該技術手段によれば、ユーザは第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガでき、ユーザは第2種の画像から先に第2種の画像を見つけ、ユーザは第1種の画像を再度閲覧する必要がある場合に、第3入力によって、電子機器による目標画像集合における第1画像又は第1画像に隣接する画像の表示をトリガでき、それによってユーザが便利に検索でき、チェック方式がより柔軟で、ユーザの画像チェック速度が高くなる。
【0102】
選択可能に、本発明の実施例による表示方法は上記S204の後下記のステップを更に含んでもよい。
【0103】
ユーザが電子機器による次の画像の表示をトリガし、現在表示されている画像が第2種の画像のうちの最後の画像である場合に、電子機器は現在表示されている画像が第2種の画像のうちの最後の画像で、継続的に操作しても無効であることをユーザに通知してもよく、又は、電子機器は現在表示されている画像が第2種の画像のうちの最後の画像で、継続的に操作すれば次の種類の画像(例えば、第1種の画像)が表示されることをユーザに通知してもよく、又は、電子機器は現在表示されている画像が第2種の画像のうちの最後の画像で、継続的に操作すれば第2種の画像のうちの1番目の画像が表示される(即ち、循環して表示される)ことをユーザに通知してもよい。
【0104】
ユーザが電子機器による前の画像の表示をトリガし、現在表示されている画像が第2種の画像のうちの1枚目の画像である場合に、電子機器は現在表示されている画像が第2種の画像のうちの1番目の画像で、継続的に操作しても無効であることをユーザに通知してもよく、又は、電子機器は現在表示されている画像が第2種の画像のうちの1番目の画像で、継続的に操作すれば前の種類の画像(例えば、第1種の画像)が表示されることをユーザに通知してもよく、又は、電子機器は現在表示されている画像が第2種の画像のうちの1番目の画像で、継続的に操作すれば第2種の画像のうちの最後の画像が表示される(即ち、循環して表示される)ことをユーザに通知してもよい。
【0105】
上記はただ例示的説明であり、ユーザは実際の応用で必要に応じて、1種の画像のうちの第1画像又は第2画像を閲覧した後の操作を設置可能であり、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しないことを説明する必要がある。
【0106】
当該技術手段によれば、ユーザは画像閲覧過程で異なる表示方式を採用可能になり、表示がより柔軟になり、ユーザ体験が望ましくなる。
【0107】
図3は本発明の実施例による電子機器の可能な構成模式図であり、図3に示すように、電子機器300は受付モジュール301と表示モジュール302を備え、受付モジュール301は、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、ユーザの第1入力を受け付けるように構成され、表示モジュール302は、受付モジュール301の受け付けた第1入力に応じ、第1種の画像と異なる種類の第2種の画像のうちの第2画像を表示するように構成され、受付モジュール301は、更に、ユーザの第2入力を受け付けるように構成され、表示モジュール302は、更に、受付モジュール301の受け付けた第2入力に応じ、第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像である第3画像を表示するように構成される。
【0108】
選択可能に、第1種の画像と第2種の画像はいずれも目標画像集合に属するものであり、第2画像は目標画像集合における並び順が第1画像に最も近い1枚の第2種の画像である。
【0109】
選択可能に、第2入力は第1入力の入力方向と平行する入力である。
【0110】
選択可能に、第2画像は目標画像集合における第1画像の前に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が同じな場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が異なる場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像であり、又は、第2画像は目標画像集合における第1画像の後に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が同じな場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の後に並べられた画像であり、第2入力と第1入力の第1入力属性が異なる場合に、第3画像は第2種の画像のうち第2画像の前に並べられた画像である。
【0111】
選択可能に、受付モジュール301は、更に、表示モジュール302が第3画像を表示した後、第2種の画像のうちの第4画像を表示している場合に、ユーザの第3入力を受け付けるように構成され、表示モジュール302は、更に、受付モジュール301の受け付けた第3入力に応じ、目標画像集合における並び順が第4画像に最も近い1枚の第1種の画像である、第1種の画像のうちの第5画像を表示するように構成される。
【0112】
選択可能に、受付モジュール301は、更に、表示モジュール302が第3画像を表示した後、第2種の画像のうちの第6画像を表示している場合に、ユーザの第4入力を受け付けるように構成され、表示モジュール302は、更に、第1画像又は第1画像に隣接する画像である、第1種の画像のうちの第7画像を表示するように構成される。
【0113】
選択可能に、第1種の画像は目標画像集合における全ての画像であり、第2種の画像は目標画像集合におけるお気に入りに追加した画像であり、又は、第1種の画像は目標画像集合におけるお気に入りに追加した画像であり、第2種の画は目標画像集合における全ての画像である。
【0114】
本発明の実施例による電子機器300は上記方法実施例における電子機器が実現する各工程を実現でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。
【0115】
本発明の実施例は電子機器を提供し、まず、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第1入力を受け付け、電子機器は第1入力に応じ、第2種の画像のうちの第2画像を表示できる。続いて、電子機器はユーザの第2入力を受け付け、電子機器は第2入力に応じ、第3画像を表示できる。第1種の画像と第2種の画像の種類が異なり、且つ第3画像が第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像であり、つまり、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできるので、画像を閲覧する時、第2種の画像を単独的に見る必要がある時、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできる。例えば、ユーザの画像閲覧に際して、ユーザは画像閲覧時に横向き画像しか閲覧したくないが、現在縦向き画像が表示されている場合に、電子機器による横向き画像の連続的表示をトリガでき、ユーザは画像閲覧時に縦向き画像しか閲覧したくないが、現在横向き画像が表示されている場合に、電子機器による縦向き画像の連続的表示をトリガでき、それによって、ユーザは電子機器が横向き状態(自動回転オン)にある時、横向き写真を速やかに閲覧でき、電子機器が縦向き状態にある時に、縦向き写真を速やかに閲覧でき、表示方式が比較的柔軟であり、ユーザの画像閲覧体験を向上させる。
【0116】
図4は本発明の実施例による電子機器のハードウェア模式図であり、当該電子機器100は高周波ユニット101、ネットワークモジュール102、オーディオ出力ユニット103、入力ユニット104、センサ105、表示ユニット106、ユーザ入力ユニット107、インタフェースユニット106、メモリ109、プロセッサ110、及び電源111等の部材を含むが、それらに限定されない。当業者であれば、図4に示す電子機器の構造は電子機器を限定するものではなく、電子機器は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよいことが理解可能である。本発明の実施例において、電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、及び歩数計等を含むが、それらに限定されない。
【0117】
その中で、ユーザ入力ユニット107は、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、ユーザの第1入力を受け付けるように構成され、表示ユニット106は、第1入力に応じ、第1種の画像と異なる種類の第2種の画像のうちの第2画像を表示するように構成され、ユーザ入力ユニット107は、ユーザの第2入力を受け付けるように構成され、表示ユニット106は、第2入力に応じ、目標画像集合における第2画像に隣接する第2種の画像である第3画像を表示するように構成される。
【0118】
本発明の実施例による電子機器においては、まず、第1種の画像のうちの第1画像を表示している場合に、電子機器はユーザの第1入力を受け付け、電子機器は第1入力に応じ、第2種の画像のうちの第2画像を表示できる。続いて、電子機器はユーザの第2入力を受け付け、電子機器は第2入力に応じ、第3画像を表示できる。第1種の画像と第2種の画像の種類が異なり、且つ第3画像が第2種の画像のうち第2画像に隣接する画像であり、つまり、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできるので、画像を閲覧する時、第2種の画像を単独的に見る必要がある時、第1入力によって電子機器による第2種の画像の表示をトリガできる。例えば、ユーザの画像閲覧に際して、ユーザは画像閲覧時に横向き画像しか閲覧したくないが、現在縦向き画像が表示されている場合に、電子機器による横向き画像の連続的表示をトリガでき、ユーザは画像閲覧時に縦向き画像しか閲覧したくないが、現在横向き画像が表示されている場合に、電子機器による縦向き画像の連続的表示をトリガでき、それによって、ユーザは電子機器が横向き状態(自動回転オン)にある時、横向き写真を速やかに閲覧でき、電子機器が縦向き状態にある時に、縦向き写真を速やかに閲覧でき、表示方式が比較的柔軟であり、ユーザの画像閲覧体験を向上させる。
【0119】
なお、本発明の実施例において、高周波ユニット101は、情報の受送信又は通話プロセスでの信号の受送信に用いることができることを理解すべきであり、具体的には、基地局からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ110で処理し、また、アップリンクのデータを基地局に送信する。通常、高周波ユニット101は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。また、高周波ユニット101は、無線通信システムを介してネットワーク及び他の機器と通信することもできる。
【0120】
電子機器はネットワークモジュール102によって、例えば、電子メールの受送信、ウェブページの閲覧及びストリーミングメディアへのアクセスなどを助けるように、無線ブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供する。
【0121】
オーディオ出力ユニット103は、高周波ユニット101又はネットワークモジュール102が受信した又はメモリ109に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換して音声として出力することができる。且つ、オーディオ出力ユニット103は、電子機器100が実行する特定の機能に関するオーディオ出力(例えば、コール信号受信音、メッセージ受信音等)を提供することもできる。オーディオ出力ユニット103は、スピーカ、ブザー及び受話器等を含む。
【0122】
入力ユニット104は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット104は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)が取得したスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット((Graphics Processing Unit,GPU)1041、及びマイクロホン1042を含んでもよい。処理された画像フレームは、表示ユニット106に表示することができる。グラフィックスプロセッシングユニット1041で処理された画像フレームは、メモリ109(又は他の記憶媒体)に記憶するか、又は高周波ユニット101もしくはネットワークモジュール102によって送信することができる。マイクロホン1042は、音声を受信することができ、且つこのような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話通話モードで、高周波ユニット101によって移動通信基地局に送信可能なフォーマットに変換して出力することができる。
【0123】
電子機器100は光センサ、運動センサ及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ105をさらに含む。具体的には、光センサは、環境光の明暗に応じて表示パネル1061の輝度を調整することができる環境光センサと、電子機器100が耳元に移動された時、表示パネル1061及び/又はバックライトを消すことができる近接センサと、を含む。運動センサの1つとして、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時に、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器の姿勢(例えば、画面の横縦の切り替え、関連するゲーム、磁力計姿勢校正)の認識、振動認識関連機能(例えば、歩数計、タップ)等に用いることができる。センサ105は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサ等をさらに含んでもよく、ここでは説明を省略する。
【0124】
表示ユニット106は、ユーザが入力した情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット106は表示パネル1061を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode,OLED)等の形態で表示パネル1061を構成することができる。
【0125】
ユーザ入力ユニット107は、入力される数字又は文字情報の受信、及び電子機器でのユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力の生成に用いることができる。具体的には、ユーザ入力ユニット107は、タッチパネル1071及び他の入力機器1072を含む。タッチパネル1071はタッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザのタッチ操作(例えば、ユーザが指、スタイラス等、あらゆる適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル1071上又はタッチパネル1071付近で行う操作)を検出可能であり、タッチ検出装置及びタッチコントローラとの2つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出するとともに、タッチ操作による信号を検出し、タッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してプロセッサ110に送信し、そして、プロセッサ110から送信された命令を受信して実行する。また、タッチパネル1071は、抵抗式、容量式、赤外線及び表面弾性波等の様々な形態で実現することができる。タッチパネル1071に加え、ユーザ入力ユニット107は他の入力機器1072をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器1072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限定されず、ここでは説明を省略する。
【0126】
さらに、タッチパネル1071は、表示パネル1061を被覆してもよく、タッチパネル1071はその上又は付近でのタッチ操作を検出すると、それをプロセッサ110に伝送してタッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ110は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル1061で対応する視覚出力を提供する。図4において、タッチパネル1071と表示パネル1061は、2つの独立した部材として電子機器の入力と出力機能を実現するが、何らかの実施例では、電子機器の入力と出力機能を実現するように、タッチパネル1071と表示パネル1061を統合してもよく、ここでは具体的に限定しない。
【0127】
インタフェースユニット108は、外部装置と電子機器100を接続するインタフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、認識モジュールを備える装置を接続するためのポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポート等を含んでもよい。インタフェースユニット108は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力等)を受信し、受信された入力を電子機器100内の1つ又は複数の部材に伝送するか、又は電子機器100と外部装置の間でデータを伝送するために用いることができる。
【0128】
メモリ109は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ109は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶可能なプログラム記憶領域と、携帯電話の使用に応じて作成されたデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳等)等を記憶可能なデータ記憶領域と、を主に含んでもよい。また、メモリ109は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスをさらに含んでもよい。
【0129】
プロセッサ110は、電子機器の制御センタであり、様々なインタフェース及び回線により電子機器全体の各部分を接続するものであり、メモリ109内に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを動作させ又は実行し、及びメモリ109内に記憶されているデータを呼び出すことで、電子機器の様々な機能及びデータ処理を実行し、それにより、電子機器を全体的に監視する。プロセッサ110は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、好ましくは、プロセッサ110に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ110に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0130】
電子機器100は各部材に給電する電源111(例えば、電池)をさらに含んでもよく、好ましくは、電源111は、電源管理システムによってプロセッサ110に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができる。
【0131】
なお、電子機器100はいくつかの示されていない機能モジュールを含み、ここで詳細な説明を省略する。
【0132】
選択可能に、本発明の実施例は、図4を参照すると、プロセッサ110と、メモリ109と、メモリ109に記憶され且つプロセッサ110において実行可能なコンピュータプログラムとを備える電子機器において、当該コンピュータプログラムがプロセッサ110により実行されると、上記表示方法実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる電子機器を更に提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。
【0133】
本発明の実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体において、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記表示方法実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できるコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。その中で、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等である。
【0134】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
【0135】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本発明の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、電子機器(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
【0136】
以上、図面を参照しながら本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本発明の示唆をもとに、当業者が本発明の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
図1
図2
図3
図4