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  • 特許-ガス設備試験装置、ガス設備試験方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-18
(45)【発行日】2024-12-26
(54)【発明の名称】ガス設備試験装置、ガス設備試験方法
(51)【国際特許分類】
   G01M 3/26 20060101AFI20241219BHJP
【FI】
G01M3/26 M
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021115171
(22)【出願日】2021-07-12
(65)【公開番号】P2023011355
(43)【公開日】2023-01-24
【審査請求日】2024-02-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000220262
【氏名又は名称】東京瓦斯株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金澤 一弘
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 真一
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 孝信
(72)【発明者】
【氏名】小島 一
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼木 俊介
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 将士
【審査官】佐々木 崇
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-286579(JP,A)
【文献】特開2007-121021(JP,A)
【文献】特開平10-048088(JP,A)
【文献】特開昭54-138485(JP,A)
【文献】実開昭59-010042(JP,U)
【文献】米国特許第06681615(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01M3/00-3/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガス設備または前記ガス設備の下流側に連通された供給流路に接続され、前記ガス設備内の残留空気を排出可能なパージ流路と、
前記パージ流路の圧力を計測する圧力計と、
容積可変の貯留室を有し、前記パージ流路から前記貯留室へガスを取り込み可能とされると共に取り込んだ前記ガスを前記貯留室の容積を小さくすることにより前記パージ流路へ供給するガス貯留部と、
前記パージ流路に形成され、ガスを装置外部へ排出する排出路、前記圧力計と接続される圧力計測路、及び前記ガス貯留部が接続される貯留路に分岐する分岐部と、
前記分岐部において前記排出路と前記圧力計測路とを前記パージ流路と連通させる排出位置と、前記貯留路と前記圧力計測路とを前記パージ流路と連通させる貯留位置と、に移動する切換部材と、
を備えたガス設備試験装置。
【請求項2】
前記ガス貯留部は、シリンダ及びピストンを含んで構成されている、請求項1に記載のガス設備試験装置。
【請求項3】
前記排出路の下流側に脱臭器が設けられている、請求項1または請求項2に記載のガス設備試験装置。
【請求項4】
ガス設備内の残留空気をパージ流路を介して排出口から外部へ放出して前記パージ流路内にガスを充填させ、
前記パージ流路内に充填された前記ガスをガス貯留部の貯留室に取り込むと共に前記排出口を閉鎖してガスの排出を停止し、
前記ガス貯留部から前記ガスを前記貯留室の容積を小さくして前記パージ流路へ供給して前記パージ流路を昇圧し、試験対象部分の圧力を計測することで気密性を試験する、
ガス設備試験方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス設備試験装置、及びガス設備試験方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ガスの導管、供給管、内管、ガスメータ、ガバナなどのガス設備の新設や交換、補修などを実施した後、当該ガス設備内の空気を排出することが行われる。例えば、家庭用ガスメータの交換作業では、ガスメータ交換後にガスメータ内に残留している空気によるガス器具の不点火、点火不良などのトラブルを防止するために、当該空気を都市ガスへ置換する必要がある。そして、その後、当該ガスメータ周りの気密試験を行う。気密試験の際には、試験対象となる部分を規定の圧力まで昇圧し、圧力計で圧力状態を監視することにより行われる(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開昭54-138485号公報
【文献】実開昭59-010042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、昇圧の手段として、特許文献1では送風手段が用いられており、作業ミスや過度な昇圧があった場合、この方法ではガス設備に空気が混入してしまうことがある。特許文献2では、供給されるガスと同種のガスのガス源を別途準備し、当該ガス源から高圧ガスを供給することにより昇圧を行っている。この方法によればガス設備への空気の混入は避けられるが、ガス源を準備する必要がある。
【0005】
本発明は、ガス設備内の残留空気をパージした後、当該ガス設備周りの気密試験を行う際に、簡易に空気の混入を防止することが可能なガス設備試験装置、及びガス設備試験方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載のガス設備試験装置は、ガス設備または前記ガス設備の下流側に連通された供給流路に接続され、前記ガス設備内の残留空気を排出可能なパージ流路と、前記パージ流路の圧力を計測する圧力計と、前記パージ流路から前記貯留室へガスを取り込み可能とされると共に取り込んだ前記ガスを前記パージ流路へ昇圧しつつ供給可能とされ、容積可変の貯留室を有するガス貯留部と、を備えている。
【0007】
請求項1に係るガス設備試験装置は、パージ流路、圧力計、及びガス貯留部を備えている。パージ流路はガス設備またはガス設備の下流側に連通された供給流路に接続され、ガス設備内の残留空気を排出可能とされている。圧力計はパージ流路の圧力を計測する。ガス貯留部は、パージ流路からガスを取り込み可能とされると共に取り込んだガスをパージ流路へ貯留室の容積を小さくすることにより供給する。
【0008】
したがって、パージ流路の圧力を計測する際に、ガス貯留部からパージ流路へガスを供給することにより、パージ流路を昇圧することができ、パージ流路への空気流入を防止することができる。また、ガス貯留部を用いることにより、別途高圧のガス源を用意することなく、簡易にパージ流路の昇圧を行うことができる。
【0009】
請求項2に記載のガス設備試験装置は、前記ガス貯留部は、シリンダ及びピストンを含んで構成されている。
【0010】
このように、容積可変のガス貯留部を、シリンダ及びピストンにより構成することができる。
【0011】
請求項1に記載のガス設備試験装置は、前記パージ流路には、ガスを装置外部へ排出する排出路、前記圧力計と接続される圧力計測路、及び前記ガス貯留部が接続される貯留路に分岐する分岐部が形成され、前記分岐部において前記排出路と前記圧力計測路とを前記パージ流路と連通させる排出位置と、前記貯留路と前記圧力計測路とを前記パージ流路と連通させる貯留位置と、に移動する切換部材、を備えている。
【0012】
請求項1に記載のガス設備試験装置では、パージ流路からガスを排出する時には、切換部材を排出位置に移動させて、排出路と圧力計測路とをパージ流路と連通させる。パージ流路からガスをガス貯留部へ貯留する時には、切換部材を貯留位置へ移動させて、貯留路と圧力計測路とをパージ流路と連通させる。このように、切換部材を移動させて連通路を切り換えることにより、パージ作業と貯留作業、試験の切り替えを簡易に行うことができる。
請求項3に記載のガス設備試験装置は、前記排出路の下流側に脱臭器が設けられている。
【0013】
請求項4に係るガス設備試験方法は、ガス設備内の残留空気をパージ流路を介して排出口から外部へ放出して前記パージ流路内にガスを充填させ、前記パージ流路内に充填された前記ガスをガス貯留部の貯留室に取り込むと共に前記排出口を閉鎖してガスの排出を停止し、前記ガス貯留部から前記ガスを前記貯留室の容積を小さくして前記パージ流路へ供給して前記パージ流路を昇圧し、試験対象部分の圧力を計測することで気密性を試験する。
【0014】
請求項4に係るガス設備試験方法によれば、パージ流路を昇圧する際に、ガス貯留部からパージ流路へガスを供給する。したがって、パージ流路への空気流入を防止することができる。
【0015】
また、パージ流路からガス貯留部へ取り込んだガスを、パージ流路へ貯留室の容積を小さくすることにより供給するので、別途高圧のガス源を用意することなく、簡易にパージ流路の昇圧を行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ガス設備内の残留空気をパージした後、当該ガス設備周りの気密試験を行う際に、簡易に空気の混入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本実施形態に係るガス設備試験装置が適用されるガスメータの構成の一例を示す正面図である。
図2】本実施形態に係るガス設備試験装置の構成を示す図である。
図3】本実施形態に係るガス設備試験装置の分岐部において、(A)は切換バルブが排出位置に配置されている状態を示し、(B)は切換バルブが貯留位置に配置されている状態を示スズである。
図4】本実施形態のガス貯留部において、(A)はガスを貯留室へ引き込む状態、(B)は貯留室内のガスを所定圧となるまでパージ管へ戻す状態、(C)は貯留室内のガスをすべてパージ管へ戻した状態、を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、説明の便宜上、可燃性のガスを単に「ガス」と称する。また、以下の説明において、ガスとは、メタンを主成分とする都市ガスを指すが、本発明はこれに限定されるものではなく、LPガス等の他の可燃性のガスであってもよい。
【0019】
本実施形態では、ガス設備の一例としてガスメータ10を例に説明する。図1に示すように、ガスメータ10は、ガス入管12、及びガス出管14に取り付けられて用いられる。ガス入管12は、ガスメータ10にガスを流入させる管であり、ガス出管14は、ガスメータ10からガスが送出される管である。なお、ガス出管14は、本発明に係る供給流路の一例である。
【0020】
ガス入管12及びガス出管14は、各々ユニオンナット12A及びユニオンナット14Aを介して、ガスメータ10に接続されている。また、ガス入管12にはメータガス栓16が設けられ、ガス出管14にはチーズ18が設けられている。また、チーズ18には分流口18Aが設けられている。分流口18Aには蓋(図示省略)が設けられており、蓋が取り外れた状態でガスがガス出管14を流れると、ガスが分流口18Aを介してガス出管14の外部に放出される。
【0021】
図2に示すように、ガス設備試験装置20は、ガス出管14の分流口18Aに取り付けられて、ガス処理、及びガスの気密試験を行う。ガス設備試験装置20は、パージ管22、圧力計26、ガス貯留部30、及び脱臭器28を備えている。
【0022】
パージ管22は、一端に分流口18Aへの着脱が可能な取付部23を有している。また、中間部に分岐部24が形成されている。分岐部24は、ガスを排出する排出管25、圧力計26と接続される圧力計測管26A、及びガス貯留部30が接続される貯留管30Aに分岐されている。パージ管22の分岐部よりも上流側には、第1バルブ22Aが設けられている。第1バルブ22Aは開閉バルブであり、分流口18Aからのガスの通過/遮断の切り換えを行う。
【0023】
分岐部24には、切換バルブ24Aが設けられている。図3に示されるように、切換バルブ24Aは、つまみ24Kを回転させることにより、排出位置P1と貯留位置P2に切り換えられる。切換バルブ24Aが排出位置P1に配置されているときには、パージ管22は排出管25及び圧力計測管26Aと連通され、貯留管30Aと非連通とされる(図3(A)参照)。切換バルブ24Aが貯留位置P2に配置されているときには、パージ管22は貯留管30A及び圧力計測管26Aと連通され、排出管25と非連通とされる(図3(B)参照)。
【0024】
排出管25には、第2バルブ25Aが設けられており、第2バルブ25Aよりも下流側にホース27が接続されている。ホース27には、脱臭器28が接続されている。脱臭器28は、排出管25から送出されるガスに含まれる硫黄成分を除去することでガスの脱臭を行う。第2バルブ25Aは開閉バルブであり、排出管25からのガスの通過/遮断の切り換えを行う。
【0025】
なお、ホース27脱臭器28よりも下流側に酸化触媒部を設け、可燃性ガスを放出する前に酸化してもよい。
【0026】
圧力計測管26Aの下流端には、圧力計26が設けられている。圧力計26は、パージ管22の圧力を計測する。
【0027】
ガス貯留部30は、貯留管30A、シリンダ32、ピストン34を有している。図4にも示されるように、シリンダ32は、貯留管30Aと接続されている。シリンダ32は円筒状とされており、円筒内はガスを貯留する貯留室32Aとなっている。シリンダ32には、ピストン34が係合されている。ピストン34は、貯留室32Aを区画する区画部34A、及び、区画部34Aからシリンダ32の外側に延出する棒状の操作部34Bを有している。貯留室32Aは、操作部34Bの押し引き操作により区画部34Aを移動させることにより、容積可変とされている。
【0028】
次に、ガスメータ10の交換、及び、ガス設備試験装置20での試験の手順について説明する。
【0029】
先ず、作業員は、メータガス栓16を閉め、残留空気のパージが未完了のガスメータ10を、ガス入管12及びガス出管14に対してユニオンナット12A,14Aを用いて接続し、ガスメータ10を交換する。次に、作業員は、パージ管22の取付部23を取り付け、分流口18Aを開口する。このとき、パージ管22は、第1バルブ22A、第2バルブ25Aは、閉鎖状態、切換バルブ24Aは排出位置P1に配置されている。また、ガス貯留部30の貯留室32Aの容積がゼロになるように、ピストン34をシリンダ32内に押し込んだ状態としておく。
【0030】
次に、メータガス栓16を開け、第1バルブ22A、第2バルブ25Aを開放する。これにより、ガスメータ10内の残留空気が都市ガスによりパージされ、残留空気はパージ管22、排出管25、脱臭器28を経由して、外部へ放出される。
【0031】
ガスメータ10内の残留空気が都市ガスに置換され、パージ管22内も残留空気が排出されて都市ガスに置換された後、第2バルブ25Aを閉じ、つまみ24Kを回して切換バルブ24Aを排出位置P1から貯留位置P2へ切り換える。そして、ガス貯留部30のピストン34を引いて、貯留室32Aへ都市ガスを充填させる(図4(A)参照)。その後、メータガス栓16を閉じる。
【0032】
次に、ピストン34を押し込んで、パージ管22の圧力を所定の試験圧になるまで昇圧させる(図4(B)参照)。所定時間、試験圧が維持され圧力低下がなければ、気密状態であると判断することができる(気密試験)。
【0033】
気密試験の終了後、メータガス栓16を開き、ピストン34を押し込んで貯留室32A内から可燃性ガスを抜き((図4(C)参照)、第1バルブ22Aを閉じ、取付部23を分流口18Aから取り外して、ガスメータ10の交換、及び、ガス設備試験装置20での試験が終了する。
【0034】
本実施形態のガス設備試験装置20は、ガス貯留部30に貯留された可燃性ガスをパージ管22へ供給することでパージ管22を昇圧するので、パージ管22への空気流入を防止することができる。
【0035】
また、ガス貯留部30へは、パージ管22から可燃性ガスを取り込み、取り込んだ可燃性ガスをパージ管22へ供給するので、別途高圧のガス源を用意することなく、簡易にパージ管22の昇圧を行うことができる。
【0036】
また、パージ管22が所望の圧力になるまでピストン34を押し込んで、貯留室32Aの容積を小さくすることによりパージ管22流路へ可燃性ガスを供給するので、複雑な制御を行うことなく容易にパージ管22を所望の圧力にすることができる。
【0037】
なお、本実施形態では、ガス貯留部30をシリンダ32とピストン34の組み合わせで構成した例について説明したが、容積可変の他の部材、例えば、ゴム球を用いてもよい。この場合には、ゴム球内に可燃性ガスを取り込んだ後、ゴム球を押しつぶすことにより、容積を小さくして可燃性ガスをパージ管22に供給することができる。
【0038】
さらに、ゴム球に限らず、外壁に弾性変形可能な部分を有する容器を用いてもよい。この場合には、当該容器に入口と出口を設け、可燃性ガスを取り込む時には、入口と出口を開放して容器内に可燃性ガスを充填させ、充填後に出口を閉鎖する。可燃性ガスをパージ管22に供給する時には、外壁の弾性可能な部分を内側に変形させて容積を小さくして容器から排出する。
【0039】
また、本実施形態のガス設備試験装置20は、分岐部24に切換バルブ24Aが設けられており、切換バルブ24Aを排出位置P1と貯留位置P2に切り換えることにより、パージ管22の連通先を排出管25または貯留管30Aに切り換えることができる。したがって、パージ作業と貯留作業、試験の切り替えを簡易に行うことができる。
【0040】
なお、切換バルブ24Aに代えて、貯留管30Aに開閉バルブを設けてもよい。この場合には、パージ管22内の残留空気が排出された後に、第2バルブ25Aを閉鎖した後、貯留管30Aに設けた開閉バルブを開放して可燃性ガスを貯留もよいし、第2バルブ25Aを開放した状態で貯留管30Aに設けた開閉バルブを開放して可燃性ガスを貯留もよい。
【0041】
また、本実施形態では、ガス設備の一例としてガスメータを例に説明したが、ガス設備としては、本発明の対象となるガス設備としては、他に、ガスの導管、供給管、内管、ガバナなども挙げることができる。
【0042】
また、本実施形態では、可燃性ガスを「ガス」として扱い説明したが、本発明の対象は、可燃性ガスに限定されず、非可燃性ガス、例えば、二酸化炭素、酸素、窒素なども含まれる。
【0043】
また、本実施形態では、圧力計をパージ管22に接続して圧力を測定したが、圧力計をメータガス栓16からガスメータ10までの配管、ガス出管14に接続して、圧力計測を行ってもよい。さらに、ガスメータ10に内蔵された圧力計により圧力計測を行ってもよい。メータガス栓16よりも下流側が、本発明の試験対象部分となる。
【符号の説明】
【0044】
10 ガスメータ(ガス設備)
14 ガス出管(供給流路)
20 ガス設備試験装置
22 パージ管(パージ流路)
24 分岐部
24A 切換バルブ(切換部材)
25 排出管(排出路)
26 圧力計
26A 圧力計測管(圧力計測路)
30 ガス貯留部
30A 貯留管(貯留路)
32 シリンダ
32A 貯留室
34 ピストン
P1 排出位置
P2 貯留位置
図1
図2
図3
図4