(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-18
(45)【発行日】2024-12-26
(54)【発明の名称】データ処理方法、通信ノード、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 72/232 20230101AFI20241219BHJP
H04W 28/04 20090101ALI20241219BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20241219BHJP
H04W 72/11 20230101ALI20241219BHJP
H04W 72/1273 20230101ALI20241219BHJP
H04W 72/566 20230101ALI20241219BHJP
【FI】
H04W72/232
H04W28/04 110
H04W72/0446
H04W72/11
H04W72/1273
H04W72/566
(21)【出願番号】P 2022526440
(86)(22)【出願日】2020-11-09
(86)【国際出願番号】 CN2020127523
(87)【国際公開番号】W WO2021089044
(87)【国際公開日】2021-05-14
【審査請求日】2023-11-07
(31)【優先権主張番号】201911090295.5
(32)【優先日】2019-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】苟▲偉▼
(72)【発明者】
【氏名】▲はお▼▲鵬▼
(72)【発明者】
【氏名】▲韓▼祥▲輝▼
【審査官】山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2020/204550(WO,A1)
【文献】NTT DOCOMO, INC.,Discussions on DL SPS enhancement [online],3GPP TSG RAN WG1 #98b R1-1911182,2019年10月20日, [検索日2019年11月05日], インターネット<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_98b/Docs/R1-1911182.zip>,p.1-10
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24-7/26
H04W4/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ処理
の方法であって
、
前記方法は
、
第1の通信ノードが
、同一の優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される第1の制御情報を
第2の通信ノードに送信すること
であって、前記少なくとも2つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含
み、前記第1の半持続的伝送は、アクティブ化の後に、周期的なデータ受信を可能にする半持続的スケジューリング物理ダウンリンク共有チャネル(SPS PDSCH)である、こと
を含み、
半持続的ハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)コードブック
において前記第1の制御情報に関連付けられているHARQ-ACKの場所は、前記第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
の受信場所と同一であり、かつ、前記少なくとも2つの半持続的伝送のインデックスの中で最小
のインデックスを有し、
前記少なくとも2つの半持続的伝送が無線リソース制御(RRC)シグナリングによる優先順位を有するように構成されていないことに応答して、前記第1の制御情報の前記HARQ-ACKは、低優先順位であると決定される、方法。
【請求項2】
前記第1の半持続的伝送および第2の半持続的伝送を含む少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の通信ノードは、前記第2の半持続的伝送の優先順位より
も高い優先順位を
有する前記第1の半持続的伝送のインデックス値を、前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も小さいように構成するか、または、前記第1の通信ノードは、前記第1の半持続的伝送のインデックス値を前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も大きいように構成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の制御情報に関連付けられている前記HARQ-ACKの優先順位は
、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成され
ている半持続的伝送の優先順位
であるように決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の制御情報は、前記第1の半持続的伝送に関連付けられている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
データ処理
の方法であって
、
前記方法は
、
第2の通信ノードが、第1の通信ノードから、
同一の優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される第1の制御情報を受信すること
であって、前記少なくとも2つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含
み、前記第1の半持続的伝送は、アクティブ化の後に、周期的なデータ受信を可能にする半持続的スケジューリング物理ダウンリンク共有チャネル(SPS PDSCH)である、こと
を含み、
半持続的ハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)コードブック
において前記第1の制御情報に関連付けられているHARQ-ACKの場所は、前記第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
の受信場所と同一であり、かつ、前記少なくとも2つの半持続的伝送のインデックスの中で最小
のインデックスを有し、
前記少なくとも2つの半持続的伝送が無線リソース制御(RRC)シグナリングによる優先順位を有するように構成されていないことに応答して、前記第1の制御情報の前記HARQ-ACKは、低優先順位であると決定される、方法。
【請求項6】
前記第1の制御情報は、前記第1の半持続的伝送に関連付けられている、請求項
5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の半持続的伝送および第2の半持続的伝送を含む少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の通信ノードは、前記第2の半持続的伝送の優先順位より
も高い優先順位を
有する前記第1の半持続的伝送のインデックス値を、前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も小さいように構成するか、または、前記第1の通信ノードは、前記第1の半持続的伝送のインデックス値を前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も大きいように構成する、請求項
5に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の制御情報に関連付けられている前記HARQ-ACKの優先順位は
、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成され
ている半持続的伝送の優先順位
であるように決定される、請求項
5に記載の方法。
【請求項9】
プロセッサを備え
る通信装置であって
、
前記プロセッサは
、方法を実装するように構成されており
、
前記方法は、
第1の通信ノードが
、同一の優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される第1の制御情報を
第2の通信ノードに送信すること
であって、前記少なくとも2つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含
み、前記第1の半持続的伝送は、アクティブ化の後に、周期的なデータ受信を可能にする半持続的スケジューリング物理ダウンリンク共有チャネル(SPS PDSCH)である、こと
を含み、
半持続的ハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)コードブック
において前記第1の制御情報に関連付けられているHARQ-ACKの場所は、前記第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
の受信場所と同一であり、かつ、前記少なくとも2つの半持続的伝送のインデックスの中で最小
のインデックスを有し、
前記少なくとも2つの半持続的伝送が無線リソース制御(RRC)シグナリングによる優先順位を有するように構成されていないことに応答して、前記第1の制御情報の前記HARQ-ACKは、低優先順位であると決定される、通信装置。
【請求項10】
前記第1の制御情報は、前記第1の半持続的伝送に関連付けられている、請求項
9に記載の通信装置。
【請求項11】
前記第1の半持続的伝送および第2の半持続的伝送を含む少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の通信ノードは、前記第2の半持続的伝送の優先順位より
も高い優先順位を
有する前記第1の半持続的伝送のインデックス値を、前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も小さいように構成するか、または、前記第1の通信ノードは、前記第1の半持続的伝送のインデックス値を前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も大きいように構成する、請求項
9に記載の通信装置。
【請求項12】
前記第1の制御情報に関連付けられている前記HARQ-ACKの優先順位は
、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成され
ている半持続的伝送の優先順位
であるように決定される、請求項
9に記載の通信装置。
【請求項13】
プロセッサを備え
る通信装置であって
、
前記プロセッサは
、方法を実装するように構成されており
、
前記方法は、
第2の通信ノードが、第1の通信ノードから、
同一の優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される第1の制御情報を受信すること
であって、前記少なくとも2つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含
み、前記第1の半持続的伝送は、アクティブ化の後に、周期的なデータ受信を可能にする半持続的スケジューリング物理ダウンリンク共有チャネル(SPS PDSCH)である、こと
を含み、
半持続的ハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)コードブック
において前記第1の制御情報に関連付けられているHARQ-ACKの場所は、前記第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
の受信場所と同一であり、かつ、前記少なくとも2つの半持続的伝送のインデックスの中で最小
のインデックスを有し、
前記少なくとも2つの半持続的伝送が無線リソース制御(RRC)シグナリングによる優先順位を有するように構成されていないことに応答して、前記第1の制御情報の前記HARQ-ACKは、低優先順位であると決定される、通信装置。
【請求項14】
前記第1の制御情報は、前記第1の半持続的伝送に関連付けられている、請求項
13に記載の通信装置。
【請求項15】
前記第1の半持続的伝送および第2の半持続的伝送を含む少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の通信ノードは、前記第2の半持続的伝送の優先順位より
も高い優先順位を
有する前記第1の半持続的伝送のインデックス値を、前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も小さいように構成するか、または、前記第1の通信ノードは、前記第1の半持続的伝送のインデックス値を前記第2の半持続的伝送のインデックス値より
も大きいように構成する、請求項
13に記載の通信装置。
【請求項16】
前記第1の制御情報に関連付けられている前記HARQ-ACKの優先順位は
、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成され
ている半持続的伝送の優先順位
であるように決定される、請求項
13に記載の通信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(優先権の主張)
本願は、その開示が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる2019年11月8日に中国国家知識産権局(CNIPA)に出願された中国特許出願第201911090295.5号の優先権を主張する。
(技術分野)
【0002】
本願は、無線通信ネットワーク、例えば、データ処理方法、通信ノード、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
新規無線(NR)アクセス技術システムでは、端末デバイスのための半持続的伝送の構成が、サポートされる。半持続的伝送は、アクティブ化ダウンリンク制御情報(DCI)(データをスケジューリングするためのDCIと異なる設計を有する特定の専用DCIの種類)によってアクティブ化されたときのみ、使用されることができる。しかしながら、アクティブ化DCIおよび半持続的伝送のための詳細な設計ルールが存在しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、制御情報が、半持続的伝送に関連付けられ得、伝送の効率および安定性が、改良され得るようなデータ処理方法、通信ノード、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0005】
本願の実施形態は、データ処理方法を提供する。方法は、以下を含む。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の通信ノードが、第1の制御情報を第2の通信ノードに送信し、第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、少なくとも1つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含む。
【0007】
本願の実施形態は、データ処理方法を提供する。方法は、以下を含む。
【0008】
第2の通信ノードが、第1の通信ノードによって送信される第1の制御情報を受信し、第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、少なくとも1つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含む。
【0009】
本願の実施形態は、データ処理方法を提供する。方法は、以下を含む。
【0010】
第1の通信ノードが、第2の制御情報を構成し、第2の通信ノードに送信する。
【0011】
第2の制御情報は、第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を含み、第2の制御情報はさらに、以下のいくつかの情報、すなわち、第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
本願の実施形態は、データ処理方法を提供する。方法は、以下を含む。
【0013】
第2の通信ノードが、第1の通信ノードによって送信される第2の制御情報を受信する。
【0014】
第2の制御情報は、第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を含み、第2の制御情報はさらに、以下のいくつかの情報、すなわち、第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0015】
本願の実施形態は、通信ノードを提供する。通信ノードは、コンピュータプログラムを実行すると、前述の実施形態のうちの任意の1つの方法を実装するように構成されたプロセッサを含む。
【0016】
本願の実施形態はさらに、プロセッサによって実行されると、前述の実施形態のうちの任意の1つの方法を実装する、コンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
データ処理方法であって、前記方法は、
第1の通信ノードによって、第1の制御情報を第2の通信ノードに送信することを含み、
前記第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、前記第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、前記少なくとも1つの半持続的伝送は、前記第1の半持続的伝送を備えている、方法。
(項目2)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が同一優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第1の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)の場所は、前記第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられており、
前記第1の半持続的伝送のインデックスが、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小であるか、
前記第1の半持続的伝送のインデックスが、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大であるか、または、
前記第1の半持続的伝送が、前記第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され、前記指示情報が、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送に対応するPDSCH時間ドメインリソース配分情報であるか、または、前記指示情報が、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックス値が昇順または降順でソートされた後の順序インデックス値である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、前記第1の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられており、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最低優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小であるか、または、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最低優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、項目1に記載の方法。
(項目4)
少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の通信ノードは、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値を低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より小さいように構成するか、または、前記第1の通信ノードは、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値を低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きいように構成する、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される場合、前記第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、以下の様式:
前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されること、
前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成された最高優先順位を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定されること、
前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位に従って決定されることであって、前記第1の制御情報が前記優先順位指示情報を搬送していない場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、低優先順位として決定される、こと、
前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送している場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定され、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していない場合、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていることに応答して、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された前記優先順位の高優先順位に従って決定され、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていないことに応答して、前記第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定されること、または、
前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された前記優先順位の高優先順位に従って決定され、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定されること
のうちの1つにおいて決定され、
半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記半持続的伝送が前記RRCシグナリングによる低優先順位で構成されていることが決定される、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、有効であり、前記少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能であるか、
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、無効であり、前記少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能ではないか、
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が前記少なくとも2つの半持続的伝送内に存在する場合、前記RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない前記半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、または、
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送がRRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有することが要求される場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位が、前記少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位に従うこと、またはそれを修正することを可能にされる、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、高優先順位または低優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、または、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、高優先順位または低優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、または、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される、項目1に記載の方法。
(項目9)
データ処理方法であって、前記方法は、
第2の通信ノードによって、第1の通信ノードによって送信される第1の制御情報を受信することを含み、
前記第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、前記第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、前記少なくとも1つの半持続的伝送は、前記第1の半持続的伝送を備えている、方法。
(項目10)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が同一優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第1の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報の場所は、前記第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられており、
前記第1の半持続的伝送のインデックスが、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小であるか、
前記第1の半持続的伝送のインデックスが、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大であるか、または、
前記第1の半持続的伝送が、前記第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され、前記指示情報が、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送に対応するPDSCH時間ドメインリソース配分情報であるか、または、前記指示情報が、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックス値が昇順または降順でソートされた後の順序インデックス値である、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、前記第1の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられており、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大であるか、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最低優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小であるか、または、
前記第1の半持続的伝送が、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、前記第1の半持続的伝送のインデックスが、最低優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、項目9に記載の方法。
(項目12)
少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値は、低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より小さいか、または、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値は、低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きい、項目9に記載の方法。
(項目13)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される場合、前記第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、以下の様式:
前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されること、
前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成された最高優先順位を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定されること、
前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位に従って決定されることであって、前記第1の制御情報が前記優先順位指示情報を搬送していない場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、低優先順位として決定される、こと、
前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送している場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定され、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していない場合、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていることに応答して、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された前記優先順位の高優先順位に従って決定され、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていないことに応答して、前記第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定されること、または、
前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された前記優先順位の高優先順位に従って決定され、前記少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定されること
のうちの1つにおいて決定され、
半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記半持続的伝送は、前記RRCシグナリングによる低優先順位で構成されていることが決定される、項目9に記載の方法。
(項目14)
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、有効であり、前記少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能であり、
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、無効であり、前記少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能ではないか、
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が前記少なくとも2つの半持続的伝送内に存在する場合、前記RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない前記半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、または、
前記第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記少なくとも2つの半持続的伝送がRRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有することが要求される場合、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位が、前記少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位に従うこと、またはそれを修正することを可能にされる、項目9に記載の方法。
(項目15)
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、高優先順位または低優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、または、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される、項目9に記載の方法。
(項目16)
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、高優先順位または低優先順位に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定されるか、または、
前記第1の制御情報が1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、前記1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、前記第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、前記1つの半持続的伝送の優先順位が、前記第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、前記RRCシグナリングによって構成された前記優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される、項目9に記載の方法。
(項目17)
データ処理方法であって、前記方法は、
第1の通信ノードによって、第2の制御情報を構成し、それを第2の通信ノードに送信することを含み、
前記第2の制御情報は、前記第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を備え、前記第2の制御情報は、以下:
前記第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、前記第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、前記第2の制御情報が位置するスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、前記第2の制御情報が位置するサブスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、前記第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または、半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報
のうちの少なくとも1つをさらに備えている、方法。
(項目18)
前記第2の制御情報は、ダウンリンク制御情報(DCI)のフォーマットを使用することによって、ダウンリンクスケジューリングデータの前記DCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を設定または再解釈するか、または、前記第2の制御情報は、前記DCIのフォーマットを使用することによって、アップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を設定または再解釈する、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記第2の制御情報が前記DCIの前記フォーマットを使用することによって前記ダウンリンクスケジューリングデータの前記DCIの前記フォーマット内の前記ビットフィールドの前記一部を設定または再解釈する場合、前記方法は、以下の定義:
前記DCI内の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示ドメインを再使用すること、
前記第2の制御情報が位置するスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインを再解釈すること、
前記第2の制御情報が位置するサブスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内のPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインを再解釈すること、
前記動的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定することに関して、前記DCI内のダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインを再解釈すること、
前記半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定することに関して、前記DCI内のPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインを再解釈すること、
前記DCI内のPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを合意値として設定することであって、前記合意値は、前記ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドが前記第2の制御情報として使用されることを表すために使用される、こと、または、
前記第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定することに関して、前記DCI内の1ビットフィールドを再解釈することであって、前記1ビットフィールドは、PUCCHリソース指示ドメイン、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメイン、DAIドメイン、PDSCH時間ドメインリソース配分ドメイン、およびPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを備えていない、こと
のうちの少なくとも1つを含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記第2の制御情報が前記DCIの前記フォーマットを使用することによって前記アップリンクスケジューリングデータの前記DCIの前記フォーマット内の前記ビットフィールドの前記一部を設定または再解釈する場合、前記方法は、以下の定義:
前記DCI内のPUCCHリソース指示ドメインとして、第1のビットフィールドを再解釈すること、
前記第2の制御情報が位置するスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内の第2のビットフィールドを再解釈すること、
前記第2の制御情報が位置するサブスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内の第2のビットフィールドを再解釈すること、
前記動的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのカウンタDAIドメインとして、前記DCI内の第3のビットフィールドを再解釈すること、
前記半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインとして、前記DCI内の第4のビットフィールドを再解釈すること、
前記第2の制御情報のHARQ-ACKを配分するための時間周波数リソースドメインとして、前記DCI内のPUSCH時間周波数リソース配分ドメインを再解釈すること、または、
前記第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定することに関して、前記DCI内の1ビットフィールドを再解釈することであって、前記1ビットフィールドは、第1のビットフィールド、第2のビットフィールド、第3のビットフィールド、第4のビットフィールド、PUSCH時間周波数リソース配分ドメインを備えていない、こと
のうちの少なくとも1つを含む、項目18に記載の方法。
(項目21)
前記第2の制御情報が前記第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが、前記第2の制御情報を送信するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされるか、
前記第2の制御情報が前記第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが、その状態が前記第2の制御情報によって示されるように移行したサービングセルの中の最小インデックスまたは最大インデックスを有するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされるか、または、
前記第2の制御情報が前記第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが、1つのサービングセルに関連付けられており、前記1つのサービングセルは、関連付けのために前記第2の制御情報によって示されるサービングセルである、項目17に記載の方法。
(項目22)
前記第2の制御情報のHARQ-ACKが前記半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられている場合、前記第1の通信ノードは、PDSCHを関連付けられたサービングセルから決定し、前記PDSCHの受信場所を使用することによって、前記半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定する、項目21に記載の方法。
(項目23)
データ処理方法であって、前記方法は、
第2の通信ノードによって、第1の通信ノードによって送信される第2の制御情報を受信することを含み、
前記第2の制御情報は、前記第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を備え、前記第2の制御情報は、以下:
前記第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、前記第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、前記第2の制御情報が位置するスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、前記第2の制御情報が位置するサブスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、前記第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または、半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報
のうちの少なくとも1つをさらに備えている、方法。
(項目24)
前記第2の制御情報は、ダウンリンク制御情報(DCI)のフォーマットを使用することによって、ダウンリンクスケジューリングデータの前記DCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を設定または再解釈するか、または、前記第2の制御情報は、前記DCIのフォーマットを使用することによって、アップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を設定または再解釈する、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記第2の制御情報が前記DCIの前記フォーマットを使用することによって前記ダウンリンクスケジューリングデータの前記DCIの前記フォーマット内の前記ビットフィールドの前記一部を設定または再解釈する場合、前記方法は、以下の定義:
前記DCI内の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示ドメインを再使用すること、
前記第2の制御情報が位置するスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインを再解釈すること、
前記第2の制御情報が位置するサブスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内のPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインを再解釈すること、
前記動的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定することに関して、前記DCI内のダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインを再解釈すること、
前記半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定することに関して、前記DCI内のPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインを再解釈すること、
前記DCI内のPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを合意値として設定することであって、前記合意値は、前記DCIのフォーマット内のビットフィールドが前記第2の制御情報として使用されることを表すために使用される、こと、または、
前記第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定することに関して、前記DCI内の1ビットフィールドを再解釈することであって、前記1ビットフィールドは、PUCCHリソース指示ドメイン、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメイン、DAIドメイン、PDSCH時間ドメインリソース配分ドメイン、およびPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを備えていない、こと
のうちの少なくとも1つを含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記第2の制御情報が前記DCIの前記フォーマットを使用することによって前記アップリンクスケジューリングデータの前記DCIの前記フォーマット内の前記ビットフィールドの前記一部を設定または再解釈する場合、前記方法は、以下の定義:
前記DCI内のPUCCHリソース指示ドメインとして、第1のビットフィールドを再解釈すること、
前記第2の制御情報が位置するスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内の第2のビットフィールドを再解釈すること、
前記第2の制御情報が位置するサブスロットから、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして、前記DCI内の第2のビットフィールドを再解釈すること、
前記動的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのカウンタDAIドメインとして、前記DCI内の第3のビットフィールドを再解釈すること、
前記半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインとして、前記DCI内の第4のビットフィールドを再解釈すること、
前記第2の制御情報のHARQ-ACKを配分するための時間周波数リソースドメインとして、前記DCI内のPUSCH時間周波数リソース配分ドメインを再解釈すること、または、
前記第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定することに関して、前記DCI内の1ビットフィールドを再解釈することであって、前記1ビットフィールドは、第1のビットフィールド、第2のビットフィールド、第3のビットフィールド、第4のビットフィールド、PUSCH時間周波数リソース配分ドメインを備えていない、こと
のうちの少なくとも1つを含む、項目24に記載の方法。
(項目27)
前記第2の制御情報が前記第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが、前記第2の制御情報を送信するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされるか、
前記第2の制御情報が前記第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが、その状態が前記第2の制御情報によって示されるように移行したサービングセルの中の最小インデックスまたは最大インデックスを有するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされるか、または、
前記第2の制御情報が前記第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、前記第2の制御情報のHARQ-ACKが、1つのサービングセルに関連付けられ、前記1つのサービングセルは、関連付けのために前記第2の制御情報によって示されるサービングセルである、項目23に記載の方法。
(項目28)
前記第2の制御情報のHARQ-ACKが前記半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられている場合、関連付けられたサービングセルから決定されるPDSCHの受信場所が、前記半持続的HARQ-ACKコードブックにおける前記第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するために使用される、項目27に記載の方法。
(項目29)
プロセッサを備えた通信ノードであって、前記プロセッサは、コンピュータプログラムを実行すると、項目1-28のいずれか1項に記載のデータ処理方法を実装するように構成されている、通信ノード。
(項目30)
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、項目1-28のいずれか1項に記載のデータ処理方法を実装する、記憶媒体。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、実施形態による、データ処理方法のフローチャートである。
【0018】
【
図2】
図2は、実施形態による、別のデータ処理方法のフローチャートである。
【0019】
【
図3】
図3は、実施形態による、別のデータ処理方法のフローチャートである。
【0020】
【
図4】
図4は、実施形態による、別のデータ処理方法のフローチャートである。
【0021】
【
図5】
図5は、実施形態による、データ処理装置の構造図である。
【0022】
【
図6】
図6は、実施形態による、別のデータ処理装置の構造図である。
【0023】
【
図7】
図7は、実施形態による、別のデータ処理装置の構造図である。
【0024】
【
図8】
図8は、実施形態による、別のデータ処理装置の構造図である。
【0025】
【
図9】
図9は、実施形態による、UEの構造図である。
【0026】
【発明を実施するための形態】
【0027】
本願の実施形態は、図面と併せて以降で詳細に説明される。
【0028】
NRシステムでは、端末デバイスのための半持続的伝送の構成が、サポートされる。半持続的伝送は、アクティブ化ダウンリンク制御情報(DCI)(データをスケジューリングするためのDCIと異なる設計を有する特定の専用DCIの種類)によってアクティブ化された後のみ、使用されることができる。例えば、半持続的伝送が、アクティブ化された後、半持続的伝送データが、半持続的伝送の(周期的)場所において受信され得、半持続的解放制御シグナリングの断片は、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送を同時に解放するようにサポートされる。ここでの半持続的伝送は、ダウンリンクデータの半持続的伝送(半持続的スケジューリング物理ダウンリンク共有チャネル(SPS PDSCH)とも称される)またはアップリンクデータの半持続的伝送(構成されたグラント物理アップリンク共有チャネル(CG PUSCH)とも称される)であり得る。
【0029】
NRシステムでは、1つのアクティブ化DCIが、半持続的伝送をアクティブ化し得る。同時に、NRシステムはさらに、高優先順位伝送および低優先順位伝送等の異なる優先順位を有する少なくとも2つの伝送をサポートする。半持続的伝送のために、無線リソース制御(RRC)シグナリングによる半持続的伝送を用いて、端末デバイスを構成し、半持続的伝送の優先順位、すなわち、高優先順位または低優先順位を明示的に示すために、RRCシグナリングを使用するようにサポートされる。加えて、NRシステムはさらに、異なる優先順位、例えば、高優先順位HARQ-ACKコードブック伝送および低優先順位HARQ-ACKコードブック伝送を有する2つのハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報コードブック伝送、および異なる信頼性および遅延を要求する異なる優先順位を有するHARQ-ACK伝送をサポートする。
【0030】
したがって、4つの問題が、アクティブ化DCIおよび半持続的伝送が設計されるとき、存在し得る。
【0031】
1.1つのアクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化するとき、特に、半持続的伝送が、RRCシグナリングによる優先順位で構成されるとき、アクティブ化DCIが少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化するために従うべき、ルールは?
【0032】
2.1つのアクティブ化解除DCI(アクティブ化解除DCIは、アクティブ化された半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される、特定のDCIであって、データをスケジューリングDCIと異なる設計を有する)が、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送を同時にアクティブ化解除するとき、HARQ-ACKがHARQ-ACKコードブック内でフィードバックされるアクティブ化解除DCIに対応する方法は(例えば、HARQ-ACKコードブックが、半持続的コードブックであるとき、またはHARQ-ACKコードブックが、動的コードブックであるとき)?
【0033】
3.異なる半持続的伝送が、異なる優先順位を有するので、1つのアクティブ化解除DCIが、少なくとも2つのアクティブ化半持続的伝送をアクティブ化解除し、対応する後続HARQ-ACKコードブックおよびフィードバックを単純にする方法は(例えば、アクティブ化解除DCIに対応するHARQ-ACKの生成および伝送を単純にする方法?また、別の実施例に関して、アクティブ化解除DCIに対応するHARQ-ACKの優先順位を決定する方法?)?
【0034】
4.アクティブ化解除DCIが、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送をアクティブ化解除するとき(特に、アクティブ化解除DCIによって同時にアクティブ化解除される、少なくとも2つの半持続的伝送が、RRCシグナリングによる異なるまたは同一優先順位で構成されるとき)、アクティブ化解除DCIに対応するHARQ-ACKの優先順位を決定する方法は?
【0035】
本願の実施形態は、モバイル通信ネットワーク(限定ではないが、第5世代(5G)モバイル通信ネットワークを含む)を提供する。ネットワークのネットワークアーキテクチャは、ネットワーク側デバイス(例えば、基地局、伝送ノード、アクセスポイント(AP)、中継局、NodeB(NB)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)等のうちの1つ以上のタイプ)と、端末デバイス(ユーザ機器(UE)、ユーザ機器データカード、中継局、モバイルデバイス等)とを含み得る。本願の実施形態では、前述のネットワークアーキテクチャ上で動作可能である、データ処理方法、通信ノード、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、制御情報が、半持続的伝送に関連付けられ得、伝送の効率および安定性が、改良され得るように、提供される。
【0036】
図1は、実施形態による、データ処理方法のフローチャートを図示する。
図1に示されるように、本実施形態に提供される方法は、第1の通信ノードに適用可能である。方法は、以下を含む。
【0037】
S110では、第1の通信ノードが、第1の制御情報を第2の通信ノードに送信し、第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、少なくとも1つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含む。
【0038】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が、同一優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。
【0039】
第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、または第1の半持続的伝送は、第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され、その指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送に対応するPDSCH時間ドメインリソース配分情報である、またはその指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックス値が昇順または降順でソートされた後の順序インデックス値である。
【0040】
例えば、第1の制御情報が、半持続的伝送1、半持続的伝送2、および半持続的伝送3をアクティブ化解除するために使用され、半持続的伝送1のインデックスは、1であって、半持続的伝送2のインデックスは、2であり、半持続的伝送3のインデックスは、3である。次いで、第1の半持続的伝送は、最小インデックスを有する半持続的伝送1、または最大インデックスを有する半持続的伝送3であり得る、または第1の半持続的伝送はまた、第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され得る。
【0041】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、第1の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。
【0042】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、または第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である。
【0043】
ある実施形態では、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の通信ノードは、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値を低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より小さいように構成するか、または、第1の通信ノードは、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値を低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きくなるように構成する。
【0044】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、下で説明される様式のうちの1つで決定される。
【0045】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0046】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成された最高優先順位を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定される。
【0047】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位に従って決定され、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送しない場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、低優先順位として決定される。
【0048】
第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送する場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される、そうでなければ、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていることに応答して、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、またはそうでなければ、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0049】
少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、またはそうでなければ、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0050】
半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、半持続的伝送が、RRCシグナリングによる低優先順位で構成されることが決定される。
【0051】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、有効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能である。
【0052】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、無効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能ではない。
【0053】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が、少なくとも2つの半持続的伝送内に存在する場合、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0054】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送がRRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有することが要求される場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位は、少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位に従うこと、またはそれを修正することを可能にされる。
【0055】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0056】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0057】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0058】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0059】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0060】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0061】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0062】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0063】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0064】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0065】
図2は、実施形態による、別のデータ処理方法のフローチャートを図示する。
図2に示されるように、本実施形態に提供される方法は、第2の通信ノードに適用可能である。方法は、以下を含む。
【0066】
S210では、第2の通信ノードが、第1の通信ノードによって送信される第1の制御情報を受信し、第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、少なくとも1つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含む。
【0067】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が、同一優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報の場所は、第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。
【0068】
第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、または第1の半持続的伝送は、第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され、その指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送に対応するPDSCH時間ドメインリソース配分情報である、またはその指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックス値が昇順または降順でソートされた後の順序インデックス値である。
【0069】
例えば、第1の制御情報が、半持続的伝送1、半持続的伝送2、および半持続的伝送3をアクティブ化解除するために使用され、半持続的伝送1のインデックスは、1であって、半持続的伝送2のインデックスは、2であり、半持続的伝送3のインデックスは、3である。次いで、第1の半持続的伝送は、最小インデックスを有する半持続的伝送1、または最大インデックスを有する半持続的伝送3であり得、第1の半持続的伝送はまた、第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され得る。
【0070】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、第1の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。
【0071】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、最高優先順位を有する全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、または第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、最高優先順位を有する。
【0072】
ある実施形態では、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値は、低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より小さい、または高優先順位の半持続的伝送のインデックス値は、低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きい。
【0073】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、下で説明される様式のうちの1つで決定される。
【0074】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0075】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成された最高優先順位を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定される。
【0076】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位に従って決定され、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送しない場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、低優先順位として決定される。
【0077】
第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送する場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される、そうでなければ、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていることに応答して、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、またはそうでなければ、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0078】
少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、またはそうでなければ、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0079】
半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、半持続的伝送が、RRCシグナリングによる低優先順位で構成されることが決定される。
【0080】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、有効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能である。
【0081】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、無効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能ではない。
【0082】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が、少なくとも2つの半持続的伝送内に存在する場合、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0083】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送がRRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有することが要求される場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位は、少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位に従うこと、またはそれを修正することを可能にされる。
【0084】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0085】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0086】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0087】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0088】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0089】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0090】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0091】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0092】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0093】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0094】
いくつかの例示的実装が、本願の実施形態の
図1または
図2に提供されるデータ処理方法を解説するために下で列挙される。下で説明される例示的実装は、単独で、または互いに組み合わせて、実行され得、これは、本願の実施形態に具体的に限定されない。下で説明される例示的実施形態では、アクティブ化DCIまたはアクティブ化解除DCIは、前述の第1の制御情報に対応する。
【0095】
第1の例示的実施形態では、アクティブ化解除DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化解除し、少なくとも2つの半持続的伝送が、RRCシグナリングによる同一優先順位で構成される場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、少なくとも2つの半持続的伝送の最小インデックスまたは最大インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。すなわち、半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最小インデックスまたは最大インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHの受信場所と同一である。
【0096】
例えば、アクティブ化解除DCIは、4つの半持続的伝送を同時にアクティブ化解除し、4つの半持続的伝送のインデックスは、順に、1、2、3、および4である。インデックスはそれぞれ、半持続的伝送の対応するPDSCHを有する。この時点で、半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、インデックス1(最小インデックス)を有する半持続的伝送のPDSCHの受信場所と同一である。すなわち、半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、に従って決定される、PDSCHの受信場所、すなわち、半持続的HARQ-ACKコードブック内のPDSCHの受信場所(PDSCHの場所)に対応する、HARQ-ACKの場所は、半持続的コードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所として捉えられる。PDSCHの場所は、実際には、ダウンリンクデータを伝送するために使用されず、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、実際には、PDSCHの場所に対応する、HARQ-ACKの場所にある。少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送では、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKに関連付けられない、半持続的伝送のPDSCHは、ダウンリンクデータ伝送をスケジューリングするために使用され得る。
【0097】
このように、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するとき、アクティブ化解除DCIは、選択されない、半持続的伝送のPDSCHが、ダウンリンクデータをスケジューリングするために使用され、それによって、PDSCHリソースを節約し得るように、1つの半持続的伝送のPDSCHの受信場所とのみ関連付けられ得る。
【0098】
第2の例示的実施形態では、第1の例示的実施形態に基づいて、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送が、RRCシグナリングによる異なる優先順位で構成されるとき、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、少なくとも2つの半持続的伝送の最高優先順位または最低優先順位を有する半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。最高優先順位または最低優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送が、存在する場合、最小インデックスまたは最大インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHが、関連付けのために選択される。すなわち、半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の最高優先順位または最低優先順位を有する半持続的伝送のPDSCHの受信場所と同一である。最高優先順位または最低優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送が、依然として、存在する場合、最小インデックスまたは最大インデックスを有する半持続的伝送と同一のPDSCHの受信場所を有する半持続的伝送が、最高優先順位または最低優先順位を有する半持続的伝送から選択される。
【0099】
最高優先順位を有する半持続的伝送のPDSCHの受信場所が、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKに関連付けられるように選択される場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、ドロップされることを回避され得ることに留意されたい。例えば、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの伝送が、別の優先順位の情報の伝送と時間ドメイン衝突を有する場合、高優先順位HARQ-ACKが、伝送されるように確実にされ得る。
【0100】
例えば、アクティブ化解除DCIは、4つの半持続的伝送を同時にアクティブ化解除し、4つの半持続的伝送のインデックスは、順に、1、2、3、および4である。インデックス1の優先順位は、高く、インデックス2の優先順位は、低く、インデックス3の優先順位は、高く、インデックス4の優先順位は、低い。インデックスはそれぞれ、半持続的伝送の対応するPDSCHを有する。この時点で、半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、最高優先順位を有する半持続的伝送のPDSCHの受信場所と同一である。この時点で、インデックス1およびインデックス3が、選択され、次いで、インデックス1、すなわち、最小インデックスを有する半持続的伝送と同一のPDSCHの受信場所を有する半持続的伝送が、選択される。すなわち、半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、PDSCHの受信場所に従って決定される、すなわち、半持続的HARQ-ACKコードブック内のPDSCHの受信場所(PDSCHの場所)に対応する、HARQ-ACKの場所は、半持続的コードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所として捉えられる。PDSCHの場所は、実際には、ダウンリンクデータを伝送するために使用されず、PDSCHの場所に対応する、HARQ-ACKの場所は、実際には、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKにある。
【0101】
このように、第1の例示的実施形態の利点に加え、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、伝送衝突が生じるとき、ドロップされることを回避するために、高優先順位を有することが確実にされ得る。
【0102】
第3の例示的実施形態では、第1および第2の例示的実施形態の両方において、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、半持続的伝送のPDSCHの受信場所に関連付けられ、半持続的伝送は、合意されたルールを使用することによって決定される。第3の例示的実施形態に関して、半持続的伝送を決定するためのフレキシブルな様式が、下で説明されるように提供される。
【0103】
基地局が、アクティブ化解除DCIが指示情報の断片を搬送する様式において、1つの半持続的伝送を示す。半持続的HARQ-ACKコードブック内のアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの場所は、アクティブ化解除DCIによって示される1つの半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。ここでは、1つの半持続的伝送は、アクティブ化解除DCIによってアクティブ化解除される、少なくとも2つの半持続的伝送のうちの1つである。具体的には、基地局は、アクティブ化解除DCIが指示情報の断片を搬送する様式において、1つの半持続的伝送のPDSCH時間ドメインリソース配分を示し、これは、具体的には、下で説明される方法のうちの1つを含む。方法1では、アクティブ化解除DCI内の時間ドメインリソース配分ドメインが、アクティブ化解除された半持続的伝送からの1つの半持続的伝送を示すために使用され、アクティブ化解除された半持続的伝送の時間ドメインリソース配分が、使用される。方法2では、アクティブ化解除DCI内の時間ドメインリソース配分ドメインが、アクティブ化解除された半持続的伝送からの1つの半持続的伝送を示すために使用され、アクティブ化解除された半持続的伝送のインデックスが、使用される。方法3では、アクティブ化解除DCI内の時間ドメインリソース配分ドメインが、アクティブ化解除された半持続的伝送からの1つの半持続的伝送を示すために使用され、アクティブ化解除された半持続的伝送の順序インデックス値が、使用される。例えば、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックスが、昇順または降順にソートされた後、1つの半持続的伝送が、昇順または降順にソート後、順序インデックス値に従って記述される(例えば、少なくとも2つの半持続的伝送が、インデックスに従って、昇順になった後、どの半持続的伝送が選択されるかが、記述される)。
【0104】
このように、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、動的にスケジュールされたPDSCHの伝送に適用可能であるように、1つの半持続的伝送のPDSCHと動的に関連付けられることができる。例えば、4つのアクティブ化解除された半持続的伝送が、存在し、基地局が、動的にスケジュールされたデータの伝送のために、その最小インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHを使用することを所望するが、第1および第2の例示的実施形態に従って、最小インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHは、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKに関連付けられ、基地局が、動的にスケジュールされたデータを伝送するために、最小インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHを使用することができない結果をもたらす。しかしながら、第3の例示的実施形態では、基地局は、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKが、別の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられることを動的に示し、それによって、基地局が、最小インデックスを有する半持続的伝送のPDSCHを使用することによって、動的にスケジュールされたデータを伝送することを確実にし得る。前述の方法1に関して、PDSCHアクティブ化解除DCI内の時間ドメインリソース配分ドメインは、関連技術分野内で使用されないため、再使用が、提案される。方法2および方法3は、構成される持続的伝送の総数が、配分される時間ドメインリソースの総数未満またはそれに等しいので、方法1に対するシグナリングオーバーヘッドを低減させる効果を有する。方法3は、アクティブ化解除された半持続的伝送の数が、構成される半持続的伝送の数未満またはそれに等しいので、方法2より少ないシグナリングオーバーヘッドを有する。
【0105】
第4の例示的実施形態では、基地局およびUEは、RRCシグナリングが、UEのための少なくとも2つの半持続的伝送を構成するとき、高優先順位の半持続的伝送のために構成されるインデックス値が、低優先順位の半持続的伝送のために構成されるインデックス値より小さいことを合意する。したがって、RRCシグナリングが、半持続的伝送のためのインデックスを構成するとき、RRCシグナリングは、優先順位をインデックスに与え、インデックスの優先順位は、半持続的伝送の優先順位に対応することに匹敵する。例えば、4つの半持続的伝送が、UEのために構成され、2つの半持続的伝送が、高優先順位を有し、他の2つの半持続的伝送が、低優先順位を有する。2つの高優先順位の半持続的伝送のインデックスは、それぞれ、1および2として構成され、2つの低優先順位の半持続的伝送のインデックスは、それぞれ、3および4として構成される、または2つの低優先順位の半持続的伝送のインデックスはまた、それぞれ、5および6であり得る(2つの高優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きい限り)。
【0106】
代替として、基地局およびUEは、UEが、少なくとも2つの半持続的伝送で構成されるとき、高優先順位の半持続的伝送のために構成されるインデックス値が、低優先順位の半持続的伝送のために構成されるインデックス値より大きいことに合意する。
【0107】
したがって、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送が、RRCシグナリングによって構成される、異なる優先順位を有する場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKに関連付けられる、半持続的伝送が、決定されるとき、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKが、第1の例示的実施形態に従う実行が従われる限り、高優先順位を有することが確実にされる。
【0108】
第5の例示的実施形態では、基地局およびUEは、アクティブ化解除DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化解除し、少なくとも2つの半持続的伝送が、RRCシグナリングによる異なる優先順位で構成される場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、以下のうちの少なくとも1つのように決定されることに合意する。
【0109】
アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCI(またはアクティブ化DCI)によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位として決定される。このように、フレキシブルなHARQ-ACK優先順位が、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCによる優先順位で構成されるかどうかにかかわらず、アクティブ化解除DCIのために提供されることができる。
【0110】
代替として、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で、RRCシグナリングによって構成された最高優先順位(または最低優先順位)を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定される。このように、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送するかどうかにかかわらず、アクティブ化解除DCIが、HARQ-ACKの高優先順位を有し、伝送衝突が生じるとき、HARQ-ACKがドロップされないように防止することが確実にされ得る。少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、低優先順位(または高優先順位)として決定される。
【0111】
代替として、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送し、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0112】
代替として、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送し、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0113】
代替として、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送せず、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された最高優先順位(または最低優先順位)を有する半持続的伝送の優先順位として決定される。
【0114】
代替として、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送せず、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、低優先順位(または高優先順位)として決定される。
【0115】
代替として、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送し、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位と、少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位(または相対的低優先順位)に従って決定される。
【0116】
前述の決定ルールは、組み合わせて使用され得る。例えば、アクティブ化解除DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化解除するとき、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送する場合(RRCシグナリングが、少なくとも2つの半持続的伝送のための優先順位を構成するかどうかにかかわらず)、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位に従って決定され、そうでなければ、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送は、RRCシグナリングによる優先順位で構成される、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位(または低優先順位)に従って決定される、またはそうでなければ、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、低優先順位(または高優先順位)である。
【0117】
別の実施例に関して、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送が、RRCシグナリングによる優先順位で構成される場合(アクティブ化解除DCIが、優先順位指示情報を搬送するかどうかにかかわらず)、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位(または低優先順位)に従って決定される、またはそうでなければ、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、低優先順位(または高優先順位)である。
【0118】
別の実施例に関して、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位指示と、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の相対的高優先順位として決定される(優先順位指示および優先順位によって示される優先順位が、同一優先順位である場合、同一優先順位が、使用される)。ここでは、アクティブ化解除DCIが、優先順位指示を搬送しない場合、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位指示は、低優先順位を有すると決定される。RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送は、低優先順位を有する半持続的伝送として決定される。
【0119】
加えて、アクティブ化解除DCIが、半持続的伝送をアクティブ化解除する場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、下で説明される様式のうちの少なくとも1つにおいて決定される。
【0120】
処理1では、アクティブ化解除DCIの半持続的伝送のためのHARQ-ACKの優先順位(すなわち、HARQ-ACKが、高優先順位または低優先順位HARQ-ACKコードブックに属するかどうか)と、RRCによる優先順位で構成される、半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送しない場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、半持続的伝送のRRCによって構成された優先順位として決定される。
【0121】
処理2では、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位と、RRCによる優先順位で構成されていない半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送しない場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、低優先順位(または高優先順位)を有すると決定される。
処理3では、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位と、
【0122】
RRCによる優先順位で構成される、半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送する場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位指示に従って決定される。
【0123】
処理4では、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位と、RRCによる優先順位で構成されていない半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送する場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位指示に従って決定される。
【0124】
処理5では、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位と、RRCによる優先順位で構成される、半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送するが、優先順位指示情報が、無効である場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、半持続的伝送のRRCによって構成された優先順位に従って決定される。
【0125】
処理6では、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位と、RRCによる優先順位で構成されていない半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送するが、優先順位指示情報が、無効である場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKは、低優先順位(または高優先順位)を有すると決定される。
【0126】
処理7では、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位と、RRCによる優先順位で構成される、半持続的伝送とに関して、アクティブ化解除DCIが、アクティブ化解除の間、優先順位指示情報を搬送する場合、アクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位は、アクティブ化解除DCIによって搬送される優先順位と、RRCによって構成された優先順位との相対的高優先順位(または相対的低優先順位)として決定される。
【0127】
前述の処理は、互いに組み合わせられ得る。
【0128】
第6の例示的実施形態では、基地局が、高レベルシグナリング、すなわち、RRCシグナリングによって、優先順位、例えば、高優先順位または低優先順位を用いて、半持続的伝送を構成するとき、かつアクティブ化ダウンリンク制御シグナリング(アクティブ化DCIは、UEのための半持続的伝送をアクティブにするために使用される)が、優先順位指示情報の断片(例えば、高優先順位または低優先順位)を搬送するとき、基地局およびUEは、処理のために、下で説明される様式のいずれかを使用することに合意する。
【0129】
様式1では、1つのアクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送の優先順位を同時にアクティブ化し、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送が、RRCシグナリングによる異なる優先順位で構成される場合、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位指示情報は、この時点で有効である(少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成される、個別の優先順位は、無効になる)。例えば、優先順位指示情報が、高優先順位を示す場合、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送は、この時点では、その両方とも、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位指示情報に従って、高優先順位として決定される。
【0130】
様式1を用いることで、半持続的伝送のために同一優先順位を有する少なくとも2つの半持続的伝送リソースを要求する問題が、事実上、解決されることができる。例えば、基地局またはUEは、同一優先順位を有する4つの半持続的伝送がアクティブ化されることを必要とするが、4つの半持続的伝送は、現在構成されており、異なる優先順位で構成される。この時点で、様式1が、4つの半持続的伝送を同時にアクティブ化するために使用され得、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位指示情報内の優先順位は、基地局またはUEの要件を充足させるように、4つのアクティブ化された半持続的伝送に適用される。関連機構によると、RRCシグナリングは、4つの半持続的伝送の優先順位を再構成し、4つの半持続的伝送の優先順位を同一にするために使用される必要があり、4つの半持続的伝送は、アクティブ化DCIを使用することによって、1つずつ、アクティブ化される。関連機構は、様式1に対して複雑である。
【0131】
様式2では、1つのアクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送の優先順位を同時にアクティブ化し、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送が、RRCシグナリングによる異なる優先順位で構成される場合、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位指示情報は、この時点では、無効である。例えば、の少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送優先順位は、それぞれ、この時点における、RRCシグナリングによって構成される、個別の優先順位に従う。
【0132】
様式2を用いることで、基地局またはUEが、少なくとも2つの半持続的伝送がアクティブ化されることを必要とするとき、アクティブ化は、1つのみのアクティブ化DCIを使用することによって完了されることができ、関連機構によると、アクティブ化DCIは、1つずつ、少なくとも2つの半持続的伝送に送信される必要がある。アクティブ化DCIの送信回数は、様式2では、様式1に対して低減される。
【0133】
様式3では、1つのアクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化し、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送に存在する場合、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位指示情報は、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていないアクティブ化された半持続的伝送に適用可能であって、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位指示情報は、RRCシグナリングによる優先順位で構成されたアクティブ化された半持続的伝送に適用不可能である。
【0134】
加えて、アクティブ化DCIが、半持続的伝送をアクティブにする場合、半持続的伝送の優先順位は、下で説明される様式のうちの少なくとも1つにおいて決定される。
【0135】
処理aでは、RRCによる優先順位で構成されたアクティブ化された半持続的伝送に関して、アクティブ化DCIが、アクティブ化中、優先順位指示情報を搬送しない場合、半持続的伝送の優先順位は、RRCによって構成された優先順位として決定される。
【0136】
処理bでは、RRCによる優先順位で構成されていないアクティブ化された半持続的伝送に関して、アクティブ化DCIが、アクティブ化中、優先順位指示情報を搬送しない場合、半持続的伝送の優先順位は、低優先順位(または高優先順位)として決定される。
【0137】
処理cでは、RRCによる優先順位で構成されたアクティブ化された半持続的伝送に関して、アクティブ化DCIが、アクティブ化中、優先順位指示情報を搬送する場合、半持続的伝送の優先順位は、指示アクティブ化DCIによって搬送される優先順位に従って決定される。
【0138】
処理dでは、RRCによる優先順位で構成されていないアクティブ化された半持続的伝送に関して、アクティブ化DCIが、アクティブ化中、優先順位指示情報を搬送する場合、半持続的伝送の優先順位は、指示アクティブ化DCIによって搬送される優先順位に従って決定される。
【0139】
処理eでは、RRCによる優先順位で構成されたアクティブ化された半持続的伝送に関して、アクティブ化DCIが、アクティブ化中、優先順位指示情報を搬送する場合、半持続的伝送の優先順位は、アクティブ化DCIによって搬送される優先順位と、RRCによって構成された優先順位との相対的高優先順位(または相対的低優先順位)として決定される。
【0140】
前述の処理様式は、組み合わせて使用され得る。
【0141】
様式1および様式2の利点は、様式3において達成されることができる。
【0142】
様式4では、1つのアクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化する場合、これらの半持続的伝送は、RRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有しなければならず、アクティブ化された半持続的伝送の優先順位は、アクティブDCIによって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位に従う、またはそれに従って修正される。
【0143】
様式1、様式2、および様式3の利点は、様式4において達成されることができる。
【0144】
第7の例示的実施形態では、アクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化する場合、各半持続的伝送の第1のPDSCHのHARQ-ACKは、下で説明される方法によってフィードバックされ得る。
【0145】
アクティブ化DCIのHARQ-ACKアクティブ化DCI内の関連パラメータに従って、は、フィードバックを実施する。例えば、アクティブ化DCIのHARQ-ACKによって送信される、アップリンクフィードバック場所および物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースが、アクティブ化DCI内のPUCCHリソース指示ドメインおよびPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインに従って決定される。各半持続的伝送の第1のPDSCHのHARQ-ACKを含む、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送のPDSCHのHARQ-ACKが、半持続的伝送のために構成される、PUCCHリソースに従って送信される。
【0146】
代替として、アクティブ化DCIが、少なくとも2つの半持続的伝送を同時にアクティブ化し、少なくとも2つの半持続的伝送が、RRCシグナリングによる異なる優先順位で構成され得る場合、アクティブ化DCIのHARQ-ACKは、少なくとも2つのアクティブ化された半持続的伝送の指定された半持続的伝送の第1のPDSCHに関連付けられる。ここでは、指定された半持続的伝送を決定するための方法は、第1の例示的実施形態および第2の例示的実施形態における方法であり得る。半持続的伝送が、第4の例示的実施形態に従って、インデックスで構成される場合、指定された半持続的伝送は、第1の例示的実施形態に従って決定されもよい。残りの半持続的伝送の第1のPDSCHは、残りの半持続的伝送のために構成される、PUCCHリソースに従って送信される。
【0147】
前述の第1-第7の例示的実施形態における種々の様式は、競合なく、組み合わせて使用され得る。種々の様式はまた、半持続的伝送のためのアクティブ化解除DCIの優先順位およびアクティブ化解除DCIのHARQ-ACKの優先順位を決定するためにも適用可能である。前述の種々の実施形態では、RRCシグナリングは、優先順位を用いて、半持続的伝送を構成する、またはマッピング関係を提供し得る。マッピング関係は、半持続的伝送が、どのHARQ-ACKコードブックに対応するかである(すなわち、半持続的伝送のHARQ-ACKは、高優先順位HARQ-ACKコードブックまたは低優先順位HARQ-ACKコードブックに対応する)。半持続的伝送が、高優先順位HARQ-ACKコードブックに対応する場合、半持続的伝送は、高優先順位であって、半持続的伝送が、低優先順位HARQ-ACKコードブックに対応する場合、半持続的伝送は、低優先順位である。前述の第1-第7の例示的実施形態における種々の様式では、半持続的伝送の優先順位を決定することは、半持続的伝送のHARQ-ACKの優先順位を決定する。アクティブ化DCIまたはアクティブ化解除DCIは、以下の場合、すなわち、RRCシグナリングが、アクティブ化DCIまたはアクティブ化解除DCIのための優先順位指示ドメインを構成しないアクティブ化DCIまたはアクティブ化解除DCIが、優先順位指示ドメインを搬送するが、優先順位指示ドメインが、無効であることが合意される、またはアクティブ化DCIまたはアクティブ化解除DCIが、優先順位指示ドメインを含有しない(例えば、フォールバックDCI(DCI1-0フォーマットまたはDCI0-0フォーマット)が、アクティブ化またはアクティブ化解除のために使用されるとき)場合のうちの1つでは、前述の実施例において、優先順位指示を搬送しない。
【0148】
図3は、実施形態による、別のデータ処理方法のフローチャートを図示する。
図3に示されるように、本実施形態に提供される方法は、第1の通信ノードに適用可能である。方法は、以下を含む。
【0149】
S310では、第1の通信ノードが、第2の制御情報を構成し、第2の通信ノードに送信する。
【0150】
第2の制御情報は、第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を含み、第2の制御情報はさらに、以下、すなわち、第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0151】
ある実施形態では、第2の制御情報は、ダウンリンクスケジューリングデータのダウンリンク制御情報(DCI)のフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する、またはアップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する。
【0152】
ある実施形態では、第2の制御情報が、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0153】
DCI内の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示ドメインが、再使用される。
【0154】
DCI内の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0155】
DCI内のPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0156】
DCI内のダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0157】
DCI内のPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0158】
DCI内のPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインが、合意値として設定され、合意値は、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドが第2の制御情報として使用されることを表すために使用される。随意に、合意値は、0であり得る。
【0159】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、PUCCHリソース指示ドメイン、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメイン、DAIドメイン、PDSCH時間ドメインリソース配分ドメイン、およびPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを含まない。
【0160】
ある実施形態では、第2の制御情報が、アップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0161】
DCI内の第1のビットフィールドが、PUCCHリソース指示ドメインとして再解釈される。
【0162】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0163】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0164】
DCI内の第3のビットフィールドが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのカウンタDAIドメインとして再解釈される。
【0165】
DCI内の第4のビットフィールドが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインとして再解釈される。
【0166】
DCI内のPUSCH時間周波数リソース配分ドメインが、第2の制御情報のHARQ-ACKを配分するための時間周波数リソースドメインとして再解釈される。
【0167】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、第1のビットフィールド、第2のビットフィールド、第3のビットフィールド、第4のビットフィールド、PUSCH時間周波数リソース配分ドメインを含まない。
【0168】
ある実施形態では、第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、第2の制御情報を送信するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされる。
【0169】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、サービングセルののうち、最小インデックスまたは最大インデックスを有するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされ、移行されたその状態は、第2の制御情報によって示される。
【0170】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、1つのサービングセルに関連付けられ、1つのサービングセルは、関連付けのために第2の制御情報によって示されるサービングセルである。
【0171】
ある実施形態では、第2の制御情報のHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられる場合、第1の通信ノードは、PDSCHを関連付けられたサービングセルから決定し、PDSCHの受信場所を使用することによって、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定する。
【0172】
図4は、実施形態による、別のデータ処理方法のフローチャートを図示する。
図4に示されるように、本実施形態に提供される方法は、第2の通信ノードに適用可能である。方法は、以下を含む。
【0173】
S410では、第2の通信ノードが、第1の通信ノードによって送信される第2の制御情報を受信する。
【0174】
第2の制御情報は、第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を含み、第2の制御情報はさらに、以下のいくつかの情報、すなわち、第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0175】
ある実施形態では、第2の制御情報は、ダウンリンクスケジューリングデータのダウンリンク制御情報(DCI)のフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する、またはアップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する。
【0176】
ある実施形態では、第2の制御情報が、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0177】
DCI内の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示ドメインが、再使用される。
【0178】
DCI内の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0179】
DCI内のPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0180】
DCI内のダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0181】
DCI内のPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0182】
DCI内のPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインが、合意値として設定され、合意値は、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドが第2の制御情報として使用されることを表すために使用される。随意に、合意値は、0であり得る。
【0183】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、PUCCHリソース指示ドメイン、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメイン、DAIドメイン、PDSCH時間ドメインリソース配分ドメイン、およびPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを含まない。
【0184】
ある実施形態では、第2の制御情報が、アップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0185】
DCI内の第1のビットフィールドが、PUCCHリソース指示ドメインとして再解釈される。
【0186】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0187】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0188】
DCI内の第3のビットフィールドが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのカウンタDAIドメインとして再解釈される。
【0189】
DCI内の第4のビットフィールドが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインとして再解釈される。
【0190】
DCI内のPUSCH時間周波数リソース配分ドメインが、第2の制御情報のHARQ-ACKを配分するための時間周波数リソースドメインとして再解釈される。
【0191】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、第1のビットフィールド、第2のビットフィールド、第3のビットフィールド、第4のビットフィールド、PUSCH時間周波数リソース配分ドメインを含まない。
【0192】
ある実施形態では、第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、第2の制御情報を送信するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされる。
【0193】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、サービングセルののうち、最小インデックスまたは最大インデックスを有するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされ、移行されたその状態は、第2の制御情報によって示される。
【0194】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、1つのサービングセルに関連付けられ、1つのサービングセルは、関連付けのために第2の制御情報によって示されるサービングセルである。
【0195】
ある実施形態では、第2の制御情報のHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられる場合、関連付けられたサービングセルから決定されるPDSCHの受信場所が、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するために使用される。
【0196】
いくつかの例示的実装が、本願の実施形態の
図3または
図4に提供されるデータ処理方法を解説するために下で列挙される。下で説明される例示的実装は、単独で、または互いに組み合わせて、実行され得、これは、本願の実施形態に具体的に限定されない。
【0197】
NRシステムの議論では、休止状態二次セル(Scell)を導入することが検討され、基地局は、UEに、通常Scellが、休止状態Scellに移行されることができるかどうか、または休止状態Scellが、通常Scellに移行されることができるかどうかを通知し、これは、主に、エネルギーを節約することになる。
【0198】
基地局がUEに通知するための様式は、物理層シグナリング、例えば、1つの特別に設計されたDCIを搬送するPDCCHを使用して、UEに通知することを含み、本特殊DCI(前述の第2の制御情報に対応する)は、データをスケジューリングしない。UEが、本機構を使用することによって通知される場合、信頼性を確実にするために、本通知シグナリングのための対応するHARQ-ACKフィードバックを設計する、すなわち、UEにScell移行を通知するために使用されるDCIシグナリングのための対応するHARQ-ACKフィードバックを設計することを考慮する必要があり、DCIは、データをスケジューリングしない。
【0199】
前述の特殊DCIが、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIを改良し、特殊DCIがHARQ-ACKフィードバックをサポートすることが必要であることを考慮することによって取得される場合、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIを改良するために、下で説明される様式を使用することが検討される。
【0200】
第8の例示的実施形態では、本特殊DCIがダウンリンクデータをスケジューリングしないことを考慮して、特殊DCI内に、PUCCHリソース指示ドメインと、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインとを有することが提案される。これらの2つのドメインは、PUCCHリソースおよび特殊DCIのHARQ-ACKフィードバックの場所を決定するために使用される。ここでは、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインおよびPUCCHリソース指示ドメインはまた、事前に合意され得、これは、特殊DCIのオーバーヘッドを低減させることができる。
【0201】
このように、特殊DCIのHARQ-ACKが独立して送信されることが確実にされ得る。しかしながら、特殊DCIのHARQ-ACKはまた、半持続的HARQ-ACKコードブックまたは動的HARQ-ACKコードブックと組み合わせた後に伝送され得るため、この場合、下で説明される様式が、検討され得る。
【0202】
第9の例示的実施形態では、特殊DCIはさらに、第8の例示的実施形態に基づいて、ダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインを有する。このDAIドメインは、動的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所を決定するために使用される。このように、動的HARQ-ACKコードブック内の特殊DAIのHARQ-ACKの場所が、特殊DCIのHARQ-ACKが動的HARQ-ACKコードブックと組み合わせて伝送されるとき、決定されることができる。
【0203】
第10の例示的実施形態では、第8の例示的実施形態に基づいて、特殊DCIはさらに、PDSCHリソースの配分情報を有し、PDSCHは、データを伝送するために使用されない、すなわち、本PDSCHリソースの場所は、半持続的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所を決定するために使用される。オーバーヘッドを低減させるために、PDSCHリソースの配分情報は、ここでは、単に、PDSCH時間ドメインリソース配分に関連し、PDSCH周波数ドメインリソース配分に関連しないこともある。
【0204】
ある実施形態では、特殊DCIのHARQ-ACKは、特殊DCIを送信するサービングセル(また、本明細書では、キャリアとしても説明され得る)に関連付けられる、すなわち、複数のキャリアが存在するとき、特殊DCIのHARQ-ACKは、特殊DCIを送信するキャリアのHARQ-ACKにおいてカウントされる。代替として、特殊DCIのHARQ-ACKは、二次セル(Scell)に関連付けられ、移行する必要があるその状態は、特殊DCIによって示される。特殊DCIが、同時に、移行すべき少なくとも2つのScell状態を示す場合、最小インデックスまたは最大インデックスを有するScellが、関連付けのために選択される(または特殊DCIが、あるサービングセルを示し、特殊DCIのHARQ-ACKが、示されるサービングセルに関連付けられる)。すなわち、複数のキャリアが、存在するとき、特殊DCIは、サービングセル1によって送信されるが、Scell2およびScell3が状態移行を実施することを示すために使用され、この時点で、特殊DCIのHARQ-ACKは、Scell2に関連付けられる(Scell2のインデックスが最小であると仮定される)。
【0205】
特殊DCIのHARQ-ACKが、サービングセルに関連付けられる後、特殊DCIのHARQ-ACKが、そのキャリアのHARQ-ACKにおいてカウントされ、PDSCHの受信場所が、半持続的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所を決定するために、サービングセルからさらに決定される必要があることのみが決定される。
【0206】
このように、半持続的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所は、特殊DCIのHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられるとき、決定されることができる。
【0207】
前述の特殊DCIが、アップリンクスケジューリングデータのDCIを改良し、特殊DCIがHARQ-ACKフィードバックをサポートする必要があることを考慮することによって取得される場合、アップリンクスケジューリングデータのDCIを改良するために、下で説明される様式を使用することが検討される。
【0208】
第11の例示的実施形態では、PUCCHリソース指示ドメインおよびPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、特殊DCIに追加される。これらの2つのドメインは、PUCCHリソースおよび特殊DCIのHARQ-ACKフィードバックの場所を決定するために使用される。ここでは、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインおよびPUCCHリソース指示ドメインはまた、事前に合意され得、これは、特殊DCIのオーバーヘッドを低減させることができる。前述の2つのドメインはまた、アップリンクデータをスケジューリングするDCIが、アップリンクデータをもはやスケジューリングしないことに起因して、再解釈のために利用可能な多数の他のドメインを有するので、DCIスケジューリングアップリンクデータ内の他のパラメータを再解釈することによって実装され得る。
【0209】
このように、特殊DCIのHARQ-ACKが独立して送信されることが確実にされ得る。しかしながら、特殊DCIのHARQ-ACKはまた、半持続的HARQ-ACKコードブックまたは動的HARQ-ACKコードブックと組み合わせた後に伝送され得るため、この場合、下で説明される様式が、検討され得る。
【0210】
第12の例示的実施形態では、カウンタダウンリンク割り当てインデックス(カウンタDAI)ドメインがさらに、第11の例示的実施形態に基づいて、特殊DCIに追加される。本カウンタダウンリンク割り当てインデックスドメインは、動的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所を決定するために使用される。このように、動的HARQ-ACKコードブック内の特殊DAIのHARQ-ACKの場所が、特殊DCIのHARQ-ACKが動的HARQ-ACKコードブックと組み合わせて伝送されるとき、決定されることができる。
【0211】
第13の例示的実施形態では、第11の例示的実施形態に基づいて、PDSCHリソースの配分情報がさらに、特殊DCIに追加され、PDSCHは、データを伝送するために使用されない、すなわち、このPDSCHリソースの場所は、半持続的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所を決定するために使用される。オーバーヘッドを低減させるために、PDSCHリソースの配分情報は、ここでは、単に、PDSCH時間ドメインリソース配分に関連し、PDSCH周波数ドメインリソース配分に関連しないこともある。
【0212】
第14の例示的実施形態では、特殊DCIのHARQ-ACKは、特殊DCIを送信するサービングセル(また、本明細書では、キャリアとしても説明され得る)に関連付けられる、すなわち、複数のキャリアが、存在するとき、特殊DCIのHARQ-ACKは、特殊DCIを送信するキャリアのHARQ-ACKにおいてカウントされる。代替として、特殊DCIのHARQ-ACKは、二次セル(Scell)に関連付けられ、移行する必要があるその状態は、特殊DCIによって示される。特殊DCIが、同時に、移行すべき少なくとも2つのScell状態を示す場合、最小インデックスまたは最大インデックスを有するScellが、関連付けのために選択される(または特殊DCIが、あるサービングセルを示し、特殊DCIのHARQ-ACKが、示されるサービングセルに関連付けられる)。すなわち、複数のキャリアが、存在するとき、特殊DCIは、サービングセル1によって送信されるが、Scell2およびScell3が、状態移行を実施することを示すために使用され、この時点で、特殊DCIのHARQ-ACKは、Scell2に関連付けられる(Scell2のインデックスが最小であると仮定される)。
【0213】
特殊DCIのHARQ-ACKが、サービングセルに関連付けられた後、特殊DCIのHARQ-ACKが、そのキャリアのHARQ-ACKにおいてカウントされ、PDSCHの受信場所が、半持続的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所を決定するために、サービングセルからさらに決定される必要があることのみが、決定される。
【0214】
このように、半持続的HARQ-ACKコードブック内の特殊DCIのHARQ-ACKの場所は、特殊DCIのHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられるとき、決定されることができる。
【0215】
第15の例示的実施形態では、特殊DCIは、配分のためのPUSCHリソースを有し、PUSCHリソースは、特殊DCIのHARQ-ACKを伝送する。すなわち、基地局は、特殊DCIをUEに送信し、配分のためのPUSCHリソースが、搬送され、UEが、特殊DCIのHARQ-ACKをPUSCHリソース内で伝送する。特殊DCIのHARQ-ACKは、ここでは、媒体アクセス制御(MAC)層制御ユニットの形態であり得る。
【0216】
前述の第8-第15の例示的実施形態に基づいて、特殊DCIのHARQ-ACKの優先順位を決定する方法の問題を解決するために、優先順位指示ドメインが、特殊DCIに追加され得る。優先順位指示ドメインは、特殊DCIのHARQ-ACKに対応する、優先順位を示すために使用される。代替として、前述の様式10-17に説明されるビットフィールド以外のDCI内のあるビットフィールドが、特殊DCIのHARQ-ACKを記述する、優先順位ビットフィールドとして再解釈される。
【0217】
このように、特殊DCIのHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブック(または動的HARQ-ACKコードブック)と組み合わせられると、特殊DCIのHARQ-ACKは、優先順位に従って、異なる優先順位を有するコードブックに組み合わせられ得る。ある実施形態では、基地局およびUEは、特殊DCIのHARQ-ACKが、伝送衝突が生じるとき、ドロップされることを回避するために、概して、高優先順位を有することに合意することが提案される。
【0218】
5G技術では、相対的に短伝送時間内に短待ち時間および高度信頼性伝送サービスを被覆することを確実にするために、構成されたグラントを伴うアップリンク伝送のためのトランスポートブロック反復技術が、導入される。リリース15規格では、トランスポートブロック(TB)の繰り返される伝送は、スロットベースの反復である、すなわち、TBは、複数のスロットを使用することによって、繰り返し送信されることが規定される。TBは、各スロット内で1回のみ送信され、TBは、同一時間ドメインリソース配分を各スロット上に有する。
【0219】
超高度信頼性および超短待ち時間伝送のトラフィック性能を最適化するために、リリース16規格では、構成されたグラントを伴うアップリンク伝送のためのトランスポートブロック反復を向上させることが必要である。すなわち、同一TBが、1回以上同一スロット内で繰り返し送信される、または同一TBが、複数の連続した利用可能なスロットのスロット境界を横断して繰り返し送信されることが導入される。
【0220】
構成されたグラントを伴うタイプ1PUSCH伝送および構成されたグラントを伴うタイプ2PUSCH伝送に関して、リリース15の時間ドメインリソース配分(TDRA)表は、明示的に定義されているが、リリース16の時間ドメインリソース配分テーブルを定義する方法は、まだ公開されていない。
【0221】
構成されたグラントを伴うタイプ1PUSCH伝送は、RRCによるスケジューリング情報で構成され、構成されたグラントを伴うタイプ2PUSCH伝送は、アクティブ化DCIによるスケジューリング情報で構成される。
【0222】
具体的には、リリース16の時間ドメインリソース配分テーブルは、下で説明される方法に従って決定される。
【0223】
方法1では、構成されたグラントを伴うタイプ1PUSCH伝送は、RRCシグナリングによるTDRAテーブルで構成され、TDRAテーブルは、構成されたグラントを伴うタイプ2PUSCH伝送によって使用されるテーブルと異なる。
【0224】
ある実施形態では、構成されたグラントを伴うタイプ1PUSCH伝送によって使用されるTDRAテーブルは、反復の数の指示を含まず、構成されたグラントを伴うタイプ2PUSCH伝送によって使用されるテーブルは、反復の数の指示を含む。
【0225】
ある実施形態では、構成されたグラントを伴うタイプ1PUSCH伝送によって使用されるTDRAテーブルは、時間ドメインリソースの開始シンボルSと、データの時間ドメインリソースの時間ドメイン持続時間シンボルの数Lとを独立して示し、S+Lは、14を上回る整数であり得る。
【0226】
ある実施形態では、構成されたグラントを伴うタイプ2PUSCH伝送は、動的にスケジューリングするために、TDRAテーブルを使用する。
【0227】
具体的には、表1に示されるように、K2は、スロットオフセットを指し、これは、端末が、DCIを受信する時間とPUSCHを送信する時間との間の時間の長さである。Sは、PUSCHの時間ドメインリソースの開始シンボルを指し、Lは、PUSCHの時間ドメインリソースの時間ドメイン持続時間シンボルの数を指し、S+Lは、14を上回る整数であり得る。
【表1】
【0228】
ネットワーク側が、リリース16のPUSCH伝送タイプを使用することを示すとき、端末は、新しく定義されたTDRAテーブルを使用して、時間ドメイン配分リソースを決定する。
【0229】
ある実施形態では、新しく定義されたテーブルは、表2に示されるようなものであり得、反復の数の列が、表1に基づいて追加され、反復の数を示す。
【表2】
【0230】
方法2では、リリース16のPUSCHに関して、複数のTDRAテーブルが、存在する。例えば、異なるTDRAテーブルが、異なるDCIフォーマットのために存在する。例えば、DCIフォーマット0_1のために構成されるテーブルは、TDRAforDCIformat0_1であって、DCIフォーマット0_2のために構成されるテーブルは、TDRAforDCIformat0_2である。
【0231】
さらに、規格によって承認されている、リリース15に関するTDRAテーブルは、本明細書では、旧来のTDRAテーブルと称される。
【0232】
端末に関して、リリース16によって使用される時間ドメイン配分情報は、下で説明される方法のうちの少なくとも1つを使用することによって、これらの3つのテーブルに基づいて決定される。
【0233】
方法Aでは、時間ドメイン配分情報が、所定のルールに従って決定される。具体的には、ネットワーク側が、リリース15のPUSCH伝送タイプを使用することを示すとき、端末は、旧来のTDRAテーブルを使用する。ネットワーク側が、リリース16のPUSCH伝送タイプを使用することを示すとき、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_2を使用する、またはネットワーク側が、リリース16のPUSCH伝送タイプを使用することを示すとき、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_1を使用する。
【0234】
方法Bでは、時間ドメイン配分情報は、RRCシグナリングの指示に従って決定される。具体的には、ネットワークが、リリース15のPUSCH伝送タイプを使用することを示すとき、端末は、旧来のTDRAテーブルを使用する。ネットワークが、リリース16のPUSCH伝送タイプを使用することを示すとき、テーブルTDRAforDCIformat0_1またはテーブルTDRAforDCIformat0_2が、RRCシグナリングに従って、使用のために選択される。
【0235】
具体的には、RRCシグナリングのコンテンツは、テーブルTDRAforDCIformat0_1である。RRCシグナリングが、構成を実施しない場合、テーブルTDRAforDCIformat0_2が、デフォルトによって使用される。
【0236】
代替として、RRCシグナリングのコンテンツは、テーブルTDRAforDCIformat0_2である。RRCシグナリングが、構成を実施しない場合、テーブルTDRAforDCIformat0_1が、デフォルトによって使用される。
【0237】
代替として、RRCシグナリングは、2つの論理値を示す。第1の論理値が、示されるとき、端末は、TDRAforDCIformat0_2に対応する、TDRAテーブルを使用する。第2の論理値が、示されるとき、端末は、TDRAforDCIformat0_1に対応する、TDRAテーブルを使用する。
【0238】
方法Cでは、時間ドメイン配分情報が、RRCシグナリングの指示に従って決定される。
【0239】
具体的には、RRCシグナリングは、3つの論理値を示す。第3の論理値が、示されるとき、端末は、旧来のTDRAテーブルを使用する。第4の論理値が、示されるとき、端末はテーブルTDRAforDCIformat0_2、を使用する。第5の論理値が、示されるとき、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_1を使用する。
【0240】
方法Dでは、時間ドメイン配分情報は、RRCシグナリングの指示に従って決定される。
【0241】
具体的には、第1のRRCシグナリングのコンテンツは、旧来のTDRAテーブルであって、第2のRRCシグナリングは、2つの論理値を示す。第1のRRCシグナリングが、構成を実施せず、第2のRRCシグナリングが、第6の論理値を示す場合、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_2を使用する。代替として、第1のRRCシグナリングが、構成を実施せず、第2のRRCシグナリングが、第7の論理値を示す場合、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_1を使用する。
【0242】
代替として、具体的には、第3のRRCシグナリングのコンテンツは、テーブルTDRAforDCIformat0_1であって、第4のRRCシグナリングは、2つの論理値を示す。第3のRRCシグナリングが、構成を実施せず、第4のRRCシグナリングが、第8の論理値を示す場合、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_2を使用する。代替として、第3のRRCシグナリングが、構成を実施せず、第4のRRCシグナリングが、第9の論理値を示す場合、端末は、旧来のTDRAテーブルを使用する。
【0243】
代替として、具体的には、第5のRRCシグナリングのコンテンツは、テーブルTDRAforDCIformat0_2であり、第6のRRCシグナリングは、2つの論理値を示す。If第5のRRCシグナリングが、構成を実施せず、第6のRRCシグナリングが、第10の論理値を示す場合、端末は、テーブルTDRAforDCIformat0_1を使用する。代替として、第5のRRCシグナリングが、構成を実施せず、第6のRRCシグナリングが、第11の論理値を示す場合、端末は、旧来のTDRAテーブルを使用する。
【0244】
A、B、C、およびDに述べられたテーブルTDRAforDCIformat0_2およびテーブルTDRAforDCIformat0_1は、反復の数を示す、列を含み得る、または2つの表は、反復の数を示す、列を含まなくてもよい。
【0245】
実施形態は、実施例としてアップリンクPUSCHを挙げることによてのみ解説されるが、伝送反復情報はまた、PDSCH、PDCCH等の物理層チャネル上で搬送され得る。
【0246】
図5は、実施形態による、データ処理装置の構造図を図示する。データ処理装置は、第1の通信ノード内に構成され得る。
図5に示されるように、データ処理装置は、送信モジュール10を含む。
【0247】
送信モジュール10は、第1の制御情報を第2の通信ノードに送信するように構成され、第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、少なくとも1つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含む。
【0248】
実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態のデータ処理方法を実装し得る。実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態と同一実装原理および技術的効果を有するので、ここでは繰り返されない。
【0249】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が、同一優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報の場所は、第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。
【0250】
第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である。
【0251】
第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である。
【0252】
第1の半持続的伝送は、第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され、その指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送に対応するPDSCH時間ドメインリソース配分情報である、またはその指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックス値が昇順または降順でソートされた後の順序インデックス値である。
【0253】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、第1の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。
【0254】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送である。
【0255】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送である。
【0256】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、最高優先順位を有する。
【0257】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、最高優先順位を有する。
【0258】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、最高優先順位を有する。
【0259】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、最高優先順位を有する。
【0260】
ある実施形態では、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の通信ノードは、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値を低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より小さいように構成するか、または、第1の通信ノードは、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値を低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きくなるように構成する。
【0261】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、下で説明される様式のうちの1つで決定される。
【0262】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0263】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成された最高優先順位を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定される。
【0264】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位に従って決定され、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送しない場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、低優先順位として決定される。
【0265】
第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送する場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される、そうでなければ、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていることに応答して、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、またはそうでなければ、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0266】
少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0267】
半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、半持続的伝送が、RRCシグナリングによる低優先順位で構成されることが決定される。
【0268】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、有効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能である。
【0269】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、無効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能ではない。
【0270】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が、少なくとも2つの半持続的伝送内に存在する場合、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0271】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送がRRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有することが要求される場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位は、少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位に従うこと、またはそれを修正することを可能にされる。
【0272】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0273】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0274】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0275】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0276】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0277】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0278】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0279】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0280】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0281】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0282】
図6は、実施形態による、別のデータ処理装置の構造図を図示する。データ処理装置は、第2の通信ノード内に構成され得る。
図6に示されるように、データ処理装置は、受信モジュール20を含む。
【0283】
受信モジュール20は、第1の通信ノードによって送信される第1の制御情報を受信するように構成され、第1の制御情報は、少なくとも1つの半持続的伝送をアクティブにすること、またはアクティブ化解除することを行うために使用され、第1の制御情報は、第1の半持続的伝送に関連付けられており、少なくとも1つの半持続的伝送は、第1の半持続的伝送を含む。
【0284】
実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態のデータ処理方法を実装し得る。実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態と同一実装原理および技術的効果を有するので、ここでは繰り返されない。
【0285】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が、同一優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報の場所は、第1の半持続的伝送の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。
【0286】
第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である。
【0287】
第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である。
【0288】
第1の半持続的伝送は、第1の制御情報によって搬送されるある指示情報によって示され、その指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送に対応するPDSCH時間ドメインリソース配分情報である、またはその指示情報は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のインデックス値が昇順または降順でソートされた後の順序インデックス値である。
【0289】
ある実施形態では、第1の制御情報が、少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第1の制御情報のHARQ-ACKの場所は、第1の半持続的伝送のPDSCHに関連付けられる。
【0290】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送である。
【0291】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送である。
【0292】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、最高優先順位を有する。
【0293】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最高優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、最高優先順位を有する。
【0294】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最小である、最高優先順位を有する。
【0295】
第1の半持続的伝送は、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送の中で最低優先順位を有する半持続的伝送であり、第1の半持続的伝送のインデックスは、全てのアクティブ化解除された半持続的伝送インデックスの中で最大である、最高優先順位を有する。
【0296】
ある実施形態では、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、高優先順位の半持続的伝送のインデックス値は、低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より小さい、または高優先順位の半持続的伝送のインデックス値は、低優先順位の半持続的伝送のインデックス値より大きい。
【0297】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用される場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、下で説明される様式のうちの1つで決定される。
【0298】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0299】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送の無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成された最高優先順位を有する半持続的伝送の優先順位に従って決定される。
【0300】
第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位に従って決定され、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送しない場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、低優先順位として決定される。
【0301】
第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送する場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される、そうでなければ、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていることに応答して、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、またはそうでなければ、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0302】
少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報のHARQ-ACKの優先順位は、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位の高優先順位に従って決定される、少なくとも2つのアクティブ化解除された半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報のHARQ-ACKは、低優先順位として決定される。
【0303】
半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、半持続的伝送が、RRCシグナリングによる低優先順位で構成されることが決定される。
【0304】
ある実施形態では、第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報は、有効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能である。
【0305】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送が異なる優先順位を有する場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報が、無効であり、少なくとも2つの半持続的伝送に適用可能ではない。
【0306】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送が、少なくとも2つの半持続的伝送内に存在する場合、RRCシグナリングによる優先順位で構成されていない半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0307】
第1の制御情報が少なくとも2つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、少なくとも2つの半持続的伝送がRRCシグナリングによって構成された同一優先順位を有することが要求される場合、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報によって示される優先順位は、少なくとも2つの半持続的伝送のRRCシグナリングによって構成された優先順位に従うこと、またはそれを修正することを可能にされる。
【0308】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0309】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0310】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0311】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0312】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブにするために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0313】
ある実施形態では、第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、RRCシグナリングによって構成された優先順位に従って決定される。
【0314】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していないことに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、高優先順位または低優先順位に従って決定される。
【0315】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0316】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されていない場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報に従って決定される。
【0317】
第1の制御情報が、1つの半持続的伝送をアクティブ化解除するために使用され、1つの半持続的伝送がRRCシグナリングによる優先順位で構成されている場合、第1の制御情報が優先順位指示情報を搬送していることに応答して、1つの半持続的伝送の優先順位は、第1の制御情報によって搬送される優先順位指示情報と、RRCシグナリングによって構成された優先順位との相対的高優先順位または相対的低優先順位に従って決定される。
【0318】
図7は、実施形態による、別のデータ処理装置の構造図を図示する。データ処理装置は、第1の通信ノード内に構成され得る。
図7に示されるように、データ処理装置は、処理モジュール30と、送信モジュール31とを含む。
【0319】
処理モジュール30は、第2の制御情報を構成するように構成される。
【0320】
送信モジュール31は、第2の制御情報を第2の通信ノードに送信するように構成される。
【0321】
第2の制御情報は、第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を含み、第2の制御情報はさらに、以下のいくつかの情報、すなわち、第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0322】
実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態のデータ処理方法を実装し得る。実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態と同一実装原理および技術的効果を有するので、ここでは繰り返されない。
【0323】
ある実施形態では、第2の制御情報は、ダウンリンクスケジューリングデータのダウンリンク制御情報(DCI)のフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する、またはアップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する。
【0324】
ある実施形態では、第2の制御情報が、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0325】
DCI内の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示ドメインが、再使用される。
【0326】
DCI内の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0327】
DCI内のPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0328】
DCI内のダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0329】
DCI内のPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0330】
DCI内のPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインが、合意値として設定され、合意値は、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドが第2の制御情報として使用されることを表すために使用される。
【0331】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、PUCCHリソース指示ドメイン、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメイン、DAIドメイン、PDSCH時間ドメインリソース配分ドメイン、およびPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを含まない。
【0332】
ある実施形態では、第2の制御情報が、アップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0333】
DCI内の第1のビットフィールドが、PUCCHリソース指示ドメインとして再解釈される。
【0334】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0335】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0336】
DCI内の第3のビットフィールドが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのカウンタDAIドメインとして再解釈される。
【0337】
DCI内の第4のビットフィールドが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインとして再解釈される。
【0338】
DCI内のPUSCH時間周波数リソース配分ドメインが、第2の制御情報のHARQ-ACKを配分するための時間周波数リソースドメインとして再解釈される。
【0339】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、第1のビットフィールド、第2のビットフィールド、第3のビットフィールド、第4のビットフィールド、PUSCH時間周波数リソース配分ドメインを含まない。
【0340】
ある実施形態では、第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、第2の制御情報を送信するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされる。
【0341】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、サービングセルののうち、最小インデックスまたは最大インデックスを有するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされ、移行されたその状態は、第2の制御情報によって示される。
【0342】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、1つのサービングセルに関連付けられ、1つのサービングセルは、関連付けのために第2の制御情報によって示されるサービングセルである。
【0343】
ある実施形態では、第2の制御情報のHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられる場合、処理モジュール30は、PDSCHを関連付けられたサービングセルから決定し、PDSCHの受信場所を使用することによって、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定する。
【0344】
図8は、実施形態による、別のデータ処理装置の構造図を図示する。データ処理装置は、第2の通信ノード内に構成され得る。
図8に示されるように、データ処理装置は、受信モジュール40を含む。
【0345】
受信モジュール40は、第1の通信ノードによって送信される第2の制御情報を受信するように構成される。
【0346】
第2の制御情報は、第2の通信ノードにサービス提供する二次セルの状態が移行することを示すための情報を含み、第2の制御情報はさらに、以下のいくつかの情報、すなわち、第2の制御情報がユーザデータをスケジューリングするために使用されないことを示すための情報、第2の制御情報のハイブリッド自動反復要求-確認応答(HARQ-ACK)情報リソースを決定するための情報、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングを決定するための情報、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位の情報、または半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するための情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0347】
実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態のデータ処理方法を実装し得る。実施形態に提供されるデータ処理装置は、前述の実施形態と同一実装原理および技術的効果を有するので、ここでは繰り返されない。
【0348】
ある実施形態では、第2の制御情報は、ダウンリンクスケジューリングデータのダウンリンク制御情報(DCI)のフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する、またはアップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する。
【0349】
ある実施形態では、第2の制御情報が、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0350】
DCI内の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示ドメインが、再使用される。
【0351】
DCI内の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0352】
DCI内のPDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメインが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0353】
DCI内のダウンリンク割り当てインデックス(DAI)ドメインが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0354】
DCI内のPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのものとして再解釈される。
【0355】
DCI内のPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインが、合意値として設定され、合意値は、ダウンリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドが第2の制御情報として使用されることを表すために使用される。
【0356】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、PUCCHリソース指示ドメイン、PDSCH/HARQ-ACKタイミングフィードバックドメイン、DAIドメイン、PDSCH時間ドメインリソース配分ドメイン、およびPDSCH周波数ドメインリソース配分ドメインを含まない。
【0357】
ある実施形態では、第2の制御情報が、アップリンクスケジューリングデータのDCIのフォーマット内のビットフィールドの一部を、DCIのフォーマットを使用することによって、設定または再解釈する場合、下で説明される定義のうちの少なくとも1つが、含まれる。
【0358】
DCI内の第1のビットフィールドが、PUCCHリソース指示ドメインとして再解釈される。
【0359】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0360】
DCI内の第2のビットフィールドが、第2の制御情報が位置するサブスロットから、第2の制御情報のHARQ-ACKが位置するサブスロットまでのインターバルタイミングとして再解釈される。
【0361】
DCI内の第3のビットフィールドが、動的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのカウンタDAIドメインとして再解釈される。
【0362】
DCI内の第4のビットフィールドが、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するためのPDSCH時間ドメインリソース配分ドメインとして再解釈される。
【0363】
DCI内のPUSCH時間周波数リソース配分ドメインが、第2の制御情報のHARQ-ACKを配分するための時間周波数リソースドメインとして再解釈される。
【0364】
DCI内の1ビットフィールドが、第2の制御情報のHARQ-ACKの優先順位を決定するためのものとして再解釈され、1ビットフィールドは、第1のビットフィールド、第2のビットフィールド、第3のビットフィールド、第4のビットフィールド、PUSCH時間周波数リソース配分ドメインを含まない。
【0365】
ある実施形態では、第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、第2の制御情報を送信するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされる。
【0366】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、サービングセルののうち、最小インデックスまたは最大インデックスを有するサービングセルのHARQ-ACKにおいてカウントされ、移行されたその状態は、第2の制御情報によって示される。
【0367】
第2の制御情報が、第2の通信ノードにサービス提供する少なくとも2つの二次セルの状態が移行することを示すために使用される場合、第2の制御情報のHARQ-ACKは、1つのサービングセルに関連付けられ、1つのサービングセルは、関連付けのために第2の制御情報によって示されるサービングセルである。
【0368】
ある実施形態では、第2の制御情報のHARQ-ACKが、半持続的HARQ-ACKコードブックと組み合わせられる場合、関連付けられたサービングセルから決定されるPDSCHの受信場所が、半持続的HARQ-ACKコードブック内の第2の制御情報のHARQ-ACKの場所を決定するために使用される。
【0369】
本願の実施形態はさらに、通信ノードを提供する。通信ノードは、プロセッサを含み、これは、コンピュータプログラムを実行すると、本願の任意の実施形態内に提供される方法を実装するように構成される。具体的には、通信ノードは、本願の任意の実施形態に提供される、第1の通信ノードであり得る、または本願の任意の実施形態に提供される、第2の通信ノードであり得、これは、本願では具体的に限定されない。
【0370】
実施例として、下で説明される実施形態は、UEおよび基地局である、通信ノードの構造図を提供する。
【0371】
図9は、実施形態による、UEの構造図を図示する。UEは、複数の形態で実装され得る。UEは、本願では、限定ではないが、携帯電話、スマートフォン、ノートブックコンピュータ、デジタルブロードキャスト受信機、携帯情報端末(PDA)、ポータブルデバイス(パッド)、ポータブルマルチメディアプレーヤ(PMP)、ナビゲーション装置、車両搭載型端末デバイス、車両搭載型ディスプレイ端末、および車両搭載型電子バックミラー等のモバイル端末デバイス、ならびにデジタルテレビ(TV)およびデスクトップコンピュータ等の固定された端末デバイスを含み得る。
【0372】
図9に示されるように、UE50は、無線通信ユニット51と、オーディオ/ビデオ(A/V)入力ユニット52と、ユーザ入力ユニット53と、感知ユニット54と、出力ユニット55と、メモリ56と、インターフェースユニット57と、プロセッサ58と、電力供給源ユニット59とを含み得る。
図9は、複数のアセンブリを含む、UEを図示するが、全ての図示されるアセンブリを実装することが要求されるわけではなく、より多いまたはより少ないアセンブリが、代わりに、実装され得ることに留意されたい。
【0373】
実施形態では、無線通信ユニット51は、UE50と基地局またはネットワークとの間の無線通信を可能にする。A/V入力ユニット52は、オーディオまたはビデオ信号を受信するように構成される。ユーザ入力ユニット53は、ユーザによるコマンド入力に従って、キー入力データを生成し、UE50の種々の動作を制御し得る。感知ユニット54は、例えば、UE50の現在の状態、UE50の場所、UE50へのユーザのタッチ入力の有無、UE50の配向、およびUE50の加速または減速の移動および方向を検出し、UE50の動作を制御するためのコマンドまたは信号を生成する。インターフェースユニット57は、それを通して少なくとも1つの外部装置が、UE50に接続され得る、インターフェースとしての役割を果たす。出力ユニット55は、視覚的、オーディオ、および/または触覚様式において、出力信号を提供するように構成される。メモリ56は、例えば、プロセッサ58によって実行される動作を処理および制御するためのソフトウェアプログラムを記憶し得る、または出力された、または出力されることになる、データを一時的に記憶し得る。メモリ56は、少なくとも1つのタイプの記憶媒体を含み得る。さらに、UE50は、ネットワーク接続を通して、メモリ56の記憶機能を実施する、ネットワーク記憶装置と協働し得る。プロセッサ58は、概して、UE50の全体的動作を制御するように構成される。電力供給源ユニット59は、プロセッサ58の制御下で、外部電力または内部電力を受信し、種々の要素およびアセンブリを動作させるために要求される適切な電力を提供する。
【0374】
プロセッサ58は、メモリ56内に記憶されるプログラムを起動し、少なくとも1つの機能アプリケーションおよびデータ処理を実行し、例えば、本願の実施形態に提供される方法を実装する。
【0375】
図10は、実施形態による、基地局の構造図を図示する。
図10に示されるように、基地局は、プロセッサ60と、メモリ61と、通信インターフェース62とを含む。1つ以上のプロセッサ60は、基地局内に提供され得、1つのプロセッサ60が、
図10では、実施例として使用される。基地局内にある、プロセッサ60、メモリ61、および通信インターフェース62は、バスを通して、または他の様式において、接続され得る。
図10では、バスを通した接続が、実施例として使用される。バスは、複数のバス構造の中の任意のバス構造を使用する、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、加速グラフィックポート、プロセッサ、またはローカルバスを含む、いくつかのタイプのバス構造のうちの1つ以上のものを表す。
【0376】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、メモリ61は、本願の実施形態における方法に対応するプログラム命令/モジュール等のソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能プログラム、およびモジュールを記憶するように構成され得る。プロセッサ60は、メモリ61内に記憶されるソフトウェアプログラム、命令、およびモジュールを起動し、基地局の少なくとも1つの機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する、すなわち、前述のデータ処理方法を実装する。
【0377】
メモリ61は、プログラム記憶領域と、データ記憶領域とを含み得る。プログラム記憶領域は、少なくとも1つの機能によって要求される、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶し得、データ記憶領域は、端末の使用に応じて作成されたデータを記憶し得る。加えて、メモリ61は、高速ランダムアクセスメモリを含み得、さらに、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリ要素、フラッシュメモリ要素、または別の不揮発性ソリッドステートメモリ要素を含み得る。いくつかの実施例では、メモリ61は、プロセッサ60に対して遠隔で配置される、メモリを含み得る。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して、基地局に接続され得る。前述のネットワークの実施例は、限定ではないが、インターネット、イントラネット、ネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせを含む。
【0378】
通信インターフェース62は、データを受信およびに送信するように構成され得る。
【0379】
本願の実施形態はさらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、これは、プロセッサによって実行されると、本願の任意の実施形態に提供される方法を実装する。
【0380】
本願の実施形態におけるコンピュータ記憶媒体は、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを使用し得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体またはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、限定ではないが、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体システム、装置、または要素、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、1つ以上のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、フラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学メモリ要素、磁気メモリ要素、またはそれらの任意の好適な組み合わせを含む(非包括的リスト)。本願では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む、または記憶する、任意の有形媒体であり得る。プログラムは、命令実行システム、装置、または要素によって使用される、またはそれと併用され得る。
【0381】
コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、ベースバンド内で、またはキャリアの一部として伝搬される、データ信号を含み得る。データ信号は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードを搬送する。このような伝搬されるデータ信号は、複数の形態にあって、限定ではないが、電磁信号、光学信号、またはそれらの任意の好適な組み合わせを含み得る。コンピュータ読み取り可能な信号媒体はさらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であり得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、または要素によって使用される、またはそれと併用される、プログラムを送信、伝搬、または伝送し得る。
【0382】
コンピュータ読み取り可能な媒体上に含まれるプログラムコードは、限定ではないが、無線媒体、ワイヤ、光学ケーブル、無線周波数(RF)、またはそれらの任意の好適な組み合わせを含む、任意の好適な媒体を使用することによって、伝送され得る。
【0383】
本開示の動作を実施するためのコンピュータプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語または複数のプログラミング言語の組み合わせにおいて書き込まれてもよい。プログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk、C++、Ruby、およびGo等のオブジェクト指向プログラミング言語、およびC言語または類似プログラミング言語等の従来の手続型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全に、ユーザコンピュータ上で、部分的に、ユーザコンピュータ上で、独立型ソフトウェアパッケージとして、部分的に、ユーザコンピュータ上で、かつ部分的に、遠隔コンピュータ上で、または完全に、遠隔コンピュータまたはサーバ上で実行され得る。遠隔コンピュータに関連する場合、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を含む、任意のタイプのネットワークを介して、ユーザコンピュータに接続され得る、または、外部コンピュータに接続され得る(例えば、インターネットサービスプロバイダを通して、インターネットを介して)。
【0384】
用語「ユーザ端末」は、例えば、携帯電話、ポータブルデータ処理装置、ポータブルウェブブラウザ、または車両搭載型モバイルステーション等の任意の好適なタイプの無線ユーザ機器を網羅することが、当業者によって理解されるはずである。
【0385】
一般に、本願の複数の実施形態は、ハードウェア、特殊目的回路、ソフトウェア、論理、またはそれらの任意の組み合わせ内に実装され得る。例えば、いくつかの側面は、ハードウェア内に実装され得る一方、他の側面は、コントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティング装置によって実施され得る、ファームウェアまたはソフトウェア内に実装され得るが、本願は、それに限定されない。
【0386】
本願の実施形態は、例えば、プロセッサエンティティ内のモバイル装置のデータプロセッサによって実行される、コンピュータプログラム命令によって、ハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実装され得る。コンピュータプログラム命令は、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書き込まれる、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、ステータス設定データ、またはソースまたはオブジェクトコードであり得る。
【0387】
本願の図面間の任意の論理フローのブロック図は、プログラムステップを表し得る、相互接続される論理回路、モジュール、および機能を表し得る、またはプログラムステップと論理回路、モジュール、および機能の組み合わせを表し得る。コンピュータプログラムは、メモリ内に記憶され得る。メモリは、ローカル技術環境のために好適な任意のタイプであり得、限定ではないが、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ならびに光学記憶装置およびシステム(デジタルビデオディスク(DVD)またはコンパクトディスク(CD))、および同等物等の任意の好適なデータ記憶装置技術を使用して実装され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、非一過性記憶媒体を含み得る。データプロセッサは、限定ではないが、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサ等、ローカル技術環境のために好適な任意のタイプであり得る。