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7607054マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法、端末デバイス及びネットワークデバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-18
(45)【発行日】2024-12-26
(54)【発明の名称】マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法、端末デバイス及びネットワークデバイス
(51)【国際特許分類】
   H04W 4/06 20090101AFI20241219BHJP
   H04W 68/00 20090101ALI20241219BHJP
   H04W 76/10 20180101ALI20241219BHJP
   H04W 52/02 20090101ALI20241219BHJP
【FI】
H04W4/06
H04W68/00
H04W76/10
H04W52/02 111
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2022568984
(86)(22)【出願日】2020-05-12
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-19
(86)【国際出願番号】 CN2020089884
(87)【国際公開番号】W WO2021226848
(87)【国際公開日】2021-11-18
【審査請求日】2023-04-18
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】リウ、ジェンファ
(72)【発明者】
【氏名】ワン、シュクン
【審査官】松野 吉宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-187279(JP,A)
【文献】国際公開第2020/036460(WO,A1)
【文献】国際公開第2019/221530(WO,A1)
【文献】国際公開第2019/216730(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0140261(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0010141(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0301515(US,A1)
【文献】LG Electronics,New MBS architecture and procedures,3GPP TSG SA WG2#136AH S2-2000350,フランス,3GPP,2020年01月07日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 - 7/26
H04W 4/00 - 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法であって、
端末デバイスが第1のネットワークデバイスからのマルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するためのページングメッセージを受信することと、
端末デバイスが前記ページングメッセージに応答することとを含み、
前記方法は、さらに、
前記第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信するように構成され、前記ページング要求メッセージにページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報が含まれ、前記端末の識別子情報とDRX情報は、ページングされる必要がある端末に対応するページング機会POを決定するために使用されることと、
前記端末デバイスは、前記POにおいて前記第1のネットワークデバイスからの前記ページングメッセージを受信することとを含み、
前記ページングメッセージには、関するマルチキャストサービスMBSセッション情報が含まれる
ことを特徴とするマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法。
【請求項2】
前記ページングメッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
端末デバイスが前記ページングメッセージ又はMBSサービス更新に関するシステム情報ブロックSIBに前記端末デバイスが気になるグループの情報が含まれるかどうかを判断し、含まれる場合に前記ページングメッセージに応答する
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法。
【請求項3】
マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法であって、
第1のネットワークデバイスがマルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するためのページングメッセージを送信することを含み、
前記方法は、さらに、
前記第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信し、前記ページング要求メッセージにページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報が含まれ、前記端末の識別子情報とDRX情報は、ページングされる必要がある端末に対応するPOを決定するために使用されることと、
前記第1のネットワークデバイスは、前記POにおいて前記ページングメッセージを送信することとを含み、
前記ページングメッセージには、関するMBSセッション情報が含まれる
ことを特徴とするマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法。
【請求項4】
前記ページングメッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれる
ことを特徴とする請求項3に記載のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
前記ページング要求メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法。
【請求項6】
前記方法は、さらに、
第1のネットワークデバイスが1番目の端末にページングメッセージを送信し、最後の端末にページングメッセージを送信し、又は1番目の端末がページングメッセージに対する応答を受信した時にタイマーを開始することと、
前記タイマーがタイムアウトする前に、前記マルチキャストダウンリンクデータを送信することとを含む
ことを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法。
【請求項7】
ページングメッセージ受信モジュールと、応答モジュールとを備える端末デバイスであって、
前記ページングメッセージ受信モジュールは、第1のネットワークデバイスからのページングメッセージを受信するように構成され、前記ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用され、
前記応答モジュールは、前記ページングメッセージに応答するように構成され、
前記第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信するように構成され、前記ページング要求メッセージにページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報が含まれ、前記端末の識別子情報とDRX情報は、ページングされる必要がある端末に対応するページング機会POを決定するために使用され、
前記端ページングメッセージ受信モジュールは、前記POにおいて前記第1のネットワークデバイスからの前記ページングメッセージを受信し、
前記ページングメッセージには、関するマルチキャストサービスMBSセッション情報が含まれる
ことを特徴とする端末デバイス。
【請求項8】
前記ページングメッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
前記応答モジュールは、前記ページングメッセージ又はMBSサービス更新に関するシステム情報ブロックSIBに前記端末デバイスが気になるグループの情報が含まれるかどうかを判断し、含まれる場合、前記ページングメッセージに応答するように構成される
ことを特徴とする請求項に記載の端末デバイス。
【請求項9】
ページングメッセージ送信モジュールを備えるネットワークデバイスであって、
前記ページングメッセージ送信モジュールは、ページングメッセージを送信するように構成され、前記ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用され、
ページング要求メッセージ受信モジュールをさらに備え、
前記ページング要求メッセージ受信モジュールは、第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信するように構成され、前記ページング要求メッセージにページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報が含まれ、前記端末の識別子情報とDRX情報は、ページングされる必要がある端末に対応するPOを決定するために使用され、
前記ページングメッセージ送信モジュールは、前記POにおいて前記ページングメッセージを送信するように構成され
前記ページングメッセージには、関するMBSセッション情報が含まれる
ことを特徴とするネットワークデバイス。
【請求項10】
前記ページングメッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれる
ことを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
【請求項11】
前記ページング要求メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる
ことを特徴とする請求項又は10に記載のネットワークデバイス。
【請求項12】
前記ページングメッセージ送信モジュールは、さらに、1番目の端末にページングメッセージを送信し、最後の端末にページングメッセージを送信し、又は1番目の端末がページングメッセージに対する応答を受信した時にタイマーを開始し、前記タイマーがタイムアウトする前に、前記マルチキャストダウンリンクデータを送信するように構成される
ことを特徴とする請求項11のいずれか1項に記載のネットワークデバイス。
【請求項13】
コンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、請求項3~5のいずれか1項に記載の方法を実行させる
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、通信分野に関し、具体的に、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法、端末デバイス及びネットワークデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
5Gシステムでは、ポイントツーマルチポイント伝送メカニズムが導入される。この伝送メカニズムのネットワークアーキテクチャでは、ネットワーク側は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの領域でポイントツーマルチポイント伝送モードを使用してダウンリンクデータを送信する。この領域での端末は、マルチキャスト/ブロードキャストチャネルを使用してデータを受信できる。
【0003】
コアネットワークとRAN間のデータインターフェイスN3インターフェイスでは、UEの特定のN3チャネルを使用でき、UEのユニキャストデータとマルチキャスト/ブロードキャストデータがこの特定のチャネルで伝送される。また、共有伝送チャネルを使用することもでき、この伝送チャネルはデータ伝送のために複数の端末によって共有され、この複数の端末は同じグループに属する。
【0004】
ネットワークリソースを節約するために、端末はダウンリンクデータがないときにアイドル状態になり、あるダウンリンクマルチキャスト/ブロードキャストデータが到着する時に、ダウンリンク端末にデータの到着を通知するために、あるメカニズムが必要である。現在では、ダウンリンクマルチキャスト/ブロードキャストデータの到着をある端末グループに通知するメカニズムがない。
【発明の概要】
【0005】
本願の実施例は、以上の技術課題を解決するために、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法、端末デバイス及びネットワークデバイスを提供する。
【0006】
本願の実施例は、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、
端末デバイスがマルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するためのページングメッセージを受信することと、
端末デバイスが前記ページングメッセージに応答することとを含む。
【0007】
本願の実施例は、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、
第1のネットワークデバイスがマルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するためのページングメッセージを送信することを含む。
【0008】
本願の実施例は、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、
第2のネットワークデバイスが第1のネットワークデバイスにページング要求メッセージを送信することを含み、前記ページング要求メッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するMBSセッション情報、ページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報、グループの特定のDRX周期、及び特定のグループ識別子のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0009】
本願の実施例は、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、
第3のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスにマルチキャストダウンリンクデータ、又はMBSセッションに関する第1の到着メッセージ、又は前記マルチキャスト/MBSセッションに関する端末の情報を送信することを含み、前記第1の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0010】
本願の実施例は、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、
第4のネットワークデバイスが第3のネットワークデバイスにマルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージを送信することを含み、前記マルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループに関するMBSセッション情報が含まれる。
【0011】
本願の実施例は、ページングメッセージ受信モジュールと、応答モジュールとを備える端末デバイスを提供し、
ページングメッセージ受信モジュールは、ページングメッセージを受信するように構成され、前記ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用され、
応答モジュールは、前記ページングメッセージに応答するように構成される。
【0012】
本願の実施例は、ページングメッセージ送信モジュールを備えるネットワークデバイスを提供し、
ページングメッセージ送信モジュールは、ページングメッセージを送信するように構成され、前記ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用され。
【0013】
本願の実施例は、ページング要求メッセージ送信モジュールを備えるネットワークデバイスを提供し、
ページング要求メッセージ送信モジュールは、第1のネットワークデバイスにページング要求メッセージを送信するように構成され、前記ページング要求メッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するMBSセッション情報、ページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報、グループの特定のDRX周期、及び特定のグループ識別子のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0014】
本願の実施例は、第1の通知モジュールを備えるネットワークデバイスを提供し、
第1の通知モジュールは、第2のネットワークデバイスにマルチキャストダウンリンクデータ、又はMBSセッションに関する第1の到着メッセージ、又は前記マルチキャスト/MBSセッションに関する端末の情報を送信するように構成され、前記第1の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0015】
本願の実施例は、第2の通知モジュールを備えるネットワークデバイスを提供し、
第2の通知モジュールは、第3のネットワークデバイスにマルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージを送信するように構成され、前記マルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループに関するMBSセッション情報が含まれる。
【0016】
本願の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリとを備える端末デバイスを提供し、ここで、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行して、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかを実行する。
【0017】
本願の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリとを備えるネットワークデバイスを提供し、ここで、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行して、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかを実行する。
【0018】
本願の実施例は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、チップが搭載された装置に上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかを実行させるプロセッサを備えるチップを提供する。
【0019】
本願の実施例は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、チップが搭載された装置に上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかを実行させるプロセッサを備えるチップを提供する。
【0020】
本願の実施例は、プロセッサによって実行され、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかを実施するコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体を提供する。
【0021】
本願の実施例は、プロセッサによって実行され、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかを実施するコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体を提供する。
【0022】
本願の実施例は、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム指令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0023】
本願の実施例は、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム指令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0024】
本願の実施例は、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0025】
本願の実施例は、上記のマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のいずれかをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0026】
本願の実施例における方法は、ネットワークデバイスが端末デバイスにページングメッセージを送信する方法であり、該ページングメッセージでマルチキャストダウンリンクデータがあることを端末デバイスに通知することで、ダウンリンクマルチキャスト/ブロードキャストデータの到着をあるグループの端末に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本願の実施例の応用シナリオの模式図である。
図2】本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法200のフローチャートである。
図3】本願の実施例一のフローチャートである。
図4】本願の実施例二のフローチャートである。
図5】本願の実施例三のフローチャートである。
図6】本願の実施例四のフローチャートである。
図7】本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法700のフローチャートである。
図8】本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法800のフローチャートである。
図9】本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法900のフローチャートである。
図10】本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法1000のフローチャートである。
図11】本願の実施例における端末デバイス1100の構成図である。
図12】本願の実施例における端末デバイス1200の構成図である。
図13】本願の実施例におけるネットワークデバイス1300の構成図である。
図14】本願の実施例におけるネットワークデバイス1400の構成図である。
図15】本願の実施例におけるネットワークデバイス1500の構成図である。
図16】本願の実施例におけるネットワークデバイス1600の構成図である。
図17】本願の実施例におけるネットワークデバイス1700の構成図である。
図18】本願の実施例におけるネットワークデバイス1800の構成図である。
図19】本願の実施例におけるネットワークデバイス1900の構成図である。
図20】本願の実施例におけるネットワークデバイス2000の構成図である。
図21】本願の実施例の通信デバイス2100の構成図である。
図22】本願の実施例におけるチップ2200の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本願の実施例における技術的解決策を添付図面に関連付けて説明する。
【0029】
なお、本願明細書及び特許請求の範囲並びに上記図面における「第1」、「第2」等の用語は、類似の対象物を区別するために使用され、必ずしも特定の順序又は配列を説明するために使用されない。同時に「第1」と「第2」で記述される対象は、同一であっても異なっていてもよい。
【0030】
本願の実施例は、様々な通信システムに適用可能であり、例えば、GSM(Global System of Mobile Communication)システム、CDMA(Code Division Multiple Access)システム、Wideband Code(広帯域符号化)システム、WCDMA(Division Multiple Access)システム、GPRS(General Packet Radio Service)システム、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE-A(Advanced long term evolution)システム、ALTE(Advanced Long Term Evolution)システム、LTE-Aシステム、NR(New Radio)システム、NRシステムの進化系システム、LTE-Uシステム、NR-Uシステム、アンライセンススペクトルシステム、NR-U(unlicensed spectrum)、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)、WLAN(Wireless Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)、WFS(Wireless Fidelity System)。 Wireless Fidelity(WiFi)、次世代通信システム(5th―Generation、5G)、その他の通信システムであっても良い。
【0031】
一般的に、従来の通信システムは、限られた数の接続に対応し、実装も容易でしたが、通信技術の進化に伴い、移動通信システムは、従来の通信だけでなく、例えば、D2d(Device to Device)通信、M2M(Machine to Machine)通信、機械型通信(MTC(Machine Type Communication)、V2V(Vehicle to Vehicle)通信などがあり、これらは本願の実施例でも利用可能である。
【0032】
任意選択で、本願の実施例における通信システムは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)シナリオ、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity、DC)シナリオ、又はスタンドアロン(Standalone、SA)展開シナリオで適用することができる。
【0033】
本願の実施例は、適用可能なスペクトルが限定されるものではない。 例えば、本願の実施例は、ライセンススペクトルだけでなく、アンライセンスのスペクトルにも適用することができる。
【0034】
本願の実施例は、ネットワークデバイス及び端末デバイスに関する様々な実施例を説明し、ここで、端末デバイスは、ユーザ機器(UE)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント又はユーザデバイスとも呼ばれ得る。 端末デバイスは、WLANノST(STAION)であってもよく、携帯電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、WLL(Wireless Local Loop)局、PDA(Personal Digital Assistant)機器、無線通信機能を有する携帯機器、無線モデムに接続されたコンピューティング機器又はその他の処理装置、車載機器、ウェアラブル機器、次世代通信システム(例えば、NRネットワークの端末デバイス又は将来進化するPLMN(Public Land Mobile Network)ネットワーク)における端末デバイスであってもよい。
【0035】
例として限定するものではないが、本願の実施例では、端末デバイスは、ウェアラブルデバイスであってもよい。 ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルスマートデバイスとも呼ばれ、眼鏡、手袋、時計、衣服、靴などの日常着にウェアラブル技術を適用し、身につけることを前提に知能的に設計・開発された機器の総称である。 ウェアラブルデバイスとは、身体に直接装着したり、ユーザーの衣服やアクセサリーに組み込んで使用する携帯端末である。 ウェアラブルデバイスは、単なるハードウェアのデバイスではなく、ソフトウェアによるサポートだけでなく、データインタラクションやクラウドベースでのインタラクションによって力を発揮する。 ウェアラブルスマートデバイスとは、大まかに言えば、スマートウォッチやスマートグラスのようにスマートフォンに機能の全部又は一部を依存しないフル機能の大型デバイスと、各種身体モニタリングなど特定の用途に特化してスマートフォンなど他のデバイスと併用する必要のあるスマートブレスレットやスマートジュエリーを指す。
【0036】
ネットワークデバイスは、モバイルデバイスとの通信に使用されるデバイス、WLANのアクセスポイント(Access Point、AP)、GSMやCDMAのベース送受信機ー局(Base Transceiver Station、BTS)、WCDMAの基地局(NodeB、NB)、LTEの進化型ノードB(eNB、eNodeB)、又は中継局やアクセスポイントなどがあります。 LTEにおける基地局(Evolutional Node B、eNB、eNodeB)、又は中継局やアクセスポイント、車載機器やウェアラブル機器、NRネットワークや将来の進化したPLMNネットワークにおけるネットワークデバイス(gNB)などであってもよい。
【0037】
本願の実施例では、ネットワークデバイスはセルにサービスを提供し、端末デバイスは、セルによって使用される送信リソース(例えば、周波数ドメインリソース、又はスペクトルリソース)を通じてネットワークデバイスと通信し、セルは、ネットワークデバイス(例えば、周波数ドメインリソース)に対応するセル)、セルはマクロ基地局に属することができ、ここでのスモール セルには、メトロ セル、マイクロ セル、ピコ セル、フェムト セルなどがある。これらのスモール セルは、カバレッジが小さく、送信電力が低いという特徴があり、高速データ伝送サービスの提供に適している。
【0038】
図1は、1つのネットワークデバイス110と2つの端末デバイス120とを例示的に示す。任意選択で、無線通信システム100は、複数のネットワークデバイス110を含んでもよく、各ネットワークデバイス110のカバーエリアは、本願の実施例において限定されないが、他の数の端末デバイス120を含んでもよい。 本願の実施例は、1つの端末デバイス120に1つのネットワークデバイス110を適用してもよいし、1つの端末デバイス120に他の端末デバイス120を適用してもよい。
【0039】
任意選択で、無線通信システム100は、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)など、この応用実施例によって制限されない他のネットワークエンティティを含むこともできる。
【0040】
なお、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば交換可能に使用される。 この記事の「及び/又は」という用語は、関連付けられたオブジェクトを説明するための関連付け関係にすぎない。たとえば、A及び/又はBの 3 種類の関係が存在する可能性があることを示しています。Bは同時に存在し、AとBは独立して存在するBこの 3 つの場合。 さらに、このドキュメントの文字「/」は、通常、関するオブジェクトが「or」関係であることを示す。
【0041】
本願の実施例は、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、図2は本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法200のフローチャートであり、この方法は、端末デバイスに適用されるなど、図1に示されるシステムに任意に適用することができるが、これに限定されない。この方法には、少なくとも以下のいくつかが含まれる。
【0042】
S210において、端末デバイスがページングメッセージを受信し、該ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用され、
S220において、端末デバイスが該ページングメッセージに応答する。
【0043】
任意選択で、上記のページングメッセージには、該マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するマルチキャストサービス(MBS、Broadcast and Multicast Service)セッション情報及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
端末デバイスは、該ページングメッセージ又はMBSサービス更新に関するシステム情報ブロック(SIB、system information BLOCK)に該端末デバイスが気になるグループの情報が含まれるかどうかを判断し、含まれる場合、該ページングメッセージに応答する。
【0044】
いくつかの実施例では、前記ページングメッセージに応答することは、関するMBSセッションを活性化し又は無線リソース制御(RRC、radio resource control)回復プロセスを開始することを含む。
【0045】
いくつかの実施例では、関するMBSセッションを活性化することは、
端末デバイスがアイドル状態から接続状態に遷移し、非アクセス層(NAS、Non―Access Stratum)メッセージを送信して前記関するMBSセッションを活性化することを含む。
【0046】
いくつかの実施例では、端末デバイスは、活性化状態で前記RRC回復プロセスを開始する。
【0047】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
端末デバイスがグループの特定の非連続受信(DRX、Discontinuous Reception)周期及びグループの特定の識別子を受信することを含む。
【0048】
任意選択で、上記のグループの特定の識別子は、無線ネットワーク一時識別子(RNTI、Radio Network Tempory Identity)を含む。
【0049】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
端末デバイスは、上記のグループの特定のDRX周期及びグループの特定の識別子に基づいて、グループの特定のページング機会(PO、Paging Occasion)を決定し、
端末デバイスは、上記のグループの特定のPOにおいて上記のページングメッセージをリッスンする。
【0050】
又は、いくつかの実施例では、端末がMBSの特定のPOにおいてページングメッセージをリッスンする。
【0051】
任意選択で、端末は、MBS特定の識別子及びDRXに基づいて上記の特定のPOを計算する。
【0052】
いくつかの実施例では、MBS特定の識別子とDRXとは、プロトコルにより約定され、又は、アクセスネットワークによりシステム情報で放送され、又は、コアネットワークによりNASメッセージを介して端末デバイスに構成される。
【0053】
いくつかの実施例では、端末デバイスは、
(SFN + PF_offset) mod T = (T div N)*(Group_ID mod N)、
i_s = floor (Group_ID/N) mod Nsを利用して、前記グループの特定のPOを決定し、
ここで、
SFNがページングフレームPFに対応し、
PF_offsetがPFのオフセットであり、
modが剰余演算を示し、
Tが前記グループの特定のDRX周期であり、
divが除法丸め演算を示し、
NがT期間のページングフレームの数であり、
Group_IDが前記特定のグループ識別子又はマルチキャストを示す所定の値であり、
i_sがグループの特定のPOの識別子を示し、
floorが切り捨て演算を示し、
Nsが1つのPFにおけるPOの数を示す。
【0054】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、端末デバイスが上記のMBSセッションを利用して上記のマルチキャストダウンリンクデータを受信することを含む。
【0055】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、端末デバイスとネットワークデバイスとは、上記のグループの特定のDRX周期を協議することを含む。
【0056】
任意選択で、端末デバイスは、登録手順及び/又はMBSセッションの確立手順でネットワークデバイスと前記グループの特定のDRX周期を協議する。
【0057】
以上は、本願の実施例における端末デバイスに応用されるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法のフローチャートであり、以下は、図面を参照し、具体的な実施例で本願を説明する。
【0058】
実施例1:マルチキャストダウンリンクデータが無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)に到着し、RANが全ての端末をページングする。
【0059】
重要な技術的ポイント:
- マルチキャストダウンリンクデータ例えばMBSデータは、グループ専用のN3チャンネルを介してRANに到着し、
- RANがページングを行い、ページングメッセージ(Pagingメッセージ)に、マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、又は関するMBSセッション情報、例えばグループの識別子の情報が含まれ、
- システム情報ブロック(SIB、System Information Block)に通知メカニズム情報が含まれる場合、PagingメッセージにMBSサービス更新の指示情報、例えば、特定のSIB更新指示情報を含め、
- RANが全てのPOにおいてページングメッセージを送信し、端末が従来のPO計算方式に基づいてページングメッセージを受信し、ページングメッセージ又は前記SIBに気になるグループの情報が含まれる場合、接続状態に遷移し、サービス要求(service request)を開始して前記グループのMBS sessionを活性化し、ダウンリンクデータを受信する。
【0060】
この実施例により、端末に関しない影響を低減させ、RAN側に対してグループ情報の記憶を要求しない。
【0061】
図3は実施例の具体的なステップの模式図であり、以下のステップを含み、
1. MBSデータがユーザープレーン機能(UPF、User Plane Function)に到着し、
2. UPFがMBSデータをグループデータのN3チャンネルを介してRANノードに送信し、
3. RANノードがN3チャンネル情報に基づいて、このMBSデータが属するグループ情報を判定し、RANがページングメッセージを送信し、このページングメッセージは、セル全体で送信されるページングメッセージである。
【0062】
4. ページングメッセージにグループに関する情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、例えば、グループ識別子、グループ無線ネットワーク一時識別子(RNTI、Radio Network Tempory Identity)メッセージ等であり、切り替え可能で、ページングメッセージにMBS関するSIBが更新するかどうかが含まれる。
【0063】
5. 端末は、ページングメッセージを受信した後、ページングメッセージにおけるグループ情報が現在に気になるグループであるかどうかを判断し、又は、MBS関するSIBに端末が気になるグループの情報が含まれるかどうかを判断し、
6a.端末がステップ5においてグループ情報又は関するSIBで更新されたグループ情報に気になり、且つ、端末がアイドル状態にある場合、端末が接続状態に遷移し、NASメッセージを開始して前記MBS Sessionを活性化し、任意選択で、上記のNASは、サービス要求(service request)メッセージである。
【0064】
6b.端末がステップ5においてグループ情報又は関するSIBで更新されたグループ情報に気になり、且つ端末が非活性化状態にある場合、端末がRRC回復プロセスを開始する。
【0065】
端末が5において前記グループのサービスに気にならない場合、端末がこのページング情報を無視する。
【0066】
実施例2:マルチキャストダウンリンクデータがRANに到着し、RANがグループにおける端末をページングする。
【0067】
重要な技術的ポイント:
- マルチキャストダウンリンクデータがグループ専用のN3チャンネルを介してRANに到着し、
- RANは、以前に構成されたグループと端末との対応関係に基づいて、ページングされる必要がある端末を決定し、従来のPO計算方式を利用してページングされる必要がある端末に対応するPOを計算し、該POにおいてページングメッセージを送信し、ページングメッセージにマルチキャスト指示情報が含まれ、
- SIBに通知メカニズム情報が含まれる場合、Pagingメッセージに特定のSIB更新指示情報を含め、
- 端末がページングメッセージ又はSIB情報を受信し、その中の情報に基づいて接続状態に遷移し、
- 端末がservice requestを開始し通知するグループのMBS Sessionを活性化し、
又は、
- RANがグループの特定のDRX周期(group―specific DRX)及びグループ識別子(group ID)に基づいてグループの特定のページング機会(group―specific PO)を計算し、このPOにおいてページングメッセージを送信し、それにマルチキャスト指示情報が含まれ、
- 端末がgroup―specific DRX及びgroup IDに基づいてgroup―specific POを計算し、このPOにおいてページングをリッスンし、ページングメッセージに気になるグループの情報が含まれる場合、接続状態に遷移してマルチキャストデータを受信し、
- SIBに通知メカニズム情報が含まれる場合、Pagingに特定のSIB更新指示情報を含め、
- 端末がservice requestを開始して通知するグループのMBS Sessionを活性化する。
【0068】
この実施例により、ページングのオーバーヘッドを低減させ、新しいRAN側の行動又はPO計算方式が導入される。
【0069】
図4は実施例の具体的なステップの模式図であり、以下のステップを含み:
1. MBSデータがUPFに到着し、
2. UPFがMBSデータを前記グループデータのN3チャンネルを介してRANノードに送信し、
以降は2つの処理方式がある。
【0070】
第1の処理方式は、以下のステップ3、4、5a、5bを含み:
3. RANノードがN3チャンネル情報に基づいてこのダウンリンクデータが属するグループ情報を判断し、RANがグループ情報及び以前に取得されたグループとグループメンバー(端末)との関係に基づいて、ページングされる必要がある端末を決定し、
4. RANノードは、決定されたページングされる必要がある端末にページングメッセージを送信し、それにグループに関する情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、例えば、グループのグループ識別子情報、グループに関するRNTI情報等である。
【0071】
5a. 端末がページングメッセージを受信した後、端末がアイドル状態にある場合、端末がNASメッセージを開始し、接続状態に遷移してダウンリンクデータを受信する。
【0072】
5b. 端末がページングメッセージを受信した後、端末が非活性化の状態にある場合、端末がRRC回復プロセスを開始する。
【0073】
RAN側がタイマーを開始してもよく、このタイマーがタイムアウトした後、マルチキャストでダウンリンクデータを送信する。
【0074】
任意選択で、RANノードは、1番目の端末にページングメッセージを送信し、最後の端末にページングメッセージを送信し、又は、1番目の端末がページングメッセージに対する応答を受信した時に、タイマーを開始する。
【0075】
任意選択で、RANノードは、MBSセッション確立の時に、コアネットワークにより構成された上記のタイマーを受信する。
【0076】
第2の処理方式は、以下のステップ3’、4’、5a’、5b’を含み、
3’. RANノードがN3チャンネル情報に基づいて、このダウンリンクデータが属するグループ情報を判断し、RANがこのグループの特定のDRX情報及び/又はgroup識別子情報に基づいて、ページング機会を計算し、具体的に、計算式は、
(SFN + PF_offset) mod T = (T div N)*(Group_ID mod N)であり、
ここで、
SFNがページングフレーム(PF、Paging Frame)に対応し、
PF_offsetがページングフレーム(PF、Paging Frame)のオフセットを指し
modが剰余演算を示し、
Tがgroupの特定のDRX周期であり、
divが除法丸め演算を示し、
NがT期間のページングフレームの数であり、
Group_IDは、特定のグループの識別子、又は、所定の値であり、マルチキャストを示す。
【0077】
また、
i_s = floor (Group_ID/N) mod Nsであり、
ここで、
i_sがグループの特定のPOの識別子を示し、
Nsが1つのページングフレーム内のページング機会の数を示し、
ここで、Group_IDは、ネットワークにより構成されたgroup識別子情報であってもよく、例えばRNTI等である。
【0078】
4’.ネットワークが端末にページングメッセージを送信し、任意選択で、それにグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれる。端末がステップ3’の計算方式でページング機会を計算し、ページングメッセージをリッスンする。
【0079】
5a’.端末がページングメッセージを受信し、且つ端末がアイドル状態にある場合、端末が前記グループのMBSセッションを活性化し、例えば、service requestメッセージを開始し、
さらに、端末がページングメッセージにおけるグループ情報又は関するMBSセッション情報に基づいて、気になるグループであるかどうかを決定し、接続状態に遷移するかどうかを決定する。
【0080】
5b’.端末がページングメッセージを受信し、且つ端末が非活性化状態にある場合、端末がRRC接続回復プロセスを開始し、
さらに、端末は、ページングメッセージにおけるグループ情報又は関するMBSセッション情報に基づいて、気になるグループであるかどうかを決定し、接続状態に遷移するかどうかを決定する。
【0081】
なお、本願の実施例は、group―specific DRX協議と構成の手順を提供し、任意選択で、端末が登録手順でネットワークとgroup―specific DRXを協議し、又は、MBSセッションの確立手順でgroup―specific DRXを協議し、具体的に、AMF又はSMFは、端末の気になる又は加入するグループに基づいて、端末のために特定のgroup―specific DRXを構成する。MBS Session確立で、コアネットワークがこの情報をRANに構成する。
【0082】
実施例3:マルチキャストダウンリンクデータがコアネットワークに到着し、コアネットワークが全ての端末をページングする。
【0083】
重要な技術的ポイント:
- マルチキャストダウンリンクデータがUPFに到着し、
- UPFがセッション管理機能(UPF、Session Management Function)にダウンリンクデータの到着、グループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知し、
- SMFがアクセス及びモバイル管理機能(AMF)にダウンリンクデータの到着、グループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知し、
- AMFがRANにページング要求を開始し、グループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、
- RANがページングを開始し、ページングメッセージにグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、例えば、グループのグループ識別子情報であり、
- RANが全てのPOにおいてページングメッセージを送信し、端末が従来のPOの計算方式でそれに対応するPOを計算し、該POにおいてページングメッセージを受信し、ページングメッセージに気になるグループの情報が含まれる場合、接続状態に遷移してservice requestを開始し前記グループのMBS sessionを活性化し、ダウンリンクデータを受信する。
【0084】
図5は実施例の具体的なステップの模式図であり、以下のステップを含み、
0. MBSセッションの確立手順である。
【0085】
1. マルチキャストダウンリンクデータがUPFに到着し、UPFがダウンリンクデータの到着のチャンネル又は\IP\アドレス情報に基づいて、属するグループ又はMBSセッションを決定する。
【0086】
2. UPFがSMFにマルチキャストダウンリンクデータの到着を通知し、ここにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、例えば、識別子情報である。
【0087】
3. SMFがAMFにマルチキャストダウンリンクデータの到着を通知し、ここにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、例えば、識別子情報である。
【0088】
4. AMFがRANにページング要求メッセージを開始し、ここにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0089】
5. RANが端末にページングメッセージを開始し、具体的には、実施例1のステップ4、5、6を参照し、ここで説明を省略する。
【0090】
実施例4:マルチキャストダウンリンクデータがコアネットワークに到着し、コアネットワークがグループ内の端末をページングする。
【0091】
重要な技術的ポイント:
- マルチキャストダウンリンクデータがUPFに到着し、
- UPFがSMFにダウンリンクデータの到着、グループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知し、
- SMFがAMFにダウンリンクデータの到着、グループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知し、
- AMFが登録手順で協議された端末とグループとの関係に基づいて、ページングされる必要がある端末を選択し、任意選択で、端末とグループとの関係は、SMFからのものである。
【0092】
- AMFがRANにページング要求を開始し、グループ情報又は関するMBSセッション情報、ページングされる必要がある端末リスト情報が含まれ、
- RANが前記リスト内の端末にページングを行い、ページングメッセージにグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれ、例えば、グループのグループ識別子情報であり、
- 端末が従来のPO計算方式に基づいてページングを受信し、ページングメッセージに気になるグループの情報が含まれる場会、接続状態に遷移してservice requestを開始し前記グループのMBS sessionを活性化し、ダウンリンクデータを受信し、
又は、
- AMFがRANにページング要求を開始し、グループ情報、group―specific DRX情報が含まれ、ここで、group―specific DRXは、登録手順で端末とAMFと協議される。
【0093】
- RANがgroup―specific DRX及びIDに基づいて、group―specific POを計算し、このPOにおいてページングを送信し、これにマルチキャスト指示情報が含まれる。
【0094】
- SIBに通知メカニズム情報が含まれる場合、Pagingに特定のSIB更新指示情報を含める。
【0095】
- RANがgroup―specific DRX及びgroup IDに基づいてgroup―specific POを計算し、このPOにおいてページングをリッスンし、ページングメッセージに気になるグループの情報が含まれ又は前記SIBにグループ情報が含まれる場合、接続状態に遷移してマルチキャストデータを受信し、
- 端末がservice requestを開始し通知するグループのMBS Sessionを活性化する。
【0096】
図6は実施例の具体的なステップの模式図であり、以下のステップを含み、
0. MBSセッションの確立手順である。
【0097】
1. マルチキャストダウンリンクデータがUPFに到着し、UPFがダウンリンクデータの到着のチャンネル又は\IP\アドレス情報に基づいて、属するグループ又はMBSセッションを決定する。
【0098】
2. UPFがSMFにマルチキャストダウンリンクデータの到着、それにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知し、例えば、識別子情報である。
【0099】
以降は、2つの処理方式がある。
【0100】
第1の処理方式は、以下のステップ3、4、5を含み:
3. SMFがAMFにマルチキャストダウンリンクデータの到着、これにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知し、例えば、識別子情報である。さらに、SMFがグループにおける端末情報(例えば識別子情報)をAMFに通知し、例えば、端末のユーザー非表示識別子(SUCI、SUbscription Concealed Identifier)情報又は5Gグローバル一意の一時UE識別子(GUTI、5G Globally Unique Temporary UE Identity)情報等である。
【0101】
4. AMFがSMFからのグループ情報及び保存された端末とグループとの対応関係に基づいて、ページングされる必要がある端末を決定し、AMFがRANにページング要求メッセージを開始し、これにページングされる必要がある端末の識別子情報と端末のDRX情報が含まれる。さらに、AMFがRANが位置する登録エリアにおける端末情報を送信する。例えば、RAN1が登録エリア1範囲に位置し、RAN2が登録エリア2範囲に位置し、UE1とUE2とが登録エリア1に位置し、UE3とUE4とが登録エリアに位置し、この場合、AMFがRAN1に送信するページングメッセージにUE1とUE2の情報が含まれ、 RAN2に送信するページングメッセージにUE3とUE4の情報が含まれる。
【0102】
又は、AMFがステップ3においてSMFからのグループ内の属する端末情報に基づいて、ページングされる必要がある端末を決定する。
【0103】
5. RANが端末にページングメッセージを開始し、具体的には、実施例2のステップ3、4、5を参照し、ここで説明を省略する。
【0104】
第2の処理方式は、以下のステップ3’、4’、5’を含み、
3’. SMFがAMFにマルチキャストダウンリンクデータの到着、これにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は関するMBSセッション情報が含まれることを通知する。
【0105】
4’. AMFがSMFからのグループ情報又はMBSセッション情報に基づいて、RANにページング要求メッセージを開始し、これにページングされる必要があるグループ/MBSセッション情報が含まれ、例えば、識別子情報及び/又はDRX情報である。
【0106】
5’. RANが端末にページングメッセージを開始し、具体的には、実施例2のステップ3’、4’、5’を参照する。
【0107】
この実施例は、また、Group DRX協議及び構成方式を提供し、任意選択で、端末が登録手順でネットワークとDRXを協議し、又はMBSセッションの確立手順で協議し、具体的に、AMF又はSMFが端末の気になる又は加入するグループに基づいて、端末に特定のDRXを構成する。
【0108】
本願の実施例は、また、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、該方法は、第1のネットワークデバイスに応用され、任意選択で、第1のネットワークデバイスは、RANデバイスである。図7は本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法700のフローチャートであり、以下のステップを含み、
S710において、第1のネットワークデバイスがページングメッセージを送信し、該ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用される。
【0109】
いくつかの実施例では、上記の第1のネットワークデバイスは、全てのPOにおいて前記ページングメッセージを送信する。
【0110】
いくつかの実施例では、上記の第1のネットワークデバイスは、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報/関するMBSセッション情報、及びグループ/MBSセッションと端末との対応関係に基づいて、ページングされる必要がある端末を決定する。
【0111】
いくつかの実施例では、上記の第1のネットワークデバイスは、グループ/MBSセッションの特定のDRX周期及びグループの特定の識別子/MBSセッション識別子に基づいて、グループの特定のPOを決定し、
前記グループ/MBSセッションの特定のPOにおいて前記ページングメッセージを送信する。
【0112】
任意選択で、上記の第1のネットワークデバイスは、MBSサービス特定のPOにおいて前記ページングメッセージを送信する。
【0113】
任意選択で、上記の第1のネットワークデバイスは、MBSサービス特定の識別子及びDRXに基づいて、前記特定のPOを計算する。
【0114】
いくつかの実施例では、上記のページングメッセージに、マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するMBSセッション情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0115】
任意選択で、上記のグループの特定の識別子/MBSセッション識別子は、RNTIを含む。
【0116】
いくつかの実施例では、上記の第1のネットワークデバイスは、
(SFN + PF_offset) mod T = (T div N)*(Group_ID mod N)、
i_s = floor (Group_ID/N) mod Nsを利用して、前記グループの特定のPOを決定し、
SFNがページングフレームPFに対応し、
PF_offsetがPFのオフセットであり、
modが剰余演算を示し、
Tが前記グループの特定のDRX周期であり、
divが除法丸め演算を示し、
NがT期間のページングフレームの数であり、
Group_IDが前記特定のグループ識別子又はマルチキャストを示す所定の値であり、
i_sがグループの特定のPOの識別子を示し、
floorが切り捨て演算を示し、
Nsが1つのPFにおけるPOの数を示す。
【0117】
いくつかの実施例では、上記の第1のネットワークデバイスは、N3チャンネル情報に基づいて、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は前記関するMBSセッション情報を決定し、前記N3チャンネルは、前記マルチキャストダウンリンクデータ又はMBSセッションを受信するチャンネルである。
【0118】
任意選択で、上記の方法は、さらに、
第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信し、前記ページング要求メッセージにページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報が含まれ、
前記端末の識別子情報とDRX情報は、ページングされる必要がある端末に対応するPOを決定するために使用される。
【0119】
任意選択で、上記の方法は、さらに、
前記第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスからのメッセージを受信し、前記メッセージにグループ/MBSセッションの特定のDRX周期及び特定のグループ/MBSセッション識別子が含まれる。
【0120】
任意選択で、上記のメッセージは、ページング要求メッセージである。
【0121】
任意選択で、上記のメッセージは、前記マルチキャスト/MBSセッションサービスで確立されて接続されたN2メッセージである。
【0122】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
前記第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信することを含み、前記ページング要求メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0123】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
第1のネットワークデバイスが1番目の端末にページングメッセージを送信し、最後の端末にページングメッセージを送信し、又は1番目の端末がページングメッセージに対する応答を受信した時にタイマーを開始することと、
前記タイマーがタイムアウトする前に、前記マルチキャストダウンリンクデータを送信することとを含む。
【0124】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、MBSセッションが確立される時に、コアネットワークにより構成された前記タイマーを受信することを含む。
【0125】
本願の実施例は、また、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、該方法は、第2のネットワークデバイスに応用され、任意選択で、第2のネットワークデバイスは、AMFである。図8は本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法800のフローチャートであり、以下のステップを含み、
S810において、第2のネットワークデバイスが第1のネットワークデバイスにページング要求メッセージを送信し、該ページング要求メッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するMBSセッション情報、ページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報、DRX情報、グループの特定のDRX周期、及び特定のグループ識別子のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0126】
任意選択で、上記のページングされる必要がある端末は、前記第1のネットワークデバイスが位置する登録エリアに登録した端末を含む。
【0127】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
前記第2のネットワークデバイスが第3のネットワークデバイスからのマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報を受信することと、
前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報/関するMBSセッション情報、及びグループ/MBSセッションと端末との対応関係に基づいてページングされる必要がある端末を決定することとをさらに含む。
【0128】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
前記第2のネットワークデバイスが第3のネットワークデバイスからのページングされる必要がある端末の情報を受信することをさらに含む。
【0129】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
前記第2のネットワークデバイスが端末が加入するグループ/MBSセッションに基づいて端末のためにグループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成することを含む。
【0130】
任意選択で、上記の第2のネットワークデバイスは、端末の登録手順及び/又はMBSセッションの確立手順で端末に前記グループの特定のDRX周期を構成する。
【0131】
任意選択で、上記の方法は、さらに、第2のネットワークデバイスが第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成することを含む。
【0132】
任意選択で、上記の第2のネットワークデバイスは、MBSセッションの確立手順で第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成する。
【0133】
本願の実施例は、また、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、該方法は、第3のネットワークデバイスに応用され、任意選択で、第3のネットワークデバイスは、SMFである。図9は本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法900のフローチャートであり、以下のステップを含み、
S910において、第3のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスにマルチキャストダウンリンクデータ、又はMBSセッションに関する第1の到着メッセージ、又は前記マルチキャスト/MBSセッションに関する端末の情報を送信し、該第1の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0134】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
前記第3のネットワークデバイスが端末の加入するグループ/MBSセッションに基づいて、端末にグループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成することを含む。
【0135】
いくつかの実施例では、上記の第3のネットワークデバイスが端末の登録手順及び/又はMBSセッションの確立手順で端末に前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成する。
【0136】
任意選択で、上記の方法は、さらに、第3のネットワークデバイスが第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成することを含む。
【0137】
任意選択で、上記の第3のネットワークデバイスがMBSセッションの確立手順で第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成する。
【0138】
本願の実施例は、また、マルチキャストダウンリンクサービスの通知方法を提供し、該方法は、第4のネットワークデバイスに応用され、任意選択で、第4のネットワークデバイスは、UPFである。図10は本願の実施例におけるマルチキャストダウンリンクサービスの通知方法1000のフローチャートであり、以下のステップを含み、
S1010において、第4のネットワークデバイスが第3のネットワークデバイスにマルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージを送信し、該マルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループ関するMBSセッション情報が含まれる。
【0139】
いくつかの実施例では、上記の方法は、さらに、
前記第4のネットワークデバイスが前記マルチキャストのダウンリンクデータの到着チャンネル、IP情報、及びアドレス情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループに関するMBSセッション情報を決定することを含む。
【0140】
本願の実施例は、また、端末デバイスを提供し、図11は本願の実施例における端末デバイス1100の構成図であり、ページングメッセージ受信モジュール1101と、応答モジュール1102とを備え、
ページングメッセージ受信モジュール1101は、ページングメッセージを受信するように構成され、前記ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用され、
応答モジュール1102は、前記ページングメッセージに応答するように構成される。
【0141】
任意選択で、上記のページングメッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するマルチキャストサービスMBSセッション情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
前記応答モジュール1102は、前記ページングメッセージ又はMBSサービス更新に関するシステム情報ブロックSIBに前記端末デバイスが気になるグループの情報が含まれるかどうかを判断し、含まれる場合、前記ページングメッセージに応答する。
【0142】
任意選択で、上記の前記ページングメッセージに応答することは、
関するMBSセッションを活性化し又は無線リソース制御RRC回復プロセスを開始することを含む。
【0143】
任意選択で、上記の関するMBSセッションを活性化することは、
前記端末デバイスがアイドル状態から接続状態に遷移し、非アクセス層NASメッセージを送信して前記関するMBSセッションを活性化することを含む。
【0144】
任意選択で、上記の端末デバイスは、非活性化の状態にある場合、前記RRC回復プロセスを開始する。
【0145】
図12に示すように、いくつかの実施例では、上記の端末デバイスは、さらに、第1の受信モジュール1203を備え、
第1の受信モジュール1203は、グループの特定の非連続受信DRX周期及びグループの特定の識別子を受信するように構成される。
【0146】
任意選択で、上記のグループの特定の識別子は、無線ネットワーク一時識別子RNTIを含む。
【0147】
いくつかの実施例では、上記の端末デバイスは、さらに、第1の決定モジュール1204を備え、
第1の決定モジュール1204は、前記グループの特定のDRX周期及びグループの特定の識別子に基づいてグループの特定のページング機会POを決定するように構成され、
前記ページングメッセージ受信モジュール1101は、前記グループの特定のPOにおいて前記ページングメッセージをリッスンするように構成される。
【0148】
いくつかの実施例では、上記のページングメッセージ受信モジュール1101は、MBS特定のPOにおいてページングメッセージをリッスンする。
【0149】
任意選択で、上記のページングメッセージ受信モジュール1101は、MBS特定の識別子及びDRXに基づいて、前記特定のPOを計算する。
【0150】
任意選択で、上記のMBS特定の識別子とDRXとは、プロトコルにより約定され、又は、アクセスネットワークによりシステム情報で放送され、又は、コアネットワークによりNASメッセージを介して端末デバイスに構成される。
【0151】
いくつかの実施例では、上記の第1の決定モジュール1204は、
(SFN + PF_offset) mod T = (T div N)*(Group_ID mod N)、
i_s = floor (Group_ID/N) mod Nsを利用して、前記グループの特定のPOを決定し、
SFNがページングフレームPFに対応し、
PF_offsetがPFのオフセットであり、
modが剰余演算を示し、
Tが前記グループの特定のDRX周期であり、
divが除法丸め演算を示し、
NがT期間のページングフレームの数であり、
Group_IDが前記特定のグループ識別子又はマルチキャストを示す所定の値であり、
i_sがグループの特定のPOの識別子を示し、
floorが切り捨て演算を示し、
Nsが1つのPFにおけるPOの数を示す。
【0152】
図12に示すように、いくつかの実施例では、上記の端末デバイスは、さらに、マルチキャスト受信モジュール1205を備え
マルチキャスト受信モジュール1205は、前記MBSセッションを利用して前記マルチキャストダウンリンクデータを受信するように構成される。
【0153】
いくつかの実施例では、上記の前記端末デバイスとネットワークデバイスとが前記グループの特定のDRX周期を協議する。
【0154】
図12に示すように、いくつかの実施例では、上記の端末デバイスは、さらに、協議モジュール1206を備え、
協議モジュール1206は、登録手順及び/又はMBSセッションの確立手順でネットワークデバイスと前記グループの特定のDRX周期を協議するように構成される。
【0155】
なお、本願の実施例における端末デバイスのモジュールの上記及び他の操作及び/又は機能は、図2の200方法内の端末デバイスのフローを実行し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0156】
本願の実施例は、また、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、上記の第1のネットワークデバイスであってもよく、任意選択で、該ネットワークデバイスは、RANデバイスである。図13は本願の実施例におけるネットワークデバイス1300の構成図であり、ページングメッセージ送信モジュール1301を備え、
ページングメッセージ送信モジュール1301は、ページングメッセージを送信するように構成され、前記ページングメッセージは、マルチキャストダウンリンクデータがあることを通知するために使用される。
【0157】
いくつかの実施例では、上記のページングメッセージ送信モジュール1301は、全てのPOにおいて前記ページングメッセージを送信するように構成される。
【0158】
任意選択で、上記のネットワークデバイスは、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報/関するMBSセッション情報、及びグループ/MBSセッションと端末との対応関係に基づいてページングされる必要がある端末を決定する。
【0159】
任意選択で、上記のネットワークデバイスは、グループ/MBSセッションの特定のDRX周期及びグループの特定の識別子/MBSセッション識別子に基づいて、グループの特定のPOを決定し、
前記ページングメッセージ送信モジュール1301は、前記グループ/MBSセッションの特定のPOにおいて前記ページングメッセージを送信する。
【0160】
いくつかの実施例では、上記のページングメッセージ送信モジュール1301は、MBSサービス特定のPOにおいて前記ページングメッセージを送信する。
【0161】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、MBSサービス特定の識別子及びDRXに基づいて、前記特定のPOを計算する。
【0162】
いくつかの実施例では、上記のページングメッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するMBSセッション情報、及びMBSサービス更新の指示情報のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0163】
任意選択で、上記の前記グループの特定の識別子/MBSセッション識別子は、RNTIを含む。
【0164】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、
(SFN + PF_offset) mod T = (T div N)*(Group_ID mod N)、
i_s = floor (Group_ID/N) mod Nsを利用して、前記グループの特定のPOを決定し、
SFNがページングフレームPFに対応し、
PF_offsetがPFのオフセットであり、
modが剰余演算を示し、
Tが前記グループの特定のDRX周期であり、
divが除法丸め演算を示し、
NがT期間のページングフレームの数であり、
Group_IDが前記特定のグループ識別子又はマルチキャストを示す所定の値であり、
i_sがグループの特定のPOの識別子を示し、
floorが切り捨て演算を示し、
Nsが1つのPFにおけるPOの数を示す。
【0165】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、N3チャンネル情報に基づいて、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報又は前記関するMBSセッション情報を決定し、前記N3チャンネルは、前記マルチキャストダウンリンクデータ又はMBSセッションを受信するチャンネルである。
【0166】
図14に示すように、いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第1のページング要求メッセージ受信モジュール1402を備え、
第1のページング要求メッセージ受信モジュール1402は、第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信するように構成され、前記ページング要求メッセージにページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報が含まれ、
前記端末の識別子情報とDRX情報は、ページングされる必要がある端末に対応するPOを決定するために使用される。
【0167】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第2の受信モジュール1403を備え、第2の受信モジュール1403は、第2のネットワークデバイスからのメッセージを受信するように構成され、前記メッセージにグループ/MBSセッションの特定のDRX周期及び特定のグループ/MBSセッション識別子が含まれる。
【0168】
任意選択で、上記のメッセージは、ページング要求メッセージである。
【0169】
いくつかの実施例では、上記のメッセージは、前記マルチキャスト/MBSセッションサービスで確立されて接続されたN2メッセージである。
【0170】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第2のページング要求メッセージ受信モジュール1404を備え、
第2のページング要求メッセージ受信モジュール1404は、第2のネットワークデバイスからのページング要求メッセージを受信するように構成され、前記ページング要求メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0171】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、マルチキャスト送信モジュール1405を備え、
マルチキャスト送信モジュール1405は、1番目の端末にページングメッセージを送信し、最後の端末にページングメッセージを送信し、又は1番目の端末がページングメッセージに対する応答を受信した時にタイマーを開始し、前記タイマーがタイムアウトする前に、前記マルチキャストダウンリンクデータを送信するように構成される。
【0172】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、タイマーモジュール1406を備え、
タイマーモジュール1406は、MBSセッションが確立される時に、コアネットワークにより構成された前記タイマーを受信するように構成される。
【0173】
なお、本願の実施例におけるネットワークデバイスのモジュールの上記及び他の操作及び/又は機能は、図7の方法700内のネットワークデバイスのフローを実行し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0174】
本願の実施例は、また、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、上記の第2のネットワークデバイスであってもよく、任意選択で、該ネットワークデバイスは、AMFである。図15は本願の実施例におけるネットワークデバイス11500の構成図であり、ページング要求メッセージ送信モジュール1501を備え、
ページング要求メッセージ送信モジュール1501は、第1のネットワークデバイスにページング要求メッセージを送信するように構成され、前記ページング要求メッセージにマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報、関するMBSセッション情報、ページングされる必要がある少なくとも1つの端末の識別子情報及びDRX情報、グループの特定のDRX周期、及び特定のグループ識別子のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0175】
いくつかの実施例では、上記のページングされる必要がある端末は、前記第1のネットワークデバイスが位置する登録エリアに登録した端末を含む。
【0176】
図16に示すように、いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第3の受信モジュール1602を備え、
第3の受信モジュール1602は、第3のネットワークデバイスからのマルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報を受信するように構成され、
前記ページング要求メッセージ送信モジュール1501は、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報/関するMBSセッション情報、及びグループ/MBSセッションと端末との対応関係に基づいてページングされる必要がある端末を決定する。
【0177】
いくつかの実施例では、上記の第3の受信モジュール1602は、さらに、第3のネットワークデバイスからのページングされる必要がある端末の情報を受信するように構成される。
【0178】
いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第1の構成モジュール1603を備え、
第1の構成モジュール1603は、端末が加入するグループ/MBSセッションに基づいて、端末にグループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成するように構成される。
【0179】
任意選択で、上記の第1の構成モジュール1603は、端末の登録手順及び/又はMBSセッションの確立手順で端末に前記グループの特定のDRX周期を構成する。
【0180】
任意選択で、上記の第1の構成モジュール1603は、さらに、第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成するように構成される。
【0181】
任意選択で、上記の第1の構成モジュール1603は、MBSセッションの確立手順で第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成する。
【0182】
なお、本願の実施例におけるネットワークデバイスのモジュールの上記及び他の操作及び/又は機能は、図8の方法800内のネットワークデバイスのフローを実行し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0183】
本願の実施例は、また、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、上記の第3のネットワークデバイスであってもよく、任意選択で、該ネットワークデバイスは、SMFである。図17は本願の実施例におけるネットワークデバイス1700の構成図であり、第1の通知モジュール1701を備え、
第1の通知モジュール1701は、第2のネットワークデバイスにマルチキャストダウンリンクデータ、又はMBSセッションに関する第1の到着メッセージ、又は前記マルチキャスト/MBSセッションに関する端末の情報を送信するように構成され、前記第1の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は関するMBSセッション情報が含まれる。
【0184】
図18に示すように、いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第2の構成モジュール1802を備え
第2の構成モジュール1802は、端末が加入するグループ/MBSセッションに基づいて、端末にグループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成するように構成される。
【0185】
任意選択で、上記の第2の構成モジュール1802は、端末の登録手順及び/又はMBSセッションの確立手順で端末に前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成する。
【0186】
任意選択で、上記の第2の構成モジュール1802は、さらに、第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成するように構成される。
【0187】
いくつかの実施例では、上記の第2の構成モジュール1802は、MBSセッションの確立手順で第1のネットワークデバイスに前記グループ/MBSセッションの特定のDRX周期を構成する。
【0188】
なお、本願の実施例におけるネットワークデバイスのモジュールの上記及び他の操作及び/又は機能は、図9の方法900内のネットワークデバイスのフローを実行し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0189】
本願の実施例は、また、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、上記の第4のネットワークデバイスであってもよく、任意選択で、該ネットワークデバイスは、UPFである。図19は本願の実施例におけるネットワークデバイス1900の構成図であり、第2の通知モジュール1901を備え、
第2の通知モジュール1901は、第3のネットワークデバイスにマルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージを送信するように構成され、前記マルチキャスト/MBSセッションのダウンリンクデータの第2の到着メッセージに前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループに関するMBSセッション情報が含まれる。
【0190】
図20に示すように、いくつかの実施例では、上記のネットワークデバイスは、さらに、第2の決定モジュール2002を備え、
第2の決定モジュール2002は、前記マルチキャストダウンリンクデータが到着するチャンネル、IP情報、及びアドレス情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループのグループ情報及び/又は前記マルチキャストダウンリンクデータが属するグループ関するMBSセッション情報を決定する。
【0191】
なお、本願の実施例におけるネットワークデバイスのモジュールの上記及び他の操作及び/又は機能は、図10の方法1000内のネットワークデバイスのフローを実行し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0192】
図21は、本願の一実施例による通信デバイス2100の概略構造図である。 図21に示される通信デバイス2100は、プロセッサ2110を含み、プロセッサ2110は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本願の実施例における方法を実施することができる。
【0193】
任意選択で、図21に示されるように、通信デバイス2100は、メモリ2120をさらに含んでもよい。 プロセッサ2110は、本願の実施例における方法を実施するために、メモリ2120からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0194】
ここで、メモリ2120は、プロセッサ2110とは独立した別個のデバイスであってもよいし、プロセッサ2110に統合されていてもよい。
【0195】
任意選択で、図21に示すように、通信デバイス2100は送受信機2130をさらに含むことができ、プロセッサ2110は送受信機2130を制御して他の装置と通信することができ、具体的には、情報又はデータを他の装置に送信するか、又は他の装置を受信することができる。デバイスによって送信される情報又はデータ。
【0196】
このうち、送受信機2130は、送信機と受信機を含むことができる。 送受信機2130は、アンテナをさらに含むことができ、アンテナの数は、1つ以上であることができる。
【0197】
任意選択で、通信デバイス2100は、本願のこの実施例の端末デバイスであってもよく、通信デバイス2100は、本願のこの実施例の各方法において端末デバイスによって実装される対応するプロセスを実装してもよいが、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0198】
任意選択で、通信デバイス2100は、本願のこの実施例におけるネットワークデバイスであってもよく、通信デバイス2100は、本願のこの実施例における各方法においてネットワークデバイスによって実装される対応するプロセスを実装することができるが、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0199】
図22は、本願の一実施例によるチップ2200の概略構造図である。 図22に示されるチップ2200は、プロセッサ2210を含み、プロセッサ2210は、本願のこの実施例における方法を実施するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0200】
任意選択で、図22に示すように、チップ2200はメモリ2220をさらに含むことができる。 プロセッサ2210は、本願の実施例における方法を実施するために、メモリ2220からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0201】
ここで、メモリ2220は、プロセッサ2210とは独立した別個のデバイスであってもよいし、プロセッサ2210に統合されていてもよい。
【0202】
任意選択で、チップ2200は入力インターフェース2230をさらに含むことができる。 プロセッサ2210は、入力インターフェース2230を制御して他のデバイス又はチップと通信することができ、具体的には、他のデバイス又はチップによって送信された情報又はデータを取得することができる。
【0203】
任意選択で、チップ2200は出力インターフェース2240をさらに含むことができる。 プロセッサ2210は、出力インターフェース2240を制御して他のデバイス又はチップと通信することができ、具体的には、情報又はデータを他のデバイス又はチップに出力することができる。
【0204】
任意選択で、本願の実施例における端末デバイスにチップを適用することができ、チップは、本願の実施例の各方法において端末デバイスによって実施される対応するプロセスを実施することができるが、簡潔にするためにここで説明を省略する。 .
なお、本願の実施例で言及されるチップは、システムオンチップ、チップシステム、システムレベルチップ、又はシステムオンチップとも呼ばれることがある。
【0205】
本願の実施例のプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実装において、方法の実施例における上述のステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形態の命令によって達成され得る。上述したプロセッサは、汎用プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示された方法、ステップ、及び論理ブロック図は、具現されたり実行されたりすることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に関連して開示される方法のステップは、ハードウェアの復号プロセッサによって実行されるように直接具現化されてもよく、又は復号プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されるように具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、レジスタなどの当技術分野で周知の記憶媒体内に配置され得る。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサは、メモリの情報を読み取り、そのハードウェアと共に、上記方法のステップを実行する。
【0206】
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであるか、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含むことができることを理解されたい。ここで、不揮発性メモリは、Read-Only Memory、Programmable ROM、EPROM、Electrically EPROM、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ( Random Access Memory、RAM )であってもよい。限定ではなく例示として、静的ランダムアクセスメモリ( Static RAM、SRAM )、動的ランダムアクセスメモリ( Dynamic RAM、DRAM )、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchronous DRAM、SDRAM )、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM )、エンハンストシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Enhanced SDRAM、ESDRAM )、シンクロナスリンクダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchlink DRAM、SLDRAM )、及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ( Direct Rambus RAM、DR RAM )など、多くの形態のRAMが利用可能である。本明細書で説明するシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されるが、これらに限定されないことに留意されたい。
【0207】
なお、上述したメモリは例示的なものであって限定的なものではないが、例えば、本願の実施例におけるメモリは、SRAM ( static RAM )、DRAM ( dynamic RAM )、SDRAM ( synchronous DRAM )、DDR ( DDR SDRAM )のダブルデータレート同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ、ESDRAM ( enhanced SDRAM )、SLDRAM ( synch link DRAM )、DR RAM ( Direct Rambus RAM )等であってもよい。すなわち、本願の実施例におけるメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されるが、これらに限定されない。
【0208】
上記実施例において、その全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせによって実現することができる。 ソフトウェアを用いて実施する場合、その全部又は一部をコンピュータプログラム製品の形態で実施することができる。 前記コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令からなる。 前記コンピュータプログラム命令をコンピュータにロードして実行することにより、本発明の実施例によるプロセス又は機能の全部又は一部が生成される。 前記コンピュータは、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、コンピュータネットワーク、その他のプログラマブルデバイスのいずれであってもよい。 前記コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよいし、あるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送されてもよく、例えば、前記コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線、マイクロ波など)によりあるウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンターから別のウェブサイトに伝送されてもよい。 コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を説明することができる。 前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータが記憶できる任意の使用可能な媒体、又は1つ以上の使用可能な媒体が統合されたサーバ、データセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。 前記利用可能な媒体は、磁気媒体、(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、SSD(Solid State Disk))等であってもよい。
【0209】
本願の様々な実施例において、上述のプロセスのシーケンス番号のサイズは、実行の順序を意味するものではなく、各プロセスの実行順序は、その機能及び内部ロジックによって決定されるべきであるが、本願の実施例を限定しない。
【0210】
当業者は、説明の便宜上及び簡潔さのために、上記のシステム、デバイス、及びユニットの特定の動作プロセスが、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照し得ることを明確に理解することができ、ここで説明を省略する。 .
【0211】
以上は本願の特定の実施例にすぎないが、本願の保護範囲はこれに限定されず、本願に開示された技術的範囲を熟知した当業者であれば、変更又は置換を容易に考えることができる。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
図1
図2
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