(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-19
(45)【発行日】2024-12-27
(54)【発明の名称】小形化遮蔽構造を含む高電圧X線タンク
(51)【国際特許分類】
H05G 1/02 20060101AFI20241220BHJP
【FI】
H05G1/02 S
(21)【出願番号】P 2024148693
(22)【出願日】2024-08-30
【審査請求日】2024-08-30
(31)【優先権主張番号】10-2023-0115559
(32)【優先日】2023-08-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524325904
【氏名又は名称】エフエスケイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ユン、ジュ ソン
(72)【発明者】
【氏名】ユン、ハ ヨン
(72)【発明者】
【氏名】ロナルド ビオラ
【審査官】蔵田 真彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-230220(JP,A)
【文献】国際公開第2011/096557(WO,A1)
【文献】特表2006-520068(JP,A)
【文献】実開昭59-093509(JP,U)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0058902(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2022-0157243(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 6/00-6/58
H01J 35/16-35/18
H05G 1/00-2/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
X線を放出するX線管を内部に収納する円筒状構造であり、一側面にX線放射口111が形成された構造のX線遮蔽部110と、
前記X線遮蔽部110を一側面に装着し、X線遮蔽部110と電気的に連結される箱状構造のブロック本体部120と、
前記X線遮蔽部110の一側面に装着され、X線放射口111から放射されるX線を既に設定された位置にフォーカシングする構造のレンズ部130と、を含み、
前記X線遮蔽部110は、
一側面に正中央にX線放射口111が形成された中空型シリンダ構造であり、遮蔽用鉛素材で構成され、中空構造内部にX線管を搭載し、両端部が開放された構造の中央遮蔽部112と、
前記中央遮蔽部112の左側端に着脱可能な構造で装着され、遮蔽用鉛素材で構成され、中央遮蔽部112の側面に連続する側面構造を有するシリンダ構造の左側遮蔽部113と、
前記中央遮蔽部112の右側端に着脱可能な構造で装着され、遮蔽用鉛素材で構成され、中央遮蔽部112の側面に連続する側面構造を有するシリンダ構造の右側遮蔽部114と、
前記左側遮蔽部113と右側遮蔽部114の他側面の正中央に装着され、ブロック本体部120と電気的に連結される構造の回路連結部115と、
前記中央遮蔽部112の外周面を包む構造で装着されて、中央遮蔽部112をブロック本体部120の一側面に固定する構造の固定ブラケット116と、を含む
ことを特徴とする、高電圧X線タンク。
【請求項2】
前記レンズ部130は、
前記ブロック本体部120の一側面と同じ大きさと形状の長方形板状構造であり、一側正中央部X線放射口111に対応する位置にレンズ結束部132を装
着する構造のレンズ固定板131と、
前記レンズ固定板131の一側正中央部に装着され、内側にレンズを搭載する構造のレンズ結束部132と、
前記レンズ固定板131の他側面に装着され、左右対称形態で装着され、ブロック本体部120の一側面に固定される構造のブロック結束部133と、を含む
請求項1に記載の高電圧X線タンク。
【請求項3】
前記ブロック結束部133は、ブロック本体部120の内側方向に挿入または吐出可能な構造であり、
前記ブロック本体部120の一側面には、X線遮蔽部110の外部面を包む形態で収納できる収納空間121が形成され、
前記レンズ固定板131は、ブロック本体部120の一側面に形成された収納空間121を密閉できる構造である
請求項2に記載の高電圧X線タンク。
【請求項4】
ブロック本体部120は、
前記ブロック本体部120の内部に装着され、既に設定された非常事態検出時にブロック結束部133を作動させてX線遮蔽部110をブロック本体部120の収納空間121に収納させた後、レンズ固定板131で密閉遮断するように制御した後、非常充填部142を作動させる非常制御部141と、
前記ブロック本体部120の内部に装着され、非常制御部141の制御信号により作動してブロック本体部120の収納空間121内部にX線遮蔽素材を充填する構造の非常充填部142と、を含む
請求項3に記載の高電圧X線タンク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高電圧X線タンクに関し、より詳細には、小形化および軽量化遮蔽構造を含む高電圧X線タンクに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、X線(X-ray)発生装置は、医療診断用や非破壊検査用または化学分析用など、多様な検査装置または診断装置に応用されて幅広く使用されている。
【0003】
一方、X線を発生させるためには、高電圧が必要であり、従来は電気的な絶縁を確保するために絶縁油、絶縁用ガス、またはモールド技術などを用いた絶縁技術が使用されている。(
図1参照)
【0004】
モールド技術を用いた絶縁技術によれば、小形でも絶縁を確保できるという長所を備えているが、モールド時に空隙が多く形成されて、絶縁効率が低下するという問題がある。
【0005】
また、X線を用いた装置を使用するにあたっては、人体に有害なX線を遮蔽しようとする努力が非常に重要であり、現在小形のX線管を製作するにあたって遮蔽物質として最も多く使用するものは、鉛であり、薄いシート状に作られ得るほど加工性が良いが、鉛が重金属であるという点で環境汚染や人体に有害であるという問題点がある。
【0006】
一方、従来、鉛を代替できる物質として提示されているタングステン等の比重の高い金属類の場合、タングステンの導体的特性により絶縁しなければならない構造において電気的分離が容易でないという問題点がある。このため、X線管を絶縁させるための絶縁タンク(バース)と前記絶縁タンクの外部を包む遮蔽剤とを構成することにより、X線発生装置の大きさおよび重量が大きくなるという問題点が発生する。
【0007】
したがって、従来技術による問題点を解決できる技術が必要であるのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】大韓民国登録特許公報第10-252003号(登録日付:2023年04月05日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、絶縁および遮蔽性能を向上させることができ、これに基づいて超小形および超軽量遮蔽構造を含む高電圧X線タンクを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的を達成するための本発明の一態様に係る高電圧X線タンクは、X線を放出するX線管を内部に収納する円筒状構造であり、一側面にX線放射口が形成された構造のX線遮蔽部と、前記X線遮蔽部を一側面に装着し、X線遮蔽部と電気的に連結される箱状構造のブロック本体部と、前記X線遮蔽部の一側面に装着され、X線放射口から放射されるX線を既に設定された位置にフォーカシングする構造のレンズ部と、を含む構成であり得る。
【0011】
本発明の一実施形態において、前記X線遮蔽部は、一側面に正中央にX線放射口が形成された中空型シリンダ構造であり、遮蔽用鉛素材で構成され、中空構造の内部にX線管を搭載し、両端部が開放された構造の中央遮蔽部と、前記中央遮蔽部の左側端に着脱可能な構造で装着され、遮蔽用鉛素材で構成され、中央遮蔽部の側面に連続する側面構造を有するシリンダ構造の左側遮蔽部と、前記中央遮蔽部の右側端に着脱可能な構造で装着され、遮蔽用鉛素材で構成され、中央遮蔽部の側面に連続する側面構造を有するシリンダ構造の右側遮蔽部と、を含む構成であり得る。
【0012】
本発明の一実施形態において、前記X線遮蔽部は、前記左側遮蔽部と右側遮蔽部の他側面の正中央に装着され、ブロック本体部と電気的に連結される構造の回路連結部と、前記中央遮蔽部の外周面を包む構造で装着されて、中央遮蔽部をブロック本体部の一側面に固定する構造の固定ブラケットと、を含む構成であり得る。
【0013】
本発明の一実施形態において、前記レンズ部は、前記ブロック本体部の一側面と同じ大きさと形状の長方形板状構造であり、一側正中央部のX線放射口に対応する位置にレンズ結束部を装着する構造のレンズ固定板と、前記レンズ固定板の一側正中央部に装着され、内側にレンズを搭載する構造のレンズ結束部と、前記レンズ固定板の他側面に装着され、左右対称形態で装着され、ブロック本体部の一側面に固定される構造のブロック結束部と、を含む構成であり得る。
【0014】
本発明の一実施形態では、前記ブロック結束部は、ブロック本体部の内側方向に挿入または吐出可能な構造であり、前記ブロック本体部の一側面には、X線遮蔽部の外部面を包む形態で収納できる収納空間が形成され、前記レンズ固定板は、ブロック本体部の一側面に形成された収納空間を密閉できる構造である。
【0015】
本発明の一実施形態において、前記ブロック本体部は、前記ブロック本体部の内部に装着され、既に設定された非常状況検出時にブロック結束部を作動させてX線遮蔽部をブロック本体部の収納空間に収納させた後、レンズ固定板で密閉遮断するように制御した後、非常充填部を作動させる非常制御部と、前記ブロック本体部の内部に装着され、非常制御部の制御信号により作動してブロック本体部の収納空間の内部にX線遮蔽素材を充填する構造の非常充填部と、を含む構成であり得る。
【発明の効果】
【0016】
以上で説明したように、本発明の高電圧X線タンクによれば、特定構造のX線遮蔽部、ブロック本体部、およびレンズ部を備えることにより、絶縁および遮蔽性能を向上させることができ、これに基づいて超小形および超軽量遮蔽構造を含む高電圧X線タンクを提供することができる。
【0017】
また、本発明の高電圧X線タンクによれば、特定構造のレンズ固定板、レンズ結束部、およびブロック結束部を含むレンズ部と、特定構造のブロック本体部を備え、特定の役割を果たす非常制御部と非常充填部とを備えることにより、既に設定された条件の非常状況検出時に、X線管を包んでいるX線遮蔽部をブロック本体部の内部に挿入して密閉した後、ブロック本体部の内部にX線遮蔽素材を充填することにより、X線管から外部にX線が漏れることを防止できるので、結果としてX線の漏れによる安全事故の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】従来技術によるX線発生装置を示す写真である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る高電圧X線タンクを示す斜視図である。
【
図3】
図2に示す高電圧X線タンクのX線遮蔽部を抜粋して示す斜視図である。
【
図4】
図3に示すX線遮蔽部に固定ブラケットを装着した状態でX線遮蔽部の背面を示す斜視図である。
【
図5】
図2に示す高電圧X線タンクを示す平面図である。
【
図6】既に設定された非常状況検出時に高電圧X線タンクのX線遮蔽部をブロック本体部の収納空間に収納した後、密閉遮断してX線遮蔽素材を充填した状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。これに先立って、本明細書および特許請求の範囲で使用される用語または単語は、慣用または辞書の意味に限定されず、本発明の技術的思想に合致する意味および概念として解釈される。
【0020】
本明細書全体において、ある部材が他の部材「上」に位置しているとするとき、これは、ある部材が他の部材に接している場合だけでなく、2つの部材間にまた他の部材が存在する場合も含む。本明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0021】
図2には、本発明の一実施形態に係る高電圧X線タンクを示す斜視図が示されている。
【0022】
図2を参照すると、本実施形態に係る高電圧X線タンク100は、特定構造のX線遮蔽部110、ブロック本体部120、およびレンズ部130を備えることにより、絶縁および遮蔽性能を向上させることができ、これに基づいて超小形および超軽量遮蔽構造を含む高電圧X線タンクを提供することができる。
【0023】
以下、図面を参照して本実施形態に係る高電圧X線タンク100を構成する各構成について詳細に説明する。
【0024】
図3には、
図2に示す高電圧X線タンクのX線遮蔽部を抜粋して示す斜視図が示されており、
図4には、
図3に示すX線遮蔽部に固定ブラケットを装着した状態でX線遮蔽部の背面を示す斜視図が示されている。
【0025】
図2~
図4を参照すると、本実施形態に係るX線遮蔽部110は、X線を放出するX線管を内部に収納する円筒状構造であり、一側面にX線放射口111が形成された構造である。
【0026】
本実施形態に係るブロック本体部120は、X線遮蔽部110を一側面に装着し、X線遮蔽部110と電気的に連結される箱状構造である。
【0027】
本実施形態に係るレンズ部130は、X線遮蔽部110の一側面に装着され、X線放射口111から放射されるX線を既に設定された位置にフォーカシングする構造である。
【0028】
具体的には、X線遮蔽部110は、特定構造の中央遮蔽部112、左側遮蔽部113、および右側遮蔽部114を含む構成であり得る。中央遮蔽部112は、一側面に正中央にX線放射口111が形成された中空型シリンダ構造であり、遮蔽用鉛素材で構成され、中空構造の内部にX線管を搭載し、両端部が開放された構造である。左側遮蔽部113は、中央遮蔽部112の左側端に着脱可能な構造で装着され、遮蔽用鉛素材で構成され、中央遮蔽部112の側面に連続する側面構造を有するシリンダ構造である。右側遮蔽部114は、中央遮蔽部112の右側端に着脱可能な構造で装着され、遮蔽用鉛素材で構成され、中央遮蔽部112の側面に連続する側面構造を有するシリンダ構造である。場合によっては、右側遮蔽部114の一側面には、内部空間を開放または密閉できる構造の開閉部117が装着され得る。開閉部117を介してX線遮蔽部110の内部に搭載されたX線管を交換または維持管理することができる。
【0029】
図4に示すように、本実施形態に係るX線遮蔽部110は、特定構造の回路連結部115および固定ブラケット116を含む構成であり得る。
【0030】
具体的には、X線遮蔽部110の回路連結部115は、左側遮蔽部113と右側遮蔽部114の他側面の正中央に装着され、ブロック本体部120と電気的に連結される構造である。また、X線遮蔽部110の固定ブラケット116は、中央遮蔽部112の外周面を包む構造で装着され、中央遮蔽部112をブロック本体部120の一側面に固定する構造である。
【0031】
一方、本実施形態に係るレンズ部130は、特定構造のレンズ固定板131、レンズ結束部132、およびブロック結束部133を含む構成であり得る。具体的には、レンズ固定板131は、ブロック本体部120の一側面と同じ大きさと形状の長方形板状構造であり、一側正中央部のX線放射口111に対応する位置にレンズ結束部132を装着する構造である。レンズ結束部132は、レンズ固定板131の一側正中央部に装着される構成であって、内側にレンズを搭載する構造である。ブロック結束部133は、レンズ固定板131の他側面に装着される構成であって、左右対称形態で装着され、ブロック本体部120の一側面に固定される構造である。
【0032】
図5には、
図2に示す高電圧X線タンクを示す平面図が示されており、
図6には、既に設定された非常状況検出時に高電圧X線タンクのX線遮蔽部をブロック本体部の収納空間に収納した後、密閉遮断してX線遮蔽材を充填した状態を示す平面図が示されている。
【0033】
これらの図面を参照すると、本実施形態に係るブロック結束部133は、ブロック本体部120の内側方向に挿入または吐出可能な構造であり得る。
【0034】
このとき、ブロック本体部120の一側面には、X線遮蔽部110の外部面を包む形態で収納できる収納空間121が形成され得る。また、レンズ固定板131は、ブロック本体部120の一側面に形成された収納空間121を密閉できる構造であることが好ましい。
【0035】
場合によっては、
図6に示すように、ブロック本体部120は、特定の役割を果たす非常制御部141および非常充填部142を含む構成であり得る。
【0036】
具体的には、ブロック本体部120の非常制御部141は、ブロック本体部120の内部に装着される構成であって、既に設定された非常事態検出時にブロック結束部133を作動させてX線遮蔽部110をブロック本体部120の収納空間121に収納した後、レンズ固定板131で密閉遮断するように制御した後、非常充填部142を作動させることができる。また、非常充填部142は、ブロック本体部120の内部に装着される構成であって、非常制御部141の制御信号により作動して、ブロック本体部120の収納空間121の内部にX線遮蔽素材を充填する構造である。
【0037】
このような構成を含む本実施形態によれば、既に設定された条件の非常事態検出時にX線管を包んでいるX線遮蔽部110をブロック本体部120の内部に挿入して密閉した後、ブロック本体部120の内部にX線遮蔽素材を充填することにより、X線管から外部にX線が漏れることを防止することができるので、結果としてX線の漏れによる安全事故の発生を未然に防止することができる。
【0038】
以上、本発明の詳細な説明においては、それによる特別な実施形態についてのみ説明した。しかし、本発明は、詳細な説明で言及される特別な形態に限定されず、むしろ添付された特許請求範囲によって定義される本発明の精神と範囲内にあるすべての変形物と均等物および代替物を含むものと理解される。
【0039】
即ち、本発明は、上述した特定の実施形態および説明に限定されるものではなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱することなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、誰でも多様な変形実施が可能であり、そのような変形は本発明の保護範囲内にある。
【符号の説明】
【0040】
100:高電圧X線タンク
110:X線遮蔽部
111:X線放射口
112:中央遮蔽部
113:左側遮蔽部
114:右側遮蔽部
115:回路連結部
116:固定ブラケット
117:開閉部
120:ブロック本体部
130:レンズ部
131:レンズ固定版
132:レンズ結束部
133:ブロック結束部
134:収納空間
141:非常制御部
142:非常充填部
【要約】
【課題】小形化遮蔽構造を含む高電圧X線タンクを提供すること。
【解決手段】X線を放出するX線管を内部に収納する円筒状構造であり、一側面にX線放射口が形成された構造のX線遮蔽部と、前記X線遮蔽部を一側面に装着し、X線遮蔽部と電気的に連結される箱状構造のブロック本体部と、前記X線遮蔽部の一側面に装着され、X線放射口から放射されるX線を既に設定された位置にフォーカシングする構造のレンズ部と、を含む。絶縁および遮蔽性能を向上させることができ、これに基づいて超小形および超軽量遮蔽構造を含む高電圧X線タンクを提供することができる。
【選択図】
図2