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特許7607787表示制御方法、表示制御装置、電子機器及び可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-19
(45)【発行日】2024-12-27
(54)【発明の名称】表示制御方法、表示制御装置、電子機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20220101AFI20241220BHJP
   H04N 23/63 20230101ALI20241220BHJP
   H04M 1/724 20210101ALI20241220BHJP
【FI】
G06F3/0484
H04N23/63 100
H04M1/724
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2023547902
(86)(22)【出願日】2022-02-07
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-16
(86)【国際出願番号】 CN2022075376
(87)【国際公開番号】W WO2022171057
(87)【国際公開日】2022-08-18
【審査請求日】2023-08-08
(31)【優先権主張番号】202110180354.9
(32)【優先日】2021-02-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】リャン、ヨウウェン
【審査官】井上 香緒梨
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第111752450(CN,A)
【文献】特表2016-521418(JP,A)
【文献】特開2005-136632(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0053293(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/01
G06F3/048-3/04895
H04M1/00-1/82
H04N23/00-23/959
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示制御方法であって、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することと、を含み、
ここで、前記対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象識別子を含み、各対象識別子は、前記第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、前記第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、前記第一の対象であ
前記対象表示制御エリアには、第一の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第一のサブ表示制御エリアと、第二の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第二のサブ表示制御エリアとが含まれ、前記第一の表示モード及び前記第二の表示モードのそれぞれは、表示モード及び第一のマスクモードのうちの一方であり、
前記の、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することは、
前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
前記の、撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信した後に、
前記第一の入力に応答して、前記第一のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ前記第二のサブ表示制御エリアに前記第一の対象識別子を表示することをさらに含む、
表示制御方法。
【請求項2】
前記の、前記第一の入力に応答して、前記第一のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ前記第二のサブ表示制御エリアに前記第一の対象識別子を表示した後に、
前記第二のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子に対するユーザの第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェース中の前記第一のプレビュー画像における前記第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新し、且つ前記第二のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ前記第一のサブ表示制御エリアに前記第一の対象識別子を表示することと、をさらに含む、請求項に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記の、前記第一の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新した後に、
前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新され且つ前記第二のプレビュー画像が前記第一の対象を含む場合に、前記第二のプレビュー画像における前記第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新することをさらに含み、
ここで、前記ターゲット表示モードは、前記第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前のターゲット時刻における、前記第一のプレビュー画像における前記第一の対象の表示モードであり、前記ターゲット時刻は、前記第二のプレビュー画像の更新時刻との時間間隔が最も短い時刻である、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項4】
前記対象表示制御エリアには、第三の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第三のサブ表示制御エリアが含まれ、前記第三の表示モードは、第二のマスクモードであり、
前記表示制御方法は、
前記撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像における対象を検出することと、
前記撮影プレビューインタフェースに表示される第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、前記第三のプレビュー画像における前記第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ前記第三のサブ表示制御エリアに前記第二の対象の対象識別子を表示することと、をさらに含む、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記の、前記第三のプレビュー画像における前記第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ前記第三のサブ表示制御エリアに前記第二の対象の対象識別子を表示する前に、
カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、且つ前記撮影プレビューインタフェースに前記第四のプレビュー画像を表示することと、
前記第四のプレビュー画像における第三の対象に対するユーザの第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、前記第三の対象をマスクすべき対象としてマーキングすることとをさらに含む、請求項に記載の表示制御方法。
【請求項6】
前記第一の入力は、第一のサブ入力と第二のサブ入力を含み、
前記の、撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することは、
前記第一のプレビュー画像における前記第一の対象に対するユーザの第一のサブ入力を受信することと、
前記第一のサブ入力に応答して、前記対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアに、前記第一の対象を指示するための前記第一の対象識別子を表示することと、
前記第一の対象識別子を前記対象表示制御エリアの第二のサブ表示制御エリアまでユーザが移動する第二のサブ入力を受信することと、を含む、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項7】
前記第二の表示モードは、前記第一のマスクモードであり、前記の、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することは、
予め設定される更新方式で、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
ここで、前記予め設定される更新方式は、
前記第一の対象の画像領域の透明度を調整することと、
予め設定される画像を用いて前記第一の対象の画像領域をカバーすることと、
前記第一の対象の画像領域をぼかし処理することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項に記載の表示制御方法。
【請求項8】
前記予め設定される更新方式は、予め設定される画像を用いて前記第一の対象の画像領域をカバーすることであり、
前記の、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新した後に、
前記予め設定される画像を予め設定される領域までユーザがドラッグする第四の入力を受信することと、
前記第四の入力に応答して、前記第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新することと、を含む、請求項に記載の表示制御方法。
【請求項9】
表示制御装置であって、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新するための第一の更新モジュールと、を含み、
ここで、前記対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象識別子を含み、各対象識別子は、前記第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、前記第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、前記第一の対象であ
前記対象表示制御エリアには、第一の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第一のサブ表示制御エリアと、第二の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第二のサブ表示制御エリアとが含まれ、前記第一の表示モード及び前記第二の表示モードのそれぞれは、表示モード及び第一のマスクモードのうちの一方であり、
前記の、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することは、
前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
前記表示制御装置は、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することを前記第一の受信モジュールが実行した後に、前記第一の入力に応答して、前記第一のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ前記第二のサブ表示制御エリアに前記第一の対象識別子を表示するための第一の表示モジュールをさらに含む、
表示制御装置。
【請求項10】
前記第一の入力に応答して、前記第一のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ前記第二のサブ表示制御エリアに前記第一の対象識別子を表示することを前記第一の表示モジュールが実行した後に、前記第二のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子に対するユーザの第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェース中の前記第一のプレビュー画像における前記第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新し、且つ前記第二のサブ表示制御エリアにおける前記第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ前記第一のサブ表示制御エリアに前記第一の対象識別子を表示するための第二の更新モジュールと、をさらに含む、請求項に記載の表示制御装置。
【請求項11】
前記第一の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することを前記第一の更新モジュールが実行した後に、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新され且つ前記第二のプレビュー画像が前記第一の対象を含む場合に、前記第二のプレビュー画像における前記第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新するための第三の更新モジュールをさらに含み、
ここで、前記ターゲット表示モードは、前記第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前のターゲット時刻における、前記第一のプレビュー画像における前記第一の対象の表示モードであり、前記ターゲット時刻は、前記第二のプレビュー画像の更新時刻との時間間隔が最も短い時刻である、請求項に記載の表示制御装置。
【請求項12】
前記対象表示制御エリアには、第三の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第三のサブ表示制御エリアが含まれ、前記第三の表示モードは、第二のマスクモードであり、
前記表示制御装置は、
前記撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像における対象を検出するための検出モジュールと、
前記撮影プレビューインタフェースに表示される第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、前記第三のプレビュー画像における前記第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ前記第三のサブ表示制御エリアに前記第二の対象の対象識別子を表示するための第四の更新モジュールと、をさらに含む、請求項に記載の表示制御装置。
【請求項13】
前記第三のプレビュー画像における前記第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ前記第三のサブ表示制御エリアに前記第二の対象の対象識別子を表示することを前記第四の更新モジュールが実行する前に、カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、且つ前記撮影プレビューインタフェースに前記第四のプレビュー画像を表示するための第二の表示モジュールと、
前記第四のプレビュー画像における第三の対象に対するユーザの第三の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第三の対象をマスクすべき対象としてマーキングするためのマーキングモジュールと、をさらに含む、請求項12に記載の表示制御装置。
【請求項14】
前記第一の入力は、第一のサブ入力と第一のドラッグ入力を含み、
前記第一の受信モジュールは、
前記第一のプレビュー画像における前記第一の対象に対するユーザの第一のサブ入力を受信するための第一のサブ受信モジュールと、
前記第一のサブ入力に応答して、前記対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアに、前記第一の対象を指示するための前記第一の対象識別子を表示するための第三の表示モジュールと、
前記第一の対象識別子を前記対象表示制御エリアの第二のサブ表示制御エリアまでユーザが移動する第二のサブ入力を受信するための第二のサブ受信モジュールと、を含む、請求項に記載の表示制御装置。
【請求項15】
前記第二の表示モードは、前記第一のマスクモードであり、前記の、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することは、
予め設定される更新方式で、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
ここで、前記予め設定される更新方式は、
前記第一の対象の画像領域の透明度を調整することと、
予め設定される画像を用いて前記第一の対象の画像領域をカバーすることと、
前記第一の対象の画像領域をぼかし処理することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項に記載の表示制御装置。
【請求項16】
前記予め設定される更新方式は、予め設定される画像を用いて前記第一の対象の画像領域をカバーすることであり、
前記表示制御装置は、
前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを前記第一の更新モジュールが実行した後に、前記予め設定される画像を予め設定される領域までユーザがドラッグする第四の入力を受信するための第四の受信モジュールと、
前記第四の入力に応答して、前記第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新するための第五の更新モジュールと、をさらに含む、請求項15に記載の表示制御装置。
【請求項17】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサで運行できるプログラム又は命令とを含む電子機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項18】
プログラム又は命令が記憶されている可読記憶媒体であって、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、表示技術分野に属し、具体的には表示制御方法、装置、電子機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンの普及、携帯電話の撮影機能の強化に伴い、携帯電話を使用して撮影することは、既に我々の生活中の一部となっている。現在、ユーザは、携帯電話によるプレビュー画像の支援で写真を撮影し、携帯電話に表示されるプレビュー画像は、センサ機器で撮影された実際のシナリオ画像である。
【0003】
プレビュー画像を表示するプロセスにおいて、ユーザがプレビュー画像の表示を調整する必要がある場合、まず、ユーザ操作によって撮影プレビューインタフェース上で調整ウィンドウを呼び出し、その後、調整ウィンドウで操作して表示調整を実現し、このようにして、表示調整の効率が低いことを招きやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例の目的は、プレビュー画像の表示調整の効率を向上できる表示制御方法及び電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的問題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。
【0006】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、表示制御方法を提供し、この方法は、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することとを含み、
ここで、前記対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象識別子を含み、各対象識別子は、前記第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、前記第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、前記第一の対象である。
【0007】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、表示制御装置を提供し、前記装置は、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新するための第一の更新モジュールとを含み、
ここで、前記対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象識別子を含み、各対象識別子は、前記第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、前記第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、前記第一の対象である。
【0008】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサで運行できるプログラム又は命令とを含む電子機器を提供し、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップが実現される。
【0009】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、プログラム又は命令が記憶されている可読記憶媒体を提供し、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップが実現される。
【0010】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを含むチップを提供し、前記通信インタフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行させて、第一の態様に記載の方法を実現するために用いられる。
【0011】
第六の態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、非一時的な記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法を実現する。
【発明の効果】
【0012】
本実施例の表示制御方法において、撮影プレビューインタフェースの対象表示制御エリアには、少なくとも一つの対象識別子が含まれることができ、そのうちの第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することができ、第一の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することができ、第一の対象識別子に対するユーザの一回の第一の入力を受信することによって、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードに対する更新を実現することができ、表示の調整が実現され、設定インタフェースに遷移するか、調整ウィンドウを呼び出す必要がなく、このようにして、プレビュー画像の表示調整の効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本出願の実施例による表示制御方法のフローチャートのその一である。
図2】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその一である。
図3】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその二である。
図4】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその三である。
図5】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその四である。
図6】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその五である。
図7】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその六である。
図8】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその七である。
図9】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその八である。
図10】本出願の実施例による撮影プレビューインタフェース図のその九である。
図11】本出願の実施例による撮影されたターゲット画像である。
図12】本出願の実施例による表示制御装置のモジュール概略図である。
図13】本出願の実施例による電子機器の概略図である。
図14】本出願の実施例による電子機器のハードウェア構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述される実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例から、当業者が創造的な労力を払わなくて得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0015】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、本出願の実施例がここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることができるように、適切な場合に交換可能であり、且つ「第一」、「第二」などによって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。本出願における複数は、少なくとも二つである。
【0016】
以下、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその適用シナリオによって本出願の実施例による表示制御方法を詳細に説明する。
【0017】
図1に示すように、本出願の実施例は、電子機器に適用可能な表示制御方法を提供し、電子機器は、移動端末などを含んでもよいが、それらに限らず、この方法は、以下を含む。
【0018】
ステップ101:撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信する。
【0019】
ユーザは、カメラをオンにし、プレビューを起動して、撮影プレビューインタフェースを表示させ、図2に示すように、撮影プレビューインタフェースに、カメラによって収集された第一のプレビュー画像210が表示される。第一のプレビュー画像をターゲット検出することによって、第一のプレビュー画像に含まれる少なくとも一つの対象を決定することができる。例えば、図2に示すように、一例の第一のプレビュー画像には、三つの対象を少なくとも含み、それぞれごみ箱201、人物202及びサッカーボール203であり、第一のプレビュー画像をターゲット検出して、第一のプレビュー画像におけるごみ箱201、人物202及びサッカーボール203を検出することができる。一例として、人工知能(Artificial Intelligence、AI)シナリオ検出アルゴリズムを呼び出して、第一のプレビュー画像をターゲット検出してもよく、例えば、ターゲット検出アルゴリズムによって第一のプレビュー画像をターゲット検出してもよく、ターゲット検出アルゴリズムは様々であり、本出願では限定しない。
【0020】
図3に示すように、撮影プレビューインタフェース上に対象表示制御エリア220を重畳して表示してもよく、その面積は表示される第一のプレビュー画像210の面積よりも小さく、対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象の識別子(即ち、少なくとも一つの対象識別子)を含み、ユーザは、対象表示制御エリアで少なくとも一つの対象の識別子を確認することができる。ここで、各対象識別子は、第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、第一の対象である。選択的に、少なくとも一つの対象の識別子は、第一のプレビュー画像における少なくとも一つの対象の画像領域が縮小された後の画像であってもよく、少なくとも一つの対象に対応するコントロール又は文字識別子などであってもよい。一例として、対象表示制御エリアは、矩形表示制御エリアなどであってもよい。
【0021】
ユーザは、自分の必要に応じてその表示モードを更新する必要がある対象の識別子を選択してもよく、例えば、ユーザが第一の対象識別子を選択する場合、第一の対象識別子に対応する第一の対象が、選択された表示モードを更新する必要がある対象である。例えば、ユーザが図3におけるごみ箱を選択する場合、ユーザはごみ箱に対して第一の入力を行うことができる。一例として、第一の入力は、ドラッグ入力、タップ入力などを含んでもよい。
【0022】
ステップ102:第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新する。
【0023】
第一の入力を受信した後、第一の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することができ、例えば、第一の入力を受信する前に、第一の対象は、第一のプレビュー画像に正常に表示され、即ち表示されるのはカメラによって収集されたデータであり、第一の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新し、例えば、マスクモードに更新することができる。又は、第一の入力を受信する前に、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードは、マスクモードであり、第一の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新し、例えば、カメラによって収集されたデータを表示する表示モードに更新することができる。例えば、第一の入力を受信する前に、図3におけるごみ箱は正常に表示され、図3におけるごみ箱に対して第一の入力を行い、第一の入力に応答して、図3の第一のプレビュー画像210におけるごみ箱の表示モードを更新し、例えば、図4に示すように、マスクモードに更新することができ、即ち、撮影プレビューインタフェース中の第一のプレビュー画像におけるごみ箱201に対するマスクが実現され、マスクは、隠し、削除、予め設定される画像を利用したカバー、ぼかしなどを含んでもよい。
【0024】
本実施例の表示制御方法において、撮影プレビューインタフェースの対象表示制御エリアには、少なくとも一つの対象識別子が含まれることができ、そのうちの第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することができ、第一の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することができ、第一の対象識別子に対するユーザの一回の第一の入力を受信することによって、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードに対する更新を実現することができ、表示の調整が実現され、このようにして、プレビュー画像の表示調整の効率を向上できる。それと同時に、表示の柔軟性を向上でき、プレビュー画像に対するユーザの表示需要を満たすことができる。
【0025】
一実施例では、対象表示制御エリアには、第一の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第一のサブ表示制御エリアと、第二の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第二のサブ表示制御エリアとが含まれ、第一の表示モード及び第二の表示モードのそれぞれは、表示モード及び第一のマスクモードのうちの一方であり、
撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することは、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信した後に、第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示することをさらに含む。
【0026】
図3に示すように、本実施例では、対象表示制御エリア220は、第一のサブ表示制御エリア221と第二のサブ表示制御エリア222に分割されてもよく、第一のサブ表示制御エリア221には、第一の対象識別子を含む第一の表示モードの少なくとも一つの対象識別子が含まれてもよく、第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新してもよく、説明すべきこととして、第一の表示モードと第二の表示モードは異なる。第二のサブ表示制御エリアは、第二の表示モードである対象識別子を表示させるために用いられてもよく、第一の対象の第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信した後に、第一のサブ表示制御エリア221における第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリア222に第一の対象識別子を表示してもよい。例えば、図3に示すように、ユーザはごみ箱に対して第一の入力を行い、この第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおけるごみ箱識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアにごみ箱識別子を表示してもよく、ごみ箱をマスクすることを表し、ユーザは、第一のサブ表示制御エリアと第二のサブ表示制御エリアを確認することによって、第一のプレビュー画像における表示される対象とマスクされる対象を明確することができ、ユーザが表示される対象とマスクされる対象を区別することを容易にする。一例において、第一の入力の終了位置は、第二のサブ表示制御エリアにあってもよく、即ち、ユーザは、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子を第二のサブ表示制御エリアに引き込むことによって、第一の対象の表示モードを更新することができ、且つ第一の対象識別子を第一のサブ表示制御エリアから第二のサブ表示制御エリアに切り替えることができ、操作が便利で、マスク効率を向上できる。
【0027】
一実施例では、第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示した後に、
第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第二の入力を受信することと、
第二の入力に応答して、撮影プレビューインタフェース中の第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新し、且つ第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第一のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示することとをさらに含む。
【0028】
ユーザが必要に応じて第一の対象の表示モードを上記の更新前の表示モードに復帰する場合、第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示した後に、ユーザは、第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対して第二の入力を行うことができ、このようにして、第二の入力に応答して、撮影プレビューインタフェース中の第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新し、且つ第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第一のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示することができ、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示復帰が実現される。例えば、第一の表示モードが表示モードであり、第二の表示モードが第一のマスクモードであり、第一の対象識別子を第二のサブ表示制御エリアに表示した後に、第二のサブ表示制御エリアには、第一の対象識別子を含む第二の表示モードの少なくとも一つの対象識別子が含まれることができ、ユーザは、第二のサブ表示制御エリアで第一の対象識別子に対して第二の入力を行い、第二の入力に応答して、第一のプレビュー画像の第一の対象に対するマスクを解除することができ、即ち、第一の対象の、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新する前の表示モード即ち第一の表示モードを復帰させ、且つ第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、第一の対象識別子を第一のサブ表示制御エリアに復帰表示する。このようにして、表示の柔軟性を向上できる。一例として、第二の入力は、ドラッグ入力、タップ入力などを含んでもよいが、それらに限らない。
【0029】
一実施例では、第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新した後に、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新され且つ第二のプレビュー画像が第一の対象を含む場合に、第二のプレビュー画像における第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新することをさらに含み、
ここで、ターゲット表示モードは、第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前のターゲット時刻における、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードであり、ターゲット時刻は、第二のプレビュー画像の更新時刻との時間間隔が最も短い時刻である。
【0030】
撮影プレビューの際、カメラを移動させ、カメラの角度を変更すると、後続で収集されたプレビュー画像の内容はそれに伴って変更され、検出して得られた後続で収集されたプレビュー画像の第一の対象は変化する可能性があり、対象表示制御エリアに表示される対象識別子はそれに伴って変更され、後続で収集されたプレビュー画像をターゲット検出して決定される対象の識別子に更新させることができる。例えば、カメラを他の角度に移動させ、収集されたプレビュー画像には、第一の対象が含まれず、例えばごみ箱が含まれず、図5に示すように、一つの対象、即ち人物202のみ含まれ、この時、対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアには、検出して得られたプレビュー画像の第一の対象の識別子、即ち人物の識別子のみ表示され、収集されたプレビュー画像にごみ箱が含まれないため、第二のサブ表示制御エリアにもごみ箱の識別子が表示されない。ユーザがカメラの角度を変更し続け、少なくとも一つの対象、例えばごみ箱、人物及びサッカーボールを含む後続で収集された第二のプレビュー画像が、撮影プレビューインタフェースに表示され、ここで第一の対象、例えばごみ箱が含まれると、撮影プレビューインタフェース中の第二のプレビュー画像における第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新することができ、例えば、ごみ箱の表示モードはターゲット表示モードに更新され、人物202及びサッカーボール203の表示モードは変化せず、ターゲット表示モードは、第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前のターゲット時刻における、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードであり、ターゲット時刻は、第二のプレビュー画像の更新時刻との時間間隔が最も短い時刻であり、第二のプレビュー画像の更新時刻は、撮影プレビューインタフェース中の第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される時刻と理解されてもよく、つまり、ターゲット表示モードは、第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前の最近の一回の第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードであり、例えば、ターゲット表示モードは、第一のマスクモードであってもよく、第二のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一のマスクモードに更新することができる。即ち、本実施例では、カメラが移動され、プレビュー画像が更新されても、後続のプレビュー画像に第一の対象が含まれば、第二のプレビュー画像における第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新することができ、表示制御の柔軟性を向上させる。
【0031】
図6に示すように、また、第一のサブ表示制御エリアに、検出された第二のプレビュー画像の対象のうち第一の対象以外の他の対象の識別子を表示してもよく、例えば図6に示すように、第一のサブ表示制御エリアに人物202及びサッカーボール203の識別子を表示し、第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示してもよく、例えば、第二のサブ表示制御エリアにごみ箱の識別子を表示する。本出願における識別子は、情報の文字、記号、画像などを指示するために用いられ、コントロール又は他のコンテナを、表示情報のキャリアとしてもよく、文字識別子、記号識別子、画像識別子などを含むが、それらに限らない。
【0032】
一実施例では、対象表示制御エリアには、第三の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第三のサブ表示制御エリアが含まれ、第三の表示モードは、第二のマスクモードであり、
方法は、
撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像における対象を検出することと、
撮影プレビューインタフェースに表示される第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示することとをさらに含む。
【0033】
ターゲット検出アルゴリズムによって撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像をターゲット検出してもよく、ターゲット検出アルゴリズムは様々であり、本出願では限定しない。撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、このプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示することができる。
【0034】
即ち、マスクすべき対象を予め設定しており、理解できるように、マスクすべき対象は、マスクする必要がある対象であり、第三のプレビュー画像における対象を検出した後、第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれると、第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象との類似度の高い第二の対象が含まれると認識し、第二の対象とマスクすべき対象が同一のタイプの対象である可能性が高く、このようにして、第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第二のマスクモードに更新し、第三のプレビュー画像における第二の対象に対するマスクを実現し、且つ対象表示制御エリアの第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の識別子を表示することができ、表示に対する要求を満たすことができるだけではなく、表示の柔軟性を向上できる。
【0035】
例えば、身分証対象をマスクする必要がある対象に予め設定し、即ち、マスクすべき対象は、身分証対象であり、第三のプレビュー画像の対象が検出された後、身分証対象と第三のプレビュー画像における対象をマッチングすることができ、第三のプレビュー画像における対象が、身分証対象にマッチングする第二の対象204を含むと、図7に示すように、第三のプレビュー画像における第二の対象204をマスクすることができる。また、対象表示制御エリアは、第三のサブ表示制御エリア223を含んでもよく、第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の識別子を表示してもよい。説明すべきこととして、第三のサブ表示制御エリアは、第一のサブ表示制御エリア及び第二のサブ表示制御エリアとは異なり、対象表示制御エリアは、第一のサブ表示制御エリア、第二のサブ表示制御エリア及び第三のサブ表示制御エリアに分割されてもよく、図7に示すように、第一のサブ表示制御エリアに第一の表示モードの対象識別子を表示し、第二のサブ表示制御エリアに第二の表示モードの対象識別子を表示し、第三のサブ表示制御エリアに第三の表示モードの対象識別子を表示する。
【0036】
説明すべきこととして、第一のマスクモードは、一時的なマスクモードであってもよく、例えば、第一の対象が現在正常に表示される場合、表示モードであり、第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信すると、第一の対象の表示モードを第一のマスクモードに更新することができ、後続で第一の対象識別子に対するユーザの第二の入力によって、第一の対象を第一のマスクモードから表示モードに復帰することもでき、このようにして、第一の対象の一時的なマスクを実現でき、後続でユーザの操作によって復帰できる。第二のマスクモードは第一のマスクモードとは異なり、第二のマスクモードは長期マスクモードであってもよく、例えば、カメラによって収集されたプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、その表示モードを第二のマスクモードに更新することができ、第二の対象識別子に対するユーザの操作入力を必要とせず、プレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれることが検出されると、第二のマスクモードに更新することができる。
【0037】
一実施例では、第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示する前に、カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、且つ撮影プレビューインタフェースに第四のプレビュー画像を表示することと、第四のプレビュー画像における第三の対象に対するユーザの第三の入力を受信することと、第三の入力に応答して、第三の対象をマスクすべき対象としてマーキングすることとをさらに含む。
【0038】
即ち、本実施例では、マスクする必要がある対象を予め設定し、即ち、マスクすべき対象を設定し、具体的に、まず、カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、それを撮影プレビューインタフェースに表示し、図8に示すように、ユーザは、第四のプレビュー画像におけるいずれか一つの対象に対して第三の入力を行うことができ、第三の入力に応答して、第三の入力によって選択された第三の対象801をマスク対象としてマーキングすることができ、このようにして、後続で、収集されたプレビュー画像に、それにマッチングする第二の対象が含まれる場合に、第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新することができ、第二の対象に対するマスクが実現され、第三のプレビュー画像を表示した後、ユーザが入力して選択する必要がなく、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象の表示モードの更新を実現でき、マスクが実現され、操作が便利で、表示更新の効率を向上させる。一例として、第三の入力は、ドラッグ入力などであってもよい。
【0039】
図8に示すように、一実施例では、カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、且つ撮影プレビューインタフェースに第四のプレビュー画像を表示し後に、撮影プレビューインタフェースの第四のプレビュー画像に、第四のサブ表示制御エリア811、第五のサブ表示制御エリア812及び第六のサブ表示制御エリア813に分割される第二の対象表示制御エリア810を重畳して表示することをさらに含んでもよい。説明すべきこととして、本実施例では、第四のサブ表示制御エリア811は、第二の対象のうちマスクされていない対象を表示するために用いられ、第五のサブ表示制御エリア812は、第四のプレビュー画像における対象のうち第一のマスクモード(例えば、一時的なマスク)の対象の識別子を表示するために用いられる。
【0040】
第六のサブ表示制御エリア813は、第四のプレビュー画像における対象のうち第二のマスクモードの対象の識別子を表示するために用いられ、例えば、図9に示すように、第三の対象をマスクすべき対象としてマーキングした後、第三の対象の表示モードを第二のマスクモードに更新し、且つ第六のサブ表示制御エリア813に第三の対象の識別子を表示することができる。一例として、第三の入力は、第三の対象に対するドラッグ入力であり、且つ第三の入力の終了位置は、第六のサブ表示制御エリアにあってもよい。即ち、第四のプレビュー画像における第三の対象に対するユーザの第三の入力を受信する前に、第三の対象の識別子は、第四のサブ表示制御エリアに表示されることができ、第三の入力に応答して、第三の対象の識別子を第四のサブ表示制御エリアから第六のサブ表示制御エリアに切り替えて表示することができる。
【0041】
一実施例では、第一の入力は、第一のサブ入力と第二のサブ入力を含み、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することは、第一のプレビュー画像における第一の対象に対するユーザの第一のサブ入力を受信することと、第一のサブ入力に応答して、対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアに、第一の対象を指示するための第一の対象識別子を表示することと、第一の対象識別子を対象表示制御エリアの第二のサブ表示制御エリアまでユーザが移動する第二のサブ入力を受信することとを含む。
【0042】
本実施例では、第一のサブ入力は、タップ入力であってもよく、例えば、長押し入力であってもよく、即ち、ユーザは、第一のプレビュー画像における第一の対象に対して長押し入力を行うことによって、長押し入力に応答して、対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示させることができ、その後、ユーザは、第一のサブ表示制御エリアの第一の対象識別子に対して第二のサブ入力を行うことができ、第二のサブ入力に応答して、第一の対象の表示モードを更新することができ、操作が便利で、表示調整の効率を向上できる。第二のサブ入力は、ドラッグ入力であり、第二のサブ入力の終了位置は、第二のサブ表示制御エリアにあってもよく、即ち、第二のサブ入力によって第一の対象識別子を対象表示制御エリアの第二のサブ表示制御エリアまで移動することができる。
【0043】
一実施例では、第二の表示モードは、第一のマスクモードであり、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することは、
予め設定される更新方式で、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
ここで、予め設定される更新方式は、
第一の対象の画像領域の透明度を調整することと、
予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーすることと、
第一の対象の画像領域をぼかし処理することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0044】
第一の対象の透明度を調整し、例えば、より不透明になるように、透明度を下降させ、このようにして、第一の対象の画像領域に対して、第一のプレビュー画像の他の領域はより目立つようになる。予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーして、第一のプレビュー画像における第一の対象が不可視になるようにすることができ、予め設定される画像を用いて第一の対象をカバーすることは、モザイク処理と理解されてもよく、例えば、図に示すように、第二の対象に対してモザイク処理を行っており、情報のセキュリティ性を向上できる。第一の対象の画像領域をぼかし処理して、第一のプレビュー画像における第一の対象の可視性をより低くすることができ、第一の対象をぼかし処理することは、ぼやけ処理と理解されてもよい。
【0045】
本実施例では、上記の四つの更新方式のうちの少なくとも一つの方式で、第一のプレビュー画像における第一の対象をマスクすることができ、異なる更新方式でマスクして、異なるマスク効果を得ることができ、表示制御の柔軟性を向上できる。
【0046】
一実施例では、予め設定される更新方式は、予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーすることであり、
撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新した後に、
予め設定される画像を予め設定される領域までユーザがドラッグする第四の入力を受信することと、
第四の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新することとを含む。
【0047】
例えば、第一のプレビュー画像には人物と身分証が含まれ、第一のプレビュー画像における身分証に対してモザイク処理を行っており、即ち、身分証に予め設定される画像がカバーされており、マスクが実現される。このようにして、図10に示すように、身分証をマスクした後に、予め設定される画像に対するユーザの第四の入力を受信し、第四の入力に応答して、身分証に対するマスクを解除することもできる。一例として、予め設定される領域の境界と第一のプレビュー画像における第一の対象の画像領域の境界との間の最短距離は、予め設定される距離よりも大きくてもよく、例えば、図10に示すように、ユーザは、一本の指で身分証上の予め設定される画像を押しながら、予め設定される画像を予め設定される領域にドラッグしてから、指を離すことによって、身分証に対するマスクを解除することができる。
【0048】
一実施例では、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新した後に、撮影プレビューインタフェースに対するユーザの第五の入力を受信することと、第五の入力に応答して、カメラを制御して撮影して、ターゲット画像を得ることとを含む。
【0049】
即ち、本実施例の撮影において、第一の対象の表示モードが更新された後のターゲット画像が得られる。例えば、本実施例では、第一の対象を隠れた場合、撮影して得られたターゲット画像には第一の対象が含まれず、それによって、ユーザの要望の第一の対象が含まれないターゲット画像が得られ、撮影した後、さらにソフトウェアで処理して、ユーザの要望の第一の対象が含まれないターゲット画像を得る必要がなく、操作が便利である。
【0050】
例えば、図6に示すように、表示されたのは、ごみ箱をマスクした後の第一のプレビュー画像であり、撮影プレビューインタフェースの第一のプレビュー画像に、撮像コントロール610が重畳して表示されており、撮像コントロール610に対する第五の入力によって、第五の入力に応答して撮像して、図11に示すようなターゲット画像1100が得られる。
【0051】
図12に示すように、本出願は、実施例の表示制御装置1200をさらに提供し、装置1200は、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信するための第一の受信モジュール1201と、
第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新するための第一の更新モジュール1202とを含み、
ここで、対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象識別子を含み、各対象識別子は、第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、第一の対象である。
【0052】
一実施例では、対象表示制御エリアには、第一の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第一のサブ表示制御エリアと、第二の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第二のサブ表示制御エリアとが含まれ、第一の表示モード及び第二の表示モードのそれぞれは、表示モード及び第一のマスクモードのうちの一方であり、
撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することは、
撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
装置1200は、
撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することを第一の受信モジュールが実行した後に、第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示するための第一の表示モジュールをさらに含む。
【0053】
一実施例では、装置1200は、
第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示することを第一の表示モジュールが実行した後に、第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
第二の入力に応答して、撮影プレビューインタフェース中の第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新し、且つ第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第一のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示するための第二の更新モジュールとをさらに含む。
【0054】
一実施例では、装置1200は、
第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することを第一の更新モジュールが実行した後に、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新され且つ第二のプレビュー画像が第一の対象を含む場合に、第二のプレビュー画像における第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新するための第三の更新モジュールをさらに含み、
ここで、ターゲット表示モードは、第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前のターゲット時刻における、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードであり、ターゲット時刻は、第二のプレビュー画像の更新時刻との時間間隔が最も短い時刻である。
【0055】
一実施例では、対象表示制御エリアには、第三の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第三のサブ表示制御エリアが含まれ、第三の表示モードは、第二のマスクモードであり、
装置1200は、
撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像における対象を検出するための検出モジュールと、
撮影プレビューインタフェースに表示される第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示するための第四の更新モジュールとをさらに含む。
【0056】
一実施例では、装置1200は、
第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示することを第四の更新モジュールが実行する前に、カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、且つ撮影プレビューインタフェースに第四のプレビュー画像を表示するための第二の表示モジュールと、
第四のプレビュー画像における第三の対象に対するユーザの第三の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
第三の入力に応答して、第三の対象をマスクすべき対象としてマーキングするためのマーキングモジュールとをさらに含む。
【0057】
一実施例では、第一の入力は、第一のサブ入力と第一のドラッグ入力を含み、
第一の受信モジュールは、
第一のプレビュー画像における第一の対象に対するユーザの第一のサブ入力を受信するための第一のサブ受信モジュールと、
第一のサブ入力に応答して、対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアに、第一の対象を指示するための第一の対象識別子を表示するための第三の表示モジュールと、
第一の対象識別子を対象表示制御エリアの第二のサブ表示制御エリアまでユーザが移動する第二のサブ入力を受信するための第二のサブ受信モジュールとを含む。
【0058】
一実施例では、第二の表示モードは、第一のマスクモードであり、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することは、
予め設定される更新方式で、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
ここで、予め設定される更新方式は、
第一の対象の画像領域の透明度を調整することと、
予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーすることと、
第一の対象の画像領域をぼかし処理することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0059】
一実施例では、予め設定される更新方式は、予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーすることであり、
装置1200は、
撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを第一の更新モジュールが実行した後に、予め設定される画像を予め設定される領域までユーザがドラッグする第四の入力を受信するための第四の受信モジュールと、
第四の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新するための第五の更新モジュールとをさらに含む。
【0060】
本出願の実施例における表示制御装置は、端末であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動電子機器であってもよく、非移動電子機器であってもよい。例示的には、移動電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-Mobile Personal Computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)などであってもよく、非移動電子機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)、テレビ(Television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0061】
本出願の実施例における表示制御装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0062】
本出願の実施例による表示制御装置は、上記表示制御方法の実施例により実現される各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0063】
選択的に、図13に示すように、本出願の実施例は、電子機器1300をさらに提供し、プロセッサ1301と、メモリ1302と、メモリ1302に記憶され且つプロセッサ1301で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ1301により実行される時、上記表示制御方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成でき、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0064】
説明すべきこととして、本出願の実施例における電子機器は、上記の移動電子機器と非移動電子機器を含む。
【0065】
図14は、本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造概略図である。
【0066】
この電子機器1400は、無線周波数ユニット1401、ネットワークモジュール1402、オーディオ出力ユニット1403、入力ユニット1404、センサ1405、表示ユニット1406、ユーザ入力ユニット1407、インタフェースユニット1408、メモリ1409、及びプロセッサ1410などの部材を含むが、それらに限らない。
【0067】
当業者であれば理解できるように、電子機器1400は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1410にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能が実現される。図14に示す電子機器の構造は、電子機器を限定するものではなく、電子機器は、図示されたものよりも多い又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0068】
ここで、ユーザ入力ユニット1407は、撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1410は、第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新するために用いられ、
ここで、対象表示制御エリアは、少なくとも一つの対象識別子を含み、各対象識別子は、第一のプレビュー画像における一つの撮影対象を指示するために用いられ、第一の対象識別子によって指示される撮影対象は、第一の対象である。
【0069】
一実施例では、対象表示制御エリアには、第一の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第一のサブ表示制御エリアと、第二の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第二のサブ表示制御エリアとが含まれ、第一の表示モード及び第二の表示モードのそれぞれは、表示モード及び第一のマスクモードのうちの一方であり、
撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することは、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
表示ユニット1406は、撮影プレビューインタフェース上の対象表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第一の入力を受信することをユーザ入力ユニット1407が実行した後に、第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示するために用いられる。
【0070】
一実施例では、ユーザ入力ユニット1407は、表示ユニット1406が第一の入力に応答して、第一のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第二のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示した後に、第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子に対するユーザの第二の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1410は、第二の入力に応答して、撮影プレビューインタフェース中の第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新し、且つ第二のサブ表示制御エリアにおける第一の対象識別子の表示をキャンセルし、且つ第一のサブ表示制御エリアに第一の対象識別子を表示するために用いられる。
【0071】
一実施例では、プロセッサ1410は、第一の入力に応答して、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することをプロセッサ1410が実行した後に、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新され且つ第二のプレビュー画像が第一の対象を含む場合に、第二のプレビュー画像における第一の対象の表示モードをターゲット表示モードに更新するために用いられ、
ここで、ターゲット表示モードは、第一のプレビュー画像が第二のプレビュー画像に更新される前のターゲット時刻における、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードであり、ターゲット時刻は、第二のプレビュー画像の更新時刻との時間間隔が最も短い時刻である。
【0072】
一実施例では、対象表示制御エリアには、第三の表示モードの少なくとも一つの対象識別子を含む第三のサブ表示制御エリアが含まれ、第三の表示モードは、第二のマスクモードであり、
プロセッサ1410は、撮影プレビューインタフェースに表示されるプレビュー画像における対象を検出するために用いられ、且つ、
撮影プレビューインタフェースに表示される第三のプレビュー画像に、マスクすべき対象にマッチングする第二の対象が含まれる場合に、第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新するために用いられ、表示ユニット1406は、第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示するために用いられる。
【0073】
一実施例では、表示ユニット1406は、第三のプレビュー画像における第二の対象の表示モードを第三の表示モードに更新し、且つ第三のサブ表示制御エリアに第二の対象の対象識別子を表示する前に、カメラによって第四のプレビュー画像を収集し、且つ撮影プレビューインタフェースに第四のプレビュー画像を表示するために用いられ、
ユーザ入力ユニット1407は、第四のプレビュー画像における第三の対象に対するユーザの第三の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1410は、第三の入力に応答して、第三の対象をマスクすべき対象としてマーキングするために用いられる。
【0074】
一実施例では、第一の入力は、第一のサブ入力と第二のサブ入力を含み、
ユーザ入力ユニット1407は、第一のプレビュー画像における第一の対象に対するユーザの第一のサブ入力を受信するために用いられ、
表示ユニット1406は、第一のサブ入力に応答して、対象表示制御エリアの第一のサブ表示制御エリアに、第一の対象を指示するための第一の対象識別子を表示するために用いられ、
ユーザ入力ユニット1407は、第一の対象識別子を対象表示制御エリアの第二のサブ表示制御エリアまでユーザが移動する第二のサブ入力を受信するために用いられる。
【0075】
一実施例では、第二の表示モードは、第一のマスクモードであり、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することは、
予め設定される更新方式で、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、
ここで、予め設定される更新方式は、
第一の対象の画像領域の透明度を調整することと、
予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーすることと、
第一の対象の画像領域をぼかし処理することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0076】
一実施例では、予め設定される更新方式は、予め設定される画像を用いて第一の対象の画像領域をカバーすることであり、
ユーザ入力ユニット1407は、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第二の表示モードに更新することをプロセッサ1410が実行した後に、予め設定される画像を予め設定される領域までユーザがドラッグする第四の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1410は、第四の入力に応答して、第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを第一の表示モードに更新するために用いられる。
【0077】
一実施例では、ユーザ入力ユニット1407は、撮影プレビューインタフェースに表示される第一のプレビュー画像における第一の対象の表示モードを更新することをプロセッサ1410が実行した後に、撮影プレビューインタフェースに対するユーザの第五の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1410は、第五の入力に応答して、カメラを制御して撮影して、ターゲット画像を得るために用いられる。
【0078】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット1404は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)14041とマイクロホン14042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ14041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止ピクチャ又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1406は、表示パネル14061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル14061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット1407は、タッチパネル14071及び他の入力機器14072を含む。タッチパネル14071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル14071は、タッチ検出装置とタッチコントローラの二つの部分を含んでもよい。他の入力機器14072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。メモリ1409は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよく、アプリケーションプログラムとオペレーティングシステムを含むが、それらに限らない。プロセッサ1410は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよく、ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1410に統合されなくてもよい。
【0079】
本出願の実施例は、プログラム又は命令が記憶されている可読記憶媒体をさらに提供し、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記表示制御方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成でき、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0080】
ここで、プロセッサは、上記実施例中の電子機器におけるプロセッサである。可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0081】
本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを含むチップをさらに提供し、通信インタフェースは、プロセッサと結合され、プロセッサは、プログラム又は命令を運行させて、上記表示制御方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成でき、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0082】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0083】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、非一時的な記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記表示制御方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成でき、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0084】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」をカバーする旨であり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素だけではなく、明確に列挙されていない他の要素を含むか、このようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素を含む。それ以上の制限がない限り、「…を一つ含む」という文章で限定された要素は、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素がさらに存在することを除外するものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法及び装置の範囲は、示された又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行してもよく、かつ様々なステップについて追加、省略又は組み合わせを行ってもよい。また、いくつかの例示を参照して記述された特徴は、他の例示に組み合わせられてもよい。
【0085】
以上の実施の形態の記述によって、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態で実現されてもよく、勿論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者がより好適な実施の形態であることは、当業者であれば明瞭に理解できる。このような理解から、本出願の技術案の実質的又は従来の技術に寄与した部分は、ソフトウェア製品の形式で具現化され、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例の方法を実行させるように、若干の命令を含んでもよい。
【0086】
当業者であれば意識できるように、本明細書に開示された実施例を結び付けながら記述された各例示のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせで実現されることができる。これらの機能がハードウェア方式で実行されるかソフトウェア方式で実行されるかは、技術案の特定の適用及び設計拘束条件によるものである。当業者は、各特定の適用に対して異なる方法を使用して、記述された機能を実現することができるが、このような実現は、本出願の範囲を超えていると見なされるべきではない。
【0087】
当業者であれば明瞭に理解できるように、記述の利便性および簡潔性のために、以上に記述されたシステム、装置及びユニットの具体的な作動プロセスは、前述方法の実施例における対応するプロセスを参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0088】
本出願による実施例では、理解すべきこととして、掲示された装置と方法は、他の方式で実現されてもよい。例えば、以上に記述された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理的機能の分割に過ぎず、実際に実現する時に、別の分割方式があってもよく、例えば複数のユニット又はアセンブリは、組み合せられてもよく、又は別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されるか、実行されなくてもよい。また、示された又は討論された同士間の結合や直接的な結合や通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接的な結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形式であってもよい。
【0089】
前記の分離部材として説明されたユニットは、物理的に離間されたものであってもよく、そうでなくてもよく、ユニットとして示された部材は、物理的ユニットであってもよく、そうでなくてもよく、即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部又はすべてのユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現してもよい。
【0090】
また、本出願の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合されてもよく、それぞれ独立して物理的に存在してもよく、二つ以上のユニットが一つのユニットに統合されてもよい。
【0091】
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形式で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、一つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解から、本出願の技術案の実質的又は関連する技術に寄与した部分又はこの技術案の一部は、ソフトウェア製品の形式で具現化され、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体に記憶され、一台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるように、若干の命令を含んでもよい。前述した記憶媒体は、USBフラッシュディスク、ポータブルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶可能である様々な媒体を含む。
【0092】
当業者であれば理解できるように、上記実施例の方法における全部又は一部のフローの実現は、コンピュータプログラムによって関連するハードウェアを制御して完了されてもよく、前記プログラムは、一つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、このプログラムの実行において、上記のような各方法の実施例のフローが含まれてもよい。ここで、前記記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、ROM又はRAMなどであってもよい。
【0093】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らず、上記の具体的な実施の形態は、限定的なものではなく、例示的なものに過ぎず、当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と請求項の保護範囲から逸脱することなく、多くの形式を実現することもでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0094】
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2021年02月09日に中国で提出された中国特許出願No.202110180354.9の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。

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