(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-20
(45)【発行日】2025-01-06
(54)【発明の名称】サーバ、方法及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/235 20110101AFI20241223BHJP
H04N 21/239 20110101ALI20241223BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20241223BHJP
【FI】
H04N21/235
H04N21/239
G06Q50/10
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024017516
(22)【出願日】2024-02-07
【審査請求日】2024-08-15
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】517287224
【氏名又は名称】17LIVE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100199277
【氏名又は名称】西守 有人
(72)【発明者】
【氏名】徐永吉
(72)【発明者】
【氏名】ホワン ユウェン
(72)【発明者】
【氏名】張育銓
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2022-097114(JP,A)
【文献】特開2022-119770(JP,A)
【文献】特開2023-032293(JP,A)
【文献】特開2023-125044(JP,A)
【文献】特許第7385204(JP,B1)
【文献】特許第7428334(JP,B1)
【文献】中国特許出願公開第106897890(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113923469(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第114025189(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111327953(CN,A)
【文献】韓国公開特許第10-2021-0025422(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 -21/858
G06Q 50/00 -50/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回路を含むサーバであって、前記回路が、
第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する機能と、
前記第1の要求に基づいて前記贈り物アイテムを生成する機能と、
前記第1の要求の情報に基づいて前記贈り物アイテムの価値を評価する機能と、
ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて、前記贈り物アイテムの価値を変化させる機能と、
を実行するように構成され
、
前記贈り物アイテムの価値が、前記ライブストリーミングルームのライブストリーマーが受け取るポイント数であり、
前記交流が、前記ライブストリーミングルーム内で前記贈り物アイテムが送信された回数を含む、ことを特徴とする、サーバ。
【請求項2】
前記回路が、
前記ライブストリーマーの第2のユーザ端末から、前記贈り物アイテムの生成に関するインヴィテイションを受信する機能と、
前記インヴィテイションを前記第1のユーザの前記第1のユーザ端末に送信する機能と、
をさらに
実行するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記回路が、
前記第1のユーザの前記第1のユーザ端末による生成された前記贈り物アイテムの情報を受信する機能と、
前記ライブストリーマーの第2のユーザ端末に、生成された前記贈り物の前記情報を送信する機能と、
をさらに
実行するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項4】
前記回路が、
前記
ライブストリーマーの前記第2のユーザ端末から、ライブストリーミングルーム内での生成された前記贈り物アイテムのパブリッシュに関して第2の要求を受信する機能と、
生成された前記贈り物アイテムの前記情報を前記ライブストリーミングルーム内の視聴者に送信する機能と、
をさらに
実行するように構成されることを特徴とする、請求項3に記載のサーバ。
【請求項5】
前記回路が、
前記第1のユーザの前記第1のユーザ端末から、ライブストリーミングルーム内での生成された前記贈り物アイテムのパブリッシュに関して第2の要求を受信する機能と、
生成された前記贈り物アイテムの前記情報を前記ライブストリーミングルーム内の視聴者に送信する機能と、
をさらに
実行するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項6】
前記回路が、
前記贈り物アイテムがイベントに関連しているかを判定する機能と、
前記贈り物アイテムが前記イベントに関連していることに応答して、前記イベントのリーダーボードを計算する機能と、
前記リーダーボードを更新する機能と、
をさらに
実行するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項7】
前記贈り物アイテムは、
前記ライブストリーマーが参加しているイベント内のイベントギフトアイテムであり、かつ
前記回路が、
前記ライブストリーマーが
前記ライブストリーミングルーム内の視聴者から
前記イベントギフトアイテムを受け取ったとき、前記イベント内のリーダーボード
における前記ライブストリーマーのスコアを、前記ポイント数に基づいて更新する
機能をさらに実行するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサーバ。
【請求項8】
方法であって、
第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する工程と、
前記第1の要求に基づいて前記贈り物アイテムを生成する工程と、
前記第1の要求の情報に基づいて前記贈り物アイテムの価値を評価する工程と、
ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて、前記贈り物アイテムの価値を変化させる工程と、
を含
み、
前記贈り物アイテムの価値が、前記ライブストリーミングルームのライブストリーマーが受け取るポイント数であり、
前記交流が、前記ライブストリーミングルーム内で前記贈り物アイテムが送信された回数を含む、
ことを特徴とする、方法。
【請求項9】
コンピュータプログラムであって、サーバに、
第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する機能と、
前記第1の要求に基づいて前記贈り物アイテムを生成する機能と、
前記第1の要求の情報に基づいて前記贈り物アイテムの価値を評価する機能と、
ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて、前記贈り物アイテムの価値を変化させる機能と、
を実行させ
、
前記贈り物アイテムの価値が、前記ライブストリーミングルームのライブストリーマーが受け取るポイント数であり、
前記交流が、前記ライブストリーミングルーム内で前記贈り物アイテムが送信された回数を含む、
ことを特徴とする、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報通信技術に関し、特に、ライブストリーミングにおけるサーバ、方法、及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
アプリやプラットフォームの中には、ライブストリーマーと視聴者が交流できるライブストリーミングサービスを提供しているものがある。ライブストリーマーが視聴者を応援するパフォーマンスをしたり、視聴者がライブストリーマーを支援したりするために贈り物を送ることもある。
【0003】
アプリやプラットフォームのプロバイダーは、ライブストリーマーと視聴者間の交流を促進するために、よくイベントを開催する。ライブストリーマーは、イベントを選択して配信を開始してもよい。イベントに勝利して報酬を得るために、ライブストリーマーは視聴者を楽しませるために最善を尽くすことができる。特許文献1には、ライブストリーマーがイベントに参加するシナリオが開示されている。
【0004】
しかしながら、視聴者がそれらのライブストリーマーを支援していない場合、彼らのパフォーマンスは無益となり、ライブストリーマーと視聴者間の交流が低下する。これは、ユーザエクスペリエンスの低下につながる可能性がある。そのため、いかにユーザエクスペリエンスを向上させるかが重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【0006】
本開示の一実施態様によるサーバは、回路を含み、前記回路が、第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する機能と、当該第1の要求に基づいて当該贈り物アイテムを生成する機能と、当該第1の要求の情報に基づいて当該贈り物アイテムの価値を評価する機能と、を実行するように構成される。
【0007】
本開示の別の実施態様は、方法に関するものであり、当該方法が、第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する工程と、当該第1の要求に基づいて当該贈り物アイテムを生成する工程と、当該第1の要求の情報に基づいて当該贈り物アイテムの価値を評価する工程と、を含む。
【0008】
本開示のさらに別の実施態様は、コンピュータプログラムに関するものであり、当該コンピュータプログラムがサーバに、第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する機能と、当該第1の要求に基づいて当該贈り物アイテムを生成する機能と、当該第1の要求の情報に基づいて当該贈り物アイテムの価値を評価する機能と、を実現させる。
【0009】
本開示によれば、当該ライブストリーマーは、カスタマイズギフトを生成する、または視聴者を生成に招待することができる。当該カスタマイズギフトは、視聴者との交流、およびイベントなどにおいて当該ライブストリーマーを支援することができる。したがって、ユーザエクスペリエンスと、当該ライブストリーマーと当該視聴者間の交流を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図である。
【
図2】本開示の一部の実施態様に基づくユーザ端末20のブロック図である。
【
図3】本開示の一部の実施態様に基づくサーバ10のブロック図である。
【
図4】
図3のストリームDB320の例示的データ構造を示す表である。
【
図5】
図3のユーザDB322の例示的データ構造を示す表である。
【
図6】
図3のギフトDB324の例示的データ構造を示す表である。
【
図7】
図3のカスタマイズギフトDB326の例示的データ構造を示す表である。
【
図8】
図3のイベント328の例示的データ構造を示す表である。
【
図9】本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の例示的な機能的構造である。
【
図10】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図11】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図12】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図13】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図14】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図15】ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
【
図16】当該ユーザ端末20、30におけるアプリケーション起動処理の工程を示すフローチャートである。
【
図17】本開示の一部の実施態様に基づく情報処理装置の例示的なハードウェア構成である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、各図面に示す同一または類似の構成要素、部材、手順または信号には、すべての図面において同様の符号を付し、それによって重複する説明は適宜省略される。また、各図面の説明において重要でない一部部材は省略される。
【0012】
本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1は、ユーザ間のコミュニケーションと交流を円滑にする強化機能を提供する。より具体的には、技術的な方法で視聴者やライブストリーマーを楽しませるものである。
【0013】
図1に本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図を示す。当該ライブストリーミングシステム1は、ストリーミングのライブストリーマー(ライバー、ストリーマー、または配信者とも呼ばれる)LVと視聴者(オーディエンスとも呼ばれる)AU(AU1、AU2...)に、リアルタイムで相互交流するためのライブストリーミングサービスを提供する。
図1に示すように、当該ライブストリーミングシステム1は、サーバ10と、ユーザ端末20と、ユーザ端末30(30a、30b...)を含むことができる。当該ユーザ端末20はライブストリーマー、当該ユーザ端末30は視聴者であってもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーと視聴者はユーザと呼ばれてもよい。当該サーバ10は、ネットワークNWを介して接続された、1または複数の情報処理装置を含むことができる。当該ユーザ端末20、30は、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPC、レコーダー、携帯ゲーム機、ウェアラブル端末などの携帯端末や、デスクトップPCなどの据置型コンピュータであってもよい。当該サーバ10、ユーザ端末20、ユーザ端末30は、任意の種類の有線または無線ネットワークNWにより通信可能に接続されてもよい。
【0014】
当該ライブストリーミングシステム1には、当該ライブストリーマーLV、当該視聴者AU、当該サーバ10を提供するアプリプロバイダー(図示せず)が関与する。当該ライブストリーマーLVは、自身の歌、トーク、パフォーマンス、ゲームストリーミングなどのコンテンツを自身のユーザ端末20で収録して当該サーバ10にアップロードし、リアルタイムでコンテンツを配信する者となることができる。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーLVは、当該ライブストリーミングを介して当該視聴者AUと交流することができる。
【0015】
当該アプリプロバイダーは、当該サーバ10においてライブストリーミングされるコンテンツのためのプラットフォームを提供することができる。一部の実施態様において、当該アプリプロバイダーは、当該ライブストリーマーLVと当該視聴者AU間のリアルタイム通信を管理するメディアまたはマネージャーであってもよい。当該視聴者AUは、当該ユーザ端末30により当該プラットフォームにアクセスし、自身が視聴したいコンテンツを選択して視聴することができる。当該視聴者AUは、当該ユーザ端末30により、当該ライブストリーマーに対してコメントしたり、応援したりなど、当該ライブストリーマーと交流するための操作を行うことができる。コンテンツを提供する当該ライブストリーマーは、当該コメントや応援に応答することができる。当該ライブストリーマーの応答は、映像及び(または)音声などにより当該視聴者AUに送信することができる。従って、当該ライブストリーマーと視聴者間の相互通信を達成することができる。
【0016】
本明細書でいう「ライブストリーミング」とは、当該ライブストリーマーLVが当該ユーザ端末20により記録したコンテンツを、当該視聴者AUが当該ユーザ端末30を介して実質的に再生・視聴することを可能にする、データ伝送を指すことができる。一部の実施態様において、「ライブストリーミング」は、上述のデータ伝送により実現されるストリーミングを指すこともある。当該ライブストリーミングは、HTTPライブストリーミング、CMAF(Common Media Application Format)、WebRTC(Web Real-Time Communications)、RTMP(Real―Time Messaging Protocol)、MPEG DASHなど、公知の技術によって実現することができる。当該ライブストリーミングは、さらに、当該ライブストリーマーがコンテンツを記録している間、当該視聴者AUが特定の遅延をもって当該コンテンツを再生または視聴することができる、実施形態を含んでもよい。当該遅延の程度については、少なくとも当該ライブストリーマーLVと当該視聴者AUがコミュニケーションを行うことができる程度に小さいことが望ましい。ただし、ライブストリーミングは、いわゆるオンデマンド配信とは異なる。より具体的に、当該オンデマンド配信とは、当該コンテンツを記録したすべてのデータをサーバに格納し、ユーザの要求に応じてランダムなタイミングで当該サーバから当該ユーザにデータを提供することを指してもよい。
【0017】
本明細書における「ストリーミングデータ」とは、画像データや音声データを含むデータを指すことができる。より具体的に、当該画像データ(ビデオデータと呼んでもよい)は、当該ユーザ端末20と30の画像キャプチャ機能によって生成されてもよい。当該音声データ(オーディオデータと呼んでもよい)は、当該ユーザ端末20と30の音声入力機能により生成されてもよい。当該ストリーミングデータを当該ユーザ端末20、30で再生し、ユーザに関するコンテンツを視聴できるようにしてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末でストリーミングデータが生成されてから、当該視聴者の当該ユーザ端末で再生されるまでの間、圧縮、拡張、エンコード、デコード、トランスコードなど、データの形式、サイズ、規格を変更する処理が想定される。このような処理の前と後、当該コンテンツ(映像や音声)は実質的に変更されず、このため、本開示の現在の実施態様においては、処理される前のストリーミングデータと処理された後のストリーミングデータは同じであると説明される。つまり、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末により生成された当該ストリーミングデータが、当該サーバ10を介して当該視聴者の当該ユーザ端末で再生される場合、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末で生成された当該ストリーミングデータ、当該サーバ10を通過した当該ストリーミングデータ、そして当該視聴者の当該ユーザ端末が受信して再生する当該ストリーミングデータは、すべて同じストリーミングデータである。
【0018】
図1に示すように、当該ライブストリーマーLVはライブストリーミングを提供する。当該ライブストリーマーのユーザ端末20は、当該ストリーマーの映像及び(または)音声を記録することにより、ストリーミングデータを生成し、ネットワークNWを介してサーバ10に送信する。同時に、当該ユーザ端末20は映像VDを当該ユーザ端末20のディスプレイ上に表示し、当該ライブストリーマーLVのストリーミングコンテンツをチェックすることができる。
【0019】
当該ライブストリーマーのライブストリーミングの提供をプラットフォームに要求するユーザ端末30a、30bの視聴者AU1、AU2は、当該ネットワークNWを介して当該ライブストリーミングに対応するストリーミングデータを受信し、受信したストリーミングデータを再生してディスプレイ上に映像VD1、VD2を表示し、スピーカーなどから音声を出力することができる。当該ユーザ端末30a、30b上にそれぞれ表示される当該映像VD1、VD2は、当該ライブストリーマーLVの当該ユーザ端末により記録された当該映像と実質的に同じであり、当該ユーザ端末30a、30bから出力される当該音声は、当該ライブストリーマーLVの当該ユーザ端末により記録された当該音声と実質的に同じである。
【0020】
当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20での記録は、当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bでのストリーミングデータの再生と同時であってもよい。当該視聴者AU1が当該ライブストリーマーLVのコンテンツに関するコメントを当該ユーザ端末30aに入力すると、当該サーバ10は、当該コメントを当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20にリアルタイムで表示するとともに、当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bにもそれぞれ表示する。当該ライブストリーマーLVが当該コメントに応答した場合、当該応答を当該視聴者AU1、AU2の当該ユーザ端末30a、30bからテキスト、画像、映像または音声として出力し、当該ライブストリーマーLVと当該視聴者AU1、AU2のコミュニケーションを実現することができる。従って、当該ライブストリーミングシステムは、双方向通信のライブストリーミングを実現することができる。
【0021】
図2は、本開示の実施態様に基づく、
図1に示すユーザ端末20の機能と構成を示すブロック図である。当該ユーザ端末30は、当該ユーザ端末20と同様の機能と構成を有する。本明細書のブロック図に描かれているブロックは、コンピュータのCPUなどのデバイスや機械部品などのハードウェア、およびこれらの要素の連携によって実施される機能ブロックを表現する、コンピュータプログラムなどのソフトウェアで実施される。したがって、機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる多様な態様で実装され得ることが、当業者には理解されよう。
【0022】
当該ライブストリーマーLVと視聴者AUは、ネットワークNWを介して、ダウンロードサイトから本開示のライブストリーミングアプリケーション(ライブストリーミングアプリ)を当該ユーザ端末20と30にダウンロードしてインストールすることができる。または、当該ライブストリーミングアプリは、当該ユーザ端末20と30に予めインストールされていてもよい。当該ユーザ端末20と30によるライブストリーミングの実行により、当該ユーザ端末20と30は、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10と通信し、複数の機能を実現することができる。当該ユーザ端末20と30(より具体的に、CPUなどのプロセッサ)による当該ライブストリーミングアプリの実行により実現される当該機能は、当該ユーザ端末20と30の機能として以下で説明される。当該機能は基本的に、当該ライブストリーミングアプリが当該ユーザ端末20と30に実現させる機能である。一部の実施態様において、これらの機能は、ネットワークNWを介して当該サーバ10から当該ユーザ端末20と30のウェブブラウザに送信し、当該ウェブブラウザのコンピュータプログラムにより実行されることにより実現されてもよい。当該コンピュータプログラムは、HTML(Hyper Text Markup Language)などのプログラミング言語で書かれていてもよい。
【0023】
当該ユーザ端末20は、ストリーミングユニット100と視聴ユニット200を含む。一部の実施態様において、当該ストリーミングユニット100は、ユーザのオーディオ及び(または)ビデオデータを記録し、当該サーバ10に送信するストリーミングデータを生成するように構成される。当該視聴ユニット200は、サーバ10からストリーミングデータを受信し、再生するように構成される。一部の実施態様において、ユーザは、ブロードキャスト時に当該ストリーミングユニット100を作動させる、またはストリーミングを視聴するときに当該視聴ユニット200を作動させることができる。一部の実施態様において、当該ストリーミングユニット100を作動させる当該ユーザ端末は、ライブストリーマーと呼ぶことができ、またはストリーミングデータを生成する当該ユーザ端末と呼ぶことができる。当該視聴ユニット200を作動させる当該ユーザ端末は、視聴者と呼ぶことができ、または当該ストリーミングデータを再生する当該ユーザ端末と呼ぶことができる。
【0024】
当該ストリーミングユニット100は、ビデオコントロールユニット102と、オーディオコントロールユニット104と、配信ユニット106と、UIコントロールユニット108を含むことができる。当該ビデオコントロールユニット102は、カメラ(図示せず)に接続されてもよく、当該映像は当該カメラにより制御される。当該ビデオコントロールユニット102は、当該カメラから当該ビデオデータを取得することができる。当該オーディオコントロールユニット104は、マイク(図示せず)に接続されてもよく、音声は当該マイクにより制御される。当該オーディオコントロールユニット104は、当該マイクから当該オーディオデータを取得することができる。
【0025】
当該配信ユニット106は、当該ビデオコントロールユニット102からのビデオデータと、当該オーディオコントロールユニット104からのオーディオデータを含むストリーミングデータを受信し、ネットワークNWを介して当該サーバ10に送信する。一部の実施態様において、当該配信ユニット106は当該ストリーミングデータをリアルタイムで送信する。つまり、当該ビデオコントロールユニット102と当該オーディオコントロールユニット104からの当該ストリーミングデータの生成と、当該配信ユニット106の配信は同時に実行される。
【0026】
当該UIコントロールユニット108は、当該ライブストリーマーのUIを制御する。当該UIコントロールユニット108はディスプレイ(図示しない)に接続され、当該配信ユニット106が当該ストリーミングデータを送信し、再生して当該ディスプレイ上に表示する相手に対して当該ストリーミングデータを生成するように構成される。当該UIコントロールユニット108は、操作するオブジェクトまたは指示を受けるオブジェクトをディスプレイ上に表示し、当該ライブストリーマーからのタップ入力を受け付けるように構成される。
【0027】
当該視聴ユニット200は、UIコントロールユニット202と、レンダリングユニット204と、入力送信ユニット206を含んでもよい。当該視聴ユニット200は、ネットワークNWを介してサーバ10からストリーミングデータを受信するように構成される。当該UIコントロールユニット202は、当該視聴者のUIを制御する。当該UIコントロールユニット202は、ディスプレイ(図示せず)及び(または)スピーカー(図示せず)に接続され、当該ストリーミングデータを再生することにより、当該ディスプレイ上に映像を表示し、当該スピーカーから音声を出力するように構成される。一部の実施態様において、当該ディスプレイ上に映像を出力し、当該スピーカーから音声を出力することを「ストリーミングデータを再生する」ことと呼んでもよい。当該UIコントロールユニット202は、タッチパネルやキーボード、ディスプレイなどの入力ユニットに接続され、ユーザからの入力を取得することができる。
【0028】
当該レンダリングユニット204は、当該サーバ10からのストリーミングデータと、フレーム画像とをレンダリングするように構成されてもよい。当該フレーム画像は、ユーザからの入力、視聴者により入力されたコメント、当該サーバ10から受信したデータを受け付けるためのユーザインターフェイスオブジェクトを含んでもよい。当該入力送信ユニット206は、当該UIコントロールユニット202から当該ユーザ入力を受信し、当該ネットワークNWを介して当該サーバ10に送信するように構成される。
【0029】
一部の実施態様において、当該ユーザ入力は、ライブストリームの選択、コメントの入力、贈り物の送信、ユーザのフォローまたはフォロー解除、イベントでの投票、ゲームなど、当該ユーザ端末の画面上のオブジェクトをクリックすることであってもよい。例えば、当該入力送信ユニット206は、視聴者の当該ユーザ端末が当該ライブストリーマーに贈り物を送るために画面上の贈り物オブジェクトをクリックした場合に、贈り物情報を生成し、インターネットNWを介して当該サーバ10に送信してもよい。
【0030】
一部の実施態様において、当該ユーザ端末20は、端末側ギフトDB(図示せず)を含でもよい。当該端末側ギフトDBは、当該ユーザ端末20または30の当該贈り物情報を格納するように構成される。当該端末側ギフトDBは、贈り物IDと、アイコンIDと、エフェクトデータIDと、最終更新日を含んでもよい。当該贈り物IDは、当該贈り物を識別してもよい。当該アイコンIDは、当該贈り物オブジェクトのアイコンデータであってもよい。当該エフェクトデータIDは、当該贈り物に対応するエフェクトを実現するデータを識別してもよい。当該最終更新日は、当該贈り物の最終更新日を識別してもよい。
【0031】
一部の実施態様において、当該視聴者は、予め当該贈り物をダウンロードしておいても、当該贈り物を送信するときに当該贈り物をダウンロードしてもよい。一部の実施態様において、贈り物情報は、予め端末側ギフトDBにダウンロードして格納させておいてもよい。一部の実施態様において、当該端末側ギフトDBは、当該サーバ10が提供する当該贈り物リストに対応する当該贈り物リストを含んでもよい。一部の実施態様において、当該端末側ギフトDB内の当該贈り物リストは、定期的にまたはユーザからの操作により当該サーバ10と同期されてもよい。
【0032】
図3は、本開示の一部の実施態様に基づく当該サーバ10のブロック図である。当該サーバ10は、ストリーミング情報ユニット302、中継ユニット304、生成ユニット306、評価ユニット308、パブリッシングユニット310、処理ユニット312、ストリームDB320、ユーザDB322、ギフトDB324、カスタマイズギフトDB326、イベントDB328と、を含んでもよい。
【0033】
当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ネットワークNWを介して当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20からライブストリーミングの要求を受信する。要求を受信すると、当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ライブストリーミングの情報を当該ストリームDB320に登録する。一部の実施態様において、当該ライブストリーミングの情報は、当該ライブストリーミングのストリームID及び(または)当該ライブストリーミングに対応する当該ライブストリーマーのライブストリーマーIDであってもよい。
【0034】
当該視聴者から当該ネットワークNWを介して当該ユーザ端末30の当該視聴ユニット200から当該ライブストリーミングの当該情報の提供要求を受信すると、当該ストリーミング情報ユニット302は当該ストリームDB320を参照し、利用可能なライブストリーミングのリストを生成する。
【0035】
その後当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ネットワークNWを介して当該ユーザ端末30に当該リストを送信する。当該ユーザ端末30の当該UIコントロールユニット202は、当該リストに基づいてライブストリーミング選択画面を生成し、当該ユーザ端末30のディスプレイ上に当該リストを表示する。
【0036】
当該ユーザ端末30の当該入力送信ユニット206は、当該ライブストリーミング選択画面上での当該視聴者によるライブストリーミングの選択を受信すると、選択された当該ライブストリーミングの当該ストリームIDを含む配信要求を生成し、当該ネットワークを介して当該サーバ10に送信する。当該ストリーミング情報ユニット302は、当該配信要求で当該ストリームIDにより指定された当該ライブストリーミングの当該ユーザ端末30に対する提供を開始することができる。当該ストリーミング情報ユニット302は、当該ストリームDB320を更新し、当該ユーザ端末30の当該視聴者の視聴者IDを当該ストリームIDの当該ライブストリーマーIDに追加することができる。
【0037】
当該中継ユニット304は、当該ストリーミング情報ユニット302により開始された当該ライブストリーミングにおいて、当該ライブストリーマーの当該ユーザ端末20から、当該視聴者の当該ユーザ端末30へのライブストリーミングの送信を中継することができる。当該中継ユニット304は、ストリーミングデータの再生中に、当該視聴者からのユーザ入力を示す信号を当該入力送信ユニット206から受信することができる。当該ユーザ入力を示す当該信号は、当該ユーザ端末30のディスプレイに表示されるオブジェクトの指定を示すオブジェクト指定信号であってもよい。当該オブジェクト指定信号は、当該視聴者の視聴者ID、当該視聴者が視聴しているライブストリーミングを配信するライブストリーマーのライブストリーマーID、及び当該オブジェクトにより指定されるオブジェクトIDを含んでもよい。当該オブジェクトが贈り物などである場合、当該オブジェクトIDは、贈り物IDなどであってもよい。同様に、当該中継ユニット304は、ストリーミングデータの再生中に、当該ユーザ端末20の当該ストリーミングユニット100から、例えば当該オブジェクト指定信号など、当該ライブストリーマーのユーザ入力を示す信号を受信することができる。
【0038】
当該生成ユニット306は、当該ユーザからの入力に基づいて贈り物を生成するように構成されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物は、当該ライブストリーマーが参加しているイベントのためのイベントギフトであってもよい。一部の実施態様において、当該贈り物は、標準の贈り物、期間限定の贈り物、ゲームギフトなどであってもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該ライブストリーマーからのインヴィテイションに応答して当該贈り物を生成してもよい。一部の実施態様において、当該視聴者または当該ライブストリーマーは、自主的に当該贈り物を生成してもよい。当該贈り物は、テキストデータ、音声データ、映像データなどを通じて生成されてもよい。例えば、当該視聴者は、説明のテキストを入力するか、文章の音声を入力して、当該贈り物を生成してもよい。
【0039】
一部の実施態様において、当該視聴者は当該贈り物の情報を決定してもよい。より具体的に、当該視聴者は、当該贈り物のアイコン、価値、分類、期間などを決定してもよい。例えば、当該視聴者は、「豪華なイベントギフトを生成」という分を入力し、100万ポイントを超えるイベントギフトを生成してもよい。一部の実施態様において、当該贈り物の情報は、当該視聴者からの入力に基づいて決定されてもよい。例えば、当該視聴者が「ドラゴンのアイコンが付いた標準的な価値のイベントギフトを希望する」と言うことで、この入力に基づいたイベントギフトが生成されてもよい。
【0040】
一部の実施態様において、当該贈り物の生成は、内部のサービスであっても第三者のサービスであってもよい。一部の実施態様において、当該イベントギフトの生成は機械学習モデルなどで生成されてもよい。例えば、当該贈り物は、生成AI、ChatGPT、Midjourneyなどにより生成されてもよい。
【0041】
当該評価ユニット308は、当該贈り物の価値を評価するように構成されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物の価値は、当該贈り物の生成中に評価されてもよい。より具体的に、当該評価ユニット308は、当該視聴者からの入力に基づいて当該贈り物の価値を評価してもよい。例えば、当該評価ユニット308は、当該視聴者により入力された価値に基づいて、当該贈り物の価値を判定してもよい。一部の実施態様において、当該評価ユニット308は、豪華、標準、安いなどのキーワードを抽出し、当該贈り物の価値を判定してもよい。一部の実施態様において、当該価値の評価は、言語モデルなどの機械学習技術を通じて実現されてもよい。
【0042】
一部の実施態様において、当該贈り物の価値は、当該贈り物の生成後に評価されてもよい。一部の実施態様において、当該評価ユニット308は、当該ライブストリーミングルーム内の当該視聴者とライブストリーマー間の交流に基づいて当該贈り物の価値を評価してもよい。つまり、当該カスタマイズギフトの当該価値は、当該ライブストリーミングルーム内での交流に基づいて異なってもよい。例えば、当該贈り物の価値は、当該ライブストリーミングルーム内でのコメントの増加や人気の高まりに基づいて増加してもよい。
【0043】
一部の実施態様において、当該贈り物の価値は、当該ライブストリーミングルーム内で当該贈り物が送信された回数に基づいて増加してもよい。例えば、当該贈り物の価値は、当該ライブストリーミングルーム内での当該贈り物の送信に応じて比例して増加してもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーミングルーム内でのあらゆる交流が、贈り物の価値の増減に寄与してもよい。一部の実施態様において、当該価値の増減の機能は、実際の必要性に応じて柔軟に決定されてもよい。
【0044】
当該パブリッシングユニット310は、当該ライブストリーミングルーム内の当該ライブストリーマーまたは当該視聴者に当該贈り物をパブリッシュするように構成されてもよい。より具体的に、当該贈り物の生成と評価が完了すると、当該視聴者は当該ライブストリーマーに当該贈り物の情報をパブリッシュしてもよい。当該パブリッシングユニット310は、当該視聴者から当該贈り物を当該ライブストリーマーにパブリッシュする要求を受信し、その後当該贈り物の当該情報を当該ライブストリーマーに送信してもよい。
【0045】
当該ライブストリーマーが当該視聴者により生成された当該贈り物の当該情報を受信すると、当該ライブストリーマーは当該ライブストリーミングルーム内で当該贈り物をパブリッシュするか否かを決定してもよい。例えば、当該贈り物が、当該ライブストリーマーの参加している当該イベント内のイベントギフトである場合、当該ライブストリーマーは当該ライブストリーミングルーム内の他の視聴者に当該贈り物を表示する、または利用可能にするか否かを決定してもよい。
【0046】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、当該ライブストリーミングルーム内で当該贈り物をパブリッシュする操作を実行してもよい。例えば、当該ライブストリーマーに対し、当該贈り物を当該ライブストリーミングルーム内の当該視聴者らにパブリッシュするためにオン/オフを切り替えるためのスイッチまたはトグルが表示されてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーが当該贈り物をパブリッシュする方法は、実際の必要性に応じて柔軟に決定されてもよい。
【0047】
当該ライブストリーマーが当該贈り物に対して切り替えると、当該パブリッシングユニット310が当該ライブストリーミングルーム内で当該ライブストリーマーから当該贈り物のパブリッシュ要求を受信し、当該パブリッシングユニット310が当該カスタマイズギフトDB326内の当該贈り物のステータスを変更して、その後当該贈り物を当該ライブストリーミングルーム内でパブリッシュしてもよい。例えば、当該パブリッシングユニット310は、当該カスタマイズギフトのステータスをオンに設定した後、当該贈り物の情報を当該ライブストリーミングルーム内のすべての視聴者に送信し、当該視聴者らが当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信できるようにしてもよい。
【0048】
一部の実施態様において、当該贈り物は、当該ライブストリーマーからの当該インヴィテイションに基づいて、または当該視聴者、ライブストリーマーなどによって自主的に生成されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物は、当該ライブストリーマーによってのみ当該ライブストリーミングルーム内にパブリッシュされてもよく、または当該視聴者も、当該ライブストリーマーからの許可なく、当該贈り物を当該ライブストリーミングルームにパブリッシュできてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトのデザインと機能は、実際の必要性に応じて柔軟に決定されてもよい。
【0049】
当該処理ユニット312は、イベントにおけるリーダーボードを扱うように構成されてもよい。より具体的に、当該処理ユニット312は、当該イベントの当該リーダーボードに当該贈り物が寄与するか否かを決定してもよい。当該処理ユニット312はさらに、当該視聴者らからの貢献度などに基づいて当該リーダーボードを計算してもよい。一部の実施態様において、当該処理ユニット312はさらに、当該リーダーボードの当該計算に基づいて、当該リーダーボードを更新してもよい。
【0050】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトが当該リーダーボードに寄与するか否かを決定する方法は、柔軟に決定されてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトを生成する際の作成者からの入力に基づいて決定されてもよい。例えば、当該視聴者は、当該贈り物がイベントギフトであるか否か、当該贈り物がどのイベントとライブストリーマーに関連しているかなどを決定してもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーの選択に基づいて決定されてもよい。一部の実施態様において、当該イベントのルールなどに基づいて決定されてもよい。
【0051】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトが、当該ライブストリーマーが参加している当該イベントのためのイベントギフトである場合、当該処理ユニット312は、視聴者が当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信すると、当該イベントのリーダーボードを計算してもよい。一部の実施態様において、当該処理ユニット312はさらに、当該計算に基づいて、当該リーダーボードを更新してもよい。これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーと視聴者は、当該イベントの最新のステータスを把握し、それぞれのお気に入りのライブストリーマーのサポートが容易になる可能性がある。
【0052】
一部の実施態様において、当該サーバ10は、贈り物情報ユニット(図示せず)と贈り物処理ユニット(図示せず)、をさらに含んでもよい。当該贈り物情報ユニットは、対応するストリーマー及び視聴者に贈り物に関する情報を提供する。当該贈り物情報ユニットは、当該ユーザ端末からの要求に応じて、当該端末向けの贈り物情報をストリーマーに送信する。当該贈り物情報ユニットは、当該ギフトDB324から、当該中継ユニット304が受信した当該贈り物情報信号に含まれる当該贈り物IDに対応するエフェクトデータを取得する。当該贈り物情報ユニットは、取得した当該エフェクトデータを、贈り物送信要求信号の応答として、他のユーザ端末20、30に送信する。
【0053】
当該贈り物処理ユニットは、当該ユーザDB322を更新して、贈り物利用信号に含まれる当該贈り物IDにより特定される当該贈り物のポイントに応じて、当該ストリーマー及び当該視聴者のポイントを更新する。具体的には、当該贈り物処理ユニットは、当該ギフトDB324を参照し、受信した当該贈り物利用信号に含まれる当該贈り物IDに対して付与するポイントを特定する。その後、当該贈り物処理ユニットは、当該ユーザDB322を更新し、当該贈り物利用信号に含まれる当該ストリーマーIDのポイントに、決定されたポイントを追加する。一部の実施態様において、当該贈り物処理ユニットは、当該ユーザDB322を更新し、当該贈り物利用信号に含まれる当該視聴者IDのポイントから、決定されたポイントを減算してもよい。
【0054】
図4は、
図3のストリームDB320の例示的データ構造を示す表である。当該ストリームDB320は、現在行われているライブストリームに関する情報を保持する。当該ストリームDB320は、当該ライブストリーミングシステム1が提供するライブストリーミングプラットフォーム上のライブストリームを識別するためのストリームID、当該ライブストリームを提供するライブストリーマーを識別するためのライブストリーマーID、及び当該ライブストリームの視聴者を識別するための視聴者IDを、互いに関連付けて格納する。
【0055】
図5は、
図3のユーザDB322の例示的データ構造を示す表である。当該ユーザDB322は、ユーザに関する情報を保持する。当該ユーザDB322は、ユーザを識別するためのユーザID、当該ユーザが蓄積したポイントを特定するためのポイント、当該ユーザのレベルを識別するためのレベル、当該ユーザのステータスを識別するためのステータスを、相互に関連付けて格納する。当該ポイントは、当該ライブストリーミングプラットフォーム内で流通する電子的な価値である。当該レベルは、当該ライブストリーミングプラットフォームにおける当該ユーザの活動またはエンゲージメントの量の指標であってもよい。当該ステータスは、当該ライブストリーミングプラットフォームにおける当該ユーザのアイデンティティまたはメンバーシップステータスであってもよい。
【0056】
図6に、
図3のギフトDB324の例示的データ構造を示す表を示す。当該ギフトDB324は、ライブストリーミング中に視聴者が使用することができる贈り物の情報を保持する。当該ギフトDB324は、贈り物を識別するための贈り物ID、視聴者がストリーマーに贈り物を送るために消費するポイント量、贈り物が対応するイベントを識別するためのイベントID、および贈り物のエフェクトデータを互いに関連付けて格納する。
【0057】
視聴者は、ライブストリーミングを視聴しながら、所望の贈り物に対して等価価値ポイントを支払うことで、ストリーマーに贈り物を贈ることができる。かかる等価価値ポイントの支払いは、適宜の電子的手段により行うことができ、例えば、視聴者は、等価価値ポイントを管理者に支払うことができる。あるいは、銀行振り込みやクレジットカードによる支払いが利用されてもよい。付与ポイントと等価価値ポイントとの関係は、管理者が任意に設定することができる。
【0058】
贈り物は、以下のような特徴を有する電子データである。
- ポイント(後に詳述)と引き換えに購入することができ、あるいは無償で贈られてもよい。
- 視聴者がストリーマーに贈ることができる。
- ストリーマーに贈り物を贈ることは、贈り物を使う、贈り物を投げるなどと呼ばれる。
- 贈り物の中には、購入と同時に使用できるものと、購入または贈与した後、購入者または贈与を受けた視聴者が後から任意のタイミングで使用できるものとがある。
- 視聴者がストリーマーに贈り物を贈ると、当該贈り物に対応する量のポイントが当該ストリーマーに付与され、当該贈り物に関連するエフェクトが与えられる。例えば、ライブストリーミングの画面上に当該贈り物に対応するエフェクトが表示される。
【0059】
当該エフェクトは、贈り物を特徴付ける視覚的効果、聴覚的効果、触覚的効果(例えば、振動)、またはそれらの組み合わせである。視覚的効果の例としては、アニメーション、画像、点滅などがある。聴覚的効果の例としては、効果音や音声などがある。当該エフェクトデータは、このようなエフェクトを当該ユーザ端末20に実現させるためのデータであり、当該ユーザ端末20は、当該エフェクトデータを処理することにより、このようなエフェクトを実現させる。なお、エフェクトデータを実現するための技術自体は公知であるため、以下ではその詳細な説明を省略する。
【0060】
図7に、
図3のカスタマイズギフトDB326の例示的データ構造を示す。当該カスタマイズギフトDB326は、当該カスタマイズギフトに関する情報を保持する。当該カスタマイズギフトDB326は、カスタマイズギフトを特定するカスタマイズアイテムID、当該カスタマイズギフトの当該ポイントを特定するポイント、当該カスタマイズギフトの当該価値を特定する価値、当該贈り物が対応する当該イベントを特定するイベントID、当該カスタマイズギフトを作成した当該ユーザを特定する作成者ID、当該作成者に当該インヴィテイションを送信した当該ユーザを特定する招待者ID、当該カスタマイズギフトのパブリッシュを特定するステータス、当該カスタマイズギフトのエフェクトデータを特定するエフェクトを、互いに関連付けて格納する。
【0061】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの当該贈り物タイプがイベントギフトである場合、当該イベントIDは対応するイベント情報を格納してもよい。そうではない場合、当該イベントIDは空白などであってもよい。一部の実施態様において、当該贈り物タイプの情報は、当該ギフトDB324、カスタマイズギフトDB326などにも格納されてもよい。一部の実施態様において、当該招待者IDは、当該カスタマイズギフトがインヴィテイションなしで当該作成者により自主的に作成された場合、空白などであってもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトは、当該ギフトDB324、またはカスタマイズギフトDB326などの別のDBに分けて格納されてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトDB326内の情報は、柔軟に決定されてもよい。
【0062】
図8に、
図3のイベントDB328の例示的データ構造を示す表を示す。当該イベントDB324は、アプリやプラットフォームのプロバイダーが開催するイベントの情報を格納する。当該イベントDB324には、イベントを識別するためのイベントID、イベントにおける贈り物を識別するためのイベントギフトID、イベントの開始時刻と終了時刻を識別するための開始時刻と終了時刻が格納される。
【0063】
ここで、「イベント」とは、ストリーマーが受け取ったポイントを競うイベントを指してもよい。当該イベントは、アプリやプラットフォームのプロバイダーが開催してもよい。視聴者は、ストリーマーにギフトなどの仮想アイテムを送信してもよく、各仮想アイテムは、特定の量のポイントに対応してもよい。ストリーマーは、ポイントを収集するために視聴者と交流してもよい。当該イベントにおいて、ストリーマーは、受け取ったポイントに基づきランク付けされてもよい。相対的に高いポイントを獲得したストリーマーは、報酬を得ることができる。一部の実施態様において、各イベントはそれぞれ特定の贈り物を含むことができ、特定の贈り物のみがストリーマーが受け取るポイントに寄与することができる。一部の実施態様において、当該贈り物は全イベントに共通であってもよい。一部の実施態様において、当該イベントのルールは、実際の必要性に応じて設計することができる。
【0064】
当該イベントは、開始時刻から始まり、終了時刻までに終了するようにしてもよい。当該イベントに参加するストリーマーは、開始時刻から終了時刻までの特定時間内に視聴者から集めたイベントギフトの量を互いに競い合うことができる。最も多くのイベントギフトを集めたストリーマーが優勝者となり、特定の報酬を受け取ることができてもよい。一部の実施態様において、当該イベントのルールや優勝者を決定するための指標は、柔軟に設計することができる。
【0065】
図9は、本開示の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の機能構成例を示す概略図である。
図9に示すように、当該ライブストリーマーは、贈り物を生成するためのインヴィテイションを視聴者に送信してもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、自分自身で贈り物を生成してもよく、当該視聴者は当該ライブストリーマーからの当該インヴィテイションなしで贈り物を生成してもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は、テキスト、音声、映像、ファイルのアップロードなどにより、当該贈り物を生成してもよい。例えば、当該視聴者は、説明を入力する、一文を言う、または画像やアニメーションなど当該贈り物についての情報をアップロードしてもよい。
【0066】
一部の実施態様において、当該視聴者または当該ライブストリーマーからの当該入力は、サーバ10に送信されてもよい。サーバ10は、当該贈り物を生成した後、当該贈り物の価値を評価してもよい。例えば、当該生成ユニット306と当該評価ユニット308は、当該視聴者からの入力に基づいて当該贈り物を生成し、当該贈り物の価値を評価してもよい。
【0067】
当該カスタマイズギフトが生成され、評価されると、当該視聴者は当該贈り物を当該ライブストリーマーにパブリッシュしてもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該贈り物の生成中または生成後に、当該贈り物を修正、変更、更新または削除してもよい。例えば、当該視聴者は、当該カスタマイズギフトをイベントギフトなど特定のタイプに関連付ける、当該カスタマイズギフトを特定のライブストリーマー、特定のライブストリーミングルーム、特定の期間などに関連付けてもよい。一部の実施態様において、当該視聴者は当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに対してパブリッシュすることなく、当該ライブストリーミングルームに直接パブリッシュしてもよい。
【0068】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、当該視聴者から当該カスタマイズギフトを受信すると、当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーミングルームにパブリッシュするか否かを決定してもよい。例えば、スイッチまたはトグルのUIインターフェイスが当該画面600上に表示され、当該ライブストリーマーが当該カスタマイズギフトをパブリッシュするか否かを決定できるようにしてもよい。
【0069】
その一方で、当該カスタマイズギフトは、当該贈り物が当該ライブストリーミングプラットフォーム内のイベントに関連しているか否かを判定するために、サーバ10内のカスタマイズギフト交換サービスにも送信されてもよい。当該カスタマイズギフト交換サービスはサーバ10内のイベント管理システムの1つのサービスであってもよく、当該イベント管理システムは、実際のニーズに応じて、イベントの生成、ルールの決定、リーダーボードの計算などのイベント管理を担っていてもよい。
【0070】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフト交換サービスは、当該カスタマイズギフトをリーダーボードに寄与させるか否かを決定してもよい。例えば、当該カスタマイズギフトが、該ライブストリーマーの参加しているイベント内のイベントギフトである場合、当該視聴者が当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信すると、当該カスタマイズギフトの価値が当該イベントのリーダーボードに寄与してもよい。一部の実施態様において、当該イベントのルールは柔軟に編成され、当該カスタマイズギフトが当該イベント内のリーダーボードに寄与するか否かを決定してもよい。
【0071】
当該カスタマイズギフトが当該ライブストリーミングルームにパブリッシュされると、当該ライブストリーミングルーム内の当該視聴者らは当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信してもよい。例えば、当該視聴者らは贈り物アイコンをクリックして贈り物リストを開いてもよく、当該カスタマイズギフトは、「イベント」、「カスタマイズ」、「豪華」など、当該贈り物リストのタブ内に表示されてもよい。
【0072】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの価値は、当該ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて変化してもよい。一部の実施態様において、当該交流は、当該ライブストリーミングルーム内で可能な任意の交流であってもよい。例えば、当該カスタマイズギフトの価値は、当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信した視聴者の数に基づいて決定されてもよい。より具体的に、当該贈り物の価値は、当該贈り物を送信する視聴者の数の増減に応じて増減してもよい。一部の実施態様において、当該価値は、当該贈り物が送信された回数などに基づいて決定されてもよい。
【0073】
一部の実施態様において、当該贈り物の生成中、およびライブストリーマーと視聴者間の交流中の当該贈り物評価手順は同じ評価ユニット308または別の評価ユニット308で実現されてもよい。つまり、当該贈り物の価値の評価は、同一のユニットまたは別のユニットで実現されてもよい。一部の実施態様において、当該交流と当該贈り物の価値の評価は、当該リーダーボードの計算中に、当該リーダーボード上に反映されてもよい。例えば、当該交流と当該評価はrawデータの形で当該リーダーボードに送信され、当該イベントのルールに基づいてさらにデコードされた後、当該リーダーボード上に反映されてもよい。
【0074】
当該贈り物が当該ライブストリーマーに送信されると、当該ライブストリーマーは当該贈り物の価値に対応するポイントを受領してもよい。当該カスタマイズギフトがイベントギフトである場合、当該カスタマイズギフトの価値は当該イベントのリーダーボードに寄与してもよい。例えば、当該ライブストリーマーがイベントに参加しており、カスタマイズされたイベントギフトが当該ライブストリーマーに送信された場合、当該ライブストリーマーのスコアまたは順位が、当該ライブストリーマーによる当該贈り物の受領に基づいて変化してもよい。
【0075】
これらの実施態様によれば、当該ライブストリーマーは、カスタマイズギフトを生成する、または視聴者を生成に招待することができる。当該カスタマイズギフトは、視聴者との交流、およびイベントなどにおいて当該ライブストリーマーを支援することができる。したがって、ユーザエクスペリエンスと、当該ライブストリーマーと当該視聴者間の交流を向上させることができる。
【0076】
図10から
図15は、ライブストリーマーのユーザ端末20または視聴者のユーザ端末30のディスプレイ上に表示されるライブストリーミングルーム画面600の例示的な画面イメージである。
図10に示すように、当該視聴者は、ライブストリーマーから贈り物の生成に関するインヴィテイション602を受信してもよい。一部の実施態様において、当該インヴィテイションは、別の視聴者やサーバ10からのものであってもよい。例えば、サーバ10は当該イベント中、または当該イベントの直前あるいは当該イベントの終わりに当該視聴者に対してインヴィテイションを自動的に送信し、当該イベントをよりエキサイティングなものにしてもよい。一部の実施態様において、当該インヴィテイションは、当該視聴者によりトリガーされてもよい。例えば、当該視聴者は特定の数量の贈り物を送信して、カスタマイズギフトの生成に関するインヴィテイションをトリガーしてもよい。一部の実施態様において、当該インヴィテイションのデザインは柔軟に決定されてもよい。
【0077】
一部の実施態様において、当該視聴者は、
図11に示すように、当該贈り物に関する説明を入力してもよい。一部の実施態様において、
図11に示すように、当該視聴者はマイク、ファイルのアップロード、フォームへの入力などにより、説明を入力してもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの生成方法は、柔軟に決定されてもよい。
【0078】
当該贈り物の生成と評価が終了すると、当該カスタマイズギフトの情報が。サーバ10などを介して当該ライブストリーマーに送信されてもよい。一部の実施態様において、
図12に示すように、当該カスタマイズギフトを管理するためのリスト604が当該ライブストリーマーに提供されてもよい。一部の実施態様において、当該リスト604は、当該ライブストリーマーにより受領または作成された当該カスタマイズギフトを含んでいてもよい。一部の実施態様において、各カスタマイズギフトは情報アイコン606を含んでもよく、当該情報アイコン606がクリックされると、当該カスタマイズギフトの情報が表示されるなどしてもよい。
【0079】
一部の実施態様において、各カスタマイズギフトはステータス608を有していてもよい。当該ステータス608は、当該ライブストリーミングルーム内における当該贈り物のパブリッシュ状況を表示してもよい。例えば、
図12に示すように、当該贈り物をパブリッシュするか否かを示すスイッチ610が表示されてもよい。当該ライブストリーマーは当該スイッチをクリックして、当該ライブストリーミングルーム内で当該カスタマイズギフトをパブリッシュするか否かを決定してもよい。
【0080】
当該スイッチがオンにされると、当該パブリッシングユニット310が当該カスタマイズギフトの情報を当該ライブストリーミングルーム内の当該視聴者らに送信してもよい。
図13に示すように、当該カスタマイズギフトは、当該贈り物リスト612に表示されてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトは、当該贈り物の対応するタブに表示されてもよい。例えば、当該カスタマイズギフトがイベントギフトである場合、当該カスタマイズギフトは当該イベントリストのタブに表示されてもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーミングルーム内で当該カスタマイズギフトを表示するために、カスタマイズギフトの別のタブが提供されてもよい。
【0081】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの価値は、当該ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて変化してもよい。
図14に示すように、当該カスタマイズギフトの情報が確認のために当該視聴者に提供されてもよい、例えば、ポップアップメッセージ614が当該カスタマイズギフト上に自動的に、または当該視聴者からの操作に応答して、表示されてもよい。一部の実施態様において、当該情報には、例えば、当該贈り物の現在のポイント、現在の贈り物の価値、当該カスタマイズギフトの作成者、当該贈り物が送信された回数などが含まれてもよい。
【0082】
一部の実施態様において、当該現在のポイントは、当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信するために、当該視聴者が消費したポイント数であってもよく、当該現在の贈り物の価値は、当該ライブストリーマーまたは当該イベント内のリーダーボードに寄与したポイント数であってもよい。例えば、当該視聴者は、当該ライブストリーマーに太陽を送信するために30,000ポイントを消費してもよく、当該ライブストリーマーは35,000ポイントを受領する、または当該リーダーボードにおける当該ライブストリーマーのスコアが35,000点増加するなどであってもよい。
【0083】
図15に、例示的なリーダーボードページ616を示す。一部の実施態様において、当該リーダーボードページ616は、当該ユーザのランキングとそれに対応するスコアSを表示してもよい。一部の実施態様において、当該スコアの情報を詳細に示す当該スコアSの詳細情報DIが各ユーザの下に表示されてもよい。例えば、当該詳細情報DIには、スコアボーナス、スコアの組み合わせ、その他の関連情報が含まれてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトがイベントギフトである場合、当該カスタマイズギフトの価値が当該リーダーボード内の当該スコアに寄与してもよい。
図15に示すように、当該ライブストリーマーTanakaの当該スコアが、当該カスタマイズギフトの価値35,000点増加する。
【0084】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトがイベント内のリーダーボードに寄与するか否かを決定する方法は、柔軟に決定されてもよい。例えば、当該イベントを設定する際、スタッフが当該カスタマイズギフトをイベントギフトとして設定してもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトは、特定のイベント、特定のライブストリーマー、特定のライブストリーミングルーム、特定の期間、特定の地理的位置などに関連付けられてもよい。
【0085】
一部の実施態様において、当該贈り物は、イベントギフト、投票ギフト、フィルタリングギフトなどの複数の種類に分類されてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトも贈り物の1種類であってもよい。当該カスタマイズギフトの種類は、当該ユーザにより生成された当該贈り物を含んでもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトは、当該贈り物リスト内の別のタブ、または当該カスタマイズギフトの詳細情報に基づいて対応するタブに配置されてもよい。
【0086】
一部の実施態様において、ライブストリーミングにおける交流が、当該カスタマイズギフトの価値を増減させてもよい。例えば、当該ライブストリーミングルーム内の参加者または人気度の増減が、当該カスタマイズギフトの価値を増減させてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの作成者が当該ライブストリーミングルーム内にいる場合、当該カスタマイズギフトの価値が増加するなどしてもよい。一部の実施態様において、当該作成者が当該カスタマイズギフトを送信した場合、追加ボーナス値が当該リーダーボードにさらに寄与するなどしてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの詳細な設計は柔軟に決定されてもよい。
【0087】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーが、当該カスタマイズギフトの価値を決定してもよい。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは、当該視聴者の交流に基づいて当該価値を決定してもよい。例えば、当該ライブストリーマーは、当該カスタマイズギフトの価値を増加または減少させるか否かを決定するために、当該視聴者らの投票を開始してもよい。
【0088】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの価値を決定するために、特別アイテムがサーバ10から提供されてもよい。例えば、当該カスタマイズギフトの価値を増減するためのアイテムが提供されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物の価値を増減させるための当該アイテムは、装飾であってもよい。例えば、当該カスタマイズギフトの価値を増加するために、指輪のカスタマイズギフトにダイヤモンドのアイテムが追加されてもよい。当該カスタマイズギフトの価値を減少させるために、当該カスタマイズギフトにインクのアイテムが追加されてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトを目に見えなくするためのアイテムが提供されてもよく、それにより当該視聴者が他の視聴者により当該カスタマイズギフトが対抗するライブストリーマーに送信されないようにしてもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの価値を増減させないようにするためのアイテムが提供されてもよい。
【0089】
一部の実施態様において、当該作成者またはライブストリーマーは、特定の場所に当該カスタマイズギフトを配置してもよい。例えば、当該ライブストリーマーは、当該カスタマイズギフトを目立つ場所に配置してもよい。当該場所は、当該ライブストリーミングルームの中央、リストされた当該贈り物が表示される最初の場所、アプリ内のプロモーションメッセージなどであってもよい。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの詳細な設計は柔軟に決定されてもよい。
【0090】
次に、上記構成を有するライブストリーミングシステム1の動作について説明する。
図16は、当該ユーザ端末20、30におけるアプリケーション起動処理の工程を示すフローチャートである。ユーザがライブストリーミングルームに入室すると、当該ユーザは当該ユーザ端末による操作を実行し、ライブストリーマーと交流してもよい。一部の実施態様において、当該操作は、コメント、贈り物送信、フォロー、フォロー解除、投票、ゲームなどを含んでもよい。
【0091】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは当該ライブストリーミングルーム内でイベントに参加しており、当該ライブストリーミングルーム内の視聴者から応援されたいと考えていてもよい。
図16に示すように、当該ライブストリーマーは、贈り物を生成するためのインヴィテイションを視聴者に送信してもよい(S502)。一部の実施態様において、当該視聴者は、当該ライブストリーミングルーム内にいてもいなくてもよい。当該視聴者が当該インヴィテイションを受け取ると、当該視聴者は、例えば、当該贈り物の情報を設定するなどにより、当該贈り物を生成してもよい(S504)。
【0092】
当該カスタマイズギフトの設定完了後、当該カスタマイズギフトがサーバ10などにより生成されてもよい(S506)。さらに、当該カスタマイズギフトの価値もサーバ10などにより評価されてもよい(S508)。一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの生成と評価は、端末側などで実現されてもよい。生成と評価が完了すると、当該視聴者はさらに当該贈り物を当該ライブストリーマーにパブリッシュしてもよい(S510)。
【0093】
一部の実施態様において、当該ライブストリーマーは当該贈り物を確認し、さらに当該ライブストリーミングルームなどにパブリッシュしてもよい(S512)。当該カスタマイズギフトが当該ライブストリーミングルームにパブリッシュされると、当該ライブストリーミングルーム内の視聴者らは当該カスタマイズギフトを当該ライブストリーマーに送信し、当該ライブストリーマーを応援してもよい(S514)。一部の実施態様において、当該ライブストリーマーがイベントに参加している場合、当該カスタマイズギフトはイベントギフトであってもよい。当該イベントギフトは、当該ライブストリーマーがそれを受け取ると、当該イベント内のリーダーボードに寄与してもよい。
【0094】
一部の実施態様において、当該カスタマイズギフトの価値は、当該ライブストリーミングルーム内の交流に基づいて決定されてもよい(S516)。当該交流は、当該ライブストリーミングルーム内のあらゆる可能な交流であってもよく、柔軟に決定されてもよい。一部の実施態様において、当該贈り物のポイントは、当該視聴者が消費するポイント数であってもよく、当該贈り物の価値は、当該ライブストリーマーが受け取るポイント数であってもよい。一部の実施態様において、当該ポイントまたは当該贈り物の価値は、当該交流に基づいて増減してもよい。一部の実施態様において、当該ポイントと当該贈り物の価値の間の差は、当該交流に基づいて増減してもよい。
【0095】
一部の実施態様において、当該イベント内のリーダーボードは、当該ライブストリーマーが受け取った当該贈り物に基づいて計算されてもよい(S518)。当該リーダーボードの計算が終了すると、さらにその結果が当該リーダーボード上に更新されてもよい(S520)。したがって、当該視聴者らと当該ライブストリーマーは当該イベントの状況を把握し、自分たちまたはお気に入りのライブストリーマーがそのイベントで勝利するように支援するなどしてもよい。
【0096】
本開示によれば、当該ライブストリーマーは、カスタマイズギフトを生成する、または視聴者を生成に招待することができる。当該カスタマイズギフトは、視聴者との交流、およびイベントなどにおいて当該ライブストリーマーを支援することができる。したがって、ユーザエクスペリエンスと、当該ライブストリーマーと当該視聴者間の交流を向上させることができる。
【0097】
図17は、本開示の一部の実施態様に基づくシステム構成および処理を実行するためのコンピュータハードウェアの概略ブロック図である。
図17の情報処理装置900は、例えば、本開示の一部の実施態様に基づく当該サーバ10と当該ユーザ端末20、30をそれぞれ実現するように構成される。
【0098】
当該情報処理装置900は、CPU 901と、リードオンリーメモリ(ROM)903、ランダムアクセスメモリ(RAM)905を含む。さらに、当該情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェイス913、入力ユニット915、出力ユニット917、ストレージユニット919、ドライブ921、接続ポート925、通信ユニット929を含んでもよい。当該情報処理装置900は、カメラなどの撮像装置(図示せず)を含んでもよい。CPU901は、本明細書中に記載されている構成要素により実現される機能を実現するためのハードウェア構成の例である。本明細書に記載されている機能は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた回路(circuitry)により実現されてもよい。本明細書に記載されている機能を実現するようにプログラムされた回路(circuitry)は、CPU (Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、汎用プロセッサ、特定用途プロセッサ、集積回路、ASICs (Application Specific Integrated Circuits)、および/又はこれらの組合せを含む。本明細書において特定の機能を実現するユニット、は、当該機能を実現するようにプログラムされた回路として実現されてもよい。このユニットには、ストリーミングユニット100、ビデオコントロールユニット102、オーディオコントロールユニット104、配信ユニット106、UIコントロールユニット108、視聴ユニット200、UIコントロールユニット202、レンダリングユニット204、入力送信ユニット206、ストリーミング情報ユニット302、中継ユニット304、生成ユニット306、評価ユニット308、パブリッシングユニット310、処理ユニット312、ストリームDB320、ユーザDB322、ギフトDB324、カスタマイズギフトDB326、イベントDB328とを含むが、これらには限られない。
【0099】
当該CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージユニット919、またはリムーバブル記録媒体923に記録された各種プログラムに従って、当該情報処理装置900の全体動作またはその一部の動作を制御する。例えば、当該CPU901は、上述した実施態様の当該サーバ10および当該ユーザ端末20、30に含まれる各機能ユニットの動作全般を制御する。当該ROM903は、当該CPU901が使用するプログラム、動作パラメータなどを記憶する。当該RAM905は、当該CPU901が実行する際に使用するプログラムや、当該プログラムを実行する際に適宜変化するパラメータを過渡的に記憶する。当該CPU901、当該ROM903、当該RAM905は、CPUバスなどの内部バスから構成されるホストバス907を介して互いに接続されている。当該ホストバス907は、当該ブリッジ909を介してペリフェラルコンポーネントインターコネクト/インターフェイス(PCI)バスなどの外部バス911に接続される。
【0100】
当該入力ユニット915は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバーなど、ユーザによって操作される装置である。当該入力ユニット915は、オーディオセンサ(マイクなど)、加速度センサ、傾斜センサ、赤外線センサ、深度センサ、温度センサ、湿度センサなど、物理量を電気信号に変換する装置であってもよい。当該入力ユニット915は、例えば、赤外線や別の種類の電波を利用するリモートコントロール装置であってもよい。あるいは、当該入力ユニット915は、当該情報処理装置900の動作に対応する携帯電話などの外部接続端末927であってもよい。当該入力ユニット915は、ユーザから入力される情報に基づいて入力信号を生成し、生成した入力信号を当該CPU901に出力する入力制御回路を含む。当該ユーザは当該入力ユニット915を操作することにより、各種データを入力し、当該情報処理装置900に対する処理動作の指示を行う。
【0101】
当該出力ユニット917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に報知することができる装置を含む。当該出力ユニット917は、例えば、LCD、PDP、OLEDなどのディスプレイ装置、スピーカー、ヘッドホンなどの音声出力装置、プリンタなどであってもよい。当該出力ユニット917は、当該情報処理装置900が実行する処理によって得られた結果を、テキスト、画像などの映像、音声などのサウンドの形で出力する。
【0102】
当該ストレージユニット919はデータストレージ用装置であり、当該情報処理装置900のストレージユニットの一例である。当該ストレージユニット919は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶装置、半導体記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置などを含む。当該ストレージユニット919は、当該CPU901が実行するプログラムや各種データ、及び外部から取得された各種データを格納する。
【0103】
当該ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体923のリーダー/ライターであり、当該情報処理装置900に内蔵または外付けされる。当該ドライブ921は、装着された当該リムーバブル記録媒体923に記録された情報を読み出し、当該RAM905に出力する。当該ドライブ921は、装着された当該リムーバブル記録媒体923に記録を書き込む。
【0104】
当該接続ポート925は、当該情報処理装置900に機器を直接接続するために用いられるポートである。当該接続ポート925は、例えば、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、IEEE1394ポート、またはSCSI(小型計算機システムインターフェイス)ポートであってもよい。当該接続ポート925は、RS―232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(高精細度マルチメディアインターフェイス(登録商標))ポートなどであってもよい。当該接続ポート925に外部接続端末927が接続されることにより、当該情報処理装置900と当該外部接続端末927間の各種データのやり取りが可能になる。
【0105】
当該通信ユニット929は、例えば、通信ネットワークNWに接続するための通信装置を含む通信インターフェイスである。当該通信ユニット929は、例えば、有線または無線のローカルエリアネットワーク(LAN)、Bluetooth(登録商標)、または、無線USB(WUSB)用の通信カードであってもよい。当該通信ユニット929は、例えば、光通信用のルータ、ADSL(非対称デジタル加入者線)用のルータ、または、各種通信用のモデムであってもよい。例えば、当該通信ユニット929は、TCP/IP等の所定のプロトコルを用いて、インターネットにおける信号の送受信や、他の通信装置との信号の送受信を行う。当該通信ユニット929が接続する当該通信ネットワークNWは、有線接続または無線接続により確立されたネットワークである。当該通信ネットワークNWは、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、電波通信、または衛星通信である。
【0106】
当該撮像装置(図示せず)は、例えば、CCD(電荷結合デバイス)やCMOS(相補型金属酸化膜半導体)などの撮像素子と、当該撮像素子上の被写体像の結像を制御するためのレンズなど各種部材を用いて現実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。当該撮像装置は、静止画を撮像しても、動画を撮像してもよい。
【0107】
以上、本開示のライブストリーミングシステム1について、実施形態を参照しながら説明した。上述の実施態様は、単に説明のために記載されたものである。むしろ、実施態様の上述した構成要素や処理を多様に組み合わせ、さまざまな変更がなされ得ることは、当業者であれば容易に想到し得ることであり、これらも本開示の技術的範囲に包含される。
【0108】
本明細書に記載された工程、特にフローチャートやフローチャートを用いて説明された工程は、工程を構成する工程の一部の省略、工程を構成する工程に明示的に含まれない工程の追加、及び(または)工程順序の並べ替えが可能である。このような省略、追加、並べ替えの対象となった工程も、本開示の要旨を逸脱しない限り、本開示の範囲に含まれる。
【0109】
一部の実施態様において、当該サーバ10が実行する機能の少なくとも一部は、当該サーバ10以外が実行してもよく、例えば、当該ユーザ端末20または30が実行するようにしてもよい。一部の実施態様において、当該ユーザ端末20または30が実行する機能の少なくとも一部を、当該ユーザ端末20または30以外が実行してもよく、例えば、当該サーバ10が実行するようにしてもよい。一部の実施態様において、フレーム画像のレンダリングは、視聴者、サーバ、ライブストリーマー等の当該ユーザ端末が実行するようにしてもよい。
【0110】
さらに、上記実施態様で説明したシステムまたは方法は、固体記憶装置、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置などの非一時的なコンピュータ可読ストレージ装置、またはコンピュータプログラム製品などで提供されてもよい。あるいは、プログラムは、インターネットを介してサーバからダウンロードされるものとしてもよい。
【0111】
以上、本開示の技術的内容及び特徴を説明したが、本開示の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本開示の教示及び開示から逸脱することなく、なお多くの変形及び修正を行うことができる。したがって、本開示の範囲は、既に開示された実施態様に限定されず、本開示から逸脱しない別の変形や修正を含む、後付の特許請求の範囲に含まれる範囲である。
【符号の説明】
【0112】
1 ライブストリーミングシステム
10 サーバ
20 ユーザ端末
100 ストリーミングユニット
102 ビデオコントロールユニット
104 オーディオコントロールユニット
106 配信ユニット
108 UIコントロールユニット
200 視聴ユニット
202 UIコントロールユニット
204 レンダリングユニット
206 入力ユニット
30、30a、30b ユーザ端末
302 ストリーミング情報ユニット
304 中継ユニット
306 生成ユニット
308 評価ユニット
310 パブリッシングユニット
312 処理ユニット
320 ストリームDB
322 ユーザDB
324 ギフトDB
326 カスタマイズギフトDB
328 イベントDB
600 画面
602 インヴィテイション
604 リスト
606 アイコン
608 ステータス
610 スイッチ
654 贈り物オブジェクト
656 贈り物リスト
900 情報処理装置
901 CPU
903 ROM
905 RAM
907 ホストバス
909 ブリッジ
911 外部バス
913 インターフェイス
915 入力ユニット
917 出力ユニット
919 ストレージユニット
921 ドライブ
923 リムーバブル記録媒体
925 接続ポート
927 外部接続端末
929 通信ユニット
LS ライブストリーミング
LV ライブストリーマー
NW ネットワーク
SP 特定の部分
AU1、AU2 視聴者
S502~S520 工程
VD、VD1、VD2 映像
【要約】 (修正有)
【解決手段】ライブストリーミングシステムにおいて、サーバは、第1のユーザの第1のユーザ端末から贈り物アイテムの生成に関する第1の要求を受信する機能と、当該第1の要求に基づいて当該贈り物アイテムを生成する機能と、当該第1の要求の情報に基づいて当該贈り物アイテムの価値を評価する機能と、を実行し、ライブストリーマーは、カスタマイズギフトを生成するか又は視聴者を生成に招待する。
【効果】カスタマイズギフトは、視聴者との交流及びイベントなどにおいてライブストリーマーを支援することができるため、ユーザエクスペリエンスと、ライブストリーマーと視聴者間の交流を向上させることができる。
【選択図】
図9