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特許7607896通信システム、通話方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-20
(45)【発行日】2025-01-06
(54)【発明の名称】通信システム、通話方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04M 3/42 20060101AFI20241223BHJP
   H04M 1/72463 20210101ALI20241223BHJP
【FI】
H04M3/42 Z
H04M1/72463
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020082253
(22)【出願日】2020-05-07
(65)【公開番号】P2021177596
(43)【公開日】2021-11-11
【審査請求日】2023-04-18
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】514216384
【氏名又は名称】株式会社Widsley
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】高橋 弘考
【審査官】石井 則之
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2010/038650(WO,A1)
【文献】特開2013-183404(JP,A)
【文献】特開2015-146580(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04M 3/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
他の情報処理端末との間で通信を行う情報処理端末であって、
前記他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、前記通信の通話ログに関する情報を、前記情報処理端末を管理する通信システムに含まれる記憶装置に送信する送信部と、
前記他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、前記通信の内容を示す音声データもしくは動画データの少なくとも一方である通話データを記憶する記憶部と、
前記記憶部は、前記通話データに対応する前記通話ログを一意に識別可能な識別子を、当該通話データに付加して記憶し、
前記情報処理端末が、所定のネットワークと接続したか否かを判定する制御部と、を含み、前記制御部は、前記所定のネットワークと接続したと判定した場合、前記記憶部に記憶された通話データを、前記記憶装置に送信
前記送信部は、前記通話が終了した場合、前記情報処理端末の位置を前記記憶装置に送信し、
前記記憶装置は、前記情報処理端末から受信した前記通話データを、当該通話データに付加された前記識別子を用いて、前記通話ログに対応付けて記憶するものであって、
前記制御部は、前記通信システムから前記情報処理端末の操作をロックするための指示を受信した場合、当該情報処理端末の全て又は一部の機能を停止させるものであって、前記通話ログは所定数を超えた場合、通話ログを纏めて、特定の周期でサーバに通知する
ことを特徴とする情報処理端末。
【請求項2】
前記所定のネットワークは、通信速度が所定値以上の通信ネットワークであり、
前記制御部は、通信速度が所定値以上の通信ネットワークに接続した場合、前記通話データを前記記憶装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末。
【請求項3】
前記所定のネットワークは、前記情報処理端末が属する所定のグループが提供する通信ネットワークであり、
前記制御部は、前記所定のグループが提供する通信ネットワークに接続した場合、前記通話データを前記記憶装置に送信することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の情報処理端末。
【請求項4】
前記制御部は、前記所定のネットワークに接続し、かつ、予め定められた所定の時間帯に、前記通話データを前記記憶装置に送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理端末。
【請求項5】
他の情報処理端末との間で通信を行う情報処理端末の通信方法であって、
前記他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、前記通信の通話ログに関する情報を、前記情報処理端末を管理する通信システムに含まれる記憶装置に送信する送信ステップと、
前記他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、前記通信の内容を示す音声データもしくは動画データの少なくとも一方である通話データを記憶する記憶ステップと、
前記情報処理端末が、所定のネットワークと接続したか否かを判定する制御ステップと、を含み、
前記記憶ステップにおいて、前記通話データに対応する前記通話ログを一意に識別可能な識別子を、当該通話データに付加して記憶し、
前記情報処理端末が、所定のネットワークと接続したか否かを判定する制御ステップと、を含み、前記制御ステップは、前記所定のネットワークと接続したと判定した場合、前記記憶ステップにおいて記憶された通話データを、前記記憶装置に送信
前記送信ステップは、前記通話が終了した場合、前記情報処理端末の位置を前記記憶装置に送信し、
前記記憶装置は、前記情報処理端末から受信した前記通話データを、当該通話データに付加された前記識別子を用いて、前記通話ログに対応付けて記憶するものであって、
前記制御ステップは、前記通信システムから前記情報処理端末の操作をロックするための指示を受信した場合、当該情報処理端末の全て又は一部の機能を停止させるものであって、前記通話ログは所定数を超えた場合、通話ログをまとめて、特定の周期でサーバに通知することを特徴とする通信方法。
【請求項6】
他の情報処理端末との間で通信を行う情報処理端末が実行可能なプログラムであって、
前記他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、前記通信の通話ログに関する情報を、前記情報処理端末を管理する通信システムに含まれる記憶装置に送信する送信機能と、
前記他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、前記通信の内容を示す音声データもしくは動画データの少なくとも一方である通話データを記憶する記憶機能と、
前記記憶機能において、前記通話データに対応する前記通話ログを一意に識別可能な識別子を、当該通話データに付加して記憶し、
前記情報処理端末が、所定のネットワークと接続したか否かを判定する制御機能と、を含み、前記制御機能は、前記所定のネットワークと接続したと判定した場合、前記記憶機能において記憶された通話データを、前記記憶装置に送信
前記送信機能は、前記通話が終了した場合、前記情報処理端末の位置を前記記憶装置に送信し、
前記記憶装置は、前記情報処理端末から受信した前記通話データを、当該通話データに付加された前記識別子を用いて、前記通話ログに対応付けて記憶するものであって、
前記制御機能は、前記通信システムから前記情報処理端末の操作をロックするための指示を受信した場合、当該情報処理端末の全て又は一部の機能を停止させるものであって、前記通話ログは所定数を超えた場合、通話ログをまとめて、特定の周期でサーバに通知する
ことをコンピュータに実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通話ログを記憶する情報処理端末、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、通話ログを記憶する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、外線から内線に着信した通話の記録を通話ログ情報として蓄積し、通話ログ情報から外線と通話した一以上の内線の通話の記憶を外線ごとの通話の記録とした顧客通話ログ情報を生成する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2006-148634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、例えば企業などが自社社員に保持させた携帯電話に関して、当該携帯電話の通話ログを記憶したいというニーズが存在する。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、内線に着信した通話ログしか記憶しないため、移動可能な携帯電話の通話ログを記憶することができないという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、移動可能な携帯電話の通話ログを記憶することが可能な情報処理端末、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【0006】
本発明の一実施形態における情報処理端末は、他の情報処理端末との間で通信を行う情報処理端末であって、当該他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、当該通信の通話ログに関する情報を、当該情報処理端末を管理する通信システムに含まれる記憶装置に送信する送信部と、当該他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、当該通信の内容を示す通話データを記憶する記憶部と、当該記憶部は、当該通話データに対応する当該通話ログを一意に識別可能な識別子を、当該通話データに付加して記憶することを特徴とする。
【0007】
本発明の一実施形態における情報処理端末において、 当該情報処理端末が、所定のネットワークと接続したか否かを判定する制御部と、を含み、当該制御部は、当該所定のネットワークと接続したと判定した場合、当該記憶部に記憶された通話データを、当該記憶装置に送信するものであって、当該送信部は、当該通話が終了した場合、当該情報処理端末の位置を当該記憶装置に送信することを特徴としてもよい。
【0008】
本発明の一実施形態における情報処理端末において、当該所定のネットワークは、通信速度が所定値以上の通信ネットワークであり、当該制御部は、通信速度が所定値以上の通信ネットワークに接続した場合、当該通話データを当該記憶装置に送信することを特徴としてもよい。
【0009】
本発明の一実施形態における情報処理端末において、当該所定のネットワークは、当該情報処理端末が属する所定のグループが提供する通信ネットワークであり、当該制御部は、当該所定のグループが提供する通信ネットワークに接続した場合、当該通話データを当該記憶装置に送信することを特徴としてもよい。
【0010】
本発明の一実施形態における情報処理端末において、当該制御部は、当該所定のネットワークに接続し、かつ、予め定められた所定の時間帯に、当該通話データを当該記憶装置に送信することを特徴としてもよい。
【0011】
本発明の一実施形態における情報処理端末において、当該記憶装置は、当該情報処理端末から受信した当該通話データを、当該通話データに付加された当該識別子を用いて、当該通話ログに対応付けて記憶することを特徴としてもよい。
【0012】
本発明の一実施形態における情報処理端末において、当該制御部は、当該通信システムから当該情報処理端末の操作をロックするための指示を受信した場合、当該情報処理端末の全て又は一部の機能を停止させることを特徴としてもよい。
【0013】
本発明の一実施形態における情報処理方法は、他の情報処理端末との間で通信を行う情報処理端末の通信方法であって、当該他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、当該通信の通話ログに関する情報を、当該情報処理端末を管理する通信システムに含まれる記憶装置に送信する送信ステップと、当該他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、当該通信の内容を示す通話データを記憶する記憶ステップと、当該記憶ステップにおいて、当該通話データに対応する当該通話ログを一意に識別可能な識別子を、当該通話データに付加して記憶することを特徴としてもよい。
【0014】
本発明の一実施形態におけるプログラムは、他の情報処理端末との間で通信を行う情報処理端末が実行可能なプログラムであって、当該他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、当該通信の通話ログに関する情報を、当該情報処理端末を管理する通信システムに含まれる記憶装置に送信する送信機能と、当該他の情報処理端末との間で通信を確立した場合、当該通信の内容を示す通話データを記憶する記憶機能と、
当該記憶機能において、当該通話データに対応する当該通話ログを一意に識別可能な識別子を、当該通話データに付加して記憶することをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、移動可能な携帯電話の通話ログを記憶することが可能な情報処理端末、情報処理方法及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の一実施形態における通信システムの構成を示す図である。
図2】本発明の一実施形態における情報処理端末の構成を示す図である。
図3】本発明の一実施形態におけるサーバの構成を示す図である。
図4】本発明の一実施形態における記憶部に記憶される通話ログの構成を示す図である。
図5】本発明の一実施形態における通信システムの動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態における通信システム400の構成を示す模式図である。通信システム400は、情報処理端末100と、情報処理装置(サーバ)200と、通信ネットワーク300と、を含む。
【0019】
本発明の一実施形態における通信システム400は、通信システムにおいて、情報処理装置(サーバ)200が、通信ネットワーク300を介して情報処理端末100と接続し、該情報処理端末100が他の情報処理端末100等と通話又は通信した場合に、該通信のログを記憶する。なお、通信システム400は、いわゆるクラウドコンピューティングにより、使用者にサービスを提供可能である。使用者は、インターネットを介して、通信システム400のサービスの提供を受けることが可能である。このように、使用者は、通信システム400を提供するための装置や施設を保有する必要がなく、最低限の接続環境と、サービス使用料とを支払うことで、通信システム400のサービスを使用することができる。また、使用者は、後述する種々のデータを、通信システム400において管理・記憶しておくことができ、データの管理を行う必要もなくなる。
【0020】
本発明の実施形態1において、通信ネットワーク300は、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、インターネットの一部、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)CDMA(code division multiple access)衛星通信などである。なお、通信ネットワーク300は、これらの例に限られず、どのような通信プロトコルを用いて通信を行うネットワークであってもよい。
【0021】
本発明の一実施形態において、情報処理端末100は、例えば、スマートフォン、携帯電話、又はPHS(Personal Handy-phone System)である。なお、情報処理端末100は、これらの例に限られず、コンピュータ(ラップトップ、タブレットなど)、PDA(Personal Digital Assistant)などであってもよい。また、情報処理端末100は、いわゆる固定電話などであってもよい。情報処理端末100は、これらの例に限られず、他の情報処理端末100と通話や通信が可能であれば、どのような装置であってもよい。
【0022】
情報処理端末100は、例えば、会社や学校など所定のグループから貸与されているものであってもよいし、ユーザ個人の所有物であってもよい。情報処理端末100が会社等から貸与されている場合、該情報処理端末100は業務上の通話や通信に用いられることが想定される。その場合、通信システムは、業務上の通話の通話ログを記憶することにより、他社や顧客先との業務上のやり取りや、その他の業務に関する情報を記憶・記録する。その結果、社員の業務内容を組織として共有することが可能になり、該業務に適切かつ迅速に対応することが可能となる。
【0023】
なお、情報処理端末100は、有線ネットワークや無線ネットワークを介して、他の情報処理端末100と通信・通話が可能である。また、情報処理端末100は、有線の電話回線による通話・通信や、無線による電話回線による通話・通信、VoIP(Voice over Internet Protocol)などのインターネット回線による通話・通信を行うこともできる。
【0024】
本発明の一実施形態において、情報処理装置(サーバ)200は、例えば、サーバ装置やスーパーコンピュータ、デスクトップ型のPC、ラップトップ型のPC、タブレットなどである。なお、情報処理装置(サーバ)200は、これらの例に限られず、所定のサービスを提供可能な装置であれば、どのような装置であってもよい。
【0025】
ここで、通話ログは、情報処理端末100の発着信に関する情報を含む。通話ログは、発着信に関する情報として、例えば、“情報処理端末100が発信した時刻や着信を受けた時刻”を含む。また、通話ログは、発着信に関する情報として、例えば、情報処理端末100が発信又は着信した“他の情報処理端末100の電話番号”を含む。なお、電話番号に限られず、他の情報処理端末100を一意に識別可能な識別子であれば、どのような情報であってもよい。また、通話ログは、発着信に関する情報として、例えば、情報処理端末100自体を識別可能な識別子や、該情報処理端末100自体の電話番号を含んでいてもよい。
【0026】
また、通話ログは、情報処理端末100が“通話や通信を終了した時刻”を含んでいてもよい。また、通話ログは、情報処理端末100による“通話や通信を継続した時間”を含んでいてもよい。
【0027】
また、通話ログは、情報処理端末100が発着信を受けた時点における、該情報処理端末100の現在位置を含んでいてもよい。情報処理端末100は、例えば、GPS(Global Positioning System)により、現在位置を測定可能である。また、通話ログは、情報処理端末100が通話を終了した時点における、該情報処理端末100の現在位置を含んでいてもよい。また、通話ログは、情報処理端末100が通話や通信を継続している間に移動した場合、移動経路や移動距離などを含んでいてもよい。
【0028】
図2は、本発明の一実施形態における、情報処理端末100の内部の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理端末100は、制御部101、液晶ディスプレイ又はEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示部102、タッチパネル等の入力部103、通信部104及び記憶部105を備える。
【0029】
制御部101は、演算を行う演算部及びメモリを含む。通信部104は、無線通信または有線通信により通信ネットワーク300に接続する。情報処理端末100は、通話に必要な処理を実行するためのアプリケーションプログラム106を、通信部104を介してダウンロードする。記憶部105はアプリケーションプログラム106を記憶する。制御部101は、アプリケーションプログラム106に従って、必要な処理を実行する。アプリケーションプログラム106は、本発明におけるプログラムに対応する。
【0030】
制御部101は、プログラム内のコードや命令によって所定の機能を実行するための機能を備え、例えば、中央処理装置(CPU)である。また、制御部101は、例えば、マイクロプロセッサやマルチプロセッサ、ASIC、FPGAなどであってもよい。なお、制御部101は、これらの例に限定されない。
【0031】
制御部101は、他の情報処理端末100に対して発信し、該他の情報処理端末100との間で通信が確立された場合、該通信の通話ログを、通信システム400の情報処理装置(サーバ)200に通知する。また、制御部101は、他の情報処理端末100から着信を受け、該他の情報処理端末100との間で通信が確立された場合、該通信の通話ログを、通信システム400の情報処理装置(サーバ)200に通知する。
【0032】
制御部101は、例えば、他の情報処理端末100との通話又は通信が完了した時点で、通話ログを通信システム400の情報処理装置(サーバ)200に通知する。なお、制御部101が通話ログを通知するタイミングは、他の情報処理端末100との通話又は通信が継続している間、所定の周期で通知してもよい。また、制御部101は、例えば、他の情報処理端末100との通話又は通信が完了した後、所定の時間が経過後に、通話ログを通信システム400の情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。所定の時間は、任意に設定可能であり、例えば、1秒後や1分後など、どのような長さであってもよい。
【0033】
また、制御部101は、他の情報処理端末100との通話又は通信の都度、通話ログを通知してもよいし、複数の通話ログを纏めて、情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。複数の通話ログを纏めて通知する場合、制御部101は、該複数の通話ログを記憶部105に記憶する。制御部101は、例えば、所定の周期で、記憶部105に記憶された複数の通話ログを、情報処理装置(サーバ)200に通知する。所定の周期は、例えば、30分や1時間など、どのような時間に設定されてもよい。また、制御部101は、記憶部105に記憶されている通話ログの個数が所定数に達した場合、該所定数の通話ログを纏めて情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。所定数は、例えば、5個や10個など、どのような個数であってもよい。
【0034】
また、制御部101は、他の情報処理端末100との通話又は通信の内容である通話データ、すなわち音声データを、記憶部105に記憶させる機能を含む。制御部101は、他の情報処理端末100との通話又は通信が開始された場合、通話データを記憶部105に記憶する。また、制御部101は、例えば、いわゆるテレビ電話のように、他の情報処理端末100との間で映像の送受信を行った場合には、該映像の動画データも記憶部105に記憶する。なお、制御部101が、記憶部105に記憶するデータは、通話データや動画データだけに限られず、どのようなデータであってもよい。
【0035】
制御部101は、記憶部105に記憶する通話データや動画データに対して、対応する通話ログを一意に識別可能な識別子を割り当てる。情報処理端末100は、通話又は通信を行った場合、該通話又は通信の通話ログを情報処理装置(サーバ)200に通知するとともに、該通話ログを一意に識別可能な識別子が割り当てられた通話データや動画データを、該情報処理端末100が所定の環境に含まれた場合に、該情報処理装置(サーバ)200に通知する。
【0036】
通話データや動画データに通話ログを一意に識別可能な識別子が割り当てられているので、情報処理装置(サーバ)200は、異なるタイミングで通話ログと、通話データ等とをそれぞれ受信した場合であっても、両者(通話ログと通話データ等)を紐づけることが可能となる。
【0037】
情報処理端末100の制御部101は、情報処理端末100が所定のネットワークに接続した場合、記憶部105に記憶された通話データや動画データを、通信部104を介して情報処理装置(サーバ)200に通知する。制御部101は、例えば、無線LANと接続した場合、記憶部105に記憶された通話データや動画データを、通信部104を介して情報処理装置(サーバ)200に通知する。より具体的には、制御部101は、例えば、無線LANの規格の1つであるWi-Fiに接続した場合、記憶部105に記憶された通話データや動画データを、該Wi-Fiを介して情報処理装置(サーバ)200に通知する。
【0038】
なお、所定のネットワークに接続した場合は、Wi-Fiに接続した場合に限られず、例えば、情報処理端末100が有線ネットワークに接続された場合や、Bluethooth(登録商標)などの近距離無線通信に接続された場合であってもよい。また、所定のネットワークに接続した場合は、例えば、情報処理端末100の通信速度が所定値以上になった場合であってもよい。情報処理端末100が携帯電話網に接続していても、所定値以上の通信速度が保たれている場合には、通話データや動画データを情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。
【0039】
また、所定のネットワークに接続した場合は、例えば、情報処理端末100をユーザに貸与している会社などのグループが提供する社内ネットワークに、該情報処理端末100が接続した場合であってもよい。この場合、情報処理端末100のユーザが、会社などに戻って、該会社などが提供する社内ネットワークに接続した場合に、通話データや動画データを情報処理装置(サーバ)200に通知する。このように構成することで、情報処理端末100は、通話データや動画データを、セキュリティが担保されている通信ネットワーク(すなわち、社内ネットワーク)により、情報処理装置(サーバ)200に通知することが可能となる。通話データや動画データは、会社の事業内容に関する情報を含む機密性の高い情報の場合があり、社内ネットワークに接続した場合に通知させることにより、該情報が外部に漏れることを防ぐことが可能となる。また、通話データや動画データを社内ネットワークにより情報処理装置(サーバ)200に通知することで、他のネットワーク(有料の無線LANなど)を用いるよりも、該通知を安価に実行できる場合もある。
【0040】
制御部101は、所定のネットワークに接続した場合、自動的に通話データや動画データを情報処理装置(サーバ)200に通知する。なお、制御部101は、所定のネットワークに接続し、さらに情報処理端末100のユーザが所定の操作を実行した場合に、通話データや動画データを情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。また、制御部101は、所定のネットワークに接続し、かつ、予め定められた所定の時間帯である場合、通話データや動画データを情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。所定の時間帯は、例えば、ユーザが情報処理端末100を利用する頻度が減少する時間帯、例えば、深夜の時間帯などである。ただし、所定の時間帯は、深夜の時間帯に限られず、どのような時間帯であってもよい。
【0041】
制御部101は、記憶部105に記憶した通話データや動画データを、削除する処理を実行する機能を含む。制御部101は、例えば、情報処理装置(サーバ)200に通知した通話データや動画データを、通知が完了した時点で削除する。また、制御部101は、例えば、記憶部105に記憶可能なデータ容量を超えた場合に、情報処理装置(サーバ)200に通知した通話データや動画データのうち、古いデータから順に削除してもよい。この場合、記憶部105に記憶された通話データや動画データは、一定の期間、削除されない。そのため、情報処理端末100のユーザが、一定の期間、該通話データや動画データを参照することが可能となる。
【0042】
また、制御部101は、削除を要求する所定の指示を受信した場合、記憶部105に記憶された通話データや動画データを削除してもよい。所定の指示は、例えば、通信システム400から通知可能である。制御部101は、所定の指示を受信した場合、記憶部105に記憶された通話データや動画データの全てを削除してもよい。また、制御部101は、記憶部105に記憶されたデータのうち、所定の指示により指定された通話データや動画データを、削除してもよい。このように、通信システム400からの所定の指示に基づいて、記憶部105に記憶された通話データや動画データが削除できるため、情報処理端末100を紛失した場合などでも、該通話データや動画データを遠隔で削除することで、該通話データや動画データが他人に取得されることを防止することができる。
【0043】
また、制御部101は、情報処理端末100の操作をロックするための指示を受信した場合、情報処理端末100の全てのまたは一部の機能を停止させる。情報処理端末100の操作をロックするための指示は、例えば、通信システム400から通知可能である。通信システム400からの指示に基づいて、情報処理端末100の全てのまたは一部の機能を停止できるため、情報処理端末100を紛失した場合などでも、該情報処理端末100を他人に使用されることを防止することができる。
【0044】
また、制御部101は、通話ログの通知の有無に関係なく、所定の周期で、情報処理端末100の位置を情報処理装置(サーバ)200に通知してもよい。所定の周期は、例えば、1分ごとや15分ごと、1時間ごとなど、どのような時間であってもよい。
【0045】
表示部102は、例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display)などのモニタである。また、表示部102は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)や、プロジェクションマッピング、ホログラムなど、空間に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。
【0046】
入力部103は、情報処理端末100に対する各種操作を入力する機能、および、情報処理端末100で処理された処理結果を出力する機能を含む。入力部103は、例えば、タッチパネルなどであり、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出可能である。また、入力部103は、例えば、キーボードやマウス等のポインティングデバイス、音声による操作入力が可能な装置等であってもよい。また、入力部103は、スピーカなどの音声出力装置や3D(three dimensions)出力装置、ホログラム出力装置などであり、処理結果を出力する機能を含む。なお、入力部103は、これらに限定されず、どのような装置であってもよい。
【0047】
通信部104は、通信ネットワーク300を介して、他の情報処理端末100や情報処理装置(サーバ)200との間でメッセージなどを送受信可能な通信インターフェースである。通信部104は、例えば、無線通信が可能な通信インターフェースであり、無線LANのアクセスポイントを介して通信する機能や、LTEやCDMAなどの無線通信ネットワークを介して通信するための機能を含んでいてもよい。通信部104は、社内ネットワークなどのイントラネットを介して、通信する機能を有していてもよい。また、通信部104は、例えばIEEE802.11の規格に準拠したWi-Fiなどの無線LANの無線通信方式により、通信する機能を有していてもよい。
【0048】
なお、通信部104は、例えば、他の情報処理端末100や情報処理装置(サーバ)200との間で音声通信やメッセージの送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行してもよい。通信部104は、例えば、送受信するメッセージをD/A変換やA/D変換することにより、音声通信やメッセージの送受信の通信を行う。
【0049】
記憶部105は、情報処理端末100が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を含む。記憶部105は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。記憶部105は、例えば、制御部101における各種処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。また、記憶部105は、各種のテキストデータ、映像データ、画像データ等を記憶したり、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶したりしてもよい。例えば、記憶部105は、通話ログや通話データ、動画データを記憶する。
【0050】
通信システム400に含まれる情報処理装置(サーバ)200は、情報処理端末100から受信する通話ログを記憶する。
【0051】
図3は、本発明の一実施形態における、情報処理装置(サーバ)200の内部の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置200は、制御部201、液晶ディスプレイ又はEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示部202、タッチパネル等の入力部203、通信部204及び記憶部205を備える。
【0052】
制御部201は、プログラム内のコードや命令によって所定の機能を実行するための機能を備え、例えば、中央処理装置(CPU)である。また、制御部201は、例えば、マイクロプロセッサやマルチプロセッサ、ASIC、FPGAなどであってもよい。なお、制御部201は、これらの例に限定されない。
【0053】
表示部202は、例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display)などのモニタである。また、表示部202は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)や、プロジェクションマッピング、ホログラムなど、空間に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。
【0054】
入力部203は、情報処理装置(サーバ)200に対する各種操作を入力する機能、および、情報処理装置(サーバ)200で処理された処理結果を出力する機能を含む。入力部203は、例えば、タッチパネルなどであり、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出可能である。また、入力部203は、例えば、キーボードやマウス等のポインティングデバイス、音声による操作入力が可能な装置等であってもよい。また、入力部203は、スピーカなどの音声出力装置や3D(three dimensions)出力装置、ホログラム出力装置などであり、処理結果を出力する機能を含む。なお、入力部203は、これらに限定されず、どのような装置であってもよい。
【0055】
通信部204は、通信ネットワーク300を介して、情報処理端末100との間でメッセージなどを送受信可能な通信インターフェースである。通信部204は、例えば、無線通信が可能な通信インターフェースであり、無線LANのアクセスポイントを介して通信する機能や、LTEやCDMAなどの無線通信ネットワークを介して通信するための機能を含んでいてもよい。通信部204は、社内ネットワークなどのイントラネットを介して、通信する機能を有していてもよい。また、通信部204は、例えばIEEE802.11の規格に準拠したWi-Fiなどの無線LANの無線通信方式により、通信する機能を有していてもよい。
【0056】
なお、通信部204は、例えば、情報処理端末200との間で音声通信やメッセージの送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行してもよい。通信部204は、例えば、送受信するメッセージをD/A変換やA/D変換することにより、音声通信やメッセージの送受信の通信を行う。
【0057】
記憶部205は、情報処理装置(サーバ)200が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を含む。記憶部205は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。記憶部205は、例えば、制御部201における各種処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。また、記憶部205は、各種のテキストデータ、映像データ、画像データ等を記憶したり、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶したりしてもよい。例えば、記憶部205は、通話ログや通話データ、動画データを記憶する。
【0058】
図3に例示するように、記憶部205は、通話ログを記憶するログ記憶部206と、通話データや動画データを記憶するデータ記憶部207と、を含んでいてもよい。
【0059】
ログ記憶部206は、通話ログとして、例えば、“情報処理端末100が発信した時刻や着信を受けた時刻”や、情報処理端末100が発信又は着信した“他の情報処理端末100の電話番号”を記憶する。なお、電話番号に限られず、他の情報処理端末100を一意に識別可能な識別子であれば、どのような情報であってもよい。また、ログ記憶部206は、通話ログとして、例えば、情報処理端末100自体を識別可能な識別子や、該情報処理端末100自体の電話番号を記憶してもよい。
【0060】
また、ログ記憶部206は、通話ログとして、例えば、情報処理端末100が“通話や通信を終了した時刻”や、情報処理端末100による“通話や通信を継続した時間”を記憶してもよい。ログ記憶部206は、通話ログとして、例えば、情報処理端末100が発着信を受けた時点における、該情報処理端末100の現在位置を記憶してもよい。情報処理端末100は、例えば、GPS(Global Positioning System)により、現在位置を測定可能である。また、ログ記憶部206は、通話ログとして、例えば、情報処理端末100が通話を終了した時点における、該情報処理端末100の現在位置を記憶してもよいし、情報処理端末100が通話や通信を継続している間に移動した場合、移動経路や移動距離などを記憶してもよい。
【0061】
データ記憶部207は、他の情報処理端末100との通話又は通信の内容である通話データ、すなわち音声データを、記憶する。また、データ記憶部207は、情報処理端末100がいわゆるテレビ電話のような映像の送受信を行った場合には、該映像の動画データを記憶してもよい。
【0062】
なお、図3の例では、ログ記憶部206とデータ記憶部207は、異なる構成(異なる領域)となっているが、必ずしも異なる構成となっている必要はなく、記憶部205の同じ領域に記憶されていてもよい。また、データ記憶部207に記憶されている通話データや動画データには、通話ログを一意に識別可能な識別子が割り当てられているので、ログ記憶部206に記憶されている通話ログと、データ記憶部207に記憶されている通話データとを、互いに紐づけることができる。
【0063】
図4は、情報処理装置(サーバ)200が記憶する通話ログの構成例を示す図である。図4に示すように、通話ログには、情報処理端末100の通話又は通信相手である他の情報処理端末100に関する情報が含まれる。通話ログは、例えば、通話又は通信の相手である“氏名又は名称”と、該通話又は通信相手である他の情報処理端末100の“電話番号”と、通話又は通信を開始した“日時”と、通話の有無を示す“ステータス”と、が対応付けられる。通話又は通信の相手である“氏名又は名称”は、例えば、“顧客名”であってもよい。また、通話ログは、例えば、“再コールの回数”や“通話時間”、“通話時の情報処理端末100の位置”など、種々の情報が対応付けられていてもよい。
【0064】
また、通話ログには、該通話ログにおける通話又は通信の内容である、通話データや動画データが、対応付けられていてもよい。情報処理装置(サーバ)200は、まず通話ログを記憶し、その後、該通話ログに対応する通話データや動画データを、該通話ログに対応付けて記憶する。情報処理装置(サーバ)200は、通話データや動画データに割り当てられている、対応する通話ログを一意に識別可能な識別子を用いて、該通話データや該動画データと、対応する該通話ログを対応付ける。
【0065】
図5は、情報処理端末100の動作例を示すフローチャートである。なお、図5の動作例は、情報処理端末100の動作の一例であって、他の動作例であってもよい。
【0066】
図5に示すように、情報処理端末100が、他の情報処理端末100との間で通信を確立する(S101)。情報処理端末100の制御部101は、他の情報処理端末100との間で通信を確立した場合、通話ログに関する情報の収集を開始する(S102)。また、制御部101は、他の情報処理端末100との間で通信を確立した場合、該通信の内容である通話データ又は動画データを記憶部105に記憶する(S103)。なお、情報処理端末100は、他の情報処理端末100との間で通信を確立した場合、自装置の位置を測定してもよい。
【0067】
制御部101は、他の情報処理端末100との間の通信が終了した場合、通話ログを、通信部104を介して、通信システム400に送信する(S104)。また、情報処理端末100は、他の情報処理端末100との間で通信が終了した時点の自装置の位置を測定し、通信部104を介して、通信システム400に送信する(S105)。
【0068】
その後、制御部101は、所定の通信ネットワークと接続したか否かを判定する(S106)。所定の通信ネットワークと接続したと判定した場合(S106のYES)、制御部101は、記憶部105に記憶している通話データ又は動画データを、情報処理装置(サーバ)200に通知する(S107)。一方、所定の通信ネットワークと接続していないと判定した場合(S106のNO)、S106に戻る。
【0069】
上記のとおり、本発明の一実施形態における通信システムにおいて、情報処理端末100は、該情報処理端末100が他の情報処理端末100等と通話又は通信した場合に、通信ネットワーク300を介して、該通話又は通信のログを通信システム400に通知する。一方、情報処理端末100は、所定のネットワークと接続した場合に、該他の情報処理端末100等との通話又は通信の内容である通話データや動画データを、該通信システム400に通知する。そのため、通信システム400は、情報処理端末100の通話ログをまず取得し、その後、該情報処理端末100が所定のネットワーク(例えば、Wi-Fiなど)に接続した場合に、通話又は通信の内容である通話データや動画データする。その結果、通信システム400は、情報処理端末100の通話又は通信に関し、容量の小さい通話ログはリアルタイムで把握できるとともに、容量の大きい通話データや動画データは、適切なネットワークを用いて取得することができる。
【0070】
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0071】
100 情報処理端末
101 制御部、102 表示部、103 入力部、104 通信部、105 記憶部、106 アプリケーションプログラム
200 情報処理装置(サーバ)
201 制御部、202 表示部、203 入力部、204 通信部、205 記憶部、206 ログ記憶部、207 データ記憶部
300 ネットワーク
400 通信システム
図1
図2
図3
図4
図5