(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-23
(45)【発行日】2025-01-07
(54)【発明の名称】データ処理方法、装置、デバイス及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 16/9035 20190101AFI20241224BHJP
G06F 16/9535 20190101ALI20241224BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20241224BHJP
【FI】
G06F16/9035
G06F16/9535
G06F3/0484
(21)【出願番号】P 2023579688
(86)(22)【出願日】2023-04-06
(86)【国際出願番号】 CN2023086512
(87)【国際公開番号】W WO2023202382
(87)【国際公開日】2023-10-26
【審査請求日】2023-12-26
(31)【優先権主張番号】202210420168.2
(32)【優先日】2022-04-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ティ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ゴォ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,レイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ズフォン
(72)【発明者】
【氏名】リィウ,ラン
【審査官】松尾 真人
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2010/0131844(US,A1)
【文献】特開2013-172282(JP,A)
【文献】特開2017-102648(JP,A)
【文献】特表2013-501977(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
G06F 3/0484
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータにより実行されるデータ処理方法であって、
対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示することであって、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグがそれぞれ調整入口を有し、前記コンテンツタイプタッグが前記対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられることと、
前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答して、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグに対応する複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示することと、
前記複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を確立することであって、前記対象推薦強度レベルが前記対象アプリケーションの前記対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられることと
、
前記対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを閉じることと、
前記推薦コンテンツ調整ページに調整済み状態のコンテンツタイプタッグとこのコンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベル、及び調整されていない状態のコンテンツタイプタッグとこのコンテンツタイプタッグに対応するデフォルトレベルを提示することとを含むことを特徴とする
、コンピュータにより実行されるデータ処理方法。
【請求項2】
前記対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示
することの後に、
前記推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第一のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記推薦コンテンツ調整ページから第一の調整ページにジャンプし、前記第一の調整ページに調整済み状態にあるコンテンツタイプタッグ及び前記コンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベルを提示することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグは、それぞれ前記調整入口に対応するコンテンツタイプタッグの推薦強度レベルを更新するための調整入口を有する、ことを特徴とする請求項
2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記第一の調整ページでの予め設定される第二のコントロールに対するトリガー操作を受け取り、前記第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルをデフォルトレベルに回復することをさらに含む、ことを特徴とする請求項
2に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第三のコントロール又は前記第一の調整ページでの予め設定される第四のコントロールに対するトリガー操作に応答して、予め設定される数のコンテンツタイプタッグが提示されたタッグ選択ページを表示することと、
前記タッグ選択ページに選択された少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを受信し、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを前記第一の調整ページに追加することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項
2に記載の方法。
【請求項6】
前記対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示する
ことの前に、
対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整入口が設定されるアプリケーション管理ページを表示することをさらに含み、
それに応じて、
前記対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示することは、
前記推薦コンテンツ調整入口に対するトリガー操作に応答して、前記対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示する
ことの前に、
前記対象アプリケーションにおける現在のユーザの直近の予め設定される時間帯内の閲覧コンテンツを含む履歴閲覧記録に基づき、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを決定することをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
データ処理装置であって、
対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示するための第一の提示モジュールであって、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグがそれぞれ調整入口を有し、前記コンテンツタイプタッグが前記対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられる第一の提示モジュールと、
前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答するようにトリガーし、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグに対応する、複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示するための第二の提示モジュールと、
前記複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を確立するための確立モジュールであって、前記対象推薦強度レベルが、前記対象アプリケーションの、前記対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる確立モジュールと
、
前記対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを閉じるためのオフモジュールと、
前記推薦コンテンツ調整ページに調整済み状態のコンテンツタイプタッグとこのコンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベル、及び調整されていない状態のコンテンツタイプタッグとこのコンテンツタイプタッグに対応するデフォルトレベルを提示するための第三の提示モジュールとを含む、ことを特徴とするデータ処理装置。
【請求項9】
コンピュータ可読記憶媒体であって、命令が記憶されており、前記命令が端末デバイスで運行する場合、前記端末デバイスに請求項1から
7のいずれかに記載の方法を実現させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
データ処理デバイスであって、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサで運行できるコンピュータプログラム命令とを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラム命令を実行する場合、請求項1から
7のいずれかに記載の方法を実現する、ことを特徴とするデータ処理デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連申請の相互参照]
本出願は、2022年4月20日出願の中国特許出願第202210420168.2号に基づき優先権を主張するものであり、その開示内容は全体として本出願に組み込まれている。
[技術分野]
【0002】
本開示は、データ処理分野に関し、特にデータ処理方法、装置、デバイス及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、コンテンツ推薦機能は、様々なアプリケーションプログラムに広く応用されている。
【0004】
現在のアプリケーションプログラムに関わるコンテンツ推薦機能は、ユーザが興味のあるコンテンツタイプに単一の設定を行うことのみをサポートする。例えば、同一のコンテンツタイプ、例えば旅行タイプのビデオに対し、ユーザのコンテンツ推薦の設定に基づいて二つの推薦方式のみが存在する可能性があり、その一、旅行タイプのビデオをユーザに推薦することができ、その二、旅行タイプのビデオをユーザに推薦することができない。これで分かるように、現在、コンテンツ推薦方式に対する調整粒度が比較的に粗く、ユーザの日々増えているコンテンツ推薦の需要を満たすことができない。
【発明の概要】
【0005】
上記技術問題を解決するために、本開示の実施例はデータ処理方法を提供する。
【0006】
第一の態様によれば、本開示はデータ処理方法を提供し、前記方法は、
【0007】
対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示することであって、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグが、それぞれ調整入口を有し、前記コンテンツタイプタッグが、前記対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられることと、
【0008】
前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答して、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグに対応する、複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示することと、
【0009】
前記複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を確立することであって、前記対象推薦強度レベルが、前記対象アプリケーションの、前記対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられることとを含む。
【0010】
第二の態様によれば、本開示はデータ処理装置を提供し、前記装置は、
【0011】
対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示するための第一の提示モジュールであって、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグが、それぞれ調整入
口を有し、前記コンテンツタイプタッグが、前記対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられる第一の提示モジュールと、
【0012】
前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答するようにトリガーし、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグに対応する、複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示するための第二の提示モジュールと、
【0013】
前記複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を確立するための確立モジュールであって、前記対象推薦強度レベルが、前記対象アプリケーションの、前記対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる確立モジュールとを含む。
【0014】
第三の態様によれば、本開示はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体には、命令が記憶されており、前記命令が端末デバイスで運行する場合、前記端末デバイスに上記の方法を実現させる。
【0015】
第四の態様によれば、本開示はデータ処理デバイスを提供し、このデータ処理デバイスは、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサで運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する場合、上記の方法を実現する。
【0016】
第五の態様によれば、本開示はコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサにより実行される場合、上記の方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
ここの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示の実施例に適合するものを示し、明細書と共に本開示の原理を解釈するために用いられる。
【0018】
本開示の実施例又は関連の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は関連の技術記述において使用される必要のある図面を簡単に紹介し、自明なことに、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0019】
【
図1】本開示の実施例によるデータ処理方法のフローチャートである。
【0020】
【
図2】本開示の実施例による対象アプリケーションのアプリケーション管理ページの概略図である。
【0021】
【
図3】本開示の実施例による対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。
【0022】
【
図4】本開示の実施例による別の対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。
【0023】
【
図5】本開示の実施例によるまた別の対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。
【0024】
【
図6】本開示の実施例による第一の調整ページの概略図である。
【0025】
【
図7】本開示の実施例による別の第一の調整ページの概略図である。
【0026】
【
図8】本開示の実施例によるまた別の第一の調整ページの概略図である。
【0027】
【
図9】本開示の実施例によるタッグ選択ページの概略図である。
【0028】
【
図10】本開示の実施例によるまた別の第一の調整ページの概略図である。
【0029】
【
図11】本開示の実施例によるまた別の対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。
【0030】
【
図12】本開示の実施例によるデータ処理装置の構造概略図である。
【0031】
【
図13】本開示の実施例によるデータ処理デバイスの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本開示の上記目的、特徴と利点をより明瞭に理解するために、以下は、本開示の方案をさらに記述する。説明すべきこととして、衝突しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせられる可能である。
【0033】
以下の記述において本開示を十分に理解することを容易にするために多くの具体的な詳細が述べられているが、本開示は、ここで記述される方式と異なる他の方式を採用して実施してもよく、明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。
【0034】
現在のアプリケーションプログラムに関わるコンテンツ推薦機能は、ユーザが興味のあるコンテンツタイプに単一の設定を行うことのみをサポートする。例えば、同一のコンテンツタイプ、例えば、旅行タイプのビデオに対し、ユーザのコンテンツ推薦の設定に基づいて二つの推薦方式のみが存在する可能性があり、その一、旅行タイプのビデオをユーザに推薦することができ、その二、旅行タイプのビデオをユーザに推薦することができない。これで分かるように、現在、コンテンツ推薦方式に対する調整粒度が比較的に粗く、ユーザの日々増えているコンテンツ推薦需要を満たすことができない。
【0035】
そこで、本開示の実施例は、データ処理方法を提供し、まず、対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、推薦コンテンツ調整ページに調整入口を有する対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するための少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示し、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答して、推薦コンテンツ調整ページに対象コンテンツタイプタッグに対応する複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示し、それから、複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、対象コンテンツタイプタッグと対象推薦強度レベルとの対応関係を確立し、ここで、対象推薦強度レベルは、対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる。これで分かるように、本開示の実施例は、コンテンツタイプタッグのために異なる推薦強度レベルを設定し、対象アプリケーションの、このコンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整することによって、対象アプリケーションのコンテンツ推薦方式に対するより細かい粒度調整を実現し、ユーザの日々増えているコンテンツ推薦需要を満たしている。
【0036】
これに基づき、本開示の実施例は、データ処理方法を提供し、
図1を参照すると、本開示の実施例によるデータ処理方法のフローチャートであり、この方法は、以下のステップを含む。
【0037】
S101:対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示する。
【0038】
ここで、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグは、それぞれ調整入口を有し、前記コンテンツタイプタッグは、前記対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられる。
【0039】
本開示のいくつかの実施例では、対象アプリケーションは、ある機能を実現するためのアプリケーションであり、例えば対象アプリケーションは、ビデオ推薦系アプリケーション、ニュース系アプリケーション、教育系アプリケーション、ライブ系アプリケーションと音楽推薦系アプリケーションなどであってもよく、本開示の実施例において、対象アプリケーションのタイプを限定しない。
【0040】
本開示のいくつかの実施例では、コンテンツタイプタッグは、対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられ、コンテンツタイプタッグは、ムービークリップ、音楽、グルメ、人物のフォローショットなどを含んでもよい。例えば、対象アプリケーションがビデオ系アプリケーションであるとすると、音楽タッグは、ビデオ系アプリケーションにより推薦される音楽タイプのビデオを識別するために用いられ、グルメタッグは、ビデオ系アプリケーションにより推薦されるグルメタイプのビデオを識別するために用いられる。
【0041】
本開示のいくつかの実施例では、推薦コンテンツ調整ページには、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグが表示されており、ここで、各コンテンツタイプタッグは、対応する調整入口を有し、ユーザは、コンテンツタイプタッグに対応する調整入口をトリガーすることによって、対象アプリケーションのこのコンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整することができる。
【0042】
一つの選択的な実施の形態では、前記の、対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示する前に、対象アプリケーションの、推薦コンテンツ調整入口が設定されるアプリケーション管理ページを表示し、それに応じて、前記推薦コンテンツ調整入口に対するトリガー操作に応答して、前記対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示する。
【0043】
本開示のいくつかの実施例では、対象アプリケーションのアプリケーション管理ページは、ある対象アプリケーションの少なくとも一つの設定機能を表示するページであってもよい。例えば、対象アプリケーションのアプリケーション管理ページは、ビデオ推薦系アプリケーションの少なくとも一つの設定機能を含むページであってもよい。本開示の実施例において、アプリケーション管理ページには、推薦コンテンツ調整機能の推薦コンテンツ調整入口が設定され、アプリケーション管理ページには、睡眠アラーム機能などに対応する調整入口がさらに設定されてもよい。
図2を参照すると、
図2は、本開示の実施例による対象アプリケーションのアプリケーション管理ページの概略図である。ユーザは、アプリケーション管理ページに設定される推薦コンテンツ調整入口201をクリックすると、対象アプリケーションのアプリケーション管理ページから対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページにジャンプしてもよい。実際の応用において、ユーザは、初めて推薦コンテンツ調整機能を使用し、推薦コンテンツ調整入口に「未設定」の状態が表示される。
【0044】
図3は、本開示の実施例による対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。この推薦コンテンツ調整ページには、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグ及び各コンテンツタイプタッグに対応する調整入口を提示する。
図3に示すように、この推薦コンテンツ調整ページには、ムービークリップ、人物のフォローショット、グルメ、音楽などのコンテンツタイプタッグ及び各コンテンツタイプタッグに対応する調整入口が表示されており、例えば、この推薦コンテンツ調整ページには、人物のフォローショットに対応するコンテンツタイプタッグ及びこのコンテンツタイプタッグに対応する調整入口301が表示されている。
【0045】
S102:前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答して、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを提示する。
【0046】
ここで、前記調整パネルには、複数の推薦強度レベルが設定される。
【0047】
本開示の実施例では、対象コンテンツタイプタッグは、推薦コンテンツ調整ページに表示されるいずれか一つのコンテンツタイプタッグであってもよい。ユーザは、推薦コンテンツ調整ページに表示される対象コンテンツタイプタッグをトリガーすると、この推薦コンテンツ調整ページには、対象コンテンツタイプタッグに対応する複数の推薦強度レベル、例えば、「推薦を増やす」レベル、「デフォルト」レベルと「推薦を減らす」レベルが設定される調整パネルを提示することができる。異なる推薦強度レベルに対応する対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量の変化状況が異なり、例えば、「推薦を増やす」レベルは、あるコンテンツタイプに対する推薦量が従来の推薦量に基づいて追加されることを表すために用いられるが、「推薦を減らす」レベルは、あるコンテンツタイプに対する推薦量が従来の推薦量に基づいて減らされることを表すために用いられる。
【0048】
本開示の実施例では、推薦強度レベルは、対象アプリケーションのあるコンテンツタイプに対する推薦量の変化状況を反映するために用いられ、ここで、この変化状況とは、従来の、このコンテンツタイプに対する推薦量と比較した後に得られた変化状況である。調整パネルに設定される推薦強度レベルは、3つのレベルを含んでもよく、ここで、3つのレベルは、「推薦を増やす」レベルと、「デフォルト」レベルと、「推薦を減らす」レベルとを含む。ここで、「推薦を減らす」レベルは、ユーザが、対象アプリケーションがあるコンテンツタイプに対して推薦量を減らすように期待することを表すために用いられ、「推薦を増やす」レベルは、ユーザが、対象アプリケーションがあるコンテンツタイプに対して推薦量を増やすように期待することを表すために用いられ、「デフォルト」レベルは、ユーザが、対象アプリケーションのあるコンテンツタイプに対する推薦量を維持するように期待することを表す。
【0049】
実際の応用において、調整パネルに設定される推薦強度レベルは、5つのレベルを含んでもよく、ここで、5つのレベルは、「推薦を大幅に増やす」レベルと、「推薦を増やす」レベルと、「デフォルト」レベルと、「推薦を減らす」レベルと、「推薦しない」レベルとを含む。ここで、「推薦しない」レベルは、ユーザが、対象アプリケーションがあるコンテンツタイプに対して推薦しないように期待することを表すために用いられ、「推薦を大幅に増やす」レベルは、ユーザが、対象アプリケーションがあるコンテンツタイプに対して推薦量を大幅に増やすように期待することを表すために用いられる。ここで、レベルが多いほど、対応するコンテンツ推薦方式に対する調整粒度が細かくなる。
【0050】
図4は、本開示の実施例による別の対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。この推薦コンテンツ調整ページには、対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを提示し、
図4に示すように、この調整パネルには、人物のフォローショットに対応する複数の推薦強度レベル、例えば、「推薦を増やす」レベル、「デフォルト」レベルと「推薦を減らす」レベルを設定した。
図4に示す調整パネルに基づき、ユーザは、人物のフォローショットタッグの推薦強度レベルを「推薦を増やす」レベルに設定することができる。
【0051】
S103:前記複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を確立する。
【0052】
ここで、前記対象推薦強度レベルは、前記対象アプリケーションの、前記対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる。
【0053】
本開示の実施例では、ユーザは、調整パネルに表示される複数の推薦強度レベルから対象推薦強度レベルを選択し、調整パネルに表示される「決定」コントロールをクリックし、対象コンテンツタイプタッグと対象推薦強度レベルとの対応関係を確立し、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプのために対象推薦強度レベルを設定する機能を実現することができる。
【0054】
本開示の実施例では、対象推薦強度レベルは、対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられ、例えば、対象推薦強度レベルは、対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦頻度を調整する方式で、推薦量を調整してもよく、対象アプリケーションの対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦総数量を調整する方式で、推薦量を調整してもよく、例えば、対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整する具体的な方式は、本開示の実施例において制限されない。
【0055】
ここで、対象推薦強度レベルは、上述した調整パネルに設定される推薦強度レベルのうちのいずれか一つのレベルであってもよい。例えば、対象推薦強度レベルは、3つのレベルのうちのいずれか一つであってもよく、又は対象推薦強度レベルは、5つのレベルのうちのいずれか一つであってもよい。ここで、レベルが多いほど、対応するコンテンツ推薦方式に対する調整粒度が細かくなる。
【0056】
一つの選択的な実施の形態では、前記対象推薦強度レベルと前記対象コンテンツタイプタッグとの対応関係を確立した後に、前記対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを閉じ、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を提示する。例えば、対象コンテンツタイプタッグと対象推薦強度レベルとの対応関係を確立した後に、推薦コンテンツ調整ページを表示し、推薦コンテンツ調整ページに調整済み状態のコンテンツタイプタッグ及びコンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベルと調整されていない状態のコンテンツタイプタッグ及びコンテンツタイプタッグに対応するデフォルトレベルを提示する。
【0057】
実際の応用において、ユーザは、調整パネルに表示される「決定」コントロールをクリックし、対象コンテンツタイプタッグと対象推薦強度レベルとの対応関係を確立し、対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを自動的に閉じ、推薦コンテンツ調整ページを直接表示する。又は、ユーザが、対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルのコントロールをクリックし、又はスライドして閉じる場合、推薦コンテンツ調整ページを表示する。
【0058】
本開示の実施例では、調整済み状態のコンテンツタイプタッグは、ユーザが調整したコンテンツタイプタッグ、即ちデフォルト以外のレベルに対応するコンテンツタイプタッグを表すために用いられる。例えば、ユーザは、あるコンテンツタイプタッグに対して「推薦を増やす」レベル又は「推薦を減らす」レベルの調整を行い、このようにこのコンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプの推薦量を細かく調整することができる。調整されていない状態のコンテンツタイプタッグは、ユーザが調整していなかったコンテンツタイプタッグを表すために用いられ、「デフォルト」レベルに対応するコンテンツタイプタッグであってもよい。例えば、ユーザは、あるコンテンツタイプタッグを調整していなかったり、又は、あるコンテンツタイプタッグに対して「デフォルト」レベルの調整を行った。
【0059】
図5は、本開示の実施例によるまた別の対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページの概略図である。この推薦コンテンツ調整ページには、人物のフォローショットタッグ及び人物のフォローショットタッグに対応する「推薦を増やす」レベルが提示されており、この推薦コンテンツ調整ページには、グルメタッグ及びグルメタッグに対応する「推薦を減らす」レベルが提示されており、この推薦コンテンツ調整ページには、調整されていない状態の音楽タッグなど及び調整されていない状態の音楽タッグなどに対応する「デフォルト」レベルがさらに提示されている。
【0060】
本開示の実施例は、データ処理方法を提供し、まず、対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、推薦コンテンツ調整ページに調整入口を有する対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するための少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示し、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答して、推薦コンテンツ調整ページに対象コンテンツタイプタッグに対応する複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示し、それから、複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、対象コンテンツタイプタッグと対象推薦強度レベルとの対応関係を確立し、ここで、対象推薦強度レベルは、対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる。これで分かるように、本開示の実施例は、コンテンツタイプタッグのために異なる推薦強度レベルを設定し、対象アプリケーションの、このコンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整することによって、対象アプリケーションのコンテンツ推薦方式に対するより細かい粒度調整を実現し、ユーザの日々増えているコンテンツ推薦需要を満たしている。
【0061】
上記実施例に基づき、本開示の実施例は、別のデータ処理方法をさらに提供し、対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示した後に、前記推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第一のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記推薦コンテンツ調整ページから第一の調整ページにジャンプし、前記第一の調整ページに調整済み状態にあるコンテンツタイプタッグ及び前記コンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベルを提示することをさらに含む。
【0062】
本開示の実施例では、対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページには、予め設定される第一のコントロールが表示されており、ユーザは、予め設定される第一のコントロールをクリックし、推薦コンテンツ調整ページから第一の調整ページにジャンプするようにトリガーし、第一の調整ページには、調整済み状態にあるコンテンツタイプタッグ及びコンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベルを提示し、調整済み状態のコンテンツタイプタッグは、推薦強度レベルが設定されるコンテンツタイプタッグ、即ちデフォルト以外のレベルに対応するコンテンツタイプタッグを含み、調整済み状態のコンテンツタイプタッグは、上記を参照して理解してもよく、ここでこれ以上説明しない。この第一の調整ページには、調整されていない状態のコンテンツタイプタッグ及びそれに対応する「デフォルト」レベルを提示しない。
【0063】
図6は、本開示の実施例による第一の調整ページの概略図であり、この第一の調整ページには、ムービークリップ、人物のフォローショットなどのタッグに対応する「推薦を増やす」レベルが表示されており、この推薦コンテンツ調整ページには、グルメタッグなどに対応する「推薦を減らす」レベルがさらに表示されている。しかし、この推薦コンテンツ調整ページには、調整されていない状態の音楽タッグなど及び調整されていない状態の音楽タッグなどに対応する「デフォルト」レベルが提示されていない。
【0064】
いくつかの実施例では、前記第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグは、それぞれ前記調整入口に対応するコンテンツタイプタッグの推薦強度レベルを更新するための調整入口を有する。
【0065】
実際の応用において、第一の調整ページにコンテンツタイプタッグのそれぞれに対応する調整入口が提示される。ユーザが、調整済み状態のコンテンツタイプタッグに対して推薦強度レベルの調整を行う必要がある場合、ユーザは、第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する調整入口をクリックすることができ、この調整入口に対応するコンテンツタイプタッグに対する推薦強度レベルの更新を実現することができる。
図7を参照すると、
図7は、本開示の実施例による別の第一の調整ページの概略図であり、ユーザは、第一の調整ページに提示されるグルメタッグにそれぞれ対応する調整入口701をクリックし、この第一の調整ページには、調整パネルが表示されており、ここで、調整パネルには、「推薦を増やす」レベル、「デフォルト」レベルと「推薦を減らす」レベルが設定される。ここで、
図7に示す調整パネルに設定される「推薦を増やす」レベル、「デフォルト」レベルと「推薦を減らす」レベルは、上記における
図4に示す調整パネルに設定される「推薦を増やす」レベル、「デフォルト」レベルと「推薦を減らす」レベルを参照して理解してもよく、ここでこれ以上説明しない。ユーザは、調整パネルに表示される「推薦を増やす」レベル又は「デフォルト」レベルをクリックし、グルメタッグの推薦強度レベルの更新を実現することができる。
図7に示す調整パネルには、ユーザは、グルメタッグの推薦強度レベルを「デフォルト」レベルに設定するように選択する。
【0066】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記第一の調整ページでの予め設定される第二のコントロールに対するトリガー操作を受け取り、前記第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルをデフォルトレベルに回復することをさらに含む。
【0067】
実際の応用において、第一の調整ページには、予め設定される第二のコントロールがさらに提示されている。ユーザが、調整済み状態のコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルに対してデフォルトレベルに回復する必要がある場合、ユーザは、第一の調整ページに提示される予め設定される第二のコントロールをクリックすることができ、この場合、第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルは、デフォルトレベルに回復する。
【0068】
いくつかの実施例では、第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルが、デフォルトレベルに回復する場合、第一の調整ページには、「しばらくコンテンツがない」のプロンプト情報が表示され、例えば、第一の調整ページでの表示情報は、
図8のように示されてもよい。
図8は、本開示の実施例によるまた別の第一の調整ページの概略図であり、この第一の調整ページには、「しばらくコンテンツがない」のプロンプト情報が表示され、且つ第一の調整ページには、予め設定される第二のコントロールがグレーアウト状態にあることが表示され、それは、第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルがすでにデフォルトレベルに回復したことをユーザにプロンプトするために用いられる。
【0069】
他のいくつかの実施例では、第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルが、デフォルトレベルに回復した場合、第一の調整ページから推薦コンテンツ調整ページにジャンプしてもよく、例えば、推薦コンテンツ調整ページ表示コンテンツは、上記の
図3に示されてもよく、この推薦コンテンツ調整ページには、ムービークリップ、人物のフォローショット、グルメ、音楽などのコンテンツタイプタッグ及び各コンテンツタイプタッグに対応する調整入口が表示されている。ユーザは、
図3に示すコンテンツタイプタッグで強度推薦レベルの調整を行ってもよい。
【0070】
実際の応用において、推薦コンテンツ調整ページには、予め設定される第三のコントロールがさらに表示され、第一の調整ページには、予め設定される第四のコントロールがさらに表示される。いくつかの実施例では、前記推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第三のコントロールに対するトリガー操作に応答して、予め設定される数のコンテンツタイプタッグが提示されたタッグ選択ページを表示し、前記タッグ選択ページに選択された少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを受信し、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを前記第一の調整ページに追加する。他のいくつかの実施例では、前記第一の調整ページでの予め設定される第四のコントロールに対するトリガー操作に応答して、予め設定される数のコンテンツタイプタッグが提示されたタッグ選択ページを表示し、前記タッグ選択ページに選択された少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを受信し、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを前記第一の調整ページに追加する。
【0071】
ユーザが、推薦コンテンツ調整ページに表示される予め設定される第三のコントロールをクリックすると仮定すると、推薦コンテンツ調整ページがタッグ選択ページにジャンプすることを実現した。このタッグ選択ページには、予め設定される数のコンテンツタイプタッグが表示されており、ここで、コンテンツタイプタッグの予め設定される数は、ユーザが対象アプリケーションを使用する状況に応じて決定されてもよく、ここで制限しない。いくつかの実施例では、表示タッグ選択ページには、予め設定される数のコンテンツタイプタッグを表示する前に、タッグ選択ページに提示されるコンテンツタイプタッグは、推薦コンテンツ調整ページに表示されるコンテンツタイプタッグと重複排除されることで、タッグ選択ページに提示されるコンテンツタイプタッグは、推薦コンテンツ調整ページにすでに表示されたコンテンツタイプタッグと異なる必要がある。ユーザは、タッグ選択ページでの少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを選択することで、この選択された少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを第一の調整ページに追加することができる。
【0072】
図9は、本開示の実施例によるタッグ選択ページの概略図である。ユーザが、
図3に示す推薦コンテンツ調整ページに表示される予め設定される第三のコントロールをクリックすると仮定すると、
図3に示す推薦コンテンツ調整ページから
図9に示すタッグ選択ページにジャンプしてもよい。ユーザは、
図9に示すゲーム解説タッグをクリックすることで、このゲーム解説タッグを選択済みの調整に対応するコントロールに追加することができ、この選択済みの調整に対応するコントロールには、ユーザの選択済みの追加コンテンツタイプタッグの数がさらに表示されている。ユーザは、選択済みの調整に対応するコントロールをクリックすることで、
図9に示すタッグ選択ページから第一の調整ページにジャンプしてもよい。
図10は、本開示の実施例によるまた別の第一の調整ページの概略図である。
図10に示す第一の調整ページには、ユーザの選択済みの追加コンテンツタイプタッグと選択済みの追加コンテンツタイプタッグに対応する調整入口が表示されている。
図10に示すように、
図10に示す第一の調整ページには、ユーザにより選択される「ゲーム解説」コンテンツタイプタッグ及びそれに対応する調整入口と「天文科学普及」コンテンツタイプタッグ及びそれに対応する調整入口などが提示されている。
【0073】
ユーザが第一の調整ページでの予め設定される第四のコントロールをクリックすると仮定すると、第一の調整ページからタッグ選択ページにジャンプすることを実現することができる。このタッグ選択ページには、予め設定される数のコンテンツタイプタッグが表示されており、ユーザは、タッグ選択ページでの少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを選択することで、この選択された少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを第一の調整ページに追加することができる。ユーザが
図8に示す第一の調整ページでの予め設定される第四のコントロールをクリックすると仮定すると、
図8に示す第一の調整ページから
図9に示すタッグ選択ページにジャンプすることを実現することができる。ユーザは、
図9に示すゲーム解説タッグをクリックすることで、このゲーム解説タッグを選択済みの調整に対応するコントロールに追加することができ、この選択済みの調整に対応するコントロールには、ユーザの選択済みの追加コンテンツタイプタッグの数がさらに表示される。ユーザは、選択済みの調整に対応するコントロールをクリックすることで、
図9に示すタッグ選択ページから第一の調整ページにジャンプすることを実現することができる。例えば、
図10に示す第一の調整ページに表示されるユーザの選択済みの追加コンテンツタイプタッグ及びそれに対応する調整入口は、上記を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0074】
実際の応用において、前記の、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示する前に、前記対象アプリケーションにおける現在のユーザの直近の予め設定される時間帯内の閲覧コンテンツを含む履歴閲覧記録に基づき、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを決定することをさらに含む。
【0075】
例えば、いくつかの実施例では、その履歴閲覧記録を使用することがユーザによって許可された前提で、ユーザの直近の予め設定される時間帯内の閲覧コンテンツに基づき、閲覧頻度が比較的に高いコンテンツタイプをコンテンツタイプタッグに決定してもよい。他のいくつかの実施例では、推薦コンテンツ調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグの数が予め設定される値以下である場合、ユーザが推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第三のコントロールをトリガーすると仮定すると、ここで、予め設定される値は、実際の状況に応じて決められてもよく、例えば、予め設定される値を2以下の正整数に決定してもよく、この推薦コンテンツ調整ページに推薦される少なくとも一つのコンテンツタイプタッグが提示される。例えば、推薦コンテンツ調整ページに提示される少なくとも一つのコンテンツタイプタッグは、
図11に示されてもよく、
図11は本開示の実施例によるまた別の推薦コンテンツ調整ページの概略図である。
図11に示す推薦コンテンツ調整ページには、ユーザにより選択される「ムービークリップ」コンテンツタイプタッグと「人物のフォローショット」コンテンツタイプタッグが提示されており、ユーザは、推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第三のコントロールをトリガーした後に、閲覧頻度が比較的に高い「グルメ」コンテンツタイプタッグと「音楽」コンテンツタイプタッグコンテンツタイプなどをユーザに推薦することがデフォルトされる。
【0076】
これで分かるように、本開示の実施例は、ユーザがより興味のある様々なコンテンツタイプタッグを選択するように提供し、選択されたコンテンツタイプタッグのために異なる推薦強度レベルを設定することによって、対象アプリケーションの、このコンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整し、対象アプリケーションのコンテンツ推薦方式に対するより細かい粒度調整を実現し、ユーザの日々増えているコンテンツ推薦需要を満たしている。
【0077】
上記方法の実施例に基づき、本開示は、データ処理装置をさらに提供し、
図12を参照すると、本開示の実施例によるデータ処理装置の構造概略図であり、前記装置は、
【0078】
対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、前記推薦コンテンツ調整ページに少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示するための第一の提示モジュール1201であって、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグが、それぞれ調整入口を有し、前記コンテンツタイプタッグが、前記対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられる第一の提示モジュール1201と、
【0079】
前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答するようにトリガーし、前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグに対応する、複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示するための第二の提示モジュール1202と、
【0080】
前記複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を確立するための確立モジュール1203であって、前記対象推薦強度レベルが、前記対象アプリケーションの、前記対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる確立モジュール1203とを含む。
【0081】
いくつかの実施例では、前記装置は、
【0082】
前記対象コンテンツタイプタッグに対応する調整パネルを閉じるためのオフモジュールと、
【0083】
前記推薦コンテンツ調整ページに前記対象コンテンツタイプタッグと前記対象推薦強度レベルとの対応関係を提示するための第三の提示モジュールとをさらに含む。
【0084】
いくつかの実施例では、前記装置は、
【0085】
前記推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第一のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記推薦コンテンツ調整ページから第一の調整ページにジャンプし、前記第一の調整ページに調整済み状態にあるコンテンツタイプタッグ及び前記コンテンツタイプタッグに対応する推薦強度レベルを提示するための第一のジャンプモジュールをさらに含む。
【0086】
いくつかの実施例では、前記第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグは、それぞれ前記調整入口に対応するコンテンツタイプタッグの推薦強度レベルを更新するための調整入口を有する。
【0087】
いくつかの実施例では、前記装置は、
【0088】
前記第一の調整ページでの予め設定される第二のコントロールに対するトリガー操作を受け取り、前記第一の調整ページに提示されるコンテンツタイプタッグにそれぞれ対応する推薦強度レベルをデフォルトレベルに回復するための回復モジュールをさらに含む。
【0089】
いくつかの実施例では、前記装置は、
【0090】
前記推薦コンテンツ調整ページでの予め設定される第三のコントロール又は前記第一の調整ページでの予め設定される第四のコントロールに対するトリガー操作に応答して、予め設定される数のコンテンツタイプタッグが提示されたタッグ選択ページを表示するための第一の表示モジュールと、
【0091】
前記タッグ選択ページに選択された少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを受信し、前記少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを前記第一の調整ページに追加するための追加モジュールとをさらに含む。
【0092】
いくつかの実施例では、前記装置は、
【0093】
対象アプリケーションの、推薦コンテンツ調整入口が設定されるアプリケーション管理ページを表示するための第二の表示モジュールをさらに含み、
【0094】
それに応じて、前記第一の提示モジュール1201は、具体的には、
【0095】
前記推薦コンテンツ調整入口に対するトリガー操作に応答して、前記対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示するために用いられる。
【0096】
いくつかの実施例では、前記装置は、
【0097】
前記対象アプリケーションにおける現在のユーザの直近の予め設定される時間帯内の閲覧コンテンツを含む履歴閲覧記録に基づき、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを決定するための決定モジュールをさらに含む。
【0098】
本開示の実施例によるデータ処理装置は、まず、対象アプリケーションの推薦コンテンツ調整ページを表示し、推薦コンテンツ調整ページに調整入口を有する少なくとも一つのコンテンツタイプタッグを提示し、コンテンツタイプタッグは、対象アプリケーションにより推薦されるコンテンツタイプを識別するために用いられ、少なくとも一つのコンテンツタイプタッグにおける対象コンテンツタイプタッグの調整入口に対するトリガー操作に応答して、推薦コンテンツ調整ページに対象コンテンツタイプタッグに対応する複数の推薦強度レベルが設定される調整パネルを提示し、それから、複数の推薦強度レベルにおける対象推薦強度レベルに対する選択操作に応答して、対象コンテンツタイプタッグと対象推薦強度レベルとの対応関係を確立し、ここで、対象推薦強度レベルは、対象アプリケーションの、対象コンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整するために用いられる。これで分かるように、本開示の実施例は、コンテンツタイプタッグのために異なる推薦強度レベルを設定し、対象アプリケーションの、このコンテンツタイプタッグに対応するコンテンツタイプに対する推薦量を調整することによって、対象アプリケーションのコンテンツ推薦方式に対するより細かい粒度調整を実現し、ユーザの日々増えているコンテンツ推薦需要を満たしている。
【0099】
上述のモジュールは、一つまたは複数の汎用プロセッサで実行されるソフトウェアコンポーネントとして実装されてもよいし、プログラム可能な論理デバイスや専用集積回路など、いくつかの機能またはそれらの組み合わせを実行するハードウェアとして実装されてもよい。いくつかの実施形態では、これらのモジュールは、コンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、モバイル端末など)に本開示の実施形態で説明された方法を実装させることを含む不揮発性記憶媒体に格納されるソフトウェア製品の形態として具現化することができる。別の実施形態では、上記モジュールは、単一のデバイスに実装されてもよく、複数のデバイスに分散されてもよい。これらのモジュールの機能は相互に統合されてもよく、さらに複数のサブモジュールに分割されてもよい。
【0100】
上記方法と装置以外、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体には、命令が記憶されており、前記命令が端末デバイスで運行する場合、前記端末デバイスに本開示の実施例に記載のデータ処理方法を実現させる。
【0101】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサにより実行される場合、本開示の実施例に記載のデータ処理方法を実現する。
【0102】
また、本開示の実施例は、データ処理デバイスをさらに提供し、
図13を参照し、
【0103】
プロセッサ1301と、メモリ1302と、入力装置1303と、出力装置1304とを含んでもよい。データ処理デバイスにおけるプロセッサ1301の数は、一つ又は複数であってもよく、
図13において、一つのプロセッサを例にする。本開示のいくつかの実施例において、プロセッサ1301と、メモリ1302、入力装置1303と出力装置1304は、バス又は他の方式で接続されてもよく、ここで、
図13において、バスによって接続されることを例にする。
【0104】
メモリ1302は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために用いられてもよく、プロセッサ1301は、メモリ1302に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを運行することによって、データ処理デバイスの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ1302は、主にプログラム記憶領域と、データ記憶領域とを含んでもよい。ここで、プログラム記憶領域はオペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどを記憶できる。なお、メモリ1302は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスを含んでもよい。入力装置1303は、入力された数字又は文字情報の受信、及びデータ処理デバイスのユーザ設置及び機能制御に関する信号入力の生成に用いられてもよい。
【0105】
具体的には、本実施例では、プロセッサ1301は、以下のような命令に従い、一つ又は一つ以上のアプリケーションプログラムのプログレスに対応する実行可能なファイルをメモリ1302にロードし、プロセッサ1301がメモリ1302に記憶されたアプリケーションプログラムを運行することによって、上記データ処理デバイスの様々な機能を実現する。
【0106】
本開示のいくつかの実施形態によれば、プロセッサによって実行されるときに、本開示のいずれかの実施形態に従ったデータ処理方法をプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
【0107】
説明すべきこととして、本明細書では、「第一の」と「第二の」などのような関連用語は、ただ一つのエンティティ又は操作を別のエンティティ又は操作と区別するために用いられるだけであり、必ずしもこれらのエンティティ又は操作間に任意のこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は示唆するわけではない。そして、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又は、このようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。それ以上の制限がない場合に、文章である「一つを含む……」によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器に別の同じ要素がさらに存在することを除外するものではない。
【0108】
上記は、当業者が本開示を理解又は実現できるように、本開示の具体的な実施の形態に過ぎない。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかであろう。本明細書に定義された一般的な原理は、本開示の精神又は範囲を逸脱することなく、他の実施例に実現されてもよい。そのため、本開示は、本明細書に記載のこれらの実施例に限定されるものではないが、本明細書に開示された原理と新規な特徴と一致する最も広い範囲に一致しなければならない。