(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-24
(45)【発行日】2025-01-08
(54)【発明の名称】切断装置及び駆動ホイール
(51)【国際特許分類】
B27B 17/08 20060101AFI20241225BHJP
B23D 57/02 20060101ALI20241225BHJP
F16G 13/04 20060101ALI20241225BHJP
【FI】
B27B17/08 A
B23D57/02
F16G13/04
(21)【出願番号】P 2023576046
(86)(22)【出願日】2022-06-07
(86)【国際出願番号】 AT2022060186
(87)【国際公開番号】W WO2022256852
(87)【国際公開日】2022-12-15
【審査請求日】2024-01-10
(32)【優先日】2021-06-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AT
(73)【特許権者】
【識別番号】523462206
【氏名又は名称】プリンツ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
(74)【代理人】
【識別番号】100069556
【氏名又は名称】江崎 光史
(74)【代理人】
【識別番号】100111486
【氏名又は名称】鍛冶澤 實
(74)【代理人】
【識別番号】100191835
【氏名又は名称】中村 真介
(74)【代理人】
【識別番号】100221981
【氏名又は名称】石田 大成
(74)【代理人】
【識別番号】100191938
【氏名又は名称】高原 昭典
(72)【発明者】
【氏名】フライトホフニック・インゴ
【審査官】石田 宏之
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第5303477(US,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/269673(US,A1)
【文献】特開2014-210339(JP,A)
【文献】実開昭49-150089(JP,U)
【文献】特開平9-70801(JP,A)
【文献】特開2010-159817(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B27B 17/08
B23D 57/02
F16G 13/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソーチェーン(13)と駆動ホイール(11)を有する切断装置(12)、特にチェーンソーであって、
・ソーチェーン(13)が、駆動リンク(16)と結合リンク(17)を有し、
・結合リンク(17)が、結合手段(18)、特にリベットによって駆動リンク(16)と結合され、
・駆動リンク(16)及び/又は結合リンク(17)に、切断物を切断するための、特に木又はプラスチックを細断するための切断装置(12)が設けられ、
・駆動ホイール(11)が、複数の駆動リンクマウント(6)を備え、
・それぞれの駆動リンク(16)の一部が、それぞれの駆動リンクマウント(6)と係合し、これにより、力が、駆動ホイール(11)から駆動リンク(16)に伝達可能であるものにおいて、
・駆動ホイール(11)が、複数の第1の種類のリンクマウント(2)を備えること、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、隆起として、特に歯として形成されていること、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、それぞれの結合リンク(17)と、特に嵌合式に係合していること、及び、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、力を駆動ホイール(11)からそれぞれの結合リンク(17)に伝達するために設定されていること、
を特徴とする切断装置(12)。
【請求項2】
第1の種類のリンクマウント(2)が、力伝達時に、それぞれの結合リンク(17)の外縁(19)の第1の領域、特に端部領域と係合していること、を特徴とする請求項1に記載の切断装置(12)。
【請求項3】
・複数の第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)に設けられていること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、隆起として、特に歯として形成されていること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれの結合リンク(17)と、特に嵌合式に係合していること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、結合リンク(17)をソーチェーン(13)の移動方向に移動させ、これにより、ソーチェーン(13)が駆動可能であるように設定されていること、
を特徴とする請求項
1に記載の切断装置(12)。
【請求項4】
・第2の種類のリンクマウント(3)は、この第2の種類のリンクマウントが力伝達時にそれぞれの結合リンク(17)の外縁(19)の第2の領域と係合しているように、駆動ホイール(11)に配置されていること、及び、
・必要に応じて、第2の種類のリンクマウント(3)は、この第2の種類のリンクマウントが必要に応じて力伝達時にそれぞれの結合リンク(17)の中心に作用するように、駆動ホイール(11)に配置されていること、
を特徴とする請求項
3に記載の切断装置(12)。
【請求項5】
・駆動ホイール(11)が、1つの駆動リンクディスク(5)と2つのリンクマウントディスク(1)を有すること、及び/又は、
・3つのディスク、特に駆動リンクディスク(5)とリンクマウントディスク(1)が、互いに同軸に配置されていること、及び/又は、
・駆動ホイール(11)の中心に配置されたディスク、特に駆動リンクディスク(5)に、駆動リンクマウント(6)が設けられていること、及び/又は、
・リンクマウントディスク(1)が、駆動リンクディスク(5)に、特に両側に配置されていること、及び/又は、
・リンクマウントディスク(1)に、第1の種類のリンクマウント(2)と必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が設けられていること、
を特徴とする請求項
3に記載の切断装置(12)。
【請求項6】
・駆動ホイール(11)が、2つのガイドディスク(4)を有すること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、駆動ホイール(11)の駆動リンクディスク(5)及びリンクマウントディスク(1)と同軸に配置されていること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、ソーチェーン(13)を特に水平に案内するために設定されていること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、3つのディスクに、特に両側に配置されていること、
を特徴とする、請求項
5に記載の切断装置(12)。
【請求項7】
・ガイドディスク(4)が、結合手段(18)を案内するための結合手段凹部を備えること、及び、
・必要に応じて、結合手段凹部が、駆動ホイール(11)からソーチェーン(13)、特に結合手段(18)に力を伝達するために形成されていること、
を特徴とする請求項6に記載の切断装置(12)。
【請求項8】
・駆動リンクディスク(5)が、切断装置(12)の駆動装置に結合、特に溶接されていること、及び、
・必要に応じて、他のディスク、特にリンクマウントディスク(1)及び/又はガイドディスク(4)が、好ましくはもっぱら、結合装置(20)、特にネジを介して、駆動リンクディスク(5)、特に駆動装置と結合されていること、を特徴とする請求項
6に記載の切断装置(12)。
【請求項9】
・駆動リンクマウント(6)が、駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)の周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)、特にリンクマウントディスク(1)の周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、を特徴とする請求項
5に記載の切断装置(12)。
【請求項10】
・駆動リンクマウント(6)、第1の種類のリンクマウント(2)及び/又は第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)及び/又はリンクマウントディスク(1)に対称に配置されていること、及び/又は、
・駆動リンクマウント(6)、第1の種類のリンクマウント(2)及び/又は第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)及び/又はリンクマウントディスク(1)に、互いに均等に離間して配置されていること、
を特徴とする請求項
5に記載の切断装置(12)。
【請求項11】
・駆動リンクマウント(6)が、それぞれ1つの駆動リンクスラスト面(7)を備え、駆動リンクスラスト面(7)が、力を駆動リンク(16)に伝達するために設定されていること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、それぞれ1つの第1の種類のリンクスラスト面(8)を備え、第1の種類のリンクスラスト面(8)が、力をそれぞれの結合リンク(17)に伝達するために設定されていること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれ1つの第2の種類のリンクスラスト面(9)を備え、第2の種類のリンクスラスト面(3)が、力をそれぞれの結合リンク(17)に伝達するために設定されていること、
を特徴とする請求項
3に記載の切断装置(12)。
【請求項12】
・駆動リンクマウント(6)が、駆動リンク(16)の高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と、必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、結合リンク(17)の高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、及び/又は、
・駆動リンクマウント(6)が、駆動リンクディスク(5)、特にその外縁(19)から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と、必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれのリンクマウントディスク(1)、特にその外縁(19)から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、
を特徴とする請求項
3に記載の切断装置(12)。
【請求項13】
・駆動リンクマウント(6)が、それぞれの駆動リンク(16)の外縁(19)、特に下縁から、それぞれの結合手段(17)の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と、必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれの結合リンク(17)の外縁(19)、特に下縁から、それぞれの結合手段(18)の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、を特徴とする請求項
3に記載の切断装置(12)。
【請求項14】
・駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)、リンクマウントディスク(1)及び/又はガイドディスク(4)が、50mm~150mmの範囲内、特に100mm~120mmの範囲内の直径を備えること、及び/又は、
・駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)、リンクマウントディスク(1)及び/又はガイドディスク(4)が、0.5mm~10mmの範囲内、特に1.0mm~5.0mmの範囲内の厚さを備えること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、駆動ホイール(11)の他のディスク、特に駆動リンクディスク(5)及び/又はリンクマウントディスク(1)と同じ直径を備えること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)は、ガイドディスク(4)が、駆動リンクディスク(5)、リンクマウントディスク(1)、駆動リンクマウント(6)、第1の種類のリンクマウント(2)及び/又は第2の種類のリンクマウント(3)から突出するか、これらのところで終わるように、形成されていること、を特徴とする請求項
5に記載の切断装置(12)。
【請求項15】
請求項1~14のいずれか1項に記載の切断装置(12)内で使用するために設定された駆動ホイール(11)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、独立請求項の前段部分による切断装置、特にチェーンソー及び関連する駆動ホイールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術から、そーチェーン用の駆動ホイールを有する多数のチェーンソーが知られている。例えば、駆動ホイールによって駆動リンクだけが駆動されるチェーンソーが知られている。しかしながら、このような切断装置における欠点は、ソーチェーンが、スイッチオンプロセス及び切断プロセス中に移動方向に対して垂直に振動することである。この振動により、ソーチェーンを前後運動させることができ、これにより、ソーチェーンは、伸ばされ、寿命が短縮される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服することである。特に、本発明の課題は、ソーチェーンの寿命が延長される切断装置を提供することである。本発明の課題は、特に、ソーチェーンの前後運動が防止及び/又は低減され、これにより、切断プロセスがよりスムーズである切断装置を提供することである。本発明の別の課題は、特にまた、切断装置用のこのような駆動ホイールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明による課題は、特に、独立請求項の特徴によって解決される。
【0005】
本発明は、特に、ソーチェーンと駆動ホイールを有する切断装置、特にチェーンソーに関する。
【0006】
好ましくは、ソーチェーンが、駆動リンクと結合リンクを有すること、が企図されている。
【0007】
好ましくは、結合リンクが、結合手段、特にリベットによって駆動リンクと結合されていること、が企図されている。
【0008】
好ましくは、駆動リンク及び/又は結合リンクに、切断物を切断するための、特に木又はプラスチックを細断するための切断装置が設けられていること、が企図されている。
【0009】
好ましくは、駆動ホイールが、複数の駆動リンクマウントを備え、必要に応じて、それぞれの駆動リンクの一部が、それぞれの駆動リンクマウントと係合し、これにより、力が、駆動ホイールから駆動リンクに伝達可能であること、が企図されている。
【0010】
好ましくは、駆動ホイールが、複数の第1の種類のリンクマウントを備えること、が企図されている。
【0011】
好ましくは、第1の種類のリンクマウントが、隆起として、特に隆起した歯として形成されていること、が企図されている。
【0012】
好ましくは、第1の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクと、特に嵌合式に係合していること、が企図されている。
【0013】
好ましくは、第1の種類のリンクマウントが、力を駆動ホイールからそれぞれの結合リンクに伝達するために設定されていること、が企図されている。
【0014】
好ましくは、第1の種類のリンクマウントは、結合リンクをソーチェーンの移動方向に移動させ、これにより、ソーチェーンが駆動可能であるように設定されている。
【0015】
ソーチェーンは、無端チェーンとして形成することができる。ソーチェーンは、2リンクチェーン又は3リンクチェーンとして形成することができる。
【0016】
好ましくは、結合リンクが、特に両側で、駆動リンクに隣接するように及び/又は重なるように配置されていること、が企図されている。
【0017】
ソーチェーンは、加工すべき材料の材料除去をするために形成することができる。
【0018】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、それぞれの駆動リンクの少なくとも一部を特に嵌合式に受け止めるために設定されていること、が企図されている。
【0019】
駆動リンクマウント及び/又は第1の種類のリンクマウントにより、必要に応じて、力が、駆動ホイールからソーチェーンに伝達可能である。
【0020】
好ましくは、駆動リンクマウントが、隆起として、特に隆起した歯として形成されていること、が企図されている。
【0021】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの少なくとも一部を受け止めるために設定されていること、が企図されている。
【0022】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントは、駆動ホイールと係合しているそれぞれの結合リンクの下縁から突出すること、が企図されている。
【0023】
第1の種類のリンクマウントは、それぞれの結合リンクのそれぞれの結合手段の方向に延在することができる。
【0024】
第1の種類のリンクマウントは、それぞれの結合リンクが第1の種類のリンクマウントと係合している時に、それぞれの結合リンクの下縁にわたってそれぞれの結合手段の方向に延在することができる。
【0025】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが結合リンク内まで延在すること、が企図されている。特に、第1の種類のリンクマウントは、駆動ホイールと結合されたそれぞれの結合リンク内まで延在することができる。
【0026】
隆起として形成された第1の種類のリンクマウントにより、駆動ホイールにソーチェーン用の、特に駆動リンクと結合リンク用のネストを形成することができ、これにより、ソーチェーンは、必要に応じて、力伝達時に固定可能及び/又は保持可能である。換言すれば、必要に応じて、駆動ホイールの本発明による形成によって、特にこのいわゆるネストによって、ソーチェーンの前後運動は防止及び/又は低減することができる。
【0027】
必要に応じて、駆動リンクマウントによって、第1の接触面が、ソーチェーン、特に駆動リンクと駆動ホイールとの間に形成されていること、が企図されている。
【0028】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントによって、それぞれ少なくとも1つの付加的な接触面が、ソーチェーン、特に駆動リンクと駆動ホイールとの間に形成されていること、が企図されている。これにより、伝達すべき力を分散し、従って結合手段への負荷を低減することができる。
【0029】
この発明の範囲内で、特に力伝達時に、ソーチェーンの少なくとも一部は、必要に応じて駆動ホイールと係合している。これにより、それぞれの駆動リンクがそれぞれの駆動リンクマウントと係合し、それぞれの結合リンクがそれぞれのリンクマウントと係合することもできる。
【0030】
換言すれば、必要に応じて、ソーチェーンの移動時に、ソーチェーンのそれぞれ一部が駆動ホイールと係合している。従って、ソーチェーンのこの部分に関連する駆動リンクが駆動リンクと係合し、結合リンクが結合リンクマウントと係合することもできる。
【0031】
ソーチェーンの一部、特に少なくとも1つの駆動リンク及び/又は少なくとも1つの結合リンクは、必要に応じて、駆動ホイール、特に少なくとも1つの駆動リンクマウント及び/又は少なくとも1つの結合リンクマウントと接触している。
【0032】
ソーチェーンの一部、特に少なくとも1つの駆動リンク及び/又は少なくとも1つの結合リンクは、必要に応じて、駆動ホイール、特に少なくとも1つの駆動リンクマウント及び/又は少なくとも1つの結合リンクマウントと係合している。
【0033】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、特にもっぱら、それぞれの駆動リンクと係合していること、が企図されている。
【0034】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、特にもっぱら、それぞれの結合リンクと係合していること、が企図されている。
【0035】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、力伝達時に、それぞれの結合リンクの外縁の第1の領域、特に端部領域と係合していること、が企図されている。
【0036】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの後縁に作用すること、が企図されている。
【0037】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクに歯車式に作用すること、が企図されている。
【0038】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクとの係合時に、それぞれの結合リンクの外縁、特に下縁に当接すること、が企図されている。
【0039】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、特にもっぱら、それぞれの結合リンクと係合していること、が企図されている。
【0040】
必要に応じて、複数の第2の種類のリンクマウントが、駆動ホイールに設けられていること、が企図されている。
【0041】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、隆起として、特に隆起した歯として形成されていること、が企図されている。
【0042】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクと、特に嵌合式に係合していること、が企図されている。
【0043】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、結合リンクをソーチェーンの移動方向に移動させ、これにより、ソーチェーンが駆動可能であるように設定されていること、が企図されている。
【0044】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの少なくとも一部を受け止めるために設定されていること、が企図されている。
【0045】
隆起として形成された第1及び第2の種類のリンクマウントにより、駆動ホイールに、ソーチェーン用の、特に結合リンク用のネストを形成することができ、これにより、ソーチェーンは、必要に応じて、力伝達時に固定可能及び/又は保持可能である。
【0046】
換言すれば、必要に応じて、駆動ホイールの本発明による形成によって、特にこのいわゆるネストによって、ソーチェーンの前後運動は防止及び/又は低減することができる。
【0047】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントの高さが、第2の種類のリンクマウントの高さよりも大きいこと、が企図されている。
【0048】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの、特に第1の領域から離間した外縁に作用すること、が企図されている。
【0049】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクとの係合時に、それぞれの結合リンクの外縁、特に下縁に当接すること、が企図されている。
【0050】
第1の種類のリンクマウントは、それぞれの結合リンクのそれぞれの結合手段の方向に延在することができる。
【0051】
特に、第1の種類のリンクマウントは、第2の種類のリンクマウントよりも大きく、それぞれの結合リンクのそれぞれの結合手段の方向に延在する。
【0052】
特に、第1の種類のリンクマウントは、第2の種類のリンクマウントよりも大きく、それぞれの結合リンクの下縁から突出する。
【0053】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントは、第2の種類のリンクマウントとは異なるように形成されている。
【0054】
特に、第1の種類のリンクマウントは、第2の種類のリンクマウントとは異なる隆起、特に歯を備える。
【0055】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウント(3)は、この第2の種類のリンクマウントが力伝達時にそれぞれの結合リンクの外縁の第2の領域と係合しているように、駆動ホイールに配置されていること、が企図されている。
【0056】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントは、この第2の種類のリンクマウントが力伝達時にそれぞれの結合リンクの中心に作用するように、駆動ホイールに配置されていること、が企図されている。
【0057】
特に、第1の種類のリンクマウントと第2の種類のリンクマウントは、これらリンクマウントが互いに離間してそれぞれの結合リンクと係合しているように配置されていること、が企図されている。
【0058】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、第1の種類のリンクマウントの間で駆動ホイールに配置されていること、が企図されている。
【0059】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウント及び/又は第2の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの2つの異なる領域に作用すること、が企図されている。
【0060】
特に、第1の種類のリンクマウント及び/又は第2の種類のリンクマウントは、それぞれの結合リンクの2つの異なる領域と係合することができる。
【0061】
必要に応じて、駆動ホイールが、1つの駆動リンクディスクと2つのリンクマウントディスクを有すること、が企図されている。
【0062】
必要に応じて、3つのディスク、特に駆動リンクディスクとリンクマウントディスクが、互いに同軸に配置されていること、が企図されている。
【0063】
必要に応じて、駆動ホイールの中心に配置されたディスク、特に駆動リンクディスクに、駆動リンクマウントが設けられていること、が企図されている。
【0064】
必要に応じて、リンクマウントディスクが、駆動リンクディスクに、特に両側に配置されていること、が企図されている。
【0065】
必要に応じて、リンクマウントディスクに、第1の種類のリンクマウントと必要に応じて第2の種類のリンクマウントが設けられていること、が企図されている。
【0066】
特に、駆動リンクマウントが、特にもっぱら駆動リンクディスクに配置されていること、が企図され得る。
【0067】
特に、第1の種類のリンクマウントと必要に応じて第2の種類のリンクマウントが、特にもっぱらリンクマウントディスクに配置されていること、が企図され得る。
【0068】
必要に応じて、リンクマウントディスクには、特にもっぱら、第1の種類のリンクマウントが設けられていること、が企図されている。
【0069】
必要に応じて、リンクマウントディスクには、特にもっぱら、第1の種類のリンクマウントと第2の種類のリンクマウントが設けられていること、が企図されている。
【0070】
必要に応じて、リンクマウントディスクが、少なくとも部分的に駆動リンクディスクから突出すること、が企図されている。
【0071】
特に、リンク収容ディスクは、駆動リンクマウントを横から制限するために設定することができる。
【0072】
駆動リンクディスクは、リンクマウントディスクの中心に配置することができる。更に、リンクマウントディスクは、それぞれ、駆動リンクディスクの右側および左側に配置することができる。
【0073】
必要に応じて、ドライブリンクディスクにリンクマウントディスクを配置することによって、駆動リンクマウントが横から制限される。
【0074】
必要に応じて、駆動ホイールが、付加的に2つのガイドディスクを有すること、が企図されている。
【0075】
必要に応じて、ガイドディスクが、駆動ホイールの駆動リンクディスク及びリンクマウントディスクと同軸に配置されていること、が企図されている。
【0076】
必要に応じて、ガイドディスクが、ソーチェーンを特に水平に案内するために設定されていること、が企図されている。
【0077】
必要に応じて、ガイドディスクが、3つのディスクに、特に両側に配置されていること、が企図されている。
【0078】
必要に応じて、ガイドディスクが、少なくとも部分的に駆動リンクディスク及び/又はリンクマウントディスクから突出すること、が企図されている。
【0079】
特に、ガイドディスクは、リンクマウントディスクを横から制限するために設定することができる。
【0080】
駆動リンクディスクは、リンクマウントディスクとガイドディスクの中心に配置することができる。更に、ガイドディスクは、それぞれ、リンクマウントディスクの自由側に配置することができる。
【0081】
必要に応じて、リンクマウントディスクにガイドディスクを配置することによって、第1の種類のリンクマウント及び/又は第2の種類のリンクマウントが横から制限される。
【0082】
必要に応じて、ガイドディスクが、結合手段を案内するための結合手段凹部を備えること、が企図されている。
【0083】
必要に応じて、結合手段凹部が、駆動ホイールからソーチェーン、特に前結合手段に力を伝達するために形成されていること、が企図されている。
【0084】
必要に応じて、駆動リンクディスクが、切断装置の駆動装置に結合、特に溶接されていること、が企図されている。
【0085】
必要に応じて、他のディスク、特にリンクマウントディスク及び/又はガイドディスクが、好ましくはもっぱら、結合装置、特にネジを介して、駆動リンクディスク、特に駆動装置と結合されていること、が企図されている。
【0086】
特に、リンクマウントディスクとガイドディスクが、特にもっぱら、駆動リンクディスクを介して駆動装置と結合されていること、が企図され得る。
【0087】
必要に応じて、特にもっぱら、駆動リンクディスクが、ドライブ装置と結合されていること、が企図されている。
【0088】
必要に応じて、特にもっぱら、駆動リンクディスクが、駆動装置によって駆動されること、が企図されている。
【0089】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、駆動ホイール、特に駆動リンクディスクの周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、が企図されている。
【0090】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、駆動ホイール、特にリンクマウントディスクの周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、が企図されている。
【0091】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、駆動ホイール、特にリンクマウントディスクの周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、が企図されている。
【0092】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、駆動ホイール、特に駆動リンクディスクに対称に配置されていること、が企図されている。
【0093】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウント(2)が、駆動ホイール、特にリンクマウントディスクに対称に配置されていること、が企図されている。
【0094】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、駆動ホイール、特にリンクマウントディスクに対称に配置されていること、が企図されている。
【0095】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、駆動ホイール、特に駆動リンクディスクに、互いに均等に離間して配置されていること、が企図されている。
【0096】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、駆動ホイール、特にリンクマウントディスクに、互いに均等に離間して配置されていること、が企図されている。
【0097】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、駆動ホイール、特にリンクマウントディスクに、互いに均等に離間して配置されていること、が企図されている。
【0098】
駆動リンクディスク及び/又はリンクマウントディスクは、歯車として、歯車状のディスクとして、成形されたディスクとして及び/又はホイール状に形成することができる。
【0099】
駆動リンクディスク、特に駆動リンクマウントは、駆動リンク、特に駆動リンクのプロファイルに対応することができる。
【0100】
リンクマウントディスク、特に第1の種類のリンクマウント及び必要に応じて第2の種類のリンクマウントは、結合リンク、特に結合リンクのプロファイルに対応することができる。
【0101】
必要に応じて、駆動リンクディスクにおける駆動リンクマウントが、リンクマウントディスクにおける第2の種類のリンクマウントに応じて、特に均等に分配されて配置されていること、が企図されている。
【0102】
必要に応じて、駆動リンクディスクへの駆動リンクマウントの配置が、リンクマウントディスクへの第2の種類のリンクマウントの配置に対応すること、が企図されている。
【0103】
特に、リンクマウントディスクは、第2の種類のリンクマウントが、駆動リンクマウントの両側に、特に直接的に配置及び/又は当接するように、駆動リンクディスクに配置されていること、が企図され得る。
【0104】
特に、第2の種類のリンクマウントは、駆動リンクマウントの側面に、特に直接的に当接及び/又は隣接することができる。
【0105】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、第2の種類のリンクマウントから突出すること、が企図されている。
【0106】
必要に応じて、リンク収容ディスクは、第1の種類のリンクマウントが駆動リンクマウントから離間して配置されているように、駆動リンクディスクに配置されていること、が企図されている。
【0107】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、駆動リンクマウントから突出すること、が企図されている。
【0108】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、それぞれ1つの駆動リンクスラスト面を備えること、が企図されている。
【0109】
必要に応じて、駆動リンクスラスト面が、力を駆動リンクに伝達するために設定されていること、が企図されている。
【0110】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれ1つの第1の種類のリンクスラスト面を備えること、が企図されている。
【0111】
必要に応じて、第1の種類のリンクスラスト面が、力をそれぞれの結合リンクに伝達するために設定されていること、が企図されている。
【0112】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれ1つの第2の種類のリンクスラスト面を備えること、が企図されている。
【0113】
必要に応じて、第2の種類のリンクスラスト面が、力をそれぞれの結合リンクに伝達するために設定されていること、が企図されている。
【0114】
必要に応じて、駆動リンクスラスト面が、駆動ホイールからソーチェーン、特に駆動リンクに力を伝達するための第1の接触面を構成すること、が企図されている。
【0115】
必要に応じて、第1の種類のリンクスラスト面が、駆動ホイールからソーチェーン、特に結合リンクに力を伝達するための2つの別の接触面を構成すること、が企図されている。
【0116】
必要に応じて、第2の種類のリンクスラスト面が、駆動ホイールからソーチェーン、特に結合リンクに力を伝達するための2つの別の接触面を構成すること、が企図されている。
【0117】
必要に応じて、リンクマウントディスク、特にリンクスラスト面によって、駆動ホイールからソーチェーン、特に結合リンクに力を伝達するために設定された4つの別の接触面が構成されていること、が企図されている。
【0118】
必要に応じて、駆動リンクマウント、特に駆動リンクマウントの隆起が、駆動リンクの高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、が企図されている。
【0119】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウント、特に第1の種類のリンクマウントの隆起が、結合リンクの高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、が企図されている。
【0120】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウント、特に第2の種類のリンクマウントの隆起が、結合リンクの高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、が企図されている。
【0121】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、それぞれの駆動リンクの外縁、特に下縁から、それぞれの結合手段の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、が企図されている。
【0122】
必要に応じて、駆動リンクマウントが、駆動リンクディスク、特に駆動リンクディスクの外縁から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、が企図されている。
【0123】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれのリンクマウントディスク、特にそれぞれのリンクマウントディスクの外縁から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、が企図されている。
【0124】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれのリンクマウントディスク、特にそれぞれのリンクマウントディスクの外縁から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、が企図されている。
【0125】
必要に応じて、第1の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの外縁、特に下縁から、それぞれの結合手段の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、が企図されている。
【0126】
必要に応じて、第2の種類のリンクマウントが、それぞれの結合リンクの外縁、特に下縁から、それぞれの結合手段の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、が企図されている。
【0127】
特に、駆動リンクマウントは、駆動リンクディスクから突出する。
【0128】
特に、第1の種類のリンクマウント及び/又は第2の種類のリンクマウントは、リンクマウントディスクから突出する。
【0129】
必要に応じて、駆動ホイール、特に駆動リンクディスク、リンクマウントディスク及び/又はガイドディスクが、50mm~150mmの範囲内、特に100mm~120mmの範囲内の直径を備えること、が企図されている。
【0130】
必要に応じて、駆動リンクディスクは、100mm~120mmの範囲内の直径、特に105mm、106mm、107mm、108mm、109mm又は110mmの直径を備える。
【0131】
必要に応じて、リンクマウントディスクは、100mm~120mmの範囲内の直径、特に110mm、111mm、112mm、113mm、114mm又は115mmの直径を備える。
【0132】
必要に応じて、ガイドディスクは、100mm~120mmの範囲内の直径、特に110mm、111mm、112mm、113mm、114mm又は115mmの直径を備える。
【0133】
必要に応じて、駆動ホイール、特に駆動リンクディスク、リンクマウントディスク及び/又はガイドディスクが、0.5mm~10mmの範囲内、特に1.0mm~5.0mmの範囲内の厚さを備えること、が企図されている。
【0134】
必要に応じて、駆動リンクディスクは、1.0mm~4.5mmの範囲内の厚さ、特に3.5mmの厚さを備える。
【0135】
必要に応じて、リンクマウントディスクは、0.5mm~10mmの範囲内、特に1.0mm~4.5mmの範囲内の厚さ、特に1.055mm又は4.25mmの厚さを備える。
【0136】
必要に応じて、ガイドディスクは、1.0mm~5.0mmの範囲内の厚さ、特に5.0mmの厚さを備える。
【0137】
必要に応じて、ガイドディスクが、駆動ホイールの他のディスク、特に駆動リンクディスク及び/又はリンクマウントディスクと同じ直径を備えること、が企図されている。
【0138】
必要に応じて、ガイドディスクは、ガイドディスクが、駆動リンクディスク及び/又はリンクマウントディスクから突出するか、これらディスクで終わるように、形成されていること、が企図されている。
【0139】
必要に応じて、ガイドディスクは、ガイドディスクが、リンクマウントディスク、駆動リンクマウント、第1の種類のリンクマウント及び/又は第2の種類のリンクマウントから突出するか、これらディスクで終わるように、形成されていること、が企図されている。
【0140】
特に、本発明は、本発明による切断装置内で使用するために設定された駆動ホイールに関する。
【0141】
駆動ホイールは、必要に応じて、駆動装置からソーチェーン力を伝達するために設定することができる。
【0142】
駆動ホイールは、説明した全ての特徴を、単独で又は任意に組み合わせて備えることができる。
【0143】
駆動ホイールは、複数の駆動リンクマウントを備えることができる。特に、駆動リンクマウントは、それぞれの駆動リンクの一部がそれぞれの駆動リンクマウントと係合しているように形成することができるので、力が、駆動ホイールから駆動リンクに伝達可能である。
【0144】
駆動ホイールは、複数の第1の種類のリンクマウントを、駆動ホイールから結合リンクに力を伝達するために備えることができる。
【0145】
駆動ホイールの第1の種類のリンクマウントは、隆起として、特に隆起した歯として形成することができる。
【0146】
駆動ホイールの第1の種類のリンクマウントは、それぞれの結合リンクと係合することができる。
【0147】
第1の種類のリンクマウントは、結合リンクをソーチェーンの方向に移動させ、これにより、ソーチェーンが駆動可能であるように設定されている。
【0148】
本発明による切断装置の場合、ソーチェーンの駆動時、特に力を伝達するため、駆動リンクが、駆動リンクマウントと接触し、結合リンクが、第1の種類のリンクマウントと必要に応じて第2の種類のリンクマウントと接触する。
【0149】
特に、ソーチェーンが、駆動リンクマウント、第1の種類のリンクマウント及び必要に応じて第2の種類のリンクマウントと、特に同時に係合していること、が企図され得る。
【0150】
必要に応じて、駆動ホイールが、多角形効果を回避及び/又は低減するために設定されていること、が企図されている。
【0151】
別の本発明による特徴は、必要に応じて、特許請求の範囲、実施例の説明及び図からわかる。
【0152】
本発明を、模範的、非排他的及び/又は非限定的な実施例を使用して更に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0153】
【
図1】本発明による切断装置の第1の実施形態の概略図
【
図2】本発明による駆動ホイールの駆動リンクディスクの第1の実施形態の概略図(
図2a、
図2b)
【
図3】本発明による駆動ホイールのリンクマウントディスクの第1の実施形態の概略図
【
図4】本発明による駆動ホイールのリンクマウントディスクの第2及び第3の実施形態の概略図(
図4a、
図4b、
図4c)
【
図5】本発明による駆動ホイールのガイドディスクの第1の実施形態の概略図
【
図6】本発明による駆動ホイールの第1の実施形態の概略3次元図(
図6a、
図6b)
【
図7】本発明による駆動ホイールの第2の実施形態の概略3次元図(
図7a、
図7b)
【
図8】本発明による駆動ホイールの第3の実施形態の概略3次元図(
図8a、
図8b)
【発明を実施するための形態】
【0154】
特に明記しない限り、符号は、以下の構成要素に対応する:リンクマウントディスク1、第1の種類のリンクマウント2、第2の種類のリンクマウント3、ガイド日スク4、駆動リンクディスク5、駆動リンクマウント6、駆動リンクスラスト面7、第1の種類のリンクスラスト面8、第2の種類のリンクスラスト面9、回転方向10、駆動ホイール11、切断装置12、ソーチェーン13、第1の転向点14、第2の転向点15、駆動リンク16、結合リンク17、結合手段18、外縁19及び結合装置20。
【0155】
図1は、本発明による切断装置12の第1の実施形態の概略図を側面図で示す。
【0156】
本発明による切断装置12、特にチェーンソーは、ソーチェーン13と駆動ホイール11を有する。
【0157】
ソーチェーン13は、駆動リンク16と結合リンク17を有する。ソーチェーン13は、この実施形態によれば、無端チェーンとして形成されている。
【0158】
結合リンク17は、駆動リンク16に隣接して、特に両側に配置されている。
【0159】
結合リンク17は、結合手段18、特にリベットによって駆動リンク16に結合されている。
【0160】
駆動リンク16には、切断物を切断するための、特に木又はプラスチックを細断するための切断装置12が設けられている。
【0161】
ソーチェーン13は、第1の転向点14から第2の転向点15まで延在する。
【0162】
駆動ホイール11は、ソーチェーン13に力を伝達するために設定されている。
【0163】
ソーチェーン13の一部、特に少なくとも1つの駆動リンク16と少なくとも1つの結合リンク17は、駆動ホイール11と接触している。
【0164】
ソーチェーン13の一部、特に少なくとも1つの駆動リンク16と少なくとも1つの結合リンク17は、駆動ホイール11と係合している。
【0165】
駆動ホイール11は、この実施形態によれば、複数の駆動リンクマウント6と複数の第1の種類のリンクマウント2を備える。
【0166】
図2a及び
図2bは、本発明による切断装置12の駆動ホイール11の駆動リンクディスク5の第1の実施形態の概略図を側面図で示す。
図2a及び
図2bによる実施形態の特徴は、好ましくは、
図1による実施形態の特徴と一致し得る。
【0167】
図2bでは、良好な理解のため、駆動リンクディスク5のそれぞれの駆動リンクマウント6と係合しているソーチェーン13の一部が示されている。
【0168】
駆動リンクマウント6を有する駆動リンクディスク5は、約106mmの直径を備える。
【0169】
駆動リンクディスク5は、約3.5mmの厚さを備える。
【0170】
駆動リンクマウント6は、隆起として、特に隆起下歯として形成されている。
【0171】
更に、それぞれの駆動リンク16の一部は、それぞれの駆動リンクマウント6と係合しているので、力が、駆動ホイール11から駆動リンク16に伝達可能である。
【0172】
駆動リンクマウント6は、駆動ホイール11、特に駆動リンクディスク5の周囲に、特に均等に分配されて設けられている。
【0173】
駆動リンクマウント6は、更に、駆動ホイール11、特に駆動リンクディスク5に、互いに均等に離間して配置されている。
【0174】
更に、駆動リンクマウント6は、それぞれ1つの駆動リンクスラスト面7を備える。駆動リンクスラスト面7は、力を駆動リンク16に伝達し、従ってソーチェーン13を駆動するために設定されている。
【0175】
駆動リンクマウント6は、駆動リンクディスク5から突出する。
【0176】
この実施形態によれば、駆動リンクマウント6は、駆動リンクディスク5、特にその外縁19から約10mmだけ突出する。
【0177】
図3は、本発明による切断装置12の駆動ホイール11のリンクマウントディスク1の第1の実施形態の概略図を側面図で示す。
図3による実施形態の特徴は、好ましくは、
図1、
図2a及び/又は
図2bによる実施形態の特徴と一致し得る。
【0178】
第1の種類のリンクマウント2を有するリンクマウントディスク1は、約112mmの直径を備える。
【0179】
リンクマウントディスク1は、約4.25mmの厚さを備える。
【0180】
第1の種類のリンクマウント2は、隆起として、特に隆起した歯として形成されている。
【0181】
第1の種類のリンクマウント2は、それぞれの結合リンク17と係合している。
【0182】
第1の種類のリンクマウント2は、力を駆動ホイール11からそれぞれの結合リンク17に伝達するために設定されている。これにより、ソーチェーン13を駆動もしくは移動させることができる。
【0183】
この実施形態によれば、リンクマウントディスク1には、第1の種類のリンクマウント2だけが設けられている。
【0184】
第1の種類のリンクマウント2は、力伝達時に、それぞれの結合リンク17の外縁19の第1の領域、特に端部領域と係合している。
【0185】
この実施形態によれば、第1の種類のリンクマウント2は、駆動ホイール11、特にリンクマウントディスクの周囲に、特に均等に分配されて設けられている。
【0186】
この実施形態によれば、第1の種類のリンクマウント2は、駆動ホイール11、特にリンクマウントディスク1に、互いに均等に離間して配置されている。
【0187】
第1の種類のリンクマウント2は、それぞれ1つの第1の種類のリンクスラスト面8を備え、第1の種類のリンクスラスト面8は、力をそれぞれの結合リンク17に伝達するために設定されている。
【0188】
この実施形態によれば、リンクマウント2,3は、リンクマウントディスク1に突出するように配置されている。
【0189】
第1の種類のリンクマウント2は、それぞれのリンクマウントディスク1、特にその外縁19から約6mmだけ突出する。
【0190】
図4a、
図4b及び
図4cは、本発明による切断装置12の駆動ホイール11のリンクマウントディスク1の第2及び第3の実施形態の概略図を側面図で示す。
図4a、
図4b及び
図4cによる実施形態の特徴は、好ましくは、
図1、
図2a、
図2b及び/又は
図3による実施形態の特徴と一致し得る。
【0191】
図4bでは、良好な理解のために、第1の種類のそれぞれのリンクマウント2及び第2の種類のそれぞれのリンクマウント3と係合しているソーチェーン13の一部が示されている。
【0192】
この実施形態によれば、複数の第2の種類のリンクマウント3が、駆動ホイール11、特にリンクマウントディスク1に設けられている。
【0193】
第2の種類のリンクマウント3は、隆起として、特に隆起した歯として形成されている。
【0194】
第2の種類のリンクマウント3は、それぞれの結合リンク17と係合している。
【0195】
更に、第2種類のリンクマウント3は、結合リンク17をソーチェーン13の移動方向に移動させ、これにより、ソーチェーン13が駆動可能であるように設定されている。
【0196】
この実施形態によれば、第2の種類のリンクマウント3は、この第2の種類のリンクマウントが力伝達時にそれぞれの結合リンク17の外縁19の第2の領域と係合しているように形成されている。
【0197】
特に、第2の種類のリンクマウント3は、この第2の種類のリンクマウントが力伝達時にそれぞれの結合リンク17の中心に作用するように形成されている。
【0198】
この実施形態によれば、第1の種類のリンクマウント2及び第2の種類のリンクマウント3は、駆動ホイール11、特にリンクマウントディスク1の円周に、特に均等に分配されて設けられている。
【0199】
特に、第1の種類のリンクマウント2及び第2の種類のリンクマウント3は、駆動ホイール11、特に駆動リンクディスク5及び/又はリンクマウントディスク1に、互いに均等に離間して配置されている。
【0200】
この実施形態によれば、第2の種類のリンクマウント3は、それぞれ1つの第2の種類のリンクスラスト面9を備え、第2の種類のリンクスラスト面9は、力をそれぞれの結合リンク17に伝達するために設定されている。
【0201】
第1の種類のリンクマウント2と第2の種類のリンクマウント3の両方が、リンクマウントディスク1に突出するように配置されている。
【0202】
第1の種類のリンクマウント2は、それぞれのリンクマウントディスク1、特にその外縁19から約6mmだけ突出する。
【0203】
第2の種類のリンクマウント3は、それぞれのリンクマウントディスク1、特にその外縁19から約2mmだけ突出する。
【0204】
図5は、本発明による切断装置12の駆動ホイール11のガイドディスク4の第1の実施形態の概略図を側面図で示す。
図5による実施形態の特徴は、好ましくは、
図1、
図2a、
図2b、
図3、
図4a、
図4b及び/又は
図4cによる実施形態の特徴と一致し得る。
【0205】
ガイドディスク4は、約112mmの直径を備える。
【0206】
ガイドディスク4は、約4.25mmの厚さを備える。
【0207】
この実施形態によれば、ガイドディスク4は、ソーチェーン13を特に水平に案内するために設定されている。
【0208】
ガイドディスク4は、結合手段18を案内するための結合手段凹部を備え、これら結合手段凹部は、良好な明瞭さのために図示されていない。
【0209】
更に、結合手段凹部は、駆動ホイール11からソーチェーン13、特に結合手段18に力を伝達するために形成されている。
【0210】
図6a及び
図6bは、本発明による切断装置12の駆動ホイール11の第1の実施形態の概略3次元図を示す。
図6a及び
図6bによる実施形態の特徴は、好ましくは、
図1、
図2a、
図2b、
図3、
図4a、
図4b、
図4c及び/又は
図5による実施形態の特徴と一致し得る。
【0211】
図6bには、本発明による駆動ホイール11が、分解図で示されている。
【0212】
駆動ホイール11は、1つの駆動リンクディスク5と、2つのリンクマウントディスク1とを備え、3つのディスクは、互いに同軸に配置されている。
【0213】
駆動ホイール11の中心に配置されたディスク、特に駆動リンクディスク5に、駆動リンクマウント6が設けられている。
【0214】
リンクマウントディスク1は、駆動リンクディスク5の両側に配置されている。
【0215】
更に、リンクマウントディスク1には、第1の種類のリンクマウント2及び第2の種類のリンクマウント3が設けられている。
【0216】
この実施形態によれば、駆動ホイール11は、付加的に2つのガイドディスク4を有する。
【0217】
ガイドディスク4は、駆動ホイール11の駆動リンクディスク5及びリンクマウントディスク1と同軸に配置されている。
【0218】
ガイドディスク4は、それぞれ、リンクマウントディスク1の自由側に配置されている。
【0219】
この実施形態による駆動リンクディスク5は、特に
図2の駆動リンクディスク5のように形成することができる。
【0220】
この実施形態によるリンクマウントディスク1は、特に、
図4a及び/又は
図4bのリンクマウントディスク1のように形成することができる。
【0221】
この実施形態によるガイドディスク4は、特に、
図5のガイドディスク4のように形成することができる。
【0222】
この実施形態によれば、駆動リンクディスク5は、切断装置12の駆動装置と結合、特に溶接されている。
【0223】
駆動ホイール11の他のディスクは、駆動リンクディスク5、特に駆動装置と、好ましくはもっぱら、接続装置20、特にネジを介して結合されている。
【0224】
ガイドディスク4は、この実施形態によれば、ガイドディスク4が駆動リンクマウント6及び第1の種類のリンクマウント2から突出するように形成されている。
【0225】
この実施形態によれば、ガイドディスク4は、ガイドディスク4が第2の種類のリンクマウント3及び駆動リンクマウント6から突出し、第1の種類のリンクマウント2で、特に面一で終わるように形成されている。
【0226】
【0227】
図7bには、本発明による駆動ホイール11が、分解図で示されている。
【0228】
駆動リンクディスク5は、この実施形態によれば、特に
図2の駆動リンクディスク5のように形成することができる。
【0229】
リンクマウントディスク1は、この実施形態によれば、特に
図4cのリンクマウントディスク1のように設計することができる。
【0230】
【0231】
図8bには、本発明による駆動ホイール11が、分解図で示されている。
【0232】
駆動リンクディスク5は、この実施形態によれば、特に
図2の駆動リンクディスク5のように形成することができる。
【0233】
リンクマウントディスク1は、この実施の形態によれば、特に
図3のリンクマウントディスク1のように形成することができる。この実施形態によれば、リンクマウントディスク1には、第1の種類のリンクマウント2だけが設けられている。
【0234】
この模範的な構成により、本発明による効果が達成され得る。
【0235】
本発明の保護範囲は、図示した実施形態に限定されず、後続の特許請求の範囲による任意の切断装置12及び任意の駆動ホイール11を含む。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る。
1.
ソーチェーン(13)と駆動ホイール(11)を有する切断装置(12)、特にチェーンソーであって、
・ソーチェーン(13)が、駆動リンク(16)と結合リンク(17)を有し、
・結合リンク(17)が、結合手段(18)、特にリベットによって駆動リンク(16)と結合され、
・駆動リンク(16)及び/又は結合リンク(17)に、切断物を切断するための、特に木又はプラスチックを細断するための切断装置(12)が設けられ、
・駆動ホイール(11)が、複数の駆動リンクマウント(6)を備え、
・それぞれの駆動リンク(16)の一部が、それぞれの駆動リンクマウント(6)と係合し、これにより、力が、駆動ホイール(11)から駆動リンク(16)に伝達可能であるものにおいて、
・駆動ホイール(11)が、複数の第1の種類のリンクマウント(2)を備えること、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、隆起として、特に歯として形成されていること、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、それぞれの結合リンク(17)と、特に嵌合式に係合していること、及び、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、力を駆動ホイール(11)からそれぞれの結合リンク(17)に伝達するために設定されていること、
を特徴とする切断装置(12)。
2.
第1の種類のリンクマウント(2)が、力伝達時に、それぞれの結合リンク(17)の外縁(19)の第1の領域、特に端部領域と係合していること、を特徴とする上記1に記載の切断装置(12)。
3.
・複数の第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)に設けられていること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、隆起として、特に歯として形成されていること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれの結合リンク(17)と、特に嵌合式に係合していること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、結合リンク(17)をソーチェーン(13)の移動方向に移動させ、これにより、ソーチェーン(13)が駆動可能であるように設定されていること、
を特徴とする上記1又は2に記載の切断装置(12)。
4.
・第2の種類のリンクマウント(3)は、この第2の種類のリンクマウントが力伝達時にそれぞれの結合リンク(17)の外縁(19)の第2の領域と係合しているように、駆動ホイール(11)に配置されていること、及び、
・必要に応じて、第2の種類のリンクマウント(3)は、この第2の種類のリンクマウントが必要に応じて力伝達時にそれぞれの結合リンク(17)の中心に作用するように、駆動ホイール(11)に配置されていること、
を特徴とする上記1~3のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
5.
・駆動ホイール(11)が、1つの駆動リンクディスク(5)と2つのリンクマウントディスク(1)を有すること、及び/又は、
・3つのディスク、特に駆動リンクディスク(5)とリンクマウントディスク(1)が、互いに同軸に配置されていること、及び/又は、
・駆動ホイール(11)の中心に配置されたディスク、特に駆動リンクディスク(5)に、駆動リンクマウント(6)が設けられていること、及び/又は、
・リンクマウントディスク(1)が、駆動リンクディスク(5)に、特に両側に配置されていること、及び/又は、
・リンクマウントディスク(1)に、第1の種類のリンクマウント(2)と必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が設けられていること、
を特徴とする上記1~4のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
6.
・駆動ホイール(11)が、2つのガイドディスク(4)を有すること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、駆動ホイール(11)の駆動リンクディスク(5)及びリンクマウントディスク(1)と同軸に配置されていること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、ソーチェーン(13)を特に水平に案内するために設定されていること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、3つのディスクに、特に両側に配置されていること、
を特徴とする、上記1~5のいずれか一つに記載の切断装置(12)。
7.
・ガイドディスク(4)が、結合手段(18)を案内するための結合手段凹部を備えること、及び、
・必要に応じて、結合手段凹部が、駆動ホイール(11)からソーチェーン(13)、特に結合手段(18)に力を伝達するために形成されていること、
を特徴とする上記6に記載の切断装置(12)。
8.
・駆動リンクディスク(5)が、切断装置(12)の駆動装置に結合、特に溶接されていること、及び、
・必要に応じて、他のディスク、特にリンクマウントディスク(1)及び/又はガイドディスク(4)が、好ましくはもっぱら、結合装置(20)、特にネジを介して、駆動リンクディスク(5)、特に駆動装置と結合されていること、を特徴とする上記5~7のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
9.
・駆動リンクマウント(6)が、駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)の周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)、特にリンクマウントディスク(1)の周囲に、特に均等に分配されて設けられていること、を特徴とする上記1~8のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
10.
・駆動リンクマウント(6)、第1の種類のリンクマウント(2)及び/又は第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)及び/又はリンクマウントディスク(1)に対称に配置されていること、及び/又は、
・駆動リンクマウント(6)、第1の種類のリンクマウント(2)及び/又は第2の種類のリンクマウント(3)が、駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)及び/又はリンクマウントディスク(1)に、互いに均等に離間して配置されていること、
を特徴とする上記1~9のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
11.
・駆動リンクマウント(6)が、それぞれ1つの駆動リンクスラスト面(7)を備え、駆動リンクスラスト面(7)が、力を駆動リンク(16)に伝達するために設定されていること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)が、それぞれ1つの第1の種類のリンクスラスト面(8)を備え、第1の種類のリンクスラスト面(8)が、力をそれぞれの結合リンク(17)に伝達するために設定されていること、及び/又は、
・第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれ1つの第2の種類のリンクスラスト面(9)を備え、第2の種類のリンクスラスト面(3)が、力をそれぞれの結合リンク(17)に伝達するために設定されていること、
を特徴とする上記1~10のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
12.
・駆動リンクマウント(6)が、駆動リンク(16)の高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と、必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、結合リンク(17)の高さの10%~50%の範囲内の、特に10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%の高さを備えること、及び/又は、
・駆動リンクマウント(6)が、駆動リンクディスク(5)、特にその外縁(19)から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と、必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれのリンクマウントディスク(1)、特にその外縁(19)から、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、
を特徴とする上記1~11のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
13.
・駆動リンクマウント(6)が、それぞれの駆動リンク(16)の外縁(19)、特に下縁から、それぞれの結合手段(17)の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、及び/又は、
・第1の種類のリンクマウント(2)と、必要に応じて第2の種類のリンクマウント(3)が、それぞれの結合リンク(17)の外縁(19)、特に下縁から、それぞれの結合手段(18)の方向に、1mm~10mmの範囲、特に1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ突出すること、を特徴とする上記1~12のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
14.
・駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)、リンクマウントディスク(1)及び/又はガイドディスク(4)が、50mm~150mmの範囲内、特に100mm~120mmの範囲内の直径を備えること、及び/又は、
・駆動ホイール(11)、特に駆動リンクディスク(5)、リンクマウントディスク(1)及び/又はガイドディスク(4)が、0.5mm~10mmの範囲内、特に1.0mm~5.0mmの範囲内の厚さを備えること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)が、駆動ホイール(11)の他のディスク、特に駆動リンクディスク(5)及び/又はリンクマウントディスク(1)と同じ直径を備えること、及び/又は、
・ガイドディスク(4)は、ガイドディスク(4)が、駆動リンクディスク(5)、リンクマウントディスク(1)、駆動リンクマウント(6)、第1の種類のリンクマウント(2)及び/又は第2の種類のリンクマウント(3)から突出するか、これらのところで終わるように、形成されていること、を特徴とする上記1~13のいずれか1つに記載の切断装置(12)。
15.
上記1~14のいずれか1つに記載の切断装置(12)内で使用するために設定された駆動ホイール(11)。