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特許7611328材料発注支援システム、材料発注支援装置、および材料発注支援方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-25
(45)【発行日】2025-01-09
(54)【発明の名称】材料発注支援システム、材料発注支援装置、および材料発注支援方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/08 20120101AFI20241226BHJP
   G06Q 30/0601 20230101ALI20241226BHJP
【FI】
G06Q50/08
G06Q30/0601
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2023148584
(22)【出願日】2023-09-13
【審査請求日】2023-10-11
(73)【特許権者】
【識別番号】523350671
【氏名又は名称】株式会社TSReform
(74)【代理人】
【識別番号】100135781
【弁理士】
【氏名又は名称】西原 広徳
(74)【代理人】
【識別番号】100217227
【弁理士】
【氏名又は名称】野呂 亮仁
(72)【発明者】
【氏名】斉藤 剛
【審査官】松浦 かおり
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-242923(JP,A)
【文献】特開2022-091215(JP,A)
【文献】特開2017-091015(JP,A)
【文献】特開2000-163497(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物の施工に係る仕様を設定するための仕様設定部と、
前記施工に係る施工数量の入力を受け付ける施工数量入力部と、
前記仕様および前記施工数量に基づいて前記施工に必要な建築材料の必要数量を算出する材料算出部と、
前記建築材料の前記必要数量および前記必要数量に基づいた施工のイメージ画像を含有する算出結果を表示する算出結果表示部と、
前記材料算出部で算出された前記算出結果に基づいて建築材料を外部に発注する発注部とを備え、
前記材料算出部は、前記仕様または前記施工数量が変更された場合に、前記必要数量を再計算し、
前記イメージ画像は、前記必要数量が変更された場合に、当該必要数量の変化に応じて画像の内容が変化し、
前記イメージ画像には、前記必要数量を算出するための項目毎の数量を示す文字情報が表示されていることを特徴とする
材料発注支援システム。
【請求項2】
前記算出結果表示部は、前記仕様および前記施工数量が入力された後に、前記イメージ画像を表示することを特徴とする
請求項1記載の材料発注支援システム。
【請求項3】
発注者における建築材料の在庫数量を記憶する在庫記憶部をさらに備え、
前記材料算出部は、前記仕様および前記施工数量に基づいて算出された数量から在庫数量を減算した数量を必要数量とし、
必要数量の算出において在庫数量による減算を適用するかどうかを切り替える自動減算切替手段をさらに備えた
請求項2記載の材料発注支援システム。
【請求項4】
建築物の施工に係る仕様を設定するための仕様設定部と、
前記施工に係る施工数量の入力を受け付ける施工数量入力部と、
前記仕様および前記施工数量に基づいて前記施工に必要な建築材料の必要数量を算出する材料算出部と、
前記建築材料の前記必要数量および前記必要数量に基づいた施工のイメージ画像を含有する算出結果を表示する算出結果表示部と、
前記材料算出部で算出された前記算出結果に基づいて建築材料を外部に発注する発注部とを備え、
前記材料算出部は、前記仕様および前記施工数量が変更された場合に、前記必要数量を再計算し、
前記イメージ画像は、前記必要数量が変更された場合に、当該必要数量の変化に応じて画像の内容が変化し、
前記イメージ画像には、前記必要数量を算出するための項目毎の数量を示す文字情報が表示されていることを特徴とする
材料発注支援装置。
【請求項5】
建築物の施工に係る仕様を設定し、
前記施工に係る施工数量の入力を受け付け、
前記仕様および前記施工数量に基づいて前記施工に必要な建築材料の必要数量を算出し、
前記建築材料の前記必要数量および前記必要数量に基づいた施工のイメージ画像を含有する算出結果を表示し、
前記仕様または前記施工数量が変更された場合に、前記必要数量を再計算し、
前記イメージ画像は、前記必要数量が変更された場合に、当該必要数量の変化に応じて画像の内容が変化し、
前記イメージ画像に、前記必要数量を算出するための項目毎の数量を示す文字情報を表示し、
算出された前記算出結果に基づいて建築材料を外部に発注する
材料発注支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、たとえば、建築物の材料を発注するための、材料発注支援システム、材料発注支援装置、および材料発注支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建築物の塗装費用の見積額を生成することができる塗装見積システムが提案されている(特許文献1参照)。この従来技術のシステムでは、塗装見積サーバが、見積対象の建築物の延べ床面積を含む見積必要情報をユーザ装置から受信し、その延べ床面積に基づいて、塗装面積を推定し、推定した塗装面積に基づいて、塗装費用の見積額を算出し、その見積額を含む情報をユーザ装置に対して送信する。
【0003】
しなしながら、従来技術では、見積に必要な情報(発注内容)に対する見積金額を確認することができるだけであり、見積に必要な情報の内容が適切かどうか、すなわち発注内容が適切かどうかについては確認しにくく、利便性の観点で改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-84879号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、上述の問題に鑑みて、建築材料を発注する際の発注者の利便性を向上させることができる、材料発注支援システム、材料発注支援装置、および材料発注支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、建築物の施工に係る仕様を設定するための仕様設定部と、前記施工に係る施工数量の入力を受け付ける施工数量入力部と、前記仕様および前記施工数量に基づいて前記施工に必要な建築材料の必要数量を算出する材料算出部と、前記建築材料の前記必要数量および前記必要数量に基づいた施工のイメージ画像を含有する算出結果を表示する算出結果表示部と、前記材料算出部で算出された前記算出結果に基づいて建築材料を外部に発注する発注部とを備え、前記材料算出部は、前記仕様または前記施工数量が変更された場合に、前記必要数量を再計算し、前記イメージ画像は、前記必要数量が変更された場合に、当該必要数量の変化に応じて画像の内容が変化する材料発注支援システム、材料発注支援装置、および材料発注支援方法であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
この発明により、建築材料を発注する際の発注者の利便性を向上させることができる、材料発注支援システム、材料発注支援装置、および材料発注支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の材料発注支援システムの構成の一例を示す説明図。
図2】数量入力画面の一形態の画面構成の説明図。
図3】仕様選択画面の一形態の画面構成の説明図。
図4】設定画面の一形態の画面構成の説明図。
図5】計算結果画面の一形態の画面構成の説明図。
図6】積算リスト画面の一形態の画面構成の説明図。
図7】合計数量画面の一形態の画面構成の説明図。
図8】合計材料費画面の一形態の画面構成の説明図。
図9】数量調整画面の一形態の画面構成の説明図。
図10】注文画面の一形態の画面構成の説明図。
図11】計算結果画面の画面構成の一例を示す説明図。
図12】計算結果画面の画面構成の他の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
<システム構成>
【0010】
図1は、材料発注支援システム1のシステム構成の一例を示すブロック図である。本発明の材料発注支援システム1は、建築物の塗装工事・シーリング工事・防水工事等の工事の施工に係る材料(建築材料)を発注するためのシステムである。
【0011】
本発明の材料発注支援システム1で取り扱われる建築材料は、一般的に建築物の施工に用いられるものであれば特に限定されない。たとえば、本発明に適用可能な建築材料としては、建築物の外壁などを塗装する塗装工事の施工に係る塗装材料、建築物の壁の構成材(たとえば外壁ボード)の間の隙間を埋めるシーリング工事の施工に係るシーリング材料、建築物の雨にさらされる場所(屋上、屋根、ベランダ)において降雨水を遮断し、漏水を防ぐことを目的とする防水工事の施工に係る防水材料などがある。
【0012】
図1に示すように、材料発注支援システム1は、管理サーバ2、複数の発注側端末3、および複数の受注側端末4を含み、管理サーバ2、複数の発注側端末3のそれぞれ、および複数の受注側端末4のそれぞれは、インターネットのような通信回線(ネットワーク)5に接続される。本実施形態では、管理サーバ2、複数の発注側端末3のそれぞれ、および複数の受注側端末4のそれぞれは、ネットワーク5を介して相互に通信可能である。
【0013】
管理サーバ2は、材料発注支援システム1における各種データを管理するためのサーバである。発注側端末3は、建築材料を発注する(建築工事を施工する)発注者において使用される端末である。受注側端末4は、建築材料の発注を受ける(建築材料を販売している)受注者において使用される端末である。
【0014】
管理サーバ2は、汎用のサーバコンピュータで構成されている。なお、管理サーバ2は、1台のサーバコンピュータで構成されてもよいし、複数のサーバコンピュータで構成されてもよい。また、管理サーバ2の一部または全部がクラウドサーバであってもよい。
【0015】
発注側端末3および受注側端末4は、タブレットPC、デスクトップPC、ノート(ラップトップ)PCまたは携帯端末(たとえばスマートフォン)などの汎用のコンピュータ(端末)で構成される。なお、管理サーバ2、発注側端末3および受注側端末4のそれぞれは、材料発注サービスのアプリケーション(材料発注アプリ)を実行可能である。
【0016】
管理サーバ2は、制御部21、通信部22、および補助記憶部23を備えている。通信部22および補助記憶部23のそれぞれは、制御部21に接続されている。
【0017】
発注側端末3は、制御部31、入力部32、表示部33、通信部35、および補助記憶部36を備えている。入力部32、表示部33、通信部35、および補助記憶部36のそれぞれは、制御部31に接続されている。
【0018】
受注側端末4は、制御部41、入力部42、表示部43、通信部45、および補助記憶部46を備えている。入力部42、表示部43、通信部45、および補助記憶部46のそれぞれは、制御部41に接続されている。
【0019】
管理サーバ2の制御部21は、演算部24および主記憶部25を有しており、管理サーバ2における各種演算および制御動作を実行する。発注側端末3の制御部31は、演算部37および主記憶部38を有しており、発注側端末3における各種演算および制御動作を実行する。受注側端末4の制御部41は、演算部47および主記憶部48を有しており、受注側端末4における各種演算および制御動作を実行する。
【0020】
演算部(24、37、47)は、CPUまたはMPUなどを含む演算処理部である。主記憶部(25、38、48)は、RAM(DRAM)およびROMなどを含む。RAMは、演算部(24、37、47)のワーク領域およびバッファ領域として用いられる。ROMは、管理サーバ2、発注側端末3または受注側端末4の起動プログラム等を記憶する。
【0021】
入力部(32、42)は、操作入力を受け付ける入力部品、および入力部品と演算部(37、47)との間に介在する入力検出回路を含む。入力部品は、たとえばタッチパネルまたは/およびハードウェアのマウスや操作キーである。タッチパネルとしては、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。入力検出回路は、各入力部品の操作に応じた操作信号ないし操作データを演算部(37、47)に出力する。
【0022】
表示部(33、43)は、表示装置(ディスプレイ)、および表示装置と演算部(37、47)との間に介在する表示制御回路を含む。表示装置としては、たとえばLCD(液晶ディスプレイ)または有機ELディスプレイなどを用いることができる。
【0023】
通信部(22、35、45)は、ネットワーク5に接続するための通信回路を含む。通信回路は、有線通信回路または無線通信回路であり、演算部(24、37、47)からの指示に従って、ネットワーク5を介して、外部コンピュータと通信する。
【0024】
補助記憶部(23、36、46)は、HDD、SSD、フラッシュメモリ、EEPROMなどの他の不揮発性メモリで構成され、演算部(24、37、47)が管理サーバ2、発注側端末3または受注側端末4の動作を制御するための各種プログラムおよび各種データなどを記憶する。
【0025】
管理サーバ2の補助記憶部23は、本システムにおける管理サーバ2の各種動作を実行するための管理プログラムと、本システムの利用に必要となる管理データとを記憶している。管理プログラムは、外部コンピュータ(発注側端末3または受注側端末4)にアクセス(外部コンピュータとの通信を確立)するための通信プログラム、発注に係る仕様イメージの表示を制御する表示制御プログラム、管理サーバ2が備える各種の機能を選択および実行するためのプログラム等を含有する。管理データは、少なくとも、各種建築材料のデータおよび建築材料毎の仕様イメージ画像のデータ等を含む。
【0026】
管理プログラムおよび管理データは、必要に応じて補助記憶部23から読み出され主記憶部25(RAM)に記憶される(展開される)。管理サーバ2の動作は、演算部24が主記憶部25(RAM)に展開された管理プログラムを実行することによって実現される。
【0027】
発注側端末3の補助記憶部36は、発注者の操作入力に応じて本システムにおける発注側端末3の各種動作を実行するための発注用プログラム36aと、本システムの利用に必要となる発注用データ36bとを記憶している。
【0028】
発注用プログラム36aは、少なくとも、管理サーバ2にアクセス(管理サーバ2との通信を確立)するための通信プログラム、および発注側端末3が備える各種の機能を選択および実行するためのプログラム等を含む。発注用データ36bは、少なくとも、発注者における建築材料の在庫のデータ(在庫データ)、および本システムにおいて必要な発注者のデータを含む。
【0029】
発注用プログラム36aおよび発注用データ36bは、必要に応じて補助記憶部36から読み出され主記憶部38(RAM)に記憶される(展開される)。発注側端末3の動作は、演算部37が主記憶部38(RAM)に展開された発注用プログラム36aを実行することによって実現される。
【0030】
受注側端末4の補助記憶部46は、受注者側担当者の操作入力に応じて本システムにおける受注側端末4の各種動作を実行するための受注用プログラム46aと、本システムの利用に必要となる受注用データ46bとを記憶している。
【0031】
受注用プログラム46aは、少なくとも、管理サーバ2にアクセス(管理サーバ2との通信を確立)するための通信プログラム、および受注側端末4が備える各種の機能を選択および実行するためのプログラム等を含む。受注用データ46bは、少なくとも、受注者が受注可能(取り扱い可能)な建築材料のデータ、および本システムにおいて必要な受注者のデータを含む。
【0032】
受注用プログラム46aおよび受注用データ46bは、必要に応じて補助記憶部46から読み出され主記憶部48(RAM)に記憶される(展開される)。受注側端末4の動作は、演算部47が主記憶部48(RAM)に展開された受注用プログラム46aを実行することによって実現される。
【0033】
なお、図1に示す管理サーバ2の構成、発注側端末3の構成および受注側端末4の構成は、単なる一例であり、これに限定される必要はない。たとえば、管理サーバ2、発注側端末3および受注側端末4は、SDカードまたはUSBメモリなどの各種の記憶媒体(外部記憶媒体)からデータを読み出したり、外部記憶媒体にデータを書き込んだりするためのインターフェイス(外部記憶媒体接続部)や通信ケーブルを介して他の端末と通信するためのインターフェイス(通信ケーブル接続部)を備えていても良い。また、発注側端末3は、GPS衛星の電波等を利用して自己の現在位置を取得する現在位置取得機能を有しており、この現在位置取得機能に係るコンポーネント(GPS衛星の電波を受信するアンテナなど)を備えていてもよい。この場合、発注側端末3の位置情報を、建築材料の納品場所を特定するための位置情報として利用することができる。
<システム動作例>
【0034】
以下、図2ないし図12を参照して材料発注支援システム1の動作例を説明する。なお、管理サーバ2はウェブサーバとしての機能を有しており、発注側端末3または受注側端末4が管理サーバ2にアクセスすることによって、材料発注支援システム1(材料発注アプリ)で提供される各種画面を発注側端末3の表示部33または受注側端末4の表示部43に表示させることができる。すなわち、本発明の材料発注支援システム1では、発注側端末3および受注側端末4にてローカルで操作しているかのように各画面を提供する。また、発注側端末3または受注側端末4において入力されたデータは、管理サーバ2に適宜送信される。
【0035】
材料発注支援システム1では、発注者は、発注側端末3で材料発注アプリを起動させて建築材料を発注することができる。以下の動作例では、防水工事に関する建築材料を発注する場合、すなわち、発注される建築材料が防水材料である場合を例に挙げて説明する。
【0036】
発注側端末3で材料発注アプリが実行されると、発注側端末3は、管理サーバ2に自動的にアクセスする。これにより、発注側端末3の表示部33(表示装置)には、材料発注アプリの実行に際して種々の操作画面が表示される。本実施形態では、材料発注アプリが実行されると、図2に示すような数量入力画面100が表示部33に表示される。
【0037】
数量入力画面100は、建築物の工事(施工)に係る仕様、および建築材料の発注数量を決定するための施工数量を入力するための画面である。数量入力画面100は、仕様設定部101と、数量入力部102と、詳細設定ボタン103と、計算結果表示ボタン104と、積算リスト表示ボタン105と、注文データ表示ボタン106とを有している。なお、詳細設定ボタン103、計算結果表示ボタン104、積算リスト表示ボタン105、および注文データ表示ボタン106のそれぞれは、画面上に表示されるソフトウェアキー(操作ボタン)として機能する。以下、ソフトウェアキーを単に「ボタン」という。
【0038】
仕様設定部101は、仕様を設定するための仕様設定ボタン101aを有している。仕様設定ボタン101aが選択(操作)されると、図3に示すような仕様選択画面110が表示部33に表示される。
【0039】
仕様選択画面110は、仕様選択部111を有している。たとえば、仕様選択部111には、選択されている材料メーカ(受注者)の仕様が一覧表示されている。仕様選択部111において、仕様を示す文字(「OATW‐3A(平場)」など)の表示領域は、ソフトウェアキーとしての機能を有しており、いずれかの仕様が選択されると、選択した仕様が設定された状態となり、図2の数量入力画面100に戻る。このとき、仕様設定ボタン101aには、仕様選択画面110で選択された仕様を示す文字が表示されている。
【0040】
図2に戻って、数量入力部102は、建築物の施工に係る施工数量を示すテキスト(数値)の入力を受け付けるテキストボックス(入力欄)102aを有している。テキストボックス102aには、施工数量を示す任意の数値を入力することができる。また、数量入力部102は、施工数量を示す数値の算出を補助するための電卓ボタン102bおよび面積計算ボタン102cを有している。図示は省略するが、電卓ボタン102bが選択(操作)されると、数字キーなどを含む電卓画面が表示される。発注側端末3の使用者(発注者)は、電卓画面において数値計算を行うことができる。図示は省略するが、面積計算ボタン102cが選択(操作)されると、立体形状または平面形状の寸法から面積を算出するための画面(面積算出画面)が表示される。なお、電卓画面または面積算出画面で算出された数値は、数量入力部102のテキストボックス102aに自動的に反映される。
【0041】
また、数量入力部102は、選択された仕様に応じて、施工に際し必要な建築材料の数量(必要数量)を算出するための項目毎の数量の入力を受け付ける。図2に示す例では仕様選択部111でウレタン塗膜防水材が選択されている状態である。この場合、数量入力部102には、ウレタン使用量設定部102dおよびウレタン配合比設定部102eが設けられている。ウレタン使用量設定部102dは、ウレタン使用量を示すテキストの入力を受け付けるテキストボックス102fを有しており、ウレタン配合比設定部102eは、ウレタン配合比率を示すテキストの入力を受け付けるテキストボックス102gを有している。なお、テキストボックス102fおよびテキストボックス102gには、仕様選択部111で選択されている仕様に応じて自動的に数値が入力されている。この数値は、発注者が任意の数値に変更可能である。
【0042】
詳細設定ボタン103が選択(操作)されると、図4に示すような設定画面120が表示部33に表示される。設定画面120は、メーカ選択部121、選択仕様表示部122、詳細内容表示部123、価格表示切替ボタン124、および戻るボタン125を有している。
【0043】
メーカ選択部121は、選択可能なメーカ(受注者)に対応する選択ボタン121aが表示されており、選択ボタン121aが1回選択されると、受注者が選択され、同じ選択ボタン121aが2回連続して選択されると、選択された受注者の仕様選択画面110(図3参照)に切り替わる。ここで、メーカ選択部121で選択可能な受注者は、発注者が選択している仕様に応じた建築材料を取り扱い可能な受注者に限られる。
【0044】
選択仕様表示部122には、現在選択されている仕様を示す文字が表示されている。詳細内容表示部123には、現在選択されている仕様に対応する建築材料の品名(材料名)の情報が表示されている。詳細内容表示部123には、品名毎の建築材料の価格が表示可能である。価格表示切替ボタン124は、詳細内容表示部123における品名毎の建築材料の価格の表示/非表示を切り替える機能が割り当てられており、価格表示切替ボタン124が選択されることによって品名毎の建築材料の価格の表示/非表示が交互に切り替わる。
【0045】
戻るボタン125は、数量入力画面100に戻る機能が割り当てられており、戻るボタン125が選択されると、数量入力画面100に戻る(切り替わる)。このことは、後述する戻るボタン134、143、155、175も同じである。
【0046】
図2に戻って、計算結果表示ボタン104が選択(操作)されると、仕様選択部111で選択された仕様および数量入力部102に入力された施工数量に基づいて、施工に係る必要数量が自動的に算出される。必要数量が算出されると、図5に示すような計算結果画面130が表示部33に表示される。計算結果画面130は、必要数量表示部131、仕様イメージ表示部132、リスト追加ボタン133、および戻るボタン134を有している。
【0047】
必要数量表示部131には、算出結果の一部としての建築材料の必要数量を示す情報が表示されている。必要数量を示す情報としては、施工に必要な建築材料の品名(材料名)および品名毎の数量が表示されている。なお、発注者が任意に品名の追加または削除、並びに品名毎の数量の変更(増減)が可能である。
【0048】
仕様イメージ表示部132には、必要数量に応じたイメージ画像が表示されている。イメージ画像は、必要数量の建築材料を用いて施工したと仮定した場合の仮想的な画像である。具体的には、仕様イメージ表示部132には、必要数量をこのまま発注した場合の仕様イメージ(施工イメージ)を発注者が視認することができる。したがって、発注内容に誤りが無いか、視覚的に確認することができる。
【0049】
また、イメージ画像には、必要数量を算出するための項目毎の数量を示す文字情報132aが表示されている。これにより、必要数量を算出するための項目毎の数量を視覚的に認識することができる。
【0050】
リスト追加ボタン133は、必要数量を積算リストに追加する機能が割り当てられており、リスト追加ボタン133が選択されると、算出結果としての必要数量が積算リストに追加(登録)され、数量入力画面100に戻る(切り替わる)。このように、工事(施工)単位で、仕様および施工数量を設定し、仕様および施工数量に基づいて建築材料の必要数量を算出することができる。そして、算出結果としての建築材料の必要数量は、視認可能な状態で表示され、その上で、発注者の入力操作に応じて工事(施工)単位で積算されていく。
【0051】
図2に戻って、積算リスト表示ボタン105が選択(操作)されると、図6に示すような積算リスト画面140が表示部33に表示される。積算リスト画面140は、必要数量表示部141、合計ボタン142および戻るボタン143を有している。
【0052】
必要数量表示部141には、積算リストに登録されている施工(仕様)単位で建築材料の必要数量が表示されている。複数の仕様に係る建築材料の必要数量が登録されている場合には、仕様毎に区別して表示される。本実施形態では、必要数量表示部141には、必要数量に加えて、仕様の名称、施工数量、必要数量に係る材料費、および必要数量を算出するための項目毎の数量等が表示されている。必要数量表示部141では、仕様毎の表示領域がソフトウェアキーとしての機能を有しており、仕様毎の表示領域を選択することによって、必要数量の数値を編集可能な編集モードに移行することができる。編集モードでは、発注者が必要数量を任意の数量に変更することができる。
【0053】
合計ボタン142は、積算リストに登録されている全ての必要数量(仕様毎に区別されていた必要数量)を、品名毎に合計する機能が割り当てられており、合計ボタン142が選択されると、全ての必要数量について、品名毎の合計数量が算出され、図7に示すような合計数量画面150が表示部33に表示される。たとえば、異なる仕様であってもそれぞれの必要数量に同じ品名の建築材料が含まれている場合、それらの数量が合計される。
【0054】
図7に示すように、合計数量画面150は、合計数量表示部151、項目名入力部152、保存ボタン153、表示切替ボタン(価格表示ボタン)154、および戻るボタン155を有している。
【0055】
合計数量表示部151には、品名毎の合計数量が表示されている。項目名入力部152は、合計数量に係るデータ(注文データ)を保存する際の項目名(データ名)を入力するために設けられており、項目名を入力するためのテキストボックス152aを有している。テキストボックス152aには、発注者が任意の文字を入力することができる。
【0056】
保存ボタン153は、注文データを保存する機能が割り当てられており、保存ボタン153が選択されると、項目名(データ名)および品名毎の合計数量のデータを含有する注文データが保存される。なお、注文データの保存先は、管理サーバ2の補助記憶部23であってもよいし、発注側端末3の補助記憶部36であってもよい。
【0057】
表示切替ボタン154は、図8に示す合計材料費表示画面160を表示させる(合計材料費表示画面に切り替える)機能が割り当てられている。表示切替ボタン154が選択された場合、合計材料費表示画面160が表示部33に表示される。
【0058】
合計材料費表示画面160は、合計材料費表示部161、および戻るボタン162を有している。合計材料費表示部161には、品名毎の、数量および単価、並びに数量および単価から算出された小計(品名毎の合計金額)が表示されている。したがって、発注者は、品名毎の材料費を確認することができる。戻るボタン162は、合計数量画面150に戻る機能が割り当てられており、戻るボタン162が選択されると、合計数量画面150に戻る(切り替わる)。なお、合計材料費表示画面160には、保存ボタン153と同じ機能が割り当てられたボタンが設けられていない。したがって、注文データを保存するためには、合計数量画面150に戻って保存ボタン153を選択する必要がある。これにより、合計材料費表示画面160で誤って注文データを保存する操作(誤操作)を防止できる。
【0059】
図2に戻って、注文データ表示ボタン106が選択(操作)されると、注文データが一覧表示された注文データ一覧画面が表示部33に表示される(図示せず)。注文データ一覧画面では、注文データ毎に、注文データに係る項目名(データ名)や保存日時等の文字が表示されている。注文データに係る文字の表示領域は、ソフトウェアキーとしての機能を有しており、いずれかの注文データが選択されると、図9に示す数量調整画面170が表示部33に表示される。
【0060】
数量調整画面170は、合計数量表示部171、一括調整部172、表示切替ボタン(価格表示ボタン)173、注文画面表示ボタン174、および戻るボタン175を有している。
【0061】
合計数量表示部171には、注文データに含まれている品名毎の合計数量が表示されている。また、合計数量表示部171における品名毎の合計数量の表示領域は、合計数量を品名毎に個別に調整する個別調整部171aとしての機能を有している。具体的には、個別調整部171aは、品名毎の合計数量が表示されたテキストボックスとなっている。発注者は、個別調整部171aにおいて数値の入力、削除等を行うことができ、品名毎に任意の数値(合計数量)に変更することができる。
【0062】
一括調整部172は、全ての品名の合計数量を一括して変更するために設けられている。具体的には、一括調整部172では、全ての品名の合計数量を一括で増減させる割合を指定して合計数量を変更することができる。図9に示す例では、一括調整部172は、現在表示されている数量を100%とした場合の割合が表示されたテキストボックスとなっている。たとえば、一括調整部172に100%と表示されているところ、90%に数値を変更した場合、全ての品名の合計数量が10%減じられた数量に変更される。
【0063】
表示切替ボタン173は、合計材料費を表示するモードに切り替える機能が割り当てられている。表示切替ボタン173が選択された場合、合計数量表示部171の表示内容が合計材料費を表示する内容(たとえば図8に示す合計材料費表示部161の表示内容のような表示内容)に切り替わる。
【0064】
注文画面表示ボタン174は、実際に注文を行う段階の画面(注文画面)を表示させる機能が割り当てられている。注文画面表示ボタン174が選択された場合、図10に示す注文画面180が表示部33に表示される。
【0065】
注文画面180は、注文情報表示部181、数量調整画面170に戻る(画面が切り替わる)機能が割り当てられた戻るボタン182、注文データを確定させる機能が割り当てられた確定ボタン183、および注文情報を削除する機能が割り当てられた削除ボタン184を有している。
【0066】
注文情報表示部181は、注文をする相手方(受注者)のデータを入力する受注者入力部181aと、発注者の名称を入力する発注者名称入力部181bと、発注者における担当者の連絡先を入力する担当者情報入力部181cと、施工現場の名称(現場名)を入力する現場名入力部181dと、納品日時を入力する納品日時入力部181eと、納品場所(納品先住所)を入力する納品場所入力部181fと、注文データを表示する注文データ表示部181kとを有している。
【0067】
また、受注者入力部181aには受注者リスト表示ボタン181gが関連付けて設けられ、担当者情報入力部181cには担当者リスト表示ボタン181hが関連付けて設けられ、納品場所入力部181fには位置情報取得ボタン181jが関連付けて設けられている。
【0068】
受注者リスト表示ボタン181gには、材料発注支援システム1に登録されており、かつ、今回の注文内容に対応可能な受注者のリストを読み出して提示する機能が割り当てられている。担当者リスト表示ボタン181hには、材料発注支援システム1に登録されている担当者のリストを読み出して提示する機能が割り当てられている。位置情報取得ボタン181jには、現在位置取得機能等を利用して発注側端末3の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいた住所を納品場所入力部181fに自動的に反映させる機能が割り当てられている。
【0069】
受注者入力部181a、発注者名称入力部181b、担当者情報入力部181c、現場名入力部181d、納品日時入力部181e、および納品場所入力部181fのそれぞれは、テキストボックスを有しており、発注者側で任意の文字を入力することができる。
【0070】
確定ボタン183が選択されると、注文データを送信する機能が割り当てられた送信ボタン185が表示される。送信ボタン185が選択されると、注文データが管理サーバ2および指定された受注者の受注側端末4に送信される。すなわち、仕様および施工数量に基づいて算出された算出結果(必要数量)に基づいて建築材料を外部に発注することができる。
【0071】
以上のように、発注者は、建築材料を発注することができる。上述したように、本発明では、数量入力画面100で入力された仕様および施工数量に基づいて、必要数量が自動的に算出され、必要数量に応じたイメージ画像が表示される。ここで、本発明では、イメージ画像が表示される画面(本実施形態では図5に示す計算結果画面130)から仕様および施工数量を入力する画面(本実施形態では図2に示す数量入力画面100)に戻って仕様または施工数量(必要数量)を変更することができる。
【0072】
仕様または施工数量(必要数量)が変更された場合、必要数量が再計算され、必要数量の変化に応じてイメージ画像の内容が変化する。図11は、或る仕様および施工数量に基づいて算出された必要数量が変更される前の計算結果画面130を示しており、図12は、図11の例から一部の建築材料(オルタックアゴテープ)が削除された場合の計算結果画面130を示している。
【0073】
以下、説明の便宜上、図11および図12において、イメージ画像のうち、必要数量の変化に応じて変化する部分を画像変化部135とする。図11に示す例では、必要数量に「オルタックアゴテープ:10.5巻」が含有されている。これに基づいて、仕様イメージ表示部132には、オルタックアゴテープの画像135aを含むイメージ画像が表示されている。一方、図12に示す例では、必要数量から「オルタックアゴテープ:10.5巻」が削除されている。これに伴い、仕様イメージ表示部132には、オルタックアゴテープの画像135aに代えて、オルタックアゴテープが無い状態の画像135bを含むイメージ画像が表示されている。すなわち、或る建築材料の有り、無しの使用が視覚的に認識できる。また、図示は省略するが、或る建築材料の合計量が変化した場合についても、変化した量に応じてイメージ画像の内容が変化する。
【0074】
以上の構成および動作により、イメージ画像が、必要数量が変更された場合に、その必要数量の変化に応じて画像の内容が変化するので、必要数量の内容が適切かどうか、すなわち発注内容が適切かどうかについて施工の状態をイメージしながら視覚的に確認することができ、建築材料を発注する際の発注者の利便性を向上させることができる。
【0075】
この発明の証憑データ管理システムは上記実施形態の材料発注支援システム1に対応し、仕様設定部は仕様設定部101に対応し、施工数量入力部は数量入力部102に対応し、材料算出部は計算結果表示ボタン104に対応し、算出結果表示部は計算結果画面130、必要数量表示部131、および仕様イメージ表示部132に対応し、発注部は、送信ボタン185に対応し、在庫記憶部は補助記憶部36または補助記憶部23に対応するが、この発明は本実施形態に限られず他の様々な実施形態とすることができる。また、上述の実施形態で挙げた画面および具体的な構成等は一例であり、実際の製品に応じて適宜変更することが可能である。
【0076】
なお、上述の実施形態では、防水工事に関する建築材料を発注する場合、すなわち、発注される建築材料が防水材料である場合を例に挙げて説明したが、本発明は、塗装材料やシーリング材料を発注する際にも使用することができる。防水材料を発注する場合およびシーリング材料を発注する場合のいずれの場合であっても、数量入力画面において仕様が設定され、施工数量が入力されることによって必要数量が算出されることは同じであり、計算結果画面において必要数量に基づいてイメージ画像が表示されることも同じである。したがって、防水材料を発注する場合およびシーリング材料を発注する場合であっても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0077】
また、注文データに含まれている品名毎の合計数量について、発注者における建築材料の在庫のデータを参照して、該当する品名の在庫が存在する場合、在庫の数量(在庫数量)に応じて合計数量を減算するようにしてもよい。このようにすれば、発注者において建築材料の在庫を消費しつつ、足りない分の建築材料について適切な量を発注することができる。すなわち、建築材料を発注する際の発注者の利便性を向上させることができる。さらに言えば、施工(仕様)を指定すれば、その施工(仕様)に対して必要な建築材料の種類と数量が表示されるため、新入社員など詳しくない者でも必要な建築材料の種類と数量を把握でき、かつ、その建築材料が在庫にあるか確認して、在庫の存在した建築材料を減算して適切な注文データを作成できる。また、このような在庫数量に応じた自動減算を適用するかどうかを切り替えるための操作ボタン(自動減算切替手段)を数量調整画面170に設けてもよい。このようにすれば、発注者の個別の事情に応じて、柔軟に建築材料を発注することができ、建築材料を発注する際の発注者の利便性をより向上させることができる。なお、発注者における建築材料の在庫のデータは、管理サーバ2に記憶されていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0078】
この発明は、建築物の材料を発注するような産業に利用することができる。
【符号の説明】
【0079】
1…材料発注支援システム
2…管理サーバ
21…制御部
22…通信部
23…補助記憶部
3…発注側端末
31…制御部
32…入力部
33…表示部
4…受注側端末
41…制御部
42…入力部
43…表示部
5…ネットワーク
【要約】
【課題】建築物の材料を発注する際の発注者の利便性を向上させることができる。
【解決手段】材料発注支援システム1は、建築物の施工に係る仕様を設定し、施工に係る施工数量の入力を受け付け、仕様および施工数量に基づいて施工に必要な建築材料の必要数量を算出し、建築材料の必要数量および必要数量に基づいた施工のイメージ画像を含有する算出結果を表示し、算出結果に基づいて建築材料を外部に発注する。また、材料発注支援システム1では、仕様または施工数量が変更された場合に、必要数量を再計算し、イメージ画像は、必要数量が変更された場合に、当該必要数量の変化に応じて画像の内容が変化する。
【選択図】図11

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図10
図11
図12