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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-12-26
(45)【発行日】2025-01-10
(54)【発明の名称】媒体同報通信システム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20241227BHJP
   H04N 21/258 20110101ALI20241227BHJP
   G06F 3/0482 20130101ALI20241227BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20241227BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/258
G06F3/0482
G06F3/04842
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2022520749
(86)(22)【出願日】2020-06-03
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-01
(86)【国際出願番号】 US2020035857
(87)【国際公開番号】W WO2021066889
(87)【国際公開日】2021-04-08
【審査請求日】2023-03-15
(31)【優先権主張番号】16/591,497
(32)【優先日】2019-10-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】522133565
【氏名又は名称】メルテンス,フランソワ-ルイ
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】メルテンス,フランソワ-ルイ
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-036969(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0366856(US,A1)
【文献】国際公開第2010/073295(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
G06F 3/0482
G06F 3/04842
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
命令が記憶されている持続性コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、計算デバイスによって実行されると、少なくとも1つのサーバーで構成されている媒体ストリーム結合器を含む同報通信システムにおいて媒体を同報通信する動作を前記計算デバイスに実行させるものであり、前記動作は、
(A)第1のユーザに関連付けられた第1のクライアントデバイスにおいて、第1のプライマリビデオプレーヤーと、少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーと、少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーとを含む第1のグラフィカルユーザインターフェースを提供することであって、前記少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤー及び前記少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーは、個々のユーザインターフェース要素としてそれぞれ選択可能である、第1のグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、
(B)第2のユーザに関連付けられた第2のクライアントデバイスにおいて、第2のプライマリビデオプレーヤーを含む第2のグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、
(C)第1の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーに対し、前記第1のクライアントデバイスから収集された前記第1のユーザのライブストリームビデオを提供することと、
(D)第2の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーに対し、前記第2のクライアントデバイスから収集された前記第2のユーザのライブストリームビデオを提供することと、
(E)第1の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーに対し、第1のビデオオンデマンドビデオのビデオストリーム、及び/又は前記第1のビデオオンデマンドビデオを表すアイコンを提供することと、
(F)前記同報通信システムによって、前記第1の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーの選択の表示を受信することと、
(G)前記第1の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーの前記選択の前記表示が受信されると、前記同報通信システムによって、
(H)前記選択された第1の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーの前記ライブストリームビデオを識別し、
(I)前記第1のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(H)で識別された前記ライブストリームビデオを提供し、
(J)前記第2のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(H)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することと、
(K)前記同報通信システムによって、前記第2の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーの選択の表示を受信することと、
(L)前記第2の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーの前記選択の前記表示が受信されると、前記同報通信システムによって、
(M)前記選択された第2の少なくとも1つのライブストリームビデオプレーヤーの前記ライブストリームビデオを識別し、
(N)前記第1のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供し、
(O)前記第2のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することと、
(P)前記同報通信システムによって、前記第1の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーの選択の表示を受信することと、
(Q)前記第1の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーの前記選択の前記表示が受信されると、前記同報通信システムによって、
(R)前記選択された第1の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーの前記ビデオオンデマンドビデオを識別し、
(S)前記第1のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(R)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供し、
(T)前記第2のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(R)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供することと
を含む、持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項2】
前記動作は、
(U)前記第2のクライアントデバイスから第2のビデオオンデマンドビデオを受信することと、
(V)第2の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーに対し、前記第2のビデオオンデマンドビデオのビデオストリーム、及び/又は前記第2のビデオオンデマンドビデオを表すアイコンを提供することと、
(W)前記同報通信システムによって、前記第2の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーの選択の表示を受信することと、
(X)前記第2の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーの前記選択の前記表示が受信されると、前記同報通信システムによって、
(Y)前記選択された第2の少なくとも1つのビデオオンデマンドビデオプレーヤーの前記ビデオオンデマンドビデオを識別し、
(Z)前記第1のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(Y)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供し、
(AA)前記第2のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(Y)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供することと
を更に含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項3】
(N)で、前記第1のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することは、(H)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することと、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することとの間で切り換えることを含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項4】
(O)で、前記第2のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することは、(H)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することと、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することとの間で切り換えることを含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項5】
(S)で、前記第1のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(R)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供することは、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することと、(R)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供することとの間で切り換えることを含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項6】
(T)で、前記第2のプライマリビデオプレーヤーにおいて、(R)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供することは、(M)で識別された前記ライブストリームビデオを提供することと、(R)で識別された前記ビデオオンデマンドビデオを提供することとの間で切り換えることを含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項7】
前記第1のグラフィカルユーザインターフェースは、オンライン制御室を含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項8】
前記動作は、
(U)前記第1のユーザ及び/又は前記第2のユーザの、前記第1のビデオオンデマンドビデオへの関与に関する情報を記憶するように適合されたデータベースを提供することと、
(V)前記データベースを使用して、前記第1のユーザ及び/又は前記第2のユーザの、前記第1のビデオオンデマンドビデオへの関与に関する情報を記憶することと
を更に含む、請求項1に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項9】
前記動作は、
(W)前記データベースに記憶された前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のユーザ及び/又は前記第2のユーザにポイントを割り当てること
を更に含む、請求項8に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項10】
前記動作は、
(BB)前記第1のユーザ及び/又は前記第2のユーザの、前記第2のビデオオンデマンドビデオへの関与に関する情報を記憶するように適合された前記少なくとも1つのサーバーによってデータベースを提供することと、
(CC)前記データベースを使用して、前記第1のユーザ及び/又は前記第2のユーザの、前記第2のビデオオンデマンドビデオへの関与に関する情報を記憶することと
を更に含む、請求項2に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【請求項11】
前記動作は、
(DD)前記データベースに記憶された前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のユーザ及び/又は前記第2のユーザにポイントを割り当てること
を更に含む、請求項10に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
著作権宣言文
この特許文献は、著作権保護の対象となる資料を含む。著作権所有者は、米国特許商標局の書類におけるこの特許文献又は任意の関連資料の複製に異議を唱えないけれども、別の方法で、何であれ全著作権を所有する。
【0002】
発明の分野
本発明の分野は、一般的に、オンライン制御室を用いてリアルタイムでライブビデオストリーミング、ビデオオンデマンド及び他のコンテンツを単一ストリームに同報通信することを含む、オンライン媒体を展開するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
発明の背景
ライブビデオストリーミングは、ビデオオンデマンド(VOD)のように、インターネット上で一般的である。両方のタイプのストリーミング娯楽は、非常に人気があり、数百万のユーザは、毎日これらのライブビデオストリーミング及びビデオオンデマンドと対話している。
【0004】
しかし、個人が、特定のハードウェアの必要なく、多数のフォロワーにリアルタイムでオンラインで制御して普及させることができる単一ライブ同報通信ストリームに、ライブビデオストリーミング及びビデオオンデマンドを結合するのを容易にするプラットフォーム又はツールがない。
【0005】
更に、オンライン媒体を見る参加者、及び/又はオンライン同報通信装置にリアルタイムで参加する参加者に報酬を与えるプラットフォームがない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、ライブビデオストリーミング及びVODビデオを単一ライブ同報通信ストリームに結合する対話型媒体システム及び方法が必要である。更に、同報通信中にどのストリームをフォロワーが利用できるようにすべきかを選択するためにユーザが使用することができる制御機構(例えば、オンライン制御室)が必要である。更に、対話型媒体システムと対話する参加者に報酬を与えるプラットフォームが必要である。
【0007】
図面の簡単な説明
本発明の様々な目的、特徴及び付随する利点は、添付図面と併せて考慮されるとより良く理解できるようになるので、十分に分かるであろう。添付図面では、同じ参照符号は、幾つかの図面を通して同一又は同様の部品を示す。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信システムの態様を示す。
図2】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信システムの態様を示す。
図3】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信システムの態様を示す。
図4】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信制御室の態様を示す。
図5】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信制御室の態様を示す。
図6】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信制御室の態様を示す。
図7】これに関する例示的な実施形態によるフォロワーのグラフィカルユーザインターフェースの態様を示す。
図8】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信制御室の態様を示す。
図9】これに関する例示的な実施形態によるフォロワーのグラフィカルユーザインターフェースの態様を示す。
図10】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信制御室の態様を示す。
図11】これに関する例示的な実施形態によるフォロワーのグラフィカルユーザインターフェースの態様を示す。
図12】これに関する例示的な実施形態によるシステムホームページの態様を示す。
図13】これに関する例示的な実施形態によるCPM及びRPMモデルを示す。
図14】これに関する例示的な実施形態によるCPM及びRPMモデルを示す。
図15】これに関する例示的な実施形態によるシステムホームページの態様を示す。
図16】これに関する例示的な実施形態によるオンライン同報通信制御室の態様を示す。
図17】これに関する例示的な実施形態によるビデオオンデマンドプレイリストの態様を示す。
図18】これに関する例示的な実施形態によるオンラインショープレイリストの態様を示す。
図19】これに関する例示的な実施形態によるフォロワーのグラフィカルユーザインターフェースの態様を示す。
図20】これに関する例示的な実施形態による計算システムの態様を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
好ましい実施形態の詳細な説明
一般的に、これに関する例示的な実施形態によれば、本発明は、単一同報通信ストリーム内でビデオオンデマンド(VOD)と結合され、ウェブベースのオンライン同報通信チャンネルの所有者と所有者の参加者(フォロワー)との間で共有されたライブビデオストリーミングを全部リアルタイムで同報通信するシステム及び方法を含む。一般的に、チャンネルの所有者は、ライブビデオストリーミング、VODビデオ及び他のコンテンツからなることができる所有者のフォロワーに「ライブショー」を同報通信してもよい。更に、システム及び方法は、現金、価格、サービス、寄付などと引き換え可能なコンテンツと対話するポイントを会員が受信することができるゲーム用構成要素を含む。
【0010】
さて、本発明のシステム及び方法について、図1図20を参照してより詳細に説明する。下記の詳細な説明は、本発明を限定するように意図されていない。ここに記載の主題の代替の実施形態及び変型例は、当業者に明らかである。同一又は同様の構成要素が2つ以上の図面に見られる場合、これらの構成要素を、同一又は同様の参照符号によって識別する。
【0011】
図1に示すように、システム10は、チャンネルの所有者Uoと所有者のユーザU1、U2、…Un(フォロワーとしても当技術分野で知られている)との間のネットワーク102(例えば、インターネット)を介してウェブベースの経験を提供することができるクラウドプラットフォーム100を含んでもよい。所有者Uo及びユーザUnは、(例えば、ウェブブラウザ及び/又はモバイルアプリケーションを用いて)クラウドプラットフォームと通信することができるスマートフォン、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、他のタイプの制御器、及びこれらの任意の組み合わせなどのデバイス200-nを利用してもよい。
【0012】
クラウドプラットフォーム100は、インターネットサーバー、LANサーバー、WANサーバー、又は他のタイプ又は汎用ネットワークサーバーのタイプの組み合わせを含むことができる1つ又は複数のサーバーを含んでもよい。従って、クラウドプラットフォーム100は、システム10内で実行可能なプログラム及びアプリケーションを、実行、管理、展開、及び別の方法で操作及び制御するために必要である中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、メモリ、データベース、記憶装置、オペレーティングシステム、ソフトウェア及び他の構成要素及びシステムを含んでもよい。
【0013】
クラウドプラットフォーム100は、チャンネル所有者Uo及びユーザUnがリアルタイムでデバイス200を介して対話することができるビデオプレーヤー116、メッセージングアプリケーション110及び他のアプリケーションを含むことができる1つ又は複数のウェブサイト104を提供してもよい。更に、システム10は、ダウンロードされ、所有者及び/又はユーザのデバイス200で実行することができる1つ又は複数のモバイルアプリケーション112にアプリケーション116、110の何れか又は全部を統合してもよい。
【0014】
ユーザのデバイス200の一部は、クラウドプラットフォーム100に後で提供可能な各ユーザUnのライブビデオを収集することができるカメラ202を含んでもよい。例えば、図1に示すように、ユーザU1のデバイス200-1は、カメラ202-1を含んでもよい。しかし、ユーザU2のデバイス200-2は、カメラを含まなくてもよい。各参加者のライブビデオストリームを、システム10及び所有者Uoに提供してもよく、制御室CRnの所有者Uoの裁量によって、ビデオストリームのうち1つ又は複数を、ユーザUnに示してもよい。
【0015】
更に、所有者Uo及びユーザUnは、所有者及びユーザが、共有する、又は他の会員Unに対してシステム10を介して利用できるようにするVODファイルを有してもよい。これを、他の節で詳細に説明する。
【0016】
システム10を用いて、個々の同報通信チャンネルの所有者Uoは、所有者のフォロワーUnが見ることができるコンテンツを制御してもよい。コンテンツは、所有者Uoのライブストリーミングビデオ、特定のユーザUnのライブストリーミング、所有者Uoによって提供されるビデオファイル、特定のユーザUnによって提供されるビデオファイル、スポンサー又は他の第三者エンティティによって提供されるビデオファイル、他のタイプのビデオ、及びこれらの任意の組み合わせ(但し、これらに限定されない)を含む様々なソースから来てもよい。これに関する幾つかの実施形態において、各ソースからのコンテンツを、所有者UoとユーザUnとの間の単一同報通信ストリームに含んでもよく、所有者Uoは、リアルタイムでソースの何れかの間で切り換えて、所有者のユーザUnに提供されてもよい。他の節で説明されるように、所有者Uoは、仮想制御室CRnを利用して、この処理を容易にしてもよい。
【0017】
図2に示すようなこれに関する1つの例示的な実施形態において、クラウドプラットフォーム100は、システム10がシステムの機能を実行するために必要とされるようなライブビデオストリーミングシステム300、VODストリーミングシステム400、メッセージングシステム500、データベースシステム600(続きサーバーなどのデータベース管理ソフトウェア、又は他のタイプのデータベース、データベースシステム又はデータベース管理ソフトウェアを含む)、及び他のシステム及び要素を含んでもよい。
【0018】
データベースシステム600は、コンテンツ(例えば、ライブビデオ、VOD、メッセージングなど)、システムデータ、クライアントデータ、登録ユーザデータ(即ち、参加者データ)、関連及び追跡データ、及び他のタイプのデータを記憶し、一般的に管理してもよい。プラットフォーム100は、システム10の機能を実行することができるモバイルアプリケーション、ウェブサイト、ソーシャルウィジェット、デスクトップアプリケーション、ネットワークアプリケーション、及び他のタイプのアプリケーションを、システム10がホスト処理、管理、解析及び維持することができる任意の他のタイプのソフトウェア、ソフトウェアパッケージ、ソフトウェアプラットフォーム、又は他のタイプのソフトウェア及びシステムを含んでもよい。
【0019】
ライブビデオストリーミングプラットフォーム300は、ライブビデオストリーミング機能を果たすことができる1つ又は複数のシステムを含んでもよい。システム300は、各参加者のカメラ202からライブビデオを収集してもよく、ビデオストリームは、同報通信ストリームに追加されるべきコンテンツソースになってもよい。次に、所有者Uoの裁量で、異なるビデオストリームを、ユーザUnが利用できるようにしてもよい。1つの例において、デフォルトライブビデオストリームソースは、所有者Uoのビデオストリームであってもよく、これを、ユーザUnとリアルタイムで共有してもよい。他の例において、所有者Uoは、異なるユーザUnのビデオストリームを共有するように選択してもよく、同報通信ストリーム内のこの代替ソースを選択した時に、ユーザUnのライブビデオストリームを、他のユーザUnと共有してもよい。このような方法で、参加者Unは、所有者Uoと対話してもよく、潜在的に互いに対話してもよい。
【0020】
VODストリーミングプラットフォーム400は、VODストリーミング機能を果たすことができる1つ又は複数のシステムを含んでもよい。これによって、VODストリーミングシステム400は、同報通信ストリームに追加されるコンテンツの別のソースであってもよい。VODストリーミングシステム400は、映像、音声、動画、グラフィックス、ゲーム、拡張現実オブジェクト及び環境、仮想現実オブジェクト及び環境、他のタイプの媒体、及びこれらの任意の組み合わせ(限定されない)を含む任意のタイプのコンテンツ及び/又は媒体をストリーム配信してもよい。ストリーミングコンテンツは、事前記録ライブ及び/又はニアライブであってもよい。ユーザUoは、いつでも、同報通信を介してVODコンテンツをユーザUnに共有するためにVODソース400に切り換えるように選択してもよい。
【0021】
メッセージングプラットフォーム500は、チャット、電子メール、インスタントメッセージング(IM)、ソーシャルネットワーク供給、音声、他のタイプのメッセージングアプリケーション及び/又は技術、及びこれらの任意の組み合わせを提供することができる1つ又は複数のシステムを含んでもよい。一実施形態において、メッセージングを、ユーザUnの間で同時にリアルタイムで提供してもよい。このような方法で、所有者Uo及びユーザUnは、同報通信を見ながら、リアルタイムでメッセージングシステム500を介して互いに対話してもよい。
【0022】
システム10は、システム10内のユーザのアカウントを一般的に管理するためにユーザUnが使用することができる管理インターフェース700を含んでもよい。管理700は、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)、ウェブサイト、モバイルアプリケーション、デスクトップアプリケーション、ダイアログ又は他のタイプのインターフェースを含んでもよい。例えば、管理700は、クラウドプラットフォーム100に統合可能な特定のウェブサイトURLに存在することができるインターフェースを含んでもよい。インターフェース700は、各ユーザUnによって使用可能なログインページを提示して、(例えば、ログイン身分証明を用いて)システム10にログインしてもよい。ユーザの特定の管理情報にアクセスするのにユーザが入ることができるユーザ名及びパスワード(又は他のタイプの身分証明)を、各ユーザUnに与えてもよい。一旦ログインされると、管理700は、システム10でユーザのアカウントを管理するために必要なツールを含んでもよい。
【0023】
更に、システム10は、システム10の管理者、プロバイダー及び/又はオペレーターがシステム10を一般的に管理することができる管理インターフェース710を含んでもよい。
【0024】
図3に示すようなこれに関する1つの例示的な実施形態において、システム10は、各登録所有者Uoに仮想制御室CRn(例えば、ユーザUoによって所有され動作される仮想制御室CR1)を提供してもよい。システム10が提供することができる1つ又は複数のウェブサイト104に、仮想制御室CRnを統合してもよい。制御室CRnの所有者Uoは、制御室CRnにログインし、所有者のユーザUnにライブ同報通信を送出してもよい。更に、ダウンロードされ、ユーザのデバイス200で実行することができる1つ又は複数のモバイルアプリケーション112に、制御室CRnを統合してもよい。各所有者Uoは、他のユーザが同意し、従う(例えば、対話する)所有者自身の制御室CRnを有してもよい。制御室CRnにより、制御室CRnの所有者Uoは、下記(限定されない)をリアルタイムで実行することができる。
1.対話型ビデオ同報通信を介して所有者のフォロワーと対話する
2.同報通信ストリーム内のライブビデオストリーミングをユーザUnと共有する
3.ビデオ及び/又はプレイリストのライブラリーからの同報通信ストリーム内のビデオオンデマンド(VOD)コンテンツをユーザUnと共有する
3.同報通信ストリーム内の他のユーザUnのライブビデオストリームを他のユーザUnと共有する
4.同報通信ストリーム内の他のユーザUnのVODコンテンツを他のユーザUnと共有する
4.ブランドコンテンツ(例えば、コマーシャル)をユーザUnと共有する
5.ブランドコンテンツを共有することによって、ポイント(例えば、パイポイント)を得る
6.共有ブランドコンテンツを見るポイント(例えば、パイポイント)をユーザUnは得ることができる
7.(ビデオストリームを開始できない)ビデオストリームにおけるコンテンツを制御し、このコンテンツをオンラインで異なるソースから変更することができる
8.他の機能
【0025】
図3に示すように、システム10は、異なるソースからの様々なストリーミングデータを単一同報通信に結合することができるストリーム結合及び選択機構114(ソフトウェアを含む)を含むことができる同報通信サーバー113を含んでもよい。次に、制御室CRnにより、所有者Uoは、どの特定のソースからのどのストリーミングデータを所有者のフォロワーUnと共有するか選択することができる。例えば、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、各参加者Un(例えば、ビデオストリーミングシステム300)からのビデオストリーミングデータ、所有者Uo及び/又は参加者Un(例えば、VODシステム200)からのVODストリーミングデータ、及び他のタイプのデータを、1つの同報通信ストリームに結合してもよい。制御室CRnは、所有者Uoが、同報通信ストリーム内でどのソースからのどのデータを選択し、フォロワーUnにストリーム配信することができるツールを含んでもよい。
【0026】
必要に応じて、システム10の同報通信サーバー113、ストリーム結合及び選択機構114、ライブビデオストリーミングシステム300、VODシステム400、及び/又はメッセージングシステム500、及び任意の他のシステムを制御することができるように、各制御室CRnを構成してもよい。このような方法で、CRnを使用して、ストリーミングデータの内容を選択し、1人又は複数人のフォロワーUnに提示してもよい。
【0027】
1つの例において、制御室CRnの所有者は、所有者のカメラ202からの所有者のライブビデオストリームをストリーム配信するように選択してもよく、これを選択した時に、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、同報通信にソースとして所有者のカメラ202を追加し、ライブビデオを参加者Unにストリーム配信してもよい。次に、参加者Unは、参加者のデバイス200でライブビデオストリームを見てもよい。
【0028】
次に、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114が、VODをソースとして設定し、フォロワーUnがフォロワーのデバイス200でVODストリーム400-1を全て見ることができるように選択VODファイルデータ400-1をストリーム配信することができる時点で、所有者Uoは、VODファイル400-1を所有者のフォロワーと共有するように選択してもよい。次に、各制御室CRnの所有者Uoは、リアルタイムでライブビデオストリーム及び/又はVODストリーミングを介して所有者のフォロワーとの対話の間で、要望通りにいつでも交互に切り換えてもよい。
【0029】
更に、制御室CRnの所有者Uo(例えば、CR1を有するユーザUo)により、異なるユーザUn(例えば、ユーザU2)からのVODデータを、フォロワーUnと共有することができる。この場合、異なるVODファイル400(例えば、ユーザU2に属するVODファイル400-2)を選択してもよく、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、ソースとして新しいVODを設定し、VOD400-2をフォロワーUnにストリーム配信してもよい。例えば、ライブショー中に、特定のユーザUnは、ユーザのVODビデオを他のフォロワーと共有するかどうかを尋ねてもよく、ユーザUnは、ビデオをシステム10にアップロードしてもよい。次に、制御室CRnの所有者Uoは、ユーザのVODを選択してもよく、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、同報通信内のソースとしてVODファイルを設定し、フォロワーUnにストリーム配信してもよい。
【0030】
更に、制御室CRnの所有者Uoは、特定のユーザUnのライブストリーミングビデオを選択して、フォロワーUnにストリーム配信してもよく、これを選択した時に、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、ソースとしてユーザのライブストリームを設定し、このライブストリームをフォロワーUnにストリーム配信してもよい。
【0031】
次に、システム10、制御室CRn及びユーザインターフェースの態様について、ワークフロー概要の例及び図4図11を参照して説明する。この例において、所有者Uoは、ユーザ#3であってもよく、参加者Unの例は、図に示すように、ユーザ#29(U29)であってもよい。
【0032】
図4に示すような1つの例示的な実施形態において、制御室CRnは、クラウドプラットフォーム100によって提供されるビデオストリーム(例えば、ライブビデオストリーミングビデオ、VODビデオなど)を再生することができるビデオプレーヤー116を含むことができるGUI114を含んでもよい。更に、GUI114は、各参加者Unの利用可能なライブビデオストリームALVn(例えば、図示のようなユーザの各カメラ202から撮影されるユーザ#1及びユーザ#2のビデオストリーム)を表示してもよい。更に、GUI114は、所有者Uoが参加者Unと共有することができる利用可能なVOD(AVOD)プレイリスト、ビデオファイル、スポンサーコンテンツ(例えば、図示のようなAD#1、Playlist#7、File#56)を表示してもよい。AVODアイコン(例えば、プレイリストアイコン)は、プレイリスト内に含まれる多数の利用可能ビデオを示すために選択時に拡大することができることに留意せよ。CRnは、所有者のカメラ202の電源をオン及びオフにするために所有者Uoが使用することができるカメラオン/オフ機構Of/Offを提供してもよい。図4に示す例において、カメラ202の電源をオフにしてもよく、そのようなものとして、カメラ202からの所有者Uoのライブビデオストリーミングは、所有者Uo又は参加者Unが利用できない。
【0033】
所有者Uoが、所有者のカメラ202の電源をオンにすることができる場合、カメラ202からの所有者Uoのライブビデオストリームは、図5に示すように、利用可能なストリームALVnの窓枠(図示のようなユーザ#3のストリーム)に見られる。この窓枠における所有者のライブビデオストリームを所有者Uoがクリックした時に、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、同報通信ストリーム内のソースとして所有者のカメラ202からのライブビデオストリームデータ(ユーザ#3のストリーム)を設定し、このライブビデオストリームデータを所有者Uo(図6に示すような)及び参加者Un(例えば、図7に示すようなユーザ#29)に提供してもよい。図7は、システム10が参加者Unに提供することができるGUI118を表すことに留意せよ。GUI118は、ビデオプレーヤー116、参加者のカメラ202の電源をオン/オフにするために参加者が使用することができるカメラオン/オフ機構、及び他の機能及び情報を含んでもよい。
【0034】
次に、所有者Uoが、ビデオファイルを参加者Unと共有することを望む場合、所有者Uoは、所有者の利用可能なビデオAVODn(例えば、図8に示すようなファイル#56)からビデオを選択してもよく、ビデオを選択した時に、同報通信サーバー113及び/又はストリーム結合及び選択機構114は、同報通信ストリーム内のソースとしてビデオを設定し、このビデオを所有者Uo及び参加者Unに提供してもよい。図8に示すように、ファイル#56のビデオは、所有者Uoのビデオプレーヤー116で同時に再生してもよく、図9に示すように、ファイル#56は、参加者Unのビデオプレーヤー116(例えば、ユーザ#29のビデオプレーヤー116)で再生してもよい。更に、図8に示すように、ユーザがストリーミングビデオを見る時に所有者がユーザの反応を見ることができるように、所有者Uoは、ユーザUnの各々からの利用可能なライブストリームALVnを同時に見てもよい。
【0035】
次に、参加者Unが、参加者のカメラ202(例えば、ユーザ#29)を起動させることができる場合、このユーザのカメラ202によって撮影されるこのユーザUnに対するライブビデオストリームは、図10に示すように、制御室ALVnの窓枠に見られる。次に、所有者Uoが、このライブビデオストリームを選択することができる場合、ソースとしてライブビデオストリームを追加することができる同報通信サーバー113に、ライブビデオストリームを提供してから、ライブビデオストリームを、所有者Uo及び参加者Un(ユーザ#29に対して図11に示す)にストリーム配信してもよい。
【0036】
これに関する別の例示的な実施形態において、参加者Unは、選択して所有者のフォロワーUnと共有するために制御室CRnの所有者Uoが利用できるシステム10にビデオファイルを提供してもよい。一旦アップロードされると、これらのビデオVOD選択は、所有者のAVODnの窓枠に見られる。例えば、上述の例で拡大すると、ファイル#56は、フォロワーUn(所有者Uoでない)によってシステム10に提供され、所有者Uoが利用できるようにされ、所有者Uoによって選択され、システム10によってソースとして設定され、同報通信サーバー113によって同報通信ストリーム内のフォロワーUnにストリーム配信されてもよい。
【0037】
上述のように、システム10は、様々な制御室CRnの1人又は複数人の所有者Uoによって提供可能な異なる同報通信チャンネル(ショー)にアクセスすることができる1つ又は複数のウェブサイト104を提供してもよい。図12に示すようなこれに関する1つの例示的な実施形態において、ウェブサイト104は、様々な情報(例えば、「目玉チャンネル」、「流行チャンネル」及び他の情報)を表示することができるホームページ120を含んでもよい。更に、ホームページ120は、特定のチャンネル、特定の所有者Uo、特定のビデオなどを探索するためにユーザUnが使用することができる探索フィールドを提供してもよい。特定のチャンネルに参加するために、ユーザUnは、簡単にチャンネルを選択して経験を開始してもよい。
【0038】
これに関する1つの例示的な実施形態において、所有者Uo及び/又はユーザUnは、ライブショー(ライブ同報通信ストリーム)の全部又は一部を記録するようにシステム10に指示し、後日VOD選択としてこのライブショーを利用できるようにしてもよい。
【0039】
制御室CRn及び/又はユーザのGUI118は他のレイアウト、コンテンツ及び機能を含むことができることを、当業者は、この明細書を読めば理解する。例えば、ユーザのGUI118は、異なるビデオストリームを各々示すことができる2つ以上のビデオプレーヤーを含んでもよい。このタイプの1つの例において、ユーザのGUI118は、所有者Uoのライブストリーミングビデオを見るための1つのビデオプレーヤー116、及び所有者Uoによって形成されるVOD選択を示すことができる第2のビデオプレーヤー116を含んでもよい。別の例において、ユーザのGUI118は、他のユーザUnの一部又は全部のライブビデオストリームを表示することができる追加ビデオプレーヤー116を含んでもよい。別の例において、GUI118は、グループチャット、テキストメッセージング、電子メール、及び/又は所有者UoとユーザUnとの間、ユーザUnと他のユーザUnとの間の他のタイプのメッセージング、及びこれらの任意の組み合わせを含むことができるメッセージングボックスを含んでもよい。追加コンテンツは、所有者Uoの裁量で、又は別の方法であってもよい。制御室CRn及び/又はユーザのGUI118は、この明細書又は他に記載のような機能の任意の組み合わせを含むことができること、及びシステム10の範囲は、制御室CRn及び/又はユーザのGUI118が提供することができるコンテンツによって決して限定されないことが理解される。
【0040】
更に、会社及びブランドによってシステム10、所有者Uo及びユーザUnに提供される他のビデオ(例えば、ブランドビデオ)は、所有者のフォロワーと共有するために各制御室CRnの所有者が利用できる。1つの例において、ビデオは、特定のブランド及び/又はそのブランドの製品/サービス用のコマーシャル(又は広告)であってもよい。別の例において、ビデオは、特定のブランドによって後援されたコンテンツであってもよい。何れにしても、制御室CRnの所有者は、ビデオを共有するポイント(例えば、パイポイント)を受信してもよく、フォロワーは、ビデオを見るポイント(例えば、パイポイント)を受信してもよい。更に、所有者Uoは、特定のユーザUnからのVODの共有に関して上述と同様な特定のユーザUnによって提供されるスポンサービデオを共有してもよい。制御室の所有者Uo及びフォロワーUnによって、ポイントを継続的に収集して貯蓄してもよく、ビデオ、商品、サービス、又は利用できる任意の他の資産を購入するために、ポイントを使用してもよい。スポンサービデオのスポンサーに与えることができるエクスポージャーの見返りに、スポンサーは、ポイントの引き換え時に所有者Uo及びユーザUnに提供可能な商品、サービス及び他の資産を助成してもよい。更に、スポンサーは、所有者Uo、ユーザUn及びシステム10のプロバイダーに割り当て可能なシステム10のプロバイダーに、現金払いを単に与えてもよい。
【0041】
1つの例において、システム10は、スポンサービデオを共有して見る所有者Uo及びユーザUnに「パイポイント」を提供してもよい。例えば、所有者Uoは、(全体で)ユーザによって見られるビデオの1秒毎に1つのパイポイントを見て受信するユーザUnに対してスポンサービデオを共有してもよい。更に、ユーザUnは、各ユーザが見ることができる1秒毎に1つのパイポイントを受信してもよい。このような方法で、システム10は、収益配分モデルを所有者Uo及びユーザUnに提供してもよい。
【0042】
これに関する1つの例示的な実施形態において、ライブ同報通信の所有者Uoは、所有者のフォロワーUnが見る所有者の同報通信中に、短いスポンサービデオ(コマーシャルに似ている)を定期的に差し挟むように選択してもよい。そうすることによって、所有者Uo及びユーザUnは全て、パイポイントを得てもよい。これが起こると、各ユーザUnは、ユーザが見ることができるビデオの1秒毎にパイポイントを得て、所有者Uoは、全体で全ユーザUnが見ることができるビデオの1秒毎にパイポイントを得てもよい。
【0043】
これに関する別の例示的な実施形態において、所有者Uoがスポンサービデオを共有する場合、及びユーザUnがスポンサービデオを見る場合、システム10のプロバイダーは、パイポイントを得てもよい。1つの例において、システム10のプロバイダーは、全体でユーザUnによって見られるスポンサービデオの1秒毎に1つのパイポイントを得てもよい。このような方法で、収益配分は、ビジネスモデルをシステム10のプロバイダーに提供してもよい。また一方では、スポンサービデオのスポンサーは、スポンサーのブランドがスポンサービデオを見ることによって手にすることができるエクスポージャーを支払う。
【0044】
図13は、1000インプレッション数当たりのコスト(CPM)、1000当たりの収益(RPM)、及び得られるパイポイントモデルの第1の例を示す。
【0045】
図14は、1000インプレッション数当たりのコスト(CPM)、1000当たりの収益(RPM)、及び得られるパイポイントモデルの第2の例を示す。
【0046】
図15図19は、システム10によって提供されるウェブサイトページの例のスクリーンショットを示す。
【0047】
図15は、「目玉チャンネル」及び「後続チャンネル」(特定のユーザUnが積極的に続くことができるチャンネル)を示すシステム10のホームページ(待ち受けページ)の例を示す。
【0048】
図16は、所有者Uoの制御室CRnの例を示す。
【0049】
図17は、拡大利用可能VODリスティングの例を示す。
【0050】
図18は、拡大プレイリストの例を示す。
【0051】
図19は、ユーザのGUI118の例を示す。
【0052】
上述の機能、アプリケーション、サービス、機構、動作及び行動を、1つ又は複数のコンピュータ(例えば、クラウドプラットフォーム100、バックエンドシステム300、400、500、600、ユーザデバイス200など)上で実行するソフトウェアによって少なくとも部分的に実施する。
【0053】
多くの方法で様々な媒体(例えば、コンピュータ可読媒体)を用いて、このような方法を実施するプログラム(及び他のタイプのデータ)を記憶及び伝送してもよい。様々な実施形態の処理を実施することができるソフトウェア命令の一部又は全部に代わりに、又はこれらのソフトウェア命令の一部又は全部と組み合わせて、配線回路又はカスタムハードウェアを使用してもよい。従って、ソフトウェア単独の代わりに、ハードウェア及びソフトウェアの様々な組み合わせを使用してもよい。
【0054】
例えば、適切にプログラムされたコンピュータ、専用コンピュータ及び計算デバイスによって、ここに記載の様々な処理を実施することができることを、当業者は、この明細書を読めば容易に認識及び理解するであろう。1つ又は複数のこのようなコンピュータ又は計算デバイスは、コンピュータシステムと呼ばれることがある。
【0055】
図20は、本開示の実施形態を実装及び実行することができるコンピュータシステム800の略図である。
【0056】
本例によれば、コンピュータシステム800は、バス802(即ち、相互接続)、1つ又は複数のプロセッサ804、主メモリ806、読み出し専用メモリ808、リムーバブル記憶媒体810、大容量記憶装置812、及び通信ポート814を含む。通信ポート814を、コンピュータシステム800がデータを受信及び/又は送信することができる1つ又は複数のネットワーク(図示せず)に接続してもよい。
【0057】
ここで使用されるように、「プロセッサ」は、アーキテクチャにかかわらず、1つ又は複数のマイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、計算デバイス、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、又は同様なデバイス又はこれらの任意の組み合わせを意味する。処理を実行する装置は、例えば、プロセッサ及びデバイス(例えば、処理を実行するのに適している入力デバイス及び出力デバイス)を含むことができる。
【0058】
プロセッサ804は、任意の既知のプロセッサ、例えば、Intel(登録商標) Itanium(登録商標)又はItanium 2(登録商標)プロセッサ、AMD(登録商標) Opteron(登録商標)又はAthlon MP(登録商標)プロセッサ、又はMotorola(登録商標)系列のプロセッサなど(但し、これらに限定されない)であることができる。通信ポート814は、イーサネットポート、銅又はファイバーを用いたギガビットポート、又はUSBポートなどの何れかであることができる。ネットワーク(例えば、コンピュータシステム800が接続するローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、又は任意のネットワーク)に応じて、通信ポート814を選択してもよい。コンピュータシステム800は、入出力(I/O)ポート820を介して周辺デバイス(例えば、ディスプレイ画面816、入力デバイス818)と通信してもよい。
【0059】
主メモリ806は、当技術分野で一般的に知られているランダムアクセスメモリ(RAM)又は任意の他の動的記憶デバイスであることができる。読み出し専用メモリ(ROM)808は任意の静的記憶デバイス(例えば、プロセッサ804用の命令などの静的情報を記憶するプログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)チップ)であることができる。大容量記憶装置812を使用して、情報及び命令を記憶することができる。例えば、ハードディスクドライブ、光ディスク、ディスクのアレイ(例えば、独立ディスクの冗長アレイ(RAID))、又は任意の他の大容量記憶デバイスを使用してもよい。
【0060】
バス802は、プロセッサ804を他のメモリ、記憶装置及び通信ブロックに通信可能に結合する。バス802は、使用される記憶デバイスなどに応じて、PCI/PCI-X、SCSI、ユニバーサルシリアルバス(USB)ベースのシステムバス(又はその他)であることができる。リムーバブル記憶媒体810は、ハードドライブ、フロッピードライブ、USBドライブ、コンパクトディスク-読み出し専用メモリ(CD-ROM)、コンパクトディスク-書き換え可能(CD-RW)、デジタル多用途ディスク-読み出し専用メモリ(DVD-ROM)などを含む任意の種類の外部記憶装置であることができる。
【0061】
ここに記載の実施形態を、1つ又は複数のコンピュータプログラム製品として提供してもよく、コンピュータプログラム製品は、処理を実行するコンピュータ(又は他の電子デバイス)をプログラムするために使用可能な命令が記憶されている機械可読媒体を含んでもよい。ここで使用されるように、用語「機械可読媒体」は、コンピュータ、プロセッサ又は同様なデバイスによって読取可能なデータ(例えば、命令、データ構造)の提供に関与する任意の媒体、複数の媒体、又は異なる媒体の組み合わせを意味する。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、及び伝送媒体(但し、これらに限定されない)を含む多くの形をとってもよい。不揮発性媒体は、例えば、光ディスク又は磁気ディスク及び他の永続性メモリを含む。揮発性媒体は、典型的に、コンピュータの主メモリを構成するダイナミックランダムアクセスメモリを含む。伝送媒体は、プロセッサに結合されたシステムバスを含む線を含む、同軸ケーブル、銅線及び光ファイバーを含む。伝送媒体は、音波、光波及び電磁放射線(例えば、無線周波数(RF)及び赤外線(IR)データ通信中に生成されるもの)を含んでもよく、又は伝えてもよい。
【0062】
機械可読媒体は、フロッピーディスケット、光ディスク、CD-ROM、磁気光学ディスク、ROM、RAM、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気カード又は光カード、フラッシュメモリ、又は電子命令を記憶するのに適している他のタイプの媒体/機械可読媒体(但し、これらに限定されない)を含んでもよい。更に、ここに記載の実施形態を、コンピュータプログラム製品としてダウンロードしてもよく、通信リンク(例えば、モデム又はネットワーク接続)を介して搬送波又は他の伝搬媒体で具体化されたデータ信号によって、プログラムを遠隔コンピュータから要求コンピュータに転送してもよい。
【0063】
様々な形のコンピュータ可読媒体を、プロセッサへのデータ(例えば、一連の命令)の搬送に含んでもよい。例えば、データを、(i)RAMからプロセッサに送出し、(ii)無線伝送媒体上で搬送し、(iii)多くのフォーマット、規格又はプロトコルに従ってフォーマット及び/又は伝送し、(iv)当技術分野で周知の様々な方法の何れかで暗号化してもよい。
【0064】
コンピュータ可読媒体は、方法を実行するのに適しているプログラム要素を(任意の適切なフォーマットで)記憶することができる。
【0065】
図示のように、ここに記載のような機能を支援するアプリケーション822を、主メモリ806に符号化し、アプリケーション822は、ここに記載のサービス/機構の機能の一部又は全部を果たすアプリケーションであってもよい。アプリケーション822(及び/又はここに記載のような他の資源)を、ここに記載の異なる実施形態に従って処理機能を支援するデータ及び/又は論理命令などのソフトウェアコード(例えば、メモリ、又はディスクなどの別のコンピュータ可読媒体に記憶されたコード)として具体化することができる。
【0066】
一実施形態の動作中に、アプリケーション822の論理命令を送出、実施、実行、解釈又は別の方法で実行するために、プロセッサ804は、バス802の使用を介して主メモリ806にアクセスする。アプリケーション822の実行は、アプリケーションに関連するサービスの処理機能を生成する。換言すれば、処理824は、コンピュータシステム800におけるプロセッサ804の内部又は上で実行するアプリケーション822の1つ又は複数の部分を表す。
【0067】
ここに記載のような動作を実行する処理824に加えて、ここに記載の他の実施形態は、アプリケーション822自体(即ち、実行されない又は非実施論理命令及び/又はデータ)を含むことに留意すべきである。ディスクなどのコンピュータ可読媒体(例えば、リポジトリ)、又は光媒体に、アプリケーション822を記憶してもよい。他の実施形態によれば、例えば、ファームウェア、読み出し専用メモリ(ROM)、又はこの例で、主メモリ806(例えば、ランダムアクセスメモリ、即ちRAM)内の実行可能コードにおけるメモリタイプのシステムに、アプリケーション822を記憶することもできる。例えば、リムーバブル記憶媒体810、読み出し専用メモリ808、及び/又は大容量記憶デバイス812に、アプリケーション822を記憶してもよい。
【0068】
他の処理及び/又はソフトウェア及びハードウェア構成要素(例えば、ハードウェア資源の割り当て及び使用を制御するオペレーティングシステム)をコンピュータシステム800が含むことができることを、当業者は理解するであろう。
【0069】
ここに記載のように、本発明の実施形態は、様々なステップ又は動作を含む。様々なこれらのステップを、ハードウェア構成要素によって実行してもよく、又は、命令でプログラムされた汎用又は専用プロセッサに動作を実行させるために使用可能な機械実行可能命令で具体化してもよい。代わりに、ステップを、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの組み合わせによって実行してもよい。用語「モジュール」は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる独立型機能構成要素を意味する。
【0070】
記載の処理の一部(必ずしも全部ではない)を実行するように動作できるコンピュータ/計算デバイスを装置の実施形態が含むことができることを、当業者は、この明細書を読めば容易に認識及び理解するであろう。
【0071】
プログラム又はデータ構造を記憶するコンピュータ可読媒体の実施形態は、実行される場合、記載の処理の一部(必ずしも全部ではない)をプロセッサに実行させることができるプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体を含む。
【0072】
処理をここに記載する場合、任意のユーザ介入無しに処理が動作することができることを、当業者は認識するであろう。別の実施形態において、処理は、ある人間の介入を含む(例えば、人間の援助によって又は人間の援助を用いて、ステップを実行する)。
【0073】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「少なくとも一部の(at least some)」は、「1つ又は複数の(one or more)」を意味し、1つだけの場合を含む。従って、例えば、用語「少なくとも一部のABC(at least some ABCs)」は、「1つ又は複数のABC(one or more ABCs)」を意味し、1つのABCだけの場合を含む。
【0074】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「少なくとも1つの(at least one)」は、「1つ又は複数の(one or more)」を意味すると理解されるべきであり、従って、1つ又は多数の(one or multiple)の構成要素を含む両方の実施形態を含む。更に、「少なくとも1つの(at least one)」特徴を記載する独立請求項を意味する従属請求項は、特徴が「前記(the)」及び「前記少なくとも1つの(the at least one)」と呼ばれる場合に両方とも、同じ意味を有する。
【0075】
この明細書で使用されるように、用語「一部(portion)」は、一部又は全部を意味する。従って、例えば、「X一部(A portion of X)」は、「X」の一部又は「X」の全部を含んでもよい。会話の文脈で、用語「一部(portion)」は、会話の一部又は全部を意味する。
【0076】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「使用して(using)」は、「少なくとも使用して(using at least)」を意味し、排他的でない。従って、例えば、用語「Xを使用して(using X)」は、「少なくともXを使用して(using at least X)」を意味する。用語「だけ(only)」の使用によって特に記述がない限り、用語「Xを使用して(using X)」は、「Xだけを使用して(using only X)」を意味しない。
【0077】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「に基づいて(based on)」は、「に部分的に基づいて(based in part on)」又は「に少なくとも部分的に基づいて(based, at least in part, on)」を意味し、排他的でない。従って、例えば、用語「係数Xに基づいて(based on factor X)」は、「係数Xに部分的に基づいて(based in part on factor X)」又は「係数Xに少なくとも部分的に基づいて(based, at least in part, on factor X)」を意味する。用語「だけ(only)」の使用によって特に記述がない限り、用語「Xに基づいて(based on X)」は、用語「Xだけに基づいて(based only on X)」を意味しない。
【0078】
一般的に、特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「だけ(only)」を語句で特に使用しない限り、その語句に読み込まれるべきではない。
【0079】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「異なる(distinct)」は、「少なくとも部分的に異なる(at least partially distinct)」を意味する。特に記述がない限り、「異なる」は、「完全に異なる」を意味しない。従って、例えば、用語「Xは、Yと異なる(X is distinct from Y)」は、「Xは、Yと少なくとも部分的に異なる(X is at least partially distinct from Y)」を意味し、「Xは、Yと完全に異なる(X is fully distinct from Y)」を意味しない。従って、特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「Xは、Yと異なる(X is distinct from Y)」は、少なくとも何らかの方法でXはYと異なることを意味する。
【0080】
明細書及び特許請求の範囲における用語「第1の(first)」、「第2の(second)」などは、区別又は識別するために使用され、連続的又は数値的限定を示すために使用されないことが分かるはずである。同様に、文字ラベル(例えば、「A」、「B」、「C」など、又は「a」、「b」など)及び/又は数(例えば、「i」、「ii」など)は、読みやすさに役立ち、区別及び/又は識別するのに役立つために使用され、他の点で限定するように、又は任意の連続的又は数値的限定又は順序を与える又は意味するように意図されていない。同様に、使用される場合、例えば、明細書及び特許請求の範囲における用語「特定の(particular)」、「特定の(specific)」、「特定の(certain)」及び「所与の(given)」は、区別又は識別するためであり、他の点で限定するように意図されていない。
【0081】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語「多数の(multiple)」及び「複数の(plurality)」は、「2つ以上の(two or more)」を意味し、「2つ(two)」の場合を含む。従って、例えば、用語「多数のABC(multiple ABCs)」は、「2つ以上のABC(two or more ABCs)」を意味し、「2つのABC(two ABCs)」を含む。同様に、例えば、用語「多数のPQR(multiple PQRs)」は、「2つ以上のPQR(two or more PQRs)」を意味し、「2つのPQR(two PQRs)」を含む。
【0082】
更に、本発明は、例えば、用語「約(about)」、「約(around)」、「大体(generally)」、「実質的に(substantially)」、「実質的に(essentially)」、「少なくとも(at least)」などと併せて、用語、特徴、値及び範囲などを使用する場合、正確な用語、特徴、値及び範囲などを含む(即ち、「約3(about 3)」又は「約3(approximately 3)」は、「正確に3(exactly 3)」も含むものとし、又は「実質的に一定の(substantially constant)」は、「正確に一定の(exactly constant)」も含むものとする)。
【0083】
特許請求の範囲を含む、ここで使用されるように、用語の単数形は、文脈上他に指示がない限り、複数形も含むと解釈されるべきであり、逆もまた同様である。従って、ここで使用されるように、文脈上明確に他に指示がない限り、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」は、複数指示対象を含むことに留意すべきである。
【0084】
明細書及び特許請求の範囲全体にわたって、用語「含む(comprise)」、「含む(including)」、「有する(having)」及び「含む(contain)」、及びこれらの変型例は、「含む(但し、限定されない)(including but not limited to)」を意味すると理解されるべきであり、特に指示がない限り、他の構成要素を排除するように意図されていない。
【0085】
本発明の範囲内にまだ入りながら、本発明の実施形態を変更することができることが分かる。同一、均等又は同様の目的を果たす代替の特徴は、他に指示がない限り、明細書に開示の特徴を置換することができる。従って、他に指示がない限り、開示の各特徴は、一般的な一連の均等又は同様の特徴の1つの例を表す。
【0086】
更に、本発明は、例えば、用語「約(about)」、「約(around)」、「大体(generally)」、「実質的に(substantially)」、「実質的に(essentially)」、「少なくとも(at least)」などと併せて、用語、特徴、値及び範囲などを使用する場合、正確な用語、特徴、値及び範囲などを含む(即ち、「約3(about 3)」は、「正確に3(exactly 3)」も含むものとし、又は「実質的に一定の(substantially constant)」は、「正確に一定の(exactly constant)」も含むものとする)。
【0087】
例えば、例示的な用語「例えば(for instance)」、「例えば(such as)」、「例えば(for example)」、「例えば(e.g.,)」などの使用は、本発明をより良く例示するように単に意図され、特に特許請求の範囲に記載されていない限り、本発明の範囲の限定を意味しない。
【0088】
本発明は、最も実用的な好ましい実施形態であると現在考えられるものに関連して説明されているけれども、本発明は、開示の実施形態に限定されるべきではないものとし、逆に、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な修正及び均等構成を含むように意図されている。
図1
図2
図3
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