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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-06
(45)【発行日】2025-01-15
(54)【発明の名称】表示制御方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20250107BHJP
   H04N 21/488 20110101ALI20250107BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20250107BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/488
G06F3/0481
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2024502492
(86)(22)【出願日】2022-09-21
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-08-21
(86)【国際出願番号】 CN2022120057
(87)【国際公開番号】W WO2023051330
(87)【国際公開日】2023-04-06
【審査請求日】2024-01-16
(31)【優先権主張番号】202111165246.0
(32)【優先日】2021-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ジアン,ハイチアン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,チー
(72)【発明者】
【氏名】ワン,シュオ
(72)【発明者】
【氏名】グオ,ヤオ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,レイ
(72)【発明者】
【氏名】ジ,リユエ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ズフォン
【審査官】川中 龍太
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第106534977(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第101047836(CN,A)
【文献】国際公開第2017/208378(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第113259699(CN,A)
【文献】国際公開第2019/217086(WO,A2)
【文献】国際公開第2019/099275(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第112738633(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第108156527(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 - 21/858
G06F 3/048 - 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生することと、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えることであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、前記第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化することと、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示することと、
を含む、表示制御方法。
【請求項2】
前記第2のビデオの表示領域が、再生中に、前記第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、
前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の表示領域における前記第2のビデオに対する第1のプリセット操作を受け付けた場合、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させ、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けた場合、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含み、
前記第2のプリセット操作は、前記ビデオストリーム再生インタフェースで再生されるビデオストリームにおけるビデオの切り替えを実現するための操作を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記切替コマンドを受信し、かつプリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することと、
前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けた場合、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了していないという判断結果に基づいて、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることと、をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記切替コマンドを受信し、かつプリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することと、
前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けた場合、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域において、第3のビデオの再生に切り替えることと、をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記切替コマンドを受信し、かつプリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することと、
カウントダウンが終了したことが検出されたという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記切替コマンドを受信した後、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセットコントロールを表示することと、
前記プリセットコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前述した、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生するときに、
前記ビデオストリーム再生インタフェースに第1のプリセットインタラクションコントロールを表示することをさらに含み、
前記ビデオストリーム再生インタフェースで前記第2のビデオを再生している間に、
前記第1のプリセットインタラクションコントロールを隠すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のビデオの表示領域が前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化している間に、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、動的背景パターンを表示することと、
前記第2のビデオの表示領域が前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化した後、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、動的背景パターンを表示することと、のうちの少なくとも1つをさらに含み、
前記動的背景パターンは、前記第2のビデオにおけるビデオコンテンツの変化に応じて変化する、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させた後、前記第1の表示領域に、第2のプリセットインタラクションコントロールを表示することをさらに含み、前記第2のプリセットインタラクションコントロールは、前記第2のビデオに対してプリセット操作を行うためのものであり、前記プリセット操作は、再生制御操作、ダウンロード操作、及び共有操作のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項12】
前記第2のビデオの表示領域が前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化している間に、前記プリセット提示情報は、プリセットグラデーション方式で前記ビデオストリーム再生インタフェースに現れることと、
前記第2のビデオの表示領域が前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化した後、前記プリセット提示情報は、プリセットグラデーション方式で前記ビデオストリーム再生インタフェースに現れることと、のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のビデオの表示領域が前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化している間に、前記プリセット提示情報と前記プリセットコントロールのうちの少なくとも1つは、プリセットグラデーション方式で前記ビデオストリーム再生インタフェースに現れることと、
前記第2のビデオの表示領域が前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化した後、前記プリセット提示情報と前記プリセットコントロールとのうちの少なくとも1つは、プリセットグラデーション方式で前記ビデオストリーム再生インタフェースに現れることと、のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項14】
前記プリセットリマインド条件は、
現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴した持続時間長がプリセット持続時間長閾値よりも大きいことが検出されたことと、
現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームにおけるビデオを視聴した数量がプリセット数量閾値よりも大きいことが検出されたことと、
現在のユーザの、ユーザの疲労程度を示すためのプリセット指標の値がプリセット指標閾値に達したことが検出されたことと、
現在時刻が設定時間に達したことが検出されたことと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生するように設けられた第1のビデオ再生モジュールと、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えるように設けられた第2のビデオ再生モジュールであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化する第2のビデオ再生モジュールと、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示するように設けられた提示情報表示モジュールと、を含む、表示制御装置。
【請求項16】
メモリ、プロセッサ、及び、メモリに記憶され、かつプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実現させる、電子機器。
【請求項17】
プロセッサによって実行されると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、2021年9月30日に中国特許局に提出された、出願番号が202111165246.0である中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、援用により本開示に取り込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、表示制御方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
情報技術の急速な発展及びモバイルインターネットの普及に伴い、アプリケーションがユーザに提供できるウェブ情報がますます多くなる。その中、アプリケーションの情報推奨機能は、ますます多くのユーザに好まれている。
【0004】
アプリケーションは、一般的には、情報ストリームをプッシュすることにより、ユーザに様々なビデオコンテンツを推奨する。情報ストリームにおけるビデオは、自動的に切り替わり、又はユーザ操作で切り替わることができる。しかし、情報ストリームにおけるビデオコンテンツは、一般的には豊富で膨大な数であり、ユーザがビデオストリームの視聴に夢中になる現象が生じやすく、ユーザにリマインドする必要がある。しかし、関連技術では、一般的には、文字提示を表示するなどの方式を採用し、リマインド効果が悪く、改善が必要である。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例は、ユーザによる夢中防止に対する感知を強化し、リマインド効果を高め、ユーザがビデオストリームの視聴に夢中になりやすい問題を解決できる、表示制御方法、装置、記憶媒体及び機器を提供する。
【0006】
第1の態様によれば、本開示の実施例は、
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生することと、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えることであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、前記第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化することと、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示することと、を含む、表示制御方法を提供する。
【0007】
第2の態様によれば、本開示の実施例は、
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生するように設けられた第1のビデオ再生モジュールと、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えるように設けられた第2のビデオ再生モジュールであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化する第2のビデオ再生モジュールと、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示するように設けられた提示情報表示モジュールとを含む、表示制御装置を提供する。
【0008】
第3の態様によれば、本開示の実施例は、メモリ、プロセッサ、及び、メモリに記憶され、かつプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、本開示の実施例による表示制御方法を実現させる電子機器を提供する。
【0009】
第4の態様によれば、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例による表示制御方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の実施例による表示制御方法の流れを示す概略図。
図2】本開示の実施例による別の表示制御方法の流れを示す概略図。
図3】本開示の実施例によるインタラクションプロセスインタフェースの概略図。
図4】本開示の実施例によるさらに別の表示制御方法の流れを示す概略図。
図5】本開示の実施例による別のインタラクションプロセスインタフェースの概略図。
図6】本開示の実施例による表示制御装置のブロック構成図。
図7】本開示の実施例による電子機器のブロック構成図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例を記述する。添付図面においては本開示のいくつかの実施例が示されたが、理解すべきものは、本開示を各種の形態で実現することができる。これらの実施例は、本開示をより徹底的かつ完全に理解するために提供される。理解すべきものは、本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎない。
【0012】
理解すべきものは、本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。
【0013】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放式包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味する。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の説明において与えられる。
【0014】
注意すべきものは、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、単に異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0015】
注意すべきものは、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではなく、当業者にとって理解すべきものは、特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきである。
【0016】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、説明のために用いられるだけであり、これらメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0017】
以下に説明される実施例において、各実施例は、選択的な特徴及び例を同時に提供し、各番号が付けられた実施例を単に1つの技術案と見なすべきではない。
【0018】
図1は、本開示の実施例による表示制御方法の流れを示す概略図である。該方法は、表示制御装置によって実行されてもよい。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアで実装されてもよく、一般的には電子機器に統合され得る。前記電子機器は、携帯電話、スマートウォッチ、タブレット及びパーソナルデジタルアシスタントなどの移動体設備であってもよいし、デスクトップコンピュータなど他の機器であってもよい。図1に示すように、該方法は以下のようなステップを含む。
【0019】
ステップ101:プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生する。
【0020】
本開示の実施例では、プリセットアプリケーションは、例えば、ショートビデオアプリケーション又はライブアプリケーションなどであってもよいし、他のタイプのアプリケーションであってもよい。プリセットプリケーションは、ビデオストリーム再生機能を提供することができる。ビデオストリームは、例えば、ショートビデオストリームやライブビデオストリームなどを含んでもよく、ビデオストリーム再生インタフェースで再生されてもよく、一般的には、ユーザ操作で、又はプリセットアプリケーションのデフォルト設定で、複数のビデオの連続再生を実現することができる。ビデオストリームにおけるビデオのソースとプッシュ機構などは、プリセットプリケーションによって、実際のニーズに応じて設定されてもよい。一般的には、ビデオストリームにおけるビデオコンテンツは、プリセットアプリケーションにログインしたユーザによって投稿され、作品形式で提示されてもよいし、プリセットアプリケーションに対応したプラットフォームによって投稿されてもよい。ユーザは、投稿したい作品をプリセットアプリケーションに対応するサーバにアップロードし、サーバによって、他のユーザが使用するプリセットアプリケーションに配信して提示してもよい。
【0021】
本開示の実施例では、第1のビデオを、ビデオストリーム再生インタフェースで現在再生されているビデオとして理解することができ、ビデオストリームにおけるいずれか1つのビデオであってもよい。ライブビデオストリームについては、第1のビデオを、現在のアンカーのライブストリームとして理解することができる。第1のビデオは、一般的には、全画面再生モードで再生される。つまり、第1のビデオの表示領域(第1の表示領域)は、一般的には、常にビデオストリーム再生インタフェース全体を占め満たす。勿論、実際のニーズに応じて調整されてもよい。
【0022】
ステップ102:切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替え、その中、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、前記第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化する。
【0023】
本開示の実施例では、切替コマンドは、ビデオストリームにおけるビデオの切り替えを実現するためのものであり、プリセットアプリケーションによって自動的に生成されてもよいし、現在のユーザの操作に応答して生成されてもよい。例えば、現在のユーザが入力した第1のビデオに作用する切替操作を受け付けると、切替コマンドを生成してもよい。切替操作は、例えば、スライド操作、例えば、上へのスライド操作又は左へのスライド操作などであってもよいし、ビデオ切り替えを実現するためのコントロールをトリガする操作などであってもよい。
【0024】
ビデオストリームにおけるビデオは、一般的には豊富で膨大な数であり、ユーザがビデオストリームの視聴に夢中になる現象が生じやすい。該現象の発生を減少させるために、ユーザにリマインドしてもよい。本開示の実施例では、プリセットリマインド条件を、プリセットアプリケーションにおいて、夢中になる現象に対してリマインドする条件として理解することができる。プリセットリマインド条件の内容は、予め設定されてもよく、例えば、累積使用時間長又はユーザの疲労程度に基づいて設定されてもよいし、現在時刻が1日中に位置する時間帯などに応じて設定されてもよい。
【0025】
選択的に、プリセットリマインド条件は、現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴した持続時間長がプリセット持続時間長閾値よりも大きいことが検出されたことと、現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームにおけるビデオを視聴した数量がプリセット数量閾値よりも大きいことが検出されたことと、現在のユーザの、ユーザの疲労程度を示すためのプリセット指標の値がプリセット指標閾値に達したことが検出されたことと、現在時刻が設定時間に達したことが検出されたこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0026】
例示的に、ビデオストリーム再生インタフェースの表示時間長を統計することによって、現在のユーザがプリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴した持続時間長を決定してもよい。プリセット持続時間長閾値は、実際のニーズに応じて設定されてもよく、例えば、2時間であり、持続時間長が2時間よりも長い場合、現在のユーザがビデオストリームを比較的長い時間視聴したと見なしてもよく、プリセットリマインド条件を満たすと見なしてもよい。同じ理由により、ユーザが視聴したビデオの数量が比較的多い場合も、プリセットリマインド条件を満たすと見なしてもよい。例示的に、プリセット指標は、心拍数、瞬きの頻度、及び表情などを含んでもよい。ユーザが許可した場合、電子機器におけるプリセット部品(例えば、カメラ)などを利用してプリセット指標の値を取得してもよく、また、電子機器と通信関係にある機器(例えば、ブレスレット又はスマートウォッチ)を利用してプリセット指標の値を取得してもよい。例えば、プリセット指標の値がプリセット指標閾値に達すると、ユーザが現在疲労を感じていることを示し、プリセットリマインドイベントをトリガしてもよい。例示的に、設定時間は、例えば、深夜又は早朝のある時間であってもよく、これらの時間は、一般的には、ユーザの休憩時間である。現在時刻が設定時間に達したことが検出されると、プリセットリマインド条件を満たすと見なしてもよい。
【0027】
選択的に、ユーザが自らプリセットリマインド条件を設定してもよい。これにより、電子機器は、ユーザ自身のニーズに合致するリマインドタイミングをよりインテリジェントに決定することを可能にすることができる。
【0028】
本開示の実施例では、第2のビデオは、ビデオストリームにおける第1のビデオの次のビデオであってよく、ライブビデオストリームの場合、第2のビデオは、次のアンカーのライブストリームであってもよい。第2のビデオは、ビデオストリーム以外のビデオであってもよい。ビデオストリームにおいて、元の再生順序に従えば、第1のビデオの後は第3のビデオであり、つまり、第3のビデオがビデオストリームにおける第1のビデオの次のビデオであると仮定すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、第2のビデオを第3のビデオの前に挿入して優先的に再生してもよい。第2のビデオがビデオストリーム以外のビデオである場合、第2のビデオは、プリセット提示内容を含むビデオであってもよい。プリセット提示内容は、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドし、リマインド効果を高めるためのものである。ここで、プリセット提示内容は、ターゲットキャラクタイメージがリマインド情報を口述するリマインドビデオを含んでもよい。第2のビデオは、アニメーション特殊効果ビデオ、眼を保護する画像を含むビデオ、又は、公益ビデオなどであってもよい。
【0029】
例示的に、第2のビデオがビデオストリームにおける第1のビデオの次のビデオであれば、プリセットリマインド条件を満たさない場合、ユーザに対して夢中防止リマインドを行う必要がないことを示し、現在再生されている第1のビデオに対する切替コマンドを受信すると、ビデオストリーム再生インタフェースにおいて第2のビデオの再生に切り替えてもよく、かつ第2のビデオの再生方式は第1のビデオと同じであり、例えば、第2のビデオの表示領域は常にビデオストリーム再生インタフェース全体を占め満たす。
【0030】
例示的に、第2のビデオがビデオストリーム以外のビデオであれば、プリセットリマインド条件を満たさない場合、現在再生されている第1のビデオに対する切替コマンドを受信すると、ビデオストリーム再生インタフェースにおいてビデオストリームにおける次のビデオ、例えば、上述した第3のビデオの再生に切り替えてもよく、かつ第3のビデオの再生方式は第1のビデオと同じであり、例えば、第3のビデオの表示領域は常にビデオストリーム再生インタフェース全体を占め満たす。
【0031】
本開示の実施例では、プリセットリマインド条件を満たす場合、切替コマンドを受信すると、第1の表示領域において第2のビデオの再生に切り替える。ユーザによる夢中防止リマインドに対する感知を強化するために、第2のビデオの再生方式を調整する。第2のビデオは、再生中に、表示領域が大から小に変化し、第1のビデオの第1の表示領域からサイズのより小さい第2の表示領域に変化する。ここで、表示領域のサイズは、表示領域の表示面積で評価されてもよい。第1の表示領域の形状と、第2の表示領域の形状とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。一般的には、第1の表示領域の形状は、電子機器のスクリーン形状に合わせ、例えば、矩形であってもよく、第1の矩形と記す。第2の表示領域は、長さ及び幅のうちの少なくとも一方が第1の矩形よりも小さい第2の矩形であってもよい。また、第2の表示領域は、円形、三角形、ハート形、又は他の不規則な形状、例えば、感嘆符形状などであってもよい。
【0032】
本開示の実施例では、第2のビデオの表示領域は、再生中に第1の表示領域から第2の表示領域に変化し、より小さい表示領域により、現在のユーザにビデオの再生方式の変化を感知させ、プリセット提示情報に合わせて、夢中防止リマインドに対する感知を強化することができ、かつ第1の表示領域から第2の表示領域に変化し、直接的に第2の表示領域で第2のビデオを再生することによる違和感及び途切れ感を回避し、ユーザの反感を減し、ユーザがビデオを閲覧する体験を両立させる。
【0033】
選択的に、第2のビデオは、第1の表示領域で第1のプリセット時間長再生されると、直接的に第2の表示領域で再生され続けるように変更されてもよい。選択的に、第2のビデオが第1の表示領域で第1のプリセット時間長再生されると、第1の表示領域が動的に第2の表示領域に縮小し、縮小過程が第2のプリセット時間長を経過すると、第2の表示領域で再生され続ける。選択的に、第2のビデオの第1の表示領域での再生が終わると、直接的に第2の表示領域にビデオ画面を静的に表示するように変更される。選択的に、第2のビデオが第1の表示領域で第1のプリセット時間長再生されると、第1の表示領域が動的に第2の表示領域に縮小し、縮小過程が第3のプリセット時間長を経過する。第1のプリセット時間長と第3のプリセット時間長は、第2のビデオの再生時間長の合計である。その後、直接的に第2の表示領域にビデオ画面を静的に表示するように変更される。
【0034】
例示的に、第1の表示領域が第2の表示領域に変化している間、及び/又は、第1の表示領域が第2の表示領域に変化した後、第2のビデオにおけるビデオ画面コンテンツは、等しい割合で縮小されてもよいし、ビデオ画面における一部のコンテンツが再生されてもよい。
【0035】
選択的に、前記第2のビデオの表示領域が第2の表示領域に変化した後、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む。ここで、第2のビデオにおける全てのビデオフレームが少なくとも一回再生されていたら、第2のビデオのループ再生を続けてもよい。
【0036】
ステップ103:前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示する。
【0037】
例示的に、プリセット提示情報は、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドし、例えば、ユーザに休むようにリマインドし、又はユーザにプリセットアプリケーションをオフするなどをリマインドするために使用され得る。選択的に、プリセット提示情報は、提示バーを含んでもよい。提示バーには、文字提示情報とパターン提示情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。プリセット提示情報は、提示音声をさらに含んでもよい。つまり、文字提示を表示すると同時に音声提示情報を放音させる。プリセット提示情報は、動的画像をさらに含んでもよい。動的画像には、動的な人像が含まれてもよく、人像の動きにより提示が行われる。プリセット提示情報は、複数の情報の組み合わせをさらに含んでもよく、例えば、提示バー、音声提示及び動的画像を同時に含み、文字内容、音声内容及び画像内容は、互いに協働して、より良いリマインド効果を実現する。
【0038】
本開示の実施例では、プリセット提示情報の出現タイミング及び出現方式は、実際のニーズに応じて決定されてもよい。プリセット提示情報は、第2のビデオの表示領域が第2の表示領域に変化するとき又は変化した後で出現してもよい。第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から徐々に第2の表示領域に変化する場合、変化している間にプリセット提示情報が出現してもよい。
【0039】
選択的に、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記プリセット提示情報は、プリセットグラデーション方式でビデオストリーム再生インタフェースに現れる。ここで、プリセットグラデーション方式は、例えば、透明度が1から0に徐々に変化してもよい。また、プリセットグラデーション方式は、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の位置(例えば、ビデオストリーム再生インタフェースにおけるプリセット表示境界における位置)から徐々に第2の位置に移動してもよい。第2の位置は、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外に位置する。
【0040】
選択的に、プリセット提示情報を表示した後、現在のユーザがビデオストリームにおけるビデオを視聴し続けたい場合、関連操作を入力することでビデオの切り替えを実現してもよい。夢中防止のリマインド効果を確保するために、いくつかのプリセット条件を追加し、プリセット条件を満たす場合、切り替えを許可してもよい。プリセット条件は、例えば、時間次元の条件であってもよい。例えば、第2のビデオの再生時間長がプリセット再生時間長閾値よりも大きくなったら、切り替えを許可する。また例えば、第2のビデオは、人物の動作を含むビデオであり、現在のユーザがビデオにおける人物の動作にマッチングする動作を完了したことが検出されると、切り替えを許可する。これにより、楽しさを高め、ユーザがビデオを切り替えることができないときにおける焦燥感などのマイナスの感情を効果的に緩和することができる。
【0041】
本開示の実施例による表示制御方法は、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生し、切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替え、第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化し、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示する。上記の技術案を採用することによって、ユーザが、プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴している間に、ビデオ切替コマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、ビデオ再生の切り替えを行い、切替後のビデオは再生中に表示領域が縮小し、ビデオストリーム再生インタフェースに提示情報を表示し、表示サイズの縮小変化と提示情報とを組み合わせることにより、ユーザによる夢中防止に対する感知を強化し、リマインド効果を高め、ユーザがビデオストリームの視聴に夢中になりやすい問題を解決できる。また、切替後のビデオは元の表示領域からより小さい表示領域に変化するため、直接的により小さい領域でビデオを再生することによる違和感及び途切れ感を回避し、ユーザのビデオ視聴体験を確保することができる。
【0042】
いくつかの実施例では、前記第2の表示領域における前記第2のビデオに対する第1のプリセット操作を受け付けると、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させ、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含んでもよい。このように設定する利点は、ユーザが第2のビデオの表示領域を第1の表示領域に切り替え戻し、例えば、全画面再生モードに切り替えて第2のビデオを再生し続けることをサポートし、ユーザの視聴体験を確保できることである。第1のプリセット操作は、例えば、クリック操作、長押し操作又はスライド操作などであってもよい。第1のプリセット操作は、第2のビデオに直接的に作用してもよいし、第2のビデオに関連するコントロール、例えば、第1の表示領域に切り替えて第2のビデオを再生し続けるためのボタンなどに作用してもよい。
【0043】
いくつかの実施例では、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む。このように設定する利点は、ユーザが第2の表示領域に切り替え戻して第2のビデオを再生し続けることをさらにサポートでき、ユーザがプリセット提示情報を見続けることを容易にすることである。
【0044】
選択的に、前記第2のプリセット操作は、前記ビデオストリームにおけるビデオの切り替えを実現するための操作を含む。このように設定する利点は、ユーザがビデオを切り替える操作習慣を考慮することである。例えば、第2のプリセット操作が上へのスライド操作である。ユーザは、上へのスライド操作を採用してビデオストリームにおけるビデオを切り替えることに慣れており、現在の第2のビデオの表示領域は、ビデオストリームにおけるビデオが正常に再生されているときと一致し、ユーザは、継続して上へのスライド操作によりビデオの切り替えを行ってもよいが、プリセットリマインドイベントがトリガされた後第2のビデオが再生されるため、第3のビデオに切り替えることなく、第2の表示領域に切り替え戻して第2のビデオを再生し続ける。これにより、夢中防止のリマインド効果を高めることができる。
【0045】
いくつかの実施例では、前記切替コマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することをさらに含み、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了していないという判断結果に基づいて、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む。このように設定する利点は、カウントダウンが終了する前に、ユーザはビデオストリームにおけるビデオを切り替えるための第2のプリセット操作を入力することで一時的に第3のビデオに切り替えることができなくなり、夢中防止のリマインド効果を高めることができる。
【0046】
ここで、カウントダウンの総時間長は、例えば、10秒であってもよい。ユーザが一時的に第3のビデオに切り替えることができないことによる困惑を減少させ、生じるマイナスの感情を緩和するために、ビデオストリーム再生インタフェースの第2の表示領域の外にカウントダウン情報を表示してもよい。カウントダウン情報は、現在のカウントダウン時間を含んでもよく、関連する文字説明をさらに含んでもよい。例えば、現在のカウントダウンが5秒残った場合、「5秒休憩してから次のビデオを見ましょう」と表示してもよい。また、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外に意見フィードバックエントリを表示してもよい。それにより、ユーザに自分の意思を表すアプローチを提供し、マイナスの感情を緩和することに有利である。
【0047】
いくつかの実施例では、前記切替コマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することをさらに含み、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域において、第3のビデオの再生に切り替えることをさらに含む。このように設定する利点は、カウントダウンが終了した後、現在のユーザは、ある程度休憩されており、ユーザの使用体験を確保し、ユーザに過度の邪魔を与えることを回避するために、カウントダウンが終了した後、第2の表示領域に戻って第2のビデオを再生し続ける必要がなく、第1の表示領域で第2のビデオが再生されている状態から第3のビデオの再生に直接的に切り替えることを許可することができる。
【0048】
いくつかの実施例では、前記切替コマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動し、カウントダウンが終了したことが検出されたという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生する。このように設定する利点は、カウントダウンが終了した後、現在のユーザは、ある程度休憩されており、ユーザの使用体験を確保し、ユーザに過度の邪魔を与えることを回避するために、カウントダウンが終了した後、第3のビデオの再生に自動的に切り替えることを許可することができる。
【0049】
選択的に、カウントダウンが終了したことが検出されたという判断結果に基づいて、前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記第1の表示領域で前記第3のビデオを再生してもよい。このように設定する利点は、カウントダウンが終了した後、ユーザが自ら切替タイミングを選択することができ、ビデオの切り替えがより柔軟であることである。
【0050】
いくつかの実施例では、前記切替コマンドを受信した後、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセットコントロールを表示することと、前記プリセットコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生することとをさらに含む。このように設定する利点は、現在通常のビデオストリームのビデオ切替操作は、スライド操作方式である。ビデオストリーム再生インタフェースにプリセットコントロールを表示し、プリセットコントロールをトリガすることにより第3のビデオに切り替えることで、通常の切り替え方式とは異なり、ある程度ユーザがビデオを切り替える学習コストを増加させ、ユーザの夢中防止感知を強化し、リマインド効果を高めることに有利であることである。
【0051】
本開示の実施例では、プリセットコントロールの出現タイミング及び出現方式は、実際のニーズに応じて決定されてもよい。プリセットコントロールは、第2のビデオの表示領域が第2の表示領域に変化するとき又は変化した後で出現されてもよい。第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から徐々に第2の表示領域に変化する場合、プリセットコントロールは、変化している間に出現されてもよい。プリセットコントロールは、カウントダウンが終了した後で出現されてもよい。
【0052】
選択的に、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記プリセットコントロールは、プリセットグラデーション方式でビデオストリーム再生インタフェースに現れる。ここでのプリセットグラデーション方式は、前述したプリセットグラデーション方式と同じであってもよく、異なっていてもよい。
【0053】
いくつかの実施例では、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生すると同時に、前記ビデオストリーム再生インタフェースに第1のプリセットインタラクションコントロールを表示することをさらに含み、ここで、前記ビデオストリーム再生インタフェースで前記第2のビデオを再生している間に、前記第1のプリセットインタラクションコントロールを隠すことをさらに含む。このように設定する利点は、第2のビデオと第1のビデオとの再生方式の違いを強調し、ユーザの夢中防止感知を強化し、リマインド効果を高めることに有利であることである。ここで、第1のプリセットインタラクションコントロールは、例えば、いいねコントロール、コメントコントロール及びページ切替コントロールなどを含んでもよい。
【0054】
本開示の実施例では、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、動的背景パターンを表示することをさらに含んでもよく、ここで、前記動的背景パターンは、前記第2のビデオにおけるビデオコンテンツの変化に応じて変化する。このように設定する利点は、第2のビデオの、第1の表示領域から第2の表示領域への遷移をより自然なものにし、インタフェースの美観を向上させ、ユーザの視聴体験とリマインド効果を両立させることである。ここで、動的背景パターンは、現在再生されているビデオ画面であってもよく、かつ動的背景パターンの鮮明度は、第2のビデオのビデオ画面の鮮明度よりも小さく、第2のビデオの視聴に過度の邪魔を与えることを回避する。
【0055】
本開示の実施例では、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させた後、前記第1の表示領域に、第2のプリセットインタラクションコントロールを表示することをさらに含んでもよく、ここで、前記第2のプリセットインタラクションコントロールは、前記第2のビデオに対してプリセット操作を行うためのものであり、前記プリセット操作は、再生制御操作、ダウンロード操作、及び共有操作のうちの少なくとも1つを含む。このように設定する利点は、第1の表示領域で第2のビデオを再生するとき、ユーザが第2のビデオの再生に対して関連制御、例えば、一時停止、再開、早送り及び早戻しなどを行うことを許可し、ビデオコンテンツに興味を持つとき、保存又は共有するなどを行うこともでき、インタラクション感を向上させ、ユーザがビデオを切り替えることができないときにおける焦燥感などのマイナスの感情を緩和することに有利であることである。
【0056】
図2は、本開示の実施例による別の表示制御方法の流れを示す概略図である。本開示の実施例は、上記の実施例における各選択的な態様に基づいて変更する。該方法は、以下のステップを含む。
【0057】
ステップ201:プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生する。
【0058】
説明の便宜上、以下、プリセットアプリケーションがショートビデオアプリケーションである場合を例にする。図3は、本開示の実施例によるインタラクションプロセスインタフェースの概略図である。図3に示すように、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域301(全画面領域として理解することができる)で第1のビデオを再生しており、第1のビデオにおけるビデオコンテンツは1匹の犬を含む。
【0059】
ステップ202:切替コマンドを受信する。
【0060】
ユーザが第1のビデオを視聴している間に、ビデオストリーム再生インタフェースに上へのスライド操作を入力することができる。このとき、プリセットアプリケーションは、対応する切替コマンドを受信する。
【0061】
ステップ203:プリセットリマインド条件を満たす場合、第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替え、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外にプリセット提示情報とプリセットコントロールを表示する。
【0062】
ここで、第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化し、プリセット提示情報は、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドするためのものである。
【0063】
ショートビデオアプリケーションがショートビデオストリームを再生している間に、現在のユーザがショートビデオストリームを視聴している持続時間長が2時間(プリセット持続時間長閾値)よりも大きいことが検出されたと仮定すると、ユーザが継続して夢中状態にあることを回避するために、プリセットリマインド条件を満たすと見なし、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドする必要がある。
【0064】
選択的に、第2のビデオは、ビデオストリーム以外のビデオであり、該ビデオには、プリセットリマインド内容が含まれてもよく、リマインドビデオと称されてもよい。図3に示すように、まず、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第2のビデオを全画面で再生し始め、第2のビデオにおけるビデオコンテンツは、深夜を表すアニメーションであり、例えば、図における月や星などを含む。第2のビデオが第1の表示領域で第1のプリセット時間長(例えば、2秒)再生されると、第1の表示領域は動的に第2の表示領域302に縮小し、第2のビデオのビデオ画面もそれに伴って変化し、縮小過程が第2のプリセット時間長(例えば、1秒)を経過すると、第2の表示領域302で第2のビデオを再生し続け、第2のビデオコンテンツが1回完全に再生されると、ループ再生を継続してもよい。第2の表示領域302に縮小した後、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外にプリセット提示情報303とプリセットコントロール304を表示してもよい。ここで、プリセット提示情報303は、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドするためのものであり、例えば、図3における「もう長い間視聴していたので、少し休憩しましょう」のようなものである。プリセットコントロール304には、プリセットコントロールの機能又は役割を表すための文字情報、例えば、図3における「リマインド無視」が表示されてもよい。
【0065】
図3に示すように、第2のビデオを再生している間に、第1のビデオを再生しているときに表示された第1のプリセットインタラクションコントロール、例えば、コメントコントロール305などを隠すことができる。これにより、第2のビデオと第1のビデオとの再生方式の違いを強調し、ユーザの夢中防止感知を強化し、リマインド効果を高めることに有利である。
【0066】
ステップ204:プリセットコントロールに対するトリガ操作に応答して、第1の表示領域で、ビデオストリームにおける第1のビデオの次のビデオである第3のビデオを再生する。
【0067】
例示的に、図3に示すように、現在のユーザがショートビデオを視聴し続けたい場合、プリセットコントロール304をトリガすることによりビデオの切り替えを行ってもよく、例えば、現在のユーザがプリセットコントロール304をクリックすると、第1の表示領域で全画面で第3のビデオを再生する。
【0068】
例示的に、ショートビデオアプリケーションの場合、一般的には、プリセットビデオプッシュルールに従って、ビデオストリームに対応するショートビデオ推奨キューを決定し、つまり、ビデオストリームに含まれる再生待ちショートビデオとショートビデオの再生順序を決定する。例えば、ショートビデオ推奨キューにおいて、犬ビデオの次のビデオがジョーカービデオである場合、ユーザがプリセットコントロール304をクリックすると、ジョーカービデオが全画面で再生される。
【0069】
本開示の実施例による表示制御方法は、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースでビデオストリームを再生している間に、ビデオ切り替えコマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、ビデオストリーム以外のビデオを挿入して再生し、再生中に初期のビデオ再生表示領域から絶えずにより小さいサイズの表示領域に変化し、ユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することを提示する情報と、ビデオを切り替え続けるためのプリセットコントロールを表示し、表示サイズの縮小変化と提示情報とを組み合わせることにより、ユーザによる夢中防止に対する感知を強化し、リマインド効果を高め、ビデオストリームにおける正常なビデオの再生からリマインドビデオの再生への切り替えがより滑らかで、遷移がより自然で、ユーザのビデオ視聴体験を確保し、かつ、ビデオストリームにおけるビデオに切り替え続けるコントロールを提供し、ユーザに過度の邪魔を与えることを回避することができる。
【0070】
図4は、本開示の実施例による表示制御方法の流れを示す概略図である。本開示の実施例は、上記の各実施例における選択的な態様に基づいて変更する。図4に示すように、該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0071】
ステップ401:プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生する。
【0072】
ステップ402:第1のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、プリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動する。
【0073】
説明の便宜上、以下、依然としてプリセットアプリケーションがショートビデオアプリケーションである場合を例にする。図5は、本開示の実施例による別のインタラクションプロセスインタフェースの概略図である。図5に示すように、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域501(全画面領域として理解することができる)で第1のビデオを再生しており、第1のビデオにおけるビデオコンテンツは1匹の犬を含む。ユーザが第1のビデオを視聴している間に、ビデオストリーム再生インタフェースに第2のプリセット操作を入力することができる。プリセットアプリケーションは、第2のプリセット操作を受け付け、カウントダウンを起動する。カウントダウンの開始時間が15秒であるとする。
【0074】
ステップ403:第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替え、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外にプリセット提示情報を表示する。
【0075】
ここで、第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化し、プリセット提示情報は、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドするためのものである。
【0076】
選択的に、第2のビデオは、ビデオストリーム以外のビデオである。第2のビデオは、プリセット提示内容を含んでもよい。プリセット提示内容は、現在のユーザにビデオストリームを視聴することをリマインドするためのものである。プリセット提示内容は、ターゲットキャラクタイメージがリマインド情報を口述するリマインドビデオを含む。ターゲットキャラクタイメージは、プリセットキャラクタイメージセットに含まれ、プリセットキャラクタイメージセットは、プリセットプリケーションにおける第1のユーザのキャラクタイメージを含む。第1のユーザは、プリセットプリケーションにおいて現在のユーザとプリセット関連関係がある。プリセット関連関係は、現在のユーザが第1のユーザに関心があることを含んでもよい。いくつかのプリセットプリケーションにおいて、現在のユーザが第1のユーザのフォロワーであると理解することもできる。プリセット関連関係は、第1のユーザが現在のユーザの友達であることをさらに含んでもよい。いくつかのプリセットプリケーションにおいて、現在のユーザと第1のユーザとが相互に関心があると理解することもできる。
【0077】
本ステップの前に、さらに、現在のユーザがプリセットアプリケーションを使用している間に生成した履歴インタラクションデータに基づいて、プリセットキャラクタイメージセットからターゲットキャラクタイメージを決定することと、ターゲットキャラクタイメージのリマインドビデオセットからターゲットリマインドビデオを選別することと、ターゲットリマインドビデオに基づいて、提示待ち第2のビデオを決定することと、をさらに含んでもよい。現在のユーザが10人のショートビデオ制作者に関心があるとすると、対応するプリセットキャラクタイメージセットには10人のショートビデオ制作者のアカウント識別子又はキャラクタイメージ識別子が含まれてもよい。現在のユーザが、最近1カ月間、ユーザAのショートビデオ作品にいいねした回数が最も多い場合、現在のユーザがユーザAを比較的に認可し、ユーザAのリマインドビデオが現在のユーザにとってもっと説得力があることを示す。よって、ユーザAのキャラクタイメージをターゲットキャラクタイメージとして決定してもよい。そして、ユーザAのリマインドビデオセットから、現在のシーンに適したリマインドビデオを選択し、該リマインドビデオを第2のビデオとして決定してもよい。
【0078】
図5に示すように、まず、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第2のビデオを全画面で再生し始め、第2のビデオにおけるビデオコンテンツは、ユーザAが現在のユーザに休憩に注意するようにリマインドするものであり、例えば、ユーザAがカメラに向かってリマインド情報を口述するなどを含む。第2のビデオが第1の表示領域で第1のプリセット時間長(例えば、3秒)再生されると、第1の表示領域が動的に第2の表示領域502に縮小し、第2のビデオのビデオ画面もそれに伴って変化する。縮小過程が第2のプリセット時間長(例えば、2秒)を経過すると、第2の表示領域502で第2のビデオを再生し続ける。第2の表示領域502に縮小した後、ビデオストリーム再生インタフェースにおける第2の表示領域の外にプリセット提示情報503を表示してもよい。ここで、プリセット提示情報は、現在のユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することをリマインドするためのものである。プリセット提示情報には、カウントダウン情報、例えば、図3における「もう長い間視聴していたので、もう10秒間休憩しましょう」のようなものがさらに含まれてもよい。
【0079】
ステップ404:第2の表示領域における第2のビデオに対する第1のプリセット操作を受け付けると、第2のビデオの表示領域を第2の表示領域から第1の表示領域に変化させ、第1の表示領域で第2のビデオを再生し続ける。
【0080】
例示的に、第1の所定操作は、例えば、第2の表示領域における第2のビデオをクリックする操作であってもよい。図5に示すように、ユーザが第2のビデオを再生している第2の表示領域502をクリックすると、第1の表示領域で全画面で第2のビデオを再生し続けるように変化する。このように、現在のユーザは、全画面再生モードでユーザAのリマインドビデオをより鮮明に視聴することができる。
【0081】
ステップ405:第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、カウントダウンが終了したか否かを判断し、カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、ステップ408を実行し、カウントダウンが終了していないという判断結果に基づいて、ステップ406を実行する。
【0082】
例示的に、現在のユーザが全画面モードで第2のビデオを視聴している間に、ビデオストリームにおける次のビデオを視聴するように切り替えたい場合、第2のビデオに対する第2のプリセット操作を行ってもよい。図5に示すように、ユーザは、上へのスライド操作を入力する。カウントダウンが5秒残っており、カウントダウンが終了していない場合、ステップ406を実行する。
【0083】
ステップ406:第2のビデオの表示領域を第1の表示領域から第2の表示領域に変化させ、第2の表示領域で第2のビデオを再生し続ける。
【0084】
例示的に、ユーザが第2のプリセット操作を入力するとき、カウントダウンが終了していないため、一旦次のビデオに切り替えず、第2の表示領域で第2のビデオを再生し続けるように変化する。図5に示すように、インタフェースにおけるカウントダウン情報を更新し、元の10秒から5秒に更新し、どのくらい後にコンテンツを切り替えることができるかをユーザに知らせ、ユーザが現在コンテンツ切り替えを実現できないことにより生じるマイナスの感情を緩和する。
【0085】
ステップ407:カウントダウンが終了したか否かを判断し、カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、ステップ408を実行し、カウントダウンが終了していないという判断結果に基づいて、ステップ407を繰り返し実行する。
【0086】
例示的に、第2の表示領域に戻って第2のビデオを再生し続けた後、カウントダウン情報は、動的に更新され続ける。プリセットアプリケーションは、カウントダウンが終了したか否かを判定し続け、カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、ステップ408を実行し、第1の表示領域での第3のビデオの再生に自動的に切り替える。
【0087】
ステップ408:第1の表示領域で、ビデオストリームにおける第1のビデオの次のビデオである第3のビデオを再生する。
【0088】
本開示の実施例による表示制御方法は、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースでビデオストリームを再生している間に、ビデオ切替操作を受け付けると、プリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動し、ビデオストリーム以外のリマインドビデオを挿入して再生し、リマインドビデオは、再生中に初期のビデオ再生表示領域から絶えずにより小さいサイズの表示領域に変化し、ユーザにビデオストリームの視聴を一時停止することを提示する情報を表示し、カウントダウンが終了する前に、ユーザは、自発操作により、2つの異なるサイズの表示領域の間でリマインドビデオの再生切替を行うことができ、カウントダウンが終了した後、ビデオストリームにおける次のビデオの再生に自動的に切り替えてもよい。表示サイズの縮小変化、提示情報及びカウントダウン制御を組み合わせることにより、ユーザによる夢中防止に対する感知を強化し、リマインド効果を高め、リマインドビデオの再生とビデオストリームにおける正常なビデオの再生との間の切り替えがより滑らかで、遷移がより自然である。カウントダウンが終了した後、ビデオの切り替えを自動的に完成させ、ユーザが第1のビデオに対して入力する切替操作に対する遅延応答に相当し、夢中防止リマインド効果とユーザがプリセットアプリケーションを使用する際の体験とを両立させる。
【0089】
図6は、本開示の実施例による表示制御装置のブロック構成図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアで実装されてもよく、一般的には電子機器に統合されてもよく、表示制御方法を実行することにより、表示制御を行うことができる。図6に示すように、該装置は、
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生するように設けられた第1のビデオ再生モジュール601と、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えるように設けられた第2のビデオ再生モジュールであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化する第2のビデオ再生モジュール602と、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示するように設けられた提示情報表示モジュール603とを含む。
【0090】
本開示の実施例による表示制御装置では、ユーザが、プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴している間に、ビデオ切替コマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、ビデオ再生の切り替えを行い、切替後のビデオは再生中に表示領域が縮小し、ビデオストリーム再生インタフェースに提示情報を表示し、表示サイズの縮小変化と提示情報とを組み合わせることにより、ユーザによる夢中防止に対する感知を強化し、リマインド効果を高め、ユーザがビデオストリームの視聴に夢中になりやすい問題を解決できる。また、切替後のビデオは元の表示領域からより小さい表示領域に変化するため、直接的により小さい領域でビデオを再生することによる違和感及び途切れ感を回避し、ユーザのビデオ視聴体験を確保することができる。
【0091】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第2のビデオの表示領域が第2の表示領域に変化した後、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けるように設けられる。
【0092】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第2の表示領域における前記第2のビデオに対する第1のプリセット操作を受け付けると、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させ、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けるように設けられる。
【0093】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けるように設けられ、ここで、前記第2のプリセット操作は、前記ビデオストリームにおけるビデオの切り替えを実現するための操作を含む。
【0094】
選択的に、前記装置は、前記切替コマンドを受信すると、プリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動するように設けられたカウントダウン起動モジュールをさらに含み、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了していないという判断結果に基づいて、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けるように設けられる。
【0095】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域において、第3のビデオの再生に切り替えるように設けられる。
【0096】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、カウントダウンが終了したことが検出されたという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生するように設けられる。
【0097】
選択的に、前記装置は、第1の表示領域で現在再生されている第1のビデオに対する切替コマンドを受信すると、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセットコントロールを表示するように設けられたプリセットコントロール表示モジュールをさらに含む。
【0098】
第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記プリセットコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生するように設けられる。
【0099】
選択的に、第1のビデオ再生モジュールは、さらに、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生すると同時に、前記ビデオストリーム再生インタフェースに第1のプリセットインタラクションコントロールを表示するように設けられる。第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記ビデオストリーム再生インタフェースで前記第2のビデオを再生している間に、第1のプリセットインタラクションコントロールを隠すために用いられる。
【0100】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、動的背景パターンを表示するように設けられ、ここで、前記動的背景パターンは、前記第2のビデオにおけるビデオコンテンツの変化に応じて変化する。
【0101】
選択的に、第2のビデオ再生モジュールは、さらに、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させた後、前記第1の表示領域に、第2のプリセットインタラクションコントロールを表示するように設けられ、ここで、前記第2のプリセットインタラクションコントロールは、前記第2のビデオに対してプリセット操作を行うためのものであり、前記プリセット操作は、再生制御操作、ダウンロード操作、及び共有操作のうちの少なくとも1つを含む。
【0102】
選択的に、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記プリセット提示情報と前記プリセットコントロールのうちの少なくとも1つは、プリセットグラデーション方式で前記ビデオストリーム再生インタフェースに現れる。
【0103】
選択的に、前記プリセットリマインド条件は、
現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴した持続時間長がプリセット持続時間長閾値よりも大きいことが検出されたことと、現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームにおけるビデオを視聴した数量がプリセット数量閾値よりも大きいことが検出されたことと、現在のユーザの、ユーザの疲労程度を示すためのプリセット指標の値がプリセット指標閾値に達したことが検出されたことと、現在時刻が設定時間に達したことが検出されたこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0104】
以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器700の構造模式図を示す図7を参照する。本開示の実施例における電子機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット(Portable Android Device、PAD)、可搬式マルチメディア再生機(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及び例えばデジタルテレビ(つまり、デジタルTV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよい。図7に示された電子機器は一例に過ぎない。
【0105】
図7に示すように、電子機器700は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)701を含んでもよく、これはリードオンリメモリ(Read-Only Memory、ROM)702に記憶されたプログラム又は記憶装置708からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)703にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM703には、電子機器700の操作に必要な各種のプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置701、ROM702及びRAM703は、バス704を介して相互に接続される。入力/出力(Input/Output、I/O)インタフェース705もバス704に接続される。
【0106】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置706と、例えば液晶ディスプレイー(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置707と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置708と、通信装置709とがI/Oインタフェース705に接続されていてもよい。通信装置709は電子機器700が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図7に各種の装置を備えた電子機器700が示されているが、理解すべきものは、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求するものではない。それ以上又は以下の装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0107】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述した過程はコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置709によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置708からインストールされ、又はROM 702からインストールされ得る。処理装置701によって該コンピュータプログラムが実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0108】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの適切な組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例として、少なくとも1つの導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(例えば、電子プログラマブルリードオンリメモリ(Electronic Programable Read Only Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc-Read Only Memory、CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの適切な組み合わせを含んでもよい。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか、又は記憶する有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用され、あるいは、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波で一部を伝播するデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを搭載した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの適切な組み合わせを含む。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用され、あるいは、それらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、ラジオ周波数(Radio Frequency、RF)など又はそれらの適切な組み合わせを含む。
【0109】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されていない単独したものであってもよい。
【0110】
上記コンピュータ可読媒体には少なくとも1つのプログラムが搭載されており、上記少なくとも1つのプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生することと、切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えることであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、前記第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化することと、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示することと、を実行させる。
【0111】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)又は広域ネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。
【0112】
添付図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の各種の実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための少なくとも1つの実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことに注意すべきである。
【0113】
本開示の実施例に係るモジュールはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、モジュールの名称はある場合に該モジュール自身を限定するものではない。例えば、第1のビデオ再生モジュールは、さらに、「プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生するモジュール」と記述してもよい。
【0114】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に少なくとも1つのハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、専用標準製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含む。
【0115】
本開示において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又はそれらの適切な組み合わせを含んでもよい。機械可読記憶媒体の例は、少なくとも1つの配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの適切な組み合わせを含んでもよい。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生することと、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えることであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、前記第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化することと、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示することと、を含む、表示制御方法を提供する。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2のビデオの表示領域が第2の表示領域に変化した後、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2の表示領域における前記第2のビデオに対する第1のプリセット操作を受け付けると、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させ、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、
前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含み、ここで、前記第2のプリセット操作は、前記ビデオストリームにおけるビデオの切り替えを実現するための操作を含む。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記切替コマンドを受信し、かつプリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することをさらに含み、
ここで、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、
前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了していないという判断結果に基づいて、前記第2のビデオの表示領域を前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に変化させ、前記第2の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けることをさらに含む。
【0121】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
前記切替コマンドを受信し、かつプリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することをさらに含み、
ここで、前記第1の表示領域で前記第2のビデオを再生し続けている間に、
前記第1の表示領域における前記第2のビデオに対する第2のプリセット操作を受け付けると、前記カウントダウンが終了したか否かを判断し、前記カウントダウンが終了したという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域において、第3のビデオの再生に切り替えることをさらに含む。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
前記切替コマンドを受信し、かつプリセットリマインド条件を満たす場合、カウントダウンを起動することと、
カウントダウンが終了したことが検出されたという判断結果に基づいて、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生することと、をさらに含む。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記切替コマンドを受信した後、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセットコントロールを表示することと、前記プリセットコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記第1の表示領域で第3のビデオを再生することと、をさらに含む。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生すると同時に、前記ビデオストリーム再生インタフェースに第1のプリセットインタラクションコントロールを表示することをさらに含み、ここで、前記ビデオストリーム再生インタフェースで前記第2のビデオを再生している間に、前記第1のプリセットインタラクションコントロールを隠すことをさらに含む。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、動的背景パターンを表示することをさらに含み、ここで、前記動的背景パターンは、前記第2のビデオにおけるビデオコンテンツの変化に応じて変化する。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2のビデオの表示領域を前記第2の表示領域から前記第1の表示領域に変化させた後、前記第1の表示領域に、第2のプリセットインタラクションコントロールを表示することをさらに含み、ここで、前記第2のプリセットインタラクションコントロールは、前記第2のビデオに対してプリセット操作を行うためのものであり、前記プリセット操作は、再生制御操作、ダウンロード操作、及び共有操作のうちの少なくとも1つを含む。
【0127】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化している間に、及び/又は前記第2のビデオの表示領域が第1の表示領域から第2の表示領域に変化した後、前記プリセット提示情報と前記プリセットコントロールのうちの少なくとも1つは、プリセットグラデーション方式で前記ビデオストリーム再生インタフェースに現れる。
【0128】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記プリセットリマインド条件は、現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームを視聴した持続時間長がプリセット持続時間長閾値よりも大きいことが検出されたことと、現在のユーザが前記プリセットアプリケーションを使用してビデオストリームにおけるビデオを視聴した数量がプリセット数量閾値よりも大きいことが検出されたことと、現在のユーザの、ユーザの疲労程度を示すためのプリセット指標の値がプリセット指標閾値に達したことが検出されたことと、現在時刻が設定時間に達したことが検出されたこととのうちの少なくとも1つを含む。
【0129】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
プリセットアプリケーションのビデオストリーム再生インタフェースにおける第1の表示領域で第1のビデオを再生するように設けられた第1のビデオ再生モジュールと、
切替コマンドを受信し、プリセットリマインド条件を満たす場合、前記第1の表示領域において、第2のビデオの再生に切り替えるように設けられた第2のビデオ再生モジュールであって、前記第2のビデオの表示領域は、再生中に、第1の表示領域から、前記第1の表示領域よりもサイズが小さい第2の表示領域に変化する第2のビデオ再生モジュールと、
前記ビデオストリーム再生インタフェースにおける前記第2の表示領域の外に、プリセット提示情報を表示するように設けられた提示情報表示モジュールとを含む、表示制御装置を提供する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7