IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社Maneqlの特許一覧 ▶ 株式会社アクシンの特許一覧

<>
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図1
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図2
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図3
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図4
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図5
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図6
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図7
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図8
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図9
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図10
  • 特許-動画配信型商品販売システム 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-07
(45)【発行日】2025-01-16
(54)【発明の名称】動画配信型商品販売システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0241 20230101AFI20250108BHJP
   G06Q 30/0207 20230101ALI20250108BHJP
【FI】
G06Q30/0241
G06Q30/0207
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2022037762
(22)【出願日】2022-03-11
(65)【公開番号】P2023132435
(43)【公開日】2023-09-22
【審査請求日】2023-06-05
(73)【特許権者】
【識別番号】519200492
【氏名又は名称】株式会社Maneql
(73)【特許権者】
【識別番号】521465278
【氏名又は名称】株式会社アクシン
(74)【代理人】
【識別番号】100114764
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正樹
(74)【代理人】
【識別番号】100178124
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 英樹
(72)【発明者】
【氏名】田窪 洋士
(72)【発明者】
【氏名】豆田 昌平
【審査官】板垣 有紀
(56)【参考文献】
【文献】韓国登録特許第10-2345609(KR,B1)
【文献】特開2017-199352(JP,A)
【文献】特開2019-109785(JP,A)
【文献】特開2022-156118(JP,A)
【文献】水越 浩幸,これからの中小店は「動画」で販促・集客しよう!,第1版,日本,同文舘出版株式会社,2016年07月04日,p.126
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画を配信するサーバ装置と、商品を注文する視聴者側情報端末とがネットワークを介して接続され、動画で紹介された商品を視聴者に販売する動画配信型商品販売システムであって、
前記サーバ装置は、
商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に送信して表示させることにより動画を配信する動画配信部と、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、
動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、
商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、
前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面を送信して表示させ、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションを受け付けて、該リアクションを動画画面に表示させるリアクション受付部を備え、
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるリアクションの回数をスコア値として測定することを特徴とする動画配信型商品販売システム。
【請求項2】
動画を配信するサーバ装置と、商品を注文する視聴者側情報端末とがネットワークを介して接続され、動画で紹介された商品を販売する動画配信型商品販売システムであって、
前記サーバ装置は、
商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に配信する動画配信部と、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、
動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、
商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、
前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための商品注文画面を送信せず、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションを受け付けて、該リアクションを動画画面に表示させるリアクション受付部を備え、
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるリアクションの回数をスコア値として測定することを特徴とする動画配信型商品販売システム。
【請求項3】
前記動画配信部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面に誘導するための第1の誘導ボタンを動画画面に表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第2の商品注文画面に誘導するための第2の誘導ボタンを動画画面に表示させる請求項1に記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項4】
前記動画配信部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面に誘導するための第1の誘導ボタンを動画画面に表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、商品注文画面に誘導するための誘導ボタンを動画画面に表示させない請求項2に記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項5】
前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、前記決済処理部において第1の商品注文画面による商品の注文の決済を行ったあと、動画で紹介された別の商品を注文するための第3の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第2の商品注文画面による商品の注文の決済を行ったあと、動画で紹介された別の商品を注文するための第4の商品注文画面を送信して表示させる請求項1から請求項4のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項6】
前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、前記決済処理部において第1の商品注文画面による商品の注文の決済を行ったあと、動画で紹介された別の商品を注文するための第3の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された別の商品を注文するための商品注文画面を送信しない請求項1から請求項4のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項7】
前記視聴者側情報端末に対して商品を案内するための商品紹介メッセージを送信するメッセージ管理部を備え、
前記メッセージ管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画を配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を案内するための第1の商品案内メッセージを送信する一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画を配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を案内するための別の第2の商品案内メッセージを送信する請求項1から請求項6のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項8】
前記視聴者側情報端末に対して商品を紹介するための商品案内メッセージを送信するメッセージ管理部を備え、
前記メッセージ管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画を配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を案内するための第1の商品案内メッセージを送信する一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、新しい商品を案内するための商品案内メッセージを送信しない請求項1から請求項6のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項9】
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末による動画の視聴時間をスコア値として測定する請求項1から請求項8のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項10】
前記リアクション受付部は、動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションとしてのコメントの投稿を受け付け、
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるコメントの投稿回数をスコア値として測定する請求項1から請求項9のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項11】
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるコメントに含まれる所定のキーワードの登場回数をスコア値として測定する請求項10に記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項12】
前記リアクション受付部は、動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションとしてのソーシャルボタンの押圧操作を受け付け、
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるソーシャルボタンの押圧回数をスコア値として測定する請求項1から請求項9のいずれかに記載の動画配信型商品販売システム。
【請求項13】
請求項1に記載の動画配信型商品販売システムに用いられるサーバ装置であって、
商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に送信して表示させることにより動画を配信する動画配信部と、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、
動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、
商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、
前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面を送信して表示させ、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションを受け付けて、該リアクションを動画画面に表示させるリアクション受付部を備え、
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるリアクションの回数をスコア値として測定することを特徴とするサーバ装置。
【請求項14】
請求項2に記載の動画配信型商品販売システムに用いられるサーバ装置であって、
商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に配信する動画配信部と、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、
動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、
商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、
前記商品注文管理部は、、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための商品注文画面を送信せず、
動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションを受け付けて、該リアクションを動画画面に表示させるリアクション受付部を備え、
前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるリアクションの回数をスコア値として測定することを特徴とするサーバ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画を配信して商品を販売するライブコマース等の動画配信型商品販売システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、動画を配信するサーバ装置と、動画を視聴するための視聴者側情報端末がインターネット等のネットワークで接続され、視聴者が動画を視聴しながら動画内で紹介されている商品をネットワーク上で注文することによって商品を販売するライブコマース等の動画配信型商品販売システムが注目されている。
【0003】
例えば、特許文献1は、ネットワークを介して通信可能に接続された視聴者端末と配信者端末と情報処理装置とを備え、配信者端末が商品に関するライブ動画を情報処理装置を介して視聴者端末に配信する一方、情報処理装置が商品のオンライン決済を行うとともに、視聴者の動向に関する動向情報(現視聴者数・新規視聴者数・リピート率)を取得して配信終了後に配信者端末に表示させるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2019-109785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の動画配信型商品販売システムは、その多くがインターネット上で動画を一方的に配信し、動画で紹介された商品にたまたま興味を持った視聴者が動画サイト内で商品を注文するにすぎないため、視聴者の購買意欲を向上させることができず、結果として商品の販売を促進することが難しい問題があった。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、視聴者の購買意欲を向上させることができ、ひいては商品の販売を促進することが可能な動画配信型商品販売システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る動画配信型商品販売システムは、上記目的を達成するために、動画を配信するサーバ装置と、商品を注文する視聴者側情報端末とがネットワークを介して接続され、動画で紹介された商品を視聴者に販売する動画配信型商品販売システムであって、前記サーバ装置は、商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に送信して表示させることにより動画を配信する動画配信部と、動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面を送信して表示させることを特徴とする。
【0008】
これによれば、動画を配信して商品を販売するライブコマース等において、動画の視聴状況に関するスコア値(視聴時間、リアクション回数、コメントの投稿回数、コメントに含まれる所定のキーワードの登場回数など)が所定の基準値以上である視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面を送信して表示させることにより、視聴者の動画の視聴状況に応じて商品注文画面を変えるため、視聴者ごとに商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0009】
また、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である場合の第1の商品注文画面を、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である場合の第2の商品注文画面よりも商品、価格、あるいはメッセージなどの点において有利な内容とした場合、動画に対するインセンティブ(例えば、動画を長く視聴する、リアクションの回数を増やす、コメントの投稿回数を増やす、コメントに含まれる所定のキーワード数を増やすなど)が視聴者に働くことによって、ライブコマース等において多くの視聴者に支持されている状態を作り出すことができる。このため、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である積極的な視聴者については、ライブコマース等に対して熱心に参加したという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である消極的な視聴者についても、ライブコマース等が多くの視聴者に支持されているという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0010】
また、本発明に係る別の動画配信型商品販売システムは、動画を配信するサーバ装置と、商品を注文する視聴者側情報端末とがネットワークを介して接続され、動画で紹介された商品を販売する動画配信型商品販売システムであって、前記サーバ装置は、商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に配信する動画配信部と、動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための商品注文画面を送信しないことを特徴とする。
【0011】
これによれば、動画を配信して商品を販売するライブコマース等において、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である積極的な視聴者の視聴者側情報端末には第1の商品注文画面を表示させる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である消極的な視聴者の視聴者側情報端末に対しては商品注文画面を表示させないことにより、特に積極的な視聴者を狙って商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0012】
また、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である場合の第1の商品注文画面を、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である場合の第2の商品注文画面よりも商品、価格、あるいはメッセージなどの点において有利な内容とした場合、動画に対するインセンティブ(例えば、動画を長く視聴する、リアクションの回数を増やす、コメントの投稿回数を増やす、コメントに含まれる所定のキーワード数を増やすなど)が視聴者に働くことによって、ライブコマース等において多くの視聴者に支持されている状態を作り出すことができる。このため、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である積極的な視聴者については、ライブコマース等に対して熱心に参加したという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である消極的な視聴者についても、ライブコマース等が多くの視聴者に支持されているという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0013】
また、前記動画配信部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面に誘導するための第1の誘導ボタンを動画画面に表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第2の商品注文画面に誘導するための第2の誘導ボタンを動画画面に表示させてもよい。これによれば、視聴者の動画の視聴状況に応じて、商品注文画面に誘導するための誘導ボタンを変えるため、視聴者ごとに商品注文画面に誘導することができる。
【0014】
また、前記動画配信部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面に誘導するための第1の誘導ボタンを動画画面に表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、商品注文画面に誘導するための誘導ボタンを動画画面に表示させなくてもよい。これによれば、特に積極的な視聴者を狙って商品注文画面に誘導することができる。
【0015】
また、前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、前記決済処理部において第1の商品注文画面による商品の注文の決済を行ったあと、動画で紹介された別の商品を注文するための第3の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された別の商品を注文するための第4の商品注文画面を送信して表示させてもよい。これによれば、視聴者の動画の視聴状況に応じて、別の商品を注文するための商品注文画面を変えるため、視聴者ごとに別の商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0016】
また、前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、前記決済処理部において第1の商品注文画面による商品の注文の決済を行ったあと、動画で紹介された別の商品を注文するための第3の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された別の商品を注文するための商品注文画面を送信しなくてもよい。これによれば、積極的な視聴者を狙って別の商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0017】
また、前記視聴者側情報端末に対して商品を案内するための商品紹介メッセージを送信するメッセージ管理部を備え、前記メッセージ管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画を配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を案内するための第1の商品案内メッセージを送信する一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画を配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を案内するための別の第2の商品案内メッセージを送信してもよい。これによれば、動画を配信したときから所定日数の経過後において、視聴者の動画の視聴状況に応じて商品紹介メッセージを変えるため、視聴者ごとに新しい商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0018】
また、前記視聴者側情報端末に対して商品を紹介するための商品案内メッセージを送信するメッセージ管理部を備え、前記メッセージ管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画を配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を案内するための第1の商品案内メッセージを送信する一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、新しい商品を案内するための商品案内メッセージを送信しなくてもよい。これによれば、動画を配信したときから所定日数の経過後において、特に積極的な視聴者を狙って新しい商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0019】
また、前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末による動画の視聴時間をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画の視聴時間が長い視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面などを送信して表示させることができる。
【0020】
また、 動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションを受け付けて、該リアクションを動画画面に表示させるリアクション受付部を備え、前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるリアクションの回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画に対するリアクションの回数が多い視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面などを送信して表示させることができる。
【0021】
また、前記リアクション受付部は、動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションとしてのコメントの投稿を受け付け、前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるコメントの投稿回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画に対するコメントの投稿回数が多い視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面などを送信して表示させることができる。
【0022】
また、前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるコメントに含まれる所定のキーワードの登場回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画に対するコメントに含まれる所定のキーワードの登場回数が多い視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面などを送信して表示させることができる。
【0023】
また、前記リアクション受付部は、動画の配信中における前記視聴者側情報端末からのリアクションとしてのソーシャルボタンの押圧操作を受け付け、前記視聴スコア値測定部は、前記視聴者側情報端末によるソーシャルボタンの押圧回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画に対するソーシャルボタンの押圧回数が多い視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面などを送信して表示させることができる。
【0024】
また、本発明に係るサーバ装置は、上記に記載の動画配信型商品販売システムに用いられるサーバ装置であって、商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に送信して表示させることにより動画を配信する動画配信部と、動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、前記商品注文管理部は、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面を送信して表示させることを特徴とする。
【0025】
また、本発明に係る別のサーバ装置は、上記に記載の動画配信型商品販売システムに用いられるサーバ装置であって、商品を紹介するための動画を含む動画画面を前記視聴側情報端末に配信する動画配信部と、動画の配信中における前記視聴者側情報端末による動画の視聴状況に関するスコア値を測定して、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部と、動画で紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部と、商品の注文の決済を行う決済処理部とを備え、前記商品注文管理部は、、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、前記視聴スコア値測定部により動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満であると判断された前記視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための商品注文画面を送信しないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、動画を配信して商品を販売するライブコマース等において、動画の視聴状況に関するスコア値(視聴時間、リアクション回数、コメントの投稿回数、コメントに含まれる所定のキーワードの登場回数など)が所定の基準値以上である視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面を送信して表示させる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である視聴者側情報端末に対して、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面を送信して表示させることにより、視聴者の動画の視聴状況に応じて商品注文画面を変えるため、視聴者ごとに商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0027】
あるいはまた、動画を配信して商品を販売するライブコマース等において、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である積極的な視聴者の視聴者側情報端末には第1の商品注文画面を表示させる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である消極的な視聴者の視聴者側情報端末に対しては商品注文画面を表示させないことにより、特に積極的な視聴者を狙って商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0028】
さらに、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である場合の第1の商品注文画面を、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である場合の第2の商品注文画面よりも商品、価格、あるいはメッセージなどの点において有利な内容とした場合、動画に対するインセンティブ(例えば、動画を長く視聴する、リアクションの回数を増やす、コメントの投稿回数を増やす、コメントに含まれる所定のキーワード数を増やすなど)が視聴者に働くことによって、ライブコマース等において多くの視聴者に支持されている状態を作り出すことができる。このため、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上である積極的な視聴者については、ライブコマース等に対して熱心に参加したという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる一方、動画の視聴状況に関するスコア値が所定の基準値未満である消極的な視聴者についても、ライブコマース等が多くの視聴者に支持されているという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができ、ひいては商品の販売を促進することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明に係る動画配信型商品販売システムの全体構成を示す図である。
図2図1のサーバ装置の構成を示す図である。
図3】動画配信前の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図4】第1の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上の視聴者側端末の画面フローを示す図である。
図5】第1の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図6】第2の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図7】第2の実施形態のにおけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図8】第3の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図9】第3の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図10】第4の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
図11】第4の実施形態におけるスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満の視聴者側情報端末の画面フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
<第1の実施形態>
次に、本発明に係る動画配信型商品販売システム(以下、本システムという)の第1の実施形態について図1図5を参照しつつ説明する。
【0031】
[本システムの全体構成]
本システムは、図1に示すように、視聴者Uの視聴者側情報端末1と、動画VDを配信するサーバ装置2とがネットワークを介して接続されている。本システムでは、視聴者Uがサーバ装置2により配信された動画VDを視聴者側情報端末1で視聴し、動画VDで紹介された商品をサーバ装置2に注文することにより、商品をネットワーク上で販売するものとなされている。なお、「商品」とは、いわゆる有体物の商品に限定されるものではなく、旅行や飲食などの各種サービスも含まれる。
【0032】
前記視聴者側情報端末1は、例えばネットワークに接続可能なスマートフォンであって、各種情報の入出力が可能なタッチパネル11と、サーバ装置2と通信可能な通信部12とを備える。なお、本実施形態では、視聴者側情報端末1としてスマートフォンを採用しているが、タブレット端末やPCなどのその他の情報端末であってもよい。
【0033】
また、前記視聴者側情報端末1は、タッチパネル11において、後述するように各種画面を表示したり、各種情報やリアクションを入力したりする。なお、「リアクション」とは、視聴者Uが視聴している動画VDに対して行う反応であって、本実施形態では主にコメントCの投稿やソーシャルボタンの押圧操作をいう。
【0034】
また、前記視聴者側情報端末1は、通信部12により視聴者側情報端末1のタッチパネル11により入力された各種情報やリアクションをサーバ装置2にネットワークを介して送信したり、サーバ装置2からネットワークを介して送信されてきた各種画面を受信したりする。
【0035】
[サーバ装置の構成]
前記サーバ装置2は、図2に示すように、各種情報を記憶するデータベース部21と、商品を紹介するための動画VDを配信する動画配信部22と、動画VDの配信中における視聴者側情報端末1による視聴状況に関するスコア値を測定して、動画VDの視聴状況に関するスコア値が所定の基準値以上であるかどうかを判断する視聴スコア値測定部23と、視聴者側情報端末1からのリアクションを受け付けるリアクション受付部24と、動画VDで紹介された商品の注文を管理する商品注文管理部25と、商品の注文の決済を行う決済処理部26と、商品を紹介するための商品紹介メッセージを視聴者側情報端末1に送信するメッセージ管理部27と、視聴者側情報端末1との間で通信を実行する通信部28と、各部を制御する制御部29とを備えている。
【0036】
なお、ここで「スコア値」とは、配信中の動画VDが視聴者側情報端末1により視聴されている状況を表す値であって、本実施形態では視聴者側情報端末1による動画VDの視聴時間をいう。
【0037】
前記データベース部21は、図2に示すように、視聴者側情報端末1に配信される動画VDや動画画面Vを記憶する配信動画データベース211と、視聴者Uに関する個人情報、視聴時間およびリアクションの有無などに関する情報を記憶する視聴者情報データベース212と、商品の注文に用いられる商品注文画面を記憶する商品注文画面データベース213と、商品に関する情報を記憶する商品情報データベース214と、視聴者の商品の購入履歴を記憶する購入履歴データベース215とを備える。
【0038】
前記動画配信部22は、図3図4(a)(b)および図5(a)~(c)に示すように、サーバ装置2にアクセスした視聴者側情報端末1に対して、商品を紹介するための動画VDを含む所定の動画画面V(V1~V6)をネットワークを介して送信して表示させる。
【0039】
例えば、動画画面V1は、図3(a)に示すように、動画VDの視聴予約の受付時に表示される視聴予約画面であって、動画VDの冒頭の静止画、タイトル「新商品発表会」、発表内容の要約「この発表会では株式会社ABCが1月末より新発売する・・・」、配信日時「2022年1月10日(火)20時20分」および予約ボタン「予約へ進む」が表示される。
【0040】
また、動画画面V2は、図3(b)に示すように、動画VDの視聴予約後に表示される動画配信前の待機画面であって、動画VDの冒頭の静止画、タイトル「新商品発表会」、配信日時のカウントダウン「開始まで、あと5日10時間25分02秒」、発表内容の要約「この発表会では株式会社ABCが1月末より新発売する・・・」が表示される。
【0041】
また、動画画面V3は、図4(a)および図5(a)に示すように、動画VDの配信中に表示される動画視聴画面であって、動画VD、動画の視聴者数「・・・人視聴中」、視聴者Uにより投稿されたコメントC、視聴者Uが押圧操作する「いいね」を意味するソーシャルボタンSが表示される。
【0042】
また、動画画面V4は、図4(b)に示すように、動画画面V3が表示されてから一定時間経過後に、視聴スコア値測定部23によりスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して表示される動画視聴画面であって、動画VD、動画の視聴者数「・・・人視聴中」、視聴者Uにより投稿されたコメントC、視聴者Uが押圧操作する「いいね」を意味するソーシャルボタンS、後述する第1の商品注文画面K1に誘導するための第1の誘導ボタンB1が表示される。
【0043】
また、動画画面V5は、図5(b)に示すように、動画画面V3が表示されてから一定時間経過後に、視聴スコア値測定部23によりスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して表示される動画視聴画面であって、動画VD、動画の視聴者数「・・・人視聴中」、視聴者Uにより投稿されたコメントC、視聴者Uが押圧操作する「いいね」を意味するソーシャルボタンSが表示される。なお、動画画面V5には、動画画面V4における第1の誘導ボタンB1のような誘導ボタンは表示されない。
【0044】
また、動画画面V6は、図5(c)に示すように、動画VDの配信後に表示される動画終了画面であって、視聴者Uへのメッセージ「ご視聴ありがとうございました!次回のご視聴をお待ちしています。」が表示される。
【0045】
而して、前記動画配信部22は、視聴スコア値測定部23により測定されたスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である場合と、視聴スコア値測定部23により測定されたスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0046】
具体的には、前記動画配信部22は、図4(b)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、後述する第1の商品注文画面K1に誘導するための第1の誘導ボタンB1を動画画面V4に表示させる。
【0047】
一方、前記動画配信部22は、図5(b)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対しては、商品注文画面に誘導するための誘導ボタンを動画画面V5に表示させない。
【0048】
なお、前記動画配信部22は、視聴者情報データベース212を参照することにより、視聴者側情報端末1からコメントCの投稿を受け付けたか否かを判断する。
【0049】
前記視聴スコア値測定部23は、視聴者側情報端末1による視聴時間をスコア値として測定し、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であるかどうかを判断するとともに、測定したスコア値(視聴時間)を対応する視聴者Uの視聴者側情報端末1に関連付けて視聴者情報データベース212に記憶させる。なお、本実施形態において、視聴時間とは、一の視聴者側情報端末1における一の動画VDの視聴時間の合計をいう。
【0050】
前記リアクション受付部24は、動画VDの配信中における視聴者側情報端末1からリアクションとしてのコメントCの投稿を受け付けて、該コメントCを対応する視聴者Uの視聴者側情報端末1に関連付けて視聴者情報データベース212に記憶させる。このコメントCは、図4(a)(b)および図5(a)(b)に示すように、動画配信部22により各視聴者情報端末1における動画画面V3~V5に表示される。
【0051】
また、前記リアクション受付部24は、動画VDの配信中における視聴者側情報端末1からリアクションとしてのソーシャルボタンの押圧操作を受け付けて、その押圧回数を視聴者情報データベース212に記憶させる。
【0052】
前記商品注文管理部25は、図4(c)に示すように、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1を送信して表示させる。
【0053】
第1の商品注文画面K1は、図4(c)に示すように、動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに表示される商品注文画面であって、商品「シューズ」の画像、価格「ライブを視聴されたお客様限定の特別価格9,800円」、視聴者Uへのメッセージ「さらに特典の〇〇付き!」、「購入する」と表記された購入ボタンP1が表示される。
【0054】
而して、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0055】
具体的には、前記商品注文管理部25は、図4(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、視聴者Uにより動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに、動画VDで紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1を送信して表示させる。これによれば、動画VDの視聴時間が長い視聴者側情報端末に対して、第1の商品注文画面K1を送信して表示させることができる。
【0056】
一方、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画VDで紹介された商品を注文するための商品注文画面を送信しない。このとき、動画配信部22は、図5(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画VDの配信後に動画画面V6を送信して表示させる。
【0057】
前記決済処理部26は、図4(d)(e)に示すように、視聴者側情報端末1に対して商品決済に関する決済画面I1、I2を表示させる。
【0058】
例えば、決済画面I1は、第1の商品注文画面K1において購入ボタンP1が押圧操作されたときに表示される視聴者Uの個人情報の入力画面であって、項目「お名前」「住所」「メールアドレス」「クレジットカード番号」の各ブランクボックス、「購入」と表記された購入確定ボタンP2が表示される。
【0059】
また、決済画面I2は、第1の決済画面I1において購入確定ボタンP2が押圧操作されたときに表示される決済完了の画面であって、メッセージ「ご購入いただきありがとうございました!商品の到着までしばらくお待ち下さい。」が表示される。
【0060】
而して、前記決済処理部26は、商品注文画面K1において購入ボタンP1が押圧操作されたときに、視聴者側情報端末1に対して決済画面I1を送信して表示させる。そして、第1の決済画面I1に視聴者Uの個人情報が入力され、購入確定ボタンP2が押圧操作されたとき、商品の注文の決済を行ったあと、該視聴者Uの購入履歴情報を購入履歴データベース215に記憶させるとともに、該視聴者Uの視聴者側情報端末1に対して決済画面I2を送信して表示させる。
【0061】
前記メッセージ管理部27は、図4(f)および図5(d)に示すように、動画配信が終了してから所定の日数の経過後に新しい商品を紹介するための商品案内メッセージM1、M2を視聴者側情報端末1にネットワークを介して送信する。
【0062】
例えば、第1の商品案内メッセージM1は、図4(f)に示すように、新しい商品を案内するためのメッセージ画面であって、メッセージ「先日は商品〇〇をご購入いただき、ありがとうございました。新しい商品をご用意しましたので、ご案内させて頂きます。」が表示される。なお、第1の商品案内メッセージM1で表示される商品は、第1の商品注文画面K1で表示された商品と同じ動画VD紹介された別の商品であってもよいし、第1の商品注文画面K1で表示された商品とは別の動画VDで紹介された別の商品であってもよい。
【0063】
また、第2の商品案内メッセージM2は、図5(d)に示すように、新しい商品を紹介するための別のメッセージ画面であって、メッセージ「□□さんにぴったりの新商品をご用意しましたので、ご案内させて頂きます。」が表示される。なお、第2の商品案内メッセージM2で表示される商品は、第1の商品注文画面K1で表示された商品と同じ動画VD紹介された別の商品であってもよいし、第1の商品注文画面K1で表示された商品とは別の動画VDで紹介された別の商品であってもよい。
【0064】
なお、第1の商品案内メッセージM1と第2の商品案内メッセージM2は、メッセージの内容が異なる。
【0065】
而して、前記メッセージ管理部27は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0066】
具体的には、前記メッセージ管理部27は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断され、かつ商品を注文した視聴者側情報端末1に対して、動画VDを配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を紹介するための第1の商品案内メッセージM1を送信する。
【0067】
一方、前記メッセージ管理部27は、視聴者情報データベース212を参照することにより、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末に対して、動画VDを配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を紹介するための第2の商品案内メッセージM2を送信する。
【0068】
前記通信部28は、視聴者側情報端末1のタッチパネル11において入力された各種情報やリアクション(コメントCの投稿、ソーシャルボタンの押圧)および動画VDの視聴状況を受信するとともに、各種画面やメッセージなどを視聴者側情報端末1に送信する。
【0069】
[システムの動作]
次に、システムの動作について図3図5を参照しつつ説明する。なお、図3は動画配信前における各視聴者側情報端末1の画面フロー、図4は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1の画面フロー、図5は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1の画面フローである。
【0070】
まず、前記動画配信部22は、図3(a)に示すように、動画VDの視聴予約の受付時において、視聴者側情報端末1に対して動画画面V1を送信して表示させ、動画配信の案内と予約の受付を行う。
【0071】
次に、前記動画配信部22は、図3(b)に示すように、動画VDの視聴予約後において、視聴者側情報端末1に対して動画画面V2を送信して表示させ、動画配信の待機を行う。
【0072】
次に、前記動画配信部22は、図4(a)および図5(a)に示すように、動画VDの配信の日時が到来すると、視聴者側情報端末1に対して動画VDを含む動画画面V3を送信して表示させる。
【0073】
また、前記リアクション受付部24は、図4(a)および図5(a)に示すように、動画VDの配信中に視聴者側情報端末1からコメントCの投稿を受け付けると、該コメントCを動画画面V3における動画VDの下側に表示させる。
【0074】
次に、前記動画配信部22は、図4(b)の動画画面V4に示すように、一定時間経過後に、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1に誘導するための第1の誘導ボタンB1を表示させる。
【0075】
一方、前記動画配信部22は、図5(b)の動画画面V5に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、商品注文画面K1に誘導するための誘導ボタンを表示させない。
【0076】
次に、前記商品注文管理部25は、図4(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V4の第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに、商品を注文するための購入ボタンP1を有する第1の商品注文画面K1を送信して表示させる。
【0077】
一方、前記商品注文管理部25は、図5(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、商品を注文するための商品注文画面を送信せず、動画配信部22が動画配信後に動画画面V6を送信して表示させる。
【0078】
次に、前記決済処理部26は、図4(d)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1の購入ボタンP1が押圧操作されたときに、視聴者Uの個人情報を入力させるための決済画面I1を送信して表示させる。そして、第1の決済画面I1において視聴者Uの個人情報が入力され、購入確定ボタンP2が押圧操作されたときに商品の注文の決済を行ったあと、視聴者Uの商品の購入履歴を購入履歴データベース215に記憶させるとともに、図4(e)に示すように、該視聴者側情報端末1に対して決済画面I2を送信して表示させる。
【0079】
次に、前記メッセージ管理部27は、図4(f)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断され、かつ商品を購入した視聴者側情報端末1に対して、動画VDを配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を紹介するための第1の商品案内メッセージM1を送信する。
【0080】
一方、前記商品注文管理部25は、図5(d)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画VDを配信したときから所定日数の経過後に新しい商品を紹介するための第2の商品案内メッセージM2を送信する。
【0081】
このように、動画VDを配信して商品を販売するライブコマース等において、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である積極的な視聴者の視聴者側情報端末1には第1の商品注文画面K1を表示させる一方、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である消極的な視聴者の視聴者側情報端末1に対しては商品注文画面を表示させないことにより、特に積極的な視聴者を狙って商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0082】
また、動画を配信したときから所定日数の経過後において、視聴者Uの動画VDの視聴状況に応じて商品紹介メッセージM1、M2を変えるため、視聴者ごとに新しい商品に対する購買意欲も向上させることができる。
【0083】
また、スコア値(視聴時間)が所定の基準値以上の視聴者側端末1に対してのみ、第1の誘導ボタンB1を動画画面V4に表示させるため、特に積極的な視聴者Uを狙って第1の商品注文画面K1に誘導することができる。
【0084】
<第2の実施形態>
次に本システムの第2の実施形態について、図3図6および図7を参照しつつ説明する。なお、以下では上記の実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。なお、図6は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1の画面フロー、図7は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1の画面フローである。
【0085】
本実施形態では、前記動画配信部22は、図3図6(a)(b)および図7(a)(b)に示すように、サーバ装置2にアクセスした視聴者側情報端末1に対して、所定の動画画面V(V1~V4、V6)をネットワークを介して送信して表示させる。
【0086】
動画画面V1~V4は、図3図6(a)(b)および図7(a)に示すように、第1の実施形態で説明したものと同一である。
【0087】
また、動画画面V6は、図7(b)に示すように、動画画面V3が表示されてから一定時間経過後に、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して表示される動画視聴画面であって、動画VD、動画の視聴者数「・・・人視聴中」、視聴者Uにより投稿されたコメントC、視聴者Uが押圧操作する「いいね」を意味するソーシャルボタンS、後述する第2の商品注文画面K2に誘導するための第2の誘導ボタンB2が表示される。なお、この第2の誘導ボタンB2は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に表示される動画画面V4の第1の誘導ボタンB1と文言が異なる。
【0088】
而して、前記動画配信部22は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0089】
具体的には、前記動画配信部22は、図6(b)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1に誘導するための第1の誘導ボタンB1を動画画面V4に表示させる。
【0090】
一方、前記動画配信部22は、図7(b)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、後述する第2の商品注文画面K2に誘導するための第2の誘導ボタンB2を動画画面V6に表示させる。
【0091】
前記商品注文管理部25は、図6(c)(e)および図7(c)(e)に示すように、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1、第2の商品注文画面K2、第3の商品注文画面K3および第4の商品注文画面K4を送信して表示させる。
【0092】
第1の商品注文画面K1は、図6(c)に示すように、第1の実施形態で説明したものと同一である。
【0093】
また、第2の商品注文画面K2は、図7(c)に示すように、動画画面V6において第2の誘導ボタンB2が押圧操作されたときに表示される商品注文画面であって、商品「シューズ」の画像、価格「今回限りの限定価格12,800円」、「購入する」と表記された購入ボタンP1が表示される。
【0094】
なお、第1の商品注文画面K1と第2の商品注文画面K2に表示される価格は異なっており、第1の商品注文画面K1が第2の商品注文画面K2よりも有利な内容(価格が安い)となっている。
【0095】
また、第3の商品注文画面K3は、図6(e)に示すように、決済処理部26において第1の商品注文画面K1による商品の注文の決済を行ったあとに表示される商品注文画面であって、タイトル「購入者限定の特別なご案内」、商品「シャツ」の画像、価格「購入者限定の特別価格 19,800円」、「購入する」と表記された購入ボタンP3が表示される。なお、第3の商品注文画面K3で表示される商品は、第1の商品注文画面K1で表示された商品と同じ動画VD紹介された別の商品であってもよいし、第1の商品注文画面K1で表示された商品とは別の動画VDで紹介された別の商品であってもよい。
【0096】
また、第4の商品注文画面K4は、図7(e)に示すように、決済処理部26において第2の商品注文画面K2による商品の注文の決済を行ったあとに表示される商品注文画面であって、商品「ボール」の画像、価格「購入者限定の特別価格 2,900円」、「購入する」と表記された購入ボタンP3が表示される。なお、第3の商品注文画面K3と第4の商品注文画面K4に表示される商品は異なっている。また、第4の商品注文画面K4で表示される商品は、第2の商品注文画面K2で表示された商品と同じ動画VD紹介された別の商品であってもよいし、第2の商品注文画面K2で表示された商品とは別の動画VDで紹介された別の商品であってもよい。
【0097】
而して、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0098】
具体的には、前記商品注文管理部25は、図6(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに、動画VDで紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1を送信して表示させる。
【0099】
一方、前記商品注文管理部25は、図7(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V6において第2の誘導ボタンB2が押圧操作されたときに、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面K2を送信して表示させる。
【0100】
また、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、図6(d)に示すように、決済処理部26において第1の商品注文画面K1からの決済画面I1により商品の注文の決済を行ったあと、図6(e)に示すように、動画で紹介された別の商品を注文するための第3の商品注文画面K3を送信して表示させる。
【0101】
一方、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、図7(d)に示すように、決済処理部26において第2の商品注文画面K2からの第1の決済画面I1により商品の注文の決済を行ったあと、図7(e)に示すように、動画VDで紹介された別の商品を注文するための第4の商品注文画面K4を送信して表示させる。
【0102】
このように、動画VDを配信して商品を販売するライブコマース等において、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である視聴者側情報端末1に対して、動画VDで紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1を送信して表示させる一方、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である視聴者側情報端末1に対して、動画VDで紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面K2を送信して表示させることにより、視聴者の動画VDの視聴状況に応じて商品注文画面を変えるため、視聴者ごとに商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0103】
さらに、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である場合の第1の商品注文画面K1を、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である場合の第2の商品注文画面K2よりも商品、価格、あるいはメッセージなどの点において有利な内容とした場合、動画に対するインセンティブ(例えば、動画を長く視聴するなど)が視聴者に働くことによって、ライブコマース等において多くの視聴者に支持されている状態を作り出すことができる。このため、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である積極的な視聴者については、ライブコマース等に対して熱心に参加したという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる一方、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である消極的な視聴者についても、ライブコマース等が多くの視聴者に支持されているという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができ、ひいては商品の販売を促進することが可能となる。
【0104】
また、視聴者Uの動画VDの視聴状況に応じて、別の商品を注文するための商品注文画面K3、K4を変えるため、視聴者Uごとに別の商品に対する購買意欲も向上させることができる。
【0105】
また、視聴者Uの動画VDの視聴状況に応じて、商品注文画面K1、K2に誘導するための誘導ボタンB1、B2を変えるため、視聴者Uごとに商品注文画面K1、K2に誘導することができる。
【0106】
<第3の実施形態>
次に本システムの第3の実施形態について、図3図8および図9を参照しつつ説明する。なお、以下では上記の実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。なお、図8は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1の画面フロー、図9は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1の画面フローである。
【0107】
本実施形態では、前記動画配信部22は、図3図8(a)(b)および図9(a)(b)に示すように、サーバ装置2にアクセスした視聴者側情報端末1に対して、所定の動画画面V(V1~V4、V6)をネットワークを介して送信して表示させる。
【0108】
動画画面V1~V4、V6は、図3図8(a)(b)および図9(a)に示すように、第1の実施形態および第2の実施形態で説明したものと同一である。
【0109】
而して、前記動画配信部22は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である場合と判断されたとで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0110】
具体的には、前記動画配信部22は、図8(b)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1に誘導するための第1の誘導ボタンB1を動画画面V4に表示させる。
【0111】
一方、前記動画配信部22は、図9(b)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、後述する第2の商品注文画面K2’に誘導するための第2の誘導ボタンB2を動画画面V6に表示させる。
【0112】
前記商品注文管理部25は、図8(c)(e)および図9(c)に示すように、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1、第2の商品注文画面K2’、第3の商品注文画面K3’を送信して表示させる。
【0113】
第1の商品注文画面K1は、図8(c)に示すように、第1の実施形態および第2の実施形態で説明したものと同一である。
【0114】
また、第2の商品注文画面K2’は、図9(c)に示すように、動画画面V6において第2の誘導ボタンB2が押圧操作されたときに表示される商品注文画面であって、商品「ボール」の画像、価格「特別価格2,900円」、「購入する」と表記された購入ボタンP1が表示される。なお、第1の商品注文画面K1と第2の商品注文画面K2’に表示される商品は異なっている。
【0115】
また、第3の商品注文画面K3’は、図8(e)に示すように、決済処理部26において第1の商品注文画面K1による商品の注文の決済を行ったあとに表示される商品注文画面であって、タイトル「購入者限定の特別なご案内」、商品「ボール」の画像、価格「購入者限定の特別価格 2,900円」、「購入する」と表記された購入ボタンP3が表示される。
【0116】
而して、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0117】
具体的には、前記商品注文管理部25は、図8(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V4において第1の誘導ボタンB2が押圧操作されたときに、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1を送信して表示させる。
【0118】
一方、前記商品注文管理部25は、図9(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V6において第2の誘導ボタンB2が押圧操作されたときに、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面K2を送信して表示させる。
【0119】
また、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、図8(d)に示すように、決済処理部26において第1の商品注文画面K1からの決済画面I1により商品の注文の決済を行ったあと、図8(e)に示すように、動画VDで紹介された別の商品を注文するための第3の商品注文画面K3’を送信して表示させる。
【0120】
一方、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、図9(d)に示すように、決済処理部26において第2の商品注文画面K2’からの第1の決済画面I1により商品の注文の決済を行ったあと、動画で紹介された別の商品を注文するための商品注文画面を送信しない。このとき、決済処理部26は、図9(e)に示すように、該視聴者側情報端末1に対して第2の決済画面I2を送信して表示させる。
【0121】
このように、動画VDを配信して商品を販売するライブコマース等において、視聴者側情報端末による視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である積極的な視聴者Uの視聴者側情報端末1に対しては第1の商品注文画面K1を表示させる一方、スコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である消極的な視聴者Uの視聴者側情報端末1に対しては第2の商品注文画面K2’を表示させることにより、視聴者の動画VDの視聴状況に応じて商品注文画面K1、K2’を変えるため、視聴者ごとに商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0122】
さらに、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である場合の第1の商品注文画面K1を、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である場合の第2の商品注文画面K2’よりも商品、価格、あるいはメッセージなどの点において有利な内容とした場合、動画に対するインセンティブ(例えば、動画を長く視聴するなど)が視聴者に働くことによって、ライブコマース等において多くの視聴者Uに支持されている状態を作り出すことができる。このため、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である積極的な視聴者Uについては、ライブコマース等に対して熱心に参加したという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる一方、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である消極的な視聴者Uについても、ライブコマース等が多くの視聴者に支持されているという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができ、ひいては商品の販売を促進することが可能となる。
【0123】
また、スコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である視聴者側情報端末1に対してのみ、第3の商品注文画面K3’を送信して表示させるため、特に積極的な視聴者Uを狙って別の商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0124】
また、視聴者Uの動画VDの視聴状況に応じて、商品注文画面K1、K2’に誘導するための誘導ボタンB1、B2を変えるため、視聴者Uごとに商品注文画面K1、K2’に誘導することができる。
【0125】
<第4の実施形態>
次に本システムの第4の実施形態について、図3図10および図11を参照しつつ説明する。なお、以下では上記の実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。なお、図10は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1の画面フロー、図11は視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1の画面フローである。
【0126】
本実施形態では、前記動画配信部22は、図3図10(a)(b)および図11(a)(b)に示すように、サーバ装置2にアクセスした視聴者側情報端末1に対して、所定の動画画面V(V1~V4)をネットワークを介して送信して表示させる。この動画画面V1~V4は、図10(a)(b)および図11(a)(b)に示すように、第1の実施形態で説明したもののと同一である。
【0127】
前記商品注文管理部25は、図10(c)および図11(c)に示すように、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1’および第2の商品注文画面K2”を送信して表示させる。
【0128】
第1の商品注文画面K1’は、図10(c)に示すように、動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに表示される商品注文画面であって、視聴者Uへの第1のメッセージ「AAAAAな人におすすめ!」、商品「シューズ」の画像、価格「特別価格9,800円」、視聴者Uへの第2のメッセージ「オススメのポイントXXX…」、「購入する」と表記された購入ボタンP1が表示される。
【0129】
第2の商品注文画面K2”は、図11に示すように、動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに表示される商品注文画面であって、視聴者Uへの第1のメッセージ「BBBBBBな人におすすめ!」、商品「シューズ」の画像、価格「特別価格9,800円」、視聴者Uへの第2のメッセージ「オススメのポイントZZZ…」、「購入する」と表記された購入ボタンP1が表示される。
【0130】
なお、第1の商品注文画面K1’と第2の商品注文画面K2”は、視聴者Uへの第1のメッセージと第2のメッセージの内容が異なる。
【0131】
而して、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された場合と、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された場合とで、視聴者側情報端末1に対して異なる動作を行う。
【0132】
具体的には、前記商品注文管理部25は、図10(c)に示すように、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに、動画で紹介された商品を注文するための第1の商品注文画面K1’を送信して表示させる。
【0133】
一方、前記商品注文管理部25は、視聴スコア値測定部23により動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満であると判断された視聴者側情報端末1に対して、動画画面V4において第1の誘導ボタンB1が押圧操作されたときに、動画で紹介された商品を注文するための第2の商品注文画面K2”を送信して表示させる。
【0134】
このように、動画VDを配信して商品を販売するライブコマース等において、視聴者側情報端末1による視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である積極的な視聴者Uの視聴者側情報端末1に対しては第1の商品注文画面K1’を表示させる一方、スコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である消極的な視聴者Uの視聴者側情報端末1に対しては第2の商品注文画面K2”を表示させることにより、視聴者Uの動画VDの視聴状況に応じて商品注文画面K1’、K2”を変えるため、視聴者Uごとに商品に対する購買意欲を向上させることができる。
【0135】
さらに、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である場合の第1の商品注文画面K1’を、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である場合の第2の商品注文画面K2”よりも商品、価格、あるいはメッセージなどの点において有利な内容とした場合、動画に対するインセンティブ(例えば、動画を長く視聴するなど)が視聴者に働くことによって、ライブコマース等において多くの視聴者Uに支持されている状態を作り出すことができる。このため、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値以上である積極的な視聴者Uについては、ライブコマース等に対して熱心に参加したという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができる一方、動画VDの視聴状況に関するスコア値(視聴時間)が所定の基準値未満である消極的な視聴者Uについても、ライブコマース等が多くの視聴者に支持されているという心理によって、商品に対する購買意欲を向上させることができ、ひいては商品の販売を促進することが可能となる。
【0136】
なお、上記実施形態において、前記視聴スコア値測定部23は、視聴者側情報端末1による動画VDの視聴時間をスコア値として測定するものとして説明したが、これに限られず、リアクション受付部24により受け付けられたリアクションの回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画VDに対するリアクションの回数が多い視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1などを送信して表示させることができる。
【0137】
また、前記視聴スコア値測定部23は、リアクション受付部24により受け付けられたコメントの投稿回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画VDに対するコメントの投稿回数が多い視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1などを送信して表示させることができる。
【0138】
また、前記視聴スコア値測定部23は、リアクション受付部24により受け付けられたコメントに含まれる所定のキーワードの登場回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画VDに対するコメントに含まれる所定のキーワードの登場回数が多い視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1などを送信して表示させることができる。
【0139】
また、前記視聴スコア値測定部23は、リアクション受付部24により受け付けられたソーシャルボタンの押圧回数をスコア値として測定してもよい。これによれば、動画VDに対するソーシャルボタンの押圧回数が多い視聴者側情報端末1に対して、第1の商品注文画面K1などを送信して表示させることができる。
【0140】
また、前記視聴スコア値測定部23は、視聴時間、リアクションの回数、コメントCの投稿数、キーワードの登場回数、ソーシャルボタンの押圧回数を変数として所定の数式で計算される数値をスコア値として測定してもよい。
【0141】
また、配信動画データベース211に予め記憶している動画VDを視聴者側情報端末1に配信するものとしたが、動画VDを視聴者側情報端末1にライブ配信するものとしてもよい。
【0142】
また、本システムをネットワーク上で単体で構成したが、LINE(登録商標)やYouTube(登録商標)などにおける動画配信上で構成してもよい。
【0143】
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
【符号の説明】
【0144】
1…視聴者側情報端末
11…タッチパネル
12…通信部
2…サーバ装置
21…データベース部
211…配信動画データベース
212…視聴者情報データベース
213…商品注文画面データベース
214…商品情報データベース
215…購入履歴データベース
22…動画配信部
23…視聴スコア値測定部
24…リアクション受付部
25…商品注文管理部
26…決済処理部
27…メッセージ管理部
28…通信部
29…制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11