特許7614653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

理美容用椅子に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

した文献公知1発明では、被施術者は、シャンプーボウルが移動する様子や給湯管に接続される様子が見えてしまうと、煩雑な印象を受けるため、くつろぐことができない。また、不使用時にシャンプーボウルを置く場所を確保する必要があるところ、仮に、適当な場所が理美容施設に無く、個室の隅に置かれた場合、被施術者の視界に入って粗末な印象を被施術者に与える場合や、内装に馴染まない場合もある。一方で、個室の外にシャンプーボウルを置くことができたとしても、シャンプーボウルを運ぶのに時間を要する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明に係る理美容用椅子は、座部、背もたれ部、及び、前記座部及び前記背もたれ部を支持したフレーム部を有する椅子本体と、前記椅子本体の側面及び後面を囲い、後面側が開閉するカバー部と、被施術者の頭部が置かれるシャンプーボウルと、前記シャンプーボウルと前記椅子本体とを連結した連結部と、を有し、前記シャンプーボウルが、前記座部の下方に配置された収納状態、又は、前記背もたれ部・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る理美容用椅子は、座部、背もたれ部、及び、座部及び背もたれ部を支持したフレーム部を有する椅子本体と、椅子本体の側面及び後面を囲い、後面側が開閉するカバー部と、被施術者の頭部が置かれるシャンプーボウルと、シャンプーボウルと椅子本体とを連結した連結部とを有し、シャンプーボウルが、座部の下方に配置された収納状態、又は、背もたれ部の後方に配置された施術状態に変化する。すなわち、シャンプーボウルは、連結部を介して椅子本体と連結されており、不使用時には収納状態であるが、使用時には施術状態に変化する。収納状態では、シャンプーボウルは、座部の下方に収納され、カバー部によって覆われているため、理美容用椅子の周囲からシャンプーボウルは視認できない。一方で、施術状態では、シャンプーボウルは、背もたれ部の後方に配置され、被施術者の頭部が置かれるため、施術が可能となる。したがって、必要なときに素早くシャンプーボウルを用意することができ、不要なときに被施術者の視界からシャンプーボウルを排除することができる。

本発明に係る理美容用椅子は、連結部が、シャンプーボウルを一定の姿勢で変位させるリンク機構である。すなわち、シャンプーボウルは、リンク機構によって、被施術者の頭部が置かれる半球状の面が上に向けられた姿勢を維持して、収納状態又は施術状態に変化する。したがって、シャンプーボウルの内面に付着した水滴等がこぼれることがないし、状態が変化する度に排水管等の着脱を要することもない。

本発明に係る理美容用椅子は、リンク機構が、固定端として椅子本体に連結され、自由端としてシャンプーボウルに連結された二つのリンク部を有する四節リンクである。したがって、シャンプーボウルは、一定の姿勢を維持して、座部の下方と背もたれ部の後方との間を往復することができる。

本発明に係る理美容用椅子は、施術状態においてシャンプーボウルの高さが変化する。この構成により、施術状態において、シャンプーボウルの高さを、施術者の体格に応じて、施術しやすい高さに微調整することができる。

本発明に係る理美容用椅子は、施術状態に、シャンプーボウルの高さが異なる複数の姿勢が含まれている。したがって、シャンプーボウルを施術に適した高さに予め設定することができ、設定された高さに自動的に変位させることができる。

本発明に係る理美容用椅子は、施術状態において、微調整としてシャンプーボウルの高さが変化し、微調整におけるシャンプーボウルの高さの変化量よりも、シャンプーボウルが前後に移動する変化量の方が少ない。この構成により、施術者が施術しやすい高さに微調整することができる。

本発明に係る理美容用椅子は、リンク機構を稼働させる駆動部を有している。したがって、駆動部によってリンク機構が自動的に稼働する。

本発明に係る理美容用椅子は、カバー部のうちの後面側が、所定の開度よりも大きく開いているときにのみ、収納状態又は施術状態に変化する。したがって、カバー部の後面側とシャンプーボウルとの干渉による破損を防ぐことができる。

本発明に係る理美容用椅子は、シャンプーボウルが、被施術者の首部が置かれる首載置具を有し、首載置具が、変形してシャンプーボウルの内側に収容される。すなわち、首載置具が嵩張って収納状態の妨げとなる場合であっても、首載置具は、シャンプーボウルの内側に収納されることで、収納状態を妨げない。

本発明に係る理美容用椅子は、首載置具が、シャンプーボウルの側壁部よりも高い盾部を有し、盾部が首載置具と共に変形してシャンプーボウルの内側に収容される。すなわち、首載置具は、湯水が跳ね返ってシャンプーボウルの外側に飛び出すことを防ぐための盾部を有しているところ、盾部が嵩張って収納状態の妨げとなる場合であっても、盾部は、シャンプーボウルの内側に収納されることで、収納状態を妨げない。

本発明に係る理美容用椅子は、収納状態におけるシャンプーボウルへの湯水の供給が自動的に停止する。収納状態又は施術状態への変化に追随して、排水管も変形するところ、収納状態における排水管は、シャンプーボウルの排水口よりも高い位置に向って伸びるため、仮に、湯水が供給され続けていた場合、排水されず、湯水が溢れる。したがって、収納状態が検知され、湯水の供給が自動的に停止することで、湯水が溢れるのを防ぐことができる。

本発明に係る理美容用椅子は、収納状態におけるシャンプーボウルの上方に送風機を有する。すなわち、収納状態では、カバー部に囲われたことによってシャンプーボウルが外気に晒され難いことから、シャンプーボウルが乾き難いが、送風機によってシャンプーボウルを乾かすことができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の理美容用椅子の収納状態の上面図である。
【図2】 図2は、本発明の理美容用椅子の収納状態の側面図である。
【図3】 図3は、本発明の理美容用椅子の収納状態の後面図である。
【図4】 図4は、本発明の理美容用椅子の施術状態の上面図である。
【図5】 図5は、本発明の理美容用椅子の施術状態の側面図である。
【図6】 図6は、本発明の理美容用椅子の施術状態の後面図である。
【図7】 図7は、本発明の理美容用椅子の内部構造が表れた収納状態構造斜視図である。
【図8】 図8は、本発明の理美容用椅子の内部構造が表れた収納状態構造側面図である。
【図9】 図9は、本発明の理美容用椅子の内部構造が表れた施術状態構造側面図である。
【図10】 図10は、本発明の理美容用椅子の動作の様子を説明するための収納状態動作説明側面図である。
【図11】 図11は、本発明の理美容用椅子の動作の様子を説明するための第一施術状態動作説明側面図である。
【図12】 図12は、本発明の理美容用椅子の動作の様子を説明するための第二施術状態動作説明側面図である。
【図13】 図13は、本発明の理美容用椅子の動作の様子を説明するための施術状態調整動作説明側面図である。
【図14】 図14は、本発明の理美容用椅子において収納状態における動作の様子を説明するための動作第一説明側面図である。
【図15】 図15は、本発明の理美容用椅子において収納状態における動作の様子を説明するための動作第二説明側面図である。
【図16】 図16は、本発明の理美容用椅子において収納状態における動作の様子を説明するための動作第三説明側面図である。
【図17】 図17は、本発明の理美容用椅子において収納状態における動作の様子を説明するための動作第四説明側面図である。
【図18】 図18は、本発明の理美容用椅子のシャンプーボウルに取り付けられた頭部支持具が表れた後方斜視図である。
【図19】 図19は、本発明の理美容用椅子のシャンプーボウルに取り付けられた頭部支持具がシャンプーボウルに収容された状態が表れた後方斜視図である。
【図20】 図20は、本発明の理美容用椅子の頭部支持具がシャンプーボウルに収容される前の状態が表れた後方斜視図である。
【図21】 図21は、本発明の理美容用椅子の頭部支持具がシャンプーボウルに収容された後の状態が表れた後方斜視図である。
【図22】 図22は、本発明の理美容用椅子の施術状態における排水管の姿勢が表れた側面図である。
【図23】 図23は、本発明の理美容用椅子の収納状態における排水管の姿勢が表れた側面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 理美容用椅子 2 椅子本体 3 座部 4 脚置き部 5 背もたれ部 6 肘置き部 7 開口部 8 収納室 9 板状部材 10 左側部 11 右側部 12 シャンプーボウル 13 底部 14 側壁部 15 排水口 16 止水栓 17 排水管 18 ストレート管 19 フレキシブル管 20 トラップ管 21 被ガイド部 22 操作部 23 昇降用ペダル 24 アクチュエーター 25 背もたれ用操作部 26 カバー部 27 上段カバー部 28 下段カバー部 29 上段側面カバー 30 上段背面カバー 31 下部側面カバー 32 下部背面扉カバー 33 フレーム部 34 左側枠部 35 右側枠部 36 外側枠部 37 内側枠部 38 底枠部 39 ガイドレール部 40 第一凸部 41 第一傾斜部 42 平坦部 43 第二傾斜部 44 四節リンク機構(連結部) 45 第一リンク部 46 第二リンク部 47 右側第一リンク部 48 右側第一固定端部 49 右側第一固定ジョイント 50 右側第一自由端部 51 右側第一自由ジョイント 52 右側第二リンク部 53 右側第二固定端部 54 右側第二固定ジョイント 55 右側第二自由端部 56 右側第二自由ジョイント 57 左側第一リンク部 58 左側第一固定端部 59 左側第一固定ジョイント 60 左側第一自由端部 61 左側第一自由ジョイント 62 左側第二リンク部 63 左側第二固定端部 64 左側第二固定ジョイント 65 左側第二自由端部 66 左側第二自由ジョイント 67 ダンパー 68 駆動部 69 送風機 70 首載置具 71 首載置本体部 72 基台部 73 基台板部 74 基台軸部 75 中間回転部 76 回転基部 77 基台側腕部 78 首受け側腕部 79 首受け基部 80 第一受け基部 81 第二受け基部 82 受け側軸部 83 受け基腕部 84 首受け凹部 85 首受け凸部 86 盾部

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