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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-07
(45)【発行日】2025-01-16
(54)【発明の名称】物品供給装置
(51)【国際特許分類】
   G07F 9/10 20060101AFI20250108BHJP
【FI】
G07F9/10 F
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2023090574
(22)【出願日】2023-05-31
(65)【公開番号】P2024172696
(43)【公開日】2024-12-12
【審査請求日】2023-09-29
(73)【特許権者】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(72)【発明者】
【氏名】近藤 創
(72)【発明者】
【氏名】小林 祐樹
【審査官】永安 真
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-173622(JP,A)
【文献】特開2021-079744(JP,A)
【文献】特表2017-509968(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07F 9/00 - 11/72
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品供給装置であって、
本体部と、
前記本体部に設けられ、物品を収容可能な収容部と、
前記収容部に設けられ、前記収容部に収容されている前記物品を供給可能な供給部と、
前記本体部に設けられ、前記物品を供給可能に操作する第1操作部と、
前記本体部の移動を可能にする移動部と、
前記本体部に装着可能であって、内部が中空に形成されている外装部と、
を備え、
前記本体部は、前記移動部の上部に着脱可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項2】
請求項に記載の物品供給装置であって、
前記外装部は、前記本体部に装着されている状態において、前記本体部の上部、及び側部の少なくとも一部を覆うように構成されている、
物品供給装置。
【請求項3】
請求項に記載の物品供給装置であって、
前記外装部は、枠部を含み、
前記枠部は、前記本体部の前記第1操作部が設けられる側に着脱可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項4】
請求項に記載の物品供給装置であって、
前記本体部は、前記外装部から前記枠部を取り外した状態において、前記移動部からの取り外しが可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
前記外装部は、前記本体部に装着されている状態において、前記第1操作部、及び前記収容部の一部を覆わないように構成されている、
物品供給装置。
【請求項6】
請求項1~4の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
前記外装部は、第2操作部を含み、
前記第2操作部は、その操作に応じて、前記移動部の移動を停止させるように構成されている、
物品供給装置。
【請求項7】
請求項に記載の物品供給装置であって、
前記第1操作部は、回転操作可能に構成され、前記第2操作部は、押圧操作可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項8】
請求項に記載の物品供給装置であって、
前記第1操作部は、前記第2操作部を操作した後に操作可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項9】
請求項1~4の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
前記外装部は、キャラクターを模す構成要素が形成されている、
物品供給装置。
【請求項10】
請求項に記載の物品供給装置であって、
前記外装部は、前記本体部に装着されている状態にて、前記構成要素が設けられている側と反対側において、前記収容部に収容されている前記物品を視認可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項11】
請求項10に記載の物品供給装置であって、
前記移動部は、前記本体部の台座部を成し、前記キャラクターの一部を構成していない、
物品供給装置。
【請求項12】
請求項11に記載の物品供給装置であって、
前記外装部、及び前記台座部は、円柱型形状を成している、
物品供給装置。
【請求項13】
請求項1~4の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
前記収容部は、前記本体部から引き出し可能に構成され、
前記収容部は、前記本体部に前記外装部が装着されている状態において、引き出し不可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項14】
請求項1~の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
代価の支払いを検出する検出部をさらに備え、
前記第1操作部は、代価の支払いの検出を条件に、操作可能に構成されている、
物品供給装置。
【請求項15】
請求項1~の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
前記移動部は、前記物品の供給を条件として、その移動を開始するように構成されている、
物品供給装置。
【請求項16】
請求項1~の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
前記本体部は、前記供給部から供給された前記物品を回収する移動可能な物品回収装置を追従させるように構成されている、
物品供給装置。
【請求項17】
請求項16に記載の物品供給装置であって、
前記本体部は、前記物品回収装置を前記本体部に対して一定の距離を維持して追従させるように構成されている、
物品供給装置。
【請求項18】
請求項17に記載の物品供給装置であって、
前記移動部は、その移動を停止すると、前記物品回収装置の移動も停止するように構成されている、
物品供給装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、物品供給装置として、例えば特許文献1においては、経路誘導手段により誘導されて走行路を自走し、所定の位置および任意の位置のいずれかに停止する搬送台車と、搬送台車に搭載され商品を収納する商品収納部を具えて商品を顧客に自動販売する自動販売部と、を具える、構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2010-157018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、物品供給装置(自動販売機)を利用する顧客は、その設置場所の前まで移動して商品を購入しなければならず、商品販売の機会が限定されていた点を解消するべく、ただ単に物品供給装置が軌道上を移動できるようにしただけである。
【0005】
本発明は、興趣性を向上させた物品供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、物品供給装置であって、本体部と、本体部に設けられ、物品を収容可能な収容部と、収容部に設けられ、収容部に収容されている物品を供給可能な供給部と、本体部に設けられ、物品を供給可能に操作する第1操作部と、本体部の移動を可能にする移動部と、を備え、本体部は、移動部に着脱可能に構成されている、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性を向上させた物品供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一態様の物品供給装置を後方側から見た斜視図である。
図2図1に示す物品供給装置を前方側から見た斜視図である。
図3図1に示す物品供給装置の正面図である。
図4図1に示す物品供給装置の側面図である。
図5図1に示す物品供給装置において枠部を外した状態を示す斜視図である。
図6図1に示す物品供給装置の本体部を外した状態を示す斜視図である。
図7図1に示す物品供給装置の収容部を外した状態を示す斜視図である。
図8】物品供給装置と物品回収装置の連動状態の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様である物品供給装置について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一態様の物品供給装置を後方側から見た斜視図である。
【0010】
図1に示すように、物品供給装置1は、本体部10と、本体部10に設けられ、物品P1を収容可能な収容部102(図7参照)と、収容部102に設けられて収容部102に収容されている物品P1を供給可能な供給部102b(図7参照)と、本体部10に設けられ、物品P1を供給可能に操作する第1操作部103と、本体部10の移動を可能にする移動部13と、を備えている。
【0011】
本体部10は、その外側には外装部8が設けられている。例えば、外装部8は、内部が中空に形成されて、移動部13の上部13aに被さるように設けられており、内部に本体部10を収容する構造となっている。この外装部8は、本体部10を覆った状態において、物品P1を供給するための操作部分、及び収容部102に収容されている物品P1を視認可能に構成されている。
【0012】
なお、物品P1は、例えば、適宜剛性を有する合成樹脂を素材として球型形状のカプセル容器内に玩具を収容したものである。そして、物品P1は、それ自体が転がり易い転動可能な構成であり、物品供給装置1の本体部10によって、供給・販売形態をとることができる構造となっている。例えば、物品供給装置1は、物品P1をランダムな配置で複数収容可能な収容部102(図7照)と、収容部102から一つずつ物品P1を無作為に選択して供給可能な供給部102a(図7参照)と、供給部102aをロックするロック部(不図示)と、代価の支払いを条件としてロック部のロックを解除し円盤状の供給部102bを回転すべく操作可能な第1操作部103と、収容部102から供給口104へと物品P1を転動可能に通過させる通路部104aとを備えている。また、対価を投入するコイン投入部105、コイン返却部106、及び返却ボタン部107等を備えている。なお、代価の支払いを検出する検出部(不図示)は、コイン投入部105の奥に設けられている。
【0013】
ここで云う物品P1のカプセル容器は、例えば、半球形状に分離開閉でき、このカプセル容器内の玩具を取り出すことができる構造のものである。
【0014】
外装部8は、前面、左右側面、及び上面を覆う外装本体11と、後面を覆う枠部12とから構成されている。枠部12には、前述の第1操作部103、供給口104、コイン投入部105、コイン返却部106、返却ボタン部107、及び収容部102に対応する対応開口12a,12b,12c,12d,12e,12fが形成されている。外装部8の上面には、第2操作部9が設けられている。この第2操作部9は、押圧操作が可能なボタン形状となっており、移動部13の駆動を可能とすると共に、物品供給装置1の電源スイッチの機能を有する。したがって、第1操作部103は、第2操作部9を操作した後に操作可能となっている。また、第2操作部9は、その操作に応じて、移動部13の移動を停止させることができる。
【0015】
図2は、物品供給装置1を前方側から見た斜視図である。
図2に示すように、 物品供給装置1は、外装部8の外面に、キャラクターC1を模す構成要素である目部15が形成されており、この目部15が設けられた側を前方として、移動部13によって床面50上を移動することができる。
【0016】
移動部13は、本体部10の台座部を成し、キャラクターC1の一部を構成していないが、移動部13(台座部)は、外装部8とほぼ同じ大きさの円柱型形状を成している。また、物品供給装置1の高さは、特に制限するものではないが、例えば、100cm~150cm程度の大きさにすることができ、子供の背丈とほぼ同等に構成され、物品P1を供給し易い高さとなっている。
【0017】
図3は、物品供給装置1の正面図である。図4は、物品供給装置1の側面図である。
図3、及び図4に示すように、移動部13は、前述のように、その上部において本体部10を連結して支持している。すなわち、移動部13は、その上部13aに設けられた例えば左右一対のレール状(図7参照)の連結部18を介して、本体部10の底部10bを着脱可能に支持する構造となっている。例えば、底部10bには、連結部18に嵌合する凹溝の底部連結部(不図示)などを備えている。
【0018】
移動部13の底面側に、床面50に接する前輪31及び後輪32を含む駆動輪30が設けられている。この駆動輪30は、移動部13の内部に設けられた駆動系13bにより駆動される。この駆動系13bの動力源は、例えば、バッテリー13fから電源が供給される。また、移動経路や移動停止などの制御は、例えば、位置検出13d、通信部13e等を備える制御部13cにて実行される。
【0019】
図5は、物品供給装置1において枠部12を外した状態を示す斜視図である。
枠部12は、本体部10を前後方から見た大きさよりも大きく構成されている。例えば、外装本体11の後面側に取り付けられた枠部12が図5に示すように外される状態において、大きな後方開口11aが形成され、この後方開口11aから本体部10の前面部分が全部見える。すなわち、本体部10は、後方開口11aから外装部8内へ出し入れすることが可能である。
【0020】
図6は、物品供給装置1の本体部10を外した状態を示す斜視図である。
後方開口11aから本体部10を着脱する場合は、移動部13の上部13aに対して前後方向にスライド移動する。移動部13の上部13aには、図6に示すように、例えば、前後方向に沿った一対のレール状の連結部18が設けられている。そして、この連結部18とスライド係合が可能な底部連結部(不図示)が本体部10の底部10bに設けられている。これにより、後方開口11aから本体部10を前後方向にスライドさせて着脱することが容易に行える。また、移動部13と本体部10は所定の位置において適宜固定される構造を有している。
【0021】
図7は、物品供給装置1の収容部102を外した状態を示す斜視図である。
図7に示すように、本体部10の上部には収容部用開口10hが設けられており、この収容部用開口10hに収容部102が着脱することができる。そして、枠部12が外された状態において着脱が可能に構成されている。
【0022】
また、収容部102は、前掲したように、物品P1の供給部102aの底部分に物品P1を保持して回転可能な円盤状の供給部102bが設けられている。そして、収容部102は、少なくとも前面側の一部が透明に構成されて物品P1の有無を外部から見ることができる。物品P1が無くなるか少なくなった場合には、図7に示すように、本体部10から引き出して物品P1を補給することができる。
【0023】
図8は、物品供給装置1と物品回収装置2の連動状態を示す斜視図である。
物品供給装置1は、図8に示すように、例えば、展示会場などにおいて、物品回収装置2と一定の距離(D)だけ離れて移動することができる。物品供給装置1は、玩具の入ったカプセル状の物品P1を供給する移動自動販売機として機能している一方、物品回収装置2は、玩具を取り出した後のカプセル容器を回収するものとして機能する。すなわち、物品回収装置2は、物品供給装置1と同様に駆動輪30を備え、また、物品供給装置1と同様に通信機能や位置検出機能を備えた制御部が設けられて移動可能に構成されている。
【0024】
したがって、物品供給装置1と物品回収装置2とは、展示会場等の会場内を特定の距離を維持した状態で連動して移動し、また停止するときも連動して停止することができる。そして、ユーザーは、物品供給装置1の第2操作部9を押すことで物品供給装置1の移動を停止させ、この停止状態において物品P1の購入操作を行う。物品供給装置1から供給された玩具入り物品P1を購入してカプセル容器内の玩具を取り出す。その後、近くに待機又は移動中の物品回収装置2の回収部21aにカプセル容器P2を投入することができる。
【0025】
物品供給装置1の移動の再開は、物品P1の供給を条件として、その移動を開始するように構成されている。例えば、物品P1の供給動作が行われてからの第2操作部9の押圧操作によって、再び移動が開始される設定となっている。また、物品供給装置1の移動開始は、供給口104に物品P1が供給されたことを検出して行うようにしても良い。更に、物品供給装置1は、物品P1の供給操作から所定の時間経過後に移動を再開するようにしても良い。
【0026】
以上述べたように、本態様の物品供給装置1は、本体部10が移動部13によって保持されているので、移動ができ利便性が良い。また、本体部10は移動部13に着脱可能に構成されているので、本体部10のメンテナンス作業がやり易い。さらに、本体部10が着脱可能な構成であることで、異なる物品P1を供給可能な本体部10を付け替えることで、複数種類の物品P1を供給可能な物品供給装置1を提供することができる。
【0027】
また、本態様の物品供給装置1においては、本体部10に装着可能な外装部8を備えていることで、本体部10は外装部8によって覆われて外装部8の外表面にキャラクターC1を描くことができ、物品供給装置1の興趣性を高めることができる。
【0028】
また、本態様の物品供給装置1においては、外装部8が本体部10の一部分を露出するように覆うことで、本体部10の操作等のアプローチを容易にすることができる。例えば、第1操作部103の操作が可能である、また、収容部102内の物品P1の有無を見ることができる。
【0029】
また、外装部8は、本体部10に対応する枠部12が着脱可能に設けられて移動部13からの取り外しが可能に構成されているので、外装部8の内側に対して本体部10の出し入れをすることができる。
【0030】
また、本態様の物品供給装置1では、外装部8の外面に露出する第2操作部9が押圧動作可能に設けられていることで、ユーザーが移動部13を停止させることができる。この結果、物品供給装置1が停止した状態において、第1操作部103が可能となり、物品P1の購入操作を容易にすることができる。
【0031】
本態様の物品供給装置1は、外装部8のキャラクターC1を構成する側とは反対側において物品P1の供給に関わる構造が配置されていることで、物品供給構造によるキャラクターC1のデザインや造形への影響を回避することができる。
【0032】
本態様の物品供給装置1においては、移動部13は、本体部10の台座部を成し、キャラクターC1の一部を構成していないことから、異なる複数のキャラクターを移動部13に取り付けることが可能となる。また、外装部8、及び前記台座部は、円柱型形状を成していることで、外装部8と移動部13との一体感を演出することができる。
【0033】
本態様の物品供給装置1においては、移動部13は、物品P1の供給を条件として、その移動を開始するように構成されていることで、ユーザーが物品P1を購入する場合において、例えば、購入操作を行っているときには移動部13が停止し、物品P1のユーザーへの供給が行われた後に物品供給装置1が移動する。
【0034】
本態様の物品供給装置1は、物品回収装置2をその移動、及び停止を含めて追従させるように構成されていることで、例えば、ユーザーが玩具等を収容したカプセル容器の物品P1を購入し、カプセル容器から玩具を取り出した後に、空のカプセル容器を直ぐに物品回収装置2に投入することができる。また、物品回収装置2の追従する距離が一定に設定されていることで、カプセル容器の廃棄行為を促すことができると共に利便性が良い。
【0035】
また、物品供給装置1と物品回収装置2とが、例えば、別のキャラクターC1,C2として表現されている場合、両装置が連動する動作は、キャラクターC1,C2同士が仲良く連れ立って動く可愛らしさ等を演出することができる。
【0036】
以上、本発明の一態様について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば、上記態様においては、本体部10と移動部13の連結は、レール状の連結部18としたが、本発明はこれに限るものではなく、移動部13と本体部10が着脱できる構成であれば制限するものではない。
【0037】
また、上記態様においては、物品供給装置1と物品回収装置2の連動動作を一対一としたが、この構成に限るものではなく、3台以上の装置を連動させるように構成しても良い。
【0038】
以上説明したように、本明細書には以下の事項が開示されている。
【0039】
(1)
物品供給装置であって、
本体部と、
上記本体部に設けられ、物品を収容可能な収容部と、
上記収容部に設けられ、上記収容部に収容されている上記物品を供給可能な供給部と、
上記本体部に設けられ、上記物品を供給可能に操作する第1操作部と、
上記本体部の移動を可能にする移動部と、
を備え、
上記本体部は、上記移動部に着脱可能に構成されている、
物品供給装置。
【0040】
(2)
(1)に記載の物品供給装置であって、
上記本体部は、上記移動部の上部に着脱可能に設けられている、
物品供給装置。
【0041】
(3)
(1)又は(2)に記載の物品供給装置であって、
上記本体部に装着可能な外装部をさらに備え、
上記外装部は、内部が中空に形成されている、
物品供給装置。
【0042】
(4)
(3)に記載の物品供給装置であって、
上記外装部は、上記本体部に装着されている状態において、上記本体部の上部、及び側部の少なくとも一部を覆うように構成されている、
物品供給装置。
【0043】
(5)
(3)又は(4)に記載の物品供給装置であって、
上記外装部は、枠部を含み、
上記枠部は、上記本体部の上記第1操作部が設けられる側に着脱可能に構成されている、
物品供給装置。
【0044】
(6)
(5)に記載の物品供給装置であって、
上記本体部は、上記外装部から上記枠部を取り外した状態において、上記移動部からの取り外しが可能に構成されている、
物品供給装置。
【0045】
(7)
(3)~(6)の何れかに記載の物品供給装置であって、
上記外装部は、上記本体部に装着されている状態において、上記第1操作部、及び上記収容部の一部を覆わないように構成されている、
物品供給装置。
【0046】
(8)
(3)~(7)の何れかに記載の物品供給装置であって、
上記外装部は、第2操作部を含み、
上記第2操作部は、その操作に応じて、上記移動部の移動を停止させるように構成されている、
物品供給装置。
【0047】
(9)
(8)に記載の物品供給装置であって、
上記第1操作部は、回転操作可能に構成され、上記第2操作部は、押圧操作可能に構成されている、
物品供給装置。
【0048】
(10)
(8)又は(9)に記載の物品供給装置であって、
上記第1操作部は、上記第2操作部を操作した後に操作可能に構成されている、
物品供給装置。
【0049】
(11)
(3)~(10)の何れかに記載の物品供給装置であって、
上記外装部は、キャラクターを模す構成要素が形成されている、
物品供給装置。
【0050】
(12)
(11)に記載の物品供給装置であって、
上記外装部は、上記本体部に装着されている状態にて、上記構成要素が設けられている側と反対側において、上記収容部に収容されている上記物品を視認可能に構成されている、
物品供給装置。
【0051】
(13)
(11)又は(12)に記載の物品供給装置であって、
上記移動部は、上記本体部の台座部を成し、上記キャラクターの一部を構成していない、
物品供給装置。
【0052】
(14)
(13)に記載の物品供給装置であって、
上記外装部、及び上記台座部は、円柱型形状を成している、
物品供給装置。
【0053】
(15)
(3)~(14)の何れか一に記載の物品供給装置であって、
上記収容部は、上記本体部から引き出し可能に構成され、
上記収容部は、上記本体部に上記外装部が装着されている状態において、引き出し不可能に構成されている、
物品供給装置。
【0054】
(16)
(1)~(15)の何れかに記載の物品供給装置であって、
代価の支払いを検出する検出部をさらに備え、
上記第1操作部は、代価の支払いの検出を条件に、操作可能に構成されている、
物品供給装置。
【0055】
(17)
(1)~(16)の何れに記載の物品供給装置であって、
上記移動部は、上記物品の供給を条件として、その移動を開始するように構成されている、
物品供給装置。
【0056】
(18)
(1)~(17)の何れか一項に記載の物品供給装置であって、
上記本体部は、上記供給部から供給された上記物品を回収する移動可能な物品回収装置を追従させるように構成されている、
物品供給装置。
【0057】
(19)
(18)に記載の物品供給装置であって、
上記本体部は、上記物品回収装置を上記本体部に対して一定の距離を維持して追従させるように構成されている、
物品供給装置。
【0058】
(20)
(18)又は(19)に記載の物品供給装置であって、
上記移動部は、その移動を停止すると、上記物品回収装置の移動も停止するように構成されている、
物品供給装置。
【符号の説明】
【0059】
1 物品供給装置
2 物品回収装置
8 外装部
9 第2操作部
10 本体部
12 枠部
13 移動部
13a 移動部の上部
102 収容部
102b 供給部
103 第1操作部
C1、C2 キャラクター
P1 物品
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8