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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-08
(45)【発行日】2025-01-17
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/16 20060101AFI20250109BHJP
【FI】
G03G21/16 119
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2021021887
(22)【出願日】2021-02-15
(65)【公開番号】P2022124237
(43)【公開日】2022-08-25
【審査請求日】2023-12-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002217
【氏名又は名称】弁理士法人矢野内外国特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大岡 一成
(72)【発明者】
【氏名】山口 渡
【審査官】鳥居 祐樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-091689(JP,A)
【文献】特開平06-214436(JP,A)
【文献】特開平03-242658(JP,A)
【文献】特開2012-145882(JP,A)
【文献】特開2016-050991(JP,A)
【文献】特開2017-015865(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 21/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1フレームと、前記第1フレームと第1方向に間隔をあけて配置される第2フレームと、
前記第1フレームと前記第2フレームとに固定される板金部材とを備え、
前記板金部材は、前記第1方向に延びる本体部と、前記本体部の前記第1方向の一端部から下方へ延び、前記第1フレームの前記第1方向と水平方向において直交する第2方向における一端側の面に固定される一側延出部と、前記本体部の前記第1方向の他端部から下方へ延び、前記第2フレームの前記第2方向における一端側の面に固定される他側延出部と、を有し、
前記第1フレームは、前記第2方向における一端側の面前記第2方向にずれることによって形成され、長手方向が前記第1方向および前記第2方向と直交する上下方向に沿って延びる段差部を有し、
前記一側延出部は、前記段差部の形状に沿って前記第2方向の一側に屈曲され、前記段差部に対応する屈曲部を有する画像形成装置。
【請求項2】
前記第1フレームに移動可能に支持される第1カムと、前記第2フレームに移動可能に支持される第2カムとを備え、
前記第1フレームは、前記第2方向における一端側の面に前記第1カムを挿通させるための第1カム孔を備え、
前記第2フレームは、前記第2方向における一端側の面に前記第2カムを挿通させるための第2カム孔を備え、
前記一側延出部の下端は、前記第1カム孔よりも下方に位置し、
前記他側延出部の下端は、前記第2カム孔よりも下方に位置する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記他側延出部は、前記第2方向から見て前記第2カム孔と重ならない位置に配置され、前記一側延出部は、前記第2方向から見て前記第1カム孔と重ならない位置に配置されている
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1フレームは、用紙を搬送する給紙ローラの軸部を支持する軸受け部を有し、
前記第1フレームに対応する前記一側延出部の下端は、前記軸受け部よりも上方に位置する
請求項1~3の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1フレームの前記第2方向における一端側の面の前記一側延出部よりも下方、および前記第2フレームの前記第2方向における一端側の面の前記他側延出部よりも下方の少なくとも一方には、長手方向が上下方向に延びるリブが形成される
請求項1~4の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記一側延出部と前記他側延出部の少なくとも一方は、前記第2方向に膨出するビードを有する
請求項1~5の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記一側延出部の前記第1方向の幅寸法は、前記他側延出部の前記幅寸法よりも小さい
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1フレームと前記第2フレームとの間に配置され、電源部品が実装された電源基板と、当該電源基板を覆うカバーと、を有する電源部を備え、
前記カバーは、前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方に対して前記軸受け部の軸方向にねじ止めされている
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1フレームと前記第2フレームとの間に配置され、電源部品が実装された電源基板と、当該電源基板を覆うカバーとを有する電源部を備え、
前記カバーは、前記第1フレームおよび前記第2フレームの両方に対して前記軸受け部の軸方向にねじ止めされている
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記カバーは、第1カバーと第2カバーとを有し、
前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方と、前記第1カバーおよび前記第2カバーとの間に配置される介装部材を備え、
前記第1カバーは、前記介装部材とともに前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方にねじ止めされ、
前記第2カバーは、前記介装部材とともに前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方にねじ止めされている
請求項8または請求項9に記載の画像形成装置。
【請求項11】
前記一側延出部の下端と前記他側延出部の下端とは、前記第2方向から見て前記カバーと重なる位置に配置されている
請求項8~10の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項12】
被駆動部材を駆動させるギア列を備え、
前記第1フレームは、前記ギア列を支持している、
請求項1に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置される左側壁および右側壁と、左側壁および右側壁に架設される補強部とを備えた筐体の一例である本体ケーシングを備えた画像形成装置が知られている。当該補強部は、左側壁および右側壁の前上端部間に架設され、左右方向に延びる断面視L字状の第1架設部を有している。第1架設部は、その左右両端部のそれぞれが、左側壁および右側壁における前端縁上端部および上端縁前端部からなる側面視略L字状の部分に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2014-63076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるような画像形成装置においては、さらなる小型化が要求されている。画像形成装置の小型化に合わせて本体ケーシングを小型化する場合、本体ケーシングを補強する補強部材の数を削減することや、補強部材の形状を本体ケーシングの形状に合わせて変更することが必要となってくる。しかし、本体ケーシングの小型化に伴って、例えば本体ケーシングの前側を補強する第1架設部の形状や大きさを変更してしまうと、本体ケーシングの剛性の確保が難しくなってくる。
【0005】
そこで、本発明においては、装置本体の剛性を確保しつつ小型化を図ることができる画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
【0007】
即ち、画像形成装置は、第1フレームと、前記第1フレームと第1方向に間隔をあけて配置される第2フレームと、前記第1フレームと前記第2フレームとに固定される板金部材とを備え、前記板金部材は、前記第1方向に延びる本体部と、前記本体部の前記第1方向の一端部から下方へ延び、前記第1フレームの前記第1方向と水平方向において直交する第2方向における一端側の面に固定される一側延出部と、前記本体部の前記第1方向の他端部から下方へ延び、前記第2フレームの前記第2方向における一端側の面に固定される他側延出部と、を有し、前記第1フレームは、前記第2方向における一端側の面において前記第2方向に形成され、上下方向に沿って延びる段差部を有し、前記一側延出部は、前記段差部の形状に沿って前記第2方向の一側に屈曲され、前記段差部に対応する屈曲部を有する。
【0008】
このように、一側延出部が第2方向の一側に屈曲された屈曲部を有しているため、一側延出部の剛性を確保することができる。これにより、板金部材の剛性を確保することができるため、装置本体の剛性を確保しつつ装置の小型化を図ることができる。
【0009】
また、画像形成装置は、前記第1フレームに移動可能に支持される第1カムと、前記第2フレームに移動可能に支持される第2カムとを備え、前記第1フレームは、前記第2方向における一端側の面に前記第1カムを挿通させるための第1カム孔を備え、前記第2フレームは、前記第2方向における一端側の面に前記第2カムを挿通させるための第2カム孔を備え、前記一側延出部の下端は、前記第1カム孔よりも下方に位置し、前記他側延出部の下端は、前記第2カム孔よりも下方に位置する。
【0010】
これにより、一側延出部により第1フレームの第1カム孔が形成された部分の剛性を確保するとともに、他側延出部により第2フレームの第2カム孔が形成された部分の剛性を確保することができる。
【0011】
また、前記他側延出部は、前記第2方向から見て前記第2カム孔と重ならない位置に配置され、前記一側延出部は、前記第2方向から見て前記第1カム孔と重ならない位置に配置されている。
【0012】
また、前記第1フレームは、用紙を搬送する給紙ローラの軸部を支持する軸受け部を有し、前記第1フレームに対応する前記一側延出部の下端は、前記軸受け部よりも上方に位置する。
【0013】
また、前記第1フレームの前記第2方向における一端側の面の前記一側延出部よりも下方、および前記第2フレームの前記第2方向における一端側の面の前記他側延出部よりも下方の少なくとも一方には、上下方向に延びるリブが形成される。
【0014】
このように、延出部の下方にリブを形成することで、フレームにおいて延出部が配置されていない部分の剛性を確保することができる。
【0015】
また、前記一側延出部と前記他側延出部の少なくとも一方は、前記第2方向に膨出するビードを有する。
【0016】
このように、延出部にビードを形成することで、延出部の剛性を確保することができる。
【0017】
また、前記一側延出部の前記第1方向の幅寸法は、前記他側延出部の前記幅寸法よりも小さい。
【0018】
これにより、第1フレームの幅方向の寸法を小さくすることができる。
【0019】
また、前記第1フレームと前記第2フレームとの間に配置され、電源部品が実装された電源基板と、当該電源基板を覆うカバーと、を有する電源部を備え、
前記カバーは、前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方に対して前記軸受け部の軸方向にねじ止めされている。
【0020】
このように、第1フレームおよび第2フレームの一方に対して軸受け部の軸方向にねじ止めされるため、装置本体の剛性を確保することができる。
【0021】
また、前記第1フレームと前記第2フレームとの間に配置され、電源部品が実装された電源基板と、当該電源基板を覆うカバーとを有する電源部を備え、
前記カバーは、前記第1フレームおよび前記第2フレームの両方に対して前記軸受け部の軸方向にねじ止めされている。
【0022】
このように、第1フレームおよび第2フレームの両方に対して軸受け部の軸方向にねじ止めされるため、装置本体の剛性をさらに確保することができる。
【0023】
また、前記カバーは、第1カバーと第2カバーとを有し、前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方と、前記第1カバーおよび前記第2カバーとの間に配置される介装部材を備え、前記第1カバーは、前記介装部材とともに前記第1フレームおよび前記第2フレームの一方にねじ止めされ、前記第2カバーは、前記介装部材とともに前記左第1フレームおよび前記第2フレームの一方にねじ止めされている。
【0024】
このように、第1カバーと第2カバーが共通の介装部材を介してフレームにねじ止めされるため、部品点数を削減することができる。
【0025】
また、前記一側延出部の下端と前記他側延出部の下端とは、前記第2方向から見て前記カバーと重なる位置に配置されている。
【0026】
このように、一側延出部の下端と他側延出部の下端を、カバーと重なる位置に配置することで、装置本体の剛性を確保することができる。
【0027】
また、画像形成装置は、被駆動部材を駆動させるギア列を備え、前記第1フレームは、前記ギア列を支持している。
【0028】
これにより、例えば、ギア列は前後方向の小型化が難しいが、ギア列が配置されている部分と他の部分で段差ができても、板金部材に屈曲部を設けていることで、小型化をしながら板金部材の強度を確保することができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明によれば、装置本体の剛性を確保しつつ小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】画像形成装置を示す中央断面図である。
図2】画像形成装置の装置本体を前方から見た斜視図である。
図3】画像形成装置の装置本体を後方から見た斜視図である。
図4】画像形成装置の装置本体を示す正面図。
図5】第1板金部材を示す斜視図である。
図6】第1板金部材を示す正面図である。
図7】上部カバーの左端部を左フレームに取り付けた状態を示す電源ユニットの側面断面図である。
図8】上部カバーの右端部を右フレームに取り付けた状態を示す電源ユニットの側面断面図である。
図9図7のA-A線断面図である。
図10】左フレームに給紙ユニットを取り付けた状態を示す斜視図である。
図11図10における左フレームの位置決め凸部と固定用ボス部を示す拡大断面図である。
図12】画像形成装置を示す正面図である。
図13図12のB-B線の拡大断面図である。
図14図12のC-C線の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
【0032】
[画像形成装置の全体構成]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、略直方体形状に形成される装置本体2と、装置本体2の上端部に配置されるトップカバー4とを備えている。装置本体2は、本発明の第1方向の一例である左右方向に所定の間隔を有して配置される第1フレームの一例である左フレーム21および第2フレームの一例である右フレーム22(図2参照)を備えている。
【0033】
以下の説明においては、画像形成装置1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面右側を「前側」とし、図1における紙面左側を「後側」とする。また、画像形成装置1を前側から見たときを左右の基準とし、左右方向それぞれを「左側」および「右側」とする。すなわち、図1の紙面手前側が左側であり、紙面奥側が右側である。また、画像形成装置1において鉛直下方向を「下側」、鉛直上方向を「上側」とする。
【0034】
画像形成装置1は、装置本体2内において、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置される複数(4つ)のプロセスカートリッジ6と、画像形成装置1内の各部(例えばモーター等の駆動源)に電源を供給する電源部の一例としての電源ユニット9と、露光部材の一例としてのLEDユニット12とを備えている。
【0035】
プロセスカートリッジ6は、トップカバー4が開位置に配置された状態で装置本体2に対して着脱できるように、構成されている。また、プロセスカートリッジ6は、感光体の一例としての感光ドラム7と現像ローラ8とを備えている。
【0036】
感光ドラム7は、左右方向が長手方向となる円筒形状に形成されており、その中心軸線を回転中心として回転可能に設けられている。
【0037】
現像ローラ8は、左右方向に延び、感光ドラム7に対して前上側から接触している。
【0038】
また、プロセスカートリッジ6には、現像ローラ8の上側において、現像剤の一例としてのトナーが収容されている。
【0039】
LEDユニット12は、感光ドラム7の上側に対向配置されるように、トップカバー4の下面に支持されている。
【0040】
プロセスカートリッジ6内のトナーは、正極性に摩擦帯電され、一定厚さの薄層として現像ローラ8の表面に担持される。
【0041】
一方、感光ドラム7の表面は、帯電器(図示せず)によって一様に帯電された後、LEDユニット12によって所定の画像データに基づいて露光される。これにより、感光ドラム7の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ8に担持されるトナーが感光ドラム7の表面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム7の表面上にトナー像(現像剤像)が担持される。
【0042】
電源ユニット9は、例えば低圧電源ユニットに構成されており、装置本体2内における給紙トレイ13の後側の上方に位置している。電源ユニット9は、左フレーム21と右フレーム22との間に配置されており、左フレーム21と右フレーム22とによって支持されている。
【0043】
用紙Pは、装置本体2の底部に設けられる給紙トレイ13内に収容されており、給紙ローラ5等の各種ローラによって、後上側へUターンするように搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム7と搬送ベルト14との間に給紙される。その後、用紙Pは、搬送ベルト14によって、すべての感光ドラム7に順次対向されるように、前側から後側に向かって搬送される。このとき、感光ドラム7に担持されるトナー像は、搬送ベルト14を挟んで感光ドラム7の下側に対向配置される転写ローラ15の転写バイアスにより、用紙Pに転写される。
【0044】
そして、用紙Pは、駆動力により回転駆動される加熱ローラ16と加圧ローラ17との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、トナー像は、用紙Pに熱定着される。
【0045】
その後、用紙Pは、前上側へUターンするように搬送されて、装置本体2の上面に設けられる排紙トレイ18に排紙される。
【0046】
[装置本体]
装置本体2は、図2に示すように、左フレーム21と、左フレーム21と左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置される右フレーム22と、左フレーム21と右フレーム22との間に架設される補強部50とを備えている。
【0047】
(左フレーム)
左フレーム21は、図2図3に示すように、前後方向に延びる側面視略矩形状の略平板状に形成されている。前後方向は、第1方向と水平方向において直交する第2方向の一例である。左フレーム21は、段差部21aと、駆動ユニット23と、第1カム孔24と、用紙Pを搬送する給紙ローラ5の軸部5aを支持する軸受け部25と、リブ26とを備えている。
【0048】
段差部21aは、左フレーム21の前面において前後方向に形成され、上下方向に沿って左フレーム21の上下方向略中央部まで延びている。前面は、第2方向における一端側の面の一例である。駆動ユニット23は、4つの感光ドラム7に駆動力を入力するように構成されており、第1カムの一例であって前後方向に延びる駆動カム23aと、駆動カム23aにより感光ドラム7等の被駆動部材に駆動力を入力する駆動入力部材の一例であるギア列23b(図3参照)と、駆動カム23aを前方に付勢する圧縮ばね(図示せず)等を備えている。
【0049】
駆動カム23aは、駆動ユニット23に前後方向に移動可能に支持される。第1カム孔24は、左フレーム21の前面における上下方向略中央部に設けられ、駆動カム23aの前端部を挿通させるための貫通孔である。リブ26は、上下方向に延びており、左側延出部62よりも下方に形成される(図4参照)。ギア列23bは、左フレーム21の左側面に支持されている。
【0050】
なお、本実施形態では、リブ26を左側延出部62の下方に形成する構成としているが、例えば右側延出部63の下方にもリブを形成してもよい。
【0051】
(右フレーム)
右フレーム22は、図2図3および図4に示すように、前後方向に延びる側面視略矩形状の略平板状に形成されている。右フレーム22は、前後方向に延びる第2カム27と、第2カム孔28(図4参照)とを備えている。第2カム27は、右フレーム22に前後方向に移動可能に支持される。第2カム孔28は、右フレーム22の前面における上下方向略中央部に設けられ、第2カム27の前端部を挿通させるための貫通孔である。
【0052】
(補強部)
補強部50は、図2図3に示すように、左フレーム21の前端部における上端部と右フレーム22の前端部における上端部との間に架設される第1板金部材60と、左フレーム21の後端部における上端部と右フレーム22の後端部における上端部との間に架設される第2板金部材70と、左フレーム21の前端部における下端部と右フレーム22の前端部における下端部との間に架設される前下端部材80と、左フレーム21の後端部における下端部と右フレーム22の後端部における下端部との間に架設される後下端部材81と、左フレーム21の前端部における上下方向途中部と右フレーム22の前端部における上下方向中途部との間に架設されるパイプ部材90とを備えている。
【0053】
第1板金部材60、第2板金部材70、前下端部材80および後下端部材81は、は、左右方向に間隔を有して配置される左フレーム21および右フレーム22との各端部すなわち、側面視における四隅を連結するように設けられている。
【0054】
第1板金部材60および第2板金部材70のそれぞれは、左フレーム21と右フレーム22とに固定される板金からなる部材であり、例えばステンレス鋼などの金属からなる。第1板金部材60および第2板金部材70は、左右方向に延びる断面略L字状に形成されている。
【0055】
また、第1板金部材60の左端部は、左フレーム21における前端縁上端部および上端縁前端部からなる側面視略L字状の部分に固定されている。第1板金部材60の右端部は、右フレーム22における前端縁上端部および上端縁前端部からなる側面視略L字状の部分に固定されている。
【0056】
第1板金部材60は、左右方向に延びる本体部61と、本体部61の左右方向における一端部(左端部)から下方へ延び、左フレーム21の前後方向における一端側の面(本実施形態では前面)に固定される一側延出部である左側延出部62と、本体部61の左右方向における他端部(右端部)から下方へ延び、右フレーム22の前後方向における一端側の面(本実施形態では前面)に固定される他側延出部である右側延出部63と、左右の両端部から後方に延びる左上部取付部64および右上部取付部65とを有している。
【0057】
本体部61は、正面視において左右に延びる略長方形の部分である。本体部61は、左右方向に亘って上端部から後方に延びる後縁部61aを有している(図5参照)。本体部61は、後縁部61aを有することにより本体部61の曲げ剛性を高めることができる。
【0058】
左側延出部62は、左フレーム21に対応する部分であり、左フレーム21の前面の上下方向略中央部まで延びるように形成されている(図4参照)。図5図6に示すように、左側延出部62は、段差部21aの形状に沿って前方に屈曲され、段差部21aに対応する屈曲部62aと、切り欠き部62bと、下端部に左フレーム21の前面にねじ止めするためのねじ止め部62cと、上側挿通孔62dと、下側挿通孔62eとを有している。左側延出部62の下端は、左フレーム21が有する第1カム孔24よりも下方に位置している。
【0059】
屈曲部62aは、段差部21aの形状に沿うように断面視略コ字状に形成されている。左側延出部62は、前後方向から見て第1カム孔24と重ならない位置に配置されている。左側延出部62の下端は、左フレーム21が有する軸受け部25よりも上方に位置している。切り欠き部62bは、左フレーム21の前面の第1カム孔24から突出する駆動カム23aに干渉しないように左側延出部62の下側の右縁部を切り欠くように形成された部分である。左側延出部62の左右方向の幅寸法は、右側延出部63の幅寸法よりも小さい。
【0060】
図10は、左側フレーム21に給紙ユニット10を取り付けた状態を示した斜視図である。図11は、図10における左フレーム21の位置決め凸部21eと固定用ボス部21fを示す拡大断面図である。
給紙ユニット10は、装置本体2内におけて、給紙トレイ13とプロセスカートリッジ6とに上下方向で挟まれた位置に設けられている。給紙ユニット10は、上述した給紙ローラ5等の各種ローラ(ピックアップローラ、搬送ローラ)と、これらのローラを支持するユニットフレーム11を有している。ユニットフレーム11は、左右方向における一端側(左側)の前面部分において上下に配置される、給紙ユニット10を左フレーム21に位置決めするための位置決め孔11aと、給紙ユニット10を左フレーム21に固定するためのねじ止め部11bとを有している。
【0061】
図11に示すように、左側フレーム21の前面部分には、左フレーム21が有する軸受け部25の上方において上下に配置される、位置決め凸部21eと固定用ボス部21fが設けられている。位置決め凸部21eは、前方に向かって突出して形成される。位置決め凸部21eは、ユニットフレーム11が有する位置決め孔11aに挿通することで、装置本体2内において給紙ユニット10を給紙トレイ13とプロセスカートリッジ6との間に位置決めするためのものである。固定用ボス部21fは、前方に向かって突出して形成される。固定用ボス部21fは、ユニットフレーム11のねじ止め部11bをねじ止めするためのねじ止め用のボスである。固定用ボス部21fには、ねじ部材によりねじ止め部11bが固定される。
【0062】
上側挿通孔62dは、位置決め凸部21eに対応する位置に設けられ、当該位置決め凸部21eが挿通される孔である。上側挿通孔62dは、位置決め凸部21eとの干渉を回避するための逃げ孔である。
【0063】
下側挿通孔62eは、固定用ボス部21fに対応する位置に設けられ、当該固定用ボス部21fが挿通される孔である。下側挿通孔62eは、固定用ボス部21fとの干渉を回避するための逃げ孔である。
【0064】
このように、第1板金部材60の左側延出部62に位置決め凸部21eの逃げ孔となる上側挿通孔62dおよび、固定用ボス部21fの逃げ孔となる下側挿通孔62eを設けることで、装置本体2の前後方向の長さ寸法を短くすることができるため、装置の小型化を図ることができる。
【0065】
左上部取付部64および右上部取付部65は、左フレーム21および右フレーム22のそれぞれの上面の前端部にねじ止めにより固定される。
【0066】
右側延出部63は、右フレーム22に対応する部分であり、右フレーム22の前面の上下方向略中央部まで延びるように形成されている。右側延出部63は、左側延出部62よりも下方に延びるように形成されている。右側延出部63の右端部と本体部61の右端部とは、直線的に連続するよう形成されている。右側延出部63は、切り欠き部63aと、前後方向(本実施形態では前方向)に膨出するビード63bと、下端部に右フレーム22の前面にねじ止めするためのねじ止め部63cと、上側挿通孔63dと、下側挿通孔63eとを有している。右側延出部63の下端は、右フレーム22が有する第2カム孔28よりも下方に位置している。
【0067】
右側延出部63は、前後方向から見て第2カム孔28と重ならない位置に配置されている。切り欠き部63aは、右フレーム22の前面の第2カム孔28から突出する第2カム27に干渉しないように右側延出部63の右縁部における上下方向の中途部を切り欠くように形成された部分である。ビード63bは、上下方向に直線状に延び、切り欠き部63aの右側に隣接して形成されている。
【0068】
図12は、画像形成装置1を示す正面図である。図13は、図12におけるB-B線の拡大断面図である。図14は、図12におけるC-C線の拡大断面図である。
図13に示すように、画像形成装置1の外周面を覆う筐体カバー1aの前面部の内側には、左右方向亘って延びるフロントフレーム30が配置される。フロントフレーム30は、左右方向における一端側(右側)部分に配置され、後方に向かって突出して形成される縦板状の係止爪部30aと、フロントフレーム30を右フレーム22に固定するためのねじ止め部30bとを有している。
【0069】
図13に示すように、右フレーム22の前面部には、上下に配置される、フレーム係止孔22eと固定用ボス部22fが設けられている。フレーム係止孔22eは、上下方向に延びる長方形状の孔である。フレーム係止孔22eは、フロントフレーム30の係止爪部30aの先端(後端)が係止される孔である。固定用ボス部22fは、前方に向かって突出して形成される。固定用ボス部22fは、フロントフレーム30のねじ止め部30bをねじ止めするためのねじ止め用のボスである。固定用ボス部22fには、ねじ部材によりねじ止め部30bが固定される。
【0070】
図14に示すように、上側挿通孔63dは、右側延出部63においてビード63bの右側に設けられる。上側挿通孔63dは、フレーム係止孔22eよりもやや大きく形成された、上下方向に延びる長方形状の孔である。上側挿通孔63dは、フレーム係止孔22eに対応する位置に設けられ、係止爪部30aが挿通される孔である。上側挿通孔63dは、フレーム係止孔22eに係止される係止爪部30aが干渉しないように設けられた逃げ孔である。
【0071】
下側挿通孔63eは、固定用ボス部22fに対応する位置に設けられ、当該固定用ボス部22fが挿通される孔である。下側挿通孔63eは、固定用ボス部22fとの干渉を回避するための逃げ孔である。
【0072】
このように、第1板金部材60の右側延出部63に係止爪部30aの逃げ孔となる上側挿通孔63dおよび、固定用ボス部22fの逃げ孔となる下側挿通孔63eを設けることで、画像形成装置1の前後方向の長さ寸法を短くすることができるため、装置の小型化を図ることができる。
【0073】
なお、本実施形態では、ビード63bを右側延出部63に形成する構成としているが、例えば、左側延出部62にもビードを形成してもよい。
【0074】
図4に示すように、左側延出部62の下端と右側延出部63の下端とは、前後方向から見て下部カバー92および上部カバー93と重なる位置に配置されている。
【0075】
[電源ユニット]
図1に示すように、電源ユニット9は、電源部品(図示せず)が実装された電源基板91と、電源基板91の下側を覆う下部カバー92および電源基板91の上側を覆う上部カバー93と、介装部材94、95(図7図9参照)とを備えている。電源基板91は、電源部品の実装面91aが上面となる姿勢で配置されており、下部カバー92により支持されている。下部カバー92および上部カバー93は、例えば、板金部材で構成することができる。下部カバー92および上部カバー93は、本発明のカバーの一例である。下部カバー92および上部カバー93は、防火の機能を有する部材である。
【0076】
下部カバー92は、電源基板91を支持するとともに、電源基板91の下方を覆う下面カバー部92aと電源基板91の後面を覆う後面カバー部92bとを備えている。上部カバー93は、電源基板91の前方を覆う第1カバー部93aと、電源基板91の後方を覆う第2カバー部93bとを備えている。
下部カバー92と上部カバー93とは互いに連結されており、電源基板91は、その前後方向および上下方向が下部カバー92および上部カバー93により全体的に覆われている。
【0077】
電源基板91、下部カバー92、および上部カバー93は、それぞれ左右方向に延出しており、下部カバー92における下面カバー部92aの右フレーム22側端部が、右フレーム22の支持部(図示せず)に支持されている。また、下部カバー92における下面カバー部92aの左フレーム21側端部が、左フレーム21に形成される支持部21dに支持されている(図9参照)。
【0078】
介装部材94、95は、電源ユニット9の断面形状に沿って枠状に形成される部材であって、それぞれ前後方向に延びる長孔94a、95aを備えている。介装部材94、95は、例えば樹脂により一体的に形成される。
【0079】
図7に示すように、介装部材94は、下部カバー92および上部カバー93の左端部の断面形状と略同じ外形形状である。介装部材94は、左フレーム21と第1カバー部93aおよび第2カバー部93bの左端部との間に配置されている。長孔94aは、左フレーム21の右側面と対向している。長孔94aは、その前端側が左フレーム21における開口部21bに面し、その後端側が左フレーム21におけるハニカム状の開口部21cに面している。長孔94aの下端部は、電源基板91の実装面91aと面一になるように形成されている。
【0080】
図8に示すように、介装部材95は、下部カバー92および上部カバー93の右端部の断面形状と略同じ外形形状である。介装部材95は、右フレーム22と第1カバー部93aおよび第2カバー部93bの右端部との間に配置されている。長孔95aは、右フレーム22の左側面と対向している。長孔95aは、その前端側が右フレーム22における開口部22bに面し、その後端側が右フレーム22における縦格子状の開口部22cに面している。長孔95aの下端部は、電源基板91の実装面91aと面一になるように形成されている。
【0081】
第1カバー部93aには、第1カバー部93aの左フレーム21側端部を下方へ屈曲することにより連結片93cが形成されている。連結片93cは、介装部材94の前端部ともにねじ部材により左フレーム21に対して軸受け部25の軸方向にねじ止めされている。
【0082】
第2カバー部93bには、第2カバー部93bの左フレーム21側端部を下方へ屈曲することにより連結片93dが形成されている。連結片93dは、介装部材94の後端部ともにねじ部材により左フレーム21に対して軸受け部25の軸方向にねじ止めされている。
【0083】
また、第1カバー部93aには、第1カバー部93aの右フレーム22側端部を下方へ屈曲することにより連結片93fが形成されている。連結片93fは、介装部材95の前端部ともにねじ部材により右フレーム22に対して軸受け部25の軸方向にねじ止めされている。
【0084】
第2カバー部93bには、第2カバー部93bの右フレーム22側端部を下方へ屈曲することにより連結片93gが形成されている。連結片93gは、介装部材95の後端部ともにねじ部材により右フレーム22に対して軸受け部25の軸方向にねじ止めされている。
【0085】
なお、本実施形態の画像形成装置1においては、いわゆる電子写真方式の画像形成装置を例として説明しているが、これに限定されるものではなく、いわゆるインクジェット方式の画像形成装置に本発明を適用してもよい。
【0086】
[本実施形態における効果]
本実施形態においては、画像形成装置1は上述のように構成されている。
つまり、画像形成装置1は、左フレーム21と、左フレーム21と左右方向に間隔をあけて配置される右フレーム22と、左フレーム21と右フレーム22とに固定される第1板金部材60とを備え、第1板金部材60は、左右方向に延びる本体部61と、本体部61の左右方向の左端部から下方へ延び、左フレーム21の前面に固定される左側延出部62と、本体部61の左右方向の右端部から下方へ延び、右フレーム22の前面に固定される右側延出部63と、を有し、左フレーム21は、前面において前後方向に形成され、上下方向に沿って延びる段差部21aを有し、左フレーム21は、段差部21aの形状に沿って前方に屈曲され、段差部21aに対応する屈曲部62aを有する。
【0087】
これにより、左側延出部62が前方に屈曲された屈曲部62aを有しているため、左側延出部62の剛性を確保することができる。これにより、第1板金部材60の剛性を確保することができるため、装置本体2の剛性を確保しつつ装置の小型化を図ることができる。
【0088】
また、画像形成装置1は、左フレーム21に移動可能に支持される第1カムである駆動カム23aと、右フレーム22に移動可能に支持される第2カム27とを備え、左フレーム21は、前面に左フレーム21を挿通させるための第1カム孔24を備え、右フレーム22は、前面に第2カム27を挿通させるための第2カム孔28を備え、左フレーム21の下端は、第1カム孔24よりも下方に位置し、右フレーム22の下端は、第2カム孔28よりも下方に位置する。
【0089】
これにより、左側延出部62により左フレーム21の第1カム孔24が形成された部分の剛性を確保するとともに、右側延出部63により右フレーム22の第2カム孔28が形成された部分の剛性を確保することができる。
【0090】
また、左フレーム21は、用紙Pを搬送する給紙ローラ5の軸部5aを支持する軸受け部25を有し、左フレーム21に対応する左側延出部62の下端は、軸受け部25よりも上方に位置する。
【0091】
また、左フレーム21の前面の左側延出部62よりも下方には、上下方向に延びるリブ26が形成される。
【0092】
このように、リブ26を形成することで、左フレーム21において左側延出部62が配置されていない部分の剛性を確保することができる。
【0093】
また、右側延出部63は、前方向に膨出するビード63bを有する。
【0094】
このように、右側延出部63にビード63bを形成することで、右側延出部63の剛性を確保することができる。
【0095】
また、左側延出部62の左右方向の幅寸法は、右側延出部63の幅寸法よりも小さい。
【0096】
これにより、左側延出部62の幅方向の寸法を小さくすることができる。
【0097】
また、画像形成装置1は、左フレーム21と右フレーム22との間に配置され、電源部品が実装された電源基板91と、当該電源基板91を覆う上部カバー93とを有する電源ユニット9を備え、上部カバー93は、左フレーム21および右フレーム22の両方に対して軸受け部25の軸方向にねじ止めされている。
【0098】
このように、上部カバー93が左フレーム21および右フレーム22の両方に対して軸受け部25の軸方向にねじ止めされるため、装置本体2の剛性をさらに確保することができる。
【0099】
また、上部カバー93は、第1カバー部93aと第2カバー部93bとを有し、左フレーム21および右フレーム22と、第1カバー部93aおよび第2カバー部93bとの間に配置される介装部材94、95を備え、第1カバー部93aは、介装部材94および介装部材95とともに左フレーム21および右フレーム22のそれぞれにねじ止めされ、第2カバー部93bは、介装部材94および介装部材95とともに左フレーム21および右フレーム22のそれぞれにねじ止めされている。
【0100】
このように、第1カバーと第2カバーが共通の介装部材94、95を介して左フレーム21および右フレーム22にねじ止めされるため、部品点数を削減することができる。
【0101】
また、左側延出部62の下端と右側延出部63の下端とは、前後方向から見て下部カバー92および上部カバー93と重なる位置に配置されている。
【0102】
このように、左側延出部62の下端と右側延出部63の下端を、下部カバー92および上部カバー93と重なる位置に配置することで、装置本体2の剛性を確保することができる。
【0103】
また、画像形成装置1は、被駆動部材を駆動させるギア列23bを備え、左フレーム21は、ギア列23bを支持している。
【0104】
これにより、例えば、ギア列23bは前後方向の小型化が難しいが、ギア列23bが配置されている部分と他の部分で段差ができても、第1板金部材60に屈曲部62aを設けていることで、小型化をしながら第1板金部材60の強度を確保することができる。
【符号の説明】
【0105】
1 画像形成装置
2 装置本体
21 左フレーム(第1フレーム)
21a 段差部
22 右フレーム(第2フレーム)
60 第1板金部材(板金部材)
61 本体部
62 左側延出部(一側延出部)
63 右側延出部(他側延出部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14