(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-08
(45)【発行日】2025-01-17
(54)【発明の名称】表示パネル
(51)【国際特許分類】
H10K 59/121 20230101AFI20250109BHJP
G09F 9/30 20060101ALI20250109BHJP
G09F 9/302 20060101ALI20250109BHJP
H10K 50/842 20230101ALI20250109BHJP
H10K 59/10 20230101ALI20250109BHJP
H10K 59/35 20230101ALI20250109BHJP
【FI】
H10K59/121
G09F9/30 365
G09F9/302 C
H10K50/842 428
H10K59/10
H10K59/35
(21)【出願番号】P 2021566062
(86)(22)【出願日】2021-07-23
(86)【国際出願番号】 CN2021108285
(87)【国際公開番号】W WO2023279450
(87)【国際公開日】2023-01-12
【審査請求日】2021-11-05
(31)【優先権主張番号】202110771752.8
(32)【優先日】2021-07-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】517333336
【氏名又は名称】武漢華星光電半導体顕示技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】WUHAN CHINA STAR OPTOELECTRONICS SEMICONDUCTOR DISOLAY TECHNOLOGY CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】305 Room,Building C5 Biolake of Optics Valley,No.666 Gaoxin Avenue,.Wuhan East Lake High-tech Development Zone Wuhan,Hubei 430079 China
(74)【代理人】
【識別番号】100204386
【氏名又は名称】松村 啓
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 伸福
【審査官】横川 美穂
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0194520(US,A1)
【文献】特開2020-080224(JP,A)
【文献】国際公開第2020/227930(WO,A1)
【文献】特開2002-289347(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2015-0106622(KR,A)
【文献】中国実用新案第204332961(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H10K 50/00-102/20
H05B 33/00-33/28
G09F 9/302
G09F 9/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルであって、第1色を表示する複数の第1サブ画素と、第2色を表示する複数の第2サブ画素と、第3色を表示する複数の第3サブ画素とを含み、
前記第1サブ画素は第1電極と前記第1電極上に設置される第1発光層とを含み、
前記第2サブ画素は第2電極と前記第2電極上に設置される第2発光層とを含み、
前記第3サブ画素は第3電極と前記第3電極上に設置される第3発光層とを含み、
前記表示パネルは複数の発光繰り返しユニットをさらに含み、各前記発光繰り返しユニットは、複数の前記第1サブ画素と、複数の前記第2サブ画素と、複数の前記第3サブ画素とを含み、
複数の前記第1サブ画素は、仮想矩形の中心点に近接する箇所に設置され、複数の前記第1サブ画素は隣接して設置され、隣接する複数の前記第1サブ画素の前記第1発光層は互いに接続され、隣接する複数の前記第1サブ画素の前記第1電極は互いに絶縁され、
複数の前記第2サブ画素は、前記仮想矩形の領域内に設置され、且つ前記仮想矩形の頂点に近接し、
複数の前記第3サブ画素は、隣接する前記第1サブ画素と前記第2サブ画素との間に設置され、且つ前記仮想矩形の中心点と頂点とを結ぶ線と互いに重なり、
前記第1サブ画素の面積及び前記第2サブ画素の面積はいずれも前記第3サブ画素の面積未満であ
り、
前記表示パネルは、隣接する2つの前記発光繰り返しユニットの第3サブ画素の間に設置される支持柱をさらに含み、前記支持柱は、前記発光繰り返しユニットに対応する仮想矩形の辺と重なり、それと隣接する前記第3サブ画素の間に位置し、かつ隣接する前記第3サブ画素と重ならない、表示パネル。
【請求項2】
各前記発光繰り返しユニットは複数の画素ユニットを含み、各前記画素ユニットは1つの前記第1サブ画素、1つの前記第2サブ画素及び1つの前記第3サブ画素を含む、請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
各前記発光繰り返しユニットにおいて、前記第1サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は固定して変わらないように維持され、
前記第2サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は固定して変わらないように維持される、請求項2に記載の表示パネル。
【請求項4】
各画素ユニットにおいて、前記第1サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は、前記第2サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔に等しい、請求項3に記載の表示パネル。
【請求項5】
各前記画素ユニットにおいて、前記第1サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、前記第2サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は15.9ミクロン以上である、請求項3に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記第1サブ画素の面積は前記第2サブ画素の面積未満である、請求項2に記載の表示パネル。
【請求項7】
各々の前記画素ユニットにおいて、前記第1サブ画素の面積、前記第2サブ画素の面積、及び前記第3サブ画素の面積の比は等しい、請求項6に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記発光繰り返しユニットは前記仮想矩形の中心点に関して点対称に設置され、同一の前記発光繰り返しユニット中の前記画素ユニットは前記仮想矩形の中心点に関して点対称に設置される、請求項2に記載の表示パネル。
【請求項9】
各前記発光繰り返しユニット中に4つの前記画素ユニットが含まれ、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の中心点箇所に近接する4つの前記第1サブ画素は前記仮想矩形の中心点に対して点対称に設置され、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の頂点箇所に近接する4つの前記第2サブ画素は前記仮想矩形の中心点に対して点対称に設置され、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の中心点と頂点とを結ぶ線と互いに重なって設置された4つの第3サブ画素は、前記仮想矩形の中心点に対して点対称に設置される、請求項8に記載の表示パネル。
【請求項10】
前記発光繰り返しユニット及びそれと隣接する前記発光繰り返しユニットにおいて、前記第2発光層は少なくとも2つの隣接する前記第2電極と重なる、請求項1に記載の表示パネル。
【請求項11】
前記発光繰り返しユニット及びそれと隣接する前記発光繰り返しユニットは前記仮想矩形の1つの頂点の周りに設置され、複数の前記第2サブ画素は同一の前記頂点の周りに設置され、
同一の前記頂点の周りに設置された第2サブ画素において、前記第2発光層は少なくとも2つの前記第2サブ画素の前記第2電極と重なる、請求項10に記載の表示パネル。
【請求項12】
前記第2発光層は、同一の前記頂点の周りに設置されたすべての前記第2サブ画素の前記第2電極と重なる、請求項11に記載の表示パネル。
【請求項13】
隣接する2つの前記発光繰り返しユニットにおいて、隣接する2つの前記第2サブ画素の間の間隔は2ミクロン以上である、請求項10に記載の表示パネル。
【請求項14】
同一の前記発光繰り返しユニット内であって、且つ2つの隣接して位置する前記画素ユニットにおいて、隣接する2つの前記第1サブ画素の間の間隔は2ミクロン以上である、請求項2に記載の表示パネル。
【請求項15】
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記第1発光層はすべての前記第1サブ画素の前記第1電極と重なる、請求項14に記載の表示パネル。
【請求項16】
前記第3サブ画素は点対称図形であり、
前記第3サブ画素の中心点は前記仮想矩形の中心点と前記仮想矩形の頂点とを結ぶ線上に位置する、請求項1に記載の表示パネル。
【請求項17】
前記第1サブ画素及び前記第2サブ画素はいずれも三角形であり、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の中心箇所に位置する複数の前記第1サブ画素の組み合わせは矩形であり、
隣接する前記発光繰り返しユニットにおいて、複数の前記第2サブ画素の組み合わせは矩形である、請求項16に記載の表示パネル。
【請求項18】
前記第1サブ画素は赤色サブ画素であり、前記第2サブ画素は緑色サブ画素であり、前記第3サブ画素は青色サブ画素である、請求項1に記載の表示パネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は表示の技術分野に関し、特に表示パネルに関する。
【背景技術】
【0002】
有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)は多層有機薄膜構造を利用して電界発光を発生させる素子であり、それは製造プロセスが簡単であるだけでなく、且つ駆動電圧が比較的低く、これらの特徴によりOLEDの平面表示技術での優勢は非常に目立っている。また、液晶ディスプレイ(LCD)に比べて、OLEDは、より軽くて薄く、輝度が高く、消費電力が低く、応答が速く、解像度が高く、可撓性が優れ、発光効率が高い等の特性をさらに有し、表示技術に対する消費者の新しいニーズを満たすことができる。従って、OLEDディスプレイは各ディスプレイメーカーが先を争って開発する焦点となっている。
【0003】
OLEDディスプレイの画素構造はその表示効果に対して重要な影響がある。実サブ画素の画素構造とは各画素ユニット中には相互に独立した赤色サブ画素(R)、緑色サブ画素(G)及び青色サブ画素(B)が含まれることを指し、この画素構造は作製過程で使用されるマスクの開口率が比較的低く、現在の高画素密度の表示ニーズを満たしにくい。サブ画素を組み合わせた画素構造は赤色サブ画素(R)と緑色サブ画素(G)とを組み合わせ、緑色サブ画素(G)と青色サブ画素(B)とを組み合わせて画素ユニットを形成し、この画素構造はマスクの開口率を向上させることができるが、その表示効果が比較的悪い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の実サブ画素の画素構造では作製に必要なマスクの開口率が低いという技術的課題が存在している。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願は表示パネルを提供し、従来の実サブ画素の画素構造に存在している作製に必要なマスクの開口率が低いという技術的課題を軽減することに用いられる。
【0006】
本願は表示パネルを提供し、第1色を表示する複数の第1サブ画素と、第2色を表示する複数の第2サブ画素と、第3色を表示する複数の第3サブ画素とを含み、
前記第1サブ画素は第1電極と前記第1電極上に設置される第1発光層とを含み、
前記第2サブ画素は第2電極と前記第2電極上に設置される第2発光層とを含み、
前記第3サブ画素は第3電極と前記第3電極上に設置される第3発光層とを含み、
前記表示パネルは複数の発光繰り返しユニットをさらに含み、各前記発光繰り返しユニットは、複数の前記第1サブ画素と、複数の前記第2サブ画素と、複数の前記第3サブ画素とを含み、
複数の前記第1サブ画素は、仮想矩形の中心点に近接する箇所に設置され、前記第1発光層は少なくとも2つの前記第1電極と重なり、
複数の前記第2サブ画素は、前記仮想矩形の領域内に設置され、且つ前記仮想矩形の頂点に近接し、
複数の前記第3サブ画素は、隣接する前記第1サブ画素と前記第2サブ画素との間に設置され、且つ前記仮想矩形の中心点と頂点とを結ぶ線と互いに重なり、
前記第1サブ画素の面積及び前記第2サブ画素の面積はいずれも前記第3サブ画素の面積未満である。
【0007】
本願の表示パネルでは、各前記発光繰り返しユニットは複数の画素ユニットを含み、各前記画素ユニットは1つの前記第1サブ画素、1つの前記第2サブ画素及び1つの前記第3サブ画素を含む。
【0008】
本願の表示パネルでは、各前記発光繰り返しユニットにおいて、前記第1サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は固定して変わらないように維持され、
前記第2サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は固定して変わらないように維持される。
【0009】
本願の表示パネルでは、各画素ユニットにおいて、前記第1サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は、前記第2サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔に等しい。
【0010】
本願の表示パネルでは、各前記画素ユニットにおいて、前記第1サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、前記第2サブ画素と前記第3サブ画素との間の最小間隔は15.9ミクロン以上である。
【0011】
本願の表示パネルでは、前記第1サブ画素の面積は前記第2サブ画素の面積未満である。
【0012】
本願の表示パネルでは、各々の前記画素ユニットにおいて、前記第1サブ画素の面積、前記第2サブ画素の面積、及び前記第3サブ画素の面積の比は等しい。
【0013】
本願の表示パネルでは、前記発光繰り返しユニットは前記仮想矩形の中心点に関して点対称に設置され、同一の前記発光繰り返しユニット中の前記画素ユニットは前記仮想矩形の中心点に関して点対称に設置される。
【0014】
本願の表示パネルでは、各前記発光繰り返しユニット中に4つの前記画素ユニットが含まれ、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の中心点箇所に近接する4つの前記第1サブ画素は前記仮想矩形の中心点に対して点対称に設置され、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の頂点箇所に近接する4つの前記第2サブ画素は前記仮想矩形の中心点に対して点対称に設置され、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の中心点と頂点とを結ぶ線と互いに重なって設置された4つの第3サブ画素は、前記仮想矩形の中心点に対して点対称に設置される。
【0015】
本願の表示パネルでは、前記発光繰り返しユニット及びそれと隣接する前記発光繰り返しユニットにおいて、前記第2発光層は少なくとも2つの隣接する前記第2電極と重なる。
【0016】
本願の表示パネルでは、前記発光繰り返しユニット及びそれと隣接する前記発光繰り返しユニットは前記仮想矩形の1つの頂点の周りに設置され、複数の前記第2サブ画素は同一の前記頂点の周りに設置され、
同一の前記頂点の周りに設置された第2サブ画素において、前記第2発光層は少なくとも2つの前記第2サブ画素の前記第2電極と重なる。
【0017】
本願の表示パネルでは、前記第2発光層は、同一の前記頂点の周りに設置されたすべての前記第2サブ画素の前記第2電極と重なる。
【0018】
本願の表示パネルでは、隣接する2つの前記発光繰り返しユニットにおいて、隣接する2つの前記第2サブ画素の間の間隔は2ミクロン以上である。
【0019】
本願の表示パネルでは、同一の前記発光繰り返しユニット内であって、且つ2つの隣接して位置する前記画素ユニットにおいて、隣接する2つの前記第1サブ画素の間の間隔は2ミクロン以上である。
【0020】
本願の表示パネルでは、同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記第1発光層はすべての前記第1サブ画素の前記第1電極と重なる。
【0021】
本願の表示パネルでは、前記表示パネルは、
隣接する2つの前記発光繰り返しユニットの第3サブ画素の間に設置される支持柱をさらに含み、且つ前記支持柱は前記発光繰り返しユニットに対応する仮想矩形の辺と重なる。
【0022】
本願の表示パネルでは、前記支持柱はそれと隣接する前記第3サブ画素の間に位置し、且つ前記支持柱は隣接する前記第3サブ画素と重ならない。
【0023】
本願の表示パネルでは、前記第3サブ画素は点対称図形であり、
前記第3サブ画素の中心点は前記仮想矩形の中心点と前記仮想矩形の頂点とを結ぶ線上に位置する。
【0024】
本願の表示パネルでは、前記第1サブ画素及び前記第2サブ画素はいずれも三角形であり、
同一の前記発光繰り返しユニットにおいて、前記仮想矩形の中心箇所に位置する複数の前記第1サブ画素の組み合わせは矩形であり、
隣接する前記発光繰り返しユニットにおいて、複数の前記第2サブ画素の組み合わせは矩形である。
【0025】
本願の表示パネルでは、前記第1サブ画素は赤色サブ画素であり、前記第2サブ画素は緑色サブ画素であり、前記第3サブ画素は青色サブ画素である。
【発明の効果】
【0026】
[有益な効果]
本願は表示パネルを提供し、該表示パネルは第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、第1サブ画素は第1電極と第1電極上に設置される第1発光層とを含み、第2サブ画素は第2電極と第2電極上に設置される第2発光層とを含み、第3サブ画素は第3電極と第3電極上に設置される第3発光層とを含み、該表示パネルは複数の発光繰り返しユニットをさらに含み、各発光繰り返しユニットは、仮想矩形の中心に近接する箇所に設置される複数の第1サブ画素と、仮想矩形の頂点に近接して設置される複数の第2サブ画素と、隣接する第1サブ画素と第2サブ画素との間に設置される複数の第3サブ画素とを含み、ここで、第1発光層は少なくとも2つの第1電極と重なる。本願は複数の第1サブ画素を1つの仮想矩形の中心箇所に設置し、且つ第1発光層と少なくとも2つの第1電極とを互いに重ねることによって、仮想矩形の中心箇所に位置する複数の第1サブ画素の発光層をマスク上の1つの開口によって作製することができ、それによりマスクの開口率を向上させ、マスクの開口難度を低減させ、且つ表示パネルの画素密度を向上させ、表示効果を向上させる。
【0027】
実施例又は従来技術中の技術的手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の記述中に使用される必要がある図面を簡単に紹介し、明らかなように、以下に記述される図面は出願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労働を必要とせずに、これらの図面に基づいて他の図面を取得することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】本願の実施例が提供する表示パネルの部分断面構造模式図である。
【
図2】本願の実施例が提供する表示パネルの第1種の画素構造模式図である。
【
図3】
図2に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図である。
【
図4】
図3に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。
【
図5】本願の実施例が提供する表示パネルの第2種の画素構造模式図である。
【
図6】
図5に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図である。
【
図7】
図6に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。
【
図8】本願の実施例が提供する表示パネルの第3種の画素構造模式図である。
【
図9】
図8に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図である。
【
図10】
図9に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。
【
図11】本願の実施例が提供する表示パネルの第4種の画素構造模式図である。
【
図12】
図11に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図である。
【
図13】
図12に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下の各実施例の説明は添付の図示を参照して、本願の実施できる特定の実施例を例示することに用いられるものである。本願に言及される方向用語、例えば「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「内」、「外」、及び「側面」等は、添付の図面を参照する方向に過ぎない。従って、使用される方向用語は本願を説明及び理解することに用いられるものであり、本願を制限することに用いられるものではない。図中において、構造が類似するユニットは同一符号で表される。
【0030】
本願の実施例は表示パネルを提供し、該表示パネルは第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、第1サブ画素は第1電極と第1電極上に設置される第1発光層とを含み、第2サブ画素は第2電極と第2電極上に設置される第2発光層とを含み、第3サブ画素は第3電極と第3電極上に設置される第3発光層とを含み、該表示パネルは複数の発光繰り返しユニットをさらに含み、各発光繰り返しユニットは、1つの仮想矩形の中心箇所に設置される複数の第1サブ画素と、仮想矩形の頂点に近接して設置される複数の第2サブ画素と、隣接する第1サブ画素と第2サブ画素との間に設置される複数の第3サブ画素とを含み、ここで、第1発光層は少なくとも2つの第1電極と互いに重なる。本願の実施例は、複数の第1サブ画素を1つの仮想矩形の中心箇所に設置し、且つ第1発光層と少なくとも2つの第1電極とを重ねることによって、仮想矩形の中心箇所に位置する複数の第1サブ画素の発光層をマスク上の1つの開口によって作製することができ、それによりマスクの開口率を向上させ、マスクの開口難度を低減させ、且つ表示パネルの画素密度を向上させ、表示効果を向上させる。
【0031】
以下、具体的な実施例と併せて本願が提供する表示パネルの構造特徴を説明する。
【0032】
1種の実施例では、
図1~
図4に参照されるように、
図1は本願の実施例が提供する表示パネルの部分断面構造模式図であり、
図2は本願の実施例が提供する表示パネルの第1種の画素構造模式図であり、
図3は
図2に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図であり、
図4は
図3に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。
【0033】
上記表示パネルは、アレイ基板101、及び上記アレイ基板101上に設置される発光素子層を含み、上記アレイ基板101中に駆動回路が設置され、上記駆動回路は上記発光素子層中の各々の発光素子のために駆動信号を提供し、且つ各々の発光素子の発光機能を制御することに用いられる。
【0034】
選択可能に、上記アレイ基板101は、ベース層、及び上記ベース層上に設置される薄膜トランジスタ層を含み、上記薄膜トランジスタ層中には上記駆動回路を構成するのに必要な複数の走査線、複数のデータ線、及び複数の薄膜トランジスタ等が設置される。
【0035】
上記発光素子層は、上記アレイ基板101上に設置される画素定義層102、及び上記画素定義層102の各々の開口に対応して設置される発光素子を含み、各々の上記発光素子は上記表示パネル上の1つのサブ画素に対応する。
【0036】
具体的に、上記表示パネルは、第1色を表示する複数の第1サブ画素21、第2色を表示する複数の第2サブ画素22、及び第3色を表示する複数の第3サブ画素23を含む。
【0037】
選択可能に、単一の上記第1サブ画素21の面積及び単一の上記第2サブ画素22の面積はいずれも単一の上記第3サブ画素23の面積未満である。
【0038】
上記第1サブ画素21は、上記アレイ基板101上に設置される第1電極211、及び上記第1電極211上に設置される第1発光層212を含み、上記第1電極211の少なくとも一部の領域は上記画素定義層102上の開口によって露出され、上記第1発光層212の少なくとも一部の領域は、上記画素定義層102上の開口に対応して設置され、且つ上記第1電極211と接触する。
【0039】
上記第2サブ画素22は、上記アレイ基板101上に設置される第2電極221、及び上記第2電極221上に設置される第2発光層222を含み、上記第2電極221の少なくとも一部の領域は上記画素定義層102上の開口によって露出され、上記第2発光層222の少なくとも一部の領域は、上記画素定義層102上の開口に対応して設置され、且つ上記第2電極221と接触する。
【0040】
上記第3サブ画素23は、上記アレイ基板101上に設置される第3電極231、及び上記第3電極231上に設置される第3発光層232を含み、上記第3電極231の少なくとも一部の領域は上記画素定義層102上の開口によって露出され、上記第3発光層232の少なくとも一部の領域は、上記画素定義層102上の開口に対応して設置され、且つ上記第3電極231と接触する。
【0041】
上記表示パネルは上記画素定義層102上に設置される第4電極103をさらに含み、上記第4電極103は上記第1発光層212、上記第2発光層222、及び上記第3発光層232のすべてと接触する。
【0042】
選択可能に、上記第1電極211、上記第2電極221及び上記第3電極231はいずれも陽極であり、且つそれらの間は電気的絶縁が維持され、上記第4電極103は陰極であり、上記第1発光層212、上記第2発光層222及び上記第3発光層232はいずれも発光機能材料によって作製して形成される発光機能層である。
【0043】
選択可能に、上記表示パネルは上記画素定義層102上に設置される支持柱PSをさらに含み、上記支持柱PSは上記第1発光層212、上記第2発光層222及び上記第3発光層232を作製する時にマスクを支持することに用いられ、上記マスクと上記表示パネルとの間に一定の隙間が残されることを確保し、それにより、各々の発光層材料を上記マスク上の開口によって上記画素定義層102の開口中に正確に堆積させることが容易になる。
【0044】
さらに、上記表示パネルは複数の発光繰り返しユニット10を含み、各上記発光繰り返しユニット10は、複数の上記第1サブ画素21、複数の上記第2サブ画素22及び複数の上記第3サブ画素23を含む。選択可能に、上記第1サブ画素21は赤色サブ画素であり、上記第2サブ画素22は緑色サブ画素であり、上記第3サブ画素23は青色サブ画素である。
【0045】
ここで、上記第1サブ画素21及び上記第2サブ画素22はいずれも三角形であり、上記第3サブ画素23は矩形又は他の多角形構造であってもよく、さらに円形又は楕円形構造であってもよい。説明する必要がある点として、本願の実施例で記述されるサブ画素の構造とは各々のサブ画素の上記アレイ基板101の表面上での正投影の形状を指す。
【0046】
同一の上記発光繰り返しユニット10内において、複数の上記第1サブ画素21は1つの仮想矩形Tの中心点P箇所に設置され、且つ上記第1発光層212は少なくとも2つの上記第1電極211と重なる。本実施例は2つ又は2つ以上の第1サブ画素21を上記仮想矩形Tの中心点P箇所に設置し、且つ上記第1発光層212と少なくとも2つの上記第1電極211とを互いに重ねることによって、仮想矩形Tの中心箇所に位置する複数の上記第1サブ画素21の発光層をマスク上の1つの開口によって作製することができ、それによりマスクの開口率を向上させ、マスクの開口難度を低減させ、且つ表示パネルの画素密度を向上させ、表示効果を向上させる。
【0047】
同一の上記発光繰り返しユニット10内において、複数の上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの領域内に設置され、且つ上記仮想矩形Tの頂点に近接し、複数の上記第3サブ画素23は隣接する上記第1サブ画素21と上記第2サブ画素22との間に設置され、且つ上記仮想矩形Tの中心と頂点とを結ぶ線と互いに重なる。且つ各上記発光繰り返しユニット10はいずれも該発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10中の上記画素ユニット20は上記仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置される。上記第3サブ画素23の中心点は上記仮想矩形Tの中心点Pと該仮想矩形Tの頂点とを結ぶ線上に位置する。
【0048】
さらに、各上記発光繰り返しユニット10は複数の画素ユニット20を含み、各上記画素ユニット20は1つの上記第1サブ画素21、1つの上記第2サブ画素22及び1つの上記第3サブ画素23を含む。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20内の上記第1サブ画素21は隣接して設置され、且つ隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1発光層212は互いに接続され、隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1電極211は互いに絶縁される。
【0049】
選択可能に、各々の上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21の面積、上記第2サブ画素22の面積、及び上記第3サブ画素23の面積の比は等しい。ここで、上記第1サブ画素21の面積とは上記第1サブ画素21の上記アレイ基板101の表面上での正投影の面積を指し、上記第2サブ画素22の面積とは上記第2サブ画素22の上記アレイ基板101の表面上での正投影の面積を指し、上記第3サブ画素23の面積とは上記第3サブ画素23の上記アレイ基板101の表面上での正投影の面積を指す。
【0050】
さらに、上記第1サブ画素21の面積は上記第2サブ画素22の面積未満であり、且つ上記第1サブ画素21の面積及び上記第2サブ画素22の面積はいずれも上記第3サブ画素23の面積未満である。
【0051】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持され、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持される。本実施例は上記設置によって、各々のサブ画素を作製することに用いられるマスクの構造の複雑度を簡略化するという目的を達成し、それにより生産コストを低減させる。
【0052】
さらに、各画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔に等しい。本実施例は各々のサブ画素を作製することに用いられるマスクの構造の複雑度をさらに簡略化する。
【0053】
さらに、各上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンであり、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンである。本実施例では、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の間隔が最小値に達し、且つ上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の間隔が最小値に達する時、上記画素ユニット20内の上記第1サブ画素21の面積、上記第2サブ画素22の面積及び上記第3サブ画素23の面積の和は最大に達し、それにより上記表示パネル中の各々のサブ画素の面積の和は最大値に達し、さらに該表示パネルの表示効果を向上させる。
【0054】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10は4つの上記画素ユニット20を含み、これを基礎として、各上記発光繰り返しユニット10はいずれも4つの上記第1サブ画素21、4つの上記第2サブ画素22及び4つの上記第3サブ画素23を含む。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、4つの上記第1サブ画素21は隣接して設置され、且つ上記仮想矩形Tの中心点P箇所に共同で設置され、且つ4つの上記第1サブ画素21の第1発光層212は互いに接続され、4つの上記第1サブ画素21の第1電極211は互いに絶縁される。
【0055】
同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点P箇所に近接する4つの上記第1サブ画素21は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの頂点箇所に近接する4つの上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なって設置された4つの第3サブ画素23は、上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置される。
【0056】
さらに、同一の上記発光繰り返しユニット10内であって、且つ2つの隣接して位置する上記画素ユニット20において、隣接する2つの上記第1サブ画素21の間の間隔d1は2ミクロン以上である。
【0057】
さらに、上記仮想矩形Tの対向する両辺の中点を結ぶ線は中心線Lである。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20は上記中心線Lに関して対称であり、さらに隣接する2つの上記画素ユニット20内の各々のサブ画素はそれぞれ上記中心線Lに関して対称である。
【0058】
選択可能に、上記発光繰り返しユニット10及びそれと隣接する上記発光繰り返しユニット10において、隣接して設置された上記第2サブ画素22が少なくとも2つ存在し、且つ上記第2発光層222は少なくとも2つの隣接する上記第2電極221と重なる。本実施例は、2つ又は2つ以上の第2サブ画素22を隣接して設置し、且つ上記第2発光層222と少なくとも2つの上記第2電極221とを互いに重ねることによって、隣接する複数の上記第2サブ画素22の発光層をマスク上の1つの開口によって作製することができ、それによりマスクの開口率をさらに向上させ、且つ表示パネルの画素密度をさらに向上させる。
【0059】
さらに、上記発光繰り返しユニット10及びそれと隣接する上記発光繰り返しユニット10は上記仮想矩形Tの1つの頂点の周りに設置され、複数の上記第2サブ画素22は同一の上記頂点の周りに設置され、ここで、同一の上記頂点の周りに設置された第2サブ画素22において、上記第2発光層222は少なくとも2つの上記第2サブ画素22の上記第2電極221と重なる。
【0060】
さらに、隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10において、隣接する2つの上記第2サブ画素22の間の間隔d2は2ミクロン以上である。
【0061】
さらに、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心箇所に位置する4つの上記第1サブ画素21の組み合わせは矩形であり、且つ上記第1発光層212はすべての上記第1サブ画素21の上記第1電極211と重なる。
【0062】
隣接する4つの上記発光繰り返しユニット10において、4つの上記第2サブ画素22の組み合わせは矩形であり、且つ上記第2発光層222はすべての上記第2サブ画素22の上記第2電極221と重なる。
【0063】
さらに、上記支持柱PSは隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10の第3サブ画素23の間に設置され、且つ上記支持柱PSは上記発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの辺と重なる。上記支持柱PSは上記第3サブ画素23と重ならず、すなわち上記支持柱PSの上記アレイ基板101の表面上での正投影と上記第3サブ画素23の上記アレイ基板101の表面上での正投影とは重なる領域がない。
【0064】
別の実施例では、
図1、及び
図5~
図7に参照されるように、
図5は本願の実施例が提供する表示パネルの第2種の画素構造模式図であり、
図6は
図5に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図であり、
図7は
図6に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。説明する必要がある点として、本実施例で提供される表示パネルは上記実施例で提供された表示パネルと同じ又は類似の構造を有し、その相違点は一部のサブ画素の構造が異なることだけであり、以下、本実施例が提供する表示パネルの構造特徴を説明し、ここで詳述されていないことは上記実施例の記載を参照する。
【0065】
上記表示パネルは複数の発光繰り返しユニット10を含み、各上記発光繰り返しユニット10は、複数の第1サブ画素21、複数の第2サブ画素22及び複数の第3サブ画素23を含む。上記第1サブ画素21は赤色サブ画素であってもよく、上記第2サブ画素22は緑色サブ画素であってもよく、上記第3サブ画素23は青色サブ画素であってもよい。
【0066】
ここで、上記第1サブ画素21は4分の1の円形構造であり、上記第2サブ画素22は三角形であり、上記第3サブ画素23は矩形又は他の多角形構造であってもよく、さらに円形又は楕円形構造であってもよい。
【0067】
同一の上記発光繰り返しユニット10内において、複数の上記第1サブ画素21は1つの仮想矩形Tの中心点P箇所に設置され、且つ上記第1発光層212は少なくとも2つの上記第1電極211と重なる。複数の上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの領域内に設置され、且つ上記仮想矩形Tの頂点に近接し、複数の上記第3サブ画素23は隣接する上記第1サブ画素21と上記第2サブ画素22との間に設置され、且つ上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なる。
【0068】
各上記発光繰り返しユニット10はいずれも該発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10中の上記画素ユニット20は上記仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置される。上記仮想矩形Tの対向する両辺の中点を結ぶ線は中心線Lであり、同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20は上記中心線Lに関して対称であり、さらに隣接する2つの上記画素ユニット20内の各々のサブ画素はそれぞれ上記中心線Lに関して対称である。上記第3サブ画素23の中心点は上記仮想矩形Tの中心点Pと該仮想矩形Tの頂点とを結ぶ線上に位置する。
【0069】
各上記発光繰り返しユニット10は複数の画素ユニット20を含み、各上記画素ユニット20は1つの上記第1サブ画素21、1つの上記第2サブ画素22及び1つの上記第3サブ画素23を含む。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20内の上記第1サブ画素21は隣接して設置され、且つ隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1発光層212は互いに接続され、隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1電極211は互いに絶縁される。
【0070】
選択可能に、各々の上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21の面積、上記第2サブ画素22の面積、及び上記第3サブ画素23の面積の比は等しい。
【0071】
さらに、上記第1サブ画素21の面積は上記第2サブ画素22の面積未満であり、且つ上記第1サブ画素21の面積及び上記第2サブ画素22の面積はいずれも上記第3サブ画素23の面積未満である。
【0072】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持され、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持される。各画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔に等しい。
【0073】
さらに、各上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンであり、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンである。
【0074】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10は4つの上記画素ユニット20を含み、これを基礎として、各上記発光繰り返しユニット10はいずれも4つの上記第1サブ画素21、4つの上記第2サブ画素22及び4つの上記第3サブ画素23を含む。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、4つの上記第1サブ画素21は隣接して設置され、且つ上記仮想矩形Tの中心点P箇所に共同で設置され、且つ4つの上記第1サブ画素21の第1発光層212は互いに接続され、4つの上記第1サブ画素21の第1電極211は互いに絶縁される。
【0075】
同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点P箇所に近接する4つの上記第1サブ画素21は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの頂点箇所に近接する4つの上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なって設置された4つの第3サブ画素23は、上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置される。
【0076】
同一の上記発光繰り返しユニット10内であって、且つ2つの隣接して位置する上記画素ユニット20において、隣接する2つの上記第1サブ画素21の間の間隔d1は2ミクロン以上である。
【0077】
選択可能に、上記発光繰り返しユニット10及びそれと隣接する上記発光繰り返しユニット10において、隣接して設置された上記第2サブ画素22が少なくとも2つ存在し、且つ上記第2発光層222は少なくとも2つの隣接する上記第2電極221と重なる。隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10において、隣接する2つの上記第2サブ画素22の間の間隔d2は2ミクロン以上である。
【0078】
さらに、上記仮想矩形Tの中心箇所に位置する4つの上記第1サブ画素21の組み合わせは円形構造であり、隣接する4つの上記発光繰り返しユニット10において、4つの上記第2サブ画素22の組み合わせは矩形である。
【0079】
さらに、上記支持柱PSは隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10の第3サブ画素23の間に設置され、且つ上記支持柱PSは上記発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの辺と重なり、上記支持柱PSは上記第3サブ画素23と重ならない。
【0080】
さらに別の実施例では、
図1、及び
図8~
図10に参照されるように、
図8は本願の実施例が提供する表示パネルの第3種の画素構造模式図であり、
図9は
図8に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図であり、
図10は
図9に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。説明する必要がある点として、本実施例で提供される表示パネルは上記実施例で提供された表示パネルと同じ又は類似の構造を有し、その相違点は一部のサブ画素の構造が異なることだけであり、以下、本実施例が提供する表示パネルの構造特徴を説明し、ここで詳述されていないことは上記実施例の記載を参照する。
【0081】
上記表示パネルは複数の発光繰り返しユニット10を含み、各上記発光繰り返しユニット10は、複数の第1サブ画素21、複数の第2サブ画素22及び複数の第3サブ画素23を含む。上記第1サブ画素21は赤色サブ画素であってもよく、上記第2サブ画素22は緑色サブ画素であってもよく、上記第3サブ画素23は青色サブ画素であってもよい。
【0082】
ここで、上記第1サブ画素21は三角形であり、上記第2サブ画素22は4分の1の円形構造であり、上記第3サブ画素23は矩形又は他の多角形構造であってもよく、さらに円形又は楕円形構造であってもよい。
【0083】
同一の上記発光繰り返しユニット10内において、複数の上記第1サブ画素21は1つの仮想矩形Tの中心点P箇所に設置され、且つ上記第1発光層212は少なくとも2つの上記第1電極211と重なる。複数の上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの領域内に設置され、且つ上記仮想矩形Tの頂点に近接し、複数の上記第3サブ画素23は隣接する上記第1サブ画素21と上記第2サブ画素22との間に設置され、且つ上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なる。
【0084】
各上記発光繰り返しユニット10はいずれも該発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10中の上記画素ユニット20は上記仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置される。上記仮想矩形Tの対向する両辺の中点を結ぶ線は中心線Lであり、同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20は上記中心線Lに関して対称であり、さらに隣接する2つの上記画素ユニット20内の各々のサブ画素はそれぞれ上記中心線Lに関して対称である。上記第3サブ画素23の中心点は上記仮想矩形Tの中心点Pと該仮想矩形Tの頂点とを結ぶ線上に位置する。
【0085】
各上記発光繰り返しユニット10は複数の画素ユニット20を含み、各上記画素ユニット20は1つの上記第1サブ画素21、1つの上記第2サブ画素22及び1つの上記第3サブ画素23を含む。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20内の上記第1サブ画素21は隣接して設置され、且つ隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1発光層212は互いに接続され、隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1電極211は互いに絶縁される。
【0086】
選択可能に、各々の上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21の面積、上記第2サブ画素22の面積、及び上記第3サブ画素23の面積の比は等しい。
【0087】
さらに、上記第1サブ画素21の面積は上記第2サブ画素22の面積未満であり、且つ上記第1サブ画素21の面積及び上記第2サブ画素22の面積はいずれも上記第3サブ画素23の面積未満である。
【0088】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持され、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持される。各画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔に等しい。
【0089】
さらに、各上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンであり、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンである。
【0090】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10は4つの上記画素ユニット20を含み、これを基礎として、各上記発光繰り返しユニット10はいずれも4つの上記第1サブ画素21、4つの上記第2サブ画素22及び4つの上記第3サブ画素23を含む。
【0091】
同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点P箇所に近接する4つの上記第1サブ画素21は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの頂点箇所に近接する4つの上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なって設置された4つの第3サブ画素23は、上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置される。
【0092】
同一の上記発光繰り返しユニット10内であって、且つ2つの隣接して位置する上記画素ユニットにおいて、隣接する2つの上記第1サブ画素21の間の間隔d1は2ミクロン以上である。
【0093】
選択可能に、上記発光繰り返しユニット10及びそれと隣接する上記発光繰り返しユニット10において、隣接して設置された上記第2サブ画素22が少なくとも2つ存在し、且つ上記第2発光層222は少なくとも2つの隣接する上記第2電極221と重なる。隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10において、隣接する2つの上記第2サブ画素22の間の間隔d2は2ミクロン以上である。
【0094】
さらに、上記仮想矩形Tの中心箇所に位置する4つの上記第1サブ画素21の組み合わせは矩形であり、隣接する4つの上記発光繰り返しユニット10において、4つの上記第2サブ画素22の組み合わせは円形構造である。
【0095】
さらに、上記支持柱PSは隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10の第3サブ画素23の間に設置され、且つ上記支持柱PSは上記発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの辺と重なり、上記支持柱PSは上記第3サブ画素23と重ならない。
【0096】
別の実施例では、
図1、及び
図11~
図13に参照されるように、
図11は本願の実施例が提供する表示パネルの第4種の画素構造模式図であり、
図12は
図11に示される画素構造中の1つの発光繰り返しユニットの構造模式図であり、
図13は
図12に示される発光繰り返しユニット中の1つの画素ユニットの構造模式図である。説明する必要がある点として、本実施例で提供される表示パネルは上記実施例で提供された表示パネルと同じ又は類似の構造を有し、その相違点は一部のサブ画素の構造が異なることだけであり、以下、本実施例が提供する表示パネルの構造特徴を説明し、ここで詳述されていないことは上記実施例の記載を参照する。
【0097】
上記表示パネルは複数の発光繰り返しユニット10を含み、各上記発光繰り返しユニット10は、複数の第1サブ画素21、複数の第2サブ画素22及び複数の第3サブ画素23を含む。上記第1サブ画素21は赤色サブ画素であってもよく、上記第2サブ画素22は緑色サブ画素であってもよく、上記第3サブ画素23は青色サブ画素であってもよい。
【0098】
ここで、上記第1サブ画素21及び上記第2サブ画素22はいずれも4分の1の円形構造であり、上記第3サブ画素23は矩形又は他の多角形構造であってもよく、さらに円形又は楕円形構造であってもよい。
【0099】
同一の上記発光繰り返しユニット10内において、複数の上記第1サブ画素21は1つの仮想矩形Tの中心点P箇所に設置され、且つ上記第1発光層212は少なくとも2つの上記第1電極211と重なる。複数の上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの領域内に設置され、且つ上記仮想矩形Tの頂点に近接し、複数の上記第3サブ画素23は隣接する上記第1サブ画素21と上記第2サブ画素22との間に設置され、且つ上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なる。
【0100】
各上記発光繰り返しユニット10はいずれも該発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10中の上記画素ユニット20は上記仮想矩形Tの中心点Pに関して点対称に設置される。上記仮想矩形Tの対向する両辺の中点を結ぶ線は中心線Lであり、同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20は上記中心線Lに関して対称であり、さらに隣接する2つの上記画素ユニット20内の各々のサブ画素はそれぞれ上記中心線Lに関して対称である。上記第3サブ画素23の中心点は上記仮想矩形Tの中心点Pと該仮想矩形Tの頂点とを結ぶ線上に位置する。
【0101】
各上記発光繰り返しユニット10は複数の画素ユニット20を含み、各上記画素ユニット20は1つの上記第1サブ画素21、1つの上記第2サブ画素22及び1つの上記第3サブ画素23を含む。同一の上記発光繰り返しユニット10内において、隣接する2つの上記画素ユニット20内の上記第1サブ画素21は隣接して設置され、且つ隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1発光層212は互いに接続され、隣接する複数の上記第1サブ画素21の第1電極211は互いに絶縁される。
【0102】
各々の上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21の面積、上記第2サブ画素22の面積、及び上記第3サブ画素23の面積の比は等しい。
【0103】
選択可能に、上記第1サブ画素21の面積は上記第2サブ画素22の面積未満であり、且つ上記第1サブ画素21の面積及び上記第2サブ画素22の面積はいずれも上記第3サブ画素23の面積未満である。
【0104】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持され、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は固定して変わらないように維持される。各画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔に等しい。
【0105】
さらに、各上記画素ユニット20において、上記第1サブ画素21と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンであり、上記第2サブ画素22と上記第3サブ画素23との間の最小間隔は15.9ミクロン以上であり、好ましくは15.9ミクロンである。
【0106】
選択可能に、各上記画素ユニット20において、上記第3サブ画素23のエッジから上記第1サブ画素21のエッジまでの最小距離は上記第3サブ画素23のエッジから上記第2サブ画素22のエッジまでの最小距離に等しい。
【0107】
選択可能に、各上記発光繰り返しユニット10は4つの上記画素ユニット20を含み、これを基礎として、各上記発光繰り返しユニット10はいずれも4つの上記第1サブ画素21、4つの上記第2サブ画素22及び4つの上記第3サブ画素23を含む。
【0108】
同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点P箇所に近接する4つの上記第1サブ画素21は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの頂点箇所に近接する4つの上記第2サブ画素22は上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置され、同一の上記発光繰り返しユニット10において、上記仮想矩形Tの中心点Pと頂点とを結ぶ線と互いに重なって設置された4つの第3サブ画素23は、上記仮想矩形Tの中心点Pに対して点対称に設置される。
【0109】
同一の上記発光繰り返しユニット10内であって、且つ2つの隣接して位置上記画素ユニット20において、隣接する2つの上記第1サブ画素21の間の間隔d1は2ミクロン以上である。
【0110】
選択可能に、上記発光繰り返しユニット10及びそれと隣接する上記発光繰り返しユニット10において、隣接して設置された上記第2サブ画素22が少なくとも2つ存在し、且つ上記第2発光層222は少なくとも2つの隣接する上記第2電極221と重なる。隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10において、隣接する2つの上記第2サブ画素22の間の間隔d2は2ミクロン以上である。
【0111】
さらに、上記仮想矩形Tの中心箇所に位置する4つの上記第1サブ画素21の組み合わせは円形構造であり、隣接する4つの上記発光繰り返しユニット10において、4つの上記第2サブ画素22の組み合わせは円形構造である。
【0112】
さらに、上記支持柱PSは隣接する2つの上記発光繰り返しユニット10の第3サブ画素23の間に設置され、且つ上記支持柱PSは上記発光繰り返しユニット10に対応する仮想矩形Tの辺と重なり、上記支持柱PSは上記第3サブ画素23と重ならない。
【0113】
以上のように、本願の実施例が提供する表示パネルは第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、第1サブ画素は第1電極と第1電極上に設置される第1発光層とを含み、第2サブ画素は第2電極と第2電極上に設置される第2発光層とを含み、第3サブ画素は第3電極と第3電極上に設置される第3発光層とを含み、該表示パネルは複数の発光繰り返しユニットをさらに含み、各発光繰り返しユニットは、1つの仮想矩形の中心箇所に設置される複数の第1サブ画素と、仮想矩形の頂点に近接して設置される複数の第2サブ画素と、隣接する第1サブ画素と第2サブ画素との間に設置される複数の第3サブ画素とを含み、ここで、第1発光層は少なくとも2つの第1電極と重なる。本願の実施例は、複数の第1サブ画素を1つの仮想矩形の中心箇所に設置し、且つ第1発光層と少なくとも2つの第1電極とを互いに重ねることによって、仮想矩形の中心箇所に位置する複数の第1サブ画素の発光層をマスク上の1つの開口によって作製することができ、それによりマスクの開口率を向上させるのに有利であり、且つ表示パネルの画素密度を向上させる。
【0114】
本願の実施例はさらに2つ又は2つ以上の第2サブ画素を隣接して設置し、且つ第2発光層と少なくとも2つの第2電極とを互いに重ねることにより、隣接する複数の第2サブ画素の発光層をマスク上の1つの開口によって作製することができ、それによりマスクの開口率をさらに向上させ、且つ表示パネルの画素密度をさらに向上させる。
【0115】
説明する必要がある点として、上記のように具体的な実施例によって本願を開示したが、上記実施例は本願を限定するためのものではなく、当業者は、本願の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更や修飾を行うことができ、従って、本願の特許発明の技術的範囲は請求項で定められる範囲に準じる。
【符号の説明】
【0116】
10 ユニット
20 画素ユニット
21 第1サブ画素
22 第2サブ画素
23 第3サブ画素
101 アレイ基板
102 画素定義層
103 第4電極
211 第1電極
212 第1発光層
221 第2電極
222 第2発光層
231 第3電極
232 第3発光層