(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-08
(45)【発行日】2025-01-17
(54)【発明の名称】チャットストリームメッセージの自動化されたタグ付けおよび管理
(51)【国際特許分類】
H04L 51/04 20220101AFI20250109BHJP
G06F 16/90 20190101ALI20250109BHJP
【FI】
H04L51/04
G06F16/90 100
(21)【出願番号】P 2024513838
(86)(22)【出願日】2022-09-02
(86)【国際出願番号】 US2022075882
(87)【国際公開番号】W WO2023034952
(87)【国際公開日】2023-03-09
【審査請求日】2024-04-25
(32)【優先日】2021-09-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】523371584
【氏名又は名称】ヨハナ・エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】マツオカ、ヨーキー
(72)【発明者】
【氏名】シベレコグル、デフネ
(72)【発明者】
【氏名】ファン・デア・リンデン、グウェンドリン・ダブリュ.
(72)【発明者】
【氏名】ビスワナタン、ニティン
(72)【発明者】
【氏名】ボーリュー、マリア
(72)【発明者】
【氏名】リウ、リンイン
(72)【発明者】
【氏名】デミン、ベンジャミン
(72)【発明者】
【氏名】パターソン、ショーン
【審査官】小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】特表2019-530050(JP,A)
【文献】特表2020-507162(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0342032(US,A1)
【文献】米国特許第07885844(US,B1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0174093(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 51/04
G06F 16/90
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ実装方法であって、
1つまたは複数のプロセッサを含むサーバコンピュータによって、メンバーと代理との間の多数のメッセージを同時に処理することと、
前記サーバコンピュータにおいて、メンバーから1つまたは複数の事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力は、タスク関連付けに基づいてリアルタイムチャットインターフェースから表示する第1のメッセージタイプと、前記タスク関連付けに基づいて非表示にする第2のメッセージタイプとを識別する前記タスク関連付けを含む、
前記メンバーと代理との間のメッセージのセットを受信することと、ここにおいて、メッセージの前記セットは、メンバーと代理との間の前記多数のメッセージと同時に受信され、メッセージの前記セットは、メッセージの前記セットが交換されている間に、前記サーバ
コンピュータによってリアルタイムに受信される、
1つまたは複数のタスクをメッセージの前記セットのメッセージに関連付けるためにフィルタ処理アルゴリズムを使用して、メッセージの前記セットおよび前記多数のメッセージをリアルタイムに同時に処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のタスクは、前記メンバーに代わって前記代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、前記メッセージに関連する前記1つまたは複数のタスクとに基づいて、メッセージの前記セットのうちのメッセージを表示するかどうかを決定するためにメッセージの前記セットを処理することと、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、前記リアルタイムチャットインターフェースにおいてメッセージの前記セットのうちの前記第1のメッセージを表示することと、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、前記リアルタイムチャットインターフェースにおいてメッセージの前記セットのうちの前記第2のメッセージを非表示にすることと、
を備える、コンピュータ実装方法。
【請求項2】
前記1つまたは複数のタスクは、タスク提案作成サブシステムによって生成された承認されたプロジェクト推奨のセットから選択され、タスク作成サブシステムを使用して承認される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項3】
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記1つまたは複数のタスクを選択するために機械学習を有する自然言語処理(NLP)システムを使用する、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項4】
前記第1のメッセージを表示するこ
とは、前記第1のメッセージを前記第1のタスク関連付けのための
前記リアルタイムチャッ
トインターフェースにソートすることと
、前記リアルタイムチャットインターフェースを表示することを備え、
前記リアルタイムチャットインターフェースにおいて前記第2のメッセージを非表示にすることは、前記第2のメッセージを前記第2のタスク関連付けのための第2のチャットフローインターフェースにソートすることと
、前記第2のチャットフローインターフェースを表示することを備える、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項5】
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記1つまたは複数のタスクのタスクごとにメッセージングメトリックを計算し、
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記メッセージングメトリックに基づいて、前記1つまたは複数のタスクについての1つまたは複数のチャットフローインターフェースを生成し、
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記第1のメッセージが前記リアルタイムチャットインターフェースに表示されるときに、しきい値を超えるサブタスクについての前記メッセージングメトリックに基づいて、前記1つまたは複数のタスクのうちの前記サブタスクについての新しいチャットフローインターフェースを動的に生成する、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項6】
更新された事前フィルタ処理入力を受信することと、
前記
以前に非表示にした第2のメッセージと、前記第2のタスク関連付けに関連する1つまたは複数の追加のリアルタイムメッセージとを表示するために前記リアルタイムチャットインターフェースを動的に調整することと、
をさらに備える、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項7】
前記メッセージが表示されたときに、更新された事前フィルタ処理入力を受信することと、
前記更新された事前フィルタ処理入力に応答して、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージの表示をリアルタイムに更新することと、
をさらに備える、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項8】
デバイスであって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
1つまたは複数のプロセッサを含むサーバコンピュータによって、メンバーと代理との間の多数のメッセージを同時に処理することと、
前記サーバコンピュータにおいて、メンバーから1つまたは複数の事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力は、タスク関連付けに基づいてリアルタイムチャットインターフェースから表示する第1のメッセージタイプと、前記タスク関連付けに基づいて非表示にする第2のメッセージタイプとを識別する前記タスク関連付けを含む、
前記メンバーと代理との間のメッセージのセットを受信することと、ここにおいて、メッセージの前記セットは、メンバーと代理との間の前記多数のメッセージと同時に受信され、メッセージの前記セットは、メッセージの前記セットが交換されている間に、前記サーバ
コンピュータによってリアルタイムに受信される、
1つまたは複数のタスクをメッセージの前記セットのメッセージに関連付けるためにフィルタ処理アルゴリズムを使用して、メッセージの前記セットおよび前記多数のメッセージをリアルタイムに同時に処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のタスクは、前記メンバーに代わって前記代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、前記メッセージに関連する前記1つまたは複数のタスクとに基づいて、メッセージの前記セットのうちのメッセージを表示するかどうかを決定するためにメッセージの前記セットを処理することと、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、前記リアルタイムチャットインターフェースにおいてメッセージの前記セットのうちの前記第1のメッセージを表示することと、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、前記リアルタイムチャットインターフェースにおいてメッセージの前記セットのうちの前記第2のメッセージを非表示にすることと、
を備える動作を実施するように構成される、デバイス。
【請求項9】
前記1つまたは複数のタスクは、タスク提案作成サブシステムによって生成された承認されたプロジェクト推奨のセットから選択され、タスク作成サブシステムを使用して承認される、請求項8に記載のデバイス。
【請求項10】
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記1つまたは複数のタスクを選択するために機械学習を有する自然言語処理(NLP)システムを使用する、請求項8に記載のデバイス。
【請求項11】
前記第1のメッセージを表示するこ
とは、前記第1のメッセージを前記第1のタスク関連付けのための
前記リアルタイムチャッ
トインターフェースにソートすることと
、前記リアルタイムチャットインターフェースを表示することを備え、
前記リアルタイムチャットインターフェースにおいて前記第2のメッセージを非表示にすることは、前記第2のメッセージを前記第2のタスク関連付けのための第2のチャットフローインターフェースにソートすることと
、前記第2のチャットフローインターフェースを表示することを備える、請求項8に記載のデバイス。
【請求項12】
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記1つまたは複数のタスクのタスクごとにメッセージングメトリックを計算し、
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記メッセージングメトリックに基づいて、前記1つまたは複数のタスクについての1つまたは複数のチャットフローインターフェースを生成し、
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記第1のメッセージが前記リアルタイムチャットインターフェースに表示されるときに、しきい値を超えるサブタスクについての前記メッセージングメトリックに基づいて、前記1つまたは複数のタスクのうちの前記サブタスクについての新しいチャットフローインターフェースを動的に生成する、請求項8に記載のデバイス。
【請求項13】
前記1つまたは複数のプロセッサは、
更新された事前フィルタ処理入力を受信することと、
前記
以前に非表示にした第2のメッセージと、前記第2のタスク関連付けに関連する1つまたは複数の追加のリアルタイムメッセージとを表示するために前記リアルタイムチャットインターフェースを動的に調整することと、
を備える動作を実施するようにさらに構成される、請求項8に記載のデバイス。
【請求項14】
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記メッセージが表示されたときに、更新された事前フィルタ処理入力を受信することと、
前記更新された事前フィルタ処理入力に応答して、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージの表示をリアルタイムに更新することと、
を備える動作を実施するようにさらに構成される、請求項8に記載のデバイス。
【請求項15】
命令を備える非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
1つまたは複数のプロセッサを含むサーバコンピュータによって、メンバーと代理との間の多数のメッセージを同時に処理することと、
前記サーバコンピュータにおいて、メンバーから1つまたは複数の事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力は、タスク関連付けに基づいてリアルタイムチャットインターフェースから表示する第1のメッセージタイプと、前記タスク関連付けに基づいて非表示にする第2のメッセージタイプとを識別する前記タスク関連付けを含む、
前記メンバーと代理との間のメッセージのセットを受信することと、ここにおいて、メッセージの前記セットは、メンバーと代理との間の前記多数のメッセージと同時に受信され、メッセージの前記セットは、メッセージの前記セットが交換されている間に、前記サーバ
コンピュータによってリアルタイムに受信される、
1つまたは複数のタスクをメッセージの前記セットのメッセージに関連付けるためにフィルタ処理アルゴリズムを使用して、メッセージの前記セットおよび前記多数のメッセージをリアルタイムに同時に処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のタスクは、前記メンバーに代わって前記代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、前記メッセージに関連する前記1つまたは複数のタスクとに基づいて、メッセージの前記セットのうちのメッセージを表示するかどうかを決定するためにメッセージの前記セットを処理することと、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、前記リアルタイムチャットインターフェースにおいてメッセージの前記セットのうちの前記第1のメッセージを表示することと、
前記1つまたは複数の事前フィルタ処理入力と、第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、前記リアルタイムチャットインターフェースにおいてメッセージの前記セットのうちの前記第2のメッセージを非表示にすることと、
を備える動作を実施させる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
前記1つまたは複数のタスクは、タスク提案作成サブシステムによって生成された承認されたプロジェクト推奨のセットから選択され、タスク作成サブシステムを使用して承認される、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項17】
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記1つまたは複数のタスクを選択するために機械学習を有する自然言語処理(NLP)システムを使用する、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
前記第1のメッセージを表示するこ
とは、前記第1のメッセージを前記第1のタスク関連付けのための
前記リアルタイムチャッ
トインターフェースにソートすることと
、前記リアルタイムチャットインターフェースを表示することを備え、
前記リアルタイムチャットインターフェースにおいて前記第2のメッセージを非表示にすることは、前記第2のメッセージを前記第2のタスク関連付けのための第2のチャットフローインターフェースにソートすることと
、前記第2のチャットフローインターフェースを表示することを備える、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記1つまたは複数のタスクのタスクごとにメッセージングメトリックを計算し、
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記メッセージングメトリックに基づいて、前記1つまたは複数のタスクについての1つまたは複数のチャットフローインターフェースを生成し、
前記フィルタ処理アルゴリズムは、前記第1のメッセージが前記リアルタイムチャットインターフェースに表示されるときに、しきい値を超えるサブタスクについての前記メッセージングメトリックに基づいて、前記1つまたは複数のタスクのうちの前記サブタスクについての新しいチャットフローインターフェースを動的に生成する、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
前記命令は、前記デバイスに、
更新された事前フィルタ処理入力を受信することと、
前記
以前に非表示にした第2のメッセージと、前記第2のタスク関連付けに関連する1つまたは複数の追加のリアルタイムメッセージとを表示するために前記リアルタイムチャットインターフェースを動的に調整することと、
をさらに備える動作を実施させる、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体がすべての目的のために参照により本明細書に組み込まれる、2021年9月2日に出願された「SYSTEMS AND METHODS FOR DYNAMIC CHAT STREAMS」と題する米国仮出願第63/240,090号の利益を主張する。
【背景技術】
【0002】
[0002]本開示は、メンバーと割り当てられた代理との間で交換されるメッセージに基づいてプロジェクトとタスクとを生成し、管理するためのシステムおよび方法に関する。様々な例では、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、リアルタイムのチャットストリームにおけるメッセージの動的な分析および提示のために使用され得る。いくつかのそのような例では、タスクの識別および作成と、チャットストリームからの情報を使用してメンバーのために実施され得るタスクに関係する情報のチャットストリーム提示とを容易化するために、動的な機械学習知能が適用され得る。
【発明の概要】
【0003】
[0003]チャット転送タスク容易化サービス環境におけるメッセージのタグ付けおよび管理のためのシステム、方法、デバイス、命令、および他の実装形態について説明される。そのようなタグ付けは、自動化されたタスク提案、タスク生成、チャットフィルタリング、およびタスク容易化システムにおける他の動作において使用され得る。一態様は、チャットストリームメッセージの自動化されたタスクタグ付けのための方法である。本方法は、メッセージのセットが交換されている間にメンバーと代理との間のメッセージのセットをリアルタイムに受信することと、メッセージのセットに関連する1つまたは複数のタスクフラグを識別するためにメッセージのセットを処理することと、ここで、1つまたは複数のタスクフラグは、メンバーに代わって代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、チャットインターフェース内のチャットフローを追跡することと、ここで、メッセージのセットは、チャットインターフェース内で交換される、1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つをメッセージのセットのうちのメッセージに自動的に割り当てるためにタグ付けアルゴリズムを使用してチャットフローを処理することと、メッセージのセットと、タスクのセットのうちの関連するタスクとの対応するタスクフラグ割当てとを含むメッセージ履歴を生成することとを行うための動作を含む。
【0004】
[0004]いくつかのそのような例は、1つまたは複数のタスクフラグとチャットフロー内のメッセージのセットのタイミングとに基づいて、推奨アルゴリズムを使用して新しいタスク推奨を生成するためにメッセージ履歴を処理することをさらに伴う。
【0005】
[0005]いくつかの例は、タグ付けアルゴリズムを使用してチャットフローを処理することが、チャットフロー内のメッセージのセットの内容に基づいて、1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つについて複数のサブタスクを生成することと、メッセージのセットのうちの対応するメッセージに1つまたは複数のサブタスクタグを割り当てることとをさらに備える場合に動作する。
【0006】
[0006]いくつかの例は、タグ付けアルゴリズムを使用してチャットフローを処理することが、チャットフロー内のメッセージのセットの内容に基づいて、1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つについて複数のサブタスクを生成することと、メッセージのセットのうちの第1のメッセージに複数のサブタスクタグを割り当てることとをさらに備える場合に動作する。
【0007】
[0007]いくつかのそのような例は、メンバーデバイスから事前フィルタ処理入力を受信することと、ここで、事前フィルタ処理入力は、1つまたは複数のタスクフラグのうちのタスクフラグを識別する、チャットインターフェース内のメッセージの表示を調整するために、事前フィルタ処理入力を使用してメッセージ履歴を処理することと、メッセージのセットが交換されている間にメンバーと代理との間のリアルタイムメッセージを受信することと、1つまたは複数のフラグをリアルタイムメッセージのメッセージに関連付けるために、フィルタ処理アルゴリズムを使用してリアルタイムメッセージをリアルタイムに処理することと、事前フィルタ処理入力と、第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、チャットインターフェースにおいてリアルタイムメッセージのうちの第1のメッセージを表示することと、事前フィルタ処理入力と、第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、チャットインターフェースにおいてリアルタイムメッセージのうちの第2のメッセージを非表示にすることとをさらに伴う。
【0008】
[0008]いくつかのそのような例は、代理に関連する代理デバイスからタグ関連付け変更メッセージを受信することと、タグ関連付け変更メッセージに基づいて1つまたは複数のメッセージに関連するタグを修正するためにメッセージ履歴を更新することと、タグ関連付け変更メッセージを使用してタグ付けアルゴリズムを更新することとをさらに伴う。いくつかのそのような例は、メッセージのセットと1つまたは複数のタスクフラグとに関連するタスク完了通知を受信することと、1つまたは複数のタスクフラグに関連するタスク完了フラグと、メッセージのセットのうちのメッセージへの1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つの割当てに関連するタスク検証タグとを含むようにメッセージ履歴を更新することと、複数のメッセージ履歴および対応する完了したタスクのタスク関連付けデータにアクセスすることと、ここで、複数のメッセージ履歴の各々が1つまたは複数のタスクフラグに関連するタスク完了フラグを含む、複数のメッセージ履歴と複数のメッセージ履歴内のタスク検証タグとを使用してタグ付けアルゴリズムをトレーニングすることと、ここで、タグ付けアルゴリズムは、メッセージデータを対応するタスクフラグにマッチさせるように構成された機械学習アルゴリズムを備える、をさらに伴う。
【0009】
[0009]本概要は、特許請求される主題の重要な特徴または必須の特徴を識別するものではなく、特許請求される主題の範囲を決定するために切り離して使用されるものでもない。主題は、本特許出願の明細書全体の適切な部分、いずれかまたはすべての図面、および各請求項を参照することによって理解されるべきである。
【0010】
[0010]上記のことについて、他の例および特徴とともに、以下の明細書と、特許請求の範囲と、添付の図面とにおいて以下でより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】[0011]様々な実施形態による、タスク容易化サービスが代理をメンバーに割り当て、それを通して、メンバーのために実施可能な様々なタスクが、1つまたは複数のサードパーティサービスによる実施のために推奨され得る環境の例示的な例を示す図。
【
図2】[0012]少なくとも1つの実施形態による、プロジェクトと対応するタスクとがタスク容易化サービスによって生成され、与えられる環境の例示的な例を示す図。
【
図3】[0013]少なくとも1つの実施形態による、チャットストリームインターフェースの態様を示す図。
【
図4】[0014]少なくとも1つの実施形態による、チャットストリームインターフェースの態様を示す図。
【
図5】[0015]少なくとも1つの実施形態による、タスク対話およびチャット開始を容易化するためのインターフェースの例を示す図。
【
図6】[0016]少なくとも1つの実施形態による、タスク対話および管理を容易化するためのシステムの一部として、タスク対話ステータスを要約するためのインターフェースの例を示す図。
【
図7】[0017]少なくとも1つの実施形態による、タスク対話およびチャット開始を容易化するためのインターフェースの例を示す図。
【
図8】[0018]少なくとも1つの実施形態による、タスク管理を容易化するためのチャットインターフェースの例を示す図。
【
図9】[0019]少なくとも1つの実施形態による、タスク推奨システムが、メンバーに提示され得る異なるプロジェクトおよび/またはタスクのための推奨を生成し、ランク付けする環境の例示的な例を示す図。
【
図10】[0020]少なくとも1つの実施形態による、機械学習アルゴリズムまたは人工知能が、新しいプロジェクトおよびタスクの識別および作成を支援するために実装される環境の例示的な例を示す図。
【
図11】[0021]少なくとも1つの実施形態による、機械学習アルゴリズムまたは人工知能が、代理に新しいプロジェクトおよびタスクを通知するためにメンバーと代理との間で交換されるメッセージを処理するために実装される環境の例示的な例を示す図。
【
図12】[0022]少なくとも1つの実施形態による、タスク調整システムが、代理および/または1つもしくは複数のサードパーティサービスによるメンバーのためのタスクの実施を割り当て、監視する環境の例示的な例を示す図。
【
図13】[0023]少なくとも1つの実施形態による、メンバープロファイルに基づいて新しいプロジェクトおよび/またはタスクを定義することを容易化するために、自動化されたメッセージタグ付けを用いて追加情報を識別するためのプロセスの例示的な例を示す図。
【
図14】[0024]少なくとも1つの実施形態による、メンバープロファイルに基づいて新しいプロジェクトおよび/またはタスクを定義することを容易化するために、自動化されたメッセージタグ付けを用いて追加情報を識別するためのプロセスの例示的な例を示す図。
【
図15】[0025]少なくとも1つの実施形態による、自動化されたメッセージタグ付けを用いて追加情報を識別するためのプロセスの例示的な例を示す図。
【
図16】[0026]いくつかの実施形態による、タスクシステムのチャットフロー内の自動化されたメッセージタグ付けのためのシステムおよびプロセスの態様を示す図。
【
図17】[0027]いくつかの実施形態による、タスクシステムのチャットフロー内の自動化されたメッセージタグ付けのためのシステムおよびプロセスの態様を示す図。
【
図18】[0028]いくつかの実施形態による、サービスメンバーと代理との間の対話を容易化するために使用される動的なチャットフローインターフェースを管理するための方法に関するフローチャート。
【
図19】[0029]少なくとも1つの実施形態による、メンバーとの通信が処理される環境の例示的な例を示す図。
【
図20】[0030]様々な実施形態による、接続を使用して互いに電気通信している様々な構成要素を含むコンピューティングシステムアーキテクチャを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[0031]添付の図では、同様の構成要素および/または特徴は同じ参照ラベルを有することができる。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。本明細書において第1の参照ラベルのみが使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のどの1つにも適用可能である。
【0013】
[0032]以下の説明では、説明の目的で、いくつかの発明実施形態の完全な理解を与えるために具体的な詳細が記載される。ただし、様々な実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることが明らかであろう。図および説明は限定するものではない。「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書に記載されるいかなる実施形態または設計も、必ずしも他の実施形態または設計よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。
【0014】
[0033]開示する実施形態は、サービスメンバーと、メンバーに代わってタスクを実施するためにメンバーに割り当てられた代理との間の対話を容易化するために使用されるチャットフローインターフェースを含むデバイス、方法、命令、および他の例について説明する。様々な実施形態では、チャットフローは、タスクがシステム内で識別され、割り当てられる前にメッセージを受信することができる。いくつかの例では、チャットメッセージは、タスクを自動的に識別し、割り当てるために、自然言語処理(NLP)または機械学習システムを使用して分析され得る。いくつかの例では、リアルタイムチャットフローインターフェースは、メッセージにタスクタグおよびラベルをタグ付けするための自動機構と非自動機構の両方を含むことができる。そのようなタグは、リアルタイムチャットフローインターフェース内のメッセージおよび変更のフィルタ処理と、タスクを管理し、割り当てるために使用される動的な機械学習システムへの連続的なリアルタイムフィードバックとの両方のために使用され得る。
【0015】
[0034]本明細書で説明されるように、タスク容易化システムは、メンバー(たとえば、システムユーザ)と代理(たとえば、システムオペレータまたはタスクマネージャ)との間の通信に基づいて、プロジェクトを提案し、受け入れられたプロジェクトについてのタスクを管理し、タスクおよびプロジェクトを自動的に識別および編成するための態様を含むことができる。本明細書で説明される態様は、チャット転送インターフェースを有するタスク容易化サービスを含む。メンバーと代理との間の多数のチャットメッセージを管理することは、時間がかかり、困難であり得る。本明細書で説明される態様は、メッセージを、メンバーに関連するプロジェクトのための既存のまたは予想されるタスクまたはサブタスクとマッチさせるために、システム知識データベースによるタスクの説明と、様々な分析システム(たとえば、タスク関連付けを有するNLPなど)とを使用することができる。
【0016】
[0035]フィルタ処理可能なタスク構造の周りのインターフェースを容易化することによってシステムの動作を改善することに加えて、そのようなタグは、ユーザインターフェース内に提示される情報の量を制限し、エネルギー使用量、メモリ使用量、およびプロセッサアクセス時間の関連する低減を含む、特定のタスクまたはタスクタイプの周りのシステムアルゴリズムの効率的なトレーニングを容易化することによって、システムの動作を改善することができる。本明細書で説明されるそのようなタスクタグ付けは、新しいタスクまたはタスク提案を識別する自動化されたシステムの動作を改善するためにさらに使用され得る。
【0017】
[0036]
図1は、様々な実施形態による、タスク容易化サービス102が代理106をメンバー118に割り当て、それを通して、メンバー118のために実施可能な様々なタスクが、代理106および/または1つもしくは複数のサードパーティサービス116による実施のために推奨され得る環境100の例示的な例を示す。タスク容易化(たとえば、パーソナルコンシェルジュサービス)102は、様々な方法でタスク支援および実施を行うために、以下で説明されるように、デバイス120またはメンバー118の他のデバイスのチャットフローインターフェースと統合され得る。チャットフロー統合は、デバイス120を介したオンボーディングと、タスク委任、タスク実施、およびデバイス120のチャットインターフェースを通した自動または非自動のデータ収集および機械学習フィードバックとの両方を含むことができる。
【0018】
[0037]タスク容易化サービス102は、これらのメンバーのためにこれらのタスクの実施を調整することができる代理106にタスクを識別して委任することによって、メンバーの自宅の中および周りで様々なタスクを実施する際のメンバーおよびメンバーの家族に対する認知的負荷を低減するように実装され得る。いくつかの態様では、メンバー118(たとえば、個人、家族、またはチームグループ)のための1つまたは複数のデバイス120のリアルタイムチャットインターフェースは、タスク生成と、タスク委任と、タスク実施に関するステータス報告とに関連する通信のための1次インターフェースである。いくつかの実施形態では、メンバー118は、コンピューティングデバイス120(たとえば、ラップトップコンピュータ、スマートフォンなど)を介して、メンバー118への代理106の割当てのためのオンボーディングプロセスを開始し、メンバー118のために実施可能なタスクの識別を開始するために、タスク容易化サービス102に要求を提出し得る。たとえば、メンバー118は、タスク容易化サービス102によって与えられ、コンピューティングデバイス120にインストールされたアプリケーションを介して、タスク容易化サービス102にアクセスし得る。追加または代替として、タスク容易化サービス102は、メンバー118がタスク容易化サービス102にアクセスし、オンボーディングプロセスを開始し得るインターフェースを提示するかまたは場合によっては利用可能にするように構成された1つまたは複数のウェブサイトをホストするウェブサーバ(図示せず)を維持し得る。
【0019】
[0038]オンボーディングプロセス中に、タスク容易化サービス102は、メンバー118の識別情報を収集することがあり、この識別情報は、代理106を識別し、メンバー118に割り当てるために、代理割当てシステム104によって使用され得る。いくつかの態様では、リアルタイムチャットインターフェースは、サービスに関連するメンバー118によるリアルタイムチャット通信から自動的に情報を取り込むために、タスク容易化サービス102と統合することができる。他の例では、リアルタイムチャットインターフェースを介して収集された情報とともに、またはその補足として、他のインターフェースが使用され得る。たとえば、タスク容易化サービス102は、メンバー118に、メンバー118が、メンバー118のための代理106を選択するために代理割当てシステム104によって使用可能な識別情報を与え得る調査またはアンケートを与え得る。調査にアクセスするためのリンクまたはインターフェース要素は、チャットフローインターフェース内から調査または関連情報への直接リンクを可能にするリアルタイムチャットインターフェースを介してメンバー118に与えられ得る。リマインダ、欠落した情報または補足情報のためのプロンプト、および他のそのような通信は、デバイス120を介したメンバー118とサービス102との間の通信を使用して、リアルタイムチャットインターフェースを介して与えられ得る。たとえば、タスク容易化サービス102は、サービス102によって開始されデバイス120のリアルタイムチャットフローインターフェースを介してメンバー118に提示される通信を使用して、メンバー118に、メンバーの家族の構成(たとえば、メンバーの自宅の住民の数、メンバーの自宅の子供の数、メンバーの自宅のペットの数およびタイプなど)、メンバーの自宅の物理的なロケーション、メンバー118の何らかの特別なニーズまたは要件(たとえば、物理的または感情的な障害など)などに関する詳細情報を与えるように促し得る。いくつかの例では、メンバー118は、人口統計情報(たとえば、年齢、民族性、人種、書かれた/話された言語など)または他のそのような情報を与えるように促され得る。いくつかの例では、パーソナルコンシェルジュサービス102と統合された自然言語処理(NLP)サービスは、メンバー118のためのデバイス120のリアルタイムチャットフローインターフェース内の情報を処理し、サービス102からの支援を使用してメンバー118のための既存のタスクまたは潜在的な新しいタスクを容易化することができるチャットフローインターフェース内で識別された情報に関連するトリガまたはプロンプトに基づいて、情報の要求を開始することができる。メンバー118はまた、メンバー118にとって関心があり得る可能な経験を識別するために使用され得る、任意の個人的関心または趣味を示すように促され得る(以下でより詳細に説明される)。様々な態様では、そのようなプロンプトは、オンボーディングプロセス、新しいタスクプロセス、自動化されたタスク提案プロセス、または処理中のタスクを支援することができる情報を与えるためのプロンプトの一部として開始され得る。
【0020】
[0039]いくつかの実施形態では、タスク容易化サービス102は、代理および/またはサードパーティなどの他者にタスクを委任する際の信頼のレベルまたは他の尺度を示すようにメンバー118を促し得る。いくつかの態様では、プロンプトは、別個のインターフェースにアクセスするための、またはチャットフローインターフェースを介してフィードバックを与えるためのオプションとともに、チャットフローインターフェース内のメッセージとして提示され得る。いくつかの態様では、タスク容易化サービス102は、メンバーの日々の生活に関連し得るタスクの初期カテゴリを識別するために、チャットフローインターフェースを介してメンバー118によって提出された識別情報を利用し得る。いくつかの例では、タスク容易化サービス102は、メンバー118に関連し得るタスクのカテゴリを識別するために、チャットフローインターフェースまたは他のデータ収集ソースを介して受信されたデータを処理する機械学習アルゴリズムまたは人工知能を利用することができる。たとえば、タスク容易化サービス102は、1つまたは複数のベクトル(たとえば、地理的ロケーション、人口統計情報、タスクを他者に委任する可能性、家族構成、家庭構成など)に基づいて、同様に状況にあるメンバーを識別するために、クラスタリングアルゴリズムを実装し得る。いくつかの例では、サンプルメンバー(たとえば、テスターなど)によって与えられるタスク容易化サービス102によって与えられるプロンプトに対する応答に対応する入力メンバー特性のデータセットは、タスク容易化サービス102と対話し得る異なるタイプのメンバーを識別するために、クラスタリングアルゴリズムを使用して分析され得る。メンバーに関連し得るタスクのカテゴリを識別するために、サンプルメンバーデータセット(たとえば、履歴メンバーデータ、仮説メンバーデータなど)を使用してメンバーを分類するようにトレーニングされ得る例示的なクラスタリングアルゴリズムは、k平均クラスタリングアルゴリズム、ファジーc平均(FCM)アルゴリズム、期待値最大化(EM)アルゴリズム、階層クラスタリングアルゴリズム、ノイズのあるアプリケーションの密度ベースの空間クラスタリング(DBSCAN)アルゴリズムなどを含み得る。メンバーの識別情報を使用して生成された機械学習アルゴリズムの出力に基づいて、タスク容易化サービス102は、メンバー118に、機械学習アルゴリズムによって与えられるタスクのカテゴリに対応するタスクを委任する際の快適レベルに関する応答を与えるように促し得る。これは、メンバー118に与えられるプロンプトの数を低減し、メンバーのニーズに対してプロンプトをより良好に調整し得る。
【0021】
[0040]いくつかの実施形態では、メンバーの識別情報、ならびに異なるカテゴリのタスクを他のものに委任する際のメンバーの快適度または関心度のレベルに関係する任意の情報は、メンバー118に割り当てられ得る代理106を識別するために、タスク容易化サービス102の代理割当てシステム104に与えられる。代理割当てシステム104は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク容易化サービス102のコンピュータシステム上に実装されるアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。代理割当てシステム104は、いくつかの実施形態では、メンバーの識別情報、タスクを他のものに委任する際のメンバーの快適度または関心度のレベルに関係する任意の情報、およびオンボーディングプロセス中に取得された任意の他の情報を、生産的な方式でメンバー118と対話し、通信するために好適であり得る代理を識別するように構成された分類またはクラスタリングアルゴリズムへの入力として使用する。たとえば、代理106は、人口統計および他の識別情報、地理的ロケーション、異なるカテゴリのタスクを処理する際の経験、異なるカテゴリのメンバーと通信する際の経験などを含む(限定はしないが)様々な基準に基づいてプロファイリングされ得る。分類またはクラスタリングアルゴリズムを使用して、代理割当てシステム104は、メンバー118のために対処される必要があり得る任意のタスクに対処しながら、メンバー118との肯定的な長期関係を進展させる可能性がより高い可能性がある代理106のセットを識別し得る。
【0022】
[0041]代理割当てシステム104が、メンバー118のアシスタントまたはコンシェルジュとして働くようにメンバー118に割り当てられ得る代理106のセットを識別すると、代理割当てシステム104は、メンバー118に割り当てられ得る特定の代理を識別するために、代理106のセットの各代理に対応するデータを評価し得る。たとえば、代理割当てシステム104は、メンバーの人口統計情報と代理の人口統計情報との間の類似性の程度またはベクトルに従って、代理のセット106の各代理をランク付けし得る。たとえば、メンバーと特定の代理とが類似した背景を共有する場合(たとえば、同じ都市の大学に在学した、同じ故郷からのものである、特定の関心を共有するなど)、代理割当てシステム104は、あまり類似していない背景を有し得る他の代理と比較して、特定の代理をより高くランク付けし得る。同様に、メンバーおよび特定の代理が互いに地理的に近接している場合、代理割当てシステム104は、メンバー118からさらに離れていることがある他の代理と比較して、特定の代理をより高くランク付けし得る。各ファクタは、いくつかの例では、メンバーと代理との間の良好で長期にわたる関係の作成に関するファクタの影響に基づいて重み付けされ得る。たとえば、代理とのメンバーの対話に対応する履歴データに基づいて、代理割当てシステム104は、異なるファクタとこれらの対話の極性(たとえば、正、負など)との間の相関を識別し得る。これらの相関(またはその欠如)に基づいて、代理割当てシステム104は、各ファクタに重みを適用し得る。
【0023】
[0042]いくつかの例では、識別された代理のセット106の各代理に、メンバーの人口統計情報と代理の人口統計情報との間の類似性の程度またはベクトルに対応する様々なファクタに対応するスコアを割り当てられ得る。たとえば、各ファクタは、ファクタに割り当てられた重みに対応するスコアの可能な範囲を有し得る。例示的な例として、代理スコアを得るために使用される様々なファクタは各々、1~10の可能なスコアを有し得る。しかしながら、各ファクタに割り当てられた重みに基づいて、可能なスコアは、より大きい重みを有するファクタが、より小さい重みを有するファクタと比較してより高い重み係数を乗算され得るように、重み係数を乗算され得る。結果は、メンバー118と代理との間のマッチを決定する際のファクタの重要性または関連性に対応する異なるスコアリング範囲のセットである。様々なファクタについて決定されたスコアは、代理のセット106の各代理についてのコンポジットスコアを取得するためにアグリゲートされ得る。これらのコンポジットスコアは、代理のセット106のランキングを作成するために使用され得る。
【0024】
[0043]いくつかの実施形態では、代理割当てシステム104は、メンバー118に割り当てられ得る代理を選択するために、代理のセット106のランキングを使用する。たとえば、代理割当てシステム104は、最も高くランク付けされた代理を選択し、タスクを識別および推奨することと、タスクの解決を調整することと、場合によっては、メンバー118のニーズに対処することを確実にするためにメンバーと通信することとにメンバー118を関与させるための代理の利用可能性を決定し得る。選択された代理が利用不可能である(たとえば、代理が1人または複数の他のメンバーとすでに関与しているなど)場合、代理割当てシステム104は、前述のランキングに従って別の代理を選択し、メンバー118を関与させるためにこの代理の利用可能性を決定し得る。このプロセスは、メンバー118に関与するために利用可能な代理が代理のセット106から識別されるまで繰り返され得る。
【0025】
[0044]いくつかの実施形態では、代理106は、チャットフローインターフェースを介して、メンバー118と自動的に関与し、対話するように構成され得るボットなどの自動プロセスとなり得る。たとえば、代理割当てシステム104は、メンバープロファイルおよびメンバー118のための代理106として働き得るボットを生成するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として、オンボーディングプロセス中にメンバー118によって与えられた応答を利用し得る。ボットは、本明細書で説明されるように、メンバー118から補足情報を収集するためにメンバー118と自律的にチャットすること、タスクおよび提案を生成すること、任意の承認された提案に従ってメンバー118に代わってタスクを実施することなどを行うように構成され得る。ボットは、メンバープロファイルにおいて定義されるメンバー118のパラメータまたは特性に従って構成され得る。ボットが時間とともにメンバー118と通信するにつれて、ボットは、メンバー118とのボットの対話を改善するために更新され得る。いくつかの態様では、チャットフローインターフェースが、サービス102からの自動通信と非自動通信の両方のメンバー118への提示を組み合わせることができるように、自動チャット通信(たとえば、ボットベース)は、非自動チャット通信(たとえば、人間ベース)と組み合わせられ得る。いくつかの態様では、そのような通信は、チャットフロー内で区別されない様式で提示され得る。他の態様では、色、フォント、サイズ、フラグ、または他の識別特性を有することができる他のカテゴリ分類に加えて、色またはソースインジケータが、それらを自動的なものとして識別するために、チャットフローインターフェース内の通信に関連付けられ得る。たとえば、自動通信は、メッセージを自動的なものとしてフラグ付けするテキストとともに第1の色で提示され得、非自動通信は、メッセージを特定の人間の代理に関連付けるテキストとともに異なる色で提示され得る。いくつかの態様では、自動メッセージは、特定のボットに関連する特定の機能、タスク、または他のグループ分けを識別することができる。人間の代理からのメッセージは、同様に、メンバー118がメッセージの詳細を理解するか、またはメッセージの詳細に詳細な焦点を与える前に、メンバー118に即時のコンテキスト情報を与えるために、あるタスクまたはタスクタイプについての識別情報または特徴的な特性を含むことができる。加えて、本明細書で説明されるように、任意のそのようなカテゴリ分類は、いくつかの実装形態では、チャットフローインターフェース内で検索またはフィルタ処理するために使用され得る。
【0026】
[0045]オンボーディングプロセス中に収集されたメンバー118に関連付けられたデータと、選択された代理に対応する任意のデータとは、ユーザデータストア108に記憶され得る。ユーザデータストア108は、タスク容易化サービス102の各メンバー118に対応するエントリを含み得る。エントリは、対応するメンバー118の識別情報と、メンバー118に割り当てられた代理に対応する識別子または他の情報とを含み得る。本明細書でより詳細に説明されるように、ユーザデータストア108内のエントリは、時間とともに行われたメンバー118と割り当てられた代理との間の通信に対応する履歴データをさらに含み得る。たとえば、メンバー118がチャットセッションまたはストリームを介して代理106と対話するつれて、チャットセッションまたはストリームを介して交換されるメッセージは、ユーザデータストア108に記録され得る。
【0027】
[0046]いくつかの実施形態では、代理割当てシステム104が特定の代理をメンバー118に割り当てると、代理割当てシステム104は、メンバー118および特定の代理にペアリングを通知する。さらに、代理割当てシステム104は、メンバー118と割り当てられた代理との間のチャットセッションまたは他の通信セッションを確立して、メンバー118と代理との間の通信を容易にし得る。たとえば、タスク容易化サービス102によって与えられ、コンピューティングデバイス120上にインストールされたアプリケーションを介して、メンバー118は、チャットセッションまたは他の通信セッションを介して割り当てられた代理とメッセージを交換し得る。同様に、代理は、代理がメンバー118とメッセージを交換し得るインターフェースを備えることがある。
【0028】
[0047]いくつかの例では、メンバー118は、割り当てられた代理とのチャットセッションを開始するか、または場合によっては再開し得る。たとえば、タスク容易化サービス102によって与えられるアプリケーションを介して、メンバーは、代理と通信するために、チャットセッションまたは他の通信セッションを介して代理にメッセージを送信し得る。メンバー118は、メンバー118が特定のタスクの支援を望むことを示すメッセージを代理に提出し得る。例示的な例として、メンバー118は、メンバー118が来月の今度の引っ越しに関して代理の支援を望むことを示すメッセージを代理に提出することができる。代理は、タスク容易化サービス102によって与えられるインターフェースを介して、提出されたメッセージを提示され得る。したがって、代理は、メッセージを評価し、メンバー118を支援するために実施される対応するタスクを生成し得る。たとえば、代理は、タスク容易化サービス102によって与えられるインターフェースを介して、タスク生成フォームにアクセスすることがあり、このタスク生成フォームを通して、代理は、タスクに関する情報を与えることがある。情報は、メンバー118に関係する情報(たとえば、メンバー名、メンバーアドレスなど)と、タスク自体の様々なパラメータ(たとえば、割り振られた予算、タスクの完了のための時間枠など)とを含み得る。タスクのパラメータはさらに、任意のメンバー選好(たとえば、好ましいブランド、好ましいサードパーティサービス116など)を含み得る。
【0029】
[0048]いくつかの実施形態では、代理は、タスクの完了のための1つまたは複数の提案を生成するために必要とされ得る任意の追加のタスクパラメータを動的かつリアルタイムに識別するために、メンバー118と代理との間で交換された1つまたは複数のメッセージで指定されたタスクについてメンバー118から得られた情報をタスク容易化サービス102のタスク推奨システム112に与えることができる。タスク推奨システム112は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク容易化サービス102のコンピュータシステム上に実装されるアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。タスク推奨システム112は、いくつかの実施形態では、チャットセッションを通して(たとえば、メンバー118によって利用されるアプリケーションなどを介して)メンバーに提示され、メンバー118のために代理および/または1つもしくは複数のサードパーティサービス116によって完了され得るタスクを代理が生成し得るインターフェースを代理に与える。たとえば、代理は、タスクの名前、メンバーによって与えられるタスクの任意の既知のパラメータ(たとえば、予算、時間枠、実施されるタスク操作など)などを与えることがある。例示的な例として、メンバー118がメッセージ「やあ、ラッセル、2か月後の私たちの引っ越しを手伝うことができますか(can you help with our move in 2 months)」と送信した場合、代理はメッセージを評価し、「新居への引っ越し(Move to new home)」と題するタスクを生成し得る。このタスクについて、代理は、メンバー118によって示されるように、タスクの完了のための時間枠が2か月であることを示し得る。さらに、代理は、メンバーについて代理が知っている追加情報を追加し得る。たとえば、代理は、任意の好ましい引っ越し会社、何らかの予算上の制約などを示し得る。
【0030】
[0049]いくつかの実施形態では、代理は、タスクの完了のためにメンバーに提示され得る提案の作成に追加のメンバー入力が必要であるかどうかを決定するために、生成されたタスクをタスク推奨システム112に与え得る。タスク推奨システム112は、たとえば、タスクのための追加のパラメータと、提案の生成のためにメンバー118から必要とされ得る任意の追加情報とを自動的に識別するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して、ユーザデータストア108からのメンバー118に対応する生成されたタスクおよび情報を処理し得る。たとえば、タスク推奨システム112は、タスクに対して自動的に完了され得る任意の追加のパラメータと、タスクを定義するためにメンバー118に必要とされ得る任意の追加情報とを識別するために、生成されたタスクと、メンバー118に対応する情報と、他の同様の状況にあるメンバーに対して実施されたタスクに対応する履歴データとを、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として使用し得る。たとえば、タスクが別の都市への今度の引っ越しに関係する場合、タスク推奨システム112は、機械学習のアルゴリズムまたは人工知能を利用して、同様の状況にあるメンバー(たとえば、メンバー118の同一の地理的領域内のメンバー、同様のタスク委任感受性を有するメンバー、同様のタスクを行ったメンバーなど)を識別し得る。メンバー118のために生成されたタスクと、ユーザデータストア108からのメンバー118の特性と、これらの同様の状況にあるメンバーに対応するデータとに基づいて、タスク推奨システム112は、タスクのための追加のパラメータを与え得る。例示的な例として、上述のタスク「新居への引っ越し」の場合、タスク推奨システム112は、タスクに関する推奨される予算、メンバー118が承認し得る1つまたは複数の引っ越し企業(正のフィードバックを伴う他の同様の状況にあるメンバーによって使用される)などを与え得る。代理は、これらの追加のパラメータを検討し、タスクに含めるためにこれらのパラメータのうちの1つまたは複数を選択し得る。
【0031】
[0050]タスク推奨システム112が、追加のメンバー入力がタスクに必要であると決定した場合、タスク推奨システム112は、タスクに関してメンバー118に提示され得る質問の推奨を代理に与え得る。「新居への引っ越し」タスクの例に戻ると、タスク推奨システム112が、メンバーの自宅の1つまたは複数のパラメータ(たとえば、面積、部屋の数など)をタスクについて理解することが重要であると決定した場合、タスク推奨システム112は、これらの1つまたは複数のパラメータを与えるようにメンバー118に促す推奨を代理に与えることがある。代理は、タスク推奨システム112によって与えられた推奨を検討し、チャットセッションを介して、メンバー118に追加のタスクパラメータを与えるように促し得る。このプロセスは、特定のタスクを定義するためにメンバー118に与えられるプロンプトの数を低減することがあり、それによって、メンバー118に対する認知的負荷を低減する。いくつかの例では、タスクに関してメンバー118に提示され得る質問の推奨を代理に与えるのではなく、タスク推奨システム112は、チャットセッションを介してこれらの質問をメンバー118に自動的に提示し得る。たとえば、タスク推奨システム112が、メンバーの自宅の面積に関する質問がタスクに必要であると決定した場合、タスク推奨システム112は、チャットセッションを介して、メンバーの自宅の面積を与えるようにメンバー118に自動的に促し得る。
【0032】
[0051]いくつかの実施形態では、代理がメンバー118からおよび/またはタスク推奨システム112を通して必要なタスク関連情報(たとえば、同様の状況にあるメンバーに対して実施されたタスクの評価を介して得られたタスクパラメータなど)を取得すると、代理は、タスクの解決のための1つまたは複数の提案を生成するために、タスク容易化サービス102のタスク調整システム114を利用し得る。タスク調整システム114は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク容易化サービス102のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。いくつかの例では、代理は、上記で説明されたように、代理およびタスク推奨システム112によって識別された1つまたは複数のタスクパラメータに従って、メンバー118のためのタスクの実施のために使用され得る1つまたは複数のサードパーティサービス116および/またはリソース(たとえば、小売業者、レストラン、ウェブサイト、ブランド、商品のタイプ、特定の商品など)を識別するために、タスク調整システム114によって維持されたリソースライブラリを利用し得る。提案は、タスクの完了のための時間枠、タスクの完了のために関与されることになる任意のサードパーティサービス116(もしあれば)の識別、タスクの完了のための予算推定、タスクの完了のために使用されるべきリソースまたはリソースのタイプなどを指定し得る。代理は、提案を進めるか、またはタスクを完了するための代替提案を与えるのいずれかを行うために、メンバー118からの応答を要請するために、チャットセッションを介してメンバー118に提案を提示し得る。
【0033】
[0052]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、代理がメンバー118に提案を与えるべきかどうかに関する推奨を代理に与えるか、または代わりに定義されたタスクの完了に関して代理に委ねるオプションをメンバーに与えることができる。たとえば、タスクの追加のパラメータを識別するためにメンバーおよびタスク関連情報をタスク推奨システム112に与えることに加えて、代理は、メンバー118にタスクの完了のための1つまたは複数の提案を提示するか、または、タスクの完了のために代理に委ねるオプションをメンバー118に提示するのいずれかを行うために、その推奨をタスク推奨システム112に示し得る。タスク推奨システム112は、上述の推奨を生成するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を利用し得る。タスク推奨システム112は、タスクの完了のための1つまたは複数の提案の提示を推奨すべきかどうか、または、タスクの完了のために代理に委ねるオプションをメンバー118に提示すべきかどうかを決定するために、代理によって与えられた情報と、ユーザデータストア108からの同様の状況にあるメンバーについてのデータ、およびタスクデータストア110からの同様のタスクに対応するタスクデータ(たとえば、提出されたタスクと同様のパラメータを有するタスク、同様の状況にあるメンバーに代わって実施されるタスクなど)とを利用し得る。
【0034】
[0053]代理が、タスクの完了のために代理に委ねるオプションをメンバーが提示されるべきであると決定した場合、代理は、チャットセッションを介してこのオプションをメンバーに提示し得る。オプションは、メンバーがオプションのその承認を示すために選択し得るボタンまたは他のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素の形態で提示され得る。いくつかの態様では、そのようなGUI要素は、チャットフローインターフェースまたは任意の他のそのようなインターフェースにおいて提示され得る。たとえば、メンバーは、タスクの実施に関係するすべての決定を代理に委ねるオプションをメンバーに与えるためのボタンまたは同様の機能を提示され得る。メンバー118がそのオプションを選択した場合、代理は、メンバー118に対する提案の生成を控えることがあり、代わりに、タスクの実施および完了のために1つまたは複数のサードパーティサービス116との調整に進む。タスクの完了のためにメンバー118に代わって代理によって取られた任意の行為は、タスクデータストア110内のタスクに対応するエントリに記録され得る。代替的に、メンバー118がオプションを拒絶し、代わりに、代理がタスクの完了のために1つまたは複数の提案を与えることになることを示す場合、代理は、上記で説明されたように、1つまたは複数の提案を生成し得る。
【0035】
[0054]タスク推奨システム112は、いくつかの実施形態では、オプションの提示のために代理に推奨を行うために使用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をトレーニングする際に使用するために、タスクの完了のために代理に委ねるオプションを提示されることに対するメンバーの反応を記録する。たとえば、代理がメンバー118にオプションを提示することを選択した場合、タスク推奨システム112は、メンバー118がオプションを選択したか、または申し出を断ってタスクに関係する提案の提示を要求したかを記録し得る。同様に、代理が、代理に委ねるオプションを提示する代わりに、1つまたは複数の提案を提示することを選択した場合、タスク推奨システム112は、メンバー118がこれらの1つまたは複数の提案の提示に満足したかどうか、または代理がメンバーに代わって提案を選択することを要求したかどうかを記録し、したがって、タスクの完了のために代理に委ねることがある。これらのメンバー反応は、タスクに対応するデータ、代理の行為(たとえば、オプションの提示、提案の提示など)、およびタスク推奨システム112によって与えられる推奨とともに、機械学習アルゴリズムまたは人工知能をトレーニングおよび/または強化する際にタスク推奨システム112によって使用するために、タスクデータストア110内に記憶され得る。
【0036】
[0055]いくつかの実施形態では、代理は、メンバー特性と、タスク履歴と、他のファクタとに基づいて、1つまたは複数のタスクを提案し得る。たとえば、メンバー118がチャットセッションを介して代理と通信するとき、代理は、メンバーの認知的負荷を低減するために実施され得る任意のタスクを識別するために、メンバー118からの任意のメッセージを評価し得る。例示的な例として、メンバー118が、チャットセッションを通して、メンバーの配偶者の誕生日が近づいていることを示す場合、代理は、メンバーの配偶者の誕生日を見越してメンバー118に推奨され得る1つまたは複数のタスクを開発するために、メンバー118のその知識を利用し得る。代理は、ケーキを購入すること、花を注文すること、メンバー118のために一意の旅行経験をセットアップすることなどのタスクを推奨し得る。いくつかの実施形態では、代理は、メンバー入力なしにタスク提案を生成することができる。たとえば、オンボーディングプロセスの一部として、メンバー118は、タスク容易化サービス102に、メンバーのカレンダ、メンバーのモノのインターネット(IoT)デバイス、メンバーの個人用フィットネスデバイス(たとえば、フィットネストラッカ、通信機能を有する運動機器など)、メンバーの車両データなどの1つまたは複数のメンバーリソースへのアクセスを与えることがある。これらのメンバーリソースから収集されたデータは、メンバー118のためのタスク提案を生成するためにデータをパースし得る代理によって監視され得る。
【0037】
[0056]いくつかの実施形態では、代理とのチャットセッションにわたってメンバー118から収集されたデータは、完了のためにメンバー118に提示され得る1つまたは複数のタスクを識別するために、タスク推奨システム112によって評価され得る。たとえば、システム推奨システム112は、メンバー118に推奨され得る可能なタスクを識別するためにメンバー118からの受信されたメッセージまたは他の通信を評価するために自然言語処理(NLP)または他の人工知能を利用し得る。たとえば、システム推奨システム112は、メンバー118が解決することを望む新しいタスクまたは他の問題を検出するためにNLPまたは他の人工知能を使用してメンバー118からのあらゆる着信メッセージを処理し得る。いくつかの例では、タスク推奨システム112は、可能なタスクを識別するようにNLPまたは他の人工知能をトレーニングするために、タスクデータストア110からの履歴タスクデータおよび対応するメッセージを利用し得る。タスク推奨システム112が、メンバー118に推奨し得る1つまたは複数の可能なタスクを識別する場合、タスク推奨システム112は、これらの可能なタスクを代理に提示することがあり、代理は、チャットセッションを介してメンバー118と共有され得るタスクを選択し得る。
【0038】
[0057]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、メンバー118によって与えられた画像またはビデオ記録を処理し、完了のためにメンバー118に推奨され得る潜在的なタスクを識別するために、コンピュータビジョンまたは他の人工知能を利用することができる。たとえば、代理は、メンバー118のために完了され得る潜在的なタスクを識別するために、メンバーの自宅のウォークスルー中に画像またはビデオを記録するようにメンバー118を促し得る。例示的な例として、メンバー118は、修理を必要としている損傷したベースボードに関係するデジタル画像またはビデオを記録するために、モバイルデバイス(たとえば、スマートフォン、デジタルビデオレコーダなど)を使用し得る。これらのデジタル画像またはビデオは、損傷したベースボードを検出し、ベースボードに必要とされる修理の可能な範囲と、損傷したベースボードを修理するために実施され得る可能なタスクとを識別するために、タスク推奨システム112によってリアルタイムに処理され得る。加えて、デジタル画像またはビデオは、損傷したベースボードに関係し得るが、タスク推奨システム112は、タスクが推奨され得る追加および/または代替の問題を識別するために、デジタル画像またはビデオをさらに処理し得る。たとえば、損傷したベースボードに加えて、メンバー118がベースボード内でシロアリの問題を経験している場合があることをタスク推奨システム112が検出した場合、タスク推奨システム112は、検出されたシロアリの駆除に対応するタスクを推奨することがある。したがって、タスク推奨システム112は、コンピュータビジョンまたは他の人工知能を使用して、メンバー118が認識していないことがある考えられる問題を検出し得る。
【0039】
[0058]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、メンバーの認知的負荷を低減するために、完了のためにメンバー118に提示され得る可能なタスクのリストを生成することができる。たとえば、異なるメンバーソース(たとえば、IoTデバイス、個人用フィットネスまたはバイオメトリックデバイス、ビデオおよびオーディオ記録など)から収集されたデータの評価に基づいて、タスク推奨システム112は、メンバー118のために完了され得るタスクの初期セットを識別し得る。さらに、タスク推奨システム112は、外部ファクタに基づいて追加および/または代替のタスクを識別することができる。たとえば、タスク推奨システム112は、メンバーの地理的ロケーションに基づいて季節的タスク(たとえば、葉の収集、雨樋の清掃など)を識別することができる。別の例として、タスク推奨システム112は、メンバーの地理的領域内の他のメンバーのために実施されたタスク、および/または、場合によっては同様の状況にある(たとえば、メンバー118と1つまたは複数の特性を共有する)タスクを識別し得る。たとえば、メンバーの地域内の様々なメンバーが、冬の間、メンバーの雨樋を清掃してもらっているか、または車道を閉鎖されている場合、タスク推奨システム112は、これらのタスクがメンバー118のために実施され得、完了のためにメンバー118に訴求し得ると決定し得る。
【0040】
[0059]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、タスクの初期セットと、ユーザデータストア108からのメンバー固有のデータ(たとえば、特性、人口統計、ロケーション、推奨および提案に対する過去の応答など)と、ユーザデータストア108からの同様の状況にあるメンバーに対応するデータと、メンバー118およびタスクデータストア110からの他の同様の状況にあるメンバーのために以前に実施されたタスクに対応する過去のデータとを、実施のためにメンバー118に推奨され得るタスクのセットを識別するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として使用することができる。たとえば、タスクの初期セットは、雨樋の清掃に関係するタスクを含むことがあるが、メンバーの選好に基づいて、メンバー118は、このタスクを自分自身で実施することを好むことがある。したがって、機械学習アルゴリズムまたは人工知能(たとえば、メンバー118に推奨され得るタスクのセット)の出力は、このタスクを省略し得る。さらに、メンバー118に推奨され得るタスクのセットに加えて、機械学習アルゴリズムまたは人工知能の出力は、上記で説明されたように、識別されたタスクごとに、メンバー118がタスクの実施のために代理に委ねたいことを示すために選択し得るボタンまたは他のGUI要素の提示のための推奨を指定し得る。
【0041】
[0060]メンバー118に推奨され得るタスクのセットのリストは、どのタスクがチャットセッションを介してメンバー118に提示され得るかに関する最終決定のために、代理に提供され得る。いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、メンバー118が、サードパーティサービス116の実施および/またはサードパーティサービス116との調整のために代理に委任するタスクを選択する可能性に基づいて、タスクのセットのリストをランク付けし得る。代替的に、タスク推奨システム112は、各タスクの完了の緊急度のレベルに基づいて、タスクのセットのリストをランク付けし得る。緊急度のレベルは、メンバー特性(たとえば、いくつかのタスクまたはタスクのカテゴリのメンバー自身の優先度付けに対応するデータ)および/またはタスクが実施されない場合のメンバー118に対する潜在的リスクに基づいて決定され得る。たとえば、メンバーの自宅の中の一酸化炭素検出器の交換または設置に対応するタスクは、一酸化炭素フィルタがメンバーの安全により重要であり得るので、冷蔵庫のウォーターディスペンサーのフィルタの交換に対応するタスクよりも高くランク付けされ得る。別の例示的な例として、メンバー118がメンバーの車両の保守に有意な重要度を置く場合、タスク推奨システム112は、車両の保守に関係するタスクを他のタイプの保守に関係するタスクよりも高くランク付けし得る。さらに別の例示的な例として、タスク推奨システム112は、今度の誕生日に関係するタスクを、今度の誕生日の後に完了されることになるタスクよりも高くランク付けし得る。
【0042】
[0061]代理は、タスク推奨システム112によって推奨されたタスクのセットを検討し、チャットセッションを介してメンバー118に提示するために、これらのタスクのうちの1つまたは複数を選択し得る。さらに、上記で説明されたように、代理は、タスクの実施を代理に委ねるオプションをタスクに提示すべきかどうかを(たとえば、タスクの実施を代理に委ねるメンバーの選好を示すボタンまたは他のGUI要素によって)決定し得る。いくつかの例では、1つまたは複数のタスクは、タスク推奨システム112によって生成されたランキングに従ってメンバー118に提示され得る。代替的に、1つまたは複数のタスクは、タスク優先度付けのためのメンバー自身の選好に関する代理の理解に従って提示され得る。チャットセッションに関連するインターフェースを通して、メンバー118は、代理の支援を受けて実施され得る1つまたは複数のタスクを選択し得る。代替的に、メンバー118は、メンバー118がむしろ個人的に実施するであろう、またはメンバー118が場合によっては実施することを望まない、任意の提示されたタスクを却下し得る。
【0043】
[0062]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、代理の対話なしにチャットセッションを介してメンバー118に提示するためのタスクのうちの1つまたは複数を自動的に選択し得る。たとえば、タスク推奨システム112は、タスク推奨システム112によって以前にランク付けされたタスクのセットのリストからタスクを選択するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を利用し得る。例示的な例として、タスク推奨システム112は、ユーザデータストア108からのメンバーのプロファイル(メンバーと代理との間の通信に対応する履歴データ、代理の実施および提示されたタスク/提案に対応するメンバーのフィードバックなどを含むことができる)と、メンバー118のために現在進行中のタスクと、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力としてのタスクのセットのリストとを使用し得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能によって生成された出力は、タスクのセットのリストのどのタスクが、チャットセッションに関連するインターフェースを介してメンバー118に自動的に提示されるべきかを示し得る。メンバー118がこれらの新たに提示されたタスクと対話するとき、タスク推奨システム112は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングして、メンバー118および他の同様の状況にあるメンバーにどのタスクを提示すべきかをより良好に決定するために、これらの対話を記録し、これらの対話を使用し得る。
【0044】
[0063]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、実施のための代理への委任のためのタスクのメンバー選択に関するデータを収集するために、メンバー118と代理との間のチャットセッションを監視することができる。たとえば、タスク推奨システム112は、各タスクに対応する極性または感情を決定するために、チャットセッションを介して代理によってメンバー118に提示されたタスクに対応するメッセージを処理し得る。たとえば、メンバー118が、代理へのメッセージにおいて、車両保守に対応するあらゆるタスク推奨も受信しないことを選好することを示す場合、タスク推奨システム112は、否定極性または感情を車両保守に対応するタスクのものとし得る。代替的に、メンバー118が、代理への委任のために雨樋の清掃に関係するタスクを選択し、および/または代理へのメッセージ中でこのタスクの推奨がよいアイデアであったことを示す場合、タスク推奨システム112は、肯定極性または感情をこのタスクのものとし得る。いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、メンバー118およびタスク容易化サービス102の他の同様の状況にあるメンバーに提示し得るタスク推奨を生成するために利用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングまたは強化するために、メンバー118に推奨されるタスクに対するこれらの応答を使用することができる。
【0045】
[0064]いくつかの実施形態では、メンバー118のために実施され得るタスクを推奨することに加えて、代理は、メンバー118に対して、メンバーの心を緊急の事柄から遠ざけ、メンバー自身およびメンバーの家族により多くの時間を費やすように訴求し得る1つまたは複数の管理された経験を推奨し得る。上記のように、オンボーディングプロセス中に、メンバー118は、メンバー118が楽しいと感じるその関心または趣味のいずれかを示すように促され得る。さらに、代理がチャットセッションにわたってメンバー118との対話を継続すると、代理は、メンバー118に、その関心に関する追加情報を自然な方法で与えるように促し得る。たとえば、代理は、メンバー118に「今週末は何をしますか?」と尋ねることがある。メンバー応答に基づいて、代理は、メンバーの選好を示すようにメンバーのプロファイルを更新し得る。したがって、時間とともに、代理およびタスク容易化サービス102は、メンバーの関心および趣味のより深い理解を進展させることがある。
【0046】
[0065]いくつかの実施形態では、タスク容易化サービス102は、タスク容易化サービス102が動作する各地理的市場において、メンバーが利用可能であり得る経験のセットを生成する。たとえば、タスク容易化サービス102は、タスク容易化サービスのメンバーにとって関心があり得る一意のおよび/または時間制限された経験機会を識別するために、各地理的市場内の様々な組織と提携し得る。さらに、管理を必要としない経験(たとえば、ハイキング、散策など)に対して、タスク容易化サービス102は、そのメンバーに訴求し得る各地理的市場内の人気のある経験を識別し得る。タスク容易化サービス102によって収集された情報は、タスク推奨システム112および様々な代理106がアクセス可能なリソースライブラリまたは他のリポジトリに記憶され得る。
【0047】
[0066]いくつかの実施形態では、各利用可能な経験について、タスク容易化サービス102は、メンバー118に代わって経験を計画するためにメンバー118から必要とされる情報と、メンバー118に提示されたときに経験推奨の提案がどのように見えるかのスケルトンとの両方を含むテンプレートを生成することができる。これは、代理が、経験と関連するタスクの定義を完了することをより容易にし得る。いくつかの例では、テンプレートは、旅行ガイド、食品およびレストランガイド、評判の良い出版物などの高品質の推奨を与える様々なソースからのデータを組み込むことができる。
【0048】
[0067]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、周期的に(たとえば、毎月、隔月など)、またはトリガイベント(たとえば、設定された数のタスクが行われること、メンバー要求など)に応答して、メンバー118に推奨され得る経験のセットを選択する。たとえば、メンバー118に推奨され得るタスクの識別と同様に、タスク推奨システム112は、出力として、メンバー118に推奨され得る経験のセットを取得するために、少なくとも、ユーザデータストア108からの利用可能な経験のセットおよびメンバーの選好を、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として使用し得る。タスク推奨システム112は、いくつかの例では、代理に代わってチャットセッションを介して、この経験のセットをメンバー118に提示し得る。各経験推奨は、経験の説明とメンバー118によって負担され得る任意の関連コストとを指定し得る。さらに、提示された各経験推奨について、タスク推奨システム112は、メンバー118のための経験の管理を要求するために、メンバー118によって選択可能であり得るボタンまたは他のGUI要素を与え得る。
【0049】
[0068]メンバー118がそれに代わって管理されることを望む経験に対応する特定の経験推奨をメンバー118が選択する場合、タスク推奨システム112または代理は、選択された経験推奨の管理に関係する1つまたは複数の新しいタスクを生成し得る。たとえば、メンバー118が週末ピクニックに関係する経験推奨を選択した場合、タスク推奨システム112または代理は、メンバー118がタスクの完了の進捗を評価し得るように、新しいタスクをメンバーのタスクリストに追加し得る。さらに、代理は、選択された経験に関連するタスクの完了のための提案を決定する際に代理を支援するために、選択された経験に関係する詳述された質問をメンバー118に尋ね得る。たとえば、メンバー118が週末ピクニックの管理に関係する経験推奨を選択した場合、この情報は、すべてのパーティについて週末ピクニックを管理し、適切なサードパーティサービス116および週末ピクニックのための可能な会場を識別するように代理を誘導し得るので、代理は、参加する成人および子供の数に関してメンバー118に尋ね得る。
【0050】
[0069]メンバー118のためにタスクを完了するための上述のプロセスと同様に、代理は、選択された経験の管理のための1つまたは複数の提案を生成することができる。たとえば、代理は、とりわけ、経験のための日/時間のリスト、経験のための可能な会場(たとえば、公園、映画館、ハイキングトレイルなど)のリスト、可能な食事オプションおよび対応する価格のリスト、食事の配達または受取りのためのオプションなどを与える提案を生成し得る。提案における様々なオプションは、チャットセッションを介して、タスク容易化サービス102によって与えられるアプリケーションによってメンバー118に提示され得る。提案に提示された様々なオプションに対するメンバーの応答に基づいて、代理は、経験のための管理プロセスを開始していることを示し得る。さらに、代理は、メンバー118に関連し得る経験に関連する情報を与え得る。たとえば、メンバー118が週末のピクニックのために選択されたレストランから食べ物をピックアップするオプションを選択した場合、代理は、食べ物をピックアップするためのメンバーの自宅からレストランまでの詳細な運転指示(これは、メンバー118が配達オプションを選択した場合には提示されない)と、レストランから選択された会場までの詳細な運転指示と、駐車情報と、注文されるべき食べ物のリストと、食べ物の注文の合計価格とを与えることがある。メンバー118は、この提案を検討することがあり、提案を受け入れるかどうかを決定し得る。メンバー118が提案を受け入れた場合、代理は、選択された経験を管理するために様々なタスクを実施することに進み得る。
【0051】
[0070]メンバー118が、タスクの実施を代理に委ねることを望むことをそれが示すために、特定のタスクに対する特定の提案を選択するか、または特定のタスクに関連するボタンもしくは他のGUI要素を選択すると、タスクがサードパーティサービス116を使用して完了されることになる場合、代理は、メンバー118のためにタスクの完了のために1つまたは複数のサードパーティサービス116と調整し得る。たとえば、代理は、タスクの実施のために1つまたは複数のサードパーティサービス116を識別し、連絡するために、タスク容易化サービス102のタスク調整システム114を利用し得る。上記のように、タスク調整システム114は、サードパーティサービス116に関係する詳細情報を含むリソースライブラリを含み得る。たとえば、リソースライブラリ中のサードパーティサービスのためのエントリは、サードパーティサービスのための連絡先情報、サードパーティサービスによって提供されるサービスまたは商品のためのあらゆる利用可能な価格シート、サードパーティサービスによって提供される商品および/またはサービスのリスト、営業時間、異なるカテゴリのメンバーによる評価またはスコアなどを含み得る。代理は、タスクを実施することになる1つまたは複数のサードパーティサービスを識別し、タスクの実施の推定コストを決定するために、リソースライブラリに問い合わせ得る。さらに、代理は、メンバー118のためにタスクの実施を調整するために、1つまたは複数のサードパーティサービス116に連絡し得る。
【0052】
[0071]いくつかの例では、タスクが代理106によって完了されることになる場合、代理106は、タスクの実施のために代理106によって利用され得る任意のリソースを識別するために、タスク容易化サービス102のタスク調整システム115を利用し得る。リソースライブラリは、タスクの実施に利用可能な異なるリソースに関する詳細情報を含み得る。例示的な例として、代理106がメンバーの自宅のためのフィルタのセットを購入するタスクを課された場合、代理106は、メンバー118が許容可能な、メンバー118によって許容された提案に対応する品質および/または価格のフィルタを販売し得る小売業者を識別するために、リソースライブラリに問い合わせ得る。さらに、代理106は、ユーザデータストア108から、タスクを完了するために代理106によって必要とされる任意のリソースに対する支払いを行うために使用され得るメンバー118の利用可能な支払情報を取得し得る。上述の例を使用すると、代理106は、メンバーの自宅で使用されることになるフィルタのセットの小売業者との購入を完了するために、ユーザデータストア108からメンバー118の支払情報を取得し得る。
【0053】
[0072]いくつかの実施形態では、タスク調整システム114は、タスクの実施のために代理に代わって1つまたは複数のサードパーティサービス116および/またはリソースを選択するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用する。たとえば、タスク調整システム114は、タスクに関連する選択された提案またはパラメータ(たとえば、メンバー118が、タスクがどのように実施されるべきかを決定するために代理に委ねられた場合)と、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として類似のタスクに対応するタスクデータストア110からの履歴タスクデータとを利用し得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、出力として、メンバー118に対して高い満足度の確率でタスクを実施し得る1つまたは複数のサードパーティサービス116のリストを生成し得る。タスクが代理106によって実施されることになる場合、機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、出力として、メンバー118に対して高い満足度の確率でタスクを実施するために代理106によって使用され得るリソース(たとえば、小売業者、レストラン、ブランドなど)のリストを生成し得る。上記のように、リソースライブラリは、各サードパーティサービス116について、タスク容易化サービス102のメンバーによって決定されたサードパーティサービス116に対する満足に関連する評価またはスコアを含み得る。さらに、リソースライブラリは、タスク容易化サービス102のメンバーによって決定される各リソース(たとえば、小売業者、レストラン、ブランド、商品、材料など)に対する満足に関連する評価またはスコアを含み得る。たとえば、タスクが完了すると、代理は、メンバー118のために、タスクを完了する際のサードパーティサービスの実施に関する評価またはスコアを与えるようにメンバー118を促し得る。別の例として、タスクが代理106によって実施される場合、代理は、代理の実施およびタスクの完了のために代理によって利用されるリソースに関する評価またはスコアを与えるようにメンバー118を促し得る。各評価またはスコアは、タスク調整システム114が、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して、同様の状況にあるメンバーのための同様のタスクに関して、サードパーティサービスの実施または代理によって利用されるリソースの満足度に基づいて、タスクの実施に対する満足度の可能性を決定し得るように、評価またはスコアを与えたメンバーに関連付けられる。タスク調整システム114は、タスクの実施のために推奨されるサードパーティサービス116および/またはリソースのリストを生成することがあり、それによって、リストは、各識別されたサードパーティサービスおよび/またはリソースに割り当てられた満足度の可能性(たとえば、スコアまたは他のメトリック)に従ってランク付けされ得る。
【0054】
[0073]代理が、タスクの実施のために1つまたは複数のサードパーティサービス116と調整すること(たとえば、タスクの実施のための時間をスケジュールすること、タスクの実施のための価格に同意することなど)が可能な場合、代理は、タスクがいつ完了されることが予想されるのかと、タスクの完了のための推定コストとを示すために、メンバー118に対して更新を与え得る。更新で与えられた情報のいずれかが、提案で与えられた推定に対応しない場合、メンバー118は、特定のタスクをキャンセルするオプションを与えられるか、または別の様式でタスクに変更を加え得る。たとえば、タスクの実施のための推定コストが、提案で指定された最大額を超える場合、メンバー118は、提案で指定された予算内でタスクの実施のための代替のサードパーティサービスを発見するように代理に依頼し得る。同様に、タスクの完了のための時間枠が、提案に示される時間枠内にない場合、メンバー118は、元の時間枠内のタスクの実施のための代替のサードパーティサービスを発見するように代理に依頼することができる。メンバーの介入は、メンバー118のためのより正確な提案パラメータを定義することと、定義された提案パラメータ内でタスクを実施し得るサードパーティサービス116をより良く識別することとをそれぞれ行うためにタスク推奨システム112とタスク調整システム114とによってそれらの対応する機械学習アルゴリズムまたは人工知能を再トレーニングするために記録され得る。
【0055】
[0074]いくつかの実施形態では、代理がタスクの実施のために1つまたは複数のサードパーティサービス116と契約を結ぶと、タスク調整システム114は、これらのサードパーティサービス116によるタスクの実施を監視し得る。たとえば、タスク調整システム114は、タスクの実施のための時間枠、タスクの実施に関連するコスト、タスクの実施に関するあらゆるステータス更新などに関してサードパーティサービス116によって与えられたあらゆる情報を記録し得る。タスク調整システム114は、この情報を、実施されているタスクに対応するタスクデータストア110内のデータレコードに関連付けることがある。サードパーティサービス116によって与えられたステータス更新は、タスク容易化サービス102によって与えられるアプリケーションを介してメンバー118におよび代理に自動的に与えられ得る。
【0056】
[0075]いくつかの実施形態では、タスクが代理106によって実施されることになる場合、タスク調整システム114は、代理106によるタスクの実施を監視することができる。たとえば、タスク調整システム114は、タスクの代理の実施に関する、代理106とメンバー118との間の任意の通信をリアルタイムで監視し得る。これらの通信は、タスクの実施に関する任意のステータス更新、タスクを実施する際に代理106によって負担されたあらゆる購入または支出、タスクの完了のための時間枠などを示す代理106からのメッセージを含み得る。タスク調整システム114は、代理106からのこれらのメッセージを、実施されているタスクに対応するタスクデータストア110内のデータレコードに関連付けることがある。
【0057】
[0076]いくつかの例では、代理は、メンバー118に代わって1つもしくは複数のサードパーティサービス116によって与えられたサービスおよび/もしくは商品に対する支払い、またはタスクの完了のために代理によって行われた購入に対する支払いを自動的に行うことがある。たとえば、オンボーディングプロセス中に、メンバー118は、サードパーティサービス116に支払いを行うために、またはメンバー118のために代理106によって行われる購入のために、代理によって使用され得る支払情報(たとえば、クレジットカード番号および関連情報、デビットカード番号および関連情報、銀行情報など)を与え得る。したがって、メンバー118は、代理106および/またはサードパーティサービス116がメンバー118のためのタスクの実施を開始することを可能にするために、いかなる支払情報を与えることも必要とされないことがある。これは、タスクの実施を管理するためのメンバー118に対する認知的負荷をさらに低減し得る。
【0058】
[0077]上記のように、タスクが完了すると、メンバー118は、タスクの完了に関するフィードバックを与えるように促され得る。本明細書で説明される任意の他の情報またはメッセージとまさに同様に、そのようなプロンプトは、サービス102からデバイス120に通信され、チャットフローインターフェース内でメンバー118に提示され得る。たとえば、メンバー118は、サービス102からデバイス120を介してタスクマイルストーンまたはタスク完了の通知を受信し得る。通知は、マイルストーンの完了を確認し、タスクの実施における選択されたサードパーティサービス116の実施およびプロ意識に関するフィードバックを与えるためのプロンプトとともに、チャットフローインターフェース内に提示され得る。さらに、メンバー118は、代理によって与えられた提案の品質に関して、またタスクの実施がタスクに関連する基礎をなす問題に対処したかどうかに関して、フィードバックを与えるように促され得る。メンバー118によって与えられる応答を使用して、タスク容易化サービス102は、タスクのより良い識別、提案の作成、メンバー118および他の同様の状況にあるメンバーのためにタスクの完了のためのサードパーティサービス116の識別、メンバー118のためにタスクの実施のために代理106に与えられ得るリソースの識別などを与えるために、タスク推奨システム112およびタスク調整システム114によって利用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をトレーニングまたは場合によっては更新し得る。
【0059】
[0078]本明細書で説明されるプロセスについて、代理106によって実施される様々な動作は、追加または代替として、1つまたは複数の機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して実施され得ることに留意されたい。たとえば、代理106がメンバー118に代わって時間とともにタスクを実施するか、または別の様式でタスクの実施を調整するとき、タスク容易化サービス102は、代理106および/またはサードパーティサービス116によるこれらのタスクの実施に関係するメンバーのフィードバックに従って、メンバーのプロファイルを連続的および自動的に更新し得る。いくつかの実施形態では、タスク推奨システム112は、メンバーのプロファイルがある時間期間(たとえば、6か月、1年など)にわたって、またはタスクのセット(たとえば、20個のタスク、30個のタスクなど)にわたって更新された後、代理の対話ありでまたは対話なしで、メンバーのプロファイルの様々な属性(たとえば、メンバーと代理間の通信に対応する履歴データ、代理の実施および提示されたタスク/提案に対応するメンバーフィードバックなど)に基づいて、新しいタスクを自動的および動的に生成するために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を利用し得る。タスク推奨システム112は、新しいタスクに必要とされる任意の追加情報を取得し、これらのタスクの実施のためにメンバー118に提示され得る提案を自動的に生成するために、メンバー118と自動的に通信し得る。代理106は、会話が肯定極性を維持すること(たとえば、メンバー118がタスク推奨システム112または他のボットとのそれの対話に満足していることなど)を保証するために、タスク推奨システム112とメンバー118との間の通信を監視し得る。会話が否定極性を有していること(たとえば、メンバー118がフラストレーションを表明していること、タスク推奨システム112またはボットがメンバーの応答または依頼を処理することができないこと、など)を代理106が決定した場合、代理106は、会話に介入し得る。これにより、代理106が、任意のメンバーの問題に対処し、メンバー118に代わって任意のタスクを行うことを可能にし得る。
【0060】
[0079]したがって、自動化された顧客サービスシステムおよび環境が、エージェントまたは他の自動化されたシステムと対話するユーザの知識をほとんど有しない場合があるこれらのシステムおよび環境とは異なり、タスク推奨システム112は、システムとのメンバーの自動的な対話または代理106との対話に基づいて、また時間とともにメンバー118に代わって実施されるタスクに基づいて、メンバー118に関する最新の履歴情報を与えるためにメンバープロファイルを連続的に更新することができる。メンバー118またはシステムが代理106と対話するにつれて、また、タスクが時間とともにメンバー118のために考案され、提案され、実施されるにつれて、自動的で動的に更新され得る、この履歴情報は、メンバー118のクエリ、ニーズ、および/または目的に対する適切なまたはインテリジェントな応答を予期し、識別し、提示するために、タスク推奨システム112によって使用され得る。
【0061】
[0080]
図2は、少なくとも1つの実施形態による、プロジェクト224と対応するタスク226とがタスク容易化サービス202によって生成され与えられる、チャットフローインターフェースを含む環境200の例示的な例を示す。環境200では、タスク容易化サービス202のメンバー210は、通信セッション216のためのチャットフローインターフェースにおいて提示される通信セッションのメッセージを用いて、通信セッションに関与し得る。通信セッション216およびタスクインターフェース222のためのインターフェースにおいて表される通信セッションは、セッション216のためのインターフェースを表示するためにデバイス212を使用するメンバー210と、割り当てられた代理204との間である。メンバー210は、メンバー210が、通信セッション216のためのチャットフローインターフェースを使用してメンバー210のためにプロジェクトおよび/またはタスクを完了する際に支援を必要とすることを示すために、通信セッションを通して、1つまたは複数のメッセージ218を代理204に送信し得る。たとえば、
図2に示されているように、メンバー210は、来月に新しい都市への引っ越しを計画する際の代理204の支援を求める要求を示し得る。代理204は、これらの1つまたは複数のメッセージ218に応答して、1つまたは複数のメッセージ220を介して、代理が、本明細書で説明されるように、代理204に利用可能なおよび/またはタスク容易化サービス202によって実装される様々な方法を通して特定のプロジェクトおよび/またはタスクをメンバー210が完了するのを支援することが可能であり得ることを示し得る。
【0062】
[0081]タスク容易化サービス202は、これらのメンバーのためにこれらのタスクの実施を調整し得る代理にタスクを識別して委任することによって、メンバーの自宅の中および周りで様々なタスクを実施する際のメンバーおよびメンバーの家族に対する認知的負荷を低減するように実装され得る。メンバー210などのメンバーは、タスク容易化サービス202がメンバー210の識別情報を収集し得るオンボーディングプロセス中に代理204とペアリングされ得る。たとえば、上記で説明されたように、タスク容易化サービス202によって与えられるチャットフローのインターフェースまたは要素は、メンバー210に対して、メンバー210がメンバー210の代理204を選択するために使用可能な識別情報を与え得る調査またはアンケートを提示し得る。タスク容易化サービス202は、チャットフローインターフェースにおいて提示される要素を介して、メンバーの自宅の住民の数、メンバーの自宅の子供の数、メンバーの自宅のペットの数およびタイプなど)、メンバーの自宅の物理的なロケーション、メンバー210の何らかの特別なニーズまたは要件(たとえば、物理的または感情的な障害、人口統計情報、またはメンバー210が場合によっては代理204に委任することを望む1つまたは複数のタスクに関連する任意の他の情報)などのタスクに関する詳細情報を与えるようにメンバー210を促し得る。この情報は、これらのタスクの性質(たとえば、雨樋の清掃、一酸化炭素検出器の設置、パーティーのプランニングなど)、これらのタスクの完了のための緊急度のレベル(たとえば、タイミング要件、最終期限、今度のイベントに対応する日付など)、これらのタスクの完了のためのあらゆるメンバー選好などを指定し得る。
【0063】
[0082]収集された識別情報は、代理204を識別し、それをメンバー210に割り当てるためにタスク容易化サービス202によって使用され得る。たとえば、タスク容易化サービス202は、メンバー210の識別情報、ならびに他のものにタスクを委任する際のメンバーの快適度または関心度のレベルに関係する任意の情報、およびオンボーディングプロセス中に取得された任意の他の情報を生産的な方式でメンバー210と対話し、通信するために好適であり得る代理を識別するように構成される分類またはクラスタリングアルゴリズムへの入力として使用し得る。分類またはクラスタリングアルゴリズムを使用して、タスク容易化サービス202は、メンバー210のために対処される必要があり得る任意のタスクに対処しながらメンバー210との良好で長期にわたる関係を開発する可能性が高くなり得る代理204を識別し得る。
【0064】
[0083]代理204は、メンバーの人口統計情報と代理の人口統計情報との間に類似性の程度またはベクトルに従ってメンバー210に割り当てられた個人であり得る。たとえば、メンバー210と代理204とが同様のバックグラウンドを共有する(たとえば、同じ都市の大学に在学した、同じ故郷からのものである、特定の関心を共有するなどの)場合、タスク容易化サービス202は、メンバー210に代理204を割り当てる可能性が高くなり得る。同様に、メンバー210と代理204とが互いに地理的近接度内のいる場合、タスク容易化サービス202は、メンバー210に代理204を割り当てる可能性が高くなり得る。まさに上記のように、いくつかの実施形態では、代理204は、自動的および動的にメンバー210に関与し、メンバー210と対話する(たとえば、代理204の動作に関与する人間の介入なしに、メンバー210と対話する)ように構成され得る、ボットなどの自動化されたプロセスであり得る。このような自動対話は、自動代理204の態様を管理する機械学習アルゴリズムへのリアルタイムフィードバックとともに動的に実施され得る。他の例では、代理204は、代理204に関連する通信および動作を開始、修正、および/または生成するために、人間の対話を使用して非自動的に実施される個々の動作に関連付けられる。代理204がタスク容易化サービス202によってメンバー210に割り当てられるとき、タスク容易化サービス202は、ペアリングをメンバー210と代理204とに通知し得る。さらに、タスク容易化サービス202は、メンバー210と代理204との間での通信を容易にするためにメンバー210と割り当てられた代理204との間のチャットセッションまたは他の通信セッションを確立し得る。
【0065】
[0084]いくつかの実施形態では、代理204は、リアルタイムチャットフロー内のメッセージからの詳細、そのようなメッセージに関連するタスクフラグ、メンバー特性、タスク履歴、および他のファクタに基づいて、1つまたは複数のタスクを提案することができる。たとえば、メンバー210が通信セッション216を介して代理204と通信するとき、代理204は、メンバーの認知的負荷を低減するために実施され得る任意のタスクを識別するために、リアルタイムチャットフローを介して与えられたメンバー210からの任意のメッセージを評価し得る。
【0066】
[0085]いくつかの実施形態では、タスク容易化サービス202は、タスク推奨システム206を介して、メンバー210がメンバーの利益のために代理204および/または1つもしくは複数のサードパーティサービス214によって実施されることを望み得る何らかのプロジェクトおよび/またはタスクを識別するために、リアルタイムにメッセージが交換される間にメンバー210と代理204との間のチャットフローに関連する通信セッション216を監視することができる。タスク推奨システム206は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク容易化サービス202のコンピュータシステム上に実装されるアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、メンバー210に推奨され得る可能なプロジェクトおよび/またはタスクを識別するために、通信セッション216を介してメンバー210と代理204との間で交換されるこれらのメッセージを処理するために、NLPまたは他の人工知能を有する機械学習アルゴリズムを利用する。たとえば、タスク推奨システム206は、メンバー210がメンバー210のために解決されるもしくは別の様式で実施されることを望む新しいプロジェクトおよび/またはタスクを検出するためにNLPまたは他の人工知能を使用してメンバー210からのあらゆる着信メッセージ218を処理し得る。タスク推奨システム206は、次いで、アラート、メンバー210または代理204システムに追加される新しいタスクのためのタスク推奨を生成するか、またはリアルタイムチャットフローメッセージならびに他のコンテキスト情報(たとえば、メンバーのカレンダ、メンバーのモノのインターネット(IoT)デバイス、通信機能を有するフィットネストラッカおよび運動機器を含むメンバーの個人用フィットネスデバイスなどの1つまたは複数のメンバーリソースからのデータ、メンバーの車両データ、時間およびタスク管理ソフトウェアからのデータ、やることリストなど)の分析に関連するチャットフローにデータを配置することを含む他のそのような行為を開始することができる。
【0067】
[0086]メンバーに関連するチャットフローおよび他のリソースからのデータは、動的な自動意思決定およびフィードバックシステムとともに使用され得る。そのような機械学習アルゴリズムまたは他の人工知能は、教師つきトレーニング技法を使用してトレーニングされ得る。たとえば、入力メッセージのデータセットと対応するプロジェクトおよびタスク(および対応するパラメータ)とは、機械学習アルゴリズムまたは他の人工知能のトレーニングのために選択され得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能に供給されるサンプル入力に基づいて、機械学習アルゴリズムまたは人工知能が供給されたメッセージに基づいてプロジェクトおよびタスクを正確に識別しているのかどうかを決定するために評価され得る。この評価に基づいて、機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能が入力として与えられたサンプルメッセージに対応するプロジェクトおよび/またはタスクを正確に識別する可能性を増加させるように変更され得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、これらのメンバーと代理との間の通信セッションに基づいてプロジェクトおよびタスクの識別に関してタスク容易化サービス202のメンバーと代理とからのフィードバックを要請することによってさらに動的にトレーニングされ得る。たとえば、問題に対処するためにメンバー210が完了していたかったプロジェクトおよび/またはタスクを機械学習アルゴリズムまたは人工知能が識別することを失敗したとタスク推奨システム206が決定する場合、タスク推奨システム206は、タスク容易化サービス202のメンバーからの同様のメッセージに基づいてプロジェクトおよび/またはタスクをより良く識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を再トレーニングするために、プロジェクトまたはタスクが作成されなければならなかった問題を識別するメンバー210によって提出された対応するメッセージとともにこのフィードバックを使用し得る。
【0068】
[0087]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206がメンバー210のために実施され得る1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクを識別する場合、タスク推奨システム206は、タスク容易化サービス202によって代理204に与えられた代理コンソールを介して代理204にこれらの1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクを提示することができる。代理204は、メンバー210についてのその知識に基づいて、メンバー210への提示のために識別された1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクのいずれかを選択し得る。いくつかの例では、代理204が識別された1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクのいずれかを選択する場合、タスク推奨システム206は、代理コンソールを介して、選択されたプロジェクトおよび/またはタスクをさらに定義するために使用され得る1つまたは複数のタスクテンプレートを与え得る。1つまたは複数のタスクテンプレートは、定義されているプロジェクトおよび/またはタスクのためのタスクタイプまたはカテゴリに対応し得る。
【0069】
[0088]代理204は、特定のプロジェクトまたはタスクのためのタスクテンプレートを介して、メンバー210のために提示され、実施されることになる新しいプロジェクトまたはタスクに関連する様々なパラメータを定義し得る。たとえば、タスクテンプレートを介して、代理204は、(たとえば、代理204、サードパーティサービス214、メンバー210などへの)タスクの割当てを定義し得る。いくつかの例では、タスク推奨システム206は、どのデータフィールドが新しいタスクまたはプロジェクトの作成のために代理204へのタスクテンプレート中に提示されることになるのかを識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用し得る。たとえば、タスク推奨システム206は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能ヘの入力として、メンバー210に関連するメンバープロファイルと新しいプロジェクトまたはタスクのための選択されたタスクテンプレートとを使用し得る。タスク推奨システム206は、メンバー210に提示されるときにどのデータフィールドがタスクから省略され得るのかを示し得る。したがって、代理204は、すべての情報がメンバー210に提示されるのかどうかにかかわらず新しいタスクまたはプロジェクトのためのすべての必要な情報を与える必要があり得る。
【0070】
[0089]上記で説明されたように、いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、プロジェクトおよび/またはタスクをさらに定義するために対応するタスクテンプレートと代理204が対話する必要なしにプロジェクトおよび/またはタスクを自動的に生成することができる。たとえば、タスク推奨システム206は、メンバー210に推奨され得る新しいプロジェクトおよび/またはタスクを生成するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力としてメンバーのメッセージ218、メンバー固有のデータ(たとえば、特性、人口統計、ロケーション、推奨および提案に対する過去の応答など)、同様の状況にあるメンバーに対応するデータ、ならびにメンバー210および他の同様の状況にあるメンバーのために前に実施されたタスクに対応する履歴データを使用することができる。たとえば、メンバー210が、代理204との通信セッション216を介して、メンバー210がメンバーの雨樋を修理することに関する支援を必要とすることを示した場合、タスク推奨システム206は、必要とされる修理に対応するメンバー210のための新しいタスクを生成するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として支援を求めるこの要求ならびに他の上述のデータに対応するメッセージ218を使用することができる。
【0071】
[0090]タスク容易化サービス202のメンバーのための新しいプロジェクトおよび/またはタスクを自動的に生成するために使用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、教師つきトレーニング技法を使用してトレーニングされ得る。たとえば、入力メッセージと、メッセージのプロバイダおよび同様の状況にあるメンバーの対応するメンバープロファイルと、前に実施されたタスク/プロジェクトに対応する履歴データとのデータセットは、機械学習アルゴリズムまたは他の人工知能のトレーニングのために選択され得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能に供給されるサンプル入力に基づいて、機械学習アルゴリズムまたは人工知能が供給されたメッセージと同様の状況にあるメンバーの識別とに基づいてプロジェクトおよびタスクを正確に識別し、生成していのるかどうかを決定するために評価され得る。この評価に基づいて、機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能が与えられた入力に対応するプロジェクトおよび/またはタスクを正確に識別し、生成する可能性を増加させるように変更され得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、上記で説明されたように、これらのメンバーと代理との間の通信セッションに基づいてプロジェクトおよびタスクの識別および自動的な生成に関してタスク容易化サービス202のメンバーと代理とからのフィードバックを要請することによってさらに動的にトレーニングされ得る。
【0072】
[0091]いくつかの例では、タスク推奨システム206は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を利用して、メンバー210のための新しいタスクを生成するために使用され得るタスク容易化サービス202の他のメンバーのために実施された同様のタスクを識別し得る。メンバーの雨樋を修理することに関する支援を求めるメンバーの要求の上述の例を使用して、タスク推奨システム206は、雨樋の修理に関連するメンバー210の地理的エリア(たとえば、同じ地域、同じ都市、同じ州など)内のメンバーのための任意の前に実施されたタスクを識別し得る。さらに、タスク推奨システム206は、任意の同様の状況にあるメンバー(たとえば、同様の選好をもつメンバー、同様の特性をもつメンバーなど)を識別するためにメンバー210の地理的エリア内のそのようなメンバーのメンバープロファイルを評価し得る。タスク推奨システム206がタスク容易化サービス202の同様の状況にあるメンバーのために前に実施された同様のタスクを識別する場合、タスク推奨システム206は、メンバー210のための新しいタスクを自動的に生成するためにこれらの同様のタスクを利用し得る。たとえば、タスク推奨システム206は、新しいタスクのために、同様のタスク説明を使用すること、タスクの実施のために同じまたは同様のサードパーティサービス214を選択すること、タスクの完了のために推定された予算を与えること、タスクのための優先度を定義すること、タスクの完了のために推定された最終期限または時間を割り当てることなどを行い得る。
【0073】
[0092]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、通信セッション216を介してメンバー210によって提出されるメッセージ218に基づいてメンバー210のための1つまたは複数の新しいプロジェクトおよび/またはタスクを自動的に生成する場合、タスク推奨システム206は、代理204が、1つまたは複数の新しいプロジェクトおよび/またはタスクを評価し、どのプロジェクトおよび/またはタスクをメンバー210に提示すべきかを決定することを可能にするために代理204に1つまたは複数の新しいプロジェクトおよび/またはタスクを与える。たとえば、メンバー210に推奨され得る1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクのリストは、どのプロジェクトおよび/またはタスクが通信セッション216を介しておよび/またはメンバー210に与えられたプロジェクトインターフェース222を通してメンバー210に提示され得るのかに関する最終的な決定のために代理204に与えられ得る。いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、メンバー210が、実施および/またはサードパーティサービス214との調整のための代理204への委任のためのプロジェクトおよび/またはタスクを選択する可能性に基づいて新しいプロジェクトおよび/またはタスクをランク付けすることができる。代替的に、タスク推奨システム206は、各プロジェクトおよび/またはタスクの完了のための緊急度のレベルに基づいてプロジェクトおよび/またはタスクをランク付けし得る。緊急度のレベルは、メンバー特性(たとえば、いくつかのタスクまたはタスクのカテゴリのメンバーの自身の優先度付けに対応するデータ)ならびに/またはプロジェクトおよび/もしくはタスクが実施されない場合のメンバー210への潜在的なリスクに基づいて決定され得る。
【0074】
[0093]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、追加情報が新しいプロジェクトまたはタスクの作成のためにメンバー210から必要とされるのかどうかを自動的に決定することができる。たとえば、タスク推奨システム206は、タスクのための追加のパラメータならびに提案の生成のためにメンバー210から必要とされ得る何らかの追加情報を自動的に識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して生成されたプロジェクトおよび/またはタスクとメンバー210に対応する情報とを処理し得る。たとえば、タスク推奨システム206は、プロジェクトおよび/またはタスクを定義するためにメンバー210の必要とされ得る何らかの追加情報を識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として生成されたプロジェクトまたはタスクと、メンバー210に対応する情報と、他の同様の状況にあるメンバーのために実施されたプロジェクトおよび/またはタスクに対応する履歴データとを使用し得る。追加のメンバー入力がプロジェクトまたはタスクのために必要とされるとタスク推奨システム206が決定する場合、タスク推奨システム206は、プロジェクトまたはタスクに関してメンバー210に提示され得る質問のための推奨を代理204に与え得る。
図1に関して上記で説明された「新居への引っ越し」プロジェクト224の例に戻ると、プロジェクトのためにメンバーの自宅の1つまたは複数のパラメータ(たとえば、面積、部屋の数など)を理解することが重要であるとタスク推奨システム206が決定する場合、タスク推奨システム206は、これらの1つまたは複数のパラメータを与えるようにメンバー210を促すために代理204に推奨を与え得る。代理204は、タスク推奨システム206によって与えられた推奨を検討し、通信セッション216を介して、追加のプロジェクトパラメータを与えるようにメンバー210を促し得る。このプロセスは、特定のプロジェクトまたはタスクを定義するためにメンバー210に与えられるプロンプトの数を低減し、それによって、メンバー210に対する認知的負荷を低減し得る。いくつかの例では、プロジェクトまたはタスクに関してメンバー210に提示され得る質問のための推奨を代理に与えるのではなく、タスク推奨システム206は、通信セッション216を介してメンバー210にこれらの質問を自動的に提示することができる。たとえば、メンバーの自宅の面積に関係する質問がプロジェクト224のために必要とされるとタスク推奨システム206が決定する場合、タスク推奨システム206は、通信セッション216を介して、メンバーの自宅の面積を与えるようにメンバー210を自動的に促し得る。
【0075】
[0094]いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、メンバーの選好に基づいてプロジェクトまたはタスクに関してメンバー210に提示され得る質問のための推奨を代理204にさらに与えることができる。たとえば、メンバー210が予算にこだわることが知られており、代理204および/またはタスク推奨システム206が、タスクまたはプロジェクトのためのいかなる予算または予算制限も定義していなかった場合、タスク推奨システム206は、プロジェクトまたはタスクの完了のためのメンバーの予算に関して照会するために通信セッション216を介してメンバー210と通信するように代理204を促し得る。いくつかの実施形態では、タスク推奨システム206は、何の質問がメンバー210に与えられ得るのかを決定するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用することができる。たとえば、タスク推奨システム206は、新しいプロジェクトまたはタスクのパラメータをさらに定義するためにメンバーの選好を決定し、これらの選好に基づいてメンバー210に与えられ得る質問を識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として新しいプロジェクトまたはタスクのために定義されるパラメータと、メンバーのプロファイルと、メンバー210のために前に実施されたプロジェクトおよび/またはタスクに対応する履歴データとを使用し得る。
【0076】
[0095]いくつかの実施形態では、代理204が、メンバー210からおよび/またはタスク推奨システム206を通して必要なタスクおよび/またはプロジェクト関連の情報(たとえば、同様の状況にあるメンバーのために実施されたタスクの評価を介して得られたタスクパラメータなど)を取得すると、代理は、プロジェクトおよび/またはタスクの解決に関する1つまたは複数の提案を生成するためにタスク容易化サービス202のタスク調整システム208を利用することができる。タスク調整システム208は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク容易化サービス202のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。いくつかの例では、代理204は、上記で説明されたように、代理204およびタスク推奨システム206によって識別される1つまたは複数のパラメータに従ってメンバー210のためのプロジェクトおよび/またはタスクの実施のために使用され得る1つまたは複数のサードパーティサービス214および/またはリソース(たとえば、小売業者、レストラン、ウェブサイト、ブランド、商品のタイプ、特定の商品など)を識別するためにタスク調整システム208によって維持されたリソースライブラリを利用し得る。提案は、プロジェクトおよび/またはタスクの完了のための時間枠、プロジェクトおよび/またはタスクの完了のために関与されることになる任意のサードパーティサービス214(もしあれば)の識別情報、プロジェクトおよび/またはタスクの完了のための予算推定、プロジェクトおよび/またはタスクの完了のために使用されるべきリソースまたはリソースのタイプなどを指定し得る。代理204は、プロジェクトおよび/またはタスクの完了のために提案を進めるかまたは代替提案を与えるのいずれかを行うためにメンバー210からの応答を要請するために通信セッション216を介してメンバー210に提案を提示し得る。
【0077】
[0096]メンバー210が特定のプロジェクトまたはタスクのための特定の提案オプションを選択すると、新しいプロジェクトと任意の対応するタスクとが、プロジェクトインターフェース222を介してメンバー210に提示され、それを通して、メンバー210は、表明された問題に対応するプロジェクト224と特定のプロジェクト224のための提案からの選択された提案オプションに対応するタスク226とを検討することができる。プロジェクトインターフェース222を通して、メンバー210は、メンバー210のために実施されることになるプロジェクト224の記述ならびにプロジェクト224を完了するために実施されることになる対応するタスク226に関する詳細を検討し得る。たとえば、
図2に示されているように、代理204またはタスク推奨システム206は、メンバーの新居への今度の引っ越しに関係する新しいプロジェクト224とプロジェクト224に対応する1つまたは複数のタスク226とを提示するためにプロジェクトインターフェース222を更新し得る。プロジェクトインターフェース222を介して提示されたタスク226の数とこれらのタスク226およびプロジェクト224自体のために与えられた詳細とは、メンバーのプロファイル中に指定されているメンバーの選好または属性に基づいて決定され得る。たとえば、与えられる詳細の量と提示されるタスク226の数とは、メンバーの認知的負荷(たとえば、情報の提示がメンバー210にストレスを追加せず、それによって、メンバーの認知的負荷を維持する)を考慮しながらメンバー210がプロジェクト224および対応するタスク226に関して適切に通知されるように決定され得る。各態様について、デバイス212または別のメンバーデバイスを介したメンバー210間の通信は、人間と自動代理との間で行うことができ、タスクの進行および完了を容易化するために、自動および非自動の両方の分析および応答が様々なポイントで行われる。
【0078】
[0097]代理204が、
図1に関して説明されたサードパーティサービスなどの1つまたは複数のサードパーティサービス214と協調することができる場合(たとえば、プロジェクトまたはタスクの実施の時間をスケジュールするための動作などのプロジェクトまたはタスクの実施のために、プロジェクトまたはタスクの実施の価格に同意するなど)、代理204は、プロジェクト224および任意の関連するタスク226がいつ完了すると予想されるかと、プロジェクト224および関連するタスク226の完了のための推定コストとを示すために、プロジェクトインターフェース222を更新し得る。あるプロジェクトインターフェース222の更新はまた、タスクのためのマイルストーンの通知、完了更新(たとえば、パーセンテージ完了更新、次のステップタイミング更新など)などの自動チャットインターフェース216の更新をトリガすることができる。追加の情報または決定情報(たとえば、タスク完了に影響を及ぼし得る代替決定に関連付けられる)がタスク進行のためにメンバー210から必要とされるという、メンバー210へのリマインダなどの計画インターフェース222のいくつかの態様。
【0079】
[0098]いくつかの実施形態では、タスクが代理204によって実施されることになる場合、タスク調整システム208は、代理204によるプロジェクトまたはタスクの実施を監視することができる。タスクまたは対応するプロジェクトが完了すると、メンバー210は、プロジェクトまたはタスクの完了に関するフィードバックを与えるように促され得る。メンバー210によって与えられた応答を使用して、タスク容易化サービス202は、プロジェクトおよびタスクのより良い識別、提案および対応する提案オプションの作成、メンバー210および他の同様の状況にあるメンバーのためのプロジェクトおよびタスクの完了のためのサードパーティサービス214の識別、メンバー210のためのプロジェクトまたはタスクの実施のために代理204に与えられ得るリソースの識別などを与えるためにタスク推奨システム206とタスク調整システム208とによって利用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をトレーニングするか、あるいは別の様式で更新し得る。
【0080】
[0099]
図3は、いくつかの例による、例示的なチャットフローインターフェース300を示す。チャットフローインターフェース300は、たとえば、タスク容易化サービス102または202との対話の一部としてメンバーに提示されるデバイス120または212上に提示され得る。インターフェース300は、代理との新しいタスクを開始するためのチャットインターフェースと、特定のタスクを開始するためのテンプレート要素と、カスタマイズされた通信のためのテキストインターフェースとを示す。インターフェース300は、新しいタスクのためのオンボーディング動作の一部、またはオンボーディングされたメンバーのための既存のタスクをチェックする前に待ち受け位置として使用されるインターフェースであり得る。テンプレート要素は、新しいタスクを編成するためのチャットフローの一部として、特別に設計された情報収集代理またはインターフェースを有する追加のチャットフローインターフェースを起動することができ、または既存のタスクのための追加のインターフェースにつながることができる。たとえば、誕生日パーティテンプレートインターフェースに関連する選択および対応する通信は、タスク容易化サービス202によって受信され得、これは、誕生日に関する情報を収集するために自動代理からの通信で応答し、メンバーが誕生日について生成するタスクである。自動代理は、メンバーがパーティをホスティングしているか、もしくは別の人によってホスティングされているパーティに出席しているか、パーティに関連する詳細、および、タスク、サブタスク、最終期限、他の出席者との通信、またはパーティ関連のタスクの一部となる他の項目を決定することができる。テンプレートの選択はまた、タスクのためのタスク固有のチャットインターフェース、または誕生日パーティのタスクに関連するリアルタイムチャットフローにおける通信を示すために一般的なリアルタイムチャットインターフェースにおいて使用され得るタスクフラグを生成することができる。
【0081】
[0100]別の例では、自宅保守インターフェーステンプレートは、前のタスクからのリマインダに関連付けられ得る。たとえば、完了された自宅保守タスクは、将来の関係する保守タスクについてのリマインダで終了することができる。リマインダタスクのためのテンプレートは、前のタスクに関連するリマインダ最終期限の近くまたはリマインダ最終期限に、インターフェース300に表示され得る。
【0082】
[0101]説明インターフェースまたはテキスト入力インターフェースは、インターフェース300に提示されるテンプレートに十分には関係していない対話の一般的な開始またはカスタマイズされた開始のためのインターフェース300の一部であり得る。新しい説明インターフェースは、メンバーからテキストまたは音声入力を受信し、新しいタスクを開始し、または、進行中のタスクのステータスをチェックするために使用され得る。新しい説明インターフェースは、いくつかの態様では、新しい説明インターフェースからアクセス可能な以前のリアルタイムチャットフローインターフェースとともに、チャット転送ホームインターフェースの一部であり得る。いくつかの態様では、誕生日パーティテンプレートは、情報を検索し、次いで、誕生日パーティを計画するのを助けるために、人間代理と非人間代理との間のリアルタイムチャットフローインターフェースにおいて自動メッセージングと非自動メッセージングの両方を開始することができる。メッセージの詳細は、チャットフローの一部とすることができ、このチャットフローは、ホームページから新しい説明インターフェース内のパーティ計画の詳細を検討するために、メッセージを入力することによってアクセスされ得る。
【0083】
[0102]いくつかの態様では、インターフェース300は、人間代理が自動代理または自動アシスタントによってサポートされるとき、人間代理「Miya」、自動化されたNLPベースの代理、またはハイブリッド代理などの、メンバーに割り当てられた代理と対話するためのデフォルト構造を有する。いくつかの態様では、代理は、特定のメンバーに提示されたテンプレートおよびテンプレートカテゴリを修正または更新することができる。たとえば、自動代理は、メンバーのカレンダにアクセスし、家族の誕生日が現在時間からの目標またはしきい値時間であるとき、誕生日パーティテンプレートを追加することができる。同様に、自宅保守テンプレートは、記念日またはリマインダ時間に自動的に提示され得る。そのような選択はまた、いくつかの態様では、メンバーとのチャットメッセージングに基づいて、または、メンバーカレンダ、代理ノート、人間代理に提示される選択可能なオプションを有するデータの機械学習分析、もしくは他のそのようなオプションを含む、異なるソースからアグリゲートされたメンバーデータの検討に基づいて、人間代理によって手動で行われ得る。同様に、テンプレートカテゴリ、ホームページカスタマイゼーション、および他のそのようなチャットフローインターフェース300の要素は、異なる実装形態におけるシステム情報に基づいて、自動的に、または代理によって手動で管理され得る。
【0084】
[0103]
図4は、本明細書で説明される実装形態のいくつかの態様において使用され得る例示的なインターフェース400を示す。インターフェース400は、いくつかの態様では、インターフェース300における新しい説明のためのテキスト入力要素の選択時に提示されるインターフェースであり得る。インターフェース400は、(たとえば、タッチスクリーンを介して)データを入力するためのテキストキーボードインターフェースと、追加のインターフェース要素との両方を含む。インターフェース400は、緊急要求ボタンを含み、緊急要求ボタンは、人間代理と対話するための、または、緊急要求のためにカスタマイズされたデータ収集自動代理を開始するための、および、緊急要求のための優先通信がメンバーによって間もなく与えられることをタスク容易化サービス202に警告するための優先要求に関連付けられ得る。インターフェース400はまた、提案されたテンプレートの別個のセットを含む。いくつかの態様では、これらは、インターフェース300からの同じ提案されたテンプレートであり得るか、または、提案、直近のもしくは最も繰り返された要求、もしくは任意の他のそのような優先度の混合であり得る。たとえば、メンバーが夕食予約支援を定期的に要求する場合、夕食予約を行うことに関連するテンプレートが、キーボードインターフェースとともに提示され得る。いくつかの態様では、機械学習システムは、インターフェース300および400において提示する最も有用なインターフェース要素またはテンプレートを予測するために、個々のメンバーと他のメンバーの両方についてメンバー選択を分析することができる。インターフェース要素の選択は、そのような要素の選択を更新するためのフィードバックデータとして使用され得る。いくつかの態様では、フィードバックシステムは、タスク容易化サービス202の自動代理の一部として統合され得、これは、メンバーのデバイスのチャットフローインターフェース400におけるそのようなテンプレートの提示を自動的に選択および更新し、メンバーのテンプレートの選好に関する情報を要求するためにメンバーとのチャット通信を開始することができる。
【0085】
[0104]
図5は、いくつかの態様による、チャットフローインターフェース500の態様を示す。インターフェース500は、誕生日パーティ計画テンプレートの選択に関連するカスタマイズされたチャットフローを示す。図示のように、インターフェース500は、
図3または
図4のチャットフローインターフェース300または400におけるテンプレート要素選択から開始され得る。次いで、インターフェース500は、情報についての要求と、チャットフロー内の情報収集要素の提示とによって、チャットフローインターフェースを開始することができる。チャットフローインターフェース500内の例示的な情報収集要素は、部品計画が関連付けられ得るメンバーに関連する個人の横スクロール可能なリストを与える。いくつかの態様では、機械学習アルゴリズムは、連絡先がパーティ招待客である可能性に基づいてメンバーの連絡先を分類およびソートするために、誕生日、メンバー連絡先のパーティ祝いに関連する履歴データ、または他のそのような情報を分析することができ、最も可能性の高い連絡先がリストの最初に表示される。チャットフロー要素は、パーティ招待客の選択、または後でパーティ招待客を識別するオプションを可能にする。パーティ招待客が識別された場合、パーティ招待客に関する利用可能な情報は、パーティ計画のためのサブタスクを提案する際に使用され得る。情報は、メンバーから、またはメンバーの連絡先との代理の対話から収集された人口統計情報または選好情報を含むことができる。いくつかの実装形態では、メンバーのタスクの一部として、代理は、メンバーの連絡先と対話することができ、メンバーの連絡先に関する情報(たとえば、子供の年齢、選好、食物アレルギーなど)を収集することができる。次いで、そのような情報は、タスク容易化サービス202によって記憶され、連絡先がタスクに関連付けられるときに使用され得る。たとえば、メンバーの子供についての以前のタスクは、タスク容易化サービス202が、緑色および特定の有名人および好きな架空のキャラクターについての選好を示す情報を記憶することをもたらすことができる。その子供をパーティターゲットとして識別することは、この情報を使用するシステムが、パーティテーマ、ゲーム、音楽、ギフト推奨、またはパーティに関連する他のそのような情報を提案することをもたらすことができる。
【0086】
[0105]
図6~
図11は、タスク容易化サービス102または202を統合するシステムなどの、本明細書で説明されるシステムとともに使用され得るチャットフローインターフェースの追加の態様を示す。
図6は、活動によってソートされたメッセージを有するソート可能なチャットフローと、チャットフローの上部にある複数のタスクに関連する代理メッセージとを含むチャットフローインターフェース600を示す。インターフェース600の例では、チャットフロー内のメッセージは、活動によってソートされ、グループ化される。チャットフローにおけるメッセージのための他のソートオプションは、時系列メッセージによるソート、タスク優先度によるソート、直近のサブタスク完了時間によるソート、または他のそのようなソートオプションを含む。インターフェース600の例では、AIまたは機械学習アルゴリズムによって選択されたメッセージについての特別なグループ化が、ディスプレイの下部の提案されたインターフェースエリアに提示され得る。
【0087】
[0106]いくつかの態様では、フィルタ処理をサポートするために、タスクおよびサブタスクは、システム識別子をタグ付けされ得る。ユーザがメッセージを代理に送ったとき、メッセージを1つまたは複数のシステムタスクに自動的に関連付けるために、NLPが使用され得、次いで、すべての関連のタスクの識別子を用いて、メッセージがフラグ付けされ得る。いくつかの例では、メッセージまたはメッセージグループは、複数のタスクに関連付けられ得、複数のタグに関連付けられ得る。同様に、いくつかの例では、個々のメッセージは、タスクに関係していないことがあるが、相伴うメッセージのグループの一部であり得る。サービス102、202は、グループの一部として別々のメッセージを識別し、識別子の共有セットでメッセージにフラグ付けするか、またはメッセージのグループを単一のメッセージとして扱うかのいずれかを行うことができる。次いで、ソート、フィルタ処理、リマインダ、および他のそのようなメッセージ提示は、システム識別子に基づくことができる。いくつかの実装形態では、ユーザは、メッセージが誤って分類されている、または誤ったタスクに関連付けられているように見えることを示すフィードバックを与えることができる。いくつかのそのようなシステムでは、この情報は、メッセージタグを調整するために使用されることと、自動割当てプロセスを動的に更新するためにメッセージを自動的に特徴づけるかまたはメッセージに識別子を割り当てるNLP機械学習アルゴリズムへのフィードバックとして与えられることとの両方が可能である。
【0088】
[0107]機械学習アルゴリズムは、既存のタスク識別子を用いてメッセージにフラグ付けすることに加えて、タスクが存在しない場合にNLP処理に基づいてタスクを自動的に提案するように動作することもできる。同様に、タスクが存在するが、タスクに関連付けられていると識別されたメッセージのNLPが、存在しない適切なサブタスクを示す場合、機械学習アルゴリズムは、既存のタスクのidをメッセージにフラグ付けし、メッセージ詳細の分析に基づいて新しいサブタスクを推奨することができる。さらに、リアルタイムチャットフローからの複数のメッセージの機械学習分析は、個々のメッセージからは明らかでないタスク提案またはサブタスク更新を識別し得る。いくつかの態様では、システムは、アラート、新しいタスク提案、既存のタスクのための新しいサブタスク、または人間代理のための他のそのようなメンバー通信もしくは支援を提案するために、リアルタイムチャットメッセージを周期的または連続的に分析することができる。
【0089】
[0108]いくつかのそのような機械学習分析は、サービス102、202を実装するサーバによって実施され得る。他のそのような分析は、メンバーのデバイス120または212上で動作するウィジェットまたはアルゴリズムであり得る。そのようなウィジェットは、メンバー固有の詳細またはフラグをターゲットにするように設計されたカスタマイズされたアルゴリズムであり得る。いくつかの態様では、これは、メンバーのデバイス120、212から情報を収集することと、リアルタイムチャットフロー中のキーワードまたはトリガを追跡することとを伴うことができる。たとえば、タスクトピックに関するミーティングがカレンダにある場合、そのようなウィジェットは、ミーティングのためのデータを自動的に与えるために、タスクidでタグ付けされたチャットフローメッセージをカレンダメッセージにリンクすることができる。
【0090】
[0109]
図7は、本明細書で説明される態様による実装形態の一部として、リアルタイムチャットフローインターフェースを使用して実装され得る複数のインターフェース700、710を示す。インターフェース700は、メッセージを編集するためのエリアを有するキーボードインターフェースを含み、メッセージは、次いで、チャットフローのために選択された現在のソート特性に基づいて、チャットフローインターフェースにおいて他のメッセージとともに提示され得る。インターフェース710は、タスクについて説明するテキストと、タスクの一部として生成されるサブタスクと、タスクの詳細を明確化することとを含む、新しいタスクのためにインターフェース700を使用して作成され得る詳細を示す。タスク作成要素は、選択されると、タスク詳細をタスク容易化サービス102または202に通信することができる。タスク詳細が受信されたとき、代理をタスクに割り当て、タスクに関連付けられたさらなる行為を行なうために、タスク詳細は、本明細書で説明されるシステムによって処理され得る。そのようなさらなる行為は、追加情報を要求するか、予想されるタスク実施時間を示すか、または代理割当てを確認する応答チャットフローメッセージであり得る。
【0091】
[0110]
図8は、
図7のインターフェース700またはインターフェース710からフローすることができる追加のインターフェース800を示す。インターフェース800は、タスクに関連するチャット通信を有するチャットフローインターフェースを示す。いくつかの態様では、所与のタスクについてのチャットメッセージおよび他の詳細は、所与のタスクに関連する異なるチャットフローについて異なる方法で構造化され得る。いくつかの態様では、サービス102または202の機械学習システムは、タスクのキー項目のインデックスを生成するために、メッセージおよびタスク詳細を分析することができる。インターフェース800を介して直接アクセス可能な別のインターフェースは、サブタスクおよび各サブタスクの詳細を示すことができ、第3のインターフェースは、マイルストーンアラート、リマインダ、およびメンバーと1人または複数の代理との間のメッセージを含む、タスクに関連するメッセージの時系列フローであり得る。インターフェース800は、タスクのチャットフローインターフェース内にマイルストーンアラートを含むチャットフロータスクインターフェースを示す。
【0092】
[0111]いくつかの実装形態では、タスクに関連するチャットインターフェース要素は、サービス102、202に情報を与えるための特定のフィードバック要素を含むことができる。一例では、このチャットインターフェース要素は、特にタスクのフォローアップを遅延させるための要素を含む。そのような要素は、「それについて後で話す」または「スヌーズ」表示を含むことができる。そのような選択は、タスクに関連するメッセージを、固定量のデフォルト時間の間、要素の選択を与えられた時間量の間、または無期限にチャットフローから非表示にすることができる。いくつかの態様では、スヌーズしたタスクに関連するリマインダメッセージを提供し、そのタスクがキャンセルされるべきか、インターフェースと再統合されるべきか(たとえば、他のタスクまたはタスク優先度付けのための情報とともにメッセージをリアルタイムチャットフローインターフェースに戻す)、またはさらに遅延させるべきかを確認するようにメンバーに要求するために、機械学習アルゴリズムが使用され得る。次いで、いつリマインダがメンバーに提示されるかの詳細を更新するために、そのようなリマインダメッセージへの応答を使用され得る。いくつかの点で、機械学習アルゴリズムは、一定のメンバーが、特定の時刻、特定の曜日、または特定のメンバー固有の間隔のリマインダを好むと決定することができる。そのようなアルゴリズムは、メンバーが所与の期間にしきい値数を超えるリマインダを受信しないことを好むか、またはすべてのリマインダをともに処理することを好むとさらに決定することができる。変化するフィードバックは、単一のメンバーのためのリマインダプロセスが、リマインダメッセージとのメンバー対話および選好に関するフィードバックに基づいて時間とともに変化することができるように、そのようなリマインダを動的に更新することができる。
【0093】
[0112]
図9は、いくつかの実装形態に関連する代理選択の態様を示す。上記で説明されたように、メンバーは、サービス102または202を用いてタスクを開始するために、デバイス上に提示されたインターフェースを使用することができる。次いで、サービスは、受信されたタスク詳細を様々な方法で処理することができる。いくつかの態様は、サービス102または202についての利用可能な代理を分析し、タスクについての代理を選択する。この選択は、メンバーとの代理の以前の対話、代理の専門知識、代理の利用可能性、または代理をメンバーおよび/もしくはメンバーのタスクにマッチさせるための他のそのような態様に基づくことができる。インターフェース900は、タスクのために推奨される提案された代理についての詳細を含み、インターフェース910は、メンバーとの初期タスクのために推奨される代理のためのチャットフローインターフェースである。メンバーは、推奨された代理と通信し、サブタスクもしくはタスク詳細を割り当てるかもしくは管理することができ、または、メンバーは、代替の代理を要求することができる。いくつかの態様では、任意のそのような詳細は、将来の割当てに影響を及ぼすために機械学習フィードバックシステムによって使用され得る。そのようなデータは、メンバー特性と代理特性の両方、タスクの詳細、およびメンバーと代理との間の通信の詳細を含むことができる。いくつかの態様では、AI代理は、タスクのための初期通信に直接関与することができ、機械学習アルゴリズムは、タスク対話のためのプロセスを動的に更新するために、以前の対話からのフィードバックに基づいて初期代理連絡先の選択および対話プロセスを修正することができる。
【0094】
[0113]
図10は、タスクサービス102または202によって提示されるタスク推奨のためのインターフェース1000を示す。上記のチャットフローインターフェースでは、説明される多くの態様は、メンバー開始タスクのためのものである。いくつかの実装形態では、メンバーは、複数のタスクの過程にわたって代理と対話することができ、サービスは、推奨されたタスクを生成するために、オンボーディング中およびタスク対話中に与えられるメンバーについての情報を使用することができる。インターフェース1000は、メンバーの情報の非自動代理分析に基づくことができる、または動的機械学習分析に基づくことができる、経験(たとえば、組織化タスク)についての推奨を示す。たとえば、サービスは、メンバーのカレンダからの情報と、メンバーの連絡先のカレンダとにアクセスすることができる。リアルタイムチャットフローからのチャットメッセージは、メンバーが特定の連絡先(たとえば、メンバーの娘)とより多くの時間をスケジュールしたいという表示を含むことができる。イベントを推奨するために、メンバーのカレンダ、チャットメッセージ情報、オンボーディング情報、および任意の他のそのような情報を含む利用可能なデータの機械学習分析が使用され得る。イベントの詳細は、システムによって推奨された他の同様のイベントからの履歴データ、それに加えてそれらのイベントについて受信されたフィードバック、さらに他の情報に基づくことができる。たとえば、イベント参加者のカレンダ空き時間に基づく夕食および映画の推奨は、イベント参加者をターゲットとするサードパーティサービスからの映画推奨を使用することができ、夕食またはフード推奨は、イベント参加者へのフード推奨にマッチする別個のサードパーティサービスに基づくことができる。提案されたイベントの詳細に対するさらなる修正は、サービス102、202の機械学習アルゴリズムによって実施することができ、イベント提案を検討するかまたは受け入れるときにメンバーによって手動で編集され得る。イベント提案の受け入れは、後続の通信、サブタスクの自動生成(たとえば、映画チケットの購入またはホームディスプレイのための映画へのアクセス、レストラン予約またはテイクアウト購入およびスケジューリングなど)をもたらすことができる。いくつかの態様では、メンバーは、サブタスクのための特定の詳細を与えることができ、または、オンボーディングもしくはメンバー選択によって決定されたパラメータ内の最良の利用可能なオプションを与えるように代理に委任することができる。たとえば、夕食および映画は、それぞれ午後6時および午後8時の目標時間に関連付けられ得、予約またはショータイムの利用可能性に基づいて各サブイベントについて30分まで時間を調整するオプションを有する。そのようなパラメータ外の変更は、承認、イベントキャンセル、またはさらなるタスク改良のためにメンバーに提示される後続の通信をトリガすることができる。
【0095】
[0114]
図11は、いくつかの態様では緊急として識別され得るタスクのためのチャットフローインターフェースを示す。たとえば、メンバーが蛇口漏れを有する場合、メンバーは、緊急にサービス102、202からの支援を要求することができる。漏れを修理する緊急タスクに関する経験を有する代理は、優先度ごとに割り当てられ、チャットフローインターフェース1100においてテキスト、画像、またはビデオデータを通信することができる。初期評価は、代理が、サードパーティからの現場緊急支援を推奨することを可能にすることができ、または、追加のビデオ、画像、もしくはテキスト通信を介して支援を与えることができる。いくつかの態様では、サードパーティ情報は、チャットフローインターフェースにおいてリンクされ得、代理は、代理によって与えられた情報を使用しようと試みるメンバーに基づいて、明確化するための情報をメンバーに与えることができる。緊急タスク対話からのフィードバックは、メンバーに与えられた情報、代理の実施(たとえば、自動または非自動)、現場または他のサードパーティの支援を提案するためのトリガ、メンバーからのフィードバック、または任意の他のそのようなフィードバックデータを分析するために、サービス102、202によって使用され得る。そのようなデータは、同様のタスクに関連する後続の対話を動的に変更するために使用され得る。
【0096】
[0115]
図12は、少なくとも1つの実施形態による、タスク推奨システム206が、メンバー210に提示され得る異なるプロジェクトおよび/またはタスクのための推奨を生成し、ランク付けする環境1200の例示的な例を示す。環境1200では、メンバー210および/または代理204は、メンバー210のために実施され得る新しいタスクまたはプロジェクトを生成するためにタスク推奨システム206のタスク作成サブシステム1202と対話する。タスク作成サブシステム1202は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク推奨システム206のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。
【0097】
[0116]いくつかの実施形態では、メンバー210は、メンバー210のための新しいタスクまたはプロジェクトの実施のために代理204および/または1つもしくは複数のサードパーティサービスに割り当てられ得る新しいタスクまたはプロジェクトを手動で生成するためにタスク作成サブシステム1202にアクセスすることができる。たとえば、メンバー210は、メンバーが特定の問題に関する支援を必要とすることを代理204に明示的に示し得る。例示的な例として、メンバー210は、通信セッションを介した代理204へのメッセージ中で、メンバーが新しい街への今度の引っ越しに関連する支援が欲しいことを示し得る。代理204は、このメッセージを評価し、メンバー210が問題に対処するためにプロジェクトおよび対応するタスクが生成され得る問題を定義したと決定し得る。代替的に、メンバー210は、メンバー210が支援が欲しい特定の問題に対応するプロジェクトの作成を要求するためにタスク作成サブシステム1202に直接アクセスし得る。たとえば、タスク容易化サービスは、タスク容易化サービスのアプリケーションまたはウェブポータルを介して、メンバー210がメンバーの問題に対応するプロジェクトを作成する要求を提供し得るウィジェットまたは他のユーザインターフェース要素を提供し得る。この要求に応答して、タスク作成サブシステム1202は、掲げた問題のためのプロジェクトを作成するメンバーの要求を示す通知を代理204に送信することがある。タスク作成サブシステム1202は、メンバー210によって提供された問題の説明を代理204に提供することがある。
【0098】
[0117]いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、掲げた問題に対する新しいプロジェクトおよび/またはタスクを生成するために、代理204および/またはメンバー210によって使用され得る様々なテンプレートを提供する。タスク作成サブシステム1202は、タスクデータストア1210中に、異なるプロジェクト/タスクタイプまたはカテゴリのためのプロジェクトおよびタスクテンプレートを維持し得る。各プロジェクトまたはタスクテンプレートは、プロジェクトまたはタスクを定義するための異なるデータフィールドを含み得、それによって、異なるプロジェクトまたはタスクフィールドは、定義されているプロジェクトまたはタスクのためのプロジェクト/タスクタイプまたはカテゴリに対応し得る。代理204および/またはメンバー210は、処理のためにタスク作成サブシステム1202に提出され得るプロジェクトまたはタスクを定義するためにこれらの異なるフィールドを介して対処されることになる問題に関係する情報を与え得る。
【0099】
[0118]いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、通信セッションを介してメンバー210によって指定された問題に対処するためにメンバー210のために実施され得るプロジェクトまたはタスクを識別するためにメッセージが通信セッションを介してメンバー210と代理204との間でメッセージが交換されるときにメッセージを自動的でリアルタイムに監視することができる。たとえば、タスク作成サブシステム1202は、代理204とタスク容易化サービスとが表明された問題を対処するためにメンバー210に支援を与え得る何らかのプロジェクトおよび/またはタスクを自動的に識別するためにメンバー210と代理204との間のメッセージが機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して交換されている間にこれらのメッセージを処理し得る。タスク作成サブシステム1202は、メンバー210によって表明された問題に対処するために実施され得る何らかのプロジェクトおよび/またはタスクを識別するためにメンバー210からのこれらの交換されるメッセージまたは他の通信を評価するためにNLPまたは他の人工知能を利用し得る。いくつかの例では、タスク作成サブシステム1202は、可能なプロジェクトおよびタスクを識別するためにNLPまたは他の人工知能をトレーニングするために同様の状況にあるメンバーのための前に識別されたプロジェクトおよびタスクに対応する履歴データとユーザデータストア1210からのこれらのメンバーからの対応するメッセージとを利用し得る。タスク作成サブシステム1202が、指定された問題に対処するために実施され得る1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクを識別する場合、タスク作成サブシステム1202は、代理204にこれらのプロジェクトおよび/またはタスクを提示し得、代理は、代理がこれらのプロジェクトおよび/またはタスクを識別したことと、メンバー210の指定された問題にメンバー210が対処することを代理が相応に支援することになることとを示すために通信セッションを介してメンバー210と通信し得る。
【0100】
[0119]いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、識別されたプロジェクトおよび/またはタスクごとに、代理204がプロジェクトおよび/またはタスクのための様々なパラメータを定義し得るテンプレートを与える。タスク作成サブシステム1202は、タスク作成サブシステム1202によって識別されたプロジェクトおよび/またはタスクをさらに定義するために代理204によって使用され得る様々なタスクテンプレートを与え得る。タスク作成サブシステム1202は、タスクデータストア1210中に、異なるプロジェクトおよびタスクタイプまたはカテゴリのためのタスクテンプレートを維持し得る。各タスクテンプレートは、プロジェクトまたはタスクを定義するための異なるデータフィールドを含み得、それによって、異なるタスクフィールドは、定義されているプロジェクトまたはタスクのためのプロジェクトまたはタスクタイプまたはカテゴリに対応し得る。代理204は、処理のためにタスク作成サブシステム1202に提出され得るプロジェクトまたはタスクを定義するためにこれらの異なるデータフィールドを介してプロジェクトまたはタスク情報を与え得る。
【0101】
[0120]いくつかの実施形態では、プロジェクトまたはタスクのためのテンプレート中に提示されるデータフィールドは、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して生成された決定に基づいて選択され得る。たとえば、タスク作成サブシステム1202は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として、新しいタスクまたはプロジェクトの定義のために代理204に提示されるときにどのデータフィールドがテンプレートから省略され得るのかを識別するためにユーザデータストア1208からのメンバープロファイルとタスクデータストア1210からの選択されたテンプレートとを使用することができる。たとえば、メンバー210が、代理204に保守タスクを委任することが知られており、予算の検討に無関心である場合、タスク作成サブシステム1202は、代理204に、具体的に、タスクの完了のために命令を定義し得るあらゆる予算関連のデータフィールドおよび他のデータフィールドを省略するタスクテンプレートを提示し得る。いくつかの例では、タスク作成サブシステム1202により、代理204は、テンプレートのためのデータフィールドを追加、除去、および/または修正することが可能になり得る。たとえば、タスク作成サブシステム1202が、メンバープロファイルの評価に基づいてタスクのための予算に対応するデータフィールドを除去する場合、代理204は、代理204がメンバー210についての代理の知識に基づいてタスクのための予算を定義することを可能にするためにテンプレートにデータフィールドを追加させることを要求し得る。タスク作成サブシステム1202は、いくつかの例では、代理204が新しいプロジェクトまたはタスクを定義するためにテンプレートにいかなる修正も行う必要なしに代理204にテンプレートを与える可能性を改善するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を再トレーニングするためにテンプレートへのこの変更を利用し得る。
【0102】
[0121]いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、通信セッションを介して交換されたメンバーのメッセージから識別された新しいプロジェクトまたはタスクのパラメータに基づいてテンプレート中に提示されるデータフィールドを自動的にポピュレートすることができる。たとえば、タスク作成サブシステム1202は、新しいプロジェクトまたはタスクのための様々なパラメータを識別するためにメンバー210からのメッセージまたは他の通信を評価するためにNLPまたは他の人工知能を使用し得る。例示的な例として、メンバー210が、代理204にメッセージ中で、メンバーが識別された問題に対処するために500ドルを超えて多く費やしたくないと述べる場合、タスク作成サブシステム1202は、NLPまたは他の人工知能を使用して、新しいプロジェクトまたはタスクのための予算キャップが500ドルであると決定し、プロジェクトまたはタスクのための対応するデータフィールドにこの値を入力し得る。これは、新しいプロジェクトまたはタスクのための必要とされる情報を与える代理204の負担を低減し得る。
【0103】
[0122]いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、メンバー210によって与えられた画像またはビデオ記録を処理し、完了のためにメンバー210に推奨され得る潜在的なプロジェクトおよび/またはタスクを識別するために、コンピュータビジョンまたは他の人工知能を利用することができる。たとえば、代理204は、メンバー210のために完了され得る潜在的なプロジェクトおよび/またはタスクを識別するために、メンバーの自宅のウォークスルー中に画像またはビデオを記録するようにメンバー210を促し得る。これらの画像またはビデオは、メンバーの自宅内の問題を検出し、これらの問題に対処するために行われ得る、考えられるプロジェクトおよび/またはタスクを識別するために、タスク作成サブシステム1202によってリアルタイムに処理され得る。加えて、デジタル画像またはビデオは、特定の問題に関係し得るが、タスク作成サブシステム1202は、プロジェクトおよび/またはタスクが推奨され得る、追加および/または代替の問題を識別するために、デジタル画像またはビデオをさらに処理し得る。したがって、タスク作成サブシステム1202は、コンピュータビジョンまたは他の人工知能を使用して、メンバー210が認識していないことがある考えられる問題を検出し得る。
【0104】
[0123]いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、代理204に、メンバーの選好に基づいてプロジェクトまたはタスクに関してメンバー210に提示され得る質問のための推奨をさらに与えることができる。たとえば、代理204は、新しいタスクまたはプロジェクトのためのいかなる予算または予算制限も定義しておらず、タスク作成サブシステム1202は、メンバー210が予算にこだわると決定する場合、タスク作成サブシステム1202は、プロジェクトまたはタスクの完了のためにメンバーの予算に関して照会するために通信セッションを介してメンバー210と通信するように代理204を促し得る。いくつかの実施形態では、タスク作成サブシステム1202は、何の質問がメンバー210に与えられ得るのかを決定するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用することができる。たとえば、タスク作成サブシステム1202は、新しいプロジェクトまたはタスクのパラメータをさらに定義するためにメンバーの選好を決定し、これらの選好に基づいてメンバー210に与えられ得る質問を識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として新しいプロジェクトまたはタスクのために定義されるパラメータと、メンバーのプロファイルと、メンバー210のために前に実施されたプロジェクトおよび/またはタスクに対応する履歴データとを使用し得る。
【0105】
[0124]タスク推奨システム206は、タスクランク付けサブシステム1204をさらに含み得、これは、メンバー210、代理204、または他のサードパーティサービスによる完了のためにメンバー210に推奨され得るプロジェクトおよび/またはタスクを含むメンバー210に関連するタスクおよび/またはプロジェクトをランク付けするように構成され得る。タスクランク付けサブシステム1204は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク推奨システム206のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。いくつかの実施形態では、タスクランク付けサブシステム1204は、メンバー210が、実施およびサードパーティサービスとの調整のための代理204への委任のためのプロジェクトまたはタスクを選択する可能性に基づいてメンバーのプロジェクトおよび/またはタスクをランク付けすることができる。代替的に、タスクランク付けサブシステム1204は、各プロジェクトまたはタスクの完了のための緊急度のレベルに基づいてメンバーのプロジェクトおよび/またはタスクをランク付けし得る。緊急度のレベルは、ユーザデータストア1208からのメンバー特性(たとえば、いくつかのプロジェクト/タスクまたはプロジェクト/タスクのカテゴリのメンバーの自身の優先度付けに対応するデータ)および/またはプロジェクトまたはタスクが実施されない場合のメンバー210への潜在的なリスクに基づいて決定され得る。
【0106】
[0125]いくつかの実施形態では、タスクランク付けサブシステム1204は、タスク選択サブシステム1206にメンバー210に推奨され得るプロジェクト/タスクのランク済みリストを与える。タスク選択サブシステム1206は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク推奨システム206のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。タスク選択サブシステム1206は、プロジェクトおよび/またはタスクのランク済みリストから、どのプロジェクトおよび/またはタスクが代理204によってメンバー210に推奨され得るのかを選択するように構成され得る。たとえば、タスク容易化サービスによって与えられたアプリケーションまたはウェブポータルが、メンバー210に、プロジェクトおよび/またはタスクのランク済みリストから限られた数のタスクおよび/またはプロジェクト推奨を提示するように構成される場合、タスク選択サブシステム1206は、どのプロジェクトおよび/またはタスク推奨がメンバー210に提示されなければならないのかを決定するためにランク済みリストとユーザデータストア1208からのメンバーのプロファイルとを処理し得る。いくつかの例では、タスク選択サブシステム1206によって行われる選択は、リスト中のプロジェクトおよび/またはタスクのセットのランキングに対応し得る。代替的に、タスク選択サブシステム1206は、どのプロジェクトおよび/またはタスクがメンバー210に推奨され得るのかを決定するためにランク済みリストならびにメンバーのプロファイルおよびメンバーの既存のプロジェクトおよびタスク(たとえば、進行中のプロジェクトおよびタスク、メンバー210によって受け入れられたプロジェクトおよびタスクなど)を処理し得る。たとえば、ランク済みリストが雨樋の清掃に対応するタスクを含むが、メンバー210が最近の嵐により雨樋の修理に対応する進行中のタスクをすでに有する場合、これは、雨樋の修理と併せて実施され得るので、タスク選択サブシステム1206は、雨樋の清掃に対応するタスクの選択を控え得る。したがって、タスク選択サブシステム1206は、メンバー210への提示のためにプロジェクトおよび/またはタスクのランク済みリストをさらに改良するために別のレイヤを与え得る。
【0107】
[0126]タスク選択サブシステム1206は、代理204に、メンバー210に推奨され得るプロジェクトおよび/またはタスクの新しいリストを与え得る。代理204は、(
図2に本明細書で示されているように)どのプロジェクトおよび/またはタスクがタスク容易化サービスによって与えられたプロジェクトインターフェースを介してメンバー210に提示され得るのかを決定するためにプロジェクトおよび/またはタスクのこの新しいリストを検討し得る。たとえば、代理204は、タスク選択サブシステム1206によって推奨されるプロジェクトおよび/またはタスクのセットを検討し、通信セッションおよび/またはプロジェクトインターフェースを介してメンバー210への提示のために、これらのプロジェクトおよび/またはタスクのうちの1つまたは複数を選択し得る。いくつかの例では、1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクは、タスクランク付けサブシステム1204によって生成され、タスク選択サブシステム1206によって改良されたランキングに従ってメンバー210に提示され得る。代替的に、1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクは、プロジェクトおよび/またはタスクの優先度付けのためのメンバー自体の選好についての代理の理解に従って提示され得る。プロジェクトインターフェースを通して、メンバー210は、代理204またはサードパーティサービスの支援を受けて実施され得る1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクを選択し得る。メンバー210は、代替的に、メンバー210が個人的に実施したいあるいは別の様式でメンバー210が実施されたくない任意の提示されたプロジェクトおよび/またはタスクを却下することができる。
【0108】
[0127]いくつかの実施形態では、タスク選択サブシステム1206は、実施のための代理204またはサードパーティサービスへの委任のためのプロジェクトおよび/またはタスクのメンバー選択に関するデータを収集するために、メンバー210と代理204との間の通信セッションと、プロジェクトおよび/またはタスクが提示されるプロジェクトインターフェースとのメンバー210の対話とを監視する。たとえば、タスク選択サブシステム1206は、各プロジェクトおよび/またはタスクに対応する極性または感情を決定するために通信セッションを介して代理204によってメンバー210に提示されるプロジェクトおよび/またはタスクに対応するメッセージを処理し得る。たとえば、メンバー210が、代理204へのメッセージ中で、車両保守に対応するあらゆるタスクまたはプロジェクト推奨を受信しないことを選好することを示す場合、タスク選択サブシステム1206は、否定極性または感情を車両保守に対応するプロジェクトおよびタスクのものとし得る。代替的に、メンバー210が、代理204への委任のために雨樋の清掃に関係するタスクまたはプロジェクトを選択するおよび/または代理204へのメッセージ中でこのタスクまたはプロジェクトの推奨がよいアイデアであったことを示す場合、タスク選択サブシステム1206は、肯定極性または感情をこのタスクまたはプロジェクトのものとし得る。いくつかの実施形態では、タスク選択サブシステム1206は、タスク容易化サービスのメンバー210および他の同様の状況にあるメンバーに提示され得るプロジェクトおよび/またはタスク推奨を生成するためにタスクランク付けサブシステム1204によって利用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングまたは補強するためにメンバー210に推奨されるタスクおよび/またはプロジェクトへのこれらの応答を使用することができる。さらに、タスク選択サブシステム1206は、代理204によって推奨されたプロジェクトおよび/またはタスクからの、プロジェクトおよび/またはタスクのメンバーの選択、および/または代理204によって推奨されるプロジェクトおよび/またはタスクに関する感情に基づいてメンバーの選好および知られている行動特性を更新するためにメンバーのプロファイルまたはモデルを更新し得る。
【0109】
[0128]いくつかの実装形態では、タスク選択サブシステム1206は、リアルタイムチャットフローを処理し、提案またはタスク選択サブシステム1206からの新しいタスクに対して既存の(たとえば、承認された)タスクのタスクランキングのバランスをとるために、タスク管理サブシステム1207とともに動作することができる。いくつかのそのような実装形態では、(たとえば、
図16、
図17などにおいて以下で説明される)チャットフロー処理システムは、メンバー(たとえば、クライアント)と代理との間のリアルタイムメッセージおよびメッセージ履歴を分析することができ、メッセージに1つまたは複数のタスクタグをタグ付けするためにメッセージを処理することができる。システムは、新しいタスクの提案のためのタスク選択サブシステム1206による分析と、既存の承認されたタスクを管理することに関与するタスク管理サブシステム1207による分析との両方のための情報を与えることができる。いずれの場合も、サブシステムには、メッセージにマッチする既存のタスクまたは提案されたタスクを識別するメッセージデータに関連するメタデータを与えられ得る。
【0110】
[0129]
図13は、少なくとも1つの実施形態による、新しいプロジェクトおよびタスクの識別および作成を支援するために、様々なアルゴリズム(たとえば、選択アルゴリズムと機械学習アルゴリズムまたは人工知能システムとを含むことができる)が実装される、環境1300の例示的な例を示す。上記のように、このようなシステムは、既存のまたは提案されたタスクタグでメッセージにタグ付けするために、メッセージまたはチャットフロー処理を使用することができる。タスクタグでタグ付けされたメッセージは、次いで、フィルタ処理されたチャットフロー内での提示、メッセージタグに基づく新しいタスクの提案、メッセージタグおよびメッセージコンテンツに基づく新しいサブタスクの提案、タグ付けの改善、タスク作成、もしくは他のそのようなアルゴリズム、またはタグ付けされたメッセージの任意の他のそのようなシステム使用などの、システムによって様々な方法で使用され得る。
【0111】
[0130]環境1300では、タスク作成サブシステム1302Aは、メッセージ処理モジュール1302Bおよびタスク作成学習モジュール1302Cを含む、タスク作成において使用される情報を収集するための様々なシステムを含むことができる。タスク作成サブシステム1302Aのメッセージ処理モジュール1302Bは、メンバー210のために実施され得る任意の新しいタスクまたはプロジェクトを識別するために、メンバー210(たとえば、メンバーデバイス)と、割り当てられた代理204(たとえば、代理デバイス)との間のメッセージ218、220を、これらのメッセージ218、220が通信セッション216を介して交換される間に、自動的にリアルタイムで処理することができる。そのような分析の一部として、メッセージ処理モジュール1302Bは、以下でさらに詳細に説明されるように、タスクタグでメッセージにタグ付けするためにリアルタイムチャットフロー処理を実装することができる。様々な実装形態おける、本明細書で説明されるように、メッセージタグ付けを改善するため、またタスク容易化のためのアルゴリズムまたは機械学習システムを改善するためのフィードバックを与えるために環境1300と対話する、代理、クライアント、サードパーティ、および任意のエンティティからのフィードバック。
【0112】
[0131](たとえば、メッセージ処理モジュール1302Bまたはタスク作成サブシステム1302Aの任意の態様による)そのようなリアルタイムチャットフロー分析は、メッセージメタデータ(たとえば、メッセージメタデータ1318)の一部としてタスクタグをメッセージに関連付ける際に使用され得る。メッセージメタデータは、ユーザデータ1208とともに、チャットフローに参加している各デバイス上のローカルストレージ内、環境の集中型データベース内、またはその両方に記憶され得、メタデータ1318は、(たとえば、メッセージ処理モジュール1302Bのタグ付けアルゴリズム、機械学習アルゴリズム、または任意の他のそのようなアルゴリズムによる)作成の後に記憶ロケーションに伝搬される。タスク作成機械学習モジュール1302Cは、上記で説明されたように、コンピュータシステムを使用して、またはタスク作成サブシステム1302Aのためのタスク推奨システム206のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。したがって、タスク作成機械学習モジュール1302Cは、タスク作成サブシステム1302Aの構成要素または他の機能として働き得る。他の実装形態では、そのようなモジュールは、新しいタスクを自動的に生成し、既存のタスクを管理するために、タスク容易化サービスの一部としてメッセージの自動化されたタスクタグ付けを与えるために、組み合わされるか、または異なるモジュールに分離され得る。
【0113】
[0132]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、通信セッション216を介して交換されるメッセージ218、220に基づいて1つまたは複数の可能なプロジェクトおよび/またはタスクを検出し、これらのプロジェクトおよび/またはタスクをさらに自動的に生成するために1つまたは複数の機械学習アルゴリズムまたは人工知能を実装する。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、メンバー210によって表明された問題に対処するために実施され得るあらゆるプロジェクトおよび/またはタスクを識別するためにこれらの交換されるメッセージ218、220を評価するためにNLPまたは他の人工知能を利用し得る。たとえば、
図13に示されているように、メンバー210は、代理204へのメッセージ218中で、メンバーが新しい都市への今度の引っ越しに関する支援を必要とすることを示している。タスク作成機械学習モジュール1302Cは、(たとえば、NLP、タグ付けアルゴリズム、または他の人工知能を使用して)メッセージ処理モジュール1302Bを使用することができ、このメッセージ218をリアルタイムに処理し得る。処理は、メンバーに関連する既存のタスクを識別し、メッセージ218のデータにマッチするタスクがすでに存在するかどうかを決定することができる。「引っ越し」タスクまたは別のそのようなタスクがすでに存在する場合、その既存のタスクのタスクタグは、メッセージ処理モジュール1302Bからのメッセージメタデータ1318に追加され得る。そのようなタスクが存在しない場合、メッセージ処理モジュール1302Bは、提案されたタスクタグを識別し、提案されたタスクタグをメタデータ1318にアタッチすることができる。そのようなタスクタグデータは、次いで、既存のタスクを管理するか、または新しいタスクを提案する際に使用され得る。たとえば、新しいタスクが提案される場合、新しい代理が、提案された新しいタスクに関連付けられることがあり、新しい提案されたタスクに関連付けられたメンバーとのチャットフロー内のすべてのメッセージは、代理に転送され得る。同様に、タスクが存在する場合、対応するタスクタグでタグ付けされたメッセージは、既存のタスクに固有のデータに追加され得る。メッセージのタイプに応じて、代理に対して自動化された優先度が追加され得る。
【0114】
[0133]たとえば、メッセージ218が受信され、既存のタスクに関連するものとしてメッセージ処理モジュール1302Bによって処理された場合、メッセージ218のタグ付けは、既存のタスクに関連するフラストレーションまたは緊急度の感覚を識別するためにシステムによってさらに処理されることがあり、代理が警告され得る。いくつかの状況では、これは、既存のタスクに関連する1つまたは複数の既存の代理がタスクを容易化することに失敗したかどうか、または既存のタスクのステータスに混乱または誤解があるかどうかを識別することを含むことができる。いくつかのそのような実装形態では、本システムは、プロジェクト進行を遅延させているメンバータスクを自動的に識別し得、タスクリマインダをトリガすることができる。
【0115】
[0134]タグが新しいプロジェクトに関連付けられている場合、タグ付けされたメッセージは、今度の引っ越しに対応する新しいプロジェクトを識別するためだけでなく、引っ越しを完了するための時間枠または最終期限、通信セッション216を介した代理204への1つまたは複数のメッセージ中にメンバー210によって定義された何らかの予算上の制約、ならびに新しいプロジェクトおよび任意の対応するタスクを定義するのに有用であり得る任意の他の情報(たとえば、メンバーの自宅の面積、好適なベンダーまたは他のサードパーティサービスなど)などの、新しいプロジェクトまたはタスクのための任意の対応するパラメータを識別するために分析される共有タグを有するメッセージのグループ内に配置され得る。
【0116】
[0135]メッセージ処理モジュール1302Bは、メッセージをリアルタイムに分析し、分析された(たとえば、タグ付けされた、またはタグ付けされていない)メッセージをユーザデータ1208またはタスクデータ1210として履歴データのデータベースに配置し得る。タスク作成サブシステム1302Aは、メンバー210のために実施され得る可能なプロジェクトおよびタスクを識別するためにタスク作成機械学習モジュール1302Aによって使用されるNLPまたは他の人工知能をトレーニングするために同様の状況にあるメンバーのための前に識別されたプロジェクトおよびタスクに対応する履歴データとユーザデータストア1208からのこれらのメンバーからの対応するメッセージとを利用し得る。タスク作成機械学習モジュール1302Aは、指定された問題に対処するために実施され得る1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクを識別する場合、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、代理204にこれらのプロジェクトおよび/またはタスクを提示し得、代理は、代理がこれらのプロジェクトおよび/またはタスクを識別したことと、メンバーの指定された問題にメンバー210が対処することを代理が相応に支援することになることとを示すために通信セッション216を介してメンバー210と通信し得る。
【0117】
[0136]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、タスクデータストア1210から、メンバー210によって表明されたかまたはメッセージ218および通信セッション216を介して提出された他の通信を介して別の様式で識別された問題に対処するために代理204、メンバー210、および/または1つもしくは複数のサードパーティサービスに割り当てられ得る新しいプロジェクトおよび/またはタスクを定義するために使用され得る1つまたは複数のタスクテンプレート1304を取得する。タスクテンプレート1304は、特定のプロジェクトまたはタスクタイプに対応し得る。たとえば、メッセージが新しいタスクタグでフラグ付けされたとき、タグ付けされたメッセージは、関連付けられたタグのカスタム基準を使用して分析され得る。そのような基準は、たとえば、タスクテンプレートとともに保持され得る。各タスクテンプレート1304は、プロジェクトまたはタスクを定義するための異なるデータフィールドを含み得、それによって、異なるタスクフィールドは、定義されているプロジェクトまたはタスクのためのプロジェクトまたはタスクタイプまたはカテゴリに対応し得る。代理204は、処理のためにタスク作成サブシステム1302Aに提出され得るプロジェクトまたはタスクを定義するためにこれらの異なるデータフィールドを介してプロジェクトまたはタスク情報を与え得る。メッセージ処理モジュール1302Bが、タスクデータでタグ付けされるメッセージを識別したとき、タスク作成サブシステム1302Aは、メンバーのための新しいタスクをさらに提案または作成するためにメッセージまたはメッセージの分析を自動的に高めるための任意の基準を決定するために、テンプレートデータにアクセスすることができる。
【0118】
[0137]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、メンバー210と代理204との間で交換されるメッセージ218、220からタスク作成機械学習モジュール1302Aによって識別されるプロジェクトまたはタスクの特性に基づいて1つまたは複数のタスクテンプレート1304から特定のタスクテンプレート1306を選択し得る。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302は、いくつかの実施形態では、メンバー210のために対処されることになる識別された問題に対応するプロジェクトまたはタスクを定義するために代理204に与えられ得る特定のタスクテンプレート1306を選択するために分類またはクラスタリングアルゴリズムを使用する。分類またはクラスタリングアルゴリズムは、メンバー210と代理204との間で交換されるメッセージ218、220からタスク作成機械学習モジュール1302Aによって識別される特定のプロジェクトまたはタスクの特性に基づいて、タスク作成機械学習モジュール1302Aが、分類またはクラスタリングアルゴリズムを使用して識別されたプロジェクトまたはタスクのための適切なタスクテンプレート1306を識別し得るように、異なるプロジェクトまたはタスク特性と対応するタスクテンプレートとの間の相関を生成し得る。この分類またはクラスタリングアルゴリズムへの入力として、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、分類またはクラスタリングアルゴリズムによって与えられた出力に基づいて、新しいプロジェクトまたはタスクを作成するために使用され得る特定のタスクテンプレート1306を識別するために入力として新しいプロジェクトまたはタスクのための対応するパラメータを使用し得る。
【0119】
[0138]上記のように、プロジェクトまたはタスクのためのタスクテンプレート中に提示されるデータフィールドは、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用して生成された決定に基づいて選択され得る。タスク作成機械学習モジュール1302Aは、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として、新しいタスクまたはプロジェクトの定義のために代理204に提示されるときにどのデータフィールドがタスクテンプレート1306から省略され得るのかを識別するためにユーザデータストア1208からのメンバープロファイルと分類またはクラスタリングアルゴリズムを使用して識別されたタスクテンプレート1306とを使用し得る。たとえば、メンバー210が、代理204に保守タスクを委任することが知られており、予算の検討に無関心である場合、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、代理204に、具体的に、プロジェクトまたはタスクの完了のために命令を定義し得るあらゆる予算関連のデータフィールドおよび他のデータフィールドを省略する識別されたプロジェクトまたはタスクのためのタスクテンプレート1306を提示し得る。
【0120】
[0139]いくつかの例では、タスク作成機械学習モジュール1302Aにより、代理204は、タスクテンプレート1306のためのデータフィールドを追加、除去、および/または修正することが可能になり得る。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302Aが、メンバープロファイルの評価に基づいてプロジェクトまたはタスクのための予算に対応するデータフィールドを除去する場合、代理204は、代理204がメンバー210についての代理の知識に基づいてプロジェクトまたはタスクのための予算を定義することを可能にするためにタスクテンプレート1306にデータフィールドを追加させることを要求し得る。タスク作成機械学習モジュール1302は、いくつかの例では、代理204が新しいプロジェクトまたはタスクを定義するためにタスクテンプレート1306にいかなる修正も行う必要なしに代理204にタスクテンプレート1306を与える可能性を改善するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を再トレーニングするためにタスクテンプレート1306へのこの変更を利用し得る。
【0121】
[0140]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、特定のプロジェクト/タスクカテゴリまたはタイプに関連する特性またはパラメータに基づいてタスクテンプレートを選択するために使用される分類またはクラスタリングアルゴリズムを再トレーニングするためにタスクテンプレート1306の選択に関するフィードバックをさらに取得することができる。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302Aによって与えられた特定のタスクテンプレート1306がメンバー210によって表明されたかまたはメンバー210からの通信に基づいて別の様式で識別された特定の問題に関係しないことを代理204が示す場合、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、このタスクテンプレート1306が同様のプロジェクト/タスクカテゴリまたはタイプのために選択される可能性を減少させるために分類またはクラスタリングアルゴリズムを修正し得る。さらに、代理204がメンバー210によって表明された識別された問題のための代替タスクテンプレートを手動で選択する場合、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、アルゴリズムが同様のプロジェクトおよびタスクのためにこの特定のタスクテンプレートを選択する可能性を増加させるために分類またはクラスタリングアルゴリズムをさらに修正するためにこの選択を使用し得る。
【0122】
[0141]上記のように、タスク作成サブシステム1302Aは、通信セッション216を介して交換されるメッセージ218、220から識別される新しいプロジェクトまたはタスクのパラメータに基づいてタスクテンプレート1306中に提示されるデータフィールドを自動的にポピュレートすることができる。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302Aは、選択されたタスクテンプレート1306の1つまたは複数のデータフィールドを自動的にポピュレートするためにNLPまたは他の人工知能を使用して収集される新しいプロジェクトまたはタスクのためのパラメータを使用し得る。代理204が正確さのために自動的にポピュレートされた情報を検討するだけでよいことがあるので、これは、与えられたタスクテンプレート1306を使用して新しいプロジェクトまたはタスクを生成することに関する代理の負担を低減し得る。
【0123】
[0142]
図14は、タスクタグに関連付けるメッセージを識別するためにメンバーと代理との間で交換されるメッセージ218を処理するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能が実装される環境1400の例示的な例を示す。タスクタグは、チャットインターフェースにおけるタスクタグによるメッセージのフィルタ処理、既存のタスクのためのサブタスクまたはリマインダを生成するためのタグ付けされたメッセージの分析を用いて既存のタスクを容易化すること、代理が割り当てられたタスクに関連する新しいメッセージを代理に通知すること、またはタスク作成学習モジュール1302を使用する新しいタスクの作成など、様々な追加のシステムのために使用され得る。
【0124】
[0143]上記のように、タスク容易化サービスのメンバーと割り当てられた代理とは、メンバーによって表明された何らかの問題に対処するために通信セッション216を介してメッセージを交換し得る。たとえば、メンバーは、メンバーが特定の問題に対処するために代理からの支援を必要とすることを表明するために通信セッション216を介して1つまたは複数のメッセージ218を送信し得る。
図14に示されているように、メンバーは、メンバーが来月に行われることになる新しい都市への今度の引っ越しを計画することに関する支援を必要とすることを表明した。
【0125】
[0144]いくつかの実施形態では、
図13~
図3に関して上記で説明されたタスク作成サブシステムのタスク作成機械学習モジュール1302は、メンバーのために実施され得る1つまたは複数のプロジェクトおよび/またはタスクを識別するために通信セッション216を介して交換されるメッセージを自動的でリアルタイムに処理するためにNLPまたは他の人工知能を利用し得る。たとえば、
図14に示されているように、タスク作成機械学習モジュール1302は、メンバーのために作成され、実施され得る可能なプロジェクトまたはタスクに対応するメッセージ1408のアンカーワードまたはフレーズを識別するためにNLPまたは他の人工知能を使用してメッセージ218を処理し得る。たとえば、
図14に示されているように、タスク作成機械学習モジュール1302は、「助けが必要」「引っ越し」および「来月」というメッセージ1408のアンカーフレーズを識別した。「助けが必要」というアンカーフレーズは、新しいプロジェクトまたはタスクを作成したいというメンバーからの要求に対応し得る。「引っ越し」というアンカーフレーズは、作成されることになる新しいプロジェクトまたはタスクのタイプまたはカテゴリに対応し得る(たとえば、「への引っ越し」は、プロジェクトまたはタスクの引っ越しカテゴリに対応し得る)。そのようなフレーズは、チャットフロータグ付けシステム1420によって特定のタスクタグに関連付けられ得る。さらに、「来月」というアンカーフレーズは、新しいプロジェクトまたはタスクのための時間的制限に対応し得、それによって、「来月」は、プロジェクトまたはタスクの完了のための最終期限を示し得る。したがって、新しいプロジェクトまたはタスクの作成を要求するためにメンバーによって表明されたメッセージ218に基づいて、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトまたはタスクならびに新しいプロジェクトまたはタスクのためのプロジェクトまたはタスクテンプレートを自動的にポピュレートするために使用され得る新しいプロジェクトまたはタスクのための異なるパラメータを自動的に識別し得る。上記で説明されたNLPは、メッセージのためのタグを生成するためだけでなく、タグタイプに関連するタスクの追加の態様に関連するメタデータを作成するためにも使用され得る。たとえば、タスクテンプレートとともに上記で説明されたように、タスクタグおよび関連するテンプレートは、あらかじめ定義されたメタデータ構造を有し得る。そのようなあらかじめ定義されたメタデータ構造のデータを決定するために、「来月」などのメッセージ内の情報が使用され得る。そのような構造は、タイミング、ロケーション、サードパーティビジネス識別、予算範囲、代理に与えられる独立性または事前許可のレベル、または本明細書で説明されるサービス内のタスクを容易化するために使用される任意の他のそのようなデータを含むことができる。
【0126】
[0145]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302が通信セッション216を介してメンバーと代理204との間で交換されるメッセージに基づいて新しいプロジェクトまたはタスクを識別する場合、タスク作成機械学習モジュール1302は、識別されたプロジェクトまたはタスクのための適切なプロジェクトまたはタスクテンプレートを選択し、メンバーのために実施されることになる新しいプロジェクトまたはタスクの定義を開始することができる。
【0127】
[0146]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302がメンバーのために実施されることになる新しいプロジェクトまたはタスクを定義すると、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトまたはタスクがメンバーのために作成されていることを示すために代理204に通知を送信することができる。たとえば、
図14に示されているように、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトまたはタスクがメンバーのために作成されていることを示す新しいメッセージ1404を与えるために代理204によって利用される代理コンソール1402を更新し得る。代理コンソール1402は、メンバーとのそれの関係を管理するための利用可能な行為または提案に関して代理を促すためにタスク容易化サービスに関連する代理にタスク容易化サービスによって与えられたインターフェースとして実装され得る。たとえば、代理コンソール1402を通して、タスク容易化サービスは、メンバーの特定のプロジェクトおよびタスクを支援することと、プロジェクトおよびタスクの実施に関してメンバーの適切な質問を尋ねることと、メンバーによって表明された特定の問題に関してメンバーを支援するために実施されることになる新しいプロジェクトまたはタスクがいつ識別され、作成されたのかを示すこととを行うために代理204がメンバーと通信するのを支援し得る情報を代理204に与え得る。したがって、代理コンソール1402は、メンバーの認知的負荷を低減し、メンバーのニーズをより良く理解するためにメンバーを支援する際に代理204をより良く案内するために与えられ得る。
【0128】
[0147]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302がメンバーのために実施されることになる特定のプロジェクトを識別した場合、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトを完了するために実施され得る1つまたは複数のタスク226を自動的に作成することができる。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302は、メンバーのメッセージ218に基づいて識別された新しいプロジェクトの特定のプロジェクトカテゴリまたはタイプに関連付けられ得る1つまたは複数のタスクを識別するためにタスク容易化サービスのタスク調整システムによって維持されたリソースライブラリにアクセスし得る。上記のように、リソースライブラリは、プロジェクトまたはタスクの実施のために利用可能な異なるリソースに関係する詳細情報を含み得る。さらに、リソースライブラリは、異なるプロジェクトを完了するために一般に実施される共通のタスクを指定し得る。これらの共通のタスクは、対応するプロジェクトカテゴリまたはタイプに従ってカテゴリ分類され得る。したがって、新しいプロジェクトのカテゴリまたはタイプに基づいて、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトを完了するためにメンバーのために実施され得る1つまたは複数のタスク226を識別するためにリソースライブラリに問い合わせ得る。
【0129】
[0148]いくつかの例では、タスク作成機械学習モジュール1302は、識別されたプロジェクトの完了のために実施され得るタスクを識別し、作成するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用し得る。たとえば、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトを完了するために実施され得る可能なタスクのセットを識別するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として同様の状況にあるメンバーのための前に識別されたプロジェクトおよびタスクに対応する履歴データならびに新しいプロジェクトに関連する特性またはパラメータを利用し得る。例示的な例として、新しいプロジェクトが新しい都市への引っ越しに対応する場合、タスク作成機械学習モジュール1302は、同様の状況にあるメンバーのために完了した前のプロジェクトに対応し、新しい都市への引っ越しに関連する履歴データに基づいて、メンバーの新しい都市への引っ越しを完了するためにこれらの同様の状況にあるメンバーのために前に実施された1つまたは複数のタスクを識別し得る。したがって、識別された1つまたは複数のタスクに基づいて、タスク作成機械学習モジュール1302は、メンバーの選好に従って、メンバーのニーズに固有の新しいプロジェクトのための1つまたは複数のタスクを自動的に生成し得る。いくつかの例では、識別された1つまたは複数のタスクに基づいて、タスク作成機械学習モジュール1302は、これらの識別された1つまたは複数のタスクに対応するタスクテンプレートを取り出し、これらのタスクテンプレートを使用して新しいタスクを生成し得る。タスク作成機械学習モジュール1302は、通信セッション216を介して交換されるメンバーの1つまたは複数のメッセージ218から生成される情報を使用してこれらのタスクテンプレートをポピュレートし得る。
【0130】
[0149]いくつかの実施形態では、タスク作成機械学習モジュール1302が新たに識別されたプロジェクトのための1つまたは複数のタスク226を自動的に生成する場合、タスク作成機械学習モジュール1302は、代理204にこれらのタスク226を提示するために代理コンソール1402を更新することができる。代理コンソール1402を通して、代理204は、プロジェクトのために生成された新しいタスク226を検討し得る。たとえば、代理204は、代理コンソール1402を通して、タスク226に関連するパラメータ(たとえば、タスク226の完了のための時間枠、タスク226の完了のために関与されることになる何らかのサードパーティサービス、何らかの予算要件、タスクのために実施されることになる行為など)を検討するために特定のタスク226を選択し得る。さらに、代理204は、タスク226のために必要とされ得る何らかの追加情報を与えるために特定のタスク226のためのタスクテンプレートにアクセスし得る。たとえば、タスク226がタスク226の実施のための予算を示さないが、代理204が、タスク226の完了のためにメンバーによって定められた予算に関与する場合、代理204は、タスク226の完了のためのメンバーの予算を示すためにタスク226のためのタスクテンプレートを更新し得る。
【0131】
[0150]上記のように、タスク作成機械学習モジュール1302は、メンバーの選好に基づいて提示されたタスク226に関してメンバーに提示され得る質問のための推奨を自動的に生成し得る。これらの推奨は、代理コンソール1402を介して代理204に与えられ得る。たとえば、代理204が特定のタスク226と対話するとき、タスク作成機械学習モジュール1302は、代理コンソール1402を介して、代理204にこれらの推奨を与え得る。これにより、代理204は、プロジェクトおよび対応するタスク226の定義を完了するために何の追加情報がメンバーから必要とされ得るのかを容易に決定することが可能になり得る。
【0132】
[0151]代理コンソール1402を通して、タスク作成機械学習モジュール1302は、新しいプロジェクトのための追加のおよび/または代替のタスクを定義するオプション1406を代理204に与え得る。たとえば、メンバーがプロジェクトのために追加の支援を望む追加のタスクを代理204が識別する場合、代理204は、これらの追加のタスクを定義するためにこれらの追加のタスクのためにタスクテンプレートにアクセスするオプション1406を選択し得る。代理204がプロジェクトのための新しいタスクを定義する場合、新しいタスクは、新しいプロジェクトのために代理コンソール1402を介して提示されたタスク226に追加され得る。いくつかの例では、代理204がプロジェクトのために新しいタスクを作成する場合、タスク作成機械学習モジュール1302は、同様のプロジェクトのためのおよび同様の状況にあるメンバーのためのタスクを識別するためにタスク作成機械学習モジュール1302によって使用され得る履歴データにこの新しいタスクを追加することができる。したがって、代理204が特定のプロジェクトのためのタスクを追加するか、除去するか、または修正する場合、タスク作成機械学習モジュール1302は、同様の状況にあるメンバーのために実施されることになるプロジェクトのためのタスクを自動的に生成するために使用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするためにこのデータを自動的に使用し得る。
【0133】
[0152]加えて、
図14の例は、タスク作成機械学習モジュール1302を使用した新しいタスクの作成に関して説明されているが、上記で説明された動作は、既存のタスクの修正、または既存のタスクのためのサブタスクの作成において使用され得る。たとえば、メッセージ1408「私の引っ越しが8週間遅れている」に続いてテキストが受信された場合、上記で説明されたNLPシステムは、メッセージを既存の「引っ越し」タスクに関連付けられているものとしてタグ付けすることができ、次いで、タスクテンプレートまたはメタデータ構造内の既存のデータを修正するために、メッセージ内のデータをさらに分析することができる。いくつかのそのような実装形態では、タスクに関連する最終期限がシステムのタスクデータ構造内で変更されるべきであるという確認を求める通知が、割り当てられた代理および/またはメンバーに送られ得る。同様に、類似のメタデータを有する複数のタスクが存在する(たとえば、新しい自宅への個人的な引っ越し、および新しいオフィスのロケーションへのビジネス上の引っ越しが同時に発生する)場合、システムは、メッセージ内のデータのあいまいさを除去するためにチャットフロー内で確認を要求することができる。そのような確認は、メッセージの将来の自動化されたタグ付けを改善するために、タグ付けアルゴリズムを修正するためのフィードバックデータとして使用され得る。たとえば、「街路Aに引っ越し」が第1のタグに関連付けられ、「ビルbに引っ越し」が異なるタグに関連付けられ得るように、街路名が1つの引っ越しに関連付けられ、ビル名が別の引っ越しに関連付けられ得る。街路Aおよびビルbへの引っ越しが同じロケーションへの同じ引っ越しである場合、共有タグを含むこの情報を有するメッセージを識別するために、タグ付けアルゴリズムに対する更新が同様に使用され得る。
【0134】
[0153]
図15は、少なくとも1つの実施形態による、タスク調整システム208が、代理204および/または1つもしくは複数のサードパーティサービス214によるメンバー210のためにタスクの実施を割り当て、監視する環境1500の例示的な例を示す。
図14とともに上記で説明されたように、タスク調整システム208は、タスクを作成および管理するためのシステムを含むことができる。これらの作成および監視動作の各々のためのサブシステムは、チャットフローメッセージにタグ付けするためにNLPまたは他のメッセージ処理システムを使用し、システムおよびデバイス機能の様々な態様の動作を改善するために分析によって生成されたタスクタグを使用することができる。
【0135】
[0154]環境1500では、代理204は、メンバー210のためにプロジェクトまたはタスクの完了に関する提案を生成するためにタスク調整システム208の提案作成サブシステム1502にアクセスし得る。提案作成サブシステム1502は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク調整システム208のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。代理204が、メンバー210からおよび/またはタスク推奨システム(たとえば、同様の状況にあるメンバーのために実施されたタスクの評価を介して得られたタスクパラメータなど)を通して必要なプロジェクトまたはタスク関連情報を取得すると、代理204は、プロジェクトまたはタスクの解決に関する1つまたは複数の提案を生成するために提案作成サブシステム1502を利用することができる。
【0136】
[0155]提案は、所与のプロジェクトまたはタスクを調査する間に代理204によって作成および/または収集され得るメンバー210に提示される1つまたは複数のオプションを含み得る。いくつかの例では、代理204は、提案作成サブシステム1502を介して、これらの1つまたは複数の提案オプションを生成するために使用され得る1つまたは複数のテンプレートにアクセスし得る。たとえば、提案作成サブシステム1502は、タスクデータストア1210内でまたは内部的に、異なるプロジェクトおよびタスクタイプのための提案テンプレートを維持し得、それによって、特定のプロジェクトまたはタスクタイプのための提案テンプレートは、プロジェクトまたはタスクタイプに関連する様々なデータフィールドを含み得る。
【0137】
[0156]いくつかの実施形態では、提案テンプレート内のデータフィールドは、どんな情報が提案中でメンバー210に提示されるかについて決定する能力を代理204に与えるためにオンまたはオフにトグルされ得る。代理204は、メンバーの選好についての代理の知識に基づいて、テンプレート内のこれらのデータフィールドのいずれかをオンまたはオフにトグルし得る。たとえば、代理204は、メンバー210との関係を確立しており、それによって、代理204がメンバーのプロジェクトおよびタスクのために評判が良い会社を選択するのをメンバーが信用することを代理204が高信頼度で知っている場合、代理204は、提案テンプレートから対応する会社のためのレーティング/レビューに対応するデータフィールドをオフにトグルし得る。同様に、メンバー210が提案の目的で会社のロケーション/住所に関心がないことを代理204が知っている場合、代理204は、提案テンプレートから対応する会社のためのロケーション/住所に対応するデータフィールドをオフにトグルし得る。いくつかのデータフィールドが提案テンプレート内でオフにトグルされ得るが、代理204は、タスク調整システム208によって維持された提案のリソースライブラリを補足するために提案作成サブシステム1502によって使用され得る追加情報を与えるためにこれらのデータフィールドを完了し得る。
【0138】
[0157]いくつかの実施形態では、提案作成サブシステム1502は、提案中でメンバー210に提示され得るデータフィールドに関する代理204のための推奨を生成するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を利用する。提案作成サブシステム1502は、機械学習アルゴリズムまたは人工知能への入力として、ユーザデータストア1208からのメンバー210に関連するメンバープロファイルまたはモデルと、タスクデータストア1210からのメンバー210のための履歴タスクデータと、提案が生成されているプロジェクトまたはタスクに対応する情報(たとえば、プロジェクト/タスクタイプまたはカテゴリなど)とを使用し得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能の出力は、提案テンプレートのどのデータフィールドがオンまたはオフにトグルされなければならないのかを指定し得る。提案作成サブシステム1502は、いくつかの例では、代理204のために、提案中でメンバー210にこれらのデータフィールドを提示する能力を代理204に与えるためにこれらのデータフィールドをオンにトグルするオプションを維持し得る。たとえば、提案作成サブシステム1502が、プロジェクトまたはタスクの完了のための推定コストに対応するデータフィールドを自動的にオフにトグルしたが、メンバー210が、関与する可能なコストへの関心を表した場合、代理204は、推定コストに対応するデータフィールドをオンにトグルし得る。
【0139】
[0158]代理204がメンバー210に関する新しい提案を生成すると、代理204は、メンバー210に提案と任意の対応する提案オプションとを提示し得る。さらに、提案作成サブシステム1502は、メンバー210に関するユーザデータストア1208中のメンバーエントリに関連するユーザデータストア1208中に新しい提案を記憶し得る。いくつかの例では、提案がメンバー210に提示されるとき、提案作成サブシステム1502は、自動的でリアルタイムに、機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするために使用され得るデータを取得するために代理204および提案とのメンバーの対話を監視し得る。たとえば、代理204は、提案作成サブシステム1502によって生成された推奨に基づいて特定の会社のためのいかなるレーティング/レビューなしに提案を提示し、メンバー210は、(たとえば、代理204へのメッセージを通して、特定の会社のためのレーティング/レビューを閲覧する提案中のオプションの選択を通してなど)メンバーが特定の会社のレーティング/レビューに関心があることを示す場合、提案作成サブシステム1502は、同様のプロジェクト/タスクまたはプロジェクト/タスクタイプのために選択された会社のレーティング/レビューの提示を推奨する可能性を増加させるために機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするためにこのフィードバックを利用し得る。
【0140】
[0159]タスク調整システム208は、特定の提案のインスタンスに対するタスクタグの生成とともに、特定の提案テンプレートの1つまたは複数のデータフィールドを自動的にポピュレートするために使用され得るリソースライブラリを維持し得る。たとえば、いくつかの実装形態では、同じ問題に対処するための複数の提案が生成され得、メンバーは、異なるオプションの間で選択するためにチャットフローを介して通信し得る。各オプションは、異なるタスクタグを割り当てられ得、タスク調整システム208を有するチャットフロー監視システムは、タスク承認に関連する通信および更新を容易化するために、異なるタスクタグを使用することができる。リソースライブラリは、特定のプロジェクト/タスクもしくはプロジェクト/タスクタイプに関係する提案または、別の様式で、特定のプロジェクト/タスクもしくはプロジェクト/タスクタイプに関連付けられる提案のために代理によって前に使用された会社および/または製品に対応するエントリを含み得る。たとえば、「町A」の近くで屋根を修理することに関係するタスクに関する提案を代理204が生成するとき、提案作成サブシステム1502は、タスクのために代理204によって選択される屋根工事業者に関連する情報を取得し得る。提案作成サブシステム1502は、リソースライブラリ内の屋根工事業者に対応するエントリを生成し、このエントリを「屋根の修理」および「町A」に関連付け得る。したがって、別の代理が、識別されたロケーションの近くに位置するメンバーの屋根を修理することに対応するタスクを受信する場合、他の代理は、そのロケーションの近くの屋根工事業者についてリソースライブラリに問い合わせ得る。リソースライブラリは、クエリに応答して、代理204によって前に選択された屋根工事業者に対応するエントリを戻し得る。他の代理がこの屋根工事業者を選択する場合、提案作成サブシステム1502は、リソースライブラリから屋根工事業者のために利用可能な情報で提案テンプレートのデータフィールドを自動的にポピュレートし得る。
【0141】
[0160]タスク作成システムとともに、タスク監視サブシステム1504は、コンピュータシステムを使用して、またはタスク調整システム208のコンピュータシステム上に実装されたアプリケーションもしくは他の実行可能コードとして実装され得る。サードパーティサービス214との調整が自動的に実施され得る場合(たとえば、サードパーティサービス214が発注、スケジューリング、支払いのための自動化されたシステムを与えるなど)、タスク監視サブシステム1504は、選択された提案オプションに従ってプロジェクトまたはタスクの実施を調整するためにサードパーティサービス214と直接対話し得る。タスク監視サブシステム1504は、代理204にサードパーティサービス214からのあらゆる情報を与え得る。代理204は、次に、メンバー210と代理204との間の通信セッションを介しておよび/またはタスク容易化サービスにアクセスするためにメンバー210によって利用されるアプリケーションまたはウェブポータルを通してメンバー210にこの情報を与え得る。代替的に、代理204は、サードパーティサービス214が選択された提案オプションに従ってプロジェクトまたはタスクの実施を開始したことを示すために他の通信方法(たとえば、電子メールメッセージ、テキストメッセージなど)を介してメンバー210に情報を送信し得る。プロジェクトまたはタスクがメンバー210のために代理204によって実施されることになる場合、タスク監視サブシステム1504は、メンバー210によって受け入れられた提案オプションにおいて定義されているパラメータに従ってプロジェクトまたはタスクの実施を調整するために代理204を監視し、それと対話し得る。たとえば、タスク監視サブシステム1504は、プロジェクトまたはタスクの実施のために必要とされ得るあらゆるリソース(たとえば、支払情報、タスク情報、購入のための好適なソースなど)を代理204に与え得る。たとえば、屋根工事業者のための上記の提案が受け入れられる場合、タスク監視サブシステムは、完了またはキャンセルを通してタスクを追跡するために使用され得る。タスクタグは、タスクに関与する代理およびメンバーへの通信をフィルタ処理し、特定のサブタスク(たとえば、および関連するタスクタグ)に対するリマインダを管理すること、チャットをフィルタ処理すること、または所与のタスクもしくはサブタスクに対するメッセージ要約を生成すること、あるいは他のそのような動作などのタスク完了を容易化するための自動分析および提案生成を実施するために、そのような動作全体を通して使用され得る。
【0142】
[0161]上記のように、代理204は、提案テンプレートを介して、プロジェクトまたはタスクの完了のために使用され得る会社および/または製品のための追加の提案オプションを生成し得る。たとえば、特定の提案について、代理204は、代理204がタスクの完了のための推奨している会社または製品に対応し得る推奨されるオプションを生成し得る。さらに、追加のオプションまたは選択肢をメンバー210に与えるために、代理204は、タスクを完了し得る他の会社または製品に対応する追加のオプションを生成することができる。いくつかの例では、メンバー210が代理204にプロジェクトまたはタスクの完了に関する意思決定を委任したことを代理204が知っている場合、代理204は、推奨されるオプションの外の追加の提案オプションの生成を控え得る。しかしながら、代理204は、メンバー210に、プロジェクトまたはタスクのステータスに関する情報をメンバー210に欠かさないようにするためにプロジェクトまたはタスクの完了のために選択された提案オプションを依然として提示し得る。そのような提案の各々は、システムによってタスクタグを割り当てられ得、一意のタスクタグは、そのような提案のステータスを監視するために使用され得る。加えて、そのような提案についての受諾、拒絶、または行為なしのステータス情報は、タスク提案を生成する際に使用されるアルゴリズムへのフィードバックを与えるために、タスクタグとともに使用され得る。
【0143】
[0162]上記のタスク提案の任意の態様の場合、タスクの任意の態様について、リマインダが作成され得る。そのようなリマインダは、サブタスク、タスク提案の要素、コスト、タイミング、または任意のそのような詳細に関係するデータを含むことができる。リマインダは、メンバーの質問に関係するフォローアップ情報、またはメンバーからの情報要求を含むことができる。たとえば、システムは、暫定的提案を生成することができ、完了した提案が準備される前にメンバーからの明確化を必要とするタスクの態様を識別することができる。ユーザは、タスク価格設定またはサブタスクについての質問を生成することができ、それらの質問は、代理からの明確化についての要求をもたらすことができ、メンバーからの行為または情報についての任意の要求に関連して、リマインダが生成され得る。
【0144】
[0163]与えられた提案の一部として生成されたリマインダとのメンバーの対話、または与えられた提案とのメンバーの対話の任意の態様は、提案作成サブシステム1502のフィードバックシステムまたはタスク監視サブシステム1504のフィードバックシステムによってアクセスされ得る。そのようなフィードバックシステムは、どの情報が、メンバー210に提示されるべきか、また類似のプロジェクト/タスクまたはプロジェクト/タスクタイプに対して類似の状況にあるメンバーに提示されるべきかを決定または推奨するために使用される機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするために使用され得る。加えて、以下で説明されるように、フィードバックシステムは、タスクチャットフロー内で提示されるタスクリマインダに関連して使用されるアルゴリズムを更新または変更することができる。タスク調整システム208の任意の態様の一部としてのそのようなフィードバックシステムは、特定のプロジェクトまたはタスクの提案に提示される情報に関するメンバーの選好と、チャットフロー内のリマインダプロンプトのタイミングまたは配置とを決定するために、提案とのメンバーの対話、タスクリマインダ、またはメンバー210のデバイス上のアプリケーションとの対話を自動的でリアルタイムに監視または追跡し得る。そのようなフィードバックシステムは、メンバーの選好をさらに識別するために、メンバー210と提案に関係する代理204との間で交換される任意のメッセージを追跡することをさらに含み得る。本明細書で説明されるように、タスク調整システム208は、タスク調整システム208の動作の一部として、数千のユーザに対して同時にリアルタイムでそのような追跡およびシステム選好の更新を実施することができる。タスク実装の一部としての提案およびタスクまたはサブタスクに関する行為のために、代理204、タスクインターフェース、またはチャットフローリマインダとのメンバーの対話を通して得られたこのフィードバックおよび情報は、メンバー210に、および同様のプロジェクト/タスクまたはプロジェクト/タスクタイプの場合に提案中で同様に状況にあるメンバーに提示されなければならない情報のためのより正確なまたはより改善された推奨を与えるために、機械学習アルゴリズムまたは人工知能を再トレーニングするために使用され得る。
【0145】
[0164]いくつかの実施形態では、提示された提案からの提案オプションをメンバー210が受け入れる場合、タスク調整システム208は、提示された提案に関連するプロジェクトまたはタスクを実行状態に移動し、代理204は、選択された提案オプションに従って提案を実行することに進むことができる。たとえば、代理204は、メンバー210によって受け入れられた提案において定義されているパラメータに従ってプロジェクトまたはタスクの実施を調整するために1つまたは複数のサードパーティサービス214に連絡し得る。代替的に、代理204がメンバー210のためにプロジェクトまたはタスクを実施することになっている場合、代理204は、メンバー210によって受け入れられた提案において定義されているパラメータに従ってプロジェクトまたはタスクの実施を開始し得る。受け入れられたタスクの実行は、タスクのタイムラインと、タスクタイムラインを維持するための関連するリマインダ動作とを作成するために、タスク監視サブシステム1504を開始することができる。そのような動作は、提案の実行時にリマインダを作成することができるか、またはタスク監視サブシステム1504によって実行および更新され得るリマインダ基準を動的に作成することができる。そのような基準は、提案のタイムライン、一般的な時間しきい値のセット、または他のそのような基準に基づくことができる。たとえば、タスクが厳しい最終期限を有する場合、リマインダシステムは、最終期限が近づくにつれてリマインダ頻度またはリマインダタイプを増加させ得る。他のシステムは、リマインダ基準のセットを使用することがあり、ここにおいて、リマインダは、応答が固定された時間枠内に発生しなかった場合に送られ、行為が行われない場合には固定間隔で送られる。
【0146】
[0165]いくつかの実施形態では、代理204は、タスクの進行とタスクフローの一部として必要とされるメンバーによる行為の実施とを手動で監視するために、タスク調整システム208のタスク監視サブシステム1504を利用する。そのような実装形態では、代理は、リマインダ基準を選択し、タスクフローの進行中にリマインダ基準を修正し、代理によって送られる任意のリマインダに加えて、タスクのためのチャットフロー内で発生するように自動リマインダを設定することができる。システムによって自動的に生成されたタスクタグは、そのようなリマインダを管理する際に使用され得る。
【0147】
[0166]プロジェクトまたはタスクが完了すると、メンバー210は、メンバー210によって選択された提案オプションに従ってプロジェクトまたはタスクを実施した代理204および/またはサードパーティサービス214の実施に関するフィードバックを与え得る。たとえば、メンバー210は、プロジェクトまたはタスクの完了に関するそれのフィードバックを示すために通信セッションを介して代理204と1つまたは複数のメッセージを交換し得る。加えて、ユーザは、リマインダシステムおよびメンバーに課される作業負荷に関するフィードバックを与え得る。そのようなフィードバックは、異なる周波数レートまたは異なる時刻もしくは曜日でのリマインダが好ましいかどうかを示し得る。いくつかの実施形態では、タスク監視サブシステム1504は、提案作成サブシステム1502にフィードバックを与え、これは、タスク調整システム208、プロジェクトおよびタスクを実施し得るサードパーティサービス214とのメンバーの対話、ならびに/または同様のプロジェクトおよびタスクの完了のために代理204および/もしくはサードパーティサービス214によって実施され得るプロセスを改善するためにメンバー210によって与えられたフィードバックを処理するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能を使用し得る。たとえば、メンバー210が特定のプロジェクトまたはタスクについてサードパーティサービス214によって与えられた結果に満足していないことを提案作成サブシステム1502が検出する場合、提案作成サブシステム1502は、サードパーティサービス214が同様のプロジェクトまたはタスクのためにおよび同様の状況にあるメンバーに推奨される可能性を低減するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするためにこのフィードバックを利用し得る。別の例として、メンバー210が特定のプロジェクトまたはタスクのために代理204によって与えられた結果に喜んでいることを提案作成サブシステム1502が検出する場合、提案作成サブシステム1502は、同様のプロジェクトおよびタスクのためにおよび/または同様の状況にあるメンバーのために代理によって実施される動作を補強するために機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするためにこのフィードバックを利用し得る。本明細書に説明される自動的に生成されたタスクタグは、そのような分析をセグメント化し、より大きいプロジェクト内のタスクおよびサブタスクに基づいてフィードバックを与えるために、またタスクおよびサブタスク生成に関するシステムフィードバックを与えるために使用され得る。
【0148】
[0167]
図16および
図17は、タスク容易化サービス202の動作の一部としてチャットフローにおいてタスクタグを使用するための動作を実施する環境200の態様を示す。タスク容易化サービス202は、本明細書で説明されるように、タスクタグを確立し、タスクを容易化するために使用され得る、タスク調整システム208と、関連する提案作成サブシステム1502およびタスク監視サブシステム1504とを含む、上記の任意のシステムの要素を含むことができる。
図16の例では、リアルタイムチャットフロー処理システム1630は、タスク容易化サービス202のタスク監視サブシステム1504の一部である。加えて、
図16は、メンバーデバイス1612およびメンバー210と通信する代理デバイス204を含むものとしてタスク容易化サービス202を含む。加えて、様々なデバイスおよびシステムは、メンバーデバイス1612およびメンバー210のためのタスク容易化サービス202を使用してタスクの生成および実行をサポートするために、サードパーティサービス214と対話し得る。
【0149】
[0168]上記で説明されたように、タスク監視サブシステム1504または他のそのようなシステムは、チャットフロー処理システム1630などのリアルタイムチャットフロー処理のためのさらなるサブシステムを含むことができる。チャットフロー処理システム1630は、タスク追跡システム1632と、チャットフロータグ付けシステム1634と、学習システム1636とを含む。チャットフロー処理システムの追加の実装形態は、他のそのようなシステム、または組み合わされたもしくは分割された構造を有する異なるシステム構成を含むことができる。
【0150】
[0169]
図16の実装形態では、チャットフロータグ付けシステム1634は、メッセージをタスクタグにマッチさせるために、本明細書で説明されるタグ付けアルゴリズムを実装することができる。チャットフロータグ付けシステム1634は、タスクタグを生成する別のシステムと対話することができ、次いで、メッセージのデータをシステム内のタスクにマッチさせるために、代理メッセージ1614および1616と、クライアント(たとえば、メンバー)メッセージ1622、1624、および1626とを用いて、チャットフロー1604のリアルタイムメッセージデータを処理することができる。いくつかの実装形態では、チャットフロータグ付けシステム1634を用いて処理した後にメッセージが既存のタスクタグにマッチしないとき、マッチしないタグが、さらに使用され得る。そのようなマッチしないメッセージは、追加の分析および1つまたは複数の新しいタスクの可能な作成のために、タスク追跡システム1632などの別のシステムに渡され得る。
【0151】
[0170]タスク追跡システム1632は、チャットフロー内の情報を処理し、既存のタスクがチャットフロー1604のメッセージデータ内でどのように表されるかを識別し、新しいタスクまたはサブタスクのためのタスクタグの追加の生成または推奨のためのオプションを識別するために、上記で説明されたタスクまたはタグ生成アルゴリズムを含むことができる。そのようなアルゴリズムは、チャットフロータグ付けシステム1634によってタグ付けされていないメッセージを処理するために、たとえば、タスクテンプレート情報、NLPデータ、または他のそのようなデータを使用することができ、あるいは、チャットフロー1604内の少量または大量のメッセージフローを有するタスクタグを識別することができる。最終期限および少ないメッセージフロー(たとえば、1日当たり、1週間当たり、または最終期限までに残っているタスク時間の割合当たりのメッセージのしきい値数未満)を有するタスクタグは、チャットフロー1604内で自動リマインダを生成するために、タスク追跡システム1632によって処理され得る。たとえば、タスクが最終期限まで1か月で生成され、そのタスクに関連すると識別されるチャットフロー内のメッセージなしで1週間が経過した場合、タスク追跡システム1632は、そのタスクのリマインダを自動的に生成することができる。しきい値(たとえば、自動的に設定されるか、またはメンバーもしくは代理によって調整され得る)を超えるメッセージフローを有するタスクタグの場合、関連付けられたタグに関するメッセージは、考えられるサブタスクタグ作成、またはタスクの容易化とともに発生する問題もしくは難題の識別のために処理され得る。
【0152】
[0171]タスク追跡システム1632およびチャットフロータグ付けシステム1634において使用されるアルゴリズムにフィードバックを与えるために、いくつかのメッセージに対するユーザ対話もしくは応答、リマインダに関係する明示的フィードバック、またはタグベースのチャットフィルタ処理に関する難題を識別するメンバーメッセージなどのフィードバックデータが、学習システム1636によって使用され得る。加えて、タスクの完了またはクローズの後に、任意のシステムの動作に関するフィードバックを与えるために、代理デバイス204が使用され得、フィードバックが、実施を改善するために、トレーニングデータ、アルゴリズム重みもしくは設定、またはチャットフロー処理システム1630の任意の態様を更新するために使用される。チャットフロー処理システム1630は、1人のユーザだけでなく、数千人のユーザに対するメッセージを同時に処理することができる。本明細書で説明されるいくつかのタイプのフィードバックは、別のユーザのチャットフローを処理するために使用されるアルゴリズムを更新するために、1人のユーザのタスクから使用され得る。数千ものメッセージがリアルタイムで同時に処理されているので、そのようなフィードバックは、メッセージが処理されているのと同時にタグ付けおよびタスク追跡のために使用されるアルゴリズムを動的に更新するために使用され得る。
【0153】
[0172]加えて、チャットフロー処理システム1630の任意のそのような要素は、サービス202によってチャットフローメタデータ1650として使用される出力データを生成することができる。たとえば、サービス202は、チャットフロー1604のためのメッセージデータを、関連するタグまたは任意の他のそのようなメタデータ(たとえば、最終期限、メンバー選好など)とともに記憶するデータベースを含むことができる。メタデータは、中央データベースに記憶され得るだけでなく、ローカルで使用するためにメンバーデバイス1612に、および代理デバイス204に送られ得る。たとえば、いくつかの実装形態では、フィルタ処理ユーザインターフェース(UI)要素1660が、チャットフロー1604のためのチャットインターフェース内に提示され得る。そのようなUI要素1660は、チャットフロー1604内に現在あるメッセージに関連するタグに基づいて動的に更新され得る。チャットフロー1604は、インターフェースのスペースが限られているためにチャットインターフェースに現在提示されていないメッセージを含むことができ、フィルタ処理UI要素1660内に提示されたオプションからの事前フィルタ処理入力の選択は、チャットインターフェースからいくつかのメッセージを除去することができ、メンバーが、ローカルメタデータ1650に基づいて、選択されたタスクフラグに関する情報により効率的に応答することを可能にする。代理デバイス204またはメンバーデバイス1612は、ローカルメタデータが利用可能でない場合、クラウドベースのメタデータを同様に使用することができる。新しいタスクまたはサブタスクが自動的に作成されるか、または完了したものとしてマークされたとき、フィルタ処理UI要素1660は、動的にリアルタイムで更新され得る。加えて、チャットフロータグ付けシステム1634によるリアルタイム処理は、メッセージが受信されたとき、UI要素1660からの事前フィルタ処理の選択に基づいて、タスクタグを有する新しいメッセージがフィルタ処理されることを可能にすることができる。
【0154】
[0173]次いで、
図17は、チャットフロー処理システム1720の追加の要素を有するタスク調整システム208を含む環境1700の追加の実装形態を示す。チャットフロー処理システム1720は、
図16のチャットフロー処理システム1630の代替実装形態であり得る。上記で説明されたように、タスク調整システム208またはタスク容易化のための他のそのようなシステム(たとえば、タスク生成システムなど)は、チャットフロー処理システム1720を使用することができる。チャットフロー処理システムは、いくつかの実装形態では、ユーザデータ1508、タスクデータ1510(たとえば、タスクタグでタグ付けされたとき)、または任意の他のそのようなデータ構造としてメッセージデータおよび他の情報を記憶することができるデータベース1790にアクセスすることができる。データベース1790内のデータは、メンバーの選好、メンバーの履歴、ユーザまたは同様のユーザの履歴データに基づくシステムアルゴリズムに対するメンバー固有の修正、ユーザの選好の表示、または任意の他のそのようなデータを含むことができる。チャットフロー処理システム1720のアルゴリズムまたは機械学習システムは、本明細書で説明されるタスクを容易化する際にそのようなデータを使用することができる。
【0155】
[0174]加えて、チャットフロー処理システム1720は、いくつかの実装形態では、メンバーおよび任意の数のメンバーのための1つまたは複数のチャットフロー1730を管理することができる。本明細書で説明されるチャットフロー1730は、チャットデータのセット内にメッセージを含む。チャットフロー1730は、メンバーとタスク容易化サービスとの間で交換されるすべてのチャットメッセージを含むことができ、またはいくつかの基準によって分離されたメッセージを含むことができる。たとえば、いくつかの実装形態では、プロジェクト(たとえば、高レベルタスク)は、タスクの一部であるサブタスクに基づいて、タスクのための別個のチャットフロー1730内にタグ付けを有する、別個のチャットフロー1730を有することができる。いくつかの実装形態では、タスクのそのような分離は、本明細書に説明されるタスク作成動作に基づいて自動的に行うことができ、または、分離は、メンバー選好もしくは選択、または代理の選好もしくは選択に基づくことができる。
【0156】
[0175]チャットフロー1730は、チャットメッセージ1732(たとえば、メッセージデータ)および任意の追加のサポート要素(たとえば、フィルタ要素、サイズカスタマイゼーション、色カスタマイゼーション入力など)の配置を指す、1つまたは複数の関連するチャットインターフェース1736を有することができる。チャットフロー1730は、チャットフロー1730内のチャットインターフェース1736内に現在表示されていないが、UI選択(たとえば、スクロールまたはフィルタ処理)を介してナビゲートされ得るメッセージを含むことができる。チャットフロー1730は、割り当てられたタグ、最終期限メタデータ、緊急度メタデータ、表示カスタマイゼーションメタデータ、または所与のチャットフロー1730についてのチャットメッセージ1732のメッセージデータに関係する他のそのようなメタデータなどのメタデータ1734をさらに含むことができる。上記で説明されたように、タスク容易化システムは、様々なタスクの完了を容易化するために、タスクページと、チャットフロー1730のための関連するチャットインターフェース1736との間をナビゲートするための様々なUI要素を含むことができる。
【0157】
[0176]チャットフロー処理システム1720は、NLPシステム1702と、タスク追跡システム1704と、UI管理システム1706と、機械学習システム1708と、入出力(I/O)システム1710と、システム管理モジュール1712とを含む。NLPシステム1702は、着信メッセージのテキストをパースし、タスクタグについてのタスクマッチング、新しいタスクもしくはサブタスクについてのタスク作成推奨、または複数のタグとの関連付けを含む、様々なアルゴリズムの一部として関連付けを与えるために、上記で説明されたように動作することができる。たとえば、メンバーが、システムによって管理されている5つの関連するタスクを有し、第1の代理がタスクのうちの3つを支援し、第2の代理がタスクのうちの2つを支援する場合、「私は1週間留守にするつもりだ」という第1の代理からのメッセージは、第1の代理が支援している3つのタスクに関連するメッセージのための3つのタスクタグを含むように、NLPシステム1702および他のシステムによって処理され得る。その週のカバレージを示すバックアップ代理からの同様のメッセージは、同じ3つのタスクタグを割り当てられ得る。タスク追跡システム1704は、
図16において上記で説明されたように動作することができ、現在責任を負う代理を識別するために上記で説明されたメッセージを用いてメタデータを更新するなどの、タスク進行を追跡するために、NLPシステム1702と対話することができる。同様の分析は、最終期限を有するタスクまたは他のそのような動作についてのリマインダを生成するために使用され得る。
【0158】
[0177]いくつかの実装形態では、タスク追跡システム1704によって生成されるリマインダは、単に、リアルタイムチャットフロー1730内のテキストメッセージであり得る。他の実装形態では、自動リマインダとの対話は、高速のインターフェースを与える。図示された高速のインターフェースは、無視/スヌーズインターフェース要素を使用してリマインダを無視または遅延させるオプションを与える。リマインダが無視される場合、自動リマインダは、リアルタイムチャットフローから除去され得る。いくつかの実装形態では、無視入力は、メンバーが無視している自動リマインダをなぜシステムが作成したのかを識別するために、代理204に通信され得る。代理デバイス204へのそのような通信は、将来のリマインダの選択を改善するために、学習システムのためのフィードバックを生成するために使用され得る。そのようなフィードバックは、メンバー210による誤り、メンバーとタスク容易化サービス202との間の優先度の不整合、またはメンバー210によるタスク最終期限の誤解を識別し得る。
【0159】
[0178]「スヌーズ」インターフェース要素が選択された場合、ユーザが、次のリマインダの時間もしくは位置を選択するように促されることがあり、または、新しいリマインダが、デフォルト、もしくはスケジューリングアルゴリズムによって選択された後続のリマインダのいずれかで選択され得る。たとえば、厳しい最終期限が近い場合、スケジューリングアルゴリズムは、リマインダが厳しい最終期限のないタスクに関連付けられる場合よりも迅速に提示される自動リマインダを作成することができる。リマインダ選択のためにスケジューリングアルゴリズムまたは機械学習/AIによって使用するための上記で説明された任意の情報は、リマインダがリアルタイムチャットフロー1730内で再表示される時間または位置の選択に影響を及ぼすように、リマインダ対話インターフェースと統合され得る。
【0160】
[0179]メンバー210が要素に応答または要素と対話することを選択した場合、リマインダ対話は、リマインダに関連するタスク要素に関連するインターフェースへの直接リンクを含むことができる。たとえば、リマインダがメンバー210からの情報の収集に関連付けられている場合、要素の選択が、メンバーが標準的なインターフェースオプションをナビゲートすることなく、メンバーデバイスのディスプレイまたはユーザインターフェースを関連する収集インターフェースに直接ナビゲートするように、応答/対話要素のためのユーザインターフェースは、データ入力インターフェースへの直接リンクを含むことができる。同様に、リマインダがサードパーティサービス214のサードパーティサービスと通信するためのものである場合、要素は、リマインダに関連するタスク要素の完了を容易化するために事前に充たされた連絡先情報を有する通信インターフェース(たとえば、メッセージング、電子メール、電話など)への直接ナビゲーションを与えることができる。様々な実装態様では、そのような直接接続は、リマインダに関連するタスク項目に基づいてタスク容易化サービス202によって自動的に生成され得、または、代理デバイス204が、リマインダに関連するタスク要素を完了するためのメンバーの対話を低減するように、そのような直接リンクを構成するために使用され得る。たとえば、上記の例では、引っ越しに関連するタスク提案がシステムによって処理されたとき、提案分析は、初期要求においてメンバーによって提供されないデータのセットを要求することができる。引っ越しのためのそのような情報は、引っ越しする部屋の数、人々の引っ越しのためのデータ範囲、ある家から別の家へのアイテム引っ越しのための日付範囲、予算、引っ越しのための特殊なアイテム(たとえば、ピアノ、アートなど)のリスト、または任意の他のそのようなデータであり得る。他のプロジェクトは、同様に、システムによって識別されたデータセットを含むことができ、自動リマインダの一部としてのリマインダ対話要素は、リマインダに関連するデータ入力行為を完了するためにメンバーにデータ入力インターフェースを提示するための入力行為の数を低減することによってシステムの動作を改善するために、カスタマイズされたデータ要求入力に対する直接リンクを含むことができる。
【0161】
[0180]UI管理システム1706は、デフォルトのチャットインターフェース1736の構成、現在のメンバーデバイスに基づくチャットインターフェース1736のカスタマイゼーション、または他のそのような動作のための集中型システムとして動作することができる。機械学習システム1708は、メッセージまたはNLPシステム1702の出力のリアルタイム処理を実施するために、任意の機械学習システムについて上記で説明されたように動作することができ、次いで、メッセージまたはNLPシステム1702の出力は、タグ付け、タスクトラッキング、または他のそのような動作のために様々な方法で使用され得る。
【0162】
[0181]I/Oシステム1710は、タスク調整システム208、メンバーデバイス、代理デバイス、データベース、または本明細書で説明される他のそのようなシステムコンピューティングリソースとの間の通信のためのデバイスサポートとして動作する。システム管理モジュール1712は、タスク調整システム208の作成および管理システム、多数のメンバーチャットフロー1730のためのリソースの負荷分散、またはタスクメッセージのリアルタイム処理およびタグ付けのための他のそのようなシステム動作など、様々なシステムの統合を管理することができる。
【0163】
[0182]
図18は、方法1800の動作を示す。そのような方法の動作は、メンバーデバイス120、212などのメンバーデバイスによって実施され得、対応する動作は、タスク容易化サービス102、202を実装するサーバコンピュータによって実施され得る。いくつかの態様では、本方法は、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、図示された方法の動作をデバイスに実施させる、コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令として具現化される。いくつかの態様は、ユーザインターフェースを可能にするためにプロセッサに結合されたディスプレイを含む。ユーザインターフェースは、情報を処理するためのユーザ対話時間を低減し、サービス102、202を介してタスクおよびサブタスクに関連するメンバーの認知的負荷を低減するために、タスク管理および情報提示を用いてデバイス動作を改善するための機能を容易化する。これは、チャットフローインターフェースを介したメッセージおよび関連するデータの提示およびソートだけでなく、タスクを自動的に生成または修正し、タスク情報のためにカスタマイズされたユーザインターフェースを生成して、低減されたデバイス対話およびメンバーの認知的負荷の全体的な減少を有するデバイス機能をメンバーに与えるためのメッセージの機械学習アルゴリズム処理を含むことができる。
【0164】
[0183]
図18は、方法1800を示す。方法1800は、本明細書で説明される例による、タスクシステムに関連するチャットフローインターフェースのためのフィードバックを生成し、提示し、使用するための動作を含む。方法1800は、メンバーと代理との間のメッセージのセットを、メッセージのセットが交換されている間にリアルタイムに受信することを伴うブロック1802を含む。方法1800は、メッセージのセットに関連する1つまたは複数のタスクフラグを識別するためにメッセージのセットを処理することを伴うブロック1804を含み、ここにおいて、1つまたは複数のタスクフラグは、メンバーに代わって代理によって実施可能なタスクのセットに対応する。上記で説明されたように、タスクフラグは、承認またはタスク生成プロセスによってあらかじめ生成され得、または、メッセージの処理中にリアルタイムに新たに生成され得る。方法1800は、チャットインターフェース内のチャットフローを追跡することについて説明するブロック1806をさらに含み、ここにおいて、メッセージのセットは、チャットインターフェース内で交換される。そのような追跡は、チャットフロー内の複数のメッセージ間の内容を処理することを含むことができる。方法1800は、1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つをメッセージのセットのうちのメッセージに自動的に割り当てるためにタグ付けアルゴリズムを使用してチャットフローを処理することについて説明するブロック1808を含む。所定の(たとえば、以前に承認されたタスク)について、ブロック1804は、既存のタグをメッセージのセットの内容にマッチさせるためのタグ付けアルゴリズムを含むことができる。新しいタグ生成のために、タスク生成アルゴリズムが、既存のアクティブなタグ(たとえば、完了していないタスクまたは承認されたプロジェクトのためのタグ)にマッチしないと決定されたメッセージとともに使用され得る。方法1800は、メッセージのセットと、タスクのセットの関連するタスクを有する対応するタスクフラグ割当てとを含むメッセージ履歴を生成することについて説明するブロック1810を含む。メッセージ履歴は、チャットフローデータ(たとえば、チャットフロー1730)を記憶するためにデータベース1790などのデータベースに記憶されたデータ構造またはデータであり得る。
【0165】
[0184]様々な実装形態では、方法1800などの方法は、1つもしくは複数のタスクフラグとチャットフロー内のメッセージのセットのタイミングとに基づいて推奨アルゴリズムを使用して新しいタスク推奨を生成するためにメッセージ履歴を処理するための動作、または、チャットフロー内のメッセージのセットの内容に基づいて1つもしくは複数のタスク推奨のうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、メッセージのセットのうちの対応するメッセージに1つもしくは複数のサブタスクタグを割り当てることとをさらに伴うタグ付けアルゴリズムを使用してチャットフローを処理するための動作をさらに伴い得る。
【0166】
[0185]いくつかの実装形態では、そのような方法は、タグ付けアルゴリズムを使用してチャットフローを処理することが、チャットフロー内のメッセージのセットの内容に基づいて、1つまたは複数のタスク推奨のうちの少なくとも1つについて複数のサブタスクを生成することと、メッセージのセットのうちの第1のメッセージに複数のサブタスクタグを割り当てることとを備える場合にさらに動作することができる。
【0167】
[0186]いくつかのそのような方法は、同じくまたは代替的に、メンバーデバイスから事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、事前フィルタ処理入力は、1つまたは複数のタスクフラグのうちのタスクフラグを識別する、チャットインターフェース内のメッセージの表示を調整するために、事前フィルタ処理入力を使用してメッセージ履歴を処理することと、メッセージのセットが交換されている間にメンバーと代理との間のリアルタイムメッセージを受信することと、1つまたは複数のフラグをリアルタイムメッセージのメッセージに関連付けるために、フィルタ処理アルゴリズムを使用してリアルタイムメッセージをリアルタイムに処理することと、事前フィルタ処理入力と、第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、チャットインターフェースにおいてリアルタイムメッセージのうちの第1のメッセージを表示することと、事前フィルタ処理入力と、第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、チャットインターフェースにおいてリアルタイムメッセージのうちの第2のメッセージを非表示にすることとをさらに伴うことができる。
【0168】
[0187]方法1800のいくつかの実装形態は、代理に関連する代理デバイスからタグ関連付け変更メッセージを受信することと、タグ関連付け変更メッセージに基づいて1つまたは複数のメッセージに関連するタグを修正するためにメッセージ履歴を更新することと、タグ関連付け変更メッセージを使用してタグ付けアルゴリズムを更新することとをさらに伴うことができる。
【0169】
[0188]方法1800のいくつかの実装形態は、メッセージのセットと1つまたは複数のタスクフラグとに関連するタスク完了通知を受信することと、1つまたは複数のタスクフラグに関連するタスク完了フラグと、メッセージのセットのうちのメッセージへの1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つの割当てに関連するタスク検証タグとを含むようにメッセージ履歴を更新することと、複数のメッセージ履歴および対応する完了したタスクのタスク関連付けデータにアクセスすることと、ここにおいて、複数のメッセージ履歴の各々が1つまたは複数のタスクフラグに関連するタスク完了フラグを含む、複数のメッセージ履歴と複数のメッセージ履歴内のタスク検証タグとを使用してタグ付けアルゴリズムをトレーニングすることと、ここにおいて、タグ付けアルゴリズムは、メッセージデータを対応するタスクフラグにマッチさせるように構成された機械学習アルゴリズムを備える、をさらに伴うことができる。
【0170】
[0189]上記で説明された方法および動作は例示的なものであり、そのような方法は、繰り返される動作、または中間ステップを含む動作を伴い得ることが明らかであろう。そのような繰り返されるステップまたは中間ステップは、特に、コンピュータ実装システムが多数(たとえば、数千、数百万など)のメッセージおよびユーザのための動作を同時に実施するときに発生し得る。加えて、上記で説明された動作に厳密にはマッチしない同様の方法が、本明細書で説明される革新の範囲内で可能である。
【0171】
[0190]
図19は、少なくとも1つの実施形態による、メンバーとの通信が処理される環境1900の例示的な例を示す。いくつかの実施形態では、代理1904によって実施される動作は、1つまたは複数の機械学習アルゴリズム、人工知能システムおよび/または計算モデルを使用して部分的におよび/または完全に実施される。たとえば、代理1904がメンバー1912に代わってタスクを実施するかまたは別の様式でタスクの実施を調整するときに、タスク容易化サービス1902は、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新し得る。
【0172】
[0191]いくつかの実施形態では、代理1904がメンバー1912に代わってタスクを実施するかまたは別の様式でタスクの実施を調整するときに、タスク容易化サービス1902は、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを連続的に更新する。たとえば、メンバー1912がタスク容易化サービス1902のシステムと通信するとき、タスク容易化サービス1902は、対話中に連続的にメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新し得る。
【0173】
[0192]いくつかの実施形態では、代理1904がメンバー1912に代わってタスクを実施するかまたは別の様式でそれの実施を調整するときに、タスク容易化サービス1902は、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを動的に更新する。たとえば、タスクがメンバー1912に代わって実施されるとき、タスクを実施するベンダーは、タスク容易化サービス1902に通常の更新を与え得、タスク容易化サービス1902は、ベンダーからの各更新時に動的にメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新し得る。
【0174】
[0193]いくつかの実施形態では、代理1904がメンバー1912に代わってタスクを実施するかまたは別の様式でタスクの実施を調整するときに、タスク容易化サービス1902は、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを自動的に更新する。たとえば、提案がメンバーのために生成されるとき、タスク容易化サービス1902は、提案の生成プロセスの部分として自動的にメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新し得る。
【0175】
[0194]いくつかの実施形態では、代理1904がメンバー1912に代わってタスクを実施するかまたは別の様式でタスクの実施を調整するときに、タスク容易化サービス1902は、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルをリアルタイムに更新する。たとえば、メンバー1912が提案を受け入れるとき、タスク容易化サービス1902は、更新を遅延させるのではなく、提案の受入れが与えられたときにメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新し得る。
【0176】
[0195]いくつかの実施形態では、タスク容易化サービス1902は、タスク容易化サービス1902の機械学習サブシステム1906を使用してメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新する。いくつかの実施形態では、機械学習サブシステム1906は、機械学習アルゴリズム、人工知能システム、および/または計算モデルを実装するために構成されたタスク容易化サービス1902の構成要素である。一例では、機械学習サブシステム1906は、サンプルおよび/またはライブデータを使用して機械学習モデルをトレーニングするために様々なアルゴリズムを使用し得る。さらに、機械学習サブシステム1906は、新しいデータが受信されるときに機械学習モデルを更新し得る。別の例では、機械学習サブシステム1906は、様々な人工知能システムをトレーニングおよび/もしくは更新するか、または様々な計算モデルを生成、トレーニング、および/または更新し得る。たとえば、メンバー1912のプロファイルの計算モデルは、新情報がメンバー1912に関して受信されるときに機械学習サブシステム1906によって、生成、トレーニングおよび/または更新され得る。
【0177】
[0196]いくつかの実施形態では、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルがある時間期間(たとえば、6か月、一年など)にわたっておよび/またはタスクのセット(たとえば、20個のタスク、30個のタスクなど)を介して更新された後、タスク容易化サービス1902のシステム(たとえば、タスク推奨システム)は、新しいタスクを連続的で、自動的で、動的で、リアルタイムに生成するために1つまたは複数の機械学習アルゴリズム、人工知能システム、および/または計算モデルを利用する。たとえば、タスク推奨システムは、代理の対話有りでまたは無しでメンバーのプロファイルの様々な属性(たとえば、メンバーと代理との間の通信に対応する履歴データ、代理の実施および提示されたタスク/提案に対応するメンバーのフィードバックなど)に基づいて新しいタスクを生成し得る。いくつかの実施形態では、タスク容易化サービス1902のシステム(たとえば、タスク推奨システム)は、必要とされた何らかの追加情報を取得するためにメンバー1912と自動的に通信し、これらのタスクの実施のためにメンバー1912に提示され得る提案を生成することもできる。
【0178】
[0197]
図19に示されている例では、メンバー1912とタスク容易化サービス1902との間の通信は、タスク容易化サービス1902内の1つまたは複数のエンティティにルーティングされ得る。
図19に示されている例は、(図中で「ルータ」と呼ばれる)通信ルータ1914を示すが、企図され得るように、
図19に示されているように、ルータ1914は、エンティティ間の通信をルーティングするための1つまたは複数の技法の抽象的な表現である。したがって、メンバー1912からタスク容易化サービス1902への通信は、タスク容易化サービスの1つまたは複数のエンティティにルーティングされ得、タスク容易化サービス1902の1つまたは複数のエンティティからの通信は、メンバー1912にルーティングされて戻され得る。
【0179】
[0198]
図19に示されている例では、通信が代理1904にルーティングされ1916、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908にもルーティングされ得る1918ので、代理1904は、対話が本明細書で説明されるように肯定極性を維持することを保証するためにタスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908とメンバー1912との間の通信を監視することができる。たとえば、メンバー1912がタスク推奨システムと対話している場合、代理1904は、メンバー1912が対話に満足しているのかどうかを決定することができる。会話が負の極性を有すると(たとえば、メンバー1912が対話に満足していないと)代理1904が決定する場合、代理1904は、対話を改善するために介入し得る。
【0180】
[0199]同様に、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908とメンバー1912との間の他の対話は、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908とメンバー1912との間の対話を監視するように構成され得るメンバー通信サブシステム1922にルーティングされ得る1920。いくつかの実施形態では、メンバー通信サブシステム1922は、(たとえば、ルータ1914を使用して)タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908とメンバー1912との間の対話をインターセプトするように構成され得る。そのような実施形態では、すべてのそのような対話は、メンバー1912とメンバー通信サブシステム1922との間でルーティングされ得1920、メンバー通信サブシステム1922とタスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908との間でルーティングされ得る1925。そのような実施形態では、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908とメンバー1912との間の対話は、直接ルーティングされないことがある1918。そのような実施形態では、代理1904は、対話が(たとえば、対話を代理1904にルーティングする1916ことによって)上記で説明されたように肯定極性を維持することを保証するためにタスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908とメンバー1912との間の対話を依然として監視し得る。
【0181】
[0200]いくつかの実施形態では、代理1904は、代理1904とメンバー1912との間の対話に基づいてメンバー選好を変更することを示すメンバーのプロファイルを更新するために機械学習サブシステム1906と対話することができる。いくつかの実施形態では、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908は、たとえば、提案が受け入れられるかまたは拒否されるときにメンバーのプロファイルを更新するために機械学習サブシステム1906と対話することができる。さらに、
図19に示されているように、タスク容易化サービス1902とメンバー1912との間の対話は、メンバー通信サブシステム1922と機械学習サブシステム1906との間でさらにルーティングされ得る1926。したがって、メンバー1912と、たとえば、提案作成サブシステムとの間の対話は、提案が作成されるときにメンバーのプロファイルを更新するために使用され得る。
【0182】
[0201]したがって、システムおよび環境が、エージェントおよび/または他の自動化されたシステムとのユーザの対話についてほとんどまたはまったく知識を有し得ない自動化された顧客サービスシステムおよび環境とは異なり、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908は、メンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを連続的に、動的に、自動的に、および/またはリアルタイムに更新することができる。たとえば、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908は、本明細書で説明されるように機械学習サブシステム1906を使用してメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新することができる。したがって、タスク容易化サービスシステムおよび/またはサブシステム1908は、タスク容易化サービス1902とのメンバーの自動対話に基づいて、代理1904とのメンバーの対話に基づいて、および/または時間にわたってメンバー1912に代わって実施されたタスクに基づいてメンバーに関する最新の情報を与えるためにメンバー1912のプロファイルおよび/またはメンバー1912のプロファイルの計算モデルを更新することができる。この情報はまた、タスクおよび/または提案が、メンバー1912のために作成され、提案され、実施されるときに連続的に、自動的に、動的に、および/またはリアルタイムに更新され得る。この情報はまた、(たとえば、メンバー1912のクエリ、ニーズ、および/または目的に応答して)メンバー1912との適切なまたはインテリジェントな対話を予期し、識別し、提示するためにタスク容易化サービス1902によって使用され得る。
【0183】
[0202]
図20は、様々な実施形態による、互いに電子通信している様々な構成要素を含むコンピューティングシステムアーキテクチャ2000を示す。
図20に示されている例示的なコンピューティングシステムアーキテクチャ2000は、いくつかの実装形態による、バスなどの接続2006を使用して互いに電子通信している様々な構成要素を有するコンピューティングデバイス2002を含む。例示的なコンピューティングシステムアーキテクチャ2000は、接続2006を使用して様々なシステム構成要素と電子通信し、システムメモリ2014を含む処理ユニット2004を含む。いくつかの実施形態では、システムメモリ2014は、読取り専用メモリ(ROM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、限定はしないが、本明細書で説明されるメモリを含む他のそのようなメモリ技術とを含む。いくつかの実施形態では、例示的なコンピューティングシステムアーキテクチャ2000は、プロセッサ2004と直接接続された、プロセッサ2004に極めて近接した、またはプロセッサ2004の一部として統合された、高速メモリのキャッシュ2008を含む。システムアーキテクチャ2000は、プロセッサ2004による迅速なアクセスのために、メモリ2014および/または記憶デバイス2010からキャッシュ2008にデータをコピーすることができる。このようにして、キャッシュ2008は、データを待つことによるプロセッサ2004中でのプロセッサの遅延を減少または除去する性能の向上を与えることができる。本明細書で説明されるものなどのモジュール、方法およびサービスを使用して、プロセッサ2004は、様々な行為を実施するように構成され得る。いくつかの実施形態では、キャッシュ2008は、たとえば、レベル1(L1)キャッシュとレベル2(L2)キャッシュとを含む複数のタイプのキャッシュを含み得る。メモリ2014は、本明細書ではシステムメモリまたはコンピュータシステムメモリと呼ばれることがある。メモリ2014は、いろいろなときに、オペレーティングシステムの要素、1つもしくは複数のアプリケーション、オペレーティングシステムまたは1つもしくは複数のアプリケーションに関連するデータ、またはコンピューティングデバイス2002に関連する他のそのようなデータを含み得る。
【0184】
[0203]他のシステムメモリ2014も、使用のために利用可能であり得る。メモリ2014は、異なる性能特性をもつ、複数の異なるタイプのメモリを含むことができる。プロセッサ2004は、任意の汎用プロセッサと、プロセッサ2004ならびに専用プロセッサを制御するように構成された、ストレージデバイス2010中に記憶されたサービス2012などの1つまたは複数のハードウェアまたはソフトウェアサービスとを含むことができ、ここで、ソフトウェア命令は、実際のプロセッサ設計に組み込まれる。プロセッサ2004は、複数のコアまたはプロセッサ、コネクタ(たとえば、バス)、メモリ、メモリコントローラ、キャッシュなどを含んでいる完全な自己完結型のコンピューティングシステムであり得る。いくつかの実施形態では、複数のコアをもつそのような自己完結型のコンピューティングシステムは対称的である。いくつかの実施形態では、複数のコアをもつそのような自己完結型のコンピューティングシステムは非対称的である。いくつかの実施形態では、プロセッサ2004は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、またはこれらのおよび/もしくは他のタイプのプロセッサの組合せであり得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ2004は、コア、1つまたは複数のレジスタ、および論理演算装置(ALU)、浮動小数点ユニット(FPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、物理処理ユニット(PPU)、デジタルシステム処理(DSP)ユニット、またはこれらのおよび/もしくは他のそのような処理ユニットの組合せなどの1つまたは複数の処理ユニットなどの複数の要素を含むことができる。
【0185】
[0204]コンピューティングシステムアーキテクチャ2000とのユーザ対話を可能にするために、入力デバイス2016は、スピーチのためのマイクロフォン、ジェスチャまたはグラフィカル入力のためのタッチセンシティブスクリーン、キーボード、マウス、モーション入力、ペン、および他のそのような入力デバイスなど、任意の数の入力機構を表すことができる。出力デバイス2018はまた、限定はしないが、モニタ、スピーカ、プリンタ、触覚デバイス、および他のそのような出力デバイスを含む当業者に知られているいくつかの出力機構のうちの1つまたは複数であり得る。いくつかの事例では、マルチモーダルシステムは、ユーザが、コンピューティングシステムアーキテクチャ2000と通信するために複数のタイプの入力を提供することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、入力デバイス2016および/または出力デバイス2018は、たとえば、本明細書で説明されるネットワークインターフェース2020などの通信インターフェースなどの遠隔接続デバイスを使用してコンピューティングデバイス2002に結合され得る。そのような実施形態では、通信インターフェースは、付属の入力デバイス2016および/または出力デバイス2018から受信された入力および出力を統制および管理することができる。企図され得るように、任意の特有のハードウェア構成上で動作することに対する制限はなく、したがって、ここでの基本的特徴は、他のハードウェア構成、ソフトウェア構成、またはファームウェア構成が開発されるにつれて、それらで容易に代用され得る。
【0186】
[0205]いくつかの実施形態では、ストレージデバイス2010は、不揮発性記憶装置または不揮発性メモリとして説明され得る。そのような不揮発性メモリまたは不揮発性記憶装置は、磁気カセット、フラッシュメモリカード、固体メモリデバイス、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、RAM、ROM、およびそれらのハイブリッドなど、コンピュータによってアクセス可能であるデータを記憶することができるハードディスクまたは他のタイプのコンピュータ可読媒体であり得る。
【0187】
[0206]上記で説明されたように、ストレージデバイス2010は、限定はしないが、様々な実施形態において本明細書で説明される方法、プロセス、機能、システム、および、されるサービスを含む1つまたは複数の機能を実施するようにプロセッサ2004を制御または構成することができるサービス2012などのハードウェアサービスおよび/またはソフトウェアサービスを含むことができる。いくつかの実施形態では、ハードウェアサービスまたはソフトウェアサービスは、モジュールとして実装され得る。例示的なコンピューティングシステムアーキテクチャ2000に示されているように、ストレージデバイス2010は、システム接続2006を使用してコンピューティングデバイス2002の他の部分に接続され得る。いくつかの実施形態では、機能を実施するサービス2012などのハードウェアサービスまたはハードウェアモジュールは、プロセッサ2004、接続2006、キャッシュ2008、ストレージデバイス2010、メモリ2014、入力デバイス2016、出力デバイス2018などの必要なハードウェア構成要素に関して、本明細書で説明される機能など機能を実行することができる非一時的コンピュータ可読媒体中に記憶されたソフトウェア構成要素を含むことができる。
【0188】
[0207]経験推奨を生成し、実行するための開示されるプロセスは、例示的なコンピューティングシステムアーキテクチャ2000の1つまたは複数の構成要素を使用する
図20に示されている例示的なコンピューティングシステムなどのコンピューティングシステムを使用して実施され得る。例示的なコンピューティングシステムは、プロセッサ(たとえば、中央処理ユニット)と、メモリと、不揮発性メモリと、インターフェースデバイスとを含むことができる。メモリは、データおよび/または1つもしくは複数のコードセット、ソフトウェア、スクリプトなどを記憶し得る。コンピュータシステムの構成要素は、バスを介してまたは何らかの他の知られているまたは好都合のデバイスを通して一緒に結合され得る。
【0189】
[0208]いくつかの実施形態では、プロセッサは、たとえば、プロセッサ2004などのプロセッサを使用してコードを実行することによって本明細書で説明される経験推奨を生成し、実行するための一部または全部の方法および機能を実行するように構成され得、ここにおいて、コードは、本明細書で説明されるように、メモリ2014などのメモリ中に記憶される。ユーザデバイス、プロバイダサーバもしくはシステム、データベースシステム、または他のそのようなデバイス、サービスもしくはシステムのうちの1つまたは複数は、本明細書で説明される例示的なコンピューティングシステムアーキテクチャ2000の1つまたは複数の構成要素を使用する
図20に示されている例示的なコンピューティングシステムなどのコンピューティングシステムの構成要素の一部または全部を含み得る。企図され得るように、そのようなシステムの変形形態は本開示の範囲内にあると見なされ得る。
【0190】
[0209]本開示は、任意の好適な物理的形態をとるコンピュータシステムを企図する。限定ではなく例として、コンピュータシステムは、組込み型コンピュータシステム、システムオンチップ(SOC)、(たとえば、コンピュータオンモジュール(COM)またはシステムオンモジュール(SOM)などの)シングルボードコンピュータシステム(SBC)、デスクトップコンピュータシステム、ラップトップもしくはノートブックコンピュータシステム、タブレットコンピュータシステム、ウェアラブルコンピュータシステムもしくはインターフェース、対話型キオスク、メインフレーム、コンピュータシステムのメッシュ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、またはこれらのうちの2つまたはそれ以上の組合せであり得る。適切な場合、コンピュータシステムは、コンピューティングリソースプロバイダ2028に関連して本明細書で説明されるように、ユニタリーであるかまたは分散された、複数のロケーションにわたる、複数の機械にわたる、および/あるいは1つまたは複数のネットワーク中の1つまたは複数のクラウド構成要素を含み得るクラウドコンピューティングシステム中に存在する1つまたは複数のコンピュータシステムを含み得る。適切な場合、1つまたは複数のコンピュータシステムは、実質的な空間的または時間的限定なしに本明細書で説明または例示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを実施し得る。限定ではなく例として、1つまたは複数のコンピュータシステムは、リアルタイムでまたはバッチモードで本明細書で説明または例示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを実行し得る。1つまたは複数のコンピュータシステムは、適切な場合、異なる時間にまたは異なるロケーションで本明細書で説明または例示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを実行し得る。
【0191】
[0210]プロセッサ2004は、Intel(登録商標)マイクロプロセッサ、AMD(登録商標)マイクロプロセッサ、Motorola(登録商標)マイクロプロセッサ、または他のそのようなマイクロプロセッサなどの従来のマイクロプロセッサであり得る。「機械可読(記憶)媒体」または「コンピュータ可読(記憶)媒体」という用語がプロセッサによってアクセス可能である任意のタイプのデバイスを含むことを、当業者は認識されよう。
【0192】
[0211]メモリ2014は、たとえば、コネクタ2006などのコネクタまたはバスによってプロセッサ2004に結合され得る。本明細書で使用されるコネクタ2006などのコネクタまたはバスは、コンピューティングデバイス2002内の構成要素の間でデータを転送する通信システムであり、いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイスの間でデータを転送するために使用され得る。コネクタ2006は、データバス、メモリバス、システムバス、または他のそのようなデータ転送機構であり得る。そのようなコネクタの例は、限定はしないが、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、拡張ISA(EISA)バス、パラレルATアタッチメント(PATA)バス(たとえば、統合ドライブエレクトロニクス(IDE)もしくは拡張IDE(EIDE)バス)、または様々なタイプの周辺構成要素相互接続(PCI)バス(たとえば、PCI、PCIe、PCI-104など)を含む。
【0193】
[0212]メモリ2014は、限定はしないが、ダイナミックRAM(DRAM)、スタティックRAM(SRAM)、同期ダイナミックRAM(SDRAM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、および他のタイプのRAMを含むRAMを含むことができる。DRAMは、誤り訂正符号(EEC)を含み得る。メモリはまた、限定はしないが、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、マスクROM(MROM)、および他のタイプのROMを含むROMを含むことができる。メモリ2014はまた、読取り専用記憶媒体(たとえば、CD ROMおよびDVD ROM)または別の記憶媒体(たとえば、CDまたはDVD)を含む磁気または光学データ記憶媒体を含むことができる。メモリは、ローカルであるか、リモートであるか、または分散され得る。
【0194】
[0213]上記で説明されたように、コネクタ2006(またはバス)はまたプロセッサ2004を、不揮発性メモリまたは記憶装置を含み得、ドライブユニットも含み得るストレージデバイス2010に結合することができる。いくつかの実施形態では、不揮発性メモリまたは記憶装置は、磁気フロッピー(登録商標)もしくはハードディスク、磁気光ディスク、光ディスク、ROM(たとえば、CD-ROM、DVD-ROM、EPROM、もしくはEEPROM)、磁気もしくは光学カード、または別の形態のデータのための記憶装置である。このデータの一部は、直接メモリアクセスプロセスによって、コンピュータシステム中のソフトウェアの実行中にメモリに書き込まれ得る。不揮発性メモリまたは記憶装置は、ローカルであるか、リモートであるか、または分散され得る。いくつかの実施形態では、不揮発性メモリまたは記憶装置は随意である。企図され得るように、コンピューティングシステムは、メモリ中で利用可能なすべての適用可能なデータを用いて作成され得る。典型的なコンピュータシステムは、通常、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、メモリをプロセッサに結合するデバイス(たとえば、バス)とを含むことになる。
【0195】
[0214]ソフトウェアおよび/またはソフトウェアに関連するデータは、不揮発性メモリおよび/またはドライブユニットに記憶され得る。いくつかの実施形態では(たとえば、大きいプログラムの場合)、メモリ中にプログラムおよび/またはデータ全体を常時記憶することが可能でないことがある。そのような実施形態では、プログラムおよび/またはデータは、たとえば、ストレージデバイス2010などの追加のストレージデバイスからメモリ内外に移動され得る。それにもかかわらず、ソフトウェアが稼働するために、必要な場合、それは処理に適したコンピュータ可読ロケーションに移動され、説明のために、そのロケーションは、本明細書ではメモリと呼ばれることを理解されたい。ソフトウェアが実行のためにメモリに移動されたときでも、プロセッサは、ソフトウェアに関連する値を記憶するためにハードウェアレジスタと、理想的には、実行を高速化するように働くローカルキャッシュとを利用することができる。本明細書で使用されるソフトウェアプログラムは、そのソフトウェアプログラムが「コンピュータ可読媒体において実装される」と呼ばれるとき、任意の知られているまたは好都合なロケーション(不揮発性記憶装置からハードウェアレジスタまで)に記憶されると仮定される。プログラムに関連する少なくとも1つの値がプロセッサによって読取り可能なレジスタに記憶されるとき、プロセッサは、「プログラムを実行するように構成される」と見なされる。
【0196】
[0215]接続2006はまた、ネットワークインターフェース2020などのネットワークインターフェースデバイスにプロセッサ2004を結合することができる。インターフェースは、限定はしないが、モデムまたは本明細書で説明されるものを含む他のそのようなネットワークインターフェースのうちの1つまたは複数を含むことができる。ネットワークインターフェース2020が、コンピューティングデバイス2002の部分であると見なされ得るか、またはコンピューティングデバイス2002とは別個のものであり得ることを諒解されよう。ネットワークインターフェース2020は、アナログモデム、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)モデム、ケーブルモデム、トークンリングインターフェース、衛星送信インターフェース、または他のコンピュータシステムにコンピュータシステムを結合するための他のインターフェースのうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実施形態では、ネットワークインターフェース2020は、1つまたは複数の入力および/または出力(I/O)デバイスを含むことができる。入出力デバイスは、限定ではなく例として、入力デバイス2016などの入力デバイスおよび/または出力デバイス2018などの出力デバイスを含むことができる。たとえば、ネットワークインターフェース2020は、キーボードと、マウスと、プリンタと、スキャナと、ディスプレイデバイスと、他のそのような構成要素とを含み得る。本明細書では、入力デバイスと出力デバイスとの他の例について説明される。いくつかの実施形態では、通信インターフェースデバイスは、完全で別個のコンピューティングデバイスとして実装され得る。
【0197】
[0216]いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイス2002は、ネットワークインターフェース2020などの接続を使用してネットワーク2022を介してコンピューティングデバイス2025などの1つまたは複数の追加のコンピューティングデバイスに接続され得る。そのような実施形態では、コンピューティングデバイス2025は、コンピューティングデバイス2002上で動作するプログラムおよび/またはサービスの制御下でまたはそれに代わって1つまたは複数の機能を実施するために1つまたは複数のサービス2026を実行し得る。いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイス2025などのコンピューティングデバイスは、限定はしないが、プロセッサ2004などのプロセッサと、接続2006などの接続と、キャッシュ2008などのキャッシュと、ストレージデバイス2010などのストレージデバイスと、メモリ2014などのメモリと、入力デバイス2016などの入力デバイスと、出力デバイス2018などの出力デバイスとを含むコンピューティングデバイス2002に関して説明された構成要素のタイプのうちの1つまたは複数を含み得る。そのような実施形態では、コンピューティングデバイス2025は、コンピューティングデバイス2002に関して本明細書で説明された機能などの機能を実行することができる。いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイス2002は、コンピューティングデバイス2025などの複数のコンピューティングデバイスに接続され得、その各々は、同じく、コンピューティングデバイス2025などの複数のコンピューティングデバイスに接続され得る。そのような実施形態は、本明細書では分散コンピューティング環境と呼ばれることがある。
【0198】
[0217]いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイス2002および/またはコンピューティングデバイス2025は、本明細書で説明されるネットワークインターフェース(たとえば、ネットワークインターフェース2020)などのネットワークインターフェースを使用してネットワーク2022を介してコンピューティングリソースプロバイダ2028に接続され得る。そのような実施形態では、(本明細書では「コンピューティングリソースプロバイダ環境」内にとも呼ばれる)コンピューティングリソースプロバイダ2028内にホストされる1つまたは複数のシステム(たとえば、サービス2030およびサービス2032)は、コンピューティングデバイス2002および/またはコンピューティングデバイス2025上で動作するプログラムおよび/またはサービスの制御下でまたはそれに代わって1つまたは複数の機能を実施するために1つまたは複数のサービスを実行し得る。サービス2030およびサービス2032などのシステムは、コンピューティングデバイス2002および/またはコンピューティングデバイス2025上で動作するプログラムおよび/またはサービスの制御下でまたはそれに代わって1つまたは複数の機能を実施するためにコンピュータコードを実行するために本明細書で説明されるコンピュータデバイスなどの1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含み得る。
【0199】
[0218]たとえば、コンピューティングデバイス2002のためのデータの量がストレージデバイス2010の容量を超えるとき、たとえば、コンピューティングリソースプロバイダ2028は、コンピューティングデバイス2002のためのデータを記憶するためにサービス2030上で動作するサービスを与え得る。別の例では、コンピューティングリソースプロバイダ2028は、最初に、サービス2032上に仮想マシン(VM)をインスタンス化し、サービス2032上に記憶されたデータにアクセスするためにそのVMを使用し、そのデータに対して1つまたは複数の動作を実施し、コンピューティングデバイス2002にそれらの1つまたは複数の動作の結果を与えるためにサービスを与え得る。そのような動作(たとえば、データの記憶およびVMのインスタンス化)は、本明細書では「クラウド中で」、「クラウドコンピューティング環境内で」、または「ホストされた仮想マシン環境内で」動作することと呼ばれることがあり、コンピューティングリソースプロバイダ2028は、本明細書では「クラウド」と呼ばれることもある。そのようなコンピューティングリソースプロバイダの例は、限定はしないが、Amazon(登録商標)ウェブサービス(AWS(登録商標))、MicrosoftのAzure(登録商標)、IBM Cloud(登録商標)、Google Cloud(登録商標)、オラクルCloud(登録商標)などを含む。
【0200】
[0219]コンピューティングリソースプロバイダ2028によって与えられるサービスは、限定はしないが、データアナリティクス、データストレージ、アーカイブストレージ、ビッグデータストレージ、(様々なスケーラブルVMアーキテクチャを含む)仮想コンピューティング、ブロックチェーンサービス、コンテナ(たとえば、アプリケーションカプセル化)、データベースサービス、(サンドボックス開発環境を含む)開発環境、eコマースソリューション、ゲームサービス、メディアおよびコンテンツ管理サービス、セキュリティサービス、サーバレスホスティング、仮想現実(VR)システム、および拡張現実(AR)システムを含む。そのようなサービスを容易にする様々な技法は、限定はしないが、仮想マシン、仮想ストレージ、データベースサービス、システムスケジューラ(たとえば、ハイパーバイザ)、リソース管理システム、様々なタイプの短期、中間、長期、およびアーカイバルストレージデバイスなどを含む。
【0201】
[0220]企図され得るように、サービス2030およびサービス2032などのシステムは、コンピューティングデバイス2002および/またはコンピューティングデバイス2025に代わって、またはそれの制御下で様々なサービス(たとえば、サービス2012またはサービス2026)のバージョンを実装し得る。様々なサービスのそのような実装されたバージョンは、たとえば、サービスがたとえばサービス2030上で実行しているときにサービス2012がコンピューティングデバイス2002上で実行しているようにコンピューティングデバイス2002のユーザに見え得るように1つまたは複数の仮想化技法を伴い得る。同じく企図され得るように、コンピューティングリソースプロバイダ2028環境内で動作する様々なサービスは、環境内の様々なシステムの間に分散され、ならびにコンピューティングデバイス2025および/またはコンピューティングデバイス2002上に部分的に分散され得る。
【0202】
[0221]クライアントデバイス、ユーザデバイス、コンピュータリソースプロバイダデバイス、ネットワークデバイス、および他のデバイスは、特に、1つまたは複数の集積回路、入力デバイス、出力デバイス、データ記憶デバイス、および/またはネットワークインターフェースを含むコンピューティングシステムであり得る。集積回路は、特に、たとえば、本明細書で説明されるものなど、1つまたは複数のプロセッサ、揮発性メモリ、および/または不揮発性メモリを含むことができる。入力デバイスは、たとえば、限定はしないが、本明細書で説明される入力デバイスを含むキーボード、マウス、キーパッド、タッチインターフェース、マイクロフォン、カメラ、および/または他のタイプの入力デバイスを含むことができる。出力デバイスは、たとえば、限定はしないが、本明細書で説明される出力デバイスを含むディスプレイスクリーン、スピーカ、触覚フィードバックシステム、プリンタ、および/または他のタイプの出力デバイスを含むことができる。ハードドライブまたはフラッシュメモリなどのデータ記憶デバイスは、コンピューティングデバイスが、一時的にまたは永続的にデータを記憶することを可能にすることができる。ワイヤレスまたはワイヤードインターフェースなどのネットワークインターフェースは、コンピューティングデバイスがネットワークと通信することを可能にすることができる。コンピューティングデバイスの例(たとえば、コンピューティングデバイス2002)は、限定はしないが、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、タブレット、スマートフォン、携帯情報端末、デジタル自宅アシスタント、ウェアラブルデバイス、スマートデバイス、ならびにこれらおよび/または他のそのようなコンピューティングデバイスの組合せ、ならびにコンピューティングデバイスが組み込まれているおよび/または仮想的に実装されている機械および装置を含む。
【0203】
[0222]本明細書で説明された技法はまた、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。そのような技法は、汎用コンピュータ、ワイヤレス通信デバイスハンドセット、またはワイヤレス通信デバイスハンドセットおよび他のデバイスにおける適用を含む複数の用途を有する集積回路デバイスなど、様々なデバイスのいずれかにおいて実装され得る。モジュールまたは構成要素として説明された任意の特徴は、集積論理デバイスに一緒に、または個別であるが相互運用可能な論理デバイスとして別個に実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、本技法は、実行されたとき、上記で説明された方法のうちの1つまたは複数を実施する命令を含むプログラムコードを備えるコンピュータ可読データ記憶媒体によって、少なくとも部分的に実現され得る。コンピュータ可読データ記憶媒体は、パッケージング材料を含み得るコンピュータプログラム製品の一部を形成し得る。コンピュータ可読媒体は、本明細書で説明されたものなど、メモリまたはデータ記憶媒体を備え得る。本技法は、追加または代替として、伝搬信号または電波など、命令またはデータ構造の形態でプログラムコードを搬送または通信し、コンピュータによってアクセスされ、読み取られ、および/または実行され得るコンピュータ可読通信媒体によって少なくとも部分的に実現され得る。
【0204】
[0223]プログラムコードは、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、あるいは他の等価の集積回路またはディスクリート論理回路など、1つまたは複数のプロセッサを含み得るプロセッサによって実行され得る。そのようなプロセッサは、本開示で説明された技法のいずれかを実施するように構成され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、任意の他のそのような構成としても実装され得る。したがって、本明細書で使用される「プロセッサ」という用語は、上記の構造、上記の構造の任意の組合せ、あるいは本明細書で説明された技法の実装に好適な任意の他の構造または装置のいずれかを指し得る。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明される機能は、中断されたデータベース更新システムを実装するために構成された専用のソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュール内に与えられ得る。
【0205】
[0224]本明細書で使用する「機械可読媒体」という用語および「機械可読記憶媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および「コンピュータ可読記憶媒体」という等価の用語は、限定はしないが、命令および/またはデータを記憶、包含、または搬送することが可能なポータブルなまたはポータブルでないストレージデバイス、光ストレージデバイス、取外し可能なまたは取外し不可能なストレージデバイス、および様々な他の媒体を含む媒体を指す。コンピュータ可読媒体は、データがそこに記憶され得る非一時的媒体を含み得、それは、ワイヤレスにまたはワイヤード接続を介して伝搬する搬送波および/または一時的電子信号を含まない。非一時的媒体の例は、限定はしないが、磁気ディスクまたはテープ、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光記憶媒体、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリ、メモリまたはメモリデバイスを含み得る。
【0206】
[0225]機械可読媒体または機械可読記憶媒体は、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る、コードおよび/または機械実行可能命令をその上に記憶していることがある。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、任意の好適な手段を介してパス、フォワーディング、または送信され得る。機械可読記憶媒体、機械可読媒体、またはコンピュータ可読(記憶)媒体のさらなる例は、限定はしないが、特に、揮発性および不揮発性メモリデバイス、フロッピーおよび他のリムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、光ディスク(たとえば、CD、DVDなど)などの記録可能タイプ媒体と、デジタルおよびアナログ通信リンクなどの送信タイプ媒体とを含む。
【0207】
[0226]企図され得るように。本明細書の例は、単一の媒体として機械可読媒体または機械可読記憶媒体を示すかまたは言及し得るが、「機械可読媒体」および「機械可読記憶媒体」という用語は、命令の1つまたは複数のセットを記憶する単一の媒体または複数の媒体(たとえば、集中もしくは分散データベースならびに/または関連するキャッシュおよびサーバ)を含むものと解釈されるべきである。「機械可読媒体」および「機械可読記憶媒体」という用語はまた、システムが実行するための命令のセットを記憶、符号化、または搬送することが可能であり、システムに本明細書で開示する方法またはモジュールのうちの任意の1つまたは複数を実施させる任意の媒体を含むものと解釈される。
【0208】
[0227]本明細書における詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットに対する動作のアルゴリズムおよび記号表現に関して提示され得る。これらのアルゴリズムの説明および表現は、データ処理分野の当業者によって、自身の仕事の本質を他の当業者に最も効果的に伝達するために使用される手段である。アルゴリズムは、本明細書では、および一般には、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の動作であると想到される。動作は、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、必ずしも必要とは限らないが、これらの量は、記憶、転送、結合、比較、および他の方法で操作されることが可能な電気信号または磁気信号の形態をとる。主に一般的な用法という理由で、これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、項、数、などと呼ぶことが時々便利であることがわかっている。
【0209】
[0228]ただし、これらおよび同様の用語のすべては、適切な物理量に関連付けられるべきものであり、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことに留意されたい。別段に明記されていない限り、以下の説明から明らかなように、説明全体にわたって、「処理する」または「計算する」または「算出する」または「決定する」または「表示する」または「生成する」などの用語を利用する説明は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内の物理(電子)量として表されるデータを操作し、コンピュータシステムのメモリまたはレジスタまたは他のそのような情報記憶、送信もしくはディスプレイデバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスの行為およびプロセスを指すことを諒解されたい。
【0210】
[0229]個々の実装形態が、フローチャート、流れ図、データフロー図、構造図、またはブロック図として図示されるプロセスとして説明され得ることにも留意されたい。フローチャート、流れ図、データフロー図、構造図、またはブロック図は、動作を逐次的なプロセスとして説明し得るが、動作の多くは、並行してまたは同時に実施され得る。さらに、動作の順序は並べ替えられ得る。図に示されているプロセスは、それの動作が完了したときに終了されるが、図に含まれていない追加のステップを有し得る。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、それの終了は呼出し関数またはメイン関数への関数の復帰に対応することができる。
【0211】
[0230]いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるアルゴリズムなどのアルゴリズムの1つまたは複数の実装形態は、機械学習または人工知能アルゴリズムを使用して実装され得る。そのような機械学習または人工知能アルゴリズムは、教師つき、教師なし、強化、または他のそのようなトレーニング技法を使用してトレーニングされ得る。たとえば、データのセットは、監視およびフィードバック(たとえば、教師なしトレーニング技法)なしにデータのセットの異なる要素の間の相関を識別するために様々な機械学習アルゴリズムのうちの1つを使用して分析され得る。機械学習データ分析アルゴリズムはまた、潜在的な相関を識別するためにサンプルまたはライブデータを使用してトレーニングされ得る。そのようなアルゴリズムは、k平均クラスタリングアルゴリズム、ファジーc平均(FCM)アルゴリズム、期待値最大化(EM)アルゴリズム、階層クラスタリングアルゴリズム、ノイズのあるアプリケーションの密度ベースの空間クラスタリング(DBSCAN)アルゴリズムなどを含み得る。機械学習または人工知能アルゴリズムの他の例は、限定はしないが、遺伝的アルゴリズム、バックプロパゲーション、強化学習、決定木、ライナー分類、人工ニューラルネットワーク、異常検出などを含む。より一般的には、機械学習または人工知能方法は、回帰分析、次元削減、メタ学習、強化学習、ディープラーニング、ならびに他のそのようなアルゴリズムおよび/または方法を含み得る。企図され得るように、「機械学習」および「人工知能」という用語は、これらの分野の間の重複の程度により頻繁に互換的に使用され、開示される技法およびアルゴリズムの多くは同様の手法を有する。
【0212】
[0231]教師つきトレーニング技法の一例として、データのセットは、データのセットのメンバーの間の相関の識別を容易にするために機械学習モデルのトレーニングのために選択され得る。機械学習モデルは、機械学習モデルに供給されるサンプル入力に基づいて、機械学習モデルがデータのセットのメンバーの間の正確な相関を生成しているのかどうかを決定するために評価され得る。この評価に基づいて、機械学習モデルは、機械学習モデルが所望の相関を識別する可能性を高めるために修正され得る。機械学習モデルは、機械学習アルゴリズムまたは人工知能アルゴリズムによって与えられた相関の効力に関するシステムのユーザからのフィードバック(すなわち、監視)を要請することによってさらに動的にトレーニングされ得る。機械学習アルゴリズムまたは人工知能は、相関を生成するためのアルゴリズムを改善するためにこのフィードバックを使用し得る(たとえば、フィードバックは、より正確な相関を与えるために機械学習アルゴリズムまたは人工知能をさらにトレーニングするために使用され得る)。
【0213】
[0232]本開示のいくつかの態様がいくつかの請求項の形式で以下に提示されているが、発明者は、任意の数の請求項の形式で本開示の様々な態様を企図する。米国特許法192条(f)の下で扱われることを意図するあらゆる請求は、「ための手段(means for)」という用語で開始するものになる。したがって、出願人は、本開示の他の態様のためのそのような追加の請求項の形式を遂行するために本出願を出願した後に追加の請求項を追加する権利を留保する。
【0214】
[0233]例はまた、本明細書で説明されるコンピューティングプロセスによって生成されるオブジェクトに関係し得る。そのようなオブジェクトは、コンピューティングプロセスから生じた情報を備え得、ここで、情報は、非一時的、有形コンピュータ可読記憶媒体上に記憶され、コンピュータプログラムオブジェクトまたは本明細書で説明される他のデータ組合せの任意の実装形態を含み得る。
【0215】
[0234]本明細書において使用される言語は、読みやすさおよび指導上の目的で主に選択されてきており、主題を線引きしまたは制限するために選択されてきていない場合がある。したがって、本開示の範囲が、この詳細な説明によってではなく、本明細書に基づく出願上に公表された任意の特許請求の範囲によって限定されることが意図される。したがって、例の開示は、以下の特許請求の範囲に記載されている主題の範囲の限定ではなく、説明のためのものであることが意図される。
【0216】
[0235]コンテキスト接続システムのためのシステムおよび構成要素の様々な実装形態の完全な理解を与えるために具体的な詳細が前の説明で与えられた。しかしながら、上記で説明された実装形態がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることを当業者は理解されよう。たとえば、回路、システム、ネットワーク、プロセス、および他の構成要素は、実施形態を不要な詳細で不明瞭にしないように、ブロック図の形式において構成要素として示され得る。他の事例では、実施形態を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法が不要な詳細なしに示され得る。
【0217】
[0236]本技術の上記の詳細な説明は、例示および説明のために提示された。それは、網羅的なものでも、開示された形態そのものに本技術を限定するものでもない。上記の教示に照らして、多くの修正形態および変形形態が可能である。本技術の原理およびそれの実際的適用例について最良に説明し、他の当業者が、様々な実施形態において、企図された特定の用途に好適であるような様々な修正を加えて本技術を利用することを可能にするために、説明される実施形態が選定された。本技術の範囲が特許請求の範囲によって定義されることが意図される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[C1]
コンピュータ実装方法であって、
メッセージのセットが交換されている間にメンバーと代理との間でリアルタイムにメッセージの前記セットを受信することと、
メッセージの前記セットに関連する1つまたは複数のタスクフラグを識別するためにメッセージの前記セットを処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のタスクフラグは、前記メンバーに代わって前記代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、
チャットインターフェース内のチャットフローを追跡することと、ここにおいて、メッセージの前記セットは、前記チャットインターフェース内で交換される、
前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つをメッセージの前記セットのうちのメッセージに自動的に割り当てるためにタグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することと、
メッセージの前記セットと、タスクの前記セットの関連するタスクを有する対応するタスクフラグ割当てとを含むメッセージ履歴を生成することと
を備える、方法。
[C2]
前記1つまたは複数のタスクフラグと前記チャットフロー内のメッセージの前記セットのタイミングとに基づいて、推奨アルゴリズムを使用して新しいタスク推奨を生成するために前記メッセージ履歴を処理することをさらに備える、C1に記載のコンピュータ実装方法。
[C3]
前記タグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することは、
前記チャットフロー内のメッセージの前記セットの内容に基づいて、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、
メッセージの前記セットのうちの対応するメッセージに1つまたは複数のサブタスクタグを割り当てることと
をさらに備える、C1に記載のコンピュータ実装方法。
[C4]
前記タグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することは、
前記チャットフロー内のメッセージの前記セットの内容に基づいて、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、
複数のサブタスクタグをメッセージの前記セットのうちの第1のメッセージに割り当てることと
をさらに備える、C1に記載のコンピュータ実装方法。
[C5]
メンバーデバイスから事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、前記事前フィルタ処理入力は、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちのタスクフラグを識別する、
前記チャットインターフェース内のメッセージの表示を調整するために、前記事前フィルタ処理入力を使用して前記メッセージ履歴を処理することと、
メッセージの前記セットが交換されている間に前記メンバーと代理との間のリアルタイムメッセージを受信することと、
1つまたは複数のフラグを前記リアルタイムメッセージのメッセージに関連付けるために、フィルタ処理アルゴリズムを使用して前記リアルタイムメッセージをリアルタイムに処理することと、
前記事前フィルタ処理入力と、前記第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、前記チャットインターフェースにおいて前記リアルタイムメッセージのうちの第1のメッセージを表示することと、
前記事前フィルタ処理入力と、前記第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、前記チャットインターフェースにおいて前記リアルタイムメッセージのうちの第2のメッセージを非表示にすることと
をさらに備える、C1に記載のコンピュータ実装方法。
[C6]
前記代理に関連する代理デバイスからタグ関連付け変更メッセージを受信することと、
前記タグ関連付け変更メッセージに基づいて1つまたは複数のメッセージに関連するタグを修正するために前記メッセージ履歴を更新することと、
前記タグ関連付け変更メッセージを使用して前記タグ付けアルゴリズムを更新することと
をさらに備える、C1に記載のコンピュータ実装方法。
[C7]
メッセージの前記セットと前記1つまたは複数のタスクフラグとに関連するタスク完了通知を受信することと、
前記1つまたは複数のタスクフラグに関連するタスク完了フラグと、メッセージの前記セットのうちのメッセージへの前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの前記少なくとも1つの割当てに関連するタスク検証タグとを含むように前記メッセージ履歴を更新することと、
複数のメッセージ履歴および対応する完了したタスクのタスク関連付けデータにアクセスすることと、ここにおいて、前記複数のメッセージ履歴の各々が前記1つまたは複数のタスクフラグに関連する前記タスク完了フラグを含む、
前記複数のメッセージ履歴と前記複数のメッセージ履歴内のタスク検証タグとを使用して前記タグ付けアルゴリズムをトレーニングすることと、ここにおいて、前記タグ付けアルゴリズムは、メッセージデータを対応するタスクフラグにマッチさせるように構成された機械学習アルゴリズムを備える、
をさらに備える、C1に記載のコンピュータ実装方法。
[C8]
メンバーおよび代理に関連するメッセージのセットを記憶するように構成されたメモリと、ここにおいて、前記代理は、前記メンバーに代わってタスクの実施のために前記メンバーに割り当てられる、
前記メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサと
を備えるデバイスであって、前記1つまたは複数のプロセッサは、
メッセージの前記セットが交換されている間に前記メンバーと前記代理との間でリアルタイムにメッセージの前記セットを受信することと、
メッセージの前記セットに関連する1つまたは複数のタスクフラグを識別するためにメッセージの前記セットを処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のタスクフラグは、前記メンバーに代わって前記代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、
チャットインターフェース内のチャットフローを追跡することと、ここにおいて、メッセージの前記セットは、前記チャットインターフェース内で交換される、
前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つをメッセージの前記セットのうちのメッセージに自動的に割り当てるためにタグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することと、
メッセージの前記セットと、タスクの前記セットの関連するタスクを有する対応するタスクフラグ割当てとを含むメッセージ履歴を生成することと
を含む動作を実施するように構成される、デバイス。
[C9]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記1つまたは複数のタスクフラグと前記チャットフロー内のメッセージの前記セットのタイミングとに基づいて、推奨アルゴリズムを使用して新しいタスク推奨を生成するために前記メッセージ履歴を処理すること
を備える動作のためにさらに構成される、C8に記載のデバイス。
[C10]
前記タグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することは、
前記チャットフロー内のメッセージの前記セットの内容に基づいて、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、
メッセージの前記セットのうちの対応するメッセージに1つまたは複数のサブタスクタグを割り当てることと
をさらに備える、C8に記載のデバイス。
[C11]
前記タグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することは、
前記チャットフロー内のメッセージの前記セットの内容に基づいて、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、
複数のサブタスクタグをメッセージの前記セットのうちの第1のメッセージに割り当てることと
をさらに備える、C8に記載のデバイス。
[C12]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
メンバーデバイスから事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、前記事前フィルタ処理入力は、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちのタスクフラグを識別する、
前記チャットインターフェース内のメッセージの表示を調整するために、前記事前フィルタ処理入力を使用して前記メッセージ履歴を処理することと、
メッセージの前記セットが交換されている間に前記メンバーと代理との間のリアルタイムメッセージを受信することと、
1つまたは複数のフラグを前記リアルタイムメッセージのメッセージに関連付けるために、フィルタ処理アルゴリズムを使用して前記リアルタイムメッセージをリアルタイムに処理することと、
前記事前フィルタ処理入力と、前記第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、前記チャットインターフェースにおいて前記リアルタイムメッセージのうちの第1のメッセージを表示することと、
前記事前フィルタ処理入力と、前記第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、前記チャットインターフェースにおいて前記リアルタイムメッセージのうちの第2のメッセージを非表示にすることと
を備える動作のためにさらに構成される、C8に記載のデバイス。
[C13]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記代理に関連する代理デバイスからタグ関連付け変更メッセージを受信することと、
前記タグ関連付け変更メッセージに基づいて1つまたは複数のメッセージに関連するタグを修正するために前記メッセージ履歴を更新することと、
前記タグ関連付け変更メッセージを使用して前記タグ付けアルゴリズムを更新することと
を備える動作のためにさらに構成される、C8に記載のデバイス。
[C14]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
メッセージの前記セットと前記1つまたは複数のタスクフラグとに関連するタスク完了通知を受信することと、
前記1つまたは複数のタスクフラグに関連するタスク完了フラグと、メッセージの前記セットのうちのメッセージへの前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの前記少なくとも1つの割当てに関連するタスク検証タグとを含むように前記メッセージ履歴を更新することと、
複数のメッセージ履歴および対応する完了したタスクのタスク関連付けデータにアクセスすることと、ここにおいて、前記複数のメッセージ履歴の各々が前記1つまたは複数のタスクフラグに関連する前記タスク完了フラグを含む、
前記複数のメッセージ履歴と前記複数のメッセージ履歴内のタスク検証タグとを使用して前記タグ付けアルゴリズムをトレーニングすることと、ここにおいて、前記タグ付けアルゴリズムは、メッセージデータを対応するタスクフラグにマッチさせるように構成された機械学習アルゴリズムを備える、
を備える動作のためにさらに構成される、C8に記載のデバイス。
[C15]
命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
メッセージのセットが交換されている間にメンバーと代理との間でリアルタイムにメッセージの前記セットを受信することと、
メッセージの前記セットに関連する1つまたは複数のタスクフラグを識別するためにメッセージの前記セットを処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のタスクフラグは、前記メンバーに代わって前記代理によって実施可能なタスクのセットに対応する、
チャットインターフェース内のチャットフローを追跡することと、ここにおいて、メッセージの前記セットは、前記チャットインターフェース内で交換される、
前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つをメッセージの前記セットのうちのメッセージに自動的に割り当てるためにタグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することと、
メッセージの前記セットと、タスクの前記セットの関連するタスクを有する対応するタスクフラグ割当てとを含むメッセージ履歴を生成することと
を備える動作を実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C16]
前記命令は、前記デバイスに、
前記1つまたは複数のタスクフラグと前記チャットフロー内のメッセージの前記セットのタイミングとに基づいて、推奨アルゴリズムを使用して新しいタスク推奨を生成するために前記メッセージ履歴を処理すること
を備える動作をさらに実施させる、C15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C17]
前記タグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することは、
前記チャットフロー内のメッセージの前記セットの内容に基づいて、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、
メッセージの前記セットのうちの対応するメッセージに1つまたは複数のサブタスクタグを割り当てることと
をさらに備える、C15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C18]
前記タグ付けアルゴリズムを使用して前記チャットフローを処理することは、
前記チャットフロー内のメッセージの前記セットの内容に基づいて、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちの少なくとも1つのための複数のサブタスクを生成することと、
複数のサブタスクタグをメッセージの前記セットのうちの第1のメッセージに割り当てることと
をさらに備える、C15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C19]
前記命令は、前記デバイスに、
メンバーデバイスから事前フィルタ処理入力を受信することと、ここにおいて、前記事前フィルタ処理入力は、前記1つまたは複数のタスクフラグのうちのタスクフラグを識別する、
前記チャットインターフェース内のメッセージの表示を調整するために、前記事前フィルタ処理入力を使用して前記メッセージ履歴を処理することと、
メッセージの前記セットが交換されている間に前記メンバーと代理との間のリアルタイムメッセージを受信することと、
1つまたは複数のフラグを前記リアルタイムメッセージのメッセージに関連付けるために、フィルタ処理アルゴリズムを使用して前記リアルタイムメッセージをリアルタイムに処理することと、
前記事前フィルタ処理入力と、前記第1のメッセージとの第1のタスク関連付けとに基づいて、前記チャットインターフェースにおいて前記リアルタイムメッセージのうちの第1のメッセージを表示することと、
前記事前フィルタ処理入力と、前記第2のメッセージとの第2のタスク関連付けとに基づいて、前記チャットインターフェースにおいて前記リアルタイムメッセージのうちの第2のメッセージを非表示にすることと
を備える動作をさらに実施させる、C15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C20]
前記命令は、前記デバイスに、
前記代理に関連する代理デバイスからタグ関連付け変更メッセージを受信することと、
前記タグ関連付け変更メッセージに基づいて1つまたは複数のメッセージに関連するタグを修正するために前記メッセージ履歴を更新することと、
前記タグ関連付け変更メッセージを使用して前記タグ付けアルゴリズムを更新することと
を備える動作をさらに実施させる、C15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。