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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-10
(45)【発行日】2025-01-21
(54)【発明の名称】二次電池の製造方法および二次電池
(51)【国際特許分類】
   H01M 10/04 20060101AFI20250114BHJP
   H01M 50/474 20210101ALI20250114BHJP
   H01M 50/477 20210101ALI20250114BHJP
   H01M 10/613 20140101ALI20250114BHJP
   H01M 10/647 20140101ALI20250114BHJP
   H01M 50/486 20210101ALI20250114BHJP
   H01M 10/654 20140101ALN20250114BHJP
【FI】
H01M10/04 Z
H01M50/474
H01M50/477
H01M10/613
H01M10/647
H01M50/486
H01M10/654
【請求項の数】 21
(21)【出願番号】P 2023517791
(86)(22)【出願日】2021-09-16
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-04
(86)【国際出願番号】 KR2021012733
(87)【国際公開番号】W WO2022065810
(87)【国際公開日】2022-03-31
【審査請求日】2023-03-16
(31)【優先権主張番号】10-2020-0123363
(32)【優先日】2020-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0071815
(32)【優先日】2021-06-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】521065355
【氏名又は名称】エルジー エナジー ソリューション リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】テ・ギュン・ノ
(72)【発明者】
【氏名】スン・ビン・パク
(72)【発明者】
【氏名】ミ・ル・ジョ
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・イン・ハン
【審査官】佐溝 茂良
(56)【参考文献】
【文献】特表2003-523061(JP,A)
【文献】特開2008-091099(JP,A)
【文献】特表2015-534251(JP,A)
【文献】特表2015-534218(JP,A)
【文献】国際公開第2017/033420(WO,A1)
【文献】特開2007-335307(JP,A)
【文献】特開2013-165037(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 10/00 - 10/04
H01M 10/06 - 10/34
H01M 50/40 - 50/497
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの電極および少なくとも1つのセパレータをそれぞれ含む複数の単位セルを分離フィルムの一面に載置させ、順次フォールディングしてフォールディングセルを形成させるフォールディングセルの形成工程と、
前記フォールディングセルの端部に加圧テープを付着するテープ付着工程と、
前記加圧テープが付着された前記フォールディングセルおよび電解液を電池ケースの内部に収容させる収容工程と、
前記電池ケースの外面を加圧して前記フォールディングセルを加圧する加圧工程と、
を含み、
前記加圧テープが前記フォールディングセルの前面または後面のうち少なくともいずれか1つ以上の面の端部を覆うように前記1つ以上の面に付着される、二次電池の製造方法。
【請求項2】
前記単位セルは、前記電極の上部に備えられた電極タブをさらに含み、
前記テープ付着工程において、前記フォールディングセルにおける前記電極タブが位置した上部に前記加圧テープを付着する、請求項1に記載の二次電池の製造方法。
【請求項3】
前記テープ付着工程において、前記フォールディングセルの下部に前記加圧テープをさらに付着する、請求項2に記載の二次電池の製造方法。
【請求項4】
前記テープ付着工程において、
前記加圧テープを前記分離フィルムの最外面に付着する、請求項2に記載の二次電池の製造方法。
【請求項5】
前記テープ付着工程において、
前記加圧テープを、前記フォールディングセルのフォールディングの際に、フォールディング軸の垂直方向に前記1つ以上の面に付着する、請求項4に記載の二次電池の製造方法。
【請求項6】
前記テープ付着工程において、
前記加圧テープを前記フォールディングセルの上部が加圧されるように前記フォールディングセルの上部を取り囲んで付着する、請求項4に記載の二次電池の製造方法。
【請求項7】
前記テープ付着工程において、
前記加圧テープを前記フォールディングセルのフォールディング方向に前記フォールディングセルを取り囲んで付着する、請求項6に記載の二次電池の製造方法。
【請求項8】
前記テープ付着工程において、
前記加圧テープを前記フォールディングセルのフォールディング軸方向に前記フォールディングセルの上部を取り囲んで付着する、請求項6に記載の二次電池の製造方法。
【請求項9】
少なくとも1つの電極および少なくとも1つのセパレータをそれぞれ含む複数の単位セルおよび複数の前記単位セルの間に位置するようにフォールディングしている分離フィルムを含むフォールディングセルと、
前記フォールディングセルに付着される加圧テープと、
前記フォールディングセルおよび電解液が内部に収容される電池ケースと、
を含み、
前記加圧テープは、前記電池ケースの外面が加圧される際に、前記フォールディングセルの端部が加圧されるように前記フォールディングセルの端部に付着され
前記加圧テープが前記フォールディングセルの前面または後面のうち少なくともいずれか1つ以上の面の端部を覆うように前記1つ以上の面に付着される、二次電池。
【請求項10】
前記単位セルは、前記電極の上部に備えられた電極タブをさらに含み、
前記加圧テープは、前記フォールディングセルにおける前記電極タブが位置した上部に付着される、請求項9に記載の二次電池。
【請求項11】
前記加圧テープは、前記フォールディングセルの下部にさらに付着される、請求項10に記載の二次電池。
【請求項12】
前記加圧テープは、前記分離フィルムの最外面に付着される、請求項10に記載の二次電池。
【請求項13】
前記加圧テープは、前記フォールディングセルのフォールディング軸に対して垂直方向に前記1つ以上の面に付着される、請求項12に記載の二次電池。
【請求項14】
前記加圧テープの厚さは10~300μmである、請求項13に記載の二次電池。
【請求項15】
前記加圧テープの前記フォールディングセルのフォールディング軸方向に前記フォールディングセルに付着された長さは5~300mmである、請求項13に記載の二次電池。
【請求項16】
前記加圧テープは、前記フォールディングセルの上部が加圧されるように前記フォールディングセルの上部を取り囲んで付着される、請求項12~15の何れか一項に記載の二次電池。
【請求項17】
前記加圧テープは、前記フォールディングセルのフォールディング方向に前記フォールディングセルを取り囲んで付着される、請求項16に記載の二次電池。
【請求項18】
前記加圧テープの厚さは1~300μmである、請求項17に記載の二次電池。
【請求項19】
前記加圧テープの前記フォールディングセルのフォールディング軸方向に前記フォールディングセルに付着された長さは0.5~300mmである、請求項17に記載の二次電池。
【請求項20】
前記加圧テープを前記フォールディングセルのフォールディング軸方向に前記フォールディングセルの上部を取り囲んで付着する、請求項16~19の何れか一項に記載の二次電池。
【請求項21】
前記加圧テープは、基材および接着層を含み、
前記基材は、ポリプロピレン(polypropylene)、ポリエチレン(polyethylene)、ポリイミド(Polyimide)、およびポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)のうちいずれか1つの材質を含む、請求項9~20の何れか一項に記載の二次電池。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年09月23日付けの韓国特許出願第10-2020-0123363号および2021年06月02日付けの韓国特許出願第10-2021-0071815号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示された全ての内容は、本明細書の一部として組み込まれる。本発明は、二次電池の製造方法および二次電池に関する。
【背景技術】
【0002】
二次電池は、一次電池とは異なって再充電が可能であり、また、小型および大容量化の可能性により、近年多く研究開発されている。モバイル機器に対する技術開発と需要が増加するにつれ、エネルギー源としての二次電池の需要が急激に増加している。
【0003】
二次電池は、電池ケースの形状に応じて、コイン型電池、円筒型電池、角型電池、およびパウチ型電池に分類される。二次電池において、電池ケースの内部に取り付けられる電極組立体は、電極およびセパレータの積層構造からなる充放電可能な発電素子である。
【0004】
電極組立体は、活物質が塗布されたシート状の正極と負極との間にセパレータを介在して巻き取ったゼリーロール(Jelly-roll)型、複数の正極と負極をセパレータが介在された状態で順次積層したスタック型、およびスタック型の単位セルを長さの長い分離フィルムで巻き取ったスタック/フォールディング型に概ね分類することができる。
【0005】
近年、スタック/フォールディング型電極組立体をアルミニウムラミネートシートのパウチ(Pouch)型電池ケース(Case)に内蔵した構造のパウチ型電池が、低い製造費用、小さい重量、容易な形態の変形などの理由により多くの関心を集めており、またその使用量が次第に増加している。
【0006】
リチウムパウチ型電池の急速充電に対する要求が高度化するにつれ、高いエネルギー(Energy)、長寿命、低い膨れ(Low Swelling)の方向にセルの設計がなされている。
【0007】
急速充電のレート(Rate)が高くなるにつれ、セル(Cell)にリチウム析出が発生することになり、これは、初期には局部的に発生するが、終局にはセルのリテンション(Retention)および膨れを悪化させるという問題を生じさせる。
【0008】
近年進んだ急速充電イシューにおいて、セルの上端部に析出が発生するという問題があり、急速充電、長寿命サイクル(Clycle)を満たすためには、上端析出問題を解決しなければならない。すなわち、セルの上端部が、ラミネートが弱く行われて電解液が溜まることになり、これはリチウム析出を発生させて多くの問題を引き起こす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】韓国公開特許第10-2018-0051072号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の一態様は、フォールディングセルの端部で析出が発生するのを防止することができる二次電池の製造方法および二次電池を提供するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法は、少なくとも1つの電極および少なくとも1つのセパレータをそれぞれ含む複数の単位セルを分離フィルムの一面に載置させ、順次フォールディングしてフォールディングセルを形成させるフォールディングセルの形成工程と、前記フォールディングセルの端部に加圧テープを付着するテープ付着工程と、前記加圧テープが付着された前記フォールディングセルおよび電解液を電池ケースの内部に収容させる収容工程と、前記電池ケースの外面を加圧して前記フォールディングセルを加圧する加圧工程と、を含むことができる。
【0012】
一方、本発明の実施形態に係る二次電池は、少なくとも1つの電極および少なくとも1つのセパレータをそれぞれ含む複数の単位セルおよび複数の前記単位セルの間に位置するようにフォールディングしている分離フィルムを含むフォールディングセルと、前記フォールディングセルに付着される加圧テープと、前記フォールディングセルおよび電解液が内部に収容される電池ケースと、を含み、前記加圧テープは、前記電池ケースの外面が加圧される際に、前記フォールディングセルの端部が加圧されるように前記フォールディングセルの端部に付着されることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、フォールディングセルの端部に加圧テープを付着してフォールディングセルの端部に加圧力が加えられ、端部に溜まっている電解液が単位セルの外部に押し出されることになって析出が発生するのを防止し、長期サイクル(Cycle)での異常膨れ(Abnormal Swelling)およびリテンションフェーディング(Retention Fading)が防止されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるフォールディングセルの形成工程を示した平面図である。
図2】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法における単位セルを示した正面図である。
図3】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第1実施例を示した斜視図である。
図4】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法における収容工程を示した斜視図である。
図5】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法における加圧工程を示した正面図である。
図6】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第2実施例を示した斜視図である。
図7】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第3実施例を示した斜視図である。
図8】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第4実施例を示した斜視図である。
図9】本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法により製造された二次電池および従来技術に係る二次電池の性能を示したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の目的、特定の長所、および新規な特徴は、添付図面と関連付けられる以下の詳細な説明および好ましい実施形態からさらに明らかになるであろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付するにおいて、同一の構成要素に限っては、他の図面上に表示される際にも、可能な限り同一の番号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明は、種々の異なる形態で実現されてもよく、ここで説明する実施形態に限定されない。そして、本発明を説明するにおいて、本発明の要旨を不要に濁す恐れのある関連の公知技術に関する詳細な説明は省略することにする。
【0016】
実施形態に係る二次電池の製造方法
図1は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるフォールディングセルの形成工程を示した平面図であり、図2は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法における単位セルを示した正面図であり、図3は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第1実施例を示した斜視図である。
【0017】
また、図4は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法における収容工程を示した斜視図であり、図5は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法における加圧工程を示した正面図である。
【0018】
図1図5を参照すると、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法は、単位セル110を分離フィルム120の一面に載置させてフォールディングしてフォールディングセル100を形成させるフォールディングセルの形成工程と、フォールディングセル100に加圧テープ300を付着するテープ付着工程と、フォールディングセル100および電解液を電池ケース200の内部に収容させる収容工程と、電池ケース200を加圧する加圧工程と、を含むことができる。
【0019】
以下、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法についてより詳細に説明することにする。図1および図2を参照すると、フォールディングセルの形成工程において、少なくとも1つの電極113および少なくとも1つのセパレータ114をそれぞれ含む複数の単位セル110を分離フィルム120の一面に載置させ、順次フォールディングしてフォールディングセル100を形成させることができる。この際、分離フィルム120は、複数の単位セル110の間に位置するようにフォールディングされることができる。ここで、図1を参照すると、分離フィルム120をX軸方向にフォールディングしてフォールディングセル100を形成させることができる。
【0020】
単位セル110は、充放電が可能な発電素子であり、少なくとも1つの電極113と少なくとも1つのセパレータ114が結集して交互に積層された構造を形成する。
【0021】
電極113は、正極111および負極112を含むことができる。そして、セパレータ114は、正極111と負極112を分離して電気的に絶縁させる。セパレータ114は、絶縁材質からなり、正極111および負極112と交互に積層される。
【0022】
一方、セパレータ114は、例えば、微多孔性を有するポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれらの組み合わせにより製造される多層フィルムや、ポリビニリデンフルオライド、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリロニトリル、またはポリビニリデンフルオライドヘキサフルオロプロピレン共重合体のような固体高分子電解質用またはゲル型高分子電解質用の高分子フィルムであってもよい。
【0023】
一方、単位セル110は、電極113の端部に備えられた電極タブ130をさらに含むことができる。この際、電極タブ130は、電極113の上部に備えられることができる。ここで、電極113の上部は、フォールディングセル100のフォールディング軸方向と平行な方向に対してフォールディングセル100の上部側であってもよい。この際、図1を参照すると、フォールディングセル100のフォールディング軸方向は、Y軸方向であってもよい。一方、本発明の二次電池の製造方法において、電極タブ130が電極113の上部に備えられるものに必ずしも限定されるものではなく、例えば、電極タブ130は、電極113の両側部である上部側と下部側にそれぞれ備えられてもよいことはいうまでもない。電極タブ130は、正極111の端部に備えられた正極タブ131と、負極112の端部に備えられた負極タブと、を含むことができる。ここで、例えば、正極タブ131は、正極111の上部に備えられ、負極タブ132は、負極112の上部に備えられることができる。
【0024】
一方、フォールディングセル100は、一側部が電極タブ130と連結され、他側部が電池ケース200の外部に突出して外部端子と接続される電極リード140をさらに含むことができる。
電極リード140は、正極タブ131と連結された正極リード141と、負極タブ132と連結された負極リード142と、を含むことができる。
【0025】
図3を参照すると、テープ付着工程において、フォールディングセル100の端部に加圧テープ300を付着することができる。また、テープ付着工程において、第1実施例として、フォールディングセル100における電極タブ130が位置した端部に加圧テープ300を付着することができる。ここで、テープ付着工程において、具体的な第1実施例として、フォールディングセル100における電極タブ130が位置した上部に加圧テープ300を付着することができる。この際、テープ付着工程において、フォールディングセル100の下部に加圧テープ300をさらに付着することができる。
【0026】
さらに、テープ付着工程において、加圧テープ300を分離フィルム120の最外面に付着することができる。ここで、テープ付着工程において、第1実施例として、加圧テープ300を、フォールディングセル100のフォールディングの際に、フォールディング軸の垂直方向にフォールディングセル100の前面または後面のうち少なくともいずれか1つ以上の面に付着することができる。この際、図3を参照すると、フォールディング軸方向はY軸方向であり、フォールディング軸の垂直方向はZ軸方向であってもよい。
【0027】
ここで、加圧テープ300の厚さt1は10~300μmであることができる。これにより、加圧テープ300の厚さt1が、10μm以上であることで、電池ケース200の外面を加圧する際に、加圧テープ300を介して、フォールディングセル100における端部部分にさらに強い加圧力が加えられるようにすることができ、300μm以下であることで、過度な空間を占めず、過度な加圧力によりフォールディングセル100の外面に位置したセパレータが損傷しない。
【0028】
そして、加圧テープのフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL1は5~300mmであることができる。これにより、加圧テープ300の長さL1が、5mm以上であることで、電池ケース200の外面を加圧する際に、加圧テープ300を介して、電解液に溜まり得るフォールディングセル100における端部部分に効果的に加圧力が加えられるようにすることができ、300mm以下であることで、過度な空間を占めず、電解液に溜まり得るフォールディングセル100部分から過度に外れて、電解液をフォールディングセル100の外部に押し出す効果が減少するのを防止することができる。
【0029】
図6は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第2実施例を示した斜視図である。一方、図6を参照すると、テープ付着工程において、第2実施例として、加圧テープ300’をフォールディングセル100の端部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着することができる。この際、テープ付着工程において、具体的な第2実施例として、加圧テープ300’をフォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着するが、加圧テープ300’をフォールディングセル100のフォールディング方向にフォールディングセル100を取り囲んで付着することができる。すなわち、加圧テープ300’をフォールディングセル100の全幅方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着することができる。これにより、フォールディングセル100の上部を容易に加圧して加圧力を維持することができる。
【0030】
この際、フォールディングセル100の上部が加圧テープ300’を介して加圧されるように、加圧テープ300’のテンション(Tension)が維持されることができる。ここで、加圧テープ300’の厚さは1~300μmであることができる。これにより、加圧テープ300’の厚さが、1μm以上であることで、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで加圧する加圧テープ300’を介して、フォールディングセル100における端部部分に加圧力が加えられるようにすることができ、300μm以下であることで、過度な空間を占めず、過度な加圧力によりフォールディングセル100の外面に位置したセパレータが損傷しない。
【0031】
そして、加圧テープ300’のフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL2は0.5~300mmであることができる。これにより、加圧テープ300’の長さL2が、0.5mm以上であることで、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで加圧する加圧テープ300を介して、電解液に溜まり得るフォールディングセル100における端部部分に効果的に加圧力が加えられるようにすることができ、300mm以下であることで、過度な空間を占めず、電解液に溜まり得るフォールディングセル100部分から過度に外れて、電解液をフォールディングセル100の外部に押し出す効果が減少するのを防止することができる。
【0032】
図7は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第3実施例を示した斜視図である。一方、図7を参照すると、テープ付着工程において、第3実施例として、加圧テープ300’、300’’をフォールディングセル100の上部および下部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部および下部を取り囲んで付着するが、加圧テープ300’、300’’をフォールディングセル100のフォールディング方向にフォールディングセル100を取り囲んで付着することができる。すなわち、1つの加圧テープ300’をフォールディングセル100の全幅方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着し、さらに、他の1つの加圧テープ300’’をフォールディングセル100の全幅方向にフォールディングセル100の下部を取り囲んで付着することができる。これにより、フォールディングセル100の上部および下部を容易に加圧して加圧力を維持することができる。ここで、加圧テープ300’、300’’の厚さは1~300μmに形成され、加圧テープ300’、300’’のフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL2、L3は0.5~300mmであることができる。
【0033】
図8は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法におけるテープ付着工程の第4実施例を示した斜視図である。そして、図8を参照すると、テープ付着工程において、第4実施例として、加圧テープ300’’’をフォールディングセル100の端部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着することができる。ここで、テープ付着工程において、具体的な第4実施例として、加圧テープ300’’’をフォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着するが、フォールディングセル100のフォールディングの際に、フォールディング軸の垂直方向にフォールディングセル100の前面および後面、およびフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着することができる。すなわち、加圧テープ300’’’は、第4実施例として、フォールディングセル100のフォールディング軸に対して垂直方向にフォールディングセル100の前面および後面に付着される第1部分P1と、フォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着される第2部分P2と、を含むことができる。したがって、加圧テープ300’’’をフォールディングセル100の全長方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着して、フォールディングセル100の全幅が大きくなるのを防止し、フォールディングセル100の巻きが解けるのを防止し、過度な膨れを抑制することができる。また、電極113の端部が中央部に比べて厚さが薄いため、セパレータ114との接合が離れるのを防止することができる。ここで、加圧テープ300’’’の厚さは10~300μmであることができる。また、加圧テープ300’’’のフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL4は5~300mmであることができる。すなわち、加圧テープ300’’’の第1部分P1のフォールディングセル100に付着された長さは5~300mmであることができる。
【0034】
図4を参照すると、収容工程において、加圧テープ300が付着されたフォールディングセル100および電解液を電池ケース200の内部に収容させることができる。この際、電池ケース200の内部に収容部210が形成され、フォールディングセル100および電解液を収容することができる。
【0035】
また、収容工程において、フォールディングセル100および電解液を電池ケース200の内部に収容させた後、電池ケース200の外周面を熱融着によりシールすることができる。この際、電池ケース200の収容部210の外側縁部に沿って電池ケース200の上、下部を熱および圧力を加えて互いに接合させることができる。
【0036】
図5を参照すると、加圧工程において、電池ケース200の外面を加圧してフォールディングセル100を加圧することができる。加圧工程において、1対の加圧ジグ30を介して、電池ケース200の両側から電池ケース200の両面を加圧することができる。
【0037】
1対の加圧ジグ30は、上部ジグ10および下部ジグ20を含むことができる。ここで、加圧工程において、上部ジグ10と下部ジグ20との間にフォールディングセル100が収容された電池ケース200の上、下側を加圧することができる。
【0038】
したがって、加圧ジグ30を介して二次電池Eが加圧される際に、フォールディングセル100の上部に付着された加圧テープ300が、フォールディングセル100の上部にさらに強い加圧が行われるようにすることで、フォールディングセル100の上部に溜まっている電解液をフォールディングセル100の外側に容易に押し出すことができる。これにより、析出が発生するのを防止し、長期サイクル(Cycle)での異常膨れ(Abnormal Swelling)およびリテンションフェーディング(Retention Fading)が防止されることができる。
【0039】
図9は、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法により製造された二次電池および従来技術に係る二次電池の性能を示したグラフである。図9に示されているグラフは、フォールディングセルに加圧テープが付着された本発明の二次電池A、およびフォールディングセルに加圧テープが付着していない従来の二次電池Bのサイクル(Cycle)性能を示す。
【0040】
図9に示されているグラフを参照すると、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法により製造された二次電池Aは、充放電サイクルが進行するにつれ、リテンション(Retention)変化がほぼないのに対し、従来の二次電池Bは、充放電サイクルが進行するにつれ、210サイクル以後に急激なリテンションフェーディング(Retention Fading)が発生したことが分かる。
【0041】
したがって、本発明の実施形態に係る二次電池の製造方法により製造された二次電池Aは、フォールディングセルの上部に付着された加圧テープを介して加圧する際に、電解液を押し出し、フォールディングセルの上部において析出されるのを防止できることが分かる。
【0042】
実施形態に係る二次電池
以下、本発明の実施形態に係る二次電池について説明することにする。図1図5を参照すると、本発明の実施形態に係る二次電池Eは、複数の単位セル110および複数の単位セル110の間に位置するようにフォールディングしている分離フィルム120を含むフォールディングセル100と、フォールディングセル100に付着される加圧テープ300と、フォールディングセル100および電解液が収容される電池ケース200と、を含むことができる。
【0043】
本発明の実施形態に係る二次電池Eは、前述した実施形態に係る二次電池の製造方法により製造された二次電池に関する。したがって、本実施形態は、前述した実施形態と重複する内容は省略するかまたは簡略に記述し、相違点を中心に記述することにする。
【0044】
より詳細には、図1および図2を参照すると、フォールディングセル100は、単位セル110および分離フィルム120を含むことができる。単位セル110は、少なくとも1つの電極113および少なくとも1つのセパレータ114をそれぞれ含むことができる。単位セル110は、充放電が可能な発電素子であり、少なくとも1つの電極113と少なくとも1つのセパレータ114が結集して交互に積層された構造を形成することができる。
【0045】
電極113は、正極111および負極112を含むことができる。そして、セパレータ114は、正極111と負極112を分離して電気的に絶縁させる。分離フィルム120は、複数の単位セル110の間に位置するようにフォールディングしていてもよい。
【0046】
単位セル110は、電極113の端部に備えられた電極タブ130をさらに含むことができる。この際、電極タブ130は、電極113の上部に備えられることができる。ここで、電極113の上部は、フォールディングセル100のフォールディング軸方向と平行な方向に対してフォールディングセル100の上部側であってもよい。この際、図1を参照すると、フォールディングセル100のフォールディング軸方向は、Y軸方向であってもよい。一方、本発明の二次電池において、電極タブ130が電極113の上部に備えられるものに必ずしも限定されるものではなく、例えば、電極タブ130は、電極113の両側部である上部側と下部側にそれぞれ備えられてもよいことはいうまでもない。
【0047】
電極タブ130は、正極の端部に備えられた正極タブ131と、負極112の端部に備えられた負極タブ132と、を含むことができる。ここで、例えば、正極タブ131は、正極111の上部に備えられ、負極タブ132は、負極112の上部に備えられることができる。
【0048】
一方、フォールディングセル100は、一側部が電極タブ130と連結され、他側部が電池ケース200の外部に突出して外部端子と接続される電極リード140をさらに含むことができる。電極リード140は、正極タブ131と連結された正極リード141と、負極タブ132と連結された負極リード142と、を含むことができる。
【0049】
電池ケース200は、フォールディングセル100および電解液が収容される収容部210が内部に形成されることができる。ここで、電池ケース200は、フレキシブル(Flexile)材質のパウチ型電池ケースからなることができる。この際、電池ケース200は、例えば、アルミニウムシートと、アルミニウムシートの両面に備えられた樹脂層と、を含むことができる。
【0050】
図3を参照すると、加圧テープ300は、フォールディングセル100に付着されることができる。この際、加圧テープ300は、電池ケースの外面が加圧される際に、フォールディングセル100の端部が加圧されるようにフォールディングセル100の端部に付着されることができる。
【0051】
また、加圧テープ300は、放熱材質を含み、フォールディングセル100の端部に位置した電極タブ130の発熱時、フォールディングセル100の端部の熱を放熱し、セパレータを含むフォールディングセル100の損傷を防止することができる。
【0052】
そして、加圧テープ300は、基材と、基材の一面に備えられた接着層と、を含むことができる。ここで、基材は、高分子樹脂フィルムからなることができる。この際、基材は、例えば、ポリプロピレン(polypropylene)、ポリエチレン(polyethylene)、ポリイミド(Polyimide)、およびポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)のうちいずれか1つの材質を含むことができる。特に、ポリイミド(Polyimide)およびポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)は、放熱機能にかなり優れた材質である。
【0053】
また、加圧テープ300は、分離フィルム120の最外面に付着されることができる。さらに、加圧テープ300は、フォールディングセル100における電極タブ130が位置した端部に付着されることができる。ここで、加圧テープ300は、第1実施例として、フォールディングセル100における電極タブ130が位置した上部に加圧テープ300を付着することができる。この際、加圧テープ300は、フォールディングセル100の下部にさらに付着されることができる。
【0054】
より具体的に、図3を参照すると、加圧テープ300は、第1実施例として、フォールディングセル100のフォールディング軸に対して垂直方向にフォールディングセル100の前面または後面のうち少なくともいずれか1つ以上の面に付着されることができる。ここで、加圧テープ300は、具体的な第1実施例として、フォールディングセル100のフォールディング軸に対して垂直方向にフォールディングセル100の前面および後面に付着されることができる。この際、図3を参照すると、フォールディング軸方向はY軸方向であり、フォールディング軸の垂直方向はZ軸方向にあってもよい。ここで、加圧テープ300の厚さt1は10~300μmであることができる。これにより、加圧テープ300の厚さt1が、10μm以上であることで、電池ケース200の外面を加圧する際に、加圧テープ300を介して、フォールディングセル100における端部部分にさらに強い加圧力が加えられるようにすることができ、300μm以下であることで、過度な空間を占めず、過度な加圧力によりフォールディングセル100の外面に位置したセパレータが損傷しない。
【0055】
そして、加圧テープのフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL1は5~300mmであることができる。これにより、加圧テープ300の長さL1が、5mm以上であることで、電池ケース200の外面を加圧する際に、加圧テープ300を介して、電解液に溜まり得るフォールディングセル100における端部部分に効果的に加圧力が加えられるようにすることができ、300mm以下であることで、過度な空間を占めず、電解液に溜まり得るフォールディングセル100部分から過度に外れて、電解液をフォールディングセル100の外部に押し出す効果が減少するのを防止することができる。
【0056】
一方、図6を参照すると、加圧テープ300’は、第2実施例として、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の端部を取り囲んで付着されることができる。ここで、加圧テープ300’は、具体的な第2実施例として、加圧テープ300’をフォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着するが、フォールディングセル100のフォールディング方向にフォールディングセル100を取り囲んで付着されることができる。この際、フォールディングセル100の上部が加圧テープ300’を介して加圧されるように、加圧テープ300’のテンション(Tension)が維持されることができる。ここで、加圧テープ300’の厚さは1~300μmであることができる。これにより、加圧テープ300の厚さが、1μm以上であることで、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで加圧する加圧テープ300を介して、フォールディングセル100における端部部分に加圧力が加えられるようにすることができ、300μm以下であることで、過度な空間を占めず、過度な加圧力によりフォールディングセル100の外面に位置したセパレータが損傷しない。
【0057】
そして、加圧テープ300’のフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL2は0.5~300mmであることができる。これにより、加圧テープ300’の長さL2が、0.5mm以上であることで、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで加圧する加圧テープ300を介して、電解液に溜まり得るフォールディングセル100における端部部分に効果的に加圧力が加えられるようにすることができ、300mm以下であることで、過度な空間を占めず、電解液に溜まり得るフォールディングセル100部分から過度に外れて、電解液をフォールディングセル100の外部に押し出す効果が減少するのを防止することができる。
【0058】
そして、図7を参照すると、加圧テープ300’、300’’は、第3実施例として、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着され、フォールディングセル100の下部が加圧されるようにフォールディングセル100の下部を取り囲んで付着されることができる。この際、加圧テープ300’、300’’は、フォールディングセル100のフォールディング軸に対して垂直方向にフォールディングセル100の前面および後面、およびフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100の上部および下部を取り囲んで付着されることができる。ここで、加圧テープ300’、300’’の厚さは1~300μmに形成され、加圧テープ300’、300’’のフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL2、L3は0.5~300mmであることができる。
【0059】
そして、図8を参照すると、加圧テープ300’’’は、第4実施例として、フォールディングセル100の端部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着されることができる。ここで、加圧テープ300’’’は、具体的な第4実施例として、フォールディングセル100の上部が加圧されるようにフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着されるが、フォールディングセル100のフォールディング軸に対して垂直方向にフォールディングセル100の前面および後面、およびフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着されることができる。すなわち、加圧テープ300’’’は、第4実施例として、フォールディングセル100のフォールディング軸に対して垂直方向にフォールディングセル100の前面および後面に付着される第1部分P1と、フォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100の上部を取り囲んで付着される第2部分P2と、を含むことができる。ここで、加圧テープ300’’’の厚さは10~300μmであることができる。また、加圧テープ300’’’のフォールディングセル100のフォールディング軸方向にフォールディングセル100に付着された長さL4は5~300mmであることができる。すなわち、加圧テープ300’’’の第1部分P1のフォールディングセル100に付着された長さは5~300mmであることができる。
【0060】
以上、本発明を具体的な実施形態により詳しく説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのものであって、本発明はこれに限定されない。本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を有する者により多様な実施が可能であるといえる。
また、発明の具体的な保護範囲は、添付された特許請求の範囲により明らかになるであろう。
【符号の説明】
【0061】
10:上部ジグ
20:下部ジグ
30:加圧ジグ
100:フォールディングセル
110:単位セル
111:正極
112:負極
113:電極
114:セパレータ
120:分離フィルム
130:電極タブ
131:正極タブ
132:負極タブ
140:電極リード
141:正極リード
142:負極リード
200:電池ケース
210:収容部
300、300’、300’’、300’’’:加圧テープ
E:二次電池
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9