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特許7620280営業活動支援システム、営業活動支援方法及び営業活動支援プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-01-15
(45)【発行日】2025-01-23
(54)【発明の名称】営業活動支援システム、営業活動支援方法及び営業活動支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/00 20230101AFI20250116BHJP
【FI】
G06Q10/00
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2023202212
(22)【出願日】2023-11-29
【審査請求日】2023-11-29
(73)【特許権者】
【識別番号】523262008
【氏名又は名称】株式会社オープンコム
(74)【代理人】
【識別番号】110004163
【氏名又は名称】弁理士法人みなとみらい特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】真壁 勉
【審査官】上田 智志
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-153430(JP,A)
【文献】特開2016-024530(JP,A)
【文献】特開2021-149966(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
営業活動を支援する営業活動支援システムであって、
記憶部と、受付部と、検索部と、表示処理部と、を備え、
前記記憶部は、顧客情報及び一又は複数の既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報を記憶し、
前記受付部は、営業対象の顧客に対して営業活動を行う担当者の指定を受け付け、指定された担当者の利用者情報前記営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記検索部は、検索条件及び前記既知ウェブサイト情報に基づいて、インターネット上で既知のウェブサイトを除外した顧客のウェブサイト候補の検索を行い、顧客のウェブサイトの候補のウェブサイト情報を取得し、
前記表示処理部は、検索結果に基づいて、前記顧客のウェブサイトの候補リストを利用者端末に表示させ
前記受付部は、前記候補リストより選択された前記顧客のウェブサイトの指定を受け付け、指定されたウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を前記顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、選択された顧客のウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を前記既知ウェブサイト情報として前記記憶部に記憶する、
営業活動支援システム。
【請求項2】
前記検索部は、前記検索条件に基づいて定期的にインターネット上でウェブサイトの検索を行い、検索結果を定期的に取得し、
過去に取得した検索結果と新たに取得した検索結果に基づいて、新たなウェブサイトを発見すると、利用者端末に通知を行う、
請求項1に記載の営業活動支援システム。
【請求項3】
営業活動支援システムは、更に、監視部を備え、
前記ウェブサイト情報は、ウェブサイトに含まれるウェブページに関するウェブページ情報を一又は複数含み、
前記ウェブページ情報は、ウェブページにアクセスするためのアドレスを含み、
前記受付部は、監視対象のウェブページの指定を受け付け、
前記監視部は、前記ウェブページ情報及び、前記監視対象のウェブページの指定に基づいて、前記監視対象のウェブページよりウェブページの内容に関する内容情報を定期的に取得し、
前回取得した内容情報と新たに取得した内容情報に基づいて、ウェブページの内容の比較を行い、前回の監視から指定されたウェブページの更新があった場合は利用者端末に通知を行う、
請求項1に記載の営業活動支援システム。
【請求項4】
前記受付部は、複数のステップ情報を含む営業計画情報の登録を受け付け、前記営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記営業計画情報は、営業対象の顧客に対する一連の営業活動の計画に関する情報であって、
前記ステップ情報は、営業対象の顧客に対する一連の営業活動に含まれる個々の段階の活動に関する情報であって、顧客に対するコンタクト方法の種別に関するコンタクト種別情報を含む、
請求項1に記載の営業活動支援システム。
【請求項5】
前記受付部は、営業活動の計画に基づいて実施された、コンタクト種別ごとの顧客との個々のコンタクトに関するコンタクト情報を受け付け、それぞれの段階に関する前記ステップ情報と関連付けて前記記憶部に記憶する、
請求項4に記載の営業活動支援システム。
【請求項6】
前記受付部は、顧客へのコンタクトの方法の種別であるコンタクト種別を含む、顧客との個々のコンタクトに関するコンタクト情報を受け付け、コンタクト種別ごとに前記顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記コンタクト情報は、コンタクト種別ごとに対応するそれぞれ異なる内容の情報が登録され、
前記表示処理部は、前記コンタクト情報に基づいて、顧客ごとのコンタクト種別に対応するコンタクトの履歴を表示するコンタクト履歴表示画面を利用者端末に表示させる
請求項1に記載の営業活動支援システム。
【請求項7】
前記既知ウェブサイト情報は、それぞれの除外理由ごとに関連付けて前記記憶部に記憶され、
前記検索条件は、除外理由に関する条件を含み、
前記検索部は、前記検索条件に基づいて、インターネット上のウェブサイトより所定の除外理由に関するウェブサイトを除外した顧客のウェブサイトの候補を抽出する、
請求項1に記載の営業活動支援システム。
【請求項8】
コンピュータが実行する、営業活動を支援する営業活動支援方法であって、
受付工程と、検索工程と、表示処理工程と、を備え、
コンピュータは、顧客情報及び一又は複数の既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報を記憶部に記憶し、
前記受付工程は、営業対象の顧客に対して営業活動を行う担当者の指定を受け付け、指定された担当者の利用者情報前記営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記検索工程は、検索条件及び前記既知ウェブサイト情報に基づいて、インターネット上で既知のウェブサイトを除外した顧客のウェブサイト候補の検索を行い、顧客のウェブサイトの候補のウェブサイト情報を取得し、
前記表示処理工程は、検索結果に基づいて、前記顧客のウェブサイトの候補リストを利用者端末に表示させ
前記受付工程は、更に、前記候補リストより選択された前記顧客のウェブサイトの指定を受け付け、指定されたウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を前記顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、選択された顧客のウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を前記既知ウェブサイト情報として前記記憶部に記憶する、
営業活動支援方法。
【請求項9】
営業活動を支援する営業活動支援プログラムであって、
受付部と、検索部と、表示処理部と、としてコンピュータを機能させ、
コンピュータの記憶部は、顧客情報及び一又は複数の既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報を記憶し、
前記受付部は、営業対象の顧客に対して営業活動を行う担当者の指定を受け付け、指定された担当者の利用者情報前記営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記検索部は、検索条件及び前記既知ウェブサイト情報に基づいて、インターネット上で既知のウェブサイトを除外した顧客のウェブサイト候補の検索を行い、顧客のウェブサイトの候補のウェブサイト情報を取得し、
前記表示処理部は、検索結果に基づいて、前記顧客のウェブサイトの候補リストを利用者端末に表示させ
前記受付部は、更に、前記候補リストより選択された前記顧客のウェブサイトの指定を受け付け、指定されたウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を前記顧客情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、選択された顧客のウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を前記既知ウェブサイト情報として前記記憶部に記憶する、
営業活動支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、営業活動支援システム、営業活動支援方法及び営業活動支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
企業は、自身と関連する顧客に関する情報を蓄積し、蓄積した情報を利用して営業や取引等の他の企業と関連するビジネスを行っている。その際に利用されるシステムとして、企業が取引を行う顧客の情報を管理するためのCRM(Customer Relationship Management)システムや、企業の営業部門における情報を管理するためのSFA(Sales Force Automation)システムが知られている。
【0003】
特許文献1には、営業店が予約するセミナーへの顧客の予約情報や顧客の来店予約、顧客による会社ホームページの閲覧履歴やアンケートの回答結果等、顧客に関する情報は多種多様に存在するが、顧客の属性情報や顧客との折衝(コンタクト)履歴以外の情報も含む顧客に関する情報を一元管理するシステムに関して記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-204179
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
営業活動では、対象の顧客にコンタクトを行う前にその企業がどのような企業であるかなど情報を収集してコンタクトを取る。その際、企業のウェブページ等を閲覧して企業に関する情報を収集することが行われる。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、既にコンタクトを行った企業等に関する情報を登録、管理するためのシステムあり、まだコンタクトを取ったことがないなど、情報を収集したい企業に関しての情報を提供することができなかった。
【0007】
したがって、本発明は、これから営業活動を行う相手の企業等、新規の企業に関する情報を提供し、営業活動を支援する新規な技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、営業活動を支援する営業活動支援システムであって、
記憶部と、受付部と、検索部と、表示処理部と、を備え、
前記記憶部は、顧客情報及び一又は複数の既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報を記憶し、
前記受付部は、営業対象の顧客に対して営業活動を行う担当者の指定を受け付け、指定された担当者を営業対象の顧客情報と関連付けて記憶し、
前記検索部は、検索条件及び前記既知ウェブサイト情報に基づいて、既知のウェブサイトを除外した顧客のウェブサイト候補の検索を行い、顧客のウェブサイトの候補のウェブサイト情報を取得し、
前記表示処理部は、検索結果に基づいて、顧客のウェブサイトの候補リストを表示処理し、
前記受付部は、前記候補リストより選択された顧客のウェブサイトの指定を受け付け、指定されたウェブサイトに関する前記ウェブサイト情報を顧客情報と関連付けて記憶し、選択された顧客のウェブサイトに関する情報を既知ウェブサイト情報として記憶する。
【0009】
このような構成とすることで、営業活動の事前の情報収集の際に条件を満たす顧客のコーポレートサイトなどのウェブサイトの候補を容易に抽出し、情報を収集する時間を短縮することができる。更に、顧客のウェブサイトとして登録されたウェブサイトに関する情報は、顧客情報と既知ウェブサイト情報に登録されるため、顧客のウェブサイトを検索から除外するために操作を必要とせず、登録の際の間違いや見落としがなくなる。
【0010】
本発明の好ましい形態では、前記検索部は、前記検索条件に基づいて定期的にウェブサイトの検索を行い、検索結果を定期的に取得し、
過去に取得した検索結果と新たに取得した検索結果に基づいて、新たなウェブサイトを発見すると、通知を行う。
【0011】
このような構成とすることで、自身で定期的にウェブサイトを確認せずとも、条件を満たすウェブサイトが追加されると容易にその情報を取得することができる。
【0012】
本発明の好ましい形態では、営業活動支援システムは、更に、監視部を備え、
前記ウェブサイト情報は、ウェブサイトに含まれるウェブページに関するウェブページ情報を一又は複数含み、
前記ウェブページ情報は、ウェブページにアクセスするためのアドレスを含み、
前記受付部は、監視対象のウェブページの指定を受け付け、
前記監視部は、前記ウェブページ情報及び、ウェブページの指定に基づいて、指定された対象のウェブページよりウェブページの内容に関する内容情報を定期的に取得し、
前回取得した内容情報と新たに取得した内容情報に基づいて、ウェブページの内容の比較を行い、前回の監視から指定されたウェブページの更新があった場合は通知を行う。
【0013】
このような構成とすることで、指定されたウェブページが更新されるとその情報を取得し、営業活動に役立てることができる。
【0014】
本発明の好ましい形態では、前記受付部は、複数のステップ情報を含む営業計画情報の登録を受け付け、営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて記憶し、
前記営業計画情報は、営業対象の顧客に対する一連の営業活動の計画に関する情報であって、
前記ステップ情報は、営業対象の顧客に対する一連の営業活動に含まれる個々の段階の活動に関する情報であって、顧客に対するコンタクト方法の種別に関するコンタクト種別情報を含む。
【0015】
このような構成とすることで、営業活動に関してそれぞれの段階の計画に関する情報を顧客情報と関連付けて容易に管理することができる。
【0016】
本発明の好ましい形態では、前記受付部は、営業活動の計画に基づいて実施された、コンタクト種別ごとの顧客との個々のコンタクトに関するコンタクト情報を受け付け、それぞれの段階に関する前記ステップ情報と関連付けて記憶する。
【0017】
このような構成とすることで、営業活動で想定される複数のコンタクト種別ごとに適した情報を登録、管理し、更にコンタクト情報を営業計画情報と関連付けることでその計画の段階ごとの実施状況についても管理することができる。
【0018】
本発明の好ましい形態では、前記受付部は、顧客へのコンタクトの方法の種別であるコンタクト種別を含む、顧客との個々のコンタクトに関するコンタクト情報を受け付け、コンタクト種別ごとに顧客情報と関連付けて記憶し、
前記コンタクト情報は、コンタクト種別ごとに対応するそれぞれ異なる内容の情報が登録され、
前記表示処理部は、前記コンタクト情報に基づいて、顧客ごとのコンタクト種別に対応するコンタクトの履歴を表示するコンタクト履歴表示画面を表示処理する。
【0019】
このような構成とすることで、営業活動の履歴に関して、複数のコンタクトの方法ごとに適した情報をそれぞれ表示し、営業活動の履歴に関する情報を容易に提示することができる。
【0020】
本発明の好ましい形態では、前記既知ウェブサイト情報は、それぞれの除外理由ごとに関連付けて記憶され、
前記検索条件は、除外理由に関する条件を含み、
前記検索部は、前記検索条件に基づいて、所定の除外理由に関するウェブサイトを除外した顧客のウェブサイトの候補を抽出する。
【0021】
このような構成とすることで、顧客のウェブサイトのみを除外する等、指定した除外理由に基づいて指定されたウェブサイトのみを除外したウェブサイトの候補を抽出することができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明は、新規の企業に関する情報を提供し、営業活動を支援する新規な技術を提供する新たな技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】システム全体の構成を示すブロック図
図2】システムのハードウェア構成図
図3】データ構成の例
図4】データ構成の例
図5】処理の流れを示すフローチャート
図6】画面表示例
図7】画面表示例
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されるが、本発明は、異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。本実施形態では、営業活動支援装置の構成及び動作などについて説明するが、装置などによって実施される方法、コンピュータプログラムなどによっても同様の作用効果を奏することができる。以下で説明する本実施形態にかかる一連の処理は、コンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD-ROMやフレキシブルディスクなどの非一過性コンピュータ可読記録媒体、更には通信回線を経て提供可能である。
【0025】
以下、説明する実施例において、営業活動支援システムは、企業の営業部門の担当者である当該システムの利用者が顧客に関する情報を管理するために利用されるが、その他の企業の部門の担当者が利用者として自身の顧客に関する情報を管理するために利用されてもよい。
【0026】
また、ウェブサイトとは、同一のドメインを有する複数のウェブページから構成されるウェブページの集合である。本実施形態では、コーポレートサイト及びコーポレートサイトを構成するウェブページの調査や更新の監視を行い、取得した情報を営業活動のために利用する際の例について説明を行う。
【0027】
<システム構成>
図1は、一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、営業活動支援システム0は、営業活動支援装置1と、利用者端末2と、電話機3と、を備え、各構成部はネットワークNWを介して接続されている。
【0028】
図1に示す営業活動支援装置1は、サーバ装置等の情報処理装置により構成され、後述する機能構成を実現可能に構成される。営業活動支援装置1は、複数のサーバ装置により構成されていてもよい。また、営業活動支援装置1に含まれる機能構成は、その一部が利用者端末2など、営業活動支援装置1とネットワークNWを介して通信可能に構成された他の情報処理装置で実現されていてもよい。
【0029】
利用者端末2は、企業の営業部門の担当者等の当該システムの利用者が操作するパーソナルコンピュータや、スマートフォン、タブレット端末等の端末装置であって、利用者による各種情報の入力を受け付け、営業活動支援装置1に送信する処理や営業活動支援装置1より取得した情報に基づいて画面を表示する処理等を行う。なお、図1において、利用者端末2は、複数図示されるが、一つ又は複数の何れであってもよい。本実施形態において、利用者端末2は、当該システムに登録し、アカウントを作成した営業担当者等の利用者によって操作される。また、利用者端末2は、後述する電話機3としての機能を備えていてもよい。
【0030】
電話機3は、当該システムの利用者の所属する企業において配置されるビジネスフォン等の電話機である。本実施形態において、電話機3は、顧客よりかかってきた電話又は利用者がかけた電話に関して、電話番号や受信日時(又は送信日時)、電話における会話の音声データ(録音データ)、相手の電話番号、受電日時又は送信日時を含む通話履歴を営業活動支援装置1及び利用者端末2を含むネットワークNWを介して通信可能に構成された情報処理装置に送信する。
【0031】
<ハードウェア構成>
図2は、ハードウェア構成図である。図2(a)に示すように、営業活動支援装置1は、処理部101、記憶部102、及び通信部103を有し、各部及び各工程の作用発揮に用いられる。また、図2(b)に示すように、利用者端末2は、処理部201、記憶部202、通信部203、入力部204、及び出力部205を有し、各部及び各工程の作用発揮に用いられる。
【0032】
営業活動支援装置1としては、汎用のサーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置を1又は複数利用することができる。また、営業活動支援装置1は、後述する機能構成を備えているが、営業活動支援装置1の備えた機能構成の一部が、営業活動支援装置1と通信可能に構成された別の装置に配置されてもよい。
【0033】
処理部101及び処理部201は、命令セットを実行可能なCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを有し、OS(Operating System)並びに、営業活動支援プログラム(営業活動支援装置1の場合)、営業活動支援装置利用プログラム又はブラウザアプリケーション(利用者端末2の場合)などの営業活動支援装置1を利用するためのプログラムを実行する。
【0034】
記憶部102及び記憶部202は、命令セットを記憶可能なRAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリ、OSなどを記録可能な、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記録媒体を有する。営業活動支援装置1の記憶部102は、営業活動支援プログラムを記憶する。利用者端末2の、記憶部202は、営業活動支援装置利用プログラムやブラウザアプリケーションなどの営業活動支援装置1を利用するためのプログラムを記憶する。また、営業活動支援装置1において、後述する機能構成の実現のため利用されるデータが複数の情報処理装置に記憶される等、記憶部102は、複数の情報処理装置により構成されていてもよい。
【0035】
通信部103及び通信部203は、ネットワークNWに接続するためのインタフェースを有し、ネットワークNWとの通信制御を実行して、営業活動支援装置1や利用者端末2などの他の情報処理装置との通信を行う。
【0036】
入力部204は、タッチパネルやキーボードなどの入力処理が可能な操作入力デバイス、マイクなどの音声入力が可能な音声入力デバイスなどを有する。出力部205は、ディスプレイなどの表示処理が可能な表示デバイス、スピーカなどの音声出力デバイスを有する。
<データ構成>
【0037】
図3及び図4において、営業活動支援装置1の記憶部102に記憶され、後述する機能構成の実現のため利用されるデータのデータ構成の例を示す。
【0038】
図3において、記憶部102が記憶する顧客情報及び顧客のウェブサイトとして登録されたウェブサイト情報の例を示す。顧客情報は、顧客に関する情報であって、一意な識別情報(顧客ID)によって識別される。本実施形態において、顧客情報は、顧客の法人名、法人格、業種、郵便番号、住所、代表者の氏名(代表名)、資本金、従業員数、電話番号、ウェブページの調査状況を含む。また、顧客情報は、顧客に関する情報であればどのような情報であってもよい。また、本実施形態において、顧客情報は、それぞれのウェブページに関して監視部14による更新の監視が最後に行われた日時に関する最終更新チェック日を含む。最終更新チェック日は、それぞれのウェブページのウェブページ情報と関連付けて記憶される。また、本実施形態において、顧客情報は、利用者ID等の一意な識別情報によって、その顧客を担当する担当者の利用者情報と関連付けて記憶される。
【0039】
更に、記憶部102は、当該システムを利用して営業活動を行う利用者に関する利用者情報を記憶する。利用者情報は、アカウントの登録を行い、当該システムを営業活動に利用する利用者に関する情報であって、利用者を識別するための一意な識別情報(利用者ID)、利用者のメールアドレス、電話番号等の連絡先などを含む。利用者情報は、利用者を識別するための一意なIDにより顧客情報や一連の営業活動の計画に関する営業計画情報等と関連付けられる。
【0040】
また、記憶部102は、顧客情報と関連付けて、顧客側の担当者に関して、担当者名やメールアドレス、携帯電話の電話番号等の情報を記憶していてもよい。
【0041】
本明細書において、顧客のコーポレートサイトとして特定されるなど、顧客のウェブサイトとして登録されたウェブサイトに関するウェブサイト情報を顧客ウェブサイト情報、顧客ウェブサイト情報を含む既知のウェブサイトに関するウェブサイト情報を既知ウェブサイト情報とする。顧客ウェブサイト情報及び既知ウェブサイト情報は後述するウェブサイト情報と同様の構成を備えるデータである。
【0042】
ウェブサイト情報は、顧客のコーポレートサイト等、ネットワークを介して取得したウェブサイトに関する情報である。ウェブサイト情報は、そのウェブサイト特有のドメインに関するドメイン情報と、ウェブサイトに含まれる個々のウェブページに関するウェブページ情報を含む。コーポレートサイトのようなウェブサイトは、複数のウェブページにより構成される。また、ドメイン情報は、そのウェブサイト特有のドメインに関する情報であって、本実施形態では、顧客の企業のウェブサイト(コーポレートサイト)内のいずれのページでも利用されている、企業独自のドメインの文字列であって、本実施形態ではURL(Uniform Resource Locator)である。
【0043】
ウェブページ情報は、サイトを構成する個々のウェブページに関する情報であって、そのウェブページを識別し、アクセスするためのアドレスを含む。アドレスは、ウェブページの所在を特定し、そのウェブページにアクセスすることを可能とする情報であって、本実施形態ではURLであるが、ウェブページへのアクセスを可能とする、ウェブページの所在を示す情報であればどのような情報であってもよい。
【0044】
本実施形態において、ウェブサイト情報は、会社概要ページ及び組織図ページ等の企業のウェブサイトに含まれる複数のウェブページに関する情報を含むが、サービス紹介のウェブページなど、その他のウェブページに関する情報を含んでいてもよい。
【0045】
また、記憶部102は、監視部14により定期的に取得される、顧客のウェブサイトに含まれる特定のウェブページの内容に関する内容情報をそれぞれのウェブページに関するウェブページ情報と関連付けて記憶する。内容情報は、ウェブページより取得されたそのウェブページの内容に関する情報であって、本実施形態では、HTML(Hyper Text Markup Language)等の言語によって記述されるウェブページを構成するためのコードである。また、内容情報は、顧客のウェブサイトに含まれる特定のウェブページの内容に関する情報であればどのような情報であってもよく、例えば、顧客のウェブページ上に表示されている会社説明などのテキストや画像等であってもよい。また、内容情報は、定期的に取得され、その取得した日時に関する情報(更新チェック日時)と関連付けて記憶部102に記憶される。本実施形態において、会社概要ページや、組織図ページなど、顧客のウェブページを構成する複数のウェブページに関して内容情報が取得され、そのウェブページに関するウェブページ情報と関連付けて記憶される。また、内容情報は、その内容情報を取得した日時に関する更新チェック日時と関連付けて記憶される。
【0046】
更に、記憶部102は、既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報を記憶する。既知ウェブサイト情報は、既知のウェブサイトに関して、そのウェブサイトを特定するためのアドレス及びドメイン情報を含む。
【0047】
図4(a)において、営業活動において事前に登録される営業計画情報の例を示す。営業計画情報は、一連の営業活動(案件)の計画に関する情報であって、一連の営業活動に含まれるそれぞれのステップごとの計画に関するステップ情報を一又は複数含む。
【0048】
営業計画とは、一連の営業活動の計画である。営業計画情報は、営業活動の一連の計画(営業計画)に関する情報であって、一連の営業活動のそれぞれの段階に関するステップ情報を含む。また、本実施形態において、営業計画情報は、その計画における営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて記憶される。営業計画情報は、一又は複数の営業対象の顧客の顧客情報と顧客ID等の識別情報により関連付けて記憶部102に記憶される。また、それぞれのステップ情報も営業対象の顧客情報と関連付けて記憶されていてもよい。
【0049】
また、図4(a)において図示されないが、営業計画情報は、営業活動のそれぞれのステップごとの計画に関するステップ情報を含む。ステップ情報は、それぞれの段階ごとの計画に関する情報であって、コンタクト種別、そのステップにかかる期間(本実施形態では待機日数)及びそのステップの実施状態に関するステータスを含む。また、ステップ情報は、営業計画情報に含まれる計画開始日及びステップに係る期間に基づいて特定されるステップごとの営業活動の開始日及び終了日が含まれていてもよい。ステップ情報は、その計画を実施することで行われた顧客とのコンタクトに関するコンタクト情報と関連付けて記憶される。本実施形態において、ステップ情報は、一意な識別情報(ステップID等)によってコンタクト情報及び営業計画情報と関連付けて記憶される。また、ステップ情報は、本実施形態では待機時間を含むが、一つの段階に対してかかることが想定される時間に関する情報(実施期間)等、次のステップまでの期間であれば、どのような期間に関する情報を含んでいてもよい。また、ステップ情報は、そのステップの計画を実施する等、ステップごとの担当者に関する情報を含んでいてもよい。
【0050】
図4(b)から(e)において、記憶部に記憶されるそれぞれのコンタクト方法ごとのコンタクト情報の例を示す。コンタクト情報は、顧客とのコンタクトに関する情報であって、コンタクトを行った日時及びコンタクトへの対応者等を含み、それぞれのコンタクト方法の種別(コンタクト種別)ごとに記憶部102に記憶される。また、コンタクト種別が何れであっても、コンタクト情報は、顧客を特定するための一意な識別情報(顧客ID)等によって顧客情報と関連付けて記憶部102に記憶される。
【0051】
本実施形態において、コンタクト方法の種別は、電話、訪問、手紙又は資料等の書面の郵送、FAX(ファクシミリ)による資料等の送付である。また、いずれのコンタクト種別であっても、コンタクト情報は、利用者が入力したメモ等と関連付けて記憶されていてもよい。本実施形態において、コンタクト情報は、コンタクト種別ごとに一意な識別情報(コンタクトID)によって管理される。
【0052】
一連の営業活動の計画(営業計画)を実施することで行われた顧客とのコンタクトに関するコンタクト情報は、その計画に対応するステップ情報と関連付けて記憶されるが、計画にない顧客とのコンタクトに関するコンタクト情報は、ステップ情報と関連付けて記憶されていなくてもよい。また、コンタクト情報は、利用者ID等の識別情報によってコンタクトへの対応を行った対応者(例えば、顧客からの電話に対応した者など)の利用者情報と関連付けられていてもよい。また、図4において図示されないが、コンタクト情報は、そのコンタクトが担当者側からによるものなのかもしくは顧客側からのものかというコンタクトの方向に関する情報を含む。
【0053】
図4(b)において、コンタクト種別が電話であるコンタクト情報の例を示す。コンタクト種別が電話であるコンタクト情報は、コンタクトを行った顧客の電話番号と受信日時を含む。図4(b)には図示されないが、本実施形態において、コンタクト種別が電話であるときのコンタクト情報は、電話における会話の録音データを含む。本実施形態において、受付部11は、電話機3より送信される相手の電話番号や受信(送信)日時を含む通話履歴を受け付け、コンタクト種別が電話であるコンタクト情報として登録する。また、本実施形態において、受付部11は、電話機3より電話の相手の電話番号を含む通話履歴を受け付けると、受け付けた電話番号に基づいて、登録されている顧客情報から顧客を特定し、その顧客の顧客IDによりコンタクト情報と顧客情報を関連付けて記憶部102に記憶する。
【0054】
図4(c)において、コンタクト種別が訪問であるコンタクト情報の例を示す。コンタクト種別が訪問であるコンタクト情報は、訪問日を含む。本実施形態において、コンタクト種別が訪問であるコンタクト情報は、利用者端末2において利用者により入力されたものであって、受付部11が受け付けて記憶する。
【0055】
図4(d)において、コンタクト種別が郵送であるコンタクト情報の例を示す。コンタクト種別が郵送であるコンタクト情報は、書面を郵送した発送日を含む。また、図4(d)には図示されないが、コンタクト種別が郵送のコンタクト情報は、顧客へ郵送した書面の画像データを含む。本実施形態において、コンタクト種別が郵送であるコンタクト情報は、利用者端末2において利用者に入力されたものであって、受付部11が受け付けて、記憶する。
【0056】
図4(e)において、コンタクト種別がFAXであるコンタクト情報の例を示す。コンタクト種別がFAXであるコンタクト情報は、FAXの送信日を含む。また、図4(e)には図示されないが、コンタクト種別がFAXであるコンタクト情報は、顧客へFAXで送信した資料等の画像データを含む。コンタクト種別がFAXであるコンタクト情報は、電話機3より取得したものと、利用者端末2において利用者に入力され、受付部11が受け付けたものの何れか又は両方であってもよい。
<機能構成>
【0057】
図1に示すように、営業活動支援装置1は、各種情報を受け付ける受付部11と、表示処理を行う表示処理部12と、検索条件に基づいて検索を行う検索部13と、ウェブページの監視を行う監視部14と、を備える。
【0058】
受付部11は、利用者端末2において利用者により入力される顧客情報や検索条件、担当者の指定や顧客のウェブページの選択等の各種情報を受け付ける。受付部11は、営業活動の対象である顧客に関してその顧客への営業活動を担当する担当者の指定を受けつけ、その担当者の利用者情報を顧客情報と関連付けて記憶する。
【0059】
また、受付部11は、候補リストに示される候補よりウェブサイト(又はウェブページ)の選択を受け付けると、そのウェブサイト(又はウェブページ)に関するウェブサイト情報を顧客情報と関連付け、顧客ウェブサイト情報として登録を行う。
【0060】
表示処理部12は、顧客情報やウェブサイト情報等の必要な各種情報に基づいて画面の表示処理を行う。
【0061】
表示処理部12は、顧客の指定及び顧客情報に基づいて、顧客に関する情報を表示する顧客情報表示画面を表示処理する。また、表示処理部12は、利用者情報に紐づいた顧客情報や営業計画情報(案件情報)に基づいて、利用者ごとの担当顧客や担当する案件を一覧表示する担当顧客リスト及び担当案件リストの何れかを表示処理してもよい。
【0062】
検索部13は、検索条件に基づいて、ウェブサイト(又はウェブページ)の検索を行う。本実施形態において、検索部13は、法人名や住所等の所定のキーワード又はそれに類似する文言を含むことを検索条件として検索を行う。また、本実施形態において、検索部13は、ウェブサイト(又はウェブページ)の検索を行う顧客が指定されると、指定された顧客の顧客情報を参照し、顧客情報に含まれる法人名及び住所を検索条件としてウェブ上のウェブサイトの検索を行う。また、本実施形態において、検索部13は、顧客情報に含まれる顧客の情報及び/又は利用者端末2において入力された検索キーワードを検索条件として検索を行い、条件を満たすウェブサイト(又はウェブページ)を抽出する。検索部13は、利用者端末2を関して利用者により入力されたキーワード等に基づいて検索条件を生成し、その条件を満たすウェブサイト(又はウェブページ)を候補として抽出してもよい。
【0063】
更に、検索部13は、既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報に基づいて、既知ウェブサイト情報に登録される既知のウェブサイト(又はウェブページ)を、検索条件を満たすウェブサイト(又はウェブページ)より除外した顧客のウェブサイトの候補を抽出する。このように、検索部13は、検索条件を満たし、かつ、既知ウェブサイト情報に登録されていないウェブサイト(又はウェブページ)を顧客のウェブサイト(又はウェブページ)の候補として抽出する。
【0064】
既知ウェブサイト情報は、顧客のウェブサイトを含む既知のウェブサイトに関するウェブサイト情報であって、本実施形態では、顧客のウェブサイトとして登録されたウェブサイト(コーポレートサイト等)に関する顧客ウェブサイト情報を含む。また、本実施形態において、既知ウェブサイト情報は、求人サイト等の企業の説明を行っているものの、企業説明を行うようなコーポレートサイトではないとして登録されたウェブサイトに関するウェブサイト情報(ウェブサイト情報)を含む。
【0065】
また、既知のウェブサイトに関するウェブサイト情報は、それぞれの除外理由と関連付けて記憶される。除外理由とは、例えば、顧客のウェブサイトとして登録済みであることや、コーポレートサイトではないと登録済みのサイトであるなど、候補からそのウェブサイト(又はウェブページ)を除外する際の理由に関する情報である。検索部13は、利用者による指定及び除外理由に基づいて、例えば、顧客のウェブサイトとして登録されたウェブサイトのみを除外する等、除外理由ごとにウェブサイトを除外して顧客のウェブサイト(ウェブページ)の候補を抽出する検索を行うことができる。本実施形態において、受付部11は、企業の説明を行っている求人サイト等、企業のウェブサイト(コーポレートサイト)ではないと判明したウェブサイトに関してURL又はドメイン(そのサイト特有のURLの文字列)を含むウェブサイト情報を受け付けて、既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報として記憶部102に記憶する。
【0066】
本実施形態において、検索部13は、既知のウェブサイトとして登録されたウェブサイトのドメイン(特有の文字列)や、特定のURLを一部又は全部に含むURLを有するウェブページを除外することで、既知のウェブサイトを除外した顧客のウェブサイト(又はウェブページ)の候補を抽出する。また、本実施形態において、検索部13は、顧客情報と関連付けて記憶されているウェブサイト情報である顧客ウェブサイト情報を既知ウェブサイト情報として利用して既知のウェブサイトを除外する処理を行う。
【0067】
検索部13は、顧客のウェブサイトの検索の際に、特有のドメインなどを抽出することで顧客のウェブサイト自体を特定するための候補を抽出する処理を行ってもよいし、また、顧客のウェブサイトに含まれる特定のページ(例えば、会社概要ページなど)の候補を抽出する処理を行ってもよい。また、検索部13は、顧客のウェブサイトに含まれる特定のウェブページの候補の抽出を行う際において、例えば、検索の対象が会社概要であるとき、「会社概要」という文言が含まれることを検索条件として検索を行うなど、候補を抽出する対象のウェブページの用途に基づいて、検索条件を設定し、候補の抽出を行ってもよい。
【0068】
検索部13は、入力された検索条件及び/又は検索結果を検索履歴として記憶部102に記憶する。本実施形態において、検索部13は、記憶した過去の検索条件に基づいて、定期的に検索を行い、取得した検索結果を記憶する。検索部13は、過去の検索結果と新たに取得した検索結果に基づいて前回の検索から新たなウェブサイト(又はウェブページ)を発見すると通知を行う。
【0069】
利用者端末2において、顧客ウェブサイト情報が登録された顧客のウェブサイトに含まれるウェブページより監視対象のウェブページ(例えば会社概要ページ等)が選択されると、監視部14は、指定されたウェブページに関するウェブページ情報に基づいて、監視対象のウェブページにアクセスすると、そのウェブページの内容に関する内容情報を取得し、監視対象のウェブページに関するウェブページ情報と関連付けて記憶部102に記憶する。監視部14は、新たに監視対象のウェブページより内容情報を取得すると、前回取得した内容情報及び新たに取得した内容情報に基づいてウェブページの内容の比較を行い、前回更新の監視を行ったときから更新があった場合には更新があった旨の通知(更新通知)を行う。本実施形態において、顧客のウェブページの更新通知は、表示処理部12により表示処理され、利用者端末2において表示される。監視部14は、一般的にウェブスクレイピングと呼ばれる技術を利用して、監視対象として指定されたウェブページの内容に関してテキストやコード等を内容情報として取得し、記憶部102に記憶する。
【0070】
更新監視の処理に関して、受付部11は、利用者端末2よりそのウェブサイトを監視対象とする顧客の指定を受け付けると、その顧客の顧客情報と関連付けられたウェブサイト情報に基づいて、指定された顧客のウェブサイト又はサイト内の何れかのウェブページを監視対象とする指定を監視部14に受け渡してもよい。その際、監視部14は、監視対象として指定された顧客のウェブサイト又はそのサイトに含まれるウェブページの更新の監視を行う。
【0071】
<顧客のウェブサイトの登録処理について>
営業活動を行う際に、担当者は、営業活動を行う対象の顧客の情報をウェブページ等から収集し、営業活動に利用する。以下、図5(a)を利用して顧客のウェブサイトに含まれるウェブページの候補より顧客のウェブページの登録を行う処理について説明を行う。
【0072】
検索部13は、検索条件に基づいて、条件を満たすウェブページの抽出を行い、更に、既知ウェブサイト情報に基づいて、他の顧客のウェブサイトとして登録されているウェブサイトなどの既知のウェブサイト及びウェブページを除外して、顧客のウェブページの候補の抽出を行う(S101)。本実施形態において、検索部13は、検索して抽出した候補のウェブページのウェブページ情報を取得し、記憶部102に記憶する(S102)。検索条件は、利用者端末2において利用者によって入力されたキーワード等の条件及び/又は対象の顧客の顧客情報(本実施形態では法人名や住所)に基づく条件のいずれであってもよい。表示処理部12は、検索結果に基づいて、図6(a)に示す図において表示されるような候補リストの表示処理を行う(S103)。候補リストを確認した利用者が、利用者端末2において、リストに含まれる複数の候補より特定のウェブページが顧客のウェブサイトに含まれるウェブページとして選択されると、そのウェブページのウェブページ情報を含むウェブサイト情報が顧客情報と関連付けて記憶される(S104)。受付部11は、顧客のウェブページの指定に基づいて、そのウェブサイトに関するウェブサイト情報を既知ウェブサイト情報として記憶する(S105)。
【0073】
図6(a)において、顧客のウェブページの候補を示す候補リストの画面表示例を示す。顧客情報表示画面W1は、顧客情報表示部W11と、候補リスト表示部W12と、を備える。顧客情報表示部W11は、顧客情報を表示する表示部であり、顧客情報を入力する入力画面表示としても利用される。候補リスト表示部W12は、検索部13による検索結果に基づいて表示処理される、指定された顧客のウェブページの候補のリストを表示する画面表示部である。
【0074】
図6(a)に示す例において、候補リスト表示部W12は、顧客のウェブサイトの候補に関して、それぞれの候補のウェブページの見出し及びそのウェブページのURLを表示するが、そのウェブページの一部又は全部が表示されていてもよい。また、本実施形態において、候補リスト表示部W12に表示されるそれぞれのウェブページの候補の表示部の左上部にそれぞれ表示される会社の形のアイコンが押下されることで、受付部11は、そのウェブページを顧客のウェブページとする指定を受け付け、指定されたウェブページのウェブページ情報を含むウェブサイト情報を、顧客ウェブサイト情報として対象の顧客の顧客情報と関連付けて記憶する。また、候補リスト上のウェブページのタイトルが押下されることで利用者によりウェブページが選択され、利用者の選択に基づいて、表示処理部12は、選択されたウェブページを表示処理する。
【0075】
<顧客のウェブページの更新監視について>
以下、顧客のウェブサイトに含まれる特定のウェブページの更新監視の処理について説明を行う。また、顧客のウェブサイトに含まれる複数のウェブページに対して、後述する更新監視処理が行われてもよい。
【0076】
利用者により顧客のウェブサイトのうち特定のウェブページの更新を監視することが設定されているとき、監視部14は、アドレスを含むウェブページ情報に基づいて、定期的に指定されたウェブページの内容情報を取得し、比較を行う。本実施形態において、監視部14は、利用者により更新を監視することを指定された顧客のウェブページの更新の監視を行うが、当該システムに登録されたすべての顧客のウェブページの更新の監視を行ってもよい。監視部14は、監視対象のウェブページのウェブページ情報に基づいて、監視対象のウェブページにアクセスし、その内容に関する内容情報を定期的に取得する。本実施形態では、監視部14は、更新監視の対象のウェブページを構成するHTML等の言語で記載されるコードを定期的に取得し、取得した日時(更新チェック日時)と関連付けて記憶部102に記憶する処理を行う。本実施形態において、監視部14は、1日に1回、指定された時間に監視対象のウェブページの内容情報を取得し、更新がされていないかを確認する更新監視処理を行う。また、監視部14は、同様の処理を行い、顧客の指定に基づいて顧客のウェブサイトのページのうちの一又は複数の更新を監視してもよい。
【0077】
監視部14は、監視対象のウェブページより前回取得した内容情報及び新たに取得した内容情報に基づいて比較を行い、前回の監視の時点からウェブページの更新があったか否かを判定し、前回と今回とで監視対象のウェブページの内容が異なる、つまり、監視対象のウェブページの更新があった場合には通知を行う。本実施形態において、表示処理部12は、監視部14による通知に基づいて、利用者端末2に通知の内容を表示する通知画面を表示処理する。この通知画面を介して利用者端末2において更新内容を行うことが選択されると、図6(b)に示すような差分表示画面が表示処理される。
【0078】
また、本実施形態において表示処理部12は、以前に取得した内容情報及び新たに取得した内容情報に基づいて、更新された部分の更新前と更新後が比較できるような差分表示画面を表示処理するが、更新後の内容情報に基づいて更新された点を強調表示するような差分表示画面を表示処理してもよい。
【0079】
また、図6(b)において、監視部14による更新の通知を受けた利用者の利用者端末2において表示される差分表示画面の画面表示の例を示す。図6(b)に示す差分表示画面W2は、監視部14による通知を受けた利用者が更新内容の確認を行うことを選択した際に表示される画面である。受付部11が利用者の利用者端末2より更新内容の確認の要求を受け付けると、表示処理部12は、図6(b)に示すような、監視対象のウェブページの更新前と更新後を比較可能に表示する差分表示画面W2を表示処理する。本実施形態において、差分表示画面W2は、前回取得したウェブページの内容に関する内容情報及び新たに取得した内容情報に基づいて、ウェブサイトの内容(本実施形態ではテキスト)を更新前と更新後を異なる色で着色された文字で同時に表示することで、監視対象のウェブページの更新前と更新後を識別可能にして比較するための画面である。また、本実施形態において、差分表示画面W2は、更新により変更があった部分を抽出し、そのウェブページの更新前と更新後を比較可能に表示する。
【0080】
<営業計画の登録及びコンタクト情報の登録について>
営業活動では、顧客へ最初にコンタクトを取って自社のサービスをアピールし、ある程度時間が経ってから再度連絡をする等、一度のコンタクトでは完了せず、何度も顧客に対して段階的にアプローチを行う必要がある。その際、自社からコンタクトを行うか、もしくは、顧客側から問い合わせがあったか、また、顧客の事業内容や規模など、顧客の特性に対応した、異なるアプローチ方法で顧客へ営業活動を行っていく必要がある。以下、図5(b)を利用して、このような状況へ対応するための、顧客ごとに適した営業計画情報を登録し、営業計画情報及びコンタクト履歴を管理する営業活動支援装置1の処理について説明を行う。
【0081】
受付部11は、当該案件(又は顧客)を担当者として担当する利用者の指定を受け付ける(S111)。本実施形態において、受付部11は、営業対象である顧客に対する担当者の指定及び一連の営業活動(案件)に対する担当者の指定を受け付ける。また、受付部11は、一連の営業活動の担当を行う担当者の指定に加え、営業活動の対象となる顧客の指定を受け付け、営業計画情報により間接的に顧客情報と担当者の利用者情報を関連付けてもよい。受付部11は、利用者端末2において利用者により入力される、ステップ情報を含む営業計画情報を受け付け、指定された担当者の利用者情報と関連付けて記憶部102に記憶する(S112)。また、本実施形態において、受付部11は、担当者の指定を受け付けると、その案件(一連の営業活動)に関する営業計画情報又は営業対象の顧客の顧客情報と関連付けて記憶部102に記憶する。
【0082】
担当者によって顧客への営業活動が進められると、受付部11は、顧客へと行ったコンタクトの履歴に関するコンタクト情報を受け付け、記憶部102に記憶する。本実施形態において、受付部11は、利用者端末2において入力された手紙等の郵送の履歴やコンタクトの履歴又は電話機3において行われた通話の履歴などのコンタクトの履歴(コンタクト情報)を受け付け、記憶部102に記憶する。営業計画が実施されたことによる顧客へのコンタクトが行われると、受付部11は、そのコンタクト情報を受け付け、実施された計画に関するステップ情報と関連付けて記憶部102に記憶する。また、受付部11が利用者端末2より顧客情報の表示の要求など、画面の表示要求を受け付けると、表示処理部12は、顧客情報、営業計画情報、コンタクト情報のうち必要な情報に基づいて、画面を表示処理する。
【0083】
図7(a)において、営業計画の登録の際に表示される営業計画登録画面の画面表示の例を示す。図7(a)に示す営業計画登録画面W3は、営業計画に関して、一連の営業活動の計画に関する営業計画情報及び、それぞれの営業活動のステップごとにステップ情報の登録を受け付けるための画面である。
【0084】
営業計画登録画面W3は、ステップ情報を含む営業計画情報の入力を受け付けるための画面である。本実施形態において、営業計画登録画面W3は、営業計画情報に含まれる一連の営業活動の計画に関する情報として、計画の開始日と終了日、担当者の入力を受け付ける。
【0085】
更に、営業計画登録画面W3は、営業計画情報に含まれるステップ情報の入力を受け付ける。ステップ情報は、営業計画情報に含まれる一連の営業活動におけるそれぞれの段階における計画に関する情報である。本実施形態において、ステップ情報は、その段階における顧客へのコンタクト方法とその段階の営業活動を開始する時期に関する開始日を含む。営業計画情報は、一連の営業活動に関する情報であって、それぞれの段階に関してステップ情報を一又は複数含む。また、営業計画情報は、営業計画に含まれるそれぞれのステップに関するステップ情報の並びや依存関係などのステップ同士の関係に関する関係情報を含む。また、ステップ情報は、前後のステップや、このステップが完了したら次のステップを開始するなどの、ステップの進行の順番やステップ同士の依存関係等、ステップ同士の関係に関する情報(関係情報)を含んでいてもよい。図7(a)に示す営業計画登録画面W3では、上から順にステップ情報が登録され、上に表示される入力表示部で登録されたステップ情報が先に実施され、下に表示される入力表示部で登録されたステップ情報が後に実施されるよう、それぞれのステップの進行の順番に関する関係情報が登録される。
【0086】
受付部11は、顧客との電話の履歴や送付した手紙の履歴、訪問の履歴など、顧客とのコンタクトに関するコンタクト履歴を受け付け、記憶部102に記憶する。本実施形態において、表示処理部12は、コンタクト情報の入力の際にコンタクト種別ごとに適した内容のコンタクト情報を入力可能な画面表示を備えるコンタクト情報入力画面を表示処理する。また、受付部11が受け付けるコンタクト情報の内容は、図4(a)から(e)に示すようにコンタクト種別ごとに異なり、例えば、コンタクト種別が電話であるときは電話番号と受信日時である。
【0087】
また、本実施形態において、営業計画の登録の際に計画テンプレートより何れかのテンプレートを選択し、その計画テンプレートにおいて登録された営業計画をそのまま又は利用者の入力に基づいて内容を修正した計画を営業計画情報として登録することもできる。計画テンプレートは、事前に登録される営業計画情報のテンプレートであって、営業計画に関して、ステップの順番等のステップ同士の関係に関する情報(ステップ情報)とステップごとのコンタクト種別及び、それぞれのステップにかかる期間に関する情報を含む。本実施形態において、複数の計画テンプレートが記憶部102に記憶される。計画テンプレートが登録されることで、例えば、問い合わせをしてきた顧客に対しては、最初に電話をかけ、1週間後に再度電話をかけ、その後、資料を送付する等、よく実施するような一連の営業活動の計画が登録され、一度登録したテンプレートに従って、容易に営業計画情報を登録することができる。本実施形態において、受付部11は、計画テンプレートの選択を受け付け、指定された計画テンプレートを参照して営業計画を登録し、更に、計画テンプレートでは登録されていない計画開始日や担当者等に関する情報や、テンプレートの変更点に関する情報(ステップごとのコンタクト種別の変更やステップごとにかかる期間(待機日数等))を受け付け、営業計画情報として記憶する。
【0088】
図7(b)において、登録されたコンタクト履歴の一覧であるコンタクト履歴表示画面の画面表示の例を示す。コンタクト履歴表示画面W4は、図4(b)から(e)に示すコンタクト種別ごとのコンタクト情報に基づいて、コンタクト種別を問わず、特定の顧客とのコンタクトの履歴を一覧で表示する画面である。コンタクト履歴表示画面W4は、コンタクトの日時と、コンタクト種別、コンタクトへの対応者、営業計画として設定される計画名、担当者側からのコンタクトもしくは顧客側からのコンタクトかというコンタクトの方向に関するIN/OUTを表示する。図7(b)に示すコンタクト履歴表示画面W4は、特定の顧客とのコンタクトの履歴を一覧表示する画面であるが、特定の利用者のコンタクトの履歴の一覧を表示する画面や、コンタクト種別ごとのコンタクト情報に基づく、コンタクト種別ごとのコンタクトの履歴の一覧を表示する画面であってもよい。また、本実施形態において、コンタクト履歴表示画面W4は、特定の顧客とのコンタクトの履歴の一覧であって、図6(a)に示すような顧客情報表示部W11と同じ画面上で表示されることで顧客の情報とコンタクトの履歴を一目で確認可能に表示される。
【0089】
更に、表示処理部12は、登録された営業計画情報に基づいて、利用者が担当する営業計画に関する情報を表示する営業計画表示画面を表示処理する。営業計画表示画面は、営業計画を表示する画面であって、それぞれの計画ごとに営業対象となる顧客の顧客情報及び営業計画に含まれるそれぞれのステップに関するステップ情報を表示する画面である。本実施形態において、営業計画表示画面は、コンタクト種別が電話であれば、営業対象の法人名及び電話番号を表示し、コンタクト種別がFAXであれば、FAX番号を表示、コンタクト種別が郵送であれば、顧客の郵便番号及び住所を表示する等、コンタクト種別ごとに異なる内容の営業計画を実施するために利用される情報を表示処理する。更に、本実施形態において、営業計画表示画面は、営業活動に基づいて実施した顧客に対するコンタクトの履歴を受け付ける画面として利用される。
【0090】
<その他の実施形態>
更に、表示処理部12は、取得したコンタクト情報に基づいて、コンタクト履歴を表示するコンタクト履歴表示画面を表示処理する。
【0091】
本実施形態において、営業活動支援装置1は、更に、電話機3より取得した通話の音声データに基づいて、音声データをテキストデータに変換する変換部を備える。電話機3において行われた顧客との通話に関する音声データは、本実施形態において、記憶部102に記憶されるが、利用者端末2の記憶部202に記憶されていてもよい。変換部により変換された通話の音声データは、本実施形態において、顧客との通話の履歴であり、コンタクト情報として顧客情報と関連付けて記憶されるが、利用者の営業活動に関するメモとして利用者情報と関連付けて記憶されてもよい。
【0092】
また、営業活動支援装置1は、更に、送信部を備え、音声メモとして登録した利用者の営業活動に関するメモを日報として利用者の上長などの利用者端末2に送信する処理を行う。その際、利用者情報は、その利用者が属する部署や部門等のグループに関するグループ情報を含む。また、グループ情報共に、そのグループにおける役職に関する役職情報が関連付けて記憶され、送信部は、グループ情報及び役職情報に基づいて、同じグループに所属する上長等の他の利用者の利用者端末2に対して、音声メモとして取得した利用者の営業活動に関する日報を送信する。また、記憶部102は、その組織の構成に関する組織情報を記憶し、組織内の部門や部署等のグループに関する情報及びそれぞれのグループに属する利用者に関する情報を更に記憶し、組織情報を参照して日報の送信に関する処理を行ってもよい。また、本実施形態において、送信部は、音声データを変換することで取得したテキストデータをメールを介して上長等の他の利用者の利用者端末2に送信する。
【0093】
更に、営業活動支援装置1は、電話機3に電話がかかってきた際に利用者端末2に受電通知を送信し、通知する通知部を備えていてもよい。また、利用者端末2は、電話機3と通信可能に構成されるため、録音指示や電話の発信など、電話機3の操作が可能であってもよい。また、利用者端末2は、電話機3における着信の通知など、電話機3における情報が表示可能に構成されていてもよい。表示処理部12は、受電した電話の電話番号に基づいて相手の顧客を特定し、特定した顧客の顧客情報に基づいて電話の相手の顧客情報を表示処理してもよい。また、このとき、表示処理部12は、顧客情報に紐づいたコンタクト履歴に関して、コンタクト種別が電話であるコンタクト情報を含むコンタクト情報に基づいて、その顧客とのコンタクトの履歴を表示する画面を表示処理してもよい。
【符号の説明】
【0094】
0 営業活動支援システム
1 営業活動支援装置
2 利用者端末
3 電話機
NW ネットワーク
11 受付部
12 表示処理部
13 検索部
14 監視部
【要約】      (修正有)
【課題】新規の企業に関する情報を提供し、営業活動を支援する新規な技術を実現する営業活動支援システム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】営業活動を支援する営業活動支援システムであって、営業活動支援装置は、記憶部、受付部、検索部及び表示処理部を備え、記憶部は、顧客情報及び既知のウェブサイトに関する既知ウェブサイト情報を記憶し、受付部は、担当者の指定を受け付け、営業対象の顧客情報と関連付けて記憶し、検索部は、検索条件及び前記既知ウェブサイト情報に基づいて、既知のウェブサイトを除外した顧客のウェブサイトの候補のウェブサイト情報を取得し、表示処理部は、顧客のウェブサイトの候補リストを表示処理する。受付部はさらに、候補リストより顧客のウェブサイトの指定を受け付け、指定されたウェブサイトに関するウェブサイト情報を顧客情報と関連付けて記憶し、既知ウェブサイト情報として記憶する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7